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JP2006296987A - 注射針安全器具 - Google Patents

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JP2006296987A
JP2006296987A JP2005127140A JP2005127140A JP2006296987A JP 2006296987 A JP2006296987 A JP 2006296987A JP 2005127140 A JP2005127140 A JP 2005127140A JP 2005127140 A JP2005127140 A JP 2005127140A JP 2006296987 A JP2006296987 A JP 2006296987A
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JP
Japan
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needle
injection needle
cap
handle
protector
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JP2005127140A
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English (en)
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Satomi Wada
田 さ と み 和
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AWL KK
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AWL KK
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Publication date
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Abstract

【課題】注射器または翼状針による針刺し事故を防止し、使用済みの注射針を安全に廃棄できる簡単な構造の注射針安全器具を提供する。
【解決手段】安全器具の1つは、注射器の注射針を保護する筒状のキャップに装着され、キャップ外周部に嵌合する通孔が設けられたキャップホルダー部と先端が外側に湾曲した形状の取っ手とを有する付帯部品である。安全器具のもう1つは、取っ手が一体成形された注射針用のキャップである。安全器具のさらに他の1つは、柔軟性のあるパイプで構成され、前方に注射針が収納される針収納部と、中央に翼板の軸が留め置かれる係止部と、その上方に開口する挿入部と、輸液チューブが通されるハンドル部とを有するプロテクターである。
【選択図】図7

Description

本発明は、針刺し事故を防止し使用済みの注射針を安全に廃棄できる注射針安全器具に関する。
注射器または点滴や輸血時に使用される翼状針は、患者の体から抜き去った後、再度、キャップやプロテクターがかぶせられる。このキャップやプロテクテクターには各種のものがある。注射器の例では、針の部分に筒状のキャップがかぶせられる。(特許文献1参照)
翼状針の例では、針の根元を支点に回動するプロテクターが設けられ、プロテクターをヒンジで回動し、その開閉動作で針を露出させたり覆ったりする。(特許文献1参照)
注射器のキャップの例では、使用後に針をキャップに収納する場合、キャップを持った一方の手をめがけて針が移動するので、針刺し事故を起こす可能性が指摘される。また、翼状針のプロテクターの例では、プロテクターで針を覆うための動作に針の移動はないが、きわめて精密なヒンジ部品などを必要とする。
実開平5−51353号公報 特開2000−84079号公報
本発明の目的は、注射器または翼状針による針刺し事故を防止し、使用済みの注射針を安全に廃棄できる簡単な構造の注射針安全器具を提供することにある。
本発明による請求項1の注射針安全器具は、注射器の注射針を保護する筒状のキャップに装着される付帯部品であって、前記キャップの開口部側の外周部に嵌合する通孔が設けられたキャップホルダー部と、前記キャップホルダー部の開口部に設けられ、先端が外側に湾曲した取っ手とからなることを特徴とする。
本発明による請求項2の注射針安全器具は、注射器の注射針を保護する筒状のキャップであって、先端が外側に湾曲した取っ手が前記キャップの開口部に一体に成形されていることを特徴とする。
本発明による請求項3の注射針安全器具は、注射針と翼板と輸液チューブからなる翼状針用のプロテクターであって、前記輸液チューブの外径より大きな内径を有し、柔軟性のあるパイプで構成されとともに、前方に前記注射針が収納される針収納部と、中央に前記翼板の軸が留め置かれる係止部と、前記係止部の後端から上方に開口する挿入部と、後方に前記輸液チューブが通されるハンドル部とを有することを特徴とする。
請求項1の注射針安全器具によれば、既存の注射器に装着される筒状のキャップに、簡単に取り付けることのできる取っ手を付帯部品として設けたものである。これにより注射針が挿入されるキャップ開口部が、取っ手を持つ手から離されるので、誤って手を刺してしまう事故を防ぐことができる。
請求項2の注射針安全器具によれば、注射器の注射針に装着される筒状のキャップに、一体成形で取っ手を設けたものである。これにより注射針が挿入されるキャップ開口部が、取っ手を持つ手から離されるので、注射針の移動方向からずれて、誤って手を刺してしまう事故を防ぐことができる。
請求項3の注射針安全器具によれば、プロテクターのハンドル部を持って翼状針を挿入口に挿入する場合、挿入口がプロテクターを持つ手から離されるので、誤って手を刺してしまう事故を防ぐことができる。
以下、本発明の実施例を、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明による注射針のキャップに装着される付帯部品の斜視図である。注射器10は、注射針3を有し、注射針3には保護用のキャップ2がかぶせられる。付帯部品1は、キャップ2に装着される。付帯部品1は、通孔4が設けられたキャップホルダー部5と、キャップホルダー部5の開口部に設けられ、先端が外側に湾曲した形状の取っ手6からなる。通孔4は、キャップ2の開口部側の外周部に嵌合される。付帯部品1は、注射器10の製造工程で、あらかじめキャップ2の開口部側に矢印で示すように装着される。
図2は、注射針を付帯部品が装着されたキャップに収納する場合の斜視図である。一方の手で付帯部品1の取っ手6を持ち、他方の手で注射器10を矢印の方向に移動させ、注射針3をキャップ2の開口部に挿入する。そして、カチッと音がするまで取っ手6を引く。この状態で医療用廃棄物のかごに捨てるか、キャップ2がかぶせられた注射針3を注射器10から取り外して、別々の医療用廃棄物のかごに捨てるようにする。注射針3の進行方向に取っ手を握る手がないので、針刺し事故の危険性を低くすることができる。
図3は、取っ手が設けられた注射針のキャップの斜視図である。図3に示すように、キャップ2には取っ手6が一体成形されている。取っ手6はキャップ2の開口部に設けられ、その先端を外側に湾曲させて持ちやすいようにしている。使い方は、取っ手をキャップの付帯部品とした場合と同じで、取っ手6を持ち、他方の手で注射器10を矢印の方向に移動させて、注射針3をキャップ2の開口部に挿入する。そして、カチッと音がするまで取っ手6を引っ張る。注射針3の進行方向に取っ手を握る手がないので、針刺し事故の危険性を低くすることができる。
図4は、一般的な翼状針の斜視図である。翼状針7は、注射針3と、2枚の翼板8と、輸液チューブ9と、カテーテルとの連結部11とからなる。連結部の一端にはカバー12が冠せられる。カバー12はプルレバー13を引っ張り外すことができる。
図5は、本発明による翼状針用の筒状に形成されたプロテクターの図面である。図5(a)が正面図、図5(b)が平面図である。プロテクター15は、輸液チューブ9の外径より大きな内径を有する柔軟性のあるパイプで構成される。パイプは円筒または角筒のいずれでもよい。例として、円筒でその外径が5mm、内径が3mm、長さ80mmとすることができる。プロテクター15の前方には、注射針3が収納される針収納部16が、中央の両側面には、スリットで構成され、翼板8の軸が留め置かれる係止部17及び該係止部17の後端から上方に開口する挿入部18が、その後方には輸液チューブ9が通されるハンドル部19が設けられる。なお、プロテクター15の左端は、図5では開口しているが、注射針から漏れ出た液が飛散しないよう閉じられる構造としてもよい。
図6は、翼状針が取り出される手順を示すプロテクターの斜視図である。図6(a)は翼状針7がプロテクター15に収納された状態を示す。この状態は製品の出荷状態でもある。翼状針7の注射針3の部分は、プロテクター15の針収納部16に納められる。翼板8の軸の部分は、プロテクター15の係止部17にはめ込まれる。また、輸液チューブ9は、プロテクター15のハンドル部19の内部を通過させて、翼板8の後端に接続されている。図6(a)において、プロテクター15の針収納部16を一方の手で持ち、他方の手でハンドル部19を操作矢印20の方向に折り曲げると、図6(b)で示す状態となる。
図6(b)は、プロテクター15の挿入部18が上方から後方に開口されて、翼状針7を引き出せる状態を示す。一方の手で、針収納部16とハンドル部19の両方を持ち、他方の手で翼板8をつかんで操作矢印21の方向に引き出すと、図6(c)で示す状態となる。
図6(c)は、プロテクター15の針収納部16から、翼状針7の注射針3が引き出された状態を示す。プロテクター15は、輸液チューブ9に沿って連結部11(図4参照)付近まで引き下げられ、操作の邪魔にならないようにされる。2枚の翼板8は、垂直に折り曲げられ、親指と人差し指で押さえられて操作される。
図7は、廃棄される翼状針がプロテクターに収納される手順を示す斜視図である。図7(a)は、翼状針7がプロテクター15に収納されつつある状態を示す。一方の手で、ハンドル部19を持ち、他方の手で翼板8をつかんで操作矢印22の方向に注射針3を動かして、注射針3を挿入口18に挿入すると、図7(b)に示すような状態となる。
図7(b)は、注射針3が針収納部16に納められ、輸液チューブ9が引き出された状態を示す。次に、一方の手で、針収納部16を持ち、他方の手で輸液チューブ9をつかんで操作矢印23の方向に引き出すと、図7(c)で示す状態となる。この状態は、翼状針7を医療用廃棄物のかごに捨てることができる状態である。
図8は、本発明による翼状針用の凹形のプロテクターで、図8(a)が正面図、図8(b)が平面図、図8(c)が側面図である。凹形のプロテクター25は、2つの係止部を有する。係止部27が製品出荷時に翼状針7が留め置かれる箇所で、係止部28が廃棄時に翼状針7が留め置かれる箇所である。係止部28は、翼状針7がより抜けにくい構造としている。通孔29は、輸液チューブ9が通されるから、翼状針7を使用中に、プロテクター25を無くしてしまうことがない。使用済みの翼状針7は、中央の挿入部18に戴置するとともに、後方にスライドさせて係止部28に係止させる。注射針3を後進させるので、針刺し事故の危険性を低くすることができる。プロテクター25の左端は、図8(a)では開口しているが、注射針から漏れ出た液が飛散しないよう閉じられる構造としてもよい。
本発明は、針刺し事故を防止し使用済みの注射針を安全に廃棄できる注射針安全器具として好適である。
本発明による注射針のキャップに装着される付帯部品の斜視図である。(実施例1) 注射針を付帯部品が装着されたキャップに収納する場合の斜視図である。(実施例1) 取っ手が設けられた注射針のキャップの斜視図である。(実施例2) 一般的な翼状針の斜視図である。 翼状針用の筒状に形成されたプロテクターの図面であり、(a)が正面図、(b)が平面図である。(実施例3) 翼状針が取り出される手順を示す斜視図である。(a)は翼状針がプロテクターに収納された状態を示す。(b)はプロテクターの挿入部が上方から後方に開口されて翼状針を引き出せる状態を示す。(c)はプロテクターの針収納部から、翼状針の注射針が引き出された状態を示す。(実施例3) 廃棄される翼状針がプロテクターに収納される手順を示す斜視図である。(a)は翼状針がプロテクターに収納されつつある状態を示す。(b)は注射針が針収納部に納められ、輸液チューブが引き出された状態を示す。(c)は翼状針の廃棄可能状態を示す。(実施例3) 本発明による翼状針用の凹形プロテクターの図面で、(a)が正面図、(b)が平面図、(c)が側面図である。(実施例4)
符号の説明
1 付帯部品
2 キャップ
3 注射針
4 通孔
5 キャップホルダー部
6 取っ手
7 翼状針
8 翼板
9 輸液チューブ
10 注射器
11 連結部
12 カバー
13 プルレバー
15 プロテクター(筒状)
16 針収納部
17 係止部
18 挿入部
19 ハンドル部
20、21、22、23 操作方向
25 プロテクター(凹形)
27、28 係止部
29 通孔

Claims (3)

  1. 注射器の注射針を保護する筒状のキャップに装着される付帯部品であって、前記キャップの開口部側の外周部に嵌合する通孔が設けられたキャップホルダー部と、前記キャップホルダー部の開口部に設けられ、先端が外側に湾曲した取っ手とからなることを特徴とする注射針安全器具。
  2. 注射器の注射針を保護する筒状のキャップであって、先端が外側に湾曲した取っ手が前記キャップの開口部に一体に成形されていることを特徴とする注射針安全器具。
  3. 注射針と翼板と輸液チューブからなる翼状針用のプロテクターであって、前記輸液チューブの外径より大きな内径を有し、柔軟性のあるパイプで構成されとともに、前方に前記注射針が収納される針収納部と、中央に前記翼板の軸が留め置かれる係止部と、前記係止部の後端から上方に開口する挿入部と、後方に前記輸液チューブが通されるハンドル部とを有することを特徴とする注射針安全器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013135921A (ja) * 2007-07-12 2013-07-11 Star Syringe Ltd 針刺し防止装置
CN112048845A (zh) * 2020-09-08 2020-12-08 湖南奔立尔工贸实业有限公司 一种针头处保护装置

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