JP2006296620A

JP2006296620A - フレンチネイル用粘着シール

Info

Publication number: JP2006296620A
Application number: JP2005120621A
Authority: JP
Inventors: Mika Takagi; 美香高木
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2005-04-19
Filing date: 2005-04-19
Publication date: 2006-11-02

Abstract

【課題】
本発明は、各個人毎の爪の形に合致し、人工爪のような不自然な印象を与えることはなく、簡単かつ短時間にフレンチネイルを仕上げることができるフレンチネイル用粘着シールを提供する。
【解決手段】
本発明のフレンチネイル用粘着シール１は、粘着性及び伸縮性を備えた物質、例えば水性エマルジョン系樹脂で作られ、薄い平坦状に形成され、フレンチネイルのスマイルラインに相当する湾曲部１ｄが形成され、爪先３に着脱可能に貼付される。このフレンチネイル用粘着シール１は、フィルム２上に接着されている。
【選択図】図１

Description

本発明はフレンチネイルを行う際、爪先に貼付されるフレンチネイル用粘着シールに関する。

近年、種々の色のマニキュアを用いて爪の表面に模様を描くネイルアートが流行している。特に、ネイルアートの代表的なデザインとしてフレンチネイルが知られている。フレンチネイルは、爪先にラインを描くことで指が長く見え、指全体もまっすぐに見えるという効果がある。

図２は従来のフレンチネイルの塗り方の一例を説明するための説明図である。

まず、爪の表面を滑らかに整えるため、ベースコート５０を爪の表面全体に塗る（図２（Ａ）参照）。

次いで、フレンチネイルのベースカラー（例えばパールピンクやベージュ）のマニキュア５１を爪の表面全体に塗る（図２（Ｂ）参照）。

次いで、白色のマニキュア５２を爪先、両サイドに円弧状に塗り、いわゆるスマイルラインを描く（図２（Ｃ）参照）。

最後に、トップコートを爪の表面全体に塗って乾かせば、フレンチネイルが完成する（以下、従来例１という）。

また、株式会社アカサカ商会で販売されている「ＫＩＳＳフレンチマニキュアキット」では、ガイドテープを爪に貼り、そのガイドテープに沿って爪先に白色のマニキュアを塗り乾燥させた後、ガイドテープを剥がす方法が提案されている（以下、従来例２という）。

また、有限会社ラ・マジィで販売されている「フレンチネイルコレクション」では、予めフレンチネイルが描かれた人工爪を接着剤を使って天然爪に接着する方法が提案されている（以下、従来例３という）。

さらに、有限会社有美で販売されている「デコネイル（商標）」では、爪に接着してネイルアートに使用される接着シールが提案されている（以下、従来例４という）。

なお、特開２００４−８８２６号公報には、フレンチネイル用ブラシ付きネイルアート容器が提案されている。

特開２００４−８８２６号公報

従来例１では、白色のマニキュアがムラになりやすかったり、スマイルラインのカーブを描くのが難しく、ある程度の熟練が必要であり、また、仕上げるまでに長い時間を要するという課題があった。

従来例２では、ベースカラーのマニキュアを塗った爪の上にガイドテープを貼るので、ガイドテープを剥がす際に、ベースカラーのマニキュアが剥げ落ちるおそれがあるという課題がある。

従来例３では、マニキュアを塗る作業が必要ないので、手軽にフレンチネイルを楽しむことができる。しかし、人工爪が予め所定の形に形成されているので、各個人の爪の形に合致したものではなく、厚みもあるので、天然爪に比べて不自然な印象を与えるという課題がある。

従来例４では、伸縮性の乏しいラバー素材を用いているので、各個人毎の爪の形に合致させて接着することは困難である。

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、各個人毎の爪の形に合致し、人工爪のような不自然な印象を与えることはなく、簡単かつ短時間にフレンチネイルを仕上げることができるフレンチネイル用粘着シールを提供することを目的とする。

本発明のフレンチネイル用粘着シールは、粘着性及び伸縮性を備えた物質で作られ、薄い平坦状に形成され、フレンチネイルのスマイルラインに相当する湾曲部が形成され、爪先に着脱可能に貼付されることを特徴とするものである。

前記物質は、水性エマルジョン系樹脂を含有してもよい。

前記物質は、水性エマルジョン系ウレタン樹脂を含有してもよい。

本発明のフレンチネイル用粘着シールは、フィルム上に接着されていてもよい。

本発明のフレンチネイル用粘着シールによれば、爪先に貼り付けるだけで、フレンチネイルのスマイルラインを表示させることができるので、従来のようにマニキュアを使って描く場合に比べ、簡単かつ短時間にフレンチネイルを仕上げることができる。

また、伸縮性を備えた物質で作られているので、各個人毎の爪の形に合致させることができる。

さらに、薄い平坦状に形成されているので、人工爪のような不自然な印象を与えることはなく、自然な印象を与えるフレンチネイルを実現できる。

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図１（Ａ）は本発明の実施形態例に係るフレンチネイル用粘着シールを示す平面図、（Ｂ）はその正面図、（Ｃ）は複数のフレンチネイル用粘着シールがフィルム上に接着されている状態を示す平面図、（Ｄ）は本発明の実施形態例に係るフレンチネイル用粘着シールを爪先に貼り付けた状態を示す平面図である。

本発明の実施形態例に係るフレンチネイル用粘着シール１は、粘着性及び伸縮性を備えた物質、例えば水性エマルジョン系樹脂（例えば水性エマルジョン系ウレタン樹脂）を含有する物質で作られている。具体的には、スクリーン印刷用インキ等として用いられ、株式会社ミノグループで製造されている製品名「アクアＰＥＸ」で作られている。

図１（Ａ）及び（Ｂ）に示すように、本発明の実施形態例に係るフレンチネイル用粘着シール１は、全体が薄い平坦状に形成されており、平面からみて、左右の両側部１ａ，１ｂと、両側部１ａ、１ｂの先端に爪の形に沿ってやや凸状に湾曲して形成された爪先部１ｃと、両側部１ａ、１ｂの基端にフレンチネイルのスマイルラインに相当するように円弧状に形成された湾曲部１ｄとからなる。

フレンチネイル用粘着シール１の表面は、白色だけでなく、ピンクやラメ色等で着色されていてもよく、その表面に模様などが描かれていてもよい。

図１（Ｃ）に示すように、本発明の実施形態例に係るフレンチネイル用粘着シール１は、透明な合成樹脂等のフィルム２に接着されている。このフィルム２には、異なる指の爪に貼り付けるために、種々の大きさのフレンチネイル用粘着シール１が間隔を隔てて接着されている。

次に、本発明の実施形態例に係るフレンチネイル用粘着シール１を用いてフレンチネイルを行う方法について説明する。

次いで、フレンチネイルのベースカラー５１（例えばパールピンクやベージュ）のマニキュアを爪の表面全体に塗る（図２（Ｂ）参照）。

次いで、ピンセット等でフィルム２からフレンチネイル用粘着シール１を剥がして、図１（Ｄ）に示すように、爪先３に貼り付ける。その際、フレンチネイル用粘着シール１は、矢印方向に示すように縦横方向に伸縮するので、各個人毎の爪の形に合致させて接着することができる。

最後に、トップコートを爪の表面全体に塗って乾かせば、フレンチネイルが完成する。

本発明の実施形態例に係るフレンチネイル用粘着シール１によれば、爪先３に貼り付けるだけで、フレンチネイルのスマイルラインを表示させることができるので、従来のようにマニキュアを使って描く場合に比べ、簡単かつ短時間にフレンチネイルを仕上げることができる。

本発明は、上記実施の形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、種々の変更が可能である。

本発明のフレンチネイル用粘着シール１は、フレンチネイルを行う際に利用される。

（Ａ）は本発明の実施形態例に係るフレンチネイル用粘着シールを示す平面図、（Ｂ）はその正面図、（Ｃ）は複数のフレンチネイル用粘着シールがフィルム上に接着されている状態を示す平面図、（Ｄ）は本発明の実施形態例に係るフレンチネイル用粘着シールを爪先に貼り付けた状態を示す平面図である。

（Ａ）〜（Ｃ）は従来のフレンチネイルの塗り方の一例を説明するための説明図である。

符号の説明

１：フレンチネイル用粘着シール
２：フィルム

Claims

粘着性及び伸縮性を備えた物質で作られ、薄い平坦状に形成され、フレンチネイルのスマイルラインに相当する湾曲部が形成され、爪先に着脱可能に貼付されることを特徴とするフレンチネイル用粘着シール。
前記物質は、水性エマルジョン系樹脂を含有することを特徴とする請求項１に記載のフレンチネイル用粘着シール。
前記物質は、水性エマルジョン系ウレタン樹脂を含有することを特徴とする請求項２に記載のフレンチネイル用粘着シール。
フィルム上に接着されていることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１つの項に記載のフレンチネイル用粘着シール。