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JP2006295313A - 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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JP2006295313A JP2005110044A JP2005110044A JP2006295313A JP 2006295313 A JP2006295313 A JP 2006295313A JP 2005110044 A JP2005110044 A JP 2005110044A JP 2005110044 A JP2005110044 A JP 2005110044A JP 2006295313 A JP2006295313 A JP 2006295313A
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Abstract

【課題】画面設置方向が変更されても、簡単に、ユーザに対して快適な視聴環境を提供することができるようにする。
【解決手段】 ディスプレイ装置11のディスプレイ部21は、内蔵チューナで受信したTV映像信号や、DDC13を介したPC12からのPC映像信号に対応する映像を表示する。ディスプレイ部21の4隅には、ステレオ音声を出力するスピーカ32−1乃至32−4が設けられている。ディスプレイ装置11は、ディスプレイ部21の90度回転を検出すると、対角に位置する1対のスピーカ32−1および32−3から出力される左右音声を切り換えるとともに、PC12に画面回転に応じたPC映像信号を生成させ、TV映像信号を回転させる。本発明は、内蔵されるチューナまたはパーソナルコンピュータからの映像信号に対応する映像をディスプレイ装置に表示する表示システムに適用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、画面設置方向に応じて、1対の対角位置の左右の音声チャンネルを切り換えることだけで、画面の設置方向を変えても、ユーザに違和感のない快適なコンテンツの視聴環境を提供することができるようにした情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
一般的に、CRT(Cathode Ray Tube)、やLCD(Liquid Crystal Display)などを用いたディスプレイ装置は、横長に画面を固定配置しているが、特許文献1に示されるように、ディスプレイの縦長使用を可能にするために画面の回転機構を有するディスプレイ装置も存在する。
このようなディスプレイ装置において用いられるステレオスピーカは、分離型あるいは内蔵型のどちらかで構成されている。分離型であれば、画面の回転に影響されることなく、ステレオ環境が得られるが、内蔵型である場合、画面が縦長に回転されたときにはステレオ環境を得ることができなかった。
そこで、特許文献2には、縦方向横方向に立て掛け可能な平面表示装置の対角位置に1対のステレオスピーカを設けることにより、立て掛け方向を変えても、ユーザにステレオ環境を提供するようにしたことが提案されている。
なお、特許文献3には、画面がコンピュータに対して前方および後方に回転可能である携帯型情報処理装置において、ステレオスピーカの左右チャンネルを切り換えるようにしたことが提案されている。
特開2004−302491号公報 特開2002−123333号公報 特開平8−101730号公報
ところで、近年、高解像度化などによる映像の再現性の向上に伴い、音声の再現性の向上も求められており、ディスプレイ装置においては、内蔵されるステレオスピーカ数を増やすことにより、リアルな音場の再現(ステレオ環境)を提供している。
しかしながら、ステレオスピーカ数が増加されたディスプレイ装置において、上述したように横長の画面のディスプレイ装置を90度回転させて、縦長の画面としても設置可能になるよう構成した場合、ステレオスピーカ数の増加により、簡単に、リアルな音場を再現することが困難になった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ステレオスピーカの数が増えた場合でも、画面設置方向に応じて、簡単に、リアルな音場を再現することができるようにするものである。
本発明の情報処理装置は、画像を表示する表示面を有する表示部と、表示部上の表示面の周囲に配置された少なくとも4つのスピーカと、表示部の所定の位置を軸とした表示部の90度回転を検出する回転検出手段と、回転検出手段により検出された表示部の90度回転に応じて、4つのスピーカのうち、対角位置にある1対のスピーカの左右出力を切り換える切り換え手段とを備えることを特徴とする。
表示部の所定の位置を軸として前記表示部を回動可能に支持する支持手段をさらに備えるようにすることができる。
回転検出手段により検出された表示部の90度回転に応じて、4つのスピーカの出力ゲインを調整する出力調整手段をさらに備えるようにすることができる。
放送信号を受信する信号受信手段と、回転検出手段により検出された表示部の90度回転に応じて、信号受信手段により受信された放送信号の映像信号を回転させる映像回転手段と、映像回転手段により回転された映像信号に対応する映像を表示面に表示する制御を行う表示制御手段とをさらに備えるようにすることができる。
映像回転手段により回転された映像信号を、回転検出手段により90度回転が検出された表示部の画枠に合わせて変倍する映像変倍手段をさらに備え、表示制御手段は、映像変倍手段により変倍された映像信号に対応する映像を表示面に表示する制御を行うようにすることができる。
回転検出手段により検出された表示部の90度回転の情報を、他の情報処理装置に送信する送信手段と、他の情報処理装置からの映像信号に、映像回転手段により回転された映像信号を重畳する重畳手段をさらに備え、表示制御手段は、重畳手段により重畳された映像信号に対応する映像を表示面に表示する制御を行うようにすることができる。
本発明の情報処理方法は、画像を表示する表示面を有する表示部の所定の位置を軸とした表示部の90度回転を検出する回転検出ステップと、回転検出ステップの処理により検出された表示部の90度回転に応じて、表示部上の表示面の周囲に配置された少なくとも4つのスピーカのうち、対角位置にある1対のスピーカの左右出力を切り換える切り換えステップとを含むことを特徴とする。
本発明においては、画像を表示する表示面を有する表示部上の表示面の周囲に、少なくとも4つのスピーカが配置される。そして、表示部の所定の位置を軸とした表示部の90度回転が検出され、検出された表示部の90度回転に応じて、表示部上の表示面の周囲に配置された少なくとも4つのスピーカのうち、対角位置にある1対のスピーカの左右出力が切り換えられる。
本発明の情報処理装置は、単体であってもよく、または、表示部と少なくとも4つのスピーカを有する装置であれば、放送信号受信装置、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、その他のPDA(Personal Digital Assistant)機器や、記録再生装置、AV(Audio Visual)機器や家電(家庭用電化製品)などのCE(Consumer Electronics)機器の情報処理部として構成されていてもよい。
本発明によれば、画面設置方向が変更されても、ユーザに対して快適な視聴環境を簡単に提供することができる。
以下に本発明の最良の形態を説明するが、開示される発明と実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。本明細書中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現し、追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の情報処理装置(例えば、図1のディスプイレイ装置11)は、画像を表示する表示面(例えば、図1のLCD31)を有する表示部(例えば、図1のディスプレイ部21)と、表示部上の表示面の周囲に配置された少なくとも4つのスピーカ(例えば、図1のスピーカ32−1乃至32−4)と、表示部の所定の位置を軸とした表示部の90度回転を検出する回転検出手段(例えば、図3の画面回転検出器43)と、回転検出手段により検出された表示部の90度回転に応じて、4つのスピーカのうち、対角位置にある1対のスピーカ(例えば、図1のスピーカ32−1および32−3)の左右出力を切り換える切り換え手段(例えば、図3のチャンネルマトリクス切換器133)とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の情報処理装置は、表示部の所定の位置を軸として前記表示部を回動可能に支持する支持手段(例えば、図1のスタンド部22)をさらに備えることを特徴とする。
請求項3に記載の情報処理装置は、回転検出手段により検出された表示部の90度回転に応じて、4つのスピーカの出力ゲインを調整する出力調整手段(例えば、図3の音声出力増幅器134)をさらに備えることを特徴とする。
請求項4に記載の情報処理装置は、放送信号を受信する信号受信手段(例えば、図3のチューナ111)と、回転検出手段により検出された表示部の90度回転に応じて、信号受信手段により受信された放送信号の映像信号を回転させる映像回転手段(例えば、図3の映像回転部114)と、映像回転手段により回転された映像信号に対応する映像を表示面に表示する制御を行う表示制御手段(例えば、図3のデジタルフォーマット変換部121)とをさらに備えることを特徴とする。
請求項5に記載の情報処理装置は、映像回転手段により回転された映像信号を、回転検出手段により90度回転が検出された表示部の画枠に合わせて変倍する映像変倍手段(例えば、図3の拡大倍率部119−1)をさらに備え、表示制御手段は、映像変倍手段により変倍された映像信号に対応する映像を表示面に表示する制御を行うことを特徴とする。
請求項6に記載の情報処理装置は、回転検出手段により検出された表示部の90度回転の情報を、他の情報処理装置に送信する送信手段(例えば、図3のマイクロコントローラ101)と、他の情報処理装置からの映像信号に、映像回転手段により回転された映像信号を重畳する重畳手段(例えば、図3の信号混合部120)をさらに備え、表示制御手段は、重畳手段により重畳された映像信号に対応する映像を表示面に表示する制御を行うことを特徴とする。
請求項7に記載の情報処理方法は、画像を表示する表示面を有する表示部の所定の位置を軸とした表示部の90度回転を検出する回転検出ステップ(例えば、図11のステップS11)と、回転検出ステップの処理により検出された表示部の90度回転に応じて、表示部上の表示面の周囲に配置された少なくとも4つのスピーカのうち、対角位置にある1対のスピーカの左右出力を切り換える切り換えステップ(例えば、図12のステップS34)とを含むことを特徴とする。
なお、請求項8に記載の記録媒体および請求項9に記載のプログラムも、上述した請求項7に記載の情報処理方法と基本的に同様の構成であるため、繰り返しになるのでその説明は省略する。
以下、図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した表示システムの構成例を示している。この表示システム1においては、例えば、ディスプレイ装置11に、図示せぬ放送局より受信された放送信号の映像や、接続されるパーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)12からの信号の映像が出力されるとともに、放送信号の音声や、PC12からの信号の音声が出力される。
なお、以下、放送局からの信号とPC12からの信号を区別するために、放送信号から取得される映像信号および音声信号をテレビジョン(TV)映像信号およびTV音声信号とも適宜称し、PC12からの信号をPC映像信号およびPC音声信号とも適宜称する。
ディスプレイ装置11は、放送局より放送信号を受信するチューナ111(図3)を内蔵するディスプレイ部21と、ディスプレイ部21を、ディスプレイ部21の背面の所定の位置を軸として回動可能に支持するスタンド部22で構成されている。
ディスプレイ部21(の筐体)の前面(正面)には、LCD(Liquid Crystal Display)31が設けられている。LCD31は、例えば、1680×1050のパネル解像度(有効解像度)からなる、横長(図1の場合)の長方形で構成され、内蔵するチューナ111で受信されたTV映像信号や、PC12からのPC映像信号に対応する映像を表示する。なお、LCDは、映像を表示する平面的なLCD31であればよく、例えば、PDP(Plasma Display Panel)などであってもよく、また、LCD31の縦横比や解像度などは記述例と異なっていてもよい。
また、ディスプレイ部21の前面の4隅には、内蔵するチューナ111で受信されたTV音声信号や、PC12からのPC音声信号に対応するステレオ音声を出力する4つのスピーカ32−1乃至32−4が、LCD31を囲むように設けられている。
図1の例の場合、スピーカ32−1は、図中、ディスプレイ部21の前面の左上隅(すなわち、ディスプレイ部21に向かって左上隅)に設けられており、左のTV音声信号や左のPC音声信号に対応する左音声を出力する。スピーカ32−2は、図中、ディスプレイ部21の前面の右上隅に設けられており、右のTV音声信号や右のPC音声信号に対応する右音声を出力する。
スピーカ32−3は、図中、ディスプレイ部21の前面の右下隅に設けられており、右のTV音声信号や右のPC音声信号に対応する右音声を出力する。スピーカ32−4は、図中、ディスプレイ部21の前面の左下隅に設けられており、左のTV音声信号や左のPC音声信号に対応する左音声を出力する。
すなわち、スピーカ32−1および32−4と、スピーカ32−2および32−3は、LCD31に対してそれぞれ上下対象の位置に配置されており、スピーカ32−1および32−2と、スピーカ32−3および32−4は、ディスプレイ部21の中央部に対してそれぞれ左右対象の位置に配置されている。
さらに、言い換えると、スピーカ32−1および32−3と、スピーカ32−2および32−4は、LCD31を挟んでそれぞれ対角位置に配置されている。なお、以下、スピーカ32−1乃至32−4を個々に区別する必要がない場合、まとめてスピーカ32と称する。
ディスプレイ装置11のディスプレイ部21は、PC12とVESA(Video Electronics Standard Association)規格に基づくDDC(Display Data Channel)バスを含む複合PC信号ケーブル(以下、DDCと称する)13により接続されている。
ディスプレイ装置11は、DDC13を介して、PC12と映像信号(R,G,B)や音声信号、その他制御信号などを送受信する。また、ディスプレイ装置11は、ディスプレイ装置11(LCD31)の表示フォーマットや解像度などのディスプレイ装置11に関する情報で構成されるディスプレイ装置情報を、DDC13を介してPC12に送信する。
これにより、PC12は、受信したディスプレイ装置情報に応じた映像信号を、DDC13を介してディスプレイ装置11に送信してくるので、ディスプレイ装置11は、PC12から供給されるPC映像信号に従い、PC映像信号に対応する所定の映像をLCD31に表示することができる。
PC12には、OS(Operating System)としてウィンドウズ(登録商標)(Windows(登録商標))などがインストールされており、そのOS上で動作する表計算作成処理ソフト、文書作成処理ソフト、またはWeb閲覧ソフトなどの所定のアプリケーションプログラムもインストールされている。また、PC12は、図示せぬインターネットなどのネットワークに接続することができるようになっており、Web閲覧ソフトなどを用いて、所望のWebサーバ等にアクセスすることもできる。
PC12は、ディスプレイ装置11からのOSや所定のアプリケーションを起動するとともに、DDC13を介して、ディスプレイ装置11からのディスプレイ装置情報に応じて、デスクトップの画面データを生成し、所定の映像信号に変換して、DDC13を介して、ディスプレイ装置11に送信し、ディスプレイ装置11のLCD31に表示させる。
また、所定のアプリケーションが起動されている場合には、PC12は、生成したデスクトップ画面データと、所定のアプリケーション(例えば、表計算作成処理ソフト、文書作成ソフトなど)が作成する映像データを合成し、それを所定の映像信号を変換して、DDC13を介して、ディスプレイ装置11に送信する。
例えば、ディスプレイ装置情報に、640×480(VGA(Video Graphics Array))や、1400×1050(SXGA+(Super eXtended Graphics Array Plus))サイズの解像度が記述されていた場合、PC12は、VGAやSXGA+サイズのデジタルRGB信号の映像信号に変換して、ディスプレイ装置11に送信する。
PC12は、例えば、ハードディスクレコーダやVCR(Video Cassette Recorder)、またはDVD(Digital Versatile Disk)プレーヤなどの記録再生装置や、デジタルカメラ(デジタルスチルカメラまたはデジタルビデオカメラ)などの撮像装置から、所定の入出力端子を介して、映像(映像信号)や音声(音声信号)を入力し、それらを再生した映像データを生成し、所定の映像信号を変換して、DDC13を介して、ディスプレイ装置11に送信することも可能である。
図2は、ディスプレイ装置11の外観を示す背面図である。
図2の例において、ディスプレイ装置11のスタンド部22には、ディスプレイ部21の所定の位置(図2の例の場合、略中央部)を軸として、ディスプレイ部21を図中反時計回り(矢印R方向)に90度回動可能にさせるように、ディスプレイ部21の略中央部と接続される接続部22aが設けられている。
この接続部22aは、自身の略中央部に設けられた図示せぬ接合部材を介して、ディスプレイ部21が図中反時計回りに90度回動可能になるようディスプレイ部21の略中央部と接続されている。なお、接続部22aには、説明は省略するが、ディスプレイ部21が0度の位置(横長画面)や90度回転した位置(縦長画面)に設置される場合に、ディスプレイ部21をその位置に保持するための機構も設けられている。
これにより、ユーザは、デフォルトでは、横長画面として設置されている(すなわち、横長画面になるような画面方向で設置されている)LCD31を、ディスプレイ部21を反時計回りRに90度回動させて、縦長画面として設置する(すなわち、縦長画面になるような画面方向で設置する)ことが可能になる。
なお、以下、LCD31が横長画面として設置された場合を、適宜、LCD31が横長画面である場合とも称し、横長画面として設置された場合のLCD31を、適宜、横長画面に設置されたLCD31、または横長画面であるLCD31とも称する。縦長画面の場合も同様である。
また、図2の例においては、図中、接続部22aの中央上部の固定位置には、画面回転を検出するためのマグネット41が埋め込まれている。
さらに、ディスプレイ部21には、ディスプレイ装置11の基板42が内蔵されており、基板42上には、ディスプレイ部21の略中央部を軸として、ディスプレイ部21を物理的に、反時計回りに90度回動させた場合に、接続部22aに埋め込まれたマグネット41上に重なる(あるいは通過する)位置に、LCD31の90度回転(すなわちディスプレイ部21の90度回転)を検出する画面回転検出器43が設けられている。
画面回転検出器43は、例えば、マグネット41の磁束が通過すると出力電圧を発生するホール素子で構成されている。したがって、画面回転検出器43は、ディスプレイ部21が反時計回りに90度回動され、自身がマグネット41の磁束上を通過し、出力電圧を発生することで、LCD31が縦長画面になるようにディスプレイ部21が90度回転されたことを検出する。そして、画面回転検出器43は、その発生した出力電圧を図示せぬ内蔵オペアンプで増幅して、それを、画面回転ON(1)を示す、すなわち、LCD31が縦長画面として設置されたことを示す画面回転信号として、ディスプレイ装置11内の各部に供給する。
これにより、ディスプレイ装置11においては、縦長画面として設置されたLCD31に応じた映像信号や音声信号の処理が実行される。
一方、縦長画面に設置されたLCD31が横長画面になるようにディスプレイ部21が図中時計回りに回転された場合、言い換えると、LCD31が縦長画面として設置されない場合には、画面回転検出器43は、出力電圧を発生しないので、その場合には、画面回転ON(1)を示す画面回転信号が供給されない。すなわち、画面回転検出器43からは、画面回転OFF(0)を示す画面回転信号がディスプレイ装置11内の各部に供給される。
これにより、ディスプレイ装置11においては、横長画面として設置されたLCD31に応じた映像信号や音声信号の処理が実行される。
なお、上述したディスプレイ部21の回動の軸となる所定の位置は、ディスプレイ部21の略中央部に限らず、スタンド部22の長さとディスプレイ部21のサイズに応じて、LCD31を横長画面として設置した場合にも、縦長画面として設置した場合にも、設置場所との距離などが適切になるように設定されている。
図3は、ディスプレイ装置11の内部の構成例を表わしている。なお、図3の例において、図1および図2における場合と対応する部分には対応する符号を付してあり、その説明は繰り返しになるので適宜省略する。
ユーザによるディスプレイ部21の回転操作に対応して、画面回転検出器43は、上述した画面回転ONまたはOFFを示す画面回転信号を、マイクロコントローラ101、映像回転部114、チャンネルマトリクス切換器133、および音声出力増幅器134に供給する。
マイクロコントローラ101は、画面回転検出器43からの画面回転信号に応じて、通信インタフェース104を制御し、画面回転ON(すなわち、LCD31が縦長画面である)ことを示す画面回転情報を、DDC13を介してPC12に送信させる。なお、このとき、PC12が起動していない場合に対応するため、マイクロコントローラ101は、この画面回転ONであることをメモリ102に記憶させる。これにより、PC12が起動した場合に、画面回転情報をPC12に提供することができる。
また、マイクロコントローラ101は、ユーザの図示せぬリモートコントローラなどの操作により受光部103を介して供給される制御信号などに応じて、ディスプレイ装置11における表示モードを設定する。マイクロコントローラ101は、設定した表示モードに応じて映像信号切換器116およびステレオ音声信号切換器131を制御するとともに、表示モード情報を、DDC13を介してPC12に送信させる。すなわち、上述したディスプレイ装置情報には、画面回転情報や表示モード情報も含まれる。
表示モードには、例えば、ディスプレイ装置11において、TV映像信号の映像が表示され、TV音声信号の音声が出力されるTV映像表示モードと、ディスプレイ装置11においてPC映像信号の映像が表示され、PC音声信号の音声が出力されるPC映像表示モード、そして、ディスプレイ装置11において、PC映像信号の映像上に、TVの映像信号の映像が子画面(または、逆であってもよい)として表示されるW画面表示モードなどがある。
なお、図3においては、図示を省略するが、マイクロコントローラ101は表示モードに応じて、適宜、縮小倍率部117−1および117−2、拡大倍率部119−1および119−2、信号混合部120なども制御する。
メモリ102は、マスクROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、またはフラッシュメモリなどのEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)フラッシュメモリなどにより構成され、ディスプレイ装置情報や、マイクロコントローラ101の処理に必要な基本的に固定のパラメータなどを記録している。
受光部103は、ユーザが操作する図示せぬリモートコントローラからの赤外線を受光し、受光した赤外線に対応する制御信号をマイクロコントローラ101に供給する。
通信インタフェース104は、PC12からDDC13を介して送信されてくるPC映像信号を受信し、映像信号切換器116に出力したり、PC12からDDC13を介して送信されてくるPC音声信号を受信し、ステレオ音声信号切換器131に出力する。
また、通信インタフェース104は、マイクロコントローラ101からの画面回転情報や表示モード情報などのディスプレイ装置情報を、DDC13を介してPC12に送信したり、PC12からの制御信号などを受信し、マイクロコントローラ101に供給する。
図示せぬアンテナは、図示せぬ放送局からの放送信号を受信し、RF(Radio Frequency)信号として、チューナ111に出力する。チューナ111は、アンテナからのRF信号の中から、所定の放送局の信号を選択し、そのRF信号を、アナログのVIF/SIF(Video Intermediate Frequency/ Sound Intermediate Frequency)信号、すなわち、映像中間周波数信号と音声中間周波数信号に変換し、さらにこれら中間周波数信号をベースバンド信号に復調し、復号器112に出力する。
復号器112は、映像信号と音声信号のベースバンド信号のうち、そのうちの映像信号を復号して、アナログの映像信号を映像信号フォーマット変換部113に出力する。また、復号器112は、映像信号と音声信号のベースバンド信号のうち、そのうちの音声信号を復号して、アナログの音声信号をステレオ音声信号切換器131に供給する。
映像信号フォーマット変換部113は、復号器112から入力されるアナログの映像信号を、デジタルの映像信号に変換して、映像回転部114に出力する。復号器112からは、480i(インターレース)のアナログYC信号(輝度信号・色信号)が入力されるので、映像信号フォーマット変換部113は、例えば、それを、1024×768p(プログレッシブ)のデジタルYCbCr信号(輝度信号・色差信号)に変換する。
映像回転部114は、映像信号フォーマット変換部113から入力されるデジタルの映像信号を、一旦、フレームメモリ115に格納し、そのまま読み出して、読み出した1024×768の映像信号を、映像信号切換器116に出力する。また、映像回転部114は、画面回転検出器43から画面回転信号が供給された場合(すなわち、画面回転がONである場合)、フレームメモリ115に格納された映像信号を、90度回転して読み出し、90度回転した768×1024の映像信号を、映像信号切換器116に出力する。
フレームメモリ115は、映像回転部114により記録される映像信号、すなわち映像回転部114の処理に必要な映像信号を一時的に格納する。
映像信号切換器116は、マイクロコントローラ101の制御のもと、映像回転部114から入力されるデジタルの映像信号(TV映像信号)、および、通信インタフェース104を介して入力されるPC12からの映像信号(PC映像信号)の少なくとも一方を選択する。映像信号切換器116は、選択したTV映像信号を縮小倍率部117−1に出力し、選択したPC映像信号を縮小倍率部117−2に出力する。
縮小倍率部117−1は、表示モードがW画面表示モードであり、TV映像信号が子画面に表示される場合、映像信号切換器116から入力されるTV映像信号を、画面回転(LCD31が横長画面か縦長画面であるか)に応じて、ディスプレイ装置11において指定されている子画面のサイズに縮小し、デジタルフォーマット変換部118に出力する。
例えば、画面回転がONではない(画面回転がOFFである)場合、1024×768の映像信号が入力されるので、縮小倍率部117−1は、子画面のサイズ(例えば320×240または640×480)に縮小して出力する。また、画面回転がONである場合、768×1024の映像信号が入力されるので、縮小倍率部117−1は、子画面のサイズ(例えば240×320または480×640)に縮小して出力する。
それ以外の場合、すなわち、表示モードがTV映像表示モードであったり、表示モードがW画面表示モードであり、TV映像信号がメイン画面に表示される場合には、縮小倍率部117−1は、TV映像信号をそのまま、デジタルフォーマット変換部118に出力する。
縮小倍率部117−2は、縮小倍率部117−1と同様に、表示モードがW画面表示モードであり、PC映像信号が子画面に表示される場合、映像信号切換器116から入力されるPC映像信号(例えば、640×480(VGA)サイズのデジタルRGB信号)を、指定されている子画面のサイズに縮小し、拡大倍率部119−2に出力する。それ以外の場合、縮小倍率部117−2は、PC映像信号をそのまま、拡大倍率部119−2に出力する。
デジタルフォーマット変換部118は、縮小倍率部117−1からのTV映像信号(デジタルYCbCr信号)の画質を調整し、その後、デジタルRGB信号に変換し、変換したTV映像信号(デジタルRGB信号)を拡大倍率部119−1に出力する。
拡大倍率部119−1は、TV映像信号が子画面に表示されない場合(すなわち、フルスクリーン表示する場合)かつ、入力されたTV映像信号の解像度が、LCD31のパネル解像度(1680×1050)よりも低い場合、画面回転(LCD31が横長画面か縦長画面であるか)に応じて、入力されたTV映像信号を拡大して、信号混合部120に出力する。また、TV映像信号が子画面に表示される場合には、拡大倍率部119−1は、TV映像信号をそのまま、信号混合部120に出力する。
例えば、画面回転がONではない(画面回転がOFFである)場合、1024×768の映像信号が入力されるので、拡大倍率部119−1は、LCD31のパネル解像度サイズ(1680×1050)に拡大して出力する。ただし、画面回転がONである場合、768×1024の映像信号が入力され、LCD31のパネル解像度サイズ(1680×1050)と縦横の比率が異なる。したがって、この場合、拡大倍率部119−1においては、TV映像信号が、(786×1050)サイズに拡大され、残りの情報のない部分には、黒い映像信号が付加されて、出力される。
拡大倍率部119−2は、PC映像信号が子画面に表示されない場合(すなわち、フルスクリーン表示する場合)かつ、入力されたPC映像信号(例えば、640×480(VGA)サイズのデジタルRGB信号)の解像度が、LCD31のパネル解像度(1680×1050)よりも低い場合、入力されたPC映像信号を拡大して、信号混合部120に出力する。また、PC映像信号が子画面に表示される場合には、拡大倍率部119−2はPC映像信号をそのまま、信号混合部120に出力する。
なお、拡大倍率部119−1および拡大倍率部119−2においては、リニアに拡大されるだけでなく、表示モードに応じて、部分拡大などのノンリニアの拡大も実行される。また、リニアに拡大した場合には、上述したように、LCD31のサイズと縦横の比率が異なるが、情報のない部分も表示させる必要があるときには、拡大倍率部119−1および拡大倍率部119−2において、各映像信号には、黒や青などの映像信号が付加されて、信号混合部120に出力される。
信号混合部120は、拡大倍率部119−1からのTV映像信号、および拡大倍率部119−2からのPC映像信号の少なくとも一方を入力する。信号混合部120は、TV映像信(1680×1050)号またはPC映像信号(1680×1050)のどちらかだけが入力された場合(すなわち、TV映像表示モードやPC映像表示モードの場合)には、入力された映像信号を、TTL(Transistor-Transistor Logic)方式の信号に変換して、デジタルフォーマット変換部121に出力する。
信号混合部120は、拡大倍率部119−1からのTV映像信号、および拡大倍率部119−2からのPC映像信号を入力した場合には、メイン画面の映像信号(1680×1050)に、子画面の映像信号(320×240)を重畳(合成)して、TTL方式の信号に変換して、デジタルフォーマット変換部121に出力する。
デジタルフォーマット変換部121は、信号混合部120から入力されるTTL方式の映像信号を、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)、または、RSDS(登録商標)(Reduced Swing Differential Signaling Interface)などのLCD31が対応するフォーマットに変換して、変換した映像信号をLCD31に出力する。
これにより、LCD31には、デジタルフォーマット変換部121からの映像信号に対応する映像が表示される。
ステレオ音声信号切換器131は、マイクロコントローラ101の制御のもと、復号部112から入力されるステレオの音声信号(TV音声信号)、および、通信インタフェース104を介して入力されるPC12からのステレオの音声信号(PC音声信号)の少なくとも一方を選択し、選択したステレオの音声信号をステレオ前置増幅器132に出力する。
ステレオ前置増幅器132は、ステレオ音声信号切換器131から入力されたステレオの音声信号に、右、左に応じた音量調整および音質調整(トーンコントロール、ラウドネス、および消音など)を実行し、調整されたステレオの音声信号(左音声信号および右音声信号)をチャンネルマトリクス切換器133に出力する。
チャンネルマトリクス切換器133は、ステレオ前置増幅器132から入力される左音声信号および右音声信号を、対応するスピーカ32−1乃至32−4に振り分けるためのセレクタ141(図4)で構成され、画面回転検出器43から供給される画面回転信号に応じて、左音声信号および右音声信号を、所定のスピーカ32−1乃至32−4から出力されるように、音声出力増幅器134に出力する。
すなわち、チャンネルマトリクス切換器133は、ディスプレイ部21の正面(に向かって)左側に配置され、左音声信号を出力するスピーカ32が対応する音声出力増幅器134には左音声信号が出力されるように、かつ、ディスプレイ部21の正面(に向かって)右側に配置され、右音声信号を出力するスピーカ32が対応する音声出力増幅器134には右音声信号が出力されるように内蔵するセレクタ141を切り換える。
音声出力増幅器134は、画面回転検出器43から供給される画面回転信号に応じて、各スピーカ32に出力する音声信号の増幅率を調整し、調整した増幅率で音声信号を増幅し、対応するスピーカ32に出力する。
すなわち、音声出力増幅器134には、横長画面に設置されたLCD31用(すなわち、横長画面用)と、縦長画面に設置されたLCD31用(すなわち、縦長画面用)の増幅率(ゲイン)が予め設定されており、画面回転検出器43から供給される画面回転信号に応じて、増幅率を切り換えることにより、増幅率を調整する。
図4は、図3のチャンネルマトリクス切換器および音声出力増幅器の詳細な構成例を示す図である。
チャンネルマトリクス切換器133は、スピーカ32−1に出力する音声の音声信号、すなわち、音声出力増幅器134−1に入力される左右の音声信号を切り換えるセレクタ141−1、およびスピーカ32−3に出力する音声の音声信号、すなわち、音声出力増幅器134−3に入力される左右の音声信号を切り換えるセレクタ141−2により構成されている。
セレクタ141−1は、左音声信号を選択する端子w1と、右音声信号を選択する端子h1を有し、画面回転がOFFであって、LCD31が横長画面である場合、端子w1を選択し、左音声信号を音声出力増幅器134−1に出力する。セレクタ141−1は、画面回転がONであって、LCD31が縦長画面である場合、端子h1を選択し、右音声信号を音声出力増幅器134−1に出力する。
セレクタ141−2は、左音声信号を選択する端子h2と、右音声信号を選択する端子w2を有し、画面回転がONであって、LCD31が縦長画面である場合、端子h2を選択し、左音声信号を音声出力増幅器134−3に出力する。セレクタ141−2は、画面回転がOFFであって、LCD31が横長画面である場合、端子w2を選択し、右音声信号を音声出力増幅器134−3に出力する。
音声出力増幅器134は、スピーカ32−1に出力する音声信号を増幅する音声出力増幅器134−1、スピーカ32−2に出力する音声信号を増幅する音声出力増幅器134−2、スピーカ32−3に出力する音声信号を増幅する音声出力増幅器134−3、およびスピーカ32−4に出力する音声信号を増幅する音声出力増幅器134−4により構成される。
音声出力増幅器134−1乃至134−4は、各スピーカ32−1乃至32−4に対応して、それぞれ横長画面用の増幅率と縦長画面用の増幅率を有しており、画面回転のONまたはOFFに応じて増幅率を切り換える。すなわち、音声出力増幅器134−1乃至134−4は、画面回転がOFFであって、LCD31が横長画面である場合、横長画面用の増幅率で音声信号を増幅し、画面回転がONであって、LCD31が縦長画面である場合、縦長画面用の増幅率で音声信号を増幅する。
さらに、図4の例においては、音声出力増幅器134−1乃至134−4には、横長および縦長画面のそれぞれ配置位置に応じた増幅率が設定されている。例えば、左右のスピーカから出力した音声で生成される音場(仮想スピーカ位置)の位置を下げたい場合には、縦長画面上部用よりも縦長画面下部用の増幅率を上げるように設定され、音場の位置を上げたい場合には、縦長画面下部用よりも縦長画面上部用の増幅率を上げるように設定される。
すなわち、音声出力増幅器134−1は、横長画面上部用と縦長画面上部用の増幅率を有しており、音声出力増幅器134−2は、横長画面上部用と縦長画面下部用の増幅率を有しており、音声出力増幅器134−3は、横長画面下部用と縦長画面下部用の増幅率を有しており、音声出力増幅器134−4は、横長画面下部用と縦長画面上部用の増幅率を有している。
次に、図5を参照して、図4のチャンネルマトリクス切換器および音声出力増幅器における音声信号の処理について詳しく説明する。
図5の例においては、LCD31が横長画面となるように画面方向が設置された横長画面のディスプレイ部21Wと、横長画面のディスプレイ部21Wが、その略中央部を軸に時計回り(矢印R方向、すなわち、図2においては反時計回り)に90度回転され、LCD31が縦長画面となるように画面方向が設定された縦長画面のディスプレイ部21Hが示されている。
横長画面のディスプレイ部21Wにおいては、図中LCD31の左下に配置されるスピーカ32−4から左音声が出力され、セレクタ141−1が端子w1を選択することにより、図中LCD31の左上に配置されるスピーカ32−1から左音声が出力される。
また、スピーカ32−1に対応する音声出力増幅器134−1と、スピーカ32−4に対応する音声出力増幅器134−4には、LCD31が横長画面(すなわち、画面回転がOFF)の場合に、スピーカ32−1および32−4の略中間の位置に、左音声の音場151Lが生成されるように、横長画面上部用および下部用の左音声の増幅率がそれぞれ予め設定されている。
したがって、横長画面のディスプレイ部21Wの場合、音声出力増幅器134−1は、セレクタ141−1を介して入力される左音声信号を、横長画面上部用の左音声の増幅率で増幅し、スピーカ32−1に出力し、音声出力増幅器134−4は、入力される左音声信号を、横長画面下部用の左音声の増幅率で増幅し、スピーカ32−4に出力する。
これにより、スピーカ32−1および32−4の略中間の位置に、スピーカ32−1および32−4から出力される音声から、左音声の音場(仮想スピーカ位置)151Lが生成される。
同様に、横長画面のディスプレイ部21Wにおいては、図中LCD31の右上に配置されるスピーカ32−2から右音声が出力され、セレクタ141−2が端子w2を選択することにより、図中LCD31の右下に配置されるスピーカ32−3から右音声が出力される。
また、スピーカ32−2に対応する音声出力増幅器134−2と、スピーカ32−3に対応する音声出力増幅器134−3には、LCD31が横長画面(すなわち、画面回転がOFF)の場合に、スピーカ32−2および32−3の略中間の位置に、右音声の音場151Rが生成されるように、横長画面上部用および下部用の右音声の増幅率がそれぞれ予め設定されている。
したがって、横長画面のディスプレイ部21Wの場合、音声出力増幅器134−2は入力される右音声信号を、横長画面上部用の右音声の増幅率で増幅し、スピーカ32−2に出力し、音声出力増幅器134−3は、セレクタ141−2を介して入力される右音声信号を、横長画面下部用の右音声の増幅率で増幅し、スピーカ32−3に出力する。
これにより、スピーカ32−2および32−3の略中間の位置に、スピーカ32−2および32−3から出力される音声から、右音声の音場151Rが生成される。
以上により、横長画面のディスプレイ部21Wにおいては、音場中心が横長画面のディスプレイ部21Wの略中央部となるように切り換えられ、調整された増幅率で増幅された音声がスピーカ32−1乃至32−4から出力されて、左音声の音場151Lおよび右音声の音場151Rからなるステレオ音声の音場151が提供されるので、ユーザは、心地よく音声を聞くことができる。
一方、横長画面のディスプレイ部21Wを、その略中央部を軸に時計回り(矢印R方向)、に90度回転させ、LCD31が縦長画面となるように画面方向を設置した場合の縦長画面のディスプレイ部21Hにおいては、横長画面のディスプレイ部21Wの左側に配置されていたスピーカ32−1が、右側に配置されることになる。縦長画面のディスプレイ部21Hにおいては、横長画面のディスプレイ部21Wの右側に配置されていたスピーカ32−3が、左側に配置されることになる。
すなわち、縦長画面のディスプレイ部21Hにおいては、図中LCD31の左上に配置されるスピーカ32−4から左音声が出力され、セレクタ141−2が端子h2を選択することにより、図中LCD31の左下に配置されるスピーカ32−3から左音声が出力される。
また、スピーカ32−4に対応する音声出力増幅器134−4と、スピーカ32−3に対応する音声出力増幅器134−3には、LCD31が縦長画面(すなわち、画面回転がON)の場合に、スピーカ32−4および32−3の略中間の位置に、左音声の音場152Lが生成されるように、縦長画面上部用および下部用の左音声の増幅率がそれぞれ予め設定されている。
したがって、縦長画面のディスプレイ部21Hの場合、音声出力増幅器134−4は、入力される左音声信号を、縦長画面上部用の左音声の増幅率で増幅し、スピーカ32−4に出力し、音声出力増幅器134−3は、セレクタ141−2を介して入力される左音声信号を、縦長画面下部用の左音声の増幅率で増幅し、スピーカ32−3に出力する。
これにより、スピーカ32−3および32−4の略中間の位置に、スピーカ32−3および32−4から出力される音声から、左音声の音場152Lが生成される。
同様に、縦長画面のディスプレイ部21Hにおいては、図中LCD31の右下に配置されるスピーカ32−2から右音声が出力され、セレクタ141−1が端子h1を選択することにより、図中LCD31の右上に配置されるスピーカ32−1から右音声が出力される。
また、スピーカ32−1に対応する音声出力増幅器134−1と、スピーカ32−2に対応する音声出力増幅器134−2には、LCD31が縦長画面(すなわち、画面回転がON)の場合に、スピーカ32−1および32−2の略中間の位置に、右音声の音場152Rが生成されるように、縦長画面上部用および下部用の右音声の増幅率がそれぞれ予め設定されている。
したがって、縦長画面のディスプレイ部21Hの場合、音声出力増幅器134−1は、セレクタ141−1を介して入力される右音声信号を、縦長画面上部用の右音声の増幅率で増幅し、スピーカ32−1に出力し、音声出力増幅器134−2は、入力される右音声信号を、縦長画面下部用の右音声の増幅率で増幅し、スピーカ32−2に出力する。
これにより、スピーカ32−1および32−2の略中間の位置に、スピーカ32−1および32−2から出力される音声から、右音声の音場152Rが生成される。
以上により、縦長画面のディスプレイ部21Hにおいては、音場中心が縦長画面のディスプレイ部21Hの略中央部となるように切り換えられ、調整された増幅率で増幅された音声がスピーカ32−1乃至32−4から出力されるので、左音声の音場152Lおよび右音声の音場152Rからなるステレオ音声の音場152が提供され、ユーザは、心地よく音声を聞くことができる。
以上のように、ディスプレイ部21が時計回りに90度回転された場合に、ディスプレイ部21において対角に位置する1対のスピーカ32(スピーカ32−1と32−3)から出力させる音声を切り換えるようにしたので、ディスプレイ部21が時計回りに90度回転されたとしても、1対のスピーカを切り換えるだけで簡単に、ユーザにステレオ音声を提供することができる。
また、ディスプレイ部21の縦横の長さの比率が異なる場合、あるいは、ディスプレイ部21がその略中央部ではなく、略中央部から所定の距離離れた位置などを軸に回動される場合、ディスプレイ部21Wが90度回動された縦長画面のディスプレイ部21Hにおいては、音場の中心を横長画面のディスプレイ部21Wに合わせて設定された増幅率では、ステレオ音声の音場が、縦長画面のディスプレイ部21Hの所望の位置(例えば、ディスプレイ部21Hの略中央部、あるいは略中央部から5cm下の位置など)から外れた位置に生成されてしまう場合がある。
このような場合、ディスプレイ部21の回転に伴い、ステレオ音声の音場が上下してしまうことになり、ユーザにとって、音声が聞きにくくなるため、ユーザは、違和感を受けてしまう場合がある。
これに対応して、さらに、音声出力増幅器134に横長画面用と縦長画面用の増幅率を予め設定しておき、画面回転検出器43から画面回転信号を供給させ、ディスプレイ部21の回転に応じて切り換えるようにしたので、ディスプレイ部21のLCD31が縦長画面あるいは横長画面に配置されたとしても、LCD31の配置方向に応じて適切な位置にステレオ音場を生成することができる。
これにより、ユーザに、心地よいステレオ音場を提供することができる。
なお、図5の例においては、ディスプレイ部21を、ディスプレイ部21の略中央部を軸として、矢印Rの時計回り(すなわち、ディスプレイ部21に向かって、時計回り)に90度回転させる場合を説明したが、ディスプレイ部21を、ディスプレイ部21の略中央部を軸として、図5に示される矢印Rとは反対方向である反時計回り(すなわち、ディスプレイ部21に向かって、反時計回り)に90度回転させてもよい。
この場合、横長画面のディスプレイ部21Wを、その略中央部を軸に反時計回り(矢印Rの逆方向)、に90度回転させ、LCD31が縦長画面となるように画面方向を設置した場合の縦長画面のディスプレイ部21(図示せず)においては、横長画面のディスプレイ部21Wの左側に配置されていたスピーカ32−4が、右側(下部)に配置されることになり、横長画面のディスプレイ部21Wの右側に配置されていたスピーカ32−2が、左側(上部)に配置されることになる。
したがって、チャンネルマトリクス切換器133は、ディスプレイ部21の反90度回転に応じて、右音声が出力されていたスピーカ32−2に、左音声信号に対応する音声が出力されるように、かつ、左音声が出力されていたスピーカ32−4に、右音声信号に対応する音声が出力されるように切り換える。
すなわち、反90度回転される場合には、チャンネルマトリクス切換器133においては、ディスプレイ部21において対角に位置する1対のスピーカ32(スピーカ32−2と32−4)から出力させる音声を切り換えるように構成される。なお、この場合、ディスプレイ装置11の映像回転部114およびPC12においても、もちろん、反90度回転させて映像信号を処理するように構成される。
なお、以下、特に言及せずに回転方向を説明する場合には、図5の例における時計回りおよび反時計回りを表わすものとする。
次に、図6および図7を参照して、図4の映像回転部における映像信号の処理について詳しく説明する。
図6の例においては、映像回転部114に入力される映像信号に対応する映像161と、画面回転がONである場合に映像回転部114から出力される映像信号に対応する映像162が示されている。なお、映像161および映像162上に示される矢印は、それぞれが対応する映像信号の走査線の向きを表わしており、その矢印に付加されている数字は、走査順を表わしている。
放送局より送信される放送信号が所定のフォーマット(例えば、1024×768pのデジタルYCbCr信号)に変換された信号である映像信号の映像161は、図中上方向を上に正立した映像であり、その映像信号の走査線は、図中左上から順に、左から右の方向に走査している。
この映像信号が通常のディスプレイ(すなわち、画面回転がOFFである横長画面のディスプレイ部21WのLCD31)において表示される映像161aは、映像161と同様に、図中上方向を上に正立した状態で表示される。
しかしながら、この映像161が対応する映像信号を、横長画面のディスプレイ部21Wが90度回転された縦長画面のディスプレイ部21HのLCD31に表示させた場合、LCD31に表示される映像161bは、図7に示されるように、図中右方向を上に正立した状態で表示されてしまう。
そこで、ディスプレイ装置11においては、映像回転部114に、画面回転検出器43から画面回転信号を供給させ、フレームメモリ115に格納した映像161が対応する映像信号を読み出す際に、画面回転がONであれば、映像161が対応する映像信号をディスプレイ部21の回転方向と逆方向に90度回転して読み出させる。
これにより、90度回転されて読み出された映像信号が対応する映像162を、図中上方向を上に正立した映像としてみる場合、その映像信号の走査線は、図中右上から順に、上から下の方向に走査する状態となる。
したがって、この映像信号が通常のディスプレイ(すなわち、画面回転がOFFである横長画面のディスプレイ部21WのLCD31)において表示される映像162aは、映像162に対して、図中反時計回りに90度回転された状態、すなわち、図中左方向を上に正立した状態で表示される。
一方、この映像162が対応する映像信号を、縦長画面のディスプレイ部21HのLCD31に表示させた場合、LCD31に表示される映像162bは、図7に示されるように、図中上方向を上に正立した状態で表示される。
以上のように、ディスプレイ部21が時計回りに90度回転された場合に、ディスプレイ部21において受信された放送信号の映像信号を反時計回りに90度回転させて、LCD31に表示するようにしたので、ディスプレイ部21が時計回りに90度回転されたとしても、ユーザに、正しく正立されたTV映像を提供することができる。
なお、上記説明においては、チューナ111により受信された放送信号の映像信号を用いて説明したが、例えば、ディスプレイ装置11に、例えば、ハードディスクレコーダやVCR、またはDVDプレーヤなどの記録再生装置が接続され、記録再生装置から供給される映像信号についても同様な処理を行うことができる。
図8は、PC12のハードウェア構成例を表している。
CPU(Central Processing Unit)211は、ROM(Read Only Memory)212に記憶されているプログラム、または記憶部218からRAM(Random Access Memory)213にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM213にはまた、CPU211が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
ここで、記憶部218からRAM213にロードされ、CPU211において処理が実行されるプログラム(アプリケーション)としては、上述したOSや表計算作成処理ソフト、Web閲覧ソフトの他、ディスプレイ装置11のディスプレイ装置情報を取得して、ディスプレイ装置情報に応じた映像信号および音声信号を生成する処理を行う信号生成処理プログラムなどがある。なお、信号生成処理プログラムは、常駐プログラムであることが望ましい。
CPU211、ROM212、およびRAM213は、バス214を介して相互に接続されている。このバス214にはまた、入出力インタフェース215も接続されている。
入出力インタフェース215には、キーボード、マウスなどよりなる入力部216、DDC13用の入出力端子からなり、ディスプレイ装置11と映像信号、音声信号、および制御信号などの送受信を行う出力インタフェース217、OSや表計算作成処理ソフト、信号生成処理プログラムなどの各種の(アプリケーション)プログラムが記憶されるハードディスクなどより構成される記憶部218、モデム、または、ターミナルアダプタなどより構成される通信部219が接続されている。
記憶部218に記憶されているプログラムは、ユーザの操作に対応する入力部216からの操作信号に基づくCPU211の制御により、RAM213などにロードされる。通信部219は、図示せぬインターネットなどのネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース215にはまた、必要に応じてドライブ220が接続され、磁気ディスク221、光ディスク222、光磁気ディスク223、或いは半導体メモリ224などが適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部218にインストールされる。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図8に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク221(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク222(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク223(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ224などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM212や、記憶部219に含まれるハードディスクなどで構成される。
図9は、ディスプレイ装置11からのディスプレイ装置情報を取得して、ディスプレイ装置情報に応じた映像信号および音声信号を生成する処理を行うPC12の機能構成例を示すブロック図である。
図9に示される機能ブロックは、PC12のCPU211により、OSが起動され、さらに、信号生成処理プログラムが実行されることで実現される。
信号生成制御部251は、ディスプレイ情報取得部252から供給されるディスプレイ装置情報(すなわち、表示フォーマットや解像度、画面回転情報、表示モード情報など)に応じて、壁紙データ取得部253、映像信号生成部254、および音声信号生成部255を制御し、ディスプレイ装置11のLCD31に出力させる映像信号や音声信号を生成させる。
また、信号生成制御部251は、起動直後、ディスプレイ情報取得部252を制御し、
DDC13を介して、ディスプレイ装置11にディスプレイ装置情報を要求させる。
ディスプレイ情報取得部252は、DDC13を介して出力インタフェース217に受信されるディスプレイ装置11からのディスプレイ装置情報を取得し、信号生成制御部251に供給する。ディスプレイ情報取得部252は、また、信号生成制御部251の制御のもと、ディスプレイ装置11にディスプレイ装置情報を要求する。
壁紙データ取得部253は、信号生成制御部251からの制御のもと、デスクトップにおける壁紙として設定されている壁紙(画像)データとして、横長画面用の壁紙データまたは縦長画面用の壁紙データを、記憶部218などから取得し、取得した壁紙データを映像信号生成部254に出力する。
なお、壁紙データ取得部253は、記憶部218に、横長画面用の壁紙データしか記憶されていない場合、縦長画面用の壁紙データを生成して、生成した縦長画面用の壁紙データを映像信号生成部254に出力するようにしてもよい。
映像信号生成部254は、信号生成制御部251からの制御のもと、横長画面用、または、縦長画面用のデスクトップ画面データを生成し、生成したデスクトップ画面データに、壁紙データ取得部253により取得された壁紙データや、現在起動中の他のプログラムにより生成される映像データを合成する。また、映像信号生成部254は、映像データを、ディスプレイ装置11の表示フォーマットや解像度に応じた映像信号(例えば、VGAやSXGA+サイズのデジタルRGB信号)に変換して、信号送信部256に出力する。
音声信号生成部255は、信号生成制御部251からの制御のもと、OSや現在起動中の他のプログラムから得られる音声データを、ディスプレイ装置11の出力に応じた音声信号に変換して、信号送信部256に出力する。
信号送信部256は、映像信号生成部254から入力される映像信号、および音声信号生成部255から入力される音声信号を、出力インタフェース217およびDDC13を介して、ディスプレイ装置11に送信する。
図10は、ディスプレイ部21のLCD31に表示されるPC映像信号に対応する映像の表示例を示している。図10の例においては、図5を参照して説明した横長画面のディスプレイ部21Wと、縦長画面のディスプレイ部21Hが示されており、図5と対応する部分には対応する符号が付してあり、その説明は繰り返しになるので省略する。
図10の例の横長画面のディスプレイ部21WのLCD31には、PC12からDDC13を介して受信されたPC映像信号に対応する映像271が表示されている。
映像271は、アイコンやメニューバーなどの横長画面用のデスクトップ映像281、桜模様の横長画面用の壁紙282、およびアプリケーションウィンドウ283からなる。
すなわち、PC12の映像信号生成部254は、ディスプレイ装置11からDDC13を介して、画面回転がOFFである(すなわち、LCD31が横長画面として設置されている)ことを示す画面回転情報を受信すると、画面回転情報に応じて横長画面用のデスクトップ映像281の映像データを生成する。また、映像信号生成部254は、生成したデスクトップ映像281の映像データに、壁紙データ取得部253により取得された横長画面用の壁紙282の映像データと、PC12において起動中の他のプログラムにより生成されたアプリケーションウィンドウ283の映像データを合成する。
そして、映像信号生成部254は、ディスプレイ装置11の表示フォーマットや解像度に応じた映像信号に変換して、DDC13を介して、ディスプレイ装置11に送信する。これにより、ディスプレイ装置11において、画面回転がOFFである場合の横長画面のディスプレイ部21WのLCD31には、横長画面用に生成された映像271が表示される。
一方、横長画面のディスプレイ部21Wを、その略中央部を軸に時計回りに90度回転させ、LCD31が縦長画面となるように画面方向を設置した場合の縦長画面のディスプレイ部21HのLCD31には、PC12からDDC13を介して受信されたPC映像信号に対応する映像272が表示されている。
映像272は、アイコンやメニューバーなどの縦長画面用のデスクトップ映像291、桜模様の縦長画面用の壁紙292、およびアプリケーションウィンドウ283からなる。
すなわち、PC12の映像信号生成部254は、ディスプレイ装置11からDDC13を介して、画面回転がONである(すなわち、LCD31が縦長画面として設置されている)ことを示す画面回転情報を受信すると、画面回転情報に応じて縦長画面用のデスクトップ映像291の映像データを生成する。また、映像信号生成部254は、生成したデスクトップ映像291の映像データに、壁紙データ取得部253により取得された縦長画面用の壁紙292の映像データと、現在起動中の他のプログラムにから取得されたアプリケーションウィンドウ283の映像データを合成する。なお、アプリケーションウィンドウ283の映像データは、横長画面でも縦長画面でも同じである。
そして、映像信号生成部254は、ディスプレイ装置11の表示フォーマットや解像度に応じた映像信号に変換して、ディスプレイ装置11に送信する。これにより、ディスプレイ装置11において、画面が90度回転した場合の縦長画面のディスプレイ部21HのLCD31には、縦長画面用に生成された映像272が表示される。
次に、図11のフローチャートを参照して、ディスプレイ装置11の画面切り換え制御処理の例を説明する。
ユーザにより図示せぬ電源ボタンなどが操作され、ディスプレイ装置11の各部に電源が供給されると、画面回転検出器43は、LCD31の縦長画面への切り換えを検出したか否か、すなわち、ディスプレイ部21が物理的に90度回転され、LCD31が縦長画面として設置されたことを検出したか否かを判定する。
ユーザによりディスプレイ部21が、ディスプレイ部21の略中央部を軸として、ディスプレイ部21を物理的に時計回り(図5)に90度回動され、スタンド部22に埋め込まれたマグネット41の磁束が通過すると、画面回転検出器43は、出力電圧を発生する。
これにより、画面回転検出器43は、LCD31の縦長画面への切り換えを検出したと判定し、ステップS12に進み、発生した出力電圧を図示せぬ内蔵オペアンプで増幅して、それを、画面回転ON(1)を示す画面回転信号として、ディスプレイ装置11の各部(すなわち、マイクロコントローラ101、映像回転部114、チャンネルマトリクス切換器133、および音声出力増幅器134)に供給する。
なお、これに対応して、映像回転部114は、図13を参照して後述する映像信号処理を実行し、チャンネルマトリクス切換器133、および音声出力増幅器134は、図12を参照して後述する音声信号処理を実行する。
マイクロコントローラ101は、画面回転信号が供給されると、ステップS13において、通信インタフェース104を制御し、画面回転ON(すなわち、LCD31が縦長画面である)ことを示す画面回転情報を、DDC13を介してPC12に送信させ、ステップS14に進み、画面回転ONであること(を示す画面回転情報)をメモリ102に記憶し、ステップS11に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
これに対応して、PC12は、図15を参照して後述する信号生成処理を実行する。
一方、縦長画面に設置されたLCD31が横長画面になるようにディスプレイ部21が反時計回り(図5)に回転されたり、または、横長画面に設置されたLCD31横長画面のままの場合、すなわち、LCD31が縦長画面として設置されない場合には、スタンド部22に埋め込まれたマグネット41の磁束が通過しないので、画面回転検出器43は、出力電圧を発生しない。
したがって、画面回転検出器43は、ステップS11において、LCD31の縦長画面への切り換えを検出していないと判定し、ステップS15に進み、画面回転OFF(0)を示す画面回転信号を、ディスプレイ装置11の各部(すなわち、マイクロコントローラ101、映像回転部114、チャンネルマトリクス切換器133、および音声出力増幅器134)に供給する。
なお、これに対応して、映像回転部114は、図13を参照して後述する映像信号処理を実行し、チャンネルマトリクス切換器133、および音声出力増幅器134は、図12を参照して後述する音声信号処理を実行する。
マイクロコントローラ101は、画面回転信号が供給されると、ステップS16において、通信インタフェース104を制御し、画面回転OFF(すなわち、LCD31が横長画面である)ことを示す画面回転情報を、DDC13を介してPC12に送信させ、ステップS17に進み、画面回転OFFであること(を示す画面回転情報)をメモリ102に記憶し、ステップS11に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
これに対応して、PC12は、図15を参照して後述する信号生成処理を実行する。
以上のように、ユーザによるディスプレイ部21の物理的な回転が電気的に検出され、画面回転ONであるかOFFであるか(すなわち、LCD13が縦長画面として設置されているか、横長画面として設置されているか)がディスプレイ装置11の各部およびPC12に供給される。これにより、ディスプレイ装置11およびPC12においては、LCD13が設置される画面方向に応じた映像信号および音声信号の制御が実行される。
次に、図12のフローチャートを参照して、ディスプレイ装置11の音声信号処理の例を説明する。
ディスプレイ装置11において、図示せぬアンテナは、図示せぬ放送局からの放送信号を受信し、RF信号として、チューナ111に出力し、チューナ111は、アンテナからのRF信号の中から、所定の放送局の信号を選択し、そのRF信号を、アナログのVIF/SIF信号、すなわち、映像中間周波数信号と音声中間周波数信号に変換後、ベースバンド信号に復調し、復号器112に出力している。そして、復号器112は、映像信号と音声信号のベースバンド信号のうち、そのうちの音声信号を復号して、アナログの音声信号をステレオ音声信号切換器131に入力している。
一方、PC12により、OSや現在起動中の他のプログラムから得られる音声データが、ディスプレイ装置11の出力に応じたPC音声信号に変換されて、DDC13および通信インタフェース104を介してステレオ音声信号切換器131に入力される。
復号器112からのTV音声信号、または、通信インタフェース104からのPC音声信号の少なくとも一方のステレオ音声信号が入力されると、ステレオ音声信号切換器131は、ステップS31において、入力されるステレオ音声信号のうち、マイクロコントローラ101の制御のもと、ユーザによりリモートコントローラなどが操作されることで設定された表示モードに応じたステレオ音声信号を選択し、選択したステレオ音声信号を、ステレオ前置増幅器132に出力し、ステップS32に進む。
ステレオ前置増幅器132は、ステレオ音声信号切換器131からのステレオ音声信号を入力すると、ステップS32において、入力した左右の音声信号を調整する。すなわち、ステレオ前置増幅器132は、右、左に応じた音量調整および音質調整(トーンコントロール、ラウドネス、および消音など)を実行し、調整されたステレオの音声信号(左音声信号および右音声信号)をチャンネルマトリクス切換器133に出力し、ステップS33に進む。
チャンネルマトリクス切換器133は、ステレオ前置増幅器132から左音声信号および右音声信号が入力されると、ステップS33において、図11のステップS12またはS15で画面回転検出器43から供給される画面回転信号に基づいて、LCD31が縦長画面であるか否かを判定する。
ステップS33において、画面回転信号が、画面回転ONを示しており、LCD31が縦長画面であると判定された場合、チャンネルマトリクス切換器133は、ステップS34に進み、横長画面であるLCD31に応じて、セレクタ141−1および141−2の端子を切り換え、ステップS35に進む。
すなわち、チャンネルマトリクス切換器133においては、セレクタ141−1が端子h1を選択し、セレクタ141−2が端子h2を選択することにより、左音声信号が、音声出力増幅器134−3および音声出力増幅器134−4に出力され、右音声信号が、音声出力増幅器134−1および音声出力増幅器134−2に出力される。
なお、図示は省略するが、音声出力増幅器134においてもステップS33と同様の判定がなされて、画面回転信号が画面回転ONを示しており、LCD31が縦長画面であると判定されている。
したがって、音声出力増幅器134は、チャンネルマトリクス切換器133から、左音声信号および右音声信号が入力されると、ステップS35において、入力された音声信号を、縦長画面用の増幅率で増幅し、ステップS38において、増幅した音声信号を、対応するスピーカ32に出力する。
具体的には、音声出力増幅器134−1は、ステップS35において、セレクタ141−1を介して入力される右音声信号を、縦長画面上部用の右音声の増幅率で増幅し、ステップS38において、増幅した右音声信号をスピーカ32−1に出力する。音声出力増幅器134−2は、ステップS35において、入力される右音声信号を、縦長画面下部用の右音声の増幅率で増幅し、ステップS38において、増幅した右音声信号をスピーカ32−2に出力する。
音声出力増幅器134−3は、ステップS35において、セレクタ141−2を介して入力される左音声信号を、縦長画面下部用の左音声の増幅率で増幅し、ステップS38において、増幅した左音声信号をスピーカ32−3に出力する。音声出力増幅器134−4は、ステップS35において、入力される左音声信号を、縦長画面上部用の左音声の増幅率で増幅し、ステップS38において、増幅した左音声信号をスピーカ32−4に出力する。以上により、音声信号処理は終了される。
これにより、図5を参照して上述したように、縦長画面のディスプレイ部21H(LCD31)においては、スピーカ32−1および32−2から右音声が出力され、スピーカ32−1および32−2の略中間の位置に、スピーカ32−1および32−2から出力される音声から、右音声の音場152Rが生成される。また、スピーカ32−3および32−4から左音声が出力され、スピーカ32−3および32−4の略中間の位置に、スピーカ32−3および32−4から出力される音声から、左音声の音場152Lが生成される。
すなわち、図5の縦長画面のディスプレイ部21Hにおいては、音場中心が縦長画面のディスプレイ部21Hの略中央部となるように切り換えられ、調整された増幅率で増幅された音声がスピーカ32−1乃至32−4から出力されるので、ユーザに、左音声の音場152Lおよび右音声の音場152Rからなるステレオ音声の音場152を提供することができる。
一方、ステップS33において、画面回転信号が、画面回転OFFを示しており、LCD31が横長画面であると判定された場合、チャンネルマトリクス切換器133は、ステップS36に進み、横長画面であるLCD31に応じて、セレクタ141−1および141−2の端子を切り換え、ステップS37に進む。
すなわち、チャンネルマトリクス切換器133においては、セレクタ141−1が端子w1を選択し、セレクタ141−2が端子w2を選択することにより、左音声信号が、音声出力増幅器134−1および音声出力増幅器134−4に出力され、右音声信号が、音声出力増幅器134−2および音声出力増幅器134−3に出力される。
なお、図示は省略するが、音声出力増幅器134においてもステップS33と同様の判定がなされて、画面回転信号が画面回転OFFを示しており、LCD31が横長画面であると判定されている。
したがって、音声出力増幅器134は、チャンネルマトリクス切換器133から、左音声信号および右音声信号が入力されると、ステップS37において、入力された音声信号を、横長画面用の増幅率で増幅し、ステップS38において、増幅した音声信号を、対応するスピーカ32に出力する。
具体的には、音声出力増幅器134−1は、ステップS37において、セレクタ141−1を介して入力される左音声信号を、横長画面上部用の左音声の増幅率で増幅し、ステップS38において、増幅した左音声信号をスピーカ32−1に出力する。音声出力増幅器134−2は、ステップS35において、入力される右音声信号を、横長画面上部用の右音声の増幅率で増幅し、ステップS38において、増幅した右音声信号をスピーカ32−2に出力する。
音声出力増幅器134−3は、ステップS37において、セレクタ141−2を介して入力される右音声信号を、横長画面下部用の右音声の増幅率で増幅し、ステップS38において、増幅した右音声信号をスピーカ32−3に出力する。音声出力増幅器134−4は、ステップS37において、入力される左音声信号を、横長画面下部用の左音声の増幅率で増幅し、ステップS38において、増幅した左音声信号をスピーカ32−4に出力する。以上により、音声信号処理は終了される。
これにより、図5を参照して上述したように、横長画面のディスプレイ部21W(LCD31)においては、スピーカ32−2および32−3から右音声が出力され、スピーカ32−2および32−3の略中間の位置に、スピーカ32−2および32−3から出力される音声から、右音声の音場151Rが生成される。また、スピーカ32−1および32−4から左音声が出力され、スピーカ32−1および32−4の略中間の位置に、スピーカ32−1および32−4から出力される音声から、左音声の音場151Lが生成される。
すなわち、図5の横長画面のディスプレイ部21Wにおいては、音場中心が横長画面のディスプレイ部21Wの略中央部となるように切り換えられ、調整された増幅率で増幅された音声がスピーカ32−1乃至32−4から出力されるので、ユーザに、左音声の音場151Lおよび右音声の音場151Rからなるステレオ音声の音場151を提供することができる。
以上のように、ディスプレイ部21が図5の時計回りに90度回転され、LCD31の画面方向が横長画面から縦長画面(あるいは逆に)設置が変更された場合であっても、ディスプレイ部21において対角に位置する1対のスピーカ32(スピーカ32−1と32−3)から出力させる音声を切り換えるだけで簡単に、ユーザにステレオ音声を提供することができる。
また、音声出力増幅器134に横長画面用と縦長画面用の増幅率を予め設定しておき、ディスプレイ部21の回転に応じて切り換えるようにしたので、ディスプレイ部21のLCD31が縦長画面あるいは横長画面に配置されたとしても、LCD31の配置方向に応じて適切な位置にステレオ音場を生成することができる。
これにより、ユーザに、心地よいステレオ音場を提供することができる。
次に、図13のフローチャートを参照して、ディスプレイ装置11の映像信号処理の例を説明する。なお、図13においては、ディスプレイ装置11において、TV映像信号の映像が表示され、TV音声信号の音声が出力されるTV映像表示モードが設定されている場合を説明する。
ディスプレイ装置11において、図示せぬアンテナは、図示せぬ放送局からの放送信号を受信し、RF信号として、チューナ111に出力し、チューナ111は、アンテナからのRF信号の中から、所定の放送局の信号を選択し、そのRF信号を、アナログのVIF/SIF信号、すなわち、映像中間周波数信号と音声中間周波数信号に変換後、ベースバンド信号に復調し、復号器112に出力している。
復号器112は、映像信号と音声信号のベースバンド信号のうち、そのうちの映像信号を復号して、アナログの映像信号を映像信号フォーマット変換部113に出力してくる。
映像信号フォーマット変換部113は、復号器112からアナログの映像信号が入力されると、ステップS51において、アナログの映像信号を、デジタルの映像信号に変換する。すなわち、映像信号フォーマット変換部113は、復号器112からの480iのアナログYC信号を、1024×768pのデジタルYCbCr信号(輝度信号・色差信号)に変換し、映像回転部114に出力する。
映像回転部114は、映像信号フォーマット変換部113からデジタルの映像信号が入力されると、一旦、フレームメモリ115に格納し、ステップS52において、図11のステップS12またはS15で画面回転検出器43から供給される画面回転信号に基づいて、LCD31が縦長画面であるか否かを判定する。
ステップS52において、画面回転信号が、画面回転ONを示しており、LCD31が縦長画面であると判定された場合、映像回転部114は、ステップS53に進み、図6を参照して上述したように、フレームメモリ115から映像信号を、ディスプレイ部21の回転方向と逆方向に、90度回転して読み出し、768×1024のTV映像信号を映像信号切換器116に出力し、ステップS54に進む。
図13の例の場合、TV映像表示モードであるので、映像信号切換器116からのTV映像信号は、縮小倍率部117−1を介して、デジタルフォーマット変換部118に入力される。すなわち、映像信号切換器116において、TV映像信号が選択されて、縮小倍率部117−1に出力されるが、子画面表示ではないので、縮小倍率部117−1においては、TV映像信号は、そのまま(768×1024のまま)、デジタルフォーマット変換部118に出力される。
デジタルフォーマット変換部118は、縮小倍率部117−1からTV映像信号が入力されると、ステップS54において、入力したTV映像信号(デジタルYCbCr信号)の画質を調整し、その後、デジタルRGB信号に変換し、変換したTV映像信号(デジタルRGB信号)を拡大倍率部119−1に出力し、ステップS55に進む。
拡大倍率部119−1は、デジタルフォーマット変換部118からのTV映像信号を入力すると、ステップS55において、90度回転された768×1024のTV映像信号を、LCD31のパネル解像度サイズ(1680×1050)に拡大して出力し、ステップS59に進む。
ただし、90度回転された映像信号は、LCD31のパネル解像度サイズ(1680×1050)と縦横の比率が異なる。したがって、この場合、拡大倍率部119−1は、768×1024のTV映像信号を、LCD31の短辺(1050)に合わせたサイズ(786×1050)に拡大し、残りの情報のない部分には、黒い映像信号を付加して、LCD31のパネル解像度サイズ(1680×1050)の映像信号として、信号混合部120に出力する。
一方、ステップS52において、画面回転信号が、画面回転OFFを示しており、LCD31が横長画面であると判定された場合、映像回転部114は、ステップS56に進み、フレームメモリ115から映像信号を、そのまま読み出し、1024×768のTV映像信号を映像信号切換器116に出力し、ステップS57に進む。
図13の例の場合、TV映像表示モードであるので、映像信号切換器116からのTV映像信号は、映像信号切換器116および縮小倍率部117−1を介して、デジタルフォーマット変換部118に入力される。
デジタルフォーマット変換部118は、縮小倍率部117−1からTV映像信号が入力されると、ステップS57において、入力したTV映像信号(デジタルYCbCr信号)の画質を調整し、その後、デジタルRGB信号に変換し、変換したTV映像信号(デジタルRGB信号)を拡大倍率部119−1に出力し、ステップS58に進む。
拡大倍率部119−1は、デジタルフォーマット変換部118からのTV映像信号を入力すると、ステップS58において、1024×768のTV映像信号を、LCD31のパネル解像度サイズ(1680×1050)に拡大して、LCD31のパネル解像度サイズ(1680×1050)の映像信号として、信号混合部120に出力し、ステップS59に進む。
信号混合部120は、拡大倍率部119−1からのTV映像信号を入力すると、ステップS59において、入力された映像信号を、TTL方式の信号に変換して、デジタルフォーマット変換部121に出力し、ステップS60に進む。
デジタルフォーマット変換部121は、ステップS60において、信号混合部120から入力されるTTL方式の映像信号を、LVDS、TMDS、または、RSDS(登録商標)などのLCD31が対応するフォーマットに変換して、変換した映像信号をLCD31に出力し、映像信号処理を終了する。
これにより、LCD31には、チューナ111により受信された放送信号のTV映像信号に対応する映像が、図14に示されるように表示される。
図14は、ディスプレイ部21のLCD31に表示されるTV映像信号に対応する映像の表示例を示している。図14の例においては、図5を参照して説明した横長画面のディスプレイ部21Wと、縦長画面のディスプレイ部21Hが示されており、図5と対応する部分には対応する符号が付してあり、その説明は繰り返しになるので省略する。
図14の例の横長画面のディスプレイ部21WのLCD31には、チューナ111により受信され、図13のステップS52においてLCD31が横長画面であると判定された場合のTV映像信号に対応する映像311が表示されている。
映像311は、横長画面のディスプレイ部21WのLCD31のパネル解像度サイズに応じたサイズで、図中上方向を上に正立した状態で表示されている。
すなわち、図13のステップS52においてLCD31が横長画面であると判定された場合、TV映像信号は、映像回転部114によりフレームメモリ155からそのままのサイズ(1024×768)で読み出され、映像信号切換器116、縮小倍率部117−1、デジタルフォーマット変換部118を介して、拡大倍率部119−1に供給される。
そして、1024×768のTV映像信号は、拡大倍率部119−1により、LCD31のパネル解像度サイズ(1680×1050)に拡大されるので、その結果、LCD31のパネル解像度サイズに応じたサイズの映像311が、横長画面のディスプレイ部21WのLCD31に表示される。
一方、縦長画面のディスプレイ部21HのLCD31には、図13のステップS52においてLCD31が縦長画面であると判定された場合のTV映像信号に対応する映像312が表示されている。
映像312は、縦長画面のディスプレイ部21HのLCD31の図中横方向(すなわち、短辺)に応じたサイズで、図中上方向を上に正立した状態で表示されており、映像312が表示されていないLCD31には、黒い映像313が表示されている。
すなわち、図13のステップS52においてLCD31が縦長画面であると判定された場合、TV映像信号は、映像回転部114によりフレームメモリ155から90度回転されたサイズ(768×1024)で読み出され、映像信号切換器116、縮小倍率部117−1、デジタルフォーマット変換部118を介して、拡大倍率部119−1に供給される。
そして、768×1024のTV映像信号は、拡大倍率部119−1により、768×1024のTV映像信号が、LCD31の短辺に合わせたサイズ(786×1050)に拡大され、残りの情報のない部分には、黒い映像信号が付加されて、LCD31のパネル解像度サイズ(1680×1050)の映像信号として出力されるので、その結果、LCD31の短辺に合わせたサイズに応じたサイズの映像312が、縦長画面のディスプレイ部21HのLCD31に表示され、映像312以外のLCD31には、黒い映像313が表示される。
以上のように、ディスプレイ部21の回転(LCD31が設置される画面方向)に応じて、放送局から受信される放送信号の映像信号の走査線の向きを回転させて読み出すようにしたので、ディスプレイ部21が時計回りに90度回転され、LCD31の画面方向が横長画面から縦長画面(あるいは逆に)設置が変更された場合であっても、LCD31の映像が、常に設置面を下として正立した状態で表示されるようにすることができる。
また、TV映像モードのように、映像信号がLCD31のフル画面に表示される場合、ディスプレイ部21の回転(LCD31が設置される画面方向)に合わせて拡大するようにしたので、LCD31の画面方向が横長画面から縦長画面(あるいは逆に)設置が変更された場合であっても、LCD31のサイズ外に、映像が切れてしまうことがなく、ユーザに、快適な映像の視聴環境を提供することができる。
次に、図15のフローチャートを参照して、PC12の信号生成処理の例を説明する。
ユーザにより図示せぬ電源ボタンが操作されることにより、PC12の各部に電源が投入される。電源が投入されると、CPU211は、記憶部218に記憶される所定のプログラム(例えば、OSや信号生成処理プログラム)を、RAM213にロードし、実行する。これにより、図9の機能ブロックが実現される。
信号生成制御部251は、起動直後、ディスプレイ情報取得部252を制御し、DDC13を介して、ディスプレイ装置11にディスプレイ装置情報を要求させる。これに対応して、ディスプレイ装置11のマイクロコントローラ101は、図11のステップS14またはS17においてメモリ102に記録しておいた画面回転情報が含まれるディスプレイ装置情報を送信してくる。
また、PC12が起動中であれば、上述した図11のステップS13またはステップS16において、ディスプレイ装置11から、DDC13を介して、画面回転情報が送信されてくる。
ディスプレイ装置11からのディスプレイ装置情報が出力インタフェース217に受信されると、ディスプレイ情報取得部252は、ステップS81において、出力インタフェース217から、ディスプレイ装置情報を取得し、信号生成制御部251に供給し、ステップS82に進む。
信号生成制御部251は、ステップS82において、ディスプレイ装置情報の画面回転情報に基づいて、ディスプレイ装置11のLCD31が縦長画面であるか否かを判定し、ディスプレイ装置11のLCD31が縦長画面であると判定した場合、ステップS83に進み、壁紙データ取得部253に、縦長画面用の壁紙データを取得させる。
すなわち、壁紙データ取得部253は、ステップS83において、デスクトップにおける壁紙として設定されている壁紙(画像)データとして、縦長画面用の壁紙データを、記憶部218などから取得し、取得した壁紙データを映像信号生成部254に出力し、ステップS84に進む。
映像信号生成部254は、ステップS84において、信号生成制御部251からの制御のもと、縦長画面用の映像信号を生成し、ステップS87に進む。
具体的には、映像信号生成部254は、縦長画面用のデスクトップ画面データを生成し、生成したデスクトップ画面データに、壁紙データ取得部253により取得された壁紙データや、現在起動中の他のプログラムにより生成される映像データを合成する。そして、映像信号生成部254は、映像データを、ディスプレイ装置11の表示フォーマットや解像度に応じた映像信号(例えば、VGAやSXGA+サイズのデジタルRGB信号)に変換して、信号送信部256に出力する。
一方、ディスプレイ装置11のLCD31が縦長画面ではない、すなわち、横長画面であると判定された場合、信号生成制御部251は、ステップS85に進み、壁紙データ取得部253に、横長画面用の壁紙データを取得させる。
すなわち、壁紙データ取得部253は、ステップS85において、デスクトップにおける壁紙として設定されている壁紙(画像)データとして、横長画面用の壁紙データを、記憶部218などから取得し、取得した壁紙データを映像信号生成部254に出力し、ステップS86に進む。
映像信号生成部254は、ステップS86において、信号生成制御部251からの制御のもと、横長画面用の映像信号を生成し、ステップS87に進む。
具体的には、映像信号生成部254は、横長画面用のデスクトップ画面データを生成し、生成したデスクトップ画面データに、壁紙データ取得部253により取得された壁紙データや、現在起動中の他のプログラムにより生成される映像データを合成する。そして、映像信号生成部254は、映像データを、ディスプレイ装置11の表示フォーマットや解像度に応じた映像信号に変換して、信号送信部256に出力する。
映像信号生成部254から映像信号が入力されると、信号送信部256は、ステップS87において、必要に応じて、音声信号生成部255から入力される音声信号とともに、出力インタフェース217およびDDC13を介して、ディスプレイ装置11に送信し、信号生成処理を終了する。
これにより、ディスプレイ装置11においては、次に図16を参照して後述するように、PC12からの映像信号に従って、図10の横長画面のディスプレイ部21Wおよび縦長画面のディスプレイ部21HのLCD31に映像が正立して表示され、図12を参照して上述したように、PC12からの音声信号に従って、所定の音声がスピーカ32−1乃至32−4から出力される。
次に、図16のフローチャートを参照して、ディスプレイ装置11の映像信号処理の例を説明する。なお、図16においては、ディスプレイ装置11において、PC映像信号の映像が表示され、PC音声信号の音声が出力されるPC映像表示モードが設定されている場合を説明する。
図15のステップS87において、PC12より、画面回転情報(LCD31の画面方向)に応じたPC映像信号(例えば、640×480(VGA)サイズのデジタルRGB信号)が送信されてくる。
映像信号切換器116は、ステップS111において、通信インタフェース104を介して、画面回転情報に応じたPC映像信号を受信し、PC映像信号を縮小倍率部117−2に出力し、ステップS112に進む。
図16の例の場合、PC映像表示モードであるので、映像信号切換器116からのTV映像信号は、縮小倍率部117−2を介して、拡大倍率部119−2に入力される。すなわち、映像信号切換器116において、PC映像信号が選択されて、縮小倍率部117−2に出力されるが、子画面表示ではないので、縮小倍率部117−2においては、PC映像信号は、そのまま(640×480のまま)、拡大倍率部119−2に出力される。
拡大倍率部119−2は、ステップS112において、640×480サイズのPC映像信号を、LCD31のパネル解像度(1680×1050)に拡大し、1680×1050サイズの映像信号として、信号混合部120に出力し、ステップS113に進む。
信号混合部120は、拡大倍率部119−2からのPC映像信号を入力すると、ステップS113において、入力された映像信号を、TTL方式の信号に変換して、デジタルフォーマット変換部121に出力し、ステップS114に進む。
デジタルフォーマット変換部121は、ステップS114において、信号混合部120から入力されるTTL方式の映像信号を、LVDS、TMDS、または、RSDS(登録商標)などのLCD31が対応するフォーマットに変換して、変換した映像信号をLCD31に出力し、映像信号処理を終了する。
以上のように、ディスプレイ部21がデフォルトの状態でLCD31が横長画面として設置されても、ディスプレイ部21がデフォルトの状態から90度回転され、LCD31が縦長画面として設置されても、図10を参照して上述したように、LCD31には、PC12により画面回転情報に応じて生成され送信されたPC映像信号に対応する映像が正立状態で表示される。
次に、図17のフローチャートを参照して、ディスプレイ装置11の映像信号処理の例を説明する。なお、図17においては、ディスプレイ装置11において、PC映像信号の映像上に、TVの映像信号の映像が子画面として表示されるW画面表示モードが設定されている場合を説明する。
ディスプレイ装置11において、図示せぬアンテナは、図示せぬ放送局からの放送信号を受信し、RF信号として、チューナ111に出力し、チューナ111は、アンテナからのRF信号の中から、所定の放送局の信号を選択し、そのRF信号を、アナログのVIF/SIF信号、すなわち、映像中間周波数信号と音声中間周波数信号に変換後、ベースバンド信号に復調し、復号器112に出力している。
復号器112は、映像信号と音声信号のベースバンド信号のうち、そのうちの映像信号を復号して、アナログのTV映像信号を映像信号フォーマット変換部113に出力してくる。
映像信号フォーマット変換部113は、復号器112からアナログのTV映像信号が入力されると、ステップS151において、アナログのTV映像信号を、デジタルの映像信号に変換する。すなわち、映像信号フォーマット変換部113は、復号器112からの480iのアナログYC信号を、1024×768pのデジタルYCbCr信号に変換し、映像回転部114に出力する。
映像回転部114は、映像信号フォーマット変換部113からデジタルの映像信号が入力されると、一旦、フレームメモリ115に格納し、ステップS152において、図11のステップS12またはS15で画面回転検出器43から供給される画面回転信号に基づいて、LCD31が縦長画面であるか否かを判定する。
ステップS152において、画面回転信号が、画面回転ONを示しており、LCD31が縦長画面であると判定された場合、映像回転部114は、ステップS153に進み、図6を参照して上述したように、フレームメモリ115から映像信号を、90度回転して読み出し、768×1024のTV映像信号を映像信号切換器116に出力し、ステップS154に進む。
映像信号切換器116は、ステップS154において、映像回転部114からのTV映像信号を入力するとともに、通信インタフェース104を介して、縦長画面用の(すなわち、画面回転ONを示す画面回転情報に応じた)PC映像信号(例えば、640×480(VGA)サイズのデジタルRGB信号)を受信する。映像信号切換器116は、TV映像信号を縮小倍率部117−1に供給し、PC映像信号を、縮小倍率部117−2を介して、拡大倍率部119−2に入力し、ステップS157に進む。
一方、ステップS152において、画面回転信号が、画面回転OFFを示しており、LCD31が横長画面であると判定された場合、映像回転部114は、ステップS155に進み、フレームメモリ115から映像信号を、そのまま読み出し、1024×768のTV映像信号を映像信号切換器116に出力し、ステップS157に進む。
映像信号切換器116は、ステップS157において、映像回転部114からのTV映像信号を入力するとともに、通信インタフェース104を介して、横長画面用の(すなわち、画面回転OFFを示す画面回転情報に応じた)PC映像信号を受信する。映像信号切換器116は、TV映像信号を縮小倍率部117−1に供給し、PC映像信号を、縮小倍率部117−2を介して、拡大倍率部119−2に入力し、ステップS157に進む。
拡大倍率部119−2は、縮小倍率部117−2からPC映像信号が入力されると、ステップS157において、640×480サイズのPC映像信号を、LCD31のパネル解像度(1680×1050)(すなわち、メイン画面のサイズ)に拡大し、1680×1050サイズの映像信号として、信号混合部120に出力し、ステップS158に進む。
縮小倍率部117−1は、映像信号切換器116からTV映像信号が入力されると、ステップS158において、表示モードがW画面表示モードであり、TV映像信号が子画面に表示されるので、映像信号切換器116から入力されるTV映像信号を、ディスプレイ装置11において、画面回転ONやOFFに応じて指定されている子画面のサイズに縮小し、デジタルフォーマット変換部118に出力し、ステップS159に進む。
具体的には、画面回転がONではない(画面回転がOFFである)場合、1024×768の映像信号が入力されるので、縮小倍率部117−1は、子画面のサイズ(320×240)に縮小して出力する。また、画面回転がONである場合、768×1024の映像信号が入力されるので、縮小倍率部117−1は、子画面のサイズ(240×320)に縮小して出力する。
デジタルフォーマット変換部118は、縮小倍率部117−1からTV映像信号が入力されると、ステップS159において、入力したTV映像信号(デジタルYCbCr信号)の画質を調整し、その後、デジタルRGB信号に変換し、変換したTV映像信号(デジタルRGB信号)を拡大倍率部119−1に出力し、ステップS160に進む。
図17の例の場合、TV映像信号は子画面に表示されるので、拡大倍率部119−1に入力されたTV映像信号はそのまま信号混合部120に出力される。
信号混合部120は、デジタルフォーマット変換部118からのTV映像信号、および映像信号切換器116からのPC映像信号を入力すると、ステップS160において、メイン画面のPC映像信号(1680×1050)に、子画面のTV映像信号(320×240、あるいは240×320)を重畳して、TTL方式の信号に変換して、デジタルフォーマット変換部121に出力し、ステップS161に進む。
デジタルフォーマット変換部121は、ステップS161において、信号混合部120から入力されるTTL方式の映像信号を、LVDS、TMDS、または、RSDS(登録商標)などのLCD31が対応するフォーマットに変換して、変換した映像信号をLCD31に出力し、映像信号処理を終了する。
これにより、LCD31には、PC映像信号およびTV映像信号に対応する映像が、図18に示されるように表示される。
図18は、ディスプレイ部21のLCD31に表示されるPC映像信号およびTV映像信号に対応する映像の表示例を示している。
図18の例においては、図10を参照して上述した、LCD31にPC映像信号に対応する映像272が表示された縦長画面のディスプレイ部21Hが示されており、図10と対応する部分には対応する符号が付してあり、その説明は繰り返しになるので省略する。
すなわち、縦長画面のディスプレイ部21HのLCD31には、W画面表示モードのメイン画面として、LCD31のパネル解像度に応じたサイズで(すなわり、LCD31全体に)、PC12において生成された映像信号に対応する、アイコンやメニューバーなどの縦長画面用のデスクトップ映像291、桜模様の縦長画面用の壁紙292、およびアプリケーションウィンドウ283からなる映像272が正立した状態で表示されている。
そして、図18の例の場合、映像272に重畳されるW画面表示モードの子画面331には、映像回転部114により、フレームメモリ115から90度回転して768×1024の映像信号として読み出され、縮小倍率部117−1により、子画面のサイズ(240×320)に縮小されたTV映像信号に対応する映像341が正立した状態で表示されている。
なお、説明は省略するが、縦長画面のディスプレイ部21Wについても同様に、メイン画面には、PC映像信号に対応する映像が正立して表示され、子画面には、TV映像信号に対応する映像が正立して表示される。
また、図17および図18の例においては、メイン画面にPC映像信号に対応する映像を表示し、子画面にTV映像信号に対応する映像を表示する場合を説明したが、もちろん、メイン画面にTV映像信号に対応する映像を表示し、子画面にPC映像信号に対応する映像を表示することも可能である。
以上のように、ディスプレイ部21の回転(LCD31が設置される画面方向)に応じて、放送局から受信される放送信号の映像信号の走査線の向きを回転させて読み出すようにし、さらに、PC12に画面回転情報を送信して、PC12からディスプレイ部21の回転に応じたPC映像信号を生成させるようにしたので、ディスプレイ部21が時計回り(または反時計回り)に90度回転され、LCD31の画面方向が横長画面から縦長画面(あるいは逆に)設置が変更された場合であっても、TV映像信号およびPC映像信号に対応して表示されるLCD31の映像は、両方とも、常に設置面を下として正立した状態で表示されるようにすることができる。
また、本発明のディスプレイ装置11によれば、画面設置方向が変更されても、簡単に、リアルなステレオ音場(仮想的なスピーカ位置)を再現することができ、ユーザに、リアルなステレオ音場を提供することができる。また、本発明のディスプレイ装置11によれば、画面設置方向が変更されても、簡単に、画面に正立した映像を表示させることができる。
すなわち、本発明のディスプレイ装置11によれば、画面設置方向が変更されても、ユーザに対して、映像に関してもおよび音声に関しても快適な視聴環境を提供することができる。
なお、上記説明したディスプレイ装置11においては、各スピーカ32−1乃至32−4をディスプレイ部21の4隅に設けるようにしたが、音声出力増幅器134の増幅率を、所望の位置(例えば、LCD31の中央部)に音場が生成されるように設定すればよいので、LCD31の中央部に限らず、所定の位置に対して、左右対称、かつ上下対称に配置して設けられてもよい(すなわち、中央部から対称な位置に配置されていなくてもよい)。
また、ディスプレイ装置11において4つのスピーカを用いて説明したが、4つ以上の偶数個であれば、6つや8つで構成されていてもよい。また、ステレオ音声信号として説明したが、本発明は、音声信号のチャンネル数が多い場合であっても同様に適用することができる。
さらに、上述したディスプレイ装置11においては、チャンネルマトリクス切換器133の後段の音声出力増幅器134において、音声信号の増幅率を調整するようにしたが、チャンネルマトリクス切換器133の前段のステレオ前置増幅器132などで音声信号の増幅率を調整するようにしてもよく、その調整方法も上述した方法に限定されない。
なお、上記説明においては、チューナを内蔵したディスプレイ装置11をPC12の表示部として用いる例を説明したが、本発明は、例えば、表示部と少なくとも4つのスピーカを有する装置であれば、放送信号受信装置、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、その他のPDA(Personal Digital Assistant)機器や、AV(Audio Visual)機器や家電(家庭用電化製品)などのCE(Consumer Electronics)機器などに適用することができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。この場合、例えば、図1のディスプレイ装置11は、図19に示されるようなパーソナルコンピュータ401により構成される。
図19において、CPU(Central Processing Unit)411は、ROM(Read Only Memory) 412に記憶されているプログラム、または、記憶部418からRAM(Random Access Memory)413にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM413にはまた、CPU411が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU411、ROM412、およびRAM413は、バス414を介して相互に接続されている。このバス414にはまた、入出力インタフェース415も接続されている。
入出力インタフェース415には、キーボード、マウスなどよりなる入力部416、CRT(Cathode Ray Tube),LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部217、ハードディスクなどより構成される記憶部418、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部419が接続されている。通信部419は、無線などのネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース415にはまた、必要に応じてドライブ420が接続され、磁気ディスク421、光ディスク422、光磁気ディスク423、或いは半導体メモリ424などが適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部418にインストールされる。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
なお、このプログラムは、全体として上述した一連の処理を実行できれば、その形態は特に限定されない。例えば、上述した各ブロックのそれぞれに対応するモジュールのそれぞれからなるモジュール構成とされてもよいし、幾つかのブロックの機能の一部または全部が組み合わされたモジュール、若しくは、ブロックの機能が分割されたモジュールからなるモジュール構成とされてもよい。或いは、単に1つのアルゴリズムを有するプログラムでもよい。
このプログラムが記録される記録媒体は、図19に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク421(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク422(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク423(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ424などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM412や、記憶部418に含まれるハードディスクなどで構成される。
ここで、本明細書において、コンピュータに各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。
また、プログラムは、1のコンピュータにより処理されるものであっても良いし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであってもよい。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであってもよい。
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明の表示システムの構成例を示す図である。 図1のディスプレイ装置の外観を示す背面図である。 図1のディスプレイ装置の内部の構成例を示すブロック図である。 図3のチャンネルマトリクス切換器および音声出力増幅器の詳細な構成例を示すブロック図である。 図3のチャンネルマトリクス切換器および音声出力増幅器の処理を説明する図である。 図4の映像回転部における映像信号の処理を説明する図である。 図4の映像回転部における映像信号の処理を説明する図である。 図1のPCの構成例を示すブロック図である。 図1のPCの機能構成例を示すブロック図である。 図1のディスプレイ部のLCDに表示される映像の表示例を示す図である。 図1のディスプレイ装置の画面切り換え制御処理の例を説明するフローチャートである。 図1のディスプレイ装置の音声信号処理の例を説明するフローチャートである。 図1のディスプレイ装置の映像信号処理の例を説明するフローチャートである。 図1のディスプレイ部のLCDに表示される映像の他の表示例を示す図である。 図1のPCの信号生成処理の例を説明するフローチャートである。 図1のディスプレイ装置の映像信号処理の他の例を説明するフローチャートである。 図1のディスプレイ装置の映像信号処理のさらに他の例を説明するフローチャートである。 図1のディスプレイ部のLCDに表示される映像のさらに他の表示例を示す図である。 本発明を適用したパーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 表示システム,11 ディスプレイ装置112 パーソナルコンピュータ,13 DDC,21 ディスプレイ部,22 スタンド部,31 LCD,32−1乃至32−4 スピーカ,41 マグネット,43 画面検出器,101 マイクロコントローラ,102 メモリ,114 映像回転部,115 フレームメモリ,133 チャンネルマトリクス切換器133,134−1乃至134−4 音声出力増幅器,141−1,141−2 セレクタ,251 信号生成制御部,252 ディスプレイ情報取得部,253 壁紙データ取得部,254 映像信号生成部

Claims (9)

  1. 画像を表示する制御を行う情報処理装置において、
    画像を表示する表示面を有する表示部と、
    前記表示部上の前記表示面の周囲に配置された少なくとも4つのスピーカと、
    前記表示部の所定の位置を軸とした前記表示部の90度回転を検出する回転検出手段と、
    前記回転検出手段により検出された前記表示部の90度回転に応じて、前記4つのスピーカのうち、対角位置にある1対のスピーカの左右出力を切り換える切り換え手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示部の所定の位置を軸として前記表示部を回動可能に支持する支持手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記回転検出手段により検出された前記表示部の90度回転に応じて、前記4つのスピーカの出力ゲインを調整する出力調整手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 放送信号を受信する信号受信手段と、
    前記回転検出手段により検出された前記表示部の90度回転に応じて、前記信号受信手段により受信された放送信号の映像信号を回転させる映像回転手段と、
    前記映像回転手段により回転された映像信号に対応する映像を前記表示面に表示する制御を行う表示制御手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記映像回転手段により回転された映像信号を、前記回転検出手段により前記90度回転が検出された前記表示部の画枠に合わせて変倍する映像変倍手段を
    さらに備え、
    前記表示制御手段は、前記映像変倍手段により変倍された映像信号に対応する映像を前記表示面に表示する制御を行う
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記回転検出手段により検出された前記表示部の90度回転の情報を、他の情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記他の情報処理装置からの映像信号に、前記映像回転手段により回転された映像信号を重畳する重畳手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記重畳手段により重畳された映像信号に対応する映像を前記表示面に表示する制御を行う
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 画像を表示する制御を行う情報処理装置の情報処理方法において、
    画像を表示する表示面を有する表示部の所定の位置を軸とした前記表示部の90度回転を検出する回転検出ステップと、
    前記回転検出ステップの処理により検出された前記表示部の90度回転に応じて、前記表示部上の前記表示面の周囲に配置された少なくとも4つのスピーカのうち、対角位置にある1対のスピーカの左右出力を切り換える切り換えステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  8. 画像を表示する制御を行う処理をコンピュータに行わせるプログラムが記録されている記録媒体であって、
    画像を表示する表示面を有する表示部の所定の位置を軸とした前記表示部の90度回転を検出する回転検出ステップと、
    前記回転検出ステップの処理により検出された前記表示部の90度回転に応じて、前記表示部上の前記表示面の周囲に配置された少なくとも4つのスピーカのうち、対角位置にある1対のスピーカの左右出力を切り換える切り換えステップと
    を含むことを特徴とするプログラムが記録されている記録媒体。
  9. 画像を表示する制御を行う処理をコンピュータに行わせるプログラムであって、
    画像を表示する表示面を有する表示部の所定の位置を軸とした前記表示部の90度回転を検出する回転検出ステップと、
    前記回転検出ステップの処理により検出された前記表示部の90度回転に応じて、前記表示部上の前記表示面の周囲に配置された少なくとも4つのスピーカのうち、対角位置にある1対のスピーカの左右出力を切り換える切り換えステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
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