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JP2006294083A - 光ディスクの記録方法および光ディスク装置 - Google Patents

光ディスクの記録方法および光ディスク装置 Download PDF

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JP2006294083A
JP2006294083A JP2005109672A JP2005109672A JP2006294083A JP 2006294083 A JP2006294083 A JP 2006294083A JP 2005109672 A JP2005109672 A JP 2005109672A JP 2005109672 A JP2005109672 A JP 2005109672A JP 2006294083 A JP2006294083 A JP 2006294083A
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Kiyoyuki Suenaga
清幸 末永
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】情報記録面への情報記録とレーベル面への可視画像形成という2つの動作を行なう際に、光ディスクを再セットする手間を省き、また情報記録面への情報記録とレーベル面への可視画像形成の双方に対して最適な記録条件または可視画像形成条件に設定することができるため、使用者の利便性を高め、かつ高品質の記録または可視画像形成を行なうことが可能な光ディスクの記録方法および光ディスク装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の光ディスクの記録方法は、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスク52の記録方法であって、第1光ピックアップ4が光ディスク52の情報記録面に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行ない、第2光ピックアップ6が光ディスク52のレーベル面に対して光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクに対して、光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことができる光ディスクの記録方法および光ディスク装置に関するものである。
光ディスク装置は、オーディオ用CDをはじめとして、CD−ROM、CD−R/RW、DVDなどがすでに実用化されており、各方面への応用と高性能化への開発が活発に行われている。特に最近では、パーソナルコンピュータの急速な市場拡大に伴い、光ディスク装置のパーソナルコンピュータへの内蔵普及率も高くなっている。
また、最近では、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクに対して、光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことができる光ディスク装置が提案され、その光ディスク装置を用いれば、光ディスクの情報記録面にデータを記録すると共に、データの記録が終了した光ディスクのレーベル面に所望の可視画像の形成を行なうことができる。
ここで、従来の光ディスク装置の構成について図6を用いて説明する。
図6は、従来の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
図6において、51はドライブ機構部、52は光ディスク、53はスピンドルモータ、54は光ピックアップ、55はフィード部、58はアナログ信号処理部、59はサーボ処理部、60はモータ駆動部、61はコントローラ、62はレーザ駆動部、63はディジタル信号処理部、63aはPLL回路、64はバッファメモリである。
以上のように構成された従来の光ディスク装置の動作について説明する。
図6において、ドライブ機構部51は、光ディスク52を回転させるスピンドルモータ53と、光ディスク52の情報記録面に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行ない、更に光ディスクのレーベル面に対して光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことが可能な光ピックアップ54と、光ピックアップ54が搭載されたキャリッジを光ディスク52の半径方向に移動させるためのフィード部55とによって構成されたものである。
アナログ信号処理部58は、ドライブ機構部51の内部に設けられたキャリッジ中の光ピックアップ54内部の光センサ(図示せず)からの信号出力を基に、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号とを生成し、サーボ処理部59に出力する。ここで、フォーカスエラー信号とは、光ピックアップ54に備えられた対物レンズ701より出射される光ビームスポットと光ディスク52の情報記録面との焦点方向のずれをいう。トラッキングエラー信号とは、前記光スポットと光ディスク52の情報トラックとの光ディスク半径方向のずれをいう。
サーボ処理部59は、対物レンズ701とキャリッジとの相対的な位置関係を示すレンズ位置信号を生成し、モータ駆動部60に出力する。また、サーボ処理部59は、ON/OFF回路、演算回路、フィルタ回路、増幅回路等によって構成され、光ビームスポットが光ディスク52の情報トラックに追従するように対物レンズ701をフォーカス/トラッキング制御し、さらにトラッキングエラー信号の低域成分を用いて対物レンズ701が概略中立位置を保持するようにフィード制御を行う。フィード部55は、フィードモータ、ギヤ、スクリューシャフト(図示せず)等から構成され、フィードモータを回転させることによってキャリッジが光ディスク52半径方向に移動するようになっている。
ディジタル信号処理部63は、アナログ信号処理部58から送られてきたアナログ信号をディジタル信号に変換し、コントローラ61、レーザ駆動部62、バッファメモリ64の各部に送出する。
光ピックアップ54により光ディスク52のレーベル面に対して光ビームを照射することで可視画像の形成を行なう場合には、モータ駆動部60は、スピンドルモータ53から得られる逆起電流を利用してスピンドルモータ53の回転数に応じた周波数のFG(Frequency Generator)パルス信号をディジタル信号処理部63にあるPLL(Phase locked Loop)回路63aに出力する。PLL回路63aは、FGパルス信号を逓倍し、可視画像形成のために用いられるPLLクロック信号を生成し、それを基に画像形成に必要なデータをバッファメモリ64から読み出し、レーザ駆動部62によって光ピックアップ54のレーザ発光を制御する。
コントローラ61は、このように構成されたサーボ部の全体のコントロールを行うものであり、アナログ信号処理部58、サーボ処理部59、モータ駆動部60、ディジタル信号処理部63、レーザ駆動部62の各部から送られる信号が入力され、これらの信号の演算処理等を行い、この演算処理の結果(信号)を各部に送出し、各部にて駆動、処理を実行させ、各部の制御を行うものである。
先行例としては、(特許文献1)等がある。
特開2004−55076号公報
しかしながら、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクに対して、光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことが可能な光ディスク装置は、光ディスク52の情報記録面に情報の記録または再生を行なう光ピックアップと、光ビームを照射することによりレーベル面に可視画像の形成を行なう光ピックアップが共通であるため、使用者が1枚の光ディスク52に対して情報の記録とレーベル面の可視画像の形成を行なう場合、光ディスク52に情報の記録をした後に、光ディスク装置から光ディスク52を取り出して、光ディスク52を裏返して再セットを行い、光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なわなければならない。
また、光ディスク52の情報記録面に情報の記録または再生を行なう場合と光ディスク52のレーベル面に可視画像の形成を行なう場合において、光ピックアップ54に設けられた対物レンズ701と光ディスク52の情報記録面、光ピックアップ54に設けられた対物レンズ701と光ディスク52のレーベル面までの距離が異なることになるため、光ピックアップ54に設けられた対物レンズ701は異なる2つの距離に対していずれか一方を中心とした範囲でフォーカスサーボをする必要がある。
さらに、光ディスク52に情報の記録をする場合と光ディスク52のレーベル面に所望の可視画像の形成を行なう場合とでは、最適な光ビーム量が異なるため、光ピックアップ54はそれらの光ビーム量の出力に対応する必要がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、レーベル面に可視画像形成領域を有した光ディスクに対して、情報記録面への情報記録とレーベル面への可視画像形成という2つの動作を行なう際に、光ディスクを再セットする手間を省き、また、情報記録面への情報記録とレーベル面への可視画像形成の双方に対して、フォーカス、光ビームの出力量などを最適な記録条件または可視画像形成条件に設定することができるため、使用者の利便性を高め、かつ高品質の記録または可視画像形成を行なうことが可能な光ディスクの記録方法および光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、レーベル面に可視画像形成領域を有した光ディスクの記録方法であって、第1の光ピックアップは光ディスクの情報記録面に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行ない、第2の光ピックアップは光ディスクのレーベル面に対して光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことを特徴とする光ディスクの記録方法である。
また、本発明の光ディスク装置は、光ディスクを回転させる回転駆動手段と、光ディスクに光ビームを照射する第1の光ピックアップと第2の光ピックアップと、第1の光ピックアップと第2の光ピックアップを制御する制御部を備え、レーベル面に可視画像形成領域を有した光ディスクに対して、制御部は、第1の光ピックアップで光ディスクの情報記録面に情報の記録又は再生の少なくとも一方を行ない、第2の光ピックアップで光ディスクのレーベル面に光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことを特徴とする光ディスク装置である。
本発明は上記構成により、光ディスクの情報記録面に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なうことと、光ディスクのレーベル面に対して光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことの双方の作業を独立した2つの光ピックアップで行なうことができ、従来は1つの光ピックアップで行なっていた場合に必要であった光ディスクを裏返す手間が不要になり、また、光ディスクの情報記録面に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なう光ピックアップと光ディスクのレーベル面に光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なう光ピックアップのそれぞれに対して独立した最適な設定をすることが可能になる。
このことにより、本発明は、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクに対して、情報記録面への情報記録とレーベル面への可視画像形成という2つの動作を行なう際に、光ディスクを再セットする手間を省き、また、情報記録面への情報記録とレーベル面への可視画像形成の双方に対して、フォーカス、光ビームの出力量などを最適な記録条件または可視画像形成条件に設定することができるため、使用者の利便性を高め、かつ高品質の記録または可視画像形成を行なうことが可能な光ディスクの記録方法および光ディスク装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクの記録方法であって、第1の光ピックアップが光ディスクの情報記録面に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行ない、第2の光ピックアップが光ディスクのレーベル面に対して光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことを特徴とするものである。レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクの記録方法であって、第1の光ピックアップが光ディスクの情報記録面に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行ない、第2の光ピックアップが光ディスクのレーベル面に対して光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことによって、光ディスクの情報記録面に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なうことと、光ディスクのレーベル面に対して光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことの双方の作業を独立した2つの光ピックアップで行なうことができ、従来は1つの光ピックアップで行なっていた場合に必要であった光ディスクを裏返す手間が不要になり、また、光ディスクの情報記録面に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なう光ピックアップと光ディスクのレーベル面に光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なう光ピックアップのそれぞれに対して独立した最適な設定をすることが可能になる。このことにより、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクに対して、情報記録面への情報記録とレーベル面への可視画像形成という2つの動作を行なう際に、光ディスクを再セットする手間を省き、また、情報記録面への情報記録とレーベル面への可視画像形成の双方に対して、フォーカス、光ビームの出力量などを最適な記録条件または可視画像形成条件に設定することができるため、使用者の利便性を高め、かつ高品質の記録または可視画像形成を行なうことが可能な光ディスクの記録方法を実現することができる。
請求項2記載の発明は、第1の光ピックアップと第2の光ピックアップが、並行して動作することを特徴とするものである。第1の光ピックアップと第2の光ピックアップが、並行して動作することによって、1枚の光ディスクに対して、情報記録面への情報記録とレーベル面への可視画像形成という2つの作業を行なう際の時間短縮を図ることができる。
請求項3記載の発明は、第1の光ピックアップと第2の光ピックアップが並行して行なう動作において、第1の光ピックアップの動作が優先して行なわれることを特徴とするものである。第1の光ピックアップの動作が優先して行なわれることによって、第1の光ピックアップと第2の光ピックアップが並行して動作する際に複雑となる光ディスクの回転制御を比較的容易に行なうことができる。
請求項4記載の発明は、第2の光ピックアップが光ディスクのレーベル面に対して可視画像の形成を行なう際に、同一箇所に複数回の記録動作を行なうことを特徴とするものである。第2の光ピックアップが光ディスクのレーベル面に対して可視画像の形成を行なう際に、同一箇所に複数回の記録動作を行なうことにより可視画像形成をする重ね記録を行なうことによって、光ビームの照射によって可視画像形成をする際の記録パワーに限界がある場合であっても、可視画像形成を確実に行なうことができる。
請求項5記載の発明は、光ディスクを回転させる回転駆動手段と、光ディスクに光ビームを照射する第1の光ピックアップと第2の光ピックアップと、第1の光ピックアップと第2の光ピックアップを制御する制御部を備え、制御部が、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクに対して、第1の光ピックアップで光ディスクの情報記録面に情報の記録又は再生の少なくとも一方を行ない、第2の光ピックアップで光ディスクのレーベル面に光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことを特徴とするものである。制御部が、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクに対して、第1の光ピックアップで光ディスクの情報記録面に情報の記録又は再生の少なくとも一方を行ない、第2の光ピックアップで光ディスクのレーベル面に光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことによって、光ディスクの情報記録面に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なうことと、光ディスクのレーベル面に対して光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことの双方の作業を独立した2つの光ピックアップで行なうことができ、従来は1つの光ピックアップで行なっていた場合に必要であった光ディスクを裏返す手間が不要になり、また、光ディスクの情報記録面に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なう光ピックアップと光ディスクのレーベル面に光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なう光ピックアップのそれぞれに対して独立した最適な設定をすることが可能になる。このことにより、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクに対して、情報記録面への情報記録とレーベル面への可視画像形成という2つの動作を行なう際に、光ディスクを再セットする手間を省き、また、情報記録面への情報記録とレーベル面への可視画像形成の双方に対して、フォーカス、光ビームの出力量などを最適な記録条件または可視画像形成条件に設定することができるため、使用者の利便性を高め、かつ高品質の記録または可視画像形成を行なうことが可能な光ディスク装置を実現することができる。
請求項6記載の発明は、可視画像記録領域が、特定の周波数の光ビームが当たると化学反応する変色層であるか、もしくは光ビームが当たると熱により発色が変化する変色層であることを特徴とするものである。可視画像記録領域に、特定の周波数の光ビームが当たると化学反応する変色層であるか、もしくは光ビームが当たると熱により発色が変化する変色層であることによって、比較的小さい光ビーム量で可視画像の形成を行なうことができるため、光ディスクの情報記録面に対して情報の記録を行なうことと光ディスクのレーベル面に光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことの双方を並行して行なうことが容易になる。
請求項7記載の発明は、特定の周波数が、CDの記録もしくは再生に用いられる周波数、またはDVDの記録もしくは再生に用いられる周波数の少なくとも一方であることを特徴とするものである。特定の周波数が、CDの記録もしくは再生に用いられる周波数、またはDVDの記録もしくは再生に用いられる周波数の少なくとも一方であることによって、可視画像形成のために必要な光ビームを出射する光源を新たに設計する必要がなく、既存の光源を利用することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における光ディスク装置の構成を示すブロック図である。図1において、1はドライブ機構部、3はスピンドルモータ、4は第1光ピックアップ、5は第1フィード部、6は第2光ピックアップ、7は第2フィード部、8は第1アナログ処理部、9は第1サーボ処理部、10は第1モータ駆動部、11はコントローラ、12は第1レーザ駆動部、13はディジタル信号処理部、13aはPLL回路、14はバッファメモリ、15は第2モータ駆動部、16は第2アナログ信号処理部、17は第2レーザ駆動部、18は第2サーボ処理部、52は光ディスク、401は第1対物レンズ、601は第2対物レンズである。
以上のように構成された本発明の一実施の形態における光ディスク装置の動作について説明する。図1において、ドライブ機構部1は、光ディスク52を回転させるスピンドルモータ3と、光ディスク52の情報記録面に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なう第1の光ピックアップである第1光ピックアップ4と、光ディスクのレーベル面に対して光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なう第2の光ピックアップである第2光ピックアップ6と、第1光ピックアップ4が搭載されたキャリッジを光ディスク52の半径方向に移動させるための第1フィード部5と、第2光ピックアップ6が搭載されたキャリッジを光ディスク52の半径方向に移動させるための第2フィード部7とによって構成されたものである。
第1アナログ信号処理部8は、ドライブ機構部1の内部に設けられたキャリッジの中にある第1光ピックアップ4内部の光センサ(図示せず)からの信号出力を基に、フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号とを生成し、第1サーボ処理部9に出力する。
フォーカスエラー信号とは、第1光ピックアップ4に備えられた第1対物レンズ401より出射される光ビームスポットと光ディスク52の記録面との焦点方向のずれをいう。トラッキングエラー信号とは、前記光スポットと光ディスク52の情報トラックとの光ディスク半径方向のずれをいう。
第1サーボ処理部9は、第1対物レンズ401とキャリッジとの相対的な位置関係を示すレンズ位置信号を生成し、第1モータ駆動部10に出力し、第1モータ駆動部10は、第1光ピックアップ4とスピンドルモータ3と第1フィード部5を駆動する。また、第1サーボ処理部9はON/OFF回路、演算回路、フィルタ回路、増幅回路等によって構成され、光ビームスポットが光ディスク52の情報トラックに追従するように第1対物レンズ401をフォーカス/トラッキング制御し、さらにトラッキングエラー信号の低域成分を用いて対物レンズが概略中立位置を保持するようにフィード制御を行う。
第1フィード部5と第2フィード部7は、フィードモータ、ギヤ、スクリューシャフト(図示せず)等から構成され、フィードモータを回転させることによってキャリッジが光ディスク52半径方向に移動するようになっている。
ディジタル信号処理部13は、第1アナログ信号処理部8から送られてきたアナログ信号をディジタル信号に変換し、コントローラ11、第1レーザ駆動部12、第2レーザ駆動部17、バッファメモリ14の各部に送出する。
第2モータ駆動部15は、第2光ピックアップ6と第2フィード部7を駆動し、第2アナログ信号処理部16は、第2光ピックアップ6内部の光センサ(図示せず)からの信号出力を基に、フォーカスエラー信号を生成し、第2サーボ処理部18に出力する。
第2サーボ処理部18は、第2対物レンズ601とキャリッジとの相対的な位置関係を示すレンズ位置信号を生成し、第2モータ駆動部15に出力する。また、第2サーボ処理部18はON/OFF回路、演算回路、フィルタ回路、増幅回路等によって構成され、光ビームスポットが光ディスク52の可視画像形成面に第2対物レンズ601をフォーカス制御し、光ディスク52上の所望の領域に目的の可視画像を形成するためにフィード制御を行う。
コントローラ11は、このように構成されたサーボ部の全体のコントロールを行うものであり、第1アナログ信号処理部8、第2アナログ信号処理部16、第1サーボ処理部9、第2サーボ処理部18、第1モータ駆動部10、第2モータ駆動部15、ディジタル信号処理部13、第1レーザ駆動部12、第2レーザ駆動部17の各部から送られる信号が入力され、これらの信号の演算処理等を行い、この演算処理の結果(信号)を各部に送出し、各部にて駆動、処理を実行させ、各部の制御を行うものである。
次に、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクの一例として、レーベル面に変色層を有した光ディスクの構造について説明する。
図2は、レーベル面に変色層を有した光ディスクの構造を示す図である。図2において、52は光ディスク、101は保護層、102は変色層、103は反射層、104は保護層、105は反射層、106は記録層、107は保護層、111はレーベル面、112は情報記録面、401は第1対物レンズ、601は第2対物レンズである。
レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクの一例であるレーベル面111に変色層を有した光ディスクは、情報の記録を行なうことが可能な情報記録面112と光ビームにより所望の可視画像の形成を行なうことが可能なレーベル面111があり、レーベル面111に設けられた変色層は、特定の周波数の光ビームが当たると化学反応するものや光ビームが当たると熱により発色が変化するものなどがある。変色層に対して特定の周波数の光ビームが当たると化学反応するものや光ビームが当たると熱により発色が変化するものは、比較的小さい光ビーム量で可視画像の形成を行なうことができる。
情報の記録を行なうことが可能な情報記録面112は、反射層105、記録層106、保護層107で構成され、反射層105と記録層106の組み合わせにより、第1光ピックアップ4に設けられた第1対物レンズ401から出射される光ビームを利用してデータの記録または再生の少なくとも一方が行なわれる。
また、光ビームにより所望の可視画像の形成を行なうことが可能なレーベル面111は、保護層101、変色層102、反射層103で構成され、変色層102は、第2光ピックアップ6に設けられた第2対物レンズ601から出射される光ビームが当たることにより、所望の可視画像の形成を行なう。反射層103は、第2光ピックアップ6に設けられた第2対物レンズ601から出射される光ビームを利用したフォーカス制御に用いられる。
情報の記録を行なうことが可能な情報記録面112と光ビームにより所望の可視画像の形成を行なうことが可能なレーベル面111の境界上には、保護層104が設けられている。保護層104は、反射層103と反射層105を張り合わせるためのベース材として用いられ、保護層101、保護層107は傷やほこりなど外的要因から記録層106を守るために設けられている。
次に、本実施の形態における光ディスク52のレーベル面111に可視画像を形成する方法について説明する。
図3は、本発明の一実施の形態における光ディスク装置のFGパルス信号とPLLクロックを示す図である。上段の矩形波がFGパルス(Frequency Generator)信号、下段の矩形波がPLL(Phase locked Loop)クロックであり、横軸が時間軸である。
第1モータ駆動部10は、スピンドルモータ3から得られる逆起電流を利用してスピンドルモータ3の回転数に応じた周波数のFGパルス信号をディジタル信号処理部13にあるPLL回路13aに出力する。
PLL回路13aは、FGパルス信号を逓倍し、可視画像形成のために用いられるPLLクロック信号を生成する。例えば、図3の上段に示すように、スピンドルモータ3が1回転、すなわち光ディスクが1回転している間に8個のFGパルスを生成するものである場合に、図3の下段に示すように、PLL回路13aは図3の上段に示すFGパルスを逓倍したPLLクロック信号を生成する。
ディジタル信号処理部13は、PLLクロック信号毎、つまりある一定角度分だけ光ディスクが回転する毎に1つの座標の階調度を示す画像形成に必要なデータをバッファメモリ14から読み出して、第2レーザ駆動部17にレーザ駆動信号を送る。
図4は、本発明の一実施の形態における光ディスク装置の光ビームの光量レベルと記録線速度の関係を示す図である。図4において、横軸Vは情報記録面への記録線速度であり、縦軸Pは情報記録面への記録の際に必要とされる光ビームの光量レベルを示している。情報記録面への記録の際に必要とされる光ビームの光量レベルPと情報記録面への記録線速度Vの関係は、P=k・√Vで表わされる。ここで、kは任意の定数である。
コントローラ11は、第1光ピックアップ4と第2光ピックアップ6の光ディスク52径方向の移動制御と併せて、光ビームの光量レベルの調整を行う。一般に記録線速度Vが大きくなると、それだけ多くの光量の光ビームを照射する必要がある。これは、単位時間当たりに単位面積が受ける光ビームの照射量が減少するためである。
図5は、本発明の一実施の形態における光ディスク装置の記録処理の示すフローチャートである。ここで、図5は、光ディスク52の情報記録面への記録動作とレーベル面への可視画像記録動作のうち、光ディスク52のレーベル面への可視画像記録動作のみを抽出して示している。
光ディスク装置は、光ディスク52が挿入されると、スピンドルモータ3を回転させ、起動処理を開始し、フォーカスサーボ、トラッキングサーボをかけ、ディスク判別を行なう。
次に、光ディスク52の情報記録面112への記録動作とレーベル面111への可視画像記録動作を並行して行うか、独立して行うかを選択する(S401)。
以降、情報記録面112への記録動作とレーベル面111への可視画像記録動作を独立して行なう場合について説明する。
使用者の指示により、光ディスク52の情報記録面112への記録動作とレーベル面111への可視画像記録動作を独立して行なう処理の選択がされ、それに付随する内容の入力が行なわれると、まず、従来と同様に光ディスク52の情報記録面112への記録動作が行なわれる。光ディスク52の情報記録面112への記録動作が終了すると、次にレーベル面111への可視画像記録動作を行なう。レーベル面111への可視画像記録動作では、最初にディスク回転速度の設定が行なわれる(S402)。
光ディスク52の回転速度の設定は,使用者の各種入力情報がHOSTからディジタル信号処理部13を介してコントローラ11に伝えられ、コントローラ11はその情報を基に、第1サーボ処理部9を介して第1モータ駆動部10へ指示を出し、スピンドルモータ3を動作させる。また、コントローラ11は、第2サーボ処理部18、第2モータ駆動部15を介して、第2光ピックアップ6と第2フィード部7へ情報を伝え、第2光ピックアップ6と第2フィード部7を動作させる(S403)。ディスク回転速度設定(S402)と第2光ピックアップ6および第2フィード部7の移動(S403)は、より多くの時間を要するディスク回転速度設定を先に行ない、次に第2光ピックアップ6および第2フィード部7の移動を行なうことが好ましい。こうすることで、回転速度を検出してから第2光ピックアップ6によって、レーベル面111への記録動作を開始するまでの時間を少なく出来るので、検出した回転速度の信頼性を低下させることがない。
次に、コントローラ11は、第2フィード部7とスピンドルモータ3の動作状況から記録位置線速度検出(S404)と記録パワー設定(S405)を行なう。記録位置線速度検出は、第2フィード部7に設けられた第2光ピックアップ6の第2対物レンズ601の半径位置とスピンドルモータ3の回転速度から計算される。また、記録パワーの設定も図4の光ビームの光量レベルと記録線速度の関係を示す図から算出される。
次に、光ディスク52のレーベル面111への可視画像記録動作を行なう(S406)。光ディスク52のレーベル面111への可視画像記録動作は、使用者から既に受け取っている情報を基に、まずコントローラ11がディジタル信号処理部13に指示を出し、それが第2レーザ駆動部17、第2光ピックアップ6の順に伝わり、第2光ピックアップ6が動作することにより行なわれる。ここで、光ビームの光量レベルを上げるレーザの記録パワーの出力に限界がある場合には、同一箇所に複数回の記録動作を行なう重ね記録を行うことで記録部分の変色度合いをよりはっきりさせることが可能になる(S407)。重ね記録は、光ビームの光量レベルを上げるレーザの記録パワーの出力に限界がある場合にのみ使用し、通常はこの機能を用いずにレーベル面111への可視画像記録動作を行なうのが、時間短縮の観点より好ましい。また、その点を考慮するとレーベル面111全体へ可視画像記録を行なう際の少なくとも一部にこの機能を用いることも可能である。
すべての可視画像記録が完了(S408)すると、光ディスク52のレーベル面111への可視画像記録動作を終了する(S416)。
次に、情報記録面112への記録動作とレーベル面111への可視画像記録動作を並行して行なう場合について説明する。
使用者の指示により、光ディスク52の情報記録面112への記録動作とレーベル面111への可視画像記録動作を並行して行なう処理の選択がされ、それに付随する内容の入力が行なわれると、既に光ディスク52挿入時に取得された光ディスク52のディスク情報を基に光ディスク52の情報記録面112への記録動作が始まる。それとほぼ同時に、第2光ピックアップ6と第2フィード部7の動作も始める(S409)。第2光ピックアップ6と第2フィード部7の動作は、使用者の各種入力情報がHOSTからディジタル信号処理部13を介してコントローラ11に伝えられ、コントローラ11はその情報を基に、第2サーボ処理部18、第2モータ駆動部15を介して、第2光ピックアップ6と第2フィード部7へ指示を出し、第2光ピックアップ6と第2フィード部7を動作させる。
次に、ディスク回転速度検出を行なう(S410)。ここで、行なわれるディスク回転速度検出は、光ディスク52の情報記録面112への記録動作のためにスピンドルモータ3が既に回転しているため、その回転速度はスピンドルモータ3、第1モータ駆動部10、第1サーボ処理部9を介してコントローラ11に伝えられる。第2光ピックアップ6および第2フィード部7の移動(S409)とディスク回転速度検出(S410)は、どちらが先に行なわれても良いが、全体の処理時間の短縮を図ろうと思えば、より多くの時間を要する第2光ピックアップ6および第2フィード部7の移動を先に行ない、次にディスク回転速度検出(S410)を行なうことが好ましい。こうすることで、第2光ピックアップ6および第2フィード部7の移動が所望の位置に到達するまでの間にディスク回転速度検出を開始することができるため、時間の短縮をすることができる。
次に、コントローラ11は、第2フィード部7とスピンドルモータ3の動作状況から記録位置線速度検出(S411)と記録パワー設定(S412)を行なう。記録位置線速度検出は、第2フィード部7に設けられた第2光ピックアップ6の第2対物レンズ601の半径位置とスピンドルモータ3の回転速度から計算され、その結果に応じてディジタル信号処理部13を介して第2レーザ駆動部17を補正する。また、記録パワーの設定も図4の光ビームの光量レベルと記録線速度の関係を示す図から算出される。
光ディスク52の情報記録面112への情報記録とレーベル面111への可視画像形成という2つの作業を並行して行なう際には、光ディスク52のレーベル面111の可視画像形成線速度がどうなるかは情報記録面112への情報記録状況によって変化する。
次に、光ディスク52のレーベル面111への可視画像記録動作を行なう(S413)。光ディスク52のレーベル面111への可視画像記録動作は、使用者から既に受け取っている情報を基に、まずコントローラ11がディジタル信号処理部13に指示を出し、それが第2レーザ駆動部17、第2光ピックアップ6の順に伝わり、第2光ピックアップが動作することにより行なわれる。ここで、光ビームの光量レベルを上げるレーザの記録パワーの出力に限界がある場合には、同一箇所に複数回の記録動作を行なう重ね記録を行うことで記録部分の変色度合いをよりはっきりさせることが可能になる(S414)。重ね記録は、光ビームの光量レベルを上げるレーザの記録パワーの出力に限界がある場合にのみ使用し、通常はこの機能を用いずにレーベル面111への可視画像記録動作を行なうのが、時間短縮の観点より好ましい。また、その点を考慮するとレーベル面111全体へ可視画像記録を行なう際の少なくとも一部にこの機能を用いることも可能である。
すべての画像記録が完了(S415)すると、光ディスク52のレーベル面111への画像記録動作を終了する(S416)。
本実施の形態では、光ディスク52の情報記録面112へ記録動作とレーベル面111への可視画像記録動作を並行して行うことを可能としているが、情報記録面112への記録動作と可視画像記録動作を独立して行うことも可能である。光ディスク52の情報記録面112への記録動作とレーベル面111への可視画像記録動作の双方を行なう必要がある場合は、時間短縮の観点から光ディスク52の情報記録面112への記録動作とレーベル面111への可視画像記録動作を並行して行うことが好ましい。
また、光ディスク52の情報記録面112への記録動作とレーベル面111への可視画像形成を並行して行なう場合、第1光ピックアップ4と第2光ピックアップ6の制御上、双方がうまく噛み合わないことがあるため、この場合、光ディスク52の回転制御は、情報記録面112への記録動作もしくはレーベル面111への可視画像形成のどちらかを優先して行なう必要がある。この時、情報記録面112への記録動作の方が記録するデータ量が大きく、また第1光ピックアップ4の制御も複雑になるため、光ディスク52の回転制御は、情報記録面112への記録動作を優先して行うことが好ましい。こうすることにより、光ディスク52の回転制御を容易に行なうことができる。
また、本実施の形態に用いるレーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスク52の一例であるレーベル面111に変色層102を有した光ディスク52は、変色層102が特定の周波数の光ビームが当たると化学反応する変色層102であるか、もしくは光ビームが当たると熱により発色が変化する変色層102であることが好ましい。こうすることによって、比較的小さい光ビーム量で可視画像の形成を行なうことができるため、光ディスク52の情報記録面112に対して情報の記録を行なうことと光ディスク52のレーベル面111に光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことの双方を並行して行なうことが容易になる。
さらに、本実施の形態に用いるレーベル面111に変色層102を有した光ディスク52の変色層102に対して、用いられる特定の周波数の光ビームは、CDの記録もしくは再生に用いられる周波数である約780nmの光ビーム、またはDVDの記録もしくは再生に用いられる周波数である約650nmの光ビームの少なくとも一方であることが好ましい。そうすることにより、可視画像形成のために必要な光ビームを出射する光源を新たに設計する必要がなく、既存の光源を利用することができる。
このようにして、光ディスク52の情報記録面112に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なうことと、光ディスク52のレーベル面111に対して光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことの双方の作業を独立した2つの第1,第2光ピックアップ4、6で行なうことができ、従来は1つの光ピックアップ54で行なっていた場合に必要であった光ディスク52を裏返す手間が不要になり、また、光ディスク52の情報記録面112に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なう第1光ピックアップ4と光ディスクのレーベル面111に光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なう第2光ピックアップ6のそれぞれに対して独立した最適な設定をすることが可能になる。このことにより、レーベル面111に可視画像記録領域を有した光ディスク52に対して、情報記録面112への情報記録とレーベル面111への可視画像形成という2つの動作を行なう際に、光ディスク52を再セットする手間を省き、また、情報記録面112への情報記録とレーベル面111への可視画像形成の双方に対して、フォーカス、光ビームの出力量などを最適な記録条件または可視画像形成条件に設定することができるため、使用者の利便性を高め、かつ高品質の記録または可視画像形成を行なうことが可能な光ディスク52の記録方法と光ディスク装置を実現することができる。
なお、本実施の形態では、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクとして、レーベル面111に変色層102を有した光ディスク52を用いたが、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスク52は、これに限定されるものではなく、レーベル面に光ビームを照射することで可視画像を形成できるものであれば何でも良い。
本発明は、情報記録面への情報記録とレーベル面への可視画像形成という2つの動作を行なう際に、光ディスクを再セットする手間を省き、また、情報記録面への情報記録とレーベル面への可視画像形成の双方に対して、フォーカス、光ビームの出力量などを最適な記録条件または可視画像形成条件に設定することができるため、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクに対して、光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことができる光ディスクの記録方法および光ディスク装置などに適応可能である。
本発明の一実施の形態における光ディスク装置の構成を示すブロック図 レーベル面に変色層を有した光ディスクの構造を示す図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置のFGパルス信号とPLLクロックを示す図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置の光ビームの光量レベルと記録線速度の関係を示す図 本発明の一実施の形態における光ディスク装置の記録処理の示すフローチャート 従来の光ディスク装置の構成を示すブロック図
符号の説明
1 ドライブ機構
3 スピンドルモータ
4 第1光ピックアップ
5 第1フィード部
6 第2光ピックアップ
7 第2フィード部
8 第1アナログ信号処理部
9 第1サーボ処理部
10 第1モータ駆動部
11 コントローラ
12 第1レーザ駆動部
13 ディジタル信号処理部
13a PLL回路
14 バッファメモリ
15 第2モータ駆動部
16 第2アナログ信号処理部
17 第2レーザ駆動部
18 第2サーボ処理部
51 ドライブ機構部
52 光ディスク
53 スピンドルモータ
54 光ピックアップ
55 フィード部
58 アナログ信号処理部
59 サーボ処理部
60 モータ駆動部
61 コントローラ
62 レーザ駆動部
63 ディジタル信号処理部
63a PLL回路
64 バッファメモリ
101 保護層
102 変色層
103 反射層
104 保護層
105 反射層
106 記録層
107 保護層
111 レーベル面
112 情報記録面
401 第1対物レンズ
601 第2対物レンズ
701 対物レンズ

Claims (7)

  1. レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクの記録方法であって、第1の光ピックアップは光ディスクの情報記録面に対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行ない、第2の光ピックアップは光ディスクのレーベル面に対して光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことを特徴とする光ディスクの記録方法。
  2. 前記第1の光ピックアップと前記第2の光ピックアップは、並行して動作することを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの記録方法。
  3. 前記第1の光ピックアップと前記第2の光ピックアップが並行して行なう動作は、前記第1の光ピックアップの動作が優先して行なわれることを特徴とする請求項1、2いずれか1項に記載の光ディスクの記録方法。
  4. 前記第2の光ピックアップは、光ディスクのレーベル面に対して可視画像の形成を行なう際に、同一箇所に複数回の記録動作を行なうことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ディスクの記録方法。
  5. 光ディスクを回転させる回転駆動手段と、光ディスクに光ビームを照射する第1の光ピックアップと第2の光ピックアップと、前記第1の光ピックアップと前記第2の光ピックアップを制御する制御部を備え、前記制御部は、レーベル面に可視画像記録領域を有した光ディスクに対して、前記第1の光ピックアップで光ディスクの情報記録面に情報の記録又は再生の少なくとも一方を行ない、前記第2の光ピックアップで光ディスクのレーベル面に光ビームを照射することにより可視画像の形成を行なうことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 前記可視画像記録領域は、特定の周波数の光ビームが当たると化学反応する変色層であるか、もしくは光ビームが当たると熱により発色が変化する変色層であることを特徴とする請求項1〜5に記載の光ディスクの記録方法および光ディスク装置。
  7. 前記特定の周波数は、CDの記録もしくは再生に用いられる周波数、またはDVDの記録もしくは再生に用いられる周波数の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光ディスクの記録方法および光ディスク装置。
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