JP2006287872A - 受信端末および受信端末の表示制御プログラム - Google Patents
受信端末および受信端末の表示制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 放送コンテンツまたはリンクコンテンツから他のコンテンツへの遷移に際して、視聴者に煩わしさを与えることがないようにすることができる受信端末および受信端末の表示制御プログラムを提供する。
【解決手段】 放送コンテンツ取得部20は、放送コンテンツを取得する。遷移先種類判定部22は、取得した放送コンテンツ内のフォーカスされた要素に指定された遷移先のコンテンツの種類を判定する。ヒント情報提示指示部24および提示処理部は、遷移先のコンテンツの種類を表わすヒント情報を提示する。
【選択図】 図2
【解決手段】 放送コンテンツ取得部20は、放送コンテンツを取得する。遷移先種類判定部22は、取得した放送コンテンツ内のフォーカスされた要素に指定された遷移先のコンテンツの種類を判定する。ヒント情報提示指示部24および提示処理部は、遷移先のコンテンツの種類を表わすヒント情報を提示する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、受信端末および受信端末の表示制御プログラムに関し、特に、地上デジタル放送を受信する受信端末および受信端末の表示制御プログラムに関する。
地上デジタル放送を受信する受信端末で受信できるデータコンテンツには、たとえば、非特許文献1に記載されているように、放送波から取得する放送コンテンツ、通信経由で取得する通信コンテンツに大別できる。通信コンテンツは、さらに、その遷移元の放送コンテンツを提供する放送事業者の管理下にあるリンクコンテンツと、管理下にないリンクコンテンツ以外の通信コンテンツに分類できる。
放送コンテンツから通信コンテンツに遷移する場合には、通信料金が視聴者に課せられるため、受信端末は、視聴者からパーミッションを得るようにする機能を備えることが要請されている。
また、受信端末では、「混在表示」が制限されている。「混在表示」とは、あるコンテンツ提供者が、他の提供者が提供するコンテンツの内容に自己のコンテンツの内容を関連づけて同時に表示する、あるいは他の提供者が提供するコンテンツの表示に影響を及ぼすなどをすることによって、複数の提供者が提供するコンテンツを同一の提供者が提供するコンテンツであると視聴者に誤解を与えるように表示することをいう。そのため、放送コンテンツまたはリンクコンテンツからリンクコンテンツ以外の通信コンテンツに遷移する場合には、受信端末では、通信ブラウザを起動するとともに、放送画面を消し、全画面に当該コンテンツを提示することが推奨されている。
ここで、通信ブラウザは、通信を経由して、放送業者が提供するサービス以外のコンテンツを提示する用途に用いられる。すなわち、リンクコンテンツ以外の通信コンテンツの提示に用いられるブラウザである。放送業者が提供するサービスとの混在表示が制限される。
これに対して、データ放送ブラウザは、放送、通信を経由して放送事業者がサービスを行なうにあたり提供するコンテンツを提示する用途に用いられる。すなわち、放送コンテンツ、リンクコンテンツの提示に用いられるブラウザである。
また、放送波から取得する放送コンテンツについては、その提示レスポンスを早くするために、受信端末の内蔵メモリが満杯になるまで、受信したモジュールを記憶していく動作(キャッシュ動作)が推奨されている。
地上デジタルテレビジョン放送運用規定 技術資料 ARIB TR−B14 2.2版(第1分冊)、H16年12月14日、社団法人 電波産業会
地上デジタルテレビジョン放送運用規定 技術資料 ARIB TR−B14 2.2版(第1分冊)、H16年12月14日、社団法人 電波産業会
しかしながら、放送コンテンツから通信コンテンツに遷移するたびに、パーミッションを求めるダイアログが表示されるのは、視聴者にとって煩わしい。
また、放送コンテンツまたはリンクコンテンツからリンクコンテンツ以外の通信コンテンツに遷移する場合には、通信ブラウザを立上げることによって、放送波から取得した映像コンテンツが表示されなくなる。これは、映像コンテンツの視聴を主目的とし、補足的にデータコンテンツを視聴している大多数の視聴者にとっては、煩わしいことである。
また、放送コンテンツに遷移する場合においても、受信環境が悪いなどの理由によって、その遷移先のコンテンツがキャッシュされていないときには、視聴者は、その遷移先のコンテンツを取得するまで待たなければならず、煩わしい。
それゆえに、本発明の目的は、放送コンテンツまたはリンクコンテンツから他のコンテンツへの遷移に際して、視聴者に煩わしさを与えることがないようにすることができる受信端末および受信端末の表示制御プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の受信端末は、コンテンツを取得する取得部と、取得したコンテンツ内のフォーカスされた要素に指定された遷移先のコンテンツの種類を判定する遷移先判定部と、判定した遷移先のコンテンツの種類を表わすヒント情報を提示するヒント情報提示部とを備える。
好ましくは、遷移先判定部は、取得したコンテンツに基づいて、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツ、リンクコンテンツおよびリンクコンテンツ以外の通信コンテンツのいずれであるかを判定し、ヒント情報提示部は、判定した遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツ、リンクコンテンツおよびリンクコンテンツ以外の通信コンテンツのいずれであるかを表わすヒント情報を提示する。
好ましくは、遷移先判定部は、遷移先のコンテンツが放送波から取得するコンテンツであって、取得したコンテンツと同じデータ放送サービスに属するコンテンツの場合に、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであると判定する。
好ましくは、遷移先判定部は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、通信ブラウザを起動させないコンテンツの場合に、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであると判定する。
好ましくは、遷移先判定部は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、通信ブラウザを起動させるコンテンツの場合に、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであると判定する。
好ましくは、受信端末は、さらに、取得した放送コンテンツをモジュールを単位として記憶する内蔵メモリと、内蔵メモリの容量が空いている限り、受信したモジュールを内蔵メモリに記憶するキャッシュ制御部とを備え、遷移先判定部は、遷移先の種類が放送コンテンツの場合に、さらに遷移先のコンテンツがどのモジュールに含まれるかを特定し、特定した遷移先のモジュールが内蔵メモリに記憶されているか否かを判定し、ヒント情報提示部は、さらに、特定した遷移先のモジュールが内蔵メモリに記憶されているか否かを表わすヒント情報を提示する。
好ましくは、遷移先判定部は、命令の実行結果に依存して遷移先のコンテンツの種類が変化する場合には、命令を実行し、実行結果に基づいて遷移先のコンテンツの種類を判定する。
好ましくは、遷移先種類判定部は、フォーカスされている要素に指定された遷移先のコンテンツの種類をフォーカスされた最初の時点だけでなく、所定時間ごとに判定する。
また、本発明の受信端末の表示制御プログラムは、コンピュータを、コンテンツを取得する取得部と、取得したコンテンツ内のフォーカスされた要素に指定された遷移先のコンテンツの種類を判定する遷移先判定部と、判定した遷移先のコンテンツの種類を表わすヒント情報を提示するヒント情報提示部として機能させる。
好ましくは、遷移先判定部は、取得したコンテンツに基づいて、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツ、リンクコンテンツおよびリンクコンテンツ以外の通信コンテンツのいずれであるかを判定し、ヒント情報提示部は、判定した遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツ、リンクコンテンツおよびリンクコンテンツ以外の通信コンテンツのいずれであるかを表わすヒント情報を提示する。
好ましくは、遷移先判定部は、遷移先のコンテンツが、放送波から取得するコンテンツであって、取得したコンテンツと同じデータ放送サービスに属するコンテンツの場合に、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであると判定する。
好ましくは、遷移先判定部は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、通信ブラウザを起動させないコンテンツの場合に、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであると判定する。
好ましくは、遷移先判定部は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、通信ブラウザを起動させるコンテンツの場合に、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであると判定する。
好ましくは、受信端末は、さらに、取得した放送コンテンツをモジュールを単位として記憶する内蔵メモリと、内蔵メモリの容量が空いている限り、受信したモジュールを内蔵メモリに記憶するキャッシュ制御部とを備え、遷移先判定部は、遷移先の種類が放送コンテンツの場合に、さらに遷移先のコンテンツがどのモジュールに含まれるかを特定し、特定した遷移先のモジュールが内蔵メモリに記憶されているか否かを判定し、ヒント情報提示部は、さらに、特定した遷移先のモジュールが内蔵メモリに記憶されているか否かを表わすヒント情報を提示する。
好ましくは、遷移先判定部は、命令の実行結果に依存して遷移先のコンテンツの種類が変化する場合には、命令を実行し、実行結果に基づいて遷移先のコンテンツの種類を判定する。
好ましくは、遷移先種類判定部は、フォーカスされている要素に指定された遷移先のコンテンツの種類をフォーカスされた最初の時点だけでなく、所定時間ごとに判定する。
本発明によれば、放送コンテンツまたはリンクコンテンツから他のコンテンツへの遷移に際して、視聴者に煩わしさを与えることがないようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施の形態は、フォーカスされた要素に指定された遷移先の種類を表すヒント情報を提示する受信端末に関する。
第1の実施の形態は、フォーカスされた要素に指定された遷移先の種類を表すヒント情報を提示する受信端末に関する。
(構成)
図1は、本発明の実施形態の受信端末の機能ブロック図である。
図1は、本発明の実施形態の受信端末の機能ブロック図である。
図1を参照して、この受信端末は、チューナ2と、復調部3と、TS(Transport Stream)デコード処理部4と、音声デコード処理部5と、映像デコード処理部6と、データ放送受信処理部7と、キャッシュ制御部8と、ブラウザ部9と、通信部10と、RAM(Random Access Memory)12と、提示処理部11とを備える。
チューナ2は、デジタル放送信号を受信して、RF(Radio Frequency)帯からベースバンド帯への周波数変換を行ない、ベースバンド信号を復調部3へ出力する。
復調部3は、ベースバンド信号を受けて、これを復調して得られた復調信号から複数個のTSパケットを抽出する。そして、復調部2は、TSパケットに対してエラー検出処理を行ない、エラーを検出した場合には、TSパケット内のパケットヘッダのトランスポートエラーインジケータにエラーを示す情報を挿入する。
TSデコード処理部4は、TSパケットを受けて、パケットヘッダのパケット識別子に基づいて、音声信号に対応するTSパケット(以下、音声TSパケットという。)、映像信号に対応するTSパケット(以下、映像TSパケットという。)およびデータに対応するTSパケット(以下、データTSパケットという。)を識別する。そして、TSデコード処理部4は、音声TSパケットを音声デコード処理部5へ出力し、映像TSパケットを映像デコード処理部6へ出力する。また、TSデコード処理部4は、複数個のデータTSパケットから、セクションを生成し、データ放送受信処理部7へ出力する。
音声デコード処理部5は、音声TSパケットを受けて、MPEG−2(Moving Picture Experts Group)規格の復号処理を行ない、音声データを生成し、外部へ出力する。
映像デコード処理部6は、映像TSパケットを受けて、MPEG−2規格の復号処理を行ない、映像データを生成し、提示処理部11へ出力する。
データ放送受信処理部7は、TSデコード処理部4からセクションを受けて、モジュールを構成し、キャッシュ制御部8に出力する。
キャッシュ制御部8は、データ放送受信処理部7から送られてくるモジュールをRAM12に空き容量がある限り、RAM12に保存する。
RAM12は、キャッシュされたモジュールを保存する。
ブラウザ部9は、RAM12から必要なモジュールを受けて、モジュールから放送コンテンツ、すなわち、BML文書を抽出する。そして、ブラウザ9は、BML文書中の要素のレイアウトを行ない、提示処理部11へ出力する。
提示処理部11は、レイアウトされた要素および映像デコード処理部6から受けた映像データを合成した提示画面を生成し、外部へ出力する。
通信部10は、通信コンテンツの取得を行なう。
図2は、ブラウザ部9の機能ブロック図である。
図2を参照して、ブラウザ部9は、放送コンテンツ取得部20と、フォーカス制御部21と、遷移先種類判定部22と、ヒント情報提示指示部24と、遷移実行制御部23と、他ブラウザ起動部25と、通信コンテンツ取得部26とを含む。
放送コンテンツ取得部20は、BML(Broadcast Markup Language)で記述された放送コンテンツを取得する。
フォーカス制御部21は、放送コンテンツ内のフォーカスが当たる要素を判定し、ユーザの矢印キーまたはテンキーによる操作により、フォーカス対象となる要素にフォーカスを移動する。
遷移先種類判定部22は、取得した放送コンテンツに基づいて、フォーカスされた要素に遷移先の指定がある場合に、その遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツ、リンクコンテンツおよびリンクコンテンツ以外の通信コンテンツのうちのいずれであるかを判定する。
すなわち、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが放送波から取得するコンテンツであって、取得した放送コンテンツと同じデータ放送サービスに属するコンテンツの場合に、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであると判定する。
具体的には、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツの名前指定がARIB STD−B24で規定される”〜/”といった短縮形指定または”arib-dc://-1.-1.-1/”で始まる場合には、遷移先のコンテンツが放送波から取得するコンテンツであって、取得した放送コンテンツと同じデータ放送サービスに属するコンテンツであるとして、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであると判定する。
また、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、かつ通信ブラウザを起動させないコンテンツの場合に、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであると判定する。
具体的には、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツの名前指定が”http”または”https”で始まる場合には、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであるとし、遷移先のコンテンツのURL(Uniform Resource Locator)が非特許文献1で規定された放送拡張関数“X_DPA_startResidentAPP("ComBrowser",・・・,URL,・・・)で指定されていない場合には、遷移先のコンテンツが通信ブラウザを起動しないコンテンツであるとして、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであると判定する。
また、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、かつ通信ブラウザを起動させるコンテンツの場合に、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであると判定する。具体的には、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツの名前指定が”http”または”https”で始まる場合には、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであるとし、遷移先のコンテンツのURL(Uniform Resource Locator)が非特許文献1で規定された放送拡張関数“X_DPA_startResidentAPP("ComBrowser",・・・,URL,・・・)で指定されている場合には、遷移先のコンテンツが通信ブラウザを起動するコンテンツであるとして、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであると判定する。
ヒント情報提示指示部24は、判定された遷移先のコンテンツの種類を示すヒント情報を表わす記号の表示を提示処理部11に指示する。提示処理部11は、指示されたヒント情報を表わす記号を映像コンテンツ提示画面の表示領域およびデータコンテンツ提示画面の表示領域以外の表示領域に表示する。
図3(a)は、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであるというヒント情報を記号で表した例を示す図である。図3(b)は、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであるというヒント情報を記号で表した例を表わす図である。図3(c)は、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであるというヒント情報を記号で表した例を表わす図である。これらの図に示されているように、遷移先のコンテンツの種類を表わす記号が表示される。
遷移実行制御部23は、ユーザが決定キーを操作すると、フォーカスされた要素に遷移先の指定がある場合に、その遷移先のコンテンツを通信コンテンツ取得部26または放送コンテンツ取得部20に取得させる。
他ブラウザ起動部25は、リンクコンテンツ以外の通信コンテンツを表示するために、指定された通信ブラウザを起動する。
通信コンテンツ取得部26は、インターネットなどを通じて通信コンテンツを取得する。
(動作)
図4は、第1の実施形態の受信端末のブラウザ部9の遷移先の種類の判定動作の手順を表わすフローチャートである。
図4は、第1の実施形態の受信端末のブラウザ部9の遷移先の種類の判定動作の手順を表わすフローチャートである。
図4を参照して、フォーカス制御部21は、放送コンテンツ内のフォーカスが当たる要素を判定し、ユーザの矢印キーまたはテンキーによる操作により、フォーカス対象となる要素にフォーカスを移動する(ステップS101)。
次に、遷移先種類判定部22は、フォーカスされた要素に遷移先の指定がある場合に、遷移先のコンテンツの種類を判定する。
すなわち、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが放送波から取得するコンテンツであって、取得した放送コンテンツと同じデータ放送サービスに属するコンテンツの場合に(ステップS102でYES)、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであると判定する(ステップS103)。
また、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、かつ通信ブラウザを起動させないコンテンツの場合に(ステップS104でYES)、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであると判定する(ステップS105)。
また、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、かつ通信ブラウザを起動させるコンテンツの場合に(ステップS106でYES)、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであると判定する(ステップS107)。
ヒント情報提示指示部24は、判定された遷移先のコンテンツの種類を示すヒント情報を表わす記号の表示を提示処理部11に指示する(ステップS108)。
(動作例)
図5は、BMLで記述された放送コンテンツの例を表わす図である。
図5は、BMLで記述された放送コンテンツの例を表わす図である。
図5を参照して、表示される文字が「番組関連情報」である要素に指定された遷移先は、短縮形で指定された“〜/0001/kanren.bml”である。”〜”は、図5の放送コンテンツと同一のデータ放送サービス下の、同一のコンポーネント表わす。それゆえ、遷移先種類判定部22は、表示される文字が「番組関連情報」である要素がフォーカスされたときには、その遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであると判定する。
表示される文字が「詳細情報」である要素に指定された遷移先は、“http//www.xx.co.jp/hoge/shousai.bml”である。名前指定が“http:”ではじまるコンテンツは、通信コンテンツを表わす。また、遷移先は、通信ブラウザを起動させないコンテンツである。それゆえ、遷移先種類判定部22は表示される文字が「詳細情報」である要素がフォーカスされたときには、その遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであると判定する。
表示される文字が「通信事業者HP」である要素に指定された遷移先は、“http//www.hoge-comm.co.jp/hoge/contents.html”である。名前指定が“http:”ではじまるコンテンツは、通信コンテンツを表わす。また、遷移先は、通信ブラウザを起動させるコンテンツである。それゆえ、遷移先種類判定部22は表示される文字が「通信事業者HP」である要素がフォーカスされたときには、その遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであると判定する。
図6は、図5の放送コンテンツの提示画面の例を表わす図である。
図6を参照して、映像コンテンツ提示画面の領域には、放送波から受信した映像コンテンツが表示される。データコンテンツ提示画面の領域には、放送波から受信した放送コンテンツまたは通信によって取得したリンクコンテンツが表示される。図6では、放送コンテンツが表示されている。
遷移先種類判定部22は、放送コンテンツ内の表示される文字が「番組関連情報」である要素がフォーカスされているので、その遷移先が放送コンテンツであると判定する。ヒント情報提示指示部24は、遷移先が放送コンテンツであることを示すヒント情報を表わす記号の表示を提示処理部11に指示する。提示処理部11は、指示されたヒント情報を表わす記号を映像コンテンツ提示画面の表示領域およびデータコンテンツ提示画面の表示領域以外の表示領域に表示する。
以上のように、第1の実施形態の受信端末によれば、フォーカスされた要素に指定された遷移先の種類が放送コンテンツ、リンクコンテンツおよびリンクコンテンツ以外の通信コンテンツのいずれであるかを表わすヒント情報が提示されるので、放送コンテンツから他のコンテンツへの遷移に際して、視聴者に煩わしさを与えることがないようにすることができる。
[第1の実施形態の変形例]
第1の実施形態では、ヒント情報提示指示部24および提示処理部11は、遷移先のコンテンツの種類を示すヒント情報を表わす記号を表示したが、これに限定するものではない。ヒント情報を文字、または図形を表わしてもよく、または、記号、文字および図形を任意に組み合わせて表わしてもよい。
第1の実施形態では、ヒント情報提示指示部24および提示処理部11は、遷移先のコンテンツの種類を示すヒント情報を表わす記号を表示したが、これに限定するものではない。ヒント情報を文字、または図形を表わしてもよく、または、記号、文字および図形を任意に組み合わせて表わしてもよい。
図7(a)は、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであるというヒント情報を文字で表した例を示す図である。図7(b)は、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであるというヒント情報を文字で表した例を表わす図である。図7(c)は、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであるというヒント情報を文字で表した例を表わす図である。これらの図に示されているように、遷移先のコンテンツの種類を表わす文字が表示される。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、フォーカスされた遷移先の種類が放送コンテンツの場合に、そのコンテンツを含むモジュールがキャッシュ済みか否かを表すヒント情報を提示する受信端末に関する。
第2の実施形態は、フォーカスされた遷移先の種類が放送コンテンツの場合に、そのコンテンツを含むモジュールがキャッシュ済みか否かを表すヒント情報を提示する受信端末に関する。
(構成)
第2の実施形態の受信端末のブラウザ部9は、第1の実施形態の受信端末のブラウザ部9と、遷移先種類判定部22以外では同様である。以下、第2の実施形態の遷移先種類判定部22について説明する。
第2の実施形態の受信端末のブラウザ部9は、第1の実施形態の受信端末のブラウザ部9と、遷移先種類判定部22以外では同様である。以下、第2の実施形態の遷移先種類判定部22について説明する。
遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツの場合に、遷移先のコンテンツを含むモジュールがキャッシュ済みでRAM12に記憶されているか、またはキャッシュ済みでなくRAM12に記憶されていないかをキャッシュ制御部8に問合せる。遷移先種類判定部22は、問合せ結果をヒント情報提示指示部24に送る。
ヒント情報提示指示部24は、問合せ結果を示すヒント情報を表わす記号の提示を提示処理部11に指示する。提示処理部11は、ヒント情報を表わす記号を提示する。
図8(a)は、キャッシュ済みであることを表わすヒント情報を記号で表わした例を示す図である。図8(b)は、キャッシュ済みでないことを表わすヒント情報を記号で表した例を示す図である。これらの図に示されているように、キャッシュ済みが否かを表わす記号が表示される。
図9は、ヒント情報であるキャッシュ済みか否かを表わす記号が提示される位置を表わす図である。
(動作)
図10は、第2の実施形態の受信端末のブラウザ部9の遷移先の種類の判定動作の手順を表わすフローチャートである。
図10は、第2の実施形態の受信端末のブラウザ部9の遷移先の種類の判定動作の手順を表わすフローチャートである。
図10を参照して、フォーカス制御部21は、ユーザが選択した要素にフォーカスを移動する(ステップS101)。
次に、遷移先種類判定部22は、フォーカスされた要素に遷移先の指定がある場合に、遷移先のコンテンツの種類を判定する。
すなわち、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが放送波から取得するコンテンツであって、取得した放送コンテンツと同じデータ放送サービスに属するコンテンツの場合に(ステップS102でYES)、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであると判定する(ステップS103)。
また、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、かつ通信ブラウザを起動させないコンテンツの場合に(ステップS104でYES)、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであると判定する(ステップS105)。
また、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、かつ通信ブラウザを起動させるコンテンツの場合に(ステップS106でYES)、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであると判定する(ステップS107)。
遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであると判定した場合には、さらに、遷移先のコンテンツがどのモジュールがどのモジュールに含まれるかを特定し、特定した遷移先のモジュールがキャッシュ済みでRAM12に記憶されているか、またはキャッシュ済みでなくRAM12に記憶されていないかをキャッシュ制御部8に問合せる。遷移先種類判定部22は、問合せ結果をヒント情報提示指示部24に送る。
ヒント情報提示指示部24は、遷移先のコンテンツがキャッシュ済みの場合には(ステップS201でYES)、キャッシュされていることを示すヒント情報を表わす記号の表示を提示処理部11に指示する(ステップS202)。一方、ヒント情報提示指示部24は、遷移先のコンテンツがキャッシュ済みでない場合には(ステップS201でNO)、キャッシュされていないことを示すヒント情報を表わす記号の表示を提示処理部11に指示する(ステップS203)。
以上のように、第2の実施形態の受信端末によれば、フォーカスされた種類が放送コンテンツの場合に、遷移先のコンテンツを含むモジュールがキャッシュ済みか否かを表わすヒント情報が提示されるので、放送コンテンツから他のコンテンツへの遷移に際して、視聴者に煩わしさを与えることがないようにすることができる。
[第2の実施形態の変形例]
第2の実施形態では、ヒント情報提示指示部24および提示処理部11は、遷移先のコンテンツがキャッシュ済みか否かを示すヒント情報を表わす記号を表示したが、これに限定するものではない。ヒント情報を文字、または図形を表わしてもよく、または、記号、文字および図形を任意に組み合わせて表わしてもよい。
第2の実施形態では、ヒント情報提示指示部24および提示処理部11は、遷移先のコンテンツがキャッシュ済みか否かを示すヒント情報を表わす記号を表示したが、これに限定するものではない。ヒント情報を文字、または図形を表わしてもよく、または、記号、文字および図形を任意に組み合わせて表わしてもよい。
図11(a)は、キャッシュ済みであることを表わすヒント情報を文字で表わした例を示す図である。図11(b)は、キャッシュ済みでないことを表わすヒント情報を文字で表した例を示す図である。これらの図に示されているように、キャッシュ済みか否かを表わす文字が表示される。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、スクリプト内のある命令の実行結果によって、遷移先のコンテンツの種類が変化する場合には、その命令を実行し、実行結果に基づいて遷移先のコンテンツの種類を判定する受信端末に関する。
第3の実施形態は、スクリプト内のある命令の実行結果によって、遷移先のコンテンツの種類が変化する場合には、その命令を実行し、実行結果に基づいて遷移先のコンテンツの種類を判定する受信端末に関する。
(構成)
第3の実施形態の受信端末のブラウザ部9は、第1の実施形態の受信端末のブラウザ部9と、遷移先種類判定部22以外では同様である。以下、第3の実施形態の遷移先種類判定部22について説明する。
第3の実施形態の受信端末のブラウザ部9は、第1の実施形態の受信端末のブラウザ部9と、遷移先種類判定部22以外では同様である。以下、第3の実施形態の遷移先種類判定部22について説明する。
遷移先種類判定部22は、スクリプト内のある命令の実行結果によって、遷移先のコンテンツの種類が変化する場合には、その命令を実行し、実行結果に基づいて遷移先のコンテンツの種類を判定する。
(動作)
図12は、第3の実施形態の受信端末のブラウザ部9の遷移先の種類の判定動作の手順を表わすフローチャートである。
図12は、第3の実施形態の受信端末のブラウザ部9の遷移先の種類の判定動作の手順を表わすフローチャートである。
図12を参照して、フォーカス制御部21は、ユーザが選択した要素にフォーカスを移動する(ステップS101)。
次に、遷移先種類判定部22は、フォーカスされた要素に遷移先の指定がある場合に、遷移先のコンテンツの種類を判定する。
すなわち、遷移先種類判定部22は、スクリプト内のある命令の実行結果によって、フォーカスされた要素の遷移先のコンテンツの種類が変化する場合には(ステップS401でYES)、その命令を実行し(ステップS402)、実行結果に基づいて以下のように遷移先のコンテンツの種類を判定する。
遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが放送波から取得するコンテンツであって、取得した放送コンテンツと同じデータ放送サービスに属するコンテンツの場合に(ステップS102でYES)、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであると判定する(ステップS103)。
また、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、かつ通信ブラウザを起動させないコンテンツの場合に(ステップS104でYES)、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであると判定する(ステップS105)。
また、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、かつ通信ブラウザを起動させるコンテンツの場合に(ステップS106でYES)、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであると判定する(ステップS107)。
次に、ヒント情報提示指示部24は、判定された遷移先のコンテンツの種類を示すヒント情報を表わす記号の表示を提示処理部11に指示する(ステップS108)。
(動作例)
図13は、BMLで記述された放送コンテンツの例を表わす図である。
図13は、BMLで記述された放送コンテンツの例を表わす図である。
図13を参照して、表示される文字が「エリア情報」である要素に指定された遷移先は、スクリプト内の非特許文献1で規定された放送拡張関数““X_DPA_getCurPos()”の実行結果によって、遷移先のコンテンツの種類が変化する。非特許文献1で規定された放送拡張関数““X_DPA_getCurPos()”は、受信端末の現在位置を取得する命令である。受信端末によるこの命令の実行は、搭載しているGPS(Global Positioning System)受信機などによって、自端末の現在位置(緯度と経度)を取得することで行なわれる。
取得した経度がkeidoAより大きく、keidoB以下であり、取得した緯度がidoAより大きく、idoB以下のときには、遷移先のコンテンツは、放送コンテンツ“〜/0002/area1_info.bml”である。
また、取得した経度がkeidoBより大きく、keidoC以下であり、取得した緯度がidoBより大きく、idoC以下のときには、遷移先のコンテンツは、放送コンテンツ“〜/0002/area2_info.bml”である。
また、取得した経度および緯度が上記の2つの場合以外のときには、遷移先のコンテンツは、リンクコンテンツ以外の通信コンテンツ“http://www.hoge_comm.co.jp/hoge/koiki_info.html”である。
それゆえ、遷移先種類判定部22は、表示される文字が「エリア情報」である要素がフォーカスされたときには、非特許文献1で規定された放送拡張関数“X_DPA_getCurPos()”を実行し、実行結果に基づいて、遷移先のコンテンツの種類を判定する。
以上のように、第3の実施形態の受信端末によれば、スクリプト内のある命令の実行結果によって、遷移先のコンテンツの種類が変化する場合には、その命令を実行し、実行結果に基づいて遷移先のコンテンツの種類を判定するので、遷移先のコンテンツの種類が命令の実行に依存する場合でも、放送コンテンツから他のコンテンツへの遷移に際して、視聴者に煩わしさを与えることがないようにすることができる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、フォーカスされている要素に指定された遷移先のコンテンツの種類をフォーカスされた最初の時点だけでなく、所定時間ごと判定する受信端末に関する。
第4の実施形態は、フォーカスされている要素に指定された遷移先のコンテンツの種類をフォーカスされた最初の時点だけでなく、所定時間ごと判定する受信端末に関する。
(構成)
第4の実施形態の受信端末のブラウザ部9は、第1の実施形態の受信端末のブラウザ部9と、遷移先種類判定部22以外では同様である。以下、第4の実施形態の遷移先種類判定部22について説明する。
第4の実施形態の受信端末のブラウザ部9は、第1の実施形態の受信端末のブラウザ部9と、遷移先種類判定部22以外では同様である。以下、第4の実施形態の遷移先種類判定部22について説明する。
遷移先種類判定部22は、フォーカスされている要素に指定された遷移先のコンテンツの種類をフォーカスされた最初の時点だけでなく、所定時間ごとに判定する。これにより、第2の実施形態においてキャッシュされてRAMに記憶されているモジュールが時間的に変化し、あるいは第3の実施形態の動作例において受信端末の移動により現在位置が時間的に変化する場合のように、遷移先のコンテンツの種類が時間的に変化する場合でも、遷移先のコンテンツの種類を正確に判定することができる。
(動作)
図14は、第4の実施形態の受信端末のブラウザ部9の遷移先の種類の判定動作の手順を表わすフローチャートである。
図14は、第4の実施形態の受信端末のブラウザ部9の遷移先の種類の判定動作の手順を表わすフローチャートである。
図14を参照して、フォーカス制御部21は、ユーザが新たに選択した要素にフォーカスを移動して、新たに選択した要素に指定された遷移先について、以下のステップS102〜S108の処理が行なわれる(ステップS101)。
また、ユーザが新たに要素の選択を行なわない場合であっても、遷移先の種類の前回の判定から所定時間が経過しているときには(ステップS501でYES)、現在選択されている要素に指定された遷移先について、以下のステップS102〜S108の処理が行われる。
遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが放送波から取得するコンテンツであって、取得した放送コンテンツと同じデータ放送サービスに属するコンテンツの場合に(ステップS102でYES)、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであると判定する(ステップS103)。
また、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、かつ通信ブラウザを起動させないコンテンツの場合に(ステップS104でYES)、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであると判定する(ステップS105)。
また、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、かつ通信ブラウザを起動させるコンテンツの場合に(ステップS106でYES)、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであると判定する(ステップS107)。
次に、ヒント情報提示指示部24は、判定された遷移先のコンテンツの種類を示すヒント情報を表わす記号の表示を提示処理部11に指示する(ステップS108)。
以上のように、第4の実施形態の受信端末によれば、フォーカスされている要素に指定された遷移先のコンテンツの種類をフォーカスされた最初の時点だけでなく、所定時間ごと判定するので、遷移先のコンテンツの種類が時間的に変化する場合でも、遷移先のコンテンツの種類を正確に判定することができ、放送コンテンツから他のコンテンツへの遷移に際して、視聴者に煩わしさを与えることがないようにすることができる。
なお、本発明の実施形態の受信端末のブラウザ部9は、専用のハードウエア装置に限定されるものではない。受信端末の一部にCPU、メモリ等を配置してコンピュータとして機能できるように構成し、このコンピュータが、インストールされた表示制御プログラムを実行することによって、ブラウザ部9の機能を行なうことができるようにしてもよい。
なお、本発明の実施形態では、ヒント情報を提示する処理をヒント情報提示指示部24と、提示処理部11とに担わせたが、ヒント情報提示指示部24と、提示処理部11の複数の機能のうちヒント情報の提示処理を担う部分とをもって、ヒント情報提示部と呼ぶことにしてもよい。
また、本発明の実施形態では、取得した放送コンテンツ内の要素の遷移先を判定したが、取得したリンクコンテンツ内の要素の遷移先の判定も、同様の方法で行なうことができる。
すなわち、遷移先種類判定部22は、取得したリンクコンテンツに基づいて、フォーカスされた要素に遷移先の指定がある場合に、その遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツ、リンクコンテンツおよびリンクコンテンツ以外の通信コンテンツのうちのいずれであるかを判定する。
遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが放送波から取得するコンテンツであって、取得したリンクコンテンツと同じデータ放送サービスに属するコンテンツの場合に、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであると判定する。
具体的には、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツの名前指定がARIB STD−B24で規定される”arib-dc://-1.-1.-1/”で始まる場合には、遷移先のコンテンツが放送波から取得するコンテンツであって、取得したリンクコンテンツと同じデータ放送サービスに属するコンテンツであるとして、遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであると判定する。
また、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、かつ通信ブラウザを起動させないコンテンツの場合に、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであると判定する。
具体的には、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツの名前指定が”http”若しくは”https”で始まる場合または相対パス名の場合には、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであるとし、遷移先のコンテンツのURL(Uniform Resource Locator)が非特許文献1で規定された放送拡張関数“X_DPA_startResidentAPP("ComBrowser",・・・,URL,・・・)で指定されていない場合には、遷移先のコンテンツが通信ブラウザを起動しないコンテンツであるとして、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであると判定する。
また、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、かつ通信ブラウザを起動させるコンテンツの場合に、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであると判定する。具体的には、遷移先種類判定部22は、遷移先のコンテンツの名前指定が”http”または”https”で始まる場合には、遷移先のコンテンツが通信コンテンツであるとし、遷移先のコンテンツのURL(Uniform Resource Locator)が非特許文献1で規定された放送拡張関数“X_DPA_startResidentAPP("ComBrowser",・・・,URL,・・・)で指定されている場合には、遷移先のコンテンツが通信ブラウザを起動するコンテンツであるとして、遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであると判定する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 チューナ、3 復調部、4 TSデコード処理部、5 音声デコード処理部、6 映像デコード処理部、7 データ放送受信処理部、8 キャッシュ制御部、9 ブラウザ部、10 通信部、11 提示処理部、12 RAM、20 放送コンテンツ取得部、21 フォーカス制御部、22 遷移先種類判定部、23 遷移実行制御部、24 ヒント情報提示指示部、25 他ブラウザ起動部、26 通信コンテンツ取得部。
Claims (16)
- コンテンツを取得する取得部と、
前記取得したコンテンツ内のフォーカスされた要素に指定された遷移先のコンテンツの種類を判定する遷移先判定部と、
前記判定した遷移先のコンテンツの種類を表わすヒント情報を提示するヒント情報提示部とを備えた受信端末。 - 前記遷移先判定部は、前記取得したコンテンツに基づいて、前記遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツ、リンクコンテンツおよびリンクコンテンツ以外の通信コンテンツのいずれであるかを判定し、
前記ヒント情報提示部は、前記判定した遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツ、リンクコンテンツおよびリンクコンテンツ以外の通信コンテンツのいずれであるかを表わすヒント情報を提示する、請求項1記載の受信端末。 - 前記遷移先判定部は、前記遷移先のコンテンツが放送波から取得するコンテンツであって、前記取得したコンテンツと同じデータ放送サービスに属するコンテンツの場合に、前記遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであると判定する、請求項2記載の受信端末。
- 前記遷移先判定部は、前記遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、通信ブラウザを起動させないコンテンツの場合に、前記遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであると判定する、請求項2記載の受信端末。
- 前記遷移先判定部は、前記遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、通信ブラウザを起動させるコンテンツの場合に、前記遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであると判定する、請求項2記載の受信端末。
- 前記受信端末は、さらに、
取得した放送コンテンツをモジュールを単位として記憶する内蔵メモリと、
前記内蔵メモリの容量が空いている限り、受信したモジュールを前記内蔵メモリに記憶するキャッシュ制御部とを備え、
前記遷移先判定部は、遷移先の種類が放送コンテンツの場合に、さらに前記遷移先のコンテンツがどのモジュールに含まれるかを特定し、前記特定した遷移先のモジュールが前記内蔵メモリに記憶されているか否かを判定し、
前記ヒント情報提示部は、さらに、前記特定した遷移先のモジュールが前記内蔵メモリに記憶されているか否かを表わすヒント情報を提示する、請求項2または3記載の受信端末。 - 前記遷移先判定部は、命令の実行結果に依存して遷移先のコンテンツの種類が変化する場合には、前記命令を実行し、実行結果に基づいて遷移先のコンテンツの種類を判定する、請求項2記載の受信端末。
- 遷移先種類判定部は、前記フォーカスされている要素に指定された遷移先のコンテンツの種類をフォーカスされた最初の時点だけでなく、所定時間ごとに判定する、請求項6または7記載の受信端末。
- コンピュータを、
コンテンツを取得する取得部と、
前記取得したコンテンツ内のフォーカスされた要素に指定された遷移先のコンテンツの種類を判定する遷移先判定部と、
前記判定した遷移先のコンテンツの種類を表わすヒント情報を提示するヒント情報提示部として機能させるための受信端末の表示制御プログラム。 - 前記遷移先判定部は、前記取得したコンテンツに基づいて、前記遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツ、リンクコンテンツおよびリンクコンテンツ以外の通信コンテンツのいずれであるかを判定し、
前記ヒント情報提示部は、前記判定した遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツ、リンクコンテンツおよびリンクコンテンツ以外の通信コンテンツのいずれであるかを表わすヒント情報を提示する請求項9記載の受信端末の表示制御プログラム。 - 前記遷移先判定部は、前記遷移先のコンテンツが放送波から取得するコンテンツであって、前記取得したコンテンツと同じデータ放送サービスに属するコンテンツの場合に、前記遷移先のコンテンツの種類が放送コンテンツであると判定する、請求項10記載の受信端末の表示制御プログラム。
- 前記遷移先判定部は、前記遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、通信ブラウザを起動させないコンテンツの場合に、前記遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツであると判定する、請求項10記載の受信端末の表示制御プログラム。
- 前記遷移先判定部は、前記遷移先のコンテンツが通信コンテンツであって、通信ブラウザを起動させるコンテンツの場合に、前記遷移先のコンテンツの種類がリンクコンテンツ以外の通信コンテンツであると判定する、請求項10記載の受信端末の表示制御プログラム。
- 前記受信端末は、
さらに、取得した放送コンテンツをモジュールを単位として記憶する内蔵メモリと、
前記内蔵メモリの容量が空いている限り、受信したモジュールを前記内蔵メモリに記憶するキャッシュ制御部とを備え、
前記遷移先判定部は、遷移先の種類が放送コンテンツの場合に、さらに前記遷移先のコンテンツがどのモジュールに含まれるかを特定し、前記特定した遷移先のモジュールが前記内蔵メモリに記憶されているか否かを判定し、
前記ヒント情報提示部は、さらに、前記特定した遷移先のモジュールが前記内蔵メモリに記憶されているか否かを表わすヒント情報を提示する、請求項10または11記載の受信端末の表示制御プログラム。 - 前記遷移先判定部は、命令の実行結果に依存して遷移先のコンテンツの種類が変化する場合には、前記命令を実行し、実行結果に基づいて遷移先のコンテンツの種類を判定する、請求項10記載の受信端末の表示制御プログラム。
- 遷移先種類判定部は、前記フォーカスされている要素に指定された遷移先のコンテンツの種類をフォーカスされた最初の時点だけでなく、所定時間ごとに判定する、請求項14または15記載の受信端末の表示制御プログラム。
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JP2005108742A JP2006287872A (ja) | 2005-04-05 | 2005-04-05 | 受信端末および受信端末の表示制御プログラム |
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JP2005108742A Withdrawn JP2006287872A (ja) | 2005-04-05 | 2005-04-05 | 受信端末および受信端末の表示制御プログラム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006287872A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012029584A1 (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | ソニー株式会社 | 受信装置、受信方法、及びプログラム |
US8595783B2 (en) | 2010-08-30 | 2013-11-26 | Sony Corporation | Receiving device, receiving method, program, and broadcasting system |
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2005
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