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JP2006287773A - 高周波電力増幅器用バイアス回路 - Google Patents

高周波電力増幅器用バイアス回路 Download PDF

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JP2006287773A
JP2006287773A JP2005107141A JP2005107141A JP2006287773A JP 2006287773 A JP2006287773 A JP 2006287773A JP 2005107141 A JP2005107141 A JP 2005107141A JP 2005107141 A JP2005107141 A JP 2005107141A JP 2006287773 A JP2006287773 A JP 2006287773A
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high frequency
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node
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JP2005107141A
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Mamoru Miwa
衛 三輪
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract


【課題】 高い出力電力効率を得つつ、かつ歪み特性が良好な高周波電力増幅器を得ることができる高周波増幅器用バイアス回路を提供する。
【解決手段】 電流供給用トランジスタ12は、コレクタ端子(ノードN1)が抵抗16を介して電源端子T3に接続され、エミッタ端子(ノードN2)がバイアスの出力端子とされている。高周波増幅用トランジスタ111の出力電力が低下すると、ノードN1の電位が上昇し、これが抵抗17によりノードN3にフィードバックされ、ノードN3の電位も上昇する。このようにして、高周波増幅用トランジスタ111の動作は、B級動作からA級動作へ近づく。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高周波電力増幅器に用いられるバイアス回路に関する。
高周波電力増幅器においては、バイアスが印加されたA級動作を行うと、歪み特性は良好である一方、アイドル電流が常に流れることにより出力電力効率が低下する。このため、バイアスを調整して高周波電力増幅器をB級動作に近付け、アイドル電流を小さくすることにより出力電力効率を向上させることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、増幅器がB級動作に近付くと歪み特性が劣化するという問題がある。特に、B級動作の高周波電力増幅器の出力電力が低出力となった場合には、歪み特性が著しく劣化する。
特開2002−220574号公報([0056]段落他)
本発明は、高い出力電力効率を得つつ、かつ歪み特性が良好な高周波電力増幅器を得ることができる高周波増幅器用バイアス回路を提供することを目的とする。
本発明に係る高周波電力増幅器用バイアス回路は、バイアスと高周波入力信号とを印加されて出力電流を出力する高周波電力増幅器に前記バイアスを供給する高周波電力増幅器用バイアス回路において、第1端子に所定の電源電圧を印加され第2端子が前記バイアスの出力端子とされ、この第1端子と第2端子との間に流れる電流を制御するための制御電圧が制御端子に印加される電流供給用トランジスタと、前記第1端子と第2端子との間に流れる電流の大きさを検知して前記制御電圧の大きさを制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、高い出力電力効率を得つつ、かつ歪み特性が良好な高周波電力増幅器を得ることができる高周波増幅器用バイアス回路を提供することができる。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る高周波電力増幅器用バイアス回路1の回路構成を、高周波電力増幅器の一部を構成する高周波増幅用トランジスタ111、高周波阻止用のキャパシタ113及びチョークコイル114と共に示している。一般的な高周波電力増幅器は、こうしたトランジスタ111、キャパシタ113及びチョークコイル114を複数段並列に接続してなるが、図1では、説明の簡単のためそのうちの1段のみが示されている。
高周波増幅用トランジスタ111は、入力端子T1からベース端子に高周波入力信号を印加される。高周波増幅用トランジスタ111は、この入力信号を増幅して、出力端子T2から高周波増幅信号を出力する。この高周波増幅用トランジスタ111のベース端子に、バイアスを与えるのが高周波電力増幅器用バイアス回路1である。
高周波電力増幅器用バイアス回路1は、電流供給用トランジスタ12、温度制御用のダイオード接続トランジスタ13〜15、抵抗16、抵抗17及びキャパシタ18とから構成されている。電流供給用トランジスタ12は、コレクタ端子(ノードN1)が電源端子T3に抵抗16を介して接続され、エミッタ端子(ノードN2)が高周波電力増幅器用バイアス回路1の出力端子とされている。ベース端子(ノードN3)は、抵抗17を介してノードN1と接続されている。電流供給用トランジスタ12は、ベース端子に与えられる制御電圧に従って変化するコレクタ電流を流し、これによりノードN2の電位即ちバイアスの大きさを変化させる機能を有する。
ダイオード接続トランジスタ13は、このノードN2と接地端子との間に接続され、また、ダイオード接続トランジスタ14及び15は、直列にノードN3と接地端子との間に接続されている。
抵抗16、及び抵抗17は、電流供給用トランジスタ12に流れるコレクタ電流Icを制御する制御部100を構成する。すなわち、高周波増幅用トランジスタ111の出力電力が低下すると、これに伴い、抵抗16に流れる電流I1が小さくなり、ノードN1の電位が上昇する。この電位の上昇が抵抗17によりノードN3にフィードバックされ、ノードN3の電位も上昇する。ノードN3の電位即ちベース電圧が上昇することにより、電流供給用トランジスタ12のコレクタ電流Icが増加し、これによりノードN2の電位が上昇する。すなわち、高周波増幅用トランジスタ111は、B級動作からA級動作に近づくことになる。
逆に、高周波増幅用トランジスタ111の出力電力が上昇した場合には、これに伴い、抵抗16に流れる電流I1が大きくなり、ノードN1の電位が低下する。この電位の低下が抵抗17によりノードN3にフィードバックされ、ノードN3の電位も低下する。ノードN3の電位即ちベース電圧が低下することにより、電流供給用トランジスタ12のコレクタ電流Icが減少し、これによりノードN2の電位が低下する。すなわち、高周波増幅用トランジスタ111は、A級動作からB級動作の方に近づくことになる。このように、この実施の形態によれば、高周波増幅用トランジスタ111の出力電力に応じて、高周波増幅用トランジスタ111のバイアスを変化させることができる。これにより、高い出力電力効率を得つつ、かつ歪み特性を良好に保つことができる。
なお、キャパシタ18は、ノードN1と接地端子との間に接続され、バイアス回路1の出力インピーダンスを低下させる作用をする。
図2に、この図1の高周波電力増幅器用バイアス回路1に対する比較例としての高周波電力増幅器用バイアス回路1’を示す。この図2の回路の電流供給用トランジスタ12では、コレクタ端子(ノードN1)は直接電源端子T3に接続され、ベース端子(ノードN3)は、抵抗19を介して電源端子T4に接続されて一定のベース電圧を印加されている。従って、高周波増幅トランジスタ111のバイアスも、高周波増幅トランジスタ111の出力電力に関係なく、一定である。従って、高周波増幅トランジスタ111の動作は、出力電力に関係なく、例えばB級動作のままである。
図3に、図1に示すバイアス回路1と、図2に示すバイアス回路1’の、高周波増幅トランジスタ111の出力電力と歪み特性との関係をグラフとして示す。出力電力が大きい場合、歪みの大きさは図1の回路と図2の回路とで差は少ないが、出力電力が小さくなると、その差が大きくなる。これは、図1の回路の場合、出力電力が低下に伴い高周波増幅トランジスタ111の動作がB級動作からA級動作に近づくためである。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る高周波増幅器用バイアス回路1”の回路構成を示す。第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、以下ではその詳細な説明は省略する。この実施の形態では、制御部100は、抵抗16と、ノードN1の電位と基準電位とを比較して比較信号を出力する比較器101と、この比較器101の比較信号に基づきノードN3の電位を制御する電圧制御部102とから構成されている。この実施の形態では、高周波増幅トランジスタ111の出力電力の低下により、ノードN1の電位が上昇すると、これを比較器101が検知し、制御部102がノードN3の電位を上昇させる。これにより、高周波増幅トランジスタ111はB級動作からA級動作に近づく。逆に高周波増幅トランジスタ111の出力電力が上昇した場合には、高周波増幅トランジスタ111はA級動作からB級動作に近づく。これにより、第1の実施の形態と同様に、高い出力電力効率を得つつ、かつ歪み特性を良好に保つことができる。
以上、発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る高周波増幅器用バイアス回路1の回路図である。 第1の実施の形態に対する比較例としての高周波増幅器用バイアス回路1’の回路図である。 図1の回路と図2の回路の出力電力の変化に対する歪み特性の変化を示すグラフである。 本発明の第2の実施の形態に係る高周波増幅器用バイアス回路1”の回路図である。
符号の説明
1、1’、1”・・・高周波電力増幅器用バイアス回路、 12・・・電流供給用トランジスタ、 13〜15・・・ダイオード接続トランジスタ、 16、17・・・抵抗、 18・・・キャパシタ、 101・・・比較器、 102・・・電圧制御部、 111・・・高周波増幅用トランジスタ、 113・・・キャパシタ、 114・・・チョークコイル。

Claims (5)

  1. バイアスと高周波入力信号とを印加されて出力電流を出力する高周波電力増幅器に前記バイアスを供給する高周波電力増幅器用バイアス回路において、
    第1端子に所定の電源電圧を印加され第2端子が前記バイアスの出力端子とされ、この第1端子と第2端子との間に流れる電流を制御するための制御電圧が制御端子に印加される電流供給用トランジスタと、
    前記第1端子と第2端子との間に流れる電流の大きさを検知して前記制御電圧の大きさを制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする高周波電力増幅器用バイアス回路。
  2. 前記制御部は、電源電圧を供給する電源端子と前記第1端子との間に接続される第1抵抗素子と、前記第1端子と前記制御端子との間に接続される第2抵抗素子とからなることを特徴とする請求項1記載の高周波電力増幅器用バイアス回路。
  3. 前記制御部は、前記第1端子と第2端子との間に流れる電流が小さくなるに従って、前記制御電圧を大きくするように作用することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の高周波電力増幅器用バイアス回路。
  4. 前記制御部は、前記第1端子と第2端子との間に流れる電流が大きくなるに従って、前記制御電圧を小さくするように作用することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の高周波電力増幅器用バイアス回路。
  5. 前記第1抵抗素子と接地端子との間に接続されるキャパシタを更に備えた請求項1乃至4のいずれか1項に記載の高周波電力増幅器用バイアス回路。


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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010233149A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Nec Corp 電力増幅器、送信システム、及び電力増幅器の故障検出方法
CN107453721A (zh) * 2017-05-22 2017-12-08 公安海警学院 高频功率放大电路

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