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JP2006285801A - メッセージ配信モジュール、ステータス情報管理システム、メッセージ配信方法及びメッセージ配信プログラム - Google Patents

メッセージ配信モジュール、ステータス情報管理システム、メッセージ配信方法及びメッセージ配信プログラム Download PDF

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JP2006285801A
JP2006285801A JP2005106957A JP2005106957A JP2006285801A JP 2006285801 A JP2006285801 A JP 2006285801A JP 2005106957 A JP2005106957 A JP 2005106957A JP 2005106957 A JP2005106957 A JP 2005106957A JP 2006285801 A JP2006285801 A JP 2006285801A
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JP2005106957A
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Shunichi Maruyama
俊一 丸山
Tetsuji Adachi
鉄治 足立
Keiko Matsunaga
恵子 松永
Takashi Sonoda
隆史 園田
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NEC Corp
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Abstract

【課題】情報収集のための時間と手間を省く。
【解決手段】要求先としてのSIP端末(3b,3c,…)のプレゼンス情報に変化(更新)があると、メッセージシステム2では、プレゼンス情報通知モジュールは、プレゼンス情報の更新情報を取得すると、この更新情報について、現在更新通知を要求している要求元のSIP端末3a(3b,3c,…)を特定し、更新情報のうちの要求されている通知対象の項目(通知内容)を確認し、特定した要求元毎に、それぞれ通知内容を本文に、要求元アドレスを宛先アドレスとして、インスタントメッセージを作成し、SIPによって、要求元としてのSIP端末3a(3b,3c,…)へSIP制御モジュール8を介してプレゼンス更新情報に関するインスタントメッセージを送信する。
【選択図】図1

Description

この発明は、メッセージ配信モジュール、ステータス情報管理システム、メッセージ配信方法及びメッセージ配信プログラムに係り、ステータス情報を含むインスタントメッセージの配信を行うメッセージ配信モジュール、該メッセージ配信モジュールと多数の端末とがネットワークを介して通信プロトコルとして例えばSIP(Session Initiation Protocol)を用いた通信が可能な状態で接続されてなるステータス情報管理システム、メッセージ配信方法及びメッセージ配信プログラムに関する。
従来より、企業等で社内外の相手に連絡を取る場合は、電子メールや電話が利用されてきた。しかしながら、電子メールは、蓄積型のメッセージングサービスであり、配信に遅延が発生するリスクを含んでおり、さらに、相手の端末に届いたか否かの確認もできないために、即時性を求められる連絡手段としては適さなかった。
そこで、近年は、電子メールに代わる即時性のあるメッセージングサービスとして、インスタントメッセージサービスが普及してきている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照。)。
このインスタントメッセージサービスは、インターネット経由で相手との間でのメッセージの送受信が行われる点で電子メールサービスと同様であるが、メッセージサービスを提供するサーバに、通信相手のリストを登録しておき、通信相手の状態を認識しながら、メッセージの送受信を行うことが可能とされている。
相手が今どうしているか等を示す現在の通信相手の状態(プレゼンス情報(ステータス情報))と呼ばれる)を知ることによって、例えば、一般の電話を用いた連絡のように、相手の状況がわからずにかけてしまうことによって、相手につながらないことが多っかたり、何度も連絡を取ろうとして時間を浪費してしまったり、結局、後で折り返し電話をしてもらうことになるという問題を回避することができる。プレゼンス情報としては、例えば、利用者の「在席」、「不在」、「多忙」、利用者の用いる端末の「オンライン」/「オフライン」等がある。
特開2003−271531号公報 特開2003−76690号公報 特開2004−102506号公報
解決しようとする問題点は、上記従来技術では、相手の現在のプレゼンス情報を確認するためには、例えば、メッセージサーバに対して、必ず問い合わせをしなければならず、依然として、手間と時間がかかるという点である。しかも、相手が連絡の取れる状況となるまでプレゼンス情報を確認し続ける必要があり、時間を浪費してしまう。
相手の現在のプレゼンス情報(の変更)を確認するためには、要求元の利用者は、例えば、仲間リスト(予め登録された通信相手のリスト)を常にモニタしなけばならなかった。
すなわち、自分から行動を取ることでしか情報を得たり与えたりすることができなかった。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、情報収集のための時間と手間を省くことができるメッセージ配信モジュール、ステータス情報情報管理システム、メッセージ配信方法及びメッセージ配信プログラムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、通信相手先に関するメッセージを要求する要求者端末へ、上記メッセージを配信するメッセージ配信モジュールに係り、上記メッセージは、少なくとも上記通信相手先の現在又は未来の状態を示すステータス情報を含むことを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のメッセージ配信モジュールに係り、上記通信相手先の上記ステータス情報が変更された場合に、現在又は未来の状態が変更された旨の情報を上記要求者端末へ通知する変更情報通知手段を備えたことを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のメッセージ配信モジュールに係り、上記ステータス情報は、該ステータス情報を通知する上記通信相手先としての通知者又は/及び通知者端末の現在又は未来の状態に関する情報を含むことを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項3記載のメッセージ配信モジュールに係り、上記ステータス情報が変更された場合に、上記変更された旨の情報を通知すべき上記要求者端末を、上記通知者端末に対応付けて予め記憶している要求者情報記憶手段を備え、上記変更情報通知手段は、上記要求者情報記憶手段を検索して、上記変更された旨の情報を通知すべき上記要求者端末を特定する要求者特定手段を有することを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載のメッセージ配信モジュールに係り、上記ステータス情報の変更内容のうち、通知内容として予め指定された変更情報を、上記要求者端末及び上記通知者端末に対応付けて予め記憶している通知内容記憶手段を備え、上記変更情報通知手段は、上記通知内容記憶手段を検索して、上記通知内容を特定する通知内容特定手段と、特定された上記要求者端末の宛先情報と上記通知内容とを含む送信情報を生成する送信情報生成手段とを有することを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、請求項5記載のメッセージ配信モジュールに係り、上記変更情報通知手段によって通知される上記通知内容に含まれない上記変更情報に関する詳細情報を得るための入手先アドレス情報が記憶されているアドレス情報記憶手段を備えたことを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか1に記載のメッセージ配信モジュールに係り、上記変更された旨の情報は、変更された上記通知者又は/及び上記通知者端末の位置情報と、上記通知者端末の接続/非接続状態と、上記通知者の予定情報とのうち、少なくとも1つを含むことを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、通信相手先に関するメッセージを利用者端末へ配信するメッセージ配信モジュールに係り、上記メッセージは、少なくとも上記通信相手先の現在又は未来の状態を示すステータス情報を含み、上記利用者端末へは、所定の上記通信相手先に関する上記メッセージを、上記利用者端末からの要求の有無に関わらず配信することを特徴としている。
また、請求項9記載の発明に係るステータス情報管理システムは、ネットワークを介して、かつ、請求項1乃至8のいずれか1に記載のメッセージ配信モジュールを介して、上記要求者端末又は上記利用者端末と、上記通信相手としての通知者端末とが接続されて構成されていることを特徴としている。
また、請求項10記載の発明は、通信相手先に関するメッセージを要求する要求者端末へ、上記メッセージを配信するメッセージ配信方法に係り、上記メッセージは、少なくとも上記通信相手先の現在又は未来の状態を示すステータス情報を含むことを特徴としている。
また、請求項11記載の発明は、請求項10記載のメッセージ配信方法に係り、上記通信相手先の上記ステータス情報が変更された場合に、現在又は未来の状態が変更された旨の情報を上記要求者端末へ通知する変更情報通知ステップを含むことを特徴としている。
また、請求項12記載の発明は、請求項10又は11記載のメッセージ配信方法に係り、記ステータス情報は、該ステータス情報を通知する上記通信相手先としての通知者又は/及び通知者端末の現在又は未来の状態に関する情報を含むことを特徴としている。
また、請求項13記載の発明は、請求項12記載のメッセージ配信方法に係り、上記ステータス情報が変更された場合に、上記変更された旨の情報を通知すべき上記要求者端末を、上記通知者端末に対応付けて予め要求者情報記憶手段に記憶する要求者情報記憶ステップを含み、上記変更情報通知ステップは、上記要求者情報記憶手段を検索して、上記変更された旨の情報を通知すべき上記要求者端末を特定する要求者特定ステップを含むことを特徴としている。
また、請求項14記載の発明は、請求項13記載のメッセージ配信方法に係り、上記ステータス情報の変更内容のうち、通知内容として予め指定された変更情報を、上記要求者端末及び上記通知者端末に対応付けて予め通知内容記憶手段に記憶する通知内容記憶ステップを含み、上記変更情報通知ステップは、上記通知内容記憶手段を検索して、上記通知内容を特定する通知内容特定ステップと、特定された上記要求者端末の宛先情報と上記通知内容とを含む送信情報を生成する送信情報生成ステップとを含むことを特徴としている。
また、請求項15記載の発明は、請求項14記載のメッセージ配信方法に係り、上記変更情報通知ステップにおいて通知される上記通知内容に含まれない上記変更情報に関する詳細情報を得るための入手先アドレス情報をアドレス情報記憶手段に記憶するアドレス情報記憶ステップを含むことを特徴としている。
また、請求項16記載の発明は、請求項10乃至15のいずれか1に記載のメッセージ配信方法に係り、上記変更された旨の情報は、変更された上記通知者又は/及び上記通知者端末の位置情報と、上記通知者端末の接続/非接続状態と、上記通知者の予定情報とのうち、少なくとも1つを含むことを特徴としている。
また、請求項17記載の発明は、通信相手先に関するメッセージを利用者端末へ配信するメッセージ配信方法に係り、上記メッセージは、少なくとも上記通信相手先の現在又は未来の状態を示すステータス情報を含み、上記利用者端末へは、所定の上記通信相手先に関する上記メッセージを、上記利用者端末からの要求の有無に関わらず配信することを特徴としている。
また、請求項18記載の発明に係るメッセージ配信プログラムは、コンピュータに請求項10乃至17のうちいずれか1に記載のメッセージ配信方法を実行させることを特徴としている。
この発明の構成によれば、通信相手先の現在又は将来の状態を示すステータス情報を要求者端末へ通知するので、要求者端末は問合せすることなく自動的に、更新されたステータス情報を得ることができるため、情報収集のための時間と手間を省くことができる。
通信相手先の現在又は将来の状態を示すステータス情報を要求者端末へ通知することによって、要求者端末は問合せすることなく自動的に、更新されたステータス情報を得ることができ、情報収集のための時間と手間を省くという目的を実現した。
図1は、この発明の第1実施例であるプレゼンス情報管理システムの構成を示す図、図2は、同プレゼンス情報管理システムのメッセージシステムの構成を示すブロック図、図3は、同メッセージシステムのプレゼンス情報通知モジュール、プレゼンス情報管理モジュール及びSIP制御モジュールの構成を示すブロック図、図4は、同プレゼンス情報通知モジュールの記憶部の構成を示すブロック図、図5は同メッセージシステムから送付されるメッセージの内容を説明するための図、図6は、同記憶部に記憶されたプログラム及び情報の関係を説明するための図、図7は、同プレゼンス情報管理システムのSIP端末の構成を示すブロック図、また、図8は、同メッセージシステムの動作を説明するための説明図である。
この例のプレゼンス情報管理システム1は、図1に示すように、インスタントメッセージングサービスを提供するサービス提供事業者が管理するメッセージシステム2と、通信プロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)を用いたメッセージシステム2との間での情報の送受信が可能な複数のSIP端末3a,3b,…とが、ネットワーク4を介して接続されて、概略構成されている。SIPは、IP(Internet Protocol)ネットワーク上で用いられ、セッションの確立、変更、切断を行うための呼制御プロトコルの一つである。
メッセージシステム2は、図2に示すように、所定の利用者のプレゼンス情報の更新を検知して更新情報をインスタントメッセージとして所定のSIP端末3a(3b,3c,…)へ送信するプレゼンス情報通知モジュール6と、各SIP端末3a(3b,3c,…)の利用者A(B,C,…)のプレゼンス情報を収集して管理するプレゼンス情報管理モジュール7と、SIPを用いた各SIP端末3a(3b,3c,…)とのインスタントメッセージの送受信を行うためのSIP制御モジュール8とを有してなっている。
プレゼンス情報通知モジュール6は、図3に示すように、CPU等からなり、記憶部12に記憶された所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する制御部11と、ROM、RAMや、FD(フレキシブル・ディスク)、HD(ハード・ディスク)、CD−ROMが装着されるFDD、HDD、CD−ROMドライバ等からなり、各種プログラムやデータが記憶される記憶部12とを有してなっている。
プレゼンス更新通知モジュール6の制御部11は、記憶部12に記憶された制御プログラムに従って、例えば、情報管理処理や、メッセージ編集処理、SIP処理等を実行する。
記憶部12は、図4に示すように、制御プログラム等が記憶されたプログラム記憶部15と、各種情報が記憶された情報記憶部16とを有してなっている。
プログラム記憶部15は、図4及び図6に示すように、情報管理処理プログラムPaを記憶した情報管理処理プログラム記憶領域17と、メッセージ編集処理プログラムPbを記憶したメッセージ編集処理プログラム記憶領域18と、SIP処理プログラムPcを記憶したSIP処理プログラム記憶領域19とを有している。
情報管理処理プログラムPaには、プレゼンス情報の更新情報を取得するための手順と、取得した更新情報について、現在更新通知を要求している要求元のSIP端末の特定を送付先一覧Qaを参照して行うための手順と、更新情報のうちの要求されている通知対象の項目(通知内容)を送付先一覧Qaを参照して確認するための手順とが記述されている。
この例では、情報管理処理で、プレゼンス情報管理モジュール7からプレゼンス情報の更新通知を受けることによって、プレゼンス情報を取得する。
メッセージ編集処理プログラムPbには、情報管理処理で特定した要求元毎に、それぞれ通知内容を本文に、要求元アドレスを宛先アドレスとして、インスタントメッセージを作成するための手順が記述されている。
SIP処理プログラムPcには、メッセージ編集処理で作成されたインスタントメッセージを、SIPで要求元としてのSIP端末3a(3b,3c,…)へSIP制御モジュール8を介して送信するための手順が記述されている。
また、情報記憶部16は、図4及び図6に示すように、送付先一覧Qaが記憶された送付先一覧記憶領域21を有している。
送付先一覧記憶領域21に記憶された送付先一覧Qaは、図5に示すように、更新通知を要求しているSIP端末3a(3b,3c,…)のアドレスである要求元アドレスと、更新通知を要求されているSIP端末3a(3b,3c,…)のアドレスである要求先アドレスと、通知内容とを含んでいる。
通知内容としては、例えば、「プレゼンス情報の更新の事実のみ」、又は「位置情報」、「ネットワーク接続状況」、「予定情報」等のなかから、少なくとも1つの項目が選択される。
プレゼンス情報管理モジュール7(SIP制御モジュール8)は、ハードウェア上の構成は、プレゼンス更新通知モジュール6と略同一であり、図3に示すように、制御部24(26)と記憶部25(27)とを有してなっている。
プレゼンス情報管理モジュール7の記憶部25には、各利用者の位置情報や、予定情報、SIP端末3a(3b,3c,…)のネットワーク4への接続状況等を含むプレゼンス情報が常に更新された状態で記憶されている。
プレゼンス情報は、SIP端末3a(3b,3c,…)のネットワーク4に対する接続状態の確認によって、また、例えばSIP端末3a(3b,3c,…)が移動端末である場合には、その位置情報を利用者の位置情報として、取得される。さらに、更新時に、各SIP端末3a(3b,3c,…)から利用者の操作によって、メッセージシステム2へ送信されることによっても取得される。
各SIP端末3a(3b,3c,…)から利用者が操作してメッセージシステム2へプレゼンス情報を送る例として、例えば、店舗(販売店等)で、利用者としての各店員がそれぞれSIP端末を携帯し、プレゼンス情報として、「R1作業実施中」、「R2作業作業中」等を入力して送るような場合がある。
各SIP端末3a(3b,3c,…)は、例えば、携帯端末からなり、特に、SIPを用いた通信機能を有し、図7に示すように、当該携帯電話機本体の構成各部を制御する制御部29と、制御部29が実行する処理プログラムや各種データ等を記憶するための記憶部31と、アンテナ32を介して無線電波の送受信を行い、通話やデータ通信を行うために用いられる無線通信部33と、例えば、受信したメッセージや、ホームページ、電子メールの内容、待受画面、機能設定画面等が表示される表示部34と、音声出力部35と、数字や文字の入力操作等を行うための多数の各種操作キー等からなる操作部36と、送話音声を入力するマイクロフォンからなる送話部37と、受話音声を出力するスピーカからなる受話部38と、着信時等に発光する発光部39とから概略構成されている。
制御部29は、CPU(中央処理装置)等を有してなり、ブラウザやメーラ等の記憶部31に記憶された各種処理プログラムを実行し、携帯端末載本体の構成各部を制御する。
記憶部31は、ROM、RAM等の半導体メモリ等からなり、制御部29が実行する各種プログラムや、各種情報等が記憶される。
表示部34は、液晶ディスプレイ等からなり、文字や画像を表示するために用いられ、例えば、メッセージシステム2から受け取ったインスタントメッセージや、電子メールの内容等を表示する。
ネットワーク4は、例えば、移動通信事業者が管理する通信管理センタを介して、インターネットに接続可能な移動通信網を有してなっている。
次に、図8を参照して、上記構成のプレゼンス情報管理システム1の動作について説明する。
ここでは、例えば、SIP端末3bの利用者Bのプレゼンス情報を、SIP端末3aの利用者Aが取得する場合について説明する。
SIP端末3aからは、予めメッセージシステム2に対して利用者Bのプレゼンス情報のうち,所定の通知項目について、更新情報のインスタントメッセージによる提供を求める要求情報を送り、メッセージシステム2では、プレゼンス情報通知モジュール6の制御部11が記憶部12に記憶された送付先一覧Qaに記憶させるものとする。
メッセージシステム2では、プレゼンス情報管理モジュール7の制御部24が、プレゼンス情報の更新の監視を行う(ステップSA11(図8))。
ここで、例えば、SIP端末3bのネットワーク4への接続状態に変化があり、オンラインからオフラインへ又はオフラインからオンラインへの変化を検知すると、変化後の状態を新しいプレゼンス情報として、制御部24は、記憶部25に更新登録する(ステップSA12)。ここで、SIP端末3bが携帯電話機の場合は、例えば、電源が投入されて、所定の電界強度が得られた状態で、オンラインとされる。
このほか、SIP端末3bが、例えば移動端末である場合には、その位置情報を取得し、変化があった場合に、変化後の位置情報を新しいプレゼンス情報として、記憶部25に更新登録する。また、SIP端末3bからプレゼンス情報として、例えば、利用者Bの予定情報やその更新情報を受け取った場合についても同様である。
次に、制御部24は、更新情報を、プレゼンス情報通知モジュール6へ送信する(ステップSA13)。
プレゼンス情報通知モジュール6では、制御部11は、情報管理処理において、プレゼンス情報の更新情報を取得すると(ステップSA14)、取得した更新情報について、現在更新通知を要求している要求元のSIP端末3a(3b,3c,…)の特定を送付先一覧Qaを参照して行う(ステップSA15)。この場合は、要求元として、SIP端末3aを含んでいる。
次に、制御部11は、更新情報のうちの要求されている通知対象の項目(通知内容)を送付先一覧Qaを参照して確認する(ステップSA16)。
次に、制御部11は、情報管理処理において得られた通知内容をメッセージ編集処理へ渡す(ステップSA17)。
次に、制御部11は、メッセージ編集処理において、情報管理処理で特定した要求元毎に(この場合は、SIP端末3aを含む。)、それぞれ通知内容を本文に、要求元アドレスを宛先アドレスとして、インスタントメッセージを作成する(ステップSA18)。
次に、制御部11は、メッセージ編集処理において作成されたインスタントメッセージを、SIP処理に渡す(ステップSA19)。
制御部11は、SIP処理において、SIPによって、要求元としてのSIP端末3a(3b,3c,…)(この場合は、SIP端末3aを含む)へSIP制御モジュール8を介してプレゼンス情報に関するインスタントメッセージを送信する(ステップSA20)。
SIP端末3aでは、このインスタントメッセージを受信すると(ステップSA21)、制御部29は、例えば表示部34に表示させる。
メッセージシステム2では、プレゼンス情報通知モジュール6の制御部11は、SIP処理において、SIP端末3aへのインスタントメッセージの送達確認を行う。
なお、実際には、多数のSIP端末3a,3b,…の利用者A,B,…が、自身のプレゼンス情報を通知し(公開し)、又は他者のプレゼンス情報を取得する。もちろん、プレゼンス情報を通知すると共に別の利用者のプレゼンス情報を取得する場合もある。
各SIP端末から利用者が操作してメッセージシステム2へプレゼンス情報を送る例として、例えば、店舗(販売店等)で、利用者としての各店員がそれぞれSIP端末を携帯し、プレゼンス情報として、「R1作業実施中」、「R2作業作業中」等を入力して送るものとすると、ある店員が、「R1作業実施中」から「R2作業開始」へ切り換えて、明示的に指定すると、メッセージシステム2では、この変化を検知して、他の店員のSIP端末へ通知する。これによって、他の店員は、この店員の進捗状況等を把握して、自分の作業に役立てることができる。通知した店員は、周囲の者に対して作業の経過報告や完了報告を行うことができる。
このように、この例の構成によれば、要求先としてのSIP端末(3b,3c,…)のプレゼンス情報に変化(更新)があると、メッセージシステム2では、プレゼンス情報管理モジュール7が、更新情報を、プレゼンス情報通知モジュール6へ送信し、プレゼンス情報通知モジュール6では、プレゼンス情報の更新情報を取得すると、この更新情報について、現在更新通知を要求している要求元のSIP端末3a(3b,3c,…)を特定し、更新情報のうちの要求されている通知対象の項目(通知内容)を確認し、特定した要求元毎に、それぞれ通知内容を本文に、要求元アドレスを宛先アドレスとして、インスタントメッセージを作成し、SIPによって、要求元としてのSIP端末3a(3b,3c,…)へSIP制御モジュール8を介してプレゼンス更新情報に関するインスタントメッセージを送信するので、予め、要求元及び要求先と通知対象の項目(通知内容)とを送付先一覧Qaに登録しておくことによって、要求元のSIP端末3a(3b,3c,…)は、メッセージシステム2ヘ問い合わせすることなく自動的に、かつ、リアルタイムで、所望のプレゼンス更新情報を得ることができる。
したがって、プレゼンス更新情報を必要とする利用者は、相手の利用者のプレゼンス更新情報を確認し続ける必要がないことは、もちろん、メッセージシステム2ヘ問い合わせする必要もないので、迅速に、かつ、手間をかけることなく、プレゼンス更新情報を確実に得ることができる。
このように、プレゼンス更新情報を必要とする利用者は、所望のプレゼンス更新情報を、時間と手間を省いて、確実かつ円滑に取得することができる。
また、プレゼンス更新情報を提供する側の利用者も、迅速かつ確実にプレゼンス更新情報を通知することができる。
このように、プレゼンス更新情報をインスタントメッセージとして送信するため、迅速かつ確実にプレゼンス情報の授受を実行することができる。
例えば、店舗(販売店等)で、利用者としての各店員がそれぞれSIP端末を携帯し、ある店員(利用者)Xが、プレゼンス情報として、「R1作業実施中」から「R2作業開始」へ切り換えて通知すると、メッセージシステム2では、この変化を検知して、他の店員(利用者)YのSIP端末へ通知する。これによって、他の店員(利用者)Yは、この店員Xの進捗状況等を把握して、自分の作業に役立てることができ、例えば、誤って同一作業を繰り返すことがない。また、通知した店員Xは、周囲の者に対して作業の経過報告や完了報告を行うことができる。
ここで、他の店員(利用者)YのSIP端末3a(3b,3c,…)は、メッセージシステム2ヘ問い合わせすることなく自動的に、かつ、リアルタイムで、上記プレゼンス更新情報を得ることができる。もちろん、店員Xのプレゼンス更新情報を確認し続ける必要がないので、問合わせのために、無駄な時間を費やすこともない。したがって、作業効率を向上させることができる。
このように、一般に、他のメンバに何かを直ぐに通知したい場合、又は各メンバの現況を直ぐに知りたい場合に用いて好適であり、例えば、複数のメンバで、作業等を行うような場合に、コミュニケーションに要するコストを低減し、生産性を向上させることができる。
図9は、この発明の第2実施例であるプレゼンス情報管理システムのメッセージシステムのプレゼンス情報通知モジュールの記憶部の構成を示すブロック図、また、図10は、同メッセージシステムの動作を説明するための説明図である。
この例が上述した実施例1と大きく異なるところは、要求元のSIP端末へ送付するインスタントメッセージにプレゼンス更新詳細情報が提示される入手先アドレス情報としてのURL(Uniform Resource Locator)を含ませ、このURLヘアクセスすることによってこのプレゼンス更新詳細情報の取得が可能なように構成した点である。
これ以外の構成は、上述した実施例1の構成と略同一であるので、その説明を簡略にする。
この例のプレゼンス情報管理システムでは、プレゼンス更新通知モジュール41の制御部は、記憶部42に記憶された制御プログラムに従って、例えば、情報管理処理や、メッセージ編集処理、SIP処理、Webサービス提供処理等を実行する。
記憶部42は、図9に示すように、制御プログラム等が記憶されたプログラム記憶部43と、各種情報が記憶された情報記憶部44とを有してなっている。
プログラム記憶部43は、情報管理処理プログラムを記憶した情報管理処理プログラム記憶領域45と、メッセージ編集処理プログラムを記憶したメッセージ編集処理プログラム記憶領域46と、SIP処理プログラムを記憶したSIP処理プログラム記憶領域47と、Webサービス提供処理プログラムを記憶したWebサービス提供処理プログラム記憶領域48と有している。
情報管理処理プログラムには、プレゼンス情報の更新情報を取得するための手順と、取得した更新情報について、現在更新通知を要求している要求元のSIP端末の特定を送付先一覧を参照して行うための手順と、更新情報のうちの要求されている通知対象の項目(通知内容)を送付先一覧を参照して確認するための手順とが記述されている。
この例では、通知内容は、概要情報と詳細情報とに分けて扱われ、概要情報は、インスタントメッセージとして送付され、詳細情報は、一旦、プレゼンス更新詳細情報記憶領域51に保存され、提示要求受付け後、送付される。
メッセージ編集処理プログラムには、情報管理処理で特定した要求元毎に、それぞれ通知内容のうち概要情報を本文に、要求元アドレスを宛先アドレスとして、インスタントメッセージを作成するための手順が記述されている。なお、インスタントメッセージには、詳細情報を得るためのURLが記載されている。
Webサービス提供処理プログラムには、SIP端末3a(3b,3c,…)から、WebページのURLを指定した情報の提示要求を受けた場合に、指定されたWebページの情報をSIP端末3a(3b,3c,…)へ送信するための手順とが記述されている。
すなわち、このWebサービス提供処理では、要求元のSIP端末3a(3b,3c,…)から、詳細情報の提示要求を受けた場合に、プレゼンス更新詳細情報記憶領域51に記憶された対応するプレゼンス更新詳細情報を抽出して提示する。
また、情報記憶部46は、図9に示すように、送付先一覧が記憶された送付先一覧記憶領域49と、プレゼンス更新詳細情報を記憶したプレゼンス更新詳細情報記憶領域51とを有している。この例では、送付先一覧に、通知項目として、詳細情報を得るためのURLが記載されている。
この例の各SIP端末3a(3b,3c,…)は、例えばHTTP(Hypertext Tranfer Protocol)を用いてインターネットに接続してホームページの閲覧が可能なデータ通信機能を有し、記憶部には、ブラウザが記憶されている。
次に、図10を参照して、上記構成のプレゼンス情報管理システムの動作について説明する。
ここでは、例えば、SIP端末3bの利用者Bのプレゼンス情報を、SIP端末3cの利用者Cが取得する場合について説明する。
SIP端末3cからは、予めメッセージシステムに対して利用者Bのプレゼンス情報のうち,所定の通知項目について、更新情報のインスタントメッセージによる提供を求める要求情報を送り、メッセージシステムでは、プレゼンス情報通知モジュール41の制御部が記憶部42に記憶された送付先一覧に記憶させるものとする。
メッセージシステムでは、プレゼンス情報管理モジュール52の制御部が、プレゼンス情報の更新の監視を行う(ステップSB11(図10))。
ここで、例えば、SIP端末3bのネットワークへの接続状態に変化があり、オンラインからオフラインへ又はオフラインからオンラインへの変化を検知すると、変化後の状態を新しいプレゼンス情報として、プレゼンス情報管理モジュール52の制御部は、記憶部に更新登録する(ステップSB12)。
次に、プレゼンス情報管理モジュール52の制御部は、更新情報を、プレゼンス情報通知モジュール41へ送信する(ステップSB13)。
プレゼンス情報通知モジュール41では、制御部は、情報管理処理において、プレゼンス情報の更新情報を取得すると(ステップSB14)、取得した更新情報について、現在更新通知を要求している要求元のSIP端末3a(3b,3c,…)の特定を送付先一覧を参照して行う(ステップSB15)。この場合は、要求元として、SIP端末3cを含んでいる。
次に、プレゼンス情報通知モジュール41の制御部は、更新情報のうちの要求されている通知対象の項目(通知内容)を送付先一覧を参照して確認する(ステップSB16)。
ここで、通知内容は、詳細情報を得るためのURLを含んでいる。
次に、プレゼンス情報通知モジュール41の制御部は、情報管理処理において得られた通知内容をメッセージ編集処理へ渡す(ステップSB17)。
次に、プレゼンス情報通知モジュール41の制御部は、メッセージ編集処理において、情報管理処理で特定した要求元毎に(この場合は、SIP端末3cを含む。)、それぞれ通知内容のうち概要情報を本文に、要求元アドレスを宛先アドレスとして、インスタントメッセージを作成する(ステップSB18)。なお、このメッセージには、詳細情報を得るためのURLが記載されている。
次に、プレゼンス情報通知モジュール41の制御部は、メッセージ編集処理において作成されたインスタントメッセージを、SIP処理に渡す(ステップSB19)。
プレゼンス情報通知モジュール41の制御部は、SIP処理において、SIPによって、要求元としてのSIP端末3a(3b,3c,…)(この場合は、SIP端末3cを含む)へSIP制御モジュールを介してプレゼンス情報に関するインスタントメッセージを送信する(ステップSB20)。
SIP端末3cでは、このインスタントメッセージを受信すると(ステップSB21)、制御部29は、例えば表示部34に表示させる。なお、インスタントメッセージには、詳細情報を得るためのURLを含まれている。
メッセージシステムでは、プレゼンス情報通知モジュール41の制御部は、SIP処理において、SIP端末3cへのインスタントメッセージの送達確認を行う。
次に、SIP端末3cで、利用者Cの操作によって、制御部29がメッセージシステムへプレゼンス更新詳細情報の提示要求をすると(ステップSB22)、メッセージシステムでは、プレゼンス情報通知モジュール41の制御部は、提示要求に基づいて、Webサービス提供処理を行う。
すなわち、プレゼンス情報通知モジュール41の制御部は、プレゼンス更新詳細情報記憶領域51に記憶された対応するプレゼンス更新詳細情報を抽出して、SIP端末3cへ送信する(ステップSB23)。
SIP端末3cでは、このプレゼンス更新詳細情報を受信すると(ステップSB24)、制御部29は、例えば表示部34に表示させる。
この例の構成によれば、上述した実施例1と略同一の効果を得ることができる。
加えて、インスタントメッセージで、文字数に制限がある場合であっても、まず、必要最小限度の概要情報を送付し、詳細情報を後に送付することができる。したがって、要求元の利用者は、まず、インスタントメッセージで概要を知り、所定のURLにアクセスすることによって、補充された詳細情報を円滑に得ることができる。
この例が上述した実施例1と大きく異なるところは、インスタントメッセージが送付できなかった場合に非常用送付先へ送付し、送付先一覧にそのためのメールアドレスを追加した点である。
これ以外の構成は、上述した実施例1の構成と略同一であるので、その説明を簡略にする。
この例では、プレゼンス更新通知モジュールの制御部は、インスタントメッセージが送付できなかった場合に(例えば、SIP処理で、送達確認ができなかった場合に)、非常用送付先へ送付する。
また、送付先一覧に、非常用送付先として、例えば、メールアドレスが記載されている。
この例の各SIP端末3a(3b,3c,…)は、例えばインターネットに接続してホームページの閲覧や電子メールの送受信が可能なデータ通信機能を有し、記憶部には、ブラウザが記憶されている。
この例の構成によれば、上述した実施例1と略同一の効果を得ることができる。
加えて、プレゼンス更新情報をインスタントメッセージによって送付できない非常の場合でも確実にプレゼンス更新情報を伝達することができる。
以上、この発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、上述した実施例では、例えば、メッセージ編集処理を、制御部が制御プログラムを実行することによって、行う場合について述べたが、メッセージ編集機能の一部又は全部をハードウェアによって、実現させるようにしても良い。また、メッセージ編集部を独立させても良い。情報管理処理やSIP処理についても同様である。また、制御部は、複数のCPUから構成されていても良い。
SIP端末としては、携帯電話機のほか、SIPを用いた通信が可能であれば、データ通信機能を有する簡易型携帯電話(PHS)端末や、携帯情報端末(PDA)、携帯型のコンピュータを用いる場合に適用できる。また、SIP端末としては、移動端末のほか、据置型のパーソナルコンピュータ等を用いる場合にも適用できる。
また、プレゼンス更新通知モジュールが、プレゼンス情報管理モジュールから更新通知を受けることによって、プレゼンス情報を取得する場合について述べたが、プレゼンス更新通知モジュールが、プレゼンス情報管理モジュール7の情報更新状況を監視する(例えば、周期的に参照する)ことによって、更新情報を取得するようにしても良い。
また、各モジュールは、必ずしも分割されている必要はなく、統合されていても良い。また、ネットワーク上で、分散配置されていても良い。また、それぞれ、単数と限らず、複数設けても良い。
また、要求元のSIP端末から予め要求があった要求先のSIP端末を送付先一覧に登録し、この要求先のSIP端末に関するプレゼンス更新情報を、要求元のSIP端末へ送付する場合について述べたが、例えば、特定のSIP端末に関するプレゼンス更新情報については、要求がなくても、所定のSIP端末へ、プレゼンス更新情報を送付するようにしても良い。
また、実施例2で、Webサービス提供機能を、Web(WWW)サーバを独立させて、メッセージシステム内に設けても良い。また、Webサーバをネットワーク上の別の場所に配置しても良い。また、Webサーバは、複数設けても良い。
また、実施例3では、メールサーバを、メッセージシステム内に設けても良いし、通信事業者が管理する通信システム内に設けられたメールサーバを用いるようにしても良い。
また、実施例3では、インスタントメッセージが送付できなかった場合に非常用送付先へ送付する場合について述べたが、これは実施例2にも適用できる。
また、実施例3で、電子メール以外の通信手段を用いるようにしても良い。
また、プレゼンス情報に応じて、要求元のSIP端末へのプレゼンス更新情報の通知方法を選択するようにしても良い。
例えば、要求元の利用者の現在位置(場所)に応じて、無線で通信する方法、電子メールを用いる方法、及び上述したインスタントメッセージを用いる方法等のうち、最適な方法を選択するようにしても良い。これによって、要求元の利用者のプレゼンスに応じた最適なプレゼンス更新情報の通知を行うことができる。
例えば、実施例1では、制御部11は、ステップSA16で、更新情報のうちの要求されている通知対象の項目(通知内容)を送付先一覧Qaを参照して確認し、この後、要求元の利用者のプレゼンス情報を確認して、プレゼンス更新情報の通知方法を選択する。
また、通知内容としては、「プレゼンス情報の更新の事実のみ」や、「位置情報」、「ネットワーク接続状況」、「予定情報」等に限らず、利用者及びSIP端末やこれらに関係する人物や物の様々な状態及び状況を扱うことが可能である。
通信プロトコルとしては、SIPに限らず、例えば、このプレゼンス情報管理システムに専用のプロトコル等他のプロトコルを用いる場合に適用できる。
ようにしても良い。
この発明の第1実施例であるプレゼンス情報管理システムの構成を示す図である。 同プレゼンス情報管理システムのメッセージシステムの構成を示すブロック図である。 同メッセージシステムのプレゼンス情報通知モジュール、プレゼンス情報管理モジュール及びSIP制御モジュールの構成を示すブロック図である。 同プレゼンス情報通知モジュールの記憶部の構成を示すブロック図である。 同メッセージシステムから送付されるメッセージの内容を説明するための図である。 同記憶部に記憶されたプログラム及び情報の関係を説明するための図である。 同プレゼンス情報管理システムのSIP端末の構成を示すブロック図である。 同メッセージシステムの動作を説明するための説明図である。 この発明の第2実施例であるプレゼンス情報管理システムのメッセージシステムのプレゼンス情報通知モジュールの記憶部の構成を示すブロック図である。 同メッセージシステムの動作を説明するための説明図である。
符号の説明
1 プレゼンス情報管理システム(ステータス情報管理システム)
2 メッセージシステム
3a,3b,… SIP端末(要求者端末又は通知者端末)
4 ネットワーク
6,41 プレゼンス情報通知モジュール(メッセージ配信モジュール)
7,51 プレゼンス情報管理モジュール
8 SIP制御モジュール
11 制御部(変更情報通知手段、要求元特定手段、通知内容特定手段、送信情報生成手段)
12 記憶部(要求者情報記憶手段、通知内容記憶手段、アドレス情報記憶手段)
24 制御部
Qa 送付先一覧
A,B,… 利用者(要求者又は通知者)

Claims (18)

  1. 通信相手先に関するメッセージを要求する要求者端末へ、前記メッセージを配信するメッセージ配信モジュールであって、
    前記メッセージは、少なくとも前記通信相手先の現在又は未来の状態を示すステータス情報を含むことを特徴とするメッセージ配信モジュール。
  2. 前記通信相手先の前記ステータス情報が変更された場合に、現在又は未来の状態が変更された旨の情報を前記要求者端末へ通知する変更情報通知手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のメッセージ配信モジュール。
  3. 前記ステータス情報は、該ステータス情報を通知する前記通信相手先としての通知者又は/及び通知者端末の現在又は未来の状態に関する情報を含むことを特徴とする請求項1又は2記載のメッセージ配信モジュール。
  4. 前記ステータス情報が変更された場合に、前記変更された旨の情報を通知すべき前記要求者端末を、前記通知者端末に対応付けて予め記憶している要求者情報記憶手段を備え、
    前記変更情報通知手段は、前記要求者情報記憶手段を検索して、前記変更された旨の情報を通知すべき前記要求者端末を特定する要求者特定手段を有することを特徴とする請求項3記載のメッセージ配信モジュール。
  5. 前記ステータス情報の変更内容のうち、通知内容として予め指定された変更情報を、前記要求者端末及び前記通知者端末に対応付けて予め記憶している通知内容記憶手段を備え、
    前記変更情報通知手段は、前記通知内容記憶手段を検索して、前記通知内容を特定する通知内容特定手段と、特定された前記要求者端末の宛先情報と前記通知内容とを含む送信情報を生成する送信情報生成手段とを有することを特徴とする請求項4記載のメッセージ配信モジュール。
  6. 前記変更情報通知手段によって通知される前記通知内容に含まれない前記変更情報に関する詳細情報を得るための入手先アドレス情報が記憶されているアドレス情報記憶手段を備えたことを特徴とする請求項5記載のメッセージ配信モジュール。
  7. 前記変更された旨の情報は、変更された前記通知者又は/及び前記通知者端末の位置情報と、前記通知者端末の接続/非接続状態と、前記通知者の予定情報とのうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載のメッセージ配信モジュール。
  8. 通信相手先に関するメッセージを利用者端末へ配信するメッセージ配信モジュールであって、
    前記メッセージは、少なくとも前記通信相手先の現在又は未来の状態を示すステータス情報を含み、
    前記利用者端末へは、所定の前記通信相手先に関する前記メッセージを、前記利用者端末からの要求の有無に関わらず配信することを特徴とするメッセージ配信モジュール。
  9. ネットワークを介して、かつ、請求項1乃至8のいずれか1に記載のメッセージ配信モジュールを介して、前記要求者端末又は前記利用者端末と、前記通信相手としての通知者端末とが接続されて構成されていることを特徴とするステータス情報管理システム。
  10. 通信相手先に関するメッセージを要求する要求者端末へ、前記メッセージを配信するメッセージ配信方法であって、
    前記メッセージは、少なくとも前記通信相手先の現在又は未来の状態を示すステータス情報を含むことを特徴とするメッセージ配信方法。
  11. 前記通信相手先の前記ステータス情報が変更された場合に、現在又は未来の状態が変更された旨の情報を前記要求者端末へ通知する変更情報通知ステップを含むことを特徴とする請求項10記載のメッセージ配信方法。
  12. 前記ステータス情報は、該ステータス情報を通知する前記通信相手先としての通知者又は/及び通知者端末の現在又は未来の状態に関する情報を含むことを特徴とする請求項10又は11記載のメッセージ配信方法。
  13. 前記ステータス情報が変更された場合に、前記変更された旨の情報を通知すべき前記要求者端末を、前記通知者端末に対応付けて予め要求者情報記憶手段に記憶する要求者情報記憶ステップを含み、
    前記変更情報通知ステップは、前記要求者情報記憶手段を検索して、前記変更された旨の情報を通知すべき前記要求者端末を特定する要求者特定ステップを含むことを特徴とする請求項12記載のメッセージ配信方法。
  14. 前記ステータス情報の変更内容のうち、通知内容として予め指定された変更情報を、前記要求者端末及び前記通知者端末に対応付けて予め通知内容記憶手段に記憶する通知内容記憶ステップを含み、
    前記変更情報通知ステップは、前記通知内容記憶手段を検索して、前記通知内容を特定する通知内容特定ステップと、特定された前記要求者端末の宛先情報と前記通知内容とを含む送信情報を生成する送信情報生成ステップとを含むことを特徴とする請求項13記載のメッセージ配信方法。
  15. 前記変更情報通知ステップにおいて通知される前記通知内容に含まれない前記変更情報に関する詳細情報を得るための入手先アドレス情報をアドレス情報記憶手段に記憶するアドレス情報記憶ステップを含むことを特徴とする請求項14記載のメッセージ配信方法。
  16. 前記変更された旨の情報は、変更された前記通知者又は/及び前記通知者端末の位置情報と、前記通知者端末の接続/非接続状態と、前記通知者の予定情報とのうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項10乃至15のいずれか1に記載のメッセージ配信方法。
  17. 通信相手先に関するメッセージを利用者端末へ配信するメッセージ配信方法であって、
    前記メッセージは、少なくとも前記通信相手先の現在又は未来の状態を示すステータス情報を含み、
    前記利用者端末へは、所定の前記通信相手先に関する前記メッセージを、前記利用者端末からの要求の有無に関わらず配信することを特徴とするメッセージ配信方法。
  18. コンピュータに請求項10乃至17のうちいずれか1に記載のメッセージ配信方法を実行させることを特徴とするメッセージ配信プログラム。
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