JP2006283366A - コンクリート型枠用板状透水材 - Google Patents
コンクリート型枠用板状透水材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006283366A JP2006283366A JP2005103955A JP2005103955A JP2006283366A JP 2006283366 A JP2006283366 A JP 2006283366A JP 2005103955 A JP2005103955 A JP 2005103955A JP 2005103955 A JP2005103955 A JP 2005103955A JP 2006283366 A JP2006283366 A JP 2006283366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- plate
- permeable material
- concrete
- water permeable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 27
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title abstract description 31
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 11
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 abstract description 6
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Foundations (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Abstract
【課題】型枠内面部への取付けが容易で、しかも、脱型時に透水材の使用に起因する不本意な皺をコンクリート面につけてしまうおそれもない、コンクリート型枠用透水材を提供する。
【解決手段】透水層を形成する繊維系透水シート2がプラスチックなどからなるプレート3の一方の面に貼り付けられるなどして一体化されて備えられている板状の透水材1によって解決した。
【選択図】 図1
【解決手段】透水層を形成する繊維系透水シート2がプラスチックなどからなるプレート3の一方の面に貼り付けられるなどして一体化されて備えられている板状の透水材1によって解決した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コンクリート型枠用透水材に関する。
繊維層からなる透水層を備えた、巻物として提供されている透水シートを用い、これを、コンクリートの打設時に拡げて、型枠の内面側に取り付け、型枠内に打ち込まれた生コンクリートの内部の余剰水を透水シートを通じて下に排出し、生コンクリートを、水−セメント比の低い状態で硬化させることは、従来より行われている。
特許第3168569号
しかしながら、従来の透水材は、上記のようにシート状をしていて、巻物にされて提供されており、そのため、拡げても巻物形状を記憶していて型枠内面部に取り付けるのが非常に厄介であると共に、取付けを時間をかけながら丁寧に行わないと、取り付けたシートに皺がよって脱型時にその皺がコンクリート面に転写されてしまうおそれがあるという問題がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、型枠内面部への取付けが容易で、しかも、脱型時に透水材の使用に起因する不本意な皺をコンクリート面につけてしまうおそれもない、コンクリート型枠用透水材を提供することを課題とする。
上記の課題は、透水層がプレートの一方の面に一体化されて備えられていることを特徴とするコンクリート型枠用板状透水材によって解決される。
この透水材は、プレートが透水層を一定の平面形状に保持する作用を行い、そのため、型枠の内面部に沿わせやすく、型枠内面部への取付けを容易に行うことができる。しかも、透水層がプレートによって背後から支えられるので、透水層に皺がよることもなく、透水材の使用に起因する不本意な皺をコンクリート面につけてしまうおそれもない。
本発明の透水材は、以上のとおりのものであるから、型枠内面部への取付けが容易で、しかも、脱型時に透水材の使用に起因する不本意な皺をコンクリート面につけてしまうおそれもない。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1(イ)に示す実施形態のコンクリート型枠用透水材1において、2は透水シート、3はプレートである。透水シート2は、不織布などからなる繊維層を透水層として備えたもので、巻物として提供されている市販の透水シートが用いられてよく、プレート3は、一定の平面形状を保持することができるプラスチックなどの薄板からなっている。そして、プレート3と透水シート2とは重ね合わせ状態にされ、接着剤などで貼り合わされて一体化されることで、透水層を有する板状透水材1を構成している。
上記の透水材1は、図1(ロ)に示すように、プレート3の側を型枠4の内面側、透水シート2の側をコンクリート打設空間側に向けるようにしてコンクリート型枠4の内面部に沿わせ、そして、例えば、上下をピース状のチャンネル金具5,5で型枠4に止め付ける、などというようにして、図2(イ)に示すように、両型枠4,4に取り付けられる。
この取付けにおいて、透水材1は、プレート3が透水シート2を一定の平面形状に保持する作用を行うことで、型枠4の内面部に沿わせやすく、そのため、型枠4の内面部への取付けを容易に行っていくことができると共に、プレート3が透水シート2を背後から支えられるので、透水シート2に皺がよることもない。
こうして透水材1を取り付けた型枠4,4内に、図2(ロ)に示すように、生コンクリート6を投入すると、図2(ハ)に示すように、透水シート2に生コンクリート6からの側圧が加わり、図2(ニ)に示すように、生コンクリート6中の余剰水が、透水シート2内に入り込んで、該透水シート2内を下方に流れ落ちて排出されていき、生コンクリート6は、水−セメント比の低い状態で硬化していくことができて、密実なコンクリートになることができ、硬化後、脱型しても、コンクリート面に、透水材1の使用に起因する不本意な皺がついていることもない。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、透水層として繊維層からなるものを用いた場合を示したが、スポンジのような連続気泡構造の発泡樹脂、その他の多孔質材などが透水層として用いられてもよい。
また、プレートについても、透水層を平面形状に保持することができるようなものであればよく、材質や肉厚寸法に制限はないし、平面形状に復元することができる撓み性を備えたものであってもよいし、ほとんど撓まない硬いものからなっていてもよい。
また、上記の実施形態では、板状透水材1を、プレート3の側を型枠4の内面側、透水シート2の側をコンクリート打設空間側に向けるようにしてコンクリート型枠4の内面部に沿わせた場合を示したが、プレートが孔あきプレートからなって、プレートの面をコンクリートに転写するような場合は、透水シート2の側を型枠4の内面側、プレート3の側をコンクリート打設空間側に向けるようにして取り付けるのもよい。
また、プレートと透水層は、上記のようなプレート3と透水シート2とを貼り合わせたものに限らず、プレートの一方の面部に透水層が一体化されて備えられているものであればよい。
1…コンクリート型枠用板状透水材
2…透水シート(透水層)
3…プレート
4…コンクリート型枠
2…透水シート(透水層)
3…プレート
4…コンクリート型枠
Claims (1)
- 透水層がプレートの一方の面に一体化されて備えられていることを特徴とするコンクリート型枠用板状透水材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005103955A JP2006283366A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | コンクリート型枠用板状透水材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005103955A JP2006283366A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | コンクリート型枠用板状透水材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006283366A true JP2006283366A (ja) | 2006-10-19 |
Family
ID=37405563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005103955A Pending JP2006283366A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | コンクリート型枠用板状透水材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006283366A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5945058B1 (ja) * | 2015-12-15 | 2016-07-05 | 鹿島建設株式会社 | コンクリート構造物の製造方法及びシート付き型枠 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS629642A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JPH0449371A (ja) * | 1990-06-15 | 1992-02-18 | Fujimori Kogyo Kk | トンネルの覆工コンクリート打設用型枠 |
-
2005
- 2005-03-31 JP JP2005103955A patent/JP2006283366A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS629642A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JPH0449371A (ja) * | 1990-06-15 | 1992-02-18 | Fujimori Kogyo Kk | トンネルの覆工コンクリート打設用型枠 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5945058B1 (ja) * | 2015-12-15 | 2016-07-05 | 鹿島建設株式会社 | コンクリート構造物の製造方法及びシート付き型枠 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5688429B2 (ja) | コンクリート構造物の製造方法及び打設兼用コンクリート養生シート | |
JP2006283366A (ja) | コンクリート型枠用板状透水材 | |
JP5877271B1 (ja) | コンクリート構造物の製造方法 | |
JP4842918B2 (ja) | 軽量セメントパネル | |
JP7510811B2 (ja) | 養生型枠用透水性シート | |
JPH0952211A (ja) | PCaパネルおよびその製造方法 | |
JP2008075252A (ja) | コンクリート型枠形成方法 | |
JP6851168B2 (ja) | コンクリート構造物の製造方法 | |
JPH0734660A (ja) | コンクリート打設型枠用シート及びコンクリート打設型枠 | |
JPH02132269A (ja) | せき板張設用シート | |
JP2015168924A (ja) | コンクリート構造物の製造方法 | |
JP4360342B2 (ja) | コンクリート体の養生方法 | |
JP7373390B2 (ja) | コンクリート養生シート及びその使用方法 | |
JP2000220157A (ja) | コンクリート構造物用目地材 | |
JPH01158178A (ja) | コンクリート型枠におけるせき板用内張りシート並びにせき板及びコンクリート型枠 | |
JP2012236367A (ja) | コンクリート枠体及びコンクリート製品の製造方法及びコンクリート製品 | |
JP2018178524A (ja) | 固定用テープの選定方法、及び、コンクリート構造物の製作方法 | |
JP6862139B2 (ja) | コンクリート構造物の製造方法 | |
JP2006336284A (ja) | 型枠兼用断熱性板材およびその施工方法 | |
JPS62291364A (ja) | コンクリ−ト打設用型枠 | |
JP3505699B2 (ja) | コンクリート型枠用模様板 | |
JP2010005805A (ja) | プレキャスト型コンクリートブロック及びその製造方法。 | |
JP3404559B2 (ja) | 孔を有する固形ブロック成形用中子 | |
JPH02153163A (ja) | コンクリート型枠用せき板 | |
JP2005113372A (ja) | 型枠用コンクリート養生保持板を用いたコンクリート構造物の施工方法および型枠用コンクリート養生保持板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080326 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101019 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110308 |