JP2006282363A - Power transmission device of chain conveyer and sprocket used for it - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、チェーンとスプロケットを用いて搬送台を駆動するチェーンコンベヤ、特にそれに用いるスプロケットに関するものである。 The present invention relates to a chain conveyor that drives a carrier using a chain and a sprocket, and more particularly to a sprocket used therefor.
チェーンコンベヤは、コンベヤの一端部付近の荷の載せ口と他端側の荷の降し口との間を積荷面が平らな搬送台が無端状に循環しており、その搬送台の上に荷を載せて搬送される。荷は物品はもとより、人を搬送するためのチェーンコンベヤもあり、これらはマンコンベヤと呼ばれる。マンコンベヤの一端部付近の人の乗り込み口と他端側の降り口との高さが同じものを「動く歩道」、両者の高さが異なるものを「エスカレーター」という。近年これらのチェーンコンベヤは設置スペースを小さくしたいというニーズが高まり、とりわけ枠体の薄形化に関しては大きな課題となっている。 A chain conveyor has an endlessly circulating carrier between the loading port near one end of the conveyor and the cargo outlet on the other end. Loaded and transported. In addition to goods, there are also chain conveyors for carrying people as well as goods, and these are called man conveyors. A moving walkway with the same height between the entrance of the person near one end of the man conveyor and the exit of the other end is called a “moving sidewalk”, and a thing with different heights is called an “escalator”. In recent years, there has been a growing need for reducing the installation space of these chain conveyors.
従来形のチェーンコンベヤの構成について、図10及び図11を用いて説明する。図10は従来形のチェーンコンベヤの概略構成を示す側面図、図11は図10のZ−Z線に沿った断面図である。
チェーンコンベヤの長手方向の一端部付近には回動自在な従動軸8がチェーンコンベヤ枠体(図示せず)に取り付けられており、従動軸8の両端付近には一対の従動スプロケット9が取り付けられている。またチェーンコンベヤの長手方向の他端部付近には回動自在な主軸6がチェーンコンベヤ枠体(図示せず)に取り付けられており、主軸6の両端付近には一対の搬送台駆動スプロケット7が取り付けられている。搬送台駆動チェーン10は屈曲可能な2本の無端状体からなり、1本は前記従動軸8の端部付近に取り付けられた前記従動スプロケット9と前記主軸6の端部付近に取り付けられた前記搬送台駆動スプロケット7に巻き掛けられている。もう1本は、前記従動軸8の他端付近に取り付けられた前記従動スプロケット9と前記主軸6の他端付近に取り付けられた前記搬送台駆動スプロケット7に巻き掛けられている。
これら2本の搬送台駆動チェーン10は、搬送台の長さP’とほぼ同じ間隔Pで配置された複数の駆動ローラ軸12の両端部付近に各々取り付けられて駆動ローラ軸12と一体化している。駆動ローラ軸12は、搬送台駆動チェーン10を貫通する形に形成されており、その両端部付近には各々駆動ローラ11が回動自在に設けられている。
搬送台15は、搬送台に一体にして設けられた駆動ローラ軸ブラケット13を介して、駆動ローラ軸12に取り付けられる。
チェーンコンベヤの往路側Iの駆動ローラ11の下側には直線状の駆動ローラガイド14が設けられているので、連続的して移動される搬送台15の上面が、隣接する搬送台15の上面と同じ高さとなり、段差がつかないようにされる。
搬送台駆動スプロケット7を取り付けた主軸6の一端側には、主軸駆動スプロケット5が取り付けられている。また、主軸6から離れた位置には駆動ユニット1が置かれ、駆動ユニット軸2を動力により回転させる。その駆動ユニット軸2の端部付近には、駆動スプロケット3が駆動ユニット軸2と一体に取り付けられている。また、無端状に形成された1本の駆動チェーン4は駆動スプロケット3と主軸駆動スプロケット5に巻き掛けられて、駆動ユニット軸2の回転が主軸6に伝達可能にされる。
The structure of a conventional chain conveyor will be described with reference to FIGS. FIG. 10 is a side view showing a schematic configuration of a conventional chain conveyor, and FIG. 11 is a cross-sectional view taken along the line ZZ of FIG.
A rotatable driven
These two transport
The transport table 15 is attached to the
Since the linear
A main
次に従来形のチェーンコンベヤの動作について説明する。
駆動ユニット1によって駆動ユニット軸2が回転し、これに一体に取り付けられた駆動スプロケット3が回転すると、駆動チェーン4の張力により主軸駆動スプロケット5に動力が伝わり、主軸6が回転する。
主軸6の回転に伴い、主軸6に取り付けられた搬送台駆動スプロケット7が回転し、搬送台駆動チェーン10を掛け回すが、これにより搬送台駆動チェーン10に駆動ローラ軸12と駆動ローラ軸ブラケット13を介して取り付けられた搬送台15が移動する。
往路側Iの搬送台15が従動スプロケット9側から搬送台駆動スプロケット7の方向に移動する場合で説明すると、往路側Iを直線状の駆動ローラガイド14に沿って移動する搬送台駆動チェーン10は、主軸6の付近、すなわち主軸側反転部IIで搬送台駆動スプロケット7に巻き掛りながら方向を変えるが、このとき搬送台15も搬送台駆動チェーン10とともに方向を変え、反転動作を行う。
その後、搬送台15は搬送面を下側に、駆動ローラ11を上側にして、帰路側IIIを搬送台駆動スプロケット7側から従動スプロケット9の方向に移動する。
従動軸側反転部IVにおいて、従動スプロケット9は搬送台駆動スプロケット7によって駆動される搬送台駆動チェーン10が巻き掛っているので、これにより方向を変えるが、このとき搬送台15も搬送台駆動チェーン10とともに方向を変え反転動作を行って、再び往路側Iに戻る。このような動作を連続的に行うことで、物品や人を連続的に搬送することができる。
Next, the operation of the conventional chain conveyor will be described.
When the
Along with the rotation of the
In the case where the
Thereafter, the transport table 15 moves the transport surface downward, the
In the driven shaft side reversing part IV, the driven
ここで、従来形のチェーンコンベヤに使用するチェーンについて説明する。
駆動チェーン4は搬送台駆動チェーン10に比べてチェーン長さが短いために、稼動時間内でのチェーンの回転総数が搬送台駆動チェーン10に比べて多く、その分損耗が著しい。このため、交換の頻度が高くなるので、一般的に安価で入手性の良い日本工業規格(JIS)に示されるチェーンピッチが比較的短い規格品が使われることが多く、またこれにより前記駆動スプロケット3と主軸駆動スプロケット5も規格品が使われることになる。
図16は、規格品のスプロケットの態様を示す説明図である。これらのスプロケットは円盤状の材料の外周部を工具を用いて凹部を形成するように加工されたものであるが、完成品の外形は、図16に示すように凹凸が連続した形状である。この凹部は歯形31と称して、駆動チェーン4が巻き掛ったとき、駆動チェーン4のチェーンローラ22がスムーズにはまり込むようになっている。この歯形31は、歯形基準点32を基準に日本工業規格の手順で求めた複数の円弧を連続させた形状であり、隣接する歯形基準点32同士の距離は、駆動チェーン4のチェーンピッチPKにほぼ一致する。これらの歯形基準点32は単一の円弧上に配置されているが、前述のように駆動チェーン4のチェーンピッチPKは、比較的短いので歯数が比較的多く、チェーンを駆動スプロケット3と主軸駆動スプロケット5に巻き掛けると頂角の大きい多角形状、つまり略円弧状となる。
これに対し搬送台駆動チェーン10は、チェーンの関節部を減らし、チェーンの部品点数を少なくしてコストを低減させるなどの理由から、チェーンピッチの長いものがよく用いられる。チェーンコンベヤは設置スペースを小さく抑えるために枠体を薄くしているので、これに用いられるスプロケットも、その外径を小さく抑えなければならず、このために歯数をより少なくせざるをえない。したがって搬送台駆動チェーン10を搬送台駆動スプロケット7や従動スプロケット9に巻き掛けると、比較的頂角の小さな正多角形状となる。
Here, the chain used for the conventional chain conveyor will be described.
Since the
FIG. 16 is an explanatory view showing an aspect of a standard sprocket. These sprockets are obtained by processing the outer periphery of a disk-shaped material so as to form a recess using a tool. The outer shape of the finished product is a shape in which irregularities are continuous as shown in FIG. This concave portion is called a
On the other hand, for the
図12は、従来形のチェーンコンベヤの駆動部付近の構成を示す説明図であるが、従来形のチェーンコンベヤの問題点をこの図12を用いて説明図する。
搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17aは、搬送台駆動スプロケット7に巻き掛っており、搬送台駆動スプロケット7の回転中心、すなわち主軸6の軸心からの距離は、搬送台駆動スプロケット7のピッチ円直径の半分の距離RHに等しい。また、隣接するチェーンローラ17bは往路側の軌道上に位置しており、主軸6の軸心とチェーンローラ17bの往路側の軌道との距離は、搬送台駆動スプロケット7のピッチ円直径の半分の距離RHに等しい。
2つのチェーンローラ17aと17bは、チェーンリンク16で連結され、その距離は固定距離Pである。
さて、主軸6の軸心OSの座標をOS(0,0)とし、主軸6の軸心とチェーンローラ17aとを結ぶ直線と主軸6の軸心OSをとおる垂直線とのなす角度をθHとすると、チェーンローラ17aの軸心の水平方向の位置X1は、
X1 = RH・sinθH …… (1)
である。そして、チェーンローラ17aと往路側Iの軌道上に位置しているチェーンローラ17bとの水平方向の距離X2は、
である。チェーンローラ17bの軸心の水平方向の位置X3 は(1)式と(2)式との差であるから、
となる。
また、搬送台駆動スプロケット7の回転角速度を ωH、時間を t と置いた場合、角度θHは、
θH=ωH ・ t …… (4)
である。ここで(4)式を(3)式に代入し、X3を 時間tについて微分してチェーンローラ17bの水平方向の速度vX3を求めると、
となり、vX3はθHの関数で表される。これは、搬送台駆動スプロケット7の回転角速度ωHを一定として回転させても、搬送台駆動スプロケット7に巻き掛ったチェーンローラ17aの主軸6の軸心を原点としたときの極座標によって、往路側Iの軌道上を移動しているチェーンローラ17bの移動速度が変わり、搬送台駆動チェーン10や搬送台駆動チェーン10に取り付けられている搬送台15の移動速度が変化してしまうことを表している。なお以降、このθHを、搬送台駆動スプロケット7の変位角度と称することにする。
今、搬送台駆動スプロケット7に巻き掛った搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17aが、主軸6の軸心を通る垂直線の上にあるとすると、搬送台駆動スプロケット7の
変位角度θH0は、
θH0 = 0° …… (6)
であり、このときの隣接するチェーンローラ17bの移動速度vx30 は、(5)式に(6)式を代入して、
vX30 = RH・ωH
となる。
そして、搬送台駆動スプロケット7が時計方向に回転すると、搬送台駆動スプロケット7の変位角度θH が大きくなるにつれ、往路側Iの軌道上を移動しているチェーンローラ17bの速度は(6)式の計算結果のように変化していく。
さらに、搬送台駆動スプロケット7が時計方向に回転し、チェーンローラ17bが搬送台駆動チェーン10のチェーンピッチPの距離を移動すると、その軸心は、主軸6の軸心を通る垂直線の上に位置することになり、チェーンローラ17aの軸心が主軸6の軸心を通る垂直線の上に位置していた(6)式の条件と一致し、往路側Iを移動するチェーンローラの速度が再び vX30 と等しくなる。
また、このとき搬送台駆動スプロケット7に巻き掛っていたチェーンローラ17aは、(6)式の時の状態から主軸6の軸心を中心にθHEの角度を回転移動することになるが、この角度θHEは搬送台駆動スプロケット7の割出し角度と称し、その大きさは搬送台駆動スプロケット7の歯数をNHとおくと、
である。
図14は(5)式をもとに、搬送台駆動スプロケット7の変位角度θHを θH0からθHEまでの範囲で変化させたとき、のチェーンローラ17bの水平方向の速度vX3の変化を線図に表したものであり、横軸は搬送台駆動スプロケット7の変位角度θH、縦軸はチェーンローラ17bの水平方向の移動速度vx3としている。
前述したように、搬送台駆動スプロケット7の変位角度θHが θH0からθHE まで変化すると、チェーンローラ17bの配置はθH0のときの配置に一致するので、それ以降の往路側Iを移動するチェーンローラ17bも同様の速度変化を繰り返し、往路側Iを移動する搬送台駆動チェーン10は連続的に規則的な速度変化を繰り返す、つまり脈動が発生することになる。
搬送台15は、駆動ローラ軸12と駆動ローラ軸ブラケット13とを介して搬送台駆動チェーン10に取り付けられているので、搬送台15の速度も搬送台駆動チェーン10の速度に一致した脈動を起こす。横軸を時間t、縦軸を搬送台15の速度vx3として線図に示すと、図15のようになる。
このように搬送台15の移動速度が脈動すると、その度合いが顕著な場合、搬送物が揺れたり、倒れたりして不具合が生じる場合が考えられる。またそのチェーンコンベヤが人を搬送する動く歩道やエスカレーターの場合だと乗り心地が悪く、乗客に対して不快感を与えたり、場合によっては転倒事故を引き起こすなどの不具合が考えられる。
FIG. 12 is an explanatory diagram showing a configuration in the vicinity of a drive unit of a conventional chain conveyor. Problems of the conventional chain conveyor will be described with reference to FIG.
The
The two
Now, the coordinate of the axis O S of the
X 1 = R H · sin θ H (1)
It is. The horizontal distance X 2 between the
It is. Since horizontal position X 3 of the axis of the
It becomes.
When the rotation angular velocity of the
θ H = ω H · t (4)
It is. Where (4) by substituting formula of equation (3), the by differentiating the X 3 for the time t determine the horizontal speed v X3 chain rollers 17b,
Next, v X3 is expressed by a function of theta H. This is based on the polar coordinates when the axis of the
Assuming that the
θ H0 = 0 ° (6)
The moving speed vx 30 of the
v X30 = R H · ω H
It becomes.
Then, when the conveyor
Further, when the
At this time, the
It is.
FIG. 14 shows a change in the horizontal speed v X3 of the
As described above, when the displacement angle θ H of the
Since the transport table 15 is attached to the transport
When the moving speed of the transport table 15 pulsates in this way, if the degree is remarkable, the transported object may be shaken or fall down, causing a problem. In addition, when the chain conveyor is a moving walkway or escalator that carries people, the ride comfort is poor, and there are problems such as giving passengers an uncomfortable feeling and possibly causing a fall accident.
これに対する対策として、チェーンコンベヤとしての「動く歩道」の場合を例に挙げ、搬送台15の脈動を軽減する方法として、次の内容の従来技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。以下、この従来技術のチェーンコンベヤに関する説明を行う。
図13は、従来技術の一例における駆動部付近を示した説明図である。各部の構成は、前述した従来形のチェーンコンベヤと同じであるので、これに関する説明は省略する。このチェーンコンベヤが前述した従来形のチェーンコンベヤと異なる点は、前述した従来形の主軸駆動スプロケット5の歯形基準点32が、単一の円弧上に配置されていたのに対し、図13の従来技術に示されている主軸駆動スプロケット20は、歯数が搬送台駆動スプロケット21と同歯数のもので、駆動チェーン4が主軸駆動スプロケット20に多角形状に巻き掛けているところである。また、その多角形状の頂点すなわち主軸6の軸心を原点としたときの歯形基準点32の方向は、搬送台駆動スプロケット21と同じに設定されている。
また、この従来技術のチェーンコンベヤでは、図10に示す従来形のチェーンコンベヤのような往路側Iで駆動ローラ11の移動を案内する駆動ローラガイド14は設けていない。
この従来技術のチェーンコンベヤによれば、主軸駆動スプロケット20の歯数を搬送台駆動スプロケット21と同歯数とし、その歯の位相は搬送台駆動スプロケット21と同じに設定したので、主軸6に往路側を移動する駆動ローラ11の脈動を軽減することができるような脈動を主軸6に与えることができ、搬送台駆動チェーン10や搬送台15をほぼ一定速度で駆動できるとしている。
この理論を図13を用いて説明する。
駆動スプロケット3は、従来形のチェーンコンベヤと同様に歯数が多いものであり、歯形基準点32は単一の円弧上に配置されているので、駆動チェーン4の巻き掛かり状態は略円弧状である。駆動スプロケット3は、駆動ユニット1によって一定速度ωKで駆動されるから、それに掛け回される駆動チェーン4の速度もほぼ一定速度vKである。
一方、この駆動チェーン4によって回転力を与えられる主軸駆動スプロケット20は、歯数が少ないのでこれに駆動チェーン4を巻き掛けると略円弧状とはならずに比較的頂角の小さい多角形状になり、回転中心、すなわち主軸6の軸心から、駆動チェーン4までの距離H1が変化する。その距離H1は、主軸駆動スプロケット20のピッチ円直径の半分の距離をRS、主軸6の軸心と主軸駆動スプロケット20に噛合う駆動チェーン4のチェーンローラ22の軸心とを結んだ直線と、主軸6の軸心を通る垂直な直線とのなす角度をθSとすると、
H1 = RS・cosθS …… (7)
である。
駆動チェーン4の速度vKと主軸6の回転速度ωSとの関係は、
vK = H1・ωS …… (8)
であるので、主軸の回転速度ωは、
であり、ωSは角度θS の関数となることから、主軸6の回転速度ωSは、駆動チェーン4の速度vKを一定にしたとしても、角度θS の変化に伴って変化することがわかる。なお以降、このθSを、主軸駆動スプロケット20の変位角度と称することにする。
次にこの従来技術における搬送台駆動スプロケット21と搬送台駆動チェーン10との関係を説明する。
搬送台駆動スプロケット21の歯数は、主軸駆動スプロケット20の歯数と同じであり、歯数が少ないのでこれに搬送台駆動チェーン10を巻き掛けると略円弧状とはならずに比較的頂角の小さい多角形状になり、回転中心、すなわち主軸6の軸心から、搬送台駆動チェーン10のピッチラインまでの距離H2が変化する。その距離H2は、搬送台駆動スプロケット21のピッチ円直径の半分の距離をRH、搬送台駆動スプロケット21の変位角度をθHとすると、
H2 = RH・cosθH …… (10)
である。
搬送台駆動チェーン10の速度vHと主軸6の回転速度ωSとの関係は、
vH = H2・ωS …… (11)
であるので、これに(9)(10)式を代入すると、
となる。また、この従来技術では主軸駆動スプロケット20の歯形基準点32と搬送台駆動スプロケット21の変位角度を同一としているので θH=θS であり、(12)式は
となる。駆動チェーン4の速度vKは一定であり、主軸駆動スプロケット20のピッチ円直径の半分の距離RS、および搬送台駆動スプロケット21のピッチ円直径の半分の距離RHは固定値であるので、(13)式の計算結果は常に一定であることになる。
しかしこの従来技術のチェーンコンベヤの場合、主軸6の軸心から、搬送台駆動チェーン10までの距離H2を変化させなければ(13)式に示す関係は成り立たない。
仮に搬送台駆動チェーン10のチェーンピッチP=406.4mm(16インチ)とし、搬送台駆動スプロケット21の歯数を6歯とすると、主軸6の軸心から、搬送台駆動チェーン10のピッチラインまでの距離H2は、搬送台駆動スプロケット21の変位角度θHを、θH0から割出し角度θHEまで変化させて、(10)式より計算すると、H2は最大約55mm変化するという計算結果となる。例えばこの従来技術のチェーンコンベヤが、人を搬送するマンコンベヤであって、搬送台駆動チェーン10のピッチラインまでの距離H2が最大となるときの搬送台15の高さと乗降口の床の高さを一致させていたとすると、搬送台駆動チェーン10のピッチラインまでの距離H2が最小となるときの搬送台15と乗降口の床との間に約55mmもの段差を生じさせてしまい、乗降の際に乗客が足をとられて転倒する危険がある。また、往路側を移動する過程でも搬送台15が上下方向に変位するために乗り心地が良くないなどという、新たな問題が発生する。
As a countermeasure against this, the case of “moving sidewalk” as a chain conveyor is taken as an example, and a conventional technique having the following contents is known as a method for reducing the pulsation of the transport table 15 (see, for example, Patent Document 1). . Hereinafter, the conventional chain conveyor will be described.
FIG. 13 is an explanatory diagram showing the vicinity of the drive unit in an example of the prior art. Since the configuration of each part is the same as that of the conventional chain conveyor described above, description thereof will be omitted. This chain conveyor is different from the above-described conventional chain conveyor in that the tooth
Further, in this conventional chain conveyor, the driving
According to this prior art chain conveyor, the number of teeth of the
This theory will be described with reference to FIG.
The
On the other hand, the main
H 1 = R S · cos θ S (7)
It is.
The relationship between the speed v K of the
v K = H 1 · ω S (8)
Therefore, the rotational speed ω of the spindle is
Since ω S is a function of the angle θ S , the rotational speed ω S of the
Next, the relationship between the
The number of teeth of the
H 2 = R H · cos θ H (10)
It is.
The relationship between the speed v H of the
v H = H 2 · ω S (11)
Therefore, substituting equations (9) and (10) for this,
It becomes. Further, in this prior art, since the displacement angle of the tooth
It becomes. The speed v K of the
However, in the case of the chain conveyor of the prior art, from the axis of the
Assuming that the chain pitch P of the
以上述べたように従来技術のチェーンコンベヤでは、例えば人を搬送するマンコンベヤであって、搬送台駆動チェーンのピッチラインまでの距離が最大となるときの搬送台の高さと乗降口の床の高さを一致させていたとすると、搬送台駆動チェーンのピッチラインまでの距離が最小となるときの搬送台と乗降口の床との間に約55mmもの段差を生じさせてしまい、乗降の際に乗客が足をとられて転倒する危険がある。また、往路側を移動する過程でも搬送台が上下方向に変位するために乗り心地が良くないなどという問題があった。 As described above, the conventional chain conveyor is, for example, a man conveyor that conveys people, and the height of the carriage and the floor of the entrance / exit when the distance to the pitch line of the carriage drive chain becomes maximum. If the distance is the same, a step of about 55 mm will be generated between the transport platform and the floor of the entrance / exit when the distance to the pitch line of the transport platform drive chain is minimized, There is a risk of falling on the foot. In addition, there is a problem that even in the process of moving on the forward path side, the transport platform is displaced in the vertical direction, so that the ride comfort is not good.
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、搬送台の速度変化を軽減可能な構成とし、往路側を移動する搬送台が上下方向に変化することのないチェーンコンベヤを提供するものである。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and provides a chain conveyor that can reduce the speed change of the transport table and that does not change the transport table moving on the forward path side in the vertical direction. To do.
この発明に係るチェーンコンベヤにおいては、駆動ユニットによって回転される駆動スプロケットと、駆動スプロケットに巻き掛けられた駆動チェーンと、主軸に取り付けられて駆動チェーンに掛け回される主軸駆動スプロケットと、駆動スプロケットと主軸駆動スプロケットとの間に設けられ、駆動チェーンに当接して駆動チェーンを屈曲させるチェーン屈曲装置と、主軸に取り付けられて主軸駆動スプロケットと等角速度で回転される搬送台駆動スプロケットと、従動軸に回動自在に取り付けられた従動スプロケットと、搬送台駆動スプロケットと従動スプロケットに掛け回される搬送台が取り付けられた搬送台駆動チェーンとを備え、チェーン屈曲装置は、駆動チェーンの屈曲量を、搬送台の位置に応じて変化させたものである。 In the chain conveyor according to the present invention, a drive sprocket rotated by the drive unit, a drive chain wound around the drive sprocket, a spindle drive sprocket attached to the spindle and wound around the drive chain, a drive sprocket, A chain bending device, which is provided between the main shaft drive sprocket and abuts the drive chain to bend the drive chain, is attached to the main shaft and is rotated at the same angular speed as the main shaft drive sprocket, and a driven shaft. A driven sprocket that is pivotally attached, a carrier drive sprocket, and a carrier drive chain to which a carrier that is hung around the driven sprocket is attached. The chain bending device conveys the amount of bending of the drive chain. It is changed according to the position of the table.
この発明によれば、駆動チェーンの屈曲量を、搬送台の位置に応じて変化させることができるので、搬送台の速度変化小さくすることができる。 According to the present invention, the amount of bending of the drive chain can be changed according to the position of the transport table, so that the speed change of the transport table can be reduced.
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるチェーンコンベヤの概略構成を示す側面図、図2はこの発明の実施の形態1におけるチェーンコンベヤの駆動部付近の構成を示す拡大図、図3は図2の初期状態から微少時間経過後の状態を示す図2相当図、図4は駆動チェーン屈曲装置により屈曲される駆動チェーンの屈曲角度を時間と共に表わした特性図である。
1 is a side view showing a schematic configuration of a chain conveyor according to
まず、この発明の実施の形態1について説明するが、おおまかな構成・作用は、前述した従来形のチェーンコンベヤ(図10〜図12)や、前述した従来技術のチェーンコンベヤに示されたもの(図13)と同様であるので、詳細な説明を省略し、ここでは主にこの発明がそれらと異なる点を説明する。
この発明が従来形のチェーンコンベヤと異なる点は、駆動スプロケット3と主軸駆動スプロケット5との間の駆動チェーン4にチェーン屈曲装置36を配置したところである。
このチェーン屈曲装置36は、駆動チェーン4に当接する変位可能なチェーン案内装置38、チェーン案内装置38に連結され、チェーン案内装置38の位置を変化させる変位装置41、および変位装置41に電気的に接続されて、電気信号により変位装置41の変位動作を制御する制御装置42から構成されている。
チェーン案内装置38は予め駆動チェーン4に当接するように配置されているので、駆動チェーン4はチェーン案内装置38に接している部分を頂点にして屈曲しており、このときの駆動チェーン4の屈曲角度はαである(図2の状態)。この状態から制御装置42の電気信号により変位装置41を延伸させるように制御すると、変位装置41に取り付けられているチェーン案内装置38は、駆動スプロケット3と主軸駆動スプロケット5との間の駆動チェーン4を押し下げ、屈曲角度α’が小さくなるように変化する(図3の状態)。このとき、駆動チェーン4が主軸駆動スプロケット5と接する点D’から、駆動チェーン4がチェーン案内装置38を経て駆動スプロケット3と接する点E’までの駆動チェーン4の長さは長くなるように変化する。図2に示すように、仮にこの変位装置41による駆動チェーン4の押し下げの動作が無ければ、等角速度で回転する駆動スプロケット3が巻き取る駆動チェーン4の長さと主軸駆動スプロケット5から引っ張り取られる駆動チェーン4の長さは等しく、その回転速度は駆動スプロケット3の回転速度に駆動スプロケット3のピッチ円直径と主軸駆動スプロケット5のピッチ円直径との比を乗じた速さ、すなわち速比を乗じた速さである。
これに対し、図3に示すように、変位装置41による駆動チェーン4の押し下げの動作を行えば、駆動チェーン4の主軸駆動スプロケット5と接する点D’から、チェーン案内装置38を経て駆動スプロケット3と接する点E’までの長さが増加し、主軸駆動スプロケット5は駆動スプロケット3が巻き取る駆動チェーン4の長さに、変位装置41によって押し下げられて増加した駆動チェーン4の長さを加えた分を回転することになるため、主軸駆動スプロケット5を駆動スプロケット3の角速度に、速比を乗じた速さより速く回転させることができる。
逆に、チェーン屈曲装置36の変位装置41を図3の延伸状態から収縮する方向に変化させると、図2に示すように、チェーン案内装置38の押し下げによって小さくなっていた駆動チェーン4の屈曲角度α’が、増加するように引き戻されて屈曲角度αとなり、駆動チェーン4の主軸駆動スプロケット5と接する点Dから、チェーン案内装置38を経て駆動スプロケット3と接する点Eまでの長さが短くなるように変化する。したがって主軸駆動スプロケット5は、駆動スプロケット3が巻き取る駆動チェーン4の長さより、変位装置41が後退することによって減少した駆動チェーン4の長さを差し引いた分を回転することになるため、主軸駆動スプロケット5を駆動スプロケット3の角速度に、速比を乗じた速さより遅く回転させることができる。
そして、駆動スプロケット3を等角速度で回転させるとき、この変位装置41の延伸・収縮の動作を行い、駆動チェーン4の押し下げ・引き戻しを行えば、主軸駆動スプロケット5の回転速度を変動させることができ、この動作を連続的にかつ規則的に行えば、主軸駆動スプロケット5の回転速度に規則的な脈動を与えることが可能となる。そこで、この発明では、予め往路側Iを移動する搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17の軸心の位置と搬送台駆動チェーン10の速度変化を軽減可能な変位装置41の伸縮量、すなわち駆動チェーン4のチェーン押し下げ量との関係を求めておき、その関係で駆動チェーン4の押し下げ量を制御することによって、往路側Iを移動する搬送台駆動チェーン10と搬送台駆動チェーン10に取り付けられた搬送台15の移動速度の変化を考えている。
First, the first embodiment of the present invention will be described. The general configuration and operation are the same as those shown in the above-described conventional chain conveyor (FIGS. 10 to 12) and the above-described conventional chain conveyor ( Since this is the same as FIG. 13), detailed description is omitted, and here, the points of the present invention that are different from them will be mainly described.
The present invention differs from the conventional chain conveyor in that a
The
Since the
On the other hand, as shown in FIG. 3, if the operation of pushing down the
Conversely, when the
When the
次にその往路側Iを移動する搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17の軸心の位置と搬送台駆動チェーン10の速度変化を軽減可能な駆動チェーン4のチェーン押し下げ量との関係を求める手順を述べる。
図2は、搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17bの軸心が主軸6の軸心を通る垂直線上にあるときの状態を示したものであり、このときの搬送台駆動スプロケット7の変位角度θHを、
θH=0°
とおく。主軸6の軸心の座標を(0,0)とすると、チェーンローラ17bに隣接する往路側Iを移動するチェーンローラ17aの軸心の座標は(−P,RH)である。なおRHは、搬送台駆動スプロケット7のピッチ円直径の半分の距離である。このときの変位装置41による駆動チェーン4の押し下げ量は自由に設計してよい。そして駆動チェーン4の主軸駆動スプロケット5と接する点Dから、チェーン案内装置38を経て駆動スプロケット3と接する点Eまでの駆動チェーン4の長さを基準長さL0としておく。
次に図3は、図2の状態から微少時間Δtが経過した後の状態を示している。
搬送台駆動チェーン10の速度VHを一定になるように考えるので、図3のときの往路側Iを移動するチェーンローラ17の軸心の座標は(−P+VH×Δt,RH)である。したがって、搬送台駆動スプロケット7に巻き掛かっている搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17の軸心の座標(X1、Y1)は、搬送台駆動チェーン10のチェーンピッチをPとすると、主軸の軸心(0,0)を中心とした半径RHのピッチ円とチェーンローラ軸心(−P+VH×Δt,RH)を中心とした半径Pの円弧との交点であるから
X1 =
Y1 = p・X1+q
ただし、
と計算できる。このとき、搬送台駆動スプロケット7の変位角度θH1は、
であり、搬送台駆動スプロケット7は主軸駆動スプロケット5とともに主軸6に一体に形成されているので、このときの主軸駆動スプロケット5の変位角度θS1は、搬送台駆動スプロケット7の変位角度θH1と等しい。そして、搬送台駆動スプロケット7のピッチ円直径の半分の距離をRSとおくと、微少時間Δtの間に搬送台駆動スプロケット7から引っ張り取られる駆動チェーン4の長さLS1は、
LS1 = RS×θH1
と計算できる。
一方、駆動スプロケット3は、駆動ユニット1により等角速度ωHで駆動されるので、微少時間Δtの間に駆動スプロケット3が巻取るチェーンの長さLKは、駆動スプロケットのピッチ円直径の半分の距離をRKとすると
LK(一定) = RK・ωK
である。
これにより、駆動チェーン4の主軸駆動スプロケット5と接する点D’から、チェーン案内装置38を経て駆動スプロケット3と接する点E’までの駆動チェーン4の長さL1は、図2のときの基準長さL0と比べて次式のように変化する。
L1 = L0−LK+LS1
このとき、この区間の駆動チェーン4の長さは、L0からL1に変化するので、変位装置41を延伸させて、この区間の駆動チェーン4の長がL1になるようにチェーン案内装置38の位置を決める。
さらに同様の手順で、さらに微少時間Δt経過した後の搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17の軸心位置より、そのときの主軸駆動スプロケット5の変位角度θS2を計算し、この微少時間Δtの間に主軸駆動スプロケット5から引き離されるチェーンの長さLS2を求める。そして、この時間でも駆動スプロケット3が巻取るチェーンの長さはLKであるので、駆動チェーン4の主軸駆動スプロケット5と接する点から、チェーン案内装置38を経て駆動スプロケット3と接する点までの駆動チェーン4の長さL2は、
L2 = L1−LK+LS2
である。このときのこの区間の駆動チェーン4の長さはL1からL2に変化するので、変位装置41をさらに延伸させて、この区間の駆動チェーン4の長さがL2になるようにチェーン案内装置38の位置を決める。
またさらに微少時間Δtを経過させたときの、駆動チェーン4の主軸駆動スプロケット5と接する点から、チェーン案内装置38を経て駆動スプロケット3と接する点までの駆動チェーン4の長さを計算して、それよりチェーン案内装置38の位置を求め、この手順を連続的に繰り返していくと各時刻または、往路側Iを移動する搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17の軸心位置に応じた変位装置41の伸縮量の変化、すなわち駆動チェーン4の押え量を求めることができる。また、この手順の中で各時刻または、往路側Iを移動する搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17aの軸心位置に応じた主軸駆動スプロケット5の変位角度θSの変化も求めることができるが、これが、往路側Iを移動する搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17の軸心の速度をほぼ一定にできる主軸6の角速度の変化すなわち、脈動である。
図4は、横軸を経過時間とし、変位装置41による駆動チェーン4の屈曲量を上記手順により連続的に求め、その変化を表した特性図である。
このようにして求めた変位装置41による駆動チェーン4の屈曲量の変化を、駆動中の駆動チェーン4に与えることによって主軸6の回転速度を適当に変化させれば、往路側Iを移動する搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17の軸心の速度、そして搬送台駆動チェーン10に取り付けられた搬送台15の速度をほぼ一定にすることができる。
またこの発明の場合、従来技術に示されるチェーンコンベヤとは異なり、従来形のチェーンコンベヤと同様に往路側Iを走行する搬送台駆動チェーン10の走行を案内する駆動ローラガイド14を設けたので、往路側Iを移動する搬送台15の搬送面の高さを一定にすることが可能である。
Next, a procedure for obtaining the relationship between the position of the shaft center of the
FIG. 2 shows a state where the axis of the
θ H = 0 °
far. If the coordinates of the axis of the
Next, FIG. 3 shows a state after a minute time Δt has elapsed from the state of FIG.
Because consider the velocity V H of the transfer
Y 1 = p · X 1 + q
However,
Can be calculated. At this time, the displacement angle θ H1 of the
Since the
L S1 = R S × θ H1
Can be calculated.
On the other hand, since the
It is.
Thus, 'from the point E which is in contact with the
L 1 = L 0 -L K + L S1
At this time, since the length of the
Further, in the same procedure, the displacement angle θ S2 of the main
L 2 = L 1 −L K + L S2
It is. This length of the
Further, the length of the
FIG. 4 is a characteristic diagram showing the change in which the horizontal axis is the elapsed time and the bending amount of the
If the rotation speed of the
Further, in the case of the present invention, unlike the chain conveyor shown in the prior art, the
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2におけるチェーンコンベヤの駆動部付近の構成を示す拡大図である。この発明が従来形のチェーンコンベヤと異なる点は、駆動スプロケット3と主軸駆動スプロケット5との間の駆動チェーン4に、駆動チェーン4に当接する変位可能なチェーン案内装置38、およびチェーン案内装置の位置を変化させるカム機構を備えたチェーン屈曲装置36を配置したところである。
このチェーン屈曲装置36は駆動チェーン4に当接する回動自在なチェーン案内装置38、チェーン案内装置38に一体に形成され、チェーン案内装置38とともに回動するプーリ46a、カム軸44に回動自在に取り付けられた異形状のカム43、カム43に取り付けられ、カム43とともに回動するプーリ46b、一端をチェーン案内装置38に取り付けられ、他端がカム43に当接する長手方向に往復可能なカムロッド45、弾性体50に取り付けられたテンショナ軸48に回動自在に取り付けられたテンショナ49、およびチェーン案内装置38に取り付けられたプーリ46aと、カム43に取り付けられたプーリ46bと、テンショナ49のプーリ46cとに三角状に巻き掛けられた無端状に形成された1本のベルト47から構成されている。
FIG. 5 is an enlarged view showing the configuration in the vicinity of the drive unit of the chain conveyor according to
The
次にこのチェーン屈曲装置36の動作について説明する。
駆動チェーン4が走行すると駆動チェーン4に当接したチェーン案内装置38が回転し、このチェーン案内装置38に一体に形成されているプーリ46aも回転する。このプーリ46aにはベルト47が巻き掛っているので、このベルト47はプーリ46aの回転に伴って駆動される。このプーリ46aの別の個所にも同様のプーリ46bがカム43と一体に形成され同じベルト47に巻き掛っており、ベルト47が駆動されるとこれに伴ってプーリ46bとそのプーリ46bに一体に形成された異形状のカム43が回転する。
異形状のカム43の外周は長手方向に往復運動可能なカムロッド45の端部に当接しているので、回転によって発生するカム軸44の軸心からカムロッド45の当接個所までの距離の変化により、カムロッド45が上下方向に往復運動し、これによりカムロッド45の他端に取り付けられたチェーン案内装置38が上下方向に変位し、駆動チェーン4の屈曲量を変化させ、駆動チェーン4の主軸駆動スプロケット5と接する点から、チェーン案内装置38を経て駆動スプロケット3と接する点までの駆動チェーン4の長さを変化させることが可能である。
このとき、図4に示したような時間とチェーン屈曲量との関係となるように、異形状のカム43の外形を設計しておけば、実施の形態1と同様に、カムによる変位機構の伸縮量の変化を、駆動中の駆動チェーン4に与えることができ、駆動チェーン4を適当に屈曲させて主軸6の回転速度を適当に変化させれば、往路側Iを移動する搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17の軸心の速度、そして搬送台駆動チェーン10に取り付けられた搬送台15の速度をほぼ一定にすることができる。
なお、この実施の形態2の説明では、チェーン案内装置38の回転をカム43に伝える手段として、プーリ46とベルト47を使ったベルト伝動装置としたが、これをスプロケットとチェーンを使ったチェーン伝動装置のように、他の伝動装置を使っても良いことはもちろんである。
Next, the operation of the
When the
Since the outer periphery of the irregularly shaped
At this time, if the outer shape of the irregularly shaped
In the description of the second embodiment, the belt transmission device using the pulley 46 and the
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3におけるチェーンコンベヤの駆動部付近の構成を示す拡大図である。この発明が従来形のチェーンコンベヤと異なる点は、駆動スプロケット3と主軸駆動スプロケット5との間の駆動チェーン4に当接した、回動可能なチェーン案内装置39からなるチェーン屈曲装置37を配置したところである。このチェーン案内装置39は、回動中心からチェーン当接外周までの距離が一定ではない異形状をなしている。
FIG. 6 is an enlarged view showing the configuration in the vicinity of the drive unit of the chain conveyor according to
次にこのチェーン屈曲装置37の動作について説明する。
駆動チェーン4に当接したチェーン案内装置39は、駆動チェーン4が駆動されるとそれにつれて回転するが、駆動チェーン4との当接外周が真円ではなく異形状をなしているので、チェーン案内装置39の回動中心から駆動チェーン4との当接個所までの距離が変化する。このことにより、駆動チェーン4の屈曲量が時間とともに変化し、駆動チェーン4の主軸駆動スプロケット5と接する点D’から、チェーン案内装置39を経て駆動スプロケット3と接する点E’までの駆動チェーン長さが変化する。
このとき、図4に示したような時間とチェーン屈曲量との関係となるようにチェーン案内装置39の外周形状を設計しておけば、実施の形態1と同様のチェーン屈曲量の変化を駆動中の駆動チェーン4に与えることができ、駆動チェーン4を適当に屈曲させて主軸6の回転速度を変化させれば、往路側を移動する搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17の軸心の速度、そして搬送台駆動チェーン10に取り付けられた搬送台15の速度をほぼ一定にすることができる。
Next, the operation of the
The
At this time, if the outer peripheral shape of the
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4におけるチェーンコンベヤの駆動部付近の構成を示す拡大図である。この発明が従来形のチェーンコンベヤと異なる点は、駆動スプロケット3と主軸駆動スプロケット5との間の駆動チェーン4に当接した略円形の回動可能なチェーン案内装置40からなるチェーン屈曲装置37を配置したところである。このチェーン案内装置40は、略円形である形状の中心と回動中心を異なった位置に設け、つまり形状の中心と回動中心が偏心したように考え、回動中心から駆動チェーン4との当接外周までの距離が一定ではないように設計している。
FIG. 7 is an enlarged view showing the configuration in the vicinity of the drive unit of the chain conveyor according to
次にこのチェーン屈曲装置37の動作について説明する。
駆動チェーン4に当接したチェーン案内装置40は、駆動チェーン4が駆動されるとそれにつれて回転するが、略円形の形状の中心と回動中心が偏心しているので、チェーン案内装置40の回動中心から駆動チェーン4との当接個所までの距離が変化する。このことにより、駆動チェーン4の屈曲量が時間とともに変化し、駆動チェーン4の主軸駆動スプロケット5と接する点D’から、チェーン案内装置40を経て駆動スプロケット3と接する点E’までの駆動チェーン長さが変化する。
このとき、図4に示したような時間とチェーン屈曲量との関係に近くなるように略円形である形状の中心に対する回動中心の位置を決めておけば、つまり形状の中心と回動中心との偏心量をきめておけば、実施の形態1と同様のチェーン屈曲量の変化を駆動中の駆動チェーンに与えることができ、駆動チェーン4を適当に屈曲させて主軸6の回転速度を変化させれば、往路側を移動する搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17の軸心の速度、そして搬送台駆動チェーン10に取り付けられた搬送台15の速度をほぼ一定にすることができる。
Next, the operation of the
The
At this time, if the position of the rotation center with respect to the center of the substantially circular shape is determined so as to be close to the relationship between the time and the chain bending amount as shown in FIG. 4, that is, the shape center and the rotation center. If the amount of eccentricity is determined, the change in the amount of chain bending similar to that of the first embodiment can be applied to the driving chain being driven, and the rotational speed of the
実施の形態5.
図8はこの発明の実施の形態5における異形状のチェーン案内装置を示す説明図である。この異形状のチェーン案内装置39の外周は、連続した凹凸部を形成していることを特徴とする。
この凹凸部の凹部は、チェーンスプロケットでいうところの歯形31に相当し、その形状は駆動チェーン4がこのチェーン案内装置39に巻き掛ったとき、駆動チェーン4のチェーンローラ22がスムーズにはまり込むようにされている。そしてその形状はチェーンローラ22がスムーズにはまり込んだとき有害なガタが生じないよう、チェーンローラ22の半径にほぼ等しい円弧状としている。また、チェーンローラ22がスムーズにはまり込むことが可能なようにこの円弧から外周部に向かって開いた輪郭をもっており、歯形基準点32は歯形31の輪郭設計上の基準位置である。また、チェーン案内装置39の回転中心から歯形基準点32までの距離LKは、各歯形31によって適当に異なった距離に考えられており、隣接する歯形31の歯形基準点32を順次連結していくと、その軌跡は実施の形態3におけるチェーン案内装置39の外周と同様の、異形状をなしている。
このチェーン案内装置39の外周に形成された歯形31の歯形基準点32の間隔は、駆動チェーン4のチェーンピッチp、すなわちチェーンローラ22の間隔に一致するように形成されているので、駆動チェーン4が駆動された際には、駆動チェーン4のチェーンローラ22が順次チェーン案内装置39の外周に形成された歯形31にはまり込み、チェーン案内装置39を回転させるが、前述したように、このチェーン案内装置39の歯形基準点32は各歯形31毎に回転中心からの距離LKを異なったように設計されている。したがって、チェーン案内装置39の回転によってチェーンローラ22がはまり込む歯形31までの距離が順次変わっていくので、駆動チェーン4の屈曲量も時間とともに変化し、駆動チェーン4の主軸駆動スプロケット5と接する点D’から、チェーン案内装置39を経て駆動スプロケット3と接する点E’までの駆動チェーン4の長さが変化する。
このとき、図4に示したような時間とチェーン屈曲量との関係となるようにチェーン案内装置39の歯形基準点32を配置し、歯形31を形成しておけば、実施の形態1と同様のチェーン屈曲量の変化を駆動中の駆動チェーン4に与えることができ、駆動チェーン4を適当に屈曲させて主軸6の回転速度を変化させれば、往路側を移動する搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17の軸心の速度、そして搬送台駆動チェーン10に取り付けられた搬送台15の速度をほぼ一定にすることができる。
FIG. 8 is an explanatory view showing an irregularly shaped chain guide device according to
The concave portion of the concavo-convex portion corresponds to a
The interval between the tooth
At this time, if the tooth
実施の形態6.
図9はこの発明の実施の形態6における回動中心が偏心しているチェーン案内装置を示す説明図である。この回動中心が偏心しているチェーン案内装置40の外周は、連続した凹凸部である歯形31を形成していることを特徴とする。
歯形31の形状は実施の形態5で示したものと同様のものでありで、隣接する歯形基準点32を順次連結していくと、その軌跡は実施の形態4におけるチェーン案内装置40の外周と同様の、略円弧状をなす。またこの略円弧状の中心は、チェーン案内装置40の回動中心を異なった位置に設け、つまり形状の中心と回動中心が偏心したように考え、回動中心から歯形基準点32までの距離が一定ではないように設計している。
このチェーン案内装置40の外周に形成された歯形31の歯形基準点32の間隔は実施の形態5で示したものと同様に、駆動チェーン4のチェーンローラ22の間隔に一致するように形成されているので、駆動チェーン4が駆動された際には、駆動チェーン4のチェーンローラ22が順次チェーン案内装置40の外周に形成された歯形31にはまり込み、チェーン案内装置40を回転させる。前述したようにこのチェーン案内装置40の歯形基準点32は各歯形31毎に回転中心からの距離LKを異なったように設計されているので、チェーン案内装置40の回転によってチェーンローラ22がはまり込む歯形31までの距離が順次変わっていけば、駆動チェーン4の屈曲量も時間とともに変化し、駆動チェーン4の主軸駆動スプロケット5と接する点D’から、チェーン案内装置40を経て駆動スプロケット3と接する点E’までの駆動チェーン4の長さが変化する。
このとき、図4に示したような時間とチェーン屈曲量との関係に近くなるように略円形である形状の中心に対する回動中心の位置を決めておけば、つまり形状の中心と回動中心との偏心量をきめておけば、実施の形態1と同様のチェーン屈曲量の変化を駆動中の駆動チェーン4に与えることができ、駆動チェーン4を適当に屈曲させて主軸6の回転速度を変化させれば、往路側を移動する搬送台駆動チェーン10のチェーンローラ17の軸心の速度、そして搬送台駆動チェーン10に取り付けられた搬送台15の速度をほぼ一定にすることができる。
FIG. 9 is an explanatory view showing a chain guide device in which the center of rotation is eccentric in the sixth embodiment of the present invention. The outer periphery of the
The shape of the
The interval between the tooth
At this time, if the position of the rotation center with respect to the center of the substantially circular shape is determined so as to be close to the relationship between the time and the chain bending amount as shown in FIG. 4, that is, the shape center and the rotation center. The change in the amount of chain bending similar to that in the first embodiment can be applied to the driving
1 駆動ユニット
2 駆動ユニット軸
3 駆動スプロケット
4 駆動チェーン
5 主軸駆動スプロケット
6 主軸
7 搬送台駆動スプロケット
8 従動軸
9 従動スプロケット
10 搬送台駆動チェーン
11 駆動ローラ
12 駆動ローラ軸
13 駆動ローラ軸ブラケット
14 駆動ローラガイド
15 搬送台
16 チェーンリンク
17a、17b チェーンローラ
20 主軸駆動スプロケット
21 搬送台駆動スプロケット
22 チェーンローラ
31 歯形
32 歯形基準点
36、37 チェーン屈曲装置
38、39、40 チェーン案内装置
41 変位装置
42 制御装置
43 カム
44 カム軸
45 カムロッド
46 プーリ
47 ベルト
48 テンショナ軸
49 テンショナ
50 弾性体
I 往路側
II 駆動側反転部
III 帰路側
IV 従動側反転部
1 Drive
5
9 Driven
11 Driving roller
12 Drive roller shaft 13 Drive roller shaft bracket
14 Drive roller guide
15 Transport stand 16 Chain link
17a,
22
32 Tooth
38, 39, 40
II Drive side reversing part
III Return side IV Driven side reversing part
Claims (6)
前記駆動スプロケットに巻き掛けられた駆動チェーンと、
主軸に取り付けられて前記駆動チェーンに掛け回される主軸駆動スプロケットと、
前記駆動スプロケットと前記主軸駆動スプロケットとの間に設けられ、前記駆動チェーンに当接して前記駆動チェーンを屈曲させるチェーン屈曲装置と、
前記主軸に取り付けられて前記主軸駆動スプロケットと等角速度で回転される搬送台駆動スプロケットと、
従動軸に回動自在に取り付けられた従動スプロケットと、
前記搬送台駆動スプロケットと前記従動スプロケットに掛け回される搬送台が取り付けられた搬送台駆動チェーンとを備え、
前記チェーン屈曲装置は、前記駆動チェーンの屈曲量を、搬送台の位置に応じて変化させたことを特徴とするチェーンコンベヤ。 A drive sprocket rotated by the drive unit;
A drive chain wound around the drive sprocket;
A spindle drive sprocket attached to the spindle and hung around the drive chain;
A chain bending device that is provided between the drive sprocket and the main shaft drive sprocket and bends the drive chain in contact with the drive chain;
A carriage drive sprocket attached to the spindle and rotated at an equal angular speed to the spindle drive sprocket;
A driven sprocket pivotally attached to the driven shaft;
A transport table drive chain to which a transport table that is hung around the transport table drive sprocket and the driven sprocket is attached;
The chain conveyor according to claim 1, wherein the chain bending device changes the amount of bending of the drive chain in accordance with the position of the transport table.
The chain guide device is configured such that irregularities are formed in a contact portion with the drive chain, the irregularities mesh with the drive chain, and are rotated by running of the drive chain. The chain conveyor in any one of Claims 2-5.
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