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JP2006278645A - 磁気メモリ装置 - Google Patents

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JP2006278645A JP2005094508A JP2005094508A JP2006278645A JP 2006278645 A JP2006278645 A JP 2006278645A JP 2005094508 A JP2005094508 A JP 2005094508A JP 2005094508 A JP2005094508 A JP 2005094508A JP 2006278645 A JP2006278645 A JP 2006278645A
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magnetic
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magnetic memory
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Yutaka Ashida
裕 芦田
Masashige Sato
雅重 佐藤
Kazuo Kobayashi
和雄 小林
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Fujitsu Ltd
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Abstract

【課題】スピン注入磁化反転機構を用いた磁気抵抗効果素子を有する磁気メモリ装置において、ワード線やビット線などの磁気抵抗効果素子の近傍に設けられた配線からの漏洩磁界による誤動作を防止しうる磁気メモリ装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】強磁性層50と、強磁性層50上に形成された非磁性層52と、非磁性層52上に形成された強磁性層54とを有し、スピンの注入により強磁性層54を磁化反転する磁気抵抗効果素子と、磁気抵抗効果素子の近傍に設けられ、非磁性導体材料74が磁性導体材料72,76よりなるシールド層により被覆されてなる第1の配線78とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁気メモリ装置に係り、特にスピン注入磁化反転機構を用いた磁気抵抗効果素子を有する磁気メモリ装置及びその製造方法に関する。
ここから 近年、書き換え可能な不揮発性メモリとして、磁気抵抗効果素子をマトリクス状に配列した磁気ランダムアクセスメモリ(以下、MRAM:Magnetic Random Access Memoryという)が注目されている。MRAMは、2つの磁性層における磁化方向の組み合わせを利用して情報を記憶し、これら磁性層間の磁化方向が平行である場合と反平行である場合とにおける抵抗変化(すなわち電流或いは電圧の変化)を検知することによって記憶情報の読み出しを行うものである。
MRAMを構成する磁気抵抗効果素子としては、GMR(Giant Magnetoresistive)素子やTMR(Tunneling Magnetoresistive)素子が検討されている。なかでも、大きな抵抗変化が得られるTMR素子が、MRAMに用いる磁気抵抗効果素子として注目されている。
TMR素子は、2つの強磁性磁性層がトンネル絶縁膜を介して積層されたものであり、2つの強磁性層の磁化方向の関係に基づいてトンネル絶縁膜を介して磁性層間を流れるトンネル電流が変化する現象を利用したものである。すなわち、TMR素子は、2つの強磁性層の磁化方向が平行のときに低い素子抵抗を有し、反平行のときには高い素子抵抗を有する。この2つの状態をデータ“0”及びデータ“1”に関連づけることにより、記憶素子として用いることができる。
磁気抵抗効果素子に書き込む方法としては、直交する2本の信号線(例えばビット線及び書き込みワード線)に電流を流し、これら信号線から発生する磁界の合成磁界をMTJ素子に印加することで、一方の強磁性層(自由磁化層)の磁化方向を印加磁界に応じた向きに変化させる方式(電流磁界書き込み方式)が一般的である。
しかしながら、この方法では、ビット線及び書き込みワード線により生じる合成磁界の発生効率及び自由磁化層の外部磁場反転容易性が、消費電力や信頼性を左右することとなる。特に、記録密度を向上するために磁気抵抗効果素子のサイズを縮小していくと自由磁化層の反磁界が増大するため、自由磁化層の磁化反転磁界Hcが増加する。すなわち、高集積化に伴い、書き込み電流が増加し、消費電力が増加してしまう。
これを解消するために、磁気抵抗効果素子部の対向する面以外の書き込みワード線及びビット線の周囲を磁性材料でシールドして磁束集中させる構造、いわゆるクラッド構造が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。しかしながら、自由磁化層の磁化反転磁界は素子サイズの縮小にほぼ反比例して増加するため、従来の電流磁界書き込み方式では書き込み電流が著しく増加してしまい、ひいては事実上書き込みが困難となることが予測されている(例えば、非特許文献1を参照)。
また、データ書き込みの際には、ビット線と書き込みワード線に電流を印加して重畳した磁界によって所定の選択素子の自由磁化層の磁化反転を行うが、このとき電流を流したビット線及び書き込みワード線に連なっている多数の非選択素子にも電流磁場が作用している。このような状態の素子を半選択状態と定義しており、不安定に磁化反転が生じやすく誤動作の原因となっている。また、選択トランジスタを接続した構造のMRAMでは、ビット線、ワード線のほかに書き込み用の書き込みワード線が必要であり、デバイス構造及び製造プロセスが複雑になってしまう。
このような観点から、近年、スピン注入磁化反転素子が注目されている(例えば非特許文献1を参照)。スピン注入磁化反転素子は、GMR素子やTMR素子と同様、2つの強磁性層間に絶縁層又は非磁性金属層を挟んで構成される磁気抵抗効果素子である。
スピン注入磁化反転素子において、膜面に垂直に自由磁化層側から固定磁化層側へ電流を流すと、スピン偏極した伝導電子が固定磁化層から自由磁化層に流れ込み、自由磁化層の電子と交換相互作用をする。この結果、電子間にはトルクが発生し、このトルクが十分に大きいと自由磁化層の磁気モーメントは反平行から平行に反転する。一方、電流印加を逆方向にすると、前述とは逆作用の効果により、平行から反平行に反転することができる。すなわち、スピン注入磁化反転素子は、電流制御(印加方向及び印加電流値)のみによって自由磁化層の磁化反転を誘発し、記憶状態を書き換えることができる記憶素子である。
スピン注入磁化反転素子では、素子サイズが減少して磁化反転磁界Hcが増加しても体積減少効果により反転電流が減少するため、電流磁界書き込み方式の素子と比較して大容量化・低消費電力化に極めて有利である。また、書き込みワード線が不要であり、デバイス構造及び製造方法を簡略化することができる。
特開2002−246566号公報 特開2004−259913号公報 特開2004−281599号公報 特開2001−006127号公報 特開2003−318460号公報 屋上公二郎等、「スピン注入磁化反転の研究動向」、日本応用磁気学会誌、Vol. 28 No. 9, 2004, pp.937-948 Michael A. Seigler et al., "Use of a permanent magnet in the synthetic antiferromagnet of a spin-valve", Journal of Applied Physics, Vol. 91, p. 2176, 2002
しかしながら、スピン注入磁化反転素子を用いた磁気メモリ装置では、ワード線やビット線などのスピン注入磁化反転素子の近傍に設けられた配線からの漏洩磁界により、自由磁化層の磁化反転が誘発されて誤動作が生じることがあった。
本発明の目的は、スピン注入磁化反転機構を用いた磁気抵抗効果素子を有する磁気メモリ装置において、ワード線やビット線などの磁気抵抗効果素子の近傍に設けられた配線からの漏洩磁界による誤動作を防止しうる磁気メモリ装置及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一観点によれば、第1の強磁性層と、前記第1の強磁性層上に形成された非磁性層と、前記被磁性層上に形成された第2の強磁性層とを有し、スピンの注入により前記第2の強磁性層を磁化反転する磁気抵抗効果素子と、前記磁気抵抗効果素子の近傍に設けられ、非磁性導体材料が磁性導体材料により被覆されてなる第1の配線とを有することを特徴とする磁気メモリ装置が提供される。
本発明によれば、スピン注入磁化反転機構を用いた磁気抵抗効果素子を有する磁気メモリ装置において、磁気抵抗効果素子の近傍に設けられた配線をシールド配線構造とするので、これら配線からの漏洩磁界による誤動作を防止することができる。また、磁気抵抗効果素子に電気的に接続される配線については、シールド配線構造にするとともに、磁気抵抗効果素子と配線との間に非磁性導体材料よりなる接続層を設けるので、磁気抵抗効果素子と配線との間の磁気的な結合を切断することができる。これにより、配線からの漏洩磁界の影響を効果的に防止することができる。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による磁気メモリ装置及びその製造方法について図1乃至図6を用いて説明する。
図1は本実施形態による磁気メモリ装置の構造を示す斜視図、図2は本実施形態による磁気メモリ装置の構造を示す概略断面図、図3乃至図6は本実施形態による磁気メモリ装置の製造方法を示す工程断面図である。
はじめに、本実施形態による磁気メモリ装置の構造について図1及び図2を用いて説明する。本実施形態による磁気メモリ装置は、単純マトリクス型の磁気メモリ装置である。
図1に示すように、シリコン基板10上には、層間絶縁膜28が形成されている。層間絶縁膜28には、Ta膜36と、NiFe膜38と、Cu膜40と、NiFe膜44とからなるワード線64が埋め込まれている。
NiFe膜44上には、下部電極層46が形成されている。下部電極層46上には、反強磁性層48、固定磁化層50、トンネル絶縁膜52、自由磁化層54及びキャップ層56が積層されてなる磁気抵抗効果素子60が形成されている。
磁気抵抗効果素子60が形成された層間絶縁膜28上には、層間絶縁膜66が形成されている。層間絶縁膜66上には、Ti膜70、NiFe膜72、Al膜74及びNiFe膜76よりなり、磁気抵抗効果素子60のキャップ層60に電気的に接続されたビット線78が形成されている。ビット線78上には、層間絶縁膜80が形成されている。
図2に示すように、ワード線64は、例えばY方向に延在して複数並列して形成されており、ビット線78は、例えばX方向に延在して複数並列して形成されている。磁気抵抗効果素子60は、ワード線64とビット線78との各交点に、それぞれに電気的に接続して形成されている。
ここで、本実施形態による磁気メモリ装置は、ワード線64及びビット線78が、低抵抗の非磁性導体材料が高透磁率の磁性導体材料によって囲まれたシールド配線構造を有していることに主たる特徴がある。
すなわち、ワード線64は、低抵抗の非磁性導体材料からなる主配線部であるCu膜40の底面及び側面が高透磁率の磁性導体材料であるNiFe膜38により覆われ、上面がNiFe膜44により覆われている。また、ビット線78は、低抵抗の非磁性導体材料からなる主配線部であるAl膜74の底面がNiFe膜72により覆われ、Al膜74の側面及び上面がNiFe膜76により覆われている。
このようにして主な電流経路である主配線部の外周部を被覆するように高透磁率の磁性導体材料よりなるシールド層を設けることにより、電流を流すことにより主配線部から生じる磁界は、これを囲むシールド層によって閉じ込められ漏洩磁界を最小にすることができる。これにより、漏洩磁界による磁気抵抗効果素子の誤動作を防止することができる。
シールド配線構造に適用する高透磁率の磁性導体材料としては、Co,Ni,Fe又はこれらの合金からなる磁性材料を適用することができる。
また、本実施形態による磁気メモリ装置では、ワード線64と磁気抵抗効果素子60との間に非磁性導体材料よりなる下部電極層46が設けられ、磁気抵抗効果素子60とビット線78との間に非磁性導体材料よりなるキャップ層56が設けられている。下部電極層46及びキャップ層56は、ワード線64及びビット線78と磁気抵抗効果素子60とを電気的に低抵抗で接続するための役割を有するほかに、ワード線64及びビット線78と磁気抵抗効果素子60との間において磁気的交換結合が生じることを防止する役割をも有している。すなわち、下部電極層46はワード線64と磁気抵抗効果素子60との間の磁気的な結合を切断し、キャップ層56は磁気抵抗効果素子60とビット線78との間の磁気的な結合を切断するものである。
ワード線64及びビット線78と磁気抵抗効果素子60との間に形成する非磁性導体材料としては、Ta,Ti,W等の高融点金属或いはその窒化化合物であるTaN,TiN,WN、又はRu,Ir等の導電性酸化物(RuO,IrO)等となる金属材料を適用することができる。また、これら材料からなる2以上の膜を積層してもよい。
次に、本実施形態による磁気メモリ装置の製造方法について図3乃至図6を用いて説明する。
まず、シリコン基板10上に、例えばCVD法によりシリコン酸化膜を堆積し、シリコン酸化膜よりなる層間絶縁膜28を形成する。
次いで、フォトリソグラフィ及びドライエッチングにより、層間絶縁膜28に、例えば深さ約430nmの配線溝34を形成する(図3(a))。
次いで、例えばスパッタ法又はCVD法により、下地導体材料として例えば膜厚10nmのTa膜36を、高透磁率の磁性導体材料として例えば膜厚30nmのNiFe膜38を、低抵抗の非磁性導体材料として例えば膜厚600nmのCu膜40とを、順次堆積する(図3(b))。Cu膜40は、シード層をスパッタ法又はCVD法により堆積後、電解めっき法により堆積してもよい。
次いで、Cu膜40、NiFe膜38及びTa膜36を、層間絶縁膜28が露出するまで例えばCMP法により平坦化する(図3(c))。
次いで、Ta膜36、NiFe膜38及びCu膜40が埋め込まれた層間絶縁膜28上に、例えばスパッタ法又はCVD法により、高透磁率の磁性導体材料として例えば膜厚30nmNiFe膜44を堆積する。
次いで、NiFe膜44上に、例えば膜厚50nmのTa膜を堆積し、Ta膜よりなる下部電極層46を形成する。
次いで、下部電極層46上に、例えばスパッタ法により、膜厚8〜30nmのPtMn,IrMn,PdPtMn等の反強磁性材料、例えば膜厚15nmのIrMn膜を堆積し、IrMn膜よりなる反強磁性層48を形成する。
次いで、反強磁性層48上に、例えばスパッタ法により、膜厚1〜10nmのCo,CoFe,NiFe等の強磁性材料、例えば膜厚4nmのCoFe膜と、非磁性材料として例えば膜厚0.8nmのRu膜と、膜厚1〜10nmのCo,CoFe,NiFe等の強磁性材料、例えば膜厚4nmのCoFe膜とを積層し、CoFe/Ru/CoFeよりなる積層フェリ型の固定磁化層50を形成する。固定磁化層50からの漏れ磁界が自由磁化層54に影響しない構造である場合には、CoFe膜単層としてもよい。
次いで、固定磁化層50上に、例えばスパッタ法により、膜厚0.1〜10nmのAlO,TiO,MgO,TaO等の絶縁材料、例えば膜厚0.6nmのアルミナ(Al)膜を堆積し、アルミナ膜よりなるトンネル絶縁膜52を形成する。
次いで、トンネル絶縁膜52上に、例えばスパッタ法により、膜厚0.5〜5nmのCoFe,CoFeB,NiFe等よりなる強磁性材料、例えば膜厚2nmのCoFe膜を堆積し、CoFe膜よりなる自由磁化層54を形成する。
次いで、自由磁化層54上に、例えばスパッタ法により、膜厚1〜20nm、例えば10nmのRu膜と、膜厚が10〜200nm、例えば40nmのTa膜とを堆積し、非磁性導体材料であるRu膜とTa膜との積層膜よりなるキャップ層56を形成する(図4(a))。
次いで、キャップ層56上に、フォトリソグラフィにより、形成しようとする磁気抵抗効果素子のパターンを有するフォトレジスト膜58を形成する。
次いで、フォトレジスト膜58をマスクとして、ドライエッチングにより、キャップ層56、自由磁化層54、トンネル絶縁膜52、固定磁化層50及び反強磁性層48を異方性エッチングする。これにより、例えば200×400nmのサイズを有する磁気抵抗効果素子60を形成する(図4(b))。
次いで、例えばアッシングにより、フォトレジスト膜58を除去する。
次いで、フォトリソグラフィにより、磁気抵抗効果素子60を覆うフォトレジスト膜62を形成する。
次いで、フォトレジスト膜62をマスクとして、ドライエッチングにより、下部電極層46及びNiFe膜44を異方性エッチングする。これにより、Ta膜36、NiFe膜38、Cu膜40及びNiFe膜44よりなるワード線64が形成される(図4(c))。ワード線64は、低抵抗の非磁性導体材料よりなる主配線部分であるCu膜40の周囲が高透磁率の磁性導体材料であるNiFe膜38,44に囲まれたシールド構造となる。
次いで、例えばアッシングにより、フォトレジスト膜62を除去する。
次いで、例えばCVD法によりシリコン酸化膜を堆積し、シリコン酸化膜よりなる層間絶縁膜66を形成する。
次いで、フォトリソグラフィ及びドライエッチングにより、層間絶縁膜66に、磁気抵抗効果素子60のキャップ層56に達するコンタクトホール68を形成する(図5(a))。
次いで、例えばCVD法又はスパッタ法により、下地導体材料として例えば膜厚10nmのTi膜70を、高透磁率の磁性導体材料として例えば膜厚30nmのNiFe膜72を、低抵抗の非磁性導体材料として例えば膜厚600nmのAl膜74を、順次堆積する(図5(b))。
次いで、フォトリソグラフィ及びドライエッチングにより、Al膜74、NiFe膜72及びTi膜70を異方性エッチングし、形成しようとするビット線の形状にパターニングする。
次いで、例えばCVD法又はスパッタ法により、高透磁率の磁性導体材料として例えば膜厚30nmのNiFe膜76を堆積する。
次いで、フォトリソグラフィ及びドライエッチングにより、NiFe膜76を異方性エッチングし、形成しようとするビット線の形状にパターニングする。これにより、Ti膜70、NiFe膜72、Al膜74及びNiFe膜76よりなるビット線78が形成される(図6(a))。ビット線78は、低抵抗の非磁性導体材料よりなる主配線部分であるAl膜74の周囲が高透磁率の磁性導体材料であるNiFe膜72,78に囲まれたシールド構造となる。
次いで、全面に、例えばCVD法により、例えばシリコン酸化膜を堆積し、シリコン酸化膜よりなる層間絶縁膜80を形成する(図6(b))。
この後、必要に応じて更に上層に絶縁層や配線層等を形成し、磁気メモリ装置を完成する。
このように、本実施形態によれば、スピン注入磁化反転機構を用いた磁気抵抗効果素子を有する磁気メモリ装置において、磁気抵抗効果素子の近傍に設けられた配線をシールド配線構造とするので、これら配線からの漏洩磁界による誤動作を防止することができる。また、磁気抵抗効果素子に電気的に接続される配線については、シールド配線構造にするとともに、磁気抵抗効果素子と配線との間に非磁性導体材料よりなる接続層を設けるので、磁気抵抗効果素子と配線との間の磁気的な結合を切断することができる。これにより、配線からの漏洩磁界の影響を効果的に防止することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態による磁気メモリ装置及びその製造方法について図7乃至図10を用いて説明する。なお、図1乃至図6に示す第1実施形態による磁気メモリ装置及びその製造方法と同様の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略し或いは簡潔にする。
図7は本実施形態による磁気メモリ装置の構造を示す概略断面図、図8乃至図10は本実施形態による磁気メモリ装置の製造方法を示す工程断面図である。
はじめに、本実施形態による磁気メモリ装置の構造について図7を用いて説明する。本実施形態による磁気メモリ装置は、アクティブマトリクス型の磁気メモリ装置である。
シリコン基板10には、その表面に活性領域を画定する素子分離膜12が形成されている。
素子分離膜12により画定されたシリコン基板10の活性領域には、ゲート電極14と、その両側のシリコン基板10内に形成されたソース/ドレイン領域16,18とを有する選択トランジスタが形成されている。
選択トランジスタが形成されたシリコン基板10上には、層間絶縁膜20が形成されている。層間絶縁膜20には、ソース/ドレイン領域16に接続されたコンタクトプラグ24が埋め込まれている。層間絶縁膜20上には、コンタクトプラグ24を介してソース/ドレイン領域16に電気的に接続されたグラウンド線26が形成されている。
グラウンド線26が形成された層間絶縁膜20上には、層間絶縁膜28が形成されている。層間絶縁膜28には、ソース/ドレイン領域18に接続されたコンタクトプラグ32が埋め込まれている。層間絶縁膜28上には、コンタクトプラグ32を介してソース/ドレイン領域18に電気的に接続された下部電極層46が形成されている。
下部電極層46上には、反強磁性層48、固定磁化層50、トンネル絶縁膜52、自由磁化層54及びキャップ層56が積層されてなる磁気抵抗効果素子60が形成されている。磁気抵抗素子60が形成された領域以外の層間絶縁膜28上及び下部電極層64上には、層間絶縁膜66が埋め込まれている。磁気抵抗効果素子60が埋め込まれた層間絶縁膜66上には、Ti膜70、NiFe膜72、Al膜74及びNiFe膜76よりなり、磁気抵抗効果素子60のキャップ層60に電気的に接続されたビット線78が形成されている。ビット線78上には、層間絶縁膜80が形成されている。
ゲート電極14は、紙面垂直方向に延在するワード線としても機能する。そして、複数のワード線と複数のビット線78とがマトリクス状に配され、アクティブマトリクス型の磁気メモリ装置が構成される。
ここで、本実施形態による磁気メモリ装置は、ビット線78が、低抵抗の非磁性導体材料が高透磁率の磁性導体材料によって囲まれたシールド配線構造を有していることに主たる特徴がある。
すなわち、ビット線78は、低抵抗の非磁性導体材料からなる主配線部であるAl膜74の底面がNiFe膜72により覆われ、Al膜74の側面及び上面がNiFe膜76により覆われている。
このようにして主な電流経路である主配線部の外周部を被覆するように高透磁率の磁性導体材料よりなるシールド層を設けることにより、電流を流すことにより主配線部から生じる磁界は、これを囲むシールド層によって閉じ込められ漏洩磁界を最小にすることができる。これにより、漏洩磁界による磁気抵抗効果素子の誤動作を防止することができる。
また、本実施形態による磁気メモリ装置では、磁気抵抗効果素子60とビット線78との間に非磁性導体材料よりなるキャップ層56が設けられている。キャップ層56は、ビット線78と磁気抵抗効果素子60とを電気的に低抵抗で接続するための役割を有するほかに、ビット線78と磁気抵抗効果素子60との間において磁気的交換結合が生じることを防止する役割をも有している。すなわち、キャップ層56は磁気抵抗効果素子60とビット線78との間の磁気的な結合を切断するものである。
本実施形態による磁気メモリ装置では、ワード線として機能するゲート電極14をシールド配線構造とはしていない。これは、ワード線が磁気抵抗効果素子60から離間していることに加え、ワード線を流れる電流は漏洩磁界が問題となるほどには大きくないからである。
また、磁気抵抗効果素子60の下部電極層46へは、コンタクトプラグ32を介して電流が流れるため、電流経路は磁気抵抗効果素子60の膜面に垂直方向である。したがって、磁気抵抗効果素子60への漏洩磁界の影響は無視することができる。
次に、本実施形態による磁気メモリ装置の製造方法について図8乃至図10を用いて説明する。
まず、シリコン基板10に、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)法により、素子分離膜12を形成する。
次いで、素子分離膜12により画定された活性領域に、通常のMOSトランジスタの形成方法と同様にして、ゲート電極14及びソース/ドレイン領域16,18を有する選択トランジスタを形成する(図8(a))。
次いで、選択トランジスタが形成されたシリコン基板10上に、例えばCVD法によりシリコン酸化膜を堆積後、CMP法によりこの表面を平坦化し、シリコン酸化膜よりなる層間絶縁膜20を形成する。
次いで、フォトリソグラフィ及びドライエッチングにより、層間絶縁膜20に、ソース/ドレイン領域16に達するコンタクトホール22を形成する。
次いで、例えばCVD法により、バリアメタルとしての窒化チタン膜及びタングステン膜を堆積後、これら導電膜をエッチバック或いはポリッシュバックし、コンタクトホール22に埋め込まれソース/ドレイン領域16に電気的に接続されたコンタクトプラグ24を形成する。
次いで、コンタクトプラグ24が埋め込まれた層間絶縁膜20上に導電膜を堆積してパターニングし、コンタクトプラグ24を介してソース/ドレイン領域16に電気的に接続されたグラウンド線26を形成する(図8(b))。
次いで、グラウンド線26が形成された層間絶縁膜20上に、例えばCVD法によりシリコン酸化膜を堆積後、CMP法によりこの表面を平坦化し、シリコン酸化膜よりなる層間絶縁膜28を形成する。
次いで、フォトリソグラフィ及びドライエッチングにより、層間絶縁膜40,28に、ソース/ドレイン領域18に達するコンタクトホール30を形成する。
次いで、例えばCVD法により、バリアメタルとしての窒化チタン膜及びタングステン膜を堆積後、これら導電膜をエッチバック或いはポリッシュバックし、コンタクトホール30に埋め込まれソース/ドレイン領域18に電気的に接続されたコンタクトプラグ32を形成する(図8(c))。
次いで、コンタクトプラグ32が埋め込まれた層間絶縁膜28上に、例えば膜厚50nmのTa膜を堆積し、Ta膜よりなる下部電極層46を形成する。
次いで、下部電極層46上に、例えばスパッタ法により、膜厚8〜30nmのPtMn,IrMn,PdPtMn等の反強磁性材料、例えば膜厚15nmのPtMn膜を堆積し、PtMn膜よりなる反強磁性層48を形成する。
次いで、反強磁性層48上に、例えばスパッタ法により、膜厚1〜10nmのCo,CoFe,NiFe等の強磁性材料、例えば膜厚4nmのCoFe膜と、非磁性材料として例えば膜厚0.8nmのRu膜と、膜厚1〜10nmのCo,CoFe,NiFe等の強磁性材料、例えば膜厚4nmのCoFe膜とを積層し、CoFe/Ru/CoFeよりなる積層フェリ型の固定磁化層50を形成する。固定磁化層50からの漏れ磁界が自由磁化層54に影響しない構造である場合には、CoFe膜単層としてもよい。
次いで、固定磁化層50上に、例えばスパッタ法により、膜厚0.1〜10nmのAlO,TiO,MgO,TaO等の絶縁材料、例えば膜厚0.6nmのアルミナ(Al)膜を堆積し、アルミナ膜よりなるトンネル絶縁膜52を形成する。
次いで、トンネル絶縁膜52上に、例えばスパッタ法により、膜厚0.5〜5nmのCoFe,CoFeB,NiFe等よりなる強磁性材料、例えば膜厚2nmのCoFe膜を堆積し、CoFe膜よりなる自由磁化層54を形成する。
次いで、自由磁化層54上に、例えばスパッタ法により、膜厚1〜20nm、例えば10nmのRu膜と、膜厚が10〜200nm、例えば40nmのTa膜とを堆積し、非磁性導体材料であるRu膜とTa膜との積層膜よりなるキャップ層56を形成する。
次いで、フォトリソグラフィ及びドライエッチングにより、キャップ層56、自由磁化層54、トンネル絶縁膜52、固定磁化層50及び反強磁性層48を異方性エッチングし、例えば200×400nmのサイズを有する磁気抵抗効果素子60を形成する(図9(a))。
次いで、フォトリソグラフィ及びドライエッチングにより、下部電極層46を所定の形状にパターニングする。
次いで、磁気抵抗効果素子60が形成された層間絶縁膜28上に、例えばCVD法によりシリコン酸化膜を堆積後、このシリコン酸化膜をCMP法により磁気抵抗効果素子60が露出するまで平坦化し、表面が平坦化されたシリコン酸化膜よりなる層間絶縁膜66を形成する。
次いで、例えばCVD法又はスパッタ法により、下地導体材料として例えば膜厚10nmのTi膜70を、高透磁率の磁性導体材料として例えば膜厚30nmのNiFe膜72を、低抵抗の非磁性導体材料として例えば膜厚600nmのAl膜74を、順次堆積する。
次いで、フォトリソグラフィ及びドライエッチングにより、Al膜74、NiFe膜72及びTi膜70を異方性エッチングし、形成しようとするビット線の形状にパターニングする(図10(a))。
次いで、例えばCVD法又はスパッタ法により、高透磁率の磁性導体材料として例えば膜厚30nmのNiFe膜76を堆積する。
次いで、フォトリソグラフィ及びドライエッチングにより、NiFe膜76を異方性エッチングし、形成しようとするビット線の形状にパターニングする。これにより、Ti膜70、NiFe膜72、Al膜74及びNiFe膜76よりなるビット線78が形成される。ビット線78は、低抵抗の非磁性導体材料よりなる主配線部分であるAl膜74の周囲が高透磁率の磁性導体材料であるNiFe膜72,78に囲まれたシールド構造となる。
次いで、全面に、例えばCVD法により、例えばシリコン酸化膜を堆積し、シリコン酸化膜よりなる層間絶縁膜80を形成する(図10(b))。
この後、必要に応じて更に上層に絶縁層や配線層等を形成し、磁気メモリ装置を完成する。
このように、本実施形態によれば、スピン注入磁化反転機構を用いた磁気抵抗効果素子を有する磁気メモリ装置において、磁気抵抗効果素子の近傍に設けられた配線をシールド配線構造とするので、これら配線からの漏洩磁界による誤動作を防止することができる。また、磁気抵抗効果素子に電気的に接続される配線については、シールド配線構造にするとともに、磁気抵抗効果素子と配線との間に非磁性導体材料よりなる接続層を設けるので、磁気抵抗効果素子と配線との間の磁気的な結合を切断することができる。これにより、配線からの漏洩磁界の影響を効果的に防止することができる。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、磁気抵抗効果素子に直接接続される配線をシールド配線構造としたが、他の配線をシールド配線構造としてもよい。特に、磁気抵抗効果素子の近傍に設けられた配線であって、漏洩磁界が問題となるような電流を流す配線については、シールド配線構造を適用することが望ましい。例えば、上記第2実施形態において、グラウンド線26をシールド配線構造としてもよい。これにより、グラウンド線26からの漏洩磁界の影響をも防止することができる。
また、上記実施形態では、磁気抵抗効果素子として、2つの強磁性層間にトンネル絶縁膜を挟んで構成されるTMR型のスピン注入磁化反転素子を適用した場合について示したが、2つの強磁性層間にCu,Ag,Au,Ru等の非磁性金属中間層を挟んで構成されるGMR型のスピン注入磁化反転素子においても同様に適用することができる。
以上詳述したように、本発明の特徴をまとめると以下の通りとなる。
(付記1) 第1の強磁性層と、前記第1の強磁性層上に形成された非磁性層と、前記被磁性層上に形成された第2の強磁性層とを有し、スピンの注入により前記第2の強磁性層を磁化反転する磁気抵抗効果素子と、
前記磁気抵抗効果素子の近傍に設けられ、非磁性導体材料が磁性導体材料により被覆されてなる第1の配線と
を有することを特徴とする磁気メモリ装置。
(付記2) 付記1記載の磁気メモリ装置において、
前記第1の配線は、非磁性導体材料よりなる接続層を介して、前記磁気抵抗効果素子の前記第2の強磁性層に電気的に接続されている
ことを特徴とする磁気メモリ装置。
(付記3) 付記1又は2記載の磁気メモリ装置において、
前記第1の配線は、ビット線である
ことを特徴とする磁気メモリ装置。
(付記4) 付記1乃至3のいずれか1項に記載の磁気メモリ装置において、
前記第1の配線と交差する方向に延在して形成され、非磁性導体材料が磁性導体材料により被覆されてなる第2の配線を更に有する
ことを特徴とする磁気メモリ装置。
(付記5) 付記4記載の磁気メモリ装置において、
前記第2の配線は、非磁性導体材料よりなる接続層を介して、前記磁気抵抗効果素子の前記第1の強磁性層に電気的に接続されている
ことを特徴とする磁気メモリ装置。
(付記6) 付記4又は5記載の磁気メモリ装置において、
前記第2の配線は、ワード線である
ことを特徴とする磁気メモリ装置。
(付記7) 付記1乃至4のいずれか1項に記載の磁気メモリ装置において、
前記磁気抵抗効果素子の前記第1の強磁性層に電気的に接続された選択トランジスタを更に有する
ことを特徴とする磁気メモリ装置。
(付記8) 付記1乃至7のいずれか1項に記載の磁気メモリ装置において、
前記磁気抵抗効果素子の前記非磁性層は、トンネル絶縁膜である
ことを特徴とする磁気メモリ装置。
(付記9) 付記1又は4記載の磁気メモリ装置において、
前記シールド層を構成する前記磁性導体材料は、Co、Ni、Fe又はこれらの合金により構成されている
ことを特徴とする磁気メモリ装置。
(付記10) 付記2又は5記載の磁気メモリ装置において、
前記接続層を構成する前記非磁性導体材料は、Ta、Ti、W、TaN、TiN、WN、Ru及びIrを含むグループから選択される材料又はこれらの積層膜により構成されている
ことを特徴とする磁気メモリ装置。
本発明の第1実施形態による磁気メモリ装置の構造を示す概略断面図である。 本発明の第1実施形態による磁気メモリ装置の構造を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態による磁気メモリ装置の製造方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の第1実施形態による磁気メモリ装置の製造方法を示す工程断面図(その2)である。 本発明の第1実施形態による磁気メモリ装置の製造方法を示す工程断面図(その3)である。 本発明の第1実施形態による磁気メモリ装置の製造方法を示す工程断面図(その4)である。 本発明の第2実施形態による磁気メモリ装置の構造を示す概略断面図である。 本発明の第2実施形態による磁気メモリ装置の製造方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の第2実施形態による磁気メモリ装置の製造方法を示す工程断面図(その2)である。 本発明の第2実施形態による磁気メモリ装置の製造方法を示す工程断面図(その3)である。
符号の説明
10…シリコン基板
12…素子分離膜
14…ゲート電極
16,18…ソース/ドレイン領域
20,28,66,80…層間絶縁膜
22,30,68…コンタクトホール
24,32…コンタクトプラグ
26…グラウンド線
34…配線溝
36…Ta膜
38,44、72,76…NiFe膜
40…Cu膜
46…下部電極層
48…反強磁性層
50…固定磁化層
52…トンネル絶縁膜
54…自由磁化層
56…キャップ層
58,62…フォトレジスト膜
60…磁気抵抗効果素子
64…ワード線
70…Ti膜
74…Al膜
78…ビット線

Claims (5)

  1. 第1の強磁性層と、前記第1の強磁性層上に形成された非磁性層と、前記被磁性層上に形成された第2の強磁性層とを有し、スピンの注入により前記第2の強磁性層を磁化反転する磁気抵抗効果素子と、
    前記磁気抵抗効果素子の近傍に設けられ、非磁性導体材料が磁性導体材料により被覆されてなる第1の配線と
    を有することを特徴とする磁気メモリ装置。
  2. 請求項1記載の磁気メモリ装置において、
    前記第1の配線は、非磁性導体材料よりなる接続層を介して、前記磁気抵抗効果素子の前記第2の強磁性層に電気的に接続されている
    ことを特徴とする磁気メモリ装置。
  3. 請求項1又は2記載の磁気メモリ装置において、
    前記第1の配線と交差する方向に延在して形成され、非磁性導体材料が磁性導体材料により被覆されてなる第2の配線を更に有する
    ことを特徴とする磁気メモリ装置。
  4. 請求項3記載の磁気メモリ装置において、
    前記第2の配線は、非磁性導体材料よりなる接続層を介して、前記磁気抵抗効果素子の前記第1の強磁性層に電気的に接続されている
    ことを特徴とする磁気メモリ装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の磁気メモリ装置において、
    前記磁気抵抗効果素子の前記第1の強磁性層に電気的に接続された選択トランジスタを更に有する
    ことを特徴とする磁気メモリ装置。
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