JP2006276710A - ズームレンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】 レンズ全長のコンパクト化を達成しつつ、変倍比3.5程度の高変倍化も図り、全変倍域で高い光学性能を有するズームレンズを提供すること。
【解決手段】 物体側より順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、正の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4と、負の屈折力の第5レンズ群G5とからなり、広角端状態Wから望遠端状態Tへの変倍に際し、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が増加し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が減少し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔が増加し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の間隔が減少するように前記第1レンズ群と前記第3レンズ群と前記第5レンズ群を物体側に移動させ、前記第2レンズ群と前記第4レンズ群を固定し、所定の条件を満足するズームレンズ。
【選択図】 図1
【解決手段】 物体側より順に、正の屈折力の第1レンズ群G1と、負の屈折力の第2レンズ群G2と、正の屈折力の第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レンズ群G4と、負の屈折力の第5レンズ群G5とからなり、広角端状態Wから望遠端状態Tへの変倍に際し、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が増加し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が減少し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔が増加し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の間隔が減少するように前記第1レンズ群と前記第3レンズ群と前記第5レンズ群を物体側に移動させ、前記第2レンズ群と前記第4レンズ群を固定し、所定の条件を満足するズームレンズ。
【選択図】 図1
Description
本発明はズームレンズに関し、特に写真用カメラ、ビデオカメラ、または電子スチルカメラ等に好適なズームレンズに関する。
従来、3倍以上の変倍比を得るため、変倍の際に3つ以上のレンズ群を移動させるズームレンズが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−133304号公報
一般に、変倍比が3倍以上を有し、かつレンズ系全体のコンパクト化を望む場合、変倍に寄与するレンズ群の屈折力を強くする方法が挙げられるが、この方法では諸収差を良好に補正することが難しくなり、最終的にはレンズ枚数の増加につながるためコンパクト化が難しくなる。他の方法としては変倍に寄与するレンズ群の移動量を多くする方法があるが、レンズ群の移動スペースを確保するためにレンズ系全体の大型化を招きやすくコンパクト化が困難になる。
本発明は、上記課題に鑑みて行われたものであり、レンズ全長のコンパクト化を達成しつつ、変倍比3.5程度の高変倍比化も図り、全変倍域で高い光学性能を有するズームレンズを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、物体側より順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、正の屈折力の第4レンズ群と、負の屈折力の第5レンズ群とからなり、広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が増加し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が減少し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔が増加し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の間隔が減少するように前記第1レンズ群と前記第3レンズ群と前記第5レンズ群を物体側に移動させ、前記第2レンズ群と前記第4レンズ群を固定し、広角端状態における全系の焦点距離をfw、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との合成の焦点距離をf12W、広角端状態における最物体側のレンズ面から像面までの距離をTLW、変倍に伴う前記第1レンズ群のズーミング移動量をX1としたとき、以下の条件を満足することを特徴とするズームレンズを提供する。
0.5 < (−f12W)/fW < 1.20
0.1 < X1/TLW < 0.3
0.5 < (−f12W)/fW < 1.20
0.1 < X1/TLW < 0.3
また、本発明にかかるズームレンズでは、前記第1レンズ群は物体側から順に、負メニスカスレンズと正レンズとの接合レンズと、正レンズとからなり、前記第3レンズ群は負メニスカスレンズと正レンズの2枚から構成され、変倍に伴う前記第3レンズ群のズーミング移動量をX3としたとき、以下の条件を満足することが好ましい。
0.9 < X1/X3 < 1.58
0.9 < X1/X3 < 1.58
また、本発明にかかるズームレンズでは、前記第2レンズ群は、2枚の負レンズと1枚の正レンズとからなり、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2としたとき、以下の条件を満足することが好ましい。
0.25 <(−f2)/f1 < 0.41
0.25 <(−f2)/f1 < 0.41
また、本発明にかかるズームレンズでは、前記第1レンズ群を物体側に移動させることにより無限遠距離物体から至近距離物体への合焦を行うことが好ましい。
本発明によれば、変倍比が3.5程度で全変倍範囲にわたり高い光学性能を有するコンパクトなズームレンズを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に関し詳説する。
本発明の実施の形態にかかるズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力の第3レンズ群と、正の屈折力の第4レンズ群と、負の屈折力の第5レンズ群からなり、広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が増加し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が減少し、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が増加し、第4レンズ群と第5レンズ群の間隔が減少するように第1レンズ群と第3レンズ群と第5レンズ群を物体側に移動させ、第2レンズ群と第4レンズ群を固定する構成である。開口絞りは第3レンズ群と一体的に移動する。
上記構成において、広角端状態における全系の焦点距離をfw、広角端状態における第1レンズ群と第2レンズ群との合成の焦点距離をf12W、広角端状態における最物体側のレンズ面から像面までの距離をTLW、変倍に伴う第1レンズ群のズーミング移動量をX1としたとき、以下の条件式(1)及び(2)を満足する構成である。
(1) 0.5 < (−f12W)/fW < 1.20
(2) 0.1 < X1/TLW < 0.3
(1) 0.5 < (−f12W)/fW < 1.20
(2) 0.1 < X1/TLW < 0.3
ここで、ズーミング移動量X1は、広角端状態と望遠端状態における第1レンズ群の光軸上の位置の差を表し、符号は広角端状態における第1レンズ群の光軸上の位置を原点とし、望遠端状態における第1レンズ群の光軸上の位置が原点より物体側にある場合を正、像面側にある場合を負とする。
条件式(1)は広角端状態における全系の焦点距離に対する、広角端状態における第1レンズ群と第2レンズ群との合成焦点距離の比を規定したものである。条件式(1)の上限値を超えると、第1レンズ群と第2レンズ群との合成焦点距離が長くなるため、バックフォーカスが短くなりすぎ1眼レフカメラに適したバックフォーカスを確保することが難しくなるため好ましくない。条件式(1)の下限値を超えると、第1レンズ群と第2レンズ群との合成焦点距離が短くなるため、バックフォーカスが長くなりすぎレンズ系のコンパクト化が難しくなるばかりか、球面収差の変動が大きくなり補正が難しくなるため好ましくない。なお、本発明の効果をより確実にする為に条件式(1)の上限値を1.19にすることが好ましい。また、本発明の効果をより確実にする為に条件式(1)の下限値を0.7にすることが好ましい。
条件式(2)は、変倍に伴う第1レンズ群のズーミング移動量と、広角端状態における最物体側のレンズ面から像面までの距離との比を規定したものである。条件式(2)の上限値を超えると第1レンズ群の移動量が大きくなり、レンズの大型化を招き好ましくない。条件式(2)の下限値を超えると、第1レンズ群と第2レンズ群のパワーを強めることになり、諸収差の変動、特に球面収差の変動が大きくなり補正が難しくなるため好ましくない。なお、本発明の効果をより確実にする為に条件式(2)の上限値を0.29にすることが好ましい。また、本発明の効果をより確実にする為に条件式(2)の下限値を0.20にすることが好ましい。
また、本発明の実施の形態にかかるズームレンズは、第1レンズ群は物体側から順に、負メニスカスレンズと正レンズとの接合レンズと、正レンズとからなり、第3レンズ群は負メニスカスレンズと正レンズの2枚から構成し、変倍に伴う第3レンズ群のズーミング移動量をX3としたとき、以下の条件式(3)を満足する構成が望ましい。
(3) 0.9 < X1/X3 < 1.58
ここで、ズーミング移動量X3は、広角端状態と望遠端状態における第3レンズ群の光軸上の位置の差を表し、符号はズーミング移動量X1の場合と同様である。
(3) 0.9 < X1/X3 < 1.58
ここで、ズーミング移動量X3は、広角端状態と望遠端状態における第3レンズ群の光軸上の位置の差を表し、符号はズーミング移動量X1の場合と同様である。
条件式(3)は、変倍に伴う第1レンズ群のズーミング移動量と第3レンズ群のズーミング移動量との比を規定したものである。条件式(3)の上限値を超えると、望遠端状態においてレンズの大型化を招き好ましくない。条件式(3)の下限値を超えると、第3レンズ群の移動量が大きくなりすぎ、その間隔を確保するためレンズ全系の大型化を招き好ましくない。なお、本発明の効果をより確実にする為に条件式(3)の上限値を1.56にすることが好ましい。また、本発明の効果をより確実にする為に条件式(3)の下限値を1.00にすることが好ましい。
また、本発明の実施の形態にかかるズームレンズでは、第2レンズ群は、2枚の負レンズと1枚の正レンズとからなり、第1レンズ群の焦点距離をf1、第2レンズ群の焦点距離をf2としたとき、以下の条件式(4)を満足する構成が望ましい。
(4) 0.25 <(−f2)/f1 < 0.41。
(4) 0.25 <(−f2)/f1 < 0.41。
条件式(4)は、第1レンズ群と第2レンズ群とのパワーの比を規定したものである。条件式(4)の上限値を超えると第2レンズ群のパワーが弱くなるため、バックフォーカスが短くなりすぎ1眼レフカメラに適したバックフォーカスを確保することが難しくなるため好ましくない。条件式(4)の下限値を超えると、第1レンズ群のパワーが弱くなり、バックフォーカスが長くなると共に、ズーミング移動量も大きくなりレンズ系のコンパクト化が難しくなるばかりか、球面収差の変動が大きくなるため補正が難しくなり好ましくない。なお、本発明の効果をより確実にする為に条件式(4)の上限値を0.41にすることが好ましい。また、本発明の効果をより確実にする為に条件式(4)の下限値を0.30にすることが好ましい。
また、本発明の実施の形態にかかるズームレンズは、第1レンズ群を物体側に移動させることにより無限遠距離物体から至近距離物体への合焦を行う構成が望ましい。この様な構成にすることにより、全変倍域にわたり良好な光学性能を得ることが出来る。なお、合焦レンズ群は第1レンズ群に限らず他のレンズ群を用いても同様の効果を奏することは言うまでもない。
(実施例)
以下、本発明の実施の形態にかかるズームレンズの各実施例に関し図面を参照しつつ説明する。
以下、本発明の実施の形態にかかるズームレンズの各実施例に関し図面を参照しつつ説明する。
(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例にかかるズームレンズのレンズ構成を示す。図1において、本第1実施例のズームレンズは、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸形状の正レンズL12との接合正レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13とからなり正屈折力を有する第1レンズ群G1と、両凹形状の負レンズL21と、両凸形状の正レンズL22と両凹形状の負レンズL23との接合正レンズとからなり負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、負メニスカスレンズL31と両凸形状の正レンズL32との接合正レンズからなり正屈折力を有する第3レンズ群G3と、両凸形状の正レンズと物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズとからなり正屈折力を有する第4レンズ群G4と、両凸形状の正レンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズとからなり負屈折力を有する第5レンズ群G5とから構成され、広角端状態Wから望遠端状態Tへの変倍に際し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増加し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が増加し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間隔が減少するように第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と第5レンズ群G5を物体側に移動させ、第2レンズ群G2と第4レンズ群G4を固定する構成である。開口絞りSは第3レンズ群G3と一体的に移動し、無限遠距離物体から至近距離物体への合焦は第1レンズ群G1を物体側に動かして行う。
図1は、本発明の第1実施例にかかるズームレンズのレンズ構成を示す。図1において、本第1実施例のズームレンズは、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸形状の正レンズL12との接合正レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13とからなり正屈折力を有する第1レンズ群G1と、両凹形状の負レンズL21と、両凸形状の正レンズL22と両凹形状の負レンズL23との接合正レンズとからなり負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、負メニスカスレンズL31と両凸形状の正レンズL32との接合正レンズからなり正屈折力を有する第3レンズ群G3と、両凸形状の正レンズと物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズとからなり正屈折力を有する第4レンズ群G4と、両凸形状の正レンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズとからなり負屈折力を有する第5レンズ群G5とから構成され、広角端状態Wから望遠端状態Tへの変倍に際し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増加し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が増加し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間隔が減少するように第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と第5レンズ群G5を物体側に移動させ、第2レンズ群G2と第4レンズ群G4を固定する構成である。開口絞りSは第3レンズ群G3と一体的に移動し、無限遠距離物体から至近距離物体への合焦は第1レンズ群G1を物体側に動かして行う。
以下の表1に本第1実施例のズームレンズの諸元の値を示す。表において、「全体諸元」中、fは焦点距離、FNはFナンバー、2ωは画角(単位;度)、Bfはバックフォーカス、TLは最物体側のレンズ面から像面Iまでの距離をそれぞれ表す。「レンズデータ」中、左端の数字は物体側からのレンズ面の順序を、rは曲率半径、dは面間隔、ν及びndはd線(波長λ=587.6nm)に対するアッベ数及び屈折率、Bfはバックフォーカスをそれぞれ表す。なお、r=∞は平面を表し、空気の屈折率nd=1.000000は省略している。「可変間隔データ」中、fは焦点距離、Bfはバックフォーカスをそれぞれ表す。「条件式対応値」は、各条件式の値をそれぞれ示している。
なお、以下の全ての諸元値において、掲載されている焦点距離f、曲率半径r、面間隔dその他の長さ等は、特記の無い場合一般に「mm」が使われるが、光学系は比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、これに限られるものではない。また、単位は「mm」に限定されること無く他の適当な単位を用いることもできる。さらに、これらの記号の説明は、以降の他の実施例においても同様とする。
(表1)
「全体諸元」
f=56.6〜194.0
FN=4.2〜5.7
2ω=28.46〜8.06
Bf=38.5〜59.8
TL=125.90〜159.44
「レンズデータ」
r d ν nd
1) 214.917 0.80 23.8 1.846660
2) 76.563 4.38 56.2 1.651000
3) -133.639 0.10
4) 54.014 2.30 55.3 1.677900
5) 99.150 (d5)
6) -50.324 1.00 40.8 1.883000
7) 58.302 1.00
8) 35.182 3.50 23.8 1.846660
9) -72.740 0.80 39.6 1.804400
10) 37.916 (d10)
11> ∞ 1.50 開口絞りS
12) 203.722 1.20 23.8 1.846660
13) 66.595 4.20 81.6 1.497000
14) -31.838 (d14)
15) 40.665 3.00 53.2 1.693500
16) -158.617 0.80
17) -50.756 0.80 23.8 1.846660
18) -85.584 (d18)
19) 426.249 1.87 23.8 1.846660
20) -88.659 0.10
21) 110.969 0.80 46.6 1.816000
22) 22.255 Bf
「可変間隔データ」
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 55 100 200
d5 2.97 19.79 36.71
d10 32.86 20.26 1.86
d14 0.35 12.85 31.35
d18 23.07 19.54 1.53
Bf 38.50 42.04 59.84
「条件式対応値」
(1) (-f12W)/fw = 1.183
(2) X1/TLW = 0.266
(3) x1/x3 = 1.089
(4) (-f2)/f1 = 0.408
「全体諸元」
f=56.6〜194.0
FN=4.2〜5.7
2ω=28.46〜8.06
Bf=38.5〜59.8
TL=125.90〜159.44
「レンズデータ」
r d ν nd
1) 214.917 0.80 23.8 1.846660
2) 76.563 4.38 56.2 1.651000
3) -133.639 0.10
4) 54.014 2.30 55.3 1.677900
5) 99.150 (d5)
6) -50.324 1.00 40.8 1.883000
7) 58.302 1.00
8) 35.182 3.50 23.8 1.846660
9) -72.740 0.80 39.6 1.804400
10) 37.916 (d10)
11> ∞ 1.50 開口絞りS
12) 203.722 1.20 23.8 1.846660
13) 66.595 4.20 81.6 1.497000
14) -31.838 (d14)
15) 40.665 3.00 53.2 1.693500
16) -158.617 0.80
17) -50.756 0.80 23.8 1.846660
18) -85.584 (d18)
19) 426.249 1.87 23.8 1.846660
20) -88.659 0.10
21) 110.969 0.80 46.6 1.816000
22) 22.255 Bf
「可変間隔データ」
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 55 100 200
d5 2.97 19.79 36.71
d10 32.86 20.26 1.86
d14 0.35 12.85 31.35
d18 23.07 19.54 1.53
Bf 38.50 42.04 59.84
「条件式対応値」
(1) (-f12W)/fw = 1.183
(2) X1/TLW = 0.266
(3) x1/x3 = 1.089
(4) (-f2)/f1 = 0.408
図2は、本第1実施例のズームレンズの諸収差図を示し、(a)は広角端状態での諸収差図を、(b)は中間焦点距離状態での諸収差図を、(c)は望遠端状態での諸収差図をそれぞれ示す。
各収差図において、FNOはFナンバー、Aは半画角、dはd線(λ=587.6nm)及びgはg線(λ=435.8nm)を示しており、非点収差図において実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面をそれぞれ示している。なお、これらの記号の説明は、以降の他の実施例においても同様とし説明を省略する。
各収差図から、本第1実施例のズームレンズは、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
(第2実施例)
図3は、本発明の第2実施例にかかるズームレンズのレンズ構成図である。
図3は、本発明の第2実施例にかかるズームレンズのレンズ構成図である。
図3において、本第2実施例のズームレンズは、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸形状の正レンズL12との接合正レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13とからなり正屈折力を有する第1レンズ群G1と、両凹形状の負レンズL21と、両凹形状の負レンズL22と両凸形状の正レンズL23との接合負レンズとからなり負屈折力を有する第2レンズ群G2と、開口絞りSと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL31と、両凸形状の正レンズL32とからなり正屈折力を有する第3レンズ群G3と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、両凹形状の負レンズとからなり正屈折力を有する第4レンズ群G4と、両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとの接合レンズ正レンズと、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズとからなり負屈折力を有する第5レンズ群G5から構成され、広角端状態Wから望遠端状態Tへの変倍に際し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増加し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が増加し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間隔が減少するように第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と第5レンズ群G5を物体側に移動させ、第2レンズ群G2と第4レンズ群G4を固定する構成である。開口絞りSは第3レンズ群G3と一体的に移動し、無限遠距離物体から至近距離物体への合焦は第1レンズ群G1を物体側に動かして行う。
以下の表2に本第2実施例のズームレンズの諸元の値を示す。
(表2)
「全体諸元」
f=56.6〜194.5
FN=4.1〜5.8
2ω=28.73〜8.18
Bf=39.5〜50.2
TL=124.00〜155.89
「レンズデータ」
r d ν nd
1) 65.773 1.10 23.8 1.846660
2) 45.604 5.06 81.6 1.497000
3) -254.140 0.15
4) 105.784 2.34 56.2 1.651000
5) 501.170 (d5)
6) -83.207 1.10 46.6 1.816000
7) 65.738 2.40
8) -28.531 1.10 56.3 1.568830
9) 33.991 2.69 23.8 1.846660
10) 6440.013 (d10)
11> ∞ 1.00 開口絞りS
12) 44.955 1.10 23.8 1.846660
13) 28.217 0.47
14) 32.944 4.08 58.2 1.622990
15) -48.358 (d15)
16) 21.139 3.57 81.6 1.497000
17) 193.862 0.66
18) -219.031 1.10 23.8 1.846660
19) 185.468 (d19)
20) -266.851 1.10 46.6 1.816000
21) 16.221 5.19 39.2 1.595510
22) -19.021 2.91
23) -16.523 1.10 46.6 1.816000
24) -84.935 Bf
「可変間隔データ」
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 55 140 200
d5 3.00 29.10 34.85
d10 28.23 11.83 1.50
d15 1.50 17.79 28.33
d19 13.54 7.54 2.82
Bf 39.50 45.54 50.17
「条件式対応値」
(1) (-f12W)/fw = 0.907
(2) X1/TLW = 0.257
(3) x1/x3 = 1.191
(4) (-f2)/f1 = 0.344
「全体諸元」
f=56.6〜194.5
FN=4.1〜5.8
2ω=28.73〜8.18
Bf=39.5〜50.2
TL=124.00〜155.89
「レンズデータ」
r d ν nd
1) 65.773 1.10 23.8 1.846660
2) 45.604 5.06 81.6 1.497000
3) -254.140 0.15
4) 105.784 2.34 56.2 1.651000
5) 501.170 (d5)
6) -83.207 1.10 46.6 1.816000
7) 65.738 2.40
8) -28.531 1.10 56.3 1.568830
9) 33.991 2.69 23.8 1.846660
10) 6440.013 (d10)
11> ∞ 1.00 開口絞りS
12) 44.955 1.10 23.8 1.846660
13) 28.217 0.47
14) 32.944 4.08 58.2 1.622990
15) -48.358 (d15)
16) 21.139 3.57 81.6 1.497000
17) 193.862 0.66
18) -219.031 1.10 23.8 1.846660
19) 185.468 (d19)
20) -266.851 1.10 46.6 1.816000
21) 16.221 5.19 39.2 1.595510
22) -19.021 2.91
23) -16.523 1.10 46.6 1.816000
24) -84.935 Bf
「可変間隔データ」
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 55 140 200
d5 3.00 29.10 34.85
d10 28.23 11.83 1.50
d15 1.50 17.79 28.33
d19 13.54 7.54 2.82
Bf 39.50 45.54 50.17
「条件式対応値」
(1) (-f12W)/fw = 0.907
(2) X1/TLW = 0.257
(3) x1/x3 = 1.191
(4) (-f2)/f1 = 0.344
図4は、本第2実施例のズームレンズの諸収差図を示し、(a)は広角端状態での諸収差図を、(b)は中間焦点距離状態での諸収差図を、(c)は望遠端状態での諸収差図をそれぞれ示す。
各収差図から、本第2実施例のズームレンズは、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
(第3実施例)
図5は、本発明の第3実施例にかかるズームレンズのレンズ構成図である。
図5は、本発明の第3実施例にかかるズームレンズのレンズ構成図である。
図3において、本第3実施例のズームレンズは、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12との接合正レンズと、両凸形状の正レンズL13とからなり正屈折力を有する第1レンズ群G1と、両凹形状の負レンズL21と、両凹形状の負レンズL22と正メニスカスレンズL23との接合負レンズとからなり負屈折力を有する第2レンズ群G2と、開口絞りSと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL31と両凸形状の正レンズL32との接合正レンズとからなり正屈折力を有する第3レンズ群G3と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズと、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズとからなり正屈折力を有する第4レンズ群G4と、両凸形状の正レンズと両凹形状の負レンズとの接合レンズ負レンズとからなり負屈折力を有する第5レンズ群G5から構成され、広角端状態Wから望遠端状態Tへの変倍に際し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増加し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が増加し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間隔が減少するように第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と第5レンズ群G5を物体側に移動させ、第2レンズ群G2と第4レンズ群G4を固定する構成である。開口絞りSは第3レンズ群G3と一体的に移動し、無限遠距離物体から至近距離物体への合焦は第1レンズ群G1を物体側に動かして行う。
以下の表3に本第3実施例のズームレンズの諸元の値を示す。
(表3)
「全体諸元」
f=57.4〜197.7
FN=4.1〜5.8
2ω=28.31〜8.05
Bf=40.5〜52.6
TL=126.07〜158.42
「レンズデータ」
r d ν nd
1) 54.531 1.45 23.8 1.846660
2) 37.102 5.21 81.6 1.497000
3) 184.009 0.15
4) 86.814 3.00 39.3 1.669980
5) -745.503 (d5)
6) -45.943 1.10 46.6 1.816000
7) 85.486 1.43
8) -60.157 1.10 61.2 1.589130
9) 23.204 3.09 23.8 1.846660
10) 114.904 (d10)
11> ∞ 1.00 開口絞りS
12) 39.976 1.50 26.3 1.784700
13) 20.684 5.83 81.6 1.497000
14) -31.534 (d14)
15) 41.621 2.14 49.3 1.743200
16) 120.357 2.68
17) -22.846 1.10 23.8 1.846660
18) -48.296 4.03
19) -559.339 3.29 30.1 1.698950
20) -27.026 (d20)
21) 79.786 3.06 35.3 1.592700
22) -23.751 1.10 46.6 1.816000
23) 31.632 Bf
「可変間隔データ」
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 55 140 200
d5 4.08 29.06 35.65
d10 24.66 9.27 1.58
d14 1.23 16.61 24.40
d20 13.38 7.57 1.88
Bf 40.48 47.00 52.65
「条件式対応値」
(1) (-f12W)/fw = 0.953
(2) X1/TLW = 0.257
(3) x1/x3 = 1.356
(4) (-f2)/f1 = 0.350
「全体諸元」
f=57.4〜197.7
FN=4.1〜5.8
2ω=28.31〜8.05
Bf=40.5〜52.6
TL=126.07〜158.42
「レンズデータ」
r d ν nd
1) 54.531 1.45 23.8 1.846660
2) 37.102 5.21 81.6 1.497000
3) 184.009 0.15
4) 86.814 3.00 39.3 1.669980
5) -745.503 (d5)
6) -45.943 1.10 46.6 1.816000
7) 85.486 1.43
8) -60.157 1.10 61.2 1.589130
9) 23.204 3.09 23.8 1.846660
10) 114.904 (d10)
11> ∞ 1.00 開口絞りS
12) 39.976 1.50 26.3 1.784700
13) 20.684 5.83 81.6 1.497000
14) -31.534 (d14)
15) 41.621 2.14 49.3 1.743200
16) 120.357 2.68
17) -22.846 1.10 23.8 1.846660
18) -48.296 4.03
19) -559.339 3.29 30.1 1.698950
20) -27.026 (d20)
21) 79.786 3.06 35.3 1.592700
22) -23.751 1.10 46.6 1.816000
23) 31.632 Bf
「可変間隔データ」
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 55 140 200
d5 4.08 29.06 35.65
d10 24.66 9.27 1.58
d14 1.23 16.61 24.40
d20 13.38 7.57 1.88
Bf 40.48 47.00 52.65
「条件式対応値」
(1) (-f12W)/fw = 0.953
(2) X1/TLW = 0.257
(3) x1/x3 = 1.356
(4) (-f2)/f1 = 0.350
図6は、本第3実施例のズームレンズの諸収差図を示し、(a)は広角端状態での諸収差図を、(b)は中間焦点距離状態での諸収差図を、(c)は望遠端状態での諸収差図をそれぞれ示す。
各収差図から、本第3実施例のズームレンズは、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
(第4実施例)
図7は、本発明の第4実施例にかかるズームレンズのレンズ構成図である。
図7は、本発明の第4実施例にかかるズームレンズのレンズ構成図である。
図7において、本第4実施例のズームレンズは、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸形状の正レンズL12との接合正レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13とからなり正屈折力を有する第1レンズ群G1と、両凹形状の負レンズL21と、両凹形状の負レンズL22と両凸形状の正レンズL23との接合負レンズとからなり負屈折力を有する第2レンズ群G2と、開口絞りSと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL31と、両凸形状の正レンズL32とからなり正屈折力を有する第3レンズ群G3と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズと、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズと、両凸形状の正レンズとからなり正屈折力を有する第4レンズ群G4と、両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとの接合正レンズと、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズとからなり負屈折力を有する第5レンズ群G5から構成され、広角端状態Wから望遠端状態Tへの変倍に際し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増加し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が増加し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間隔が減少するように第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と第5レンズ群G5を物体側に移動させ、第2レンズ群G2と第4レンズ群G4を固定する構成である。開口絞りSは第3レンズ群G3と一体的に移動し、無限遠距離物体から至近距離物体への合焦は第1レンズ群G1を物体側に動かして行う。
以下の表4に本第4実施例のズームレンズの諸元の値を示す。
(表4)
「全体諸元」
f=56.6〜194.3
FN=4.1〜5.7
2ω=28.74〜8.59
Bf=39.5〜50.9
TL=123.98〜156.87
「レンズデータ」
r d ν nd
1) 66.425 1.10 23.8 1.846660
2) 46.196 5.07 81.6 1.497000
3) -228.786 0.15
4) 92.853 2.31 55.3 1.677900
5) 282.504 (d5)
6) -123.254 1.10 46.6 1.816000
7) 55.977 2.84
8) -24.941 1.10 57.8 1.572500
9) 30.348 2.89 23.8 1.846660
10) 354.945 (d10)
11> ∞ 1.00 開口絞りS
12) 50.614 1.10 23.8 1.846660
13) 27.221 0.40
14) 30.127 4.79 55.3 1.677900
15) -44.628 (d15)
16) 33.288 2.71 81.6 1.497000
17) 141.471 2.51
18) -30.310 1.10 42.7 1.834810
19) -176.527 0.15
20) 53.429 4.37 70.2 1.487490
21) -31.346 (d21)
22) -1113.312 1.10 46.6 1.816000
23) 18.064 4.58 39.2 1.595510
24) -22.979 2.85
25) -19.066 1.10 46.6 1.816000
26) -141.105 Bf
「可変間隔データ」
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 55 140 200
d5 3.00 29.84 35.86
d10 22.66 9.72 1.50
d15 1.50 14.34 22.76
d21 13.03 6.69 1.50
Bf 39.48 45.85 50.93
「条件式対応値」
(1) (-f12W)/fw = 0.790
(2) X1/TLW = 0.265
(3) x1/x3 = 1.553
(4) (-f2)/f1 = 0.316
「全体諸元」
f=56.6〜194.3
FN=4.1〜5.7
2ω=28.74〜8.59
Bf=39.5〜50.9
TL=123.98〜156.87
「レンズデータ」
r d ν nd
1) 66.425 1.10 23.8 1.846660
2) 46.196 5.07 81.6 1.497000
3) -228.786 0.15
4) 92.853 2.31 55.3 1.677900
5) 282.504 (d5)
6) -123.254 1.10 46.6 1.816000
7) 55.977 2.84
8) -24.941 1.10 57.8 1.572500
9) 30.348 2.89 23.8 1.846660
10) 354.945 (d10)
11> ∞ 1.00 開口絞りS
12) 50.614 1.10 23.8 1.846660
13) 27.221 0.40
14) 30.127 4.79 55.3 1.677900
15) -44.628 (d15)
16) 33.288 2.71 81.6 1.497000
17) 141.471 2.51
18) -30.310 1.10 42.7 1.834810
19) -176.527 0.15
20) 53.429 4.37 70.2 1.487490
21) -31.346 (d21)
22) -1113.312 1.10 46.6 1.816000
23) 18.064 4.58 39.2 1.595510
24) -22.979 2.85
25) -19.066 1.10 46.6 1.816000
26) -141.105 Bf
「可変間隔データ」
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 55 140 200
d5 3.00 29.84 35.86
d10 22.66 9.72 1.50
d15 1.50 14.34 22.76
d21 13.03 6.69 1.50
Bf 39.48 45.85 50.93
「条件式対応値」
(1) (-f12W)/fw = 0.790
(2) X1/TLW = 0.265
(3) x1/x3 = 1.553
(4) (-f2)/f1 = 0.316
図8は、本第4実施例のズームレンズの諸収差図を示し、(a)は広角端状態での諸収差図を、(b)は中間焦点距離状態での諸収差図を、(c)は望遠端状態での諸収差図をそれぞれ示す。
各収差図から、本第4実施例のズームレンズは、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
(第5実施例)
図9は、本発明の第5実施例にかかるズームレンズのレンズ構成図である。
図9は、本発明の第5実施例にかかるズームレンズのレンズ構成図である。
図9において、本第5実施例のズームレンズは、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12との接合正レンズと、両凸形状の正レンズL13とからなり正屈折力を有する第1レンズ群G1と、両凹形状の負レンズL21と正メニスカスレンズL22との接合負レンズと、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL23とからなり負屈折力を有する第2レンズ群G2と、開口絞りSと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL31と両凸形状の正レンズL32の接合正レンズとからなり正屈折力を有する第3レンズ群G3と、両凸形状の正レンズと、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズとからなり正屈折力を有する第4レンズ群G4と、両凸形状の正レンズと両凹形状の負レンズとの接合負レンズとからなり負屈折力を有する第5レンズ群G5から構成され、広角端状態Wから望遠端状態Tへの変倍に際し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増加し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が増加し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間隔が減少するように第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と第5レンズ群G5を物体側に移動させ、第2レンズ群G2と第4レンズ群G4を固定する構成である。開口絞りSは第3レンズ群G3と一体的に移動し、無限遠距離物体から至近距離物体への合焦は第1レンズ群G1を物体側に動かして行う。
以下の表5に本第5実施例のズームレンズの諸元の値を示す。
(表5)
「全体諸元」
f=56.6〜194.0
FN=4.1〜5.7
2ω=28.73〜8.20
Bf=40.0〜55.8
TL=119.66〜152.86
「レンズデータ」
r d νd nd
1) 89.848 1.00 23.8 1.846660
2) 45.507 3.88 50.9 1.658440
3) 219.533 0.15
4) 67.865 3.54 53.2 1.622300
5) -1058.064 (d5)
6) -136.538 1.00 46.6 1.804000
7) 25.000 2.86 23.8 1.846660
8) 111.514 1.79
9) -40.282 1.00 46.6 1.816000
10) -350.868 (d10)
11> ∞ 1.50 開口絞りS
12) 97.876 1.00 23.8 1.846660
13) 48.597 4.13 64.1 1.516330
14) -33.769 (d14)
15) 30.142 3.73 60.3 1.620410
16) -111.898 0.67
17) -57.065 1.00 23.8 1.846660
18) -182.652 (d18)
19) 91.915 2.02 23.8 1.846660
20) -84.627 1.00 46.6 1.816000
21) 25.000 Bf
「可変間隔データ」
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 55 150 200
d5 1.42 28.05 34.57
d10 30.44 7.72 1.10
d14 1.20 23.92 30.56
d18 16.33 8.20 0.57
Bf 40.00 48.18 55.80
「条件式対応値」
(1) (-f12W)/fw = 1.136
(2) X1/TLW = 0.277
(3) x1/x3 = 1.130
(4) |f2/f1| = 0.394
「全体諸元」
f=56.6〜194.0
FN=4.1〜5.7
2ω=28.73〜8.20
Bf=40.0〜55.8
TL=119.66〜152.86
「レンズデータ」
r d νd nd
1) 89.848 1.00 23.8 1.846660
2) 45.507 3.88 50.9 1.658440
3) 219.533 0.15
4) 67.865 3.54 53.2 1.622300
5) -1058.064 (d5)
6) -136.538 1.00 46.6 1.804000
7) 25.000 2.86 23.8 1.846660
8) 111.514 1.79
9) -40.282 1.00 46.6 1.816000
10) -350.868 (d10)
11> ∞ 1.50 開口絞りS
12) 97.876 1.00 23.8 1.846660
13) 48.597 4.13 64.1 1.516330
14) -33.769 (d14)
15) 30.142 3.73 60.3 1.620410
16) -111.898 0.67
17) -57.065 1.00 23.8 1.846660
18) -182.652 (d18)
19) 91.915 2.02 23.8 1.846660
20) -84.627 1.00 46.6 1.816000
21) 25.000 Bf
「可変間隔データ」
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 55 150 200
d5 1.42 28.05 34.57
d10 30.44 7.72 1.10
d14 1.20 23.92 30.56
d18 16.33 8.20 0.57
Bf 40.00 48.18 55.80
「条件式対応値」
(1) (-f12W)/fw = 1.136
(2) X1/TLW = 0.277
(3) x1/x3 = 1.130
(4) |f2/f1| = 0.394
図10は、本第5実施例のズームレンズの諸収差図を示し、(a)は広角端状態での諸収差図を、(b)は中間焦点距離状態での諸収差図を、(c)は望遠端状態での諸収差図をそれぞれ示す。
各収差図から、本第5実施例のズームレンズは、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
なお、本発明の実施例として、5群構成のレンズ系を示したが、該5群を含む6群およびそれ以上の群構成のレンズ系も本発明の効果を内在した同等のレンズ系であることは言うまでもない。また、各レンズ群内の構成においても、実施例の構成に付加レンズを加えただけのレンズ群も本発明の効果を内在した同等のレンズ群であることは言うまでもない。
なお、上述の実施の形態は例に過ぎず、上述の構成や形状に限定されるものではなく、本発明の範囲内において適宜修正、変更が可能である。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
S 開口絞り
I 像面
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
S 開口絞り
I 像面
Claims (4)
- 物体側より順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、正の屈折力の第4レンズ群と、負の屈折力の第5レンズ群とからなり、広角端状態から望遠端状態への変倍に際し、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が増加し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が減少し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔が増加し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の間隔が減少するように前記第1レンズ群と前記第3レンズ群と前記第5レンズ群を物体側に移動させ、前記第2レンズ群と前記第4レンズ群を固定し、広角端状態における全系の焦点距離をfw、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との合成の焦点距離をf12W、広角端状態における最物体側のレンズ面から像面までの距離をTLW、変倍に伴う前記第1レンズ群のズーミング移動量をX1としたとき、以下の条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
0.5 < (−f12W)/fW < 1.20
0.1 < X1/TLW < 0.3 - 前記第1レンズ群は物体側から順に、負メニスカスレンズと正レンズとの接合レンズと、正レンズとからなり、前記第3レンズ群は負メニスカスレンズと正レンズの2枚から構成され、変倍に伴う前記第3レンズ群のズーミング移動量をX3としたとき、以下の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
0.9 < X1/X3 < 1.58 - 前記第2レンズ群は、2枚の負レンズと1枚の正レンズとからなり、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2としたとき、以下の条件を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
0.25 <(−f2)/f1 < 0.41 - 前記第1レンズ群を物体側に移動させることにより無限遠距離物体から至近距離物体への合焦を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005098700A JP2006276710A (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | ズームレンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005098700A JP2006276710A (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | ズームレンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006276710A true JP2006276710A (ja) | 2006-10-12 |
Family
ID=37211508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005098700A Withdrawn JP2006276710A (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | ズームレンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006276710A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011017912A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Nikon Corp | 変倍光学系、この変倍光学系を備える光学機器、及び、変倍光学系の製造方法 |
JP2011180218A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Canon Inc | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
CN102540431A (zh) * | 2008-02-12 | 2012-07-04 | 佳能株式会社 | 变焦透镜系统和包括变焦透镜系统的照相机 |
-
2005
- 2005-03-30 JP JP2005098700A patent/JP2006276710A/ja not_active Withdrawn
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