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JP2006275941A - 指針式時計 - Google Patents

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Tadashi Sakurazawa
正 桜沢
Norihisa Usui
則久 碓氷
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

【課題】 アナログブロックの歯車を確実に且つ良好に押えてアナログブロックの動作信頼性を確保できるようにする。
【解決手段】 液晶表示パネル5を押える枠状部材7と地板9とによってハウジング1上に固定されてアナログブロック2を押える押え板4に、アナログブロック2の歯車15bを弾力的に押える押え部21をアナログブロック2側に向けて突出させて形成した。従って、歯車15bの上面とハウジング1の上面とが同一平面に配置されず、歯車15bの上面とハウジング1の上面とに段差が生じても、アナログブロック2側に突出した押え部21で歯車15bの上面を弾力的に押え付けることができる。これにより、歯車15bの浮き上がりや歯車15bの上下方向へのガタツキを確実に防ぐことができるので、アナログブロック2の動作信頼性を確保することができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は指針式時計に関する。
従来、指針式時計においては、特許文献1に記載されているように、時計ケース内に配置されるハウジング内にアナログブロックが設けられ、このアナログブロックの指針軸が上方に突出し、この突出した指針軸の先端に指針が取り付けられ、この指針がハウジングの上方を運針することにより、時刻を指示するように構成されている。
特開平8−278374号
この場合、指針は、時針、分針、秒針からなり、指針軸は、時針軸である筒車内に筒状の分針軸を回転可能に挿入し、この分針軸内に秒針軸を回転可能に挿入した構成で、筒車の筒軸に時針が取り付けられ、分針軸に分針が取り付けられ、秒針軸に秒針が取り付けられている。また、ハウジングの上面には、筒車が上方に抜け出すのを防ぐための押え板が取り付けられている。この押え板は、平坦な金属薄板からなり、その所定箇所に筒車の筒軸が挿入する貫通孔が形成され、この貫通孔の周辺部分で筒車の下部に設けられた歯車を押えるように構成されている。
しかしながら、このような従来の指針式時計では、押え板が平坦な金属薄板からなっているので、筒車の歯車の上面とハウジングの上面とが同一平面に配置されていないと、押え板とハウジングとの間または押え板と歯車との間に隙間が生じ、筒車の歯車の浮き上がりや歯車の上下方向へのガタツキを確実に規制することができなくなり、アナログブロックの動作に不具合が発生することが懸念される。
この発明が解決しようとする課題は、アナログブロックの歯車を確実に且つ良好に押えてアナログブロックの動作信頼性を確保することができる指針式時計を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図6に示すように、ハウジング(1)と、このハウジング内に配置されて前記ハウジングの上面に歯車(15b)が露出するアナログブロック(2)と、前記ハウジングの上面に配置されて前記アナログブロックを押える押え部材(押え板4)と、この押え部材を前記ハウジング上に固定する固定部材(枠状部材7および地板9)とを備え、
前記押え部材には、前記歯車を弾力的に押える押え部(21)が前記アナログブロック側に突出して形成されていることを特徴とする指針式時計である。
請求項2に記載の発明は、図1〜図6に示すように、前記固定部材が、前記ハウジング(1)の上面における周囲に配置されて表示パネル(液晶表示パネル5)を押える枠状部材(7)と、この枠状部材を前記ハウジングに取り付ける取付部材(地板9)とを備え、前記枠状部材と前記ハウジングとの間に前記押え部材(押え板4)の周縁部を挟んだ状態で、前記取付部材が前記枠状部材を前記ハウジングに取り付けることにより、前記押え部材を前記ハウジング上に固定することを特徴とする請求項1に記載の指針式時計である。
請求項3に記載の発明は、図5に示すように、前記押え部材(押え板4)の前記押え部(21)に貫通孔(19)が前記歯車(15b)の中心部に対応して設けられ、この貫通孔の周縁部に折曲部が上方に向けて折り曲げられていることを特徴とする請求項1または2に記載の指針式時計である。
請求項4に記載の発明は、図6に示すように、前記押え部材(押え板4)に、前記ハウジング(1)内に配置された電池(3)の一方の電極に接触する第1接触片(30)と、前記ハウジングに配置された回路基板(8)の接続電極に接触する第2接触片(31)とが一体に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の指針式時計である。
請求項1に記載の発明によれば、固定部材によってハウジングの上面に固定されてアナログブロックを押える押え部材に、アナログブロックの歯車を弾力的に押える押え部をアナログブロック側に突出させて形成したので、歯車の上面とハウジングの上面とが同一平面に配置されず、歯車の上面とハウジングの上面とに段差が生じても、アナログブロック側に突出した押え部で歯車の上面を弾力的に押え付けることができる。このため、歯車の浮き上がりや歯車の上下方向へのガタツキを確実に防ぐことができ、これによりアナログブロックの動作信頼性を確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、固定部材が、ハウジングの上面における周囲に配置されて表示パネルを押える枠状部材と、この枠状部材をハウジングに取り付ける取付部材とを備え、枠状部材とハウジングとの間に押え部材の周縁部を挟んだ状態で、取付部材が枠状部材をハウジングに取り付けて押え部材をハウジング上に固定することにより、押え部材をハウジングの上面に確実に固定することができる。このときには、枠状部材によって表示パネルがハウジングの上側に固定されるので、枠状部材によって表示パネルを固定するのと同時に押え部材をも固定することができ、これにより取付作業の簡素化を図ることができ、生産性の向上を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、押え部材の押え部に貫通孔が歯車の中心部に対応して設けられ、この貫通孔の周縁部に折曲部が上方に向けて折り曲げられていることにより、押え部材に歯車を弾力的に押える押え部を一体に形成しても、この押え部の貫通孔の周縁部に形成された折曲部によって押え部を補強することができ、これにより押え部の曲げ剛性を強化することができるので、これによってもアナログブロックの動作信頼性を確保することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ハウジング内に配置された電池の一方の電極に接触する第1接触片と、ハウジングに配置された回路基板の接続電極に接触する第2接触片とを押え部材に一体に形成していることにより、押え部材の第1接触片を電池の一方の電極に接触させ、第2接触片を回路基板の接続電極に接触させると、押え部材を介して電池の一方の電極と回路基板の接続電極とを電気的に接続することができる。このため、電池の一方の電極と回路基板とを電気的に接続するための専用の接続部材が不要になるので、部品点数を削減することができると共に、組立作業の簡素化をも図ることができ、これにより製造コストを削減することができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図4を参照して、この発明を適用した指針式時計の実施形態1について説明する。
図1はこの発明の指針式時計の時計モジュールを示した断面図、図2は図1の要部を示した拡大断面図、図3は図2のA部を更に拡大して示した断面図、図4は図2のB部を更に拡大して示した断面図である。
この指針式時計の時計モジュールは、図1および図2に示すように、合成樹脂製のハウジング1を備えている。このハウジング1は、時計ケース(図示せず)内に収納されるものであり、その内部には、アナログブロック2および電池3が配置されており、このハウジング1の上面には、アナログブロック2を押える押え板4が配置されている。
この押え板4の上方には、図1および図2に示すように、液晶表示パネル5がインターコネクタ6によって支持された状態で枠状部材7によって押えられている。液晶表示パネル5は、透明な一対の電極基板5a、5b間に液晶(図示せず)を封入し、上側の電極基板の上面に上側偏光板5cを配置し、下側の電極基板の下面に下側偏光板5dを配置し、この状態で上下一対の電極基板5a、5bに電圧を選択的に印加することにより、日付や曜日などの情報を電気光学的に表示するように構成されている。枠状部材7は、合成樹脂からなり、ハウジング1の上面における周縁部に配置され、その上部に鍔部7aが内側に突出して設けられ、この鍔部7aで液晶表示パネル5の周縁部を上方から押えるように構成されている。
また、ハウジング1の下面には、図1および図2に示すように、回路基板8が配置されており、この回路基板8の下面には、地板9が配置されている。この場合、回路基板8上には、インターコネクタ6が配置されている。このインターコネクタ6は、導電性ゴムと絶縁性ゴムとを交互に配列させて形成したゼブラタイプのものであり、ハウジング1の挿入孔1aおよび押え板4の挿入孔4aを通して押え板4の上方に突出し、この突出した上端部に液晶表示パネル5の端部が配置され、これにより回路基板8と液晶表示パネル5とを電気的に接続するように構成されている。
また、地板9は、図2に示すように、金属薄板からなり、周縁部における所定箇所(図1では両側)に係合片10が上方に向けてほぼ垂直に折り曲げられ、この係合片10の上部に設けられた係合孔10aに枠状部材7の外側面に形成された係止突起部11が挿入して係合することにより、枠状部材7をハウジング1上に押え板4を介して固定すると共に、回路基板7をハウジング1の下面に押え付けて固定するように構成されている。
ところで、アナログブロック2は、図1および図2に示すように、時針12、分針13、秒針14を運針させて時刻を指示するものであり、水晶振動子の振動に基づいてステップモータを電気的にステップ回転させ、その回転を輪列機構(いずれも図示せず)によって筒車15に伝達し、この筒車15の回転に基づいて、時針軸16、分針軸17、および秒針軸18を回転させることにより、時針12、分針13、秒針14を運針させて時刻を指示するように構成されている。
この場合、筒車15は、図2に示すように、筒軸15aの下部に歯車15bが同一軸上に一体に形成され、歯車15bがアナログブロック2の上部に配置され、筒軸15aがアナログブロック2の上方に突出した状態で配置されるようになっている。すなわち、筒車15は、その歯車15bの上面がハウジング1の上面と同一平面になるように配置され、筒軸15aが押え板4に設けられた貫通孔19および液晶表示パネル5に設けられた貫通孔20を通して液晶表示パネル5の上方に突出するように構成されている。この筒軸15aの上部には、筒状の時針軸16が設けられており、この時針軸16の上端部には時針12が取り付けられている。これにより、時針12は、液晶表示パネル5の上方を12時間で1回転するように構成されている。
また、この筒軸15a内には、図2に示すように、筒状の分針軸17が上方に突出した状態で回転可能に配置されており、この上方に突出した分針軸17の上端部には分針13が取り付けられている。これにより、分針13は、液晶表示パネル5および時針12の上方を60分で1回転するように構成されている。さらに、分針軸17内には、秒針軸18が上方に突出した状態で回転可能に配置されており、この上方に突出した秒針軸18の上端部には秒針14が取り付けられている。これにより、秒針14は、液晶表示パネル5および分針13の上方を1分間で1回転するように構成されている。
一方、ハウジング1の上面に配置された押え板4は、図2および図3に示すように、金属薄板であり、この押え板4における筒車15の歯車15bに対応する部分には、歯車15bを弾力的に押える押え部21が一体に形成されている。この押え部21は、筒車15の歯車15bに対応する部分よりも少し広い範囲で、絞り加工によってアナログブロック2側(図3では下側)に突出して形成されている。
この場合、押え部21は、その下側への突出長さdが押え板4の板厚tよりも小さく形成されていることが望ましい。また、この押え板4の周縁部における所定箇所(図1では左右両側に位置する箇所)には、図4に示すように、切欠き部22が形成されており、これに対応する枠状部材7の下面には、押え板4の切欠き部22に挿入する凸部23が突出して形成されている。この枠状部材7の凸部23の突出高hは押え板4の板厚tと同じか、それよりも短く形成されていることが望ましい。
次に、ハウジング1上に押え板4を取り付ける場合について説明する。
予め、図1および図2に示すように、ハウジング1内にアナログブロック2と電池3とを配置すると共に、ハウジング1の下面に回路基板8を配置する。この状態で、ハウジング1の上面に押え板4を配置すると共に、この押え板4の上方にインターコネクタ6を介して液晶表示パネル5を配置する。このときには、アナログブロック2の筒車15の筒軸15aが押え板4の貫通孔19および液晶表示パネル5の貫通孔20を通して液晶表示パネル5の上方に突出する。この後、ハウジング1の下面に配置された回路基板8の下に地板9を配置すると共に、ハウジング1上に液晶表示パネル5を押える枠状部材7を配置する。
このときには、押え板4の周縁部に設けられた切欠き部22に、枠状部材7の下面に設けられた凸部23を挿入させる。この状態で、地板9に形成された係合片10の係合孔10aに枠状部材7の係止突起部11を係合させると、枠状部材7が地板9によってハウジング1上に取り付けられる。このため、枠状部材7によって液晶表示パネル5がインターコネクタ6上に押え付けられて固定されると共に、枠状部材7が押え板4の周縁部をハウジング1上に押え付けて押え板4をハウジング1上に固定する。これにより、押え板4の押え部21が筒車15の歯車15bの上面を弾力的に押え付ける。
このように、この指針式時計によれば、液晶表示パネル5の上方を時針12、分針13、秒針14が運針して時刻を指示すると共に、液晶表示パネル5で日付などの情報を表示することができるほか、特にハウジング1上に配置されてアナログブロック2を押える押え板4に、アナログブロック2の筒車15の歯車15bを弾力的に押える押え部21をアナログブロック2側に突出させて形成したので、歯車15bの上面とハウジング1の上面とが同一平面に配置されず、歯車15bの上面とハウジング1の上面とに段差が生じても、アナログブロック2側に突出した押え部21で筒車15の歯車15bの上面を弾力的に押え付けることができる。このため、歯車15bの浮き上がりや歯車15bのガタツキを確実に防ぐことができ、これによりアナログブロック2の動作信頼性を確保することができる。
この場合、押え部21は、その下側への突出長dが押え板4の板厚tよりも小さく形成されているので、余分なスペースを必要とせず、時計モジュールが厚くならないため、時計モジュール全体のコンパクト化を図ることができる。また、押え板4は、ハウジング1の上面における周囲に配置されて液晶表示パネル5を押える枠状部材7を地板9によってハウジング1上に取り付けるときに、枠状部材7が押え板4の周縁部をハウジング1上に押え付けるので、押え板4をハウジング1上に確実に固定することができる。このときには、押え板4の周縁部に設けられた切欠き部22に枠状部材7の凸部23が挿入するので、枠状部材7と押え板4とを所定位置に位置規制することができる。
特に、枠状部材7の凸部23は、その突出高hが押え板4の板厚tと同じか、それよりも短く形成されているので、枠状部材7に凸部23を設けても、枠状部材7によって押え板4の周縁部をハウジング1上に確実に押え付けることができる。また、枠状部材7の凸部23は、その突出高hが押え板4の板厚tと押え部21の下側への突出長dとの和よりも小さく(h≦t+d)形成されているので、押え板4がハウジング1上に固定されると、押え部21が確実に歯車15bの上面を弾力的に押え付けることができ、これにより、より一層、歯車15bの動作信頼性を確保することができる。
また、このように、押え板4がハウジング1上に固定されたときには、枠状部材7が液晶表示パネル5をインターコネクタ6上に押え付けるので、枠状部材7によって液晶表示パネル5を固定するのと同時に押え板4をもハウジング1上に固定することができる。このため、押え板4の取付作業を簡素化することができ、これにより時計モジュール全体の組立作業を向上させることができるので、生産性を高めることができる。
(実施形態2)
次に、図5を参照して、この発明を適用した指針式時計の実施形態2について説明する。なお、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この指針式時計は、押え板4の押え部21に設けられた貫通孔19の周縁部に折曲部25を形成した構成で、これ以外は実施形態1と同じ構成になっている。すなわち、この押え板4の折曲部25は、アナログブロック2の筒車15の筒軸15aが挿入する貫通孔19の周縁部を絞り加工によって上方に折り曲げた構成になっている。
このような指針式時計によれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、特に押え板4の押え部21における貫通孔19の周縁部に、絞り加工によって折曲部25を上方に向けて折り曲げたので、押え板4に筒車15の歯車15bを弾力的に押える押え部21を形成しても、この押え部21を折曲部25によって補強することができ、これにより押え部21の曲げ剛性を強化することができるので、より一層、アナログブック2の動作信頼性を高めることができる。この場合、折曲部25は、押え部21の貫通孔19の周縁部に絞り加工によって上方に折り曲げられているので、その製作が容易にできるばかりか、余計なスペースを必要としないため、これによっても時計モジュールのコンパクト化を図ることができる。
(実施形態3)
次に、図6を参照して、この発明を適用した指針式時計の実施形態3について説明する。この場合にも、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この指針式時計は、電池3の負極に接触する第1接触片30と、回路基板8の配線電極に接触する第2接触片31とを押え板4に一体に形成した構成で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、第1接触片30は、ハウジング1内に配置された電池3に対応する箇所の押え板4を舌状にくり抜いて斜め下方に折り曲げることにより、その先端部が電池3の負極(図6では上端面に位置する電極)に弾力的に接触するように構成されている。この場合、電池3の陽極は、接続部材(図示せず)によって回路基板8と電気的に接続されている。また、第2接触片31は、ハウジング1に上下に貫通して設けられた開口部32に対応する箇所の押え板4を舌状にくり抜いて斜め下方に折り曲げることにより、その先端部がハウジング1の開口部32内を通して回路基板8の上面に設けられた接続電極(図示せず)に弾力的に接触するように構成されている。
このような指針式時計によれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、特にハウジング1内に配置された電池3の負極に弾力的に接触する第1接触片30と、ハウジング1の下面に配置された回路基板8の接続電極にハウジング1の開口部32を通して弾力的に接触する第2接触片31とを、押え板4に一体に形成したので、押え板4の第1接触片30を電池3の負極に接触させ、第2接触片31を回路基板8の接続電極に接触させると、押え板4を介して電池3の負極と回路基板8の配線電極とを電気的に接続することができる。このため、電池3の負極と回路基板8とを電気的に接続するための専用の接続部材が不要になるので、部品点数を削減することができると共に、組立作業の簡素化を図ることができ、これにより製造コストを削減することができる。
なお、上記実施形態1〜3では、表示パネルとして、液晶表示パネル5を用いた場合について述べたが、これに限らず、例えばEL表示パネル(エレクトロ・ルミネッセンス表示パネル)などの平面型の表示パネルを用いても良い。
また、上記実施形態1〜3では、指針で時刻を指示するアナログブロック2と日付などの情報を電気光学的に表示する液晶表示パネル5とを備えたコンビネーション式の指針式時計に適用した場合について述べたが、必ずしもコンビネーション式の時計である必要はなく、指針で時刻を指示するアナログブロックのみを備えた指針式時計であっても良い。
この発明を適用した指針式時計の時計モジュールを示した断面図である。(実施形態1) 図1の時計モジュールの要部を示した拡大断面図である。 図2のA部を更に拡大して示した断面図である。 図2のB部を更に拡大して示した断面図である。 この発明を適用した指針式時計の時計モジュールを示した要部の拡大断面図である。(実施形態2) この発明を適用した指針式時計の時計モジュールを示した断面図である。(実施形態3)
符号の説明
1 ハウジング
2 アナログブロック
3 電池
4 押え板
5 液晶表示パネル
6 インターコネクタ
7 枠状部材
8 回路基板
9 地板
10 係合部
11 係止突起部
12 時針
13 分針
14 秒針
15 筒車
15a 筒軸
15b 歯車
19 貫通孔
21 押え部
25 折曲部
30 第1接触片
31 第2接触片

Claims (4)

  1. ハウジングと、このハウジング内に配置されて前記ハウジングの上面に歯車が露出するアナログブロックと、前記ハウジングの上面に配置されて前記アナログブロックを押える押え部材と、この押え部材を前記ハウジング上に固定する固定部材とを備え、
    前記押え部材には、前記歯車を弾力的に押える押え部が前記アナログブロック側に突出して形成されていることを特徴とする指針式時計。
  2. 前記固定部材は、前記ハウジングの上面における周囲に配置されて表示パネルを押える枠状部材と、この枠状部材を前記ハウジングに取り付ける取付部材とを備え、前記枠状部材と前記ハウジングとの間に前記押え部材の周縁部を挟んだ状態で、前記取付部材が前記枠状部材を前記ハウジングに取り付けることにより、前記押え部材を前記ハウジング上に固定することを特徴とする請求項1に記載の指針式時計。
  3. 前記押え部材の前記押え部には貫通孔が前記歯車の中心部に対応して設けられ、この貫通孔の周縁部には折曲部が上方に向けて折り曲げられていることを特徴とする請求項1または2に記載の指針式時計。
  4. 前記押え部材には、前記ハウジング内に配置された電池の一方の電極に接触する第1接触片と、前記ハウジングに配置された回路基板の接続電極に接触する第2接触片とが一体に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の指針式時計。
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