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JP2006274443A - 非磁性高硬度合金 - Google Patents

非磁性高硬度合金 Download PDF

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JP2006274443A
JP2006274443A JP2006012931A JP2006012931A JP2006274443A JP 2006274443 A JP2006274443 A JP 2006274443A JP 2006012931 A JP2006012931 A JP 2006012931A JP 2006012931 A JP2006012931 A JP 2006012931A JP 2006274443 A JP2006274443 A JP 2006274443A
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Noritaka Takahata
紀孝 高畑
Michiharu Ogawa
道治 小川
Shigenori Ueda
茂紀 植田
Tetsuya Shimizu
哲也 清水
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

【課題】非磁性で、かつ高硬度、高耐食合金を提供する。
【解決手段】スエージング工程24での冷間塑性加工と、その後の工程26での熱処理により、基材よりも十分に高い硬度の非磁性の棒材10が得られる。また、基材であるNi基合金組成はNiを主成分とするものであることから、好適な磁気特性すなわち1.003程度の低透磁率が得られる。しかも、その透磁率はSUS304で代表されるオーステナイト系ステンレス鋼のように冷間あるいは温間での塑性加工で増加することがない。また、基材であるNi基合金組成は、30〜45(重量)%のCrを含むことから、高い耐食性が得られる。また、基材であるNi基合金組成は高価な金属を含まないので、比較的安価な高硬度合金が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、耐磨耗性および耐食性に優れたNi基合金製の非磁性高硬度合金に関するものである。
電子分野等の磁場のかかる環境下で使用される機械部品、精密部品、精密金型などの、耐磨耗性が要求される部材には、高硬度のみならず非磁性や高耐食性が求められている。
このような部材には、JIS SUH660やTi合金、Cu合金等が提供されているが、これらは硬さや耐食性が不十分のため、全ての要求を十分に満足できる素材は未だ得られていない。
これに対し、特許文献1に記載されているように、0.1(重量)%以下の炭素C、2.0(重量)%以下の珪素Si、2.0(重量)%以下のマンガンMn、0.03(重量)%以下の燐P、0.01(重量)%以下の硫黄S、30〜45(重量)%のクロムCr、および1.5〜5.0(重量)%のアルミニウムAlを含有し、残部が不可避的不純物およびNiからなる合金組成を有し、γ’(ガンマプライム:Ni Al)相およびαCr(アルファクロム)相の複合析出により強化されたNi基高硬度合金が提案されている。
特開2002−69557号公報
上記従来のNi基高硬度合金は、非磁性であり、かつCrの添加によって耐食性が向上しているものの、硬さはせいぜい600〜720HVであり、耐磨耗用途として適用するには硬さが不十分であるという問題があった。また、このような硬さを得るためには少なくとも16時間の時効処理、最高の硬さを得るためには24時間以上の長時間の時効処理が必要であった。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであって、その目的とするところは、高硬度および非磁性を有しさらに高耐食性を備えた非磁性高硬度合金を提供することにある。
本発明者等は、種々の検討を重ねた結果、前記Ni基高硬度合金において冷間または温間で塑性加工を施した後に、歪み取り焼鈍を経ないで、その歪みが解放されない350℃乃至700℃の温度で時効処理を施すと、従来よりも短時間の4時間〜24時間の時効時間で従来よりも格段に高い硬さを有し、耐食性および非磁性を確保した高硬度極合金が得られることを見出した。これは、本合金においてγ’が粒内に析出することで相対的に母相のCrが高まり、粒界からαCrが析出するという新たな知見に基づいてなされたものである。すなわち、塑性加工による歪を利用して粒内γ’の析出促進を図るとともに、塑性加工で結晶粒が小さくすることでαCrが粒内全面に析出する時間が短くなるという複合的な作用による。
すなわち、請求項1に係る発明の非磁性高硬度合金の要旨とするところは、重量%で、C:0.1%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Cr:30〜45%、およびAl:1.5〜5.0%を含有し、残部が不可避的不純物およびNiからなるNi基合金組成を有し、冷間若しくは温間の塑性加工処理されるとともにその後、時効処理されたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の要旨とするところは、前記請求項1に係る発明において、前記Ni基合金組成は、3.0(重量)%以下のTi、Zr、Hfで、Ti+Zr+Hfが3.0(重量)%以下、3.0(重量)%以下のNb、Ta、Vで、Nb+Ta+Vが3.0(重量)%以下、10(重量)%以下のCo、10(重量)%以下のMo、10(重量)%以下のWで、Mo+0.5Wが10(重量)%以下、5(重量)%以下のCu、0.015(重量)%以下のB、0.01(重量)%以下のMg、0.01(重量)%以下のCa、0.1(重量)%以下のREM(希土類金属)、5(重量)%以下のFeのうちの少なくとも1種が添加されていることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の要旨とするところは、前記請求項1または2に係る発明において、前記塑性加工は、加工率が15%以上であることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の要旨とするところは、前記請求項1乃至3のいずれかに係る発明において、その時効処理は、前記塑性加工による歪みが存在している状態で350℃乃至700℃の温度で4時間から24時間施されるものであることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の非磁性高硬度合金の製造方法の要旨とするところは、重量%で、C:0.1%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Cr:30〜45%、およびAl:1.5〜5.0%を含有し、残部が不可避的不純物およびNiからなるNi基合金組成を有する非磁性高硬度合金の製造方法であって、(a) 前記Ni基合金組成を有する材料を冷間或いは温間において所定の加工率で塑性加工する塑性加工工程と、(b) その塑性加工工程によって塑性加工された材料を所定の温度で所定の時間保持する時効処理工程とを、含むことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の要旨とするところは、請求項5に係る発明において、前記Ni基合金組成は、3.0(重量)%以下のTi、Zr、Hfで、Ti+Zr+Hfが3.0(重量)%以下、3.0(重量)%以下のNb、Ta、Vで、Nb+Ta+Vが3.0(重量)%以下、10(重量)%以下のCo、10(重量)%以下のMo、10(重量)%以下のWで、Mo+0.5Wが10(重量)%以下、5(重量)%以下のCu、0.015(重量)%以下のB、0.01(重量)%以下のMg、0.01(重量)%以下のCa、0.1(重量)%以下のREM(希土類金属)、5(重量)%以下のFeのうちの少なくとも1種が添加されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明の非磁性高硬度合金によれば、冷間若しくは温間の塑性加工とその後の時効処理により、基材よりも十分に高い硬さが得られる。また、基材であるNi基合金組成はNiを主成分とするものであることから、透磁率が低い。しかも、その透磁率はSUS304で代表されるオーステナイト系ステンレス鋼のように冷間若しくは温間の塑性加工で増加することがない。また、基材であるNi基合金組成は30〜45(重量)%のCrを含むことから、高い耐食性が得られる。また、基材であるNi基合金組成は高価な金属を含まないので、比較的安価で製造できるという特徴がある。
また、請求項2に係る発明の非磁性高硬度合金によれば、3.0(重量)%以下のTi、Zr、Hfで、Ti+Zr+Hfが3.0(重量)%以下、3.0(重量)%以下のNb、Ta、Vで、Nb+Ta+Vが3.0(重量)%以下、10(重量)%以下のCo、10(重量)%以下のMo、10(重量)%以下のWで、Mo+0.5Wが10(重量)%以下、5(重量)%以下のCu、0.015(重量)%以下のB、0.01(重量)%以下のMg、0.01(重量)%以下のCa、0.1(重量)%以下のREM(希土類金属)、5(重量)%以下のFeのうちの少なくとも1種を前記Ni基合金組成に添加しているので、各添加物に対応した特性の改善が得られる。
また、請求項3に係る発明によれば、前記塑性加工は、加工率が15%以上であることから、時効処理によって、大きく硬さが上昇する。
また、請求項4に係る発明によれば、前記時効処理は、前記塑性加工による歪みが存在している状態で350℃乃至700℃の温度で4時間から24時間施されるので、金属組織中にたとえば10μm以下の微細な析出物が得られ、時効処理によって、大きく硬さが上昇する。
また、請求項5に係る発明の非磁性高硬度合金の製造方法によれば、重量%で、C:0.1%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Cr:30〜45%、およびAl:1.5〜5.0%を含有し、残部が不可避的不純物およびNiからなるNi基合金組成を有する材料を冷間或いは温間において所定の加工率で塑性加工する塑性加工工程と、塑性加工された材料を所定の温度で所定の時間保持する時効処理工程により、基材よりも高い十分な硬さが得られる。また、基材であるNi基合金組成はNiを主成分とするものであることから、好適な磁気特性すなわち低透磁率を有する。しかも、その透磁率はSUS304で代表されるオーステナイト系ステンレス鋼のように冷間或いは温間の塑性加工で増加することがない。また、基材であるNi基合金組成は30〜45(重量)%のCrを含むことから、高い耐食性を有する。また、基材であるNi基合金組成は高価な金属を含まないので、比較的安価な非磁性高硬度合金が得られる。
また、請求項6に係る発明の非磁性高硬度合金の製造方法によれば、3.0(重量)%以下のTi、Zr、Hfで、Ti+Zr+Hfが3.0(重量)%以下、3.0(重量)%以下のNb、Ta、Vで、Nb+Ta+Vが3.0(重量)%以下、10(重量)%以下のCo、10(重量)%以下のMo、10(重量)%以下のWで、Mo+0.5Wが10(重量)%以下、5(重量)%以下のCu、0.015(重量)%以下のB、0.01(重量)%以下のMg、0.01(重量)%以下のCa、0.1(重量)%以下のREM(希土類金属)、5(重量)%以下のFeのうちの少なくとも1種をNi基合金組成に添加しているので、各添加物に対応した特性の改善が得られる。
ここで、前述の非磁性とは、本明細書では透磁率が1.05以下であるものを意味する。また、前記Ni基合金組成は、Niを主成分とする合金であって、好適には、そのNi(ニッケル)の他に、重量%で、30〜45%のCr(クロム)と、1.5〜5.0%のAl(アルミニウム)と、0.1%以下のC(炭素)と、2.0%以下のSi(珪素)と、2.0%以下のMn(マンガン)と、0.03%以下のP(燐)と、0.01%以下のS(硫黄)と、不可避的不純物とを含むものであり、その範囲内であれば、金属元素の割合が変化しても差し支えないし、新たな添加物を加えてもよい。
次に、本発明の非磁性高硬度合金の成分及びその添加量範囲の限定理由について説明する。
C:0.1(重量)%以下
Cは、溶解時に脱酸剤として作用するほか、Ti、ZrおよびHfのグループに属する元素またはNb、TaおよびVのグループに属する元素が存在する場合は、それらと炭化物を形成して、固溶化熱処理時の結晶粒粗大化を防止するとともに粒界の強化に寄与する。0.1(重量)%を超えるCの添加は強度および靭性の低下を招く。好ましいCの含有量の上限界は、0.08(重量)%である。
Si:2.0(重量)%以下
Siは、脱酸元素として必要であるが、多量の添加は強度および靭性の低下を招くので、上限を2.0(重量)%とした。好ましいSiの含有量は、1.0(重量)%以下である。
Mn:2.0(重量)%以下
MnもSiと同様、脱酸元素として有用であるが、過大な添加はやはり強度および靭性の低下を招くので、上限として2.0(重量)%を設定した。好ましいMnの含有量は、1.0(重量)%以下である。
P:0.03(重量)%以下
Pは、粒界に偏析して熱間および冷間での加工性を劣化させる。従って、Pの含有量の上限は、0.03(重量)%以下とした。
S:0.01(重量)%以下
Sも、Pと同様には、粒界に偏析して熱間および冷間での加工性を劣化させる。従って、Sの含有量の上限は、0.01(重量)%以下とした。
Cr:30〜45(重量)%
Crは、α相の主な形成元素であり、α相がγ’相と複合析出することで高硬度が得られるという点で重要な元素である。もちろん耐食性の向上にも寄与する。これらの効果は30(重量)%に満たない量では充分に得られず、一方で45(重量)%を超える添加は加工性の低下を招くため、Crの含有量は、30〜45(重量)%とした。より好ましくは32〜42(重量)%である。
Al:1.5〜5.0(重量)%
Alは、γ’相を形成する重要な元素であり、さらに耐高温腐食性の向上にも役立つ。この効果は1.5(重量)%に達しない添加では得られず、また添加量が5.0(重量)%を超えると、加工性が悪くなるため、Alの含有量は1.5〜5.0(重量)%とした。より好ましくは2.0〜4.5(重量)%である。
Ti:3.0(重量)%以下、Zr:3.0(重量)%以下、Hf:3.0(重量)%以下且つTi+Zr+Hf:3.0(重量)%以下
Ti、Zr、Hfはγ’のAlと置換することでγ’相の固溶強化に寄与し、さらに合金の強度を高める作用がある。ただし、3.0(重量)%を超えて添加すると加工性が悪くなる。なお、これらの元素のうちで最も強度向上に効果的な元素はTiであり、より好適な範囲は2.0(重量)%以下である。一方ZrおよびHfについては結晶粒界に偏析して粒界を強化する効果もあり最適な範囲は0.1(重量)%以下である。また、Ti、Zr、Hfの添加量は総和で3.0(重量)%以下より好ましくは2.0(重量)%以下である。
Nb:3.0(重量)%以下、Ta:3.0(重量)%以下、V:3.0(重量)%以下且つNb+Ta+V:3.0(重量)%以下
Nb、Ta、Vの元素はAl、Ti、Hf族の元素と同様γ’相のAlと置換することでγ’相の固溶強化に寄与し、さらに合金の強度を高める作用がある。3.0(重量)%を超えて添加すると加工性が悪くなる。これらの元素のうちで最も効果的なのはNbおよびTaであり、好ましくは3.0(重量)%以下、最適は範囲は2.0(重量)%以下である。Nb、Ta、Vの1種または2種以上の好ましい含有量は3.0(重量)%以下、より好ましくは2.0(重量)%以下である。
Mo:10(重量)%以下、W:10(重量)%以下で且つMo+0.5W:10(重量)%以下
MoおよびWは、固溶強化により強度を高める効果がある。さらにMoは耐食性を向上させる効果がある。Mo+0.5Wで10(重量)%を超える添加は加工性や耐高温腐食性を低下させるばかりでなく合金の価格を高騰させるため望ましくない。従って、MoおよびWは、Mo:10(重量)%以下および/またはW:10(重量)%以下で且つMo+0.5W:10(重量)%以下において好ましく、さらに好ましい含有量はそれぞれ5(重量)%以下である。
Co:10(重量)%以下
Coは、固溶強化により高温強度を向上させる効果があり、また、γ’相の析出量を増加させる。Coは高価な元素であるため上限を10(重量)%とした。好ましい含有量は5(重量)%以下である。
Cu:5(重量)%以下
Cuは、冷間加工性の向上に有効な元素である。さらに耐硫酸腐食性に大幅に向上させる効果もある。5(重量)%を超える添加は熱間加工性を低下させる。Cuの含有量は5(重量)%以下が好ましく、さらに好ましい含有量は3(重量)%以下である。
B:0.015(重量)%以下
Bは、結晶粒界に偏析して粒界を強め熱間加工性やクリープ強度を高める効果がある。0.015(重量)%を超えると熱間加工性を損なうので、0.05(重量)%以下が好ましい。
Mg:0.01(重量)%以下、Ca:0.01(重量)%以下
MgおよびCaは、溶解時に脱酸および脱硫元素として添加される元素であり、合金の熱間加工性を改善する。0.01(重量)%を超えると熱間加工性を劣化させるので、0.01(重量)%以下が好ましい。
REM:0.1(重量)%以下
REMは、高温使用時の耐酸化性の向上、特に密着スケールの剥離を抑制する効果がある。0.1(重量)%を超えると熱間加工性を劣化させるので、0.1(重量)%以下が好ましい。
Fe:5(重量)%以下
Feは、その他の元素の原料から混入することもあるが、合金の強度および耐高温腐食性、耐食性を低下させるため5(重量)%以下に規制する。
前記時効処理は、金属組織中に微細かつ均一にαCr相やγ’相等が析出するように温度および保持時間が設定される。時効温度が350℃を下まわると、αCr相、γ’相が充分に析出せず、700℃を超えると歪みが解放されるだけでなく、析出物が粗大化して高硬度が得られないため、この時効処理の温度範囲は、350℃乃至700℃で、好適には450乃至600℃に設定される。
前記塑性加工は、スエージング、ドローウィング、押し出しがあげられる。要するに、冷間或いは温間において所定の加工率で塑性加工されるものであればよい。
前記塑性加工は、その加工率が15%以上であれば、その後に施される時効処理により硬さが上昇する。また、その加工率が30%以上となると、より大きな時効硬化が得られる。
前記冷間若しくは温間の塑性加工は、温度的には熱間加工ではないという意味であり、塑性加工による歪みが無くならない温度、たとえば700℃以下の塑性加工であることを意味している。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において、図は簡略化されており、それら各部の寸法等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明の一実施例である棒材製品10の製造工程を説明するための工程図である。この棒材製品10は、たとえばレール、シャフト、軸受の転動体などに、必要に応じて適宜の成形加工、仕上げ加工、検査などを経て用いられるものである。図1の原材料11は、たとえば後述の図4の表に示す比較材Aの化学成分(重量%)を有するように調整された金属材料であり、重量%で、C:0.1%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Cr:30〜45%、およびAl:1.5〜5.0%を含有し、さらに添加物としてTi、Zr、Hf、Nb、Ta、V、Co、Mo、W、Cu、B、Mg、REM、Feのうちの少なくとも1種の元素を含有することができ、残部が不可避的不純物およびNiからなるNi基合金組成を有する。
図1において、真空溶解(工程14)によって、その原材料11をたとえば150kgのインゴットに溶解し、さらに均熱処理が施され(工程16)、次いで、熱間鍛造(工程18)によって上記インゴットから70mmφの棒状の中間製品が製造される。そして、図5に示された条件で、熱処理1が施された後、皮剥(工程20)により、上記棒状の中間製品12が70mmφから65mmφとされる。
続いて、上記中間製品12に対して、ソルト+塩酸、硫酸、弗硝酸を用いて金属表面を清浄化する酸洗や、たとえば炭素、二硫化モリブデン等の潤滑剤を表面に被着させた後、たとえばスエージングにより前記中間製品12が、所定のたとえば30%の加工率で65mmφから54mmφまで塑性加工される。
さらに、熱処理2(工程26)は、スエージングなど塑性加工された素材のみに施されその条件は図5に示す。そして、必要に応じて、仕上げ加工或いは検査(工程28)が行われ、棒材10が得られる。この熱処理条件2から明らかなように、冷間加工後の時効処理は、鋼種1〜20と比較材H、J、Lのサンプルに対してのみ、冷間加工後に時効処理が施された。
[実験例1]
図4は、本発明者等が行った実証試験に用いた素材の化学成分(重量%)を示している。今回の開発合金である合金1〜20は、前記棒材10に対応するものであり、鋼種AおよびBはSUS304に相当するものであり、<比較例合金変更>鋼種GおよびHはSUH660に相当するものである。また、鋼種IおよびJは、開発合金よりもPの含有量が高く、鋼種KおよびLは、開発合金よりもSの含有量が高い合金である。
図6は、前記図1の工程を経ることによって得られた鋼種1〜20およびA〜HとI、Kのサンプルについて、JISZ2244に準拠して測定された硬さ、JISZ2371に準拠した塩水噴霧試験による耐食性の評価結果、100Oe(エルステッド)の磁場中の透磁率μの値をそれぞれ示す表である。図6から明らかなように開発合金1〜20は、30%の加工率での塑性加工によって、高耐食、非磁性を維持したまま高硬度が得られた。但し、図6において、合金F(SKD11)、合金D(SUS630)、合金C(SUS440C)、合金E(SUJ2)はそれぞれ強磁性であるため、それらの透磁率は測定されていない。また、合金JおよびLは、塑性加工時に割れが発生したのでデータを採取できなかった。
[実験例2]
次に、本発明者等が行った加工率と硬さ(HV)との関係、時効条件と硬さ(HV)との関係を求めるために行った実験例をそれぞれ説明する。
(実験条件)
(a) 時効処理
大気熱処理炉を用いて350〜800℃の加熱温度で16時間保持し、その後に空冷した。
(b) テストピース
開発合金1の65mmφの棒材を、最大47mmφ(加工率90%)まで複数段階のスエージング加工を行って、加工率が0%、15%、30%、60%、90%の5種類の開発合金(時効処理前の)サンプルを得た。そのサンプルに対して上記の時効処理を施した。
(c) 硬さ試験方法
上記のサンプルの硬度を、ビッカース硬さ試験機を用いて、JISZ2244に準拠し、測定した。
図7に加工率と硬さの関係を示す。○印は、冷間加工のままの硬さを□印は、時効後のピーク時効硬さをそれぞれ示している。冷間加工のままの硬さは加工率の増加に伴い、450HV程度まで増加する。またピーク時効硬さは加工率が大きい程、高くなっており、800HV程度まで増加する。
図8に時効温度と硬さの関係を示す。図8において、○印は加工率0%の素材の硬さを、□印は加工率15%の素材の硬さを、△印は加工率30%の素材の硬さを、◇印は加工率60%の素材の硬さを、▽印は加工率90%の素材の硬さをそれぞれ示している。図8に示すように、加工率が高い程、時効温度が低い400℃でも硬さの増加が認められるようになる。加工率90%では400〜500℃の時効温度で800HV程度まで増加する。加工を加えることで、350〜700℃で硬さが増加し、好適な範囲の400〜650℃の時効では特に硬さが増加する。
また、図8において、加工率60%乃至90%の時効硬さは、最大800HVに達しており、冷間加工後に時効処理を行う以外には得られなかったものである。因みに、前記Ni基合金を基材とする棒材について如何なる時効でもこのような高い硬さが得られなかった。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明の一実施例である棒材の製造工程を説明する工程図である。 図1の工程図におけるスエージング工程に用いるスエージング装置を説明する図であって、その装置30の軸芯に垂直な要部断面図である。 図2のスエージング装置の軸芯Cを通る要部断面図である。 実験例1に用いた合金1〜20とA〜Lの化学成分(重量%)をそれぞれ示す図表である。 実験例1に用いた熱処理条件を示す図表である。 実験例1において、図1の工程を経ることによって得られた合金1〜20とA〜Jのサンプルの、JISZ2244に準拠して測定された硬さ、JISZ2371に準拠した塩水噴霧試験による耐食性の評価結果、100Oeの磁場中の透磁率μの値をそれぞれ示す図表である。 実験例2において求められた棒材の加工率(%)と硬さ(HV)との関係を示す図である。 加工率別の硬さと時効温度との関係を示す図である。
10:棒材(非磁性高硬度合金)
24:スエージング工程(冷間加工工程)
26:熱処理2(時効)

Claims (6)

  1. 重量%で、C:0.1%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Cr:30〜45%、およびAl:1.5〜5.0%を含有し、残部が不可避的不純物およびNiからなるNi基合金組成を有し、冷間若しくは温間の塑性加工されるとともにその後、時効処理されたことを特徴とする非磁性高硬度合金。
  2. 前記Ni基合金組成は、
    3.0(重量)%以下のTi、Zr、Hfで、Ti+Zr+Hfが3.0(重量)%以下、
    3.0(重量)%以下のNb、Ta、Vで、Nb+Ta+Vが3.0(重量)%以下、
    10(重量)%以下のCo、10(重量)%以下のMo、10(重量)%以下のWで、Mo+0.5Wが10(重量)%以下、
    5(重量)%以下のCu、0.015(重量)%以下のB、0.01(重量)%以下のMg、0.01(重量)%以下のCa、0.1(重量)%以下のREM(希土類金属)、5(重量)%以下のFe
    のうちの少なくとも1種が添加されていることを特徴とする請求項1の非磁性高硬度合金。
  3. 前記塑性加工は、加工率が15%以上である請求項1または2の非磁性高硬度合金。
  4. 前記時効処理は、前記塑性加工による歪みが存在している状態で350℃乃至700℃の温度で4時間から24時間施されるものである請求項1乃至3のいずれかの非磁性高硬度合金。
  5. 重量%で、C:0.1%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Cr:30〜45%、およびAl:1.5〜5.0%を含有し、残部が不可避的不純物およびNiからなるNi基合金組成を有する非磁性高硬度合金の製造方法であって、
    前記Ni基合金組成を有する材料を冷間或いは温間において所定の加工率で塑性加工する塑性加工工程と、
    該塑性加工工程によって塑性加工された材料を所定の時効温度で所定時間保持する時効処理工程と
    を、含むことを特徴とする非磁性高硬度合金の製造方法。
  6. 前記Ni基合金組成は、
    3.0(重量)%以下のTi、Zr、Hfで、Ti+Zr+Hfが3.0(重量)%以下、
    3.0(重量)%以下のNb、Ta、Vで、Nb+Ta+Vが3.0(重量)%以下、
    10(重量)%以下のCo、10(重量)%以下のMo、10(重量)%以下のWで、Mo+0.5Wが10(重量)%以下、
    5(重量)%以下のCu、0.015(重量)%以下のB、0.01(重量)%以下のMg、0.01(重量)%以下のCa、0.1(重量)%以下のREM(希土類金属)、5(重量)%以下のFe
    のうちの少なくとも1種が添加されていることを特徴とする請求項5の非磁性高硬度合金の製造方法。
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