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JP2006273535A - 画像読取装置 - Google Patents

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JP2006273535A
JP2006273535A JP2005097318A JP2005097318A JP2006273535A JP 2006273535 A JP2006273535 A JP 2006273535A JP 2005097318 A JP2005097318 A JP 2005097318A JP 2005097318 A JP2005097318 A JP 2005097318A JP 2006273535 A JP2006273535 A JP 2006273535A
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JP2005097318A
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Shinji Asai
伸司 浅井
Kenji Korenaga
賢二 是永
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

【課題】 サイズが小さな原稿であっても、排紙トレイに排紙された原稿の取扱性及び視認性を向上させる手段を提供する。
【解決手段】 原稿トレイ2に載置された原稿が、装置本体101に設けられた操作部3から入力された指示に従って、搬送路4に送り込まれて、その画像が読み取られ、原稿トレイ2の下方に設けられた排紙トレイ3に排紙される画像読取装置100において、前記原稿トレイ2が、載置される原稿を搬送路4に送り込ませる閉位置と、排紙トレイ3の上方を開放する開位置との間を、奥側にて原稿の搬送路4への送り込み方向に略沿って延びる軸線C回りに回動可能に設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スキャナ機、ファクシミリ機、コピー機及びこれらの複合機等において、原稿トレイに載置された原稿が、その画像を読み取られて排紙トレイに排紙される画像読取装置に関する。
スキャナ機、ファクシミリ機、コピー機及びこれらの複合機等の画像読取装置においては、装置本体の上面に対して開閉自在な原稿押えカバーに複数枚の原稿を順次給紙するオート・ドキュメント・フィーダー(以下、「ADF」という。)等の自動原稿搬送機構を装備するとともに、装置本体にフラット・ベッド・スキャナ(以下、「FBS」という。)を備えるものがある。該画像読取装置によれば、原稿トレイに載置された複数枚の原稿を連続的且つ自動的に読取位置へ搬送して画像を読み取り、排紙トレイに排紙することができる。例えば、図6に示す従来のコピー・ファクシミリ複合機900は、図に示すように、FBSとして機能する機台本体901と、該機台本体901に開閉自在に枢着されADFを装備した原稿押えカバー902と、原稿の読み取り開始等を入力するための入力キーや液晶パネル等(不図示)が配設された操作パネル903とを具備してなり、前記装置本体901には、記録用紙に画像を記録する画像記録部や画像を電送するための送信部、読み取った画像を記録するための記録用紙を供給する給紙カセット等が備えられている。
前記コピー・ファクシミリ複合機900において、原稿押えカバー902に装備されたADFにて原稿を読み取るときには、図7に示すように、ADFが原稿トレイ904上の原稿を原稿トレイ904の下方に設けられた排紙トレイ905へ上方から下方へUターンするように形成された搬送路906を搬送し、読取位置P1において表面読取ユニット907が原稿の表面の画像を読み取り、読取位置P2において裏面読取ユニット908が原稿の裏面の画像を読み取り、排紙トレイ905に画像を読み終った原稿を排出する。なお、前記コピー・ファクシミリ複合機900をFBSとして用いて原稿を読み取るときには、手前側から奥行き方向へ上げることにより原稿押えカバー902を開いて装置本体902のプラテンガラス909上に文書等の原稿を載置して原稿押えカバー902を閉じ、該原稿を走査して画像を読み取る。
前記コピー・ファクシミリ複合機900では、図6及び図7に示すように、読み取るべき原稿を載置する原稿トレイ904の下方に隙間Sを隔てて、画像読み取り後の原稿が排紙される排紙トレイ905が配置されている。そして、原稿トレイ904を搬送路906への供給口910近傍にて奥向き方向に延びる軸線C1回りに前記原稿押えカバー902に対して回動可能に設け、排紙された原稿を取り出す際には、原稿トレイ904の給紙口910から離れた端部を上に持ち上げ、各図に2点鎖線にて示すように、原稿トレイ904を開くことによって、排紙トレイ905に排紙された原稿を取り出し易くしている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−310263号公報
しかしながら、前記従来のコピー・ファクシミリ複合機900では、機台の小型化のために、原稿トレイ904と排紙トレイ905との間の隙間Sが狭い。また、排紙された原稿の先端が装置からはみ出し排紙トレイ905から脱落しないよう、図7に示すように、給紙口910が排紙口911より迫り出すように形成されているので、排紙口911が奥まった位置となり、さらに、排紙トレイ905の排紙口911近傍の上方に原稿トレイ904の回動中心C1が設けられている。そのため、原稿トレイ904を開けても、当該原稿トレイ904は当該回動中心C1を中心に回動するので、特にハガキ等の小さなサイズの原稿が排紙トレイ905に排紙された場合、原稿トレイ904が邪魔となって原稿を取り出し難く、原稿の取扱性に劣るという問題がある。また、このような場合、開いた原稿トレイ904が原稿への視界の妨げとなり、原稿の視認性が劣るため、小さなサイズの原稿を使用者が取り忘れる恐れがある問題がある。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、サイズが小さな原稿であっても、排紙トレイに排紙された原稿の取扱性及び視認性を向上させる手段を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像読取装置は、原稿トレイに載置された原稿が、装置本体に設けられた操作部から入力された指示に従って、搬送路に送り込まれて、その画像が読み取られ、前記原稿トレイの下方に設けられた排紙トレイに排紙される画像読取装置において、前記原稿トレイが、載置される原稿を前記搬送路に送り込ませる閉位置と、前記排紙トレイの上方を開放する開位置との間を、奥側にて原稿の前記搬送路への送り込み方向に略沿って延びる軸線回りに回動可能に設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載の画像読取装置は、請求項1記載の画像読取装置において、前記原稿トレイを閉位置に保持する機構と、該原稿トレイを開位置に保持する機構と、を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の画像読取装置は、請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置において、前記原稿トレイが前記原稿の搬送路への送り込み方向に略沿って複数並設されていることを特徴としている。
請求項1に記載の画像読取装置によれば、原稿トレイが、奥側にて原稿の搬送路への送り込み方向に略沿って延びる軸線回りに回動可能に設けられ、開位置において排紙トレイの上方を開放するので、原稿トレイによって覆われた排紙トレイの上方を全て開放することが可能となる。このため、前記従来の奥向き方向に延びる軸線回りに原稿トレイが回動する画像読取装置に比べて、特にハガキ等の小さなサイズの原稿が排紙トレイに排紙された場合、操作部側の使用者が当該原稿を容易に取り出すことができるので、排紙トレイに排紙された原稿の取扱性が向上する。また、このような場合、排紙トレイに排紙された原稿の操作部側からの視認性が向上するので、使用者が原稿を取り忘れる恐れを解消することできる。
請求項2に記載の画像読取装置によれば、原稿トレイを閉位置に保持する機構を備えるので、原稿トレイに載置される原稿を搬送路に確実に送り込ませることができる。また、原稿トレイを開位置に保持する機構を備えるので、排紙トレイに排紙された原稿を取り出す場合に、開けた原稿トレイを使用者が手で保持する必要がなく、作業性が向上する。また、原稿トレイが開位置に保持されることにより、排紙トレイに排紙された原稿の視認性が向上する。
請求項3に記載の画像読取装置によれば、原稿トレイが原稿の搬送路への送り込み方向に略沿って複数並設されているので、原稿トレイに載置される原稿のサイズによって、各原稿トレイを開位置又は閉位置に適宜位置せしめることにより、排紙トレイに排紙された原稿の取扱性や視認性が向上する。
本発明の実施の形態に係る画像読取装置であるコピー・ファクシミリ複合機100は、図1に示すように、フラット・ベッド・スキャナ(以下、「FBS」という。)として機能する機台本体(装置本体)101と、該機台本体101に開閉自在に枢着された原稿押えカバー102と、機台本体101の手前側に設けられ、原稿の読み取り開始等を入力するための入力キーや液晶パネル等(不図示)が配設された操作パネル(操作部)103とを具備してなる。なお、機台本体101は、図示しないが、その内部に、記録用紙に画像を記録する画像記録部、画像を電送するための送信部、及び読み取った画像を記録するための記録用紙を供給する給紙カセット等の周知の構成をも具備しており、また、これら周知の構成は一例且つ任意のものである。本コピー・ファクシミリ複合機100では、図2に示すように、原稿押えカバー102内に装備されたADF1により、原稿トレイ2上の原稿が原稿トレイ(原稿ホッパ)2の下方に設けられた排紙トレイ3へ上方から下方へUターンするように形成された搬送路4を搬送され、その搬送過程において画像読み取りが行われるようになっている。
前記機台本体101には、図2に示すように、略直方体の筐体10の天面にプラテンガラス11が配設され、該筐体10内には、CCD読取ユニット12が内蔵されている。該CCD読取ユニット12は、図に示すように、主走査方向(奥行き方向)に延びるライン状の読取位置P1へ光を照射する光源14と、原稿からの反射光Rを所定の方向へ導くための反射ミラー15と、反射光Rを収束する集光レンズ16と、該収束光を電気信号に変換して出力するCCDイメージセンサ17とを備えてなる所謂縮小光学系の読取ユニットである。このように構成されたCCD読取ユニット12は、FBSとして機能する際には、プラテンガラス11に対して水平に移動して該プラテンガラス11上の原稿を副走査方向(図中左右方向)に走査し、ADF1を用いる場合には、読取位置P1へ移動して搬送路4を搬送されている原稿の画像を副走査方向に走査し、それぞれの原稿からの反射光RをCCD17へ導いて結像し、主走査方向のライン毎に画像を読み取っている。
前記原稿押えカバー102は、図3に示すように、奥側端部近傍にて原稿の搬送路4への送り込み方向に略沿って延びる軸線C0回りに、即ち図2に示したプラテンガラス11より奥側にて当該プラテンガラス11の奥側端辺に沿って延びる軸線C0回りに回動可能なように、図示しないヒンジにより機台本体101に対して開閉可能に軸支されて設けられている。
前記ADF1は、図2に示すように、前記原稿押えカバー102内に配設されて読取位置P1,P2へ原稿を連続的に搬送するようになっており、原稿が載置される原稿トレイ2と、該原稿トレイ2の下方に隙間Sを隔てて配設された排紙トレイ3と、搬送路4の給紙口41近傍に配設されて、原稿トレイ2から排紙トレイ3へ横向きU字状に形成された搬送路4と、繰り込まれた原稿を厚み方向に挟み込んで分離する給紙ローラ5及び分離パッド6と、搬送路4に適宜配設されて、原稿をニップして搬送する搬送ローラ7と、搬送路の折返し部の直下流の搬送路外側に配設されて、搬送されている原稿表面の画像を主走査方向のライン毎に読み取る前記CCD読取ユニット10と、該CCD読取ユニット10より下流側の搬送路4内側に配設されて、読取位置P2において搬送されている原稿裏面の画像を主走査方向のライン毎に読み取るCIS読取ユニット8と、搬送路4の排紙口42近傍に配設されて、読み取り後の原稿をニップして排紙トレイ3へ排出する排紙ローラ9と、を具備してなる。
このようなADF1によって原稿トレイ2から搬送路4へ繰り込まれた原稿は、横向きU字状の搬送路4に沿って上方から下方へUターンするように反転して読取位置P1に至り、該読取位置P1を通過する際に前記CCD読取ユニット10により原稿表面の画像が読み取られ、さらに搬送路4を搬送されて読取位置P2に至り、該読取位置P2を通過する際にCIS読取ユニット8により原稿裏面の画像が読み取られた後、原稿トレイ2の下方の排紙トレイ3へ排出されるので、1回の通紙、所謂1パスで原稿の両面の画像読み取りができるようになっている。
前記原稿トレイ2は、原稿押えカバー102に、原稿を供給する方向へ若干下方にその上面を傾斜させて設けられており、その上面において読み取り前の複数枚の原稿を積重状態で担持するようになっている。使用者が原稿トレイ2上に原稿を載置する場合には、原稿トレイ2の傾斜下端側に原稿の先端を搬送路4への給紙口41に挿入するようにして載置する。なお、原稿トレイ2には、図1に示すように、原稿の幅方向に移動可能なガイド21が設けられ、原稿トレイ2に載置された原稿の幅方向の位置を規制して原稿の斜め送りを防止するようになっている。
前記排紙トレイ3は、図2に示すように、排出ローラ9を経て搬送路4の排紙口42から排紙された原稿が順次その上面に堆積されるものであり、原稿押えカバー102のハウジングの下部を構成するカバー本体102aの上面に一体的に形成されている。排紙トレイ3の上面は、排紙口42側においては当該排紙口42より下方に略水平に形成され、これより連続して原稿が排紙される方向に向けて上方へ傾斜するように形成されている。
前記搬送路4は、上下二段に配置された原稿トレイ2と排紙トレイ3とを繋ぐように横向きU字状に形成されており、その折返し部分の直下流で読取位置P1となるプラテンガラス18上を通過し、該読取位置P1の下流側の読取位置P2を通過して排紙トレイ3へ連通している。搬送路4の原稿トレイ2側端部には当該搬送路4へ原稿を送り込むための給紙口41が、搬送路4の排紙トレイ3側端部には当該搬送路4から原稿を排紙するための排紙口42がそれぞれ設けられている。
搬送路4の給紙口41近傍には、ピックアップローラ50、給紙ローラ5及び分離パッド6が設けられている。原稿トレイ2上の原稿を圧接しながら回転するピックアップローラ50が原稿トレイ2から原稿を繰り込み、該繰り込まれた原稿と圧接しながら回転する給紙ローラ5が該原稿を搬送路4へ送り込むとともに、重送された原稿が圧接される分離パッド6により分離されるものである。このように、原稿トレイ2に載置された原稿が1枚ずつ分離されて給紙口41から搬送路4に順次送り込まれる。また、搬送路4に送り込まれた原稿は、搬送ローラ7にニップされて読取位置P1,P2へ搬送される。
搬送路4の排紙口42近傍には、一対の排紙ローラ9が設けられている。排紙ローラ9は、シリコン製やEPDM製のローラが固定された金属製のローラ軸が軸支されて、互いに圧接して対向しており、画像読み取りを終えた原稿を搬送路4から排紙トレイ3へ排出するようになっている。
次に、前記原稿トレイ2を原稿押えカバー102に設ける構成について説明する。原稿トレイ2は、図1に示すように、その奥側(手前側に位置する操作パネル103から離れた側)にて原稿の搬送路4への送り込み方向(奥行き方向に直交する方向)に略沿って延びる軸線C回りに回動可能であり、原稿押えカバー102に開閉可能に設けられている。原稿トレイ2の奥側の下面の隅部には、前記軸線Cに沿う孔が設けられ離間する2つの突出部22が下方に突出して一体的に形成されている。一方、排紙トレイ3の奥側の上面には、前記軸線Cに沿って互いに対向する円柱状の突起を備え離間する2つの突出部31が上方に突出して設けられている。原稿トレイ2は、可撓性を有する樹脂成形品からなり、原稿トレイ2を撓ませることにより突出部22の孔に突出部31の突起がそれぞれ挿入される。このようにして、原稿トレイ2の突出部31が排紙トレイ3の突出部31に対して回動自在となり、原稿トレイ2が排紙トレイ3に対して軸線C回りに回動可能となっている。
このように、原稿トレイ2を奥側にて原稿の搬送路4への送り込み方向に略沿って延びる軸線C回りに回動可能なように原稿押えカバー102に設けたので、原稿トレイ2の手前側(操作パネル103側)の端部を上方に持ち上げ、原稿トレイ2を開いた場合には、排紙トレイ3の原稿トレイ2に覆われていた上方が全て開放される。このため、前記従来の図5に示した画像形成装置900とは異なり、ハガキ等の小さなサイズの原稿が排紙トレイ3に排紙された場合であっても、開いた原稿トレイ2が取り出し作業の邪魔にならず、原稿を容易に取り出すことができ、原稿の取扱性が向上する。また、操作パネル103側に位置してコピー・ファクシミリ複合機100を使用する使用者にとって、開いた原稿トレイ2が排紙トレイ3に排紙された原稿への視界の妨げにならず、原稿の視認性が向上するため、小さなサイズの原稿を使用者が取り忘れる恐れを解消することができる。さらに、このような効果があるため、前記従来のコピー・ファクシミリ複合機900に比べて原稿トレイ2と排紙トレイ3との上下方向の隙間Sを狭くできるので、機台を小型化することが可能になる。
このような原稿トレイ2は、載置される原稿を前記搬送路4に送り込ませる閉位置と、排紙トレイ3の上方を開放する開位置との間を回動可能なように設けられている。閉位置における原稿トレイ2は、図1に実線にて示すように、排紙トレイ3の上方を覆うように位置している。そして、この閉位置に原稿トレイ2を保持する機構として、この閉位置における原稿トレイ2の下面に係止して当該原稿トレイ2を支持する支持片23を原稿押えカバー102の搬送路4への給紙口41の下方から突出させて設けている。このように、原稿トレイ2を閉位置に安定的に保持する機構を備えているので、この閉位置に安定的に保持された原稿トレイ2に原稿を載置することにより、当該原稿を搬送路4に送り込むために適した位置に確実に位置せしめることができる。
一方、開位置における原稿トレイ2は、図1に2点鎖線にて示すように、奥側にて略垂直に立ち上がり、排紙トレイ3の上方に開放している。そして、この開位置に原稿トレイ2を保持する機構として、原稿トレイ2の給紙口41側の反対側の隅部に設けた前記突出部22の奥側の側面24が平らに形成されており、当該側面24が排紙トレイ3の略水平な上面に当接することにより、原稿トレイ2を開位置で安定して保持することができる。また、原稿押えカバー102には、原稿トレイ2より奥側に略垂直な側壁25が形成されており、当該側壁25に原稿トレイ2の上面が当接することにより、原稿トレイ2を開位置で安定して保持することができる。このように、原稿トレイ2を開位置に安定的に保持する機構を備えているので、排紙トレイ3に排紙された原稿を取り出す場合に、原稿トレイ2を使用者が手で保持する等の必要がなく、原稿の取り出し作業をより容易に行うことができる。また、原稿トレイ2を開位置に保持することによって、排紙トレイ3に排紙された原稿の視認性が向上する。なお、原稿トレイ2を保持する機能については、前記構成に限定されることなく、他の機械的又は電磁気的構成を用いてもよい。例えば、図示しないが、原稿トレイ2の適切な位置にマグネットを埋設し、原稿トレイ2が閉位置と開位置に位置するときに、当該マグネットとそれぞれ近接する部位の原稿押えカバー102に鉄片等を埋設するものであってもよい。
また、原稿押えカバー102が開いている場合、原稿トレイ2が開かないようにしてもよい。例えば、図示しないが、原稿押えカバー102が前記機台本体101の上面に接触しているか否かに基づき原稿押えカバー102の開閉状態を検出する開閉センサを機台本体101の上面に設け、当該開閉センサが原稿押えカバー102が開いている状態を検出して出力した検出信号に応じて、制御部が機械的構成又は電磁気的構成からなるロック機構により原稿トレイ2が開かないように制御すればよい。また、前記機台本体101がFBSとして機能する場合、原稿トレイ2が開かないようにしてもよい。例えば、図示しないが、機台本体101がFBSとして機能することを示す信号に応じて、制御部が前記ロック機構により原稿トレイ2が開かないように制御すればよい。このように、原稿押えカバー102が開いている場合や機台本体101がFBSとして機能する場合、即ち排紙トレイ3から原稿を取り出す作業を行うことが想定されない場合、原稿トレイ2が開かないようにするので、原稿トレイ2が不意に開き、使用者の邪魔になること等を防止することができる。また、逆に、原稿トレイ2が開いている場合、原稿押えカバー102が開かないようにしたり、機台本体101がFBSとして機能しないようにしてもよい。これにより、使用者等がコピー・ファクシミリ複合機100をより適切に使用することができる。
次に、本実施の形態の変形に係るコピー・ファクシミリ複合機110について説明する。このコピー・ファクシミリ複合機110は、図4に示すように、原稿の搬送路4への送り込み方向に略沿って2つの原稿トレイ2A,2Bが並設されている。以下、前記コピー・ファクシミリ複合機100と同じ構成部品には同じ符号を用いて説明する。原稿トレイ2A,2Bは共に、奥側にて原稿の搬送路4への送り込み方向に略沿って延びる軸線C回りに回動可能であり、原稿押えカバー112に開閉可能に設けられている。原稿トレイ2Aは搬送路4の給紙口41側に、原稿トレイ2Bは給紙口41から離れた側に、互いに微小な隙間を隔てて並設されている。原稿トレイ2A,2Bの突出部22A,22Bの孔に、突起部31A,31B,31ABの突起がそれぞれ挿入されることにより、原稿トレイ2A,2Bが排紙トレイ3に対してそれぞれ軸線C回りに回動可能となっている。また、原稿トレイ2A,2Bには、互いに独立して移動可能なガイド21A,21Bがそれぞれ設けられている。なお、このコピー・ファクシミリ複合機110においては、原稿トレイ2Aが開いている場合、原稿押えカバー112が開かないようにしたり、機台本体101がFBSとして機能しないようにし、原稿トレイ2Bが開いている場合には、原稿押えカバー112を開くことができたり、機台本体101がFBSとして機能するようにすればよい。また、図5に示すように、ハガキ等の小さなサイズの原稿を載置可能な上面を備えた原稿トレイ2Cと、該原稿トレイ2Cの上面をL字状に囲む上面を備えた原稿トレイ2Dが、原稿の搬送路4への送り込み方向に略沿って並設されていてもよい。また、原稿の搬送路4への送り込み方向に略沿って並設される原稿トレイ2A,2Bは、同じ軸線C回りに回動可能に設けることに限定されず、奥側にて原稿の搬送路4への送り込み方向に略沿って延びる異なる軸線回りにそれぞれ回動可能に設けてもよい。
このように、原稿トレイ2A,2Bを並設することにより、例えば、ハガキ等の小さなサイズの原稿を載置する場合には、原稿トレイ2Aを閉位置に原稿トレイ2Bを開位置にすることにより、原稿を十分に安定的に載置することができ、かつ、原稿トレイ2Aを開けなくとも、排紙トレイ3から原稿を容易に取り出すことができ、原稿の取扱性が向上する。
なお、本実施の形態で示したコピー・ファクシミリ複合機100,110の構成は、本発明に係る画像読取装置の一態様にすぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で適宜設計変更できることは勿論であり、例えば、コピー機やファクシミリ機、スキャナ機等の単独機としても実現可能である。
本発明の実施の形態に係るコピー・ファクシミリ複合機100の上部の外観を示す概略斜視図である。 コピー・ファクシミリ複合機100の上部の構成を示す模式断面図である。 コピー・ファクシミリ複合機100の上部の外観を示す概略斜視図であり、2点鎖線にて原稿押えカバーが開いた状態を示す。 本発明の実施の形態の変形に係るコピー・ファクシミリ複合機110の上部の外観を示す概略斜視図である。 コピー・ファクシミリ複合機110の別形態に係る上部の外観を示す概略斜視図である。 従来のコピー・ファクシミリ複合機900の上部の外観を示す概略斜視図である。 コピー・ファクシミリ複合機900の上部の構成を示す模式断面図である。
符号の説明
2、2A、2B、2C、2D 原稿トレイ
3 排紙トレイ
4 搬送路
100 コピー・ファクシミリ複合機(画像読取装置)
101 機台本体(装置本体)
102 原稿押えカバー
103 操作パネル(操作部)
110 コピー・ファクシミリ複合機(画像読取装置)
112 原稿押えカバー
C 軸線

Claims (3)

  1. 原稿トレイに載置された原稿が、装置本体に設けられた操作部から入力された指示に従って、搬送路に送り込まれて、その画像が読み取られ、前記原稿トレイの下方に設けられた排紙トレイに排紙される画像読取装置において、
    前記原稿トレイが、載置される原稿を前記搬送路に送り込ませる閉位置と、前記排紙トレイの上方を開放する開位置との間を、装置本体の奥側にて原稿の前記搬送路への送り込み方向に略沿って延びる軸線回りに回動可能に設けられていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記原稿トレイを閉位置に保持する機構と、該原稿トレイを開位置に保持する機構と、を備えることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記原稿トレイが前記原稿の搬送路への送り込み方向に略沿って複数並設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008195511A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置
US9988223B2 (en) 2015-06-22 2018-06-05 Ricoh Company, Ltd. Automatic document feeding device
JP7455673B2 (ja) 2020-06-01 2024-03-26 キヤノン株式会社 画像読取装置及び画像形成装置

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