[go: up one dir, main page]

JP2006271288A - チトクロームp4502c19遺伝多型の検出方法 - Google Patents

チトクロームp4502c19遺伝多型の検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006271288A
JP2006271288A JP2005097044A JP2005097044A JP2006271288A JP 2006271288 A JP2006271288 A JP 2006271288A JP 2005097044 A JP2005097044 A JP 2005097044A JP 2005097044 A JP2005097044 A JP 2005097044A JP 2006271288 A JP2006271288 A JP 2006271288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oligonucleotide
seq
base
human cytochrome
genetic polymorphism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005097044A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Soya
義博 曽家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP2005097044A priority Critical patent/JP2006271288A/ja
Publication of JP2006271288A publication Critical patent/JP2006271288A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

【課題】CYP2C19 のエクソン5およびエクソン4における一塩基変異遺伝的多型を、簡便に検出する手段を提供する。
【解決手段】該被験体に存在するヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型を検出する方法であって、特定なる配列で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有する塩基配列を含んだ少なくとも一つをプライマーとして用いて、チトクロームP4502C19 遺伝多型の検査をする方法、および検査キット。
【選択図】図3

Description

本発明は、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝子(以下、「CYP2C19 」ということがある)の一塩基変異多型の検査に用いられるオリゴヌクレオチドプライマー及びそれを用いたヒトチトクロームP450 2C19 遺伝子の一塩基変異多型の検査方法に関する。
抗痙攣剤である(S)-メフェニトインの代謝能力には遺伝的多型が見られる。この遺伝的多型は(S)-メフェニトインの代謝だけではなく、臨床的に重要なラベプラゾール、ランソプラゾール、オメプラゾール及びプロプラノロール等のプロトンポンプ阻害剤(proton pump inhibitor)並びに選択的セロトニン再取込み阻害剤(serotonin reuptake inhibitor) の酸化的代謝能力とともに遺伝的に分離するので、(S)-メフェニトインの代謝異常を調べることは臨床的に重要である。
従来、上記薬剤の代謝異常は、被験者に対象薬剤あるいはプローブ薬剤を経口投与し、8時間後に排泄される尿中に含まれる投与された薬剤を定量することにより行われていた。しかしながら、この方法は時間がかかる上に被験者に無用の薬剤を投与しなければならない。
上記薬剤の代謝異常の遺伝的な原因は、少なくとも日本人については明らかになっている。すなわち、CYP2C19 のエクソン5中のGがAになる点突然変異(部位は、CYP2C19 のcDNAの681nt)(非特許文献1)及びCYP2C19 のエクソン4中のGがAになる点突然変異(部位は、CYP2C19 のcDNAの636nt)(非特許文献2)の少なくともどちらかによって薬剤の代謝異常が起きることがわかっている。従って、CYP2C19 のエクソン5及び4中の上記遺伝的多型を調べることにより、薬剤の代謝異常を検査することができ、さらには、その遺伝子型を分類(ジェノタイピング)することもできる。
エクソン4および5における点突然変異を検出する方法として、既にPCR−RFLP法により遺伝的多型を検出する方法が報告されている。(非特許文献1、非特許文献2)すなわち、エクソン5及びエクソン4のそれぞれについて各一対のプライマーを用いてPCRを行い、増幅産物を制限酵素で消化して電気泳動で分離することにより、突然変異の有無に応じて異なるサイズの断片が検出される。またPCR−RFLP法を用いる方法(特許文献1)として、CYP2C19のエクソン5およびエクソン4における遺伝的多型を同時にPCRし、制限酵素を用いて検出する方法が記載されている。
特開平10−14585 Sonia M.F. de Morais et al., The Journal of Biological Chemistry Vol.269, No. 22, pp.15419-15422, 1994 Sonia M.F. de Morais et al., Molecular Pharmaoclogy, 46:594-598,1994
上記既報によるとPCR増幅後、制限酵素処理を行い電気泳動することによって特別な検出装置を用いることなく遺伝多型の検出が可能である。しかしながら多数の検体について限られた時間内に検査をする場合、効率良く行うことが重要である。これまで報告されている方法では、エクソン4および5の一塩基変異多型を同時に検出するための工夫がされているが、非特異増幅を解消しかつ、制限酵素処理前後の核酸断片を電気泳動で明瞭に分離解析するためには、特別な条件設定が必要であった。
従って、本発明の目的は、CYP2C19 のエクソン5およびエクソン4における一塩基変異遺伝的多型を、簡便に検出する手段を提供することである。
本発明者らは、鋭意検討の結果、CYP2C19のエクソン5および4における遺伝的多型の検出のためのオリゴヌクレオチドプライマーとして既報に記載のものとは異なる配列を用いることにより、非特異的な増幅産物がなくエクソン5および4における遺伝的多型検出のPCRを同一条件で行うことができることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、以下のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型検査用オリゴヌクレオチドプライマーセット、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キットを提供するものである。
1. 配列番号1で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチドのいずれか1種類をフォワードプライマーとし、配列番号3で示される塩基配列の連続する15〜26塩基を有するオリゴヌクレオチド、配列番号4で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチド、配列番号5で示されるオリゴヌクレオチドからなる群より選択される少なくとも1種類のオリゴヌクレオチドをリバースプライマーとすることを特徴とする新規なヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型検査用オリゴヌクレオチドプライマーセット。
2. 配列番号1で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチドもしくは配列番号6で示されるオリゴヌクレオチドの少なくとも1種類をフォワードプライマーとし、配列番号4で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチド、配列番号5で示されるオリゴヌクレオチドからなる群より選択される少なくとも1種類のオリゴヌクレオチドをリバースプライマーとすることを特徴とする新規なヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型検査用オリゴヌクレオチドプライマーセット。
3. 項1または2記載のオリゴヌクレオチドプライマーセットと、遺伝多型部位に実質的に相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドプローブを用いて解析する工程を含む、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法。
4. オリゴヌクレオチドプローブが標識または水不溶性担体に固定されていることを特徴とする項3記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法。
5. 標識が蛍光化学物質、発光団、酵素、蛍光蛋白質、発光蛋白質、磁性体、導電性物質よりなる群から選ばれたいずれかである項3または4に記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法。
6. 配列番号1で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチドのいずれか1種類をフォワードプライマーとし、その3´末端または3´末端から2番目の塩基が多型部位と相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドをリバースプライマーとして用いて解析する工程を含む、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法。
7. 配列番号4で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチド、配列番号5で示されるオリゴヌクレオチドからなる群より選択される少なくとも1種類のオリゴヌクレオチドをリバースプライマーとし、その3´末端または3´末端から2番目の塩基が多型部位と相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドをフォワードプライマーとして用いて解析する工程を含む、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法。
8. 項6または7記載の3´末端または3´末端から2番目の塩基が多型部位と相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドの3´末端から3〜5番目の少なくとも1つの塩基が相補的あるいは相同的でない塩基に置換されていることを特徴とする項6または7記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法。
9. 項6〜8記載のオリゴヌクレオチドが標識されていることを特徴とする
ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法。
10. 標識が蛍光化学物質、発光団、酵素、蛍光蛋白質、発光蛋白質、磁性体、導電性物質よりなる群から選ばれたいずれかである項6〜9のいずれかに記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法
11. 項1または2記載のオリゴヌクレオチドプライマーセットと、遺伝多型部位に実質的に相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドプローブを用いて解析する工程を含む、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
12. オリゴヌクレオチドプローブが標識または水不溶性担体に固定されていることを特徴とする項3記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
13. 標識が蛍光化学物質、発光団、酵素、蛍光蛋白質、発光蛋白質、磁性体、導電性物質よりなる群から選ばれたいずれかである項11または12に記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
14. 配列番号1または2で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチドのいずれか1種類をフォワードプライマーとし、その3´末端または3´末端から2番目の塩基が多型部位と相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドをリバースプライマーとして用いて解析する工程を含む、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
15. 配列番号4で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチド、配列番号5で示されるオリゴヌクレオチドからなる群より選択される少なくとも1種類のオリゴヌクレオチドをリバースプライマーとし、その3´末端または3´末端から2番目の塩基が多型部位と相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドをフォワードプライマーとして用いて解析する工程を含む、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
16. 項14または15記載の3´末端または3´末端から2番目の塩基が多型部位と相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドの3´末端から3〜5番目の少なくとも1つの塩基が相補的あるいは相同的でない塩基に置換されていることを特徴とする項14または15記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
17. 項14〜16のいずれかに記載のオリゴヌクレオチドが標識されていることを特徴とするヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
18. 標識が蛍光化学物質、発光団、酵素、蛍光蛋白質、発光蛋白質、磁性体、導電性物質よりなる群から選ばれたいずれかである項14〜17のいずれかに記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
本発明により、被験体から核酸試料を得、前記試料中で、チトクロームP450(CYP)の遺伝子多型を簡便でかつ再現性が高い結果が得られるようになり、これらの多型に関連のある薬物使用の際に重要な情報を迅速に提供することができる。
アッセイに用いる試料溶液は、患者の血液、組織から、既知の方法により調製してもよい。代表的なものとして、フェノール/クロロホルム抽出法(Biochimica et Biophysica acta 第72巻、第619〜629頁、1963年)、アルカリSDS法(Nucleic Acid Research 第7巻、第1513〜1523頁、1979年)等の液相で行う方法がある。また、核酸の単離に核酸結合用担体を用いる系としては、ガラス粒子とヨウ化ナトリウム溶液を使用する方法(Proc. Natl. Acad. USA 第76−2巻、第615〜619頁、1979年)、ハイドロキシアパタイトを用いる方法(特開昭63−263093号公報)等がある。その他の方法としてはシリカ粒子とカオトロピックイオンを用いた方法(J. Clinical Microbiology 第28−3巻、第495〜503頁、1990年、特開平2−289596号公報)が挙げられる。
本発明のオリゴヌクレオチドプライマーは、CYP2C19 の一塩基変異を検出するためのものである。配列番号1または2で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有する配列を含んだオリゴヌクレオチドはforward 側プライマーとして、また配列番号3で示されるオリゴヌクレオチドは、reverse 側プライマーとして用いられ、CYP2C19のエクソン4の一塩基多型検出に用いられる。配列番号6で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有する配列を含んだオリゴヌクレオチドはforward 側プライマーとして、また配列番号4で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有する配列を含んだオリゴヌクレオチドまたは配列番号5で示されるオリゴヌクレオチドはreverse 側プライマーとして用いられCYP2C19のエクソン5の一塩基多型検出に用いられる。また、配列番号1または2で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有する配列を含んだオリゴヌクレオチドはforward 側プライマーとして用い、配列番号4で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有する配列を含んだオリゴヌクレオチドまたは配列番号5で示されるオリゴヌクレオチドはreverse 側プライマーとして用いてCYP2C19のエクソン4および5の一塩基多型検出に用いてもよい。
本発明のプライマーと既知のプライマーを組み合わせることにより、CYP2C19 の一塩基多型の検出が簡便に行うことができるようになる。なお、エクソン4中の一塩基変異の検出のためのリバースプライマーは、文献Sonia M.F. de Morais et al., Molecular Pharmaoclogy, 46:594-598,1994に記載されており、エクソン5中の一塩基変異検出のためのフォワードプライマーは文献Sonia M.F. de Morais et al., The Journal of Biological Chemistry Vol.269, No. 22, pp.15419-15422, 1994に記載されているものを使用することも可能である。
更に詳しくは、エクソン4中の一塩基変異(多型)検出には、配列番号9,10で示されるオリゴヌクレオチドを利用しても良い。
配列番号9は、CYP2C19の636番目の塩基がGであることを認識するreverseプライマーであり、配列番号1または2で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有する配列を含んだオリゴヌクレオチドと組み合わせて用いることができる。
配列番号10は、CYP2C19の636番目の塩基がAであることを認識するforwardプライマーであり、配列番号3または配列番号4で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有する配列を含んだオリゴヌクレオチドまたは配列番号5で示されるオリゴヌクレオチドと組み合わせて用いることができる。
更に詳しくは、エクソン5中の一塩基変異検出には、配列番号7,8で示されるオリゴヌクレオチドを利用しても良い。
配列番号7は、CYP2C19の681番目の塩基がGであることを認識するreverseプライマーであり、配列番号1または2で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有する配列を含んだオリゴヌクレオチドまたは配列番号6で示されるオリゴヌクレオチドと組み合わせて用いることができる。
配列番号8は、CYP2C19の681番目の塩基がAであることを認識するforwardプライマーであり、配列番号4で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有する配列を含んだオリゴヌクレオチドまたは配列番号5で示されるオリゴヌクレオチドと組み合わせて用いることができる。
核酸増幅方法としては、PCR、NASBA(Nucleic acid sequence-basedamplification method;Nature 第350巻、第91頁(1991))、LCR(国際公開89/12696号公報、特開平2−2934号公報)、SDA(Strand Displacement Amplification:Nucleic acid research 第20巻、第1691頁(1992))、RCR(国際公開90/1069号公報)、TMA(Transcription mediated amplification method;J.Clin.Microbiol. 第31巻、第3270頁(1993))LAMP(loop-mediated isothermal amplification method :J Clin Microbiol. 2004 第42巻:第1,956頁)、ICAN(isothermal and chimeric primer-initiated amplification of nucleic acids: Kekkaku. 2003 第78巻、第533頁)などが挙げられる。
なかでもPCR法は、試料核酸、4種類のデオキシヌクレオシド三リン酸、一対のオリゴヌクレオチド及び耐熱性DNAポリメラーゼの存在下で、変性、アニーリング、伸長の3工程からなるサイクルを繰り返すことにより、上記一対のオリゴヌクレオチドで挟まれる試料核酸の領域を指数関数的に増幅させる方法である。すなわち、変性工程で試料の核酸を変性し、続くアニーリング工程において各オリゴヌクレオチドと、それぞれに相補的な一本鎖試料核酸上の領域とをハイブリダイズさせ、続く伸長工程で、各オリゴヌクレオチドを起点としてDNAポリメラーゼの働きにより鋳型となる各一本鎖試料核酸に相補的なDNA鎖を伸長させ、二本鎖DNAとする。この1サイクルにより、1本の二本鎖DNAが2本の二本鎖DNAに増幅される。従って、このサイクルをn回繰り返せば、理論上上記一対のオリゴヌクレオチドで挟まれた試料DNAの領域は2n倍に増幅される。増幅されたDNA領域は大量に存在するので、電気泳動等の方法により容易に検出できる。よって、遺伝子増幅法を用いれば、従来では検出不可能であった、極めて微量(1分子でも可)の試料核酸をも検出することが可能であり、最近非常に広く用いられている技術である。
本発明のオリゴヌクレオチドプライマーを用いてPCRを行う場合、アニーリングは50〜65℃で5〜120秒間、伸長は68〜72℃で15〜120秒間行う。変性条件は変性が行われればよいので特に限定されないが、通常、94℃で5〜120秒間行う。サイクル数は特に限定されないが、20〜40サイクルが好ましい。また、PCRバッファー中の塩化マグネシウムの濃度は、1.0 ないし2.0 mMが好ましい。なお、PCR法自体はこの分野において周知であり、必要な試薬類のキット及び装置も市販されているので、これらを用いて容易に行うことができる。
遺伝多型部位に実質的に相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドプローブとしては、一塩基変異(多型)を含み且つ生成物の核酸配列と相同あるいは相補的な塩基配列を備えたオリゴヌクレオチドが広く包含される。
プローブは、標識プローブとして好ましく使用される。標識プローブは新たに生成した配列に対してハイブリダイズするように設計されているので、既に存在している核酸の影響を受けることなく、伸長反応により新たに生成した伸長生成物を、効率よく検出することができる。プローブの標識としては、オリゴヌクレオチドプライマーの標識と同様のものが使用され、プライマーとプローブの両方を標識する場合には、異なる標識を好ましく使用できる。
本発明のプライマーおよび一塩基変異(多型)箇所と相補的あるいは相同的な配列を有するオリゴヌクレオチドプローブを用いることによって、PCR後、得られたPCR産物についてハイブリダイゼーションを行う。ハイブリダイゼーション法自体は周知の方法である。すなわち、水不溶性担体に固定化されたオリゴヌクレオチドプローブに予め1本鎖にされたPCR産物を添加することにより、担体上にPCR産物が結合される。結合されたPCR産物が予め標識されていれば、その標識を検出することによって、PCR産物の配列を特定することが可能である。また、蛍光色素で予め標識されたオリゴヌクレオチドプローブと、5´ヌクレアーゼ活性を有するポリメラーゼを利用したいわゆるTaqmanアッセイであれば、PCR反応と共に一塩基変異(多型)の検出が可能な試料を解析する上では極めて有効な方法である。あるいは、オリゴヌクレオチドプローブを用いた融解曲線解析を行なうことによっても、配列を特定することができる。他の方法としては、配列番号1または2のオリゴヌクレオチドと、一塩基変異(多型)配列を特異的に増幅させるオリゴヌクレオチドとを組み合わせて用いることによって、アレル特異的に核酸断片を増幅させることも可能である。得られた核酸断片をSYBR(登録商標)GreenIやエチレンブロマイドなどのインターカレーターを用いて蛍光検出することも可能であり、電気泳動にて増幅断片を検出しても良い。
点突然変異部位に実質的に相同あるいは相補的なオリゴヌクレオチドプローブは水不溶性担体に固定されていてもよい。水不溶性担体としては、合成高分子、生体高分子、金属、ガラスなどが例示される。すなわち、水不溶性担体に固定化されたオリゴヌクレオチドプローブに予め1本鎖にされたPCR産物を添加することにより、担体上にPCR産物が結合される。結合されたPCR産物が予め標識されていれば、その標識を検出することによって、PCR産物の配列を特定することが可能である。オリゴヌクレオチドプローブは、これらの水溶性担体にアレイ状に配置し、DNAアレイとして用いてもよい。
本発明に使用されるオリゴヌクレオチドプライマーは、標識されていてもよい。標識することで検出操作を簡便化できる。標識は、蛍光化学物質、発光団、酵素、蛍光蛋白質、発光蛋白質、磁性体、導電性物質などを用いればよい。例えば、標識が蛍光化学物質または蛍光蛋白質の場合、特定波長の光を照射し蛍光化学物質または蛍光蛋白質を励起させ、基底状態に変換される際に生じる特定波長の蛍光量を測定することが可能である。これらに用いられる蛍光化学物質としては、FITC、FAM、TAMRA、TexasRed、VIC、Cy3、Cy5、HEX等が挙げられ、蛍光蛋白質としては、GFP、YFP、RFP等を挙げることができる。標識が酵素である場合、酵素の基質を添加することによって生成される反応生成物を検出することによって測定が可能である。これらに用いられる酵素と基質の組み合わせとしては、アルカリフォスファターゼとパラニトロフェニルリン酸、CDP-star、AMPPD、DDAOphospate、BCIP-NBT等の組み合わせ、パーオキシダーゼとTMB、Lumi-Light(ロッシュ・ダイアグノスティックス)、SAT-1(同仁化学)等の組み合わせ、ジアホラーゼとNTB等の組み合わせ、各種オキシダーゼと基質、各種デヒドロゲナーゼと基質の組み合わせ等、反応生成物が検出されるものであれば、これらに限定されることはなく用いることが可能である。標識が磁性体の場合、磁気を検出することによって測定が可能である。標識が導電性物質の場合、電流値を検出することによって測定が可能である。
以下、本発明を実施例に基づきさらに具体的に説明する。もっとも、本発明は下記実施例に限定されるものではない。この実施例に使用したプライマーの位置関係を図3に示す。
[実施例1]
Cytochrome P450 2C19(CYP2C19)遺伝子のエクソン4の塩基多型 (636G→A)の検出
(1)CYP2C19遺伝子の636番目の多型を検出するオリゴヌクレオチドの合成
パーキンエルマー社製DNAシンセサイザー392型を用いて、ホスホアミダイト法にて、配列番号2,3,9,10に示される塩基配列を有するオリゴヌクレオチド(以下、オリゴ2,3,9,10と示す)を合成した。合成はマニュアルに従い、各種オリゴヌクレオチドの脱保護はアンモニア水で55℃、一夜実施した。オリゴヌクレオチドの精製はパーキンエルマー社OPCカラムにて実施した。もしくはDNA合成受託会社((株)日本バイオサービス、(株)サワディー、GENSET KK、アマシャムファルマシア バイオテク(株)等)に依頼した。オリゴ2がセンス鎖であり、オリゴ9と組み合わせて増幅反応のオリゴヌクレオチドとして使用される。オリゴ9は野生型検出用オリゴヌクレオチドであり、オリゴ10は変異型検出用オリゴヌクレオチドでありオリゴ3と組み合わせて増幅反応のオリゴヌクレオチドとして用いられる。
(2)PCR法によるCYP2C19遺伝子多型の解析
PCR法による増幅反応ヒト白血球からフェノール・クロロフォルム法により抽出したDNA溶液をサンプルとして使用して、下記試薬を添加して、下記条件によりヒトCYP2C19遺伝子の塩基多型 (636G→A)を解析した。
試薬
以下の試薬を含む25μl溶液を調製した。
KOD-plus DNAポリメラーゼ反応液
オリゴ3および4(または5および6) 5 pmol、×10緩衝液 2.5 μl、2mM dNTP 2.5 μl、25 mM MgCl2 1 μl、KOD-plus DNAポリメラーゼ 0.5 U、抽出DNA溶液 100 ng
増幅条件
94℃・2分94℃・15秒、60℃・30秒、68℃、30秒(35サイクル)68℃・2分。
(3)電気泳動を用いた検出
増幅反応液5μlを3%アガロースを用いて電気泳動を行なった(図1)。その結果、塩基多型に応じた特異的な増幅産物が得られることが確認された。
[実施例2]
Cytochrome P450 2C19(CYP2C19)遺伝子の塩基多型 (681G→A)の検出
(1)CYP2C19遺伝子の681番目の多型を検出するオリゴヌクレオチドの合成
パーキンエルマー社製DNAシンセサイザー392型を用いて、ホスホアミダイト法にて、配列番号5〜8に示される塩基配列を有するオリゴヌクレオチド(以下、オリゴ5〜8と示す)を合成した。合成はマニュアルに従い、各種オリゴヌクレオチドの脱保護はアンモニア水で55℃、一夜実施した。オリゴヌクレオチドの精製はパーキンエルマー社OPCカラムにて実施した。もしくはDNA合成受託会社((株)日本バイオサービス、(株)サワディー、GENSET KK、アマシャムファルマシア バイオテク(株)等)に依頼した。オリゴ6がセンス鎖であり、オリゴ7と組み合わせて増幅反応のオリゴヌクレオチドとして使用される。オリゴ7は野生型検出用オリゴヌクレオチドであり、オリゴ8は変異型検出用オリゴヌクレオチドでありオリゴ5と組み合わせて増幅反応のオリゴヌクレオチドとして用いられる。
(2)PCR法によるCYP2C19遺伝子多型の解析
PCR法による増幅反応ヒト白血球からフェノール・クロロフォルム法により抽出したDNA溶液をサンプルとして使用して、下記試薬を添加して、下記条件によりヒトCYP2C19遺伝子の塩基多型 (681G→A)を解析した。
試薬
以下の試薬を含む25μl溶液を調製した。
KOD-plus DNAポリメラーゼ反応液
オリゴ7および8(または9および10) 5 pmol、×10緩衝液 2.5 μl、2mM dNTP 2.5 μl、25 mM MgCl2 1 μl、KOD-plus DNAポリメラーゼ 0.5 U、抽出DNA溶液 100 ng
増幅条件
94℃・2分94℃・15秒、60℃・30秒、68℃、30秒(35サイクル)68℃・2分。
(3)電気泳動を用いた検出
増幅反応液5μlを3%アガロースを用いて電気泳動を行なった(図2)。その結果塩基多型に応じた特異的な増幅産物が得られることが確認された。
本発明により、被験体から核酸試料を得、前記試料中で、チトクロームP450(CYP)の遺伝子多型を簡便でかつ再現性が高い結果が得られるようになり、これらの多型に関連のある薬物使用の際に重要な情報を迅速に提供することができることからも産業界に大きく寄与することが期待される。
Cytochrome P450 2C19(CYP2C19)遺伝子の塩基多型 (636G→A)の検出結果。図1中、レーン1〜4はオリゴ3及びオリゴ4を用いPCR増幅後、電気泳動した。レーン5〜8はオリゴ5及びオリゴ6を用いPCR増幅後、電気泳動した。
レーン1及び5には試料としてミリQ水を、レーン2及び6には野生型ホモ試料を、レーン3及び7にはヘテロ型試料を、レーン4及び8には変異型ホモ試料を、各々用いた。電気泳動結果より、特異的な増幅断片が得られるとともに非特異的な増幅断片もないことより、明瞭な解析が可能である。
Cytochrome P450 2C19(CYP2C19)遺伝子の塩基多型 (681G→A)の検出結果図2中、レーン1〜4はオリゴ3及びオリゴ4を用いPCR増幅後、電気泳動した。レーン5〜8はオリゴ5及びオリゴ6を用いPCR増幅後、電気泳動した。
レーン1及び5には試料としてミリQ水を、レーン2及び6には野生型ホモ試料を、レーン3及び7にはヘテロ型試料を、レーン4及び8には変異型ホモ試料を、各々用いた。電気泳動結果より、特異的な増幅断片が得られるとともに非特異的な増幅断片もないことより、明瞭な解析が可能である。
プライマー1〜10の位置関係を示す。

Claims (18)

  1. 配列番号1で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチドのいずれか1種類をフォワードプライマーとし、配列番号3で示される塩基配列の連続する15〜26塩基を有するオリゴヌクレオチド、配列番号4で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチド、配列番号5で示されるオリゴヌクレオチドからなる群より選択される少なくとも1種類のオリゴヌクレオチドをリバースプライマーとすることを特徴とする新規なヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型検査用オリゴヌクレオチドプライマーセット。
  2. 配列番号1で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチドもしくは配列番号6で示されるオリゴヌクレオチドの少なくとも1種類をフォワードプライマーとし、配列番号4で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチド、配列番号5で示されるオリゴヌクレオチドからなる群より選択される少なくとも1種類のオリゴヌクレオチドをリバースプライマーとすることを特徴とする新規なヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型検査用オリゴヌクレオチドプライマーセット。
  3. 請求項1または2記載のオリゴヌクレオチドプライマーセットと、遺伝多型部位に実質的に相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドプローブを用いて解析する工程を含む、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法。
  4. オリゴヌクレオチドプローブが標識または水不溶性担体に固定されていることを特徴とする請求項3記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法。
  5. 標識が蛍光化学物質、発光団、酵素、蛍光蛋白質、発光蛋白質、磁性体、導電性物質よりなる群から選ばれたいずれかである請求項3または4に記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法。
  6. 配列番号1で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチドのいずれか1種類をフォワードプライマーとし、その3´末端または3´末端から2番目の塩基が多型部位と相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドをリバースプライマーとして用いて解析する工程を含む、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法。
  7. 配列番号4で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチド、配列番号5で示されるオリゴヌクレオチドからなる群より選択される少なくとも1種類のオリゴヌクレオチドをリバースプライマーとし、その3´末端または3´末端から2番目の塩基が多型部位と相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドをフォワードプライマーとして用いて解析する工程を含む、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法。
  8. 請求項6または7記載の3´末端または3´末端から2番目の塩基が多型部位と相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドの3´末端から3〜5番目の少なくとも1つの塩基が相補的あるいは相同的でない塩基に置換されていることを特徴とする請求項6または7記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法。
  9. 請求項6〜8記載のオリゴヌクレオチドが標識されていることを特徴とする
    ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法。
  10. 標識が蛍光化学物質、発光団、酵素、蛍光蛋白質、発光蛋白質、磁性体、導電性物質よりなる群から選ばれたいずれかである請求項6〜9のいずれかに記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査方法
  11. 請求項1または2記載のオリゴヌクレオチドプライマーセットと、遺伝多型部位に実質的に相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドプローブを用いて解析する工程を含む、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
  12. オリゴヌクレオチドプローブが標識または水不溶性担体に固定されていることを特徴とする請求項3記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
  13. 標識が蛍光化学物質、発光団、酵素、蛍光蛋白質、発光蛋白質、磁性体、導電性物質よりなる群から選ばれたいずれかである請求項11または12に記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
  14. 配列番号1または2で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチドのいずれか1種類をフォワードプライマーとし、その3´末端または3´末端から2番目の塩基が多型部位と相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドをリバースプライマーとして用いて解析する工程を含む、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
  15. 配列番号4で示される塩基配列の連続する15〜35塩基を有するオリゴヌクレオチド、配列番号5で示されるオリゴヌクレオチドからなる群より選択される少なくとも1種類のオリゴヌクレオチドをリバースプライマーとし、その3´末端または3´末端から2番目の塩基が多型部位と相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドをフォワードプライマーとして用いて解析する工程を含む、ヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
  16. 請求項14または15記載の3´末端または3´末端から2番目の塩基が多型部位と相補的あるいは相同的配列を有するオリゴヌクレオチドの3´末端から3〜5番目の少なくとも1つの塩基が相補的あるいは相同的でない塩基に置換されていることを特徴とする請求項14または15記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
  17. 請求項14〜16のいずれかに記載のオリゴヌクレオチドが標識されていることを特徴とするヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
  18. 標識が蛍光化学物質、発光団、酵素、蛍光蛋白質、発光蛋白質、磁性体、導電性物質よりなる群から選ばれたいずれかである請求項14〜17のいずれかに記載のヒトチトクロームP450 2C19 遺伝多型の検査キット。
JP2005097044A 2005-03-30 2005-03-30 チトクロームp4502c19遺伝多型の検出方法 Pending JP2006271288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005097044A JP2006271288A (ja) 2005-03-30 2005-03-30 チトクロームp4502c19遺伝多型の検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005097044A JP2006271288A (ja) 2005-03-30 2005-03-30 チトクロームp4502c19遺伝多型の検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006271288A true JP2006271288A (ja) 2006-10-12

Family

ID=37206635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005097044A Pending JP2006271288A (ja) 2005-03-30 2005-03-30 チトクロームp4502c19遺伝多型の検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006271288A (ja)

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6010043043, 久保田隆廣、外4名, "Cytochrome P450 SNP Typing Kitの開発とその精度評価", TDM研究, 20040430, Vol.21,No.2, p.153−154 *
JPN6010043045, Homo sapiens cytochrome P450, family 2, subfamily C, polypeptide 19 (CYP2C19) gene, complete cds. [o *

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9909179B2 (en) Single-cell nucleic acid analysis
JP5940874B2 (ja) NPM1遺伝子のexon12変異の検出用プローブおよびその用途
JP6906504B2 (ja) 短いホモポリマー反復の改良された検出
WO2004092385A1 (ja) β3アドレナリン受容体変異遺伝子の検出法ならびにそのための核酸プローブおよびキット
JP4650420B2 (ja) 塩基判定方法及び塩基判定用キット
JP2006271288A (ja) チトクロームp4502c19遺伝多型の検出方法
US20140349879A1 (en) Method for detecting nucleotide mutation, and detection kit
JP2005287335A (ja) Mdr1遺伝子の変異の検出法ならびにそのための核酸プローブおよびキット
JP5860667B2 (ja) Egfrエクソン21l858r遺伝子多型検出用プライマーセット及びその用途
JP4437206B2 (ja) Cyp2c9の変異の検出法ならびにそのための核酸プローブおよびキット
JP5017947B2 (ja) 複数の塩基多型の同定方法
JP5047450B2 (ja) Cyp2c19*3アレルの検出法およびそのための核酸プローブ
JP3974557B2 (ja) 変異解析方法及びそのためのシステム
JP2008161113A (ja) ヘリコバクター・ピロリ菌の識別方法
JP2007006863A (ja) チトクロームp4502c9遺伝多型の検出方法
JP2007068429A (ja) Il−10多型検出による消化器系疾患罹患の判定方法およびそのキット
JP2006271290A (ja) 新規オリゴヌクレオチドプライマー及びそれを用いた点突然変異の検出方法
KR20180033911A (ko) 표적 핵산 또는 유전적 변이를 다중 검출하는 방법
JPWO2006070666A1 (ja) 遺伝子多型の同時検出方法
JP2007143420A (ja) 塩基配列の判別方法
JP2007215413A (ja) 欠損の検出方法
JP2005058114A (ja) Cyp2c19の変異の検出法およびそのための核酸プローブ
JP4454365B2 (ja) Cyp2d6*2の変異の検出法ならびにそのための核酸プローブおよびキット
JP2007330137A (ja) 塩基多型の同定方法
JP2006296241A (ja) チトクロームp450遺伝子多型を検出する方法およびそのキット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100928

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101102