JP2006267903A - アクティブマトリクス型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 階調による充電率の差異を軽減することにより、表示品位が高く、かつ消費電力が小さい、点順次駆動方式のアクティブマトリクス型表示装置を提供する。
【解決手段】 一水平期間にゲートバスラインのいずれかに選択電圧を印加するゲートドライバ11と、選択電圧が印加されたゲートバスライン上の画素へ一水平期間に順次書き込むべきデータをサンプリングし、データに応じた階調電圧を生成するデータ信号供給回路14と、階調電圧を印加するソースバスラインを順次選択するソースドライバ12と、階調電圧を印加するソースバスラインに対して、本充電期間の前に予備充電電圧を印加する予備充電回路13と、本充電期間に印加する階調電圧のレベルに応じて予備充電電圧の印加期間の長さを決定する予備充電時間制御回路15を備えたアクティブマトリクス型表示装置である。
【選択図】 図1
【解決手段】 一水平期間にゲートバスラインのいずれかに選択電圧を印加するゲートドライバ11と、選択電圧が印加されたゲートバスライン上の画素へ一水平期間に順次書き込むべきデータをサンプリングし、データに応じた階調電圧を生成するデータ信号供給回路14と、階調電圧を印加するソースバスラインを順次選択するソースドライバ12と、階調電圧を印加するソースバスラインに対して、本充電期間の前に予備充電電圧を印加する予備充電回路13と、本充電期間に印加する階調電圧のレベルに応じて予備充電電圧の印加期間の長さを決定する予備充電時間制御回路15を備えたアクティブマトリクス型表示装置である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、アクティブマトリクス型表示装置に関し、特に、点順次表示方式を採用した表示装置に関する。
従来、アクティブマトリクス型表示装置の駆動方式として、線順次表示方式と点順次表示方式が知られている。線順次表示方式とは、一水平期間においていずれか一本のゲートバスラインへ選択信号を供給すると共に、全てのソースバスラインへ映像信号を供給する方式である。一方。点順次駆動とは、映像信号を一水平期間において順次サンプリングし、ソースバスラインへ順次入力する方式である。
最近、携帯電話端末やPDA用ディスプレイに採用される中小型の液晶表示装置においても、点順次表示方式が採用される場合がある。この場合、高周波駆動を行う必要があることに伴い、各ソースバスラインへの充電時間が短くなることで、ソースバスラインの配線抵抗成分が無視できなくなり、画素への充電不足が問題となっている。
この問題を解決するため、従来、充電対象となる一行分の画素に対して映像信号を書き込む直前に、予備充電ラインを介して予め所定の電圧をソースバスラインへ印加することで、本充電時(映像信号の書き込み時)に所望の電圧レベルまで短時間で到達させようとする駆動方法が提案されている。そのような駆動方法の一例が、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された駆動方法は、ソースバスラインへの映像信号の書き込み直前に、各ソースバスラインへ所定電圧のプリチャージ信号を一斉供給する駆動方法である。
特開平9−50263号公報
しかしながら、上述したような予備充電を行う従来の駆動方法は、以下のような課題を有する。
図7(a)は、ソースバスラインへの印加電圧が64階調(V0〜V63)である従来のアクティブマトリクス型液晶パネルにおいて、最大階調(黒表示)に相当する印加電圧V0を画素へ書き込む場合の画素電極の電位を示す。図7(b)は、ソースバスラインへ、最小階調(白表示)に相当する印加電圧V63を画素へ書き込む場合の画素電極の電位を示す。いずれの場合も、本充電期間(t2)の前の予備充電期間(t1)において、所定の電圧(例えばV0)が予備充電電圧としてソースバスラインへ印加されているものとする。
図7(a)の例では、本充電期間(t2)に書き込まれる電圧は、V0(黒表示)である。この例では、予備充電期間(t1)の経過後の画素電極の電位は、目標電位である±V0に至っておらず、かつ、目標電位との電位差が比較的大きい。従って、例えば駆動周波数が高いために本充電期間(t2)が短い場合、ソースバスラインの電圧を目標電位へ到達させることが困難である。この結果、本充電期間(t2)経過後の画素電極の電位は、目標電位である±V0との間にΔV1の電位差を有することとなる。これにより、白に表示されるべき画素が若干黒くなり、表示品位が劣化してしまう。
一方、図7(b)の例では、本充電期間(t2)に書き込まれる電圧は、V63(白表示)である。予備充電期間(t1)の経過後の画素電極の電位は、目標電位である±V63を超えてしまっており、かつ、目標電位との電位差が比較的大きい。従って、この場合も、本充電期間(t2)内に、ソースバスラインの電圧を、目標電位である±V63へ戻すことが困難である。この結果、本充電期間(t2)経過後の画素電極の電位は、目標電位である±V63との間にΔV2の電位差を有することとなる。これにより、黒に表示されるべき画素が若干白くなり、表示品位が劣化してしまう。
以上のように、従来の予備充電方式では、予備充電の過不足が生じることにより本充電期間内に目標電位に到達することができず、表示品位が劣化したり、無駄な電荷移動によって消費電力が増大したりするという問題があった。これらの問題は、駆動周波数が高くなるほど顕著である。そこで、本発明は、階調による充電率の差異を軽減することにより、表示品位が高く、かつ消費電力が小さい、点順次駆動方式のアクティブマトリクス型表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明にかかるアクティブマトリクス型表示装置は、互いに平行に配置された複数のゲートバスラインと、前記ゲートバスラインに直交するよう配置された複数のソースバスラインと、前記ゲートバスラインとソースバスラインとの交点に接続された駆動素子と、前記駆動素子によって駆動される画素表示媒体とを備えたアクティブマトリクス型表示装置であって、一水平期間に前記ゲートバスラインのいずれかに選択電圧を印加するゲート駆動回路と、前記選択電圧が印加されたゲートバスライン上の画素へ一水平期間に順次書き込むべきデータをサンプリングし、データに応じた階調電圧を生成するデータ信号供給回路と、一水平期間に前記階調電圧を印加するソースバスラインを順次選択するソース駆動回路と、前記階調電圧を印加するソースバスラインに対して、前記一水平期間において当該階調電圧を印加する本充電期間の前に、所定の予備充電電圧を印加する予備充電回路と、前記本充電期間に印加する階調電圧のレベルに応じて前記予備充電電圧の印加期間の長さを決定する予備充電時間制御回路を備えたことを特徴とする。
上記の構成によれば、予備充電電圧の印加期間の長さが、本充電期間に画素表示媒体へ印加される階調電圧のレベルに応じて決定されることにより、従来のように予備充電電圧の印加期間を一定とする場合に比較して、階調による充電率の差異が軽減される。この結果、表示品位が高く、かつ消費電力が小さい、点順次駆動方式のアクティブマトリクス型表示装置を提供することができる。
本発明にかかるアクティブマトリクス型表示装置において、前記予備充電電圧がデータの最大階調電圧と等しく、前記予備充電時間制御回路が、前記本充電期間に印加される階調電圧が高いほど予備充電電圧の印加期間を長くすることが好ましい。これにより、階調による充電率の差異を最も有効に軽減でき、かつ、消費電力の低減効果も大きいからである。
本発明にかかるアクティブマトリクス型表示装置において、前記予備充電時間制御回路において、階調電圧を電圧の順に複数グループに分割し、グループ毎に予備充電の印加期間の長さを異ならせることが好ましい。予備充電時間制御回路の構成を簡略化できるからである。
上記の構成は、さらに、前記予備充電時間制御回路において、階調電圧を電圧の順に複数グループに均等に分割することが好ましい。あるいは、前記予備充電時間制御回路において、中間調の階調電圧を、最大階調側または最小階調側の階調電圧よりも細かいグループに分割することが好ましい。特に後者の構成によれば、中間調付近における印加電位の変動は、表示の明るさに比較的大きな影響を与えるので、中間調付近の予備充電電圧を各階調に応じて細かく制御することにより、表示品位をさらに向上させることができる。
本発明によれば、階調による充電率の差異を軽減することにより、表示品位が高く、かつ消費電力が小さいアクティブマトリクス型表示装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態においては、本発明にかかるアクティブマトリクス型表示装置の一例として、液晶表示装置としての実施形態のみを説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、EL表示装置等の任意のアクティブマトリクス型表示装置に適用可能である。
図1は、本実施形態にかかるアクティブマトリクス型液晶表示装置の概略構成を示す当価回路図である。図1に示すように、本実施形態の液晶表示装置は、互いに平行に配置されたn本のゲートバスラインX(X1〜Xn)と、ゲートバスラインXに直交するよう互いに平行に配置されたm本のソースバスラインY(Y1〜Ym)とを備えている。ゲートバスラインXとソースバスラインYとの交点の各々には、駆動素子としてのTFT16が設けられている。TFT16のゲート電極はゲートバスラインXに、ソース電極はソースバスラインYに、ドレイン電極は画素電極17に、それぞれ接続されている。
なお、図1の例では、画素電極17のそれぞれがどの色の画素に対応しているかを赤(R),緑(G),青(B)で表記した。すなわち、図1に示した液晶表示装置は、ストライプ配列(マルチカラー)のカラーフィルタを有する。ただし、本発明は、図1に示したようなマルチカラーモードの表示装置のみに限定されず、RGBのカラーフィルタがデルタ配列されたいわゆるフルカラーモードや、RGB以外のカラーフィルタを用いたカラーモードの表示装置にも適用可能である。さらに、白黒および中間調(グレー)の表示のみが可能な表示装置にも適用可能である。
さらに、本実施形態の液晶表示装置は、少なくとも、ゲートドライバ11、ソースドライバ12、予備充電回路13、データ信号供給回路14、予備充電時間制御回路15を備えている。ゲートバスラインXは、ゲートドライバ11に接続されている。ソースバスラインYの一端は、時分割スイッチSWを介して、データラインD1〜D3に接続されている。図1の例では、データラインD1がソースバスラインY1,Y4・・・に接続され、Rの画素に対応するデータ信号を供給する。また、データラインD2がソースバスラインY2,Y5・・・に接続され、Gの画素に対応するデータ信号を供給する。さらに、データラインD3がソースバスラインY3,Y6・・・に接続され、Bの画素に対応するデータ信号を供給する。時分割スイッチSWは、ソースドライバ12によって時分割で開閉制御される。ソースバスラインYの他端は、予備充電回路13において、予備充電スイッチSPを介して予備充電ラインZに接続される。
ゲートドライバ11は、一水平期間に一行ずつ、ゲートバスラインX1〜Xnを順次選択し、選択電圧を印加する。ソースドライバ12は、一水平期間内に、スイッチSW1〜SWmを順次ONにすることにより、ソースバスラインY1〜YmをデータラインD1〜D3へ順次導通させる。データ信号供給回路14は、スイッチSW1〜SWmのONタイミングに合わせて、各画素へ書き込むべきデータ信号をデータラインD1〜D3へ供給する。すなわち、本実施形態にかかる液晶表示装置の駆動方式は、点順次駆動である。
なお、本実施形態にかかる液晶表示装置はノーマリホワイトであり、データ信号供給回路14が、V0(黒表示)〜V63(白表示)の64段階の階調電圧をD1〜D3に供給するものとする。
予備充電回路13は、ソースバスラインYのそれぞれに対して、データ信号が書き込まれる期間(本充電期間)の直前に、予備充電を行う。予備充電を行うべきソースバスラインYの選択信号は、ソースドライバ12より予備充電時間制御回路15へ与えられる。予備充電時間制御回路15は、ソースドライバ12から与えられる選択信号に従って、一水平期間内に、予備充電回路13の予備充電スイッチSP1〜SPmを順次ONにする。これにより、データ信号が書き込まれるソースバスラインYが、本充電期間の直前に、順次予備充電される。なお、予備充電期間と本充電期間との時間間隔は、予備充電の効果が得られる限りにおいて任意であり、予備充電期間の直後に本充電を開始しても良い。本実施形態では、予備充電ラインZに供給される予備充電電圧Vpcを、最大階調電圧であるV0とする。なお、各ソースバスラインに対する予備充電期間の長さが、予備充電時間制御回路15により、同一水平期間の本充電期間に当該ソースバスラインへ書き込まれるデータ信号の階調に応じて可変に制御されることが、本実施形態にかかる液晶表示装置の特徴である。このため、予備充電時間制御回路15は、図2に示すように構成される。
図2は、予備充電時間制御回路15の内部構成を示す回路図である。予備充電時間制御回路15は、平均化回路151、デコーダ152、比較器153、シフトレジスタ154、D−フリップフロップ155を備えている。平均化回路151は、図3に示すとおり、RGB信号の各ビットの平均値を求めるよう構成されている。これにより、平均化回路151は、データ信号供給回路14に与えられるRGBデータ(RGB[5:0])の各色データの上位3ビットRGB[5:3]を入力とし、それら全9ビットのデジタル信号を平均化し、3ビットの階調平均信号Y[5:3]としてデコーダ152へ入力する。デコーダ152は、階調平均信号Y[5:3]の階調を“000”〜“111”の8段階に表現し、比較器153へ入力する。
また、ソースドライバ12へ与えられるDCLKが、8段シフトレジスタ154へも供給されており、8段シフトレジスタ154においてパラレルの信号が時間軸に変換され、比較器153へ供給される。そして、比較器153の出力をD−フリップフロップ155へ入力することにより、図4に示すように、データ信号の階調に応じてON期間の長さが異なるスイッチ制御信号が、D−フリップフロップ155の出力Qとして生成される。このスイッチ制御信号は予備充電回路13へ与えられる。
予備充電回路13は、スイッチ制御信号がHighの間、スイッチSPをONとすることにより、ソースバスラインYと予備充電ラインZとを導通させる。これにより、ソースバスラインYには、本充電期間に書き込まれるデータ信号の階調に応じた長さの予備充電期間、予備充電電圧Vpc(V0)が印加される。
図4に、本充電期間と予備充電期間の長さの一例を示す。図4の例では、1画素へのデータ書き込み時間(本充電期間)を4DCLK(1DCLK=150ns)とした場合、予備充電期間は、本充電期間に書き込まれるデータ信号の階調に応じて、0.5DCLK〜4DCLKの8段階から選択される。例えば、本充電期間に書き込まれるデータ信号の階調電圧がV0(Y[5:3]=“000”)である場合、その書き込み直前の予備充電期間は、最長の4DCLK(600ns)となる。一方、書き込まれるデータ信号の階調電圧がV63(Y[5:3]=“111”)である場合、その書き込み直前の予備充電期間は、最短の0.5DCLK(75ns)となる。
図5(a)および(b)は、上記の構成にかかる本実施形態の液晶表示装置における画素電極の電位(対向電極に対する電位)の変化を示す波形図である。図5(a)に示すように、ある水平期間において一つの画素へV0(正極性または負極性)を書き込む場合、書き込むべき階調電圧V0が最大階調であるため、当該画素が接続されたソースバスラインYが予備充電される期間T1(V0)の長さは、上述のとおり、最長時間(600ns)となる。これにより、予備充電終了時の画素電極17の電位は、正極性または負極性のV0に十分に近づいている。従って、本充電期間(T2)において当該画素の電位を所望の書き込み電位(正極性または負極性のV0)へ容易に到達させることができる。これにより、当該画素を完全な黒表示とすることができる。
また、図5(b)に示すように、ある水平期間において一つの画素へV63(正極性または負極性)を書き込む場合、書き込むべき階調電圧V63が最小階調であるため、当該画素が接続されたソースバスラインYが予備充電される期間T1(V63)の長さは、上述のとおり、最短時間(75ns)となる。これにより、予備充電終了時の画素電極17の電位は、正極性または負極性のV63に近い。従って、本充電期間(T2)において当該画素の電位を所望の書き込み電位(正極性または負極性のV63)へ容易に到達させることができる。これにより、当該画素を完全な白表示とすることができる。
図6に、本実施形態の液晶表示装置における、本充電期間に書き込まれるデータ信号の階調電圧と、予備充電期間の長さと、目標電圧と、実際の電圧との関係を示す。なお、図6には、比較のために、予備充電期間の長さを従来のように一定とした場合(ここでは600nsとした)の電圧も示した。図6から分かるように、本充電期間の終了後の目標電圧と実際の電圧とがほぼ一致するという好適な結果が得られた。なお、図6から、予備充電期間の長さを従来のように一定とした場合は、目標電圧との差が大きいことが分かる。
以上のとおり、本実施形態にかかる液晶表示装置によれば、予備充電期間の長さを、本充電期間に書き込まれるデータ信号の階調に応じて可変に制御することにより、予備充電終了時の画素電極17の電位が、本充電期間に書き込むべきデータ信号の電位に近くなっている。これにより、本充電期間において当該画素電極の電位を所望の書き込み電位へ容易に到達させることができる。この結果、従来のように予備充電期間の長さを一定とする場合と比較して、階調による充電率の際を軽減することができ、表示品位が向上する。また、無駄な電荷移動を生じさせないことにより、消費電力の低減を図れるという利点もある。
なお、上述の実施形態では、ソースバスラインYの一端にソースドライバが接続され、他端に予備充電回路が接続された構成を例示したが、予備充電回路のレイアウトはこの例に限定されない。
また、上述の実施形態では、ノーマリホワイトの液晶表示装置において予備充電電圧を最大階調である黒表示時の電圧としたが、本発明の実施形態はこの例に限定されない。ノーマリブラックの液晶表示装置において予備充電電圧を白表示時の電圧とした構成も、本発明の一実施形態である。また、予備充電電圧は、必ずしも最大階調電圧と等しくなくても良い。
さらに、上述の実施形態では、COM電位が一定である例を示したが、COM電位は交流電圧であっても良い。
また、上述の実施形態では、V0〜V63までの64階調を8段階に均等に分割し、予備充電期間の長さを8段階に設定できるようにしたが、さらに多段階に分割することも可能である。また、全階調を均等に分割するのではなく、中間調付近の印加電圧をより多段階に分割し、予備充電期間を階調に応じてきめ細かく異ならせるようにすることが好ましい。中間調付近における印加電位の変動は、表示の明るさに比較的大きな影響を与えるので、中間調付近の予備充電電圧を各階調に応じて細かく制御することが好ましいからである。
本発明は、点順次駆動方式のアクティブマトリクス型表示装置として利用可能である。
11 ゲートドライバ
12 ソースドライバ
13 予備充電回路
14 データ信号供給回路
15 予備充電時間制御回路
16 TFT
17 画素電極
151 平均化回路
152 デコーダ
153 比較器
154 シフトレジスタ
X ゲートバスライン
Y ソースバスライン
Z 予備充電ライン
12 ソースドライバ
13 予備充電回路
14 データ信号供給回路
15 予備充電時間制御回路
16 TFT
17 画素電極
151 平均化回路
152 デコーダ
153 比較器
154 シフトレジスタ
X ゲートバスライン
Y ソースバスライン
Z 予備充電ライン
Claims (5)
- 互いに平行に配置された複数のゲートバスラインと、前記ゲートバスラインに直交するよう配置された複数のソースバスラインと、前記ゲートバスラインとソースバスラインとの交点に接続された駆動素子と、前記駆動素子によって駆動される画素表示媒体とを備えたアクティブマトリクス型表示装置であって、
一水平期間に前記ゲートバスラインのいずれかに選択電圧を印加するゲート駆動回路と、
前記選択電圧が印加されたゲートバスライン上の画素へ一水平期間に順次書き込むべきデータをサンプリングし、データに応じた階調電圧を生成するデータ信号供給回路と、
一水平期間に前記階調電圧を印加するソースバスラインを順次選択するソース駆動回路と、
前記階調電圧を印加するソースバスラインに対して、前記一水平期間において当該階調電圧を印加する本充電期間の前に、所定の予備充電電圧を印加する予備充電回路と、
前記本充電期間に印加する階調電圧のレベルに応じて前記予備充電電圧の印加期間の長さを決定する予備充電時間制御回路を備えたことを特徴とするアクティブマトリクス型表示装置。 - 前記予備充電電圧がデータの最大階調電圧と等しく、
前記予備充電時間制御回路が、前記本充電期間に印加される階調電圧が高いほど予備充電電圧の印加期間を長くする、請求項1に記載のアクティブマトリクス型表示装置。 - 前記予備充電時間制御回路において、階調電圧を電圧の順に複数グループに分割し、グループ毎に予備充電の印加期間の長さを異ならせる、請求項1に記載のアクティブマトリクス型表示装置。
- 前記予備充電時間制御回路において、階調電圧を電圧の順に複数グループに均等に分割する、請求項3に記載のアクティブマトリクス型表示装置。
- 前記予備充電時間制御回路において、中間調の階調電圧を、最大階調側または最小階調側の階調電圧よりも細かいグループに分割する、請求項3に記載のアクティブマトリクス型表示装置。
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2005
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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