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JP2006267305A - 表示装置およびその製造方法 - Google Patents

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JP2006267305A
JP2006267305A JP2005082887A JP2005082887A JP2006267305A JP 2006267305 A JP2006267305 A JP 2006267305A JP 2005082887 A JP2005082887 A JP 2005082887A JP 2005082887 A JP2005082887 A JP 2005082887A JP 2006267305 A JP2006267305 A JP 2006267305A
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JP2005082887A
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English (en)
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Morikazu Nomura
盛一 野村
Kazuyuki Endo
和之 遠藤
Akira Yamaoka
亮 山岡
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

【課題】着色層のパターン加工精度を容易に測定可能とする。
【解決手段】カラーフィルタ基板101においては、画素領域に着色層111を形成すると共に、画素領域以外の領域に画素領域から所定間隔を隔てるように第1バーニア141を形成する。一方、アレイ基板201においては、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とが対面した際に、カラーフィルタ基板101の第1バーニア141に対面するように、画素領域以外の領域に第2バーニア241を形成する。ここで、第1バーニア141を形成する際には、着色層111と同じ着色材料により形成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置およびその製造方法に関し、特に、着色層を有する第1基板と、その第1基板に対面するように配置されている第2基板とを有し、第1基板と第2基板との画素領域が互いに位置合わせされて対面している表示装置およびその製造方法に関する。
液晶表示(LCD:Liquid Crystal Display)装置などのフラットパネル型の表示装置は、薄型、軽量、低消費電力などの利点を有し、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータなどのさまざまな電子機器に利用されている。このような、表示装置の表示方式として、アクティブマトリクス方式が知られている。
カラー表示が可能なアクティブマトリクス方式の液晶表示装置においては、カラーフィルタ基板とアレイ基板とを有している。このカラーフィルタ基板とアレイ基板は、画素領域が互いに対面するように位置合わせされ、間隔を隔てるように貼り合わされている。そして、カラーフィルタ基板とアレイ基板との間の間隔に液晶が注入されている。
カラーフィルタ基板とアレイ基板との位置合わせを実施する際には、カラーフィルタ基板とアレイ基板との両者に形成したアライメントマークを用いる。そして、カラーフィルタ基板とアレイ基板との貼り合わせ精度を測定するために、カラーフィルタ基板とアレイ基板との両者にバーニアを設けている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平11−176724号公報
図8と図9と図10は、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とが位置合わせされて貼り合わされた様子を示す図である。
図8は、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とが位置合わせされて貼り合わされた液晶パネル母材11を示す平面図である。図9は、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とが位置合わせされて貼り合わされた液晶パネル母材11の断面図であり、図9(a)は、図8のX1−X2部分の断面図であり、図9(b)は、図8のX3−X4部分の断面図である。また、図10は、図8のX5部分を拡大し示す図であり、図10(a)が平面図であり、図10(b)が断面図である。
カラーフィルタ基板101は、図9(a)に示すように、着色層111と、遮光層112と、ブラックマトリクス層113と、共通電極121とが形成されると共に、図9(b)に示すように、第1アライメントマーク131が形成され、図10に示すように、第1バーニア141が形成されている。カラーフィルタ基板101の各部について順次説明する。
着色層111は、光を着色する層であり、図8に示すように、複数の液晶パネルに対応するように、遮光層112により区切られた画素領域に形成されている。そして、この着色層111は、図9(a)に示すように、ブラックマトリクス層113によりマトリクス状に区画された画素ごとに、赤色フィルタ層111Rと緑色フィルタ層111Gと青色フィルタ層111Bとが1群となるように、それぞれがパターン加工されて形成されている。
遮光層112は、図8に示すように、各液晶パネルの画素領域の周りを囲うように形成されており、光を遮蔽する。
ブラックマトリクス層113は、図9(a)に示すように、画素領域を画素ごとに区画するように形成されている。
共通電極121は、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明電極で形成されている。そして、共通電極121は、図9(a)に示すように、アレイ基板201の画素電極221と対面し、着色層111を覆うように各液晶パネルの画素領域に一体的に形成されている。
第1アライメントマーク131は、図8に示すように、カラーフィルタ基板101の周囲のコーナー部分に形成されている。第1アライメントマーク131は、ブラックマトリクス層113と同じ材料を用い、同工程においてパターン加工されて形成されている。そして、図9(b)に示すように、アレイ基板201の第2アライメントマーク231と対面するように形成される。
第1バーニア141は、図8のX5部分に形成されており、液晶パネルのそれぞれに対応するように、画素領域の周囲の周辺領域に遮光層112に隣接して成されている。そして、第1バーニア141は、たとえば、遮光層112とブラックマトリクス層113と同じ材料を用いて、遮光層112とブラックマトリクス層113と同じ工程においてパターン加工され形成されている。ここでは、たとえば、図10(a)に示すように、複数の直線が平行に並んだ形状の目盛として、第1バーニア141は形成される。そして、図10(b)に示すように、第1バーニア141は、第2バーニア241と対面するように形成される。
一方、アレイ基板201は、図9(a)に示すように、画素スイッチング素子211と、配線層212と、画素電極221とが形成されると共に、図9(b)に示すように、第2アライメントマーク231が形成され、図10に示すように、第2バーニア241が形成されている。アレイ基板201の各部について説明する。
画素スイッチング素子211は、赤色フィルタ層111Rと緑色フィルタ層111Gと青色フィルタ層111Bとのそれぞれに対応するように、複数がマトリクス状に形成されている。
配線層212は、導電材料により形成されている。配線層212は、走査線と信号線として形成されており、画素スイッチング素子211に接続する。
画素電極221は、赤色フィルタ層111Rと緑色フィルタ層111Gと青色フィルタ層111Bとのそれぞれに対応するように、複数が間隔を隔ててマトリクス状に形成されている。複数の画素電極221は、それぞれに対応するように画素スイッチング素子211が形成され、画素スイッチング素子211に接続している。画素電極221は、画素スイッチング素子211を介して信号線から供給されるデータ信号を、表示電圧として液晶層に印加する。
第2アライメントマーク231は、図8に示すように、アレイ基板201の周囲のコーナー部分に形成されている。第2アライメントマーク231は、配線層212と同じ導電材料を用い、同工程においてパターン加工されて形成されている。そして、図9(b)に示すように、カラーフィルタ基板101の第1アライメントマーク131と対面するように形成される。
第2バーニア241は、液晶パネルのそれぞれに対応するように、図8のX5部分に形成されている。第2バーニア241は、たとえば、配線層212と同じ導電材料を用い、配線層212と同工程においてパターン加工され形成されている。たとえば、第1バーニア141と同様に、図10(a)に示すように、複数の直線が平行に並んだ形状の目盛として、第2バーニア241は形成されている。そして、図10(b)に示すように、第2バーニア241は、第1バーニア141に対面するように、画素領域以外の領域に画素領域から所定間隔を隔てて形成されている。
上記のカラーフィルタ基板101とアレイ基板201とにおいては、第1アライメントマーク131と第2アライメントマーク231とが互いに所定の位置になるように、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201との位置が微調整されて位置合わせされた後に、貼り合わせが実施される。その後、第1バーニア141と第2バーニア241との位置を検出することにより、ブラックマトリクス層113が基準位置から外れた位置を検出可能になっている。たとえば、図10に示すように、第1バーニア141と第2バーニア241との目盛が一致した部分Xが、貼り合わせによるズレ量となる。そして、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とが貼り合わされた液晶パネル母材11を、液晶パネルごとに切断し、液晶表示装置として利用可能とする。
上記のように第1バーニア141と第2バーニア241とを用いる場合には、液晶パネルごとに切断された後に、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201との貼り合わせ精度を測定することが容易にできる。
しかしながら、上記のような場合においては、着色層111の各色のフィルタ層111R,111G,111Bとブラックマトリクス層113とのパターン加工精度を測定することは、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201との貼り合わせ精度を考慮する必要があるために、直接的に実施できず、困難である。また、画素間の区画のためのブラックマトリクス層113は、RGB端だけを数μm重ね合わせて形成され、透過率を下げている場合が多いため、合わせ精度の向上の要求が多い。さらに、カラーフィルタ基板101の位置に応じてパターン加工精度が異なる場合があるために、パネルを解体しなければ測定することができない場合もある。また、上記の場合においては、バーニアの占有する領域が大きいために、液晶パネルの狭額縁化が困難になる不具合がある。特に、カラーフィルタ基板101に形成する第1バーニア141においては、ブラックマトリクス層113や各色の着色層111と同様に樹脂を用いて形成する場合には、樹脂の特性上、微細にパターン加工することが難しく、液晶パネルの狭額縁化が困難になる不具合が顕在化する。
したがって、本発明の目的は、着色層のパターン加工精度を容易に測定可能であり、表示パネルを容易に狭額縁化することが可能な表示装置およびその製造方法を提供することにある。
上記目的の達成のため、本発明の表示装置は、第1基板と、前記第1基板に対面するように配置されている第2基板とを有し、前記第1基板と前記第2基板との画素領域が互いに位置合わせされて対面している表示装置であって、前記第1基板は、前記画素領域に形成されている着色層と、前記画素領域以外の領域に、前記画素領域から所定間隔を隔てるように形成されている第1バーニアとを含み、前記第2基板は、前記画素領域以外の領域に、前記第1バーニアに対面し前記画素領域から所定間隔を隔てるように形成されている第2バーニアを含み、前記第1バーニアは、前記着色層と同じ着色材料により形成されている。
上記目的の達成のため、本発明の表示装置の製造方法は、第1基板と、前記第1基板に対面するように配置されている第2基板とを有し、前記第1基板と前記第2基板との画素領域が互いに位置合わせされて対面している表示装置の製造方法であって、前記第1基板の画素領域に着色層を形成すると共に、前記第1基板の前記画素領域以外の領域に、前記画素領域から所定間隔を隔てるように第1バーニアを形成する第1工程と、前記第2基板の画素領域以外の領域に、前記第1基板と前記第2基板とが対面した際に前記第1バーニアに対面するように、第2バーニアを形成する第2工程とを含み、前記第1工程では、前記着色層と同じ着色材料により前記第1バーニアを形成する。
本発明によれば、着色層のパターン加工精度を容易に測定可能であり、表示パネルを容易に狭額縁化することが可能な表示装置およびその製造方法を提供することができる。
本発明にかかる実施形態の一例について説明する。
図1と図2と図3とは、本発明にかかる実施形態の表示装置において、要部の構成を示す図である。
図1は、本実施形態の表示装置の要部を示す平面図である。図2は、本実施形態の表示装置の要部部分を拡大して示す断面図であり、図1のY1−Y2部分を示す。また、図3は、本実施形態の表示装置の要部部分を拡大して示す図であり、図1のY3部分を示している。図3においては、図3(a)が平面図であり、図3(b)が断面図である。
図1,図2,図3に示すように、本実施形態の表示装置は、液晶パネルを備えており、カラーフィルタ基板101と、アレイ基板201と、液晶層301とを有する。カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とは、間隔を隔てて対面しており、画素領域が互いに位置合わせされると共に、画素領域以外の周辺領域においてシール層(図示なし)で貼り合わされている。そして、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201との間隔の画素領域に対応するように液晶層301が介在している。
カラーフィルタ基板101について説明する。
カラーフィルタ基板101は、光を透過する透明な絶縁性の基板で構成されており、たとえば、石英を用いて形成されている。カラーフィルタ基板101は、図2に示すように、着色層111と、遮光層112と、ブラックマトリクス層113と、共通電極121とが形成されると共に、図3に示すように、第1バーニア141が形成されている。カラーフィルタ基板101の各部について順次説明する。
着色層111は、図1に示すように、遮光層112により区切られた画素領域に形成されている。そして、この着色層111は、図2に示すように、ブラックマトリクス層113によりマトリクス状に区画された画素ごとに、赤色フィルタ層111Rと緑色フィルタ層111Gと青色フィルタ層111Bとが1群として形成されており、各色に光を着色する。着色層111は、たとえば、バインダー樹脂に各色の着色顔料が分散された着色材料を用いる着色感材法により、赤色フィルタ層111Rと緑色フィルタ層111Gと青色フィルタ層111Bとのそれぞれがパターン加工され形成されている。
遮光層112は、図1に示すように、画素領域の周りの周辺領域を囲うように形成されており、光を遮蔽する。遮光層112は、たとえば、バインダー樹脂に、カーボンブラックなどの着色顔料が分散された着色材料を用いて着色層を形成後、パターン加工することにより形成される。
ブラックマトリクス層113は、図2に示すように、画素領域を画素の色成分ごとに区画するように形成されている。ブラックマトリクス層113は、たとえば、遮光層112と同じ着色材料からなる層をパターン加工することによって、遮光層112と共に形成される。
共通電極121は、透明電極であり、ITOなどの透明な導電材料を用いて形成されている。共通電極121は、図2に示すように、アレイ基板201の画素電極221と対面し、着色層111を覆うように各液晶パネルの画素領域にベタ状に一体的になるようにパターン加工され形成されており、画素電極221に共通する共通電極として機能する。
第1バーニア141は、図1に示すように、画素領域の周囲の周辺領域に、遮光層112に隣接するように形成されている。つまり、第1バーニア141は、画素領域以外の領域に、画素領域から所定間隔を隔てるように形成されている。そして、第1バーニア141は、図3(a)に示すように、黒色バーニア141Kと、赤色バーニア141Rと、緑色バーニア141Gと、青色バーニア141Bとを有し、それぞれが円形な形状になるように形成されている。黒色バーニア141Kと、赤色バーニア141Rと、緑色バーニア141Gと、青色バーニア141Bとのそれぞれは、たとえば、5μm以上であって20μm以下の直径の真円になるように形成されている。ここで、黒色バーニア141Kは、遮光層112とブラックマトリクス層113と同じ着色材料を用いて、遮光層112とブラックマトリクス層113と同じ工程においてパターン加工され形成されている。そして、赤色バーニア141Rは、着色層111の赤色フィルタ層111Rと同じ工程において、赤色フィルタ層111Rと同じ着色材料を用いて、画素領域から所定間隔を隔てるようにパターン加工され形成されている。また、緑色バーニア141Gは、着色層111の緑色フィルタ層111Gと同じ工程において、緑色フィルタ層111Gと同じ着色材料を用いて、画素領域から所定間隔を隔てるようにパターン加工され形成されている。また、青色バーニア141Bは、着色層111の青色フィルタ層111Bと同じ工程において、青色フィルタ層111Bと同じ着色材料を用いて、画素領域から所定間隔を隔てるようにパターン加工され形成されている。
アレイ基板201について説明する。
アレイ基板201は、図2に示すように、画素スイッチング素子211と、配線層212と、画素電極221とが形成されると共に、図3に示すように、第2バーニア241が形成されている。なお、アレイ基板201も、カラーフィルタ基板101と同様に、光を透過する絶縁性の基板であり、たとえば、石英を用いて形成されている。アレイ基板201の各部について説明する。
画素スイッチング素子211は、図2に示すように、赤色フィルタ層111Rと緑色フィルタ層111Gと青色フィルタ層111Bとのそれぞれに対応するように、複数がマトリクス状に形成されている。画素スイッチング素子211は、たとえば、薄膜トランジスタ(TFT)であり、たとえば、多結晶シリコンの半導体薄膜を用いてチャネル領域が形成されている。そして、画素スイッチング素子211は、赤色フィルタ層111Rと緑色フィルタ層111Gと青色フィルタ層111Bとのそれぞれに対応するように形成されている画素電極221に接続すると共に、走査信号が供給される走査線とデータ信号が供給される信号線とに接続されており、走査信号に基づいて画素電極221へのデータ信号の供給をスイッチング制御する。
配線層212は、図2に示すように、たとえば、銀などの金属材料からなる導電材料を用いて、走査線として形成されている。配線層212は、たとえば、走査線として、行方向に延在するようにアレイ基板201に形成されており、行方向に並ぶ画素スイッチング素子211に接続している。そして、配線層212は、走査線として、列方向に並ぶ画素スイッチング素子211に対応するように、複数が列方向に間隔を隔てて並んで形成されている。そして、走査線としての配線層212のそれぞれは、ゲートドライバ(図示なし)に接続されており、画素電極221の行を順次、時分割で選択するように、ゲートドライバからの走査信号を画素スイッチング素子112に供給する。その他に、配線層212は、信号線として、列方向に延在するようにアレイ基板201に形成されており、列方向に並ぶ画素スイッチング素子211に接続している。そして、信号線としての配線層212は、行方向に並ぶ画素スイッチング素子211に対応するように、複数が行方向に間隔を隔てて並んで形成されている。そして、信号線としての配線層212は、ソースドライバ(図示なし)に接続されており、ソースドライバからのデータ信号を画素電極221に画素スイッチング素子211を介して供給する。
画素電極221は、図2に示すように、赤色フィルタ層111Rと緑色フィルタ層111Gと青色フィルタ層111Bとのそれぞれに対応するように、複数が間隔を隔ててマトリクス状に形成されている。画素電極221は、たとえば、ITOを用いて形成されており、光を透過する。また、複数の画素電極221は、それぞれに対応するように画素スイッチング素子211が接続され、画素スイッチング素子211のドレイン電極に接続している。画素電極221は、画素スイッチング素子211を介して信号線から供給されるデータ信号を、表示電圧として液晶層301に印加する。
第2バーニア241は、図1に示すように、画素領域以外の領域に画素領域から所定間隔を隔てて形成されている。第2バーニア241は、図3(a)に示すように、第1バーニア141である黒色バーニア141K,赤色バーニア141R,緑色バーニア141G,青色バーニア141Bのそれぞれに対応するように、複数が形成されている。具体的には、図3(b)に示すように、第2バーニア241として、黒色バーニア141Kに対面するように黒色対面バーニア241Kが形成され、赤色バーニア141Rに対面するように赤色対面バーニア241Rが形成されている。そして、さらに、緑色バーニア141Gに対面するように緑色対面バーニア241Gが形成され、青色バーニア141Bに対面するように青色対面バーニア241Bが形成されている。ここでは、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とが理想的に貼り合わされた際に、第2バーニア241のそれぞれの中心が、第1バーニア141のそれぞれの中心に対向するように設定しパターン加工されている。そして、図3(a)に示すように、第2バーニア241のそれぞれは、互いに対面する第1バーニア141の形状と異なるように形成されている。本実施形態においては、第1バーニア141のそれぞれが円形な形状になるように形成されているのに対し、第2バーニア241のそれぞれは、矩形形状であり、一対の平行な辺を含む形状になるように形成されている。第2バーニア241のそれぞれは、たとえば、一辺の長さが15μm以上であって35μm以下の正方四辺形になるように形成されている。また、第2バーニア241のそれぞれは、配線層212と同様に銀などの金属材料からなる導電材料を用い、配線層212と同工程においてパターン加工され形成されており、光を遮光すると共に光を反射するように形成されている。そして、第2バーニア241のそれぞれは、第1バーニア141と対面する方向へ投影した場合に、その対面する第1バーニア141を含むように、第1バーニア141と対面する方向への投影面が第1バーニア141の投影面よりも大きくなるように形成されている。
液晶層301について説明する。
液晶層301は、たとえば、ツイストネマティック型であり、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201との間の間隔に配向されている。液晶層301は、画素電極221と共通電極121とに印加される電圧に基づいて配向状態が変化して光学特性が変わり、画像が表示される。
上記のほか、本実施形態の表示装置は、偏光板、バックライト、駆動回路などの周辺機器(図示なし)が実装されている。
なお、上記の本実施形態において、カラーフィルタ基板101は、本発明の第1基板に相当する。また、本実施形態の着色層111は、本発明の着色層に相当する。また、本実施形態の赤色フィルタ層111Rは、本発明の赤色フィルタ層に相当する。また、本実施形態の緑色フィルタ層111Gは、本発明の緑色フィルタ層に相当する。また、本実施形態の青色フィルタ層111Bは、本発明の青色フィルタ層に相当する。また、本実施形態の第1バーニア141は、本発明の第1バーニアに相当する。また、本実施形態の赤色バーニア141Rは、本発明の赤色バーニアに相当する。また、本実施形態の緑色バーニア141Gは、本発明の緑色バーニアに相当する。また、本実施形態の青色バーニア141Bは、本発明の青色バーニアに相当する。また、本実施形態のアレイ基板201は、本発明の第2基板に相当する。また、本実施形態の第2バーニア241は、本発明の第2バーニアに相当する。
以下より、本実施形態の表示装置の製造方法について説明する。
図4と図5は、本実施形態の表示装置の製造方法の要部を示す図である。
ここで、図4は、本実施形態の表示装置の製造方法において、カラーフィルタ基板101を製造する工程での断面図であり、製造工程を、(a),(b),(c),(d)の順で示している。一方、図5は、本実施形態の表示装置の製造方法において、アレイ基板201を製造する工程での断面図である。
カラーフィルタ基板101の製造工程について説明する。
カラーフィルタ基板101を製造する際においては、図4(a)に示すように、まず、ブラックマトリクス層113と遮光層112と黒色バーニア141Kとを形成する。
ここでは、カーボンブラックなどの着色顔料がバインダー樹脂に分散された着色材料を塗布し層を形成後、その形成した層をフォトリソグラフィなどによってパターン加工することにより、ブラックマトリクス層113と遮光層112と黒色バーニア141Kとのそれぞれを形成する。具体的には、遮光層112については、画素領域の周りの周辺領域を囲うようにパターン加工して形成する。また、ブラックマトリクス層113については、画素領域を画素の色成分ごとに区画するようにパターン加工し形成する。また、黒色バーニア141Kについては、画素領域の周囲の周辺領域であって遮光層112に隣接するようにパターン加工により形成する。ここでは、前述したように、円形な形状になるように黒色バーニア141Kを形成する。また、特に図示していないが、前述したように、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とを貼り合わせる際の位置合わせにて用いられる第1アライメントマーク(図示なし)をカラーフィルタ基板101の周囲のコーナー部分に、ブラックマトリクス層113と遮光層112と黒色バーニア141Kと同様にして形成する。なお、スパッタ法により形成されるクロム膜などの金属膜を用いて、各部を形成しても良い。
つぎに、図4(b)に示すように、赤色フィルタ層111Rと、赤色バーニア141Rとを形成する。
ここでは、バインダー樹脂に赤色の着色顔料が分散された着色材料を用いて、赤色フィルタ層111Rと赤色バーニア141Rとのそれぞれを形成する。たとえば、顔料分散法おける着色感材法により、赤色フィルタ層111Rと、赤色バーニア141Rとの両者を同工程にて形成する。たとえば、光重合型のアクリル系樹脂や光架橋型のポリビニルアルコール(PVA)系樹脂などの透明な感光性樹脂を含むバインダー樹脂に顔料を分散させた着色材料を、フォトリソグラフィ法により、赤色フィルタ層111Rと赤色バーニア141Rとの形成領域を被覆するように塗布して着色層を形成後,その着色層を露光および現像してパターン加工することにより、赤色フィルタ層111Rと、赤色バーニア141Rとを形成する。具体的には、赤色フィルタ層111Rについては、ブラックマトリクス層113によりマトリクス状に区画された画素に対応するように、パターン加工によって画素領域に形成する。一方、赤色バーニア141Rについては、画素領域から所定間隔を隔てた位置において円形な形状になるように、パターン加工により形成する。つまり、赤色バーニア141Rを形成する際には、赤色フィルタ層111Rと同じ着色材料により形成する。なお、顔料分散法の他、染色法、印刷法、電着法、インクジェット法などの方法によって、各部を形成してもよい。
つぎに、図4(c)に示すように、緑色フィルタ層111Gと、緑色バーニア141Gとを形成する。
ここでは、赤色フィルタ層111Rと赤色バーニア141Rとの場合と同様に、バインダー樹脂に緑色の着色顔料が分散された着色材料を用いる着色感材法により、緑色フィルタ層111Gと緑色バーニア141Gとのそれぞれを形成する。
つぎに、図4(d)に示すように、青色フィルタ層111Bと、青色バーニア141Bとを形成する。
ここでは、赤色フィルタ層111Rと赤色バーニア141Rとの場合と同様に、バインダー樹脂に青色の着色顔料が分散された着色材料を用いる着色感材法により、青色フィルタ層111Bと青色バーニア141Bとのそれぞれを形成する。
つぎに、図2に示すように、着色層111のそれぞれを被覆するように平坦化膜151を形成後、ITOからなる共通電極121をスパッタ法により画素領域に形成する。
アレイ基板201の製造工程について説明する。
アレイ基板201を製造する際においては、図5に示すように、まず、配線層212と、第2バーニア241とを形成する。
ここでは、たとえば、銀などの金属材料からなる導電膜をスパッタ法によりアレイ基板201に設けた後に、フォトリソグラフィ法によりその導電膜をパターン加工することにより、配線層212と第2バーニア241とを形成する。たとえば、アレイ基板201の画素領域に配線層212を走査線として形成する。そして、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とが対面した際に第1バーニア141のそれぞれに対面するように、複数の第2バーニア241をパターン加工により形成する。この場合には、画素領域から所定間隔を隔てられた画素領域以外の領域に、複数の第2バーニア241をパターン加工により形成する。具体的には、第2バーニア241として、黒色バーニア141Kに対面するように黒色対面バーニア241Kを形成し、赤色バーニア141Rに対面するように赤色対面バーニア241Rを形成し、緑色バーニア141Gに対面するように緑色対面バーニア241Gを形成し、青色バーニア141Bに対面するように青色対面バーニア241Bを形成する。第2バーニア241のそれぞれについては、互いに対面する第1バーニア141の形状と異なるように形成する。本実施形態においては、第1バーニア141のそれぞれが円形な形状で形成するため、第2バーニア241のそれぞれを矩形形状に形成する。また、第2バーニア241のそれぞれについては、光を遮光すると共に光を反射するように、配線層212と同様な金属材料を用いて形成する。また、特に図示していないが、前述したように、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とを貼り合わせる際の位置合わせにて用いられる第2アライメントマーク(図示なし)を、アレイ基板201の周囲のコーナー部分に、配線層212および第2バーニア241と同様にして形成する。
つぎに、図2に示すように、画素スイッチング素子211を形成する。
ここでは、赤色フィルタ層111Rと緑色フィルタ層111Gと青色フィルタ層111Bとのそれぞれに対応するように、複数の画素スイッチング素子211をマトリクス状に形成する。たとえば、多結晶シリコンの半導体薄膜をチャネル領域とするTFTを、画素スイッチング素子211として形成する。この際、画素スイッチング素子211であるTFTのゲート電極を、走査線としての配線層212に接続させる。その後、走査線の場合と同様に、信号線(図示無し)としての配線層を、絶縁膜(図示無し)を介して形成する。この場合においては、画素スイッチング素子211であるTFTのソース電極に、信号線としての配線層を接続させる。
つぎに、画素スイッチング素子211と配線層212などを被覆するように層間絶縁膜251を形成後、スパッタ法によりITOからなる画素電極221を形成する。ここでは、画素スイッチング素子211であるTFTのドレイン電極に画素電極221が接続するように、画素スイッチング素子211のそれぞれに対応させて画素電極221をマトリクス状に形成する。
このようにして、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とを製造した後、共通電極121と画素電極221とが対面するように、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とを貼り合わせる。
貼り合わせるに当たり、共通電極121と画素電極221とのそれぞれを被覆するように、たとえば、ポリイミドからなる配向膜(図示なし)をそれぞれに形成する。そして、それぞれの配向膜をラビングし配向処理した後、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とを、スペーサを用いて間隔を設けて対面させ、シール層(図示無し)により貼り合わせる。ここでは、前述したように、カラーフィルタ基板101に形成された第1アライメントマークと、アレイ基板201に形成された第2アライメントマークとを用いて、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201との位置を微調整し位置合わせした後に貼り合わせる。
その後、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とが貼り合わされた液晶パネル母材を液晶パネルごとに切断する。そして、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201との間の間隔に液晶層301を注入し、液晶層301を配向させて液晶パネルを形成する。そして、駆動回路,偏光板,バックライトなどを実装させて液晶表示装置を完成させる。
以下より、本実施形態の表示装置において、着色層111のパターン加工精度を算出する方法について説明する。
着色層111のパターン加工精度を算出する際においては、まず、カラーフィルタ基板101の第1バーニア141と、アレイ基板201の第2バーニア241との位置を検出する。
図6は、第1バーニア141と第2バーニア241との位置を検出する様子を説明するための図である。ここで、図6(a)は、第1バーニア141と第2バーニア241との部分に、カラーフィルタ基板101側からアレイ基板201側への光を照射した際に観察される画像を示す図である。一方、図6(b)は、第1バーニア141と第2バーニア241との部分に、アレイ基板201側からカラーフィルタ基板101側への光を照射した際に観察される画像を示す図である。
カラーフィルタ基板101に形成された第1バーニア141とアレイ基板201の第2バーニア241との位置を検出する際においては、カラーフィルタ基板101側からアレイ基板201側へ光を照射する。この場合においては、図6(a)に示すように、第1バーニア141により減光されると共に、第2バーニア241により反射された光によって形成される画像が観察される。このため、この画像により、第1バーニア141と第2バーニア241とのそれぞれを検出する。
なお、アレイ基板201に形成された第2バーニア241を検出する際においては、アレイ基板201側からカラーフィルタ基板101側へ光を照射し、図6(b)に示すように、第2バーニア241により遮られると共に第2バーニア241の周囲を透過する光によって形成される画像を観察することによって、第2バーニア241を検出してもよい。
つぎに、検出した第1バーニア141と第2バーニア241との位置に基づいて、着色層111のパターン加工精度を算出する。
ここでは、上記のようにして得た第1バーニア141と第2バーニア241とについての画像を用いて、第1バーニア141と第2バーニア241との中心座標を算出する。具体的には、第1バーニア141と第2バーニア241との画像について、画像処理装置を用いて、それぞれに対応するエッジを検出し、そのエッジ位置から中心座標をそれぞれ算出する。その後、第1バーニア141と第2バーニア241との中心座標の差分値を、着色層111のパターニング精度として算出する。
以上のように、本実施形態においては、カラーフィルタ基板101と、そのカラーフィルタ基板101に対面するように配置されているアレイ基板201とを有し、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201との画素領域が互いに位置合わせされて対面している。ここで、カラーフィルタ基板101は、画素領域に形成されている着色層111と、画素領域以外の領域に画素領域から所定間隔を隔てるように形成されている第1バーニア141とを有し、アレイ基板201は、画素領域以外の領域に、第1バーニア141に対面し画素領域から所定間隔を隔てるように形成された第2バーニア241を有している。そして、第1バーニア141は、着色層101と同じ着色材料により形成されている。
具体的には、着色層111として、光を赤色に着色する赤色フィルタ層111Rと、光を緑色に着色する緑色フィルタ層111Gと、光を青色に着色する青色フィルタ層111Bとが形成されている。そして、第1バーニア141としては、赤色フィルタ層111Rと同じ着色材料により赤色バーニア141Rが形成され、緑色フィルタ層111Gと同じ着色材料により緑色バーニア141Gが形成され、青色フィルタ層111Bと同じ着色材料により青色バーニア141Bが形成されている。そして、第2バーニア241としては、赤色バーニア141Rと緑色バーニア141Gと青色バーニア141Bとのそれぞれに対応するように、赤色対面バーニア241Rと緑色対面バーニア241Gと青色対面バーニア241Bとの複数が形成されている。
このように、第1バーニア141のそれぞれは着色層111に対応するように画素領域から所定間隔だけ離れるように形成されており、第2バーニア241のそれぞれは配線層212に対応するように画素領域から所定間隔だけ離れるように形成されている。そして、第1バーニア141と第2バーニア241とのそれぞれは、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とが理想的に貼り合わされた際に、互いの中心が対向するようにパターン加工されている。このため、本実施形態は、第1バーニア141と第2バーニア241とのそれぞれの間における位置ズレ量により、画素領域において着色層111のそれぞれについて、基準位置から外れたパターン加工精度を求めることができる。このパターン加工精度を求める際には、液晶パネルを解体する必要がない。また、画像処理により、測定の自動化が容易になると共に、測長器付きの光学顕微鏡のような簡易な機器でも測定が可能となる。したがって、本実施形態によれば、着色層111のパターン加工精度を容易に測定することができる。
また、本実施形態においては、第1バーニア141と第2バーニア241とのそれぞれは、互いの形状が異なるように形成されている。このため、第1バーニア141と第2バーニア241とを容易に識別し検出することができるため、着色層111のパターン加工精度を容易に測定することができる。
また、本実施形態においては、第1バーニア141が円形な形状になるように形成されている。顔料が分散されたバインダー樹脂を用いて第1バーニア141を形成する場合には、樹脂の特性上、微細にパターン加工することは困難であり、パターンサイズのばらつきが生ずる場合がある。しかし、本実施形態のように、第1バーニア141を円形にすることにより、第1バーニア141の中心を検出することが容易になり、位置を正確に検出することが可能なため、着色層111のパターン加工精度を容易に測定することができる。そして、これに伴い、微細加工の制限が緩和されるため、液晶パネルを狭額縁化することが容易になる。
また、本実施形態においては、第2バーニア241が一対の平行な辺を含む形状になるように形成されている。このため、測定方向などを把握することが容易になるため、着色層111のパターン加工精度を容易に測定できる。
また、本実施形態においては、第2バーニア241が光を反射するように形成されている。このため、着色層111と同じ着色材料により形成されている第1バーニア141が、高いコントラストで認識可能となるため、着色層111のパターン加工精度を容易に測定できる。
なお、本発明の実施に際しては、上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形形態を採用することができる。
たとえば、上記の実施形態においては、液晶層を用いて表示を実施する表示装置について説明したが、これに限定されず、たとえば、発光層を用いて表示を実施するELD(electro luminescence device)などの表示装置についても適用できる。
また、上記の実施形態においては、第1バーニア141と第2バーニア241との一対が色ごとに一列に並ぶように形成されているが、これに限定されない。第1バーニア141と第2バーニア241との一対については、それぞれを任意の位置に形成してもよい。
また、着色層111のパターン加工精度を算出する方法としては、上記のように第1バーニア141と第2バーニア241との中心座標を算出する方法に限定されない。図7は、着色層111のパターン加工精度を算出する変形例について示す図である。図7に示すように、矩形形状の第2バーニア241のそれぞれの辺から、第1バーニア141のエッジまで垂線を設定し、各垂線の長さを測定後、左右方向の垂線の長さの差と、上下方向の垂線の長さの差とから、左右方向,上下方向でのズレ量を求めてもよい。
また、上記の実施形態においては、3原色の各フィルタ層に対応して3原色のバーニアが形成される場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、反射型と透過型とを併用する併用型の表示装置の場合のように、複数の異なる濃度のフィルタ層が各3原色において形成される際には、これらのフィルタ層のそれぞれに対応するようにバーニアを形成する。また、3原色のフィルタ層の他、イエロー,シアン,マゼンダのように補色のフィルタ層を形成する場合においては、原色系のバーニアと補色系のバーニアとを形成する。また、その他に、柱状スペーサや、ITOからなる画素電極などのパターン加工精度にも適用可能である。
図1は、本実施形態の表示装置の要部を示す平面図である。 図2は、本実施形態の表示装置の要部部分を拡大して示す断面図であり、図1のY1−Y2部分を示す。 図3は、本実施形態の表示装置の要部部分を拡大して示す図であって、図1のY3部分を示しており、図3(a)が平面図であり、図3(b)が断面図である。 図4は、本実施形態の表示装置の製造方法において、カラーフィルタ基板101を製造する工程での断面図であり、製造工程を、(a),(b),(c),(d)の順で示している。 図5は、本実施形態の表示装置の製造方法において、アレイ基板201を製造する工程での断面図である。 図6は、第1バーニア141と第2バーニア241との位置を検出する様子を説明するための図である。ここで、図6(a)は、第1バーニア141と第2バーニア241との部分に、カラーフィルタ基板101側からアレイ基板201側への光を照射した際に観察される画像を示す図である。一方、図6(b)は、第1バーニア141と第2バーニア241との部分に、アレイ基板201側からカラーフィルタ基板101側への光を照射した際に観察される画像を示す図である。 図7は、着色層111のパターン加工精度を算出する変形例について示す図である。 図8は、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とが位置合わせされて貼り合わされた液晶パネル母材11を示す平面図である。 図9は、カラーフィルタ基板101とアレイ基板201とが位置合わせされて貼り合わされた液晶パネル母材11の断面図であり、図9(a)は、図8のX1−X2部分の断面図であり、図9(b)は、図8のX3−X4部分の断面図である。 図10は、図8のX5部分を拡大し示す図であり、図10(a)が平面図であり、図10(b)が断面図である。
符号の説明
101…カラーフィルタ基板(第1基板)、
111…着色層(着色層)、
111R…赤色フィルタ層(赤色フィルタ層)、
111G…緑色フィルタ層(緑色フィルタ層)、
111B…青色フィルタ層(青色フィルタ層)、
112…遮光層、
113…ブラックマトリクス層、
121…共通電極、
141…第1バーニア(第1バーニア)、
141K…黒色バーニア、
141R…赤色バーニア(赤色バーニア)、
141G…緑色バーニア(緑色バーニア)、
141B…青色バーニア(青色バーニア)、
211…画素スイッチング素子、
201…アレイ基板(第2基板)、
212…配線層、
221…画素電極、
241…第2バーニア(第2バーニア)、
241K…黒色対面バーニア、
241R…赤色対面バーニア、
241G…緑色対面バーニア、
241B…青色対面バーニア、
301…液晶層

Claims (12)

  1. 第1基板と、前記第1基板に対面するように配置されている第2基板とを有し、前記第1基板と前記第2基板との画素領域が互いに位置合わせされて対面している表示装置であって、
    前記第1基板は、
    前記画素領域に形成されている着色層と、
    前記画素領域以外の領域に、前記画素領域から所定間隔を隔てるように形成されている第1バーニアと
    を含み、
    前記第2基板は、
    前記画素領域以外の領域に、前記第1バーニアに対面し前記画素領域から所定間隔を隔てるように形成されている第2バーニア
    を含み、
    前記第1バーニアは、前記着色層と同じ着色材料により形成されている
    表示装置。
  2. 前記第1バーニアと前記第2バーニアとは、互いの形状が異なるように形成されている
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1バーニアは、円形な形状になるように形成されている
    請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第2バーニアは、一対の平行な辺を含む形状になるように形成されている
    請求項2に記載の表示装置。
  5. 前記第2バーニアは、光を反射するように形成されている
    請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記着色層は、
    光を赤色に着色する赤色フィルタ層と、
    光を緑色に着色する緑色フィルタ層と、
    光を青色に着色する青色フィルタ層と
    を有し、
    前記第1バーニアは、
    前記赤色フィルタ層と同じ着色材料により形成されている赤色バーニアと、
    前記緑色フィルタ層と同じ着色材料により形成されている緑色バーニアと、
    前記青色フィルタ層と同じ着色材料により形成されている青色バーニアと
    を有し、
    前記第2バーニアは、前記赤色バーニアと前記緑色バーニアと前記青色バーニアとに対応するように複数が形成されている
    請求項1に記載の表示装置。
  7. 第1基板と、前記第1基板に対面するように配置されている第2基板とを有し、前記第1基板と前記第2基板との画素領域が互いに位置合わせされて対面している表示装置の製造方法であって、
    前記第1基板の画素領域に着色層を形成すると共に、前記第1基板の前記画素領域以外の領域に、前記画素領域から所定間隔を隔てるように第1バーニアを形成する第1工程と、
    前記第2基板の画素領域以外の領域に、前記第1基板と前記第2基板とが対面した際に前記第1バーニアに対面するように、第2バーニアを形成する第2工程と
    を含み、
    前記第1工程では、前記着色層と同じ着色材料により前記第1バーニアを形成する
    表示装置の製造方法。
  8. 前記第1工程では、前記第2工程にて形成される前記第2バーニアの形状と異なる形状に前記第1バーニアを形成する
    請求項7に記載の表示装置の製造方法。
  9. 前記第1工程では、円形な形状になるように前記第1バーニアを形成する
    請求項8に記載の表示装置の製造方法。
  10. 前記第2工程では、一対の平行な辺を含む形状になるように前記第2バーニアを形成する
    請求項8に記載の表示装置の製造方法。
  11. 前記第2工程では、光を反射するように前記第2バーニアを形成する
    請求項7に記載の表示装置の製造方法。
  12. 前記第1工程では、
    光を赤色に着色する赤色フィルタ層と、光を緑色に着色する緑色フィルタ層と、光を青色に着色する青色フィルタ層とを、前記着色層として形成すると共に、
    前記赤色フィルタ層と前記緑色フィルタ層と青色フィルタ層とのそれぞれと同じ着色材料により、赤色バーニアと緑色バーニアと青色バーニアとのそれぞれを前記画素領域から所定間隔を隔てるように前記第1バーニアとして形成し、
    前記第2工程では、
    前記赤色バーニアと前記緑色バーニアと前記青色バーニアとに対応するように前記第2バーニアを複数形成する
    請求項7に記載の表示装置の製造方法。
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