JP2006264905A - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送ローラが正確に記録ライン分を送ることができる給紙装置及びこれを備えた画像形成装置を提供すること。
【解決手段】シート収納手段に収納されたシートを送り出すシート給送手段と、前期シート給送手段によって送り出されたシートを1枚ずつ分離する分離斜面とにより、シートを1枚ずつ分離して給送する給紙装置で、前記給送手段を保持するアームが前記給送手段を駆動させる駆動軸にワンウェイクラッチを介し取り付けられ、駆動源からトルクリミッタを介して駆動軸に駆動力を伝達する。
【選択図】図2
【解決手段】シート収納手段に収納されたシートを送り出すシート給送手段と、前期シート給送手段によって送り出されたシートを1枚ずつ分離する分離斜面とにより、シートを1枚ずつ分離して給送する給紙装置で、前記給送手段を保持するアームが前記給送手段を駆動させる駆動軸にワンウェイクラッチを介し取り付けられ、駆動源からトルクリミッタを介して駆動軸に駆動力を伝達する。
【選択図】図2
Description
本発明は、給紙装置及びこれを備えた画像形成装置に関し、特に、分離斜面を用いてシートを分離したようにしたものに関する。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置においては、画像形成部にシートを給紙するための給紙装置を備えている。そして、このような給紙装置としては、例えば、シートを積載する給紙トレイの先端側に分離斜面を設けると共に、この分離斜面に送り出したシートを突き当てることにより、シートを一枚ずつ分離するようにした斜面分離方式のものがある(例えば、特許文献1参照。)。
図5は、このような斜面部材により、シートを分離する方式を用いた従来の給紙装置の概略構成を示すものである。図5において、215はシート給送手段である給紙ローラ、214は一端部に給紙ローラ215を回転自在に保持するとともにアーム軸214aにより、回動自在に保持されている給紙アームである。
又、210はシートである記録紙Pを積載するシート積載手段である給紙カセット、219は給紙ローラ215の回転により送り出された記録紙Pに当接して記録紙Pを分離するための斜面部材である。この斜面部材219は、給紙カセット210のシート送り出し方向下流側端部に設けられている。
そして、給紙ローラ215によって送り出された最上位の記録紙P1は、斜面部材219により分離され、シート搬送通路Rを通過して不図示の画像記録部に搬送される。尚、このとき、給紙ローラ215により送り出されたシートP1が斜面部材219に沿って上方に向きを変えながらシート搬送通路Rに進入して行く。その後、搬送ローラ219とピンチローラ212によってプラテン225まで搬送され、記録ヘッド213による記録が行われた後、シートは排紙ローラ211aと排紙拍車211bにより排紙される。
しかしながら、このような従来の給紙装置及びこれを備えた画像形成装置においては、図6のように、記録ヘッド203による記録動作中に、シートにより給紙アームが持ち上げられバックテンションになる場合があった。搬送ローラ219は記録ヘッドの記録ライン分の記録長さを正確に送らなければならないので、この場合は、送り足りなくてラインの繋ぎ目にスジが入ってしまうという不具合が有った。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、搬送ローラが正確に記録ライン分を送ることができる給紙装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することである。
上記課題を達成するため、請求項1記載の発明は、シート収納手段に収納されたシートを送り出すシート給送手段と、前期シート給送手段によって送り出されたシートを1枚ずつ分離する分離斜面とにより、シートを1枚ずつ分離して給送する給紙装置で、前記給送手段を保持するアームが前記給送手段を駆動させる駆動軸にワンウェイクラッチを介し取り付けられ、駆動源からトルクリミッタを介して駆動軸に駆動力を伝達するように構成する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の給紙装置に関し、前記駆動軸が正転時は、前記ワンウェイクラッチはフリー方向に回転し、シートを送り出し、逆転時は前記ワンウェイクラッチがロックし、前記アームに保持された前記給送手段をシートより持ち上げ、一定高さまで持ち上げた後、駆動源からの駆動力はトルクリミッタで遮断させ、駆動軸に伝達されないように構成する。
請求項3記載の発明は、画像形成部と、前記画像形成部にシートを給送する給紙装置を備えた画像形成装置において、前記給紙装置は前記請求項又は2の何れか1項に記載の給紙装置であるように構成する。
本発明によれば、記録動作中に給紙アームをシートより持ち上げるので、シートにバックテンションが掛からず、搬送ローラが正確に記録ライン分を搬送することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図3は本発明の実施の形態に係る給紙装置を備えた記録装置の一例であるインクジェットプリンタの斜視図である。
図3において、1はインクジェットプリンタ、1Aはプリンタ本体(以下、本体と言う)、3Aは画像記録部である。画像記録部3Aは、記録ヘッド3と、記録ヘッド3を搭載するためのキャリア2とを備えている。
記録ヘッド3は、シートPに対向した面の副走査方向に不図示の複数のノズル列を持ち、ノズル列ごとに異なる色のインクを吐出するよう構成される。記録ヘッド3には各色のノズル列に対してインクタンク4より供給チューブ5を介してインクが供給される。又、キャリア2は、本体1Aのフレーム6に両端部が固定され、互いに平行に配置されたガイドシャフト7とガイドレール8に沿って摺動可能に支持されている。
そして、このキャリア2を往復移動させながら記録ヘッド3よりシートPに向けてインクを吐出することにより、シート上に画像が記録される。尚、このキャリア2は不図示のベルト駆動装置とモータとにより往復移動される。
図4はインクジェットプリンタ1の概略構成を示す断面図である。
図4において、1Bは給紙装置である。給紙装置1Bは、本体1Aに着脱自在に装着されたシート積載手段である給紙カセット10と、給紙カセット10に積載されたシートPを送り出すシート給送手段である給紙ローラ15と、を備えている。
ここで、給紙カセット10は、シート送り出し方向下流側端部に給紙ローラ15の回転により送り出されたシートPに当接してシートPを分離するための斜面部材である分離板19を設けている。
又、給紙ローラ15は、給紙カセット10の上方に設けられ、給紙ローラ15よりも上流側に位置している支点14aにより回動自在に支持されている支持部材である給紙アーム14に回転自在に、且つ、給紙カセット10に積載されたシートPに接離可能に保持されている。
そして、画像記録の際には、給紙ローラ15の自重と給紙アーム14の下方への回動により、給紙ローラ15は給紙カセット10に積載されたシートPの最上部のシートP1に当接する。そして、給紙ローラ15は不図示の駆動源からギア列等の伝達装置により回転する。
又、図4において、9は搬送ローラ、24はUターンローラ、23はUターンローラ24に対向する位置に設けられたローラガイドである。給紙ローラ15の回転により送り出されたシートP1は、このUターンローラ24とローラガイド23との間に形成されたシート搬送通路Rを通過して搬送ローラ9に向けて搬送される。
次に、このような構成のインクジェットプリンタ1の画像記録動作について説明する。
先ず、給紙ローラ15の自重と給紙アーム14の下方への回動により、給紙ローラ15が給紙カセット10に積載されたシートPの最上位のシートP1に当接する。そして、この状態で給紙ローラ15が回転すると、シートPが送り出される。そして、分離板19により最上位のシートP1のみ分離され(斜面分離)、分離板19に当接しながらローラガイド23まで搬送される。
最上位のシートP1は、シート搬送通路Rに進入し、Uターンローラ24の回転により搬送ローラ9とピンチローラ12とのニップ部に導かれる。シートP1は、搬送ローラ9及びピンチローラ12に挟まれた状態で記録ヘッド3と対向する記録位置に設けられたプラテン25まで搬送される。
次に、このようにプラテン25に搬送されたシートP1に対し、キャリア2に搭載された記録ヘッド3による記録動作が開始される。記録ヘッド3による1走査分の記録が終了すると、一旦記録動作を中断し、プラテン21上に位置するシートP1を搬送ローラ9にて所定量だけ搬送する。そして、再びキャリア2をガイドシャフト7に沿って移動させながら次の1走査分の記録を行う。このようにして、プラテン25上で順次記録ヘッド3による記録が行われた後、シートは排紙ローラ11aと排紙拍車11bにより、カセットカバー13上に排紙される。
尚、図3において、11はヘッド回復手段である。ヘッド回復手段11は、キャリア2が移動範囲の一端付近に設けられたホームポジションに移動した際、記録ヘッド3と対向する位置に設けられている。そして、このヘッド回復手段11を待機中、記録動作前後、若しくは1行毎の記録の合間に作動させ、記録ヘッド3に対してキャッピング、吸引、ワイピング等の動作を行わせることにより、記録ヘッド3の目詰まり等を防止して記録ヘッド3の性能を保持している。
図1は給紙ローラ15の駆動を分かりやすく略した平面図である。
駆動源であるモータ30からの駆動は駆動伝達手段であるギア31a〜31c、トルクリミッタ32を介し、駆動軸14aに伝達される。給紙アーム14はワンウェイクラッチ33を介し、駆動軸14aに図2の矢印B1方向に回転自在に取り付けられている。駆動軸14aからの駆動は、プーリ34a、ベルト35、プーリ、ギア34b、ギア34cにより給紙ローラ15に伝達される。駆動軸から給紙ローラの駆動はギアのみで伝達しても構わない。
次に、シートを給紙する時の動作を図2を用いて説明する。
シート搬送時には駆動軸14aは矢印A1方向に回転する。ワンウェイクラッチ33はフリー方向なので、ベルト35とギア34を介して、給紙ローラ15は矢印A2方向に回転しシートが給紙される。シートが下流のローラのニップに噛んだら、モータを逆転させる。すると、駆動軸14aは矢印B1方向に回転する。この時、ワンウェイクラッチ33はロック方向なので、給紙アーム14は駆動軸14aと同様に矢印B1方向に回転する。すると、給紙ローラ15は矢印B2方向に持ち上がり、規制部材35に突き当たる。
その後もモータ30は回転し続けるが、トルクリミッタ32によって、駆動は駆動軸14aに伝わらず、ギア31は空転するため、モータ30やギア31の破損は起こらない。
トルクリミッタ32の滑りトルクは駆動軸14aが給紙アーム14を持ち上げるトルクよりも大きく、駆動軸14aをロックさせてモータが脱調するトルクより小さくしなければならない。
P シート
1 インクジェットプリンタ
1A プリンタ本体
1B 給紙装置
2 キャリア
3 記録ヘッド
3A 画像記録部
10 給紙カセット
14 アーム
14a 駆動軸
15 給紙ローラ
32 トルクリミッタ
33 ワンウェイクラッチ
1 インクジェットプリンタ
1A プリンタ本体
1B 給紙装置
2 キャリア
3 記録ヘッド
3A 画像記録部
10 給紙カセット
14 アーム
14a 駆動軸
15 給紙ローラ
32 トルクリミッタ
33 ワンウェイクラッチ
Claims (3)
- シート収納手段に収納されたシートを送り出すシート給送手段と、前期シート給送手段によって送り出されたシートを1枚ずつ分離する分離斜面とにより、シートを1枚ずつ分離して給送する給紙装置で、前記給送手段を保持するアームが前記給送手段を駆動させる駆動軸にワンウェイクラッチを介し取り付けられ、駆動源からトルクリミッタを介して駆動軸に駆動力を伝達することを特徴とする給紙装置。
- 前記駆動軸が正転時は、前記ワンウェイクラッチはフリー方向に回転し、シートを送り出し、逆転時は前記ワンウェイクラッチがロックし、前記アームに保持された前記給送手段をシートより持ち上げ、一定高さまで持ち上げた後、駆動源からの駆動力はトルクリミッタで遮断させ、駆動軸に伝達されないことを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
- 画像形成部と、前記画像形成部にシートを給送する給紙装置を備えた画像形成装置において、
前記給紙装置は前記請求項1又は2の何れか1項に記載の給紙装置であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005086167A JP2006264905A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 給紙装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005086167A JP2006264905A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 給紙装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006264905A true JP2006264905A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37201268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005086167A Withdrawn JP2006264905A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 給紙装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006264905A (ja) |
-
2005
- 2005-03-24 JP JP2005086167A patent/JP2006264905A/ja not_active Withdrawn
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080603 |