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JP2006264444A - ステアリングサポートビーム及びその製造方法 - Google Patents

ステアリングサポートビーム及びその製造方法 Download PDF

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JP2006264444A
JP2006264444A JP2005083475A JP2005083475A JP2006264444A JP 2006264444 A JP2006264444 A JP 2006264444A JP 2005083475 A JP2005083475 A JP 2005083475A JP 2005083475 A JP2005083475 A JP 2005083475A JP 2006264444 A JP2006264444 A JP 2006264444A
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cylindrical
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JP2005083475A
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Sadao Kokubo
貞男 小久保
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Resonac Holdings Corp
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Showa Denko KK
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Abstract

【課題】 径大のサポートビームと径小のサポートビームとを十分な強度で連結固定できるステアリングサポートビームを提供する。
【解決手段】 この発明に係るステアリングサポートビームは、筒状の第1サポートビーム1と、該第1ビームより径大の第2サポートビーム2と、第1ビームを嵌合し得る第1筒状部4及び第2ビームを嵌合し得る第2筒状部5を備えた連結部材3とを備え、第1及び第2筒状部の内周面に受容凹部が形成され、連結部材3の第1筒状部4に第1ビーム1の端部が挿入嵌合され、この第1ビーム端部の一部が拡径されることで形成された拡径部11Bが第1筒状部4の内周面の受容凹部内に侵入して係止され、連結部材3の第2筒状部5に第2ビーム2の端部が挿入嵌合され、この第2ビーム端部の一部が拡径されることで形成された拡径部11Aが第2筒状部5の内周面の受容凹部内に侵入して係止されていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、自動車等の車体の左右間に架設されるステアリングサポートビーム及びその製造方法に関する。
なお、この明細書において、「アルミニウム」の語は、アルミニウム及びその合金を含む意味で用いる。
自動車の前部のインストルメントパネルの内部には、車体の左右のフロントピラー間にステアリングサポートビームが架設されている。このようなステアリングサポートビームが配置されることによって、側面からの衝突等による衝撃に対して十分な剛性、強度が確保される。このステアリングサポートビームに複数の取付用ブラケットが溶接固定され、これら取付用ブラケットにそれぞれ各種車載部品が取付固定される。
前記ステアリングサポートビームは、運転席側では比較的大きな強度を備えていることが必要であるのに対し、助手席側ではそれ程大きな強度を必要としないものであることから、従来では、運転席側は厚肉で径大のサポートビームを用い、助手席側は薄肉で径小のサポートビームを用い、これら両サポートビームを連結具で連結した構成のものが用いられていた。
例えば、特許文献1では、運転席側の径大のサポートビームと助手席側の径小のサポートビームとを連結具で連結し、これらをボルト・ナット等の機械的手段を使用して固定した構成のステアリングサポートビームを用いることが提案されている。
また、特許文献2では、運転席側の径大のサポートビームの端部と助手席側の径小のサポートビームの端部とを連結部材の左右両側面にそれぞれ突き合わせて溶接で固着した構成のステアリングサポートビームを用いることが提案されている。
特開2001−253368号公報 特開平7−315249号公報
しかしながら、特許文献1に記載のようなボルトを用いて締結固定した構成では、自動車等の車両の使用環境における熱の影響で即ち熱膨張によりボルトが緩み、十分な結合強度を維持できなくなる恐れがある。また、ボルト締結の場合には、ボルトの締め付けトルクが十分でない箇所が発生する可能性もある。更に、ステアリングサポートビームには、通常、ステアリングコラム、オーディオ、インストルメントパネル、エアバックユニット等を固定するための複数のブラケットが溶接等の方法で固定されるが、これら複数のブラケットの固定は、前記ボルトを用いた締結固定工程とは別工程で行うものとなるため、生産効率が低いという問題もあった。
また、特許文献2に記載のように連結部材に溶接で固着した構成では、十分な接合強度が得られるものの、ステアリングコラム、オーディオ、インストルメントパネル、エアバックユニット等を固定するための複数のブラケットの固定は、連結部材への溶接工程とは別工程で行うものとなるため、生産効率が低いという問題があった。
この発明は、かかる技術的背景に鑑みてなされたものであって、径大のサポートビームと径小のサポートビームとを十分な強度で連結固定できるステアリングサポートビーム及びその製造方法を提供することを第1の目的とする。また、この発明は、優れた生産性を備えたステアリングサポートビーム及びその製造方法を提供することを第2の目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
[1]筒状の第1サポートビームと、
該第1サポートビームより径大の第2サポートビームと、
前記第1サポートビームを嵌合し得る第1筒状部及び前記第2サポートビームを嵌合し得る第2筒状部を備えた連結部材とを備え、
前記第1筒状部の内周面に受容凹部が形成され、前記第2筒状部の内周面に受容凹部が形成され、
前記連結部材の第1筒状部に前記第1サポートビームの端部が挿入嵌合され、この挿入嵌合された第1サポートビーム端部の一部が拡径されることで形成された拡径部が前記第1筒状部の内周面の受容凹部内に侵入して係止され、
前記連結部材の第2筒状部に前記第2サポートビームの端部が挿入嵌合され、この挿入嵌合された第2サポートビーム端部の一部が拡径されることで形成された拡径部が前記第2筒状部の内周面の受容凹部内に侵入して係止されることによって、前記第1サポートビームと前記第2サポートビームとが連結部材を介して連結固定されていることを特徴とするステアリングサポートビーム。
[2]前記両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部が拡径されることで拡径部が形成され、これら拡径部によって前記連結部材が挟み込み固定されている前項1に記載のステアリングサポートビーム。
[3]前記両サポートビームのうちの少なくとも一方のサポートビームに1ないし複数個の取付用ブラケットの嵌合部が外嵌めされ、前記サポートビームにおける前記ブラケット嵌合部取付位置の両側周囲部が拡径されることで拡径部が形成され、前記取付用ブラケットの嵌合部がその両側周囲部にある前記拡径部によって挟み込まれることによって、前記取付用ブラケットが前記サポートビームに対して固定されている前項1または2に記載のステアリングサポートビーム。
[4]前記連結部材は、前記第1筒状部と前記第2筒状部とを連結板部で連接したものからなり、該連結板部に連通孔が形成されている前項1〜3のいずれか1項に記載のステアリングサポートビーム。
[5]前記受容凹部は、第1筒状部の内周面及び/又は第2筒状部の内周面の周方向に沿って形成されている前項1〜4のいずれか1項に記載のステアリングサポートビーム。
[6]前記連結部材は、車体底部等に固定するための固定用突出片を備えている前項1〜5のいずれか1項に記載のステアリングサポートビーム。
[7]内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、さらに前記両サポートビームの外周面を押さえ具で押さえると共に前記第1サポートビームの他端部及び第2サポートビームの他端部を封止した状態で、前記両サポートビームの内部に流体を封入して該流体に対して所定の圧力を加えることによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
[8]内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、さらに前記両サポートビームの外周面における連結部材の取付位置の両側周囲部を除く残りの部位を押さえ具で押さえると共に前記第1サポートビームの他端部及び第2サポートビームの他端部を封止した状態で、前記両サポートビームの内部に流体を封入して該流体に対して所定の圧力を加えることによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止すると共に、前記両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記連結部材を挟み込み固定することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
[9]内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、前記第1サポートビーム及び/又は第2サポートビームに1ないし複数個の取付用ブラケットの嵌合部を外嵌めし、さらに前記両サポートビームの外周面における連結部材の両側周囲部及び取付用ブラケット嵌合部の両側周囲部を除く残りの部位を押さえ具で押さえると共に前記第1サポートビームの他端部及び第2サポートビームの他端部を封止した状態で、前記両サポートビームの内部に流体を封入して該流体に対して所定の圧力を加えることによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止すると共に、前記両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記連結部材を挟み込み固定し、前記両サポートビームにおける取付用ブラケット嵌合部の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記取付用ブラケット嵌合部を挟み込み固定することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
[10]前記連結部材は、前記第1筒状部と前記第2筒状部とを連結板部で連接したものからなり、該連結板部に連通孔が形成されている請求項7〜9のいずれか1項に記載のステアリングサポートビームの製造方法。
[11]前記両サポートビームの内周面に沿わせる態様で筒状の弾性部材を配置せしめて該両サポートビームの内部に流体を封入して該流体に対して所定の圧力を加える前項7〜10のいずれか1項に記載のステアリングサポートビームの製造方法。
[12]内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、さらに前記両サポートビームの外周面を押さえ具で押さえると共に前記第1サポートビームの他端部及び第2サポートビームの他端部を封止した状態で、前記両サポートビームの内部に弾性部材を封入して該弾性部材に対して所定の圧力を加えることによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
[13]内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、さらに前記両サポートビームの外周面における連結部材の取付位置の両側周囲部を除く残りの部位を押さえ具で押さえると共に前記第1サポートビームの他端部及び第2サポートビームの他端部を封止した状態で、前記両サポートビームの内部に弾性部材を封入して該弾性部材に対して所定の圧力を加えることによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止すると共に、前記両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記連結部材を挟み込み固定することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
[14]内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、前記第1サポートビーム及び/又は第2サポートビームに1ないし複数個の取付用ブラケットの嵌合部を外嵌めし、さらに前記両サポートビームの外周面における連結部材の両側周囲部及び取付用ブラケット嵌合部の両側周囲部を除く残りの部位を押さえ具で押さえると共に前記第1サポートビームの他端部及び第2サポートビームの他端部を封止した状態で、前記両サポートビームの内部に弾性部材を封入して該弾性部材に対して所定の圧力を加えることによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止すると共に、前記両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記連結部材を挟み込み固定し、前記両サポートビームにおける取付用ブラケット嵌合部の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記取付用ブラケット嵌合部を挟み込み固定することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
[15]前記弾性部材として硬質ゴムを用いる前項12〜14のいずれか1項に記載のステアリングサポートビームの製造方法。
[16]内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、さらに前記両サポートビームの外周面を押さえ具で押さえた状態で、前記両サポートビームの内部に電磁成形用コイルを配置せしめて該コイルに通電することによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
[17]内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、さらに前記両サポートビームの外周面における連結部材の取付位置の両側周囲部を除く残りの部位を押さえ具で押さえた状態で、前記両サポートビームの内部に電磁成形用コイルを配置せしめて該コイルに通電することによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止すると共に、前記両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記連結部材を挟み込み固定することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
[18]内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、前記第1サポートビーム及び/又は第2サポートビームに1ないし複数個の取付用ブラケットの嵌合部を外嵌めし、さらに前記両サポートビームの外周面における連結部材の両側周囲部及び取付用ブラケット嵌合部の両側周囲部を除く残りの部位を押さえ具で押さえた状態で、前記両サポートビームの内部に電磁成形用コイルを配置せしめて該コイルに通電することによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止すると共に、前記両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記連結部材を挟み込み固定し、前記両サポートビームにおける取付用ブラケット嵌合部の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記取付用ブラケット嵌合部を挟み込み固定することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
[19]前記電磁成形用コイルを前記両サポートビームの内部空間における該サポートビーム内周面の近接位置に配置する前項16〜18に記載のステアリングサポートビームの製造方法。
[20]前項7〜19のいずれか1項に記載の製造方法によって製造されたステアリングサポートビーム。
[1]の発明では、連結部材の筒状部に挿入嵌合されたサポートビーム端部の一部が拡径されることで形成された拡径部が筒状部の内周面の受容凹部内に侵入して係止されることによって、第1サポートビームと第2サポートビームとが連結部材を介して連結固定されているから、径大のサポートビームと径小のサポートビームとが十分な強度でかつ安定状態に連結される。従来技術のようにボルト等を使用して連結固定するものではないから、ボルトの緩み等による連結強度の低下の恐れがない。また連結に際し溶接を要しないので、熱の影響によるサポートビームの強度低下もない。更に、溶接を要しないので、サポートビーム、連結部材として異種材同士の組み合わせが可能となる利点もある。
[2]の発明では、サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部に形成された拡径部 によって連結部材が挟み込み固定されているから、連結強度をさらに向上させることができる。
[3]の発明では、サポートビームにおけるブラケット嵌合部取付位置の両側周囲部に形成された拡径部によってブラケット嵌合部が挟み込み固定されているから、取付用ブラケットもサポートビームに対して十分な強度でかつ安定状態に固定されるものとなる。更に、溶接を要しないので、サポートビーム、連結部材、取付用ブラケットとして異種材同士の組み合わせが可能となる利点もある。
[4]の発明では、連結部材の連結板部に連通孔が形成されているから、サポートビームの内部に流体を封入して流体に対して圧力を加えて拡径する場合に、いずれかのサポートビームの一端側から流体を封入するだけで連通孔を介して両方のサポートビームの内部に流体を封入できるし、いずれかのサポートビームの一端側から流体に対して所定の圧力を加えるだけで済み、これにより生産性を向上させることができる利点がある。
[5]の発明では、第1筒状部の内周面及び/又は第2筒状部の内周面の周方向に沿って形成された受容凹部に、サポートビーム端部の拡径部が侵入して係止されるものとなり、このように連結部材の筒状部の内周面の周方向に沿って係止構造が形成されるので、連結強度をより一層向上させることができる。
[6]の発明では、車体底部等に対して十分な強度でもって安定状態に固定することができる。
[7][8][9]の発明では、両サポートビームの内部に流体を封入して該流体に対して所定の圧力を加えることによって、連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止するので、両サポートビームを連結部材を介して十分な強度でかつ安定状態に連結することができる。また、連結に際し溶接を要しないので、熱の影響によるサポートビームの強度低下もない。
更に[8][9]の発明では、流体圧によって、両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって連結部材を挟み込み固定するから、両サポートビームの連結強度をさらに向上させることができる。
加えて[9]の発明では、流体圧によって、両サポートビームにおける取付用ブラケット嵌合部の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって取付用ブラケット嵌合部を挟み込み固定するから、取付用ブラケットをサポートビームに対して十分な強度でかつ安定状態に固定することができる。このように[9]の発明では、両サポートビームの連結部材を介しての連結及び1ないし複数個の取付用ブラケットのサポートビームへの取付固定を同時になし得る製造方法であるから、製造効率を格段に向上させることができる。更に、溶接を要しないので、サポートビーム、連結部材、取付用ブラケットとして異種材同士の組み合わせが可能となる利点もある。
[10]の発明では、連結部材の連結板部に連通孔が形成されているから、いずれかのサポートビームの一端側から流体を封入するだけで連通孔を介して両方のサポートビームの内部に流体を封入できるし、いずれかのサポートビームの一端側から流体に対して所定の圧力を加えるだけで拡径することができ、これにより製造効率をさらに向上させることができる。
[11]の発明では、両サポートビームの内周面に沿わせる態様で筒状の弾性部材を配置せしめて該両サポートビームの内部に流体を封入して該流体に対して所定の圧力を加えるので、十分に拡径することができる。
[12][13][14]の発明では、両サポートビームの内部に弾性部材を封入して該弾性部材に対して所定の圧力を加えることによって、連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止するので、両サポートビームを連結部材を介して十分な強度でかつ安定状態に連結することができる。また連結に際し溶接を要しないので、熱の影響によるサポートビームの強度低下もない。
更に[13][14]の発明では、弾性部材の加圧による弾性変形によって、両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって連結部材を挟み込み固定するから、両サポートビームの連結強度をさらに向上させることができる。
加えて[14]の発明では、弾性部材の加圧による弾性変形によって、両サポートビームにおける取付用ブラケット嵌合部の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって取付用ブラケット嵌合部を挟み込み固定するから、取付用ブラケットをサポートビームに対して十分な強度でかつ安定状態に固定することができる。このように[14]の発明では、両サポートビームの連結部材を介しての連結及び1ないし複数個の取付用ブラケットのサポートビームへの取付固定を同時になし得る製造方法であるから、製造効率を格段に向上させることができる。更に、溶接を要しないので、サポートビーム、連結部材、取付用ブラケットとして異種材同士の組み合わせが可能となる利点もある。
[15]の発明では、弾性部材として硬質ゴムを用いるので、十分に拡径することができる。
[16][17][18]の発明では、両サポートビームの内部に電磁成形用コイルを配置してコイルに通電することによって、連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止するので、両サポートビームを連結部材を介して十分な強度でかつ安定状態に連結することができる。また連結に際し溶接を要しないので、熱の影響によるサポートビームの強度低下もない。
更に[17][18]の発明では、電磁成形法によって、両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって連結部材を挟み込み固定するから、両サポートビームの連結強度をさらに向上させることができる。
加えて[18]の発明では、電磁成形法によって、両サポートビームにおける取付用ブラケット嵌合部の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって取付用ブラケット嵌合部を挟み込み固定するから、取付用ブラケットをサポートビームに対して十分な強度でかつ安定状態に固定することができる。このように[18]の発明では、両サポートビームの連結部材を介しての連結及び1ないし複数個の取付用ブラケットのサポートビームへの取付固定を同時になし得る製造方法であるから、製造効率を格段に向上させることができる。更に、溶接を要しないので、サポートビーム、連結部材、取付用ブラケットとして異種材同士の組み合わせが可能となる利点もある。
[19]の発明によれば、十分に拡径することができる。
[20]の発明では、径大のサポートビームと径小のサポートビームとが十分な強度でかつ安定状態に連結されたステアリングサポートビームが提供される。
この発明に係るステアリングサポートビーム(10)の一実施形態を図1、2に示す。本実施形態のステアリングサポートビーム(10)は、自動車の車体の左右のフロントピラー間に配置されてこれらフロントピラーに連結固定される自動車用ステアリングサポートビームである。図1、2において、(1)は第1サポートビーム、(2)は第2サポートビーム、(3)は連結部材(ノード)、(21)(24)(27)(30)(33)(36)は取付用ブラケットである。
前記第1サポートビーム(1)及び第2サポートビーム(2)は、いずれも断面楕円状の筒状押出材からなる。前記第2サポートビーム(2)は、前記第1サポートビーム(1)よりも径大に形成されており、運転席側に配置される。一方、径小の第1サポートビーム(1)は、助手席側に配置される。
前記連結部材(3)は、前記第1サポートビーム(1)を嵌合し得る断面楕円状の第1筒状部(4)及び前記第2サポートビーム(2)を嵌合し得る断面楕円状の第2筒状部(5)を備え、これら筒状部(4)(5)が連接板部(6)で連接されたものからなる。即ち、前記連接板部(6)の一方の側面側(図面右側)に第1筒状部(4)が延設されると共に該連接板部(6)の他方の側面側(図面左側)に第2筒状部(5)が延設されている。前記第1筒状部(4)の内周面に周方向に沿って延ばされた一条の受容凹部(8)が形成され、前記第1筒状部(5)の内周面に周方向に沿って延ばされた一条の受容凹部(9)が形成されている。また、前記連接板部(6)の中央部に連通孔(7)が設けられており、該連通孔(7)を介して前記第1サポートビーム(1)の内部空間と前記第2サポートビーム(2)の内部空間とが連通されている。更に、前記連結部材(3)の下部から長尺のセンターステー(固定用突出片)(19)が一体的に延設されている。このようなセンターステー(19)が連接された前記連結部材(3)は、射出成形材によって形成されている。
フロントピラー取付用サイドブラケット(21)は、図1、2に示すように、前記第2サポートビーム(2)に外嵌め可能な断面楕円状の嵌合部(22)と、該嵌合部(22)から外方に向けて延ばされた取付部(23)とからなる。また、もう一方のフロントピラー取付用サイドブラケット(24)は、図1、2に示すように、前記第1サポートビーム(1)に外嵌め可能な断面楕円状の嵌合部(25)と、該嵌合部(25)から外方に向けて延ばされた取付部(26)とからなる。
コラム取付用ブラケット(27)は、図1、2に示すように、前記第2サポートビーム(2)に外嵌め可能な断面楕円状の嵌合部(28)と、該嵌合部(28)の外周面から外方に向けて突設された取付部(29)とからなる。
エアバッグユニット取付用ブラケット(30)は、図1、2に示すように、前記第1サポートビーム(1)に外嵌め可能な断面楕円状の嵌合部(31)と、該嵌合部(31)の外周面から外方に向けて突設された取付部(32)とからなる。
オーディオ取付用ブラケット(33)は、図1、2に示すように、前記第1サポートビーム(1)に外嵌め可能な断面楕円状の嵌合部(34)と、該嵌合部(34)から外方に向けて延ばされた取付部(35)とからなる。
グローブボックス取付用ブラケット(36)は、図1、2に示すように、前記第1サポートビーム(1)に外嵌め可能な断面楕円状の嵌合部(37)と、該嵌合部(37)から外方に向けて延ばされた取付部(38)とからなる。
前記取付用ブラケット(21)(24)(27)(30)(33)(36)は、いずれも押出材からなる。
しかして、前記連結部材(3)の第1筒状部(4)に前記第1サポートビーム(1)の端部が挿入嵌合され、この挿入嵌合された第1サポートビーム(1)の端部の一部が拡径されることで外方に突出した拡径部(11B)が、前記第1筒状部(4)の内周面の受容凹部(8)内に侵入して係止されている。また、前記連結部材(3)の第2筒状部(5)に前記第2サポートビーム(2)の端部が挿入嵌合され、この挿入嵌合された第2サポートビーム(2)の端部の一部が拡径されることで外方に突出した拡径部(11A)が、前記第2筒状部(5)の内周面の受容凹部(9)内に侵入して係止されている。このような連結部材(3)に対する係止構造によって、前記第1サポートビーム(1)と前記第2サポートビーム(2)とが連結部材(3)を介して強固に連結固定されている。
また、前記第1サポートビーム(1)における連結部材(3)の取付位置の周囲部(右側周囲部)が拡径されることで周方向にわたる拡径部(12B)が形成される一方、前記第2サポートビーム(2)における連結部材(3)の取付位置の周囲部(左側周囲部)が拡径されることで周方向にわたる拡径部(12A)が形成され、これら拡径部(12A)(12B)の間に前記連結部材(3)が挟み込み固定されている。
また、前記第1サポートビーム(1)の右側端部(非連結側の端部)の外周面に、フロントピラー取付用サイドブラケット(24)の嵌合部(25)が外嵌めされると共に、該第1サポートビーム(1)における嵌合部(25)取付位置の両側周囲部が拡径されることで周方向にわたる拡径部(14A)(14B)が形成され、これら拡径部(14A)(14B)の間に前記サイドブラケット(24)の嵌合部(25)が挟み込み固定されることによって、前記サイドブラケット(24)が前記第1サポートビーム(1)に対して安定状態にかつ強固に固定されている。
また、前記第2サポートビーム(2)の左側端部(非連結側の端部)の外周面に、フロントピラー取付用サイドブラケット(21)の嵌合部(22)が外嵌めされると共に、該第2サポートビーム(2)における嵌合部(22)取付位置の両側周囲部が拡径されることで周方向にわたる拡径部(13A)(13B)が形成され、これら拡径部(13A)(13B)の間に前記サイドブラケット(21)の嵌合部(22)が挟み込み固定されることによって、前記サイドブラケット(21)が前記第2サポートビーム(2)に対して安定状態にかつ強固に固定されている。
また、前記第2サポートビーム(2)の中央部の外周面に、コラム取付用ブラケット(27)の嵌合部(28)が外嵌めされると共に、該第2サポートビーム(2)における嵌合部(28)取付位置の両側周囲部が拡径されることで周方向にわたる拡径部(15A)(15B)が形成され、これら拡径部(15A)(15B)の間に前記コラム取付用ブラケット(27)の嵌合部(28)が挟み込み固定されることによって、前記コラム取付用ブラケット(27)が前記第2サポートビーム(2)に対して安定状態にかつ強固に固定されている。
また、前記第1サポートビーム(1)の略中央部の外周面に、エアバッグユニット取付用ブラケット(30)の嵌合部(31)が外嵌めされると共に、該第1サポートビーム(1)における嵌合部(31)取付位置の両側周囲部が拡径されることで周方向にわたる拡径部(16A)(16B)が形成され、これら拡径部(16A)(16B)の間に前記エアバッグユニット取付用ブラケット(30)の嵌合部(31)が挟み込み固定されることによって、前記エアバッグユニット取付用ブラケット(30)が前記第1サポートビーム(1)に対して安定状態にかつ強固に固定されている。
また、前記第1サポートビーム(1)の略中央部の外周面に、オーディオ取付用ブラケット(33)の嵌合部(34)が外嵌めされると共に、該第1サポートビーム(1)における嵌合部(34)取付位置の両側周囲部が拡径されることで周方向にわたる拡径部(17A)(17B)が形成され、これら拡径部(17A)(17B)の間に前記オーディオ取付用ブラケット(33)の嵌合部(34)が挟み込み固定されることによって、前記オーディオ取付用ブラケット(33)が前記第1サポートビーム(1)に対して安定状態にかつ強固に固定されている。
更に、前記第1サポートビーム(1)の略中央部の外周面に、グローブボックス取付用ブラケット(36)の嵌合部(37)が外嵌めされると共に、該第1サポートビーム(1)における嵌合部(37)取付位置の両側周囲部が拡径されることで周方向にわたる拡径部(18A)(18B)が形成され、これら拡径部(18A)(18B)の間に前記グローブボックス取付用ブラケット(36)の嵌合部(37)が挟み込み固定されることによって、前記グローブボックス取付用ブラケット(36)が前記第1サポートビーム(1)に対して安定状態にかつ強固に固定されている。
このようにして前記取付用ブラケット(21)(24)(27)(30)(33)(36)は、いずれも前記サポートビームに対して安定状態にかつ強固に固定されている。
前記連結部材(3)から延ばされたセンターステー(長尺の固定用突出片)(19)は、その下端部が車室底部に固定される。また、前記フロントピラー取付用サイドブラケット(21)は車体の運転席側のフロントピラーに固定される一方、前記フロントピラー取付用サイドブラケット(24)は車体の助手席側のフロントピラーに固定され、こうして前記ステアリングサポートビーム(10)は車体に対して安定状態にかつ強固に固定される。
なお、連結部材(3)とセンターステー部材(20)とは別体に構成されていても良い。即ち、例えば図9に示すように、連結部材(3)の固定用突出片(40)とセンターステー部材(20)とをボルト等の固定手段で連結固定すると共に、該センターステー部材(20)の下端部を床(90)から突設された固定部材(91)にボルト等の固定手段を用いて固定するようにしても良い。
上記構成に係るステアリングサポートビーム(10)は、例えば次のようにして製造される。流体圧を利用した第1製造方法について図3〜5および図6を参照しつつ説明する。
まず、第1サポートビーム(1)を嵌合し得る断面楕円状の第1筒状部(4)と、第2サポートビーム(2)を嵌合し得る断面楕円状の第2筒状部(5)と、これら筒状部(4)(5)を連接した連接板部(6)とを備え、前記第1筒状部(4)の内周面に周方向に沿って延ばされた一条の受容凹部(8)が形成され、前記第2筒状部(5)の内周面に周方向に沿って延ばされた一条の受容凹部(9)が形成され、前記連接板部(6)の中央部に連通孔(7)が設けられた構成の連結部材(3)を準備する(図3参照)。
前記連結部材(3)の第1筒状部(4)内に断面楕円状の第1サポートビーム(1)の一端部を挿入嵌合すると共に、前記連結部材(3)の第2筒状部(5)内に断面楕円状の第2サポートビーム(2)の一端部を挿入嵌合する(図3参照)。なお、図3において、(68)(69)は、十分な液密状態を実現するために配置されたOリングである。
前記第1サポートビーム(1)の略中央部の外周面に、オーディオ取付用ブラケット(33)の嵌合部(34)およびグローブボックス取付用ブラケット(36)の嵌合部(37)を外嵌する。更に、前記第1サポートビーム(1)の略中央部から右端部側へ寄った位置の外周面に、エアバッグユニット取付用ブラケット(30)の嵌合部(31)を外嵌めする。更に、前記第1サポートビーム(1)の右側端部(非連結側の端部)の外周面に、フロントピラー取付用サイドブラケット(24)の嵌合部(25)を外嵌する。
また、前記第2サポートビーム(2)の中央部の外周面に、コラム取付用ブラケット(27)の嵌合部(28)を外嵌すると共に、前記第2サポートビーム(2)の左側端部(非連結側の端部)の外周面に、フロントピラー取付用サイドブラケット(21)の嵌合部(22)を外嵌する。以上のようにして取付用ブラケット(21)(24)(27)(30)(33)(36)を両サポートビーム(1)(2)に対して所定位置に配置する(図3参照)。
次に、図4に示すように、前記第1、第2サポートビーム(1)(2)の外周面における連結部材(3)の両側周囲部及び取付用ブラケット嵌合部(22)(25)(28)(31)(34)(37)の両側周囲部を除く残りの部位を、上下分割可能な割型からなる押さえ具(51)(53)(55)(56)(57)(59)で挟み込んで押さえた状態で保持する。更に、コラム取付用ブラケット(27)の外側を上下分割可能な割型からなる押さえ具(52)で挟み込んで押さえた状態で保持し、連結部材(3)の外側を上下分割可能な割型からなる押さえ具(54)で挟み込んで押さえた状態で保持し、エアバッグユニット取付用ブラケット(30)の外側を上下分割可能な割型からなる押さえ具(58)で挟み込んで押さえた状態で保持する(図4参照)。なお、前記ブラケット(27)(30)や連結部材(3)を押さえる押さえ具(52)(54)(58)の配置は、必須ではない。例えば、ブラケット(27)(30)や連結部材(3)が、流体に対して所定の圧力を加えることで生じる内圧に対し、十分な強度、剛性を有する場合には、前記押さえ具(52)(54)(58)の配置は不要である。また、第1サポートビーム(1)の径と第2サポートビーム(2)の径が極端に異なる場合には、所要の内圧(拡径のために必要な内圧)が異なるので、必要に応じて、拡径対象位置の周囲に過剰な拡径を阻止する規制手段を配置せしめた状態で拡径するようにしても良い。
また、図4に示すように、第1サポートビーム(1)の右側端部(非連結側の端部)を封止具(61)で液密状態に封止する。この封止具(61)は、略円盤形状であり、その片面に弾性シール部材(61A)が一体化されており、該弾性シール部材(61A)を第1サポートビーム(1)の右側端部の開口面に当接させた状態で封止具(61)に対して外部から内方への軸力を負荷することによって、第1サポートビーム(1)の右側端部を液密状態に封止する。
更に、図4に示すように、第2サポートビーム(2)の左側端部(非連結側の端部)を封止具(62)で液密状態に封止する。この封止具(62)は、略円盤形状であり、その片面に弾性シール部材(62A)が一体化されており、該弾性シール部材(62A)を第2サポートビーム(2)の左側端部の開口面に当接させた状態で封止具(62)に対して外部から内方への軸力を負荷することによって、第2サポートビーム(2)の左側端部を液密状態に封止する。この封止具(62)には、その厚さ方向に貫通する貫通孔(63)(63)が形成されている(図4参照)。
しかる後、前記封止具(62)の貫通孔(63)(63)を介して第2サポートビーム(2)内に、水、オイル等の流体を封入すると、流体が連結部材(3)の連通孔(7)を通過して第1サポートビーム(1)内にも封入される。次いでこの流体に対して所定の圧力を加える。圧力は、特に限定されるものではないが、通常5〜70MPaの範囲である。
流体に対して所定の圧力を加えると、即ち前記封止具(61)(62)に対して外部から内方への圧力を加えつつ、前記押さえ具(51)(52)(53)(54)(55)(56)(57)(58)(59)に対して外部から内方への圧力を加えて拘束した状態で、流体に対して所定の圧力を加えると、図5に示すように、前記連結部材(3)内に挿入嵌合された両サポートビーム(1)(2)端部の一部が拡径して拡径部(11A)(11B)を形成し、該拡径部(11A)が前記第2筒状部(5)の内周面の受容凹部(9)内に侵入して係止すると共に、前記拡径部(11B)が前記第1筒状部(4)の内周面の受容凹部(8)内に侵入して係止し、また前記両サポートビーム(1)(2)における連結部材(3)の取付位置の両側周囲部が拡径して拡径部(12A)(12B)を形成し、これら両側の拡径部(12A)(12B)によって前記連結部材(3)を挟み込み固定し、更に前記両サポートビーム(1)(2)における取付用ブラケット嵌合部(22)(25)(28)(31)(34)(37)の取付位置の両側周囲部が拡径して拡径部(13A)(13B)(14A)(14B)(15A)(15B)(16A)(16B)(17A)(17B)(18A)(18B)を形成し、これら両側の拡径部によって前記取付用ブラケット嵌合部を挟み込み固定するものとなる。
次いで、押さえ具(51)(52)(53)(54)(55)(56)(57)(58)(59)及び封止具(61)(62)を取り外せば、図1に示すようなステアリングサポートビーム(10)が得られる。
次に、第1製造方法の変形例を図6を参照しつつ説明する。この製造方法では、図6に示すように、両サポートビーム(1)(2)の内部に内周面に沿う態様で弾性チューブ材(筒状の弾性部材)(80)を配置せしめた状態で両サポートビーム(1)(2)の内部に流体を封入して該流体に対して所定の圧力を加える操作を行うものとする以外は、前記第1製造方法と同様に操作を行って拡径する。この製造方法では、弾性チューブ材(80)に対して流体を介して所定の圧力を加えるので、十分に拡径することができる。前記弾性チューブ材(80)としては、特に限定されないが、硬質ゴムが好適である。
前記第1製造方法において、前記流体としては、特に限定されるものではないが、例えば水、オイル等が挙げられる。
次に、弾性部材を利用した第2製造方法について図7を参照しつつ説明する。この第2製造方法は、両サポートビーム(1)(2)の内部に流体を封入して該流体に対して所定の圧力を加える操作を行う代わりに、加圧により弾性変形可能な弾性部材(66)を封入して該弾性部材(66)に対して所定の圧力を加える操作を行うものとすると共に、両端に封止具(61)(62)を配置する代わりに、第1サポートビーム(1)の右端部内に押圧具(64)を内挿配置し第2サポートビーム(2)の左端部内に押圧具(65)を内挿配置するものとした以外は、前記第1製造方法と同様であるので、同様の部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
この第2製造方法では、図7(a)に示すように、両サポートビーム(1)(2)の内部に加圧により弾性変形可能な弾性部材(66)を封入して該弾性部材(66)に対して押圧具(64)(65)を介して外部から所定の圧力を加える。そうすると、図7(b)に示すように、前記連結部材(3)内に挿入嵌合された両サポートビーム(1)(2)端部の一部が拡径して拡径部(11A)(11B)を形成し、該拡径部(11A)が前記第2筒状部(5)の内周面の受容凹部(9)内に侵入して係止すると共に、前記拡径部(11B)が前記第1筒状部(4)の内周面の受容凹部(8)内に侵入して係止し、また前記両サポートビーム(1)(2)における連結部材(3)の取付位置の両側周囲部が拡径して拡径部(12A)(12B)を形成し、これら両側の拡径部(12A)(12B)によって前記連結部材(3)を挟み込み固定し、更に前記両サポートビーム(1)(2)における取付用ブラケット嵌合部(22)(25)(28)(31)(34)(37)の取付位置の両側周囲部が拡径して拡径部(13A)(13B)(14A)(14B)(15A)(15B)(16A)(16B)(17A)(17B)(18A)(18B)を形成し、これら両側の拡径部によって前記取付用ブラケット嵌合部を挟み込み固定することができる。即ち、図7(a)における両サポートビーム(1)(2)の押さえ具(51)(52)(53)(54)(55)(56)(57)(58)(59)で押さえていない部位を拡径することができる。こうしてこの発明のステアリングサポートビーム(10)を製造することができる。
次に、電磁成形を利用した第3製造方法について図8を参照しつつ説明する。この第3製造方法は、両サポートビーム(1)(2)の内部に流体を封入して該流体に対して所定の圧力を加える操作を行う代わりに、両サポートビーム(1)(2)の内部に電磁成形用コイル(70)を配置せしめて該コイル(70)に通電する操作を行うものとすると共に、両端の封止具(61)(62)を配置しないものとした以外は、前記第1製造方法と同様であるので、同様の部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
この第3製造方法では、図8(a)に示すように、両サポートビーム(1)(2)の内部に電磁成形用コイル(70)を配置せしめる。好ましくは、電磁成形用コイル(70)を前記両サポートビーム(1)(2)の内部空間における該サポートビーム(1)(2)内周面の近傍位置に配置する(図8(a)参照)。しかして、例えばコイル(70)に大電流を急激に通電すると、両サポートビーム(1)(2)にうず電流と呼ばれる誘導電流が流れて両サポートビーム(1)(2)がジュール熱で加熱されると共に、電磁力が両サポートビーム(1)(2)を外側に圧する(押す)方向に働くので、即ち加熱しつつ外方に向けて圧するので、図8(b)に示すように、前記連結部材(3)内に挿入嵌合された両サポートビーム(1)(2)端部の一部が拡径して拡径部(11A)(11B)を形成し、該拡径部(11A)が前記第2筒状部(5)の内周面の受容凹部(9)内に侵入して係止すると共に、前記拡径部(11B)が前記第1筒状部(4)の内周面の受容凹部(8)内に侵入して係止し、また前記両サポートビーム(1)(2)における連結部材(3)の取付位置の両側周囲部が拡径して拡径部(12A)(12B)を形成し、これら両側の拡径部(12A)(12B)によって前記連結部材(3)を挟み込み固定し、更に前記両サポートビーム(1)(2)における取付用ブラケット嵌合部(22)(25)(28)(31)(34)(37)の取付位置の両側周囲部が拡径して拡径部(13A)(13B)(14A)(14B)(15A)(15B)(16A)(16B)(17A)(17B)(18A)(18B)を形成し、これら両側の拡径部によって前記取付用ブラケット嵌合部を挟み込み固定することができる。即ち、図8(a)における両サポートビーム(1)(2)の押さえ具(51)(52)(53)(54)(55)(56)(57)(58)(59)で押さえていない部位を拡径することができる。こうしてこの発明のステアリングサポートビーム(10)を製造することができる。
図8に示す実施形態では、電磁成形用コイル(70)を前記両サポートビーム(1)(2)の内部空間における該サポートビーム(1)(2)内周面の全面に沿って配置しているが、例えば拡径したい位置に対して選択的に電磁成形用コイル(70)を配置するようにしても良い。
この発明において、前記拡径部(11〜18)の幅(W)は、特に限定されないが、5〜30mmに設定されるのが好ましい。また、これら拡径部の幅は、全て同一幅に設定されるのが好ましい。また、前記拡径部(11〜18)の変形量(拡径量)(h)は、特に限定されないものの、0.5〜3mmに設定されるのが好ましい。
前記第1サポートビーム(1)及び第2サポートビーム(2)の外径は、60〜100mmに設定されるのが好ましい(特にサポートビームがアルミニウム材で構成される場合にはこの範囲に設定されるのが良い)。また、前記第1サポートビーム(1)及び第2サポートビーム(2)の肉厚は、1.5〜5mmに設定されるのが好ましい(特にサポートビームがアルミニウム材で構成される場合にはこの範囲に設定されるのが良い)。
なお、上記実施形態では、サポートビーム(1)(2)は、断面が楕円状に形成されているが、特にこのような形状に限定されるものではなく、例えば断面が四角形、五角形、六角形、八角形等の多角形状や、その他の異形断面形状に形成されていても良い。中でも、サポートビーム(1)(2)は、断面が楕円状または多角形状に形成されるのが好ましく、この場合には前記連結部材(3)や取付用ブラケットの嵌合部が固定された状態時においてこれらがサポートビーム(1)(2)の周方向に回転移動するのを確実に防止できる利点がある。また、例えばサポートビーム(1)(2)が断面多角形状である場合には、前記取付用ブラケットの嵌合部および前記連結部材(3)の第1、第2筒状部(4)(5)は、この断面多角形状のサポートビーム(1)(2)に外嵌め可能な多角形状に構成すれば良い。前記サポートビーム(1)(2)が、その他の異形断面形状に形成された場合も同様である。なお、サポートビーム(1)(2)として断面多角形状を採用する場合には、角部を角張らせないで角部を略円弧状の形状にする(丸みを持たせる)のが良く、これにより拡径時の割れ発生を十分に防止することができる。
なお、前記連結部材(3)や取付用ブラケットの嵌合部が固定された状態時においてこれらがサポートビーム(1)(2)の周方向に回転移動するのを防止する手段としては、前述した構成以外に、例えば前記連結部材(3)や取付用ブラケット嵌合部(22)(25)(28)(31)(34)(37)の内周面に軸線方向に伸びる凹溝を形成するものとし、前記流体に対して所定の圧力を加える(その他、電磁成形する等)ことによって、前記第1サポートビーム(1)及び第2サポートビーム(2)における凹溝対応位置を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記連結部材や取付用ブラケット嵌合部の凹溝内に侵入させて係止する構成(特開平7ー116751号公報参照)等が挙げられる。
また、上記実施形態では、連結部材(3)は、樹脂(FRPも含む)の射出成形材からなる構成が採用されているが、特にこのような構成に限定されるものではなく、例えば押出材、鋳造(Mg鋳造等)、鍛造、板金プレス(鉄板金等)、鋳物(鋳鉄等)、押出+切断により形成されても良い。
また、上記実施形態では、第1サポートビーム(1)、第2サポートビーム(2)及び取付用ブラケット(21)(24)(27)(30)(33)(36)は、いずれも押出材からなる構成が採用されているが、特にこのような構成に限定されるものではない。例えば、第1サポートビーム(1)、第2サポートビーム(2)及び取付用ブラケット(21)(24)(27)(30)(33)(36)は、樹脂(FRPも含む)の射出成形材によって形成されていても良い。また、第1サポートビーム(1)及び第2サポートビーム(2)は、鉄や銅で形成されていても良いし、或いはアルミニウムや鉄の電縫管で構成されても良い。また、取付用ブラケット(21)(24)(27)(30)(33)(36)は鋳造(Mg鋳造等)、鍛造、板金プレス(鉄板金等)、鋳物(鋳鉄等)、押出+切断により形成されても良い。
前記押出材は、軽金属またはその合金からなる押出材であるのが好ましい。中でも、前記押出材は、アルミニウム押出材であるのが特に好ましく、この場合には優れた軽量性を維持しつつ優れた生産性を確保することができる。前記アルミニウム押出材としては、例えば5000系、6000系、7000系等を例示できる。
或いはまた、前記押出材は、合成樹脂押出材であるのが好ましく、この場合には優れた軽量性を維持しつつ優れた生産性を確保することができる。
また、例えば、前記取付用ブラケット(21)(24)(27)(30)(33)(36)を鉄製の板金で構成し、前記第1サポートビーム(1)及び第2サポートビーム(2)をアルミニウム押出材で構成しても良い。この場合、素材間の熱膨張率の差によるかしめ強度の低下を十分に考慮してかしめ代(しろ)を設計する必要がある。
前記取付用ブラケット(21)(24)(27)(30)(33)(36)の嵌合部(22)(25)(28)(31)(34)(37)は、その内部の空間内に前記サポートビームが挿入されることによって該サポートビームに外嵌めでき得る形状であれば特に限定されない。即ち、前記取付用ブラケットの嵌合部(22)(25)(28)(31)(34)(37)は、サポートビームに外嵌めされた状態において外方に向けて離脱しない(外れない)形状であれば特に限定されない。例えば、前記取付用ブラケットの嵌合部(22)(25)(28)(31)(34)(37)は、上記実施形態のように断面が楕円状の筒形状に形成されていても良いし、或いはブラケットの嵌合部(22)(25)(28)(31)(34)(37)の周方向の一部に開口部が設けられていても良い。
なお、前記サポートビーム(1)(2)に、前記取付用ブラケット(21)(24)(27)(30)(33)(36)の嵌合部(22)(25)(28)(31)(34)(37)が外嵌めされた状態時において、クリアランス(サポートビームと嵌合部との隙間)は、小さい方が良く、中でもクリアランスが0.2〜0.3mmになるように設計されるのが好ましいが、特にこのような範囲に限定されるものではない。
この発明に係るステアリングサポートビームは、例えば自動車等の車体の左右間に架設して用いられる。
この発明の一実施形態に係るステアリングサポートビームを示す斜視図である。 図1におけるX−X線の端面図である。 この発明に係る流体圧を利用した第1製造方法におけるブラケット配置工程を示す断面図である。 この発明に係る流体圧を利用した第1製造方法における押さえ具配置工程を示す断面図である。 この発明に係る流体圧を利用した第1製造方法における流体圧負荷工程(流体圧を加えた状態)を示す断面図である。 この発明に係る流体圧を利用した第1製造方法の他の例を示す説明図であり、(a)は加圧前の状態、(b)は加圧時の状態をそれぞれ示す。 この発明に係る弾性部材を利用した第2製造方法の一例を示す説明図であり、(a)は加圧前の状態、(b)は加圧時の状態をそれぞれ示す。 この発明に係る電磁成形を利用した第3製造方法の一例を示す説明図であり、(a)は加圧前の状態、(b)は加圧時の状態をそれぞれ示す。 この発明のステアリングサポートビームの自動車床面への取付態様の変形例を示す図である。
符号の説明
1…第1サポートビーム
2…第2サポートビーム
3…連結部材
4…第1筒状部
5…第2筒状部
6…連結板部
7…連通孔
8…受容凹部
9…受容凹部
10…ステアリングサポートビーム
11…拡径部
12〜18…拡径部
19…センターステー(長尺の固定用突出片)
21…取付用サイドブラケット
22…嵌合部
24…取付用サイドブラケット
25…嵌合部
27…コラム取付用ブラケット
28…嵌合部
30…エアバッグユニット取付用ブラケット
31…嵌合部
33…オーディオ取付用ブラケット
34…嵌合部
36…グローブボックス取付用ブラケット
37…嵌合部
40…固定用突出片
51〜59…押さえ具
66…弾性部材
70…コイル
80…弾性チューブ材(筒状の弾性部材)

Claims (20)

  1. 筒状の第1サポートビームと、
    該第1サポートビームより径大の第2サポートビームと、
    前記第1サポートビームを嵌合し得る第1筒状部及び前記第2サポートビームを嵌合し得る第2筒状部を備えた連結部材とを備え、
    前記第1筒状部の内周面に受容凹部が形成され、前記第2筒状部の内周面に受容凹部が形成され、
    前記連結部材の第1筒状部に前記第1サポートビームの端部が挿入嵌合され、この挿入嵌合された第1サポートビーム端部の一部が拡径されることで形成された拡径部が前記第1筒状部の内周面の受容凹部内に侵入して係止され、
    前記連結部材の第2筒状部に前記第2サポートビームの端部が挿入嵌合され、この挿入嵌合された第2サポートビーム端部の一部が拡径されることで形成された拡径部が前記第2筒状部の内周面の受容凹部内に侵入して係止されることによって、前記第1サポートビームと前記第2サポートビームとが連結部材を介して連結固定されていることを特徴とするステアリングサポートビーム。
  2. 前記両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部が拡径されることで拡径部が形成され、これら拡径部によって前記連結部材が挟み込み固定されている請求項1に記載のステアリングサポートビーム。
  3. 前記両サポートビームのうちの少なくとも一方のサポートビームに1ないし複数個の取付用ブラケットの嵌合部が外嵌めされ、前記サポートビームにおける前記ブラケット嵌合部取付位置の両側周囲部が拡径されることで拡径部が形成され、前記取付用ブラケットの嵌合部がその両側周囲部にある前記拡径部によって挟み込まれることによって、前記取付用ブラケットが前記サポートビームに対して固定されている請求項1または2に記載のステアリングサポートビーム。
  4. 前記連結部材は、前記第1筒状部と前記第2筒状部とを連結板部で連接したものからなり、該連結板部に連通孔が形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のステアリングサポートビーム。
  5. 前記受容凹部は、第1筒状部の内周面及び/又は第2筒状部の内周面の周方向に沿って形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のステアリングサポートビーム。
  6. 前記連結部材は、車体底部等に固定するための固定用突出片を備えている請求項1〜5のいずれか1項に記載のステアリングサポートビーム。
  7. 内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、さらに前記両サポートビームの外周面を押さえ具で押さえると共に前記第1サポートビームの他端部及び第2サポートビームの他端部を封止した状態で、前記両サポートビームの内部に流体を封入して該流体に対して所定の圧力を加えることによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
  8. 内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、さらに前記両サポートビームの外周面における連結部材の取付位置の両側周囲部を除く残りの部位を押さえ具で押さえると共に前記第1サポートビームの他端部及び第2サポートビームの他端部を封止した状態で、前記両サポートビームの内部に流体を封入して該流体に対して所定の圧力を加えることによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止すると共に、前記両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記連結部材を挟み込み固定することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
  9. 内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、前記第1サポートビーム及び/又は第2サポートビームに1ないし複数個の取付用ブラケットの嵌合部を外嵌めし、さらに前記両サポートビームの外周面における連結部材の両側周囲部及び取付用ブラケット嵌合部の両側周囲部を除く残りの部位を押さえ具で押さえると共に前記第1サポートビームの他端部及び第2サポートビームの他端部を封止した状態で、前記両サポートビームの内部に流体を封入して該流体に対して所定の圧力を加えることによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止すると共に、前記両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記連結部材を挟み込み固定し、前記両サポートビームにおける取付用ブラケット嵌合部の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記取付用ブラケット嵌合部を挟み込み固定することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
  10. 前記連結部材は、前記第1筒状部と前記第2筒状部とを連結板部で連接したものからなり、該連結板部に連通孔が形成されている請求項7〜9のいずれか1項に記載のステアリングサポートビームの製造方法。
  11. 前記両サポートビームの内周面に沿わせる態様で筒状の弾性部材を配置せしめて該両サポートビームの内部に流体を封入して該流体に対して所定の圧力を加える請求項7〜10のいずれか1項に記載のステアリングサポートビームの製造方法。
  12. 内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、さらに前記両サポートビームの外周面を押さえ具で押さえると共に前記第1サポートビームの他端部及び第2サポートビームの他端部を封止した状態で、前記両サポートビームの内部に弾性部材を封入して該弾性部材に対して所定の圧力を加えることによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
  13. 内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、さらに前記両サポートビームの外周面における連結部材の取付位置の両側周囲部を除く残りの部位を押さえ具で押さえると共に前記第1サポートビームの他端部及び第2サポートビームの他端部を封止した状態で、前記両サポートビームの内部に弾性部材を封入して該弾性部材に対して所定の圧力を加えることによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止すると共に、前記両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記連結部材を挟み込み固定することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
  14. 内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、前記第1サポートビーム及び/又は第2サポートビームに1ないし複数個の取付用ブラケットの嵌合部を外嵌めし、さらに前記両サポートビームの外周面における連結部材の両側周囲部及び取付用ブラケット嵌合部の両側周囲部を除く残りの部位を押さえ具で押さえると共に前記第1サポートビームの他端部及び第2サポートビームの他端部を封止した状態で、前記両サポートビームの内部に弾性部材を封入して該弾性部材に対して所定の圧力を加えることによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止すると共に、前記両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記連結部材を挟み込み固定し、前記両サポートビームにおける取付用ブラケット嵌合部の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記取付用ブラケット嵌合部を挟み込み固定することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
  15. 前記弾性部材として硬質ゴムを用いる請求項12〜14のいずれか1項に記載のステアリングサポートビームの製造方法。
  16. 内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、さらに前記両サポートビームの外周面を押さえ具で押さえた状態で、前記両サポートビームの内部に電磁成形用コイルを配置せしめて該コイルに通電することによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
  17. 内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、さらに前記両サポートビームの外周面における連結部材の取付位置の両側周囲部を除く残りの部位を押さえ具で押さえた状態で、前記両サポートビームの内部に電磁成形用コイルを配置せしめて該コイルに通電することによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止すると共に、前記両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記連結部材を挟み込み固定することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
  18. 内周面に受容凹部が形成された第1筒状部及び内周面に受容凹部が形成された第2筒状部を備えた連結部材の第1筒状部に筒状の第1サポートビームの一端部を挿入嵌合すると共に連結部材の第2筒状部に筒状の第2サポートビームの一端部を挿入嵌合し、前記第1サポートビーム及び/又は第2サポートビームに1ないし複数個の取付用ブラケットの嵌合部を外嵌めし、さらに前記両サポートビームの外周面における連結部材の両側周囲部及び取付用ブラケット嵌合部の両側周囲部を除く残りの部位を押さえ具で押さえた状態で、前記両サポートビームの内部に電磁成形用コイルを配置せしめて該コイルに通電することによって、前記連結部材内に挿入嵌合された両サポートビーム端部の一部を拡径せしめて拡径部を形成し、該拡径部を前記両筒状部の内周面の受容凹部内に侵入させて係止すると共に、前記両サポートビームにおける連結部材の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記連結部材を挟み込み固定し、前記両サポートビームにおける取付用ブラケット嵌合部の取付位置の両側周囲部を拡径せしめてこれら両側の拡径部によって前記取付用ブラケット嵌合部を挟み込み固定することを特徴とするステアリングサポートビームの製造方法。
  19. 前記電磁成形用コイルを前記両サポートビームの内部空間における該サポートビーム内周面の近接位置に配置する請求項16〜18に記載のステアリングサポートビームの製造方法。
  20. 請求項7〜19のいずれか1項に記載の製造方法によって製造されたステアリングサポートビーム。
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