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JP2006261864A - ネットワーク接続装置、そのプログラム、及びその方法 - Google Patents

ネットワーク接続装置、そのプログラム、及びその方法 Download PDF

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JP2006261864A JP2005074112A JP2005074112A JP2006261864A JP 2006261864 A JP2006261864 A JP 2006261864A JP 2005074112 A JP2005074112 A JP 2005074112A JP 2005074112 A JP2005074112 A JP 2005074112A JP 2006261864 A JP2006261864 A JP 2006261864A
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規雄 笛木
Masakazu Omoto
昌和 尾本
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Abstract

【課題】 どのネットワークアドレス取得方法を用いればよいか分からなくても、接続される環境に合致したネットワークアドレス取得方法を自動的に判別/選別することができるネットワーク接続装置を提供する。
【解決手段】 ネットワーク上の論理的な位置を特定する情報であるネットワークアドレスを取得するためのネットワークアドレス取得方法の複数のうちいずれかを用いてネットワークに接続されるネットワーク接続機器は、前記ネットワークアドレス取得方法群のうちいずれかのネットワークアドレス取得方法を用いるために、該ネットワークアドレス取得方法を切り替えるネットワークアドレス取得方法切り替え手段と、前記ネットワークアドレス取得方法切り替え手段により切り替えられたネットワークアドレス取得方法により、前記ネットワークアドレスを取得するネットワークアドレス取得手段とを備えることにより、上記課題の解決を図る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パソコンや機器間で通信を行う際に必要となる各機器のIPアドレスの設定に関する。
コンピュータや機器にIP(Internet Protocol)アドレスを設定する方法として、
(1)ネットワーク上にDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバがある場合、DHCPを使ってIPアドレスを設定する方法、
(2)DHCPサーバがなくても自動プライベートIPアドレス指定(APIPA(Automatic Private IP Addressing))によりIPアドレスを割り当てる方法、
(3)その他、手動でIPアドレスを入力する方法、工場出荷時に設定したIPアドレスを使う方法がある。
DHCPとは、インターネットに一時的に接続するコンピュータに、IPアドレス等の情報を自動的に割り当てるプロトコルのことである。DHCPサーバとは、DHCPを使って同一ネットワークにぶら下がる端末にIPアドレスを付与するサーバである。
APIPAとは、DHCPサーバがなくても、自動的にプライベートなIPアドレスを割り当てる方法である。
IPアドレスの手動設定とは、IPアドレスをユーザが手入力して設定する方法である。このとき、手入力するIPアドレスは、他機器で使われてはならない。
図30は、従来におけるDHCPサーバ101がある場合のIPアドレスの取得方法を説明するためのネットワーク構成図である。通常、DHCPサーバ101がある場合、PC(パーソナルコンピュータ)100へIPアドレスを付与する際に、PC(パーソナルコンピュータ)のIPアドレス決定は、DHCPで行われる。その手順は、
(1)IPアドレスを取得したい端末(PCや医療機器)が、IPアドレス割り当てのリクエストをネットワーク(LAN102)にブロードキャストする(図30の(1))。
(2)そのリクエストを受けたDHCPサーバ101が、リクエスト発行元の端末にDHCPホスト情報を含めて返す。
(3)DHCPサーバ101は、その端末に割り当てるIPアドレスを割り当て済みIPアドレスとしてサーバ内に登録する。その端末はサーバよりIPアドレスを取得する(図30の(2))。
図31は、従来におけるDHCPサーバ101がない場合のIPアドレスの取得方法を説明するためのネットワーク構成図である。ネットワーク上にDHCPサーバがない場合、IPアドレスを取得したい端末が、IPアドレス割り当てのリクエストをネットワーク(LAN102)にブロードキャストをしても、そのリクエストに対して返答する装置が存在しないので、DHCPでIPアドレスを設定するようにしていた端末はIPアドレスを設定することができない。そのため、その端末はネットワークを利用することができない。
図32は、従来における手動でIPアドレスを設定する方法を説明するためのネットワーク構成図である。図31のような場合には、端末は手入力等でIPアドレスを設定する。それにより、その端末はネットワークを利用することができる。
ところで、APIPAによる自動IPアドレス設定付番に対応したネットワークかどうかを判断し、IPアドレスを付与する機構を備えたものもある(例えば、特許文献1)。
特開2003−273873号公報
上述のように、DHCPサーバが存在する環境なのかどうかわからない場合、DHCPを用いるべきかまたはIPアドレスを手入力して設定すべきかをシステム管理者に問い合わせていたため、設定を行うまでに時間がかかっていた。
また、医療機器のように使用場所が変わる製品の場合には、使用場所の変更に応じてシステム管理者への問い合わせが必要となっていた。
上記の課題に鑑み、どのネットワークアドレス取得方法を用いればよいか分からなくても、接続される環境に合致したネットワークアドレス取得方法を自動的に判別/選別することができるネットワーク接続装置、そのプログラム、及びその方法を提供する。
また、医療機器をネットワークに接続する際に、ネットワークアドレスを取得する方法の設定に要する時間と手間を省くことができるネットワーク接続装置、そのプログラム、及びその方法を提供する。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明によれば、ネットワーク上の論理的な位置を特定する情報であるネットワークアドレスを取得するためのネットワークアドレス取得方法の複数のうちいずれかを用いてネットワークに接続されるネットワーク接続機器において、前記ネットワークアドレス取得方法群のうちいずれかのネットワークアドレス取得方法を用いるために、該ネットワークアドレス取得方法を切り替えるネットワークアドレス取得方法切り替え手段と、前記ネットワークアドレス取得方法切り替え手段により切り替えられたネットワークアドレス取得方法により、前記ネットワークアドレスを取得するネットワークアドレス取得手段と、を備えることを特徴とするネットワーク接続機器を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項2に記載の発明によれば、前記ネットワーク接続機器は、さらに、前記ネットワークアドレス取得方法切り替え手段により切り替えられる順序を設定するために、該ネットワークアドレス取得方法群について該順序に対応する優先順位を設定する切り替え順設定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続機器を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項3に記載の発明によれば、前記切り替え順設定手段は、前記ネットワークアドレス取得方法群のうち所定のネットワークアドレス取得方法の前記優先順位を設定する場合、前記ネットワークアドレスを定義することを特徴とする請求項2に記載のネットワーク接続機器を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項4に記載の発明によれば、前記ネットワーク接続機器は、さらに、前記ネットワークアドレス取得手段により前記ネットワークアドレスが取得されたか否かの判断を行うネットワークアドレス取得制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続機器を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項5に記載の発明によれば、前記ネットワークアドレス取得制御手段は、前記判断に基づいて、所定回数または所定時間、前記ネットワークアドレス取得手段に再度前記ネットワークアドレスを取得させることを特徴とする請求項4に記載のネットワーク接続機器を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項6に記載の発明によれば、前記ネットワークアドレス取得方法切り替え手段は、前記ネットワークアドレス取得制御手段による前記判断に基づいて、前記ネットワークアドレス取得方法を切り替えることを特徴とする請求項2、または4に記載のネットワーク接続機器を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項7に記載の発明によれば、前記ネットワーク接続機器は、さらに、前記ネットワークアドレス取得手段による前記ネットワークアドレスの取得状況に関するメッセージを表示させる設定を行うメッセージ設定手段を備えることを特徴とする請求項1、2、または4に記載のネットワーク接続機器を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項8に記載の発明によれば、前記メッセージ設定手段は、前記メッセージを表示させるタイミング、該メッセージの内容、及び該メッセージを表示させる時間を設定することを特徴とする請求項7に記載のネットワーク接続機器を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項9に記載の発明によれば、前記メッセージ設定手段は、前記メッセージを構成する文字列に所定のキーワードが入力された場合、該キーワードに対応する情報に基づく文字列を該キーワードと置換することを特徴とする請求項8に記載のネットワーク接続機器を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項10に記載の発明によれば、前記ネットワーク接続機器は、さらに、全ての前記ネットワークアドレス取得方法を用いて前記ネットワークアドレス取得手段により前記ネットワークアドレスが取得できない場合、手入力により該ネットワークアドレスを入力することを促すメッセージを表示して該手入力により入力させる手入力手段を備えることを特徴とする請求項1、2、または4に記載のネットワーク接続機器を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項11に記載の発明によれば、前記ネットワークアドレスは、インターネットプロトコルアドレスであり、前記ネットワークアドレス取得方法は、少なくとも、IPアドレスを自動的に割り当てるプロトコル、所定のIPアドレス、または初期設定時のIPアドレスに基づくものであることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続機器を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項12に記載の発明によれば、ネットワーク上の論理的な位置を特定する情報であるネットワークアドレスを取得するためのネットワークアドレス取得方法の複数のうちいずれかを用いてネットワークに接続されるネットワーク接続機器を該ネットワーク接続する処理を、コンピュータに実行させるネットワーク接続プログラムであって、前記ネットワークアドレス取得方法群のうちいずれかのネットワークアドレス取得方法を用いるために、該ネットワークアドレス取得方法を切り替えるネットワークアドレス取得方法切り替え処理と、前記ネットワークアドレス取得方法切り替え処理により切り替えられたネットワークアドレス取得方法により、前記ネットワークアドレスを取得するネットワークアドレス取得処理と、を、コンピュータに実行させるネットワーク接続プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項13に記載の発明によれば、前記ネットワーク接続プログラムは、さらに、前記ネットワークアドレス取得方法切り替え処理により切り替えられる順序を設定するのために、前記ネットワークアドレス取得方法群について該順序に対応する優先順位を設定する切り替え順設定処理を、コンピュータに実行させる請求項12に記載のネットワーク接続プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項14に記載の発明によれば、前記切り替え順設定処理は、前記ネットワークアドレス取得方法群のうち所定のネットワークアドレス取得方法の前記優先順位を設定する場合、前記ネットワークアドレスを定義させる処理を行うことを特徴とする請求項13に記載のネットワーク接続プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項15に記載の発明によれば、前記ネットワーク接続プログラムは、さらに、前記ネットワークアドレス取得処理により前記ネットワークアドレスが取得されたか否かの判断を行うネットワークアドレス取得制御処理を、コンピュータに実行させる請求項12に記載のネットワーク接続プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項16に記載の発明によれば、前記ネットワークアドレス取得制御処理は、前記判断に基づいて、所定回数または所定時間、前記ネットワークアドレス取得処理に再度前記ネットワークアドレスを取得させる処理を行うことを特徴とする請求項15に記載のネットワーク接続プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項17に記載の発明によれば、前記ネットワークアドレス取得方法切り替え処理は、前記ネットワークアドレス取得制御処理による前記判断に基づいて、前記ネットワークアドレス取得方法を切り替える処理を行うことを特徴とする請求項13、または15に記載のネットワーク接続プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項18に記載の発明によれば、前記ネットワーク接続プログラムは、さらに、前記ネットワークアドレス取得処理による前記ネットワークアドレスの取得状況に関するメッセージを表示させる設定を行うメッセージ設定処理を、コンピュータに実行させる請求項12、13、または15に記載のネットワーク接続プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項19に記載の発明によれば、前記メッセージ設定処理は、前記メッセージを表示させるタイミング、該メッセージの内容、及び該メッセージを表示させる時間を設定する処理を行うことを特徴とする請求項18に記載のネットワーク接続プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項20に記載の発明によれば、前記メッセージ設定処理は、前記メッセージを構成する文字列に所定のキーワードが入力された場合、該キーワードに対応する情報に基づく文字列を該キーワードと置換する処理を行うことを特徴とする請求項19に記載のネットワーク接続プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項21に記載の発明によれば、前記ネットワーク接続プログラムは、さらに、全ての前記ネットワークアドレス取得方法を用いて前記ネットワークアドレス取得処理により前記ネットワークアドレスが取得できない場合、手入力により該ネットワークアドレスを入力することを促すメッセージを表示して該手入力により入力させる手入力処理を、コンピュータに実行させる請求項12、13、または15に記載のネットワーク接続プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項22に記載の発明によれば、前記ネットワークアドレスは、インターネットプロトコルアドレスであり、前記ネットワークアドレス取得方法は、少なくとも、IPアドレスを自動的に割り当てるプロトコル、所定のIPアドレス、または初期設定時のIPアドレスに基づくものであることを特徴とする請求項12に記載のネットワーク接続プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項23に記載の発明によれば、ネットワーク上の論理的な位置を特定する情報であるネットワークアドレスを取得するためのネットワークアドレス取得方法の複数のうちいずれかを用いてネットワークに接続されるネットワーク接続機器を該ネットワーク接続するネットワーク接続方法であって、前記ネットワークアドレス取得方法群のうちいずれかのネットワークアドレス取得方法を用いるために、該ネットワークアドレス取得方法を切り替え、前記切り替えられたネットワークアドレス取得方法により、前記ネットワークアドレスを取得することを特徴とするネットワーク接続方法を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項24に記載の発明によれば、前記ネットワーク接続方法は、さらに、前記ネットワークアドレス取得方法を切り替える場合、該切り替えられる順序を設定するのために、該ネットワークアドレス取得方法群について該順序に対応する優先順位を設定することを特徴とする請求項23に記載のネットワーク接続方法を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項25に記載の発明によれば、前記ネットワークアドレス取得方法群のうち所定のネットワークアドレス取得方法の前記優先順位を設定する場合、前記ネットワークアドレスの定義することを特徴とする請求項24に記載のネットワーク接続方法を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項26に記載の発明によれば、前記ネットワーク接続方法は、さらに、前記ネットワークアドレスが取得されたか否かの判断を行うことを特徴とする請求項23に記載のネットワーク接続方法を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項27に記載の発明によれば、前記ネットワークアドレスが取得されたか否かの判断に基づいて、所定回数または所定時間、再度前記ネットワークアドレスを取得することを特徴とする請求項26に記載のネットワーク接続方法を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項28に記載の発明によれば、前記ネットワークアドレスが取得されたか否かの判断に基づいて、前記ネットワークアドレス取得方法を切り替えることを特徴とする請求項24、または26に記載のネットワーク接続方法を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項29に記載の発明によれば、前記ネットワーク接続方法は、さらに、前記ネットワークアドレスを取得した結果に基づいて、該ネットワークアドレスの取得状況に関するメッセージを表示させる設定をすることを行うことを特徴とする請求項23、24、または26に記載のネットワーク接続方法を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項30に記載の発明によれば、前記ネットワークアドレスの取得状況に関するメッセージを表示させる設定をする場合、該メッセージを表示させるタイミング、該メッセージの内容、及び該メッセージを表示させる時間を設定することを特徴とする請求項29に記載のネットワーク接続方法を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項31に記載の発明によれば、前記メッセージを構成する文字列に所定のキーワードが入力された場合、該キーワードに対応する情報に基づく文字列を該キーワードと置換することを特徴とする請求項30に記載のネットワーク接続方法を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項32に記載の発明によれば、前記ネットワーク接続方法は、さらに、全ての前記ネットワークアドレス取得方法を用いて前記ネットワークアドレスが取得できない場合、手入力により該ネットワークアドレスを入力することを促すメッセージを表示して該手入力により入力させることを行うことを特徴とする請求項23、24、または26に記載のネットワーク接続方法を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項33に記載の発明によれば、前記ネットワークアドレスは、インターネットプロトコルアドレスであり、前記ネットワークアドレス取得方法は、少なくとも、IPアドレスを自動的に割り当てるプロトコル、所定のIPアドレス、または初期設定時のIPアドレスに基づくものであることを特徴とする請求項23に記載のネットワーク接続方法を提供することによって達成できる。
本発明を用いることにより、機器自身がDHCP、手入力済みの固定IPアドレス、デフォルトのIPアドレスを順に確認して、例えば自宅や病院、会社などの異なるネットワーク環境に合うIPアドレスを機器に設定することができる。このため、機器の利用者は接続先を意識しないで済む。また、IPアドレス設定に要する時間と手間を短縮することができる。
<第1の実施形態>
本実施形態では、機器にIPアドレスを設定する方法に関して、優先順位をつける。これに基づき、ノートパソコンのようなPCを自宅と会社のように異なるネットワーク環境で共有使用するときや、例えば病院の4階と5階のように一般的にセグメントの異なるネットワークに同一医療機器を繋ぐときに、IPアドレスの取得方法を自動で切り替える。
ここで、セグメントとは、ネットワークをいくつかに分けるときの1つの区切りの領域を示す。また、数百台のPCを同一のネットワークに繋ぐとき、いくつかのPCをグループ化するために区切った1区切りを示す。それでは、以下に、本実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるシステム構成の概要を示す。本実施形態におけるシステムは、主として、医療機器端末1、PC端末9、DHCPサーバ7、及びこれらを接続する院内LAN8から構成される。医療機器端末1は、DHCPサーバ7と同じLAN8に接続される。なお、DHCPサーバ7は、画像サーバと兼用のものでもよい。
医療機器端末1は、IPアドレス取得手段2、IPアドレス取得方法切り替え手段3、IPアドレス取得制御手段4、切り替え順設定手段5、記憶手段6を含んでいる。
医療機器端末1のハードウェア構成は、少なくとも制御装置(CPU)、記憶装置(ハードディスク、RAM、ROM等の記憶手段)、通信インターフェース、入出力インターフェース、及びこれらを接続するバス等から構成されている。また、医療機器端末1は、医療現場において用いられるため、それぞれの用途に特化した機能をさらに備えていてもよい。通信インターフェースは、有線または無線でネットワークへ接続することができる。
本発明にかかるプログラムが記憶装置に格納されており、そのプログラムが制御装置に読み出されて後述するように実行される。
切り替え順設定手段5では、IPアドレスの取得方法の優先順位を設定する。IPアドレスの取得方法としては、例えば、DHCP設定、固定IPアドレス(手入力)、工場出荷時に設定されたデフォルトIP(例えば、192.168.1.10)がある。切り替え順設定手段5で設定された内容は、記憶手段6へ記憶される。
IPアドレス取得方法切り替え手段3では、切り替え順設定手段5で設定された優先順位の取得方法に切り替える。IPアドレス取得手段2は、IPアドレス取得方法切り替え手段3により選択されたIPアドレス取得方法で、医療端末機器1のIPアドレスを取得する。
IPアドレス取得制御手段4は、IPアドレス取得の成否が決まるまで、IPアドレス取得手続きをリトライしたり、一定時間後にIPアドレス取得処理の中断(タイムアウト)したりする。記憶手段6は、少なくとも上記の切り替え順設定手段5で設定された内容や、以下に示すフローに基づくプログラム等が記憶されている。
本実施形態において、IPアドレス取得方法切り替え手段3は、IPアドレス取得方法の妥当性を判別しながら、切り替え順設定手段5で設定された順番に従って切り替えていく。これについて、図2のフロー、及び図3〜図5を用いて説明する。
図2は、本実施形態におけるIPアドレスの取得処理のフローを示す。本実施形態では、医療機器端末1に外部機器(例えば、PC端末、携帯端末 等)を接続して、その外部機器から医療機器端末1の記憶手段6に記憶されている所定のプログラムを起動させる命令をする。そうすると、その命令を受信した医療機器端末1の制御装置は、記憶手段6から本実施形態にかかるプログラムを読み出し、このプログラムを起動させる。このプログラムを読み込んだ制御装置が図2のフローに従い、処理を実行する。なお、外部機器のモニタ上に以下で説明する画面が表示される。
なお、医療機器端末1に情報入力手段(キーボード、マウス、ポインティングディバイス、タッチパネル等)や表示手段(ディスプレイ等)を設け、医療機器端末1上で以下の操作を行って、IPアドレス取得の設定を行っても良い。
図3は、本実施形態におけるIPアドレス取得方法設定ウィンドウ10を示す。IPアドレス取得方法設定ウィンドウ10は、切り替え順設定手段5に相当するものである。IPアドレス取得方法設定ウィンドウ10は、設定方法一覧11、OKボタン12、CANCELボタン13から構成される。設定方法一覧11はリストボックス「設定方法」11a、テキストフィールド「IPアドレス」11bから構成される。
リストボックス「設定方法」11aでは、IPアドレスを設定する方法をリストボックスから選択することができる。本実施形態では、リストボックス内には「DHCP」、「固定IPアドレス」(リストボックスの表示部分には「固定IP」と表示される)、「工場出荷時の固定IPアドレス」(リストボックスの表示部分には「工場出荷」と表示される)がある。
テキストフィールド「IPアドレス」11bには、リストボックス「設定方法」11aで所定の設定方法が選択された場合、IPアドレスを直接入力することができる。また、
リストボックス「設定方法」11aで所定の設定方法が選択された場合、その設定に対応して予め設定されたIPアドレスが表示される。
OKボタン12を押下すると、設定方法一覧11の変更を更新することができる。その更新した設定情報は記憶手段6に記憶される。CANCELボタン13を押下すると、設定方法一覧11の変更をキャンセルすることができる。
では、図2のフローの説明を行う。IPアドレス取得方法設定ウィンドウ10を用いて、まず、IPアドレスの切り替え順の設定を行う(ステップ1、以下ステップを「S」と称する)。ここでは、設定方法一覧11において、IPアドレスの取得方法の切り替え順(優先順位)を、例えば「1:DHCP」、「2:固定IPアドレス」、「3:工場出荷時の固定IPアドレス」のように、各レコードのリストボックス「設定方法」11aを設定する。優先順位は、設定方法一覧11の上位のレコードほど高い。
その外部機器のモニタに表示されたIPアドレス取得方法設定ウィンドウ10の設定方法一覧11の1行目から3行目のリストボックス「設定方法」11aに、IPアドレス取得方法を入力する。ここでは、上位レコードから「1:DHCP」、「2:固定IPアドレス」、「3:工場出荷時の固定IPアドレス」の順でリストボックス「設定方法」11aが選択されたとする(図4参照)。
これらの設定は外部機器の入力手段から行うが、医療機器端末1が入力手段(キーボード、マウス等)や表示手段(ディスプレイ等)を有するときは、医療機器端末1から直接IPアドレス取得方法の設定を入力させても良い。
図4は、リストボックス「設定方法」11aでIPアドレス取得方法を選択したときのIPアドレス取得方法設定ウィンドウ10の表示例を示す。「DHCP」のようなIPアドレスを入力する必要のない設定方法がリストボックス「設定方法」11aで選択された場合、テキストフィールド「IPアドレス」11bにIPアドレスが入力できない状態にする。
工場出荷時に設定され、変更できない形でIPアドレスが入力されている設定方法である「工場出荷」(工場出荷時の固定IPアドレス)がリストボックス「設定方法」11aで選択された場合、テキストフィールド「IPアドレス」11bにその設定済みのIPアドレスを変更できない状態で表示させる。
「固定IP」(固定IPアドレス)のような入力したIPアドレスで設定を試みる設定方法がリストボックス「設定方法」11aで選択された場合、テキストフィールド「IPアドレス」11bにIPアドレスをIPv4(32bit)、若しくはIPv6(128bit)形式で入力することができる。IPv4またはIPv6形式でないIPアドレスをテキストフィールド「IPアドレス」11bに入力して、OKボタン12を押下した場合、図5に示すエラーメッセージが表示される。
なお、IPv4とは、IPアドレスを例えば192.168.10.1のような8ビットの10進数(数字0〜255)を4つの区切りにし、合計で32bitのアドレス空間で表現する方法をいう。IPv6とは、IPアドレスを例えば3ae3:90a0:bd05:01d2:288a:1fc0:0001:10eeのような、6つの区切りに分けて、各区切りを16bit単位で表現する方法であり、合計で128bitのアドレス空間で表現される。
さて、図4を見てみると、設定方法一覧11の1行目にはリストボックス「設定方法」11aで「DHCP」が選択されている。また、設定方法一覧11の2行目にはリストボックス「設定方法」11aで「固定IP」が選択されている。
また、設定方法一覧11の3行目にはリストボックス「設定方法」11aで「工場出荷」が選択されて、テキストフィールド「IPアドレス」11bに設定済みのIPアドレスが変更不可状態で表示されている。
図5は、本実施形態におけるエラーメッセージの一例を示す。メッセージウィンドウ14には、「「入力したIPアドレス」が不適切です。」旨のエラーメッセージが表示される。OKボタン15を押下すると、メッセージウィンドウ14は閉じる。
次に、医療機器端末1の制御装置は、記憶手段6からS1で登録された「切り替え順」を取得する(S2)。すなわち、制御装置は、切り替え順設定手段5で設定されたIPアドレス取得方法の切り替え順情報(設定方法一覧11に設定された情報)を記憶手段6から読み出す。
次に、制御装置は、S2で読み込んだIPアドレス取得方法のうち優先順位の最も高いものを判別する(S3)。本実施形態では、S1で設定したように、優先順位の最も高いIPアドレス取得方法として「DHCP」が設定されていることを制御装置は判別する。
このとき、制御装置は、所定のメッセージをネットワークにブロードキャストする(S4)。例えば、図4のように「手順1:DHCP、手順2:固定IPアドレス、手順3:工場出荷時の固定IPアドレス」の順で設定方法を切り替えるように設定した場合、最初にIPアドレス取得手段2はDHCPサーバの有無を確認するメッセージをネットワークにブロードキャストする。
DHCPサーバから確認メッセージに対する返答がないとき(S5で「NO」へ進む)は、リトライ回数分確認メッセージをブロードキャストする(S4〜S6を繰り返す)。DHCPサーバから確認メッセージに対する返答メッセージを受信した場合には(S5で「YES」へ進む)、制御装置は、IPアドレスの取得に制御したと判断して本フローを終了する(S13)。
最後までDHCPサーバから返答メッセージを受信しなかった場合、制御装置はDHCPを用いてIPアドレスを設定(手順1)することを止め(S6で「YES」へ進む)、手順2の手入力済みのIPアドレスを用いてIPアドレス取得を試みる。その場合、制御装置は、S2で読み込んだIPアドレス取得方法のうち2番目に優先順位の高いものを判別する。本実施形態では、S1で設定したように、2番目に優先順位の高いIPアドレス取得方法として「固定IPアドレス」が設定されていることを制御装置は判別する(S7)。
そうすると、制御装置は固定IPアドレスとして登録されているIPアドレスを読み込んで設定する。その後、制御装置は、医療機器端末1から所定のサーバ(ホストコンピュータ)にPing(ネットワーク上で、あるIPアドレスを設定された機器が存在するかどうかを問い合わせるコマンドの1つ)などのコマンドを送信する(S8)。
そのサーバからPingコマンドに対する返答が得られれば(S9で「YES」へ進む)、IPアドレスの取得に成功したと判断する(S13)。
S9において、そのサーバからのPingコマンドに対する返答が無い場合や、固定IPアドレスにIPアドレス(値)が入力されていなかった場合には(S9で「No」へ進む)、制御装置は手順3を使ってIPアドレスの取得を行う。
その場合、制御装置は、S2で読み込んだIPアドレス取得方法のうち3番目に優先順位の高いものを判別する。本実施形態では、S1で設定したように、3番目に優先順位の高いIPアドレス取得方法として「工場出荷時のIPアドレス」が設定されていることを制御装置は判別する(S10)。
設定方法3についてもS8と同様に、制御装置はIPアドレスの設定を行った後に、サーバにPingを送信する(S11)。そのサーバよりPingコマンドに対する返答が得られれば(S12で「YES」へ進む)、IPアドレスの取得に成功したと判断して(S13)設定が完了する。
また、サーバよりPingコマンドに対する返答が得られなければ(S12で「No」へ進む)、IPアドレスの取得に失敗ということになる(S14)。このように、全ての手法を使ってもIPアドレスの取得ができなかったときは、IPアドレスの取得失敗として本フローの処理を終了する。
図6は、図1のシステム構成の変形例を示す。同図のように、院内LAN8にはPC端末9のみを接続し、PC端末9と医療機器端末1間で院内LAN8とは独立したプライベートネットワーク8aを構成する接続でも良い。すなわち、異なるセグメント間においても本実施形態は適用することができる。なお、DHCPサーバ7は、画像サーバと兼用のものでもよい。
以上より、医療機器端末自身が、DHCP、手入力済みの固定IPアドレス、デフォルトのIPアドレスを順に確認してネットワークへのログインを実行するから、その医療機器端末の利用者は接続先を意識する必要がなくなる。また、IPアドレス設定に要する時間と手間を短縮することができる。
<第2の実施形態>
図7は、本実施形態におけるシステムの構成の概要を示す。本実施形態では、第1の実施形態の医療機器端末1に、さらにメッセージ設定手段20を追加した構成になっている。
メッセージ設定手段20は、医療機器端末1と無線または有線により直接接続されている外部機器のモニタ上に、例えば「IPアドレスの取得に失敗しました」などのIPアドレスの取得に関するメッセージを表示させるための設定(表示するメッセージの文面、表示タイミング 等)を行う。メッセージの表示は、IPアドレス取得手段2により指示される。
本実施形態も、第1の実施形態と同様に、医療機器端末1に外部機器(例えばPC端末等)を無線または有線により接続して、その外部機器から医療機器端末1の記憶手段6に記憶されている所定のプログラムを起動させる命令をする。そうすると、その命令を受信した医療機器端末1の制御装置は、記憶手段6から本実施形態にかかるプログラムを読み出し、このプログラムを起動させる。このプログラムを読み込んだ制御装置が図8のフローに従い、処理を実行する。なお、外部機器のモニタ上に以下で説明する画面が表示される。
なお、医療機器端末1に情報入力手段(キーボード、マウス、ポインティングディバイス、タッチパネル等)や表示手段(ディスプレイ等)を設け、第1の実施形態と同様に、医療機器端末1からIPアドレス取得の設定を行っても良い。
図8は、本実施形態におけるIPアドレス取得時のメッセージの表示タイミングを示すフローチャートである。本フローは、図2のフローに処理S21,S22,23,S24を追加したものである。以下では、本フローを参照しながら、図9〜図25を説明する。
まず、ユーザは、IPアドレスの切り替え順の設定(図3,図4参照)と、表示するメッセージの設定を行う(S21)。IPアドレスの切り替え順の設定は、第1の実施形態と同様であるので、本実施形態では表示するメッセージの設定について説明する。
図9は、本実施形態におけるメッセージ表示設定ウィンドウ30を示す。メッセージ表示設定ウィンドウ30は、メッセージ設定手段20に相当する。メッセージ表示設定ウィンドウ30は、表示タイミングメッセージ一覧31と、追加ボタン32と、OKボタン33と、CANCELボタン34とから構成される。
表示タイミングメッセージ一覧31は、リストボックス「表示タイミング」31aと、テキストフィールド「表示メッセージ」31bと、テキストフィールド「表示時間」31cから構成される。そして、一覧内の各レコードに対応する削除ボタン31dが設けてある。
リストボックス「表示タイミング」31aでは、表示するタイミングをリストボックスから選択することができる。リストボックス内の選択肢については後述する。テキストフィールド「表示メッセージ」31bには、リストボックス「表示タイミング」31aで選択した表示タイミングで表示させるメッセージ内容をフリーテキストで入力することができる。テキストフィールド「表示時間」31cには、表示メッセージを表示する時間や方法を指定することができる。
追加ボタン32を押下すると、表示タイミングメッセージ一覧31のレコードを追加することができる(図10参照)。削除ボタン31dを押下すると、当該削除ボタン31dに対応する表示タイミングメッセージ一覧31のレコードが削除される(図11参照)。
OKボタン33を押下すると、表示タイミングメッセージ一覧31で設定した内容を記憶手段6に登録することができる。CANCELボタン34を押下すると、表示タイミングメッセージ一覧31の変更を記憶手段6に登録せずに終了する。
メッセージ表示設定ウィンドウ30では、「表示タイミング」31aで設定したタイミングに、「表示メッセージ」31bに入力した内容を「表示時間」31cで設定した条件で表示する設定を行う。「表示メッセージ」31bや「表示時間」31cの入力は、外部機器の入力手段から行うが、医療機器端末1に入力手段(キーボード、マウス等)がある場合には医療機器端末1から入力してもよい。
図10は、図9で追加ボタン32を押下した場合のメッセージ表示設定ウィンドウ30を示す。図9と比べて、表示タイミングメッセージ一覧31のレコードが追加されている。
図11は、図9で削除ボタン31dを押下した場合のメッセージ表示設定ウィンドウ30を示す。図9と比べて、表示タイミングメッセージ一覧31のレコードが削除されている。
図12は、表示タイミングメッセージ一覧31に設定情報を入力した後のメッセージ表示設定ウィンドウ30を示す。それでは、表示タイミングメッセージ一覧31で設定する各項目について、図13及び図14を用いて説明する。
図13は、リストボックス「表示タイミング」31aで選択できる項目の一例を示す。リストボックス「表示タイミング」31aで「手法1開始時」を選択した場合、手法1でIPアドレスの取得を試みる前にメッセージを表示することができる。「手法1成功時」を選択した場合、手法1でIPアドレスの設定が成功したときにメッセージを表示することができる。「手法1失敗時」を選択した場合、手法1でIPアドレスの設定ができなかったときにメッセージを表示することができる。
「手法2開始時」を選択した場合、手法2でIPアドレスの取得を試みる前にメッセージを表示することができる。「手法2成功時」を選択した場合、手法2でIPアドレスの設定が成功したときにメッセージを表示することができる。
なお、手法1、手法2はそれぞれ、IPアドレス取得方法設定ウィンドウ10(図3,図4)の設定方法一覧11の「設定方法1」(1行目のレコード)、「設定方法2」(2行目のレコード)に対応する。
図14は、テキストフィールド「表示時間」31cで設定できる数値の一例を示す。このテキストフィールド「表示時間」31cの設定値によって、メッセージウィンドウの種類や表示時間を調整することができる。
テキストフィールド「表示時間」31cに「−1」を設定した場合、OKボタン及びCANCELボタン付きメッセージウィンドウを表示することができる。テキストフィールド「表示時間」31cに「0」を設定した場合、OKボタン付きメッセージウィンドウを表示することができる。テキストフィールド「表示時間」31cに1以上の値を設定した場合、その設定した値を秒数とみなして、その指定秒数だけメッセージウィンドウを表示することができる。
このように、設定可能な数値は−1以上の整数のみであり、これ以外の数値を入力してOKボタン33を押下した場合、図15に示すようなエラーメッセージを表示して、その入力による変更を反映させない。また、図14の設定値に基づいて表示されるメッセージの一例を図16〜図18に示す。
図15は、本実施形態におけるエラーメッセージ40の一例を示す。メッセージウィンドウ40には、「「表示時間」の設定値が不適切です。」旨のエラーメッセージが表示される。OKボタン41を押下すると、メッセージウィンドウ40は閉じる。
図16は、「表示時間」31cに1以上(例えば、「5」)を設定した場合のメッセージウィンドウ42を示す。「表示時間」31cに1以上(例えば、「5」)が設定されているため、メッセージウィンドウ42は、その指定された秒数(この場合には、5秒)だけ表示され、指定された秒数経過後、メッセージウィンドウ42は閉じる。メッセージとしては、「DHCPでIPアドレスの取得を行います。」が表示されている。
図17は、「表示時間」31cに「0」を設定した場合のメッセージウィンドウ43を示す。「表示時間」31cに「0」が設定されているため、メッセージウィンドウ43は、OKボタン付きメッセージウィンドウとして表示されている。OKボタン44を押下すると、メッセージウィンドウ43は閉じる。メッセージとしては、「IPアドレスの取得に成功しました。」が表示されている。
図18は、「表示時間」31cに「−1」を設定した場合のメッセージウィンドウ45を示す。「表示時間」31cに「−1」が設定されているため、メッセージウィンドウ45は、OKボタン及びCANCELボタン付きメッセージウィンドウとして表示されている。OKボタン46を押下すると、メッセージの内容の処理を続行することができる。CANCELボタン47を押下すると、メッセージの内容の処理を中止することができる。メッセージとしては、「IPアドレスの取得に失敗しました。設定を続ける場合は「OK」ボタンを押してください」が表示されている。OKボタン46またはCANCELボタン47の押下後、メッセージウィンドウ45は閉じる。
このような図16、図17、図18で示したメッセージがそれぞれ、リストボックス「表示タイミング」31aで設定したタイミング(図8のS22,S23,S24)で表示される。
また、DHCPを使って取得できるIPアドレスなど毎回結果が変わる情報をキーワードとして表示メッセージに含めることもできる(図19)。このキーワードについて以下で説明する。
図19は、テキストフィールド「表示メッセージ」31bにキーワードを設定した場合のメッセージ表示設定ウィンドウ30を示す。同図に示すように、テキストフィールド「表示メッセージ」31bには、「¥」マーク付き文字又は文字列(「¥SET1」等)等のキーワードを設定することができる。このようなキーワードを使って、ユーザは表示メッセージを作成することができる。
なお、キーワードと、それ以外の文字列とを判別しやすいように、キーワード部分の色を変えたり(例えば、青字、赤字 等)、太字にしたり、下線を引いたり、斜体文字にしたり、強調したり、反転させたり、特定のマークにしたり等してその表示態様を変えても良い。本実施形態におけるキーワードの一例を図20で説明する。
図20は、テキストフィールド「表示メッセージ」31bに設定することができるキーワードの一例を示す。テキストフィールド「表示メッセージ」31bにメッセージを入力する際に、そのメッセージの一部または全部にキーワードを挿入しておくと、実際にメッセージウィンドウとして表示されたときに、そのキーワード部分がそれに対応する値に置換(自動挿入)されて表示される。設定するキーワードに応じて、自動挿入される文字または文字列が異なる。
キーワード「¥SET1」をテキストフィールド「表示メッセージ」31bに設定した場合、IPアドレスの取得方法1に設定した手法の名称がそのキーワードに相当する位置に自動挿入される。
キーワード「¥SET2」をテキストフィールド「表示メッセージ」31bに設定した場合、IPアドレスの取得方法2に設定した手法の名称がそのキーワードに相当する位置に自動挿入される。
キーワード「¥SET3」をテキストフィールド「表示メッセージ」31bに設定した場合、IPアドレスの取得方法3に設定した手法名称がそのキーワードに相当する位置に自動挿入される。
キーワード「¥IP」をテキストフィールド「表示メッセージ」31bに設定した場合、取得に成功したIPアドレスがそのキーワードに相当する位置に自動挿入される。
キーワード「¥SIP」をテキストフィールド「表示メッセージ」31bに設定した場合、固定IPアドレスに設定しているIPアドレスがそのキーワードに相当する位置に自動挿入される。
キーワード「¥DIP」をテキストフィールド「表示メッセージ」31bに設定した場合、工場出荷時に設定しているIPアドレスがそのキーワードに相当する位置に自動挿入される。
キーワード「¥OK」をテキストフィールド「表示メッセージ」31bに設定した場合、「「OK」ボタン」がそのキーワードに相当する位置に自動挿入される。キーワード「¥CSL」をテキストフィールド「表示メッセージ」31bに設定した場合、「「CANCEL」ボタン」がそのキーワードに相当する位置に自動挿入される。
これらのキーワードを使って表示されたメッセージウィンドウの一例を、図21〜図23に示す。なお、メッセージウィンドウ内では、キーワードにより自動挿入された部分が太字で表示される。
図21は、図19の表示タイミングメッセージ一覧31の1行目のレコードに基づいて表示されたメッセージウィンドウを示す。同図では、キーワード「¥SET1」の設定に基づいて、「DHCP」が自動挿入され、太字で表示されている。
図22は、図19の表示タイミングメッセージ一覧31の2行目のレコードに基づいて表示されたメッセージウィンドウを示す。同図では、キーワード「¥IP」の設定に基づいて、「192.168.10.10」が自動挿入され、太字で表示されている。
図23は、図19の表示タイミングメッセージ一覧31の3行目のレコードに基づいて表示されたメッセージウィンドウを示す。同図では、キーワード「¥SET2」の設定に基づいて、「固定IPアドレス」が自動挿入され、太字で表示されている。また、キーワード「¥SIP2」の設定に基づいて、「192.168.10.99」が自動挿入され、太字で表示されている。また、キーワード「¥OK」の設定に基づいて、「「OK」ボタン」が自動挿入され、太字で表示されている。また、キーワード「¥CSL」の設定に基づいて、「「CANCEL」ボタン」が自動挿入され、太字で表示されている。
なお、図23のメッセージを表示させる場合、テキストフィールド「表示メッセージ」31bには、図24の文面にする。このとき、「¥SIP」に基づいて固定IPアドレスを自動挿入する場合には、IPアドレス取得方法設定ウィンドウ10を図25のように設定しておく必要がある。
図25は、テキストフィールド「IPアドレス」11bにIPアドレスを設定した場合のIPアドレス取得方法設定ウィンドウ10を示す。テキストフィールド「IPアドレス」11bにIPv4やIPv6形式でIPアドレスを入力していないと、メッセージ表示設定ウィンドウ30のテキストフィールド「表示メッセージ」31b中のテキストに「¥SIP」を挿入しても、IPアドレスは挿入されない。
なお、テキストフィールド「表示メッセージ」31bへのメッセージの入力は、外部機器からメッセージを入力するが、医療機器端末が入力手段を持っている場合は、入力手段からメッセージを入力してもよい。
以上より、固定のメッセージではなく、そのネットワーク環境に適応した可変のメッセージをユーザに提示することができるので、例えばユーザはネットワークへの接続障害に関して詳細な情報を得ることができる。それにより、ユーザがその障害に対応しやすくなる。
<第3の実施形態>
第1の実施形態では、IPアドレス取得方法として、「手順1:DHCP設定」、「手順2:固定IPアドレス(手入力)」、「手順3:工場出荷時に設定されたデフォルトIP(例えば、192.168.1.10)」を用いたが、本実施形態ではさらに、「手順4.その場でIPアドレスを手入力」というIPアドレス取得方法を提供する。本実施形態のシステム構成は、第1または第2の実施形態と同様である。
図26は、本実施形態におけるIPアドレスの取得処理のフローを示す。本実施形態も第1または第2の実施形態と同様に、医療機器端末1に外部機器(例えば、PC端末、携帯端末 等)を接続して、その外部機器から医療機器端末1の記憶手段6に記憶されている所定のプログラムを起動させる命令をする。そうすると、その命令を受信した医療機器端末1の制御装置は、記憶手段6から本実施形態にかかるプログラムを読み出し、このプログラムを起動させる。このプログラムを読み込んだ制御装置が図26のフローに従い、処理を実行する。なお、外部機器のモニタ上に以下で説明する画面が表示される。以下では、本フローを参照しながら図27〜図29を説明する。
まずは、表示するIPアドレスの切り替え順の設定(図26)と、表示するメッセージの設定(図9,図12,図13,図14)を行う(S31)。S31は、図8のS21と同様の処理を行う。異なるのは、図27で説明するように、リストボックス「設定方法」11aで「手入力」を選択することである。この手順4のIPアドレス取得方法は、以下に示すタイミングで、IPアドレスを入力することをメッセージで促す。
図27は、S31での表示するIPアドレスの切り替え順の設定をするIPアドレス取得方法設定ウィンドウ10を示す。同図では、図4に比べ設定方法一覧11の4行目にレコードが追加されている。その4行目のレコードのリストボックス「設定方法」11aは「手入力」(IPアドレスを手入力)が選択されている。
S31の設定後、手法1〜手法3を用いてIPアドレスを取得することができない場合(図4のS2〜S12及びS14)、制御装置は、S2で読み込んだIPアドレス取得方法のうち4番目の優先順位のものを判別する(S32)。本実施形態では、S31で設定したように、4番目の優先順位のIPアドレス取得方法として「IPアドレスを手入力」が設定されていることを制御装置は判別する。
そうすると、図28に示すように、「IPアドレスを手入力してください」旨のメッセージが表示された手入力指示メッセージウィンドウが表示される(S33)。
図28は、本実施形態におけるIPアドレスの手入力指示メッセージウィンドウ50を示す。手入力指示メッセージウィンドウ50は、テキストフィールド51、OKボタン52、CANCELボタン53から構成される。
テキストフィールド51には、IPアドレスが入力される。OKボタン52を押下すると、テキストフィールド51に入力したIPアドレスを本発明にかかるネットワークシステムに反映させ、当該手入力指示メッセージウィンドウ50を閉じる。このとき、テキストフィールド51に入力したIPアドレスがIPv4またはIPv6形式に沿わないフォーマットの場合にはエラーメッセージを表示する(図5参照)。
CANCELボタン53を押下すると、手入力でIPアドレスを設定することを中止し、当該手入力指示メッセージウィンドウ50を閉じる。
なお、テキストフィールド51へのIPアドレスの入力は、外部機器からIPアドレスを入力するが、医療機器端末1に入力手段があるときにはその入力手段から手入力で入力してもよい。
さて、OKボタン52を押下すると、制御装置はテキストフィールド51に所定の文字列が入力されているか否かを判断する(S34)。IPアドレスが未入力であると判断した場合(S34で「NO」へ進む)、制御装置は再度手入力指示メッセージウィンドウ50を表示させる(S33)。
IPアドレスが入力されていると判断した場合(S34で「YES」へ進む)、制御装置はその入力されたIPアドレスのフォーマットが適切か否かを判断する(S35)。例えば、テキストフィールド51に入力されたIPアドレスがIPv4またはIPv6形式に沿わないフォーマットの場合には(S35で「NO」へ進む)、制御装置はエラーメッセージ(図5参照)を表示させ、再度手入力指示メッセージウィンドウ50を表示させる(S33)。
テキストフィールド51に入力されたIPアドレスが適切であると判断した場合(S35で「YES」へ進む)、制御装置はその手入力されたIPアドレスを読み込んで設定する。その後、制御装置は、医療機器端末1から所定のサーバにPingなどのコマンドを送信する(S36)。
そのサーバからPingコマンドに対する返答が得られれば(S37で「YES」へ進む)、制御装置はIPアドレスの取得に成功したと判断して(S38)、本フローは終了する。このとき制御装置により図17のメッセージウィンドウを表示させるようにしてもよい。
また、そのサーバよりPingコマンドに対する返答が得られなければ(S37で「No」へ進む)、IPアドレスの取得に失敗ということになる(S39)。このように、全ての設定方法を使ってもIPアドレスの取得ができなかったときは、IPアドレスの取得失敗として本フローの処理を終了する。
図29は、図28のフローにより入力されたIPアドレスが設定された場合のIPアドレス取得方法設定ウィンドウ10を示す。図27と比較すると、図29では、「2:固定IP」のテキストフィールド「IPアドレス」11bに「192:168:10:99」が入力されている。
このように、リストボックス「設定方法」11aで「固定IP」が選択されているにもかかわらず、そのテキストフィールド「IPアドレス」11bに何も入力されていない場合、図28のフローにより入力されたIPアドレスが次回以降、図29のように手順2の固定IPアドレスとして設定される。
また、リストボックス「設定方法」11aで「固定IP」が選択され、そのテキストフィールド「IPアドレス」11bに既にIPアドレスが入力されている場合には、例えば手順4で入力したIPアドレスは手順2の固定IPアドレスとして設定されず、今回限りの設定となる。したがって、この場合、手順4で入力したIPアドレスは、IPアドレス取得方法設定ウィンドウ10上には表示されない。なお、これに限定されず、手順4で入力したIPアドレスを次回以降の手順2の固定IPアドレスとして設定してもよい。
以上より、「手順1:DHCP設定」、「手順2:固定IPアドレス(手入力)」、「手順3:工場出荷時に設定されたデフォルトIP」の手順によりIPアドレスが取得できなかった場合、即時、手入力を促すメッセージウィンドウが表示されるので、一度IPアドレス取得の処理を終了後に再設定する場合と比べて、ユーザの作業工数を省くことができる。
以上の第1、第2、及び第3の実施形態によれば、DHCP、入力固定アドレス、デフォルトアドレスなどを順番に確認することにより、接続環境に合致したIPアドレスを設定することができる。また、マシンをLAN環境で利用したり、DHCPの存在しないプライベートアドレス環境で利用したりする際に、特別の設定を行わずに利用することができる。
また、医療機器をネットワークに接続する際に、ネットワークアドレスを取得する方法の設定に要する時間と手間を省くことができる。
なお、第1、第2、及び第3の実施形態では、LAN(Local Area Network)環境下を例にして説明したが、WAN(Wide Area Network)、インターネット、イントラネット、エクストラネット、またはその他のネットワーク形態でも適用することができる。また、本発明で取得するネットワークアドレスは、IPアドレスに限定されず、例えばMAC(Media Access Control)アドレス等のようにネットワーク上の論理的な位置を特定する情報であるネットワークアドレスであればよい。
また、本発明では、通信プロトコルもIPに限定されない。本発明では、ネットワークを介して端末間で通信可能となるあらゆる通信プロトコルに適用することができる。また、本発明では、医療機器以外の機器に適用してもよい。また、本発明では、ネットワークへは有線または無線を用いて接続してもよい。
第1の実施形態におけるシステム構成の概要を示す。 第1の実施形態におけるIPアドレスの取得処理のフローを示す。 第1の実施形態におけるIPアドレス取得方法設定ウィンドウ10を示す。 リストボックス「設定方法」11aでIPアドレス取得方法を選択したときのIPアドレス取得方法設定ウィンドウ10の表示例を示す。 第1の実施形態におけるエラーメッセージの一例を示す。 図1のシステム構成の変形例を示す。 第2の実施形態におけるシステムの構成の概要を示す。 第2の実施形態におけるIPアドレス取得時のメッセージの表示タイミングを示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるメッセージ表示設定ウィンドウ30を示す。 図9で追加ボタン32を押下した場合のメッセージ表示設定ウィンドウ30を示す。 図9で削除ボタン31dを押下した場合のメッセージ表示設定ウィンドウ30を示す。 表示タイミングメッセージ一覧31に設定情報を入力した後のメッセージ表示設定ウィンドウ30を示す。 リストボックス「表示タイミング」31aで選択できる項目の一例を示す。 テキストフィールド「表示時間」31cで設定できる数値の一例を示す。 第2の実施形態におけるエラーメッセージ40の一例を示す。 「表示時間」31cに1以上(例えば、「5」)を設定した場合のメッセージウィンドウ42を示す。 「表示時間」31cに「0」を設定した場合のメッセージウィンドウ43を示す。 「表示時間」31cに「−1」を設定した場合のメッセージウィンドウ45を示す。 テキストフィールド「表示メッセージ」31bにキーワードを設定した場合のメッセージ表示設定ウィンドウ30を示す。 テキストフィールド「表示メッセージ」31bに設定することができるキーワードの一例を示す。 図19の表示タイミングメッセージ一覧31の1行目のレコードに基づいて表示されたメッセージウィンドウを示す。 図19の表示タイミングメッセージ一覧31の2行目のレコードに基づいて表示されたメッセージウィンドウを示す。 図19の表示タイミングメッセージ一覧31の3行目のレコードに基づいて表示されたメッセージウィンドウを示す。 図23のメッセージを表示させる場合、テキストフィールド「表示メッセージ」31bに入力される文面を示す。 テキストフィールド「IPアドレス」11bにIPアドレスを設定した場合のIPアドレス取得方法設定ウィンドウ10を示す。 第3の実施形態におけるIPアドレスの取得処理のフローを示す。 S31での表示するIPアドレスの切り替え順の設定をするIPアドレス取得方法設定ウィンドウ10を示す。 第3の実施形態におけるIPアドレスの手入力指示メッセージウィンドウ50を示す。 図28のフローにより入力されたIPアドレスが設定された場合のIPアドレス取得方法設定ウィンドウ10を示す。 従来におけるDHCPサーバ101がある場合のIPアドレスの取得方法を説明するためのネットワーク構成図である。 従来におけるDHCPサーバ101がない場合のIPアドレスの取得方法を説明するためのネットワーク構成図である。 従来における手動でIPアドレスを設定する方法を説明するためのネットワーク構成図である。
符号の説明
1 医療機器端末
2 IPアドレス取得手段
3 IPアドレス取得方法切り替え手段
4 IPアドレス取得制御手段
5 切り替え順設定手段
6 記憶手段
7 DHCPサーバ
8 院内LAN
8a プライベートネットワーク
9 PC端末
20 メッセージ設定手段

Claims (33)

  1. ネットワーク上の論理的な位置を特定する情報であるネットワークアドレスを取得するためのネットワークアドレス取得方法の複数のうちいずれかを用いてネットワークに接続されるネットワーク接続機器において、
    前記ネットワークアドレス取得方法群のうちいずれかのネットワークアドレス取得方法を用いるために、該ネットワークアドレス取得方法を切り替えるネットワークアドレス取得方法切り替え手段と、
    前記ネットワークアドレス取得方法切り替え手段により切り替えられたネットワークアドレス取得方法により、前記ネットワークアドレスを取得するネットワークアドレス取得手段と、
    を備えることを特徴とするネットワーク接続機器。
  2. 前記ネットワーク接続機器は、さらに、
    前記ネットワークアドレス取得方法切り替え手段により切り替えられる順序を設定するために、前記ネットワークアドレス取得方法群について該順序に対応する優先順位を設定する切り替え順設定手段
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続機器。
  3. 前記切り替え順設定手段は、前記ネットワークアドレス取得方法群のうち所定のネットワークアドレス取得方法の前記優先順位を設定する場合、前記ネットワークアドレスを定義することを特徴とする請求項2に記載のネットワーク接続機器。
  4. 前記ネットワーク接続機器は、さらに、
    前記ネットワークアドレス取得手段により前記ネットワークアドレスが取得されたか否かの判断を行うネットワークアドレス取得制御手段
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続機器。
  5. 前記ネットワークアドレス取得制御手段は、前記判断に基づいて、所定回数または所定時間、前記ネットワークアドレス取得手段に再度前記ネットワークアドレスを取得させることを特徴とする請求項4に記載のネットワーク接続機器。
  6. 前記ネットワークアドレス取得方法切り替え手段は、前記ネットワークアドレス取得制御手段による前記判断に基づいて、前記ネットワークアドレス取得方法を切り替えることを特徴とする請求項2、または4に記載のネットワーク接続機器。
  7. 前記ネットワーク接続機器は、さらに、
    前記ネットワークアドレス取得手段による前記ネットワークアドレスの取得状況に関するメッセージを表示させる設定を行うメッセージ設定手段
    を備えることを特徴とする請求項1、2、または4に記載のネットワーク接続機器。
  8. 前記メッセージ設定手段は、前記メッセージを表示させるタイミング、該メッセージの内容、及び該メッセージを表示させる時間を設定することを特徴とする請求項7に記載のネットワーク接続機器。
  9. 前記メッセージ設定手段は、前記メッセージを構成する文字列に所定のキーワードが入力された場合、該キーワードに対応する情報に基づく文字列を該キーワードと置換することを特徴とする請求項8に記載のネットワーク接続機器。
  10. 前記ネットワーク接続機器は、さらに、
    全ての前記ネットワークアドレス取得方法を用いて前記ネットワークアドレス取得手段により前記ネットワークアドレスが取得できない場合、手入力により該ネットワークアドレスを入力することを促すメッセージを表示して該手入力により入力させる手入力手段
    を備えることを特徴とする請求項1、2、または4に記載のネットワーク接続機器。
  11. 前記ネットワークアドレスは、インターネットプロトコルアドレスであり、
    前記ネットワークアドレス取得方法は、少なくとも、IPアドレスを自動的に割り当てるプロトコル、所定のIPアドレス、または初期設定時のIPアドレスに基づくものであることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続機器。
  12. ネットワーク上の論理的な位置を特定する情報であるネットワークアドレスを取得するためのネットワークアドレス取得方法の複数のうちいずれかを用いてネットワークに接続されるネットワーク接続機器を該ネットワーク接続する処理を、コンピュータに実行させるネットワーク接続プログラムであって、
    前記ネットワークアドレス取得方法群のうちいずれかのネットワークアドレス取得方法を用いるために、該ネットワークアドレス取得方法を切り替えるネットワークアドレス取得方法切り替え処理と、
    前記ネットワークアドレス取得方法切り替え処理により切り替えられたネットワークアドレス取得方法により、前記ネットワークアドレスを取得するネットワークアドレス取得処理と、
    を、コンピュータに実行させるネットワーク接続プログラム。
  13. 前記ネットワーク接続プログラムは、さらに、
    前記ネットワークアドレス取得方法切り替え処理により切り替えられる順序を設定するのために、該ネットワークアドレス取得方法群について該順序に対応する優先順位を設定する切り替え順設定処理
    を、コンピュータに実行させる請求項12に記載のネットワーク接続プログラム。
  14. 前記切り替え順設定処理は、前記ネットワークアドレス取得方法群のうち所定のネットワークアドレス取得方法の前記優先順位を設定する場合、前記ネットワークアドレスを定義させる処理を行う
    ことを特徴とする請求項13に記載のネットワーク接続プログラム。
  15. 前記ネットワーク接続プログラムは、さらに、
    前記ネットワークアドレス取得処理により前記ネットワークアドレスが取得されたか否かの判断を行うネットワークアドレス取得制御処理
    を、コンピュータに実行させる請求項12に記載のネットワーク接続プログラム。
  16. 前記ネットワークアドレス取得制御処理は、前記判断に基づいて、所定回数または所定時間、前記ネットワークアドレス取得処理に再度前記ネットワークアドレスを取得させる処理を行う
    ことを特徴とする請求項15に記載のネットワーク接続プログラム。
  17. 前記ネットワークアドレス取得方法切り替え処理は、前記ネットワークアドレス取得制御処理による前記判断に基づいて、前記ネットワークアドレス取得方法を切り替える処理を行う
    ことを特徴とする請求項13、または15に記載のネットワーク接続プログラム。
  18. 前記ネットワーク接続プログラムは、さらに、
    前記ネットワークアドレス取得処理による前記ネットワークアドレスの取得状況に関するメッセージを表示させる設定を行うメッセージ設定処理
    を、コンピュータに実行させる請求項12、13、または15に記載のネットワーク接続プログラム。
  19. 前記メッセージ設定処理は、前記メッセージを表示させるタイミング、該メッセージの内容、及び該メッセージを表示させる時間を設定する処理を行う
    ことを特徴とする請求項18に記載のネットワーク接続プログラム。
  20. 前記メッセージ設定処理は、前記メッセージを構成する文字列に所定のキーワードが入力された場合、該キーワードに対応する情報に基づく文字列を該キーワードと置換する処理を行う
    ことを特徴とする請求項19に記載のネットワーク接続プログラム。
  21. 前記ネットワーク接続プログラムは、さらに、
    全ての前記ネットワークアドレス取得方法を用いて前記ネットワークアドレス取得処理により前記ネットワークアドレスが取得できない場合、手入力により該ネットワークアドレスを入力することを促すメッセージを表示して該手入力により入力させる手入力処理
    を、コンピュータに実行させる請求項12、13、または15に記載のネットワーク接続プログラム。
  22. 前記ネットワークアドレスは、インターネットプロトコルアドレスであり、
    前記ネットワークアドレス取得方法は、少なくとも、IPアドレスを自動的に割り当てるプロトコル、所定のIPアドレス、または初期設定時のIPアドレスに基づくものである
    ことを特徴とする請求項12に記載のネットワーク接続プログラム。
  23. ネットワーク上の論理的な位置を特定する情報であるネットワークアドレスを取得するためのネットワークアドレス取得方法の複数のうちいずれかを用いてネットワークに接続されるネットワーク接続機器を該ネットワーク接続するネットワーク接続方法であって、
    前記ネットワークアドレス取得方法群のうちいずれかのネットワークアドレス取得方法を用いるために、該ネットワークアドレス取得方法を切り替え、
    前記切り替えられたネットワークアドレス取得方法により、前記ネットワークアドレスを取得する
    を行うことを特徴とするネットワーク接続方法。
  24. 前記ネットワーク接続方法は、さらに、
    前記ネットワークアドレス取得方法を切り替える場合、該切り替えられる順序を設定するのために、該ネットワークアドレス取得方法群について該順序に対応する優先順位を設定する
    ことを特徴とする請求項23に記載のネットワーク接続方法。
  25. 前記ネットワークアドレス取得方法群のうち所定のネットワークアドレス取得方法の前記優先順位を設定する場合、前記ネットワークアドレスの定義する
    ことを特徴とする請求項24に記載のネットワーク接続方法。
  26. 前記ネットワーク接続方法は、さらに、
    前記ネットワークアドレスが取得されたか否かの判断を行う
    ことを特徴とする請求項23に記載のネットワーク接続方法。
  27. 前記ネットワークアドレスが取得されたか否かの判断に基づいて、所定回数または所定時間、再度前記ネットワークアドレスを取得する
    ことを特徴とする請求項26に記載のネットワーク接続方法。
  28. 前記ネットワークアドレスが取得されたか否かの判断に基づいて、前記ネットワークアドレス取得方法を切り替える
    ことを特徴とする請求項24、または26に記載のネットワーク接続方法。
  29. 前記ネットワーク接続方法は、さらに、
    前記ネットワークアドレスを取得した結果に基づいて、該ネットワークアドレスの取得状況に関するメッセージを表示させる設定をする
    ことを行うことを特徴とする請求項23、24、または26に記載のネットワーク接続方法。
  30. 前記ネットワークアドレスの取得状況に関するメッセージを表示させる設定をする場合、該メッセージを表示させるタイミング、該メッセージの内容、及び該メッセージを表示させる時間を設定する
    ことを特徴とする請求項29に記載のネットワーク接続方法。
  31. 前記メッセージを構成する文字列に所定のキーワードが入力された場合、該キーワードに対応する情報に基づく文字列を該キーワードと置換する
    ことを特徴とする請求項30に記載のネットワーク接続方法。
  32. 前記ネットワーク接続方法は、さらに、
    全ての前記ネットワークアドレス取得方法を用いて前記ネットワークアドレスが取得できない場合、手入力により該ネットワークアドレスを入力することを促すメッセージを表示して該手入力により入力させる
    ことを行うことを特徴とする請求項23、24、または26に記載のネットワーク接続方法。
  33. 前記ネットワークアドレスは、インターネットプロトコルアドレスであり、
    前記ネットワークアドレス取得方法は、少なくとも、IPアドレスを自動的に割り当てるプロトコル、所定のIPアドレス、または初期設定時のIPアドレスに基づくものである
    ことを特徴とする請求項23に記載のネットワーク接続方法。


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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009111800A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Nec Access Technica Ltd ネットワーク接続装置およびネットワーク接続通知方法
JP2012156670A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Seiko Epson Corp Ipアドレス管理方法、そのプログラム、及びネットワーク通信装置
JP2014071828A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置、画像形成装置およびプログラム
JP2018074195A (ja) * 2016-10-24 2018-05-10 アイホン株式会社 インターホンシステム

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