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JP2006250848A - 光コヒーレンストモグラフィーにおける高速光遅延発生方法及び位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置 - Google Patents

光コヒーレンストモグラフィーにおける高速光遅延発生方法及び位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 不安定なドップラー周波数変調に頼ることなく、また、回転体による高速走査を生かしたまま回転角速度に拘束されることなく独立に安定した、かつ狭帯域なビート周波数で光検出を行い、高いSN比で断層画像を得る、光コヒーレンストモグラフィーにおける高速光遅延発生方法及び位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置を提供する。
【解決手段】 光コヒーレンストモグラフィーにおける回転反射体による高速光遅延発生方法において、広帯域波長光源1からの光を2分割用ハーフミラー2で被検査物10への物体光と参照光とに2分割し、この光路中に位相変調素子6を具備して、前記参照光は回転反射体による光遅延反射機構4より反射回帰して、被検査物10から回帰する物体光とともに2分割用ハーフミラー2で合波し、位相変調素子6に基づくヘテロダイン干渉ビート信号を検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光コヒーレンストモグラフィーにおける高速光遅延発生方法及び光コヒーレンストモグラフィーにおける位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置に関するものである。
広帯域な波長幅を有する光源を用いた光コヒーレンストモグラフィー装置が既に開発され、現在実用化されて医療分野で使用され、広く利用されている(例えば、下記特許文献1および非特許文献1参照)。従来の回転反射体による高速光遅延反射機構における光ヘテロダイン干渉ビート信号の発生方法としては、高速回転する反射体からの反射光がドップラーシフト周波数変調を受けることを利用して、合波干渉光より、そのビート周波数信号を検出する方法が知られている(例えば、下記特許文献2参照)。
図4は従来の光コヒーレンストモグラフィー装置の模式図である。
この図において、101は低コヒーレンス光源〔例えば、SLD(スーパールミネッセントダイオード)光源〕、102はハーフミラー(2分割用ハーフミラー)、103は回転体、104は回転反射体(例えば、コーナーキューブミラー)、105は固定ミラー、105aは固定ミラー105の位置調節器、107はX軸走査ミラー、108はY軸走査ミラー、109は対物レンズ、110は被検査物、111は光検出器、112は信号処理器、113はコンピュータ表示器である。
特許第2010042号公報 特許第3553451号公報 光学、28巻3号、1999年 pp. 116−125
しかしながら、上記した従来の光コヒーレンストモグラフィーにおけるドップラー周波数変調を用いる方法では、前記回転反射体(コーナーキューブミラー)104の回転角速度は速く、その結果生じるドップラービート信号周波数は数十MHzと高く、また回転に伴って中心周波数が数MHzシフトしてゆき、狭帯域検出が不可能であった。さらに、回転体の回転むらや該反射体の取り付け角度などによって、複数の反射体からのドップラー周波数がずれてゆくなど問題があった。
よって、光検出におけるビート周波数の狭帯域化や安定化ができず、信号対雑音比(SN比)が悪い断層画像しか得られないという欠点があった。
本発明は、上記状況に鑑みて、不安定なドップラー周波数変調に頼ることなく、また、回転体による高速走査を生かしたまま回転角速度に拘束されることなく独立に安定した、かつ狭帯域なビート周波数で光検出を行い、高いSN比で断層画像を構築できる、光コヒーレンストモグラフィーにおける高速光遅延発生方法及び位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕光コヒーレンストモグラフィーにおける高速光遅延発生方法において、低コヒーレンス光源からの光を2分割用ハーフミラーで被検査物への物体光と参照光とに2分割し、この光路に位相変調素子を具備して、前記参照光は回転反射体による光遅延反射機構より反射回帰して、前記被検査物から回帰する物体光とともに前記2分割用ハーフミラーで合波し、前記位相変調素子に基づくヘテロダイン干渉ビート信号を検出することを特徴とする。
〔2〕位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置において、低コヒーレンス光源と、この低コヒーレンス光源からの光を被検査物への物体光と参照光とに2分割する2分割用ハーフミラーと、この光路途中に設けた所定の周波数で動作する位相変調素子と、前記参照光を回転反射体により遅延反射させる光遅延反射機構と、前記被検査物から回帰する物体光と前記光遅延反射機構から回帰する参照光とを合波する前記2分割用ハーフミラーと、前記位相変調素子に基づくヘテロダイン干渉ビート信号を検出する光検出器とを具備することを特徴とする。
〔3〕位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置において、低コヒーレンス光源と、この低コヒーレンス光源からの光を被検査物への物体光と参照光とに2分割する2分割用ハーフミラーと、この光路途中に設けた所定の周波数で動作する位相変調素子と、前記参照光を回転反射体により遅延反射させる光遅延反射機構と、前記物体光で、X軸走査ミラー及びY軸走査ミラーを用い面内を走査する面走査機構と、対物レンズと、前記被検査物から回帰する物体光と前記光遅延反射機構から回帰する参照光とを合波する前記2分割用ハーフミラーと、前記位相変調素子に基づくヘテロダイン干渉ビート信号を検出する光検出器とを具備することを特徴とする。
〔4〕上記〔2〕又は〔3]記載の位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記位相変調素子は電歪素子を密着した固定ミラーであり、この固定ミラーを参照光路あるいは物体光路中に具備したことを特徴とする。
〔5〕上記〔2〕又は〔3〕記載の位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記位相変調素子は光を透過する部材よりなる電歪素子であり、この電歪素子を参照光路あるいは物体光路中に具備したことを特徴とする。
〔6]上記〔2〕又は〔3〕記載の位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記光検出器よりの出力から、前記位相変調素子に基づく一定の周波数成分のみを取り出す電気フィルターを具備したことを特徴とする。
以上、詳細に述べたように、本発明によれば、従来の回転反射体による不安定なドップラー周波数変調に頼ることなく、また、回転体による高速走査を生かしたまま回転角速度に拘束されることなく独立に安定したかつ狭帯域なビート周波数で光検出を行うことができ、高いSN比で断層画像を得ることができる。
本発明の光コヒーレンストモグラフィーにおける高速光遅延発生方法は、低コヒーレンス光源からの光を2分割用ハーフミラーで被検査物への物体光と参照光とに2分割し、この光路に位相変調素子を具備して、前記参照光は回転反射体による光遅延反射機構より反射回帰して、前記被検査物から回帰する物体光とともに前記2分割用ハーフミラーで合波し、前記位相変調素子に基づくヘテロダイン干渉ビート信号を検出する。よって、回転反射体とは独立の位相変調素子を設けて、帯域幅を狭めて高SN比での検出可能な低周波数で位相変調を施し、光源のコヒーレンス長で決まる分解能を最小限で維持できるサンプリング定理に従った数KHzで、ビート信号を検出することができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔実施例1〕
図1は本発明の第1実施例を示す光コヒーレンストモグラフィー装置の模式図である。この図において、1は広帯域波長光源〔例えば、SLD(スーパールミネッセントダイオード)光源]、2はハーフミラー(2分割用ハーフミラー)、3は回転体、4は回転反射体(例えば、コーナーキューブミラー)、5は固定ミラー、5aは固定ミラー5の位置調節器、6は電歪素子(トランスデューサー)(位相変調素子)、6aはその電歪素子の変調周波数電源であり、この電歪素子の変調周波数電源6aは電歪素子(例えば、ピエゾ圧電素子)6で固定ミラー5を振動させて反射光に位相変調を与える位相変調素子を構成している。7はX軸走査ミラー、8はY軸走査ミラー、9は対物レンズ、10は被検査物、11は光検出器、12は電気フィルターおよび信号処理器、13はコンピュータ表示器である。
低コヒーレンス光源である広帯域波長幅を有するSLD光源1からの光波をハーフミラー2にて、一方は被検査物10への物体光、他方は参照光とに分割し、2分割された参照光は回転反射体4を経て固定ミラー5で位相変調を受けて反射され、同一光路を反射回帰し、ハーフミラー2に戻る。このとき、この反射回帰する参照光は、回転反射体4によるドップラー周波数変調も同時に受けている。本実施例では、位相変調素子を反射型とし、参照光路中の固定ミラー5に電歪素子6を密着して構成するようにしている。
一方、2分割された物体光は面走査機構(X軸走査ミラー7、Y軸走査ミラー8)、対物レンズ9を経て被検査物10に入射し、その物体反射光は同一光路を反射回帰してハーフミラー2に戻る。
光遅延反射機構は、回転体3と回転反射体4および固定ミラー5より構成され、回転反射体4は回転体3上に放射状に、かつ回転体3の接線方向に光を反射するように配置し、複数個配置しておく(図では1個のみを示している)。回転反射体4は光軸に対し前進または後退方向に高速回転しているので、紫方または赤方へのドップラー周波数シフトを反射参照光に与える。
本実施例では、広帯域波長光源1にSLDを用いる例を示したが、波長幅の広いコヒーレンス長の短いレーザーを光源として用いても良いことは明らかである。
以上の構成により、参照光はその位相変調と同時にドップラー周波数シフトを受けたものとなる。その位相変調は光波の位相に対する時間的変移であるために、良く知られたその変調周波数でのベッセル関数展開で基本周波数とその倍波の周波数成分をふくむ周波数シフトを生じる。その結果、ハーフミラー2で合波された参照光と物体光との干渉から、光検出器11ではこれらの周波数を含む複数のビート信号周波数が出力される。
従来の回転反射体によるドップラービート信号周波数は数十MHzと高く、また、回転による帯域幅を有し、さらに回転むらや、反射体の取り付け角度の差異などにより数MHzの広帯域特性を有している。そのため、検出信号周波数の帯域幅に反比例するSN比は小さく、後段の構成画像の質を悪くしていた。
本発明では、この実施例に示すように、回転反射体4とは独立の位相変調素子(固定ミラー5、電歪素子6で構成)を具備してこれらの問題を解決するものである。すなわち、帯域幅を狭め高SN比での検出可能な低周波数で位相変調を施し、光源のコヒーレンス長で決まる分解能を最小限で維持できるサンプリング定理に従った数KHzで、ビート信号を検出できるようにしたものである。複数のビート信号周波数の出力から、位相変調の基本波周波数成分のみを電気フィルターと信号処理器12で抽出し増幅する。その結果、数十MHzのドップラービート信号検出に対し、100乃至1000倍のSN比の増大を図ることが可能となる。
この位相変調素子に所定の固定した周波数でピエゾ振動子等を駆動して固定のビート信号のみを検出すればよいので、SN比の低減を招く広帯域増幅器を必要とせず、音声周波数に近い電気信号の帯域な増幅処理であるため、電子回路や伝送媒体での熱雑音の低減も図られる特徴がある。また、装置も高周波でないので安価に製造できる利点がある。
さらに、光軸(Z軸)方向の走査速度を回転体3の回転速度で可変にしても、検出すべきビート信号周波数は一定で不変であり、ドップラー周波数の場合と異なり信号処理回路等の切り替えを必要としない特徴がある。
以上の特徴により、画像信号としてのその出力から容易に高いSN比の、すなわち背景雑音の少ない鮮明な画像を得て、コンピュータ表示器13などで被検査物10の断層画像を映像化することができる。
2次元あるいは3次元の断層画像信号は、一般にガルバノメータといわれる高速且つ高精度で動揺運動を行う装置の動揺部にミラーを取り付けたものを、X軸用、Y軸用にそれぞれ配置し面走査機構(X軸走査ミラー7、Y軸走査ミラー8)として用い、物体光をX−Y面上で走査してその都度そのビート信号のZ軸方向の包絡線分布を検出して取得する。
〔実施例2〕
図2は本発明の第2実施例を示す光コヒーレンストモグラフィー装置の模式図である。この実施例では物体光路に透明ピエゾ振動子を配置したものである。
この図において、14は透明結晶体よりなるピエゾ振動子(ピエゾ圧電素子)、6bが駆動電極であり、これらによって位相変調器を構成する。他の構成要素は図1と同じであるので説明は省略する。
透明結晶体のピエゾ振動子14は電界の印加によって厚みを微少に変化するものであるので、透過光は交流駆動電界の周波数の位相変調を受ける。
この実施例では物体光がこのピエゾ振動子(透明結晶体)14を透過することにより位相変調を受け、参照光と合波して、図1の実施例と同様に、ヘテロダイン干渉により光検出器11から位相変調周波数のビート信号が得られる。
本実施例では、透明ピエゾ振動子14を物体光路に具備する例を示したが、透明ピエゾ振動子を参照光路に具備しても、同様の効果を奏することができるものである。また、変調周波数を異ならせた複数の透明ピエゾ振動子をそれぞれ参照光路と物体光路に具備して、変調周波数の差の周波数のビート信号を検出してもよい。一般に、透明ピエゾ振動子の駆動周波数は高周波になる場合があり、低周波数のビート信号を検出して高いSN比を得て信号処理をしたい場合には、このような複数の透明ピエゾ振動子を用いるのも一方法である。
〔実施例3〕
図3は、本発明の第3実施例を示す光コヒーレンストモグラフィー装置の模式図である。この実施例は物体光路に反射型位相変調素子を配置したものである。
この図において、物体光路中の遅延用固定プリズム15の反射面にピエゾ振動子(ピエゾ圧電素子)6を設け、電歪素子の変調周波数電源(駆動電源)6aにより所定の周波数で、位相変調するものである。
位相変調を受けた物体光は参照光と合波して光検出器11において、上記第1,第2実施例と同様に、位相変調周波数のヘテロダイン干渉ビート信号を検出することができる。図3において、16,17は物体光の反射ミラーである。他の構成要素は、図2と同じであるので説明は省略する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形、組み合わせが可能であり、これらを発明の範囲から排除するものではない。
本発明の光コヒーレンストモグラフィーにおける高速光遅延発生方法及び位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置は、医療分野において、広く利用可能である。
本発明の第1実施例を示す位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置の模式図である。 本発明の第2実施例を示す物体光路に透明ピエゾ振動子を配置した位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置の模式図である。 本発明の第3実施例を示す物体光路に反射型位相変調素子を配置した位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置の模式図である。 従来のドップラー周波数シフトによる光コヒーレンストモグラフィー装置の模式図である。
符号の説明
1 広帯域波長光源(SLD光源)
2 ハーフミラー
3 回転体
4 回転反射体
5 固定ミラー
5a 固定ミラーの位置調節器
6 電歪素子(トランスデューサー)(位相変調素子)
6a 電歪素子の変調周波数電源
6b 駆動電極
7 X軸走査ミラー
8 Y軸走査ミラー
9 対物レンズ
10 被検査物
11 光検出器
12 電気フィルターおよび信号処理器
13 コンピュータ表示器
14 透明結晶体よりなるピエゾ振動子
15 物体光路中の遅延用固定プリズム
16,17 物体光の反射ミラー

Claims (6)

  1. 低コヒーレンス光源からの光を2分割用ハーフミラーで被検査物への物体光と参照光とに2分割し、該光路中に位相変調素子を具備して、前記参照光は回転反射体による光遅延反射機構より反射回帰して、前記被検査物から回帰する物体光とともに前記2分割用ハーフミラーで合波し、前記位相変調素子に基づくヘテロダイン干渉ビート信号を検出することを特徴とする光コヒーレンストモグラフィーにおける高速光遅延発生方法。
  2. (a)低コヒーレンス光源と、
    (b)該低コヒーレンス光源からの光を被検査物への物体光と参照光とに2分割する2分割用ハーフミラーと、
    (c)該光路途中に設けた所定の周波数で動作する位相変調素子と、
    (d)前記参照光を回転反射体により遅延反射させる光遅延反射機構と、
    (e)前記被検査物から回帰する物体光と前記光遅延反射機構から回帰する参照光とを合波する前記2分割用ハーフミラーと、
    (f)前記位相変調素子に基づくヘテロダイン干渉ビート信号を検出する光検出器とを具備することを特徴とする位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置。
  3. (a)低コヒーレンス光源と、
    (b)該低コヒーレンス光源からの光を被検査物への物体光と参照光とに2分割する2分割用ハーフミラーと、
    (c)該光路途中に設けた所定の周波数で動作する位相変調素子と、
    (d)前記参照光を回転反射体により遅延反射させる光遅延反射機構と、
    (e)前記物体光で、X軸走査ミラー及びY軸走査ミラーを用い面内を走査する面走査機構と、
    (f)対物レンズと、
    (g)前記被検査物から回帰する物体光と前記光遅延反射機構から回帰する参照光とを合波する前記2分割用ハーフミラーと、
    (h)前記位相変調素子に基づくヘテロダイン干渉ビート信号を検出する光検出器とを具備することを特徴とする位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置。
  4. 請求項2又は3記載の位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記位相変調素子は電歪素子を密着した固定ミラーであり、該固定ミラーを参照光路あるいは物体光路中に具備したことを特徴とする位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置。
  5. 請求項2又は3記載の位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記位相変調素子は光を透過する部材より成る電歪素子であり、該電歪素子を参照光路あるいは物体光路中に具備したことを特徴とする位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置。
  6. 請求項2又は3記載の位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置において、前記光検出器よりの出力から、前記位相変調素子に基づく一定の周波数成分のみを取り出す電気フィルターを具備したことを特徴とする位相変調光コヒーレンストモグラフィー装置。
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