JP2006244191A - 計算機管理プログラム、管理対象計算機制御プログラム、計算機管理装置、管理対象計算機、計算機管理システム、計算機管理方法、管理対象計算機制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 管理エージェントが自律的な通信頻度制御を容易に行うことができる計算機管理プログラム、管理対象計算機制御プログラム、計算機管理装置、管理対象計算機、計算機管理システム、計算機管理方法、管理対象計算機制御方法を提供する。
【解決手段】 管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、管理レジストリにおいて管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、管理レジストリにおいて管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして管理対象計算機へ送信する通信処理ステップと、管理レジストリにおいて管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる管理対象計算機への情報を管理レジストリに書き込む管理処理ステップとを実行する。
【選択図】 図3
【解決手段】 管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、管理レジストリにおいて管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、管理レジストリにおいて管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして管理対象計算機へ送信する通信処理ステップと、管理レジストリにおいて管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる管理対象計算機への情報を管理レジストリに書き込む管理処理ステップとを実行する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ネットワーク上の計算機を管理するための計算機管理プログラム、管理対象計算機制御プログラム、計算機管理装置、管理対象計算機、計算機管理システム、計算機管理方法、管理対象計算機制御方法に関するものである。
計算機管理システムは、複数の計算機の管理を目的としたシステムである。図9は、従来の第1の計算機管理システムの構成の一例を示すブロック図である。この計算機管理システムは、計算機管理装置101、複数の管理対象計算機102を備える。計算機管理装置101と複数の管理対象計算機102は、ネットワーク3を介して接続されており、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等のネットワークプロトコル状に構築された管理プロトコルによって通信を行う。計算機管理装置101は、管理通信処理部112と管理インベントリ111を備え、複数の管理対象計算機102の管理を行うものである。管理対象計算機102は、管理エージェント121を備える。
管理エージェント121は、定期的に、管理対象計算機102の状態情報を取得し、状態情報メッセージとして計算機管理装置101へ送信する。状態情報とは、管理対象計算機102において測定された結果であり、CPU(Central Processing Unit)負荷、CPU温度、メモリ使用量、等である。管理通信処理部112は、複数の管理エージェント121からの状態情報を収集し、管理インベントリ111に保存する。また、管理通信処理部112は、管理インベントリ111の状態情報に基づいて、管理対象計算機102に対する制御が必要か否かの判断を行う。制御が必要である場合、管理通信処理部112は、管理エージェント121に指示メッセージを送信する。指示メッセージを受信した管理エージェント121は、指示された動作を行う。
図10は、従来の第1の計算機管理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。この例において、情報Aは、管理エージェント121から管理通信処理部112への状態情報であり、例えば、管理対象計算機102において測定された状態情報である。情報Bは、管理通信処理部112から管理エージェント121への指示情報であり、例えば、現在のサービスの停止を指示するもの、現在のサービスを他のノードへ移管することを指示するもの、等である。情報B’は、情報Bに対する応答であり、例えば、情報Bの指示の完了を示すもの、等である。情報Cは、管理エージェント121から管理通信処理部112への要求であり、例えば、現在のサービスについて他のノードへの移管を要求するもの、等である。情報C’は、情報Cに対する応答であり、例えば、移管先のノードのIPアドレス、等である。
まず、管理エージェント121は、管理通信処理部112へ情報Aを送信する(T111)。情報Aを受信した管理通信処理部112は、管理インベントリ11に情報Aを格納する(T113)。次に、管理エージェント121は、管理通信処理部112へ情報Cを送信する(T121)。次に、管理通信処理部112は、管理エージェント121へ情報Bを送信する(T132)。情報Aの送信から所定の時間が経過すると、管理エージェント121は、再び管理通信処理部112へ情報Aを送信する(T141)。情報Aを受信した管理通信処理部112は、管理インベントリ111に情報Aを格納する(T142)。次に、管理通信処理部112は、受信した情報Cに従う処理を完了すると、管理エージェント121へ情報Cに対する応答である情報C’を送信すると共に(T127)、管理インベントリ111に情報C’を格納する(T128)。次に、管理エージェント121は、受信した情報Bに従う処理を完了すると、管理通信処理部112へ情報Bに対する応答である情報B’を送信する(T146)。情報B’を受信した管理通信処理部112は、管理インベントリ111に情報B’を格納する(T148)。次に、情報Aの送信から所定の時間が経過すると、管理エージェント121は、再び管理通信処理部112へ情報Aを送信する(T151)。情報Aを受信した管理通信処理部112は、管理インベントリ11に情報Aを格納する(T153)。
第1の計算機管理システムにおいては、必要となった通信を即時に行っていることから、状態情報や指示の増加に伴って通信の頻度が高くなる。通信の頻度が高くなると、管理プロトコル処理に使用するCPU時間が増加する。従って、管理エージェント121は、CPU負荷の低い処理である必要がある。更に、管理対象計算機102のCPU負荷が高い場合、管理エージェント121のCPU負荷を下げる制御が求められる。
そこで、第1の計算機管理システムを改良した第2の計算機管理システムについて説明する。第2の計算機管理システムは、第1の計算機管理システムと同様の構成からなるが、通信の頻度を制御するために、メッセージの送信を遅延することにより、異なる種類のメッセージを集約して送信するものである。図11は、従来の第2の計算機管理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。図11において、図10と同一符号は図10に示された対象と同一又は相当の処理を示しており、ここでの説明を省略する。また、情報A、情報B、情報B’、情報C、情報C’の内容は、図10と同様である。
図10と図11を比較して説明する。第2の計算機管理システムにおいて、管理エージェント121は、情報Cの送信(T121)を次の情報Aの送信(T141)まで遅延させ、2つを合わせた情報ACを送信する(T241)。情報ACを受信した管理通信処理部112は、管理インベントリ111に情報Aを格納し(T243)、受信した情報Cに従う処理を完了すると、管理エージェント121へ情報Cに対する応答である情報C’を送信すると共に(T247)、管理インベントリ111に情報C’を格納する(T248)。また、管理エージェント121は、情報B(T132)に対する応答である情報B’の送信(T146)を次の情報Aの送信(T151)まで遅延させ、2つを合わせた情報AB’を送信する(T251)。情報AB’を受信した管理通信処理部112は、管理インベントリ111に情報AB’を格納する(T253)。
この動作により、管理エージェント121から管理通信処理部112への送信頻度を下げることができる。
なお、本発明の関連ある従来技術として、例えば、下記に示す特許文献1が知られている。このブレードアーキテクチャのための動的適応サーバプロビジョニングは、ラック・ブレードコンピュータアセンブリのラックに配置されたアプリケーションサーバプールからサーバパフォーマンス情報を受け取り、フリーサーバプールからアプリケーションサーバプールによって使用されるためのブレードサーバを割り当てる方法である。
特開2004−110791号公報
しかしながら、管理通信処理部112から管理エージェント121への送信頻度を制御するためには、管理通信処理部112がメッセージの遅延、集約制御を行う必要がある。更に、管理エージェント121が、管理通信処理部112により送信されるメッセージの頻度を、管理対象計算機102の状況に応じて制御するためには、管理エージェント121が、各メッセージについての許容遅延時間、通信頻度期待値などの情報を管理通信処理部112へ送信し、通信頻度の制御を依頼する必要がある。このように、従来の計算機管理システムにおいては、新たに通信頻度を制御するための通信が必要となるため、複雑で現実的ではない。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、管理エージェントが自律的な通信頻度制御を容易に行うことができる計算機管理プログラム、管理対象計算機制御プログラム、計算機管理装置、管理対象計算機、計算機管理システム、計算機管理方法、管理対象計算機制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、少なくとも1つの管理対象計算機を管理する計算機管理方法をコンピュータに実行させる計算機管理プログラムであって、前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理ステップと、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理ステップとをコンピュータに実行させるものである。
また、本発明に係る計算機管理プログラムにおいて、前記通信処理ステップは、前記管理レジストリへのアクセス中に、他からの前記管理レジストリへのアクセスを禁止することを特徴とするものである。
また、本発明に係る計算機管理プログラムにおいて、前記通信処理ステップまたは前記管理処理ステップは、前記管理レジストリのエントリ毎に生存時間を設定し、前記エントリの最後の更新時刻から前記生存時間が経過した場合に前記エントリを初期化することを特徴とするものである。
また、本発明は、計算機管理装置との通信を行い、管理対象計算機を制御する管理対象計算機制御方法をコンピュータに実行させる管理対象計算機制御プログラムであって、前記管理対象計算機の状態を監視し、状態情報として取得する状態監視ステップと、前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信ステップと、前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信ステップと、前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御ステップと、前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信ステップによる送信の頻度を制御する頻度制御ステップとをコンピュータに実行させるものである。
また、本発明に係る管理対象計算機制御プログラムにおいて、前記状態情報は、前記管理対象計算機のCPU負荷を含むことを特徴とするものである。
また、本発明に係る管理対象計算機制御プログラムにおいて、前記要求メッセージ送信ステップは、繰り返し用いる要求メッセージを予め要求メッセージテンプレートとして記憶しておき、前記繰り返し用いる要求メッセージを送信する必要がある場合に、記憶された前記要求メッセージテンプレートを送信することを特徴とするものである。
また、本発明は、少なくとも1つの管理対象計算機を管理する計算機管理装置であって、前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリと、前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理部と、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理部とを備えたものである。
また、本発明に係る計算機管理装置において、前記通信処理部は、前記管理レジストリへのアクセス中に、他からの前記管理レジストリへのアクセスを禁止することを特徴とするものである。
また、本発明に係る計算機管理装置において、前記通信処理部または前記管理処理部は、前記管理レジストリのエントリ毎に生存時間を設定し、前記エントリの最後の更新時刻から前記生存時間が経過した場合に前記エントリを初期化することを特徴とするものである。
また、本発明は、計算機管理装置との通信を行い、前記計算機管理装置による管理対象となる管理対象計算機であって、前記管理対象計算機の状態を監視し、状態情報として取得する状態監視部と、前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信部と、前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信部と、前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御部と、前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信部による送信の頻度を制御する頻度制御ステップとを備えたものである。
また、本発明に係る管理対象計算機において、前記状態情報は、前記管理対象計算機のCPU負荷を含むことを特徴とする
ものである。
ものである。
また、本発明に係る管理対象計算機において、前記要求メッセージ送信部は、繰り返し用いる要求メッセージを予め要求メッセージテンプレートとして記憶しておき、前記繰り返し用いる要求メッセージを送信する必要がある場合に、記憶された前記要求メッセージテンプレートを送信することを特徴とするものである。
また、本発明は、ネットワーク上の計算機を管理する計算機管理システムであって、管理対象の計算機である少なくとも1つの管理対象計算機と、前記管理対象計算機との通信を行うことにより、前記管理対象計算機の管理を行う計算機管理装置とを備え、前記管理対象計算機は、前記管理対象計算機の状態情報の取得する状態情報取得部と、前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信部と、前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信部と、前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御部と、前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信部による送信の頻度を制御する頻度制御ステップとを備え、前記計算機管理装置は、前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリと、前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理部と、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、少なくとも1つの管理対象計算機を管理する計算機管理方法であって、前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理ステップと、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理ステップとを実行するものである。
また、本発明は、計算機管理装置との通信を行い、管理対象計算機を制御する管理対象計算機制御方法であって、前記管理対象計算機の状態を監視し、状態情報として取得する状態監視ステップと、前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信ステップと、前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信ステップと、前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御ステップと、前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信ステップによる送信の頻度を制御する頻度制御ステップとを実行するものである。
本発明によれば、計算機管理装置において、管理処理部と通信処理部が管理レジストリにアクセスすることにより、計算機管理装置と管理対象計算機が自律的に情報を処理することができる。また、計算機管理装置において、通信処理部の処理中に管理レジストリをロックすることにより、他の処理によるアクセスの影響を受けることなく、通信処理部の処理を行うことができる。また、計算機管理装置において、管理レジストリのエントリに生存時間を設定し、最後の更新時刻から生存時間を経過したエントリを初期化することにより、管理対象計算機に障害が起きて応答が来なくなった場合にもエントリが占有され続けることがないようにすることができる。
また、管理エージェントが管理レジストリを参照することにより、指示の種類と通信頻度を自律的に制御することができ、管理エージェントによるCPU負荷を制御することができる。また、繰り返し使われる要求メッセージを予め要求テンプレートバッファに格納しておき、繰り返し利用することにより、要求メッセージを作成する処理の回数を削減することができ、管理エージェントのCPU負荷を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明に係る計算機管理システムの構成について説明する。図1は、本発明に係る計算機管理システムの構成の一例を示すブロック図である。図1において、図9と同一符号は図9に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。図9と比較すると図1は、計算機管理装置101の代わりに計算機管理装置1を備え、管理対象計算機102の代わりに管理対象計算機2を備える。
計算機管理装置1は、管理レジストリ11、管理処理部12、通信処理部13、生存時間ファイル14を備える。管理対象計算機2は、管理エージェント21を備える。管理エージェント21は、通信処理部31、頻度制御部32、状態監視部33、管理制御部34、要求メッセージテンプレート作成部35、応答バッファ41、要求バッファ42、要求メッセージテンプレートバッファ43を備える。要求メッセージテンプレートバッファ43は、繰り返し使用される要求メッセージをテンプレートとして格納しておくバッファである。要求バッファ42は、計算機管理装置1への要求を一時的に格納しておくバッファである。応答バッファ41は、計算機管理装置1からの応答を一時的に格納しておくバッファである。
次に、計算機管理装置1について説明する。
管理レジストリ11は、管理対象計算機2の状態情報、各種制御の進行状況を記録するファイルである。図2は、本発明に係る管理レジストリの形式の一例を示す図である。管理レジストリは、エントリ毎に記録されており、レジストリ終端記号で終端される。エントリは、更新時刻、レジストリ識別子、レジストリデータの項目を含む。項目の間は区切り記号で区切られ、エントリはエントリ終端記号で終端される。新たな種類の情報は、新しいエントリが作成されて書き込まれ、同じ種類の情報は、同じエントリに上書きされる。
生存時間ファイル14は、管理レジストリ11のエントリ毎の生存時間を記録するファイルであり、エントリ毎に記録されている。エントリは、対応する管理レジストリ11のエントリと同じレジストリ識別子、生存時間の項目を含む。
管理処理部12は、管理レジストリ11から管理対象計算機2の状態情報と制御の進行状況を読み出し、制御の必要がある場合は、管理レジストリ11における指示のエントリに動作の指示を書き込む。
次に、通信処理部13の動作について説明する。図3は、本発明に係る計算機管理装置の通信処理部の動作の一例を示すフローチャートである。まず、通信処理部13は、管理エージェント21からの要求メッセージの受信を行う(S11)。次に、通信処理部13は、要求メッセージを受信したか否かの判断を行う(S12)。受信していない場合(S12,N)、処理S11に戻る。一方、受信した場合(S12,Y)、通信処理部13は、管理レジストリ11のファイルがロックされているか否かの判断を行う(S13)。ロックされている場合(S13,Y)、処理S13に戻る。一方、ロックされていない場合(S13,N)、通信処理部13は、管理レジストリ11のファイルのロックを行う(S14)。
次に、通信処理部13は、後述する管理レジストリ処理を行い(S15)、管理レジストリ11のファイルのロックの解除を行う(S16)。次に、通信処理部13は、管理レジストリ11の読み出し結果から応答メッセージを作成し(S17)、管理エージェント21へ送信し(S18)、このフローを終了する。以後、このフローが繰り返し実行される。
次に、通信処理部13による管理レジストリ処理の詳細について説明する。図4は、本発明に係る計算機管理装置の通信処理部による管理レジストリ処理の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、通信処理部13は、管理レジストリ11において、未処理の読み出し要求があるか否かの判断を行う(S21)。未処理の読み出し要求がある場合(S21,Y)、通信処理部13は、管理レジストリ11において要求に対応するエントリからの読み出しを行う(S22)。次に、通信処理部13は、生存時間ファイル14において要求に対応するエントリを読み出し(S23)、管理レジストリ11から読み出した更新時刻、生存時間ファイル14から読み出した生存時間、現在時刻を用いて、現在時刻−更新時刻が生存時間を超えたか否かの判断を行う(S24)。生存時間を超えない場合(S24,N)、処理S21に戻る。一方、生存時間を超えた場合(S24,Y)、管理レジストリ11において読み出したエントリのデータを、初期値に設定し(S25)、処理S21に戻る。
処理S21において未処理の読み出し要求がない場合(S21,N)、通信処理部13は、管理レジストリ11において、未処理の書き込み要求があるか否かの判断を行う(S26)。未処理の書き込み要求がある場合(S26,Y)、通信処理部13は、管理レジストリ11において要求に対応するエントリへの書き込みを行い(S27)、処理S26に戻る。一方、未処理の書き込み要求がない場合(S26,N)、このフローを終了する。
上述したように、管理処理部12と通信処理部13が管理レジストリ11にアクセスすることにより、計算機管理装置1と管理対象計算機2が自律的に情報を処理することができる。また、通信処理部13の処理中に管理レジストリ11をロックすることにより、他の処理によるアクセスの影響を受けることなく、通信処理部13の処理を行うことができる。また、管理レジストリ11のエントリに生存時間を設定し、最後の更新時刻から生存時間を経過したエントリを初期化することにより、管理対象計算機に障害が起きて応答が来なくなった場合にもエントリが占有され続けることがないようにすることができる。
次に、管理対象計算機2の管理エージェント21の動作について説明する。
図5は、本発明に係る管理エージェントの初期動作の一例を示すフローチャートである。まず、要求メッセージテンプレート作成部35は、管理対象計算機2の状態に応じて、繰り返し使われる要求メッセージを作成し、要求メッセージテンプレートとして要求メッセージテンプレートバッファ43に格納する(S41)。次に、状態監視部33は、要求バッファ42を初期化し(S42)、このフローを終了する。次に、管理エージェント21は、通常動作のフローを実行する。
図6は、本発明に係る管理エージェントの通常動作の一例を示すフローチャートである。まず、状態監視部33は、管理対象計算機2の状態情報を取得し(S51)、要求バッファ42に書き込む。次に、通信処理部31は、要求の種類が繰り返し使用される要求か否かの判断を行う(S52)。繰り返し使用する要求でない場合(S52,N)、要求バッファ42の内容を要求メッセージとして作成し(S53)、処理S56へ移行する。一方、繰り返し使用する要求である場合(S52,Y)、要求メッセージテンプレートバッファ43に格納された要求メッセージテンプレートを取得し、要求メッセージとする(S54)。次に、通信処理部31は、要求バッファ42を初期化し(S56)、要求メッセージを通信処理部13へ送信する(S57)。
次に、通信処理部31は、通信処理部13からの応答メッセージの受信を行う(S61)。次に、通信処理部31は、応答メッセージを受信したか否かの判断を行う(S62)。受信していない場合(S62,N)、処理S61に戻る。一方、受信した場合(S62,Y)、通信処理部31は、応答メッセージにおける内容を応答バッファ41に格納する(S63)。次に、管理制御部34は、応答バッファ41の内容に従って、管理対象計算機2の制御を行う(S64)。次に、頻度制御部32は、管理対象計算機1の状態情報に基づいて通信頻度を更新する(S65)。次に、頻度制御部32は、通信頻度に対応した所定の時刻まで待機を行い(S66)、このフローを終了する。以後、このフローが繰り返し実行される。
応答バッファ41において、新たな種類の情報は、新しいエントリが作成されて書き込まれ、同じ種類の情報は、同じエントリに上書きされる。
上述したように、管理エージェント21が管理レジストリ11を参照することにより、指示の種類と通信頻度を自律的に制御することができ、管理エージェント21によるCPU負荷を制御することができる。また、繰り返し使われる要求メッセージを予め要求テンプレートバッファ43に格納しておき、繰り返し利用することにより、要求メッセージを作成する処理の回数を削減することができ、管理エージェント21のCPU負荷を低減することができる。
図7は、本発明に係る要求メッセージの形式の一例を示す図である。要求メッセージは、プロトコルヘッダで始まり、必要があれば読み出し要求ヘッダといくつかの読み出し要求が付加され、更に必要があれば書き込み要求ヘッダといくつかの書き込み要求が付加され、メッセージ終端記号で終わる。読み出し要求ヘッダは、読み出し制御記号、読み出し制御情報、改行記号からなる。その後の読み出し要求は必要な数だけ存在し、読み出し要求記号、読み出しを行うエントリを示すレジストリ識別子、改行記号からなる。書き込み要求ヘッダは、書き込み制御記号、書き込み制御情報、改行記号からなる。その後の書き込み要求は必要な数だけ存在し、書き込み要求記号、書き込みを行うエントリを示すレジストリ識別子、書き込みの内容であるレジストリデータ、改行記号からなる。ここで、書き込み要求の形式は、図2に示した管理レジストリ11のエントリの形式と同じであり、そのまま管理レジストリ11のエントリとして書き込むことができる。
次に、計算機管理システムの動作の具体例について説明する。図8は、本発明に係る計算機管理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。図8において、図10と同一符号は図10に示された対象と同一又は相当の処理を示しており、ここでの説明を省略する。また、情報A、情報B、情報B’、情報C、情報C’の内容は、図10と同様である。管理レジストリ11の初期状態は、空とする。
まず、管理エージェント21は、情報Bと情報C’の読み出し要求(読み出し要求BC’)、情報Aの書き込み要求(書き込み要求A)を、1つの要求メッセージとして通信処理部13へ送信する(T11)。要求メッセージを受信した通信処理部13は、書き込み要求により管理レジストリ11において情報Aを新たなエントリとして書き込む(T12)。更に、通信処理部13は、読み出し要求により情報Bと情報C’を読み出そうとするが、管理レジストリ11においていずれも存在しない。従って、読み出しをせず(T13)、空の応答メッセージを管理エージェント21へ送信する(T14)。次に、管理処理部12は、管理レジストリ11の定期的な読み出しにより、情報Aを読み出し(T26)、情報Aに応じた処理を行い、管理レジストリ11において情報Bを新たなエントリとして書き込む(T35)。
次に、管理エージェント21は、情報Bと情報C’の読み出し要求(読み出し要求BC’)、情報Aと情報Cの書き込み要求(書き込み要求AC)を、1つの要求メッセージとして通信処理部13へ送信する(T41)。要求メッセージを受信した通信処理部13は、書き込み要求により管理レジストリ11において情報Aのエントリを更新し、情報Cを新たなエントリとして書き込む(T42)。更に、通信処理部13は、読み出し要求により情報Bと情報C’を読み出そうとするが、管理レジストリ11において情報Bは存在するが、情報C’は存在しない。従って、情報Bだけを読み出し(T43)、応答メッセージとして管理エージェント21へ送信する(T44)。応答メッセージを受信した管理エージェント21は、情報Bに応じた処理を行う。次に、管理処理部12は、管理レジストリ11の定期的な読み出しにより、情報Aと情報Cを読み出し(T56)、情報Aと情報Cに応じた処理を行い、管理レジストリ11において情報Cのエントリを情報C’に更新する(T65)。ここで、情報C’は、情報Cによる管理処理部12の処理の結果である。
次に、管理エージェント21は、情報Bと情報C’の読み出し要求(読み出し要求BC’)、情報Aと情報B’の書き込み要求(書き込み要求AC)を、1つの要求メッセージとして通信処理部13へ送信する(T71)。ここで、情報B’は、情報Bによる管理エージェント21の処理の結果である。要求メッセージを受信した通信処理部13は、書き込み要求により管理レジストリ11において情報Aのエントリを更新し、情報Bのエントリを情報B’に更新する(T72)。更に、通信処理部13は、読み出し要求により情報Bと情報C’を読み出そうとするが、管理レジストリ11において情報C’は存在するが、情報Bは存在しない。従って、情報C’だけを読み出し(T73)、応答メッセージとして管理エージェント21へ送信する(T74)。応答メッセージを受信した管理エージェント21は、情報C’に応じた処理を行う。次に、管理処理部12は、管理レジストリ11の定期的な読み出しにより、情報Aと情報B’を読み出し(T86)、情報Aと情報B’に応じた処理を行う。
更に、計算機管理装置を構成するコンピュータに上述した各ステップを実行させるプログラムを、計算機管理プログラムとして提供することができる。上述したプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、計算機管理装置を構成するコンピュータに実行させることが可能となる。更に、管理対象計算機を構成するコンピュータに上述した各ステップを実行させるプログラムを、管理対象計算機制御プログラムとして提供することができる。上述したプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、管理対象計算機を構成するコンピュータに実行させることが可能となる。ここで、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
なお、要求メッセージ送信部とは、実施の形態における通信処理部31、要求バッファ42、要求メッセージテンプレート作成部35、要求メッセージテンプレートバッファ43に対応する。また、要求メッセージ受信部とは、実施の形態における通信処理部31、応答バッファ41に対応する。
(付記1) 少なくとも1つの管理対象計算機を管理する計算機管理方法をコンピュータに実行させる計算機管理プログラムであって、
前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理ステップと、
前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理ステップと、
をコンピュータに実行させる計算機管理プログラム。
(付記2) 付記1に記載の計算機管理プログラムにおいて、
前記通信処理ステップは、前記管理レジストリへのアクセス中に、他からの前記管理レジストリへのアクセスを禁止することを特徴とする計算機管理プログラム。
(付記3) 付記1または付記2に記載の計算機管理プログラムにおいて、
前記通信処理ステップまたは前記管理処理ステップは、前記管理レジストリのエントリ毎に生存時間を設定し、前記エントリの最後の更新時刻から前記生存時間が経過した場合に前記エントリを初期化することを特徴とする計算機管理プログラム。
(付記4) 計算機管理装置との通信を行い、管理対象計算機を制御する管理対象計算機制御方法をコンピュータに実行させる管理対象計算機制御プログラムであって、
前記管理対象計算機の状態を監視し、状態情報として取得する状態監視ステップと、
前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信ステップと、
前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信ステップと、
前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御ステップと、
前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信ステップによる送信の頻度を制御する頻度制御ステップと、
をコンピュータに実行させる管理対象計算機制御プログラム。
(付記5) 付記4に記載の管理対象計算機制御プログラムにおいて、
前記状態情報は、前記管理対象計算機のCPU負荷を含むことを特徴とする管理対象計算機制御プログラム。
(付記6) 付記4または付記5に記載の管理対象計算機制御プログラムにおいて、
前記要求メッセージ送信ステップは、繰り返し用いる要求メッセージを予め要求メッセージテンプレートとして記憶しておき、前記繰り返し用いる要求メッセージを送信する必要がある場合に、記憶された前記要求メッセージテンプレートを送信することを特徴とする管理対象計算機制御プログラム。
(付記7) 少なくとも1つの管理対象計算機を管理する計算機管理装置であって、
前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリと、
前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理部と、
前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理部と、
を備えてなる計算機管理装置。
(付記8) 付記7に記載の計算機管理装置において、
前記通信処理部は、前記管理レジストリへのアクセス中に、他からの前記管理レジストリへのアクセスを禁止することを特徴とする計算機管理装置。
(付記9) 付記7または付記8に記載の計算機管理装置において、
前記通信処理部または前記管理処理部は、前記管理レジストリのエントリ毎に生存時間を設定し、前記エントリの最後の更新時刻から前記生存時間が経過した場合に前記エントリを初期化することを特徴とする計算機管理装置。
(付記10) 計算機管理装置との通信を行い、前記計算機管理装置による管理対象となる管理対象計算機であって、
前記管理対象計算機の状態を監視し、状態情報として取得する状態監視部と、
前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信部と、
前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信部と、
前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御部と、
前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信部による送信の頻度を制御する頻度制御ステップと、
を備えてなる管理対象計算機。
(付記11) 付記10に記載の管理対象計算機において、
前記状態情報は、前記管理対象計算機のCPU負荷を含むことを特徴とする管理対象計算機。
(付記12) 付記10または付記11に記載の管理対象計算機において、
前記要求メッセージ送信部は、繰り返し用いる要求メッセージを予め要求メッセージテンプレートとして記憶しておき、前記繰り返し用いる要求メッセージを送信する必要がある場合に、記憶された前記要求メッセージテンプレートを送信することを特徴とする管理対象計算機。
(付記13) ネットワーク上の計算機を管理する計算機管理システムであって、
管理対象の計算機である少なくとも1つの管理対象計算機と、
前記管理対象計算機との通信を行うことにより、前記管理対象計算機の管理を行う計算機管理装置と、
を備え、
前記管理対象計算機は、前記管理対象計算機の状態情報の取得する状態情報取得部と、前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信部と、前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信部と、前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御部と、前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信部による送信の頻度を制御する頻度制御ステップとを備え、
前記計算機管理装置は、前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリと、前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理部と、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理部とを備えることを特徴とする計算機管理システム。
(付記14) 少なくとも1つの管理対象計算機を管理する計算機管理方法であって、
前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理ステップと、
前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理ステップと、
を実行する計算機管理方法。
(付記15) 付記14に記載の計算機管理方法において、
前記通信処理ステップは、前記管理レジストリへのアクセス中に、他からの前記管理レジストリへのアクセスを禁止することを特徴とする計算機管理方法。
(付記16) 付記14または付記15に記載の計算機管理方法において、
前記通信処理ステップまたは前記管理処理ステップは、前記管理レジストリのエントリ毎に生存時間を設定し、前記エントリの最後の更新時刻から前記生存時間が経過した場合に前記エントリを初期化することを特徴とする計算機管理方法。
(付記17) 計算機管理装置との通信を行い、管理対象計算機を制御する管理対象計算機制御方法であって、
前記管理対象計算機の状態を監視し、状態情報として取得する状態監視ステップと、
前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信ステップと、
前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信ステップと、
前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御ステップと、
前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信ステップによる送信の頻度を制御する頻度制御ステップと、
を実行する管理対象計算機制御方法。
(付記18) 付記17に記載の管理対象計算機制御方法において、
前記状態情報は、前記管理対象計算機のCPU負荷を含むことを特徴とする管理対象計算機制御方法。
(付記19) 付記17または付記18に記載の管理対象計算機制御方法において、
前記要求メッセージ送信ステップは、繰り返し用いる要求メッセージを予め要求メッセージテンプレートとして記憶しておき、前記繰り返し用いる要求メッセージを送信する必要がある場合に、記憶された前記要求メッセージテンプレートを送信することを特徴とする管理対象計算機制御方法。
前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理ステップと、
前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理ステップと、
をコンピュータに実行させる計算機管理プログラム。
(付記2) 付記1に記載の計算機管理プログラムにおいて、
前記通信処理ステップは、前記管理レジストリへのアクセス中に、他からの前記管理レジストリへのアクセスを禁止することを特徴とする計算機管理プログラム。
(付記3) 付記1または付記2に記載の計算機管理プログラムにおいて、
前記通信処理ステップまたは前記管理処理ステップは、前記管理レジストリのエントリ毎に生存時間を設定し、前記エントリの最後の更新時刻から前記生存時間が経過した場合に前記エントリを初期化することを特徴とする計算機管理プログラム。
(付記4) 計算機管理装置との通信を行い、管理対象計算機を制御する管理対象計算機制御方法をコンピュータに実行させる管理対象計算機制御プログラムであって、
前記管理対象計算機の状態を監視し、状態情報として取得する状態監視ステップと、
前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信ステップと、
前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信ステップと、
前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御ステップと、
前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信ステップによる送信の頻度を制御する頻度制御ステップと、
をコンピュータに実行させる管理対象計算機制御プログラム。
(付記5) 付記4に記載の管理対象計算機制御プログラムにおいて、
前記状態情報は、前記管理対象計算機のCPU負荷を含むことを特徴とする管理対象計算機制御プログラム。
(付記6) 付記4または付記5に記載の管理対象計算機制御プログラムにおいて、
前記要求メッセージ送信ステップは、繰り返し用いる要求メッセージを予め要求メッセージテンプレートとして記憶しておき、前記繰り返し用いる要求メッセージを送信する必要がある場合に、記憶された前記要求メッセージテンプレートを送信することを特徴とする管理対象計算機制御プログラム。
(付記7) 少なくとも1つの管理対象計算機を管理する計算機管理装置であって、
前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリと、
前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理部と、
前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理部と、
を備えてなる計算機管理装置。
(付記8) 付記7に記載の計算機管理装置において、
前記通信処理部は、前記管理レジストリへのアクセス中に、他からの前記管理レジストリへのアクセスを禁止することを特徴とする計算機管理装置。
(付記9) 付記7または付記8に記載の計算機管理装置において、
前記通信処理部または前記管理処理部は、前記管理レジストリのエントリ毎に生存時間を設定し、前記エントリの最後の更新時刻から前記生存時間が経過した場合に前記エントリを初期化することを特徴とする計算機管理装置。
(付記10) 計算機管理装置との通信を行い、前記計算機管理装置による管理対象となる管理対象計算機であって、
前記管理対象計算機の状態を監視し、状態情報として取得する状態監視部と、
前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信部と、
前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信部と、
前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御部と、
前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信部による送信の頻度を制御する頻度制御ステップと、
を備えてなる管理対象計算機。
(付記11) 付記10に記載の管理対象計算機において、
前記状態情報は、前記管理対象計算機のCPU負荷を含むことを特徴とする管理対象計算機。
(付記12) 付記10または付記11に記載の管理対象計算機において、
前記要求メッセージ送信部は、繰り返し用いる要求メッセージを予め要求メッセージテンプレートとして記憶しておき、前記繰り返し用いる要求メッセージを送信する必要がある場合に、記憶された前記要求メッセージテンプレートを送信することを特徴とする管理対象計算機。
(付記13) ネットワーク上の計算機を管理する計算機管理システムであって、
管理対象の計算機である少なくとも1つの管理対象計算機と、
前記管理対象計算機との通信を行うことにより、前記管理対象計算機の管理を行う計算機管理装置と、
を備え、
前記管理対象計算機は、前記管理対象計算機の状態情報の取得する状態情報取得部と、前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信部と、前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信部と、前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御部と、前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信部による送信の頻度を制御する頻度制御ステップとを備え、
前記計算機管理装置は、前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリと、前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理部と、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理部とを備えることを特徴とする計算機管理システム。
(付記14) 少なくとも1つの管理対象計算機を管理する計算機管理方法であって、
前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理ステップと、
前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理ステップと、
を実行する計算機管理方法。
(付記15) 付記14に記載の計算機管理方法において、
前記通信処理ステップは、前記管理レジストリへのアクセス中に、他からの前記管理レジストリへのアクセスを禁止することを特徴とする計算機管理方法。
(付記16) 付記14または付記15に記載の計算機管理方法において、
前記通信処理ステップまたは前記管理処理ステップは、前記管理レジストリのエントリ毎に生存時間を設定し、前記エントリの最後の更新時刻から前記生存時間が経過した場合に前記エントリを初期化することを特徴とする計算機管理方法。
(付記17) 計算機管理装置との通信を行い、管理対象計算機を制御する管理対象計算機制御方法であって、
前記管理対象計算機の状態を監視し、状態情報として取得する状態監視ステップと、
前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信ステップと、
前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信ステップと、
前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御ステップと、
前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信ステップによる送信の頻度を制御する頻度制御ステップと、
を実行する管理対象計算機制御方法。
(付記18) 付記17に記載の管理対象計算機制御方法において、
前記状態情報は、前記管理対象計算機のCPU負荷を含むことを特徴とする管理対象計算機制御方法。
(付記19) 付記17または付記18に記載の管理対象計算機制御方法において、
前記要求メッセージ送信ステップは、繰り返し用いる要求メッセージを予め要求メッセージテンプレートとして記憶しておき、前記繰り返し用いる要求メッセージを送信する必要がある場合に、記憶された前記要求メッセージテンプレートを送信することを特徴とする管理対象計算機制御方法。
1 計算機管理装置、2 管理対象計算機、3 ネットワーク、11 管理レジストリ、12 管理処理部、13 通信処理部、21 管理エージェント、31 通信処理部、32 頻度制御部、33 状態監視部、34 管理制御部、35 要求メッセージテンプレート作成部、41 応答バッファ、42 要求バッファ、43 要求メッセージテンプレートバッファ。
Claims (10)
- 少なくとも1つの管理対象計算機を管理する計算機管理方法をコンピュータに実行させる計算機管理プログラムであって、
前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理ステップと、
前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理ステップと、
をコンピュータに実行させる計算機管理プログラム。 - 請求項1に記載の計算機管理プログラムにおいて、
前記通信処理ステップは、前記管理レジストリへのアクセス中に、他からの前記管理レジストリへのアクセスを禁止することを特徴とする計算機管理プログラム。 - 計算機管理装置との通信を行い、管理対象計算機を制御する管理対象計算機制御方法をコンピュータに実行させる管理対象計算機制御プログラムであって、
前記管理対象計算機の状態を監視し、状態情報として取得する状態監視ステップと、
前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信ステップと、
前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信ステップと、
前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御ステップと、
前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信ステップによる送信の頻度を制御する頻度制御ステップと、
をコンピュータに実行させる管理対象計算機制御プログラム。 - 請求項3に記載の管理対象計算機制御プログラムにおいて、
前記状態情報は、前記管理対象計算機のCPU負荷を含むことを特徴とする管理対象計算機制御プログラム。 - 請求項3または請求項4に記載の管理対象計算機制御プログラムにおいて、
前記要求メッセージ送信ステップは、繰り返し用いる要求メッセージを予め要求メッセージテンプレートとして記憶しておき、前記繰り返し用いる要求メッセージを送信する必要がある場合に、記憶された前記要求メッセージテンプレートを送信することを特徴とする管理対象計算機制御プログラム。 - 少なくとも1つの管理対象計算機を管理する計算機管理装置であって、
前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリと、
前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理部と、
前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理部と、
を備えてなる計算機管理装置。 - 計算機管理装置との通信を行い、前記計算機管理装置による管理対象となるう管理対象計算機制御装置であって、
前記管理対象計算機の状態を監視し、状態情報として取得する状態監視部と、
前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信部と、
前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信部と、
前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御部と、
前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信部による送信の頻度を制御する頻度制御ステップと、
を備えてなる管理対象計算機制御装置。 - ネットワーク上の計算機を管理する計算機管理システムであって、
管理対象の計算機である少なくとも1つの管理対象計算機と、
前記管理対象計算機との通信を行うことにより、前記管理対象計算機の管理を行う計算機管理装置と、
を備え、
前記管理対象計算機は、前記管理対象計算機の状態情報の取得する状態情報取得部と、前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信部と、前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信部と、前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御部と、前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信部による送信の頻度を制御する頻度制御ステップとを備え、
前記計算機管理装置は、前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリと、前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理部と、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理部とを備えることを特徴とする計算機管理システム。 - 少なくとも1つの管理対象計算機を管理する計算機管理方法であって、
前記管理対象計算機からの要求メッセージを受信し、前記要求メッセージに書き込み要求が含まれていれば、前記管理対象計算機の管理のための情報を格納する管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の書き込みを行い、前記要求メッセージに読み出し要求が含まれていれば、前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機への情報の読み出しを行い、該読み出しの結果を応答メッセージとして前記管理対象計算機へ送信する通信処理ステップと、
前記管理レジストリにおいて前記管理対象計算機からの情報の読み出しを行い、該読み出しの結果に基づいて前記管理対象計算機の管理の処理を行い、該処理の結果として得られる前記管理対象計算機への情報を前記管理レジストリに書き込む管理処理ステップと、
を実行する計算機管理方法。 - 計算機管理装置との通信を行い、管理対象計算機を制御する管理対象計算機制御方法であって、
前記管理対象計算機の状態を監視し、状態情報として取得する状態監視ステップと、
前記状態情報に基づいて、要求メッセージを前記計算機管理装置へ送信する要求メッセージ送信ステップと、
前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記計算機管理装置から受信する応答メッセージ受信ステップと、
前記応答メッセージに基づいて、前記管理対象計算機の制御を行う管理制御ステップと、
前記状態情報に基づいて、前記要求メッセージ送信ステップによる送信の頻度を制御する頻度制御ステップと、
を実行する管理対象計算機制御方法。
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