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JP2006240041A - 塗幕転写具 - Google Patents

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JP2006240041A
JP2006240041A JP2005058511A JP2005058511A JP2006240041A JP 2006240041 A JP2006240041 A JP 2006240041A JP 2005058511 A JP2005058511 A JP 2005058511A JP 2005058511 A JP2005058511 A JP 2005058511A JP 2006240041 A JP2006240041 A JP 2006240041A
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JP
Japan
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tape
reel
take
roller
coating film
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Pending
Application number
JP2005058511A
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English (en)
Inventor
Takuji Imai
拓治 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tombow Pencil Co Ltd
Original Assignee
Tombow Pencil Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tombow Pencil Co Ltd filed Critical Tombow Pencil Co Ltd
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Abstract

【課題】
テープの使用済み量が増大しても、テープ引出し力が増大しない塗膜転写具を提供する。
【解決手段】
塗膜転写具1。ケース2。軸4にはテープ供給リール9が回転可能に支承され、軸5には巻取りリール11が回転可能に支承されている。巻取りリールの上にはテープローラ21が載置され、その貫通孔22の内壁に、巻取りリール上面に立設された脚部16が弾性変形した状態でその先端の当接部17が接触し、巻取りリールとテープローラとは一体回転可能である。テープ31は供給リールからテープローラ、転写ヘッド25の転写部26、巻取りリールへと伸びる。使用時にテープが引出される際、テープとテープローラとの間の摩擦でテープローラはテープと一体的に回転し、巻き取りリールも回転してテープを巻き取る。テープローラとの間に滑りを生じ、過剰の巻き取りをしない。テープローラの径は不変で、テープ巻取り力の大きさはほとんど変化しない。
【選択図】図1

Description

本発明は塗膜転写具に関し、さらに詳細に言えば、テープの使用済み量が多くなっても、テープを引出すのに要するテープ引出し力が略一定に保たれるように改良された塗膜転写具に関する。
従来からプラスチック製などのテープ基材に修正塗膜などを塗布した塗膜テープを使用した塗膜転写具が使用されている。この塗膜転写具は、例えば特開2002−86986号に示されるように、テープ供給リールから繰出されたテープから転写ヘッド部で塗膜を紙などへ転写し、使用済み部分のテープを巻取りリールで巻き取るようになっている。そして供給リールには大歯車を、巻取りリールにはそれと噛合う小歯車を取付け、供給リールの回転により巻取りリールも回転するように構成しているのが一般的である。そして、巻取りリールは小歯車と一体回転するが、供給リールと大歯車とは例えば摩擦で一体回転するようにして、大歯車に所定以上の抵抗が作用した場合には両者の間で滑りが生じるようにしている。これにより、供給リールから繰出されたテープは必ず巻取りリールに巻き取られる一方、過度に巻取りリールが回転してテープを裂断することなどがないようにしている。
特開2002−86986号公報
図3を用いて従来例の転写具51の構成を簡単に説明すると、図3は略対称に形成された上下のケース体で構成されるケース52のうち上側ケース体を外した状態で示した図である。下ケース体53には軸54が形成され、この軸54に大歯車55の円筒状の軸部56が嵌っている。符号57は未使用のテープが巻き回された供給リールであり、大歯車55の側面上に同心状に載置されると共に、その内周面には大歯車55の側面上に中心に関して対称に二つ立設して形成された係止部58が、大歯車55の中心方向へ僅かに弾性変形した状態で接触している。従って供給リール57が回ると大歯車55も摩擦力により一体回転可能であるが、大歯車にある大きさ以上の抵抗が作用すると両者が滑ることとなる。なお、上記した特開2002-86986号では係止部58に代えてOリングを使用しているが、その機能は同じである。
下ケース体53にはもう一つの軸59が立設され、この軸59に大歯車55に噛合う小歯車61及びその上に載置され一体回転するように形成された巻取りリール60とが回転可能に支承されている。符号62は公知の転写ヘッドであり、適宜な手段でケース52に取り付けられ、その先端部である転写部63はケース52に形成された窓孔65から外へ突出している。テープ66は図示の通り供給リールから転写ヘッド62を経て巻取りリール60に巻き取られる。符号64は転写部63近傍において図の紙面に垂直方向両端に形成されたガイド板で、テープの両側縁をガイドする。
ところで上記のごとく構成された転写具51においては、前述のごとくテープを引出すときに供給リール57と大歯車55との間に滑りが生じ、テープを引出すにはその際の摩擦力に打ち勝つだけの大きさの力が必要となるが、その力は供給リールを回転させるトルクとして作用する。供給リール57と大歯車55との間に生じる摩擦はテープの使用量に関係ないが、テープを使用するに連れて供給リール57上に巻かれたテープ、パンケーキの径は小さくなる。従ってテープの使用が進むに連れてテープを引出すために要する力は大きくなり、最後の頃には初期の頃に比して倍以上の力が必要となり、転写作業が非常にやり難くなるという問題がある。
本願発明は上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、テープの使用量に関係なくテープ引出し力が略一定になる、または少なくともテープ使用済み量が増大しても従来のようにテープ引出し力が初期に比して大幅に増大することのない塗膜転写具を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するために本願発明は、ケースと、該ケース内に回動可能に支承されてたテープ供給リールと、先端の転写部をケースの外部に臨ませた状態でケースに取付けられた転写ヘッドと、前記供給リールから引出され、前記転写ヘッド先端を経たテープを巻き取る巻取りリールとを備えた塗膜転写具において、前記テープ供給リールから前記転写ヘッドの転写部へ伸びるテープの移動経路の途中に回転可能に支承されたテープローラが配置し、前記テープは、前記テープ供給リールから前記テープローラの外周の少なくとも一部上に捲き回されて前記転写ヘッドの転写部へ伸びており、前記テープローラは前記テープの移動と共に一体的に回転することを特徴とする塗膜転写具とした。
前記巻取りリールは前記テープローラと同軸上に配置され、、前記巻取りリールと前記テープローラとの間には、設定された値以下の回転力を伝達できる回転力伝達機構が設けられ、前記テープ賀前記テープローラを一体的に回転させる力は、前記設定された値より大きくなっている。
また、前記テープが引出されるときに前記テープ゜供給リールの行う回転に対する抵抗がきわめて小さく設定されている。
本発明においては、テープ供給リールとは別にテープローラを設け、そのテープローラに対する回転抵抗に打ち勝つことによりテープを引出す構成とした。テープローラの径はテープの使用済み量が増大しても変化しないので、テープ引出し力は略一定に保たれることとなる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態に基づく塗膜転写具1の正面図で、図3と同様に上ケース体を外した状態で示してある。図2は図1におけるA−A線断面拡大端面図である。なおこれらの図には、本発明の理解に必要な部材のみを示し、本発明の要旨に直接関係を有しない部材の図示は省略してある。
転写具1はケース2を備え、このケース2は従来例と同様に略対称に形成された上下のケース体を合わせて形成されるが、前述のとおり図には下ケース体3のみを示してある。下ケース体3の図1で左右方向略中央上部に軸4が立設され、この軸4にテープ31の未使用部分が巻き回されたテープ供給リール9が回転可能に支承されている。この供給リール9はテープ31を引出す時には矢印B方向へ回転するが、常時は図示しない適宜手段により勝手に矢印B方向へは回転しないように、例えば小さな摩擦力が作用している。この摩擦力はテープ31に供給リール9を矢印B方向へ回転させようとする力が作用したときにはほとんどその抵抗とならないぐらいに小さく設定されている。
下ケース体3には図1において軸4の右側下方にもう一つの軸5が立設されている。この軸5にはプラスチック製のテープ巻取りリール11が回転可能に支承されている。巻取りリール11は本体部となる円柱状の巻取り部12とその上端部(図2)で径方向外方へ広がるフランジ13と、巻取り部12の上面中央部で上方へ伸びる軸部14とを備え、その中央部で巻取り部12から軸部14へ貫通孔15が形成され、この孔15が軸5に嵌っている。
巻取りリール11の上には円筒状のテープローラ21が載置されている。この巻取りリール21は例えばゴムなどで作成され、少なくともその外周面においては大きな摩擦係数を有する構成となっており、後述するようにその外周上に巻き回されるテープ31との間に滑りが生じないようになっている。
前述の巻取りリール11の上面には、軸部14の外側にそれと同心状に、横断面が短い円弧状になった上方へ伸びる脚部16が径方向で向い合って二つ形成されており、その脚部16がテープローラ21の貫通孔22内に挿入され、その上端部の径方向外方へ膨出した当接部17の外周部が貫通孔22の内周面に当接している。この当接部17の外径は自由状態では貫通孔22の内径より若干大きくなっており、図示の取付け状態では脚部16は弾性変形している。従ってこの部分で巻取りリール11とテープローラ21の間には摩擦力が作用しており、この摩擦力によりテープローラ21が後述のごとく回転すると、巻取りリール11も一緒に回転するが、巻取りリール11に所定値以上の抵抗が作用すると両者の間には滑りが生じる。この関係は前述の従来例での供給リールと大歯車との関係と同じである。
なお、図示しないが、巻取りリール11には、巻き取ったテープ31が弛まないように例えば前述の特開2002−86986号の供給リールなどに採用されている逆転防止機構を設けておくことが望ましい。また、巻取りリール11の巻取り方向への回転の障害となるものは機構上設けられていない。
符号25は転写ヘッドであり、公知のものと同様の構成のものを採用可能であり、図示しない適宜な手段によりケース2に取り付け、その先端である転写部26がケース2の窓孔6から外方へ突出している。符号27はテープ31の両側縁部を案内するガイド板である。テープ31は図1において供給リール9に内側から時計回りに重ねて巻かれており、テープローラ21の外周上に円周方向ある範囲で右回りに巻きつき、転写ヘッド25の転写部26を回って巻取りリール11に巻きつけられている。この状態でテープ31にはある程度の張力が作用しており、テープ31はテープローラ21の外周面上に圧接している。
使用に当たり、転写ヘッド25の転写部26を被転写部へ押付け、図1において転写具1を下方へ移動させると、供給リール9からテープ31が引き出されることとなるが、その際、前述のようにテープローラ21の外周面は大きな摩擦係数を有しているので、テープ31の移動に連れてテープローラ21はテープ31との間に滑りを生じることなく図中矢印Cのごとく時計方向に回転する。それに伴い前述の当接部17の作用によって巻取りリール11も同じ方向へ回転する。
ここで、巻取りリール11の巻取り部12の外径はテープローラ21の外径より若干大きくなっているので、巻取りリール11は引出された分のテープは必ず巻取り、過剰な巻取り量の部分については巻取りリール11とテープローラ21との間に滑りが生じて吸収することとなる。なお、巻取りリール11とテープローラ21との間の摩擦よりテープローラ21とテープ31との間の摩擦の方が大きくなるように設定されており、テープ31とテープローラ21との間には滑りは生じないで、巻取りリール11とテープローラ21との間に滑りが生じるようになっている。
以上から判るとおり、テープを引出すために必要な力としては巻き取りリール11とテープローラ21との間の摩擦に打ち勝つ大きさは必要となるが、転写具の使用中テープローラ21の外径に変化は生じないので、テープ31を引出すのに要する力の大きさはテープ31の使用済み量に関係無く略一定となる。なお、供給リール9は前述した通りテープ31を繰出す際にはほとんど抵抗とはならないので、テープの引出し力にはほとんど影響を与えない。
本発明の実施の形態による嗚巻く転写具の上ケース体を外した状態の正面図である。 図1のA−A線による断面拡大端面図である。 従来例を示す、図1と同様の正面図である。
符号の説明
1:塗幕転写具 2:ケース 3:下ケース体 9:供給リール 11:巻取りリール 12:巻取り部 13:フランジ 16:脚部 17:当接部 21:テープローラ 25:転写ヘッド 26:転写部 31:テープ

Claims (3)

  1. ケースと、該ケース内に回動可能に支承されてたテープ供給リールと、先端の転写部をケースの外部に臨ませた状態でケースに取付けられた転写ヘッドと、前記供給リールから引出され、前記転写ヘッド先端を経たテープを巻き取る巻取りリールとを備えた塗膜転写具において、前記テープ供給リールから前記転写ヘッドの転写部へ伸びるテープの移動経路の途中に回転可能に支承されたテープローラが配置し、前記テープは、前記テープ供給リールから前記テープローラの外周の少なくとも一部上に捲き回されて前記転写ヘッドの転写部へ伸びており、前記テープローラは前記テープの移動と共に一体的に回転することを特徴とする、塗膜転写具。
  2. 請求項1記載の塗膜転写具において、前記巻取りリールは前記テープローラと同軸上に配置され、、前記巻取りリールと前記テープローラとの間には、設定された値以下の回転力を伝達できる回転力伝達機構が設けられ、前記テープが前記テープローラを一体的に回転させる力は、前記設定された値より大きいことを特徴とする、塗膜転写具。
  3. 請求項1または2記載の塗膜転写具において、前記テープが引出されるときに前記テープ゜供給リールの行う回転に対する抵抗がきわめて小さく設定されていることを特徴とする、塗膜転写具。
JP2005058511A 2005-03-03 2005-03-03 塗幕転写具 Pending JP2006240041A (ja)

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JP2014189000A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Fujicopian Co Ltd 塗膜転写具
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