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JP2006239508A - 液滴吐出装置 - Google Patents

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JP2006239508A
JP2006239508A JP2005056325A JP2005056325A JP2006239508A JP 2006239508 A JP2006239508 A JP 2006239508A JP 2005056325 A JP2005056325 A JP 2005056325A JP 2005056325 A JP2005056325 A JP 2005056325A JP 2006239508 A JP2006239508 A JP 2006239508A
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Hirotsuna Miura
弘綱 三浦
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】 レーザ光を吐出口から吐出した機能材料を含む液滴に精度よく照射し、効率のよい乾燥・焼結を行なうことができる液滴吐出装置を提供する。
【解決手段】 制御部43は、液滴を吐出する圧電素子34を駆動させるためのラッチ信号LATをヘッド駆動回路51に出力する。また、レーザ駆動回路52の遅延パルス生成回路61は、ラッチ信号LATの立ち下がりから待機時間経過すると半導体レーザLを駆動させるための開閉信号GS2を出力する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、液滴吐出装置に関する。
従来、液晶ディスプレイ装置や有機エレクトロルミネッセンス表示装置(有機EL表示装置)等の電気光学装置は、基板上に複数の電気光学素子を形成している。一般に、この種の基板には、品質管理・製品管理等の目的で、製造番号、又は製造番号をコード化した2次元コード等の固有の識別コードが描画されている。この識別コードは、認識手段としての専用のコードリーダによって読み取られ、解読される。
この基板に識別コードを描画する方法として、基板(ガラス基板)に金属箔付きフィルムを対面させレーザ光を照射して、金属膜を基板に転写させて基板にマークを形成したり、また、研磨材を含んだ水を基板等に噴射し、基板に番号等を刻印する方法が提案されている(特許文献1、特許文献2)。
ところで、上記各描画方法は、描画工程が多く、装置も高価で大型化する問題があった。そこで、装置も安価で小型であって、描画も短時間で容易なインクジェット法がある。インクジェット法は、液滴吐出装置を用いて、吐出ノズルから機能液(インク液滴)を基板に対して吐出させて2次元バーコード等の識別コードのパターンを形成する。
特開平11−77340号公報 特開2003−127537号公報
ところで、インクジェット法は、基板に着弾させたインクを乾燥し機能材料を焼結させて基板に密着させる工程がある。この乾燥・焼結の工程は、後工程で行われ工程数が多くなり作業効率が悪かった。そのため、インクジェット法においては効率のよい乾燥・焼結が望まれていた。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、レーザ光を吐出口から吐出した機能材料を含む液滴に精度よく照射し、効率のよい乾燥・焼結を行なうことができる液滴吐出装置を提供することである。
本発明の液滴吐出装置は、圧力室に貯えられた機能性材料を含む液状体を、加圧手段による前記圧力室への加圧によって、前記圧力室の吐出口から液滴として吐出する液滴吐出装置において、前記吐出口から吐出された前記液滴にレーザ光を照射するためのレーザ出力手段と、前記加圧手段の加圧動作に相対して前記レーザ出力手段を駆動制御するためのレーザ出射制御手段とを設けた。
この液滴吐出装置によれば、レーザ出力手段による液滴へのレーザ光の照射は、レーザ出射制御手段が液滴を吐出させる加圧手段の加圧動作を基準として行なわれるため、吐出した液滴の位置を正確に把握でき、精度よく液滴にレーザ光を照射して直ちに液滴を乾燥させ機能材料を焼結させることができる。
この液滴吐出装置において、前記レーザ出射制御手段は、前記加圧手段の加圧動作から、前記吐出口から吐出された液滴が前記レーザ出力手段のレーザ光照射位置に到達するま
での時間に基づいて前記レーザ出力手段を駆動制御してもよい。
この液滴装置によれば、レーザ出射制御手段は、液滴がレーザ出力手段のレーザ光照射位置に到達したとき、レーザ出力手段に対してレーザ光を液滴に照射するように制御でき、吐出口から吐出された液滴を乾燥し機能材料を焼結させることができる。
この液滴吐出装置において、前記レーザ出射制御手段は、前記加圧手段の加圧動作から、前記吐出口から吐出された液滴が着弾面に着弾するまでの時間に基づいて前記レーザ出力手段を駆動制御するようにしてもよい。
この液滴吐出装置によれば、レーザ出射制御手段は、液滴が着弾面に着弾すると、その着弾した液滴に対して直ちにレーザ光を確実に照射するようにレーザ出力手段を制御でき、吐出口から吐出された液滴中の機能性材料を着弾面において確実に定着させることができる。
この液滴吐出装置において、前記レーザ出射制御手段は、前記加圧手段の加圧動作から、前記吐出口から吐出された液滴の着弾面が前記レーザ出力手段のレーザ光照射位置に到達するまでの時間に基づいて前記レーザ出力手段を駆動制御するようにしてもよい。
この液滴吐出装置によれば、レーザ出射制御手段は、着弾面に着弾した液滴に、レーザ光を確実に照射するようにレーザ出力手段を制御でき、吐出口から吐出された液滴中の機能性材料を着弾面において確実に定着させることができる。
この液滴吐出装置において、前記レーザ出射制御手段は、計時手段を備え、前記加圧手段の加圧動作から計時動作を開始し予め定めた時間経過後、前記レーザ出力手段を駆動制御してもよい。
この液滴吐出装置によれば、計時手段は、加圧手段の加圧動作から計時動作を開始して液滴が照射位置に到達するまでの時間を計時する。レーザ出射制御手段は計時手段の計時結果に基づいてレーザ出力手段を駆動制御する。
この液滴吐出装置において、前記レーザ出力手段は半導体レーザであってもよい。
この液滴吐出装置によれば、液滴は半導体レーザから照射されるレーザ光にて乾燥し機能材料は焼結される。
この液滴吐出装置において、前記加圧手段は圧電素子であってもよい。
この液滴装置によれば、電圧を印加して圧電素子を伸縮させることによって加圧室を加圧して、液滴を吐出口から吐出させる。
本発明の液滴吐出装置は、複数の圧力室にそれぞれ貯えられた機能性材料を含む液状体を、各圧力室毎に設けた加圧手段によってそれぞれの前記圧力室への加圧によって、それぞれ前記圧力室毎に設けた吐出口から液滴としてそれぞれ吐出する液滴吐出装置において、
前記加圧手段毎に設けられ、前記吐出口から吐出された前記液滴にレーザ光を照射するためのレーザ出力手段と、前記各加圧手段の加圧動作から、対応する吐出口からそれぞれ吐出されたそれぞれの液滴が対応する前記各レーザ出力手段のレーザ光照射位置に到達するまでの時間に基づいて、前記対応する各レーザ出力手段を駆動制御するためのレーザ出射制御手段とを設けた。
この液滴装置によれば、レーザ出射制御手段は、各加圧手段の加圧動作から、各液滴が
レーザ出力手段のレーザ光照射位置にそれぞれ到達したとき、対応するレーザ出力手段に対してレーザ光を液滴に照射するように制御でき、吐出口から吐出された液滴を乾燥し機能材料を焼結させることができる。
この液滴吐出装置において、前記各加圧手段は、それぞれ対応する加圧制御手段によって加圧駆動され、前記各加圧制御手段は吐出制御信号に基づいて前記各加圧手段の加圧動作タイミングにて対応する加圧手段を加圧駆動し、前記レーザ出射制御手段は、前記各加圧動作タイミングから、対応するそれぞれの液滴が着弾面に到達するまでの時間に基づいて前記各レーザ出力手段をそれぞれ駆動制御してもよい。
この液滴吐出装置によれば、レーザ出射制御手段は、各液滴がそれぞれの着弾面に着弾すると、それぞれ着弾した液滴に対して、対応するレーザ出力手段がレーザ光を照射するため、各吐出口から吐出された液滴をそれぞれ一斉に着弾と同時に乾燥させ機能材料を焼結させることができる。
この液滴吐出装置において、前記各加圧手段は、それぞれ対応する加圧制御手段によって加圧駆動され、前記各加圧制御手段は吐出制御信号に基づいて前記各加圧手段の加圧動作タイミングにて対応する加圧手段を加圧駆動し、前記レーザ出射制御手段は、前記各加圧動作タイミングから、対応するそれぞれの液滴の着弾面が対応するレーザ出力手段のレーザ光照射位置に到達するまでの時間に基づいて前記各レーザ出力手段をそれぞれ駆動制御してもよい。
この液滴吐出装置によれば、レーザ出射制御手段は、各加圧手段の加圧動作タイミングから、各液滴の着弾面がレーザ照射位置に到達するまでの時間に基づいて着弾面に着弾した各液滴がレーザ照射位置に到達したと判断して、各レーザ出力手段の出射タイミングを制御するため、各吐出口から吐出された液滴をそれぞれ一斉に着弾面において乾燥させ機能材料を焼結させることができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図10に従って説明する。
まず、液滴吐出装置を使って形成されたドットパターンが描画された液晶表示装置の表示モジュールについて説明する。図1は液晶表示装置の液晶表示モジュールの正面図、図2は液晶表示モジュールの裏面に形成されたドットパターンの正面図、図3は液晶表示モジュールの裏面に形成されたドットパターンの側面図である。
図1において、液晶表示モジュール1は、光透過性の表示用基板としてのガラス基板2を備えている。そのガラス基板2の表面2aの略中央位置には、液晶を封入した四角形状の表示部3が形成され、その表示部3の外側には走査線駆動回路4及びデータ線駆動回路5が形成されている。
ガラス基板2の着弾面としての裏面2bの右隅には、該表示モジュール1のドットDで構成されたドットパターン10が形成されている。ドットパターン10は、図2に示すように、パターン形成領域Z1内に形成される複数のドットDにて構成されている。このパターン形成領域Z1の外周には予め定めた余白領域Z2が形成されている。そして、パターン形成領域Z1に形成されたドットパターン10は、本実施形態では2次元コードであって、2次元コードリーダで読み取られる。また、余白領域Z2は、前記ドットDが形成されない領域であって、2次元コードリーダがパターン形成領域Z1を特定し同パターン形成領域Z1内のドットパターン10を誤検出するのを防止するための領域である。
パターン形成領域Z1は、1〜2mm角の正方形の領域であって、図4に示すように、
16行×16列の各セルCに仮想分割され、その分割された各セルCに対して選択的にドットDが形成される。なお、その分割されたセルC内にドットDが形成されるセルCを黒セルC1と、セルC内にドットDが形成されないセルCを白セルC0(非形成領域)という。そして、16行×16列の各セルCに対して選択的にドットDが形成され、その各ドットDで構成する該表示モジュール1の識別するためのドットパターン10(2次元コード)が形成される。
黒セルC1(ドット領域)に形成されるドットDは、図2及び図3に示すように、半球状にガラス基板2に密着して形成されている。このドットDの形成方法は、本実施形態ではインクジェット法で行う。詳述すると、ドットDは、後記する液滴吐出装置20の吐出ノズルNから機能性材料としてのマンガン微粒子を含む液状体としての機能液Fa(図8参照)の液滴FbをセルC(黒セルC1)に吐出させる。次に、その黒セルC1に着弾した液滴Fbを、乾燥しマンガン微粒子を焼結させることによって、ガラス基板2に密着したマンガンよりなる半球状のドットDが形成される。この乾燥・焼結はレーザ光を、ガラス基板2(黒セルC1)に着弾した液滴Fbに照射することによって行われる。
次に、ガラス基板2の裏面2bにドットパターン10を形成するために使用される液滴吐出装置20について説明する。
図5は、ガラス基板2の裏面2bのドットパターン10を形成するための液滴Fbを吐出する液滴吐出装置20の構成を示す斜視図である。
図5に示すように、液滴吐出装置20には、直方体形状に形成される基台21が備えられている。本実施形態では、この基台21の長手方向をY矢印方向とし、同Y矢印方向と直交する方向をX矢印方向とする。
基台21の上面21aには、Y矢印方向に延びる1対の案内凹溝22が同Y矢印方向全
幅にわたり形成されている。その基台21の上側には、一対の案内凹溝22に対応する図示しない直動機構を備えたステージ23が取付けられている。ステージ23の直動機構は、例えば案内凹溝22に沿って延びるネジ軸(駆動軸)と、同ネジ軸と螺合するボールナットを備えたネジ式直動機構であって、その駆動軸がステップモータよりなるY軸モータMY(図9参照)に連結されている。そして、所定のステップ数に相対する駆動信号がY軸モータMYに入力されると、Y軸モータMYが正転又は逆転して、ステージ23が同ステップ数に相当する分だけ、Y矢印方向に沿って所定の速度で往動又は復動する(Y方向に移動する)ようになっている。
ステージ23の上面には、載置面24が形成され、その載置面24には、図示しない吸引式の基板チャック機構が設けられている。そして、載置面24にガラス基板2を載置すると、前記基板チャックによって、ガラス基板2が載置面24の所定位置に位置決め固定されるようになっている。
基台21のX矢印方向両側には、一対の支持台25a、25bが立設され、その一対の支持台25a、25bには、X矢印方向に延びる案内部材26が架設されている。案内部材26は、その長手方向の幅がステージ23のX矢印方向よりも長く形成され、その一端が支持台25a側に張り出すように配置されている。
案内部材26の上側には、前記マンガン微粒子を含む機能液Faを収容する収容タンク27が配設されている。一方、その案内部材26の下側には、X矢印方向に延びる上下一対の案内レール28がX方向全幅にわたり凸設されている。
キャリッジ29は、直方体形状に形成されている。そのキャリッジ29の直動機構は、
例えば案内レール28に沿って延びるネジ軸(駆動軸)と、同ネジ軸と螺合するボールナットを備えたネジ式直動機構であって、その駆動軸が、所定のパルス信号を受けてステップ単位で正逆転するX軸モータMX(図9参照)に連結されている。そして、所定のステップ数に相当する駆動信号をX軸モータMXに入力すると、X軸モータが正転又は逆転して、キャリッジ29が同ステップ数に相当する分だけX矢印方向に沿って往動又は復動する。
また、キャリッジ29には、液滴吐出ヘッド30が一体に設けられている。図6は、液滴吐出ヘッド30の下面(ステージ23側の面)を上方に向けた場合の斜視図を示す。液滴吐出ヘッド30は、その下面にノズルプレート31を備え、ノズルプレート31には、本実施形態ではドットパターン10を形成するための16個の吐出口としてのノズルNがX矢印方向に一列となって等間隔に貫通形成されている。
図8は、液滴吐出ヘッド30の構造を説明するための要部断面図である。図8に示すように、ノズルプレート31の上側であってノズルNと相対する位置には、圧力室としてのキャビティ32が形成されている。キャビティ32は前記収容タンク27に連通し、収容タンク27内の機能性材料としてのマンガン微粒子を分散媒で分散させた液状体としての機能液Faを、それぞれ対応する各キャビティ32内に供給可能にする。キャビティ32の上側には、上下方向に振動して、キャビティ32内の容積を拡大縮小する振動板33と、上下方向に伸縮して振動板33を振動させるピエゾ素子等からなる加圧手段としての圧電素子34が配設されている。
そして、液滴吐出ヘッド30が圧電素子34を駆動制御するためのノズル駆動信号を受けると、圧電素子34が伸縮して、キャビティ32内の容積を拡大縮小させ、対応する各ノズルNから縮小した容積分のマンガン微粒子を含む機能液Faが液滴Fbとなってガラス基板2に吐出される。
液滴吐出ヘッド30の下面であって前記ノズルプレート31の一側には、図6に示すように、レーザ照射装置38がノズルプレート31とともに併設されている。レーザ照射装置38は、前記16個のノズルNに対応した設けられた16個のレーザ出力手段としての半導体レーザLがX矢印方向に一列となって等間隔に並設されている。各半導体レーザLは、対応するノズルNから液滴Fbが吐出されることによってガラス基板2に着弾した液滴Fbにレーザ光を照射して、液滴Fbを乾燥させ、マンガン部粒子を焼結させる。
尚、16個の半導体レーザLからなるレーザ列は、16個のノズルNからなるノズル列と併設されていて、対応する各半導体レーザLとノズルNの間隔はそれぞれ共に同じになるように形成されている。
次に、上記のように構成した液滴吐出装置20の電気的構成を図9に従って説明する。
図9において、制御装置40には、外部コンピュータ等の入力装置41から各種データを受信するI/F部42と、CPU等からなる制御部43、DRAM及びSRAMからなり各種データを格納するRAM44、各種制御プログラムを格納するROM45が備えられている。また、制御装置40には、駆動波形生成回路46、各種駆動信号を同期するためのクロック信号CLKを生成する発振回路47、前記半導体レーザLを駆動するためのレーザ駆動電圧VDLを生成する電源回路48、各種駆動信号を送信するI/F部49が備えられている。そして、制御装置40では、これらI/F部42、制御部43、RAM44、ROM45、駆動波形生成回路46、発振回路47、電源回路48及びI/F部49が、バス50を介して接続されている。
I/F部42は、入力装置41から、基板2の製品番号やロット番号等の識別データを
公知の方法で2次元コード化したドットパターン10の画像を、既定形式の描画データIaとして受信する。
制御部43は、I/F部42の受信した描画データIaに基づいて、ドットパターン作成処理動作を実行する。すなわち、制御部43は、RAM44等を処理領域として、ROM45等に格納された制御プログラム(例えば、ドットパターン作成プログラム)に従って、ステージ23を移動させて基板2の搬送処理動作を行い、吐出ヘッド30の各圧電素子34を駆動させて液滴吐出処理動作を行う。また、制御部43は、ドットパターン作成プログラムに従って、各半導体レーザLを駆動させて液滴Fbを乾燥させる乾燥処理動作を行う。
詳述すると、制御部43は、I/F部42の受信した描画データIaに所定の展開処理を施し、二次元描画平面(パターン形成領域Z1)上における各セルCに、液滴Fbを吐出するか否かを示すビットマップデータBMDを生成してRAM44に格納する。このビットマップデータBMDは、前記圧電素子34に対応して16×16ビットのビット長を有したシリアルデータであり、各ビットの値(0あるいは1)に応じて、圧電素子34のオンあるいはオフを規定するものである。
また、制御部43は、描画データIaに前記ビットマップデータBMDの展開処理と異なる展開処理を施し、前記圧電素子34に印加する圧電素子駆動電圧VDPの波形データを生成して、駆動波形生成回路46に出力するようになっている。駆動波形生成回路46は、制御部43の生成した波形データを格納する波形メモリ46aと、同波形データをデジタル/アナログ変換してアナログ信号として出力するD/A変換部46bと、D/A変換部から出力されるアナログの波形信号を増幅する信号増幅部46cとを備えている。そして、駆動波形生成回路46は、波形メモリ46aに格納した波形データをD/A変換部46bによりデジタル/アナログ変換し、アナログ信号の波形信号を信号増幅部46cにより増幅して圧電素子駆動電圧VDPを生成する。
そして、制御部43は、I/F部49を介して、前記ビットマップデータBMDを、発振回路47の生成するクロック信号CLKに同期させた吐出制御信号SIとして、後述するヘッド駆動回路51(シフトレジスタ56)に順次シリアル転送する。また、制御部43は、転送した吐出制御信号SIをラッチするためのラッチ信号LATをヘッド駆動回路51に出力する。さらに、制御部43は、発振回路47の生成するクロック信号CLKに同期させて、圧電素子駆動電圧VDPをヘッド駆動回路51(スイッチ素子Sa1〜Sa16)に出力する。
この制御装置40には、I/F部49を介して、ヘッド駆動回路51、レーザ出射制御手段としてのレーザ駆動回路52、基板検出装置53、X軸モータ駆動回路54及びY軸モータ駆動回路55が接続されている。
ヘッド駆動回路51には、シフトレジスタ56、ラッチ回路57、レベルシフタ58及びスイッチ回路59が備えられている。シフトレジスタ56は、クロック信号CLKに同期して制御装置40(制御部43)から転送された吐出制御信号SIを、16個の圧電素子34に対応させてシリアル/パラレル変換する。ラッチ回路57は、シフトレジスタ56のパラレル変換した16ビットの吐出制御信号SIを、制御装置40(制御部43)からのラッチ信号LATに同期してラッチし、ラッチした吐出制御信号SIをレベルシフタ58及びレーザ駆動回路52に出力する。レベルシフタ58は、ラッチ回路57のラッチした吐出制御信号SIに基づいて、スイッチ回路59が駆動する電圧まで昇圧して、16個の各圧電素子34に対応する開閉信号GS1をそれぞれ生成する。スイッチ回路59には、各圧電素子34に対応するスイッチ素子S1がそれぞれ備えられ、各スイッチ素子S
1の入力側には、共通する前記圧電素子駆動電圧VDPが入力され、出力側には、それぞれ対応する圧電素子34が接続されている。そして、各スイッチ素子S1には、レベルシフタ58から、対応する開閉信号GS1が入力され、同開閉信号GS1に応じて圧電素子駆動電圧VDPを圧電素子34に供給するか否かを制御するようになっている。
すなわち、本実施形態の液滴吐出装置20は、駆動波形生成回路46の生成した圧電素子駆動電圧VDPを、各スイッチ素子S1を介して対応する各圧電素子34に共通に印加するとともに、その各スイッチ素子S1の開閉を、制御装置40(制御部43)から出力する吐出制御信号SI(開閉信号GS1)で制御するようにしている。そして、スイッチ素子S1が閉じると、同スイッチ素子S1に対応する圧電素子34に圧電素子駆動電圧VDPが供給され、同圧電素子34に対応するノズルNから液滴Fbが吐出される。
詳述すると、ラッチ信号LATは、16個のノズルNの直下をガラス基板2のパターン形成領域Z1の各横1列が通過する毎に出力される。そして、このラッチ信号LATの応答して、圧電素子34が駆動しノズルNから液滴Fbが吐出されることにより、パターン形成領域Z1の各セルC(黒セルC1)にドットDが形成される。
図10は、上記するラッチ信号LAT、吐出制御信号SI及び開閉信号GS1のパルス波形と、開閉信号GS1に応答して圧電素子34に印加される圧電素子駆動電圧VDPの波形を示す。
図10に示すように、制御部43からヘッド駆動回路51に出力されたラッチ信号LATが立ち下がると、16ビット分の吐出制御信号SIに基づいて開閉信号GS1が生成され、16個の開閉信号GS1のうち立ち上がった開閉信号GS1に対応する圧電素子34に圧電素子駆動電圧VDPが供給される。そして、圧電素子駆動電圧VDPの電圧の上昇とともに圧電素子34が収縮してキャビティ32内に機能液Faが引き込まれ、圧電素子駆動電圧VDPの電圧値の下降とともに圧電素子34が伸張してキャビティ32内の機能液Faが押し出される、すなわち液滴Fbが吐出される。液滴Fbを吐出すると、圧電素子駆動電圧VDPの電圧値は初期電圧まで戻り、圧電素子34の駆動による液滴Fbの吐出動作が終了する。
図9に示すように、レーザ駆動回路52には、計時手段としての遅延パルス生成回路61とスイッチ回路62が備えられている。遅延パルス生成回路61は、ラッチ回路57が前記ラッチ信号LATの立下りに応答してラッチした吐出制御信号SIを、所定の時間(待機時間T)だけ遅延させたパルス信号(開閉信号GS2)を生成し、同開閉信号GS2をスイッチ回路62に出力する。ここで、待機時間Tとは、圧電素子34の駆動タイミング(前記ラッチ信号LATの立ち下がりタイミング)を基準(基準時間Tk)とし、その圧電素子34(ノズルN)に対応する半導体レーザLの直下(レーザ照射位置)を液滴Fbが通過するに要する時間をいう。詳述すると、本実施形態における前記待機時間Tは、予め試験等に基づいて設定した時間であり、圧電素子34の吐出動作の開始時(圧電素子駆動電圧VDPの立ち上がる時)から液滴Fbが着弾し、その着弾した液滴Fbがレーザ照射位置まで到達するまでの時間である。従って、遅延パルス生成回路61は、ラッチ回路57が前記ラッチ信号LATの立下りに応答してラッチした吐出制御信号SIを、待機時間T経過すると、即ち、着弾した液滴Fbが半導体レーザLの直下(レーザ照射位置)の来たとき、開閉信号GS2をスイッチ回路62に出力する。
スイッチ回路62には、16個の各半導体レーザLに対応するスイッチ素子S2が備えられている。各スイッチ素子S2の入力側には、電源回路48の生成した共通のレーザ駆動電圧VDLが入力され、出力側には対応する各半導体レーザLが接続されている。そして、各スイッチ素子S2には、遅延パルス生成回路61から対応する開閉信号GS2が入
力され、同開閉信号GS2に応じてレーザ駆動電圧VDLを半導体レーザLに供給するか否かを制御するようになっている。
すなわち、本実施形態の液滴吐出装置20は、電源回路48の生成したレーザ駆動電圧VDLを、各スイッチ素子S2を介して対応する各半導体レーザLに共通に印加するとともに、そのスイッチ素子S2の開閉を、制御装置40(制御部43)の供給する吐出制御信号SI(開閉信号GS2)によって制御するようにしている。そして、スイッチ素子S2が閉じると、同スイッチ素子S2に対応する半導体レーザLにレーザ駆動電圧VDLが供給され、対応する半導体レーザLからレーザ光が出射される。
つまり、図10に示すように、ラッチ信号LATがヘッド駆動回路51に入力されると、待機時間T後に、開閉信号GS2が生成される。そして、開閉信号GS2が立ち上がった時に、対応する半導体レーザLにレーザ駆動電圧VDLが印加され、丁度、半導体レーザLの照射位置を通過するガラス基板2(黒セルC1)に着弾した液滴Fbに、同半導体レーザLからレーザ光が出射される。そして、開閉信号GS2が立さがり、レーザ駆動電圧VDLの供給が遮断されて半導体レーザLによる乾燥処理動作が終了する。
制御装置40には、I/F部49を介して基板検出装置53が接続されている。基板検出装置53は、ガラス基板2の端縁を検出し、制御装置40によって吐出ヘッド30(ノズルN)の直下を通過するガラス基板2の位置を算出する際に利用される。
制御装置40には、I/F部49を介してX軸モータ駆動回路54が接続され、X軸モータ駆動回路54にX軸モータ駆動制御信号を出力するようになっている。X軸モータ駆動回路54は、制御装置40からのX軸モータ駆動制御信号に応答して、前記キャリッジ29を往復移動させるX軸モータMXを正転又は逆転させるようになっている。そして、例えば、X軸モータMXを正転させると、キャリッジ29はX矢印方向に移動し、逆転させるとキャリッジ29は反X矢印方向に移動するようになっている。
制御装置40には、前記X軸モータ駆動回路54を介してX軸モータ回転検出器54aが接続され、X軸モータ回転検出器54aからの検出信号が入力される。制御装置40は、この検出信号に基づいて、X軸モータMXの回転方向及び回転量を検出し、吐出ヘッド30(キャリッジ29)のX矢印方向の移動量と、移動方向とを演算するようになっている。
制御装置40には、I/F部49を介してY軸モータ駆動回路55が接続され、Y軸モータ駆動回路55にY軸モータ駆動制御信号を出力するようになっている。Y軸モータ駆動回路55は、制御装置40からのY軸モータ駆動制御信号に応答して、前記ステージ23を往復移動させるY軸モータMYを正転又は逆転させ、同ステージ23を予め定めた速度で移動させるようになっている。例えば、Y軸モータMYを正転させると、ステージ23(ガラス基板2)は予め定めた速度でY矢印方向に移動し、逆転させると、ステージ23(ガラス基板2)は予め定めた速度で反Y矢印方向に移動する。
制御装置40には、前記Y軸モータ駆動回路55を介してY軸モータ回転検出器55aが接続され、Y軸モータ回転検出器55aからの検出信号が入力される。制御装置40は、Y軸モータ回転検出器55aからの検出信号に基づいて、Y軸モータMYの回転方向及び回転量を検出し、吐出ヘッド30に対する基板2のY矢印方向の移動方向及び移動量を演算する。
次に、液滴吐出装置20を使ってドットパターン10を基板2の裏面2bに形成する方法について説明する。
まず、図5に示すように、往動位置に位置するステージ23上に、ガラス基板2を、裏面2bが上側になるように配置固定する。このとき、ガラス基板2のY矢印方向側の辺は、案内部材26より反Y矢印方向側に配置されている。また、キャリッジ29(吐出ヘッド30)は、基板2がY矢印方向に移動したとき、その直下を、ドットパターン10を形成する位置(パターン形成領域Z1)が通過する位置にセットされている。
この状態から、制御装置40は、Y軸モータMYを駆動制御し、ステージ23を介してガラス基板2を所定の速度でY矢印方向に搬送させる。やがて、基板検出装置53がガラス基板2のY矢印側の端縁を検出すると、制御装置40は、Y軸モータ回転検出器55aからの検出信号に基づいて、横1列のセルC(黒セルC1)がノズルNの直下まで搬送されたかどうか演算する。
この間、制御装置40は、ドットパターン作成プログラムに従って、RAM44に格納したビットマップデータBMDに基づく吐出制御信号SIと、駆動波形生成回路46で生成した圧電素子駆動電圧VDPをヘッド駆動回路51に出力する。また、制御装置40は、電源回路48で生成したレーザ駆動電圧VDLをレーザ駆動回路52に出力する。そして、制御装置40は、ラッチ信号LATを出力するタイミングを待つ。
そして、1行目のセルC(黒セルC1)がノズルNの直下(着弾位置)まで搬送されると、制御装置40は、ラッチ信号LATをヘッド駆動回路51に出力する。ヘッド駆動回路51は、制御装置40からのラッチ信号LATを応答して、吐出制御信号SIに基づく開閉信号GS1を生成し、同開閉信号GS1をスイッチ回路59に出力する。そして、閉じた状態のスイッチ素子S1に対応する圧電素子34に、圧電素子駆動電圧VDPを供給し、対応するノズルNから、圧電素子駆動電圧VDPに相対する液滴Fbを、一斉に吐出する。
一方、レーザ駆動回路52(遅延パルス生成回路61)は、ラッチ回路57のラッチした吐出制御信号SIを受けて開閉信号GS2の生成を開始し、待機時間T(ガラス基板2(黒セルC1)に着弾した液滴Fbが、レーサ照射位置に到達する時間)待機する。そして、ラッチ信号LATを受けて待機時間Tを経過すると、レーザ駆動回路52は、遅延パルス生成回路61の生成した開閉信号GS2をスイッチ回路62に出力し、閉じた状態のスイッチ素子S2に対応する半導体レーザLに、レーザ駆動電圧VDLを供給する。
従って、横1列の黒セルC1内に一斉に着弾した液滴Fbに、一斉に対応する半導体レーザLからレーザ光が照射される。これによって、液滴Fbの分散媒が着弾時に蒸発し、同液滴Fbが乾燥して裏面2bに定着する。
つまり、先に一斉に吐出されてガラス基板2上に着弾した横一列のドットDを形成する液滴Fbが、一斉に対応する半導体レーザLによってレーザ光が照射される。これによって、レーザ光のエネルギーによって、液滴Fbの分散媒が蒸発し、液滴Fbに含まれていたマンガン微粒子が焼結しガラス基板2に密着される。つまり、ガラス基板2にマンガンよりなる半球状のドットDが形成される。以後、同様に、各ノズルNから吐出されガラス基板2に着弾した液滴Fbが、対応する半導体レーザLの直下に搬送される毎に、レーザ光が照射される。そして、ドットパターン10を構成する半球状のドットDが横一列毎に形成されてくる。
そして、パターン形成領域Z1に形成されるドットパターン10の全てドットDを形成されると、制御装置40は、Y軸モータMYを制御して、ガラス基板2を液滴吐出ヘッド30の下方位置から退出させる。
次に、上記のように構成した本実施形態の効果を以下に記載する。
(1)上記実施形態によれば、一回のガラス基板2の搬送で、液滴吐出工程と乾燥・焼結工程が完了するため、パターン形成作業が短時間となり作業効率の向上を図ることができる。
(2)上記実施形態によれば、半導体レーザLの駆動タイミングを、ノズルNの駆動開始を決めるラッチ信号LATの立下りを基準(基準時間Tk)、すなわち、液滴Fbを吐出させるための圧電素子34の駆動を基準にして決定したので、ノズルNから吐出した液滴Fbの位置を正確に把握できる。従って、レーザ光を精度よく液滴Fbに照射することができ、確実に液滴Fbを乾燥・焼結させることができる。しかも、制御部43の負荷も軽減することができる。
(3)上記実施形態によれば、精度の高いレーザ光の照射ができるので、最小のレーザエネルギーの照射で済み、半導体レーザLの消費電力を抑えることができる。
(4)上記実施形態によれば、16個の半導体レーザLは、駆動した圧電素子34に対応する半導体レーザLしか駆動させないようにしたので、半導体レーザLの消費電力を抑えることができる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、ラッチ信号LATの立下りを基準として待機時間Tを設定したが、ラッチ信号LATの立ち上りを基準に待機時間Tを設定して実施してもよく、要は、圧電素子34の駆動動作を決める駆動信号を基準に待機時間Tを設定すればどんなタイミングでもよい。
○上記実施形態では、半導体レーザLから出射したレーザ光のレーザ照射位置を液滴Fbの着弾位置と相違させたが、レーザ照射位置を液滴の着弾位置と一致させて実施してもよい。着弾すると直ちに液滴Fbに対して乾燥・焼結させることができる。
○上記実施形態では、加圧手段としてピエゾ素子等よりなる圧電素子34を使って液滴Fbを吐出したが、圧電素子34以外の方法で圧力室(キャビティ32)を加圧する加圧手段を用いて実施してもよい。
○上記実施形態では、ドットパターン10を構成するドットDを形成するための液滴吐出装置20に具体化したが、例えば、機能性材料として配線材料を含む液滴を基板に吐出させて、基板上に金属配線を形成する液滴吐出装置に応用してもよい。この場合にも、後工程の乾燥・焼結が液滴吐出装置で行うことができる。
○上記実施形態では、半球状のドットDで具体化したが、その形状は限定されるものではなく、例えば、その平面形状が楕円形のドットであったり、バーコードを構成するバーのように線状であったりしてもよい。
○上記実施形態では、パターンは2次元コードの識別コードであったが、これに限定されるものではなく、例えばバーコードであってもよい。さらに、パターンは、文字、数字、記号等であってもよい。
○上記実施形態では、ドットパターン10を表示用基板としてガラス基板2に形成したが、これをシリコンウェハ、樹脂フィルム、金属板等でもよい。
○上記実施形態では、圧電素子34の伸縮動によって液滴Fbを吐出する構成にしたが、圧電素子34以外の方法(例えば、キャビティ32内に気泡を生成して破裂させる方法)によってキャビティ32内を加圧し、液滴Fbを吐出するようにしてもよい。
○上記実施形態では、レーザ駆動回路52の遅延パルス生成回路61にて、待機時間Tが経過した時、開閉信号GS2を出力するようにした。これを、制御装置40で、待機時間Tを計時して、待機時間Tが経過した時、レーザ駆動回路52に制御信号を出力する。そして、レーザ駆動回路52は、制御信号に応答して、ヘッド駆動回路51のラッチ回路57から入力した吐出制御信号SIに基づいて生成した開閉信号GS2を出力するようにしてもよい。
○上記実施形態では、ドットDを形成するための液滴吐出装置20に具体化したが、例えば、前記絶縁膜や金属配線を形成するための液滴吐出装置に適用してもよい。この場合にも、パターンのサイズを所望のサイズに制御することができる。
○上記実施形態では、液晶表示モジュール1に具体化した。これに限らず、例えば有機エレクトロルミネッセンス表示装置の表示モジュールであってもよく、あるいは平面状の電子放出素子を備え、同素子から放出された電子による蛍光物質の発光を利用した電界効果型装置(FEDやSED等)を備えた表示モジュールであってもよい。また、ドットパターン10が形成されたガラス基板2等は、これらの表示装置のみでなく、他の電子機器に使用してもよい。
液晶表示装置の液晶表示モジュールの正面図。 液晶表示モジュールの裏面に形成されたドットパターンの正面図。 液晶表示モジュールの裏面に形成されたドットパターンの側面図。 ドットパターンの構成を説明するための説明図。 本実施形態の液滴吐出装置の要部斜視図。 液滴吐出ヘッドを説明するための斜視図。 液滴吐出ヘッドを説明するための側面図。 液滴吐出ヘッドを説明するための要部断面図。 液滴吐出装置の電気的構成を説明するための電気ブロック回路図。 圧電素子と半導体レーザの駆動タイミングを説明するためのタイミングチャート。
符号の説明
1…表示モジュール、2…基板又は表示用基板としてのガラス基板、2b…着弾面としての裏面、10…パターンとしてのドットパターン、20…液滴吐出噴射装置、30…液滴吐出ヘッド、32…圧力室としてのキャビティ、34…加圧手段としての圧電素子、40…加圧制御手段としての制御装置、43…制御部、51…ヘッド駆動回路、52…レーザ出射制御手段としてのレーザ駆動回路、61…計時手段としての遅延パルス生成回路、N…吐出口としての液滴吐出ノズル、Fb…液滴、L…レーザ出力手段としての半導体レーザ、LAT…ラッチ信号、GS1…第1開閉信号、GS2…第2開閉信号、T…待機時間、Tk…基準時間、Z1…パターン形成領域、Z2…余白領域、C…セル、D…ドット。

Claims (10)

  1. 圧力室に貯えられた機能性材料を含む液状体を、加圧手段による前記圧力室への加圧によって、前記圧力室の吐出口から液滴として吐出する液滴吐出装置において、
    前記吐出口から吐出された前記液滴にレーザ光を照射するためのレーザ出力手段と、
    前記加圧手段の加圧動作に相対して前記レーザ出力手段を駆動制御するためのレーザ出射制御手段と
    を設けたことを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液滴吐出装置において、
    前記レーザ出射制御手段は、前記加圧手段の加圧動作から、前記吐出口から吐出された液滴が前記レーザ出力手段のレーザ光照射位置に到達するまでの時間に基づいて前記レーザ出力手段を駆動制御することを特徴とする液滴吐出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の液滴吐出装置において、
    前記レーザ出射制御手段は、前記加圧手段の加圧動作から、前記吐出口から吐出された液滴が着弾面に着弾するまでの時間に基づいて前記レーザ出力手段を駆動制御することを特徴とする液滴吐出装置。
  4. 請求項1又は2に記載の液滴吐出装置において、
    前記レーザ出射制御手段は、前記加圧手段の加圧動作から、前記吐出口から吐出された液滴の着弾面が前記レーザ出力手段のレーザ光照射位置に到達するまでの時間に基づいて前記レーザ出力手段を駆動制御することを特徴とする液滴吐出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の液滴吐出装置において、
    前記レーザ出射制御手段は、計時手段を備え、前記加圧手段の加圧動作から計時動作を開始し予め定めた時間経過後、前記レーザ出力手段を駆動制御することを特徴とする液滴吐出装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の液滴吐出装置において、
    前記レーザ出力手段は、半導体レーザであることを特徴とする液滴吐出装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の液滴吐出装置において、
    前記加圧手段は、圧電素子であることを特徴とする液滴吐出装置。
  8. 複数の圧力室にそれぞれ貯えられた機能性材料を含む液状体を、各圧力室毎に設けた加圧手段によってそれぞれの前記圧力室への加圧によって、それぞれ前記圧力室毎に設けた吐出口から液滴としてそれぞれ吐出する液滴吐出装置において、
    前記加圧手段毎に設けられ、前記吐出口から吐出された前記液滴にレーザ光を照射するためのレーザ出力手段と、
    前記各加圧手段の加圧動作から、対応する吐出口からそれぞれ吐出されたそれぞれの液滴が対応する前記各レーザ出力手段のレーザ光照射位置に到達するまでの時間に基づいて、前記対応する各レーザ出力手段を駆動制御するためのレーザ出射制御手段と
    を設けたことを特徴とする液滴吐出装置。
  9. 請求項8に記載の液滴吐出装置において、
    前記各加圧手段は、それぞれ対応する加圧制御手段によって加圧駆動され、前記各加圧制御手段は吐出制御信号に基づいて前記各加圧手段の加圧動作タイミングにて対応する加圧手段を加圧駆動し、前記レーザ出射制御手段は、前記各加圧動作タイミングから、対応するそれぞれの液滴が着弾面に到達するまでの時間に基づいて前記各レーザ出力手段をそ
    れぞれ駆動制御することを特徴とする液滴吐出装置。
  10. 請求項8に記載の液滴吐出装置において、
    前記各加圧手段は、それぞれ対応する加圧制御手段によって加圧駆動され、前記各加圧制御手段は吐出制御信号に基づいて前記各加圧手段の加圧動作タイミングにて対応する加圧手段を加圧駆動し、前記レーザ出射制御手段は、前記各加圧動作タイミングから、対応するそれぞれの液滴の着弾面が対応するレーザ出力手段のレーザ光照射位置に到達するまでの時間に基づいて前記各レーザ出力手段をそれぞれ駆動制御することを特徴とする液滴吐出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9340041B2 (en) 2014-09-02 2016-05-17 Fuji Xerox Co., Ltd. Drying device and image forming apparatus
CN106460824A (zh) * 2014-07-11 2017-02-22 精工爱普生株式会社 液体喷射控制装置、液体喷射系统以及控制方法

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