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JP2006238027A - 誘電体フィルタ、及び、誘電体フィルタの製造方法 - Google Patents

誘電体フィルタ、及び、誘電体フィルタの製造方法 Download PDF

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JP2006238027A
JP2006238027A JP2005049329A JP2005049329A JP2006238027A JP 2006238027 A JP2006238027 A JP 2006238027A JP 2005049329 A JP2005049329 A JP 2005049329A JP 2005049329 A JP2005049329 A JP 2005049329A JP 2006238027 A JP2006238027 A JP 2006238027A
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Kenji Endo
謙二 遠藤
Kiyoshi Hatanaka
潔 畑中
Haruo Nishino
晴雄 西野
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Abstract

【課題】製品の小型、軽量化及び低コスト化を図り得る誘電体フィルタを提供する。
【解決手段】誘電体共振器21、22のそれぞれは、円柱形状を有し、信号伝送方向に沿って所定の間隔を隔てて配置されている。誘電体基体10は、略直方体形状であり、誘電体共振器21、22よりも低い誘電率を有し、誘電体共振器21、22を埋設している。入力部31、及び、出力部32は、誘電体共振器21、22に近接して備えられ、誘電体基体10の外面に引出されている。外導体膜50は、誘電体基体10の外面のうち、入力部31、及び、出力部32が設けられていない部分に形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、誘電体フィルタ、及び、誘電体フィルタの製造方法に関する。
誘電体フィルタは、例えば、マイクロ波からミリ波帯域で、帯域通過フィルタとして使用される。特許文献1は、金属製筐体内に複数の誘電体共振器を並列収納して構成された誘電体フィルタを開示している。金属製筐体は、使用する通過帯域で信号を遮断するため、所定寸法の略直方体形状に作られている。誘電体共振器は、金属製筐体中の所定位置に配置され、固定されている。
帯域通過フィルタとして使用される誘電体フィルタには、高い周波数精度が要求されるので、金属製筐体及び誘電体共振器には、精密な寸法精度が求められるとともに、金属製筐体と誘電体共振器との間の間隔、誘電体共振器間の間隔、誘電体共振器と入出力伝送線との間の間隔等に高い位置決め精度が要求される。
特許文献1の誘電体フィルタでは、これらの要求を満たすために、機械部品である金属製筐体が大型になり、製品重量が大きくなるという問題や、製造コストが高くなるという問題が生じることとなる。
また、特許文献1の誘電体フィルタは、金属製筐体中に誘電体共振器を配置し、固定する構造であるから、金属製筐体と誘電体共振器との間隔等が変化すると、所望の電気特性が得られないこととなる。このため、金属製筐体には、機械的な撓み、歪み等を生じないような堅牢な構造が求められ、製品重量が大きくなるという問題や、製造コストが高くなるという問題が生じることとなる。
更に、機械部品である金属製筐体、及び、誘電体共振器について、寸法精度、位置決め精度、及び、堅牢な構造を同時に満たすことは、非常に困難である。
特開平7−58505号公報
本発明の課題は、製品の小型、軽量化及び低コスト化を図り得る誘電体フィルタを提供することである。
本発明のもう一つの課題は、単純な構造で、かつ、寸法精度のよい誘電体フィルタを提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、本発明に係る誘電体フィルタの製造に適した製造方法を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明は、誘電体フィルタ、及び、誘電体フィルタの製造方法を開示する。
1.誘電体フィルタ
本発明に係る誘電体フィルタは、誘電体基体と、誘電体共振器と、入力部と、出力部と、外導体膜とを含む。誘電体基体は、略直方体形状である。誘電体共振器は、複数である。誘電体共振器のそれぞれは、誘電体基体よりも高い比誘電率を有する誘電体で構成され、信号伝送方向に沿って所定の間隔を隔てて、誘電体基体に埋設されている。入力部は、信号伝送方向の一方側において、一の誘電体共振器に近接して誘電体基体の内部に備えられ、誘電体基体の外面に引出されている。出力部は、信号伝送方向の他方側において、別の誘電体共振器に近接して誘電体基体の内部に備えられ、誘電体基体の外面に引出されている。外導体膜は、誘電体基体の外面のうち、入力部及び出力部が設けられている部分を除く外面を覆っている。
上述したように、誘電体共振器のそれぞれは、前記誘電体基体よりも高い比誘電率を有する誘電体で構成され、信号伝送方向に沿って所定の間隔を隔てて、誘電体基体に埋設されている。外導体膜は、誘電体基体の外面に形成されている。かかる構成により、遮断導波管が構成される。
本発明にかかる誘電体フィルタでは、堅牢な金属製筐体に代えて、肉厚の薄い外導体膜を用いることにより、大幅な小型、軽量化及び低コスト化を図ることができる。
また、外導体膜は、誘電体基体の外面に形成された膜であるから、機械的構造物である金属製筐体よりも簡単、かつ、寸法精度よく形成し得る。
更に、本発明にかかる誘電体フィルタは、誘電体共振器、入力部、及び、出力部を、誘電体基体に埋設し、一体化した構造であるから、振動、衝撃等が加わっても、誘電体共振器、入力部、及び、出力部が機械的な撓み、緩みなどを生じにくく、良好な帯域通過特性が得られる。
本発明にかかる誘電体フィルタは、外導体膜が、誘電体基体の外面に形成されているから、振動、衝撃等が加わっても、外導体膜に機械的な撓み、歪みが生じにくく、良好な帯域通過特性が得られる。
2.誘電体フィルタの製造方法
本発明に係る誘電体フィルタの製造方法では、まず、低誘電率誘電体シートと、高誘電率誘電体シートとを用意する。低誘電率誘電体シートは、誘電体基体となるものであり、所定形状の第1の切欠きを複数有する。高誘電率誘電体シートは、誘電体共振器となるものであり、第1の切欠きに対応する形状を有する。次に、低誘電率誘電体シートの第1の切欠きに、高誘電率誘電体シートを嵌め込んで複合シートを形成する工程を含む。
本発明の製造方法によれば、複合シートを積層することで、誘電体基体、及び、誘電体共振器を形成でき、本発明に係る誘電体フィルタを容易に製造し得る。
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(a)製品の小型、軽量化及び低コスト化を図り得る誘電体フィルタを提供することができる。
(b)単純な構造、かつ、寸法精度のよい誘電体フィルタを提供することができる。
(c)本発明に係る誘電体フィルタの製造に適した製造方法を提供することができる。
本発明の他の特徴及びそれによる作用効果は、添付図面を参照し、実施例によって更に詳しく説明する。
1.誘電体フィルタ
図1は本発明に係る誘電体フィルタの一実施例を示す外観斜視図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線断面図、図5は図1に示した誘電体フィルタの外導体膜を省略した透視斜視図である。
図1〜図5に示した誘電体フィルタは、例えば、UWB(Ultra Wide Band)や、無線LAN、携帯電話の基地局等の機器に用いられる帯域通過フィルタであり、マイクロ波帯からミリ波帯の周波数帯に通過帯域を持つ。
図示の誘電体フィルタは、チップ型積層誘電体フィルタであり、寸法は、一例を挙げると、縦3.6mm×横1.2mm×高さ0.5mm程度である。本発明に係る誘電体フィルタは、単独で取引される電子部品であることが好ましい。
まず、図1、図2を参照すると、誘電体フィルタは、誘電体基体10と、誘電体共振器21、22と、入力部31と、出力部32と、外導体膜50とを含む。
誘電体基体10は、略直方体形状である。略直方体形状とは、立方体形状や、直方体形状のエッジを丸めた形状を含む。誘電体基体10の形状は、使用する通過帯域で有効に信号を遮断できるように、設計的に定めることができる。
誘電体基体10は、誘電体共振器21、22よりも低い誘電率を有する。誘電体基体10の比誘電率εr1は、εr1=2〜10程度であることが好ましい。図示の誘電体基体10の比誘電率εr1は、例えば、εr1=6である。
誘電体共振器21、22は、誘電体基体10の内部に埋設されている。誘電体共振器21、22は、信号伝送方向S1に沿って所定の間隔を隔てて配置されている。図において、隣接する誘電体共振器21、22の間の間隔は、例えば、1.9mmである。
誘電体共振器21、22は、円柱形状を有する。円柱形状とは、断面が真円であるものに限らず、断面が楕円であってもよい。誘電体共振器21、22は、厚みの薄い円柱形状又は円盤形状であってもよい。誘電体共振器21、22は、直径1mm程度に選定できる。
誘電体共振器21、22の比誘電率εr2は、比誘電率の比(εr2/εr1)が、一桁以上(10倍以上)異なることが好ましい。例えば、誘電体基体10の比誘電率εr1が6程度である場合、誘電体共振器21、22の比誘電率εr2は、εr2=72程度とすることができる。
誘電体共振器21、22の形状、寸法、個数等は、設計事項である。誘電体共振器21、22を用いた信号の共振モードは、例えば、TEモード(transverse-electric mode)、TMモード(transverse-magnetic mode)とすることができる。
入力部31、及び、出力部32は、信号の導入乃至導出部としての機能を果たす。図において、入力部31、及び、出力部32のそれぞれは、同一の形状、構造であり、信号入力部としての機能と、信号出力部としての機能とを兼備えている。
入力部31、及び、出力部32は、誘電体基体10の内部に備えられている。入力部31は、信号伝送方向S1の一方側において、誘電体共振器21に近接して備えられ、誘電体基体10の外面に引出されている。出力部32は、信号伝送方向S1の他方側において、誘電体共振器22に近接して備えられ、誘電体基体10の外面に引出されている。入力部31、及び、出力部32の配置は、使用する共振モードに合わせて、誘電体共振器21、22の軸方向に対し、平行、垂直、斜めに自由に配置できる。
図2を参照すると、入力部31、及び、出力部32は、スルーホール導体41、42と、導体パターン311、321、331、341とを含む。スルーホール導体41、42は、誘電体共振器21、22に近接して備えられている。
導体パターン311、321は、スルーホール導体41、42と電気的に接続され、端部301、302が、誘電体基体10の外面に引出されている。導体パターン331、341は、端部301、302と電気的に接続されている。導体パターン331、341には、外部伝送線、又は、伝送線を接続するためのコネクタが接続される。
外導体膜50は、誘電体基体10の外面のうち、入力部31、及び、出力部32が設けられていない部分を覆っている。図において、外導体膜50は、導体パターン331、341との絶縁距離を保って、誘電体基体10の外表面の全体を覆っている。
上述したように、誘電体共振器21、22のそれぞれは、信号伝送方向S1に沿って所定の間隔を隔てて配置されている。誘電体基体10は、誘電体共振器21、22よりも低い誘電率を有し、誘電体共振器21、22を埋設している。外導体膜50は、誘電体基体10の外面に形成されている。
かかる構成により、本発明にかかる誘電体基体は、遮断導波管として機能し得る。図示の導波管は、信号伝送方向S1と直交する面で見た断面が、使用周波数において遮断周波数となっている。
図6は、図1〜図5に示した誘電体フィルタの特性図である。図において、横軸は周波数(GHz)を示し、縦軸は減衰量(dB)を示す。曲線S11は反射特性を示し、曲線S21は通過特性を示している。
図6を参照すると、主モード共振による通過帯域が形成され、良好な帯域通過フィルタ特性が得られている。
図示の誘電体フィルタは、誘電体基体10の寸法を適宜設定することにより、外導体膜50の寸法を設定することができる。誘電体共振器21、22、入力部31、及び、出力部32の形状、配置についても、任意に設定できる。
したがって、誘電体基体の寸法等を適宜調整することにより、導波管状の空間を形成する外導体膜の内側の断面形状、誘電体共振器の間隔等を調整でき、誘電体共振器間の結合強度等の調整を行うことが可能である。また、励振用の伝送線(入力部31、及び、出力部32)と誘電体共振器の距離、伝送線の誘電体共振器に対向する長さ等により入出力強度を設定することもできる。例えば、携帯電話や無線LAN等で使用される周波数において、良好な帯域通過フィルタ特性が得られるように設定できる。
本発明にかかる誘電体フィルタは、堅牢な金属製筐体に代えて、肉厚の薄い外導体膜50を用いることにより、大幅な小型、軽量化及び低コスト化を図ることができる。
外導体膜50は、誘電体基体10の外面に形成された膜であるから、機械的構造物である金属製筐体よりも簡単、かつ、寸法精度よく形成し得る。
また、誘電体共振器21、22、入力部31、及び、出力部32を、誘電体基体10に埋設し、又は一体化した構造であるから、振動、衝撃等が加わっても、誘電体共振器21、22、入力部31、及び、出力部32に、機械的な撓み、緩みなどを生じにくく、良好な帯域通過特性が得られる。例えば、特許文献1のように、支持台等を用いて誘電体共振器を固定する構成の誘電体フィルタと比較して、振動、衝撃に対する耐性が著しく高くなる。
また、外導体膜50が、誘電体基体10の外面に形成されているから、振動、衝撃等が加わっても、外導体膜50に機械的な撓み、歪みが生じにくく、良好な帯域通過特性が得られる。
しかも、誘電体基体10の比誘電率εr1が空気の誘電率よりも大きいから、誘電体共振器と外導体の間隔が小さくなり、小型化が図られる。
例えば、誘電体基体10の比誘電率εr1=2〜7程度とし、比誘電率(誘電体共振器の比誘電率εr2/誘電体基体の比誘電率εr1)を一桁以上(10倍以上)異ならせた場合、小型で効率の良い誘電体フィルタを実現し得る。
次に、図7〜図15を参照し、本発明に係る誘電体フィルタの他の実施例を説明する。これらの図において、図1〜図6に現れた構成部分に相当する部分については、同一の参照符号を付し、重複説明を省略する。
図7〜図15に図示された実施例も、図1〜図6に示した実施例と、基本的構造を共通にしており、従って、図1〜図6を参照して説明した作用効果を奏する。さらに、この基本的な作用効果に加えて、各実施例の構造に基づく特有の効果を奏する。
まず、図7〜図9に示す実施例について説明する。図7は本発明に係る誘電体フィルタの別の実施例を示す外観斜視図、図8は図7の8−8線断面図、図9は図7に示した誘電体フィルタの外導体膜を省略した透視斜視図である。
図7〜図9に示した誘電体フィルタは、スルーホール導体41、42、及び、誘電体共振器21、22が誘電体基体10の表面に露出しており、導体パターン311、321が誘電体基体10の表面に形成されている点が、図1〜図5に示した誘電体フィルタと異なる。
上述したように、図7〜図9に示した誘電体フィルタは、誘電体共振器21、22が誘電体基体10の表面に露出しているので、誘電体共振器21、22と外導体膜50とが、直接的に接続される。この構成により、外導体膜50に電流が発生し損失が増加するが、より小型の誘電体フィルタを得ることができる。
また、誘電体共振器21、22が誘電体基体10の表面に露出しているので、外導体膜50を形成する前の段階で、誘電体共振器21、22の検査、加工を行うことができ、生産歩留まりが向上する。例えば、誘電体基体10に誘電体共振器21、22を埋設した後、誘電体共振器21、22の寸法を確認したり、誘電体共振器21、22を削って微調整をすることができる。誘電体共振器21、22の検査、加工は、焼成前であっても、焼成後であってもよい。
次に、図10は本発明に係る誘電体フィルタの更に別の一実施例を示す外観斜視図である。図10では、外導体膜50の図示が省略されている。図10に示した誘電体フィルタは、結合制御部70を有している点が、図1〜図9に示した誘電体フィルタと異なる。
結合制御部70は、例えば、金属材料を含み、導電性を有する。図において、結合制御部70は、誘電体共振器21、22が形成された部分よりも上部、及び、下部に形成されている。
結合制御部70は、隣り合う誘電体共振器21、22間において、誘電体共振器21、22の軸方向と直交する方向に配置され、端部が、誘電体基体10の上下面、及び、側面から露出している。
結合制御部70の個数、形状、位置は、任意である。例えば、結合制御部70は、使用する共振モードに合わせて、誘電体共振器21、22の軸方向に対し、平行、垂直、斜めに配置することができる。
誘電体基体10の外面には、外導体膜50が形成されるので、図示の誘電体フィルタの外観は、上述した図7と同様になる。
図10に示した誘電体フィルタは、隣り合う誘電体共振器21−22間に、結合制御部70が形成されているので、誘電体共振器21、22の結合を適度に制御することができる。
図示の誘電体フィルタでは、結合制御部70の端部が誘電体基体10の上下面及び側面から露出しているので、結合制御部70と外導体膜50とが、直接的に接続されることとなる。この構成により、誘電体共振器21、22の間隔を狭めてより小型の誘電体フィルタを得ることができる。
図11は本発明に係る誘電体フィルタの更に別の一実施例を示す外観斜視図である。ただし、外導体膜50の図示が省略されている。
図11に示した誘電体フィルタは、誘電体共振器が形成された層よりも上部の層にのみ、結合制御部70が形成されている。誘電体基体10の外面には、外導体膜50が形成されるので、図示の誘電体フィルタの外観は、上述した図7と同様になる。
図12は本発明に係る誘電体フィルタの更に別の一実施例を示す外観斜視図である。図において、結合制御部70は、隣り合う誘電体共振器21、22間において、誘電体共振器の軸方向と平行に配置されている。誘電体基体10の外面には、外導体膜50が形成されるので、図示の誘電体フィルタの外観は、上述した図7と同様になる。
図13は本発明に係る誘電体フィルタの更に別の一実施例を示す外観斜視図である。図13において、結合制御部70は、隣り合う誘電体共振器21、22間を結んだ線上において、誘電体共振器の軸方向と平行に配置されている。結合制御部70の端部は、誘電体基体10の上下面から露出している。誘電体基体10の外面には、外導体膜50が形成されるので、図示の誘電体フィルタの外観は、上述した図7と同様になる。
図13に示した誘電体フィルタでは、誘電体基体10の中央部に結合制御部70が配置されているので、誘電体フィルタ全体の強度の低下が殆どない。
図14は本発明に係る誘電体フィルタの更に別の一実施例を示す外観斜視図である。図14において、誘電体フィルタは、結合制御部75を含む。結合制御部75は、複数のスルーホール導体43により構成されている。スルーホール導体43は互いに近接して設けられているので、信号周波数において、上述した結合制御部70と同様の機能を果たす。誘電体基体10の外面には、外導体膜50が形成されるので、図示の誘電体フィルタの外観は、上述した図7と同様になる。
図14に示した誘電体フィルタでは、スルーホール導体43を用いて結合制御部75を形成しているので、スルーホール導体41、42の形成と同時に結合制御部75を形成でき、製造工程を簡単にすることができる。
図15は本発明に係る誘電体フィルタの更に別の一実施例を示す外観斜視図である。図15おいて、誘電体フィルタは、結合制御部76を含む。結合制御部76は、複数のスルーホール導体44により構成されている。誘電体基体10の外面には、外導体膜50が形成されるので、図示の誘電体フィルタの外観は、上述した図7と同様になる。
図示の誘電体フィルタでは、結合制御部76により、誘電体共振器21−24間、21−23間、22−24間の結合が妨げられ、誘電体共振器21−22−23−24という順序の結合が実現され、更に誘電体共振器22、23の近くの誘電体基体10の隅部に面取り部11、12が形成され、略U字型に折り返された信号伝送方向S1が形成される。このため、誘電体基体10の長さが半分以下で済む。
2.誘電体フィルタの製造方法
図16〜図23は、図1〜図5に示した誘電体フィルタの製造方法を説明する図である。
図示の製造方法では、まず、ドクターブレード法等を用いて、比誘電率が低い材料からなる誘電体シートを所定の厚みに成形する。誘電体シートの厚みは40〜200μmが好ましい。
次に、図16に示すように、形成された誘電体シートから所定部分を除去して、第1の切欠き211、221を形成し、低誘電率誘電体シート911を得る。低誘電率誘電体シート911は、誘電体基体10となる部分である。
次に、図17に示すように、同じくドクターブレード法等を用いて、比誘電率が高い材料からなる誘電体シート92を所定の厚みに成形する。次に、図18に示すように、形成された誘電体シート92から高誘電率誘電体シート921を切出し、又は、打抜く。高誘電率誘電体シート921は、誘電体共振器21、22となる部分であり、第1の切欠き211、221に対応する形状を有する。
誘電体シート92に使用される誘電体は、一般的な高周波用の誘電体(所定の誘電率で、Q値が高く、温度特性の良好なもの)であれば特に限定はない。しかし、電極と同時焼成するために、導体材料と同程度の温度で焼結が可能であることが好ましい。
次に、図19、図20に示すように、低誘電率誘電体シート911に、高誘電率誘電体シート921を嵌め込み、複合シート93を得る。このとき、複合シート93が均一厚みのシートになるように、焼成縮率、縮率挙動を考慮して、低誘電率誘電体シート911、高誘電率誘電体シート921を組合せることが好ましい。
次に、複合シート93の所定の部分に孔を穿孔して、スルーホール導体41、42を形成し、電極ぺ一ストを用いたスクリーン印刷法等により、複合シート93の所定の部分に導体パターン311、321を形成する。
スルーホール導体41、42、導体パターン311、321等を形成するための電極ペーストの導電性材料もまた一般的な高周波用のものであれば特に限定はない。例えば、900℃程度で焼成可能な誘電体を用いればAg、Au、Cu、Ag−Pd等導電率の高い金属が使用できる。
本実施例では、低誘電体材料としてはアルミナ、バリウム、シリカを主成分とした材料(比誘電率εr1=6)を使用し、高誘電体材料としてはバリウム、ネオジウム、チタンを主成分とした材料(比誘電率εr2=75)を使用した。
ビアホールや各導体及び電極を形成する導電性材料はAgを使用した。伝送線路を形成するグリーンシートの厚さは各々40μmである。
次に、図21に示すように、複合シート93を順次積層し、積層構造体を形成する。図において、高誘電率誘電体シート921は、層112〜118に形成されている。スルーホール導体41、42は、層113〜119に形成されている。導体パターン311、321は、層113に形成されている。積層構造体の最上面及び最下面の層111、119、120には、低誘電率誘電体シート911が形成されている。
上述した製造方法では、複合シート93を形成した後に、スルーホール導体41、42及び導体パターン311、321を形成しているが、低誘電率誘電体シート911にスルーホール導体41、42及び導体パターン311、321を形成した後、低誘電率誘電体シート911に高誘電率誘電体シート921を嵌め込み、複合シート93を得てもよい。また、複合シート93を積層せずに、薄型の単層構造の誘電体フィルタを構成してもよい。
次に、積層構造体を焼成する。量産する場合は一つのシートまたは積層体に多数の誘電体フィルタを形成するのでこれを所定の大きさに切断する。精密な寸法精度を得るためには、例えば、焼成工程を無収縮焼成で行い、焼成体の厚みを確認してからダイシング等により切断することが好ましいが、焼成前に切断を行ってもよい。
次に、図22に示すように、誘電体基体10の外面全体に導体の膜51を形成する。次に、図23に示すように、膜51の一部を除去することにより、導体パターン331、341、及び、外導体膜50を形成し、図1に示す完成品が得られる。外導体膜50の形成方法は、上述した方法に限定されるものではなく、転写により導体を塗布して焼き付ける方法、鍍金を施す方法等、各種方法を採用し得る。
図示の製造方法では、1枚のシートに2つの第1の切欠き211、221か形成され、1枚のシートで1つの完成品を得ているが、例えば、集合シートを用いて、1つのシートに多数の誘電体フィルタ要素を格子状に配列し、複数の完成品を同時に製造してもよい。
また、本発明に係る誘電体フィルタは、フィルタ内部に誘電率の低い部分と高い部分と導体を構成できればグリーンシートを用いる工法ではなくても、印刷であってもよい。
チップ型の誘電体フィルタを構成する場合、低誘電率誘電体シート911に使用される誘電体は、セラミックに限らず高周波用樹脂系の基板等であってもよい。低誘電率誘電体シート911に高周波用樹脂系の基板を用いた場合、膜51は銅箔等であることが好ましい。
更に、低誘電率誘電体シートを基準とするのではなく高誘電率誘電体シートに除去部を設け、そこに低誘電率誘電体シートや導体シートを適用しても構わない。
上述したように、本発明にかかる製造方法は、セラミックシート工法を用いた微細加工により誘電体フィルタを製造するから、誘電体フィルタの小型化、軽量、及び、低コスト化を図ることができる。また、セラミックシート工法を用いることにより、比較的複雑な構造も容易に形成できる。
また、図示の製造方法では、導体パターン331、341、及び、外導体膜50を同時に形成することにより、製造工程を簡単にできる。
図7〜図9に示した誘電体フィルタは、上述した製造方法と同様の工程により、製造できるので、詳細な説明は省略する。
図24〜図26は、図10に示した誘電体フィルタの製造方法を説明する図である。
図示の製造方法では、まず、低誘電率誘電体シート971と、導体シート702とを用意する。
低誘電率誘電体シート971は、誘電体基体10となるものであり、所定形状の第2の切欠き701を有する。導体シート702は、結合制御部70となるものであり、第2の切欠き701に対応する形状を有する。低誘電率誘電体シート971、及び、導体シート702は、上述したドクターブレード法等を用いて形成し得る。
次に、図25に示すように、低誘電率誘電体シート971に、導体シート702を嵌め込み、複合シート94を得る。このとき、複合シート94が均一厚みのシートになるように、焼成縮率、縮率挙動を考慮して、低誘電率誘電体シート971、導体シート702を組合せることが好ましい。
導体シート702は、高誘電率誘電体シート921が形成された低誘電率誘電体シート971に嵌め込まれてもよいし、高誘電率誘電体シート921が形成されていない低誘電率誘電体シート971に嵌め込まれてもよい。
次に、図26に示すように、層111〜127を順次に積層する。図26において、導体シート702は、高誘電率誘電体シート921が形成された層116〜122よりも上部の層111〜115、及び、下部の層123〜127に形成されている。その後の工程については、上述した製造方法と同様に説明できるので、詳細な説明は省略する。
本発明において、結合制御部70は、導体シートの代わりにセラミック焼結の際に焼失する有機物等を適応して所定の溝を得て、後に外導体膜を設置する際に同時に形成しても良い。更には、例えば、焼成後の後加工で溝を形成し、この溝に形成してもよい。
図11〜図13に示した誘電体フィルタは、上述した製造方法と同様の工程により、製造できるので、詳細な説明は省略する。
図27は、図14に示した誘電体フィルタの製造方法を説明する図である。
図示の製造方法では、上述した製造方法と同様の工程により、層111〜127を用意し、これらの層を順次に積層する。その後の工程については、上述した製造方法と同様に説明できるので、詳細な説明は省略する。
図示の製造方法では、スルーホール導体41、42の形成と同時に、スルーホール導体43を形成できる。このため、容易に、結合制御部75を製造し得る。
図15に示した誘電体フィルタの製造方法については、図27に示した誘電体フィルタの製造方法と同様に説明できるので、詳細な説明は省略する。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
本発明に係る誘電体フィルタの一実施例を示す外観斜視図である。 図1に示した誘電体フィルタの2−2線断面図である。 図2に示した誘電体フィルタの3−3線断面図である。 図2に示した誘電体フィルタの4−4線断面図である。 図1に示した誘電体フィルタの外導体膜を省略した図である。 図1〜図5に示した誘電体フィルタの特性図である。 本発明に係る誘電体フィルタの別の一実施例を示す外観斜視図である。 図7に示した誘電体フィルタの8−8線断面図である。 図7に示した誘電体フィルタの外導体膜を省略した図である。 本発明に係る誘電体フィルタの更に別の一実施例を示す外観斜視図である。 本発明に係る誘電体フィルタの更に別の一実施例を示す外観斜視図である。 本発明に係る誘電体フィルタの更に別の一実施例を示す外観斜視図である。 本発明に係る誘電体フィルタの更に別の一実施例を示す外観斜視図である。 本発明に係る誘電体フィルタの更に別の一実施例を示す外観斜視図である。 本発明に係る誘電体フィルタの更に別の一実施例を示す外観斜視図である。 図1〜図5に示した誘電体フィルタの製造方法における複合シートの製造方法を説明する図である。 図1〜図5に示した誘電体フィルタの製造方法における複合シートの製造方法を説明する別の図である。 図1〜図5に示した誘電体フィルタの製造方法における複合シートの製造方法を説明する更に別の図である。 図1〜図5に示した誘電体フィルタの製造方法における複合シートの製造方法を説明する更に別の図である。 図1〜図5に示した誘電体フィルタの製造方法における複合シートの製造方法を説明する更に別の図である。 図20の後工程を説明する図である。 図21の後工程を説明する図である。 図22の後工程を説明する図である。 図10に示した誘電体フィルタの製造方法における複合シートの製造方法を説明する図である。 図10に示した誘電体フィルタの製造方法における複合シートの製造方法を説明する別の図である。 図25の後工程を説明する図である。 図14に示した誘電体フィルタの製造方法を説明する図である。
符号の説明
10 誘電体基体
21、22 誘電体共振器
31 入力部
32 出力部
50 外導体膜

Claims (8)

  1. 誘電体基体と、誘電体共振器と、入力部と、出力部と、外導体膜とを含む誘電体フィルタであって、
    前記誘電体基体は、略直方体形状であり、
    前記誘電体共振器は、複数であり、前記誘電体共振器のそれぞれは、前記誘電体基体よりも高い比誘電率を有する誘電体で構成され、信号伝送方向に沿って所定の間隔を隔てて、前記誘電体基体に埋設されており、
    前記入力部は、信号伝送方向の一方側において、一の前記誘電体共振器に近接して前記誘電体基体の内部に備えられ、前記誘電体基体の外面に引出されており、
    前記出力部は、信号伝送方向の他方側において、別の前記誘電体共振器に近接して前記誘電体基体の内部に備えられ、前記誘電体基体の外面に引出されており、
    前記外導体膜は、前記誘電体基体の外面のうち、前記入力部及び前記出力部が設けられている部分を除く外面を覆っている、
    誘電体フィルタ。
  2. 請求項1に記載された誘電体フィルタであって、更に、結合制御部を含み、
    前記結合制御部は、隣り合う前記誘電体共振器の間に形成され、前記誘電体共振器の結合を制御する
    誘電体フィルタ。
  3. 請求項1又は2に記載された誘電体フィルタであって、
    チップ部品である
    誘電体フィルタ。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載された誘電体フィルタを製造する方法であって、
    低誘電率誘電体シートと、高誘電率誘電体シートとを用意し、前記低誘電率誘電体シートは、前記誘電体基体となるものであり、第1の切欠きを複数有し、前記高誘電率誘電体シートは、前記誘電体共振器となるものであり、前記第1の切欠きに対応する形状を有し、
    次に、前記低誘電率誘電体シートの前記第1の切欠きに、前記高誘電率誘電体シートを嵌め込んで複合シートを形成する工程を含む
    製造方法。
  5. 請求項4に記載された製造方法であって、
    低誘電率誘電体シートと、導体シートとを用意し、前記低誘電率誘電体シートは前記誘電体基体となるものであって第2の切欠きを有しており、前記導体シートは前記結合制御部となるものであって前記第2の切欠きに対応する形状を有しており、
    次に、前記低誘電率誘電体シートの前記第2の切欠きに、前記導体シートを嵌め込んで複合シートを形成する、
    工程を含む製造方法。
  6. 請求項4又は5に記載された製造方法であって、前記複合シートを複数用意し、前記複合シートを積層する工程を含む製造方法。
  7. 請求項4乃至6の何れかに記載された製造方法であって、前記低誘電率誘電体シートの一部にスルーホール導体を形成する工程を含む製造方法。
  8. 請求項4乃至7の何れかに記載された製造方法であって、
    前記入力部、及び、前記出力部は、前記誘電体基体の外面に形成された導体パターンを有し、
    前記誘電体基体の外面全体に導体の膜を形成した後、前記膜の一部を除去することにより、前記導体パターン、及び、前記外導体膜を形成する工程を含む
    製造方法。

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