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JP2006234325A - 製氷機 - Google Patents

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JP2006234325A JP2005051546A JP2005051546A JP2006234325A JP 2006234325 A JP2006234325 A JP 2006234325A JP 2005051546 A JP2005051546 A JP 2005051546A JP 2005051546 A JP2005051546 A JP 2005051546A JP 2006234325 A JP2006234325 A JP 2006234325A
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Abstract

【課題】製氷機構部へ製氷水を供給するための貯水タンクの洗浄やメインテナンスを容易に行うことができる製氷機を提供する。
【解決手段】オーガ式製氷機1は、氷塊を貯留するための貯氷庫4と、貯氷庫4の内側へ氷塊を放出する製氷機構部5と、一方で水源(42)に接続すると共に、他方で製氷機構部5へ給水管26を介して接続する貯水タンク20とを備えており、この貯水タンク20を、貯氷庫4の内部に且つ貯氷庫4の内側から着脱可能に配置したことを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、氷塊を貯留する貯氷庫と、所定寸法の氷塊を製造するための製氷機構部及び貯水タンクとを備える製氷機に関する。
従来から厨房などにおいて、所要形状の氷塊を製造する製氷機が、その用途や目的に応じて適宜使用されており、その一つに、チップアイスやフレークアイスのような小片状の氷塊(圧縮氷)を連続的に製造し得るオーガ式製氷機が知られている。図9及び図10を参照しながら、このオーガ式製氷機を簡単に説明すると、オーガ式製氷機100は、圧縮氷を貯留する貯氷室102を画成する貯氷庫101を備えており、この貯氷庫101により製氷機本体が貯氷室102と、貯氷庫101の下側に画成される機械室103とに区画されている。機械室103には、製氷ユニット(図示せず)が収納されており、この製氷ユニットを運転することで圧縮氷が製造される。以下に、その工程を簡単に説明する。
機械室103に配設された製氷機構部(図示せず)には、貯水タンク104から製氷用水が供給され、冷凍ケーシング105(図9に上端部のみ図示)の内壁面に薄氷を氷結させ、この薄氷を、冷凍ケーシングの内部に回転可能に配設されたオーガスクリューでフレーク状に削り取りつつ上方に移送し、移送されたフレーク状の氷を押圧頭106で圧縮し、得られた圧縮氷をカッターにより所要形状に切断しながら放出することにより圧縮氷が製造され、製造された圧縮氷は、貯氷室102に貯留されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
貯水タンク104は、その開口部104aが、貯氷庫101内で開放する状態で、貯氷庫101に配設されており、開口部104aを覆うように、蓋部材110が着脱自在に取付けられている。なお、蓋部材110の上に圧縮氷が直に貯留されないようにするために、プレート112が載置されている。一方、貯氷庫101の上側には、天板107が着脱可能に配設されている。また、貯氷庫101の前側上方には、氷取出口108が開設されると共に、この氷取出口108は、天板107の前側にスライド収納されるように配設された扉109により開閉されるようになっており、貯氷室102に貯留された圧縮氷を使用する場合には、扉109を開けて氷取出口108を開放した状態で、スコップ等を利用して圧縮氷を取り出すように構成されている。
このように構成されたオーガ式製氷機の貯水タンク104には、水道水が貯留されているが、この水道水にはカルキ等が含有されており、水垢となって貯水タンク104の内壁に付着して不衛生となってしまうため、衛生管理の観点から、定期的に貯水タンク104を清掃する必要があった。以下にそのメインテナンスの一例を説明すると、図9に示すように、貯氷庫101の上端から天板107を取り外して上部開口を開放すると共に、プレート112の上から圧縮氷を除いた状態でプレート107を外し、続いて、蓋部材110を貯水タンク104から外すことで、この貯水タンク104の開口部104aが貯氷庫101内で開放される。従って、貯水タンク104を貯氷庫101から取り外すことなく、貯氷室102側から貯水タンク104の内部の清掃等を簡単に行うことができるようになっている。
また、一般的に、蓋部材110には、図10に示すように、貯水タンク104内の製氷水の水位を検出するためのフロートスイッチ111が配設されている。このフロートスイッチは、フロートとリードスイッチとが一体になって形成されており、図11に示すように、リードスイッチに信号を送るリード線113が接続されている(例えば、特許文献2参照。)。さらに、フロートスイッチを蓋部材から簡単に取り外せるようにした型式のものがある(例えば、特許文献3参照。)。
特開2003−106721号公報 特開2001−249044号公報 特開2004−101108号公報
しかしながら、図9に示したように貯水タンク104を貯氷庫101内に配設したまま、その上側の開口部104aだけを開放して貯水タンクの内部の総ての部分を確認することは困難であり、特に、貯水タンク104が貯氷庫101内の奥側に配設されている場合などは、汚れを確認したり、洗浄後の状態を確認することが困難であり、結果として洗浄やメインテナンスが行い難く、衛生管理に手間が掛かるという問題があった。
また、図11に示されるように、貯水タンク104の蓋部材110に取り付けられたフロートスイッチ111にはリード線113が接続されているため、仮に貯氷庫101の貯氷室102から貯水タンク104を取り外し可能にした場合に、リード線113が貯氷庫101内部の貯氷室102側に露出し、貯氷室102からスコップなどで圧縮氷を取り出す際にスコップでリード線113を引っ掛けたり、貯水タンク104を取り外す際にリード線113を引っ張ったりして断線などを引き起こすことが考えられる。特に、製氷機構部を収容する機械室103の上方に貯氷庫101を配置したオーガ式製氷機では、貯氷庫から貯水タンクを取り外し可能にした場合に、リード線が貯氷室内に露出することが考えられる。また、圧縮氷を食品として使用する場合に、リード線が貯氷室内に露出することは、食品衛生上、問題となる可能性も考えられる。
さらに、フロートスイッチが蓋部材から簡単に取り外せるようになっている場合でも、フロートスイッチを貯氷タンクと一緒に取り外すことができないため、貯氷タンクを貯氷庫から取り外した後、フロートスイッチが貯氷庫内に残ってしまい、洗浄やメインテナンスを行うことが困難であることが知られていた。
従って、本発明は、上述した従来の技術の問題を解決するためになされたもので、貯水タンクの洗浄やメインテナンスを容易に行うことができる製氷機を提供することを主な目的とするものである。
上述の目的を達成するため、請求項1に記載の本発明によれば、製氷機は、氷塊を貯留するための貯氷庫と、該貯氷庫の内側へ前記氷塊を放出する製氷機構部と、一方で水源に接続すると共に、他方で前記製氷機構部へ給水管を介して接続する貯水タンクと、を備えており、前記貯氷庫の内部に且つ該貯氷庫の内側から着脱可能に前記貯水タンクを配置したことを特徴としている。
前記貯水タンクの内部の製氷水の水位を検出する手段として、前記貯水タンクにフロートを配設し、前記貯氷庫外に前記フロートの位置を検出する検知部を配設することも好ましい。
貯氷庫の内部に貯水タンクを配置し、さらに、この貯水タンクを貯氷庫の内側から着脱可能にすることにより、洗浄やメインテナンスを簡単にし、また、貯水タンクの総ての部分の汚れ具合を確実に確認できる。
また、貯氷庫外に貯水タンクのフロートの位置を検出する検知部を配設することにより、検知部に接続されるリード線が貯氷庫内に露出しないため、貯水タンクを取り外す際に、リード線を引っ張ったりして断線等を引き起こすことが無くなると共に、食品衛生上の観点からもより衛生的にすることができる。また、検知部をフロートと分離させたため、貯水タンクの取り外し自体が簡単になり、メインテナンスがし易くなると共に、貯水タンク内の部品形状が簡単になり、洗浄等がやり易くすることができる。さらに、フロートを貯水タンクと共に取り外すことができるため、フロート部分のメインテナンスが容易になる。ここで、「貯氷庫外」とは、断熱材を内装材及び外装材で挟み込むサンドイッチ構造になっている貯氷庫の壁面において、内装材より外側、すなわち、断熱材側をいい、「貯氷庫内」とは、内装材より内側、すなわち、断熱材とは反対の空間側をいう。
次に、本発明の好適な実施の形態を、添付図面を参照しながら説明するが、図中、同一符号は、同一又は対応部分を示すものとする。
以下では、本発明を、オーガスクリューを備えた製氷機構部により所定寸法の圧縮氷を製造し、この製氷機構部の上方に配置された貯氷庫に圧縮氷を貯留するように構成したオーガ式製氷機に適用した例を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るオーガ式製氷機の概略を示す側面概要図である。この図において、オーガ式製氷機1の製氷機本体2の下側には、機械室3が画成されており、この機械室3の上方に貯氷庫4が配設されている。機械室3の内部には、製氷ユニット5が配設されており、氷塊(圧縮氷)が製造されて貯氷庫4の内側に、すなわち貯氷室6に、底側から順次貯留されるように構成されている。なお、貯氷庫4の底部は、氷取出口7が設けられている前側が低く、氷取出口7とは反対側の奥側が高くなるように段差が設けられており、この高い側の奥底部9には、製氷水を貯留する貯水タンク20が配置されており、一方、低い側の前底部8には、貯水タンク20の後述するオーバーフロー用の切欠35から漏れだしてくる余剰水を排出するための排水口(図示せず)が設けられており、適宜配水管を介して排水されるように構成されている。
製氷ユニット5を構成する冷凍機構11は、凝縮器12と圧縮機13とから構成されており、各々前底部8の下側に配置され、一方、製氷機構部14は、貯氷庫4の奥底部9の下側に配置されている。製氷機構部12は、冷凍機構11から導出する蒸発器(図示せず)が外周に巻回され且つ上部が開口する冷凍ケーシング15と、この冷凍ケーシング15の内部に回転可能に配設されたオーガスクリュー(図示せず)と、冷凍ケーシング15の上部内側に配設されフレーク状の氷を圧縮する押圧頭16などとで構成されている。冷凍ケーシング15の上端部は、貯氷庫4の奥底部9を貫通して貯氷庫4の内側へと突出している。なお、奥底部9に配置された貯水タンク20は、後述する接続管21及び給水管26を介して冷凍ケーシング15へ接続されている。
このように構成された製氷ユニット5の製氷運転が開始されると、貯水タンク20から給水管26を介して冷凍ケーシング15に供給される製氷水は、ケーシング内壁面から徐々に氷結を始め、層状の薄氷が形成され、オーガスクリューによりその薄氷が削り取られつつ上方へ移送される。移送されたフレーク状の氷は、押圧頭16で圧縮され、得られた圧縮氷がカッターにより所要形状に切断されながら氷出口17を介して、貯氷庫4の奥底部9側から放出され、貯氷室6に貯留される。
貯氷庫4は、上方に開放する箱状に形成されており、その上端を塞ぐように天板18が配設されている。天板18の内側には、貯留検知手段としての貯氷検知スイッチ19が取付けられている。貯氷庫4の内側の貯氷室6に順次貯留される圧縮氷群の上端がこの貯氷検知スイッチ19を押圧すると(二点鎖線参照)、圧縮氷が満杯状態になったと判断して制御部(図示せず)に満杯信号を送り、制御部が製氷運転を停止するように構成されている。また、貯氷庫4の前側上方に画成された氷取出口7を塞ぐように、扉10が製氷機本体2に対して開閉可能に配設されており、貯氷室6に貯留された圧縮氷を使用する場合に、扉10を開けて氷取出口7を開放した状態で、スコップ29(図2参照)等を利用して圧縮氷を取り出すように構成されている。
次に、図2〜図4を参照しながら、貯氷庫4の内部の奥底部9に配置された貯水タンク20の構成を詳述するが、その前に、貯氷庫4の構造を説明すると、貯氷庫4の各壁面は、既知の断熱材4aを例えば樹脂板のような既知の内装材4b及び外装材4cで挟み込むサンドイッチ構造になっている。貯水タンク20は、略直方体状のタンク本体30と、このタンク本体30の上方に画成された開口部を塞ぐためのタンク蓋40とを備えている。タンク本体30の底部31には、円筒状のタンク出口32が一体的に配設されており、底部31の内側壁は、タンク出口32へ向かって下向きに傾斜するように構成されている。このように出口に向かって下向き傾斜を付けることにより、貯水タンク20の内部に製氷水が残留することが防げる。タンク出口32の下側の外周には、環状溝が画成されており、この環状溝に水漏れ防止のためのOリング等のシール部材33が嵌め込まれている。
貯氷庫4の奥底部9には、タンク出口32を嵌め込むための接続管21が埋め込まれている。この接続管21の取付位置は、後述するように、嵌め込まれた貯水タンク20が後方に倒れないような適当な位置とする。接続管21は、大径部22と、小径部23とを備えており、大径部23の内側にタンク出口32が差し込まれ、小径部23の外側に冷凍ケーシング15に接続する給水管26が嵌め込まれ、適当な締付部材27により給水管26と接続管21とが外れないように締付け固定されている。大径部23の端部には、外側に拡径したフランジ部24が形成されており、貯氷庫4の断熱材4aと内装材4bとの間にしっかりと固着されている。また、フランジ部24の内側端部は、面取り25が施されており、シール部材33を装着したタンク出口32を差し込み易いようになっている。このような構成の接続管21は、貯氷庫4の断熱材4aを発泡する際の貯氷庫内外装の漏れ止めとして機能すると共に、給水管26への保護機能を果たしている。
タンク本体30の背面34(貯氷庫4の背面に対面する部分)には、製氷水のオーバーフロー用の長方形状の切欠35が画成されており、貯水タンク20からオーバーフローした水は、上述したように、貯氷庫4の前底部8に取付けられた排水口(図示せず)を介して適宜排水される。
また、タンク本体30の下側には、下向きに突出して最下端が平坦な前面リブ36と、一対の側面リブ37が形成されている。これらのリブは、タンク本体30の底部31がタンク出口32に向かって下向き傾斜していて貯氷庫4の底面に対して安定が悪いために、タンク本体30の安定を保つために形成されたものである。また、前面リブ36は、氷をすくい取る際に使用するスコップ29により貯水タンク20と接続管21との接続を外してしまう可能性を無くしている。すなわち、図2に示すように、スコップ29の先端が矢印bのような軌跡を描きながら貯水タンク20の下側に入り込むと、貯水タンク20を持ち上げてしまい、タンク出口32が接続管21から外れてしまう可能性があるが、スコップ29に対向する貯水タンクの正面側に、下向きに且つタンクの全幅に渡って突出し最下端が平坦な前面リブ36が設けてあるため、正面側の下部にスコップ29の先端が入り込むような引っかかりができる程の隙間を無くすことができる。
タンク本体30の背面側には、背面34の一部を後ろ向きに突出した背面リブ38が形成されている。背面リブ38は、氷を取り出す時に誤って貯水タンク20の正面からスコップ29を衝突させた際に(図2の矢印aを参照)、貯水タンク20が貯氷庫4内で傾かないように、貯氷庫4の内装材4bに接触して支持する役割を果たしている。図2においては、貯氷庫4の内装材4bと背面リブ38との間に隙間が開いているように示してあるが、実際には、ほとんど両者が接触している位置関係に配置してあり、そのため、貯水タンク20にスコップ29を衝突させた時に、タンク出口32に掛かる負荷を軽減し、タンク出口32が折れたり、割れたりしないようになっている。また、背面リブ38は、背面34に画成された切欠35からオーバーフロー水が流れ出るための隙間を確保する機能も果たしている。このような機能が確保できる限り、背面リブは、複数個設けてもよく、また、不連続でも、高さ方向だけでなく、斜め方向でも、あるいは、所定の間隔を開けて横方向に配設してもよい。
タンク本体30の開口部を塞ぐタンク蓋40は、長方形状をしており、その一部に上側に突出するタンク入口41が一体的にされている。タンク入口41は、上向きに先細になるようなテーパが付けられている。一方、貯氷庫4の背面には、その一部を貫通して図示しない外部の水道管に給水弁を介して接続されている可撓性の注水管42が取付けられており、タンク入口41にカバー43を介して着脱自在に取付けられている。ここで、タンク入口41が入口開口に向かって先細になっているため、注水管42がタンク入口41から抜け出る方向に引っ張られると、カバー43の内側部分が注水管42とタンク入口41との間に挟み込まれて容易に抜けないようになっている。タンク蓋40は、スコップ29の先端によって引っ掛けられてタンク本体30から外れ落ちることのないように、貯水タンク30に対して、その正面側から飛び出さないように、すなわち如何なる突出部も存在しないような構造で取付けられている。
このように構成されたオーガ式製氷機1の貯水タンク20を洗浄したりメインテナンスする場合には、まず、貯氷庫4の上端から天板18を取り外して上部開口を開放し、貯氷庫4の奥底部9から圧縮氷を取り除いた状態で、貯水タンク20のタンク蓋40を持ち上げて取り外す。続いて、タンク本体30を貯氷庫4の奥底部9から上方に持ち上げれば、シール部材33の接続管21への圧接が解除されてタンク出口32を接続管21から簡単に引き抜くことができる。このように、貯水タンク20は、シール部材33の圧接により貯氷庫4の奥底部9に取付けられているため、螺旋などで固定している場合に比べて、遙かに簡単に着脱が行えるようになる。また、タンク本体30を貯氷庫4の内側、すなわち貯氷室6側から着脱できるため、メインテナンスや洗浄を容易に行うことができると共に、タンク本体30の内部の汚れ具合を総て目視確認することができる。なお、タンク蓋40を洗浄する場合には、カバー43を一旦タンク入口41内へ押し込んでから注水管42を静かに抜き取れば、注水管42から容易に取り外すことができる。
貯水タンク20を取付けは、タンク本体30のタンク出口32にシール部材33を嵌め込んでから、貯氷庫4の奥底部9に取付けられた接続管21の中にタンク出口32を上から挿入し、タンク蓋40をタンク本体30の開口部に嵌め込み、タンク入口41にカバー43をセットして注水管42を差し込むだけで簡単に完了する。
また、タンク本体30の下側に形成された前面リブ36及び側面リブ37により貯水タンク20の姿態を安定させることができる。さらには、スコップ29が貯水タンク20に衝突した場合でも、前面リブ36により意図しない貯水タンクの外れを防止することができる。また、背面リブ38により、タンク出口32の折れや割れを防止できると共に、オーバーフロー水の流れ出る空間を確保することができる。
なお、図2に示したように、貯氷庫の正面側(図2の右側)に貯水タンク20を着脱し得るだけの比較的大きな氷取出口7が画成された製氷機においては、上述したように、貯氷庫の天板などを取り外すことなく、氷取出口7を開放して必要な部分の圧縮氷を取り除くだけで、簡単に貯氷庫4の内側から貯水タンク20を取り外し、あるいは取付けることができる。
次に、図5及び6を参照しながら、本発明に係る第2の実施形態を説明する。この実施形態においては、貯水タンクの内部の製氷水の水位を検出するため手段が設けてある点で、第1の実施形態と相違するが、その他の点は第1の実施形態と同じであるので、説明は省略する。また、これらの図において、貯水タンク20を構成するタンク本体30及びタンク蓋40の構造も簡略化して示してある。
貯水タンク20の内部の製氷水の水位を検出する検出手段は、貯水タンク20内の水位に合わせて上下するフロート50と、このフロート上下動を検知する検知部60とを備えており、適宜水位を検出して、満水になると給水弁(図示せず)を閉弁することにより貯水タンク20への給水を停止するように構成されている。
フロート50は、マグネット53を埋め込んだ拡径部51と、拡径部51から上方に突設されたステム52とを備えており、タンク蓋40に形成されたガイド部45のガイド穴46にステム52を挿入することで、貯水タンク20の内部で上下動できるように構成されている。ガイド部45のガイド穴46内におけるステム52のストロークは、少なくとも、満水を示す上水位L1と最低必要量を確保するための下水位L2との間を上下動できる長さがあれば足りる。また、ガイド部45の下端部と、ステム52の上端部とは、フロート50が最下端部まで下がった時でも、ステム52がガイド部45から抜け出ないようにオーバーラップしている。
タンク本体30は、その壁面(側面や背面)の少なくとも一部が貯氷庫4の樹脂板からなる内装材4bの内側、すなわち、断熱材4aとは反対の貯氷室6側(以下、「貯氷庫内」と称す)に密着するように設置されており、拡径部51のマグネット53が内装材4bに可能な限り近接配置できるように、拡径部の大きさ、あるいは、ガイド部45の位置を決定する。このようにマグネット53を内装材4bに近接配置させるのは、後述する検知部60における検出感度を良くするためである。
検知部60には、2個のリードスイッチ61及び62が内蔵されており、各リードスイッチ61及び62には、リード線63が接続されている。検知部60は、貯氷庫4の断熱材4a(図2参照)の一部を刳り抜いて、内装材4bの外側、すなわち、断熱材4a側(以下、「貯氷庫外」と称す)に密着するように設置されている。リードスイッチ61及び62は、貯水タンク20内の水位に合わせて上下するフロート20のマグネット53に反応するようになっており、リードスイッチ61が上水位L1を検出し、リードスイッチ62が下水位L2を検出するような位置に配置されている。リード線63は、貯氷庫外の適当な位置を通すことによって、図示しない制御部に接続され、例えば、リードスイッチ61がマグネット53に反応して上水位L1であることを検出して制御部に信号を送ると(図6参照)、制御部が満水と判断して給水弁を閉弁して貯水タンク20への給水を停止し、一方、リードスイッチ62がマグネット53に反応して下水位L2であることを検出して制御部に信号を送ると(図5参照)、制御部が給水弁を開弁して貯水タンク20への給水を再開するように構成されている。
このように、検知部60を貯氷庫外に配設したことで、検知部60から延びるリード線63が貯氷庫内に露出することがないので、貯氷庫4の内部からスコップで氷を取り出したり、貯水タンク20を取り出す際に、リード線にスコップを引っ掛けたり、引っ張ったりして断線などを引き起こすことが無くなる。また、リード線が貯氷庫内に露出しないため、成形される圧縮氷と接触することがなく、食品衛生上の観点からも好ましい。さらに、フロート50を検知する検知部60が貯氷庫外に配置されたので、貯水タンク20自体の部品形状が簡単になり、洗浄などが容易になる。さらに、貯氷庫内にリード線がないので、貯水タンクを簡単に取り外しことができ、メインテナンスもし易い。加えて、フロート50を貯水タンク20と一緒に取り外すことができるので、フロートのメインテナンスも容易になる。
次に、図7を参照しながら、本発明に係る第3の実施形態を説明する。この実施形態においては、第2の実施形態において、フロート50の拡径部51に埋め込んであったマグネット53を、ステム52に埋め込み、このステム52に埋め込まれたマグネット53の上下位置を貯氷庫外の対応する位置に設置した検知部60で検知してリード線63を介して制御部に信号を送るように構成されている。
詳述すると、フロート50のステム52には、マグネット53が埋め込まれており、少なくとも拡径部51が下水位L2の位置まで下降した際に、マグネット53がタンク蓋40より上側に位置するように配置される。貯氷庫4の内装材4bは、タンク本体30、タンク蓋40及びガイド部45の壁面形状に沿うように屈曲しており、貯氷庫外に位置する検知部60とフロート50のマグネット53とが内装材4bを挟んで近接配置するように構成する。フロート50と検知部60とをこのように配置することにより、第2の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、内装材4bを屈曲させるためには、タンク本体30に対応する壁面部分を窪ませるか、あるいは、反対に、ガイド部45に対応する壁面部分を出っ張らせればよい。
次に、図8を参照しながら、本発明に係る第4の実施形態を説明する。この実施形態においては、貯水タンク20のタンク本体30の底部から中空円筒状のガイド部39を上向きに突設し、このガイド部39の外側にマグネット71を内蔵した円環状のフロート70を配置し、ガイド部39の内側の中空部にリードスイッチ81及び82を内蔵した検知部80を挿入配置できるようになっている。
ガイド部39は、タンク本体30より上側まで突出しているため、タンク蓋40の対応する部分には、突出したカバー部47が形成されている。フロート70には、製氷水の水位に応じて滑らかにガイド部39に沿って上下動し得るように、円筒状のステム72が形成されている。また、フロート70に内蔵されたマグネット71は、円環状であり、内部に配置された検知部に感度を良くするようになっている。
検知部80は、貯氷庫4の壁面を貫通して配設された保持管83に挿入することで、ガイド部39の中空部に配置されるようになっている。保持管83は、断熱材4aの一部を刳り抜いて嵌め込まれており、拡径したフランジ部84が内装材4bに当接して適宜固定されている。リードスイッチ81及び82に接続したリード線85は、保持管83を介して貯氷庫外に配置されている。また、各リードスイッチ81及び82の位置は、製氷水の検出すべき上水位L1及び下水位L2に対応する位置に配設されている。検知部80を貯氷庫4の壁面の保持管83に固定して、リード線が貯氷庫外に位置するような構成にすることにより、第2の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
第2〜第4の実施形態においては、フロートの位置を検出する手段として検知部にリードスイッチを使用したが、近接センサ等を用いても同様の効果が得られる。また、第2〜第4の実施形態のような貯水タンクの外部に検知部を配置する方法は、貯水タンクが貯氷庫内にない型式の製氷機にも実施可能であり、メインテナンス時等に取り外し可能な貯水タンク総てに、同様に適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係るオーガ式製氷機の概略を示す側面概要図である。 図1に示した貯水タンクの概要を示す部分側面概要図である。 貯水タンクの拡大正面概要図である。 貯水タンクをタンク本体とタンク蓋とに分解した状態を示す正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る水位検知システムの概要を示し、下水位を検出する状態を示す図である。 図5と同様の図で、上水位を検出する状態を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る水位検知システムの概要を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る水位検知システムの概要を示す図である。 従来のオーガ式製氷機の天板を外した状態を示す概略斜視図である。 図9に示したオーガ式製氷機の概略を示す側面概要図である。 従来の貯水タンクのフロートスイッチの概略を示す図である。
符号の説明
1 オーガ式製氷機
2 製氷機本体
4 貯氷庫
4a 断熱材
4b 内装材
4c 外装材
6 製氷室
7 氷取出口
9 奥底部
20 貯水タンク
21 接続管
30 タンク本体
32 タンク出口
39 ガイド部
40 タンク蓋
41 タンク入口
45 ガイド部
50 フロート
53 マグネット
60 検知部
61,62 リードスイッチ
63 リード線
70 フロート
71 マグネット
80 検知部
81,82 リードスイッチ
85 リード線

Claims (2)

  1. 氷塊を貯留するための貯氷庫と、
    該貯氷庫の内側へ前記氷塊を放出する製氷機構部と、
    一方で水源に接続すると共に、他方で前記製氷機構部へ給水管を介して接続する貯水タンクと、を備える製氷機において、
    前記貯氷庫の内部に且つ該貯氷庫の内側から着脱可能に前記貯水タンクを配置したことを特徴とする製氷機。
  2. 前記貯水タンクの内部の製氷水の水位を検出する手段として、前記貯水タンクにフロートを配設し、貯氷庫外に前記フロートの位置を検出する検知部を配設したことを特徴とする請求項1に記載の製氷機。
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