JP2006233572A - 破砕機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 作業アタッチメントに設けた上部破砕装置と、下部走行体の前部に設けたクランプアームとによる協働作業、及び下部での単独切断作業の双方を可能とする。また、しかも長尺の被破砕物を切断する場合に、被破砕物の左右の傾きを抑えて安全に切断作業を行うことができるようにする。
【解決手段】 ベースマシン3を構成する下部走行体1の前部左右両側にクランプアーム14,15をアーム支軸まわりの回動運動によって昇降自在に設けるとともに、両側クランプアーム間に、左側にはさみ式に上下方向に開閉して被破砕物Aを切断する切断具16を設け、被破砕物Aが長尺の場合に、この被破砕物Aをクランプアーム上面に載置支持した状態で切断具16で切断し得るように構成した。
【選択図】 図2
【解決手段】 ベースマシン3を構成する下部走行体1の前部左右両側にクランプアーム14,15をアーム支軸まわりの回動運動によって昇降自在に設けるとともに、両側クランプアーム間に、左側にはさみ式に上下方向に開閉して被破砕物Aを切断する切断具16を設け、被破砕物Aが長尺の場合に、この被破砕物Aをクランプアーム上面に載置支持した状態で切断具16で切断し得るように構成した。
【選択図】 図2
Description
本発明は建造物や各種廃棄物を破砕する破砕機に関するものである。
従来、破砕機として、特許文献1に示されているように、クローラ走行式のベースマシンに、ブーム、アームを備えた作業アタッチメントを取付け、この作業アタッチメントの先端に設けた開閉式の破砕装置(以下、上部破砕装置という)によって建造物や自動車を破砕(圧砕・切断)するものが公知である。
また、この公知の破砕機において、リサイクルのために被破砕物をより細かく破砕する手段として、
(イ) 特許文献1に示されているようにベースマシンの下部走行体の前部に左右一対のクランプアームを設け、被破砕物をこのクランプアームで地面に押え込んだ状態で上部破砕装置によって引きちぎる作業(以下、協働作業という)を行い得るようにしたもの、
(ロ) 特許文献2に示されているように、下部走行体の前部にクランプアームに代えて開閉式の切断具を設け、下部での被破砕物の単独切断を可能にしたもの
が公知である。
実開昭62−105024号
特開2002−89057号公報
(イ) 特許文献1に示されているようにベースマシンの下部走行体の前部に左右一対のクランプアームを設け、被破砕物をこのクランプアームで地面に押え込んだ状態で上部破砕装置によって引きちぎる作業(以下、協働作業という)を行い得るようにしたもの、
(ロ) 特許文献2に示されているように、下部走行体の前部にクランプアームに代えて開閉式の切断具を設け、下部での被破砕物の単独切断を可能にしたもの
が公知である。
ところが、上記(イ)の公知技術によると、上部破砕装置とクランプアームを併用する協働作業は可能であるが、下部単独での切断作業ができないため、被破砕物の細かな処理に不適である。
これに対し、(ロ)の公知技術によると、下部単独での切断作業が可能となるものの、協働作業時に、被破砕物を一個所でしか固定できないことから固定力が弱い等の点で作業能率が悪くなる。
しかも、被破砕物が長尺の場合、切断準備段階として被破砕物を開いた切断具に導入した状態で、被破砕物が片側接地状態で左右に大きく傾く。従って、この状態から切断が開始されると、被破砕物が大きく跳ね上がり、周辺の破砕片等が飛び散る等の問題がある。
なお、(ロ)の技術において、切断中、被破砕物の回転を止める受け面を下刃に設けているが、この受け面では、切断準備段階での長尺の被破砕物の傾きは防げないため、切断開始時に被破砕物が大きく跳ね上がるという問題は解決できない。
そこで本発明は、上部破砕装置との協働作業、及び下部単独での切断作業の双方が可能で、しかも単独切断作業時における切断開始時の跳ね上がりを抑えることができる破砕機を提供するものである。
請求項1の発明は、下部走行体上に上部旋回体が旋回自在に搭載されてベースマシンが構成され、このベースマシンの上部旋回体に起伏自在な作業アタッチメント、この作業アタッチメントの先端に破砕装置がそれぞれ設けられる破砕機において、上記下部走行体の前部左右両側に、被破砕物を地面に押さえ込むクランプアームを昇降駆動手段によって昇降しうる状態で設けるとともに、下刃と上刃を備えた開閉式の切断具を、両側クランプアーム間でクランプアームと一体に昇降可能に設け、長尺の被破砕物について、この被破砕物を上記クランプアーム上面に載置支持した状態で上記切断具によって切断し得るように構成したものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、切断具の下刃を片側のクランプアームに固定したものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、ベースマシンにおける上部旋回体の左右片側にキャビンを設け、切断具を、左右両側のうち上記キャビンが位置する側に設けたものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、切断具を左右いずれか片側に設けるとともに、この切断具が設けられた側と反対側のクランプアームに、同アーム上面に載置支持された被破砕物の前方移動を阻止するストッパを設けたものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの構成において、切断具を構成する下刃及び上刃の先端側に、被破砕物を把持し得る把持部を設けたものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかの構成において、クランプアームの基端部下面に、接地してドーザ作用を行うブレードを設けたものである。
請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかの構成において、クランプアームの先端部下面に凹凸状のスパイクを設けたものである。
本発明によると、ベースマシンの下部走行体の前部左右両側に、協働作業時に被破砕物を地面に押さえ込むクランプアームを設けるとともに、この両側クランプアーム間に開閉式の切断具を設けたから、被破砕物を両側クランプアームで押え込み固定した状態で協働作業を能率良く行うことができる一方、切断具による下部での単独切断作業も可能となる。
しかも、長尺の被破砕物の単独切断作業時に、被破砕物を切断具に導入した状態で被破砕物の片側をクランプアームによって地面より高い位置で支持できるため、被破砕物の傾きを小さくすることができる。従って、切断開始時の被破砕物の跳ね上がりを抑え、安全に作業することができる。
また、クランプアームと切断具を一体に昇降させるため、被破砕物が曲がっている場合や、周辺に散乱した他の被破砕物を避けて高い位置で切断作業を行いたい場合等、必要に応じて高さ方向の切断作業位置を任意に調節することができる。
請求項2の発明によると、切断具の下刃を片側のクランプアームに、これを下刃フレームとして兼用する状態で設けるため、両刃とも独立したフレームを備えた切断具をクランプアーム上に取付ける場合と比較して、部品点数が少なく、コストが安くてすむ。
請求項3の発明によると、切断具を、左右両側のうちキャビンが位置する側(一般的な機械では左側)に設けたから、キャビン内のオペレータが切断状況を見易く、作業能率及び安全性の向上に寄与する。
請求項4の発明によると、切断具を左右片側に設けるとともに、この切断具と反対側のクランプアームに、同アーム上面に載置支持された被破砕物の前方移動を阻止するストッパを設けたから、長尺の被破砕物の切断時に、被破砕物の切断される側と反対側の前すべりを抑えて能率よく切断具に挟み込み、かつ切断することができる。
請求項5の発明によると、切断具を構成する下刃及び上刃の先端側に、被破砕物を把持し得る把持部を設けたから、協働方式での破砕作業や破砕済みピースの仕分け作業等に便利となる。
請求項6の発明によると、クランプアームの基端部下面にドーザ作用を行うブレードを設けたから、このブレードによって切断具周辺から散乱物を排除し、切断具への被破砕物の挟み込み、切断作業を能率良く行うことができる。
請求項7の発明によると、協働作業時に、クランプアーム先端部の下面に設けたスパイクによって滑り止め効果を得ることができる。
第1実施形態(図1〜図4参照)
図1に実施形態にかかる破砕機全体を示す。
図1に実施形態にかかる破砕機全体を示す。
同図において、1はクローラ式の下部走行体、2はこの下部走行体1上に旋回自在に搭載された上部旋回体で、これらによってベースマシン3が構成され、このベースマシン3の上部旋回体2に作業アタッチメント4が装着される。
この作業アタッチメント4は、ブーム5と、このブーム5の先端に取付けられたアーム6とを備え、このアーム6の先端に上部破砕装置7が、左右方向の水平軸である揺動軸8を中心として回動自在で、かつ、中心軸Xまわりに回転自在な状態で取付けられる。
図中、9はブーム5(アタッチメント全体)を起伏させるブームシリンダ、10はアーム6を起伏作動させるアームシリンダ、11は上部破砕装置7を回動させる破砕装置シリンダである。
また、ベースマシン3の上部旋回体2には、破砕作業を含む各種作業の操作を行うキャビン12が左右片側(普通は左側。以下、この例で説明する)に設けられている。
一方、ベースマシン3における下部走行体1の前部に下部処理装置13が設けられている。この下部処理装置13の構成と作用を図2〜図5を併用して以下に詳述する。
この下部処理装置13は、下部走行体1の前部に左右に間隔を置いて前向きに設けられた一対のクランプアーム14,15と、このクランプアーム14,15間で同アーム上に設けられた上下方向に開閉するはさみ式の切断具16とを備え、図1中に二点鎖線で示すように、破砕装置7で掴んだ被破砕物Aを、作業アタッチメント4の屈伸・起伏動作を利用して下部処理装置13に運び、開いた切断具16に導入し、切断するように構成されている。
なお、この切断具16への被破砕物Aの運搬は別の運搬機械で行うことも可能である。
両クランプアーム14,15は四角筒状に形成され、それぞれその後端部に設けられたアームブラケット17,17が左右方向の水平軸であるアーム支軸18,18によって下部走行体1の下部処理装置取付部1aに取付けられている。
これにより、両クランプアーム14,15がアーム支軸18,18を中心として上下方向に回動(昇降)自在となり、アームブラケット17,17と下部処理装置取付部1aとの間に設けられた昇降シリンダ(油圧シリンダ)19,19によって昇降駆動されるようになっている。
図3中、20,20は両クランプアーム14,15を連結する連結部材である。
切断具16は、両クランプアーム14,15のうちキャビン12が設けられた側である左側(キャビン12内から見た左側。以下にいう左右の方向性について同じ)のクランプアーム14に固定された下刃21と、この下刃21の上側に設けられた上刃22とを備えている。
上刃22は上刃フレーム23の下面に設けられ、この上刃フレーム23が、左側クランプアーム14に設けられた上刃ブラケット24に水平な上刃支軸25によって取付けられている。
また、上刃ブラケット24に上刃駆動手段としての開閉シリンダ(油圧シリンダ)26が設けられ、この開閉シリンダ26の伸縮作動によって上刃フレーム23、すなわち上刃22が上刃支軸25を中心として上下方向に回動する。
こうして、はさみ式に上下方向に開閉自在な切断具16が構成され、下刃21と上刃22との間に挟み込んだ被破砕物(図1,2,4に管材を例示している)Aを切断し得るように構成されている。
また、下刃21及び上刃22の先端側には、細かな破砕片等を把持するためにペンチのように噛み合う把持部21a,22aが設けられている。
なお、滑り止めのために、図示のように上刃22の把持部22aの噛み合い面が凹凸状に形成されている。この凹凸状の噛み合い面は下刃21の把持部21aにも設けてもよい。
その他の構造として、図2〜図4に示すように、切断具16が設けられた側と反対側である右側のクランプアーム15の先端部上面にストッパ27が設けられている。
このストッパ27は、背面側に被破砕物Aを受け入れる凹みを持った突起として形成され、被破砕物Aの切断時にこのストッパ27によって被破砕物Aの一端側(右側)の前方移動が阻止される。
さらに、両クランプアーム14,15の先端部下面に鋸歯状のスパイク28が設けられ、協働方式での破砕作業時に、このスパイク28が被破砕物に対する滑り止めの役割を果たす。
この破砕機によると、被破砕物Aを下部処理装置13の両側クランプアーム14,15によって地面に強固に押え込み固定できるため、この状態で上部破砕装置7で被破砕物Aを引きちぎる等の協働作業を能率良く行うことができる。
一方、下部処理装置13に切断具16を設けているため、この切断具16によって下部での単独切断作業も行うことが可能となる。
しかも、この単独切断作業時において、被破砕物Aが型鋼や管材のような長尺物である場合、公知のように切断具のみを設けた場合(クランプアームが無い場合)と比較して、切断準備段階として被破砕物Aを切断具16に導入した状態で、被破砕物Aの片側をクランプアーム15によって地面より高い位置で支持できるため、被破砕物Aの傾きを小さくすることができる。
この点を詳述すると、下部処理装置13によって切断作業を行うときは、たとえば、図1中に二点鎖線で示すように破砕装置7で掴んだ被破砕物Aを下部処理装置13まで運び、図4に示すように開いた切断具16(下刃21と上刃22との間)に導入する。
この状態で、開閉シリンダ26を作動させて上刃22を回動させる(切断具16を閉じる)ことにより被破砕物Aを切断する。
ここで、被破砕物Aが両側クランプアーム14,15の外側間隔よりも長い長尺物である場合、この被破砕物Aが切断具16に導入された状態で、普通は左右の重量バランスがとれないため、左右いずれかに傾く。
図5はこの状況を正面視で模式的に示すもので、クランプアーム14,15が無い公知技術では、被破砕物Aは、図5中の二点鎖線で示すように右側が接地してはじめて安定するため、その傾斜角度が大きくなる。このため、この状態で切断を開始すると、傾斜角度が大きい分、被破砕物Aが水平姿勢に向けて大きく跳ね上がり、周辺の破砕片等が飛び散る等の問題が発生する。
これに対し、この破砕機によると、被破砕物Aの右側が右側のクランプアーム15の上面、つまり地面よりも高い位置で支持されるため、被破砕物Aの傾きを抑えることができる。
この場合、この実施形態では、切断具16の下刃21が左側クランプアーム14から少し上方に突出して設けられている関係で被破砕物Aは右下がりに傾くものの、その傾斜角度はクランプアーム14,15が無い場合よりは遥かに小さくてすむ(水平に近い姿勢となる)。
従って、被破砕物Aの傾きが小さい分、切断開始時の被破砕物Aの跳ね上がりを抑え、安全に作業することができる。
上記の基本的効果に加えて、この破砕機(下部処理装置13)によると次の効果を得ることができる。
(i) 切断具16の下刃21が左側クランプアーム14に固定され、上刃22のみが回動して被破砕物Aを切断するため、下刃21も回動式とした場合と比べて、切断中、被破砕物Aの切断ポイントが上下動しない。このため、効率の良い切断作用を安定して得ることができる。また、下刃21が固定で上刃22のみを回動させることにより、開閉シリンダ26の駆動力を切断力として切断具16に効率よく作用させることができる。
(ii) 両側クランプアーム14,15と切断具16を一体に昇降させるため、被破砕物Aが曲がっている場合や、周辺に散乱した他の被破砕物を避けて高い位置で切断作業を行いたい場合等に、切断作業を行う高さ位置を任意に調節することができる。
また、協働作業時に、クランプアーム14,15の昇降運動によって被破砕物Aの押え込み、解放操作がやり易くなる。
(iii) 切断具16の下刃21を左側クランプアーム14に、これを下刃フレームとして兼用する状態で設けているため、両刃とも独立したフレームを備えた切断具をクランプアーム上に取付ける場合と比較して、部品点数が少なく、コストが安くてすむ。
(iv) 切断具16を、左右両側のうちキャビン12が位置する左側に設けたから、キャビン内のオペレータが切断状況を見易く、作業能率及び安全性の向上に寄与する。
なお、この破砕機には、油圧ショベル等と同様に複数の油圧ポンプ(図示しない)が搭載され、各ポンプからの油が作業アタッチメント4の動作(ブーム動作、アーム動作等)及びベースマシン3の動作(走行、旋回)に振り分けられる。ここで、下部処理装置13による切断能力(速度)を上げるために、切断時に、切断具16の開閉シリンダ26に二つのポンプからの油を合流して供給する構成をとるのが望ましい。
他の実施形態
(1) 上記基本実施形態では、切断具16の下刃21を左側クランプアーム14にこれを下刃フレームに兼用する状態で設けたが、図6に示すように、下刃29及び上刃30をそれぞれクランプアーム14に対して独立したフレーム31,32に設けて切断具16を構成してもよい。
(1) 上記基本実施形態では、切断具16の下刃21を左側クランプアーム14にこれを下刃フレームに兼用する状態で設けたが、図6に示すように、下刃29及び上刃30をそれぞれクランプアーム14に対して独立したフレーム31,32に設けて切断具16を構成してもよい。
この場合、下刃フレーム31をクランプアーム14に対して固定してもよいし、可動式として回動自在に取付けてもよい。図例では固定式を採用し、上刃ブラケット33に設けた開閉シリンダ34によって上刃フレーム32を上下に回動させる構成をとっている。図6中、29a,30aは把持部である。
この構成によると、協働作業及び下部での単独切断作業の双方が可能となるという基本的効果は上記基本実施形態と同様に得ることができる。
なお、図6では、下刃29及び上刃30の位置が基本実施形態の場合よりも高くなる例を示しているが、両刃29,30を両側クランプアーム14,15間のできるだけ低い位置に設置することも可能である。こうすれば、基本実施形態と同様に、被破砕物Aが長尺の場合に切断準備段階で被破砕物Aの傾きを小さく抑えるという効果も確保することができる。
(2) 図6に示すように、両側クランプアーム14,15の基端部間にドーザ作用を行うブレード35を設けてもよい。こうすれば、このブレード35によって切断具周辺から散乱物を排除し、切断具16への被破砕物の挟み込み、切断作業を能率良く行うことができる。
(3) 上記実施形態では、切断具16を左側に設けたが、キャビン12が右側に設けられる場合は右側に設けてもよい。あるいは、この切断具16をキャビン12と反対側に設けてもよいし、左右中間部に設けてもよい。
(4) 上記実施形態では、左右両側のみにクランプアーム14,15を設けたが、切断具16と干渉しない範囲で左右中間位置にもクランプアームを設けてもよい。
(5) 上記実施形態では、ブーム5とアーム6とによって作業アタッチメント4を構成したが、複数段のブームとアームとによって多段屈伸式の作業アタッチメントを構成してもよい。
1 下部走行体
2 上部旋回体
3 ベースマシン
4 作業アタッチメント
7 破砕装置
13 下部処理装置
14,15 クランプアーム
16 切断具
18 アーム支軸
19 昇降駆動手段としての昇降シリンダ
21 切断具の下刃
22 同上刃
21a,22a 把持部
23 上刃フレーム
25 上刃支軸
26 上刃駆動手段としての開閉シリンダ
27 ストッパ
28 スパイク
29 下刃
30 上刃
31 下刃フレーム
30a,31a 把持部
32 上刃フレーム
34 開閉シリンダ
35 ブレード
2 上部旋回体
3 ベースマシン
4 作業アタッチメント
7 破砕装置
13 下部処理装置
14,15 クランプアーム
16 切断具
18 アーム支軸
19 昇降駆動手段としての昇降シリンダ
21 切断具の下刃
22 同上刃
21a,22a 把持部
23 上刃フレーム
25 上刃支軸
26 上刃駆動手段としての開閉シリンダ
27 ストッパ
28 スパイク
29 下刃
30 上刃
31 下刃フレーム
30a,31a 把持部
32 上刃フレーム
34 開閉シリンダ
35 ブレード
Claims (7)
- 下部走行体上に上部旋回体が旋回自在に搭載されてベースマシンが構成され、このベースマシンの上部旋回体に起伏自在な作業アタッチメント、この作業アタッチメントの先端に破砕装置がそれぞれ設けられる破砕機において、上記下部走行体の前部左右両側に、被破砕物を地面に押さえ込むクランプアームを昇降駆動手段によって昇降しうる状態で設けるとともに、下刃と上刃を備えた開閉式の切断具を、両側クランプアーム間でクランプアームと一体に昇降可能に設け、長尺の被破砕物について、この被破砕物を上記クランプアーム上面に載置支持した状態で上記切断具によって切断し得るように構成したことを特徴とする破砕機。
- 請求項1記載の破砕機において、切断具の下刃を片側のクランプアームに固定したことを特徴とする破砕機。
- 請求項1または2記載の破砕機において、ベースマシンにおける上部旋回体の左右片側にキャビンを設け、切断具を、左右両側のうち上記キャビンが位置する側に設けたことを特徴とする破砕機。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の破砕機において、切断具を左右いずれか片側に設けるとともに、この切断具が設けられた側と反対側のクランプアームに、同アーム上面に載置支持された被破砕物の前方移動を阻止するストッパを設けたことを特徴とする破砕機。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の破砕機において、切断具を構成する下刃及び上刃の先端側に、被破砕物を把持し得る把持部を設けたことを特徴とする破砕機。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の破砕機において、クランプアームの基端部下面に、接地してドーザ作用を行うブレードを設けたことを特徴とする破砕機。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の破砕機において、クランプアームの先端部下面に凹凸状のスパイクを設けたことを特徴とする破砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005049403A JP2006233572A (ja) | 2005-02-24 | 2005-02-24 | 破砕機 |
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JP2005049403A JP2006233572A (ja) | 2005-02-24 | 2005-02-24 | 破砕機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=37041532
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JP2005049403A Pending JP2006233572A (ja) | 2005-02-24 | 2005-02-24 | 破砕機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006233572A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108222116A (zh) * | 2018-02-06 | 2018-06-29 | 江阴市世盟机械有限公司 | 一种抓石器上的钳口侧板 |
CN108252344A (zh) * | 2018-02-06 | 2018-07-06 | 江阴市世盟机械有限公司 | 一种抓石器 |
CN108331066A (zh) * | 2018-02-06 | 2018-07-27 | 江阴市世盟机械有限公司 | 一种抓石器上的主筋板 |
CN108457328A (zh) * | 2018-02-06 | 2018-08-28 | 江阴市世盟机械有限公司 | 一种抓石器上的钳口盖板 |
-
2005
- 2005-02-24 JP JP2005049403A patent/JP2006233572A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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