JP2006231758A - 印刷版のスリーブへの取付方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 印刷版のスリーブへの取付方法に関し、スリーブを用いたオフセット印刷機において、印刷版の取り外し時に印刷版を容易に取り外すことができるようにする。
【解決手段】 スリーブ1を用いたオフセット印刷機における、印刷版4のスリーブ4への取付方法であって、スリーブ1外周面に、スリーブ1外周面を保護する保護層2を形成する保護層形成ステップと、保護層2の表面に、印刷版4を接着するための接着層3を形成する接着層形成ステップと、接着層3の表面に印刷版4を接着する印刷版接着ステップとをそなえる。
【選択図】 図1
【解決手段】 スリーブ1を用いたオフセット印刷機における、印刷版4のスリーブ4への取付方法であって、スリーブ1外周面に、スリーブ1外周面を保護する保護層2を形成する保護層形成ステップと、保護層2の表面に、印刷版4を接着するための接着層3を形成する接着層形成ステップと、接着層3の表面に印刷版4を接着する印刷版接着ステップとをそなえる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、スリーブを用いたオフセット印刷機に関し、特に、外径の異なるスリーブを選択して用いてカットオフ長さを可変に構成したバリアブルカットオフ印刷機に用いて好適の、印刷版のスリーブへの取付方法に関するものである。
従来より、オフセット印刷機において、版胴の表面に印刷版(以下、単に版という)を取り付ける方法が種々開発されている。その代表的なものとして、例えば特許文献1には、版胴表面に機械幅方向に亘って帯状にスリットを形成し、版胴表面に巻きつけた版の咥え側端部及び咥え尻側端部を上記スリットに挿入して係止することにより、版を版胴表面に取り付ける方法が開示されている。この特許文献1の取付方法では、寸法公差を誤ると、版の咥え側端部や咥え尻側端部をスリットに挿入できなかったり、逆に、スリット幅が広すぎて版の咥え側端部や咥え尻側端部を十分に係止できなかったりするおそれがある。
また、特許文献2には、版の一端部及び他端部を接続した円筒形状の版を圧縮空気によって版の径を一時的に広げて版胴表面にかぶせる方法が開示されている。この特許文献2の取付方法では、スリーブ状版を製作するためのコストが高く、また、スリーブ状版を保管しておくためのスペースが必要となる。
ところで、近年、版胴の径を変更することが可能なオフセット印刷機(これをバリアブルカットオフ印刷機ともいう)が開発されている。このようなオフセット印刷機では、予め厚みの異なる(即ち、内径は版胴外径と略等しく、外径が異なる)円筒形状のスリーブを複数用意しておき、例えば印刷物の長さに対応した版胴径となるように適宜必要なスリーブを選択し、この選択したスリーブを版胴の軸方向一端部から嵌め込んで版胴に装着する。また、スリーブ表面には予め版締め装置が装備されており、スリーブを版胴に装着した状態で版締め装置によりスリーブ表面に版を取り付ける。
ところで、近年、版胴の径を変更することが可能なオフセット印刷機(これをバリアブルカットオフ印刷機ともいう)が開発されている。このようなオフセット印刷機では、予め厚みの異なる(即ち、内径は版胴外径と略等しく、外径が異なる)円筒形状のスリーブを複数用意しておき、例えば印刷物の長さに対応した版胴径となるように適宜必要なスリーブを選択し、この選択したスリーブを版胴の軸方向一端部から嵌め込んで版胴に装着する。また、スリーブ表面には予め版締め装置が装備されており、スリーブを版胴に装着した状態で版締め装置によりスリーブ表面に版を取り付ける。
特許文献3には、オフセット印刷機ではないが、フレキソ印刷機において、表面に版を備えたスリーブが開示されている。一般に、フレキソ印刷機では、両面テープを用いて版をスリーブ表面に直接貼り付けている。
特開平8−58064号公報
特開平7−68736号公報
特開平9−207308号公報
しかしながら、上述したスリーブを用いたオフセット印刷機において、一般的なフレキソ印刷機のように両面テープにより版をスリーブ表面に直接貼り付けると、版をスリーブ表面から取り外す際に版が剥がれにくく、無理に剥がそうとするとスリーブ表面が物理的に損傷してしまうおそれがある。また、たとえ版を剥がせたとしても両面テープの粘着物質がスリーブ表面に残るため、溶剤を使ってスリーブ表面を洗浄する必要があり、これによりスリーブ表面が化学的に損傷してしまうおそれもある。特に、オフセット印刷機では、フレキソ印刷機と比べて版の交換が頻繁であるため、版取り外し作業に多大な時間がかかり作業者の負担も大きい。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、スリーブを用いたオフセット印刷機において、印刷版の取り外し時に印刷版を容易に取り外すことができるようにした、印刷版のスリーブへの取付方法を提供することを目的とする。
このため、請求項1記載の本発明の印刷版のスリーブへの取付方法は、スリーブを用いたオフセット印刷機における、印刷版の該スリーブへの取付方法であって、該スリーブ外周面に、該スリーブ外周面を保護する保護層を形成する保護層形成ステップと、該保護層の表面に、該印刷版を接着するための接着層を形成する接着層形成ステップと、該接着層の表面に該印刷版を接着する印刷版接着ステップとをそなえていることを特徴としている。
請求項2記載の本発明の印刷版のスリーブへの取付方法は、請求項1記載の方法において、該保護層形成ステップでは、該スリーブ外周面を熱収縮フィルムで覆って該熱収縮フィルムを加熱し、該熱収縮フィルムを該スリーブ外周面に密着させることにより、該保護層を形成することを特徴としている。
請求項3記載の本発明の印刷版のスリーブへの取付方法は、請求項1又は2記載の方法において、該接着層形成ステップでは、該保護層の表面に両面テープを貼り付けることにより、該接着層を形成することを特徴としている。
請求項3記載の本発明の印刷版のスリーブへの取付方法は、請求項1又は2記載の方法において、該接着層形成ステップでは、該保護層の表面に両面テープを貼り付けることにより、該接着層を形成することを特徴としている。
請求項4記載の本発明の印刷版のスリーブへの取付方法は、請求項1〜3の何れか1項に記載の方法において、該スリーブが該スリーブ外周面の機械幅方向に亘って帯状のスリットを有しているとともに、該スリット内に、該印刷版の咥え側端部及び咥え尻側端部を係止する係止部材を設け、該印刷版接着ステップの後、該印刷版の咥え側端部及び咥え尻側端部を該係止部材により係止することを特徴としている。
請求項5記載の本発明の印刷版のスリーブへの取付方法は、請求項1〜4の何れか1項に記載の方法において、該印刷版の咥え側端部と咥え尻側端部との間の隙間に、該隙間を塞ぐシール部材を装着することを特徴としている。
請求項1記載の本発明の印刷版のスリーブへの取付方法によれば、スリーブの外周面に保護層を介して印刷版をスリーブに対して間接的に接着するので、印刷版をスリーブ表面から取り外す際に印刷版が剥がれにくくなるのを防止することができる。これにより、スリーブ表面に物理的及び化学的な損傷を与えることなく印刷版を容易に取り外すことが可能になる。
請求項2記載の本発明の印刷版のスリーブへの取付方法によれば、熱収縮フィルムにより容易に保護層を形成することができるとともに、印刷版の取り外し時にはスリーブ表面から容易に剥がすことができる。
請求項3記載の本発明の印刷版のスリーブへの取付方法によれば、両面テープにより印刷版を保護層表面に容易に貼り付けることができる。
請求項3記載の本発明の印刷版のスリーブへの取付方法によれば、両面テープにより印刷版を保護層表面に容易に貼り付けることができる。
請求項4記載の本発明の印刷版のスリーブへの取付方法によれば、印刷版の咥え側端部及び咥え尻側端部を係止部材により係止することで、印刷版をより確実にスリーブ上に装着することができる。
請求項5記載の本発明の印刷版のスリーブへの取付方法によれば、シール部材により印刷版の咥え側端部と咥え尻側端部との間の隙間を塞ぐので、印刷中、この隙間にインキや水が浸入するのを防止することができる。
請求項5記載の本発明の印刷版のスリーブへの取付方法によれば、シール部材により印刷版の咥え側端部と咥え尻側端部との間の隙間を塞ぐので、印刷中、この隙間にインキや水が浸入するのを防止することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(A)第1実施形態
図1(a)〜図1(d)は、本発明の第1実施形態としての印刷版のスリーブへの取付方法を説明するための模式図であって、図1(a)はスリーブに熱収縮フィルムを被せた状態を示す図、図1(b)は熱収縮フィルムを加熱してスリーブ外周面に密着させた状態を示す図、図1(c)は熱収縮フィルム上に両面テープにより印刷版を接着させた状態を示す図、図1(d)は印刷版をスリーブから取り外した状態を示す図である。なお、図1(a)〜図1(d)はスリーブの機械幅方向(軸方向)に垂直な面で切断した時の断面図を示している。また、便宜上、図1(a)〜図1(d)では、熱収縮フィルム2,両面テープ3及び印刷版4の厚さを誇張して示しており、実際は、これら熱収縮フィルム2,両面テープ3及び印刷版4の厚さはスリーブ1の厚さよりも格段に薄い。
(A)第1実施形態
図1(a)〜図1(d)は、本発明の第1実施形態としての印刷版のスリーブへの取付方法を説明するための模式図であって、図1(a)はスリーブに熱収縮フィルムを被せた状態を示す図、図1(b)は熱収縮フィルムを加熱してスリーブ外周面に密着させた状態を示す図、図1(c)は熱収縮フィルム上に両面テープにより印刷版を接着させた状態を示す図、図1(d)は印刷版をスリーブから取り外した状態を示す図である。なお、図1(a)〜図1(d)はスリーブの機械幅方向(軸方向)に垂直な面で切断した時の断面図を示している。また、便宜上、図1(a)〜図1(d)では、熱収縮フィルム2,両面テープ3及び印刷版4の厚さを誇張して示しており、実際は、これら熱収縮フィルム2,両面テープ3及び印刷版4の厚さはスリーブ1の厚さよりも格段に薄い。
前述したように、オフセット印刷機には、一般にバリアブルカットオフ印刷機と称される、版胴の径を変えることが可能なオフセット印刷機があり、このようなオフセット印刷機では、厚みの異なる(即ち、内径は版胴外径と略等しく、外径が異なる)円筒形状のスリーブを複数用意しておき、例えば印刷物の長さに対応した版胴径となるように適宜必要なスリーブを選択し、この選択したスリーブの表面に印刷版(単に版ともいう)を取り付けた後、版胴の軸方向一端部から嵌め込んで版胴に装着する。本方法は、このようなスリーブに版を取り付けるのに用いられる。
図1(a)に示すように、スリーブ1はそれぞれ厚みが異なるが、ここでは約20mmの厚みを有している。また、スリーブ1は、例えば硬質発泡ウレタン材で形成されている。
熱収縮フィルム2は、加熱により収縮するフィルムであり、物理的強度,熱収縮力及び取付容易さの観点から約0.03〜0.10mmの厚みを有していることが好ましい。また、熱収縮フィルム2は、スリーブ1の外径よりも大きい内径を有する円筒形状(チューブ状)に形成されており、スリーブ1の外周面全体を覆うことが可能なようにスリーブ1の軸方向に亘って十分な長さを有している。熱収縮フィルム2としては、例えばヒシペット(登録商標)と称されるポリエステル系フィルムを用いることができる。このような熱収縮フィルム2を例えば熱風により加熱することにより、図1(b)に示すように収縮してスリーブ1外周面に密着し、スリーブ1外周面を保護する保護層を形成する。ただし、熱収縮フィルム2はスリーブ1外周面に密着するが、両面テープや糊などの接着材のようにスリーブ1外周面に強固に貼り付いて剥がれなくなるというものではなく、カッターなどの切断手段により容易にスリーブ1外周面から剥がれる。従って、両面テープや糊などの接着部材の粘着物質がスリーブ1外周面に残ることもない。
熱収縮フィルム2は、加熱により収縮するフィルムであり、物理的強度,熱収縮力及び取付容易さの観点から約0.03〜0.10mmの厚みを有していることが好ましい。また、熱収縮フィルム2は、スリーブ1の外径よりも大きい内径を有する円筒形状(チューブ状)に形成されており、スリーブ1の外周面全体を覆うことが可能なようにスリーブ1の軸方向に亘って十分な長さを有している。熱収縮フィルム2としては、例えばヒシペット(登録商標)と称されるポリエステル系フィルムを用いることができる。このような熱収縮フィルム2を例えば熱風により加熱することにより、図1(b)に示すように収縮してスリーブ1外周面に密着し、スリーブ1外周面を保護する保護層を形成する。ただし、熱収縮フィルム2はスリーブ1外周面に密着するが、両面テープや糊などの接着材のようにスリーブ1外周面に強固に貼り付いて剥がれなくなるというものではなく、カッターなどの切断手段により容易にスリーブ1外周面から剥がれる。従って、両面テープや糊などの接着部材の粘着物質がスリーブ1外周面に残ることもない。
なお、保護層として熱収縮フィルム2を用いることが好ましいが、熱収縮フィルム2の代わりに、可撓性又は可塑性の薄板をスリーブ1外周面に巻き付け、少なくとも両端部分を両面テープでスリーブ1外周面に貼り付けるようにしてもよい。この場合、スリーブ1外周面に直接両面テープが貼り付けられることになるが、両面テープをスリーブ1外周面の全域に貼り付けるのとは異なり、薄板の少なくとも両端部分だけに貼り付けるだけでよいので、薄板を容易に剥がすことができ、両面テープの粘着物質も残りにくい。
また、熱収縮フィルム2の代わりに、例えば、スリーブ1の外径よりも小さい内径を有し、熱収縮フィルム2の厚みと略同じ厚みを有する伸縮可能な円筒形状のゴム(弾性体)であってもよい。このような円筒状ゴムをスリーブ1に嵌めることによっても、保護層を形成することができる。円筒状ゴムを使用する場合、熱収縮フィルム2と比べて、スリーブ1に嵌めるときに力を必要とするが、熱収縮フィルム2のように熱風などにより加熱して収縮させる必要がなくなるという利点がある。
図1(c)に示すように、接着層としての両面テープ(両面接着テープ)3は、両面に粘着物質が付着しており、版4を熱収縮フィルム2表面に固定するためのものである。また、両面テープ3は、版4がスリーブ上に確実に接着されるのであれば、熱収縮フィルム2表面に部分的に貼り付けておくようにしてもよいが、両面テープ3が存在しない部分の版4がたわむおそれがあるので、両面テープ3を熱収縮フィルム2表面の全体に均一に貼っておくことが好ましい。両面テープ3は0.1mm程度の厚みなので容易にカッターで切断することが可能である。
なお、ここでは、接着層として両面テープ3を用いているが、両面テープ3の代わりに、糊などの接着剤を用いて版4を貼り付けてももちろんよい。
版4は、一般にアルミ製であり、ここでは約0.24〜0.30mmの厚みを有している。版4は、スリーブ1外周面に熱収縮フィルム2を介して間接的に接着される。また、版4がスリーブ1上に貼り付けられたとき、版4の一端部及び他端部との間に微小なギャップ(微小隙間)Aが形成されるが、このギャップが両面テープ3貼り付け時の継ぎ目に対応するように版4を貼り付けることが好ましい。このように版4を貼り付けることで、両面テープ3の継ぎ目による厚みむらが版4の表面に影響することがない。なお、図1(c)においては、便宜上、微小隙間Aを実際よりも拡大して示している。
版4は、一般にアルミ製であり、ここでは約0.24〜0.30mmの厚みを有している。版4は、スリーブ1外周面に熱収縮フィルム2を介して間接的に接着される。また、版4がスリーブ1上に貼り付けられたとき、版4の一端部及び他端部との間に微小なギャップ(微小隙間)Aが形成されるが、このギャップが両面テープ3貼り付け時の継ぎ目に対応するように版4を貼り付けることが好ましい。このように版4を貼り付けることで、両面テープ3の継ぎ目による厚みむらが版4の表面に影響することがない。なお、図1(c)においては、便宜上、微小隙間Aを実際よりも拡大して示している。
本実施形態にかかるスリーブ1,熱収縮フィルム2,両面テープ3及び版4は、上述のように構成されているので、版4のスリーブ1への取り付けは以下のように行われる。すなわち、まず、図1(a)に示すように、スリーブ1に熱収縮フィルム2を被せる。次に、図1(b)に示すように、熱収縮フィルム2を熱風などにより加熱して収縮させ、スリーブ1外周面に密着させる。これにより、スリーブ1外周面に保護層が形成される(保護層形成ステップ)。その後、図1(c)に示すように、熱収縮フィルム2表面に両面テープ3を貼り(接着層形成ステップ)、そして、両面テープ3表面に版4を接着する(印刷版接着ステップ)。なお、これらの作業は全て機外で行われる。版4のスリーブ1への取り付けが終了した後、この版4が巻着されたスリーブ1を印刷機にセットして印刷を行なう。
また、版4を取り外す際には、図1(c)に示すように、両面テープ3及び印刷版4の微小隙間Aに例えばカッターの先端を入れ、熱収縮フィルム2を微小隙間Aに沿って切ることにより、図1(d)に示すように、熱収縮フィルム2,両面テープ3及び印刷版4を一緒にスリーブ1から取り外す。この取り外し作業も、取り付け作業と同様に機外で行なう。
このように、本実施形態にかかる印刷版4のスリーブ1への取付方法によれば、スリーブ1の外周面に保護層(中間部材)としての熱収縮フィルム2を介して版4を間接的に接着するので、版4をスリーブ1表面から取り外す際に版4が剥がれにくくなるのを防止することができる。これにより、スリーブ1外周面に物理的な損傷を与えることなく版4をスリーブ1から容易に取り外すことができる。また、スリーブ1外周面に粘着物質が残ることもないので、溶剤を使う必要もなく、スリーブ1表面に化学的な損傷を与えることもない。したがって、スリーブ1の寿命が延びるという効果や、版取り外し作業にかかる時間を短縮して作業者の負担を軽減することができるという効果もある。
また、保護層は熱収縮フィルム2により容易に形成することができ、版4の取り外し時にはスリーブ1表面から容易に剥がすことができる。さらに、両面テープ3により版4を熱収縮フィルム2表面に容易に貼り付けることができる。
また、上述したように版4の一端部及び他端部との間にギャップが形成されるが、このギャップは非常に小さいので、従来の版締め装置が装備されるスリーブと比べても、印刷長を長くすることができる。
また、上述したように版4の一端部及び他端部との間にギャップが形成されるが、このギャップは非常に小さいので、従来の版締め装置が装備されるスリーブと比べても、印刷長を長くすることができる。
さらに、版4を貼り付けるだけの簡素な取付方法であるので、版4をスリーブ1に締め付ける版締め装置が不要であり、厚みの薄いスリーブ1への版4の取付が可能である。
なお、版4の剛性が高い場合、版4の一端部及び他端部がスリーブ1表面から離れようとする(スプリングバック現象が起こる)ので、例えば、版4の一端部及び他端部における両面テープ3の接着力を他の領域よりも上げておいたり、予め版4の一端部及び他端部の曲率が中間部の曲率よりも大きくなるように(即ち、版4の一端部及び他端部が中間部よりもスリーブ1内方側へ曲がるように)版4を形成しておいたりしてもよい。これにより、版4の一端部及び他端部がスリーブ1表面から離れてしまうことを防止できる。
なお、版4の剛性が高い場合、版4の一端部及び他端部がスリーブ1表面から離れようとする(スプリングバック現象が起こる)ので、例えば、版4の一端部及び他端部における両面テープ3の接着力を他の領域よりも上げておいたり、予め版4の一端部及び他端部の曲率が中間部の曲率よりも大きくなるように(即ち、版4の一端部及び他端部が中間部よりもスリーブ1内方側へ曲がるように)版4を形成しておいたりしてもよい。これにより、版4の一端部及び他端部がスリーブ1表面から離れてしまうことを防止できる。
(B)第2実施形態
図2は、本発明の第2実施形態としての印刷版のスリーブへの取付方法を説明するための模式図であって、印刷版の両端部付近を拡大して示す図である。なお、図2はスリーブの機械幅方向(軸方向)に垂直な面で切断した時の断面図を示している。また、図2において、前述した第1実施形態と同一の部位については同一の符号を用いて示しており、以下では、第1実施形態とは異なる点について説明する。
図2は、本発明の第2実施形態としての印刷版のスリーブへの取付方法を説明するための模式図であって、印刷版の両端部付近を拡大して示す図である。なお、図2はスリーブの機械幅方向(軸方向)に垂直な面で切断した時の断面図を示している。また、図2において、前述した第1実施形態と同一の部位については同一の符号を用いて示しており、以下では、第1実施形態とは異なる点について説明する。
図2に示すように、本実施形態にかかるスリーブ1には、スリーブ1外周面の機械幅方向に亘って帯状のスリット(凹部)1aが形成されている。スリット1aは、ここでは約5〜7mmの深さで形成されている。また、版4の一端部(ここでは咥え側端部ともいう)4a及び他端部(ここでは咥え尻側端部ともいう)4bがスリット1a内に入り込むようにスリーブ1内方へ向かって屈曲して形成されている。
さらに、スリーブ1のスリット1a内に嵌挿され、版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bを係止する押さえ棒(係止部材)5がそなえられる。押さえ棒5は樹脂製又は金属製であり、スリーブ1の機械幅方向へ延設されている。また、押さえ棒5の上面(スリット1aの開口面側の面)には溝部5aが形成されており、この溝部5a内に版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bが嵌挿されて係止されるようになっている。押さえ棒5は、熱収縮フィルム2をスリーブ1外周面(スリット1a内部も含む)に密着してからスリット1a内に嵌挿するのが好ましい。
このような構成により、版4のスリーブ1への取り付けは以下のように行われる。すなわち、まず、スリーブ1に熱収縮フィルム2を被せて、熱収縮フィルム2を熱風などにより加熱して収縮させ、スリーブ1外周面に(スリット1a内部にも)密着させる。これにより、スリーブ1外周面に保護層を形成する(保護層形成ステップ)。次に、スリット1a内に押さえ棒5を嵌挿するとともに熱収縮フィルム2表面に両面テープ3を貼り(接着層形成ステップ)、両面テープ3表面に版4を接着する(印刷版接着ステップ)。そして、版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bを押さえ棒5の溝部5aに嵌挿して係止する。なお、これらの作業は全て機外で行われる。版4のスリーブ1への取り付けが終了した後、この版4が巻着されたスリーブ1を印刷機にセットして印刷を行なう。
また、版4を取り外す際には、版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部5bを押さえ棒5の溝部5aから取り外すとともに押さえ棒5もスリット1aから取り外して、例えばスリット1a内壁に密着している熱収縮フィルム2をカッターにより切断することで、熱収縮フィルム2,両面テープ3及び版4を一緒にスリーブ1から取り外す。この取り外し作業も、取り付け作業と同様に機外で行なう。
このように、本実施形態にかかる印刷版4のスリーブ1への取付方法によれば、第1実施形態と同様の効果が得られる。すなわち、スリーブ1の外周面に保護層(中間部材)としての熱収縮フィルム2を介して版4を間接的に接着するので、版4をスリーブ1表面から取り外す際に版4が剥がれにくくなるのを防止することができる。これにより、スリーブ1外周面に物理的な損傷を与えることなく版4をスリーブ1から容易に取り外すことができる。また、スリーブ1外周面に粘着物質が残ることもないので、溶剤を使う必要もなく、スリーブ1表面に化学的な損傷を与えることもない。したがって、スリーブ1の寿命が延びるという効果もある。
また、保護層を熱収縮フィルム2により容易に形成することができ、版4の取り外し時にはスリーブ1表面から容易に剥がすことができる。さらに、両面テープ3により版4を熱収縮フィルム2表面に容易に貼り付けることができる。
また、上述したように版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bとの間にギャップが形成されるが、このギャップは非常に小さいので、従来の版締め装置が装備されるスリーブと比べても、印刷長を長くすることができる。
また、上述したように版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bとの間にギャップが形成されるが、このギャップは非常に小さいので、従来の版締め装置が装備されるスリーブと比べても、印刷長を長くすることができる。
さらに、押さえ棒5により版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bを係止するので、版4をスリーブ1上に確実に巻着させることができ、版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bがスプリングバックによりスリーブ1から外れてしまうことを防止できる。
なお、本実施形態では、押さえ棒5に溝部5aを形成し、この溝部5aに版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bを係止したが、例えば図3に示すように、溝部5aを形成せずに、押さえ棒5をスリット1aの一方の内壁に熱収縮フィルム2を介して接するように配置し、版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bをスリット1aの他方の内壁に密着している熱収縮フィルム2と押さえ棒5との間に嵌挿して係止するようにしてもよい。この場合、スリーブ1外周面に熱収縮フィルム2及び両面テープ3を貼り付けた後、まず、版4の咥え側端部4aをスリーブ1のスリット1aに引っ掛けた状態で版4を両面テープ3表面に貼り付けていく。そして、スリーブ1のスリット1a内に押さえ棒5を入れて、この押さえ棒5と版4の咥え側端部4aとの間に咥え尻側端部4bを挿入して版4を取り付ける。
なお、本実施形態では、押さえ棒5に溝部5aを形成し、この溝部5aに版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bを係止したが、例えば図3に示すように、溝部5aを形成せずに、押さえ棒5をスリット1aの一方の内壁に熱収縮フィルム2を介して接するように配置し、版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bをスリット1aの他方の内壁に密着している熱収縮フィルム2と押さえ棒5との間に嵌挿して係止するようにしてもよい。この場合、スリーブ1外周面に熱収縮フィルム2及び両面テープ3を貼り付けた後、まず、版4の咥え側端部4aをスリーブ1のスリット1aに引っ掛けた状態で版4を両面テープ3表面に貼り付けていく。そして、スリーブ1のスリット1a内に押さえ棒5を入れて、この押さえ棒5と版4の咥え側端部4aとの間に咥え尻側端部4bを挿入して版4を取り付ける。
また、図3に示すスリーブ1のスリット1aが、図4に示すようにスリーブ1周面に対して傾斜させて形成されていてもよい。これにより、版4を両面テープ3表面に貼り付ける際、版4の咥え側端部4aをスリット1aに引っ掛けやすく、また、版4の咥え尻側端部4bを押さえ棒5と版4の咥え側端部4aとの間に挿入しやすいという利点がある。
また、図2に示す版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bの間に隙間が残る場合には、図5に示すように版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bの間に、ゴムやスポンジなどのシール部材(弾性体)6を装着して上記隙間を塞ぐようにしてもよい。これにより、印刷中、この隙間にインキや水が浸入するのを防止して、版4が抜け落ちてしまうのを防止することができる。なお、シール部材6の上面が版4表面を滑らかに接続するようにシール部材6を装着することが好ましく、これにより印刷時の振動発生を抑制できる。
また、図2に示す版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bの間に隙間が残る場合には、図5に示すように版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bの間に、ゴムやスポンジなどのシール部材(弾性体)6を装着して上記隙間を塞ぐようにしてもよい。これにより、印刷中、この隙間にインキや水が浸入するのを防止して、版4が抜け落ちてしまうのを防止することができる。なお、シール部材6の上面が版4表面を滑らかに接続するようにシール部材6を装着することが好ましく、これにより印刷時の振動発生を抑制できる。
さらに、図5に示すスリーブ1のスリット1a及び押さえ棒5が、図6に示すように台形の断面形状に形成されていてもよい。押さえ棒5は、熱収縮フィルム2をスリーブ1に密着させた後、スリーブ1の軸方向一端部からスリット1a内に挿入させることができる。これにより、押さえ棒5がスリット1aからスリーブ1周外方向へ抜けにくいという利点がある。
また、図2に示すスリーブ1のスリット1a及び押さえ棒5が、図6に示すように台形の断面形状に形成されていてもよい。さらに、図3及び図4に示す版4の咥え側端部4a及び咥え尻側端部4bの間に隙間がある場合にも、この隙間に図5及び図6に示すシール部材6を装着してもよい。
また、熱収縮フィルム2の切断方法としては、図7に示すように、例えば、予めスリット1a内部の熱収縮フィルム2に接して機械幅方向一端部から他端部に亘ってニクロム線7を通しておき、熱収縮フィルム2の切断時にはニクロム線に通電することで熱収縮フィルム2を切断するようにしてもよい。また、例えば、予めスリット1a内部の熱収縮フィルム2に干渉しない位置にカッターなどの切断手段8を設置しておいて、熱収縮フィルム2の切断時には上記切断手段8により熱収縮フィルム2を切断するようにしてもよい。さらに、例えば、予め熱収縮フィルム2の機械幅方向一端部から他端部そして他端部から一端部へ折り返すように極細ワイヤーを通しておき、熱収縮フィルム2の切断時には極細ワイヤーを引っ張ることで熱収縮フィルム2を切断するようにしてもよい。また、版4を再使用する必要がなければ、熱収縮フィルム2,両面テープ3及び版4をまとめてカッターで切断するようにしてもよい。もちろん、切断方法はこれらに限定されるものではない。
また、熱収縮フィルム2の切断方法としては、図7に示すように、例えば、予めスリット1a内部の熱収縮フィルム2に接して機械幅方向一端部から他端部に亘ってニクロム線7を通しておき、熱収縮フィルム2の切断時にはニクロム線に通電することで熱収縮フィルム2を切断するようにしてもよい。また、例えば、予めスリット1a内部の熱収縮フィルム2に干渉しない位置にカッターなどの切断手段8を設置しておいて、熱収縮フィルム2の切断時には上記切断手段8により熱収縮フィルム2を切断するようにしてもよい。さらに、例えば、予め熱収縮フィルム2の機械幅方向一端部から他端部そして他端部から一端部へ折り返すように極細ワイヤーを通しておき、熱収縮フィルム2の切断時には極細ワイヤーを引っ張ることで熱収縮フィルム2を切断するようにしてもよい。また、版4を再使用する必要がなければ、熱収縮フィルム2,両面テープ3及び版4をまとめてカッターで切断するようにしてもよい。もちろん、切断方法はこれらに限定されるものではない。
(C)その他
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、第1実施形態では、両面テープ3及び印刷版4の微小隙間Aにカッターの先端を入れて熱収縮フィルム2を微小隙間Aに沿って切ることにより熱収縮フィルム2を切断したが、第2実施形態で説明した切断方法を用いて熱収縮フィルム2を切断してもよい。すなわち、例えば、熱収縮フィルム2に接して機械幅方向一端部から他端部に亘ってニクロム線7を通しておき、熱収縮フィルム2の切断時にはニクロム線に通電することで熱収縮フィルム2を切断したり、また、例えば、熱収縮フィルム2の機械幅方向一端部から他端部そして他端部から一端部へ折り返すように極細ワイヤーを通しておき、熱収縮フィルム2の切断時には極細ワイヤーを引っ張ることで熱収縮フィルム2を切断したりしてもよい。また、第1実施形態においても、版4を再使用する必要がなければ、熱収縮フィルム2,両面テープ3及び版4をまとめてカッターで切断するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、第1実施形態では、両面テープ3及び印刷版4の微小隙間Aにカッターの先端を入れて熱収縮フィルム2を微小隙間Aに沿って切ることにより熱収縮フィルム2を切断したが、第2実施形態で説明した切断方法を用いて熱収縮フィルム2を切断してもよい。すなわち、例えば、熱収縮フィルム2に接して機械幅方向一端部から他端部に亘ってニクロム線7を通しておき、熱収縮フィルム2の切断時にはニクロム線に通電することで熱収縮フィルム2を切断したり、また、例えば、熱収縮フィルム2の機械幅方向一端部から他端部そして他端部から一端部へ折り返すように極細ワイヤーを通しておき、熱収縮フィルム2の切断時には極細ワイヤーを引っ張ることで熱収縮フィルム2を切断したりしてもよい。また、第1実施形態においても、版4を再使用する必要がなければ、熱収縮フィルム2,両面テープ3及び版4をまとめてカッターで切断するようにしてもよい。
また、熱収縮フィルム2,両面テープ3及び版4の合計の厚みに対応した長さ分だけカッターの刃を突き出した状態で熱収縮フィルム2,両面テープ3及び版4をまとめて切断するようにしてもよい。これにより、スリーブ1に損傷を与えることなく、また、版4のギャップ位置にかかわらず、容易に切断することが可能となる。
1 スリーブ
1a スリーブのスリット
2 熱収縮フィルム(保護層)
3 両面テープ(接着層)
4 印刷版
4a 一端部(咥え側端部)
4b 他端部(咥え尻側端部)
5 押さえ棒
5a 押さえ棒の溝部
6 シール部材
7 ニクロム線
8 切断手段
1a スリーブのスリット
2 熱収縮フィルム(保護層)
3 両面テープ(接着層)
4 印刷版
4a 一端部(咥え側端部)
4b 他端部(咥え尻側端部)
5 押さえ棒
5a 押さえ棒の溝部
6 シール部材
7 ニクロム線
8 切断手段
Claims (5)
- スリーブを用いたオフセット印刷機における、印刷版の該スリーブへの取付方法であって、
該スリーブ外周面に、該スリーブ外周面を保護する保護層を形成する保護層形成ステップと、
該保護層の表面に、該印刷版を接着するための接着層を形成する接着層形成ステップと、
該接着層の表面に該印刷版を接着する印刷版接着ステップとをそなえている
ことを特徴とする、印刷版のスリーブへの取付方法。 - 該保護層形成ステップでは、該スリーブ外周面を熱収縮フィルムで覆って該熱収縮フィルムを加熱し、該熱収縮フィルムを該スリーブ外周面に密着させることにより、該保護層を形成する
ことを特徴とする、請求項1記載の印刷版のスリーブへの取付方法。 - 該接着層形成ステップでは、該保護層の表面に両面テープを貼り付けることにより、該接着層を形成する
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の印刷版のスリーブへの取付方法。 - 該スリーブが該スリーブ外周面の機械幅方向に亘って帯状のスリットを有しているとともに、該スリット内に、該印刷版の咥え側端部及び咥え尻側端部を係止する係止部材を設け、該印刷版接着ステップの後、該印刷版の咥え側端部及び咥え尻側端部を該係止部材により係止する
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の印刷版のスリーブへの取付方法。 - 該印刷版の咥え側端部と咥え尻側端部との間の隙間に、該隙間を塞ぐシール部材を装着する
ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の印刷版のスリーブへの取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005050938A JP2006231758A (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | 印刷版のスリーブへの取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005050938A JP2006231758A (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | 印刷版のスリーブへの取付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006231758A true JP2006231758A (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=37039928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005050938A Withdrawn JP2006231758A (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | 印刷版のスリーブへの取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006231758A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012166569A (ja) * | 2012-06-13 | 2012-09-06 | Seiken Graphics Kk | ブランケット又は刷版の固定装置 |
JP2022546026A (ja) * | 2019-08-30 | 2022-11-02 | テーザ・ソシエタス・ヨーロピア | チューブ状接着印刷版取付層、および、その製造方法 |
CN115443216A (zh) * | 2020-04-17 | 2022-12-06 | 德莎欧洲股份公司 | 具有可重复使用的粘附表面的印版滚筒 |
-
2005
- 2005-02-25 JP JP2005050938A patent/JP2006231758A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7320128B2 (ja) | 2019-08-30 | 2023-08-02 | テーザ・ソシエタス・ヨーロピア | チューブ状接着印刷版取付層、および、その製造方法 |
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CN115443216B (zh) * | 2020-04-17 | 2024-04-02 | 德莎欧洲股份公司 | 具有可重复使用的粘附表面的印版滚筒 |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080513 |