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JP2006230793A - レッグレストおよびふくらはぎレストを備える車椅子 - Google Patents

レッグレストおよびふくらはぎレストを備える車椅子 Download PDF

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Abstract

【課題】車椅子に座る使用者の脚部を快適に支持し、車椅子に乗り移るとき、および車椅子から他に移る際に不便のない車椅子を提供する。
【解決手段】フットレスト8およびふくらはぎレスト10を備えた車椅子1は、第1の(使用の準備ができた)支持位置においては、このフットレストおよびふくらはぎレストが、車椅子の使用中に座る使用者の脚部の少なくとも一部を支持するように設計され、更に車椅子使用者が車椅子に着座するとき、および/または車椅子から起立するとき、ふくらはぎレストが第2の(移動の準備ができた)非支持位置に回転移動することができ、使用者の脚部によって占める空間の外側に位置するようにできる。
【選択図】図2A

Description

本発明は、レッグレストを備える車椅子に関し、特に、レッグレストは、ふくらはぎレストを備える。かかる車椅子は、知られている。
この既知の車椅子によって、レッグレストは通常、車椅子に対して、中央に連結され、または両側に連結されるフレーム部を有し、このフレーム部は、フレーム部から車椅子の座席の前まで延びるフットレストとふくらはぎレストとを備える。かかるレッグレストは、車椅子に座る使用者の脚部を快適に支持するのに役立つが、車椅子に乗り移るとき、および車椅子からこの使用者が他に移る際に、不便な障害となる。
すでに提案されているものは、レッグレストが回動可能に設計されたものであり、したがって、車椅子から移る前に、レッグレストは、側方に一時的に回動させることができる。その車椅子に座る使用者の脚部は、回動するふくらはぎレストの移動経路から持ち上げなければならない。これは、使用者および/またはその支援者による実質的な肉体的労力を必要とする非常に不快な座姿勢を生じさせる。
本発明の目的は、既知のレッグレストに関する上述の不都合を回避するとともに、その利点を維持する冒頭の段落で述べたタイプの車椅子を提供することである。この目的のために、本発明に従った車椅子は、請求項1記載の特徴によって特徴付けられる。
本発明に従った車椅子によって、ふくらはぎレストは、車椅子使用者がフットレストに足部を置いたときにこの使用者の脚部が占める空間を横切ることなく、支持位置から非支持位置に至らせることが可能である。続いて、車椅子は、車椅子使用者がこれらのフットレストから脚部を外すことを必要とせずに移動のための準備をすることができ、したがって、肉体的労力および不快な座姿勢を回避することができる。さらに、車椅子使用者および/またはその同伴者は、ふくらはぎレスト、または任意にその他の車椅子の部品を動作させるために、彼らの手を使う必要はない。ふくらはぎレストが除去された後、車椅子使用者の脚部を、フットレストから外して、車椅子の前の路面に直接置くことができる。ここで、フットレストまたはレッグレスト全体を、側方に回動させることができる。当然のことながら、その後、その移動経路は今度も、車椅子の前の路面に置かれた脚部が占める空間を横切らない。車椅子の前の道路区域の障害が除去された後、車椅子使用者は、同伴者の補助の有無に関わらず、妨害されていない車椅子から起立することができる。
本発明に従った有利な実施形態において、ふくらはぎレストは、たとえば、チューブクランプ、ピン穴連結(pin hole connection)、またはロック可能な、もしくはロックできない締結手段を用いて、着脱自在にレッグレストに連結されることができる。結果として、支持が(もはや)必要とされない、あるいは望まれない場合、レッグレストは、容易に取り外すことができる。さらに、かかる実施形態は、レッグレストにおけるふくらはぎレストの位置を調節することができるように、簡単に設計されることができ、これによって、支持を、使用者の種々の個別の要望に、簡単な方法で適合させることができる。
代替的な有利な実施形態において、各ふくらはぎレストは、レッグレストに回動可能に結合される。結果として、ふくらはぎレストは、ふくらはぎレストを取り外す必要もなく、非支持位置に回動可能である。したがって、取り外し動作および組立て動作を回避することができ、(分離した部品の)紛失または盗難の危険性は減少する。当然のことながら、前述の実施形態の組合せも可能であり、ここにおいて、ふくらはぎレストは、着脱可能かつ回動可能に結合することによって、レッグレストと結合される。
さらなる詳述において、ふくらはぎレストは、アーム構造を介して、レッグレストのフレーム部に回動可能に結合されるふくらはぎプレートを含む。好ましくは、このアーム構造は、2つのアームから構成され、これらのアームは、互いに回動可能なように連結され、第1アームは、レッグレストと連結され、第2アームは、ふくろはぎプレートと連結される。
かかるアーム構造によって、ふくらはぎプレートは、簡単な方法で既存の車椅子のレッグレストに取り付けることが可能であり、アーム構造は、特に、2つのアーム間の回動軸の方向は、支持位置において車椅子使用者の脚部を適切に支持することができ、かつ非支持位置に対するその移動経路が車椅子の部品と交差しないように、ふくらはぎレストを取り付けるために必要な自由度を提供する。
調節可能性をさらに高めるために、好ましくは、アーム構造のアームのうち少なくとも1つは、長さを調節することができる。さらに、ふくらはぎプレートが取り付けられる第2アームは、好ましくは第2回動軸について回動可能にされ、したがって、フットレストおよびふくらはぎレストの支持面間の角度は、可変である。さらに、好ましくは、レッグレスト全体と、座支持部との間の角度も調節可能である。これらの角度は、たとえば、ロッド機構を用いて、たとえば互いに関連付けられ、ならびに/または座支持部の位置と関連付けられ、および/もしくは背面支持部と底面支持部との間の角度に関連付けられてもよい。
特に有利な実施形態において、機械的駆動手段が設けられ、ふくらはぎレストは、使用の準備ができた支持位置と移動の準備ができた非支持位置との間で、(半)自動的に移動することができる。たとえば、付勢手段が設けられてもよく、この付勢手段は、ふくらはぎレストが支持位置にあるとき、移動の準備ができた位置にふくらはぎレストを付勢する。付勢手段を作動させることによって(たとえば、阻止材を持ち上げることによって)、ふくらはぎレストは、付勢力によって、非支持位置にさせられるであろう。かかる駆動手段によって、移動を目的とする車椅子の準備は、さらに単純化される。当然のことながら、類似の駆動手段が、フットレストに備えられてもよい。さらに、適切な阻止手段が、回動に抗して支持位置のふくらはぎレストを固定するために備えられてもよい。
さらに代替的な実施形態において、ふくらはぎレストは、レッグレストのフレーム部に固定され、このフレーム部が回動可能なように車椅子に連結されてもよく、その回動によって、ふくらはぎレストは、支持されるべき脚部から離れて、支持位置から揺動可能となる。こうしてふくらはぎレストが回動によって離れたときに使用者がフットレスト上の足部を離すことができるようにするために、フットレストは、別個の第2フレーム部に固定されてもよく、またはフレーム部それ自体の回動軸と実質的に同軸の回動軸まわりに第1フレーム部に回動可能に結合されてもよく、これによって、フレーム部の回動によって、フットレストは、反対方向に回動することができ、最終的に、フットレストは、支持位置で維持される。車椅子使用者の足部がフットレストから離れた後、フットレストは、たとえば、脇に回動可能とするか、あるいは別の方法で、たとえばこれらの結合を解除することによって、除去することが可能である。
本発明はさらに、座支持体、たとえば車椅子に用いるのに適したレッグレストに関し、また、本発明に従った車椅子から移動可能とする方法に関する。
本発明の説明において、本発明に従ったレッグレストおよびその動作の模範的実施形態が、図面を参照してさらに説明されるであろう。
図1Aおよび図1Bは、本発明に従った車椅子1を示し、車椅子1は、座支持体2を含み、座支持体2は、車輪基礎構造3によって支持され、この車輪基礎構造3は、2つの回動可能な前輪4と、2つの駆動可能な後輪5とを備える。当然のことながら、その他の基礎構造の構成が可能である。車椅子1は、レッグレスト6をさらに含み、このレッグレスト6は、管状のフレーム部7と、これに連結されるフットレスト8およびふくらはぎレスト10とから組み立てられ、図1Aにおいては、使用の準備ができた支持位置を取り、図1Bにおいては、移動の準備ができた後方回動位置を取る。
図1Aおよび図1Bに示す車椅子1は、1つのレッグレスト6を含み、これは、基礎構造3の一方側に締結され、座支持体2の前縁付近から、下方に傾斜して、路面付近まで延びる。代替的に、車椅子は、車椅子1の両側に取り付けられる2つのレッグレスト6を有してもよく、または車椅子の中央長手平面において延びる1つの中央のレッグレスト6を有してもよい。
好ましくは、フレーム部7は、座支持体2の前縁に対して実質的に平行に走る回動軸について基礎構造3にヒンジで連結され、これによって、フレーム部7と座支持体2の座面との間の角度β(図2A参照)を調節することができる。用途次第で、この角度βは、能動的なまっすぐな座姿勢の約90°と、受動的な後方傾斜姿勢の約180°との間で可変であろう。使用中でないときには、レッグレスト6は、座支持体2の底側に対してまで、回動軸について折り畳むことができ、これによって、コンパクトな、容易に運搬することができる車椅子を得ることができる。代替的に、またはこれに追加して、フレーム部7は、実質的に垂直な軸(図示しない)について回動可能に備えられてもよく、これによって、使用中でないとき、または運搬中に、レッグレスト6は、車椅子の側面に対してまで、側方に回動することができる。
フットレスト8は、それ自体充分に知られており、したがって、ここにおいてさらに説明する必要はない。好ましくは、フットレスト8の支持面9は、足部が滑るのを防止するために、把持を高める外形を備える、と述べれば足りる。さらに、好ましくは、フットレスト8は、さらに記述されるようにして、フレーム部7と回動可能に結合される。ふくらはぎレスト10は、ふくらはぎプレート11を含み、このふくらはぎプレート11は、ふくらはぎプレート11が、図2Aに示す支持位置から図2Bに示す移動の準備のできた位置に至ることができるように、さらに記述されるアーム構造12を介して、フレーム部7と回動可能に結合される。好ましくは、ふくらはぎプレート11は、ふくらはぎの快適な支持のために、比較的柔らかい、弾力性のある材料、たとえば、発泡ゴムの層で覆われる。さらに、使用中にふくらはぎに面する面は、ふくらはぎの輪郭により好ましく適するように、若干凹面に設計されてもよく、これによって、ふくらはぎを、比較的大きい表面に亘って好ましく支持することができる。
好ましくはさらに、ふくらはぎプレート11は、座席の前縁に対して実質的に平行に延びる実質的に水平な回動軸S2について傾動可能であり(図2A参照)、これによって、フットレスト8の支持面9と、ふくらはぎレスト10の支持面11との間に含まれる角度は、調節可能である。結果として、この角度は、人および着座状態毎に、その都度調節されることができ、したがって、使用者のふくらはぎは、使用者の足部がフットレスト8に置かれるときに、ふくらはぎプレート11に対して横たわるようにされる。通常、その角度は、特に、使用者の選択、座支持体2の位置、および/またはレッグレスト6と座支持体2との間の前述の角度βに応じて、約90°と約120°との間となるであろう。
ふくらはぎレスト10の構造および動作について、図3を参照して以下説明する。この図においては、本発明に従ったふくらはぎレスト10の可能性のある実施形態が示され、少なくともその回動アーム構造12が示される(分かりやすくするために、ふくらはぎプレート11は、除去されている。)。留意すべきは、この実施形態が、多くの可能性のある実施形態のうちの1つにすぎず、したがっていかなる方法によっても制限的に解釈されるべきではないことである。
アーム構造12は、長さを調節可能な第1アーム14と、これと回動可能に結合される第2アーム16とから実質的に構成され、第2アーム16は、ふくらはぎプレート11を搭載するための固定プレート17を備える。
第1アーム14は、3つの部分、すなわち、第1アーム部21、第2アーム部22およびクランプブロック24から構成される。ボルトおよびナットの補助によって、第1アーム部21は、フレーム部7における既存のヒンジ13に取り付けられ、ヒンジ13は、古いふくらはぎレストを前方に回動させる目的で設けられた。ヒンジ13のヒンジ動作を中立化するために、クランプブロック24が、その若干凹形状の端面がフレーム部7を部分的に受けるように、第1アーム部21に対して締結され、これによってヒンジ13についての第1アーム部21の回動を阻止する。したがって、比較的単純な手段(クランプブロック24)によって、ふくらはぎレスト10は、そのために車椅子それ自体を調節する必要なしに、車椅子1の既存の手段(ヒンジ13)に締結されることができる。さらに、クランプブロック24は、第1アーム部21に対して第2アーム部22を重複するようにして固定するのに役立つ。ここで、第2アーム部22における溝孔23によって、重複の度合い、および第1アーム14の全長Lが調節可能にされる。
第2アーム16は、ダブルヒンジ15を介して第2アーム部22の先端に連結され、このダブルヒンジ15は、2つの異なる回動軸S1,S2についての回動を可能とする。すなわち第1回動軸S1は、実質的にフレーム部7および第1アーム14を通る平面で延び(図2Bおよび図3参照)、第2回動軸S2は、第2アーム16の中心軸と実質的に同軸である。
第1回動軸S1についての第2アーム16の回動によって、ふくらはぎプレート11を、(図1Aおよび図2Aに示すような)使用の準備のできた支持位置から、(図1Bおよび図2Bに示すような)移動の準備のできた非支持位置に至らせることができる。第2回動軸S2についての第2アーム16の回動によって、フットレスト8の支持面9とふくらはぎレスト10の支持面11との間の前述の角度が設定され得る。
第2アーム16に沿って、制御ボタン18が設けられ、これによって第2アーム16は、第1回動軸S1について回動され得る。制御ボタン18において、ロック機構が設けられ、これによってふくらはぎレスト10は、支持位置においてロックされ得る(図1A,図2A)。このロック機構は、たとえば、制御ボタン18の中心軸に対して実質的に平行に延び、かつ付勢スプリングの影響のもと、ヒンジ15を通って延びる歯止めを含み、これによって、第1回動軸S1について回転しないようにする。このロック機構は、ボタン18を引き抜くことによって(ヒンジ15から外して)解除されることができ、これによって、歯止めは、ヒンジ15から、付勢力に抗して引っ張られ、ヒンジは、S1についての回転のために解除される。必要に応じて、類似の構造が、第2回動軸S2についての回転をロックするために用いられてもよい。
ふくらはぎレスト10の動作は、前述の制御ボタン18によって、手動で行われることができるが、電気式、機械式、空気圧式および/または油圧式の駆動手段の補助、または支援によって達成されてもよい。たとえば、フレーム部7および制御ボタン18の間に、付勢された引張ばねが設けられ(図示しない)、第2アーム16を移動位置に付勢すると同時に、アーム16は、第1アーム14に実質的に沿って延びる。
第2回動軸S2についての第2アーム16の回転は、プレート11に対する、使用中に使用者が置くふくらはぎの重さによって、自由に生じる。結果として、ふくらはぎプレート11は、その都度所望の状態を取ると同時に、ふくらはぎは、好適に支持される。さらに、板ばね19が設けられ、この板ばね19は、ふくらはぎプレート11に力が加えられてないとき(たとえば図1Bおよび図2Bの移動の準備のできた位置において)、ふくらはぎプレートを予め定める状態に戻し、この状態において、ふくらはぎプレート11は、基礎構造3のその他の部品を妨げない。
第1回動軸S1は、第1アーム14の中心軸Bに対して角度γで伸び(図3参照)、この角度γは、示される模範的実施形態において、90°よりも小さい。この角度γの選択によって、S1についてのふくらはぎプレート11を有する第2アーム16の移動経路の進行に直接的な影響を与える。角度γを変化させることによって、移動経路は、車椅子1の部品、特に基礎構造3の内部機能に衝突しないように変化させることができる。最も適切な角度γが、車椅子毎に、その構造に応じて、特に基礎構造に応じて異なることは明らかであろう。実際において、最も適切な角度γは、約45°と、90°、または90°よりもわずかに大きい角度、たとえば100°〜110°との間で可変であろう。
前述のレッグレスト6を備えた車椅子1は、次のように用いることができる。図1Aは、使用の準備のできた位置における車椅子1を示す。この状態において、車椅子に座る使用者の脚部は、レッグレスト6、特にフットレスト8およびふくらはぎレスト10によって支持される。使用者が車椅子1から起立したいとき、第2アーム16は、制御ボタン18の補助によって、2つのアーム14,16の中心軸が、おおよそ同一平面上に延びるまで、第1回動軸S1について回動されることができる。ふくらはぎプレート11は、車椅子1の主要運転方向から見て、わずかに後方かつ下方に回動するであろう(図1Bおよび図2B参照)。その後、車椅子使用者8の脚部は、フットレスト8から外すことができるとともに、車椅子1の前の路面に置くことができ、ここにおいて、フットレスト8は、たとえば、第3の回動軸S3(図2A参照)について、邪魔にならない所に回動されることができ、その一方で、フットレスト8は、フレーム部7に対して上方に、または第4の旋回軸S4(図2A参照)について回動され、ここにおいてフットレスト8は、フレーム部7の中心軸に対して実質的に直角に延びる平面において側方に回動される。これによって、座支持体2の前の道路区域から障害が除去され、車椅子使用者は、車椅子1から起立することができるとともに、助けられることができる。車椅子に着座するとき、前述のステップが、逆の順で横断され得る。
したがって、車椅子1は、車椅子使用者があらゆる障害を経験することなく、または不便な姿勢を取る必要なく、単純な方法で車椅子から移動する準備をすることが可能である。
本発明は、記述および図面に示される模範的実施形態にいかなる方法によっても限定されない。多くのバリエーションが、請求項によって示されるような本発明の枠内で考えられる。
たとえば、レッグレストは、たとえば伸縮自在の摺動可能なフレーム部の補助によって長さを調節可能にされてもよく、これによって、レッグレストは、使用者の脚部の長さに合わせることができる。好ましくは、ふくらはぎレストの位置も、たとえば、ロック可能な摺動連結材によって、フレーム部に沿って調節可能であり、これによって、ふくらはぎは、常に適切な位置で支持されることができる。当然のことながら、たとえば、ひざまたは太腿部に接するいくつかの場所において脚部を支持することも可能である。このために、レッグレストは、追加の支持手段を備えてもよく、これは、ふくらはぎレストについて述べたような類似の方法でフレーム部に連結されることができ、使用の準備ができた支持位置と、移動の準備ができた非支持位置との間で可動にされる。さらに、本発明に従ったレッグレストは、車椅子の用途に限定されることはなく、追加的な脚部の支持が望まれるその他の座支持体に好都合に使用されることができる。
これらと多くのバリエーションとが、請求項に示されるような本発明の枠内に含まれると理解される。
使用の準備ができた位置における本発明に従ったふくらはぎレストを備えた車椅子を示す。 移動の準備ができた位置における本発明に従ったふくらはぎレストを備えた車椅子を示す。 図1Aに従ったふくらはぎレストの拡大図を示す。 図1Bに従ったふくらはぎレストの拡大図を示す。 図2Aおよび図2Bに従ったふくらはぎレストのアーム構造のさらに詳細な斜視図を示す。

Claims (18)

  1. フレーム部(7)と、これに結合される、フットレスト(8)とふくらはぎレスト(10)とを含むレッグレスト(6)を備える車椅子であって、フットレスト(8)とふくらはぎレスト(10)とは第1の(使用の準備ができた)支持位置において、使用される間車椅子に座る使用者の脚部の少なくとも一部を支持するように設計され、前記ふくらはぎレスト(10)は、第2の(移動の準備ができた)非支持位置まで移動可能であり、第2支持位置において、前記ふくらはぎレスト(10)は、車椅子使用者が車椅子に着座するときに、および/または車椅子から起立するときに、車椅子使用者の脚部によって占める空間の外側に位置するとともに、前記第1および第2の位置間のふくらはぎレスト(10)の移動経路は、前記第1の支持位置において車椅子使用者の脚部によって占める空間の外側に実質的に位置することを特徴とする車椅子。
  2. 前記ふくらはぎレスト(10)は、車椅子(1)に着脱自在に結合されることを特徴とする請求項1記載の車椅子。
  3. 前記ふくらはぎレスト(10)は、車椅子(2)に回動自在に結合されることを特徴とする請求項1または2記載の車椅子。
  4. 前記ふくらはぎレスト(10)は、ふくらはぎプレート(11)と、アーム構造(12)とを含み、前記ふくらはぎプレート(11)は、前記アーム構造(12)を介して、前記レッグレスト(6)の前記フレーム部(7)に回動自在に結合されることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の車椅子。
  5. 前記アーム構造(12)は、第1アーム(14)と第2アーム(16)とを含み、前記第1アーム(14)は、レッグレスト(6)に連結され、前記第2アーム(16)は、ふくらはぎプレート(11)に連結され、ここにおいて、これらの2つのアーム(14,16)は、第1回動軸(S1)について互いに回動可能なように連結されることを特徴とする請求項4記載の車椅子。
  6. 前記第1回動軸(S1)は、第1アーム(16)の中心軸に対して角度γで延び、前記角度γは、約45°および120°の間であり、好ましくは少なくとも90°よりも小さいことを特徴とする請求項5記載の車椅子。
  7. 前記第1アーム(14)および/または前記第2アーム(16)は、長さを調節可能にされることを特徴とする請求項5または6記載の車椅子。
  8. 前記第2アーム(16)は、ふくらはぎレスト(10)の支持位置において、実質的に水平に、車椅子(1)の主要運転方向に対して実質的に直角に延びる第2回動軸(S2)について回動可能であり、この第2回動軸(S2)についての前記第2アーム(16)の回動によって、この第2アームに連結される前記ふくらはぎプレート(11)と前記フットレストとの間の角度が調節可能なように配列されることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の車椅子。
  9. 前記レッグレスト(6)の前記フレーム部(7)が、車椅子(1)に回動可能に結合されることを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1項に記載の車椅子。
  10. 前記フットレスト(8)は、第1の支持位置と第2の移動の準備のできた位置との間で可動であり、前記フットレスト(8)は、車椅子(1)から起立する間、および/または車椅子(1)に着座する間に、車椅子使用者の脚部によって占められる空間の外側に位置することを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1項に記載の車椅子。
  11. 前記フットレスト(8)は、前記フレーム部(7)に回動可能に結合されることを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか1項に記載の車椅子。
  12. 前記フットレスト(8)は、前記フレーム部(7)の中心軸に対して実質的に直角に延びる平面上で回動可能であることを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか1項に記載の車椅子。
  13. 前記フットレスト(8)は、第1の支持位置から、前記フレーム部(7)に向かって、このフレーム部(7)に対して実質的に平行に位置する第2の移動の準備のできた位置まで、回動可能であることを特徴とする請求項1〜12のうちいずれか1項に記載の車椅子。
  14. 前記ふくらはぎレストおよび/または前記フットレストを、前記第1の支持位置から前記第2の移動の準備のできた位置まで、および/またはその逆に、移動させる機械的駆動手段が設けられることを特徴とする請求項1〜13のうちいずれか1項に記載の車椅子。
  15. 前記駆動手段は、前記ふくらはぎレスト(10)および/または前記フットレスト(8)を第2の移動の準備のできた位置まで付勢する付勢スプリングを含むことを特徴とする請求項14記載の車椅子。
  16. 前記第1の支持位置にある前記ふくらはぎレスト(10)の回動を阻止する阻止手段が設けられることを特徴とする請求項1〜15のうちいずれか1項に記載の車椅子。
  17. 請求項1〜16のうちいずれか1項に記載の特徴を有するレッグレストであって、座支持体に用いるのに適したレッグレスト。
  18. 請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の車椅子を、この車椅子(1)から、この車椅子に座る使用者を移すために、準備する方法であって、車椅子使用者の脚部が前記フットレスト(8)に置かれている間に、前記ふくらはぎレスト(10)を前記支持位置から前記第2の非支持位置に移動させ、ここにおいて、車椅子使用者の脚部は、前記フットレスト(8)から外されるとともに、車椅子の前の路面に置かれ、必要に応じて、前記フットレスト(8)を、第2の非支持位置に移動させることを特徴とする方法。
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