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JP2006230437A - 止着片の製造方法及び吸収性物品の製造方法 - Google Patents

止着片の製造方法及び吸収性物品の製造方法 Download PDF

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JP2006230437A JP2005045068A JP2005045068A JP2006230437A JP 2006230437 A JP2006230437 A JP 2006230437A JP 2005045068 A JP2005045068 A JP 2005045068A JP 2005045068 A JP2005045068 A JP 2005045068A JP 2006230437 A JP2006230437 A JP 2006230437A
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Abstract

【課題】止着材が着用者の肌への接触しにくい構成の止着片を効率よく製造することができる止着片の製造方法及びその関連技術を提供することである。
【解決手段】この止着片の製造方法では、フック材19を間隔をあけて基材シート41に接合し、その基材シート41における各フック材19の間の領域Dを通る略波形の切断部51によって基材シート41を切断して、つまみ部17bとなるべき略波形に張り出す部分52aを形成する。このため、基材シート41の切断部51によって切断された端部(切断端)において、フック材19を切断端の内方に位置させることができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、吸収性物品の装着状態の保持に用いられる止着片の製造方法及びその関連技術に関する。
従来の止着片の製造方法では、図11に示すように、略帯状の基材シート201に略帯状の止着材202を連続的に接合しておき、止着材202を繰り返し横切る略波形の切断ライン203で基材シート201を切断することにより、止着片を製造するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−45214号公報
しかしながら、上記方法では、略帯状の止着材202が接合された基材シート201を略波形の切断ラインで切断して止着片を製造するため、止着片の切断ライン203による切断部において、基材シート201の切断端部と止着材202の切断端部とが揃った構成となってしまう。このため、止着片の止着材が着用者の肌に接触しやすく、止着材の材質等によっては止着材が肌に接触すると、着用者が不快を思いをするなどの不都合がある。特に、止着材として材質の固いフック材を用いたときに、特に問題となりやすい。
そこで、本発明の解決すべき課題は、止着材が着用者の肌への接触しにくい構成の止着片を効率よく製造することができる止着片の製造方法及びその関連技術を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、シート状の基材と、前記基材に接合され、吸収性物品本体の所定箇所に止着される止着材とを備え、使い捨て吸収性物品の着用状態保持のために機能する止着片の製造方法であって、前記基材となるべき略帯状の基材シートに、前記止着材を前記基材シートの長手方向に間隔をあけて接合する接合工程と、前記基材シートに接合された隣接する前記各止着材間の領域を、隣接する前記各止着材同士で互いに逆向きに迂回して横断する切断部で切断することにより、前記基材シートを切断する第1の基材シート切断工程と、前記第1の基材シート切断工程で切断された略帯状の前記基材シートを短く分割することにより、前記止着片を形成する第2の基材シート切断工程とを備える。
また、請求項2の発明では、シート状の基材と、前記基材に接合され、吸収性物品本体の所定箇所に止着される止着材とを備え、使い捨て吸収性物品の着用状態保持のために機能する止着片の製造方法であって、前記基材となるべき略帯状の基材シートを、その長手方向に沿って蛇行しながら延びる略波形の切断部で2つの部分に切断する第1の基材シート切断工程と、前記第1の基材シート切断工程にて切断された前記基材シートの各部分における前記切断部によって形成された略波形の切断ラインの山の部分に、前記止着材を接合する接合工程と、前記第1の基材シート切断工程で切断された前記基材シートの各部分を短く分割することにより、前記止着片を形成する第2の基材シート切断工程とを備える。
また、請求項3の発明では、請求項1又は2の発明に係る止着片の製造方法において、前記接合工程に先立ち、前記止着材となるべき略帯状の止着材シートを短く分割することにより、前記止着材を形成する止着材シート切断工程をさらに備える。
また、請求項4の発明では、請求項3の発明に係る止着片の製造方法において、前記止着材シート切断工程で分割される前記止着材シートには、前記止着材の前記基材シートに接合するための接着剤が予め塗布されている。
また、請求項5の発明では、請求項1ないし4のいずれかの発明に係る止着片の製造方法において、前記接合工程において、複数種類の接合手段を用いて、前記止着材を前記基材シートに接合する。
また、請求項6の発明では、請求項5の発明に係る止着片の製造方法において、前記接合工程において、接着剤を用いた第1の接合手段と、前記止着材と前記基材シートとを部分的に押圧して行う押圧接合、超音波溶着、加熱溶着、及びカシメ接合のうちの少なくともいずれか1つによる第2の接合手段とを用いて、前記止着材を前記基材シートに接合する。
また、請求項7の発明では、請求項1ないし6のいずれかの発明に係る止着片の製造方法を用いた吸収性物品の製造方法であって、請求項1ないし6のいずれかの発明に係る止着片の製造方法によって形成された止着片を、吸収性物品の所定箇所に接合する工程を備える。
請求項1に記載の発明によれば、略帯状の基材シートに間隔をあけて止着材を接合した後、隣接する各止着材間の領域を、隣接する各止着材同士で互いに逆向きに迂回して横断する切断部で切断するため、止着片の切断部において、止着材の切断端部が基材シートの切断端部の内方に位置され、止着材が着用者の肌に接触しにくい構成の止着片を効率よく製造できる。
請求項2に記載の発明によれば、略帯状の基材シートを略波形の切断部で2つの部分に切断し、その各部分における略波形の切断ラインの山の部分に止着財を接合するため、止着片の切断部において、止着材の切断端部が基材シートの切断端部の内方に位置させることができ、止着材が着用者の肌に接触しにくい構成の止着片を効率よく製造できる。
請求項3に記載の発明によれば、略帯状の止着材シートを短く分割することにより、止着材を形成するため、止着材を効率よく製造することができる。
請求項4に記載の発明によれば、止着材シートは予め接着剤が塗布された状態で短く分割されるため、止着材シートを短く分割してから各止着材に接着剤を塗布する構成に比して、止着材シートの長手方向については、接着剤を止着材の端部まではみ出さずに塗布することができ、その結果、止着材の接合を確実に行うことができるとともに、接着剤がはみ出して他の部分に止着し、不具合が生じるのを防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、複数種類の接合手段を用いて止着材を基材シートに接合するため、止着材の基材への接合強度を向上させることができ、使用時に止着材に強く力が加わっても、止着材が基材から剥がれるのを防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、接着剤を用いた第1の接合手段と、押圧接合、超音波溶着、加熱溶着及びカシメ接合のうちの少なくともいずれか1つによる第2の接合手段とを用いて、止着材を基材シートに接合するため、止着材の基材への接合強度を効果的に向上させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、止着片の止着材が着用者の肌に接触しにくい構成の吸収性物品を効率よく製造できる。
以下、本発明の一実施形態に係る吸収性物品の製造方法について図面に基づいて説明する。
<おむつの構成>
まず、本実施形態に係る製造方法が適用される使い捨て吸収性物品の一例である使い捨ておむつの構成について説明する。図1ないし図3に示されるように、この使い捨ておむつ1は、着用者の背部にあてがわれる後背部1aと、腹部にあてがわれる前腹部1bと、それら後背部1aと前腹部1b間に連なって設けられると共に両側部が切欠状とされて若干幅狭に形成され、着用者の股部にあてがわれる股部1cとを有している。このような部分を有する使い捨ておむつ1は、外面側に配置されるバックシート3と、該バックシート3上に配置される吸収体4と、該吸収体4を覆って前記バックシート3側等に接合配置されるトップシート5と、該トップシート5上で左右に離隔して配置されると共にバックシート3側やトップシート5側等に接合配置されるサイドシート6とがそれぞれ積層された構造とされている。
そして、後背部1aの左右両側縁部には、幅方向外側方へ延出状に接合された左右一対の止着片7が備えられており、図3に示されるように、前腹部1bにおけるバックシート3の外面側に装着された止着部8に各止着片7を係脱自在に止着することにより、着用状態で保持される構造とされている。
また、後背部1aや前腹部1bにおける着用者の腰周りに対応する部分には、それぞれウエスト用弾性部材10が伸張状態で介在され、股部1cにおける着用者の脚周りに対応する部分にはそれぞれ脚用弾性部材11が伸張状態で介在され、各サイドシート6の内側端縁部にはそれぞれ立体用弾性部材12が伸張状態で介在されている。
そして、各ウエスト用弾性部材10の収縮・伸張により後背部1aや前腹部1bが着用者の腰周りに沿うウエストギャザー部13が構成され、各脚用弾性部材11の収縮・伸張により股部1cの両側縁部が着用者の脚周りに沿う脚ギャザー部14が構成され、各立体用弾性部材12の収縮力により各サイドシート6の内側端縁部が着用者の肌側に押し付けられるべく内向きに起立する立体部15が構成される。
前記トップシート5は液体透過性材料、例えば透液性の不織布等により構成され、前記バックシート3は液体不透過性材料、例えば不透液性のプラスチックフィルムや撥水性不織布等により構成されている。
前記吸収体4は、股部1cを中心として後背部1aから前腹部1bにわたって配置される構造とされ、例えば、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維等の親水性繊維集合層に粒状の高分子吸収体を混合した塊をティッシュペーパー等の紙シートまたは透液性不織布シート等の被覆シートで包み、所定形状に成形された構造とされている。
前記サイドシート6は液体不透過性材料、例えば不透液性のプラスチックフィルムや撥水性不織布等により構成されている。
前記ウエスト用弾性部材10、脚用弾性部材11および立体用弾性部材12は、一般に使い捨ておむつに用いられる弾性伸縮材料(ポリウレタン糸、ポリウレタンフィルム、天然ゴム等)が用いられ、伸張状態で、ホットメルト接着剤、熱接着、超音波接着等の好適な添設手段でもって添設される。好ましくは、繊度300〜1850デシテックスのポリウレタン糸を、倍率1.1〜4.0倍に伸張して添設する。また、添設手段としてはゴム系のホットメルト接着剤を用いることが好ましい。
前記各止着片7は、図1や図2に示されるように、矩形シート状の基材本体部17aと基材本体部17aの外側端縁より上下に二股状に分かれて延設された2片のつまみ部17bとを有するシート状の基材17と、各つまみ部17bの内面側(図3に示される装着状態で止着部8に面する側の面)にそれぞれ接合されたフック材(止着材)19とから構成されている。
前記基材17は、例えば、不織布からなり、中でも、スパンボンド法、エアースルー法、ポイントボンド法、メルトブロー法およびエアレイド法のうちの1つまたは複数の製法の組み合わせによって製造される不織布が好ましい。さらに、坪量が30〜100g/m2で、スパンボンド法もしくは、スパンボンド法とメルトブロー法とを組み合わせたSMS法により製造された不織布が、柔軟で、かつ形状が安定して摘みやすく、強度の点からもより好ましい。そしてより一層、好ましいのは、坪量50〜85g/m2でスパンボンド法により製造された不織布である。また、材質としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド等の合成繊維、パルプ、絹等の天然繊維から適宜選択すればよく、好ましくはポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステルといった合成繊維が利用でき、中でもポリプロピレン、ポリエステル繊維を主成分とするものは強度があり、好適である。そして最も好ましいのは、ポリエステル繊維である。なお、基材17は不織布に限らず、織布、編布、プラスチップ材等から適宜選択すればよい。
前記フック材19は、矩形状のベースシート19aと該ベースシート19aの表面から突出状に設けられた多数のフック部19bとからなり、ベースシート19aにおけるフック部19bが備えられていない面側がつまみ部17bに接合されている。前記フック部19bの形状としては錨形や鈎形等が好ましく、このようなフック材19としては、例えば「マジックテープ(登録商標)」(クラレ社製)、「クイックロン(登録商標)」(YKK社製)、「マジクロス(登録商標)」(カネボウベルタッチ社製)等の市販品を用いることができる。
また、このようなフック材19が係脱自在に止着される止着部8としては、表面に微細なループ構造が密に形成された不織布、織布、編み物等や不織布、織布等を表面に有するプラスチックフィルム複合材等のいわゆるループ材を用いればよい。
フック材19と基材17との接合は、図2に示されるように、接着剤(第1の接合手段)31と、押圧部(第2の接合手段)32とによって行われている。接着剤31は、フック材19と基材17との接合面の実質的に全面に介挿されている。
押圧部32は、図4に示すように、フック材19の対向する2つの縁部(より具体的には、止着片7の製造過程における搬送方向A1に沿った縁部)にかかるように設けられ、これによって接着剤31による接合を補強する効果が得られる。押圧部32の具体的な形成パターンとしては、例えば、図4に示すハッチングを付した領域に図5(a)〜図5(d)に示す押圧パターンを設ける構成が考えられる。図5(a)のパターンは斜めラインの繰り返しパターンで押圧を行ったものであり、図5(b)のパターンはドット状のパターンで押圧を行ったものであり、図5(c)のパターンは波線状のパターンで押圧を行ったものであり、図5(d)のパターンは網目状のパターンで押圧を行ったものである。なお、この押圧接合の工程説明については、図8に基づいて後述する。
ここで、押圧部32の押圧パターンの断面形状について、図5(a)の押圧パターンを一例として、図6(a)及び図6(b)に模式的に示す。なお、図6(a)及び図6(b)は、図5(a)のB−B線、C−C線に沿った断面に対応している。
前記接着剤31としては、スチレン系ブロックポリマーをベースポリマーとして含むものであり、例えば、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBS)、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体(SEPS)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体(SBS)、SISの水素添加物(水添SIS)等のスチレン系ブロックポリマーをベースポリマーとして含む粘着剤が挙げられる。また、ベースポリマーとしてそれらスチレン系ブロックポリマーを100%用いることが好ましいが、粘着性や流動性を調節するという観点から、エチレン・プロピレンコポリマー等のアモルファスポリアルファオレフィン(APAO)や通常のオレフィン、エチレン−酢酸ビニルコポリマー(EVA)、ポリエステルを混ぜ合わせて使用してもよい。
また、ジシクロペンタジエン樹脂、C5系またはC9系炭化水素樹脂、脂環族系炭化水素樹脂、ロジン類、テルペン類等の粘着付与剤や、酸化防止剤、紫外線吸収剤、軟化剤、可塑剤、難燃剤、粘度調整剤等を添加してもよい。
さらに、接着剤31としては、スチレン系ブロックポリマーを5重量%以上含むことが効果的な耐せん断接着力を得るためのゴム弾勢力を獲得できる点から好ましく、さらには9重量%以上含むことがより好ましい。また、溶融粘度としては、160℃で1,000〜12,000cpsである事が好ましく、さらに好ましくは、3,000〜10,000cpsである。接着剤31は、コーター塗工、スパイラル塗工、ビード塗工、スプレー塗工等の任意の方法で、基材17面側もしくは、フック材19面側のいずれか一方あるいは双方に塗工すればよい。そして、本実施形態では、好ましいコーター塗工によって塗布されており、その塗布される坪量としては、耐剥離接着力の観点から50〜200g/m2とされており、さらに好ましくは、70〜180g/m2とされる。
そして、上記構成の止着片7における一方側端部の基端部側は、ホットメルト接着剤等による接合部21を介して、例えばバックシート3とサイドシート6との相互間で挟持状に接合されている。また、止着片7における他方側端部のつまみ部17b側は、図1や図2に示されるように、折返し状態として保持される構造とされている。例えば、つまみ部17bの内面側に貼着されたフック材19のフック部19bが対向する基材本体部17aの内面側に係脱自在に係止されることにより折返し状態で保持されている。なお、基材17が前記フック部19bが係脱自在に係止されない材質により構成されている場合には、フック部19bが係脱自在に係止する係止部材を基材本体部17aの内面側に別途、貼着しておけばよい。
このように、つまみ部17bを折返し状態で保持する構造としておけば、使い捨ておむつ1の不使用時等において、フック材19が所定の場所以外の場所に不用意に付着してしまうことが有効に防止でき、取扱性に優れる。
本実施形態は以上のように構成されており、この使い捨ておむつ1の使用に際しては、後背部1aを着用者の背部にあてがい、着用者の股部から引き出した前腹部1bを腹部にあてがって、左右の止着片7における折返し状態の各つまみ部17bをそれぞれ展開し、その内面のフック材19におけるフック部19bを前腹部1bの止着部8に止着させればよい。
この使い捨ておむつ1の装着状態においては、ウエストギャザー部13、脚ギャザー部14および立体部15による着用者の各部肌側への密着作用により、尿等の排泄物の横漏れ、股漏れ、背漏れ、腹漏れ等の漏れが有効に防止でき、トップシート5を透過した尿等の排泄物を吸収体4で効果的に収容でき、外面側のバックシート3により衣服等の外部への漏れを有効に防止できる。
<製造工程>
次に、図7(a)ないし図7(e)を参照して、この使い捨ておむつ1における止着片7の製造工程について説明する。なお、図7(a)ないし図7(e)において符号A1は搬送方向を示している。
まず、図7(a)に示すように、止着片7の基材17となるべき略帯状の基材シート41に対するフック材19の接合(接合工程)が行われる。より詳細には、この工程に先立ち、フック材19となるべき略帯状のフック材シート(止着材シート)42に対して接着剤31を塗布する接着剤塗布工程、及びフック材シート42を短く分割するフック材切断工程(止着材シート切断工程)が行われる。図8を参照して、この接合工程、接着剤塗布工程、フック材シート切断工程について詳細に説明する。
すなわち、図8に示すように、まず、搬送方向A1に連続的に搬送されるフック材シート42に対して、塗布装置(例えば、塗工ヘッド)43により、接着剤31がフック材シート42の上面(基材シート41に接合される面)の実質的に全面に塗布される。続いて、接着剤31が塗布されたフック材シート42が、上刃44a及び転写ドラム44bを有するフック材カッター44に導入され、フック材シート42が上刃44aにより所定長さ短く切断されるとともに、その切断されたフック材19が、転写ドラム44bにより搬送方向A1に沿って互いに所定間隔をあけて基材シート41の幅方向中央部に転写されて、接着剤31により接合される。
続いて、フック材19が転写された基材シート41は、機械的接合装置45に導入され、前述の図4などに示すように、押圧部32が施される。より詳細には、機械的接合装置45には、前述の図5(a)ないし図5(d)に示すような押圧パーターンを有する上刃45aと、その上刃45aに対向配置されたアンビルロール45bとが備えられており、上刃45aが、基材シート41におけるフック材19の搬送方向A1に沿った両縁部に対応する部分をフック材19側から押圧するようになっている。これによって、図5(a)ないし図5(d)に示すような押圧パターンの押圧部32が形成され、フック材19の接着剤31による接合強度が高められる。その結果、図7(a)に示す状態となる。
続いて、フック材19が接合された基材シート41は、図8の切断部形成装置46に導入され、第1の基材シート切断工程が施される。より詳細には、図7(b)に示すように、基材シート41に接合された隣接するフック材19間の領域Dを、隣接する各フック材19同士で互いに逆向きに迂回して横断する略波形の切断部51で切断することにより、基材シート41が2つの分割シート52に切断される。切断された2つの分割シート52は、図7(c)に示すように左右に離間される。
これによって、各分割シート52には、つまみ部17bとなるべき一方側に略波形に張り出す部分52aが形成され、その部分52aの各山の部分にフック材19が接合されている。このように、フック材19を間隔をあけて基材シート41に接合し、その基材シート41における各フック材19の間の領域Dを通る略波形の切断部51によって基材シート41を切断して、つまみ部17bとなるべき略波形に張り出す部分52aを形成するため、基材シート41の切断部51によって切断された端部(切断端)において、フック材19が切断端の内方に位置するようになっている。なお、本実施形態では、切断部51として、略波形の切断ラインで基材シート41を切断して略波形の部分52aを形成するようにしたが、単にライン状に切断するだけでなく、くり抜き等を利用して切断部51を形成するようにしてもよい。
続いて、2つの分割シート52に対して、図示しない折り曲げ機による折り曲げ加工が施される。この工程では、分割シート52の略波形に張り出す部分52が、図7(d)に示すように、折り曲げ線E(図7(c)参照)で折り畳まれる。このとき、フック材19が分割シート52の内側に挟み込まれるようして折り畳まれる。
続いて、折り畳まれた2つの分割シート52が、図示しない基材カッターに導入され、そこで第2の基材シート切断工程が行われる。より詳細には、2つの分割シート52が、図7(e)に示すように、所定長さごとに短く切断されることにより、止着片7が順次作製される。
このように作製された止着片7は、使い捨ておむつ1の製造ラインに導入され、所定のおむつ構成部材に順次接合されるようになっている。
<まとめ>
以上のように、本実施形態によれば、フック材19を間隔をあけて基材シート41に接合し、その基材シート41における各フック材19の間の領域Dを通る略波形の切断部51によって基材シート41を切断して、つまみ部17bとなるべき略波形に張り出す部分52aを形成するため、基材シート41の切断部51によって切断された端部(切断端)において、フック材19を切断端の内方に位置させることができ、その結果、フック材19が着用者の肌に接触しにくい構成の使い捨ておむつ1を効率よく製造できる。
また、略帯状のフック材シート42を短く分割することにより、フック材19を形成するため、フック材19を効率よく製造することができる。
また、フック材シート42に接着剤31を塗布してからフック材シート42を短く分割する構成のため、フック材シート42を短く分割してから各フック材に19に接着剤31を塗布する構成に比して、フック材シート42の長手方向については、接着剤31をフック材19の端部まではみ出さずに塗布することができ、その結果、フック材19の接合を確実に行うことができるとともに、接着剤31がはみ出して他の部分に止着し、不具合が生じるのを防止することができる。
また、フック材19の基材17への接合において、接着剤31による接合を押圧部32による補強することができ、フック材19の接合強度を効果的に向上させることができる。
<変形例等>
上述の実施形態では、図7(a)に示すように、フック材19を基材シート41に接合してから切断部51を形成するようにしたが、基材シート41に切断部51を形成してから、基材シート41におけるその切断部51による略波形のカット形状の各山の部分にフック材19を接合するようにしてもよい。
また、上述の実施形態に係る押圧部32の変形例としては次のようなものが考えられる。すなわち、図9(a)及びそのF−Fに沿った部分断面図である図9(b)に示すように、基材シート41におけるフック材19の縁部に対応する部分において、基材シート41及びフック材19に互いにかみ合う凹凸状の押圧部32を形成することにより、フック材19を基材シート41にカシメ接合するようにしてもよい。
また、前記押圧部32のさらに他の変形例として、押圧部32を形成した部分において、フック材19を基材シート41に超音波溶着(又は加熱溶着)するようにしてもよい。
また、上述の実施形態に係る吸収性物品の製造方法の他の適用例として、図10に示す使い捨ておむつ101が考えられる。図10に示すように、この使い捨てパンツ101は、前腹部102の幅方向両端部と後背部103の幅方向両端部が互いにサイド接合部104によってそれぞれ接合されて略環状に構成されると共に、前腹部102と後背部103とにまたがって延びる股部105を備え、腰周り開口部106と一対の脚周り開口部107とが形成されたいわゆるパンツ型に構成されている。
また、使い捨てパンツ101は、腰周り開口部106に沿って伸張状態で添設されたウエスト用弾性部材110と一対の脚周り開口部107にそれぞれ沿って伸張状態で添設された脚用弾性部材111および前腹部102の胴周りに沿って伸張状態で添設されたボディ用弾性部材112を有し、それら弾性部材110,111,112の収縮・伸張作用により、着用者の腰周りや脚周りや胴周りに好適にフィットするウエストギャザー部113、脚ギャザー部114、ボディギャザー部115が構成されている。
さらに、使い捨てパンツ101の前腹部102に、前記第1の実施形態の使い捨ておむつ1と同様構成のフック材19が接着剤31により接合された止着片7が左右一対備えられると共に、フック材19が係脱自在に止着されるループ材等からなる止着部8を備えた構造とされている。この際、止着片7の各つまみ部17bは展開状態とされ、各フック材19は止着部8に止着された状態とされている。そして、この使い捨てパンツ101は通常のパンツ状態で使用する場合のほか、必要に応じて止着片7と止着部8との着脱操作を介して展開型のおむつ状態で使用することもできる構造とされている。
なお、上述の実施形態において、使い捨ておむつ1や使い捨てパンツ101に止着片7を用いた構造を示しているが、生理用品のような吸収パッド等であってもよく、実施形態の構造に何ら限定されない。
また、左右一対の止着片7を用いた構造を示しているが、複数対の止着片7を用いた構造であってもよく、その形状も実施形態の形状に何ら限定されない。
本発明の一実施形態に係る吸収性物品の製造方法が適用される使い捨ておむつの展開図である。 図1のII−II線断面矢視分解図である。 図1の使い捨ておむつの使用状態説明図である。 基材シートのフック材接合部の平面図である。 図5(a)ないし図5(d)は押圧部のパターンを示す図である。 図6(a)は図5(a)のB−B線に沿った断面図であり、図6(b)は図5(a)のC−C線に沿った断面図である。 図7(a)ないし図7(e)は止着片の製造工程を示す図である。 フック材の接合工程を示す図である。 図9(a)は図4の押圧部の変形例を示す平面図であり、図9(b)は図9(a)のF−F線に沿った部分断面図である。 本発明の一実施形態に係る吸収性物品の製造方法が適用される他の使い捨ておむつの使用状態説明図である。 従来の止着片の製造工程を示す図である。
符号の説明
1 使い捨ておむつ、1a 後背部、1b 前腹部、1c 股部、17 基材、17a 基材本体部、17b つまみ部、19 フック材、19a ベースシート、19b フック部、31 接着剤、32 押圧部、41 基材シート、42 フック材シート、43 塗布装置、44 フック材カッター、44a 上刃、44b 転写ドラム、45 機械的接合装置、45a 上刃、45b アンビルロール、46 切断部形成装置、46a 上刃、46b アンビルロール、51 切断部、52 分割シート、101 使い捨てパンツ、102 前腹部、103 後背部、105 股部、A1 搬送方向。

Claims (7)

  1. シート状の基材と、前記基材に接合され、吸収性物品本体の所定箇所に止着される止着材とを備え、使い捨て吸収性物品の着用状態保持のために機能する止着片の製造方法であって、
    前記基材となるべき略帯状の基材シートに、前記止着材を前記基材シートの長手方向に間隔をあけて接合する接合工程と、
    前記基材シートに接合された隣接する前記各止着材間の領域を、隣接する前記各止着材同士で互いに逆向きに迂回して横断する切断部で切断することにより、前記基材シートを切断する第1の基材シート切断工程と、
    前記第1の基材シート切断工程で切断された略帯状の前記基材シートを短く分割することにより、前記止着片を形成する第2の基材シート切断工程と、
    を備えることを特徴とする止着片の製造方法。
  2. シート状の基材と、前記基材に接合され、吸収性物品本体の所定箇所に止着される止着材とを備え、使い捨て吸収性物品の着用状態保持のために機能する止着片の製造方法であって、
    前記基材となるべき略帯状の基材シートを、その長手方向に沿って蛇行しながら延びる略波形の切断部で2つの部分に切断する第1の基材シート切断工程と、
    前記第1の基材シート切断工程にて切断された前記基材シートの各部分における前記切断部によって形成された略波形の切断ラインの山の部分に、前記止着材を接合する接合工程と、
    前記第1の基材シート切断工程で切断された前記基材シートの各部分を短く分割することにより、前記止着片を形成する第2の基材シート切断工程と、
    を備えることを特徴とする止着片の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の止着片の製造方法において、
    前記接合工程に先立ち、前記止着材となるべき略帯状の止着材シートを短く分割することにより、前記止着材を形成する止着材シート切断工程をさらに備えることを特徴とする止着片の製造方法。
  4. 請求項3に記載の止着片の製造方法において、
    前記止着材シート切断工程で分割される前記止着材シートには、前記止着材の前記基材シートに接合するための接着剤が予め塗布されていることを特徴とする止着片の製造方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の止着片の製造方法において、
    前記接合工程において、複数種類の接合手段を用いて、前記止着材を前記基材シートに接合することを特徴とする止着片の製造方法。
  6. 請求項5に記載の止着片の製造方法において、
    前記接合工程において、
    接着剤を用いた第1の接合手段と、
    前記止着材と前記基材シートとを部分的に押圧して行う押圧接合、
    超音波溶着、
    加熱溶着、
    及びカシメ接合のうちの少なくともいずれか1つによる第2の接合手段とを用いて、
    前記止着材を前記基材シートに接合することを特徴とすることを特徴とする止着片の製造方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の止着片の製造方法を用いた吸収性物品の製造方法であって、
    請求項1ないし6のいずれかに記載の止着片の製造方法によって形成された止着片を、吸収性物品の所定箇所に接合する工程を備えることを特徴とする吸収性物品の製造方法。
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