JP2006230212A - 観賞魚用水槽の濾過装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 浄水効果が高く、かつフィルタの清掃や交換作業が容易な観賞魚用水槽を提供する。
【解決手段】 水槽1の上部に設置されたケース3のほぼ中央にポンプ室3eを、またポンプ室3eの両側に、多孔板10とその上側にフィルタ12が着脱自在に収容された濾過室3cを設けて、水中ポンプ8によりポンプ室3eに吸い上げられた水槽1内の水を、多孔板10の下方からフィルタ12内へ流入させ、フィルタ12を通過した浄化水をケース3の両端側に設けられた排水管13により水槽1内へ流入させたもので、水中ポンプ8により加圧された水がフィルタ12内へ送られて濾過されるため、フィルタ12の上方から水をかけ流して濾過するものに比べて浄化効率が向上する上、各濾過室3e毎にフィルタ12が分割されているので、フィルタの清掃や交換作業も容易である。
【選択図】 図2
【解決手段】 水槽1の上部に設置されたケース3のほぼ中央にポンプ室3eを、またポンプ室3eの両側に、多孔板10とその上側にフィルタ12が着脱自在に収容された濾過室3cを設けて、水中ポンプ8によりポンプ室3eに吸い上げられた水槽1内の水を、多孔板10の下方からフィルタ12内へ流入させ、フィルタ12を通過した浄化水をケース3の両端側に設けられた排水管13により水槽1内へ流入させたもので、水中ポンプ8により加圧された水がフィルタ12内へ送られて濾過されるため、フィルタ12の上方から水をかけ流して濾過するものに比べて浄化効率が向上する上、各濾過室3e毎にフィルタ12が分割されているので、フィルタの清掃や交換作業も容易である。
【選択図】 図2
Description
本発明は、浄水効果が高く、かつフィルタの清掃や交換作業が容易な観賞魚用水槽の濾過装置に関する。
従来金魚や熱帯魚等の観賞魚を飼育する観賞魚用水槽には、水槽内の水を浄化する濾過装置が設置されており、この種の濾過装置としては、フィルタを収容したケースを水槽内に設置して、水槽内の水を浄化する内部式濾過装置と、フィルタを収容したケースを水槽の上部等に設置した外部式濾過装置とがある。
内部式濾過装置は、水槽の外に設置する場所を必要としないことから、設置が容易である利点を有する反面、スペース的に大きなフィルタを使用できないことから、フィルタが早期に目詰まりするため、頻繁にフィルタの清掃を行わなければならない上、水槽内より取り出してフィルタの清掃を行わなければならないため、手間がかかる欠点がある。
内部式濾過装置は、水槽の外に設置する場所を必要としないことから、設置が容易である利点を有する反面、スペース的に大きなフィルタを使用できないことから、フィルタが早期に目詰まりするため、頻繁にフィルタの清掃を行わなければならない上、水槽内より取り出してフィルタの清掃を行わなければならないため、手間がかかる欠点がある。
外部式濾過装置は、前部式濾過装置のような欠点がなく、かつ浄化能力も大きいため、比較的大型の飼育水槽に使用されており、外部式濾過装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが公知である。
前記特許文献1に記載された外部式濾過装置は、水中ポンプより吸い上げた水槽内の水を、水槽の上部に設置した濾過ケースへ循環させ、一部はシャワー間を通して水槽内へ直接戻すと共に、残りはサイホン作用を利用して濾過ユニットを通過させた後、水槽内へ戻すようにしたもので、未浄化水の浄化能率を大幅に向上させることができる効果を有している。
特開2004−174364号公報
前記特許文献1に記載された外部式濾過装置は、水中ポンプより吸い上げた水槽内の水を、水槽の上部に設置した濾過ケースへ循環させ、一部はシャワー間を通して水槽内へ直接戻すと共に、残りはサイホン作用を利用して濾過ユニットを通過させた後、水槽内へ戻すようにしたもので、未浄化水の浄化能率を大幅に向上させることができる効果を有している。
しかし前記特許文献1に記載の外部式濾過装置では、予めユニット化された複数の濾過ユニットを使用していることから、濾過能力を大きくするためには、より多くの濾過ユニットを設ける必要がある上、濾過ユニットは従来のグラスウール等からなるフィルタに比べて高価なため、濾過装置全体が高価になると共に、濾過ユニットを個々に清掃しなければならないため、清掃に手間と時間がかかる等の問題がある。
また濾過ユニットにより浄化された水を1個所の排水口より水槽内へ戻す構造のため、浄化された水と水槽内の水の攪拌が十分に行われず、その結果浄化効率が悪い等の問題もある。
また濾過ユニットにより浄化された水を1個所の排水口より水槽内へ戻す構造のため、浄化された水と水槽内の水の攪拌が十分に行われず、その結果浄化効率が悪い等の問題もある。
本発明はかかる従来の問題を改善するためになされたもので、浄水効果が高く、かつフィルタの清掃や交換作業が容易な観賞魚用水槽を提供することを目的とするものである。
本発明の観賞魚用水槽の濾過装置は、水中ポンプにより水槽内から吸い上げられた水を、水槽の上部に設置された本体のケース内に設けられたフィルタにより濾過した後、水槽内へ循環させる観賞魚用水槽の濾過装置であって、ケースのほぼ中央にポンプ室を、またポンプ室の両側に濾過室を設け、濾過室内には、多孔板とその上側にフィルタを着脱自在に設けて、水中ポンプによりポンプ室に吸い上げられた水槽内の水を、多孔板の下方からフィルタ内へ流入させることにより、水に混入した不純物をフィルタにより濾過すると共に、フィルタを通過した浄化水をケースの両端側に設けられた排水管により水槽内へ流入させたものである。
前記構成により、水中ポンプにより加圧された水がフィルタ内へ送られて、フィルタにより水中の不純物が濾過されるため、従来のフィルタの上方から水をかけ流して濾過するものに比べて浄化効率が向上する上、フィルタに多少目詰まりがあっても、水中ポンプの送水圧でフィルタ内へ水を強制的に流入させることができ、これによってフィルタの清掃周期を延長することができるため、濾過装置を清掃する手間や時間を大幅に削減することができる。
また濾過室毎に分割されたフィルタを個別に清掃することができるため、比較的大型な水槽に設置された濾過装置であっても、フィルタの清掃作業や交換作業が短時間で容易に行えると共に、グラスウールや不織布等からなる安価なフィルタが使用できるため、維持管理費の削減も図れる。
また濾過室毎に分割されたフィルタを個別に清掃することができるため、比較的大型な水槽に設置された濾過装置であっても、フィルタの清掃作業や交換作業が短時間で容易に行えると共に、グラスウールや不織布等からなる安価なフィルタが使用できるため、維持管理費の削減も図れる。
本発明の観賞魚用水槽の濾過装置は、ケースの両端側に、仕切り板により濾過室と区画された排水室を設けて、濾過室内の浄化水を仕切り板の上端側より排水室へオーバーフローさせると共に、排水室に流入した浄化水を、排水室の底部に設けた排水管により水槽内へ流入させるようにしたものである。
前記構成により、フィルタにより濾過されない水が水槽内に流れ込むことがないため、フィルタによる浄化効果がさらに向上する。
本発明の観賞魚用水槽の濾過装置は、排水管をほぼL字形に形成し、かつ排水管の上部を排水室の底部に設けられた嵌合筒に回転自在に嵌挿したものである。
前記構成により、排水管の排水口の向きを水槽の状態に応じて調整することにより、水槽内全体に最適な水流を形成することができるため、水槽内を効率よく撹拌することができるようになり、これによってフィルタによる浄化効率がさらに向上すると共に、水面近くに浄化水を排出することにより、水槽内の水により多くの酸素を取り込むことができるため、観賞魚を飼育するのに最適な水質が容易に得られるようになる。
本発明の観賞魚用水槽の濾過装置によれば、水中ポンプにより加圧された水がフィルタ内へ送られて、フィルタにより水中の不純物が濾過されるため、従来のフィルタの上方から水をかけ流して濾過するものに比べて浄化効率が向上する。
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
図1は水槽上に設置された濾過装置の斜視図、図2は同分解斜視図、図3は同断面図である。
金魚や熱帯魚等の観賞魚を飼育する水槽1は、4面がガラスや合成樹脂からなる透明板で形成された上面が開口する箱形に形成されていて、上面の開口部1aに、開口部1aのほぼ半分を覆うように濾過装置本体2が設置されている。
濾過装置本体2は、上面が開口した長方形状のケース3を有していて、ケース3の底面に突設された嵌合突部3aを水槽1の開口部1aに嵌合することにより、水槽1に対して位置がずれないように設置されている。
ケース3の開口部3bには、長手方向のほぼ中央から2分割された2個の透明な蓋体4が着脱自在に取り付けられており、ケース3及び蓋体4は、何れも合成樹脂により成形されている。
図1は水槽上に設置された濾過装置の斜視図、図2は同分解斜視図、図3は同断面図である。
金魚や熱帯魚等の観賞魚を飼育する水槽1は、4面がガラスや合成樹脂からなる透明板で形成された上面が開口する箱形に形成されていて、上面の開口部1aに、開口部1aのほぼ半分を覆うように濾過装置本体2が設置されている。
濾過装置本体2は、上面が開口した長方形状のケース3を有していて、ケース3の底面に突設された嵌合突部3aを水槽1の開口部1aに嵌合することにより、水槽1に対して位置がずれないように設置されている。
ケース3の開口部3bには、長手方向のほぼ中央から2分割された2個の透明な蓋体4が着脱自在に取り付けられており、ケース3及び蓋体4は、何れも合成樹脂により成形されている。
ケース3内は図3に示すように、中央部に2枚、両端側に各1枚の仕切板5、6が設けられている。
中央に設けられた2枚の仕切板5は、ケース3内を中央から左右に2分割して、ケース3内の左右に2室の濾過室3cを形成するもので、ケース3の内側面に縦方向に設けられたガイド溝(図示せず)へ上方から挿入できるようになっている。
ケース3の両端側に設けられた仕切板6は、ケース3と一体成形されていて、ケース3の両端部には排水室3dを形成しており、中央の仕切板5より高さが低くなっていて、濾過室3cよりオーバーフローした水が排水室3dへ流入するようになっている。
ケース3の中央に設けられた2枚の仕切板5の間はポンプ室3eとなっていて、ポンプ室3eの底部に設けられた逆L字形の吐出口7に、水中ポンプ8の吐出管9が下方から接続されている。
中央に設けられた2枚の仕切板5は、ケース3内を中央から左右に2分割して、ケース3内の左右に2室の濾過室3cを形成するもので、ケース3の内側面に縦方向に設けられたガイド溝(図示せず)へ上方から挿入できるようになっている。
ケース3の両端側に設けられた仕切板6は、ケース3と一体成形されていて、ケース3の両端部には排水室3dを形成しており、中央の仕切板5より高さが低くなっていて、濾過室3cよりオーバーフローした水が排水室3dへ流入するようになっている。
ケース3の中央に設けられた2枚の仕切板5の間はポンプ室3eとなっていて、ポンプ室3eの底部に設けられた逆L字形の吐出口7に、水中ポンプ8の吐出管9が下方から接続されている。
水中ポンプ8は水槽1の内底部近傍に設置されていて、図示しないポンプスイッチ及びレコード11を介して電源に接続されている。
水中ポンプ8の吐出口に伸縮自在な吐出管9の下端が接続されていて、この吐出管9により水中ポンプ8の水槽1の内底部近傍に保持されており、水槽1の高さに応じて吐出管9を伸縮することにより、水槽1の内底面から任意な高さに水中ポンプ8が設置できるようになっている。
水中ポンプ8により吸い上げられた水槽1内の水は、吐出管9を介してケース3内のポンプ室3eへ吐出されるようになっている。
ポンプ室3eを形成する2枚の仕切板5の下部には切欠5aが形成されていて、ポンプ室3eへ吐出された水槽1内の水は、これら切欠5aより左右の浄化室3cの底部へ流入されるようになっている。
水中ポンプ8の吐出口に伸縮自在な吐出管9の下端が接続されていて、この吐出管9により水中ポンプ8の水槽1の内底部近傍に保持されており、水槽1の高さに応じて吐出管9を伸縮することにより、水槽1の内底面から任意な高さに水中ポンプ8が設置できるようになっている。
水中ポンプ8により吸い上げられた水槽1内の水は、吐出管9を介してケース3内のポンプ室3eへ吐出されるようになっている。
ポンプ室3eを形成する2枚の仕切板5の下部には切欠5aが形成されていて、ポンプ室3eへ吐出された水槽1内の水は、これら切欠5aより左右の浄化室3cの底部へ流入されるようになっている。
浄化室3cの底部には、各濾過室3c毎にスノコ状の多孔板10が収容されている。
多孔板10の底面には、複数の脚部10aが突設されていて、これら脚部10aにより多孔板10とケース3内底面との間に、仕切り板5の切欠5aとほぼ同じ高さの間隙が形成されており、各多孔板10は、フィルタ12を清掃する際、ケース3の開口部3aより簡単に脱着できるようになっている。
フィルタ12は、グラスウールや不織布等により形成された濾材によりマット状に形成されていて、各濾過室3c毎に設けられており、多孔板10上に浮き上がらないよう敷き詰められている。
そして多孔板10の各孔10bより上昇した水槽1内の水がフィルタ12を通過する際、水に混入した糞や残餌等の不純物が濾過されるようになっており、フィルタ12を通過した浄化水は、ケース3の両端側に設けられた仕切板6をオーバーフローして、排水室3dへ流入するようになっている。
多孔板10の底面には、複数の脚部10aが突設されていて、これら脚部10aにより多孔板10とケース3内底面との間に、仕切り板5の切欠5aとほぼ同じ高さの間隙が形成されており、各多孔板10は、フィルタ12を清掃する際、ケース3の開口部3aより簡単に脱着できるようになっている。
フィルタ12は、グラスウールや不織布等により形成された濾材によりマット状に形成されていて、各濾過室3c毎に設けられており、多孔板10上に浮き上がらないよう敷き詰められている。
そして多孔板10の各孔10bより上昇した水槽1内の水がフィルタ12を通過する際、水に混入した糞や残餌等の不純物が濾過されるようになっており、フィルタ12を通過した浄化水は、ケース3の両端側に設けられた仕切板6をオーバーフローして、排水室3dへ流入するようになっている。
排水室3dの底面には排水口3fが開口されていて、排水孔3fの開口縁には嵌合筒3gが上方へ突設されている。
嵌合筒3gの外周面には、互いに対向する位置に上下方向にガイド溝3hが形成されていて、これらガイド溝3hに、排水管13の上端側外周面に突設された突起13aがケース3の下方から嵌合できるようになっている。
排水管13はL字形に形成されていて、突起13aより下側にフランジ13bが突設されており、フランジ13bがケース3の底面に当接した状態で排水管13を回転すると、突起13aが嵌合筒3gの上端面に乗り上げて、突起13aとフランジ13bによりケース3の底面に、図3に示すように排水管13が保持されるようになっている。
また排水管13は突起13aが嵌合筒3gの上端面に圧着された状態となっているため、排水管13を回転して、下端に開口された排水口13cを任意な方向へ調整した場合に、突起13aと嵌合筒3g上端面の摩擦力により、排水口13cを調整位置に保持できるようになっている。
嵌合筒3gの外周面には、互いに対向する位置に上下方向にガイド溝3hが形成されていて、これらガイド溝3hに、排水管13の上端側外周面に突設された突起13aがケース3の下方から嵌合できるようになっている。
排水管13はL字形に形成されていて、突起13aより下側にフランジ13bが突設されており、フランジ13bがケース3の底面に当接した状態で排水管13を回転すると、突起13aが嵌合筒3gの上端面に乗り上げて、突起13aとフランジ13bによりケース3の底面に、図3に示すように排水管13が保持されるようになっている。
また排水管13は突起13aが嵌合筒3gの上端面に圧着された状態となっているため、排水管13を回転して、下端に開口された排水口13cを任意な方向へ調整した場合に、突起13aと嵌合筒3g上端面の摩擦力により、排水口13cを調整位置に保持できるようになっている。
次に前記構成された飼育水槽の濾過装置の作用を説明すると、水槽1の上部開口に濾過装置本体2のケース3を設置したら、ケース3内の各濾過室3cに多孔板10とフィルタ12をセットし、ポンプ室3c底部の吐出口に、吐出管9を介して水中ポンプ8を接続する。
次に排水室3d底部の排水孔3fより排水管13の上端を挿入したら、排水管13を回転して、嵌合筒3gに排水管13を取り付けるが、このとき排水管13の排水口13cを水槽1の壁面側へ向けることにより、排水口13cより排出される水を水槽1内の広範囲に拡散することができる。
次に排水室3d底部の排水孔3fより排水管13の上端を挿入したら、排水管13を回転して、嵌合筒3gに排水管13を取り付けるが、このとき排水管13の排水口13cを水槽1の壁面側へ向けることにより、排水口13cより排出される水を水槽1内の広範囲に拡散することができる。
濾過装置本体1の設置が完了したら、ポンプスイッチをオンにすると、水中ポンプ8により吸い上げられた水槽1内の水が図3の矢印で示すように、ポンプ室3e内から仕切板5下端の切欠5aを経て多孔板10の下側へ流入する。
そして多孔板10の孔10aを通過した水は、多孔板10の上側に設けられたフィルタ12を通過する際に、水に混入した不純物が濾過されるようになる。
また水中ポンプ8により加圧された水がフィルタ12内へ強制的に送られるため、従来のフィルタ12の上方から水をかけ流して濾過するものに比べて浄化効率がよい上、フィルタ12に多少目詰まりがあっても、水中ポンプ8の吐出圧でフィルタ12内へ水を流すことができるため、フィルタ12の清掃周期を延長することが可能となる。
そして多孔板10の孔10aを通過した水は、多孔板10の上側に設けられたフィルタ12を通過する際に、水に混入した不純物が濾過されるようになる。
また水中ポンプ8により加圧された水がフィルタ12内へ強制的に送られるため、従来のフィルタ12の上方から水をかけ流して濾過するものに比べて浄化効率がよい上、フィルタ12に多少目詰まりがあっても、水中ポンプ8の吐出圧でフィルタ12内へ水を流すことができるため、フィルタ12の清掃周期を延長することが可能となる。
フィルタ12により不純物が濾過された浄水は、排水室3dへオーバーフローした後、排水管13の排水口13cより水槽1内の水面付近へ排出されるが、排水管13の排水口13cを水槽1の壁面側へ向けておくことにより、水槽1内全体に水流が形成されて、水槽1内を効率よく撹拌することができるため、浄化された水と水槽1内の水が十分に混合されて、浄化された水のみが再び水中ポンプ8により本体2側へ送水されることが少なくなり、これによってフィルタ12による浄化効率が向上すると共に、水面近くに排出された水により水槽1内の水により多くの酸素を取り込むことができるようになるため、観賞魚を飼育するのに最適な水質が容易に得られるようになる。
また水槽1の水底付近に設置した水中ポンプ8により水槽1内の水を吸い上げるようにしたことから、水槽1内の水位が低下した場合でも、濾過装置本体2へ水槽1内の水を循環させることができるため、フィルタ12による浄化効果が低下することがない。
また水槽1の水底付近に設置した水中ポンプ8により水槽1内の水を吸い上げるようにしたことから、水槽1内の水位が低下した場合でも、濾過装置本体2へ水槽1内の水を循環させることができるため、フィルタ12による浄化効果が低下することがない。
なお前記実施の形態では、フィルタ12にグラスウールや不織布等を使用しているが、活性炭や活性炭と濾材を組み合わせたフィルタを使用しても、勿論よい。
またポンプと電動機が一体となった水中ポンプ8を水槽1内に設置して水槽1内の水を汲み上げるようにしたが、プロペラよりなるポンプを水中に設置し、電動機をケース3内のポンプ室3eに設置した水中ポンプを使用して、水槽1内の水をポンプ室3e内に汲み上げるようにしても勿論よい。
またポンプと電動機が一体となった水中ポンプ8を水槽1内に設置して水槽1内の水を汲み上げるようにしたが、プロペラよりなるポンプを水中に設置し、電動機をケース3内のポンプ室3eに設置した水中ポンプを使用して、水槽1内の水をポンプ室3e内に汲み上げるようにしても勿論よい。
1 水槽
2 濾過装置本体
3 ケース
3c 濾過室
3d 排水室
3e ポンプ室
3g 嵌合筒
6 仕切り板
8 水中ポンプ
10 多孔板
12 フィルタ
13 排水管
13c 排水口
2 濾過装置本体
3 ケース
3c 濾過室
3d 排水室
3e ポンプ室
3g 嵌合筒
6 仕切り板
8 水中ポンプ
10 多孔板
12 フィルタ
13 排水管
13c 排水口
Claims (3)
- 水中ポンプにより水槽内から吸い上げられた水を、前記水槽の上部に設置された濾過装置本体のケース内に設けられたフィルタにより濾過した後、前記水槽内へ循環させる観賞魚用水槽の濾過装置であって、前記ケースのほぼ中央にポンプ室を、また前記ポンプ室の両側に濾過室を設け、前記濾過室内には、多孔板とその上側にフィルタを着脱自在に設けて、前記水中ポンプにより前記ポンプ室に吸い上げられた前記水槽内の水を、前記多孔板の下方から前記フィルタ内へ流入させることにより、水に混入した不純物を前記フィルタにより濾過すると共に、前記フィルタを通過した浄化水を、前記ケースの両端側に設けられた排水管により前記水槽内へ流入させることを特徴とする観賞魚用水槽の濾過装置。
- 前記ケースの両端側に、仕切り板により前記濾過室と区画された排水室を設けて、前記濾過室内の浄化水を前記仕切り板の上端側より前記排水室へオーバーフローさせると共に、前記排水室に流入した浄化水を、前記排水室の底部に設けた排水管により前記水槽内へ流入させるようにしてなる請求項1に記載の観賞魚用水槽の濾過装置。
- 前記排水管をほぼL字形に形成し、かつ前記排水管の上部を前記排水室の底部に設けられた嵌合筒に回転自在に嵌挿してなる請求項2に記載の観賞魚用水槽の濾過装置。
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