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JP2006229877A - 圧電デバイス - Google Patents

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JP2006229877A JP2005044533A JP2005044533A JP2006229877A JP 2006229877 A JP2006229877 A JP 2006229877A JP 2005044533 A JP2005044533 A JP 2005044533A JP 2005044533 A JP2005044533 A JP 2005044533A JP 2006229877 A JP2006229877 A JP 2006229877A
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Abstract

【課題】 周波数調整を精度よく行って、すぐれた振動特性を有する圧電デバイスを提供すること。
【解決手段】 周波数を調整するためのレーザ光L1が照射される調整用部材50が設けられた圧電振動片20と、この圧電振動片20を収容する内部空間S1を有し、この内部空間S1をレーザ光L1が透過する蓋体39で封止するようにしたパッケージ36とを備えた圧電デバイスであって、パッケージ36は、内部空間S1に露出した蓋体39に対向する内面であって、調整用部材50に対応する位置に、レーザ光L1を反射する金属パターン52が配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、周波数を調整するためのレーザ光が照射される調整用部材を有する圧電振動片と、この圧電振動片を内側に収容したパッケージとを備えた圧電デバイスに関する。
図6は従来の圧電デバイス1の概略縦断面図である。
この図において、圧電デバイス1は圧電振動子の例を示しており、パッケージ2内に圧電振動片3が収容されている。
パッケージ2は、圧電振動片3を収容する内部空間Sを有しており、この内部空間Sは、ロウ材8を用いてガラス等の透明な蓋体6で封止されている。また、パッケージ2の内部空間Sに露出した内側底面には、圧電振動片3と接続されるマウント電極7が設けられている。
圧電振動片3は、この図では所謂音叉型の振動片が示されており、マウント電極7と導電性接着剤4で接続されて、片持ち式にパッケージ2にマウントされている。
また、圧電振動片3の先端部3aには金属膜5が設けられている。この金属膜5は、蓋封止した後であっても周波数を調整できるようにした調整用部材である。すなわち、マウント時の導電性接着剤4や、蓋封止時のロウ材8からガスが発生して、所定の周波数が得られなくなっても、レーザ光Lを金属膜5に焦点を合わせて照射し、その金属成分を蒸散させることで、圧電振動片3の先端部3aの重量を軽くさせ、これにより蓋封止の後であっても周波数調整を可能としている。
特開2003−60470公開特許公報
ところで、近年の圧電デバイスの小型薄型化にはめざましいものがある。一例をあげれば、図6の圧電振動片3の先端部3a付近を拡大した部分拡大図である図7に示すように、圧電振動片3の先端部3aの裏面からパッケージ2の内側底面2aまでの寸法Hが、従来でも0.37mm程度と小さかったのに、現在はさらに小さく、0.15mm程度になっている。
そうすると、従来のように、レーザ光Lを金属膜5に焦点を合わせて照射しても、レーザ光Lが集束する付近(図6の平行斜線で示す部分)にはパッケージ2にダメージを与えるだけのエネルギーが残っており、このため、レーザ光Lがパッケージ2を損傷させる恐れがある。そして、パッケージ2が損傷すると、パッケージ2からガスが発生して、クリスタルインピーダンス値(以下、「CI値」という。)が変わってしまい、周波数調整が上手くいかない事態が発生する恐れがある。
本発明は、周波数調整を精度よく行って、優れた振動特性を有する圧電デバイスを提供することを目的とする。
上述の目的は、第1の発明によれば、周波数を調整するためのレーザ光が照射される調整用部材が設けられた圧電振動片と、この圧電振動片を収容する内部空間を有し、この内部空間を前記レーザ光が透過する蓋体で封止するようにしたパッケージとを備えた圧電デバイスであって、前記パッケージは、前記内部空間に露出した前記蓋体に対向する内面であって、前記調整用部材に対応する位置に、前記レーザ光を反射する金属パターンが配置されている圧電デバイスにより達成される。
第1の発明の構成によれば、パッケージは、内部空間に露出した蓋体に対向する内面であって、調整用部材に対応する位置に、レーザ光を反射する金属パターンが配置されている。このため、調整用部材に焦点を合わて照射されたレーザ光が、その焦点付近にあるパッケージを損傷し得るだけのエネルギーを未だ残していたとしても、調整用部材に対応する位置に設けられた金属パターンがレーザ光を反射させる。また、この反射した光は、調整用部材に一旦焦点を合わせた後のレーザ光が反射したものであるため、拡散されることになる。さらに、レーザ光を受けた金属パターンは、その熱エネルギーを吸収するため、レーザ光の熱エネルギーが、直接、パッケージに伝わることもない。したがって、レーザ光がパッケージの内面を損傷させるような事態を有効に防止し、蓋封止後の周波数調整の際に発生するガスを抑制できる。
かくして、本発明によれば、周波数調整を精度よく行って、すぐれた振動特性を有する圧電デバイスを提供することができる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記金属パターンは、前記レーザ光を当てられた部分よりも大きな面積を有することを特徴とする。
第2の発明の構成によれば、金属パターンは、レーザ光を当てられた部分よりも大きな面積を有する。したがって、レーザ光の熱エネルギーを吸収することで発生した金属パターンの熱は拡散し、金属パターンの熱が一点に集中するようなこともなく、レーザ光によるパッケージへの損傷を、第1の発明に比べて、より有効に防止できる。
第3の発明は、第1または第2の発明のいずれかの構成において、前記金属パターンは、前記パッケージの外部に露出した外面に引き出されていることを特徴とする。
第3の発明の構成によれば、金属パターンは、パッケージの外部に露出した外面に引き出されているので、レーザ光を受けて発生した金属パターンの熱は、外面まで導かれて放熱される。したがって、レーザ光によるパッケージへの損傷を、第1または第2の発明に比べて、より有効に防止できる。
第4の発明は、第1ないし第3の発明のいずれかの構成において、前記パッケージはセラミックから形成されていることを特徴とする。
第4の発明の構成によれば、パッケージはセラミックから形成されているため、熱を吸収し易く、レーザ光を受けて損傷を受け易い構成となっている。しかし、このような構成であっても、第1ないし第3の発明の構成を採用することで、レーザ光によるパッケージへの損傷を有効に防止し、本発明採用の効果は絶大となる。
第5の発明は、第1ないし第4の発明のいずれかの構成において、前記パッケージの前記金属パターンが配置された領域には凹部が形成されていることを特徴とする。
第5の発明の構成によれば、パッケージの金属パターンが配置された領域には凹部が形成されているため、レーザ光の焦点から金属パターンまでの距離が長くなる。したがって、レーザ光が当たっても金属パターンは融け難くなって、金属パターンが融けた際の飛沫が圧電振動片に付着するようなことを抑制し、周波数調整を正確に行える。
第6の発明によれば、第1ないし第5の発明のいずれかの構成において、前記金属パターンは、前記パッケージの内面に設けられた前記圧電振動片と電気的に接続された電極部と同じ材料を用いて形成されていることを特徴とする。
第6の発明の構成によれば、金属パターンは、パッケージの内面に設けられた圧電振動片と電気的に接続された電極部と同じ材料を用いて形成されている。このため、電極部を形成する際に、金属パターンも形成することができ、製造が容易になる。
図1および図2は、本発明の第1の実施形態に係る圧電デバイス30であって、図1は圧電デバイス30の概略平面図、図2は図1のA−A線概略切断断面図である。
尚、圧電デバイスとは、圧電振動子や圧電発振器等の名称にかかわらず、パッケージ内に圧電振動片を収容した全ての製品を意味する。
また、図1および図2の平行斜線で示した部分は、理解の便宜のために示したものであり、断面等を表すものではない。
これらの図の圧電デバイス30は、圧電振動子を構成した例を示しており、パッケージ36内に圧電振動片20を収容している。
パッケージ36は、本実施形態では、例えば、絶縁材料として、酸化アルミニウム質のセラミックグリーンシートを成型して形成される第1ないし第3の基板36a,36b,36cを積層した後、焼結して形成されている。
第1の基板36aは、その内側に所定の孔を形成することで、第2の基板36bに積層した場合に、パッケージ36の内側に所定の内部空間S1を形成するようにされている。この内部空間S1が、圧電振動片20を収容するためのキャビティとなる。
また、第1の基板36aの図2において上部に開口した側の開口端面には、低融点ガラス等のロウ材44が適用されて蓋体39が接合されており、これにより、内部空間S1は封止されている。この蓋体39は、蓋封止した後であっても、圧電振動片20に設けられた例えば励振電極あるいは錘等の調整用部材50にレーザ光L1をあてて、質量削減方式で周波数調整できるように、光を透過する材料、例えばガラスから形成されている。この調整用部材50については、後で詳細に説明する。
第2の基板36bの内部空間S1に露出した内面の底部には、例えば、タングステンメタライズ上にニッケルメッキ及び金メッキで形成したマウント電極31,31が設けられている。マウント電極31,31の各々は、パッケージ36内を引き回されて、実装端子部38,38と接続されており、これにより互いに異極となって、圧電振動片に駆動電圧を供給する電極となる。
そして、マウント電極31,31の上面に、接着剤43,43として、シリコーン系またはエポキシ系あるいはポリイミド系等の導電性接着剤が塗布され、この接着剤43,43の上に圧電振動片20が載置されて、接着剤43,43が硬化することで、マウント電極31,31と圧電振動片20とが電気的機械的に接続されている。
なお、図1および図2では、接着剤43に導電性接着剤を用いているが、本発明はこれに限られず、例えば、電気的な接続はワイヤボンディングで行い、接着剤には機械的にのみ接合される接着剤を用いるようにしてもよい。
圧電振動片20は、例えば水晶等で形成されており、水晶以外にもタンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の圧電材料を利用することができる。
本実施形態の場合、圧電振動片20は、小型に形成して必要な性能を得るために、基部26から図1において右方に向けて、二股に別れて平行に延びる一対の振動腕24,25を備えている。
基部26は、一対の振動腕24,25を支持するための部分であり、また、パッケージ36に接合される部分でもある。すなわち、振動腕24,25を積極的に励振させるための励振電極(煩雑になるため図示せず)と、一体に形成された引出し電極34,34が設けられており、引出し電極34,34の部分が、上述したマウント電極31,31と接着剤43,43により接合されている。この引出し電極34は、例えばクロムメッキによる下地層(図示せず)の上に、金メッキをして形成されている。
振動腕24,25は、好ましくは、その表裏面のそれぞれに長手方向に沿って延びる長溝24a,25aが形成されており、断面がH型となっている。そして、振動腕24,25のそれぞれの長溝24a,25a内と、この長溝24a,25aの内壁に対向する側面とに、互いに異極となるように励振電極(図示せず)が形成されている。このように、長溝24a,25aを設けることで、各腕内の電界効率を高めて、振動腕24,25の小型化を可能としている。
また、圧電振動片20は、振動腕24,25の先端部27付近に、周波数を調整するためのレーザ光L1が照射される調整用部材50が設けられている。すなわち、調整用部材50は、圧電デバイス30の製造の際に発生したガスにより変動した振動周波数を調整できるようにした部材であって、具体的には、蓋封止した後に、レーザ光L1を蓋体39の外部から調整用部材50に焦点を合わせて照射し、調整用部材50を加熱して、その一部或いは全部を蒸散させ、振動腕34,35の先端部27付近の重量を軽くすることで、圧電振動片20の振動周波数を高い方へ調整できるようになっている。
この調整用部材50は、本実施形態においては、圧電振動片20の表面に設けられた引出し電極34や励振電極(図示せず)と同じ材料から形成されており、クロムメッキによる下地層(図示せず)の上に、金メッキをして形成されている。これにより、調整用部材50と引出し電極34と励振電極(図示せず)を同時に形成して製造を容易にできる。
また、調整用部材50は、励振電極(図示せず)を振動腕24,25の先端部27まで引き延ばすように形成し、或いは、本実施形態のように、励振電極とは別に、新たに錘を付けるように形成してもよいが、振動腕24,25の長手方向に沿って所定の長さを有することが好ましい。これにより、レーザ光L1を照射する長手方向の位置を変えて、周波数調整の範囲を広げることができる。
また、調整用部材50は、振動腕24,25の表面あるいは裏面のいずれであっても構わないが、本実施形態では裏面側、すなわちパッケージの内側底面側に配置されている。これにより、レーザ光L1を調整用部材50に照射して金属成分を蒸散させた際、蒸散した金属成分が再び振動腕24,25に付着しないようにしている。
ここで、本実施形態において、パッケージ36は金属パターン52を有しており、この金属パターン52について、図1、図2、及び金属パターン52付近を拡大した図3に基づいて説明する。
金属パターン52は、図2に示されるように、パッケージ36の内部空間S1に露出した蓋体39に対向する内面であって、調整用部材50に対応する位置に、レーザ光L1を反射する材料で略平らに形成されている。すなわち、図2では、パッケージ36の内側底面37であって、調整用部材50に対向する位置に金属パターン52が形成されている。
このため、調整用材料50に焦点を合わせて照射されたレーザ光L1が、パッケージ36の内側底面37に当たろうとしても、そこには金属パターン52が配置されているので、図3に示すように、レーザ光L1は金属パターン52に当たって反射することになる。そして、この反射した光L2は、調整用部材50に一旦焦点を合わせた後のレーザ光L1が反射したものであるため、焦点を結ぶことなく拡散される。
本実施形態では、金属パターン52は、マウント電極31と同じ材料、すなわち、タングステンメタライズ上にニッケルメッキ及び金メッキで略平滑に形成されている。
また、パッケージ36の金属パターン52が配置された領域には凹部54が形成されている。この凹部54は、調整用部材50からパッケージ36の内側底面37までの距離を離すようにした構造であり、具体的には、第2の基板36bの振動腕34,35の先端部27付近に対向する位置に貫通孔を形成し、これを第3の基板36cに重ねることで、第2の基板36bの厚みに対応した有底の孔としている。なお、本実施形態では、金属パターン52が配置された領域の全てを凹状としているが、これに限らず、金属パターン52のレーザ光L1が当たる領域のみを凹状にするようにしても勿論よい。
さらに、金属パターン52は、図1および図3に示すように、レーザ光L1を当てられた部分よりも大きな面積を有している。具体的には、金属パターン52は、図3に示すように、レーザ光L1が当たる部分よりも長手方向に長く、また、図1に示すように、短手方向についても、レーザ光L1が当たる部分より長く形成されており、凹部54の底面のほとんどを覆うように被覆されている。これにより、図3に示すように、レーザ光L1の熱エネルギーが金属パターン52に吸収された際、その吸収された熱は、水平方向に伝達され、パッケージ36には拡散して伝わるようになる。
本発明の第1の実施形態は以上のように構成されており、パッケージ36は、内部空間S1に露出した蓋体39に対向する内面であって、調整用部材50に対応する位置に、レーザ光L1を反射する金属パターン52が配置されている。したがって、レーザ光L1は金属パターン52にあたって反射および拡散し、また、その熱エネルギーは金属パターン52に吸収されて、パッケージ36に与えるダメージを緩和する。したがって、レーザ光L1がパッケージ36の内面を損傷させるような事態を有効に防止し、蓋封止後の周波数調整の際に発生するガスを抑制できる。
さらに、本実施形態の金属パターン52は、レーザ光L1を当てられた部分よりも大きな面積を有しているので、金属パターン52に吸収されたレーザ光L1の熱エネルギーは、水平方向に伝達され、パッケージ36に拡散して伝わるようになる。したがって、より一層、レーザ光L1がパッケージ36の内面を損傷させるような事態を有効に防止できる。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る圧電デバイス60の概略縦断面図であって、図2に対応した図である。
この図において、図1ないし図3の説明で用いた符号と同一の符号を付した箇所は共通する構成であるから、重複した説明は省略し、以下、相違点を中心に説明する。
圧電デバイス60が図1ないし図3の圧電デバイス30と異なるは、金属パターンの構成についてである。
すなわち、圧電デバイス60の金属パターン52は、パッケージ36の外部に露出した外面に引き出されている。具体的に、図4では、パッケージ36の外部に露出した底面57に、金属パターン52と同様の材料を用いて形成した金属露出部56が形成されており、この金属露出部56と凹部54の底部に配置された金属パターン52とが、第3の基板36cに形成されたビアホール内の導電材料を介して接続されている。
また、本実施形態の金属露出部56は、実装端子部38,38の双方と接触しないようになっており、実装端子部38,38の双方から最も距離が離れた、パッケージ36の底面57の略中央付近に配置されている。
本発明の第2の実施形態は以上のように構成されており、このため第1の実施形態と同様の作用効果を発揮する。さらに、金属パターン52は、パッケージ36の外部に露出した外面に引き出されて金属露出部56と接続されている。このため、金属露出部56が放熱板となって、金属パターン52に吸収されたレーザ光L1の熱エネルギーが、外部に放出される。したがって、レーザ光L1によるパッケージ36への損傷を、第1の実施形態に比べて、より有効に防止できる。
さらに、本第2の実施形態の場合においては、金属露出部56に、少なくとも大気よりも熱伝導性の高い金属ブロックやプローブ等の放熱体を押し当てながら、蓋封止後の周波数調整をするようにしてもよい。これにより、金属露出部56の熱を放熱体に積極的に導いて、放熱効果をより一層高めることができる。
なお、本第2の実施形態にあっては、第2の実施形態の変形例を示す図5に示されるように、実装端子部38を放熱板(金属露出部56)の代わりにしてもよい。すなわち、金属パターン52は、マウント電極31と電気的に接続されると共に、第3の基板36cのビアホール内の導電材料72を介して、実装端子部38とも接続されるようになっている。そして、図5の変形例では、金属パターン52の面積を大きく確保しつつ、マウント電極31,31同士のショートを防止するようにするため、金属パターン52は、マウント電極31,31の内、いずれか一方のマウント電極31とのみ接続され、また、実装端子部38,38の内、いずれか一方の実装端子部38とのみ接続されるようになっている。
本発明は上述の実施形態に限定されない。実施形態や各変形例の各構成はこれらを適宜組み合わせたり、省略し、図示しない他の構成と組み合わせることができる。
本発明の第1の実施形態に係る圧電デバイスの概略平面図。 図1のA−A線概略切断断面図。 図2の金属パターン付近を拡大した部分拡大図。 本発明の第2の実施形態に係る圧電デバイスの概略縦断面図。 本発明の第2の実施形態の変形例。 従来の圧電デバイスの概略縦断面図。 図6の圧電振動片の先端部付近を拡大した部分拡大図。
符号の説明
30,60・・・圧電デバイス、20・・・圧電振動片、31・・・マウント電極、36・・・パッケージ、39・・・蓋体、50・・・調整用部材、52・・・金属パターン、54・・・凹部、S1・・・内部空間、L1・・・レーザ光

Claims (6)

  1. 周波数を調整するためのレーザ光が照射される調整用部材が設けられた圧電振動片と、この圧電振動片を収容する内部空間を有し、この内部空間を前記レーザ光が透過する蓋体で封止するようにしたパッケージとを備えた圧電デバイスであって、
    前記パッケージは、前記内部空間に露出した前記蓋体に対向する内面であって、前記調整用部材に対応する位置に、前記レーザ光を反射する金属パターンが配置されている
    ことを特徴とする圧電デバイス。
  2. 前記金属パターンは、前記レーザ光を当てられた部分よりも大きな面積を有することを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。
  3. 前記金属パターンは、前記パッケージの外部に露出した外面に引き出されていることを特徴とする請求項1または2に記載の圧電デバイス。
  4. 前記パッケージはセラミックから形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の圧電デバイス。
  5. 前記パッケージの前記金属パターンが配置された領域には凹部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の圧電デバイス。
  6. 前記金属パターンは、前記パッケージの内面に設けられた前記圧電振動片と電気的に接続されたマウント電極と同じ材料を用いて形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の圧電デバイス。
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