JP2006224523A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 プログラム一件あたりの保存容量を抑え、その分多くの件数のプログラムが登録できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 機能の設定内容を入力する操作パネル1と、複数の機能の設定内容をプログラムとして記憶する記憶手段2と、記憶手段によって記憶されたプログラムを呼び出して機能設定を行う制御手段3とを備え、制御手段3は、デフォルトの設定と異なる機能の設定内容のみをプログラムとして記憶手段2に記憶させる制御を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 機能の設定内容を入力する操作パネル1と、複数の機能の設定内容をプログラムとして記憶する記憶手段2と、記憶手段によって記憶されたプログラムを呼び出して機能設定を行う制御手段3とを備え、制御手段3は、デフォルトの設定と異なる機能の設定内容のみをプログラムとして記憶手段2に記憶させる制御を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複写機やファクシミリ装置等の画像形成装置に関し、特に機能設定の保存技術に特徴のある画像形成装置に関する。
近年の複写機やファクシミリ装置等の画像形成装置は多機能化しており、コピーやファクス送信等を行う際、ユーザ所望のコピー結果や送信方法等に応じて複数の機能を様々に設定できるようになっている。しかし、複数の機能を設定するためには、複数の機能を一つ一つ設定していく必要があり、操作手順が複雑になり、ユーザの操作の負荷が大きい。
そこで、簡単な手順で複数の機能を一括して設定できる「プログラム機能」を有するものがある。そこでは、複数の機能の設定内容を「プログラム」として不揮発メモリ上に登録・保存しておくと、プログラムを呼び出すことでそのプログラムに登録されている複数の機能の設定内容を一括で設定できるものである。
プログラムの呼び出しは簡単な手順(ワンタッチまたはそれに準ずる手順)で行えるため、ユーザはワンタッチまたはそれに近い操作だけで複数の機能の設定を行うことができるようになる(例えば、特許文献1参照)。
特開昭62−163449号公報
そこで、簡単な手順で複数の機能を一括して設定できる「プログラム機能」を有するものがある。そこでは、複数の機能の設定内容を「プログラム」として不揮発メモリ上に登録・保存しておくと、プログラムを呼び出すことでそのプログラムに登録されている複数の機能の設定内容を一括で設定できるものである。
プログラムの呼び出しは簡単な手順(ワンタッチまたはそれに準ずる手順)で行えるため、ユーザはワンタッチまたはそれに近い操作だけで複数の機能の設定を行うことができるようになる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、ユーザが設定しうる機能の設定内容を全てプログラムに保存させるために、多機能化するほどプログラム一件あたりの保存容量が大きくなってしまい、プログラム保存用メモリの容量からみて、その分登録できるプログラム件数が少なくなってしまうという問題がある。
実際には、設定しうる全機能の設定内容をプログラムに保存する必要はないことが多く、全機能のうち、任意の数個程度の設定内容がプログラムに保存できればよい(それ以外の大半の機能はデフォルト設定のままでよい)場合が大半である。どの機能の設定内容を登録したいかはユーザやプログラムごとに異なるため、どの機能の設定内容もプログラムに保存できるようにしておく必要はある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、プログラム一件あたりの保存容量を抑え、その分多くの件数のプログラムが登録できる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
実際には、設定しうる全機能の設定内容をプログラムに保存する必要はないことが多く、全機能のうち、任意の数個程度の設定内容がプログラムに保存できればよい(それ以外の大半の機能はデフォルト設定のままでよい)場合が大半である。どの機能の設定内容を登録したいかはユーザやプログラムごとに異なるため、どの機能の設定内容もプログラムに保存できるようにしておく必要はある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、プログラム一件あたりの保存容量を抑え、その分多くの件数のプログラムが登録できる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、機能の設定内容を入力する操作パネルと、複数の機能の設定内容をプログラムとして記憶する記憶手段と、該記憶手段によって記憶されたプログラムを呼び出して機能設定を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、デフォルトの設定と異なる機能の設定内容のみをプログラムとして前記記憶手段に記憶させる制御を行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記制御手段は、デフォルトの設定と異なる機能の数を基に、プログラムを前記記憶手段に記憶するかどうかの判断を行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記制御手段は、デフォルトの設定と異なる機能の数を基に、プログラムを前記記憶手段に記憶するかどうかの判断を行うことを特徴とする。
本発明によれば、全機能の設定値をプログラムとして保存するのではなく、設定値がデフォルト設定と異なる機能のみプログラムとして保存するようにしたことにより、プログラム一件あたりに要するメモリ保存容量を抑えることができ、その分多くの件数のプログラムが登録できるようになる。
また、設定値がデフォルト設定と異なる機能の数をチェックしてから、プログラム登録ができるかどうかを判断するようにしたことにより、プログラム保存用メモリである記憶手段の残り領域が少ない場合でも、プログラム登録エリアの大きさに応じて可能なかぎりのプログラムを登録することができる。
また、設定値がデフォルト設定と異なる機能の数をチェックしてから、プログラム登録ができるかどうかを判断するようにしたことにより、プログラム保存用メモリである記憶手段の残り領域が少ない場合でも、プログラム登録エリアの大きさに応じて可能なかぎりのプログラムを登録することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態の画像形成装置を説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の要部機能ブロック図である。
この図1に示す用に本実施形態に係る画像形成装置は、機能の設定内容を入力する操作パネル1と、複数の機能の設定内容をプログラムとして記憶する記憶手段(不揮発性メモリ)2と、記憶手段2によって記憶されたプログラムを呼び出して機能設定を行う制御手段(CPU)3とを備える。
制御手段3は、デフォルトの設定と異なる機能の設定内容のみをプログラムとして記憶手段2に記憶させる制御を行う。また、制御手段3はデフォルトの設定と異なる機能の数を基に、プログラムを記憶手段2に記憶するかどうかの判断を行う。制御手段3は、後述するプログラム機能に関するキーとプログラムとの対応付けを管理するプログラム処理モジュールとして機能する。
図2は操作パネルの構成図である。操作パネル1にはタッチパネル(大型LCD)11と、テンキー12、スタートキー13などのハードキーを備えている。タッチパネル11は、各種の画面を表示するほか、画面内に表示されたボタンをユーザがタッチすることによりキー入力として受け付けることもできる。
テンキー12はコピーの部数を設定するのに用い、スタートキー13はコピー動作を開始させるために用いる。初期設定キー14は各メンテナンス操作を行う初期設定画面に切り替えるためのキーである。プログラム登録キー15とプログラムキー16が「プログラム機能」に関するキー、プログラム登録キー15はその時点で設定中の機能の設定内容をプログラムに登録・保存させるためのキー、プログラムキー16はプログラム呼び出しなど登録済みのプログラムに対する操作を行うためのキーである。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の要部機能ブロック図である。
この図1に示す用に本実施形態に係る画像形成装置は、機能の設定内容を入力する操作パネル1と、複数の機能の設定内容をプログラムとして記憶する記憶手段(不揮発性メモリ)2と、記憶手段2によって記憶されたプログラムを呼び出して機能設定を行う制御手段(CPU)3とを備える。
制御手段3は、デフォルトの設定と異なる機能の設定内容のみをプログラムとして記憶手段2に記憶させる制御を行う。また、制御手段3はデフォルトの設定と異なる機能の数を基に、プログラムを記憶手段2に記憶するかどうかの判断を行う。制御手段3は、後述するプログラム機能に関するキーとプログラムとの対応付けを管理するプログラム処理モジュールとして機能する。
図2は操作パネルの構成図である。操作パネル1にはタッチパネル(大型LCD)11と、テンキー12、スタートキー13などのハードキーを備えている。タッチパネル11は、各種の画面を表示するほか、画面内に表示されたボタンをユーザがタッチすることによりキー入力として受け付けることもできる。
テンキー12はコピーの部数を設定するのに用い、スタートキー13はコピー動作を開始させるために用いる。初期設定キー14は各メンテナンス操作を行う初期設定画面に切り替えるためのキーである。プログラム登録キー15とプログラムキー16が「プログラム機能」に関するキー、プログラム登録キー15はその時点で設定中の機能の設定内容をプログラムに登録・保存させるためのキー、プログラムキー16はプログラム呼び出しなど登録済みのプログラムに対する操作を行うためのキーである。
図3は画像形成装置の機能の一例として、「綴じ代」という機能を設定する例を示す図である。
まず、タッチパネル11は、通常(A)の基本コピー画面になっており、ここでタッチパネル11内の「編集」ボタンを押すと(B)の編集画面に移る。
(B)に示す画面は編集に関する機能の設定が行える。なお、(B)の画面において「閉じる」を押すと(A)の画面に戻る。
(B)に示す画面において「綴じ代」ボタンを押すと、(C)に示す綴じ代画面に移る。(C)に示す綴じ代画面では、綴じ代機能の詳細な設定として、表面綴じ代の上下幅、表面綴じ代の左右幅、裏面綴じ代の上下幅、裏面綴じ代の左右幅の値(mm)をそれぞれ設定できる。これらの幅はそれぞれの矢印ボタンを押すことによって値が増減するようになっている。
例えば、表面綴じ代の上下幅が「5mm」の時に、そこの上矢印ボタンを一回押すと「6mm」になり、下矢印ボタンを一回押すと「4mm」になる。なお、この幅は正負によって上下または左右の値を表しており、「上1mm」の時に下矢印ボタンを一回押すと「0mm」となり、「0mm」の時に下矢印ボタンを一回押すと「下1mm」となる。
(C)に示す綴じ代画面で「解除」を押すと、綴じ代機能の設定は行わず(B)に示す画面に戻る。(C)に示す綴じ代画面で「設定」を押すと、綴じ代機能の設定を行って、(D)に示す編集画面に戻る。(D)に示す綴じ代機能が設定されていることを表すため、「綴じ代」ボタンに色が付く(図3では斜線で表している)ようになる。
(D)に示す「綴じ代」を押すと再度(C)に示す綴じ代画面に移る。
(D)に示す「閉じる」を押すと、コピー基本画面(E)に戻るが、(E)に示すコピー基本画面では「編集」機能が何らかの設定をされていることを表すため、「編集」ボタンに色が付いている。
このように、一つの機能を設定するだけでもボタンを何回か押して画面を切り替えなければならないので、複数の機能を設定するためには、さらに操作手順が増えてしまい操作の負荷が大きいことは前述した通りである。
そこで、この操作負荷を軽減させるために「プログラム機能」が搭載されている。
まず、タッチパネル11は、通常(A)の基本コピー画面になっており、ここでタッチパネル11内の「編集」ボタンを押すと(B)の編集画面に移る。
(B)に示す画面は編集に関する機能の設定が行える。なお、(B)の画面において「閉じる」を押すと(A)の画面に戻る。
(B)に示す画面において「綴じ代」ボタンを押すと、(C)に示す綴じ代画面に移る。(C)に示す綴じ代画面では、綴じ代機能の詳細な設定として、表面綴じ代の上下幅、表面綴じ代の左右幅、裏面綴じ代の上下幅、裏面綴じ代の左右幅の値(mm)をそれぞれ設定できる。これらの幅はそれぞれの矢印ボタンを押すことによって値が増減するようになっている。
例えば、表面綴じ代の上下幅が「5mm」の時に、そこの上矢印ボタンを一回押すと「6mm」になり、下矢印ボタンを一回押すと「4mm」になる。なお、この幅は正負によって上下または左右の値を表しており、「上1mm」の時に下矢印ボタンを一回押すと「0mm」となり、「0mm」の時に下矢印ボタンを一回押すと「下1mm」となる。
(C)に示す綴じ代画面で「解除」を押すと、綴じ代機能の設定は行わず(B)に示す画面に戻る。(C)に示す綴じ代画面で「設定」を押すと、綴じ代機能の設定を行って、(D)に示す編集画面に戻る。(D)に示す綴じ代機能が設定されていることを表すため、「綴じ代」ボタンに色が付く(図3では斜線で表している)ようになる。
(D)に示す「綴じ代」を押すと再度(C)に示す綴じ代画面に移る。
(D)に示す「閉じる」を押すと、コピー基本画面(E)に戻るが、(E)に示すコピー基本画面では「編集」機能が何らかの設定をされていることを表すため、「編集」ボタンに色が付いている。
このように、一つの機能を設定するだけでもボタンを何回か押して画面を切り替えなければならないので、複数の機能を設定するためには、さらに操作手順が増えてしまい操作の負荷が大きいことは前述した通りである。
そこで、この操作負荷を軽減させるために「プログラム機能」が搭載されている。
図4はプログラム登録を行う際の画面フローを示した図である。
この図4において、(A)は機能の設定を行った後の基本コピー画面、(B)はプログラム名称入力画面である。
この場合、(A)に示す機能設定後の基本コピー画面において、ハードキーのプログラム登録キー15を押すと、(B)に示すプログラム名称入力画面に移り、登録したいプログラムの名称を入力した後、「設定」を押すと、プログラム登録処理(実際に設定中の各機能の設定内容をプログラムとして登録・保存する)を行い、「登録できた」旨のメッセージを表示して(A)に示す基本コピー画面に戻る。
また(B)に示すプログラム名称入力画面において、「取消」を押すとプログラム登録を実行することなく(A)に示す基本コピー画面に戻る。なお、プログラム登録処理の詳細については後述する。
この図4において、(A)は機能の設定を行った後の基本コピー画面、(B)はプログラム名称入力画面である。
この場合、(A)に示す機能設定後の基本コピー画面において、ハードキーのプログラム登録キー15を押すと、(B)に示すプログラム名称入力画面に移り、登録したいプログラムの名称を入力した後、「設定」を押すと、プログラム登録処理(実際に設定中の各機能の設定内容をプログラムとして登録・保存する)を行い、「登録できた」旨のメッセージを表示して(A)に示す基本コピー画面に戻る。
また(B)に示すプログラム名称入力画面において、「取消」を押すとプログラム登録を実行することなく(A)に示す基本コピー画面に戻る。なお、プログラム登録処理の詳細については後述する。
図5はプログラム呼び出しを行う際の画面フローを示す図である。
この図5において、(A)は基本コピー画面、(B)はプログラムメニュー画面、(C)はプログラム呼び出し後)の基本コピー画面である。
この場合は、先ず(A)に示す基本コピー画面でハードキーのプログラムキー16を押すと、プログラムが一件以上登録されて入れば(B)に示すプログラムメニュー画面に移る。プログラムが一件も登録されていない場合は「プログラム未登録」の旨の警告画面を表示して(A)に示す基本画面に戻る。また(B)に示すプログラムメニュー画面の「取消」を押しても(A)に示す基本画面に戻る。
(B)に示すプログラムメニュー画面では、登録済みプログラムに対して行える操作を表すボタン「呼び出し」「名称変更」「消去」と、登録済みのプログラムの名称が表示されたボタン(図4(B)では「片面綴じ代」「写真コピー」「会議資料用」「両面綴じ代」)が表示される。
「呼び出し」ボタンが反転しているときに、プログラムの名称が表示されたボタンを押す(プログラムを選択する)と、その名称で登録したプログラムの呼び出し処理(プログラム登録した各機能の設定内容を呼び出し、実際の機能に設定する)を行い、「プログラムを呼び出した」旨のメッセージを表示した後、(C)に示す基本コピー画面に戻る。
(C)に示す基本コピー画面ではプログラム登録したときと同じ機能が設定されている。なお、(B)に示すプログラムメニュー画面では、「名称変更」や「消去」を押すと、登録済みプログラムの名称を変更したり、消去したりできる。プログラム呼び出し処理の詳細については後述する。
従って、頻繁に使用する設定は、プログラム登録させておけば、どんな複雑な設定であったとしても、「プログラムキー押下」→「プログラム選択」という2回の操作で機能設定を完了させることができ、操作負荷をかなり軽減させることができる。
この図5において、(A)は基本コピー画面、(B)はプログラムメニュー画面、(C)はプログラム呼び出し後)の基本コピー画面である。
この場合は、先ず(A)に示す基本コピー画面でハードキーのプログラムキー16を押すと、プログラムが一件以上登録されて入れば(B)に示すプログラムメニュー画面に移る。プログラムが一件も登録されていない場合は「プログラム未登録」の旨の警告画面を表示して(A)に示す基本画面に戻る。また(B)に示すプログラムメニュー画面の「取消」を押しても(A)に示す基本画面に戻る。
(B)に示すプログラムメニュー画面では、登録済みプログラムに対して行える操作を表すボタン「呼び出し」「名称変更」「消去」と、登録済みのプログラムの名称が表示されたボタン(図4(B)では「片面綴じ代」「写真コピー」「会議資料用」「両面綴じ代」)が表示される。
「呼び出し」ボタンが反転しているときに、プログラムの名称が表示されたボタンを押す(プログラムを選択する)と、その名称で登録したプログラムの呼び出し処理(プログラム登録した各機能の設定内容を呼び出し、実際の機能に設定する)を行い、「プログラムを呼び出した」旨のメッセージを表示した後、(C)に示す基本コピー画面に戻る。
(C)に示す基本コピー画面ではプログラム登録したときと同じ機能が設定されている。なお、(B)に示すプログラムメニュー画面では、「名称変更」や「消去」を押すと、登録済みプログラムの名称を変更したり、消去したりできる。プログラム呼び出し処理の詳細については後述する。
従って、頻繁に使用する設定は、プログラム登録させておけば、どんな複雑な設定であったとしても、「プログラムキー押下」→「プログラム選択」という2回の操作で機能設定を完了させることができ、操作負荷をかなり軽減させることができる。
次に、プログラム登録処理やプログラム呼び出し処理のフローを示すが、ここで、ユーザが設定できる機能の数をNとし、ユーザの設定しうる各機能には「機能No.」が0、1・・・N−1と順に番号が付けられているものとする(図6参照)。
図7は一般的なプログラム登録処理のフロー図である。
まず、プログラム保存用メモリである記憶手段2に一件分のプログラム登録エリアを確保する(S1)。一件のプログラム登録エリアはN個の要素を持つ配列Valueで、N番目の要素Value[N]には機能No.がNの機能(機能N)の設定値を保存する(N=0〜n−1)。
プログラム登録エリアを確保したら、次にn=0とし(S2)とした後、機能Nの設定値を取得し(S3)、その設定内容をValue[N]に保存する(S4)。これをN=0、1・・・n−1に対して繰り返す(S5、S6)。
次に図8は一般的なプログラム呼び出し処理のフロー図である。
呼び出すプログラムのプログラム登録エリアのValue[N]から設定値を読み出し、その設定値を機能Nに設定する。これをN=0、1・・・n−1に対して繰り返す(S11〜S15)。
図7は一般的なプログラム登録処理のフロー図である。
まず、プログラム保存用メモリである記憶手段2に一件分のプログラム登録エリアを確保する(S1)。一件のプログラム登録エリアはN個の要素を持つ配列Valueで、N番目の要素Value[N]には機能No.がNの機能(機能N)の設定値を保存する(N=0〜n−1)。
プログラム登録エリアを確保したら、次にn=0とし(S2)とした後、機能Nの設定値を取得し(S3)、その設定内容をValue[N]に保存する(S4)。これをN=0、1・・・n−1に対して繰り返す(S5、S6)。
次に図8は一般的なプログラム呼び出し処理のフロー図である。
呼び出すプログラムのプログラム登録エリアのValue[N]から設定値を読み出し、その設定値を機能Nに設定する。これをN=0、1・・・n−1に対して繰り返す(S11〜S15)。
図9は本実施形態の画像形成装置における一件分のプログラム登録エリアのデータ構成を示す図である。
このデータ構成は全機能の設定値を格納するのではなく、デフォルト設定と異なる機能のみ格納するようにしたものである。
データは登録する機能数を格納する変数countと、登録する機能No.を格納するcount個の要素を持つ配列No、機能の設定値を格納するcount個の要素を持つ配列Valueからなる。Value[i](i=0〜count−1)にはNo[i]で示す機能No.の機能の設定値が格納される。
登録する機能数countは全機能のうちデフォルト設定と異なっている機能の数であり、その時の設定状況によって異なるが、countは全機能数N以下となる。従って、配列No、Valueの要素数はその時の設定状況によって変動し、デフォルト設定と設定値が異なる機能が少なければ、その分配列の大きさも少なくなり、プログラム登録エリアも小さくて済む。
例えば図6において「綴じ代有無」「センター消去有無」の機能のみがデフォルト設定と異なるとすると、count=2となり、No[0]=0(綴じ代有無の機能No.)、Value[0]=綴じ代有無の設定値、No[1]=5(センター消去有無の機能No.)、Value[1]=センター消去有無の設定値となる。
このデータ構成は全機能の設定値を格納するのではなく、デフォルト設定と異なる機能のみ格納するようにしたものである。
データは登録する機能数を格納する変数countと、登録する機能No.を格納するcount個の要素を持つ配列No、機能の設定値を格納するcount個の要素を持つ配列Valueからなる。Value[i](i=0〜count−1)にはNo[i]で示す機能No.の機能の設定値が格納される。
登録する機能数countは全機能のうちデフォルト設定と異なっている機能の数であり、その時の設定状況によって異なるが、countは全機能数N以下となる。従って、配列No、Valueの要素数はその時の設定状況によって変動し、デフォルト設定と設定値が異なる機能が少なければ、その分配列の大きさも少なくなり、プログラム登録エリアも小さくて済む。
例えば図6において「綴じ代有無」「センター消去有無」の機能のみがデフォルト設定と異なるとすると、count=2となり、No[0]=0(綴じ代有無の機能No.)、Value[0]=綴じ代有無の設定値、No[1]=5(センター消去有無の機能No.)、Value[1]=センター消去有無の設定値となる。
図10は本実施形態の画像形成装置におけるプログラム登録処理のフロー図である。なお、以下の説明においては、先に述べた一般的な処理動作についての説明は省略し、本実施形態の画像形成装置の特徴的な処理動作についてのみ説明する。
また図10に示すフローは前半部分がデフォルト設定と設定値が異なる機能の数を数える「登録する機能数チェック」を行う部分、後半部分が登録する機能数に従ってプログラム登録エリアを確保しプログラムに設定値を保存する「プログラム保存処理」を行う部分となっている。
「登録する機能数チェック」では、登録すべき機能数をカウントする変数を「c」とし、各機能N(N=0、1、・・・n−1)に対して、機能Nの設定値がその機能のデフォルト設定と異なっていれば変数cを1カウントアップする(S21〜S26)。この結果、変数cには登録する機能数がセットされる(ただし、変数cは全機能数N以下)。
プログラム保存処理では、先ず図9に示したプログラム登録エリア(変数count、配列No、配列Value)を確保する。配列No、配列Valueの要素数cだけ確保する。次にプログラム登録エリア上の変数countにcの値(登録する機能数)をセットする。次に、まずインデックス変数iを0に初期化した後、各機能N(N=0、1、…、N−1)に対して、機能Nの設定値がその機能のデフォルト設定と異なっていれば、No[i]にN(機能No.)を、Value[i]に機能Nの設定値をセットし、iを1増やす(S27〜S37)。
また図10に示すフローは前半部分がデフォルト設定と設定値が異なる機能の数を数える「登録する機能数チェック」を行う部分、後半部分が登録する機能数に従ってプログラム登録エリアを確保しプログラムに設定値を保存する「プログラム保存処理」を行う部分となっている。
「登録する機能数チェック」では、登録すべき機能数をカウントする変数を「c」とし、各機能N(N=0、1、・・・n−1)に対して、機能Nの設定値がその機能のデフォルト設定と異なっていれば変数cを1カウントアップする(S21〜S26)。この結果、変数cには登録する機能数がセットされる(ただし、変数cは全機能数N以下)。
プログラム保存処理では、先ず図9に示したプログラム登録エリア(変数count、配列No、配列Value)を確保する。配列No、配列Valueの要素数cだけ確保する。次にプログラム登録エリア上の変数countにcの値(登録する機能数)をセットする。次に、まずインデックス変数iを0に初期化した後、各機能N(N=0、1、…、N−1)に対して、機能Nの設定値がその機能のデフォルト設定と異なっていれば、No[i]にN(機能No.)を、Value[i]に機能Nの設定値をセットし、iを1増やす(S27〜S37)。
図11は本実施形態の画像形成装置におけるプログラム呼び出し処理のフロー図である。まず全機能をデフォルト設定に初期化する。次にプログラム登録エリアより、iをインデックス変数(i=0〜count−1、countもプログラム登録エリアより読み出す)としてNo[i]、Value[i]の値を読み出し、No[i]で示された機能No.の機能の設定値をValue[i]の値にセットする。このプログラム呼び出しを行った結果、プログラム登録エリアのNo配列に登録されていたNo.の機能はプログラムに登録されていた設定値に設定されるが、No配列に登録されていなかったNo.の機能は、デフォルト設定に設定される(S41〜S47)。
ここで、一件のプログラムに要するメモリの大きさを、一般的なプログラム登録エリア(図7)(この大きさをM1とする)と本発明のプログラム登録エリア(図9)(この大きさをM2とする)とで比較してみる。
一つのデータの大きさが全て4バイトとすると、M1=4×N(N:全機能数)で、M2=4+8×count(count:デフォルト設定と設定値が異なる機能数、count≦N)となる。
従って、countがNの半数以上だとM2>M1となるが、実際の操作では全機能数に比べて設定をデフォルトから変更する機能の数はそれほど多くないため、大半の場合はM2<M1となり、従来とくらべてプログラム登録エリアは小さくて済む。
全機能数N=100としても、設定を変更する機能数countは実際にはせいぜい多くても10程度である。この場合、設定した機能数に関わらずM1=400であるが、count=10としてもM2=84であり、設定を変更した機能数がもっと少なければM2も小さくなる。つまり、本発明は従来に比べて一件のプログラムに要するメモリの大きさが大半の場合で小さくて済む。
本発明ではその時点の設定内容(デフォルトと設定が異なる機能がいくつあるか)によってプログラム登録エリアの大きさが変わるため、プログラム保存用メモリの残り領域が少ない場合、デフォルトと設定が異なる機能数が多いとプログラム登録エリアが確保できなくても、デフォルトと設定が異なる機能数が少ないと確保できることがある。このため、デフォルトと設定が異なる機能の数がいくつあるかをチェックしてから、プログラム登録できるかどうかの判断を行う。
一つのデータの大きさが全て4バイトとすると、M1=4×N(N:全機能数)で、M2=4+8×count(count:デフォルト設定と設定値が異なる機能数、count≦N)となる。
従って、countがNの半数以上だとM2>M1となるが、実際の操作では全機能数に比べて設定をデフォルトから変更する機能の数はそれほど多くないため、大半の場合はM2<M1となり、従来とくらべてプログラム登録エリアは小さくて済む。
全機能数N=100としても、設定を変更する機能数countは実際にはせいぜい多くても10程度である。この場合、設定した機能数に関わらずM1=400であるが、count=10としてもM2=84であり、設定を変更した機能数がもっと少なければM2も小さくなる。つまり、本発明は従来に比べて一件のプログラムに要するメモリの大きさが大半の場合で小さくて済む。
本発明ではその時点の設定内容(デフォルトと設定が異なる機能がいくつあるか)によってプログラム登録エリアの大きさが変わるため、プログラム保存用メモリの残り領域が少ない場合、デフォルトと設定が異なる機能数が多いとプログラム登録エリアが確保できなくても、デフォルトと設定が異なる機能数が少ないと確保できることがある。このため、デフォルトと設定が異なる機能の数がいくつあるかをチェックしてから、プログラム登録できるかどうかの判断を行う。
図12はプログラム登録を行う際の画面フローを示す図である(その2)。基本コピー画面(A)においてプログラム登録キー14を押すと、まず図10に示すフローの前半部分の「登録する機能数チェック」を行う。
その結果分かった登録機能数より、登録機能数により大きさの変動するプログラム登録エリアが確保できるかプログラム保存用メモリ上に空きがあるかを確認し、確保できなければ「プログラム登録できません」といった警告画面を出して(A)の画面に戻る。確保できればプログラム名称入力画面(B)に移り、(B)で名称入力後「設定」を押すと、図9に示すフローの後半部分の「プログラム保存処理」を行う。
その結果分かった登録機能数より、登録機能数により大きさの変動するプログラム登録エリアが確保できるかプログラム保存用メモリ上に空きがあるかを確認し、確保できなければ「プログラム登録できません」といった警告画面を出して(A)の画面に戻る。確保できればプログラム名称入力画面(B)に移り、(B)で名称入力後「設定」を押すと、図9に示すフローの後半部分の「プログラム保存処理」を行う。
1 操作パネル、2 記憶手段、3 制御手段
Claims (2)
- 機能の設定内容を入力する操作パネルと、複数の機能の設定内容をプログラムとして記憶する記憶手段と、該記憶手段によって記憶されたプログラムを呼び出して機能設定を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、デフォルトの設定と異なる機能の設定内容のみをプログラムとして前記記憶手段に記憶させる制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1に記載の画像形成装置において、前記制御手段は、デフォルトの設定と異なる機能の数を基に、プログラムを前記記憶手段に記憶するかどうかの判断を行うことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005042421A JP2006224523A (ja) | 2005-02-18 | 2005-02-18 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005042421A JP2006224523A (ja) | 2005-02-18 | 2005-02-18 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006224523A true JP2006224523A (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=36986284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005042421A Pending JP2006224523A (ja) | 2005-02-18 | 2005-02-18 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006224523A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009303024A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、操作制御方法、操作制御プログラム及び記録媒体 |
CN101764904A (zh) * | 2008-12-25 | 2010-06-30 | 富士施乐株式会社 | 信息处理装置和信息处理方法 |
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-
2005
- 2005-02-18 JP JP2005042421A patent/JP2006224523A/ja active Pending
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