JP2006213366A - 包装袋及び包装体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被包装物を収容するための開口を有する袋本体と、該袋本体の被包装物を取り出すために切り開かれる上端の開口端に沿った内面両側に嵌合状態又は嵌合可能な対向状態に取り付けられた面状ファスナーとを有してなり、該面状ファスナは、ベース部と該ベース部の表面より多列状に突出するフック状係合素子とからなりベース部の裏面が袋本体の両側内面に対して直接に接着されていて、一方のフック状係合素子が他方のフック状係合素子間の隙間に嵌入し脱出可能に係合し得る雄型の面状ファスナである包装袋、及び該包装袋に被包装物が収容され開口がヒートシールされている。
【選択図】図1
Description
従来において、再封機能を有する包装袋及び包装体は、ジッパーを備えている。
本発明は、電子レンジ加熱食品の包装に適用した場合に、面状ファスナーの外側を開封する必要があるが、面状ファスナーを開かなくても、袋内の加圧加熱が極限状態になったときに袋内の加熱蒸気が面状ファスナーの隙間から袋外へ良好に逃げて袋の破裂を未然に回避でき圧力加圧機能を有する包装袋及び包装体を提供することにある。
該面状ファスナーは、ベース部と該ベース部の表面より多列状に突出するフック状係合素子とからなりベース部の裏面が袋本体の両側内面に対して接着されていて、一方のフック状係合素子が他方のフック状係合素子間の隙間に嵌入し脱出可能に係合し得る雄型の面状ファスナーであることを特徴とする。
上記構成において、袋本体は被包装物を収容するための開口を有している。この開口は、通常は、袋本体から被包装物を取り出すために切り開かれる開口端と一致している。しかし、再封手段が設けられる袋では、被包装物を取り出すために切り開かれる開口端が袋上端に一致していてこれに沿って再封手段が設けられ、被包装物を収容するための開口を袋下端に設けることが少なくない。また、被包装物を収容するための開口を袋側端に設けることも行われている。従って、本発明では、これらの形態を全て含めるために、「被包装物を収容するための開口」と「被包装物を取り出すために切り開かれる上端の開口端」という文言を使って、両者が袋本体の一致する部分を示す場合と、一致しない部分を示す場合とを含めている。
また、本発明の袋本体には、三方袋、四方袋、スタンドパウチ及びその他のボトムガセット付き袋、サイドガセットがあり角底が形成されるスタンドパック袋、ボトムガセットとサイドガセットとがあるスタンドパック、製袋機で作られるピロー包装袋やスタンドパック型ピロー包装袋、サイドガセット付き袋の上部にヘッダーを付けた袋、開口が斜めになっている袋等の種々の袋が含まれる。
袋本体に対する面状ファスナーの取付け方には種々あって、請求項2ないし6において明示している。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の包装袋について、前記面状ファスナーは、ベース部の裏面を前記袋本体の被包装物を取り出すために切り開かれる開口端に沿って一周して前記袋本体の内面に取り付けられていて、
一方の内面側のフック状係合素子と他方の内面側のフック状係合素子とが嵌合しないで対向しているか、又は、一方の内面側のフック状係合素子が他方の内面側のフック状係合素子間の隙間に嵌合していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の包装袋について、前記面状ファスナーは、袋幅に略等しい長さの一対の前記面状ファスナーを互いに一方の内面側のフック状係合素子が他方の内面側のフック状係合素子間の隙間に嵌合状態として両側のベース部の裏面を袋本体内面に接着していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の包装袋について、前記面状ファスナーは、袋幅に略等しい長さの一対の前記面状ファスナーを互いに一方の内面側のフック状係合素子が他方の内面側のフック状係合素子間の隙間に嵌合状態として、一方のベース部の裏面のみを袋本体の内面に対して接着され他方のベース部の裏面を未接着であり、他方のベース部の裏面は袋本体内へ被包装物を収容されてから袋開口の閉じ合わせ接着時に同時に袋本体の内面に接着されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一に記載の包装袋について、前記面状ファスナーは、各側のベース部の裏面の開口端寄りの幅方向の一部を袋本体の内面に対して接着され残り部分を未接着であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれか一に記載の包装袋について、前記面状ファスナーは、ベース部の裏面に予め接着してあるフィルムフランジを介して袋本体の内面に接着されていることを特徴とする。
請求項7に記載の包装体は、請求項1乃至6のいずれか一の包装袋に被包装物を収容して開口をヒートシールしてなることを特徴とする。
本願発明の包装袋及び包装体は、雄型の面状ファスナーが自己嵌合性・シール性を有しながら、内圧の高まりに対して通気性を保障して破袋を回避する嵌合シール強度を有するので、電子レンジ加熱被包装物の包装に適している。すなわち、本願発明のピロー包装体を電子レンジ加熱被包装物の包装に適用する場合には、面状ファスナーが袋の内方から外方に連通する非常に小さくしかも複雑に入り組んだ隙間を嵌合時に形成するから、電子加熱調理食品を包装して調理を行うと、面状ファスナーの外側を開封する必要があるが、面状ファスナーを開かなくても、袋内の加圧過熱が極限状態になったときに袋内の加熱蒸気が面状ファスナーの隙間から袋外へ良好に逃げて袋の破裂を未然に回避でき圧力加圧機能を有していて、しかも、必要量を食して、残量が有るときには面状ファスナーを再封して仕舞っておくことができる。
本願発明の包装袋及び包装体は、再封手段が雄型の面状ファスナーによる雄−雄嵌合(フック−フック嵌合)であり、雄−雌嵌合であるときに生じるループの切粉が袋内に残り被包装物である加工食品に降り掛かり食してしまうという問題を生じない。
以下、本願発明の包装袋及び包装体の優れている効果について、従来の包装袋であるジッパー付き袋と比較して説明する。
(1)本願発明の包装袋は、給袋充填包装機で包装を行うに際して、被包装物を収容するための開口が袋上端にある場合、フック状係合素子がフック状係合素子間の隙間に嵌合している一対の面状ファスナーを一度開いてから閉じる再封が容易であるので面状ファスナーを上部にして面状ファスナーを開いて被包装物を充填して面状ファスナーを閉じてその上側をトップシールすることが可能になる。そして、面状ファスナーのフック状係合素子が林立・分割されているため、ファスナーを開くときに左右前後に係合素子がずれて自己損傷を回避できて良好な再封機能を維持し得る。
これに対して、ジッパー付き袋では、給袋充填包装機で包装を行うに際して、被包装物を収容するための開口が袋上端にある場合、閉じてあるジッパーを無理開きするため、連続したフック状係合素子の一部が損傷を受け易く、袋の天地を逆にする場合も多い。すなわち、ジッパーを下側に位置させ袋底部を上側にしてジッパーを開いて被包装物を袋内に充填してジッパーを閉じてその上側をボトムシールして、最後に袋の天地を直すこととなる。
(2)本願発明の包装体は、雄型の面状ファスナーが自己嵌合性・シール性を有しながら、内圧の高まりに対して通気性を保障して破袋を回避する嵌合シール強度を有するので、電子レンジ加熱被包装物の包装に適している。すなわち、本願発明の包装体を電子レンジ加熱被包装物の包装に適用する場合には、袋本体の一対の面状ファスナーに沿った上側を切り開いてかつ一対の面状ファスナーが閉じた状態を確保して電子レンジで加熱すると、被包装物が高温高圧になった時点で過熱蒸気が一対の面状ファスナーを通流して外に逃げることができて破袋が回避され電子レンジによる加熱が安全良好に行える。
これに対して、ジッパー付き袋では、一応の密閉性があり通気性を有していないので電子レンジ加熱被包装物の包装に適していない。もしも、ジッパー付き袋を電子レンジ加熱被包装物の包装に適用しようとすると、内圧の高まりによる破袋を回避するためにジッパーを開いた状態にする必要があり、これでは、ナベ蓋を開いて加熱している状態と同じになる。
請求項2に記載の発明は、面状ファスナーが、前記袋本体の被包装物を取り出すために切り開かれる開口端に沿って一周して内面に取り付けられているので、サイドシールが無い袋に適用できて被包装物を取り出すために開口を大きく広げることができる。典型例として、1枚の包材の両端を背貼りシールとなるように接続してさらに両側にサイドガセットを折り込み形成してボトムシールを施した袋の上部に、この構成を適用すると、面状ファスナーの上側を切り開いて被包装物を取り出す際、袋の四角筒に合わせて面状ファスナーを四角に広げることができ、立方体状の大きな被包装物であっても取り出しが容易に行える。
これに対して、ジッパー付きサイドガセット付き袋では、ジッパーを四角に広げることができないから、立方体状の大きな被包装物を取り出しはできない。
請求項3に記載の発明は、袋幅に略等しい長さの一対の前記面状ファスナーを袋本体内面に接着しているので、サイドシールを有する包装袋の再封手段として好適である。
この構成は、面状ファスナーの袋本体へ取付ける一般的な方法を提案している。
請求項4に記載の発明は、被包装物を収容するための開口と被包装物を取り出すために切り開かれる開口端のいずれもが袋本体の上端で一致している包装袋において、被包装物の収容の前後において一対の面状ファスナーの嵌合を解いて再封することをしないで嵌合したままとすることができるので有利である。また、被包装物が例えば砂糖や塩などの粉粒体であるときにフック状係合素子間の隙間に粉粒体が入り込み再封ができなくなるのが回避できる点で有利である。
請求項5に記載の発明は、袋本体と、該袋本体の被包装物を取り出すために切り開かれる開口端を再封する再封手段として雄型の面状ファスナーを採用したことを特徴としていることに加え、さらに雄型の面状ファスナーのベース部の裏面の開口端寄りの幅方向の一部を袋本体の内面に対して接着され残り部分を未接着であることを特徴としているので、
面状ファスナーの外側を開封して袋を逆さにしたときには、重力作用により被包装物が面状ファスナーに近づいて袋本体の前面部と後面部を面状ファスナーに対して垂直方向に開いて面状ファスナーの嵌合を解こうとするが、雄型の面状ファスナーのベース部の裏面の開口端寄りの幅方向の一部を袋本体の内面に対して接着され残り部分を未接着であることによって、面状ファスナーの嵌合を解く力が面状ファスナーのベース部の幅方向内端ではなく幅方向中央に引張り荷重となって作用しベース部の全体に分散して嵌合部全体で垂直に引き離す力に抵抗しようとするから面状ファスナーの嵌合を解くには大きな力が必要になる。一方、面状ファスナーよりも外端側を切り開いて一対の開口端を掴んで開き面状ファスナーの嵌合を解こうとするときには、嵌合を解く力が面状ファスナーのベース部の幅方向中央ではなく開口側端縁に集中して作用しベース部での力の分散がないので面状ファスナーの嵌合を垂直方向から解く力よりもはるかに小さな力で面状ファスナーの嵌合を解くことができる。
もって、雄型の面状ファスナーのベース部の裏面の開口端寄りの幅方向の一部を袋本体の内面に対して接着され残り部分を未接着であることを特徴としていることは、閉め易くて再封が確実に行えて外側からは開け易くて内側からは開きにくく意図せずに開いてしまうことがない被包装物の包装に好適である。
請求項6に記載の発明は、フィルムフランジを介して面状ファスナーを袋本体の内面に接着するので、一対のヒートシーラを強く閉じて高い温度で加圧してフィルムフランジを包装袋を構成するためフィルムの内面に高温でヒートシールすることができ、該面状ファスナーの取り付けの確実性が確保される。又、面状ファスナーの取り付けの確実性が確保されるので、包装袋を構成するためのフィルムに面状ファスナーを取り付けてから該フィルムをフォーマに掛けて折り込みを行って製袋するケースにおいて、面状ファスナーがフォーマに引っ掛かって脱落してしまうことが回避される。
本願第7の発明の包装体は、本願第1乃至本願第6の発明と同一の効果を有する。
本願発明は、フィルムフランジなしで面状ファスナを袋本体の内面に対して接着した包装袋及び包装体を含む。
本願発明の包装袋及び包装体について、第1実施形態を図1(a),(b),(c)を参照して説明する。
図1(a)に示すように、この包装袋P1は、下端が被包装物を収納するための開口となっている三方シール袋である袋本体1と、該袋本体1の内面上部を再封するための面状ファスナー2を有してなる。
袋本体1は、内面ヒートシール性を有する包材が用いられ、該包材の幅の約1/4の寸法である両側縁を180度折り返して内面同士を袋幅中央で合掌され合掌部分に背貼りヒートシール1hを施されてから袋裏面部に密着するように折り曲げられ、さらに上端にトップヒートシール1eが施されてなる。
袋本体1を量産するには、内面ヒートシール性を有する連続包材をフォーマーに掛けて該連続包材の両端縁内面同士を合掌状に閉じ合わせて背貼りシートシールを施して連続円筒としてから扁平筒として袋長さピッチで連続扁平筒の連続方向に対して直角になるように横シールを施しさらに該横シールの際でカットすることにより製袋する。
図1(a)に示すように、面状ファスナ2は、ベース部2aと該ベース部の表面より多列状に突出するフック状係合素子2bとからなる自己嵌合機能を有する雄型の面状ファスナであり、ベース部2aの裏面部が袋内面に接着され、互いに、一側のフック状係合素子が他側のフック状係合素子間の隙間に脱出可能に嵌入する再封機能を有する。
この実施形態では、面状ファスナ2は、ベース部2aの裏面側に接着されたフィルムフランジ3を介して袋本体1の内面に対して接着されている。フィルムフランジ3は、ベース部2aよりも上側及び下側に延びている幅広なフィルムであり、フィルムフランジ3の上側に延びている部分及び下側に延びている部分を袋本体1を構成する包材の内面と重ねて一対のヒートシーラにより挟圧して熱接着により固着されることが好ましい。しかし、粘着により固着されても良い。
面状ファスナー2は、ポリプロピレンあるいはポリエチレンからなり、ヒートシール性を有しているので、フィルムフランジ3とベース部2aの裏面とは、熱接着により固着され得る。しかし、フィルムフランジ3とベース部2aの裏面とは、粘着により固着されていても良い。
面状ファスナー2は、図1(b)に示す取り付け方と図1(c)に示す取り付け方がある。
図1(b)に示す取り付け方は、袋本体1の内面上部に面状ファスナーが一周している状態に取り付けられてから閉合している状態である。製袋工程において、フィルムフランジ3は予め面状ファスナ2のベース部2aの裏面側に接着されている。そして、面状ファスナ2のベース部2aよりも上側又は下側に延びている部分であって、製袋工程における袋本体1を構成する包材の走行方向下流側に来る部分を包材に対して仮付けヒートシールして、そして、これよりも下流側で面状ファスナ2のベース部2aよりも上側又は下側に延びている部分であって、製袋工程における袋本体1を構成する包材の走行方向上流側に来る部分を包材に対して本付けヒートシールする。こうして、仮付けと本付けの二段階のヒートシールにより、面状ファスナ2は、ベース部2aの裏面側に接着されたフィルムフランジ3を介して袋本体1の内面に対して接着されている。
次いで、面状ファスナ2を取り付けた包材をフォーマーのガイド作用により筒状に曲成していき、該包材の端縁同士を合掌させて背貼りヒートシール1gを施して扁平筒とすると、1周している面状ファスナ2が折り畳まれて一側のフック状係合素子が他側のフック状係合素子間の隙間に脱出可能に嵌入して再封手段になる。その後に、扁平筒となった包材は、トップシール1eが施されかつその際を袋単体になるように切り離される。
図1(c)に示す取り付け方は、袋本体1の内面上部に嵌合一対の面状ファスナーが設けられてなる。すなわち、袋幅の長さにカットした2本の雄−雄嵌合タイプ(フック・フック嵌合タイプ)の面状ファスナーを向かい合わせて嵌合させた状態のものを、包材の幅中央に仮接着してから該包材の両側部分を嵌合一対の面状ファスナーに被せて端縁同士を接続して扁平筒とし、次いで嵌合一対の面状ファスナーを包材内面に本接着する。
詳述すると、一方の面状ファスナーには上側に延びている部分を有するフィルムフランジ3aが設けられており、他方の面状ファスナーには上側及び下側に延びている部分を有するフィルムフランジ3bが設けられている。異なったフィルムフランジ3a,3bが設けられた一対の面状ファスナー2,2は互いに嵌合した状態で、フィルムフランジ3bの面状ファスナー2よりも下側に延びている部分が包材内面に接着され、包材が筒状に曲成され背貼りヒートシール1gを施して扁平筒とされてから、フィルムフランジ3a,3bの面状ファスナー2よりも上側に延びている部分を一対のヒートシーラで扁平筒の外方から挟圧して包材内面にヒートシールにより接着する。なお、フィルムフランジ3a,3bの面状ファスナー2よりも上側に延びている部分同士がヒートシール時に接着されないようにするため、予め離型剤が塗布されるとか、ヒートシール温度が高い包材で積層処理しておく。
図1(c)に示す取り付け方の場合には、袋本体1は、背貼りヒートシール1hを施さずに包材の両側縁を突き合せて内面に目貼りテープを貼って構成しても良い。このとき、包材の幅の半分の長さの嵌合一対の面状ファスナーを包材に仮接着して包材の両側を面状ファスナーに被せて端縁を突き合せて目貼りテープを貼るようにする。
この実施形態では、トップシール1eは、両端に面状ファスナー2に寄っている垂下部1e’を有していて、各垂下部1e’にノッチ1fが設けられている。ノッチ1fは、被包装物を取り出す際に、トップシール1eと一対の面状ファスナー2との間を切り開くためのものである。ノッチ1f,1fを結ぶように袋本体1の表面にハーフカットが設けられていることが好ましい。
面状ファスナー2は突状部2bにシール力を加えても突状部2bが分散していて座屈しないので、面状ファスナー2の袋本体1の内面への取り付けは、フィルムフランジを設けないでベース部2aの裏面を袋本体1の内面に直接にヒートシールすることも可能である。しかし、フィルムフランジを介して面状ファスナーを取り付けることは、量産性及び一回での確実な取り付けができる点ではるかに有利である。
この包装袋P1を用いた包装体は、図1(a)に示す包装体P1を逆さにして袋底部を開いて被包装物(図示しない)を収納し、ボトムシール1gを施したものである。
包装袋P1を用いた包装体から被包装物を取り出すには、一方のノッチ1fから他方のノッチ1fを結ぶように袋上端を切り開いてから、面状ファスナー2を開いて被包装物を必要量ずつ取り出し、残量があれば面状ファスナー2を再封して仕舞っておくことができる。
袋本体1は、サイドシールがある平袋ではなく背貼りシールがあるピロー袋の形態であり、面状ファスナー2が袋内周を1周して取り付けられているので、袋開口を開いて面状ファスナー2を噛合を外すと、楕円形乃至円形の開口形状に大きく開くことができる。
本願発明の包装袋及び包装体について、第2実施形態を図2(a)を参照して説明する。
この包装袋P2は、上端が被包装物を収納するための開口となっているピロー袋である袋本体1と、該袋本体1の内面上部に接着された面状ファスナー2を有してなる。面状ファスナー2の設け方について、袋本体1の内面上部を面状ファスナーが一周して設けられてなる場合と、袋本体1の内面上部に嵌合一対の面状ファスナーが設けられてなる場合の二通りがあることについては、図1(a)に示す包装袋P1の袋本体1と同一である。
この包装袋P2の袋本体1は、図1(a)に示す包装袋P1の袋本体1と同様に形成するが、トップヒートシールではなくボトムヒートシール1gを施すところが相違している。
この包装袋P2に取り付ける面状ファスナ2は、図1(a)に示す面状ファスナ2と全く同一である。そして、この実施形態の面状ファスナ2も、フィルムフランジ3を介して袋本体1の内面に対して接着されている。
この包装袋P2を用いた包装体は、面状ファスナー2を開いて被包装物を収納してトップシール1eを施したものである。トップシール1eは、図1(a)に示すトップシール1eと同一形状に設けることができかつノッチ1fを設けることができる。被包装物を収納した後に、トップシール1eを施すが、面状ファスナー2は閉じても閉じなくても、いずれでも良い。
又、包装袋P2を用いた包装体から被包装物を取り出す際の取り扱いは、図1に示す包装袋P1と全く同一である。
本願発明の第3実施形態を図3を参照して説明する。
この包装袋P3は、上端が被包装物を収納するための開口となっているスタンドパウチの形態の袋本体1と、該袋本体1の内面上部に接着された面状ファスナー2を有してなる。
この袋本体1は、通常のサイドシールがあり船底型となるスタンドパウチの形態とは相違している。この袋本体1は、背貼りヒートシール1hが施された扁平筒部1aと、扁平筒部1aの下部に舟形の底面を構成する底面部1bとからなる。底面部1bは、例えば、矩形な包材を二つ折りして折り線1iを上に来させてかつヒートシール性を有する内面を扁平筒部のヒートシール性を有する内面と重ねて扁平筒部の内面下部に位置させ、舟形の底面が形成できるヒートシール1jを施すことで形成される。
この包装袋P3に取り付ける面状ファスナ2は、図1(a)に示す包装袋P1に取り付ける面状ファスナ2と全く同一である。すなわち、面状ファスナー2の設け方について、袋本体1の内面上部を面状ファスナーが一周して設けられてなる場合と、袋本体1の内面上部に嵌合一対の面状ファスナーが設けられてなる場合の二通りがあることについては、図1(a)に示す包装袋P1の袋本体1と同一である。そして、この実施形態の面状ファスナ2も、図1(b)に示す面状ファスナ2と全く同一に、ベース部2aの裏面側に接着されたフィルムフランジ3を介して袋本体1の内面に対して接着されている。
この包装袋P3を用いた包装体は、開口を開いて被包装物を収納し、トップシール1eを施したものである。この包装袋P3に設けるトップシール1eは、図1(a)に示す包装袋P1に設けるトップシール1eと同一にすることができる。ノッチ1fを設けることもできる。
包装袋P3を用いた包装体から被包装物を取り出す際の取り扱いは、図1に示す包装袋P1と全く同一である。
本願発明の包装袋及び包装体について、第4実施形態を図4(a),(b),(c)を参照して説明する。
この包装袋P4は、下端が被包装物を収納するための開口となっているサイドガセット付きの袋本体1と、図4(b)または(c)に示すように該袋本体1の内面上部に接着された面状ファスナー2を有してなる。袋本体1は、サイドガセットを有し背貼りヒートシール1hを有する扁平筒を形成してトップヒートシール1eを施してなる。サイドガセットを有する扁平筒を形成するには、内面ヒートシール性を有する一枚の包材を円筒状に曲成し、両側縁内面同士を合掌状に重ね合わせて背貼りヒートシール1hを施し、その後に両側にサイドガセットの折り込みを付与して扁平に畳んでなる。この包装袋P4に設けるトップシール1eは、ノッチ1fを設けることが望ましい。
この実施形態の面状ファスナ2も、図1(b)において、面状ファスナ2の取り付け状態の断面を示しているように、ベース部2aの裏面側に接着されたフィルムフランジ3を介して袋本体1の内面に対して接着されている。
面状ファスナ2自体の構成は、図1(b)に示す面状ファスナ2と全く同一である。面状ファスナーの方向は、サイドガセットの方向と交叉している。面状ファスナー2は、サイドガセット付きの扁平筒を作る前の包材に取り付ける。
面状ファスナー2の設け方については、図4(b)に示すように、袋本体1の内面上部を面状ファスナーが一周して設ける場合と、図4(c)に示すように、袋本体1の内面上部に嵌合一対の面状ファスナーが設ける場合の二通りがある。
従って、図4(b)に示すように、袋本体1の内面上部を面状ファスナーが一周して設ける場合については、袋本体1を構成するための包材に直交方向からフィルムフランジ3を有する面状ファスナ2を供給して該面状ファスナ2を包材の幅に対応して切断してフィルムフランジ3をして包材に対して仮付けヒートシールをして、その後に、サイドガセット折りして包材端縁同士を背貼りヒートシール1hを施し、そして、面状ファスナーがサイドガセット折りされて一周した状態でフィルムフランジ3をして包材に対して本付けヒートシールをすることで面状ファスナーを一周させて設けることができる。
これに対して、図4(c)に示すように、袋本体1の内面上部に嵌合一対の面状ファスナーが設ける場合にあっては、袋本体1を構成するための包材に直交方向からフィルムフランジ3を有する面状ファスナ2を嵌合一対に供給して該面状ファスナ2を包材の幅ではなくて袋幅に対応して切断してフィルムフランジ3を介して包材中央に仮付けヒートシールをして、その後に、包材端縁同士に背貼りヒートシール1hを施し(目貼りテープを用いても良い)、そして、筒状となった包材についてサイドガセット折りしてからフィルムフランジ3を包材に対して本付けヒートシールをすることで嵌合一対の面状ファスナーを設けることができる。図4(c)に示すように、嵌合一対の面状ファスナーはエプロン状に開くことができる。嵌合一対の面状ファスナーを両側のサイドガセットに掛からないように短くしても良い。この場合は、一対の面状ファスナーの嵌合を解くと、面状ファスナーが無いサイドガセット付き袋と全く同一に開くことができ、ジッパーとは異なって再封ができる。
なお、フィルムフランジ3が無くても面状ファスナ2を袋本体1を構成する包材に取り付けることは可能であるが、フィルムフランジ3が有る方が、該フィルムフランジ3を利用して包材に仮付けできるので好ましい。
この包装袋P4を用いた包装体は、包装袋P4の天地を逆にして上側に来る袋下縁を開いて被包装物を収納してボトムシール1hを施したものである。なお、袋の上下端においてサイドガセットが開かないようにトップヒートシール1e及びボトムヒートシール1gに対応する袋外面同士を接着することが望ましい。
包装袋P4の天地を逆にして被包装物を収納する際、面状ファスナー2を閉じて被包装物を収納することが好ましい。
又、包装袋P4を用いた包装体から被包装物を取り出す際の取り扱いは、第1の実施形態と全く同一である。
本願発明の包装袋及び包装体について、第5実施形態を図5を参照して説明する。
この包装袋P5は、上端が被包装物を収納するための開口となっているサイドガセット付きの袋本体1と、該袋本体1の内面上部に接着された面状ファスナー2を有してなる。袋本体1は、サイドガセットを有し背貼りヒートシール1hを有する扁平筒を形成してボトムヒートシール1gを施してなり、連続包材を用いて連続製造ができる。
面状ファスナ2自体の構成及び面状ファスナー2の設け方について、図4(a)に示す面状ファスナ2と全く同一の二通りがある。そして、この実施形態の面状ファスナ2も、図1(b)に示す面状ファスナ2と全く同一に、ベース部2aの裏面側に接着されたフィルムフランジ3を介して袋本体1の内面に対して接着されている。
この包装袋P5を用いた包装体は、包装袋P5の上部を開いて被包装物を収納してトップシール1eを施したものである。
トップシール1eを設けるに際して、ノッチ1fを設けることが好ましい。包装袋P5の被包装物を収納してトップシール1eを施す際に前後して、面状ファスナー2を閉じても閉じなくても良い。
又、包装袋P5を用いた包装体から被包装物を取り出す際の取り扱いは、包装袋P4の場合と同一である。
本願発明の包装袋及び包装体について、第6実施形態を図6を参照して説明する。
この包装袋P6は、下端が被包装物を収納するための開口となっている三方シール袋である袋本体1と、該袋本体1の内部の上部に接着された面状ファスナー2を有してなる。この実施形態における面状ファスナ2は、図1に示す包装袋P1に設ける面状ファスナ2と同様に、ベース部2aの裏面側に接着されたフィルムフランジ3を介して袋本体1の内面に対して接着されている。面状ファスナー2のベース部2aの裏面を袋本体1の内面に直接にヒートシールすることを排除しない。
袋本体1は、前面部1d’と後面部1d”を矩形な積層包材で形成してかつ内面をヒートシール性を有する樹脂フィルムで形成して、内面同士を重ねてサイドシール1k,1k及びトップシール1eを施してなる。サイドシール1k,1kの上部にノッチ1fを設けかつノッチ1f,1fを繋ぐハーフカット線を設けることが好ましい。
面状ファスナ2は、ベース部2aと該ベース部の表面より多列状に突出するフック状係合素子2bとからなる自己嵌合機能を有する雄型の面状ファスナが用いられる点では図1に示す包装袋P1に設ける面状ファスナ2と相違しない。
この包装袋P6には、袋幅の長さの2本の面状ファスナー2が嵌合状態に設けられているが、袋幅の二倍の長さの1本の面状ファスナーを半折して取り付ける場合を排除しない。面状ファスナー2は、サイドシール1k,1k及びトップシール1eを施す前に、袋本体1の内部の上部に挟入される。面状ファスナ2とサイドシール1k,1kとの交叉部は面状ファスナ2を潰すパンチシールが施され密封性が確保される。
この包装袋P6を用いた包装体は、包装体P6を逆さにして袋底部を開いて被包装物を収納し、ボトムシール1gを施したものである。
包装袋P6を用いた包装体から被包装物を取り出す際の取り扱いは、第1の実施形態と全く同一である。
本願発明の包装袋及び包装体について、第7実施形態を図7を参照して説明する。
この包装袋P7は、上端が被包装物を収納するための開口となっている三方シール袋である袋本体1と、該袋本体1の内面上部に接着された面状ファスナー2を有してなる。
袋本体1は、前面部1d’と後面部1d”を矩形な積層包材で形成してかつ内面をヒートシール性を有する樹脂フィルムで形成して、内面同士を重ねてサイドシール1k,1k及びボトムシール1gを施してなる。サイドシール1k,1kの上部にノッチ1f,1fを設けることが好ましい。
面状ファスナー2は、図6に示す面状ファスナー2と全く同一に設けられる。ベース部の裏面側に接着されたフィルムフランジ3を介して袋本体1の内面に対して接着されている点も同一である。
この包装袋P7を用いた包装体は、一対の面状ファスナー2の嵌合を解き開いて被包装物を収納し、一対の面状ファスナー2を再封してトップシール1eを施したものである。
包装袋P7を用いた包装体から被包装物を取り出す際の取り扱いは、図6に示す包装袋P6の場合と同一である。
本願発明の包装袋及び包装体について、第8実施形態を図8を参照して説明する。
この包装袋P8は、一側(図において右側)が被包装物を収納するための開口となっている三方シール袋である袋本体1と、該袋本体1の内面上部に接着された面状ファスナー2を有してなる。そして、この実施形態では、面状ファスナー2のベース部の裏面側に接着されたフィルムフランジ3を介して袋本体1の内面に対して接着されている。
袋本体1は、前面部1d’と後面部1d”を矩形な積層包材で形成してかつ内面をヒートシール性を有する樹脂フィルムで形成して、内面同士を重ねて一方のサイドシール1kと、トップシール1eとボトムシール1gを施してなる。
面状ファスナ2は、図6に示す面状ファスナ2と同一に設けられる。袋本体1は、前面部1d’と後面部1d”との間に面状ファスナ2を挟入して左側のサイドシール1kと右側の左側の部分サイドシール1k’を施し、さらに両側にパンチシールしてある。
この包装袋P8を用いた包装体は、袋開口を上にして開いて被包装物を収納し、サイドシール1k”を施したものである。被包装物を収納する際に、嵌合一対の面状ファスナ2を開いて閉じることは不要である。
包装体から被包装物を取り出す際の取り扱いは、図6に示す包装袋P6と全く同一である。
この包装袋P8を反時計回り又は時計周りに90度向きを替えると、袋本体1は、ボトムシールまたはトップシールと両側のサイドシールが設けられた三方シール袋となって、面状ファスナー2が一方のサイドシールの側に縦になる。いずれの場合も、この実施形態に含まれる。
本願発明の包装袋及び包装体について、第9実施形態を図9を参照して説明する。
この包装袋P9は、袋本体1と、該袋本体1の内面上部に接着された面状ファスナー2を有してなる。そして、この実施形態では、面状ファスナー2のベース部の裏面側に接着されたフィルムフランジ3を介して袋本体1の内面に対して接着されている。
この包装袋P9は、図8に示す包装袋P8と略同一に構成されており、相違点は、袋本体1を構成する前面部1d’と後面部1d”が包材を底部で半折されて連続している。
従って、袋を横にしてサイドシールが施されていない側を上にして開いて被包装物を包装袋P9内に入れて、サイドシール1k”を施すと、包装体になる。この包装袋P9は、下端が折り返されているから、若干自立性がある。
このように、本願発明は、図6に示す包装袋P6、図7に示す包装袋P7についても、前面部1d’と後面部1d”が包材を半折して構成されているものを含んでいる。
本願発明の包装袋及び包装体について、第10実施形態を図10を参照して説明する。
この包装袋P10は、一側(図において右側)が被包装物を収納するための開口となっているスタンドパウチの形態である袋本体1と、該袋本体1の内面上部に接着された面状ファスナー2を有してなる。そして、この実施形態では、図1(b)に示すように、嵌合一対の面状ファスナー2のベース部の裏面側に接着されたフィルムフランジ3を介して袋本体1の内面に対して接着されている。
袋本体1は、スタンドパウチを作る製袋方法の常法とは若干異なって製袋されている。すなわち、断面逆さV型に二つ折りのボトムガセット1iを前面部1d’と後面部1d”と間の下部に重ねて、トップシール1eとサイドシールが施される。一方のサイドシール1kは袋の上下に延びており、他方は中程に被包装物を収容する開口を残すように、上部及び下部に分かれてサイドシール1k’,1k’が施される。
嵌合一対の面状ファスナ2は、前面部1d’と後面部1d”との間に挟入されて両端に左側のサイドシール1kと右側の部分サイドシール1k’を施され、さらにパンチシールが施される。
この包装袋P10を用いた包装体は、袋開口を上にして開いて被包装物を収納し、サイドシール1k”を施したものである。
包装体から被包装物を取り出す際の取り扱いは、図6に示す包装袋P6と全く同一である。
包装袋P10は、被包装物を収納するための開口が側縁部にきている点は、図8に示す包装袋P8と同一である。
包装袋P10を用いた包装体は、開口を上にして開いて被包装物を収納し、サイドシール1k”を施したものである。被包装物を収納する際に、嵌合一対の面状ファスナ2を開いて閉じることは不要である。
包装体から被包装物を取り出すには、一方のノッチ1fから他方のノッチ1fを結ぶように袋上端を切り開いてから、一対の面状ファスナー2を大きく開いて、被包装物を取り出す。必要量の被包装物を取り出し、残りは一対の面状ファスナー2を再封して仕舞っておくことができる。
この実施の態様の包装袋及び包装体は、自立性があるので、電子レンジ加熱食品の包装に好適する。
本願発明の包装袋及び包装体について、第11実施形態を図11を参照して説明する。
この包装袋P11は、上端が被包装物を収納するための開口となっているスタンドパウチの形態である袋本体1と、該袋本体1の内面上部に接着された面状ファスナー2を有してなる。そして、この実施形態では、図1(b)に示すように、嵌合一対の面状ファスナー2のベース部の裏面側に接着されたフィルムフランジ3を介して袋本体1の内面に対して接着されている。
袋本体1は、スタンドパウチを作る常法により製袋されている。
包装袋P11の包装袋P10との相違点は、被包装物を収容する開口が袋上端に設けられている点である。
従って、包装袋P11を用いた包装体は、面状ファスナー2を開いて被包装物を収納し、面状ファスナー2を閉じてトップシール1eを施したものである。
包装体から被包装物を取り出す際の手順、再封機能については、図10に示す包装袋P10と同一である。
この実施の態様の包装袋及び包装体は、自立性があるので、電子レンジ加熱食品の包装に好適する。
次に、第12実施形態を図12を参照して説明する。
第12の実施形態に係る包装袋P12は、筒体1Aと、帽子部1Bとからなる袋本体と、一対の面状ファスナー2を有している。そして、この実施形態では、図1(b)に示すように、嵌合一対の面状ファスナー2のベース部の裏面側に接着されたフィルムフランジ3を介して袋本体1の内面に対して接着されている。
包装袋P12の袋本体は、筒体1Aと、帽子部1Bとからなる形態に特徴がある。
筒体1Aは、前面部1d’と後面部1d”と両側のサイドガセット1m、1nにサイドシール1k、1kが施されて四隅に縦リブを有してなる。帽子部1Bは、頭部前面部と頭部後面部の二枚の矩形包材(符号なし)を袋主部1Aの前面部1d’と後面部1d”の上端外側に重ねて、袋主部1Aに対して接続ヒートシール1qが施されているとともに、サイドシール1p、1pが施されてなる。ボトムシール1gは製袋時には施されず、袋下端が、被包装物を収納口になっている。
帽子部1Bと袋主部1Aとが重なる面、すなわち、帽子部1Bを構成する頭部前面部と頭部後面部の内面下端縁及び袋主部1Aを構成する前面部1d’と後面部1d”の外面上端縁には、帽子部1B及び袋主部1Aの内面のヒートシール温度よりも所要温度低いシール温度で溶着する加熱接着剤がパートコートされていることにより、袋主部1Aに帽子部1Bが被さり加熱接着されている。このパートコートは、左右一対のサイドガセット1m、1nの半折された密着面(袋外面)の上端縁にも施されていて、サイドガセット1m、1nの上端を接着密閉している。帽子部1Bは、サイドガセット筒の袋主部1Aを有する袋本体1の上部に平袋の形態を与えて、被包装物の機械充填を行い易くしている。一対の面状ファスナー2は、帽子部1Bを構成する頭部前面部と頭部後面部に挟まるように取り付けられている。
一対の面状ファスナー2は、袋主部1Aよりも上側に位置している。そして、面状ファスナー2よりも僅か上に位置してサイドシール1p、1pにノッチ1fが設けられている。
包装袋P12を用いた包装体は、袋を逆さにして開口を開いて被包装物を収納し、ボトムシール1gを施したものである。
次に、第13実施形態を図13を参照して説明する。
この包装袋P13は、袋本体1と、嵌合一対の面状ファスナー2を有している。そして、この実施形態では、図1(b)に示すように、嵌合一対の面状ファスナー2のベース部の裏面側に接着されたフィルムフランジ3を介して袋本体1の内面に対して接着されている。
一対の面状ファスナー2は、袋本体1よりも上側に位置し、帽子部1Bを構成する頭部前面部と頭部後面部に挟まるように取り付けられている。
包装袋P13は、袋本体1の形態に特徴がある。
袋本体1は、サイドガセットを有する袋主部1Aと、該袋主部1Aの上端外側に重ねて接着延在する帽子部1Bとからなる。
袋主部1Aは、前面部1d’と、後面部1d”と、前面部と後面部の両側部間に縦に半折された左右一対のサイドガセット1m、1nとを有し、サイドシール1k、1kを付与されて四隅に縦リブを形成されてなる。
帽子部1Bは、頭部前面部と頭部後面部の二枚の矩形包材(符号なし)を袋主部1Aの前面部と後面部の上端外側に重ねて、袋主部1Aに対して接続ヒートシール1qが施されているとともに、サイドシール1p、1pが施されてなる。面状ファスナー2よりも僅か上に位置してサイドシール1p、1pにノッチ1fが設けられている。
この包装袋P13は、帽子部1Bに嵌合一対の面状ファスナー2を有している。
袋を製造する段階では、袋本体1に、トップシール1eが施さない。袋本体1の上端を被包装物を収納口としているためである。
包装袋P13を用いた包装体は、面状ファスナー2を開いて被包装物を収納し、面状ファスナー2を閉じてトップシール1eを施したものである。
上記のようにパッケージされた被包装物を取り出すには、図12に示す包装袋P12を用いた包装体の場合と同一の手順で行うことができる。
次に、第14実施形態を図14を参照して説明する。
図14(a)に示すように、この包装袋P14は、下端が被包装物を収納するための開口となっているピロー袋である袋本体1と、該袋本体1の内面上部に接着された再封手段である一対の面状ファスナー2を有してなる。
袋本体1は、内面ヒートシール性を有する包材が用いられ、該包材の幅の約1/4の寸法である両側縁を180度折り返して内面同士を袋幅中央で合掌され合掌部分に背貼りヒートシール1hを施されてから袋裏面部に密着するように折り曲げられ、さらに上端にトップヒートシール1eが施されてなる。
袋本体1を量産するには、内面ヒートシール性を有する連続包材をフォーマーに掛けて該連続包材の両端縁内面同士を合掌状に閉じ合わせて背貼りシートシールを施して連続円筒としてから扁平筒として袋長さピッチで連続扁平筒の連続方向に対して直角になるように横シールを施しさらに該横シールの際でカットすることにより製袋を完了する。
図14(b)に示すように、面状ファスナー2は、ベース部2aと該ベース部の表面より多列状に突出するフック状係合素子2bとからなる自己嵌合機能を有する雄型の面状ファスナーであり、ベース部2aの裏面部の袋上端側の半分が袋内面に接着され(符号1rは接着部分を示す)、互いに、一側のフック状係合素子が他側のフック状係合素子間の隙間に脱出可能に嵌入する再封機能を有する。
面状ファスナー2は、ポリプロピレンあるいはポリエチレンからなり、ヒートシール性を有しているので、袋本体1のヒートシール性を有する内面とベース部2aの裏面とは、熱接着により固着され得る。しかし、袋本体1とベース部2aとは、粘着により固着されていても良い。
この実施形態では、トップシール1eは、両端に面状ファスナー2に寄っている垂下部1e’を有していて、各垂下部1e’にノッチ1fが設けられている。ノッチ1fは、被包装物を取り出す際に、トップシール1eと一対の面状ファスナー2との間を切り開くためのものである。ノッチ1f,1fを結ぶように袋本体1の表面にハーフカットが設けられていることが好ましい。
面状ファスナー2は突状部2bにシール力を加えても突状部2bが分散していて座屈しないので、面状ファスナー2の袋本体1の内面への取り付けは、ベース部2aの裏面を袋本体1の内面に直接にヒートシールすることが可能である。
この包装袋P14を用いた包装体は、図14(a)に示す包装体P14を逆さにして袋底部を開いて被包装物(図示しない)を収納し、ボトムシール1gを施したものである。
包装袋P14を用いた包装体から被包装物を取り出すには、一方のノッチ1fから他方のノッチ1fを結ぶように袋上端を切り開いてから、面状ファスナー2を開いて被包装物を必要量ずつ取り出し、残量があれば面状ファスナー2を再封して仕舞っておくことができる。
袋本体1は、背貼りシールがあるピロー袋の形態であり、面状ファスナー2が袋内周を1周して取り付けられているので、袋開口を開いて面状ファスナー2を噛合を外すと、楕円形乃至円形の開口形状に大きく開くことができる。
次に、第15実施形態を図15を参照して説明する。
図15(a)に示すように、この包装袋P15は、上端が被包装物を収納するための開口となっているピロー袋である袋本体1と、該袋本体1の内面上部に接着された再封手段である一対の面状ファスナー2を有してなる。
図15(b)と(c)に示すように、面状ファスナー2の設け方について二通りある。
図15(b)に示す面状ファスナー2の設け方は、互いに一方のフック状係合素子2bが他方の内面側のフック状係合素子2b間の隙間に嵌合しかつ両方のベース部2aの裏面の開口端寄りの幅方向の一部を袋本体1の内面に対して接着され(符号1rで示す部分)残り部分を未接着である。
図15(b)に示す面状ファスナー2の設け方は、袋幅の長さに等しい一対の面状ファスナーを互いに一方のフック状係合素子が他方の内面側のフック状係合素子間の隙間に嵌合した状態となる取付け方と、ピロー袋の特徴から、袋幅の2倍の長さに等しい一本の面状ファスナーをフィルム幅方向に取付けてフォーマーに掛けてピロー袋として半折したときに、互いに一方のフック状係合素子が他方の内面側のフック状係合素子間の隙間に嵌合した状態となる取付け方の両方を含む。
図15(c)に示す面状ファスナー2の設け方は、互いに一方のフック状係合素子2bが他方の内面側のフック状係合素子2b間の隙間に嵌合しかつ一方のベース部2aの裏面の開口端寄りの幅方向の一部を袋本体1の内面に対して接着され残り部分を未接着であり、袋本体内へ被包装物を収容されてから袋開口の閉じ合わせ接着時に同時に他方のベース部の裏面の開口端寄りの幅方向の一部を袋本体の内面に接着される構成である。
この包装袋P15の袋本体1は、図14(a)に示す包装袋P14の袋本体1と同様に形成するが、トップヒートシールではなくボトムヒートシール1gを施すところが相違している。
この包装袋P15を用いた包装体は、面状ファスナー2を開いて被包装物を収納してトップシール1eを施したものである。トップシール1eは、図14(a)に示すトップシール1eと同一形状に設けることができかつノッチ1fを設けることができる。被包装物を収納した後に、トップシール1eを施すが、面状ファスナー2は閉じても閉じなくてもいずれでも良い。
又、包装袋P15を用いた包装体から被包装物を取り出す際の取り扱いは、図14に示す包装袋P14と全く同一である。
図15に示す第15の実施形態の包装袋を作り、この包装袋から幅15mmで面状ファスナー2を高さ方向中央となるように切り取り、テスト用サンプルを作り、図16(a)と(b)に示すラッチ強度試験を行った。
まず、図16(a)に示すように、袋本体1の前面部と後面部の各袋開口側端をチャックで掴んで初期チャック距離を50mmとして上側のチャックを300mm/分の速度で上昇させて面状ファスナー2の嵌合が解離するまでの引張力の変化を測定した。その結果、試験の最初の時点から面状ファスナー2の袋開口側の端部が開かれ気味になり、引張力が面状ファスナー2のベース部の袋開口側の端部に集中して作用することが確認できた。引張力は5回のラッチ強度試験の平均として0.1261Nの最大値を記録した。
次に、図16(b)に示すように、袋本体1の前面部と後面部の袋内方側端をチャックで掴んで図16(a)に示す場合と同一条件で面状ファスナー2の嵌合が解けるまでの引張り力の変化を測定した。試験の最初の時点では面状ファスナー2の袋内方側の半部が張り出した状態になり、引張力が面状ファスナー2のベース部の全面に分散して作用することが確認できた。引張力は5回のラッチ強度試験の平均として1.0444Nの最大値を記録した。
二つのラッチ強度試験の結果から、面状ファスナーの嵌合は内側からは解き難く外側から開け易い構造であることが裏付けられた。
第3、第4、第5、第10〜第13の実施の態様の包装袋及び包装体は、自立性があるので、電子レンジ加熱食品の包装に好適する。すなわち、電子レンジで加熱するに際して面状ファスナーの外側を開封する必要があるが、面状ファスナーを開かなくて良い。袋内の加圧加熱が極限状態になっても面状ファスナーは破裂状態に開く恐れはない。ジッパーについては破裂状態に開いて内容物が飛散する。面状ファスナーは隙間を有しているので、袋内の加熱蒸気が面状ファスナーの隙間から袋外へ良好に逃げて袋の破裂を未然に回避でき圧力加圧機能を有する。
第14と第15の実施の態様の包装袋及び包装体は、面状ファスナーについて、各側のベース部の裏面の開口端寄りの幅方向の一部を袋本体の内面に対して接着され残り部分を未接着であることを特徴とするが、これは、第3〜第13の実施の態様の包装袋についても、フィルムフランジ3を外して適用できる。
請求項4に記載の発明の実施形態については、第15の実施の態様の包装袋において示したが、第2〜第13の実施の態様の包装袋についてもフィルムフランジ3を外して適用できる。
(1) PET 12μm/接着剤/LLDPE 60μm ・・・・(外層/内層:シーラント)
(2) O-Ny 15μm/接着剤/LLDPE 60μm ・・・・(外層/内層:シーラント)
(3) PET 20μm/接着剤/一軸延伸または二軸延伸HDPE 20μm/接着剤/LLDPE 50μm・・・・(外層/中間層/内層:シーラント)
(4) O-Ny 15μm/接着剤/一軸延伸または二軸延伸HDPE 20μm/接着剤/LLDPE 50μm・・・・(外層/中間層/内層:シーラント)
(5) PET 12μm/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/LLDPE 60μm・・・・(外層/中間層/内層:シーラント)
(6) PET 12μm(シリカ又はアルミナ蒸着層)/接着剤/一軸延伸または二軸延伸HDPE 20μm/接着剤/LLDPE 50μm・・・・(外層/中間層/内層:シーラント)
(7) PET 12μm/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/O-Ny 15μm/接着剤/LLDPE 50μm・・・・(外層/中間層/中間層/中間層/内層:シーラント)
(8) 紙100g/m2/PE 20μm/LLDPE 50μm・・・・(外層/内層:シーラント)
(9) PET 12μm/接着剤/LLDPE 60μm ・・・・(外層/内層:シーラント)
(10) PET・SiOx 12μm/接着剤/LLDPE 100μm ・・・・(外層/内層:シーラント)
1,1A・・・袋本体、1B・・・帽子部、
2・・・面状ファスナー、3・・・フィルムフランジ、
1d’・・・前面部、1d”・・・後面部、
1h・・・背貼りシール、1k, 1k’, 1k”,1p・・・サイドシール、
1e・・・トップシール、1g,1j・・・ボトムシール、1q・・・接続シール
1f・・・ノッチ、1r・・・シール、
Claims (7)
- 被包装物を収容するための開口を有する袋本体と、該袋本体の被包装物を取り出すために切り開かれる上端の開口端に沿った内面両側に嵌合状態又は嵌合可能な対向状態に取り付けられた面状ファスナーとを有してなり、
該面状ファスナーは、ベース部と該ベース部の表面より多列状に突出するフック状係合素子とからなりベース部の裏面が袋本体の両側内面に対して接着されていて、一方のフック状係合素子が他方のフック状係合素子間の隙間に嵌入し脱出可能に係合し得る雄型の面状ファスナーであることを特徴とする包装袋。 - 前記面状ファスナーは、ベース部の裏面を前記袋本体の被包装物を取り出すために切り開かれる開口端に沿って一周して前記袋本体の内面に取り付けられていて、
一方の内面側のフック状係合素子と他方の内面側のフック状係合素子とが嵌合しないで対向しているか、又は、一方の内面側のフック状係合素子が他方の内面側のフック状係合素子間の隙間に嵌合していることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。 - 前記面状ファスナーは、袋幅に略等しい長さの一対の前記面状ファスナーを互いに一方の内面側のフック状係合素子が他方の内面側のフック状係合素子間の隙間に嵌合状態として両側のベース部の裏面を袋本体内面に接着していることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
- 前記面状ファスナーは、袋幅に略等しい長さの一対の前記面状ファスナーを互いに一方の内面側のフック状係合素子が他方の内面側のフック状係合素子間の隙間に嵌合状態として、一方のベース部の裏面のみを袋本体の内面に対して接着され他方のベース部の裏面を未接着であり、他方のベース部の裏面は袋本体内へ被包装物を収容されてから袋開口の閉じ合わせ接着時に同時に袋本体の内面に接着されることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
- 前記面状ファスナーは、各側のベース部の裏面の開口端寄りの幅方向の一部を袋本体の内面に対して接着され残り部分を未接着であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の包装袋。
- 前記面状ファスナーは、ベース部の裏面に予め接着してあるフィルムフランジを介して袋本体の内面に接着されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一に記載の包装袋。
- 請求項1乃至6のいずれか一の包装袋に被包装物を収容して開口をヒートシールしてなることを特徴とする包装体。
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