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JP2006201720A - 画像形成装置の用紙搬送制御装置 - Google Patents

画像形成装置の用紙搬送制御装置 Download PDF

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JP2006201720A
JP2006201720A JP2005016113A JP2005016113A JP2006201720A JP 2006201720 A JP2006201720 A JP 2006201720A JP 2005016113 A JP2005016113 A JP 2005016113A JP 2005016113 A JP2005016113 A JP 2005016113A JP 2006201720 A JP2006201720 A JP 2006201720A
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JP2005016113A
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English (en)
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Akane Tokushige
あかね 徳重
Ai Takagami
愛 高上
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Kyocera Document Solutions Inc
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

【課題】 簡単な構成で、搬送途中の用紙の撓みに起因する転写ズレを抑える。
【解決手段】 この用紙搬送制御装置は、用紙の搬送タイミングを制御するためのレジストローラ26と、感光体ドラム20上のトナー像を用紙に転写する転写ローラ24と、転写されたトナー像を用紙上に定着するための定着装置4との間で搬送される用紙の搬送を制御するための装置であり、撓み形成手段及び搬送速度制御手段としての制御部40とを備えている。撓み形成手段は、転写ローラ24と定着装置4との間で用紙に撓みが形成されるように用紙を搬送する。搬送制御手段は、用紙の後端がレジストローラ26を離れる前に、転写ローラ24と定着装置4との間に位置する用紙の撓みが撓み形成手段で形成された用紙の撓みより少なくなるように用紙の搬送速度を切替制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、用紙搬送制御装置、特に、用紙の搬送タイミングを制御するためのレジストローラと、像担持体上のトナー像を用紙に転写する転写手段と、転写されたトナー像を用紙上に定着するための定着装置との間で搬送される用紙の搬送を制御するための画像形成装置の用紙搬送制御装置に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置では、長寿命化が求められている。この長寿命化を達成するために、粗悪紙による感光体破損や汚染が深刻な技術課題となっている。すなわち、填料である重質炭酸カルシウムやタルク等を多量に含む粗悪紙を使用することにより、紙粉やトナー成分が感光体の表面に広範囲に付着して皮膜を形成したり(いわゆるフィルミング)、感光体表面の損傷を招いたりして、その結果、画像欠陥を引き起こすことになる。
以上のような問題を引き起こしている要因としては、感光体に直接接触している転写ローラが挙げられる。よってこの問題点を解消するためには、接触転写方式においては転写部で感光体へ紙粉を押し付けさせないようにするために、転写ローラの感光体に対する押圧力を弱めたり、転写ローラの材質硬度を柔らかいものにする等が有効な方法である。さらに言えば、完全に転写ローラを感光体から離間させた非接触転写方式がより有効である。例えば、転写ローラを感光体から0.2〜0.3mm程度離間させることにより、紙粉が感光体へ押し付けられるのが抑制され、感光体の損傷を抑えることができる。このような非接触転写方式を用いることによって、接触転写方式では粗悪紙を30000〜60000枚程度通紙することによって感光体の寿命がきていた装置が、200000枚以上の寿命を得ることが可能になった実例もある。
しかし、非接触転写方式を採用した装置では、転写部において用紙がしっかりと挟まれて搬送されないために、搬送状態が不安定となって用紙の搬送速度がわずかに変化し、その速度変化が転写ズレとなって現れることが問題となる。この点について、以下に詳細に説明する。
用紙がレジストローラ、転写部及び定着装置の間で搬送される際、主にレジストローラと定着装置による用紙搬送速度の差によって、搬送中の用紙は、撓み状態となる。そして、一般的には、定着装置への進入を安定させるため、即ち定着装置にて紙シワ等発生させないために、転写部と定着装置との間では、用紙を撓ませて、搬送ガイド部材に沿わせて搬送させることが多い。このような状態において、用紙の後端がレジストローラのニップから離れると、用紙の搬送を支配するのはレジストローラから定着装置のローラへ切り替わる。そのとき、搬送中に発生する用紙の撓み量が、転写部での紙の搬送速度変化を起こさせ、結果、転写ズレとなって画像に表れる。例えば、転写部と定着装置との間で用紙が撓んでいる場合、レジストローラから用紙が離れると、用紙は定着装置のみによって搬送されるので、転写部と定着装置との間での用紙の撓みがなくなるまで、転写部に位置する用紙の一部は転写部に対して停止した状態となる、いわゆる画像縮みと呼ばれる転写ズレが発生する。
一方、接触転写方式であれば、用紙は転写ローラ等によって挟持されて搬送されるので、このような搬送速度変化を極力減らすことが可能である。
ただ、どちらの転写方式を採用するにしても用紙の撓みを極力減らさないと、用紙後端がレジストローラから離れた際に転写ズレが発生する。
そこで対策手段としては、転写部の用紙搬送方向上流側に、用紙の撓みを吸収できる十分な空間を形成し、用紙がレジストローラを離れた時の、定着装置と転写装置の間の用紙撓み量を無くすようにすることが考えられる。しかし、機械の小型化という点から、転写部の用紙搬送方向上流側に十分な空間を確保することは困難である。また、搬送速度を制御するとともに、転写部と定着装置との間で用紙の撓みの程度を検出するセンサを設け、その検出結果により定着装置の搬送速度を制御し、転写部と定着装置との間で用紙が引っ張り合うことを防止したり、あるいは用紙の撓みが一定以上にならないようにしたりする技術も提案されている(特開平10−97154号公報参照)。
特開平10−97154号公報
前述の公報に示された装置では、用紙の撓みを検出するためのセンサを特別に設ける必要があり、センサ及びそれを支持するための部材等のために装置の小型化の妨げになるし、コストアップを招くことになる。
本発明の課題は、簡単な構成で、搬送途中の用紙の撓みに起因する転写ズレを抑えることができるようにすることにある。
請求項1に係る画像形成装置の用紙搬送制御装置は、用紙の搬送タイミングを制御するためのレジストローラと、像担持体上のトナー像を用紙に転写する転写手段と、転写されたトナー像を用紙上に定着するための定着装置との間で搬送される用紙の搬送を制御するための装置であり、撓み形成手段と、搬送速度制御手段とを備えている。撓み形成手段は、転写手段と定着装置との間で用紙に撓みが形成されるように用紙を搬送する。搬送制御手段は、用紙の後端がレジストローラを離れる前に、転写手段と定着装置との間に位置する用紙の撓みが撓み形成手段で形成された用紙の撓みより少なくなるように用紙の搬送速度を切替制御する。
この装置では、用紙を搬送するに際して、転写手段と定着装置との間で用紙に撓みが形成されるように搬送する。そして、用紙の後端がレジストローラを離れる前に、用紙の撓みがそれまでの撓みに比較して少なくなるように用紙の搬送速度を切替制御する。
ここでは、用紙の後端がレジストローラを離れる前に用紙搬送速度が切り替えられる。具体的には、レジストローラの場合は搬送速度がより遅い速度に切り替えられる。また、定着装置の場合は搬送速度がより速い速度に切り替えられる。これにより、転写手段と定着装置との間にそれまで形成されていた用紙の撓みが少なくなり、結果、用紙の後端がレジストローラを離れる直前には、用紙の撓みはほぼなくなっているので、転写部における搬送速度の変化が従来装置に比較して少なくなる。このため、転写ズレを抑えることができる。
請求項2に係る画像形成装置の用紙搬送制御装置は、請求項1の装置において、搬送される用紙のサイズを検知するサイズ検知手段をさらに備えている。そして、搬送速度制御手段は、サイズ検知手段の検知結果に応じて搬送速度の切替タイミング及び/又は搬送速度の変化率を制御する。
ここで、転写手段と定着装置との間で形成される用紙の撓みは、用紙サイズによって異なる。また、用紙サイズによって、用紙後端がレジストローラから離れるタイミングも異なる。したがって、搬送速度制御手段における搬送速度の切替タイミング及び又は搬送速度の変化率を、用紙サイズに応じて制御するようにしている。ここでは、用紙サイズに応じて適切な制御を行うことができ、すべての用紙サイズについて、転写ズレを抑えることができる。
請求項3に係る画像形成装置の用紙搬送制御装置は、請求項1また2の装置において、転写手段は、像担持体と非接触で回転する非接触転写ローラを含む。転写手段として非接触転写ローラを採用した場合、像担持体と転写ローラとの間で用紙が挟持されない。したがって、前述のような転写ズレが接触転写ローラより顕著に現れる。しかし、本発明では、用紙の搬送速度を搬送途中で切り替えて用紙の撓みを少なくしているので、非接触転写方式であるにもかかわらず転写ズレを抑えることができる。
請求項4に係る画像形成装置の用紙搬送制御装置は、請求項1から3のいずれかに記載の装置において、転写手段と定着装置との間では、用紙は縦方向に搬送される。用紙が横方向に搬送される場合は、搬送中の用紙は紙の自重により搬送のためのガイド部材に沿って搬送されやすいが、用紙が縦方向に搬送される場合は、用紙はガイド部材に沿って搬送されにくくなる。このため、用紙の搬送が不安定になり、前述のような搬送速度の変化による転写ズレの問題がより顕著になる。したがって、本発明は、用紙を縦方向に搬送する装置に適用してより有効となる。
請求項5に係る画像形成装置の用紙搬送制御装置は、請求項1から4のいずれかの装置において、用紙収納部から取り出された用紙をレジストローラに送る給紙ローラをさらに備えている。そして、搬送速度制御手段は、用紙後端が、給紙ローラを離れかつレジストローラから離れるまでの間に搬送速度を切り替える。
給紙カセット等の用紙収納部に収納された用紙は、前送りコロによって用紙収納部から取り出され、給紙ローラによって給紙搬送路に送り出される。その後、用紙はレジストローラによって待機させられ、適切なタイミングで転写手段に送られる。このとき、用紙のサイズ、給紙搬送路の長さによっては、用紙は給紙ローラとレジストローラの両方に挟持されて搬送される状態が存在し得る。このような状態において、用紙が給紙ローラに挟持されているときに搬送速度を切り替えても、給紙ローラの挟持が負荷となって前述のような請求項1の構成で期待されるような効果が得られないおそれがある。
そこで本請求項の発明では、用紙後端が給紙ローラを離れ、かつレジストローラから離れる前に、搬送速度を切り替えるようにしている。これにより、より顕著な作用効果を得ることができる。
請求項6に係る画像形成装置の用紙搬送制御装置は、請求項5の装置において、搬送速度制御手段は、用紙後端が、給紙ローラを離れかつレジストローラから離れるまでの間に搬送速度を2段階又はそれ以上の段階で切り替える。
ここで、用紙後端が給紙ローラとレジストローラの両方に挟持された状態では、レジストローラ側には給紙ローラの挟持による負荷がかかっている。このような状態から用紙が給紙ローラから離れると、その瞬間においてレジストローラ側において負荷が軽くなるので、搬送速度が上昇することになる。そこで、例えば、まず第1段階として、用紙が給紙ローラから離れた瞬間に用紙搬送速度を落とし、さらに次の第2段階として、用紙がレジストローラから離れる前に、用紙搬送速度をさらに落として、転写手段と定着装置との間における用紙の撓みを少なくする。以上のような搬送制御を行うことにより、転写ズレによる画質の劣化をより抑えることができる。さらに、搬送速度を2段階以上切り替えることで、速度変化を微妙に変えることで画像形成倍率(いわゆる等倍度)の極端な変化を防止することができる。
請求項7に係る画像形成装置の用紙搬送制御装置は、請求項1から6のいずれかの装置において、搬送速度制御手段は定着装置の搬送速度を切替制御する。
搬送速度を切り替える際に、レジストローラの回転速度を切り替えると、画像形成倍率(いわゆる等倍度)が変わることになる。そこで、正確な倍率の画像形成を行う必要がある場合は、定着装置側の搬送速度を切り替えるのが望ましい。
請求項8に記載の画像形成装置の用紙搬送制御装置は、請求項1から6のいずれかの装置において、搬送速度制御手段はレジストローラの搬送速度を切替制御する。
前述のように、用紙が給紙ローラとレジストローラの両方に挟持される場合で、搬送速度を2段階で切り替える場合は、レジストローラの回転速度を切り替えるだけで対応が可能となり、制御が容易になる。
請求項9に係る画像形成装置の用紙搬送制御装置は、請求項1から8のいずれかの装置において、搬送される用紙の厚みを検知する厚み検知手段をさらに備え、搬送速度制御手段は、厚み検知手段の検知結果に応じて搬送速度の変化率を制御する。
用紙の厚みによって、いわゆる用紙の腰の強弱(用紙の撓みにくさ/撓みやすさ)が異なってくる。したがって、用紙の厚みに応じて搬送速度の変化率を制御することにより、各種の用紙に応じて適切な搬送速度の切替を行うことができ、各種の用紙における転写ズレを抑えることができる。
以上のように本発明では、用紙の搬送速度を切り替えるだけで、搬送途中の用紙の撓みに起因する転写ズレを容易に抑えることができる。
[装置構成]
図1は、本発明の一実施形態による用紙搬送制御装置が採用された画像形成装置の概略断面図を示している。この図1では、用紙の搬送系を中心として、画像形成装置の一部のみを示している。この画像形成装置1は、底部に給紙部2を有するとともに、給紙部2の上方に画像形成部3を有し、さらに画像形成部3の上方に定着装置4及び排出部5を有している。そして、用紙を給紙部2から排出部5まで縦方向に搬送する縦搬送路6が形成されている。なお、縦搬送路6のさらに装置側方には、定着装置4を通過した用紙を再度下方に戻す戻し搬送路7が設けられている。
給紙部2は、内部に用紙を収納する給紙カセット10と、給紙カセット10の上方に配置され用紙を送る前送りコロ11と、給紙カセット10からの用紙を挟持して上方に搬送する給紙ローラ12とを有している。なお、給紙カセット10の側方には、開閉自在な手差し給紙トレイ14が設けられるとともに、手差し給紙トレイ14と縦搬送路6との間には、手差しトレイ14の用紙を縦搬送路6に搬送するためのガイド部材15及び手差し給紙ローラ16が設けられている。
画像形成部3は、像担持体としての感光体ドラム20を有しており、この感光体ドラム20の周囲には、感光体ドラム20の表面を帯電させる帯電器21と、感光体ドラム20を走査露光する露光ユニット22と、感光体ドラム20上にトナー像を形成する現像装置23と、感光体ドラム20のトナー像を用紙上に転写する転写ローラ24と、感光体ドラム20の表面を清掃するクリーニング装置25とが配置されている。なお、転写ローラ24は感光体ドラム20の表面には接触しておらず、非接触転写方式でトナー像が用紙上に転写されるようになっている。また、感光体ドラム20と転写ローラ24とが最も接近する転写部の用紙搬送方向上流側(図1では下方)には、用紙の転写部への搬送タイミングを制御するためのレジストローラ26が配置されている。
定着装置4は、内部にヒータが設けられた加熱ローラ30と、加熱ローラ30に押圧されて加熱ローラ30とともに用紙を挟持して搬送する加圧ローラ31とを有している。この両ローラ30,31の間を用紙が通過することによって、用紙上のトナー像が加熱、加圧されて、用紙上に定着されるようになっている。
縦搬送路6は、用紙を案内するためのプレート状のガイド部材によって構成されており、給紙ローラ12とレジストローラ26との間の第1搬送路35と、レジストローラ26と転写部との間の第2搬送路36と、転写部と定着装置4との間の第3搬送路37と、定着装置4と排出部5との間の第4搬送路38とから構成されている。
[制御部]
また、この画像形成装置1は、図2に示すように、制御部40を有している。制御部40は、CPU、ROM、RAM等を有するマイクロコンピュータを有している。そして、この制御部40には、給紙ローラ21を駆動する給紙ローラ駆動部41と、レジストローラ26を駆動するレジストローラ駆動部42と、定着装置4の各ローラ30,31を駆動するための定着駆動部43と、画像形成部3の各構成部材を駆動する画像形成駆動部44とが接続されている。また、制御部40には、用紙サイズを検出するセンサ45と、用紙の搬送位置を検出するセンサ46と、搬送される用紙が厚みの厚い特殊紙であることを検知する検知部47とが接続されている。なお、特殊紙検知部47は、例えば装置の操作パネル(図示せず)上に設けられた「特殊紙指定キー」等である。
そして、本装置では、用紙の搬送途中に用紙搬送速度が切り替えられるが、切替のタイミングや速度変化率は、用紙サイズや用紙の厚み(腰の強さ)によって異なっている。そこで、制御部40のROMには、用紙サイズや厚み毎の切替タイミング及び速度変化率がテーブルとして記憶されている。
[用紙搬送動作]
次に、用紙の搬送動作を、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、感光体ドラム20への静電潜像の形成や、トナー像の形成、さらには転写動作については、従来装置と同様であるので省略する。
前述のように、用紙が特殊紙であるか否か、また印刷すべき用紙のサイズに応じて、搬送速度の切替タイミング及び速度の変化率が異なるので、まず、最初に、ステップS1において、用紙の種類、サイズに応じて予めテーブルに設定されているデータを取り込む。このデータには、前述のデータに加えて、使用される用紙毎の、通常の搬送速度(搬送速度が切り替えられる前の速度)が含まれている。
次にステップS2において、印刷開始の指令を待つ。印刷開始の指令がなされた場合は、ステップS2からステップS3に移行する。ステップS3では、用紙を給紙カセット10から第1搬送路35に送り出す。この用紙の送り出しは、前送りコロ11及び給紙ローラ12によって行われる。次にステップS4では、用紙がレジストローラ26に到達したか否かを判断し、到達すればステップS5に移行して用紙の搬送をいったん停止させる。
次に、ステップS6では、画像形成部3での画像形成タイミングと用紙の搬送タイミングとを合わせるために、用紙を転写部に搬送して良いタイミングであるか否かを判断する。用紙を搬送して良いタイミングになれば、ステップS6からステップS7に移行して用紙の搬送を再開する。すなわち、2次給紙を開始する。
ここで、定着装置4及びレジストローラ26による用紙の搬送速度は、定着装置4と転写ローラ24との間の第3搬送路37において、用紙に撓みが形成されるような程度の速度に設定されている。したがって、用紙の後端がレジストローラ26から離れるまでは、第3搬送路37において用紙は撓んでいる。
次に、ステップS8において、搬送速度を切り替えるタイミングであるか否かを判断する。ここで、搬送速度を切り替えるタイミング及び切替後の速度(速度変化率)は、前述のように、ステップS1において、用紙の種類、サイズによって予め決められている。具体的には、用紙後端が給紙ローラ12を離れた直後からレジストローラ26を離れるまでのタイミングであり、詳細は後述する。
搬送速度を切り替えるタイミングになった場合には、ステップS8からステップS9に移行し、ステップS1で設定された搬送速度に切り替える。この速度変更によって、用紙の搬送速度は遅くなる。したがって、それまで第3搬送路37においては用紙が撓んだ状態であったが、レジストローラ26による搬送速度が遅くなる結果、用紙の撓みが解消され、用紙の後端がレジストローラ26を離れるときには、用紙の撓みはほぼ解消された状態になる。このように、レジストローラ26から用紙後端が離れる際には、第3搬送路37における用紙の撓みがほぼなくなっているので、用紙後端がレジストローラ26から離れた後に、用紙が転写部で停止したり、搬送速度が変化するのを抑えることができる。
[切替の具体例]
例として、以下の条件を設定する。また、以下の説明における各タイミング(時間)は、レジストローラ26による用紙搬送再開(2次給紙開始)からの時間である。
また本実施例では、第2搬送路のスペースが小さく用紙の撓みは第3搬送路に移動してしまうため、転写ズレ量=用紙後端がレジストを離れる直前の第3搬送路の用紙撓み量となる。
まず必要なパラメータを下記(1)〜(6)に示す。

(1)用紙長 : Lm(mm) = 420 (最大通紙長=A3サイズ)
(2)定着装置〜転写部間(第3搬送路)距離 : N1(mm) = 90
(3)転写部〜レジストローラ間(第2搬送路)距離 : N2(mm) = 30
(4)レジストローラ〜給紙ローラ間(第1搬送路)距離 : N3(mm) = 70
(5)レジストローラによる搬送初速度 : Vr(mm/sec) = 100.75
(6)定着搬送速度 : Vf(mm/sec) = 100

ここで、用紙後端がレジストローラ26を離れるタイミングをTs(msec)とすると、
Ts=1000・Lm/Vr (7)
また、2次給紙開始から用紙後端が給紙ローラ12を離れるまでの時間Tc(msec)は、
Tc=1000・(Lm-N3)/Vr (8)
となる。
よって、(1),(4),(5)のパラメータを式(7),式(8)にそれぞれ当てはめると
Tc=1000・(420-70)/100.75=3474(msec)
Ts=1000・420/100.75=4169(msec)
となる。
ここで、レジスト速度切替タイミングTm(msec)は最大用紙サイズ(A3)使用時に用紙後端が給紙ローラから離れた後〜レジストローラから離れた後の範囲内に設定する必要がある。即ち、
Tc<Tm<Ts (9)
となる。
ここで、レジスト速度切替タイミングTm(msec)は上記式(9)の範囲内で、且つTcにできる限り近い値が良い(値が大きい程、等倍度は悪くなる傾向のため)ので、
∴Tm=3500(msec) (10)
と設定した。
次に速度を切り替えるまでに用紙が撓む量δ'(mm)を計算する。
まず、用紙先端が定着装置4に突入してから搬送速度を切り替えるまでの時間をTh(msec)とすると、
Th=Tm-Tf (11)
となる。
ここでTfはレジストローラ26による2次給紙開始から用紙が定着装置4に突入するまでの時間(msec)であり、以下の式(12)で表される。
Tf=1000・(N1+N2)/Vr (12)
よって、速度切替までの用紙の撓み量δ'は、定着装置4による搬送速度Vfとレジストローラ26による搬送速度Vrの相対速度に前記の搬送時間Thを乗じたものであるから、
δ'=(Vr-Vf)・Th/1000 (13)
となる。
このような状態において、レジスト速度切替タイミングTmで例えばレジストローラ26による搬送速度を初速度に対してa(%)落とすとした時、速度切替後のレジストローラ26による搬送速度Vr'(mm/sec)は、
Vr'=(100-a)・Vr/100 (14)
となる。
したがって、速度切替までにレジストローラ26を通過する距離Lc(mm)は、
Lc=Vr・Tm/1000 (15)
となり、速度切替後の残りの搬送距離Lr(mm)は、式(15)より、
Lr=Lm-Lc=Lm-Vr・Tm/1000 (16)
となる。
そして、速度切替後のレジストローラ26による搬送時間(切替タイミングTmから用紙後端がレジストローラ26を離れるまでの時間Tr(msec)は、
Tr=1000・Lr/Vr' (17)
となる。
よって、用紙後端がレジストローラ26を離れる時の撓み量δr(mm)は、式(13),式(14),式(16),式(17)より、
δr=δ'+(Vr'-Vf)・Tr/1000
=(Vr-Vf)・Th/1000+{(100-a)・Vr/100-Vf}・Tr/1000
=(Vr-Vf)・(Tm-Tf)/1000+{(100-a)・Vr/100-Vf}・Lr/Vr'
=(Vr-Vf)・(Tm-Tf)/1000+{(100-a)・Vr/100-Vf}・(Lm-Vr・Tm/1000)・100/(100-a)/Vr (18)
今、速度変化率 : a = 3%としたとき、式(12)及び(1)〜(3),(5),(6),(10)の値を式(18)に当てはめると、
∴δr=0.165(mm) (19)
となる。
一方、途中で速度切り替えを行わなかった場合、用紙後端がレジストローラ26を離れるまでの用紙撓み量(=転写ズレ量)δ(mm)は定着装置4による搬送速度Vfとレジストローラ26による搬送速度Vrの相対速度にレジストローラ26と定着装置4での搬送時間Tr(msec)を乗じたものであるから、
δ=(Vr-Vf)・(Ts-Tf)/1000
=2.233(mm) (20)
となる。
ここで、転写ズレの目標値として、0.5mm以下にすれば適正画像規格内となるため、この例の結果は(19)より問題ないレベルであることが確認できる。
ちなみに、今発明の効果(=転写ズレ低減量)は
δ-δr=2.068(mm)
となる。
[用紙サイズ別の切替タイミング設定の考え方]
図4に、用紙サイズ別の切替タイミングの考え方を示している。この図4において、直線L1は2次給紙開始からの用紙撓み量変化の計算値である。また、複数の破線L2は、A3縦通紙時にレジストローラ26による搬送速度を切り替えたときの用紙撓み量の計算値を示す。なお、撓み量のマイナス側は、用紙が引っ張り状態で搬送されていることになるので、実際の撓み量はゼロと考えてよい。この図4から明らかなように、各用紙長におけるレジストローラによる搬送速度切替タイミングは、図4で示される三角形ABCが相似形状になるように頂点Aを基準に頂点Cを用紙長に合わせてできる三角形の頂点Bの位置とすればよい。なお、各用紙サイズごとに撓み量は変わることになるが最大長の用紙(=A3)撓み量が0.5mm以下であれば、他の用紙サイズの場合も必然的に0.5mm以下の撓み量になるからである。
[他の実施形態]
(a)前記実施形態では、搬送速度の切替は1回であったが、用紙の後端が給紙ローラ12から離れてレジストローラ26を離れるまでに、2段階以上に変化させてもよい。
ここで、2段階の場合のフローチャートを図5に示す。この例では、第1実施形態と同様に、ステップS7で用紙の搬送を再開した後、ステップS8で速度の切替タイミングであるか否かを判断し、まだ切替タイミングでない場合は、ステップS8からステップS8aに移行する。このステップS8aでは、用紙の後端が給紙ローラ12を離れたか否かを判断する。そして、用紙の後端が給紙ローラ12を離れるまで、ステップS8及びステップS8aを繰り返し判断する。搬送速度の切替タイミングに至るまでに用紙の後端が給紙ローラ12を離れた場合には、ステップS8aからステップS8bに移行し、搬送速度を第1速度に切り替える。この第1速度は、第1実施形態における切替後の搬送速度(この実施形態では第2速度)よりも速く、かつそれまでの搬送速度よりも遅い速度である。
次に搬送速度の切替タイミングに到達した場合は、ステップS8からステップS9に移行して、前記実施形態同様の搬送速度(第2速度)に切り替える。
用紙搬送時において、用紙が給紙ローラ12とレジストローラ26の両方に挟持された状態では、レジストローラ26側には給紙ローラ12の挟持による負荷が作用している。したがって、用紙後端が給紙ローラ12から離れた瞬間に、レジストローラ26側の負荷が軽くなり、瞬間的に搬送速度が上昇して転写ズレが生じるおそれがある。
しかしこの実施形態では、用紙後端が給紙ローラ12から離れた瞬間に搬送速度を第1速度に落とし、さらに用紙がレジストローラ26から離れる前に搬送速度をさらに第2速度に落として用紙の撓みを少なくするような搬送制御を行っている。したがって、第1実施形態に比較して、さらに転写ズレによる画質の劣化が少なくなる。
(b)前記実施形態では、搬送速度を切り替える場合に、レジストローラ26による搬送速度を切り替えるようにしたが、定着装置4による搬送速度を切り替えるようにしてもよい。この場合は、倍率誤差を少なく抑えることができる。
(c)前記実施形態では、非接触転写方式が採用された画像形成装置に本発明を適用したが、本発明は、接触転写方式が採用された装置においても適用することができるのはもちろんである。すなわち、従来の接触転写方式においても、感光体破損対策として、例えば転写ローラの感光体に対する押圧力を弱めたり、転写ローラの材質を柔らかいものに変えたりすることで可能である。このような場合は転写ズレを発生しやすいので、本発明を適用して有効である。
本発明の一実施形態が採用された画像形成装置の一部概略断面図。 前記画像形成装置の制御ブロック図。 用紙搬送制御処理のフローチャート。 用紙別の搬送速度切替タイミングを決定するための基本的考え方を説明する図。 他の実施形態による用紙搬送制御処理のフローチャート。
符号の説明
1 画像形成装置
2 給紙部
3 画像形成部
4 転写装置
6 縦搬送路
10 給紙カセット
12 給紙ローラ
20 感光体ドラム
24 転写ローラ
26 レジストローラ
40 制御部

Claims (9)

  1. 用紙の搬送タイミングを制御するためのレジストローラと、像担持体上のトナー像を用紙に転写する転写手段と、転写されたトナー像を用紙上に定着するための定着装置との間で搬送される用紙の搬送を制御するための画像形成装置の用紙搬送制御装置であって、
    前記転写手段と前記定着装置との間で用紙に撓みが形成されるように用紙を搬送する撓み形成手段と、
    用紙の後端が前記レジストローラを離れる前に、前記転写手段と前記定着装置との間に位置する用紙の撓みが前記撓み形成手段で形成された用紙の撓みより少なくなるように用紙の搬送速度を少なくとも一度切替制御する搬送速度制御手段と、
    を備えた画像形成装置の用紙搬送制御装置。
  2. 搬送される用紙のサイズを検知するサイズ検知手段をさらに備え、
    前記搬送速度制御手段は、前記サイズ検知手段の検知結果に応じて搬送速度の切替タイミング及び/又は搬送速度の変化率を制御する、
    請求項1に記載の画像形成装置の用紙搬送制御装置。
  3. 前記転写手段は、前記像担持体と非接触で回転する非接触転写ローラを含む、請求項1又は2に記載の画像形成装置の用紙搬送制御装置。
  4. 前記転写手段と前記定着装置との間では、用紙は縦方向に搬送される、請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置の用紙搬送制御装置。
  5. 用紙収納部から取り出された用紙を前記レジストローラに送る給紙ローラをさらに備え、
    前記搬送速度制御手段は、用紙後端が、前記給紙ローラを離れかつ前記レジストローラから離れるまでの間に搬送速度を切り替える、
    請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置の用紙搬送制御装置。
  6. 前記搬送速度制御手段は、用紙後端が、前記給紙ローラを離れかつ前記レジストローラから離れるまでの間に搬送速度を2段階又はそれ以上の段階で切り替える、請求項5に記載の画像形成装置の用紙搬送制御装置。
  7. 前記搬送速度制御手段は前記定着装置の搬送速度を切替制御する、請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置の用紙搬送制御装置。
  8. 前記搬送速度制御手段は前記レジストローラの搬送速度を切替制御する、請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置の用紙搬送制御装置。
  9. 搬送される用紙の厚みを検知する厚み検知手段をさらに備え、
    前記搬送速度制御手段は、前記厚み検知手段の検知結果に応じて搬送速度の変化率を制御する、
    請求項1から8のいずれかに記載の画像形成装置の用紙搬送制御装置。
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