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JP2006189970A - 電子ファイル管理装置 - Google Patents

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JP2006189970A JP2004382111A JP2004382111A JP2006189970A JP 2006189970 A JP2006189970 A JP 2006189970A JP 2004382111 A JP2004382111 A JP 2004382111A JP 2004382111 A JP2004382111 A JP 2004382111A JP 2006189970 A JP2006189970 A JP 2006189970A
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新也 山村
Yoshiharu Sato
義治 佐藤
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Abstract

【課題】 管理対象の記録媒体の数に関係なく、目的の電子ファイルが記録された記録媒体を容易に特定することができるようにする。
【解決手段】 記録媒体2に対する電子ファイルの追加指示が入力されると、電子ファイル追加手段1aにより、追加指示に従って、記録媒体2に対して電子ファイルが追加される。すると、記録媒体識別子読取手段1bにより、電子ファイル追加手段1aによって電子ファイルの追加が行われた記録媒体2の記録媒体識別子記憶手段2aから、記録媒体識別子が読み取られる。そして、データベース操作手段1cにより、記録媒体識別子読取手段1bに読み取られた記録媒体識別子に対応付けて、記録媒体2に記録された電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報がデータベース3に記録される。
【選択図】 図1

Description

本発明は電子ファイル管理装置に関し、特に記録媒体を一意に識別するための記録媒体識別子が記憶されている記録媒体識別子記憶手段を有するリムーバブルな記録媒体に記録された電子ファイルを管理する電子ファイル管理装置に関する。
近年、様々な機器のデジタル化に伴い、個々のユーザがPC(Personal Computer)、デジタルカメラ、IC(Integrated Circuit)レコーダ等によって生成された電子ファイルを大量に所有するようになった。さらに、記録媒体の多様化により、ユーザはこれらの電子ファイルをその利用頻度や目的に応じて、様々な種類の記録媒体に格納し、管理することが一般的になってきている。
これらの電子ファイルの管理方法としては、記録媒体にラベルを印刷したり、記録メディア内部にディレクトリやフォルダの一覧を作成して管理する方法が一般に行われている。特に最近では、RFID(Radio Frequency Identification)技術の発展により、RFIDタグに書かれたID(Identification)や情報を無線で参照することが行われている。
このような背景において、CD(Compact Disc)やフラッシュメモリ等のリムーバブルな記録媒体のコンテンツを、いちいち専用ドライブで参照せずにコンテンツの格納場所を特定する技術が考えられている。例えば、ファイル管理装置内に、記録媒体に記録されている電子ファイルをファイル管理装置内に保持し、その電子ファイルへの複数のアクセス経路を保持したアクセステーブルを設け、複数の経路選択方法を持つことにより、電子ファイルを効率的に管理することができるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
但し、特許文献1で示される技術では、電子ファイルをファイル管理装置内に保持する必要があるため、記録媒体の量が膨大になった場合、全ての記録媒体に記録された電子ファイルを管理するのは困難である。そこで、一覧の内容をRFIDタグのリーダで読み取り、記録媒体に格納されている電子ファイルの一覧を参照する技術がある。
例えば、記録媒体の無線タグに、その記録媒体に記録されている内容のインデックス等の記憶媒体を識別するための情報を記録しておき、無線タグリーダを用いて無線タグが備えられた複数のメディアから所定のメディアを容易に見つけることができるものもある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−67230号公報 特開2002−288963号公報
しかし、特許文献2の技術では、所望の電子ファイルが記録されている記録媒体を探す場合には、毎回全部の記録媒体の無線タグから情報を読み取らなければならないという問題点がある。そのため、記録媒体の数が多量になると、目的の電子ファイルを見つけだすために多大な労力が必要となる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、管理対象の記録媒体の数に関係なく、目的の電子ファイルが記録された記録媒体を容易に特定することができる電子ファイル管理装置を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、図1に示すような電子ファイル管理装置1が提供される。この電子ファイル管理装置1は、記録媒体を一意に識別するための記録媒体識別子が記憶されている記録媒体識別子記憶手段2aを有するリムーバブルな記録媒体2に記録された電子ファイルを管理するものであり、記録媒体2に対する電子ファイルの追加指示が入力されると、追加指示に従って、記録媒体2に対して電子ファイルの追加を行う電子ファイル追加手段1aと、電子ファイル追加手段1aによって電子ファイルの追加が行われた記録媒体2の記録媒体識別子記憶手段2aから、記録媒体識別子を読み取る記録媒体識別子読取手段1bと、記録媒体識別子読取手段1bに読み取られた記録媒体識別子に対応付けて、記録媒体2に記録された電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報をデータベース3に記録するデータベース操作手段1cとを有している。
このような電子ファイル管理装置では、記録媒体2に対する電子ファイルの追加指示が入力されると、電子ファイル追加手段1aにより、追加指示に従って、記録媒体2に対して電子ファイルが追加される。すると、記録媒体識別子読取手段1bにより、電子ファイル追加手段1aによって電子ファイルの追加が行われた記録媒体2の記録媒体識別子記憶手段2aから、記録媒体識別子が読み取られる。そして、データベース操作手段1cにより、記録媒体識別子読取手段1bに読み取られた記録媒体識別子に対応付けて、記録媒体2に記録された電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報がデータベース3に記録される。
また、本発明では、記録媒体を一意に識別するための記録媒体識別子が記憶されている記録媒体識別子記憶手段を有するリムーバブルな記録媒体に記録された電子ファイルを管理する電子ファイル管理装置において、記録媒体識別子読取手段に読み取られた前記記録媒体識別子ごとに、前記記録媒体に記録されている電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報を記録したデータベースに対する再構築指示が入力されると、前記再構築指示に従って、前記記録媒体に格納されている全ての電子ファイルのファイル情報を読み出すファイル情報読出手段と、前記ファイル情報読出手段によってファイル情報が読み出された前記記録媒体の前記記録媒体識別子記憶手段に記憶されている前記記録媒体識別子を読み取る記録媒体識別子読取手段と、前記ファイル情報読出手段で読み出されたファイル情報に基づいて、前記データベースに記録された前記記録媒体識別子に対応するファイル情報を更新するデータベース再構築手段とを有することを特徴とする電子ファイル管理装置が提供される。
このような電子ファイル管理装置では、データベースに対する再構築指示が入力されると、ファイル情報読出手段は、再構築指示に従って、記録媒体に格納されている全ての電子ファイルのファイル情報を読み出し、記録媒体識別子読取手段は、ファイル情報読出手段によってファイル情報が読み出された記録媒体の記録媒体識別子記憶手段に記憶されている記録媒体識別子を読み取り、データベース再構築手段は、ファイル情報読出手段で読み出されたファイル情報に基づいて、データベースに記録された記録媒体識別子に対応するファイル情報を更新する。
本発明の電子ファイル管理装置によれば、記録媒体に記録された電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報を記録媒体識別子に関連づけてデータベースに記録するようにした。これにより、データベースを参照することによって、大量の記録媒体の中からキーワードによって所望の電子ファイルを見つけ、記録媒体識別子によってその電子ファイルが記録されている記録媒体を容易に特定できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
まず、実施の形態に適用される発明の概要について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、実施の形態に適用される発明の概念図である。図1に示すように、電子ファイル管理装置1に設けられた電子ファイル追加手段1aに、電子ファイル追加指示があると、電子ファイル追加手段1aは、記録媒体2に対して電子ファイルの追加を行う。
また、記録媒体識別子読取手段1bが、記録媒体2に設けられた記録媒体識別子記憶手段2aに記憶されている、記録媒体2を一意に識別するための記録媒体識別子を読み取る。
データベース操作手段1cは、記録媒体識別子読取手段1bが読み取った記録媒体識別子から対応するデータベース3を特定し、電子ファイル追加手段1aから追加した電子ファイルのファイル情報を記録媒体識別子ごとにデータベース3に記録する。なお、ファイル情報にはキーワードが含まれる。キーワードは、例えば、電子ファイルのファイル名やファイルの作成日時等の管理情報である。
このような電子ファイル管理装置1によれば、電子ファイル追加手段1aに対して電子ファイル追加指示が行われると、電子ファイル追加手段1aにより記録媒体2に対して電子ファイルが追加される。すると、記録媒体識別子読取手段1bにより、記録媒体2に設けられた記録媒体識別子記憶手段2aから記録媒体識別子が読み取られる。その後、データベース操作手段1cにより、記録媒体識別子読取手段1bが読み取った記録媒体識別子から対応するデータベース3が特定され、電子ファイル追加手段1aが追加した電子ファイルのファイル情報が記録媒体識別子に対応づけてデータベース3に記録される。
これにより、大量の記録媒体の中から所望の電子ファイルが記録されている記録媒体を容易に特定できる。すなわち、記録媒体に対して記録した電子ファイルの情報がデータベース3に格納されているため、データベース3内の情報を参照することで、各記録媒体に格納されている電子ファイルのファイル情報を得ることができる。ファイル情報にはキーワードが含まれているため、そのキーワードに基づいてユーザが探している電子ファイルのファイル情報か否かを判断できる。しかも、ファイル情報は記録媒体識別子に関連づけて記録されているため、ファイル情報に対応する電子ファイルが記録されている記録媒体を一意に特定することができる。
なお、記録媒体に対して行われる電子ファイルの操作は、電子ファイルの追加に限らない。例えば、記録媒体に記録された電子ファイルの削除操作も行われる。このような削除操作が行われた場合も、削除操作が行われたことをデータベース3に登録することができる。以下、記録媒体に対する電子ファイルの追加および削除の操作の履歴をデータベース3で管理するシステムの例を用いて、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図2は、実施の形態に係るシステム構成例を示す図である。図2には、FD(フレキシブルディスク)21と、CD−RW(ReWritable)24と、メモリカード23がある。
各記録媒体には、それぞれを一意に識別するためのIDが付けられており、その記録媒体のIDはそれぞれRFIDタグ21a、24a、23aに記憶されている。記録媒体のIDは、例えば、EPC(Electronic Product Code)を用いることで各記録媒体を一意に識別することが可能である。
電子ファイル管理装置100、100a、100bは、例えば、FD21の電子ファイルを入出力するFDドライブと、FD21に付されているRFIDタグ21aに記憶されている記録媒体のIDを無線で読むためのRFIDタグリーダと、FDドライブなどの操作を行うための入出力装置を備えている。
また、電子ファイル管理装置100、100a、100bは、ネットワーク30に接続されている。ネットワーク30には、さらにデータベース51,52と記録媒体位置特定装置40が接続されている。
データベース51,52は、FD21に記録されている電子ファイルのファイル情報を記録する。記録媒体位置特定装置40は、FD21を保管し、記録媒体の位置情報を受信した際に、該当するFD21が保管されている位置を示す装置である。
電子ファイル管理装置100,100a,100bは、それぞれFD21、CD−RW24、およびメモリカード23の少なくとも1つの記録媒体に対して電子ファイルの追加や削除を行う機能を有している。例えば、各電子ファイル管理装置100は、CD−RW24と、メモリカード23との各記録媒体に対応するドライブを備えている。その各ドライブはRFIDタグに記憶されている記録媒体のIDを読み込むためのRFIDタグリーダを備えている。これにより、CD−RW24と、メモリカード23に記録されている電子ファイルのファイル情報をデータベース51、52に記録でき、電子ファイルのファイル情報に記録媒体の位置情報がある場合には、記録媒体位置特定装置40を用いて記録媒体の位置を特定することが可能である。
図3は、本発明の実施の形態に係るハードウェア構成例を示す図である。電子ファイル管理装置100は、CPU(Central Processing Unit)103によって装置全体が制御されている。CPU103には、バス109を介してCD−RWドライブ101、メモリカードリーダライタ102、RFIDタグリーダ101a、102a、RAM(Random Access Memory)104、HDD(Hard Disk Drive)105、通信I/F(interface)106、入出力I/F107、および無線通信I/F108が接続されている。
RAM104には、CPU103に実行させるプログラムや、アプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM104には、CPU103による処理に必要な各種データが格納される。HDD105には、アプリケーションプログラムが格納される。
入出力I/F107には、電子ファイル管理装置100の表示装置11、および入力装置12が接続されている。表示装置11は、CPU103からの命令を入出力I/F107を介して受け取り、画像を画面に表示する。また、入力装置12は、入出力I/F107を介して、信号をCPU103に送信する。
通信I/F106は、データベース51、52に接続されている。また、無線通信I/F108は、リモコン200に接続されている。リモコン200は、電子ファイル管理装置100を遠隔から操作するための装置であり、内部にはRFIDタグリーダ201が設けられている。このRFIDタグリーダ201は、メモリカード23に付されているRFIDタグ23a、およびCD−RW24に備えられたRFIDタグ24aに記憶されている、メモリカード23、およびCD−RW24に記録されている電子ファイルのファイル情報を読み込み、リモコン200は、その読み込んだIDを無線通信I/F108を介してCPU103に送信する。
CD−RWドライブ101、およびメモリカードリーダライタ102にも、内部にRFIDタグリーダ101a、102aが設けられている。このRFIDタグリーダ101a、102aは、メモリカード23、およびCD−RW24に備えられたRFIDタグ23a、24aに記憶されている、メモリカード23、およびCD−RW24に記録されている電子ファイルのファイル情報を読み込み、バス109を介してCPU103へ送信する。
CPU103は、リモコン200内部のRFIDタグリーダ201や、CD−RWドライブ101や、メモリカードリーダライタ102の内部のRFIDタグリーダ101a、102aから受信した、メモリカード23、およびCD−RW24に付されているRFIDタグ23a、24aに記憶されている、メモリカード23、CD−RW24に記録されている電子ファイルのファイル情報を通信I/F106を介してデータベース51、52へ送信することによって、データベース51、52にデータを反映する。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、他の電子ファイル管理装置100a、100bも同様のハードウェア構成で実現することができる。
次は、電子ファイル管理装置100が有する処理機能について説明する。
図4は、電子ファイル処理装置の処理機能を示す図である。
電子データ入出力アプリケーション111は、ユーザからの操作入力等に応答して、CD−RW24やメモリカード23への電子ファイルの追加、削除等のファイル操作要求を出力する。
電子ファイル更新部110は、CD−RW24に電子データ入出力アプリケーション111からの電子ファイルの更新指示に応じて、電子ファイルを入出力するためのCD−RWドライブ101を制御し、CD−RW24に対する電子ファイルの追加や削除等のファイル操作を行う。また、電子ファイル更新部110は、CD−RW24に対する電子ファイルの更新を行った場合、記録媒体識別子読取部120から、CD−RW24のIDおよびそのIDに対応するアクセスパスを取得する。そして、電子ファイル更新部110は、取得したID、アクセスパスおよび追加等を行った電子ファイルのファイル情報を、データベース操作部130に渡し、データベース操作部130に対してデータベース51のCD−RW24のIDに対応する指定領域の電子ファイルのファイル情報を更新するよう指示を出す。
さらに、電子ファイル更新部110は、CD−RW24に対する更新を行う場合、データベース操作部130を介して、データベース51からCD−RW24のIDのファイル情報を取得し、その取得したファイル情報にプロテクト情報があった場合は、そのプロテクト情報に基づき、CD−RW24に対する更新のアクセス制御を行う。例えば、電子ファイル更新部110は、データベース51から取得したファイル情報に、書き込み禁止を示すライトプロテクト情報があった場合、そのライトプロテクト情報に基づいて、CD−RW24に対する更新のアクセス制御を行う。
記録媒体識別子読取部120は、電子ファイル更新部110やデータベース検索部140からの要求に応じて、RFIDタグ24aに記憶されているCD−RW24のIDを読み取り、そのIDに対応するデータベース51へのアクセスパスとの関係が登録されたデータテーブルを参照し、IDに対応するデータベースへのアクセスパスを特定する。
ファイルリスト参照アプリケーション141は、ユーザからの操作入力等に応じて、記録媒体に格納された電子ファイルの検索指示または参照指示をデータベース検索部140に対して出力する。また、ファイルリスト参照アプリケーション141は、検索結果をデータベース検索部140より受け取り、検索結果を表示する。
データベース検索部140は、ファイルリスト参照アプリケーション141から検索指示が入力されると、データベース51からファイル情報を検索し、検索結果をファイルリスト参照アプリケーション141に渡す。また、データベース検索部140は、ファイルリスト参照アプリケーション141から記録媒体参照指示が入力されると、記録媒体識別子読取部120からIDと、対応するデータベース51のアクセスパスを取得し、IDに対応する記録媒体に格納されている電子ファイルのファイル情報を取得する。そして、データベース検索部140は、取得したファイル情報をファイルリスト参照アプリケーション141に渡す。
次に、電子ファイル管理装置100に関するデータの具体例について説明する。
図5は、データベースに記録されている電子ファイルのファイル情報の構成例を示す図である。
記録媒体情報300は、個々の記録媒体に対応した記録媒体情報から構成される。記録媒体情報300は、索引のための記録媒体ID、プロテクト情報、変更履歴、検索情報、記録媒体位置情報などで構成される。記録媒体IDは、RFIDタグに記録されたシステムで一意な値である。また、変更履歴と検索情報とは電子ファイル毎に設けられており、対応する電子ファイルを検索するためのキーワードとして使用可能な情報である。
プロテクト情報は、記録媒体へのアクセス制御を行うための情報であり、プロテクト種別と権限者情報とで構成される。プロテクト種別は、例えば、ライトプロテクトを示す情報である。権限者情報は、プロテクト種別の変更が可能な、記録媒体の所有者の情報であり、例えば、所有者の許可を求めるための所有者のメールアドレスである。
変更履歴は、記録媒体に記録された電子ファイルの変更履歴情報を格納し、ファイルID、更新日時、オリジナル記録媒体、複写/移動記録媒体、状態、所有者情報、制御許可情報から構成される。
ファイルIDは、記録媒体に記録された電子ファイルを識別する情報であり、例えば、電子ファイルのファイル名である。更新日時は、電子ファイルが生成、変更、削除されたときの日付情報である。オリジナル記録媒体は、この電子ファイルは元々どの記録媒体に入っていたのかを示す情報であり、移動、複写された場合は、移動元の記録媒体のIDが記録される。
なお、記録媒体に初めて電子ファイルが記録された場合、つまり、ファイルが生成された場合は、この情報は、記録した記録媒体と同一になる。複写/移動記録媒体は、参照している記録媒体に記録されている電子ファイルが他の記録媒体に移されたときに、移動先の記録媒体の情報を格納する。
状態は、電子ファイルの変更状態であり、例えば、削除、複写、移動などの変更内容に関わる情報である。所有者情報は、このファイルの作成者に関わる情報を格納する。制御許可情報は、この電子ファイルの扱いに関するポリシ情報であり、例えば、移動/複写禁止、削除禁止、所有者許可の要否などを表す情報である。
検索情報は、記録媒体に記録された電子ファイルを検索するための情報であり、ファイルID、ディレクトリ情報、検索付加情報とで構成されている。ファイルIDは、すでに説明したものと同一である。ディレクトリ情報は、電子ファイルの記録媒体内のパスを示す。
検索付加情報は、電子ファイルの検索を容易にするために、ユーザまたはアプリケーションによって作成される情報である。例えば、ファイルの検索を容易にするためのキーワードを含めたり、ファイルの一部を画像化し、サムネイルとして記録する。
以上のような機能およびデータを有している電子ファイル管理装置100により、以下の処理が行なわれる。以下、電子ファイル更新部110、記録媒体識別子読取部120、およびデータベース検索部140が実行する処理を詳細に説明する。
まず、電子ファイル更新部110によりCD−RWへの電子ファイルの書き込みまたは削除処理を詳細に説明する。
図6は、CD−RWへの電子ファイルの書き込みまたは削除処理の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、全て電子ファイル更新部110が行う処理である。以下、図6に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS11〕CD−RW24への電子ファイルの書き込みまたは削除を示すアクセス要求信号が入力されると、記録媒体識別子読取部120が、RFIDタグ24aから読み取ったCD−RW24のIDと、そのIDに対応するデータベース51のアクセスパスを記録媒体識別子読取部120から受信する。
〔ステップS12〕データベース操作部130を介して、データベース51のCD−RW24のIDに対応する指定領域からプロテクト情報と、変更履歴情報を受信する。
〔ステップS13〕受信したプロテクト情報のプロテクト種別を参照して、アクセスが許可されている場合には処理をステップS14へ進め、アクセスが許可されていない場合には処理を終了する。
〔ステップS14〕CD−RW24に記録されている電子データを読み出す。
〔ステップS15〕CD−RW24に対する変更要求指示が入力された場合には、変更前準備を行う。変更前準備とは、例えば、ファイル情報の再構築処理であり、変更可能か否かの判断が行われる。再構築処理の詳細は、後述する(図7参照)。
〔ステップS16〕ステップS15の変更前準備において、変更可能と決定されていれば処理をステップS17へ進め、変更不可と決定されていれば処理を終了する。
〔ステップS17〕CD−RW24に対して、アクセス要求信号に応じて電子ファイルの書き込みまたは削除を行う。なお、電子ファイルの書き込み処理には、元の電子ファイルに上書きする処理と、新たな電子ファイルを書き込む処理とがある。
〔ステップS18〕CD−RW24に対する書き込みまたは削除の処理を行った電子ファイルのファイル情報を、データベース51に反映させるために、データベース操作部130に対して、データベース51のCD−RW24に対応する領域のデータの変更を指示する。この際、電子ファイル更新部110は、ファイル情報として、電子ファイルに付加されたプロパティ(属性情報)や、OSのファイル管理システム(FAT(File Allocation Table)等)で管理されている情報を取得する。そして、電子ファイル更新部110は、取得したファイル情報を、データの変更の指示と共にデータベース操作部130に渡す。
データベース操作部130は、電子ファイル更新部110からの指示に従って、データベース51の更新操作を行う。
次に、この変更前準備におけるファイル情報の再構築の処理手順について説明する。
図7は、データベースに記録されているファイル情報の再構築手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、全て電子ファイル更新部110が行う処理である。以下、図7に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS21〕CD−RW24から記録されている電子ファイルのファイル情報を受信する。
〔ステップS22〕図6のステップS12で受信したデータベース51に記録されていたCD−RW24のファイル情報と、ステップS21で受信したファイル情報とを比較する。
〔ステップS23〕ステップS22の比較結果が一致した場合には処理をステップS24へ進め、不一致の場合には処理をステップS25へ進める。
〔ステップS24〕図6のステップS15における、CD−RW24に対する変更要求指示に対して変更可能を決定する。
〔ステップS25〕比較したファイル情報が不一致であったことをユーザに通知する。
〔ステップS26〕この不一致を修正するためにCD−RW24のファイル情報で、データベース51に記録されているファイル情報を上書きして不一致を修正する変更を行ってもよいかをユーザに確認する。
〔ステップS27〕変更許可があった場合には処理をステップS24へ進め、変更許可がされなかった場合には処理をステップS28へ進める。
〔ステップS28〕図6のステップS15における、CD−RW24に対する変更要求指示に対して変更不可を決定する。
次に、記録媒体識別子読取部120による、記録媒体のIDおよびデータベースの特定処理について説明する。
図8は、記録媒体のIDの読取処理、およびデータベースの特定処理の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、全て記録媒体識別子読取部120が行う処理である。以下、図8に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS31〕RFIDタグ24aに対応したRFIDタグリーダを制御して、CD−RW24のIDを読み取る。
〔ステップS32〕CD−RW24のIDと、そのIDに対応するデータベース51へのアクセスパスとの関係が登録されているデータテーブルを参照し、データベース51へのアクセスパスを特定する。
図9は、データベース操作部が行う、データベースに対するデータの入出力処理の処理手順を示すフローチャートである。以下、図9に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS41〕データベース51に対する、更新指示が入力されると、処理をステップS42へ進め、参照指示が入力されると、処理をステップS44へ進める。
〔ステップS42〕記録媒体識別子読取部120が読み取ったCD−RW24のIDから特定したデータベース51へのアクセスパスを、電子ファイル更新部110を介して受信したら、受信したアクセスパスを経由してデータベース51にアクセスし、更新指示に従って、変更履歴情報の更新を行う。
具体的には、データベース操作部130は、電子ファイル更新部110によってCD−RW24に新たな電子ファイルが書き込まれたときは、その電子ファイルに対応するファイル情報(変更履歴と検索情報)を、データベース51に追加する。また、データベース操作部130は、電子ファイル更新部110によってCD−RW24に書き込まれていた電子ファイルの上書き更新を行った場合、データベース51内の電子ファイルに対応する変更履歴を更新する。
さらに、データベース操作部130は、電子ファイル更新部110によってCD−RW24に書き込まれていた電子ファイルが削除された場合、データベース51内の削除された電子ファイルに対応するファイル情報の抹消処理を行う。抹消処理は、対応する電子ファイルが削除されたことを示す抹消情報を、変更履歴に設定する(状態を「削除」に変更する)処理である。
〔ステップS43〕更新した変更履歴情報の中に、リンク情報(オリジナル記録媒体、複写/移動記録媒体)が設定されていれば、リンク先が示す記録媒体に対応する記録媒体IDの情報を参照し、データベース51の所定領域を更新し、ステップS42に処理が戻る。すべてのリンクに対する処理が終わると、処理を終了する。
〔ステップS44〕記録媒体識別子読取部120が読み取ったCD−RW24のIDから特定したデータベース51へのアクセスパスを、電子ファイル更新部110を介して受信したら、そのアクセスパスに従って通信を行い、データベース51から変更履歴情報や、プロテクト情報の読み出しを行う。
次に、データベース検索部140による検索処理の詳細について説明する。
図10は、検索処理の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、全てデータベース検索部140が行う処理である。以下、図10に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS51〕検索用のGUI(Graphical User Interface)を生成し、表示装置11へ出力して表示させる。
〔ステップS52〕検索がファイル検索の場合には、処理をステップS53へ進め、CD−RW24に記録されている電子ファイルのファイル情報を参照する場合には、処理をステップS56へ進める。
〔ステップS53〕検索用のGUIで指定された検索方法でデータベース51を検索する。
〔ステップS54〕検索結果を表示装置11に表示している検索用のGUI上に表示する。
〔ステップS55〕CD−RW24に記録されている電子ファイルの表示要求があった場合で、CD−RW24がドライブに挿入されていない場合には、記録媒体位置特定装置40に記録媒体位置情報が入ったファイル情報を送り、CD−RW24の位置を特定する。
〔ステップS56〕記憶媒体識別子読取部120からCD−RW24のIDと、そのIDに対応するデータベース51のアクセスパスを取得する。
〔ステップS57〕取得したデータベース51のアクセスパスを用いて、データベース51からCD−RW24に記録されている電子データのファイル情報を取得する。
〔ステップS58〕検索結果を表示装置11に表示している検索用のGUI上に表示する。
以下、CD−RW24のIDに応じたデータベースが、データベース51である場合を想定し、電子ファイル管理装置100によるCD−RW24内の電子ファイルの更新処理に応じたデータベース51の更新処理の流れを説明する。
図11は、CD−RWに電子ファイルの書き込みを行う際のシーケンス図である。以下、図11に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS61〕電子ファイル更新部110は、CD−RW24に対する電子ファイルの書き込み指示が入力されると、記憶媒体識別子読取部120を起動する。
〔ステップS62〕記録媒体識別子読取部120は、RFIDタグ24aからCD−RW24のIDを取得する。
〔ステップS63〕記録媒体識別子読取部120は、取得したCD−RW24のIDと、そのIDと対応するデータベース51へのアクセスパスとの関係が登録されたデータテーブルを参照し、データベース51へのアクセスパスを特定し、その結果を電子ファイル更新部110へと送信する。
〔ステップS64〕電子ファイル更新部110は、ステップS63において記録媒体識別子読取部120が特定したデータベース51へのアクセスパスと、RFIDタグ24aから読み取ったCD−RW24のIDをデータベース操作部130へ送信する。
〔ステップS65〕データベース操作部130は、記録媒体識別子読取部120から電子ファイル更新部110を介して受信した、CD−RW24のIDと、データベース51へのアドレスパスを用いて、データベース51からCD−RW24に記録されている電子ファイルのファイル情報の中のプロテクト情報と変更履歴情報を読み出す。
〔ステップS66〕データベース操作部130は、ステップS65でデータベース51より読み出したプロテクト情報と変更履歴情報を、電子ファイル更新部110へ送信する。
〔ステップS67〕電子ファイル更新部110は、データベース操作部130から受信したプロテクト情報を参照し、プロテクトされていないことを確認し、CD−RW24に記録されている電子ファイルのファイル情報を取得する。そして、ステップS65でデータベース51より読み出した変更履歴情報と、CD−RW24に記録されている電子ファイルのファイル情報とを比較する。その比較したファイル情報が一致していることを確認し、電子データ入出力アプリケーション111に要求された電子ファイルをCD−RW24に記録する。
〔ステップS68〕電子ファイル更新部110は、CD−RW24に電子ファイルを記録したことに伴う、ファイル情報の変更をデータベース51に記録されているファイル情報に反映させるために、データベース操作部130へCD−RW24に記録されている電子ファイルのファイル情報を更新する旨の指示を出力する。
〔ステップS69〕データベース操作部130は、電子ファイル更新部110から受信したファイル情報更新指示に従って、該当するファイル情報を更新する。
このようにして、CD−RW24に格納された電子ファイルに関するファイル情報が、データベース51に格納される。
なお、図11の例は、CD−RWに新たな電子ファイルを記録した場合の例であるが、メモリカード23からCD−RW24へ電子ファイルが移動される場合もある。この場合、メモリカード23とCD−RW24とのそれぞれのIDに対応づけてデータベースに格納されているファイル情報が更新される。
図12は、フラッシュメモリからCD−RWへ電子ファイルを移動させた場合の電子ファイル管理装置の処理を示すシーケンス図である。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS71〕電子ファイル更新部110は、電子データ入出力アプリケーション111から電子ファイルの移動指示が入力されると、記録媒体識別子読取部120を起動する。
〔ステップS72〕記録媒体識別子読取部120は、メモリカード23と、CD−RW24のそれぞれのRFIDタグ23a、24aから、それぞれのIDを読み出す。
〔ステップS73〕記録媒体識別子読取部120は、ステップS72で読み出した各IDと、その各IDに対応するデータベース51、52へのアクセスパスとの関係が登録されたデータテーブルを参照し、データベース51、52へのアクセスパスを特定し、その各IDとアクセスパスを電子ファイル更新部110へ送信する。
〔ステップS74〕電子ファイル更新部110は、記録媒体識別子読取部120から受信したメモリカード23とCD−RW24のIDと、各IDに対応するデータベース51、52へのアクセスパスを、データベース操作部130へ送信する。
〔ステップS75〕データベース操作部130は、記録媒体識別子読取部120から電子ファイル更新部110を介して受信したデータベース51、52へのアクセスパスを用いて、データベース51、52からそれぞれのプロテクト情報と、変更履歴情報を読み出す。
〔ステップS76〕データベース操作部130は、データベース51、52より読み出したプロテクト情報と変更履歴情報を、電子ファイル更新部110へ送信する。
〔ステップS77〕電子ファイル更新部110は、データベース操作部130から受信したプロテクト情報と変更履歴情報を参照し、プロテクトされていないことを確認し、メモリカード23とCD−RW24から、それぞれの記録媒体に記録されている電子ファイルのファイル情報を取得する。そして、ステップS75でデータベース51、52から読み出したファイル情報と、メモリカード23とCD−RW24に記録されている電子ファイルのファイル情報とを比較する。その比較したファイル情報が一致していることを確認し、電子データ入出力アプリケーション111に要求された電子ファイルを、メモリカード23からCD−RW24へ移動するプログラムを実行する。
〔ステップS78〕電子ファイル更新部110は、メモリカード23からCD−RW24への電子ファイルの移動に伴うファイル情報の変更を、それぞれの記録媒体に対応するデータベース51、52に反映させるために、データベース操作部130にメモリカード23とCD−RW24に記録されている電子ファイルのファイル情報を更新する旨の指示を出力する。
〔ステップS79〕データベース操作部130は、電子ファイル更新部110から受信したファイル情報更新指示に従って、メモリカード23のIDに対応するデータベース52と、CD−RW24に対応するデータベース51に記録されている、電子ファイルのファイル情報を更新する。電子ファイルをメモリカード23からCD−RW24へと移動させているので、移動先の記録媒体であるCD−RW24のIDに対応するデータベース51には、新たに電子ファイルを追加したことに伴いファイル情報が記録され、移動元の記録媒体であるメモリカード23のIDに対応するデータベース52には、電子ファイルを削除したことに伴い、ファイル情報の状態を示すデータが移動削除に変更され、複写/移動記録媒体の項目に、移動先であるCD−RW24のIDが記録される。移動先であるCD−RW24の新たに作成されたファイル情報の中の状態の項目では、移動生成と設定され、オリジナル記録媒体に移動元であるメモリカード23のIDが記録される。
図13は、電子ファイル管理装置の検索時の処理を示したシーケンス図である。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS81〕データベース検索部140は、ファイルリスト参照アプリケーション141を用いて検索用のGUIを生成する。この検索用のGUIは、検索キーワードを入れると、それに対応した電子ファイルを表示するGUIである。
〔ステップS82〕データベース検索部140は、ファイルAという単語を検索キーワードとした検索指示が入力されると、データベース51からファイルAというキーワードを含むファイル情報(記録媒体情報内の変更履歴および検索情報)を検索し、その検索結果を編集してGUI画面に表示する。検索結果には、検出されたファイル情報を有する記録媒体情報の記録媒体IDと記録媒体位置情報とが含まれる。
〔ステップS83〕データベース検索部140は、記録媒体検索指示が入力されると、記録媒体検索指示に従って、記録媒体位置特定装置40に対して特定した記録媒体のIDを送信し、特定した記録媒体の位置を表示させる。
図14は、ファイルリスト参照アプリケーションを用いて検索結果を表示する場合を示した図である。
本実施の形態では、RFIDタグ24aが付されているCD−RW24を利用し、電子ファイル管理装置100cにCDドライブ101a、RFIDタグリーダ102a、CD収納装置40aが接続されている。また、データベース51は、ネットワーク上のデータベースサーバを利用している。
ファイルリスト参照アプリケーション141は、本実施の形態を実現するアプリケーションである。電子ファイル管理装置100cは、そのファイルリスト参照アプリケーション141を用いて、図14に示す表示画面例310のようなGUIを提供し、その表示画面において、電子ファイル管理装置100cで記録したCD―RW24の電子ファイルの一覧を表示する。
電子ファイルの一覧には、記録媒体のIDごとに記録媒体に記録されている電子ファイルの内容が表示される。この電子ファイルの一覧は、電子ファイル管理装置100cがCD−RW24に対する電子ファイルの変更を行ったときに作成される変更履歴情報320と、検索情報330を格納したデータベース51の情報より生成されるので、電子ファイル管理装置100cに接続されているCDドライブ101aに実際にCD―RW24を挿入することなく、過去にアクセスしたことのあるCD−RW24のファイル一覧が閲覧でき、所望するファイルの検索を容易にすることができる。
これは、ファイルリスト参照アプリケーション141を用いて、データベース51にファイル情報を記録するときに、検索情報330として記録媒体の変更を行ったホストとドライブの識別を検索付加情報として登録する。例えば、ホスト名をMYPCとし、ドライブ名をCDドライブとしたとき、MYPC−CDドライブとする。この検索付加情報を、データベース51の検索時に指定して検索することでホストとドライブの識別が実現される。
また、削除や移動されたファイルの履歴情報も表示するようにアプリケーションを構成することで、誤操作によりファイルの所在がわからなくなるような事態を避けることができる。
さらに、各記録媒体の残記録容量を記録、表示する。これは、検索付加情報として残記録容量を登録することで実現される。残記録容量を管理することで、新しく作成したファイルの容量に応じて、記録可能な記録媒体を自動的に選別するように構成し、記録媒体を有効に利用することも可能になる。
また、GUI画面の記録媒体IDをクリックすることで、CD収納装置40aから該当の記録媒体を特定できるように構成することもできる。これは、検索付加情報として、CD収納装置40aの記録媒体位置情報を登録することで実現可能である。
さらに、CD収納装置40aにCDを収納する場合に、RFIDタグリーダと連携させることで、この検索条件の記録媒体位置情報を更新するようにアプリケーションを構成することで、任意の格納位置にCDを格納可能なように構成することもできる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、電子ファイルの内容が印刷された紙にRFIDタグを付け、RFIDタグに記録された記録媒体識別子に基づいて、紙に印刷された内容の電子ファイル本体を取得できるようにしたものである。
図15は、電子ファイルが印刷された紙を用いて電子ファイル本体を参照する場合を示した図である。
本実施の形態では、記録媒体として紙25を使用し、その記録媒体として用いる紙25には、記録媒体識別子記憶部としてRFIDタグが付加されている。その紙25に電子ファイルの内容を印刷した文章を配布された人が、紙25のIDをRFIDタグリーダを用いて参照することで、ファイルサーバ53上の電子ファイルにアクセスすることができるようにすることができる。
なお、本実施の形態に示す電子ファイル管理装置100d,100eは、図4に示した第1の実施の形態の電子ファイル管理装置100と同じ要素で構成される。ただし、電子ファイル更新部110は、電子データ入出力アプリケーション111による電子ファイルの内容の印刷指示に応じて、プリンタへ電子ファイルの内容を印刷する機能を有する。その際、電子ファイル更新部110は、電子ファイルをCD−RW24に記録した場合と同様に、印刷対象の電子ファイルのファイル情報と、印刷された紙25に付与されたIDとを対応づけてデータベース51に登録する。また、データベース検索部140は、ファイルリスト参照アプリケーション141からの電子ファイル取得要求に応じて紙25のIDを取得し、そのIDに応じたオリジナル電子ファイル60をファイルサーバ53から取得する機能を有している。
電子ファイル管理装置100dには、プリンタ54と、RFIDタグリーダ102bが接続されている。紙25に印刷されるオリジナル電子ファイル60は、ファイルサーバ53に格納し、データベース51は、ネットワーク30上のデータベースサーバを利用している。
資料の配布者は、ファイルサーバ53に格納されたオリジナル電子ファイル60を参照し、プリンタ54を用いてこのオリジナル電子ファイル60のコンテンツを印刷する。この際、電子ファイル管理装置100dにより、データベース51の内容が更新される。
すなわち、オリジナル電子ファイル60を格納していた記録媒体であるファイルサーバ53のHDDに格納されたオリジナル電子ファイル60のファイル情報内の変更履歴がデータベース51に登録されており、オリジナル電子ファイル60が印刷されることで、その履歴の内容が変更される。つまり、データベース51内のオリジナル電子ファイル60のファイル情報内に設けられた複写/移動記録媒体を示す項目に紙25のIDであるDOC00001が設定され、状態を示すデータが複写に変更される。
また、複写先の記録媒体である印刷された紙25にオリジナル電子ファイル60の履歴が追加される。つまり、HD00001に格納されていた電子ファイルの情報が複写され、ファイル情報のオリジナル媒体がHD00001に、状態が複写生成に設定される。また、それぞれの記録媒体の検索情報にオリジナル電子ファイル60へのパスが設定される。
配布者が、資料を参照者に手渡し、参照者が別の電子ファイル管理装置100eから、資料のRFIDタグ25aを読み込むと、本発明の仕組みを用いて、データベース51から変更履歴情報340、350と検索情報360、370を読み出す。検索情報360としてオリジナル電子ファイル60へのパスが設定されているので、このパスを元にオリジナル電子ファイル60へのアクセスが可能になる。
また、変更履歴情報340に、所有者情報を設定し、制御許可情報に許可が必要な旨の情報を設定することで、ファイルリスト参照アプリケーション141に、オリジナル電子ファイル60へのパスを通知する前に、オリジナル電子ファイル60の所有者に許可を求めるようにファイルリスト参照アプリケーション141を構成することもできる。
[他の応用例]
さらに、将来、すべての用紙にRFIDタグやそれに相当する技術で製造されたもの、例えば、一意な識別を返す特殊な材料が組み込まれた場合、文書の廃棄装置、複写機、あるいは資料の持ち出しを監視するゲートウェイ装置にも、本発明の機能を組み込むことによって、機密書類の厳格な管理を実現することもできる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、電子ファイル管理装置が有すべき機能の処理内容を記述した電子ファイル管理プログラムが提供される。その電子ファイル管理プログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述した電子ファイル管理プログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置には、HDD、FD、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RWなどがある。光磁気記録装置には、MO(Magneto Optical disk)などがある。
電子ファイル管理プログラムを流通させる場合には、例えば、その電子ファイル管理プログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにその電子ファイル管理プログラムを転送することもできる。
電子ファイル管理プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録された電子ファイル管理プログラムもしくはサーバコンピュータから転送された電子ファイル管理プログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置から電子ファイル管理プログラムを読み取り、電子ファイル管理プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接電子ファイル管理プログラムを読み取り、その電子ファイル管理プログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータから電子ファイル管理プログラムが転送される毎に、逐次、受け取った電子ファイル管理プログラムに従った処理を実行することもできる。
(付記1)記録媒体を一意に識別するための記録媒体識別子が記憶されている記録媒体識別子記憶手段を有するリムーバブルな記録媒体に記録された電子ファイルを管理する電子ファイル管理装置において、
前記記録媒体に対する電子ファイルの追加指示が入力されると、前記追加指示に従って、前記記録媒体に対して電子ファイルの追加を行う電子ファイル追加手段と、
前記電子ファイル追加手段によって電子ファイルの追加が行われた前記記録媒体の前記記録媒体識別子記憶手段から、前記記録媒体識別子を読み取る記録媒体識別子読取手段と、
前記記録媒体識別子読取手段に読み取られた前記記録媒体識別子に対応付けて、前記記録媒体に記録された電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報をデータベースに記録するデータベース操作手段と、
を有することを特徴とする電子ファイル管理装置。
(付記2)前記記録媒体に対する電子ファイルの削除指示が入力されると、前記削除指示に従って、前記記録媒体に対して電子ファイルの削除を行う電子ファイル削除手段を有し、
前記記録媒体識別子読取手段は、前記電子ファイル削除手段によって電子ファイルの削除が行われた前記記録媒体の前記記録媒体識別子記憶手段から、前記記録媒体識別子を読み取り、
前記データベース操作手段は、前記記録媒体識別子読取手段に読み取られた前記記録媒体識別子に対応付けて前記データベースに記録されているファイル情報の抹消処理を行うことを特徴とする付記1記載の電子ファイル管理装置。
(付記3)前記データベース操作手段は、ファイル情報の抹消処理として、ファイル情報に対して、対応する電子ファイルが削除されたことを示す情報を設定することを特徴とする付記2記載の電子ファイル管理装置。
(付記4)前記記録媒体の前記記録媒体識別子と、前記記録媒体識別子に対応する前記データベースへのアクセスパスとの関係が登録されたデータテーブルを参照し、前記記録媒体識別子読取手段によって読み取られた前記記録媒体識別子に対応する前記データベースへのアクセスパスを特定する、データベース特定手段を有し、
前記データベース操作手段は、前記データベース特定手段で特定されたアクセスパス経由で前記データベースにアクセスし、ファイル情報を記録することを特徴とする付記1記載の電子ファイル管理装置。
(付記5)前記電子ファイルのファイル情報には、前記記録媒体の保管場所を示す位置情報を含むことを特徴とする付記1記載の電子ファイル管理装置。
(付記6)検索キーワードが入力されると、前記データベースから前記検索キーワードに一致するキーワードを含むファイル情報を検索するデータベース検索手段を有することを特徴とする付記1記載の電子ファイル管理装置。
(付記7)前記電子ファイルのファイル情報に、前記記録媒体の保管場所を示す位置情報を含み、
前記データベース検索手段が検索した前記電子ファイルのファイル情報から前記記録媒体の位置情報を取得し、記録媒体の保管場所を表示する記録媒体特定手段を有することを特徴する付記6記載の電子ファイル管理装置。
(付記8)前記データベースは、ネットワークを介して接続されたリモート装置内に設けられており、
前記データベース操作手段は、前記ネットワークを介して前記リモート装置にアクセスし、前記ファイル情報を前記データベースに記録することを特徴とする付記1記載の電子ファイル管理装置。
(付記9)記録媒体を一意に識別するための記録媒体識別子が記憶されている記録媒体識別子記憶手段を有するリムーバブルな記録媒体に記録された電子ファイルを管理する電子ファイル管理装置において、
記録媒体識別子読取手段に読み取られた前記記録媒体識別子ごとに、前記記録媒体に記録されている電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報を記録したデータベースに対する再構築指示が入力されると、前記再構築指示に従って、前記記録媒体に格納されている全ての電子ファイルのファイル情報を読み出すファイル情報読出手段と、
前記ファイル情報読出手段によってファイル情報が読み出された前記記録媒体の前記記録媒体識別子記憶手段に記憶されている前記記録媒体識別子を読み取る記録媒体識別子読取手段と、
前記ファイル情報読出手段で読み出されたファイル情報に基づいて、前記データベースに記録された前記記録媒体識別子に対応するファイル情報を更新するデータベース再構築手段と、
を有することを特徴とする電子ファイル管理装置。
(付記10)前記データベース再構築手段は、
前記データベースから前記記録媒体識別子に対応する全てのファイル情報を読み出すデータベース情報読出手段と、
前記データベース情報読出手段で読み出されたファイル情報と、前記ファイル情報読出手段で読み出されたファイル情報とを比較するフィアル情報比較手段と、
前記ファイル情報比較手段が比較したファイル情報に相違があるとき、前記データベース情報読出手段が読み出した前記電子ファイルのファイル情報を、前記ファイル情報読出手段が読み出した前記電子ファイルのファイル情報で上書きする、ファイル情報上書手段と、
で構成されることを特徴とする付記9記載の電子ファイル管理装置。
(付記11)記録媒体を一意に識別するための記録媒体識別子が記憶されている記録媒体識別子記憶手段を有するリムーバブルな記録媒体に記録された電子ファイルを管理する電子ファイル管理方法において、
電子ファイル追加手段が、前記記録媒体に対する電子ファイルの追加指示が入力されると、前記追加指示に従って、前記記録媒体に対して電子ファイルの追加を行う電子ファイル追加工程と、
記録媒体識別子読取手段が、前記電子ファイル追加工程において電子ファイル追加手段によって電子ファイルの追加が行われた前記記録媒体の前記記録媒体識別子記憶手段から、前記記録媒体識別子を読み取る記録媒体識別子読取工程と、
データベース操作手段が、前記記録媒体識別子読取工程において読み取られた前記記録媒体識別子に対応付けて、前記記録媒体に記録された電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報をデータベースに記録するデータベース操作工程と、
を含むことを特徴とする電子ファイル管理方法。
(付記12)記録媒体を一意に識別するための記録媒体識別子が記憶されている記録媒体識別子記憶手段を有するリムーバブルな記録媒体に記録された電子ファイルを管理する電子ファイル管理方法において、
データベース操作手段が、記録媒体識別子読取手段に読み取られた前記記録媒体識別子ごとに、データベース操作部によって前記記録媒体に記録されている電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報を記録したデータベースに対する再構築指示が入力されると、前記再構築指示に従って、前記記録媒体に格納されている全ての電子ファイルのファイル情報を読み出すファイル情報読出工程と、
前記記録媒体識別子読取手段が、前記ファイル情報読出工程によってファイル情報が読み出された前記記録媒体の前記記録媒体識別子記憶手段に記憶されている前記記録媒体識別子を読み取る記録媒体識別子読取工程と、
前記データベース操作手段が、前記ファイル情報読出工程で読み出されたファイル情報に基づいて、前記データベースに記録された前記記録媒体識別子に対応するファイル情報を更新するデータベース再構築工程と、
を含むことを特徴とする電子ファイル管理方法。
(付記13)記録媒体を一意に識別するための記録媒体識別子が記憶されている記録媒体識別子記憶手段を有するリムーバブルな記録媒体に記録された電子ファイルを管理する電子ファイル管理プログラムにおいて、
コンピュータに、
電子ファイル追加手段が、前記記録媒体に対する電子ファイルの追加指示が入力されると、前記追加指示に従って、前記記録媒体に対して電子ファイルの追加を行う電子ファイル追加工程と、
記録媒体識別子読取手段が、前記電子ファイル追加工程において電子ファイル追加手段によって電子ファイルの追加が行われた前記記録媒体の前記記録媒体識別子記憶手段から、前記記録媒体識別子を読み取る記録媒体識別子読取工程と、
データベース操作手段が、前記記録媒体識別子読取工程において読み取られた前記記録媒体識別子に対応付けて、前記記録媒体に記録された電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報をデータベースに記録するデータベース操作工程と、
を実行させることを特徴とする電子ファイル管理プログラム。
(付記14)記録媒体を一意に識別するための記録媒体識別子が記憶されている記録媒体識別子記憶手段を有するリムーバブルな記録媒体に記録された電子ファイルを管理する電子ファイル管理プログラムにおいて、
コンピュータに、
データベース操作手段が、記録媒体識別子読取手段に読み取られた前記記録媒体識別子ごとに、データベース操作部によって前記記録媒体に記録されている電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報を記録したデータベースに対する再構築指示が入力されると、前記再構築指示に従って、前記記録媒体に格納されている全ての電子ファイルのファイル情報を読み出すファイル情報読出工程と、
前記記録媒体識別子読取手段が、前記ファイル情報読出工程によってファイル情報が読み出された前記記録媒体の前記記録媒体識別子記憶手段に記憶されている前記記録媒体識別子を読み取る記録媒体識別子読取工程と、
前記データベース操作手段が、前記ファイル情報読出工程で読み出されたファイル情報に基づいて、前記データベースに記録された前記記録媒体識別子に対応するファイル情報を更新するデータベース再構築工程と、
を実行させることを特徴とする電子ファイル管理プログラム。
(付記15)記録媒体を一意に識別するための記録媒体識別子が記憶されている記録媒体識別子記憶手段を有するリムーバブルな記録媒体に記録された電子ファイルを管理する電子ファイル管理プログラムが記録された記録媒体において、
コンピュータに、
電子ファイル追加手段が、前記記録媒体に対する電子ファイルの追加指示が入力されると、前記追加指示に従って、前記記録媒体に対して電子ファイルの追加を行う電子ファイル追加工程と、
記録媒体識別子読取手段が、前記電子ファイル追加工程において電子ファイル追加手段によって電子ファイルの追加が行われた前記記録媒体の前記記録媒体識別子記憶手段から、前記記録媒体識別子を読み取る記録媒体識別子読取工程と、
データベース操作手段が、前記記録媒体識別子読取工程において読み取られた前記記録媒体識別子に対応付けて、前記記録媒体に記録された電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報をデータベースに記録するデータベース操作工程と、
を実行させることを特徴とする電子ファイル管理プログラムが記録された記録媒体。
(付記16)記録媒体を一意に識別するための記録媒体識別子が記憶されている記録媒体識別子記憶手段を有するリムーバブルな記録媒体に記録された電子ファイルを管理する電子ファイル管理プログラムが記録された記録媒体において、
コンピュータに、
データベース操作手段が、記録媒体識別子読取手段に読み取られた前記記録媒体識別子ごとに、データベース操作部によって前記記録媒体に記録されている電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報を記録したデータベースに対する再構築指示が入力されると、前記再構築指示に従って、前記記録媒体に格納されている全ての電子ファイルのファイル情報を読み出すファイル情報読出工程と、
前記記録媒体識別子読取手段が、前記ファイル情報読出工程によってファイル情報が読み出された前記記録媒体の前記記録媒体識別子記憶手段に記憶されている前記記録媒体識別子を読み取る記録媒体識別子読取工程と、
前記データベース操作手段が、前記ファイル情報読出工程で読み出されたファイル情報に基づいて、前記データベースに記録された前記記録媒体識別子に対応するファイル情報を更新するデータベース再構築工程と、
を実行させることを特徴とする電子ファイル管理プログラムが記録された記録媒体。
実施の形態に適用される発明の概念図である。 実施の形態に係るシステム構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るハードウェア構成例を示す図である。 電子ファイル処理装置の処理機能を示す図である。 データベースに記録されている電子ファイルのファイル情報の構成例を示す図である。 CD−RWへの電子ファイルの書き込みまたは削除処理の処理手順を示すフローチャートである。 データベースに記録されているファイル情報の再構築手順を示すフローチャートである。 記録媒体のIDの読取処理、およびデータベースの特定処理の処理手順を示すフローチャートである。 データベース操作部が行う、データベースに対するデータの入出力処理の処理手順を示すフローチャートである。 検索処理の処理手順を示すフローチャートである。 CD−RWに電子ファイルの書き込みを行う際のシーケンス図である。 フラッシュメモリからCD−RWへ電子ファイルを移動させた場合の電子ファイル管理装置の処理を示すシーケンス図である。 電子ファイル管理装置の検索時の処理を示したシーケンス図である。 ファイルリスト参照アプリケーションを用いて検索結果を表示する場合を示した図である。 電子ファイルが印刷された紙を用いて電子ファイル本体を参照する場合を示した図である。
符号の説明
1 電子ファイル管理装置
1a 電子ファイル追加手段
1b 記録媒体識別子読取手段
1c データベース操作手段
2 記録媒体
2a 記録媒体識別子記憶手段
3 データベース

Claims (5)

  1. 記録媒体を一意に識別するための記録媒体識別子が記憶されている記録媒体識別子記憶手段を有するリムーバブルな記録媒体に記録された電子ファイルを管理する電子ファイル管理装置において、
    前記記録媒体に対する電子ファイルの追加指示が入力されると、前記追加指示に従って、前記記録媒体に対して電子ファイルの追加を行う電子ファイル追加手段と、
    前記電子ファイル追加手段によって電子ファイルの追加が行われた前記記録媒体の前記記録媒体識別子記憶手段から、前記記録媒体識別子を読み取る記録媒体識別子読取手段と、
    前記記録媒体識別子読取手段に読み取られた前記記録媒体識別子に対応付けて、前記記録媒体に記録された電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報をデータベースに記録するデータベース操作手段と、
    を有することを特徴とする電子ファイル管理装置。
  2. 前記記録媒体に対する電子ファイルの削除指示が入力されると、前記削除指示に従って、前記記録媒体に対して電子ファイルの削除を行う電子ファイル削除手段を有し、
    前記記録媒体識別子読取手段は、前記電子ファイル削除手段によって電子ファイルの削除が行われた前記記録媒体の前記記録媒体識別子記憶手段から、前記記録媒体識別子を読み取り、
    前記データベース操作手段は、前記記録媒体識別子読取手段に読み取られた前記記録媒体識別子に対応付けて前記データベースに記録されているファイル情報の抹消処理を行うことを特徴とする請求項1記載の電子ファイル管理装置。
  3. 前記記録媒体の前記記録媒体識別子と、前記記録媒体識別子に対応する前記データベースへのアクセスパスとの関係が登録されたデータテーブルを参照し、前記記録媒体識別子読取手段によって読み取られた前記記録媒体識別子に対応する前記データベースへのアクセスパスを特定する、データベース特定手段を有し、
    前記データベース操作手段は、前記データベース特定手段で特定されたアクセスパス経由で前記データベースにアクセスし、ファイル情報を記録することを特徴とする請求項1記載の電子ファイル管理装置。
  4. 検索キーワードが入力されると、前記データベースから前記検索キーワードに一致するキーワードを含むファイル情報を検索するデータベース検索手段を有することを特徴とする請求項1記載の電子ファイル管理装置。
  5. 記録媒体を一意に識別するための記録媒体識別子が記憶されている記録媒体識別子記憶手段を有するリムーバブルな記録媒体に記録された電子ファイルを管理する電子ファイル管理装置において、
    記録媒体識別子読取手段に読み取られた前記記録媒体識別子ごとに、前記記録媒体に記録されている電子ファイルに関連するキーワードを含むファイル情報を記録したデータベースに対する再構築指示が入力されると、前記再構築指示に従って、前記記録媒体に格納されている全ての電子ファイルのファイル情報を読み出すファイル情報読出手段と、
    前記ファイル情報読出手段によってファイル情報が読み出された前記記録媒体の前記記録媒体識別子記憶手段に記憶されている前記記録媒体識別子を読み取る記録媒体識別子読取手段と、
    前記ファイル情報読出手段で読み出されたファイル情報に基づいて、前記データベースに記録された前記記録媒体識別子に対応するファイル情報を更新するデータベース再構築手段と、
    を有することを特徴とする電子ファイル管理装置。
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