JP2006188877A - 屋根上取付け金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】
部品点数が少なく、取付け作業が簡易迅速に行えるような屋根上取付け金具の提供。
【解決手段】
折板屋根14の馳部14aに対して、該馳部14aを締め付けるようにして取り付ける屋根上取付け金具11であって、上記馳部14aを挟んで左右に対向し得る一対の挟持部16,17を設け、これら挟持部16,17のうち少なくともいずれか一方の下端部に、馳部14aの下側に圧接する圧接部20aを形成するとともに、上下方向の中間部に、各挟持部16,17を相互に近接または当接させて馳部14aを締め付けるための締め付け部材13を保持し、上記各挟持部16,17を、これらが鋭角をなして連続するように折り曲げられた折曲部22を介して一体に形成した屋根上取付け金具11。
【選択図】 図1
部品点数が少なく、取付け作業が簡易迅速に行えるような屋根上取付け金具の提供。
【解決手段】
折板屋根14の馳部14aに対して、該馳部14aを締め付けるようにして取り付ける屋根上取付け金具11であって、上記馳部14aを挟んで左右に対向し得る一対の挟持部16,17を設け、これら挟持部16,17のうち少なくともいずれか一方の下端部に、馳部14aの下側に圧接する圧接部20aを形成するとともに、上下方向の中間部に、各挟持部16,17を相互に近接または当接させて馳部14aを締め付けるための締め付け部材13を保持し、上記各挟持部16,17を、これらが鋭角をなして連続するように折り曲げられた折曲部22を介して一体に形成した屋根上取付け金具11。
【選択図】 図1
Description
この発明は、折板屋根の馳部に取り付けて使用する屋根上取付け金具に関し、より詳しくは、取付け作業が簡易迅速に行えるような屋根上取付け金具に関する。
屋根上取付け金具は、折板屋根の上に、たとえば雪止め用のアングル材や太陽熱温水器などのような屋根上構造物を取り付けるため、また折板屋根の馳部の係合を補強して折板が外れるのを防止するためなどに用いられる。
この屋根上取付け金具としては、一枚の金属板で正面視門型に形成され、下端部に、馳部を締め付ける締め付け部を有したものが知られている。この金具では、上下方向の中間部に左右方向に挿通保持したボルトナットで締め付けて全体を変形させ、下端部の締め付け部を馳部に圧接して馳部に対する固定を行うというものである。
しかし、このような構成の金具では、なかなか変形しにくく、取付けには大きな力が必要で、迅速な取付け作業が難しいばかりか、ボルトナットのねじが破損してしまうこともあった。
このため、下記特許文献1のような金具が案出された。
この金具は、締め付け作業が迅速に行えるように、相互に組み合わされる左右2つの部材で構成したものである。
この金具は、締め付け作業が迅速に行えるように、相互に組み合わされる左右2つの部材で構成したものである。
しかし、2つの部材で構成すると、部品点数が多くなり、組み付け作業も必要となって、コスト高や部品管理の煩雑さを招くことになる。
そこで、この発明は、部品点数が少なく、取付け作業が簡易迅速に行えるような屋根上取付け金具の提供を主たる課題とする。
そのための手段は、折板屋根の馳部に対して、該馳部を締め付けるようにして取り付ける屋根上取付け金具であって、上記馳部を挟んで左右に対向し得る一対の挟持部を設け、これら挟持部のうち少なくともいずれか一方の下端部に、馳部の下側に圧接する圧接部を形成するとともに、上下方向の中間部に、各挟持部を相互に近接または当接させて馳部を締め付けるための締め付け部材を保持し、上記各挟持部を、これらが鋭角をなして連続するように折り曲げられた折曲部を介して一体に形成した屋根上取付け金具であることを特徴とする。
すなわち、屋根上取付け金具は、左右一対の挟持部を締め付け部材で締め付けて変形させ、各挟持部下端部の圧接部を馳部の下側に圧接し、馳部を締め付けて馳部に対して固定する。このとき、一対の挟持部は、折曲部を介して一体に形成されているので、締め付け部材で締め付けたときには、折曲部において曲がる。しかも、折曲部は各挟持部を鋭角で連続するように形成されているので、折曲部一箇所において、容易に曲がり、一対の挟持部は相互に近接または当接する。
なお、上記折曲部に、切欠部を形成するもよい。折曲部の変形に必要な力を小さくすることができるので、より迅速に取付け作業が完了する。
また、少なくともいずれか一方の挟持部に、当該屋根上取付け金具の上に載置する屋根上構造物を受ける受け部を形成するとよい。受け部は、挟持部の一部を切り起こして形成するとよく、受け部の存在により、屋根上構造物を安定して支持することができる。
さらに、上記挟持部間に、ねじ部が折曲部から鉛直上向きに突出するボルトを保持するもよい。このとき、ボルトの頭部に締め付け部材を貫通したり係止したりすることで、ボルトの抜け止めを図るのが好ましい。屋根上構造物の固定に利用することで、簡易な固定作業が可能になる。
上記ボルトを保持した場合には、ボルトを挿通可能な挿通孔を有する板状部と、該板状部の下側に設けられ、前記折曲部上で板状部を安定させる支持部とを有した受け部材とを備えるとよい。屋根上構造物を固定するときに、受け部材をボルトに通すだけで、屋根上構造物の安定した受けを可能にすることができる。
また、上記挟持部の下端部に、折板屋根の馳部の下方に位置する頂面に対して上から接する接地片を形成するもよい。接地片が上からの荷重を支えるとともに、下からの負荷を受けて折板同士の係合状態を強固に保持できる。
以上のように、この発明によれば、一対の挟持部を1枚の金属板で形成できるので、部品点数を低減でき、コストや部品管理の点で有利となる。
また、一対の挟持部を一体にする折曲部は、各挟持部が鋭角に連続するように折り曲げられたものであるので、締め付け部材の締め付けにより変形する時には折曲部の一部分に荷重が集中するので、従来のように門型に形成した場合に比して、サッと折り曲げることができ。このため、馳部に対する取付け作業が簡易迅速に行える。また、締め付け部材を損傷するおそれも無くすことができる。
さらに、従来の門型に形成された金具では、ボルトナットの締め付けでは変形し難いので、製作誤差による影響が大きかった。すなわち、所定寸法よりも大きく製作された場合には、馳部を充分に締め付けられずに、負圧作用時に金具が馳部から抜けてしまう事があった。しかし、この発明によれば、上述の如く、締め付けのための変形が容易であるので、仮に製作上、各部の寸法に多少の誤差が生じたとしても、充分に締め付けることにより、固定不良をなくすことができる。
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、強風時などに折板が外れて飛んでしまうのを防止するための屋根上取付け金具11(以下、金具という)を示す斜視図である。
図1は、強風時などに折板が外れて飛んでしまうのを防止するための屋根上取付け金具11(以下、金具という)を示す斜視図である。
この図に示すように、金具11は、一枚の金属板からなる金具本体12と、該金具本体12を締め付けて変形させるための締め付け部材13とからなる。締め付け部材13は、ボルト13aと、ナット13bと、ワッシャ13cと、スプリングワッシャ13dとを有する。
図2がこの金具11の使用状態を示す斜視図であり、この図に示すように、金具11は折板屋根14の馳部14aに固定される。馳部14aを左右から締め付けて固定することで、馳部14aにおいて互いに係合している折板15同士の係合状態を強固にして、上述のごとく折板15の外れを防止する。
図2に例示した折板屋根14は、馳部14aが丸馳タイプであるので、丸馳タイプの馳部14aを挟持可能な形状に金具本体12を形成している。
すなわち、図1、図3に示したように、左右一対の挟持部16,17を有し、これら挟持部16,17は、上端から順に、正面視直線状の折曲基部18と、馳部14aの左右方向の側面を押圧する略半円形状の押圧部20と、取り付けたときに折板屋根14の頂面14bに接する接地片21とを有している。上記押圧部20の上下方向の中間位置より下側、つまり略半円弧の下側は、下側がくびれた形状をなす馳部14aの下側に圧接する圧接部20aである。図中20bは圧接部20aと接地片21とを連設する湾曲部20bで、該湾曲部20bもその一部が馳部14aに圧接する。
そして、上記挟持部16,17を連設する折曲部22は、各挟持部16,17を鋭角に連続するように折り曲げられた形状、すなわち、略逆U字状または略逆V字状である。該折曲部22の形成は、先の鋭い型を用いたプレス加工で行う。
なお、各挟持部16,17の幅方向の中間部分には、挟持部16,17の上記折曲基部18から押圧部20にかけて、形状を補強するためのリブ23を形成するとともに、折曲基部18の中央部には、角孔24を形成して、締め付け用の上記ボルト13aを回り止め可能に挿通できるようにしている。上記ボルト13aは、根角ボルトで構成する。
また、折曲部22は、挟持部16,17の幅方向の中間部のみに形成している。換言すれば、幅方向の両側部分に切欠部22aを形成している。このように形成することによって、締め付け部材13で締め付けたときの荷重を折曲部22に集中できるようにして、より迅速な締め付け、すなわち変形を可能にしている。
このように構成した金具11では、折板15同士を下地材31(図2参照)上に固定して形成された折板屋根14の馳部14aに対して上から被せるとともに、ナット13bを締めて、金具本体12の挟持部16,17が相互に近接または当接するように変形させる。すると、図4に示したように、折曲基部18は互いに近づき、平行またはそれに近い状態になり、押圧部20は馳部14aを左右方向から押圧して、馳部14aの係合状態を補強するとともに、接地片21を頂面14b上に接地する。そして、押圧部20の下側である圧接部20aが、正面視略円形をなす馳部14aの下側のくびれた部分の上側に圧接し、馳部14aからの抜け止めがなされる。
このため、台風などで強風が吹き荒れたときでも、折板15の係合が外れて折板15が飛んでしまうことを防止できる。
また、接地片21を形成しているので、折板屋根14に負圧が作用したときに折板屋根14の頂面14bを押さえ込むことができ、折板15の外れ防止効果を高めることができる。
しかも、ナット13bを螺合して生じする締め付け力は、各挟持部16,17を鋭角に連設する折曲部22の一箇所に対して作用するので、力が有効に働き、締め付けが簡易迅速に行える。このため、ボルト13aやナット13bのねじを損傷してしまうこともなく、確実な取付け状態を得る事ができる。
また、ボルト13aナット13bによる金具本体12の変形が確実に行えるので、仮に製作上、各部の寸法に多少の誤差が生じたとしても、充分に締め付ける事により、固定不良をなくすことができる。
以下、金具11のその他の例を説明する。なお、上記構成と同一の部位については、同一の符号を付して、その詳しい説明を省略する。同一の作用効果についての説明も省略する。
図5の金具11は、折曲部22に形成する切欠部22aの位置を、長さ方向(挟持部16,17の幅方向)の中間部に設定した例を示している。このように折曲部22を両端部の二箇所に形成しても、迅速な変形は可能である。
また、図6の金具11のように、切欠部22aを形成せずに折曲部22を形成するもよい。折曲部22は、あらかじめ鋭角に曲がっており、しかも変形する部分は例えばコ字状に折り曲げられた場合のように複数個所ではなく一箇所であるので、変形は容易である。なお、必要であれば、製作時に、折曲部22の厚みを薄くする事もできる。
図7の金具11は、補強用の上記リブ23に加えて、各挟持部16,17の両側縁に、外側に向けて起立する別の補強用のリブ25を一体形成した例である。さらに強度を高める事ができる。
図8の金具11は、上記接地片21を省略した例を示している。
図9の金具11は、丸馳タイプではなく、角馳タイプの折板屋根14に使用するための金具11であり、金具本体12は、左右一対の挟持部16,17からなるが、各挟持部16,17の形状は異なる。すなわち、正面視右側に位置する一方の挟持部16は直線状に形成し、その中間部分から上側を折曲基部18に設定し、下側を押圧部20に設定している。他方の挟持部17は、上側に直線状の折曲基部18を設け、その下に、角馳の形状に対応するように三角形状に折り曲げた押圧部20を形成している。そしてこれら押圧部20の下側部分を、馳部14aに圧接する圧接部20aに設定している。これら圧接部20aのうち、他方の挟持部17の圧接部20aは、図1から図8に示した圧接部20aと同様に、馳部14aのくびれた形状の上側部分に圧接して積極的な抜け止め作用をする。
固定時には、図10に示したように、他方の挟持部17の押圧部20が馳部14aの片側を押圧して、その圧接部20aが馳部14aに圧接するとともに、一方の挟持部16の押圧部20における圧接部20aがその圧力を受けて、馳部14aを挟み込み、その係合状態を補強する。また、接地片21が折板屋根14の頂面14bに接地して上からの荷重を支持するとともに、折板屋根14に負圧が作用したときに折板屋根14の頂面14bを押さえ込む。
図11の金具11は、一方の挟持部16の下端部に、先端縁を馳部14aの下側に対して線で積極的に圧接する圧接部20aを形成した例である。すなわち、押圧部20は、折曲基部18の下から外方斜め下に傾斜させて延設するとともに、その先を内側に向けて折曲して、接地片21を形成し、さらにその先端縁を圧接部20aに設定している。
図12の金具11は、上記接地片21を省略した例である。
図13の金具11は、折板屋根14の上に構造物を取り付けるための金具である。
この図に示すように、金具11は、一枚の金属板からなる金具本体12と、該金具本体12を締め付けて変形させるための締め付け部材13とからなる。また、上記金具本体12は、構造物を取り付けるための取付け用ボルト27を有し、屋根上構造物の取付けに際して使用する受け部材28を備える。
図14がこの金具11の使用状態を示す斜視図であり、この図に示すように、この金具11も折板屋根14の馳部14aに固定される。馳部14aを左右から締め付けて固定することで、折板屋根14上での位置を不変にし、上に載せる構造物を安定して支持する。
図14に例示した折板屋根14は、馳部14aが丸馳タイプであるので、丸馳タイプの馳部を挟持可能な形状に金具本体12を形成している。
すなわち、図13、図15に示したように、左右一対の挟持部16,17を有し、これら挟持部16,17は、上端から正面視直線状の折曲基部18と、馳部14aの左右方向の側面を押圧する略半円形状の押圧部20とを有し、該押圧部20の上下方向の中間位置より下側、つまり略半円弧の下側を、馳部14aにおけるくびれた形状の上側部分に圧接する圧接部20aに設定している。該圧接部20aから下側には、湾曲部20bを介して外側に延設され、取り付けたときに折板屋根14の頂面14bに接する接地片21を連設している。なお、上記湾曲部20bも、その一部が馳部14aに圧接する。
そして、上記挟持部16,17を連設する上記折曲部22は、各挟持部16,17を鋭角に連続すべく、略逆U字状または略逆V字状に折り曲げられた形状である。切欠部22aは、挟持部16,17の幅方向の両端はなく、両端から若干内側に入った位置に形成して、3つの折曲部22を形成している。
なお、各挟持部16,17の上記折曲基部18から押圧部20にかけて、形状を補強するための2本のリブ23を、幅方向の中間部を除く両側位置に形成するとともに、折曲基部18の中央には、角孔24を形成して、締め付け用の上記ボルト13aを回り止め可能に挿通できるようにしている。
そして、各挟持部16,17間には、上記取付け用ボルト27を保持する。該取付け用ボルト27は、ねじ部27aが折曲部22から上へ突出するように保持されるもので、ねじ部27aと反対側の頭部27bは、扁平な短冊状に形成され、中央部に貫通孔27cが形成されている。
この貫通孔27cは、上記ボルト13aを挿通するための孔であり、折曲部22における上記角孔24に対応する位置には、取付け用ボルト27のねじ部27aを挿通する竪穴22bを形成している。
また、各挟持部16,17における上記取付け用ボルト27保持部位は、外側に突出させ、内側面に、上記頭部27bを収容し、その傾倒を防止する保持空間29を形成している。
上記受け部材28は、一枚の金属板を折り曲げて形成され、上記取付け用ボルト27のねじ部27aを挿通する挿通孔28aを有した板状部28bと、該板状部28bの左右両側から内側斜め下方に延びる支持部28cとを有する。
そして、支持部28cの長さ方向の中間部には、上記保持空間29を形成するために外側に突出させた突出部分29aをぬすむぬすみ部28dを切り欠いて形成している。
そして、支持部28cの長さ方向の中間部には、上記保持空間29を形成するために外側に突出させた突出部分29aをぬすむぬすみ部28dを切り欠いて形成している。
このように構成した金具11でも、折板15同士を下地材31上に固定して形成された折板屋根14の馳部14aに対して上から被せるとともに、ナット13bを締めて、金具本体12の挟持部16,17が相互に近接または当接するように変形させ、取り付ける。取付け状態においては、図15に示したように、折曲基部18は互いに近づき、平行またはそれに近い状態になり、押圧部20は馳部14aを左右方向から押圧し、押圧部20の下側である圧接部20aと湾曲部20bの一部が、正面視略円形の馳部14aの下側に圧接し、馳部14aからの抜け止めがなされる。また、接地片21が折板屋根14の頂面14bに上から当接し、荷重を受けるとともに、安定した取付け状態を得る。また同時に、折板屋根14に負圧が作用したときに折板屋根14の頂面14bを押さえ込むことができるので、折板15同士の係合状態をより効果的に保持でき、ひいては金具11の強固な取付け状態を維持できる。
この取付け状態を得てから、取付け用ボルト27に対して受け部材28を挿嵌して折曲部22上に定置し、その上に、取付け用ボルト27を利用して適宜の屋根上構造物を固定する。受け部材28の板状部28bが面を形成するので、屋根上構造物を安定して支持できる。図14中、32は、所望の屋根上構造物を支持するための長尺のCチャンである。なお、該Cチャン自体も、屋根上構造物の一部である。
図16の金具11は、屋根上構造物を受ける受け部30を一体に形成した例を示している。すなわち、各挟持部16,17の幅方向の相反する一方側の端部の上端部に切込みを入れて切り起こし、上記接地片21と平行または略平行に外方へ向けて突出する受け部30を一体形成している。
この発明の構成と、上記一形態の構成との対応において、
この発明の圧接部は、圧接部20aと、湾曲部20bの一部に対応し、
同様に、
ボルトは、取付け用ボルト27に対応し、
屋根上構造物は、Cチャン32に対応するも、
この発明は、上記一形態の構成のみに限定されるものではなく、様々な形態を採用することができる。
この発明の圧接部は、圧接部20aと、湾曲部20bの一部に対応し、
同様に、
ボルトは、取付け用ボルト27に対応し、
屋根上構造物は、Cチャン32に対応するも、
この発明は、上記一形態の構成のみに限定されるものではなく、様々な形態を採用することができる。
たとえば、上述の屋根上構造物を取付け用の金具11においても、上述の例のように、角馳用の形状に形成することができる。
また、折曲部22の切欠部22aの位置や、リブ23,25の形成等、適宜設定できる。
さらに、屋根上構造物を受ける受け部材28と受け部30を共に備えるもよい。
さらにまた、この発明の屋根上取付け金具の使用に際しては、接地片21を有するものとそうでないものとを組み合わせて使用することもできる。
11…屋根上取付け金具
12…金具本体
13…締め付け部材
14…折板屋根
14a…馳部
14b…頂面
16,17…挟持部
20a…圧接部
20b…湾曲部
21…接地片
22…折曲部
22a…切欠部
27…取付け用ボルト
27a…ねじ部
28…受け部材
28a…挿通孔
28b…板状部
28c…支持部
30…受け部
32…Cチャン
12…金具本体
13…締め付け部材
14…折板屋根
14a…馳部
14b…頂面
16,17…挟持部
20a…圧接部
20b…湾曲部
21…接地片
22…折曲部
22a…切欠部
27…取付け用ボルト
27a…ねじ部
28…受け部材
28a…挿通孔
28b…板状部
28c…支持部
30…受け部
32…Cチャン
Claims (6)
- 折板屋根の馳部に対して、該馳部を締め付けるようにして取り付ける屋根上取付け金具であって、
上記馳部を挟んで左右に対向し得る一対の挟持部を設け、
これら挟持部のうち少なくともいずれか一方の下端部に、馳部の下側に圧接する圧接部を形成するとともに、
上下方向の中間部に、各挟持部を相互に近接または当接させて馳部を締め付けるための締め付け部材を保持し、
上記各挟持部を、これらが鋭角をなして連続するように折り曲げられた折曲部を介して一体に形成した
屋根上取付け金具。 - 前記折曲部に、切欠部を形成した
請求項1に記載の屋根上取付け金具。 - 少なくともいずれか一方の挟持部に、当該屋根上取付け金具の上に載置する屋根上構造物を受ける受け部を形成した
請求項1又は請求項2に記載の屋根上取付け金具。 - 前記挟持部間に、ねじ部が折曲部から鉛直上向きに突出するボルトを保持した
請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の屋根上取付け金具。 - 前記ボルトを挿通可能な挿通孔を有する板状部と、該板状部の下側に設けられ、前記折曲部上で板状部を安定させる支持部とを有した受け部材とを備えた
請求項4に記載の屋根上取付け金具。 - 前記挟持部の下端部に、折板屋根の馳部の下方に位置する頂面に対して上から接する接地片を形成した
請求項1から請求項5のうちのいずれか一項に記載の屋根上取付け金具。
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