[go: up one dir, main page]

JP2006181905A - 水性ゲルインキボールペン - Google Patents

水性ゲルインキボールペン Download PDF

Info

Publication number
JP2006181905A
JP2006181905A JP2004378932A JP2004378932A JP2006181905A JP 2006181905 A JP2006181905 A JP 2006181905A JP 2004378932 A JP2004378932 A JP 2004378932A JP 2004378932 A JP2004378932 A JP 2004378932A JP 2006181905 A JP2006181905 A JP 2006181905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
water
ballpoint pen
based gel
gel ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004378932A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4468162B2 (ja
Inventor
Shinya Abe
伸哉 阿部
Toru Kitao
徹 北尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP2004378932A priority Critical patent/JP4468162B2/ja
Publication of JP2006181905A publication Critical patent/JP2006181905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4468162B2 publication Critical patent/JP4468162B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Pens And Brushes (AREA)

Abstract

【課題】 振動カスレ、ドライアップ、滲み、直流現象がなく、安定した優れた書き味を有する極細水性ゲルインキボールペンを提供すること。
【解決手段】 ボールペンチップホルダー内部に、外径0.25mm以下のボールを回転自在に抱持し、インキ収容部に水性ゲルインキを収容したボールペンであって、該インキの粘度が、温度25℃において、コーンプレート型回転粘度計(1°34’R24コーン)による回転速度1rpmの条件下で200〜600mPa・sであり、該インキの非ニュートン粘性指数のn値が0.40〜0.80であることを特徴とする水性ゲルインキボールペンである。
【選択図】 なし

Description

本発明は水性ゲルインキボールペンに関する。さらに詳しくは、非ニュートン粘性を有する水性ゲルインキを充填してなる、振動カスレ、ドライアップ、滲み、直流現象がなく、安定した優れた書き味を有する超極細水性ゲルインキボールペンに関する。
水性ゲルインキボールペンは、ボールを回転自在に抱持するチップホルダーからなるペン先、インキ収容管、ペン軸及び水性ゲルインキなどから構成される。水性ゲルインキは、水性インキと油性インキの中間粘度領域のインキであって、ボールの回転によってインキ粘度が低下してインキがスムーズに流出する特性、いわゆる剪断減粘性を有するインキである。筆記においては、ペン先のボールの回転によりチップ内部から流出してくる水性ゲルインキが紙などの記録体に転写もしくは浸透し、筆跡、描線をつくりだす。
水性ゲルインキボールペンは、インキの構造粘性が強すぎるとインキの流動性が悪くなり、衝撃によるインキ流出阻害(以下、振動カスレという)や、キャップオフ状態でのペン先乾燥による筆記不良(以下、ドライアップという)などの筆記不良を起こし易い。とりわけインキ流出量が少ない超極細水性ボールペンにおいては、振動カスレの抑制が重要な品質課題となる。
また反対に、インキの構造粘性が弱すぎると、チップ先端からのインキの自然流出、いわゆるインキのボタ落ちや噴出し現象(以下、直流現象という)、及び滲みが起こり易くなる。
このように、水性ゲルインキボールペンでは、振動カスレ、ドライアップ、直流現象、滲みなどの現象と、ペン構造、書き味などが相互に複雑に関係し合うため、理想的な水性ゲルインキボールペンを得ることは困難である。特に、超極細の水性ゲルインキボールペンでは、振動カスレ、ドライアップ、滲み、直流現象がなく、安定した優れた書き味を有するものは得られていない。
特許文献1には、水溶性有機溶剤、潤滑剤、擬塑性付与剤を含有し、非ニュートン粘性指数のn値が0.6〜0.9であるインキを、ボール径0.5mmのペンに充填した水性ゲルインキボールペンが開示されている。しかしながら、特許文献1には超極細ボールペン特有の問題点に関する記載はない。
特許文献2には、ボール径0.3〜2.0mmのボールペンに水性ゲルインキを充填し、インキ消費量値を50〜200mg/100mに調整した水性ゲルインキボールペンが開示されている。しかしながら、特許文献2にはインキ消費量値が規定されているに過ぎず、超極細ボールペン特有の問題点に関する十分な検討がなされていない。
また、特許文献3には、水性ゲルインキと、所定の粘弾性を有するインキ追従体(逆流防止体)とボール径0.29mm以下のボールペンチップとから形成された水性ゲルインキボールペンが開示されている。しかしながら、特許文献3では、粘度と非ニュートン粘性指数のn値の関係についての検討はなされていない。
特開平2−251580号公報 特開平10−166780号公報 特開2004−268420号公報
本発明は、上記の問題点を解決することにあり、振動カスレ、ドライアップ、滲み、直流現象がなく、安定した優れた書き味を有する超極細水性ゲルインキボールペンを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために、鋭意研究し、試作を重ねた結果、ボールの外径と水性ゲルインキの粘度、及び非ニュートン粘性指数のn値を特定値に調整することによって、上記問題点を解決できることを見出した。
すなわち、本発明は、ボールペンチップホルダー内部に、外径0.25mm以下のボールを回転自在に抱持し、インキ収容部に水性ゲルインキを収容したボールペンであって、該インキの粘度が、温度25℃において、コーンプレート型回転粘度計(1°34’R24コーン)による回転速度1rpmの条件下で200〜600mPa・sであり、該インキの非ニュートン粘性指数のn値が0.40〜0.80であることを特徴とする水性ゲルインキボールペンを提供するものである。
本発明の水性ゲルインキボールペンは、ボール外径0.25mm以下の超極細ペンでありながら、振動カスレ、ドライアップ、滲みがなく、ボールペンの筆記性能や描線性能が経時的にも安定し、最後まで優れた書き味を有する。
本発明の水性ゲルインキボールペンは、ボールペンチップホルダーに、
(a)外径0.25mm以下のボールを回転自在に抱持し、
(b)インキ収容部に水性ゲルインキを収容したボールペンであって、
(c)該インキの粘度が、温度25℃において、コーンプレート型回転粘度計(1°34’R24コーン)による回転速度1rpmの条件下で200〜600mPa・sであり、
(d)該インキの非ニュートン粘性指数のn値が0.40〜0.80である、
ことを特徴とする。
本発明の水性ゲルインキボールペンは、上記(a)〜(d)の要件から構成されているが、特に(a)と(c)及び(d)の組み合わせが重要である。
本発明における水性ゲルインキボールペン体の構造としては、ノック式を含む種々の構造を採用できる。例えば、外径0.25mm以下のボールを有するボールペンチップと、上記特性を有する水性ゲルインキを充填したインキ収容部(インキ収容管、リフィール部材)とを備え、上記ボールペンチップの後端側を継手部材を介して又は直接にインキ収容管に連結した構造が挙げられる。
ボールペンチップは、金属製等からなる細管の先端を内側にカシメ加工して先端側が先細状に形成され、その先端部に外径0.25mm以下のボールを回転自在に抱持した中空状のチップホルダーを備えたチップである。ボールペンチップの形状は特に制限はなく、パイプ(ニードル)型、砲弾型などを採用できる。これらの構造のボールペンでは、インキ収容管に充填される上記特性の水性ゲルインキがインキ流路を通ってボールに供給されるようになっている。
本発明の水性ゲルインキボールペンは、通常のボールペンと同様の構造を有するが、ボール外径が0.25mm以下という超極細水性ボールペンに最適な粘度、及び非ニュートン粘性指数のn値を有する水性ゲルインキを規定したものである。
本発明の水性ゲルインキボールペンのボール外径は0.25mm以下であり、好ましくは0.06〜0.2mm、更に好ましくは0.15〜0.2mmである。
ボールの材質は、耐食性に優れ、硬高度で寸法精度の高いものであれば特に制限はない。例えば、ボールペンに一般的に使用される超硬金属、ジルコニア、炭化ケイ素などのセラミック、これらの表面に耐久性、耐腐食性などの向上のために薄膜被覆を施したものなどが挙げられる。これらの中では、WC−Cr32−Co、WC−Cr32−Co−Ni、Ni−Mo−Crなどの超硬合金が好ましい。
また、チップ及びチップホルダーの材質にも特に制限はなく、ステンレススチール、ブロンズ、洋白(銅・ニッケル・亜鉛合金)などの金属、合成樹脂などを用いることができる。
本発明の水性ゲルインキボールペンに収容するインキは、その粘度が、温度25℃において、コーンプレート型回転粘度計(1°34’R24コーン)による回転速度1rpmの条件下で200〜600mPa・sであることが重要である。該回転速度1rpmにおけるインキ粘度が200mPa・s未満であると、直流現象や滲みが起こり易くなる。本発明の極細水性ボールペンの用途は、例えばメモ帳への記載など極小文字の筆記が想定される。従って、滲みによって文字の輪郭が不明瞭になったり、文字が潰れることは極細水性ボールペンとしての特性を失うこととなるため、この粘度特性は重要である。
逆に、該回転速度1rpmにおけるインキ粘度が600mPa・sを超えると、インキ流出性が低下するほか、液体成分の揮発によるドライアップの影響を受けやすくなり、カスレを引き起こすなど描線品位の低下に繋がる。本発明の極細水性ボールペンは、インキ流路がボールの外径に比例して狭く設計されるため、外径が0.25mmを超えるボールを装着した水性ゲルインキボールペンと比べると、インキ粘度の上昇や液体成分の揮発に伴う流動性の低下などの影響を受けやすい特性を有している。インキ粘度が上記範囲内にあると、静置時のインキ安定性が優れ、筆記時のインキ流出性が良好で、書き味が優れたものとなる。
インキ粘度は、上記条件下で、好ましくは250〜550mPa・s、更に好ましくは300〜500mPa・sである。
なお、本発明において、ドライアップ、直流現象、滲み及び書き味の評価は、実施例に記載されている評価試験により行う。
また、本発明で用いるインキは、非ニュートン粘性指数のn値が0.40〜0.80であるインキであることが必要である。
非ニュートン粘性指数は、S=αDn(但し、1>n>0)で示される粘性式中のnを指す。なお、Sは剪断応力(dyn/cm2)、Dは剪断速度(s-1)、αは非ニュートン粘性係数を示す。
非ニュートン粘性指数のn値が0.40〜0.80、好ましくは0.45〜0.70、更に好ましくは0.50〜0.65であるインキは、ボール外径0.25mm以下の極細水性ゲルインキボールペンに好適な剪断減粘性を示す。すなわち、n値が0.40未満であると、静置状態でのインキ粘度の上昇が大きいため、液体成分の揮発による粘度上昇と相まった流動性の低下が顕著となり、ドライアップによる筆記不良となり易い。
水性ゲルインキボールペンでは、軸体に対して縦方向の衝撃、とりわけチップ先端が上向きの状態で衝撃が加わると、インキの粘度が急激に低下し、チップ先端を通じてインキ収容部内への空気巻き込みが発生する。このような状態で筆記をしようとしても、巻き込まれた空気がチップ先端から排出されるまでインキの流出が阻害されるために描線途切れやカスレが発生する。これがいわゆる振動カスレのメカニズムと考えられている。
前述したように、本発明の極細水性ボールペンのインキ流路は従来のボールペンよりも狭い構造となるため、巻き込まれた空気は排出されにくい。更にはインキ流量も相対的に少ないため、仮に同量の空気を巻き込んだとしても、従来のボールペンより排出されるまでの時間を要するため、振動カスレの影響はより顕著である。
水性ゲルインキのn値が0.4未満であると、衝撃時のインキ粘度低下の度合いが大きいため、空気巻き込み量が多くなり、振動カスレが生じやすくなる。また、インキの粘度が高いとインキの流出性が悪いため空気の排出に時間を要し、描線途切れやカスレが長く続く結果となる。そのため、n値は0.4以上であることが必要であり、粘度は上記のとおり、コーンプレート型回転粘度計(1°34’R24コーン)による回転速度1rpmの条件下で600mPa・s以下であることが必要である。
逆に、n値が0.80を超えると、構造粘性が不足するためにインキ漏れや直流現象、滲みが起こり易くなる。前述と同様に、極細水性ボールペンの想定用途を考慮すると、これら不具合の解消は不可欠である。
n値が上記範囲内であれば、筆記時のボールの回転により、チップホルダー内のインキ粘度が好適に低下し、振動カスレ、ドライアップ、滲み、直流現象が起きにくく、ボールペンの筆記性能や描線性能を高めることが可能となる。
なお、本発明において、振動カスレの評価は、実施例に記載されている評価試験により行う。
本発明の水性ゲルインキボールペンは、書き味等を向上させる観点から、JIS規格S6054によるインキ消費量値を、好ましくは20〜80mg/100m、更に好ましくは20〜60mg/100mに調整することができる。このインキ消費量値は、筆記線の濃度の代用特性を示すものであり、筆記前のボールペンの質量(W1)と、ボールペン筆記試験機で筆記用紙に100m筆記した後のボールペンの質量(W2)の差(W1−W2)である。インキ消費量値が20mg/100m未満だと、インキ濃度が低くなりすぎ、またボール回転不良によるカスレなどの原因となる場合がある。また、インキ消費量値が80mg/100mを超えると、滲みやボテ現象が増加したり、描線が太くなって極細ボールペンとしての要求特性を満足しえなくなる。
さらに、本発明の水性ゲルインキボールペンは、ボールペンの筆記状態、すなわちボールがチップホルダー内部に形成された受け座と接触した状態において、ボールの赤道上の外周と、該外周に相対するチップホルダーの内周との間に、好ましくは0.008mm2以下、より好ましくは0.001〜0.007mm2、更に好ましくは0.005〜0.007mm2のインキ流出面積を有するように調整することができる。
ここで、インキ流出面積について、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、本発明の水性ゲルインキボールペンのパイプ(ニードル)型チップホルダーとインキ流出面積の一例を示す模式断面図であり、図2は、本発明の水性ゲルインキボールペンの砲弾型チップホルダーとインキ流出面積の一例を示す模式断面図である。図1及び図2の筆記状態において、直径Dを有するボール1は、ボール受け座2に接しており、チップホルダー3の中心軸上にボールの中心が位置している。チップホルダー3は、先端を内側にカシメ加工され、ボール1を回転自在に抱持している。ボール1は、その赤道部よりも外側の一部が外部に露出している。
インキ流出面積は、ボールペンの筆記状態において、ボールの赤道上の外周4と、該外周に相対するチップホルダーの内周5との間に形成される空間部分の面積を意味する。
インキ流出面積が0.008mm2を超えると、直流現象が起こり易くなると同時に、ボールの回転が安定性を欠き、書き味が悪くなる場合がある。
本発明で用いる水性ゲルインキとしては、水(精製水、蒸留水、純水、超純水、イオン交換水等)、着色剤、剪断減粘性付与剤、及び水溶性液体媒体を含むインキが用いられる。好ましくは、前記インキに、更に保湿剤を含有させる。
着色剤は、水に溶解若しくは分散するものであれば特に制限はなく、染料、無機系顔料、有機系顔料、アクリル系樹脂エマルションを染料で染色した疑似顔料、白色系プラスチック顔料などが挙げられる。
染料としては、C.I.アシッドブラック2、エオシン、フロキシン、C.I.アシッドイエロー23、C.I.アシッドレッド92、C.I.アシッドブルー90等の酸性染料や、ダイレクトブラック154、ダイレクトスカイブルー5B、バイオレットBB等の直接染料や、ローダミン、メチルバイオレットなどの塩基性染料を挙げることができる。
無機系顔料としては、カーボンブラック、酸化チタン、チタンブラック、亜鉛華、べんがら、酸化クロム、鉄黒、コバルトブルー、酸化鉄黄、ビリジアン、硫化亜鉛、リトポン、カドミウムエロー、朱、カドミウムレッド、黄鉛、モリブデードオレンジ、ジンククロメート、ストロンチウムクロメート、ホワイトカーボン、クレー、タルク、群青、沈降性硫酸バリウム、バライト粉、炭酸カルシウム、鉛白、紺青、マンガンバイオレット、アルミニウム粉、真輪粉等などが挙げられる。
有機系顔料としては、アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、キレートアゾ顔料、フタロシアニン顔料、ペリレン及びペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、染料レーキ、ニトロ顔料、ニトロソ顔料などが挙げられる。より具体的には、C.I.ピグメントブルー1、同15、同15:4、同17、及び同27;C.I.ピグメントレッド5、同22、同38、同48、同49、同53、同57、同81、同104、同146、及び同245;C.I.ピグメントイエロー1、同3、同12、同13、同14、同17、同34、同55、同74、同83、同95、同166、及び同167;C.I.ピグメントオレンジ5、同13、及び同16;C.I.ピグメントバイオレット1、同3、同19、同23、及び同50;C.I.ピグメントグリーン7等が挙げられる。
上記着色剤は、単独で又は2種以上を混合して使用することができる。その使用量はインキの所望の描線濃度などにより適宜決定することができる。着色剤は、インキ組成物全量に対して、通常は0.1〜40重量%、好ましくは2〜30重量%、更に好ましくは3〜20重量%である。
剪断減粘性付与剤は、水性ゲルインキの粘度を調整するためのものであり、水に可溶ないし分散性の物質が効果的である。具体的には、天然樹脂類、セルロース類、合成高分子類、無機質類が挙げられる。
天然樹脂類としては、グルコース、マンノース、ガラクトース、ラムノース、グルクロン酸塩などの単糖類や多糖類などから構成されるキサンタンガム、グルコースとガラクトースの有機酸修飾ヘテロ多糖体であるサクシノグリカン、ウェランガム、タマリンドガム、カラジーナンガム、トラガントガム、ローカストビーンガム、アラビアガム、グアーガム、タラガム、ガードラン、ペクチン、寒天、ゼラチン、マンナン、アルギン酸アルキルエステル類、ベンジリデンソルビトール及びベンジリデンキシリトール、脂肪酸アマイド又はこれらの誘導体、硬化ひまし油などが挙げられる。
セルロース類としては、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどが挙げられる。
合成高分子類としては、アクリル系合成高分子、ウレタン系合成高分子、ポリビニルピロリドン、スチレン・マレイン酸共重合体のアルカリ塩、酢酸ビニル・クロトン酸共重合体のアルカリ塩、変性ポリビニルアルコールを含有するビニルアルコール、メチルビニルエーテル・マレイン酸共重合体、酸化ポリエチレンなどの酸化ポリアルキレン及びそれらの誘導体などが挙げられる。
アクリル系合成高分子としては、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸のアルカリ塩、アクリル酸又はメタクリル酸含有共重合体のアルカリ塩、メタクリル酸アルキルエステル、架橋型ポリアクリル酸などの架橋型アクリル系重合体、会合型ポリアクリル酸などの会合型アクリル系重合体などが挙げられる。
無機質類としては、スメクタイト、モンモリロナイト、ベントナイト、シリカなどの無機質の天然または半合成品類などが挙げられる。
これらの中では、キサンタンガムなどの天然樹脂類、アクリル系合成高分子、ポリビニルピロリドンなどが好ましい。
上記剪断減粘性付与剤は、単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
剪断減粘性付与剤は、インキ中に通常0.05〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%、更に好ましくは0.1〜5重量%の範囲で用いることができる。本発明においては、この剪断減粘性付与剤などをインキに添加し、インキ粘度が、温度25℃において、コーンプレート型回転粘度計(1°34’R24コーン)による回転速度1rpmの条件下で200〜600mPa・sの範囲となるように調整する。
水溶性液体媒体とは、水および水以外の極性溶剤を意味する。水以外の極性溶剤としては、例えば水溶性有機溶剤が挙げられる。具体的には、多価アルコール類、ポリアルキレングリコール類、グリセロール類、グリコールの低級アルキルエーテルが挙げられる。
多価アルコール類としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロンパジオール、1,2−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2,5−ヘキサンジオール、3−メチル1,3−ブタンジオール、2メチルペンタン−2,4−ジオール、3−メチルペンタン−1,3,5トリオール、1,2,3−ヘキサントリオール、グリセリンなどが挙げられる。
ポリアルキレングリコール類としては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどが挙げられる。
グリセロール類としては、グリセロール、ジグリセロール、トリグリセロールなどが挙げられる。グリコールの低級アルキルエーテルとしては、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテルなどが挙げられる。その他、ジグリセリンエチレンオキサイド付加物、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、チオジエタノール、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダリジノンなどを用いることもできる。
これらの中では、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、グリセリンなどの多価アルコール類、ジグリセリンエチレンオキサイド付加物が好ましい。
上記水溶性液体媒体は、単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
上記水溶性有機溶剤の含有量は、インキ全量に対して通常1〜40重量%、好ましくは5〜35重量%、更に好ましくは8〜30重量%である。
本発明の水性ゲルインキには、振動カスレ、ドライアップ、滲みなどの現象を改善するために、水溶性液体以外の保湿剤を含有させることが好ましい。
保湿剤としては、無毒性、水に対する溶解性、水分保持性の観点から、マルチトール、マルチトールを主成分とする還元糖、ソルビトール、ソルビトールを主成分とする還元糖、還元オリゴ糖、還元マルトオリゴ糖、還元澱粉分解物、還元デキストリン、還元マルトデキストリン、α−サイクロデキストリン、β−サイクロデキストリン及びマルトシルサイクロデキストリンから選ばれる1種又は2種以上が好ましい。これらは、インキ粘度、pHを経時的に変動させるようなこともなく、書き味、耐乾燥性を向上させる機能を有する。また、アニオン性やカチオン性の物質に対しても影響を及ぼさないため、全ての染料、顔料の中から任意に着色剤を選択できる利点がある。
保湿剤の含有量は、インキ組成物全量に対して通常20重量%以下、好ましくは0.5〜20重量%、更に好ましくは1〜15重量%、特に好ましくは2〜10重量%である。この含有量が20重量%を超えると曳糸性が強くなり、書き味を低下させるため好ましくない。
本発明の水性ゲルインキには、更にアルキレンオキサイド付加物を含有させることができる。
アルキレンオキサイド付加物としては、ポリグリセリンのアルキレンオキサイド付加物、グリセリンのアルキレンオキサイド付加物、及びトリメチロールプロパンのアルキレンオキサイド付加物などが挙げられ、これらは単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
ポリグリセリンのアルキレンオキサイド付加物とは、重合度2〜4のポリグリセリンにアルキレンオキサイドを1モル或いは複数モル付加したものであり、また、トリメチロールプロパンのアルキレンオキサイド付加物とは、トリメチロールプロパンにアルキレンオキサイド付加物1モル或いは複数モル付加したものである。
これらは、耐滲み性、潤滑性の向上、インキ流出の安定性を向上するもので、上記の保湿剤と組み合わせて配合することにより、ドライアップを防止し、経時安定性が高まるという相乗効果を生ずる。
これらのアルキレンオキサイド付加物の含有量は、インキ組成物全量に対して通常40重量%以下、好ましくは2〜30重量%、更に好ましくは5〜20重量%である。この含有量が0.5重量%未満であると、書き味の向上効果が十分でない場合があり、また、40重量%を超えると、乾燥性が低下する。
本発明の水性ゲルインキには、必要に応じて、水性ボールペン用インキに使用されている各種添加剤、例えば、分散剤、界面活性剤、防腐剤、防錆剤、pH調整剤などを含有させることができる。
分散剤は、着色剤に顔料を使用した際に使用するもので、例えば、スチレンマレイン酸樹脂のアンモニウム塩、スチレンアクリル酸樹脂のアンモニウム塩などの水溶性高分子などが挙げられる。分散剤の含有量は、インキ組成物全量に対して通常10重量%以下、好ましくは0.5〜5重量%である。
界面活性剤は、インキの表面張力の調整、書き味向上のために含有させることができ、例えば、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、パーフルオロアルキル燐酸エステルなどのフッ素化アルキル基を有する界面活性剤、フッ素系界面活性剤などが挙げられる。
ノニオン系界面活性剤としては、ポリグリセリン脂肪酸エステル類、グリセリン脂肪酸エステルのエチレンオキサイド付加物、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル類、脂肪酸モノエタノールアミド類、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド類、ポリオキシエチレンアルキルアミン類、糖エステル類などが挙げられる。
また、アニオン系界面活性剤としては、アルキルリン酸エステルなどのリン酸エステル類、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、ジアルキルスルホコハク酸エステル又はそのナトリウム塩などが挙げられる。
界面活性剤の含有量は、インキ組成物全量に対して通常5重量%以下、好ましくは0.05〜2重量%である。
防腐剤としては、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェニルナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、ナトリウムオマジン、1、2−ベンゾイソチアゾリンなどが挙げられる。防腐剤の含有量は、インキ組成物全量に対して通常5重量%以下、好ましくは0.01〜2重量%である。
防錆剤は、インキホルダーやボールなどの金属材料の腐食を防止するために使用するものであり、ベンゾトリアゾール、トリルトリアゾール、ジシクロヘキシルアンモニウムナイトレート、サポニン類などが挙げられる。防錆剤の含有量は、インキ組成物全量に対して通常5重量%以下、好ましくは0.01〜2重量%である。
pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、りん酸カリウム、アミノメチルプロパノール、トリエタノールアミンなどが挙げられる。水性ゲルインキのpHは、通常7〜8に調整するが、その際に使用するpH調整剤の含有量は、インキ組成物全量に対して、通常5重量%以下、好ましくは0.01〜3重量%である。
上記の分散剤、界面活性剤、防腐剤、防錆剤、pH調整剤は、各々単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
本発明において用いる水性ゲルインキの製造法としては、上記各成分を、必要に応じて加熱溶解し、ビーズ分散、混合、撹拌、ろ過による粗大粒子の除去などの一般的な方法により、製造することができる。
かくして得られた水性ゲルインキを収容した本発明の水性ゲルインキボールペンは、ボール外径0.25mm以下の超極細ペンでありながら、振動カスレ、ドライアップ、滲みがなく、ボールペンの筆記性能や描線性能が経時的にも安定し、優れた書き味を有する。
実施例及び比較例により、本発明を更に具体的に説明するが、本発明は、以下の例によってなんら限定されるものではない。
製造例1〜18(水性ゲルインキの製造)
表1に示す配合割合(全量100重量%中の割合)で各成分及び水を混合、攪拌し、粗大粒子をろ別して水性ゲルインキを製造した。
表1に示す物質の詳細は下記のとおりである。
着色剤
・A−1:カーボンブラック(顔料、デグサ社製、商品名:プリンテックス25)
・A−2:フタロシアニンブルー(顔料、C.I.ピグメントブルー15:4、大日精化工業株式会社製、商品名:Chromofine Blue 4965)
・A−3:黒色酸性染料(染料、C.I.アシッドブラック2、オリエント化学工業株式会社製、商品名ウォーターブラック:R−455)
・A−4:黄色酸性染料(染料、C.I.アシッドイエロー23、オリエント化学工業株式会社製、商品名:ウォーターイエロー1)
分散剤
・B−1:スチレンマレイン酸樹脂アンモニウム塩(第一工業製薬株式会社製、商品名:ディスコートN−14株式会社製)
・B−2:スチレンアクリル酸樹脂アンモニウム塩(ジョンソンポリマー株式会社製、商品名:ジョンクリル61J)
剪断減粘性付与剤
・C−1:キサンタンガム(株式会社三晶社製、商品名:KELZAN HP)
・C−2:架橋型ポリアクリル酸(和光純薬工業株式会社製、商品名:ハイビスワコー105)
・C−3:ポリビニルピロリドン(GAF社製、商品名:PVP−K90)
水溶性液体媒体
・D−1:プロピレングリコール
・D−2:エチレングリコール
・D−3:ジグリセリンエチレンオキサイド13mol付加物(阪本薬品工業株式会社製、商品名:SC−E750)
保湿剤
・E−1:マルチトール(東和化成株式会社製、商品名:アマルティMR−50)
・E−2:還元オリゴ糖(日研化学株式会社製、商品名:エスイー100)
・E−3:還元澱粉分解物(東和化成工業株式会社製、商品名:PO−300)
界面活性剤
・F−1:アルキルリン酸エステル(東邦化学工業株式会社製、商品名:フォスファノールRS−610)
・F−2:アルキルリン酸エステル(東邦化学工業株式会社製、商品名:フォスファノールRD−510Y)
防腐剤
・G−1:ベンゾイソチアゾリン(ゼネカ株式会社製、商品名:プロキセルTN)
防錆剤
・H−1:ベンゾトリアゾール(株式会社ケミプロ化成社製、商品名:ケミテックBT-G)
pH調整剤
・I−1:アミノメチルプロパノール
・I−2:トリエタノールアミン
インキ粘度、非ニュートン粘性指数のn値、及びインキ消費量は、以下の方法により測定した。
(1)インキ粘度
コーンプレート型回転粘度計(1°34’R24コーン)(株式会社トキメック製、形式:RE−100形)を用いて、温度25℃、回転速度1rpmの条件下で測定した。
(2)非ニュートン粘性指数のn値
上記(1)のインキ粘度測定時において、1〜100rpmの任意のせん断速度に対応するせん断応力を測定し、S=αDnの式よりn値を求めた。
(3)インキ消費量
筆記前のボールペンの質量(W1)を測定し、ボールペン筆記試験機で筆記用紙に100m筆記した後のボールペンの質量(W2)を測定し、インキ消費量(W1−W2)を算出した。
実施例1〜14及び比較例1〜4
ボールぺン〔三菱鉛筆株式会社製、商品名:シグノUM−100〕の軸を使用し、内径3.8mm、長さ113mmポリプロピレン製インキ収容管とステンレス製チップ(超硬合金ボール)及び該収容管と該チップを連結する継手からなるリフィールに上記製造例1〜21のインキを充填し、インキ後端に「シグノUM−100」に用いているフォロアーを装填し、水性ゲルインキボールペンを作製した。そのペン体を用いて、以下の評価試験を行った。結果を表1に示す。
(1)振動カスレ
キャップを外したペン体のペン先を上向きにした状態で、高さ5cmの位置より後端から机上に2回落下させた後、筆記用紙に直径1〜2cmの大きさで「らせん筆記」を行って得られた描線状態を次の基準で評価した。
◎:3周以内に正常な筆記可能
○:5周以内に正常な筆記可能
△:10周以内に正常な筆記可能
×:正常な筆記となるまでに10周より多い「らせん筆記」を要する。
(2)ドライアップ
温度50℃、相対湿度30%RHの条件下において、キャップを外したペン体を水平横向きの状態で16時間放置した後に25℃で2時間放冷し、筆記用紙に直径1〜2cmの大きさで「らせん筆記」を行い、得られた描線状態を次の基準で評価した。
◎:3周以内に正常な筆記可能
○:5周以内に正常な筆記可能
△:15周以内に正常な筆記可能
×:正常な筆記となるまでに15周より多い「らせん筆記」を要する。
(3)滲み
筆記用紙に「三菱鉛筆」と縦横約1cm程度の大きさで文字書きを行い、その時の筆跡の滲みの有無を目視により観察し、次の基準で評価した。
◎:全く滲みがない
○:わずかに滲みがある程度
△:やや全体に滲みがある
×:著しい滲みがある
(4)直流現象
筆記用紙に直径約2cmの大きさで「らせん筆記」を10周筆記後、直ちにペン先を下向きに向けた状態で5分間放置し、ペン先から流出するインキを観察し、次の基準で評価した。
◎:ほとんどない
○:わずかにあるもの
△:少し多いもの
×:多いもの
(5)描線品位
筆記試験機を用いて、4.5m/min、角度60度、荷重100gfの条件下で200m筆記した描線状態を、次の基準で評価した。
◎:良い
○:わずかに濃淡が有る程度
△:筆記方向によりやや濃淡が生じる
×:カスレが生じる
(6)書き味
ボールペンで筆記用紙に直径約2cmの大きさで「らせん筆記」を行い、これを10回繰り返した平均の書き味を次の評価基準で評価した。
◎:滑らかで安定した書き味
○:わずかに引っかかりを感じる書き味
△:ややひっかかりを感じる書き味
×:ひっかかりを感じる書き味で、かつ線切れ、方向性がある。
Figure 2006181905
上記表1の結果から明らかなように、実施例1〜14は、振動カスレ、ドライアップ、滲み、直流現象、描線品位、書き味の全ての性能を実用上満足する水性ゲルインキボールペンであるのに対して、比較例1〜4は、これらのいずれかの性能が著しく劣るものであることが分る。
本発明の水性ゲルインキボールペンのパイプ(ニードル)型チップホルダーとインキ流出面積の一例を示す模式断面図である。 本発明の水性ゲルインキボールペンの砲弾型チップホルダーとインキ流出面積の一例を示す模式断面図である。
符号の説明
1.ボール
2.ボール受け座
3.チップホルダー
4.ボールの赤道上の外周
5.ボールの赤道上の外周に相対するチップホルダーの内周

Claims (4)

  1. ボールペンチップホルダー内部に、外径0.25mm以下のボールを回転自在に抱持し、インキ収容部に水性ゲルインキを収容したボールペンであって、該インキの粘度が、温度25℃において、コーンプレート型回転粘度計(1°34’R24コーン)による回転速度1rpmの条件下で200〜600mPa・sであり、該インキの非ニュートン粘性指数のn値が0.40〜0.80であることを特徴とする水性ゲルインキボールペン。
  2. JIS規格S6054によるインキ消費量値が20〜80mg/100mである請求項1に記載の水性ゲルインキボールペン。
  3. インキが、水溶性液体媒体以外の保湿剤を0.5〜20重量%含有する請求項1又は2に記載の水性ゲルインキボールペン。
  4. 保湿剤が、マルチトール、マルチトールを主成分とする還元糖、ソルビトール、ソルビトールを主成分とする還元糖、還元オリゴ糖、還元マルトオリゴ糖、還元澱粉分解物、還元デキストリン、還元マルトデキストリン、α−サイクロデキストリン、β−サイクロデキストリン及びマルトシルサイクロデキストリンから選ばれる1種又は2種以上のものである請求項3に記載の水性ゲルインキボールペン。


JP2004378932A 2004-12-28 2004-12-28 水性ゲルインキボールペン Expired - Fee Related JP4468162B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004378932A JP4468162B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 水性ゲルインキボールペン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004378932A JP4468162B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 水性ゲルインキボールペン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006181905A true JP2006181905A (ja) 2006-07-13
JP4468162B2 JP4468162B2 (ja) 2010-05-26

Family

ID=36735354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004378932A Expired - Fee Related JP4468162B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 水性ゲルインキボールペン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4468162B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008231410A (ja) * 2007-02-20 2008-10-02 Fujifilm Corp 文具用インク組成物、それを用いた水性ゲルインク及び水性マーキングペンインク
JP2010082866A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Sakura Color Prod Corp ボールペン
JP2012246269A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Mitsubishi Pencil Co Ltd 液体化粧料
CN103897482A (zh) * 2014-03-28 2014-07-02 天津大学 一种炭黑中性墨水及其制备方法
CN103897483A (zh) * 2014-03-28 2014-07-02 天津大学 一种蓝色中性墨水及其制备方法
JP2015067828A (ja) * 2013-10-01 2015-04-13 三菱鉛筆株式会社 筆記具用水性インク組成物
JP2021126905A (ja) * 2020-03-31 2021-09-02 三菱鉛筆株式会社 ノック式筆記具

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008231410A (ja) * 2007-02-20 2008-10-02 Fujifilm Corp 文具用インク組成物、それを用いた水性ゲルインク及び水性マーキングペンインク
JP2010082866A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Sakura Color Prod Corp ボールペン
JP2012246269A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Mitsubishi Pencil Co Ltd 液体化粧料
JP2015067828A (ja) * 2013-10-01 2015-04-13 三菱鉛筆株式会社 筆記具用水性インク組成物
CN103897482A (zh) * 2014-03-28 2014-07-02 天津大学 一种炭黑中性墨水及其制备方法
CN103897483A (zh) * 2014-03-28 2014-07-02 天津大学 一种蓝色中性墨水及其制备方法
JP2021126905A (ja) * 2020-03-31 2021-09-02 三菱鉛筆株式会社 ノック式筆記具
JP7192038B2 (ja) 2020-03-31 2022-12-19 三菱鉛筆株式会社 ノック式筆記具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4468162B2 (ja) 2010-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5993098A (en) Aqueous gel ink-filled ball point pen
US5990201A (en) Pseudo-plastic aqueous ink for ball point pen
JP5118314B2 (ja) 筆記具用インキ組成物
JPS648673B2 (ja)
JP4468162B2 (ja) 水性ゲルインキボールペン
JP3789818B2 (ja) 太字水性ゲルボールペン
JP2013136742A (ja) ボールペン用o/w型エマルションインキ組成物
JP2017082218A (ja) ボールペン用水性光輝性インキ組成物
JP2006160793A (ja) 水性ボールペン用黒色インキ組成物及び水性ボールペン
JPH0812916A (ja) ボールペン用水性白色顔料インキ
JP5575382B2 (ja) 筆記具用インキ組成物及び筆記具
JPH06166845A (ja) ボールペン用水性インキ組成物
JP4269071B2 (ja) ボールペン
JP3348183B2 (ja) ボールペン用水性顔料インキ
JPH11158433A (ja) 水性ボールペン用インキ組成物
JP7341479B2 (ja) 水性ボールペン用インキ組成物、水性ボールペンレフィル及び水性ボールペン
JP7341480B2 (ja) 水性ボールペン用インキ組成物、水性ボールペンレフィル及び水性ボールペン
JP2024085220A (ja) 水性ボールペン用インキ組成物
JP6979923B2 (ja) 筆記具用水性インク組成物
JPH08209055A (ja) 直液式水性ボールペン用インキ
JP2004268420A (ja) 水性ボールペン
JPH07242852A (ja) 水性ボールペン用顔料インキ組成物
JPH07242851A (ja) 水性ボールペン用顔料インキ組成物
JP2004300290A (ja) ボールペン用水性インキ
JPH04214782A (ja) 水性ボールペン用インキ組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4468162

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160305

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees