JP2006174402A - コンテンツ編集装置、コンテンツ記録装置、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテンツを内容に沿ったチャプタに分割することが可能なコンテンツ編集装置を提供する。
【解決手段】コンテンツ編集装置2において、ネットワークを介して、コンテンツのチャプタ分割情報を取得するチャプタ情報取得手段2aと、チャプタ情報取得手段2aで取得したチャプタ分割情報に基づいて、そのコンテンツをチャプタ分割するチャプタ分割手段2bとを備える。チャプタ分割情報は、コンテンツにおける分割点を示す分割点情報や、コンテンツにおける分割区間を示す分割区間情報が挙げられる。また、サムネイル情報もネットワークを介して取得して各チャプタに対応するサムネイルを生成するよう構成してもよい。さらに、チャプタ分割情報やサムネイル情報をユーザに編集させる手段を設けてもよい。
【選択図】図1
【解決手段】コンテンツ編集装置2において、ネットワークを介して、コンテンツのチャプタ分割情報を取得するチャプタ情報取得手段2aと、チャプタ情報取得手段2aで取得したチャプタ分割情報に基づいて、そのコンテンツをチャプタ分割するチャプタ分割手段2bとを備える。チャプタ分割情報は、コンテンツにおける分割点を示す分割点情報や、コンテンツにおける分割区間を示す分割区間情報が挙げられる。また、サムネイル情報もネットワークを介して取得して各チャプタに対応するサムネイルを生成するよう構成してもよい。さらに、チャプタ分割情報やサムネイル情報をユーザに編集させる手段を設けてもよい。
【選択図】図1
Description
本発明は、コンテンツ編集装置、コンテンツ記録装置、プログラム、及び記録媒体に関し、より詳細には、コンテンツに対し、チャプタ分割及び/又はチャプタ毎のサムネイル生成を行うコンテンツ編集装置、該コンテンツ編集装置を備えコンテンツの編集記録を行うコンテンツ記録装置、それらのプログラム、及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
市販のDVD(Digital Versatile Disc)ソフトなどでは、コンテンツがいくつかのチャプタに分けられている。なお、チャプタは、トラック、セクション、セグメント等と様々な呼び方が存在するが、意味としては基本的に同様である。チャプタに分けられたコンテンツに対し、ユーザは、チャプタ番号を指定、入力したり、チャプタが付与している場所のサムネイル画像を選択するなどして、途中からの映像を見たり、必要な場所だけを早送りしたり、繰り返し再生したりできる。このように、コンテンツのチャプタ分けは、ユーザの視聴を補助し、快適なものとする。
一方、コンテンツがテレビ放送コンテンツである場合で、ハードディスク(以下HDD)、DVD、Blu−ray Disc等の記録媒体にそのテレビ放送コンテンツを記録する場合、1回の記録に対し、1つのインデックスによって管理されるのが通常である。
記録したテレビ放送コンテンツであっても、ユーザにとって市販のDVDソフトのごとくチャプタ分けされたコンテンツを視聴する方が快適である。例えば、テレビ放送コンテンツを記録し、後で視聴する場合、ある一つの番組の中に複数のコーナーや区切りなどが存在していたときに、チャプタが付与されていると視聴し易い。
しかしながら、チャプタは、ユーザ自身が新たに作成しなければならず、時間がかかり、大きな労力を必要とする。
このようなチャプタ作成にかかる時間及び労力を低減するために、コンテンツを自動的にチャプタ分割する装置も提案されている。例えば、1つの番組に対してインデックスを複数分割する場合、すなわちチャプタ分割する場合に、音声多重の切り替わりを認識して行う装置や、時刻や経過時間を元に一定間隔に区切っていく装置などがある。音声多重の切り替わりだけでなく、映像や音声信号の特徴をとらえて自動的に区切りを判定してチャプタ分割する装置も提案されている。
また、音声信号の特徴をとらえるに際し、音声認識により得られたテキストを言語的な知識を用いて区分けして、チャプタ分割するチャプタ作成装置も提案されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載のチャプタ作成装置は、入力マルチメディアデータの音声認識処理を実行する音声認識手段と、この音声認識手段により作成された音声認識テキストの区切りを認定するテキスト区切り認定手段と、このテキスト区切り認定手段により得られた区切りから前記マルチメディアデータのチャプタを作成するチャプタ出力手段とを含む。
特開2003−230094号公報
しかしながら、一定間隔でのチャプタ分けは、コンテンツの内容的な区切りとは全く関係なく、単なる一定時間間隔の区切りとなってしまい、不必要なチャプタが存在したり、逆に必要なチャプタが存在しないことになる。
さらに、映像や音声の特徴をとらえて自動的にチャプタを付与すると、必ずしも適切な箇所を検出できないことがある。内容的には連続した場面でも画面が切り替わってしまったり、同じような場面は続くのだが、内容は切り替わっているなどということが起こると、必要なチャプタが区切られないことや、余計に区切ってしまうことも生じる。
従来技術によるチャプタ分割は、このようにコンテンツの内容に沿ったチャプタ分割ができないが、ユーザは、記録したコンテンツを視聴する際にそのコンテンツの内容に沿ったチャプタ分割がなされていることを望んでいる。従って、ユーザが望みどおりのチャプタ分割されたコンテンツを得るためには、結局、自らの手作業によってチャプタ分割を行うより他がない。
このように、特にコンテンツが長時間にわたる場合、チャプタ分割せずにコンテンツにおける目的の位置を検索する場合には時間と労力を必要とし、一方、内容に沿ったチャプタ分割を行う場合でも多大な時間と労力を必要とする。
また、チャプタ分割を内容に沿って手作業で行った場合には、メニュー画面において各チャプタの内容に沿ったサムネイルで各チャプタを表現すると、ユーザが視聴したいチャプタを選択し易くなる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、コンテンツを内容に沿ったチャプタに分割することが可能なコンテンツ編集装置、該コンテンツ編集装置を備えコンテンツの編集記録を行うコンテンツ記録装置、それらのプログラム、及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することをその目的とする。
また、本発明は、コンテンツの各チャプタに対し、チャプタの内容に合ったサムネイルを生成することが可能なコンテンツ編集装置、該コンテンツ編集装置を備えコンテンツの編集記録を行うコンテンツ記録装置、それらのプログラム、及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを他の目的とする。
本発明は、上述のごとき課題を解決するために、以下の各技術手段でそれぞれ構成される。
第1の技術手段は、コンテンツ編集装置において、ネットワークを介して、コンテンツのチャプタ分割情報を取得するチャプタ情報取得手段と、チャプタ情報取得手段で取得したチャプタ分割情報に基づいて、コンテンツをチャプタ分割するチャプタ分割手段とを備えたことを特徴としたものである。
第1の技術手段は、コンテンツ編集装置において、ネットワークを介して、コンテンツのチャプタ分割情報を取得するチャプタ情報取得手段と、チャプタ情報取得手段で取得したチャプタ分割情報に基づいて、コンテンツをチャプタ分割するチャプタ分割手段とを備えたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、チャプタ分割情報は、コンテンツにおける分割点を示す分割点情報、或いはコンテンツにおける分割区間を示す分割区間情報のいずれかの情報であることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、チャプタ分割手段は、一つのコンテンツに対して、複数のチャプタ分割情報に基づきチャプタ分割する手段を有することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、チャプタ分割手段は、複数のチャプタ分割情報の中から、ユーザに所望のチャプタ分割情報を選択させる手段を有することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1乃至第4のいずれか技術手段において、チャプタ分割手段は、コンテンツにおける分割点或いは分割区間を、ユーザに編集させる編集手段を有し、編集手段は、チャプタ情報取得手段で取得したチャプタ分割情報が示す分割点或いは分割区間に対しても、編集を可能とすることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第5の技術手段において、チャプタ分割情報は、ユーザ側での編集を許可するか否かを示す編集許可情報を含み、編集手段は、編集許可情報が編集を許可しないことを示す情報であった場合、ユーザによる編集を許可しないことを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1乃至第6のいずれかの技術手段において、チャプタ分割手段は、コンテンツをチャプタ分割する際に、チャプタ分割に用いた情報を、次回のチャプタ分割時に再度利用可能なように記憶する手段を有することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1乃至第7の技術手段において、ネットワークを介して、コンテンツ内の各チャプタに対するサムネイル情報を取得するサムネイル情報取得手段と、サムネイル情報取得手段で取得したサムネイル情報に基づいて、コンテンツ内の各チャプタに対して対応するサムネイルを生成し、コンテンツに付加するサムネイル生成手段とをさらに備えたことを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第8の技術手段において、サムネイル情報は、各チャプタに対してサムネイルにする画像をコンテンツに関する情報から指定するサムネイル指定情報、或いは各チャプタに対するサムネイル画像の格納先を指定するサムネイル画像指定情報のいずれかの情報であることを特徴としたものである。
第10の技術手段は、コンテンツ編集装置において、ネットワークを介して、コンテンツ内のチャプタに対するサムネイル情報を取得するサムネイル情報取得手段と、サムネイル情報取得手段で取得したサムネイル情報に基づいて、コンテンツ内の各チャプタに対して対応するサムネイルを生成し、コンテンツに付加するサムネイル生成手段とを備えたことを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第10の技術手段において、サムネイル情報は、各チャプタに対してサムネイルにする画像をコンテンツに関する情報から指定するサムネイル指定情報、或いは各チャプタに対するサムネイル画像の格納先を指定するサムネイル画像指定情報のいずれかの情報であることを特徴としたものである。
第12の技術手段は、第8乃至第11のいずれかの技術手段において、サムネイル生成手段は、一つのチャプタに対して、複数のサムネイル情報の中から、ユーザに所望のサムネイル情報を選択させる手段を有することを特徴としたものである。
第13の技術手段は、第8乃至第12のいずれかの技術手段において、サムネイル生成手段は、サムネイル情報をユーザに編集させるサムネイル編集手段を有し、サムネイル編集手段は、サムネイル情報取得手段で取得したサムネイル情報が示すサムネイルに対しても、編集を可能とすることを特徴としたものである。
第14の技術手段は、第13の技術手段において、サムネイル情報は、ユーザ側での編集を許可するか否かを示す編集許可情報を含み、サムネイル編集手段は、編集許可情報が編集を許可しないことを示す情報であった場合、ユーザによる編集を許可しないことを特徴としたものである。
第15の技術手段は、第8乃至第14のいずれかの技術手段において、サムネイル生成手段は、サムネイルの生成に用いた情報を、次回のサムネイル生成時に再度利用可能なように記憶する手段を有することを特徴としたものである。
第16の技術手段は、第1乃至第9のいずれかの技術手段におけるコンテンツ編集装置と、コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、コンテンツ取得手段で取得したコンテンツを記録するコンテンツ記録手段とを備えたコンテンツ記録装置であって、チャプタ情報取得手段は、チャプタ分割情報をコンテンツの記録開始前に取得し、コンテンツ記録手段は、コンテンツ取得手段で取得したコンテンツをチャプタ分割手段でチャプタ分割して記録することを特徴としたものである。
第17の技術手段は、第1乃至第9のいずれかの技術手段におけるコンテンツ編集装置と、コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、コンテンツ取得手段で取得したコンテンツを記録するコンテンツ記録手段とを備えたコンテンツ記録装置であって、チャプタ情報取得手段は、チャプタ分割情報をコンテンツの記録終了後に取得し、コンテンツ記録手段は、記録したコンテンツに対しチャプタ分割手段でチャプタ分割して再記録することを特徴としたものである。
第18の技術手段は、第16又は第17の技術手段において、コンテンツ取得手段は、コンテンツに対するチャプタ分割情報の取得先を示す取得先情報を取得する手段を有し、チャプタ情報取得手段は、取得先情報が示す取得先からチャプタ分割情報を取得することを特徴としたものである。
第19の技術手段は、第1乃至第15のいずれかの技術手段におけるコンテンツ編集装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムである。
第20の技術手段は、第16乃至第18のいずれかの技術手段におけるコンテンツ記録装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムである。
第21の技術手段は、第19又は第20の技術手段におけるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、コンテンツを内容に沿ったチャプタに分割することが可能となる。また、本発明によれば、コンテンツの各チャプタに対し、チャプタの内容に合ったサムネイルを生成することが可能となる。
本発明に係るコンテンツ編集装置としては、その一実施形態としてチャプタ分割機能を持つもの、他の実施形態としてサムネイル生成機能を持つもの、並びに他の実施形態としてそれらの機能を双方持ち合わせたものがあるが、以下の説明では、説明の簡略化のため、双方の機能を持ち合わせた形態のみを説明する。さらに、本発明は、このコンテンツ編集装置を備えたコンテンツ記録装置としての形態も採用でき、以下の説明では、説明の簡略化のため、コンテンツ記録装置にコンテンツ編集装置を組み込んだ形態のみを説明する。また、本発明に係るコンテンツ記録装置としては、テレビ放送等の記録機能を持った機器が好適であるが、それに限ったものではなく、放送コンテンツ以外のネットワーク配信コンテンツを記録可能な記録機器、或いは機器内のコンテンツを編集して再度記録し直す編集記録機器であってもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ編集装置を備えたコンテンツ記録装置、並びにその適用環境を説明するための図で、図中、1はコンテンツ記録装置の一例としての記録機器、2はコンテンツ編集装置、2aはチャプタ情報取得手段、2bはチャプタ分割手段、2cはサムネイル情報取得手段、2dはサムネイル生成手段、3はコンテンツ取得手段、4はコンテンツ記録手段である。
コンテンツ編集装置2は、チャプタ情報取得手段2a及びチャプタ分割手段2bとを備える。チャプタ情報取得手段2aは、ネットワークを介して、コンテンツのチャプタ分割情報を取得する。ここで、取得先の情報は、後述するようにコンテンツと同時に取得してもよいし、また、テレビ放送であれば番組情報として提示されたものを利用してもよい。
ここで、ネットワークとしては、コンテンツ編集装置2がコンテンツのチャプタ分割情報を得ることができるネットワークであればよく、有線(光ファイバ、同軸ケーブルなど)、無線(IEEE 802.11aなど)等の物理的接続形態や、イントラネット、エクストラネット等のインターネット接続形態などさまざまな接続形態が有り得る。また、記録機器1の機器認証、或いはそれを使用するユーザの認証などを行うことで、記録機器1の購入者(使用者)のみに対して各種情報(チャプタ分割情報やサムネイル情報)を提供することも有り得る。
また、チャプタ分割情報は、コンテンツにおける分割点を示す分割点情報、或いはコンテンツにおける分割区間を示す分割区間情報のいずれかの情報である。チャプタ分割手段2bは、チャプタ情報取得手段2aで取得したチャプタ分割情報に基づいて、コンテンツをチャプタ分割する。
図2及び図3は、チャプタ分割点情報を用いたチャプタ分割方法の一例を説明するための図で、図2はコンテンツの時刻情報、チャプタ分割点情報、及びチャプタ分割コンテンツを模式的に例示した図、図3は図2のチャプタ分割点情報のXMLでの記述例を示す図である。
図2及び図3を参照して、チャプタ分割情報として、分割点情報(チャプタ分割点情報)を採用する場合についてまず説明する。チャプタ分割点情報としては、あるコンテンツ番組に対して、チャプタ分割点を示す絶対時刻情報、若しくは相対時刻情報、若しくはフレーム数が、XML(Extensible Markup Language)などのようなマークアップ言語にて記述されている。記録機器1はこの情報をもとにチャプタ分割を行うこととなる。なお、この情報は、上述のごとく記録機器1がネットワークを用いて得る情報であり、その情報を提供するサーバは、インターネット上に放送局が設営したものや、情報サービス業者、また、個人が設立することが考えられる。
チャプタ分割情報としてチャプタ分割点情報を採用する場合では、図2で例示したように、あるコンテンツに対する情報として、コンテンツの開始及び終了時刻に加え、分割点の時刻を含む時刻情報(ここでは絶対時刻情報)が取得可能となっている。図2のタイムテーブル12では、2004年1月8日の20:00〜21:00に放送される或いは放送されたコンテンツで、その分割点情報として、A(開始時、20時00分00秒00ミリ秒、以降ミリ秒単位は省略して説明する)、G(終了時、21時00分00秒)の他に、B(20時07分15秒)、C(20時12分15秒)、D(20時28分45秒)、E(20時33分00秒)、F(20時49分30秒)が取得可能となっている。
図2のごときチャプタ分割点情報をコンテンツ編集装置2側に提供するためには、例えば図3のXML文書13で例示したようなXMLフォーマットが想定される。<chapter type=“dot”>という表現により、分割点によってチャプタ制御を行うことが定義される。<prog_data>タグによって、記録番組の定義がされている。<prog_time>によって、番組の開始時刻と終了時刻が表現される。<ser_id>により、放送するチャンネルが定義される。なお、ここで定義されるものは、この例に限らず、番組を唯一のものであると認識できるようなものであれば形式は問わない。
そして、<data>タグによって、A〜Fの分割点の定義が時刻情報によりなされている。なお、この例では、分割点として開始点Aの情報が定義され、終了点Gの情報が定義されていないが、双方共に定義しても定義しなくても<prog_time>の解釈によりA〜B、B〜C、C〜D、D〜E、E〜F、F〜Gそれぞれで表される番組内の部分コンテンツ1、2、3、4、5、6は特定できる。このうち例えばB〜Cなどがコマーシャル期間を表すものであってもよい。チャプタ分割手段2bはこれらの情報に基づいてチャプタ分割可能となる。また、ここで定義されるものは、これに限らず、分割点を示せるものであると認識できるようなものであれば内容、形式は問わない。
図4及び図5は、チャプタ分割区間情報を用いたチャプタ分割方法の一例を説明するための図で、図4はコンテンツの時刻情報、チャプタ分割区間情報、及びチャプタ分割コンテンツを模式的に例示した図、図5は図4のチャプタ分割区間情報のXMLでの記述例を示す図である。
図4及び図5を参照して、チャプタ分割情報として、分割区間情報(チャプタ分割区間情報)を採用する場合について次に説明する。チャプタ分割区間情報としては、あるコンテンツ番組に対して、チャプタを示す絶対時刻情報、若しくは相対時刻情報、若しくはフレーム数が、XMLなどのようなマークアップ言語にて記述されている。なお、この情報は、上述のごとく記録機器1がネットワークを用いて得る情報であり、その情報を提供するサーバも上述したように、インターネット上に放送局が設営したものや、情報サービス業者、また、個人が設立することが考えられる。
チャプタ分割情報としてチャプタ分割区間情報を採用する場合では、図4で例示したように、あるコンテンツに対する情報として、コンテンツの開始及び終了時刻及び分割区間の区間時刻を含むその時刻情報(ここでは絶対時刻情報)が取得可能となっている。図4のタイムテーブル14では、2004年1月8日の20:00〜21:00に放送される或いは放送されたコンテンツで、その分割区間情報として、H(開始時20時00分00秒〜20時07分15秒)、I(20時12分15秒〜20時28分45秒)、J(20時28分45秒〜20時33分00秒、K(20時49分30秒〜終了時21時00分00秒)が取得可能となっている。
図4のごときチャプタ分割区間情報をコンテンツ編集装置2側に提供するためには、例えば図5のXML文書15で例示したようなXMLフォーマットが想定される。<chapter type=“zone”>という表現により、分割区間によってチャプタ制御を行うことが定義される。図3と同様に、<prog_data>タグによって、記録番組の定義がされている。<prog_time>によって、番組の開始時刻と終了時刻が表現される。<ser_id>により、放送するチャンネルが定義される。なお、ここで定義されるものは、この例に限らず、番組を唯一のものであると認識できるようなものであれば形式は問わない。
そして、<data>タグによって、H〜Kの分割区間の定義が時刻情報によりなされている。この定義により、H〜Kそれぞれで表される番組内の部分コンテンツ1、2、3、4は特定できる。チャプタ分割手段2bはこれらの情報に基づいてチャプタ分割可能となる。また、ここで定義されるものは、これに限らず、分割区間を示せるものであると認識できるようなものであれば内容、形式は問わない。
コンテンツ編集装置2は、サムネイル情報取得手段2c及びサムネイル生成手段2dとを備える。サムネイル情報取得手段2cは、ネットワークを介して、コンテンツ内の各チャプタに対するサムネイル情報を取得する。ここで、ネットワークは、チャプタ分割の説明で上述した通りである。
また、サムネイル情報は、各チャプタに対してサムネイルにする画像をコンテンツに関する情報から指定するサムネイル指定情報、或いは各チャプタに対するサムネイル画像の格納先を指定するサムネイル画像指定情報のいずれかの情報である。サムネイル生成手段2dは、サムネイル情報取得手段2cで取得したサムネイル情報(サムネイル生成情報ともいえる)に基づいて、コンテンツ内の各チャプタに対して対応するサムネイルを生成し、コンテンツに付加、もしくは、記録機器1にて別途記録管理する。ここで、サムネイル生成手段2dは、各チャプタ内の中身のデータから各チャプタのサムネイルを生成することで、内容に合ったサムネイルの生成が可能となる。なお、テレビ放送コンテンツの場合、内容に合ったサムネイル画像を放送局側で送出することも可能であるが、受信機側で受信するデータ量がその分増えることになる。
図6及び図7は、サムネイル指定情報を用いたサムネイル指定方法の一例を説明するための図で、図6はコンテンツの時刻情報、サムネイル指定情報(サムネイル指定点情報)、及びチャプタ分割コンテンツを模式的に例示した図、図7は図6のサムネイル指定情報のXMLでの記述例を示す図である。
図6及び図7を参照して、サムネイル情報として、サムネイル指定情報を採用する場合について説明する。サムネイル指定情報としては、あるコンテンツ番組に対して、各チャプタに対するサムネイル画像の指定点を示す絶対時刻情報、若しくは相対時刻情報、若しくはフレーム番号が、XMLなどのようなマークアップ言語にて記述されている。記録機器1はこの情報をもとにサムネイルの指定及び生成を行うこととなる。なお、この情報は、上述のごとく記録機器1がネットワークを用いて得る情報であり、その情報を提供するサーバは、インターネット上に放送局が設営したものや、情報サービス業者、また、個人が設立することが考えられる。
サムネイル情報として、サムネイル指定情報を採用する場合では、図6で例示したように、あるコンテンツに対する情報として、コンテンツの開始及び終了時刻に加え、サムネイル指定点の時刻を含む時刻情報(ここでは絶対時刻情報)が取得可能となっている。このため、サムネイル指定情報は、サムネイル指定点情報ともいえる。図6のタイムテーブル16では、2004年1月8日の20:00〜21:00に放送される或いは放送されたコンテンツで、その部分コンテンツ(チャプタ)1、2、3、4、5、6に対し、それぞれサムネイル指定情報として、L(20時02分00秒)、M(20時08分15秒)、N(20時17分15秒)、O(20時28分45秒)、P(20時39分00秒)、Q(20時51分15秒)が取得可能となっている。
図6のごときサムネイル指定情報をコンテンツ編集装置2側に提供するためには、例えば図7のXML文書17で例示したようなXMLフォーマットが想定される。<chapter type=“dot”>タグ、<prog_data>タグ、<ser_id>タグ、及び<prog_time>タグについては図3等で上述した通りである。なお、ここで定義されるものは、この例に限らず、番組を唯一のものであると認識できるようなものであれば形式は問わない。
そして、<thumbnail_data>によって、サムネイル画像が指定される。この例では、<thumbnail_data>タグによって、各チャプタ1〜6のサムネイル画像を、L〜Qで指定される時刻のフレーム画像を用いることが指定されている。なお、この情報は、図8及び図9を参照するなどして後述するように、チャプタ分割情報と一緒に利用されることが好ましい。また、ここで定義されるものは、これに限らず、サムネイルを指定する画像を各チャプタ内のデータで示せるものであると認識できるようなものであれば内容、形式は問わない。
図8及び図9は、サムネイル指定情報を用いたサムネイル指定を伴う、チャプタ分割点情報を用いたチャプタ分割方法の一例を説明するための図で、図8はコンテンツの時刻情報、チャプタ分割点情報、サムネイル指定情報(サムネイル指定点情報)、及びチャプタ分割コンテンツを模式的に例示した図、図9は図8のチャプタ分割点情報及びサムネイル指定情報のXMLでの記述例を示す図である。
図8及び図9で説明するチャプタ分割自体は、図2及び図3で説明したチャプタ分割方法と同じであるが、チャプタ分割と併せてサムネイル指定も行う点が異なる。この例では、タイムテーブル18を記述したXML文書19において、サムネイル指定情報は、<thumbnail_data>タグの代わりに、<data_with_thumbnail_data>タグにより時間情報として記述されている。チャプタ分割点(開始点)、そのチャプタのサムネイル画像指定点、チャプタ分割点(終了点=次のチャプタの開始点)、次のチャプタのサムネイル画像指定点、といった順で、時刻情報を記述する。例えば、チャプタ2はチャプタ分割点B(20時7分15秒)〜C(20時12分15秒)で表されるコンテンツ2で、そのサムネイル画像は20時8分15秒で指定されている。このような記述によって、2004年1月8日の20:00〜21:00に放送される或いは放送されたコンテンツに対し、その部分コンテンツ(チャプタ)1、2、3、4、5、6を、それぞれA〜B、B〜C、C〜D、D〜E、E〜F、F〜Gの指定点で指定される区間としてチャプタ分割し、それぞれのチャプタのサムネイル画像をそれぞれL、M、N、O、P、Qの指定点で指定される画像とする、といったサムネイル指定及び生成を伴うチャプタ分割が可能となる。
図10及び図11は、サムネイル指定情報を用いたサムネイル指定を伴う、チャプタ分割区間情報を用いたチャプタ分割方法の一例を説明するための図で、図10はコンテンツの時刻情報、チャプタ分割区間情報、サムネイル指定情報(サムネイル指定点情報)、及びチャプタ分割コンテンツを模式的に例示した図、図11は図10のチャプタ分割区間情報及びサムネイル指定情報のXMLでの記述例を示す図である。
図10及び図11で説明するチャプタ分割自体は、図4及び図5で説明したチャプタ分割方法と同じであるが、チャプタ分割と併せてサムネイル指定も行う点が異なる。この例では、タイムテーブル20を記述したXML文書21において、サムネイル指定情報は、<thumbnail_data>タグの代わりに、<data_with_thumbnail_data>タグで記述されている。例えば、チャプタ2<data_with_thumbnail_data no=“2”>は、チャプタ分割区間I(20時12分15秒〜20時28分45秒)で表され、そのサムネイル画像は20時17分15秒で指定されている。このような記述によって、2004年1月8日の20:00〜21:00に放送される或いは放送されたコンテンツに対し、その部分コンテンツ(チャプタ)1、2、3、4を、それぞれH、I、J、Kで指定される区間としてチャプタ分割し、それぞれのチャプタのサムネイル画像をそれぞれL、N、O、Qの指定点で指定される画像とする、といったサムネイル指定及び生成を伴うチャプタ分割が可能となる。
図12及び図13は、サムネイル画像指定情報を用いたサムネイル指定方法の一例を説明するための図で、図12はコンテンツの時刻情報、サムネイル画像指定情報(サムネイル画像格納先情報)、及びチャプタ分割コンテンツを模式的に例示した図、図13は図12のサムネイル画像指定情報のXMLでの記述例を示す図である。
図12及び図13を参照して、サムネイル情報として、サムネイル画像指定情報を採用する場合について説明する。サムネイル画像指定情報としては、あるコンテンツ番組に対して、各チャプタに対するサムネイル画像の格納先を示す情報が、XMLなどのようなマークアップ言語にて記述されている。記録機器1はこの情報をもとにサムネイル画像の取得及び生成を行うこととなる。なお、この情報は、上述のごとく記録機器1がネットワークを用いて得る情報であり、その情報を提供するサーバは、インターネット上に放送局が設営したものや、情報サービス業者、また、個人が設立することが考えられる。
サムネイル情報としてサムネイル画像指定情報を採用する場合では、図12で例示したように、あるコンテンツに対する情報として各チャプタに対するサムネイル画像の格納先の情報が取得可能となっている。このため、サムネイル画像指定情報は、サムネイル画像格納先情報ともいえる。図12のタイムテーブル22では、2004年1月8日の20:00〜21:00に放送される或いは放送されたコンテンツで、その部分コンテンツ(チャプタ)1、2、3、4、5、6に対し、それぞれサムネイル画像R、S、T、U、V、Wが取得可能となっている。
図12のごときサムネイル指定情報をコンテンツ編集装置2側に提供するためには、例えば図13のXML文書23で例示したようなXMLフォーマットが想定される。<chapter type=“dot”>タグ、<prog_data>タグ、<ser_id>タグ、及び<prog_time>タグについては図3等で上述した通りである。なお、ここで定義されるものは、この例に限らず、番組を唯一のものであると認識できるようなものであれば形式は問わない。
そして、<thumbnail_data>によって、サムネイル画像の格納先(取得先)が指定される。この例では、<thumbnail_data>タグに、各チャプタ1〜6のサムネイル画像R〜Wの取得先のURL(Uniform Resource Locators)が記述されている。例えば、チャプタ3に対するサムネイル画像Tの取得先は、“http://thumbnail.hogehoge.com/200401082000/cap3.jpg”で指定されている。このURLは、サムネイルにする画像の格納先をインターネット上のサーバから取得するためのものである。なお、この格納先情報は、図14及び図15を参照するなどして後述するように、チャプタ分割情報といっしょに利用されることが好ましい。このようなサムネイル画像の格納先指定により、作成者側は映像にない素材を用いてサムネイル画像を作成することができる。また、ここで定義されるものは、これに限らず、各チャプタに対しサムネイルの格納先を指定できるものであると認識できるようなものであれば内容、形式は問わない。
図14及び図15は、サムネイル画像指定情報を用いたサムネイル指定を伴う、チャプタ分割点情報を用いたチャプタ分割方法の一例を説明するための図で、図14はコンテンツの時刻情報、チャプタ分割点情報、サムネイル画像指定情報(サムネイル画像格納先情報)、及びチャプタ分割コンテンツを模式的に例示した図、図15は図14のチャプタ分割点情報及びサムネイル画像指定情報のXMLでの記述例を示す図である。
図14及び図15で説明するチャプタ分割自体は、図2及び図3で説明したチャプタ分割方法と同じであるが、チャプタ分割と併せてサムネイル指定も行う点が異なる。この例では、タイムテーブル24を記述したXML文書25において、サムネイル画像指定情報は、図13の<thumbnail_data>タグの代わりに、図3の<data>の位置に、<data_with_thumbnail_data>タグにより格納先のURL情報として記述されている。各チャプタの分割点(開始点)、そのチャプタのサムネイル画像格納先のURLの順で記述する。例えば、チャプタ3はチャプタ分割点C(20時12分15秒)を開始点とするチャプタであり、そのサムネイル画像は“http://thumbnail.hogehoge.com/200401082000/cap3.jpg”で指定された格納先に存在する。このような記述によって、2004年1月8日の20:00〜21:00に放送される或いは放送されたコンテンツに対し、その部分コンテンツ(チャプタ)1、2、3、4、5、6を、それぞれA〜B、B〜C、C〜D、D〜E、E〜F、F〜Gの指定点で指定される区間としてチャプタ分割し、それぞれのチャプタのサムネイル画像R、S、T、U、V、Wの格納先で指定される画像とする、といったサムネイル画像指定及び生成を伴うチャプタ分割が可能となる。
図16及び図17は、サムネイル画像指定情報を用いたサムネイル指定を伴う、チャプタ分割区間情報を用いたチャプタ分割方法の一例を説明するための図で、図16はコンテンツの時刻情報、チャプタ分割区間情報、サムネイル画像指定情報(サムネイル画像格納先情報)、及びチャプタ分割コンテンツを模式的に例示した図、図17は図16のチャプタ分割区間情報及びサムネイル指定情報のXMLでの記述例を示す図である。
図16及び図17で説明するチャプタ分割自体は、図4及び図5で説明したチャプタ分割方法と同じであるが、チャプタ分割と併せてサムネイル画像指定も行う点が異なる。この例では、タイムテーブル26を記述したXML文書27において、サムネイル画像指定情報は、<thumbnail_data>タグの代わりに、図5の<data>タグの位置に、<data_with_thumbnail_data>タグで記述されている。例えば、チャプタ2<data_with_thumbnail_data no=“2”>は、チャプタ分割区間I(20時12分15秒〜20時28分45秒)で表され、そのサムネイル画像は“http://thumbnail.hogehoge.com/200401082000/cap3.jpg”で指定された格納先に存在する。このような記述によって、2004年1月8日の20:00〜21:00に放送される或いは放送されたコンテンツに対し、その部分コンテンツ(チャプタ)1、2、3、4を、それぞれH、I、J、Kで指定される区間としてチャプタ分割し、それぞれのチャプタのサムネイル画像R、T、U、Wの格納先で指定される画像とする、といったサムネイル画像指定及び生成を伴うチャプタ分割が可能となる。
以上、コンテンツ編集装置2について、様々な形態を説明したが、記録機器1は、これらいずれかのコンテンツ編集装置2に加え、その元となるコンテンツを取得するコンテンツ取得手段3と、コンテンツ取得手段3で取得したコンテンツを記録するコンテンツ記録手段4とを備え、最終的に、チャプタ分割及び/又はサムネイル生成を行ったコンテンツを記録する。コンテンツ取得手段3は、放送信号の受信により或いはネットワーク配信によりコンテンツを取得し、取得して記録した後のコンテンツ、若しくは取得して記録予定のコンテンツに対し、チャプタ分割及び/又はサムネイル生成により編集し、編集後のコンテンツを記録若しくは再記録する。
このように、記録機器1は、その一実施形態として、チャプタ情報取得手段2aは、チャプタ分割情報をコンテンツの記録開始前(例えば番組の予約記録の際にしては予約時間が到来する前)に取得し、コンテンツ記録手段4は、コンテンツ取得手段3で取得したコンテンツをチャプタ分割手段2bでチャプタ分割して記録することができる。ここでのコンテンツ記録手段4は、チャプタ分割手段2bで分割した後の、各チャプタに対応する部分コンテンツの記録或いは各チャプタに関する情報の記録を行うこととなる。この実施形態にあっては、放送コンテンツやその他の配信コンテンツを受信する前に、予めチャプタ分割情報を取得してそのチャプタ分割情報を生かしてコンテンツの記録を行うので、記録時にリアルタイムにてチャプタ付けを行うことができ、放送終了或いは配信終了と共に記録終了が可能となる。
また、記録機器1は、その他の実施形態として、チャプタ情報取得手段2aは、チャプタ分割情報をコンテンツの記録終了後(例えば番組を予約記録や通常記録した後)に取得し、コンテンツ記録手段4は、記録したコンテンツに対しチャプタ分割手段2bでチャプタ分割して再記録するようにしてもよい。ここでのコンテンツ記録手段4は、チャプタ分割手段2bで分割した後の、各チャプタに対応する部分コンテンツの記録或いは各チャプタに関する情報の再記録も行うものとする。この実施形態にあっては、放送コンテンツやその他の配信コンテンツを受信するなどして記録した後に、チャプタ分割情報を取得してそのチャプタ分割情報に基づいてチャプタ付けを行うことができる。番組の放送後又は配信後にチャプタ付けを行うということは、番組に対しての見え方を工夫することができ、様々なサービスを提供できる利点が出てくる。
さらに、本発明の他の実施形態として、コンテンツ取得手段3は、コンテンツに対するチャプタ分割情報の取得先を示す取得先情報を取得する手段を有するよう構成してもよい。例えば、デジタル放送信号においてコンテンツと共に放送されるデータに取得先情報を含ませておき、そこから取得してもよい。この形態にあっては、チャプタ情報取得手段2aは、この手段で取得した取得先情報が示す取得先からチャプタ分割情報を取得する。
以上、本発明のシステムを中心に各実施形態を説明してきたが、本発明は、上述のごとき各実施形態に係る構成のコンテンツ編集装置2としてコンピュータを機能させるための編集プログラムや、記録機器1で例示したコンテンツ記録装置としてコンピュータを機能させるための記録プログラム、或いは、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としての形態も採用できる。
なお、ここでいうコンピュータとしては、本発明に係るコンテンツ編集及び記録の機能をハードウェアや一部をファームウェアとして組み込んだレコーダ等の各種機器における制御部を表すだけでなく、汎用のパーソナルコンピュータ(PC)を表しているともいえる。テレビ放送用の記録プログラムを汎用PCに組み込んだ形態にあっては、そのPCはテレビキャプチャボードなどのコンテンツ取得機能を具備する必要がある。
このようなコンピュータは、各種情報を入力するためのキーボード、マウス、記録媒体読取装置、他の機器からの入力用のネットワーク機器などの入力装置、編集を行うためのコンテンツや各種設定画面等を表示するためのLCD、PDP、有機EL、CRTなどのディスプレイである表示装置、コンテンツの記録装置、ネットワーク接続装置(ネットワークに接続して通信を行うためのネットワークボード等の通信機器)、印刷装置など外部出力を実行するための出力装置、さらには、基本プログラムに加え、本発明に係る編集プログラム(或いは記録プログラム)を記録した書き換え可能なROM(Read Only Memory;一部書き換え不能としてもよい)、ROMに格納されたプログラムを実行するためのCPU(Central Processing Unit)、及びその実行領域としてのRAM(Random Access Memory)を、その主要な構成要素とし、それらがバスにより接続されていればよい。
この編集プログラム(或いは記録プログラム)は、上述する各手段の一部(或いは各手段)としてコンピュータを機能させるように、CPU等を制御するプログラムである。また、このプログラムには、装置ユーザ(編集作業を実行する操作者)が使用する際に容易となるように、表示装置用のGUIを備えるようにするとよい。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAMに蓄積され、その後、各種ROMに格納され、必要に応じて、CPUによって読み出し、修正・書き込みが行われる。
また、上述のごとき編集プログラム或いは記録プログラムを記録した記録媒体としては、具体的には、CD−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROM、FD、フラッシュメモリ、及びその他各種ROM(書き換え可能なROMも含む)やRAM等が想定でき、上述した本発明の各実施形態の機能をコンピュータに実行させる編集プログラム或いは記録プログラムを、これら記録媒体に記録して流通させることにより、当機能の実現を容易にする。そして、コンピュータ等の情報処理装置に、上述のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記録媒体に当プログラムを記憶させておき、必要に応じて読み出すことにより、本発明に係わるコンテンツ編集の機能を実行することができる。
以上、本発明の各実施形態に係るコンテンツ編集装置、コンテンツ記録装置、プログラム、及び記録媒体について説明したが、次に、本発明の適用例をデジタル放送記録装置を例に挙げて説明する。
図18は、本発明に係るコンテンツ記録装置の一例としてのデジタル放送記録装置の一構成例を示すブロック図で、図中、5はネットワーク網、6はサーバ、30はデジタル放送記録装置、31はデジタル放送受信アンテナ、32はチューナ部、33はMPEG−TSデコーダ部、34は記録部、34aはハードディスクドライブ(以下、HDD)、34bは可搬記録媒体、35はオーディオデコーダ部、36はビデオデコーダ部、37は映像合成部、38はネットワークインターフェイス、39はリモコンインターフェイス、40はチャプタ管理部、41はサムネイル管理部、42はROM/RAM、43はCPU、44はリモートコントローラ(以下リモコン)である。
デジタル放送記録装置30は、上述の各部31〜44を備え、インターネット等のネットワーク網5を介して、チャプタ分割情報及び/又はサムネイル情報を取得可能に格納したサーバ6に接続されているものとする。以下、デジタル放送記録装置30について、その使用形態に応じた処理手順を説明することで、デジタル放送記録装置30の主要部における処理例を説明していく。
図19は、図18のデジタル放送記録装置におけるチャプタ分割及びサムネイル生成処理の流れの一例を説明するためのフロー図である。図19を参照して、コンテンツを記録するときにネットワーク経由でチャプタ分割する位置を拾い出し、その地点で分割、及びサムネイルを作成する処理を説明する。ここで、放送局或いはその他の事業者によって、コンテンツに対するチャプタ分割情報及びサムネイル情報がXMLなどにより記述され、サーバ6に格納されており、デジタル放送記録装置30からの情報取得要求に対応して要求された情報を返信可能になっているものとする。
まず、デジタル放送記録装置30において、ユーザがリモコン44にてコンテンツの記録/再生/視聴のいずれかの操作により指示を行う。その指示をリモコンインターフェイス39で受信し、それをCPU43でユーザがどういった指示をしているのかを解析する(ステップS1)。
CPU43は、ステップS1でのユーザ指示解析後、ある特定のコンテンツの再生指示をしているということがわかると、これを記録部34にある特定のコンテンツ再生指示をする。記録部34は記録部34内に記録されているコンテンツをHDD34aや可搬記録媒体34bから探す。そして、探し見つかったそのコンテンツを再生する。コンテンツの再生では、まず、以前にサムネイル生成したサムネイルを使用してチャプタ画面リストを提示する(ステップS2)。そして、ユーザが一つのサムネイルを選択することで(ステップS3)、選択されたチャプタからコンテンツの再生を行う(ステップS4)。
コンテンツの再生に際しては、映像・音声・データを分離するために、コンテンツデータをMPEG−TSデコーダ部33に送る。その後、音声は、オーディオデコーダ35を経て、音声出力される。映像は、ビデオデコーダ36を経てCPU43が作成する文字プレーン画像等と映像合成部37で合成され、映像出力される。
また、ステップS1において「コンテンツを記録」する場合であれば、まず、ユーザがリモコン44で記録したいコンテンツのチャンネルへ選局指示をする。リモコンインターフェイス39はこの指示を受け、選局指示をチューナ部32へ伝送をする。チューナ部32が、指示していたチャンネルに選局した後、ユーザがさらにリモコン44で、現在放送されているコンテンツを記録するように指示をする。このとき、記録する記録媒体も、HDD34aや可搬記録媒体34bなどの中からユーザが指示をしておき、さらにチャプタ分割又はチャプタ分割及びサムネイル生成を実行する場合にはその指示もしておく。リモコンインターフェイス39はこれらの指示を受け、CPU43へ指示をする。また、デジタル放送記録装置30が予約記録動作を行う場合も同じような動作が内部的に行われる。
CPU43は記録部34に対して記録指示をすると同時に、チャプタ分割及びサムネイル生成の指示がある場合にはネットワークインターフェイス38に対してもチャプタ分割情報及びサムネイル情報の取得を指示する。この指示に応答して、ネットワークインターフェイス38は、ネットワーク網5経由でサーバ6からチャプタ分割情報及びサムネイル情報を取得し(ステップS5)、チャプタ管理部40にチャプタ分割情報を出力し、サムネイル管理部41にサムネイル情報を出力する。
そして、記録部34は、MPEG−TSデコーダ部33に対して、コンテンツデータを要求し、指示された記録媒体に記録を開始する(ステップS6)。
チャプタ管理部40は、ネットワークインターフェイス38で取得したチャプタ分割情報を管理し、この管理データに基づき、記録中に、チャプタ分割情報で示されたチャプタ分割時間になったときに記録部34に指示してチャプタ分割させる。指示を受けた記録部34は、記録中のコンテンツデータに対して、チャプタ分割を行う(ステップS7)。
一方、サムネイル管理部41は、サムネイル情報がサムネイル指定情報であった場合、その情報で示されたサムネイル生成時刻になったときに記録部34に指示してサムネイル画像(サムネイル用映像データであってもよい)を取得して、取得した画像(静止画像或いは動画像)を元にサムネイルを生成する(ステップS8)。また、サムネイル情報がサムネイル画像指定情報であった場合のサムネイル生成は、ネットワークインターフェイス38がサムネイル画像指定情報の取得後にそこで指定されているサムネイル画像を取得しサムネイル管理部41に渡しておいてもよいし、一旦サムネイル画像指定情報をサムネイル管理部41で管理しておき、対応するチャプタの分割時などにネットワークインターフェイス38に対しサムネイル画像の取得を指示し、サムネイル管理部41に取得したサムネイル画像を返信させるようにしてもよい。ステップS8では、いずれの場合でも、サムネイルを生成した後、そのサムネイルを記録部34へ送り、記録しているコンテンツデータと共に保存する。また、ステップS7およびステップS8に関しては、コンテンツ記録(ステップS6)が終了、もしくは、デジタル放送記録装置30がユーザからの入力がないときに行うことも考えられる。
また、ステップS1において「コンテンツを視聴」する場合であれば、視聴処理を行う(ステップS9)。ステップS9では、既に視聴処理中であれば、そのままコンテンツの視聴処理を続行する。そして、チャプタを分割する必要もサムネイルを生成する必要もなく、ユーザ操作により視聴終了が指示されるまで処理を続行する。
なお、コンテンツのチャプタ分割並びにサムネイルの生成が予めなされたコンテンツに対しても、当然記録/再生可能とし、ユーザは通常そのようなコンテンツ以外のコンテンツに対してチャプタ分割/サムネイル生成を実行することとなる。また、予めチャプタ分割及びサムネイル生成がなされたコンテンツやユーザが一度チャプタ分割及びサムネイル生成を実行したコンテンツに対しても、ネットワーク網5経由で情報を要求して取得し、取得した情報に基づいて再度チャプタ分割及びサムネイル生成を実行してもよい。
図20は、図18のデジタル放送記録装置30におけるチャプタ分割及びサムネイル生成処理の流れの他の例を説明するためのフロー図である。図20を参照して、コンテンツを記録した後に再生するときにネットワーク経由でチャプタ分割する位置を拾い出し、その地点で分割、及びサムネイルを作成する処理を説明する。ここで、放送局或いはその他の事業者によって、コンテンツに対するチャプタ分割情報及びサムネイル情報がXMLなどにより記述され、サーバ6に格納されており、デジタル放送記録装置30からの情報取得要求に対応して要求された情報を返信可能になっているものとする。
まず、デジタル放送記録装置30において、ユーザがリモコン44にてコンテンツの再生操作を行ったとき(ステップS11でYES)、その再生操作の指示をリモコンインターフェイス39で受信し、その指示をCPU43で解析する。
CPU43は、解析により通常の再生指示であると判断すると、記録部34に対し、対象となるコンテンツが以前にチャプタ分割をユーザ指示により行ったものかを確認する(ステップS12)。記録部34は、その確認要求に応え、チャプタ管理部40とのやり取りで確認を済ませ、記録部34に返答する。なお、CPU43が直接チャプタ管理部40にこの確認を行ってもよい。そして、対象コンテンツが以前にチャプタ分割を行ったことがある場合は、図19のステップS2〜S4と同様にコンテンツの再生を行う(ステップS13〜15)。
一方、以前にチャプタ分割を行っていなかった場合、もしくは、ユーザが強制的にチャプタ分割を行いたい場合、CPU43は、チャプタ分割を行うか否かの判定を行う(ステップS16)。ステップS16では、コンテンツ再生指示と共に或いはその後に受け取った指示があって、且つその指示がチャプタ分割を行うといった指示であった場合に、YESとなる。チャプタ分割を行わない場合、すなわちステップS16でNOの場合には、コンテンツをそのまま再生する(ステップS20)。なお、ステップS20ではチャプタ分割を行っていないコンテンツであるのでそのまま映像及び音声を出力すればよい。
チャプタ分割を行う場合、すなわちステップS16でYESの場合には、コンテンツの再記録処理が始まる。このとき、再記録する記録媒体も、HDD34aや可搬記録媒体34bなどの中からユーザが指示をしておいてもよい。再記録処理では、CPU43が、記録部34に対して記録指示(再記録指示)をすると同時に、チャプタ分割及びサムネイル生成の指示がある場合にはネットワークインターフェイス38に対してもチャプタ分割情報及びサムネイル情報の取得を指示する。この指示に応答して、ネットワークインターフェイス38は、ネットワーク網5経由でサーバ6からチャプタ分割情報及びサムネイル情報を取得し(ステップS17)、チャプタ管理部40にチャプタ分割情報を出力し、サムネイル管理部41にサムネイル情報を出力する。
そして、記録部34は、MPEG−TSデコーダ部33に対して、コンテンツデータを要求し、指示された記録媒体に再記録を開始する。チャプタ管理部40は、ネットワークインターフェイス38で取得したチャプタ分割情報を管理し、この管理データに基づき、記録中に、チャプタ分割情報で示されたチャプタ分割時間になったときに記録部34に指示してチャプタ分割させる。指示を受けた記録部34は、再生して再記録中のコンテンツデータに対して、チャプタ分割を行う(ステップS18)。
一方、サムネイル管理部41は、サムネイル情報がサムネイル指定情報であった場合、その情報で示されたサムネイル生成時刻になったときに記録部34に指示してサムネイル画像(サムネイル用映像データであってもよい)を取得して、取得した画像(静止画像或いは動画像)を元にサムネイルを生成する(ステップS19)。また、サムネイル情報がサムネイル画像指定情報であった場合のサムネイル生成は、ネットワークインターフェイス38がサムネイル画像指定情報の取得後にそこで指定されているサムネイル画像を取得しサムネイル管理部41に渡しておいてもよいし、一旦サムネイル画像指定情報をサムネイル管理部41で管理しておき、対応するチャプタの分割時などにネットワークインターフェイス38に対しサムネイル画像の取得を指示し、サムネイル管理部41に取得したサムネイル画像を返信させるようにしてもよい。ステップS19では、いずれの場合でも、サムネイルを生成した後、そのサムネイルを記録部34へ送り、再記録しているコンテンツデータと共に保存する。
図21は、図18のデジタル放送記録装置におけるサムネイル生成処理の流れの例を説明するためのフロー図で、図22はサムネイル画像リストの一例を示す図である。図21及び図22を参照して、予めチャプタ分割されたコンテンツを記録した後に再生するときにネットワーク経由で各チャプタに対するサムネイル情報を取得してサムネイルを作成する処理を説明する。ここで、放送局或いはその他の事業者によって、コンテンツに対する各チャプタに対するサムネイル情報がXMLなどにより記述され、サーバ6に格納されており、デジタル放送記録装置30からの情報取得要求に対応して要求された情報を返信可能になっているものとする。また、ユーザによって再生するコンテンツ(チャプタ分割済み)が指示され、各チャプタに対応するサムネイルの生成も指示されているものとして説明する。
まず、デジタル放送記録装置30において、ユーザがリモコン44にてコンテンツの再生操作を行ったとき、その再生操作の指示をリモコンインターフェイス39で受信し、その指示をCPU43で解析する。CPU43は、解析によりコンテンツ(チャプタ分割済み)が再生指示されていることを判断すると、そのコンテンツを記録部34の記録媒体から取り出す(ステップS31)。そして、CPU43は、各チャプタに対応するサムネイルの生成も指示されていることを判断すると、取り出したコンテンツをそのコンテンツ情報などを元に解析し(ステップ32)、サムネイル画像リストを表示するためのサムネイル画像の取得をネットワークインターフェイス38に対して要求する(ステップS33)。ステップS33では、コンテンツ情報などを検索キーとして所定のサーバ6内のサムネイル情報を検索する。
ステップS33での要求により、サーバ6からサムネイル情報を取得すると(ステップS34)、サムネイル管理部41は、そのサムネイル画像リストを図22のサムネイル画像リスト51のごとく表示する。なお、サムネイル管理部41は、サムネイルを取得後、そのサムネイルを記録部34へ送り、再記録しているコンテンツデータと共に保存する。ここで例示するサムネイル画像リスト51は、サムネイルリスト53と共に、選択されているチャプタの名前及び時刻52と、コンテンツのタイムテーブル54が表示されている。タイムテーブル54では、コンテンツの開始時刻55及び終了時刻56の間に、各チャプタが表示されている。このようなサムネイル画像リストのうち、1つのチャプタに対応する1つの画像がユーザによって選択されること(ステップS36)により、選択されたチャプタからコンテンツの再生が行われる(ステップS37)。
以上で説明したコンテンツ編集及び記録機能は、記録したコンテンツに対して、放送波、通信(インターネット等)を用いて、チャプタ情報やサムネイル情報を取得し、その編集作業を行うものである。なお、これら情報の取得は、頒布されたCDやDVD等の可搬記録媒体から読み出すことでも実現できる。
次に、ユーザが得られるチャプタ情報やサムネイル情報が複数種類あった場合にも対応が可能で、取捨選択や数種類の情報の加工などを可能とした、本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、以下の説明では、図1乃至図22を参照した説明と重複する部分については基本的に省略する。また、以下の説明でも図18乃至図22で説明した例が適用でき、また、プログラムや記録媒体の形態も同様に採用できる。なお、複数のチャプタ分割情報やサムネイル情報を取得するためには、図18において、デジタル放送記録装置がインターネット等のネットワーク網を介して複数のサーバに接続されていることが好ましい。これにより、複数の運営者のサーバから、1つのコンテンツに対しても複数の意図に沿ったチャプタ分割情報及び/又はサムネイル情報を取得できる。
本実施形態におけるチャプタ分割手段は、一つのコンテンツに対して、複数のチャプタ分割情報に基づきチャプタ分割する手段を有するものとする。この手段により、各コンテンツに対し、複数のチャプタ分割情報を扱うことができる。
さらに、取得した複数のチャプタ分割情報のうち、利用したい1つ又は複数のチャプタ分割情報を、ユーザが取捨選択可能としておくことが好ましい。そのために、チャプタ分割手段は、この複数のチャプタ分割情報から、ユーザが利用したいチャプタ分割情報(ユーザ所望のチャプタ分割情報)を、ユーザに選択させる手段を有することが好ましい。ここで、ユーザが利用する情報として選択されたチャプタ分割情報によって、選択可能な範囲では、ユーザの視聴意図に最も適応したチャプタ分割が可能となる。選択操作の方法は、全てのチャプタ分割情報に対し、その時系列表示を行い(先頭の画像と共になど)、その中から選択させる方法など、様々な方法が適用できる。
また、チャプタ分割手段は、コンテンツにおける分割点或いは分割区間を、ユーザに編集させる編集手段を有することが好ましい。そして、この編集手段は、チャプタ情報取得手段で取得したチャプタ分割情報が示す分割点或いは分割区間に対しても、編集(追加、削除、変更)を可能としておくとよい。1つ又は複数のチャプタ分割情報に基づくコンテンツ情報をユーザが編集することができる。また、この編集手段は、取得したチャプタ分割情報が複数の場合だけでなく、図1乃至図22で説明した1つの場合であっても適用可能である。
さらに、チャプタ分割情報は、ユーザ側で編集を許可するか否かを示す編集許可情報を含んでおくことが好ましい。そして、上述の編集手段は、この編集許可情報が編集を許可しないことを示す情報であった場合(ユーザにより編集指示があった場合でも)、編集を許可しないようにしておく。このように、チャプタ分割情報として編集可能/不可能を判別できるフォーマットを採用することで、ユーザが編集するときにもデータの保護を図ることができる。また、この編集手段は、取得したチャプタ分割情報が複数の場合だけでなく、図1乃至図22で説明した1つの場合であっても適用可能である。
さらに、チャプタ分割手段は、コンテンツをチャプタ分割する際に、そのチャプタ分割に用いた情報を、次回のチャプタ分割時に再度利用可能なように記憶する手段を有することが好ましい。このように、チャプタ付与時に、作成したコンテンツ分割情報に関するデータ(情報提供元、編集可能を判別するフラグ、キャンセルフラグなど)をもたせることで、チャプタ再編集の場合に、元々のデータを損なうことなく編集作業が可能となる。また、この記憶する手段は、取得したチャプタ分割情報が複数の場合だけでなく、図1乃至図22で説明した1つの場合であっても適用可能である。
このように、好ましくは、複数種類のデータの扱いが行えるようにし、また、それをユーザが編集も行え、さらに、そのデータに編集不可能フラグ/編集可能フラグのいずれかを事業者がつけて、編集させない/編集可能とする方法を採用するとよい。例えば、編集可能であるものとしては、主に個人が配信するものと想定し、編集不可能であるものとしては、主に放送局、大手配信会社が配信するものと想定するとよい。これに関しては、チャプタ分割情報だけでなく、後述するようにサムネイル情報に関しても同様なフラグ及びそれに対応したコンテンツ編集装置が適用できる。また、このようなチャプタ分割情報とサムネイル情報との組み合わせ、並びにそれに対応したコンテンツ編集装置も採用できる。
以下、このような複数種類のデータの扱いを可能とするためのフォーマット及びコンテンツ編集装置について、図23乃至図34を参照して具体的に例示する。まず、図23乃至図26を参照して、1種類のデータをユーザが編集可能に取り扱えるようなチャプタ分割情報について、説明する。
図23は、チャプタ分割点情報を用いたチャプタ分割方法の他の例を示す図で、図2のチャプタ分割点情報のXMLでの編集フラグ付き記述例を示す図である。
図2のごときチャプタ分割点情報をその情報が編集可能か否かを示す情報と共に、コンテンツ編集装置(例えば図1のコンテンツ編集装置2。以下同様)側に提供するためには、例えば図23のXML文書61で例示したようなXMLフォーマットが想定される。図3のXML文書13と図23のXML文書61との違いは、分割点によるチャプタ制御の定義において、前者が<chapter type=“dot”>という表現であるのに対し、後者が<chapter type=“dot”editable=0>という表現となっている点にある。
このeditableフラグは、XML文書61内のチャプタ分割点情報が編集可能か否かを判別させるためのフラグである。例えば、図23のごとくその値が0であれば編集不可能を、1であれば編集可能を示す。例えば、チャプタ分割情報の配信者が必ずその部分をユーザに視聴させたいと考えた場合には、その冒頭をeditable=0とすることで、ユーザに少なくともその冒頭を視聴させることができる。また、ここで定義されるものは、これに限らず、分割点をそれが編集可能か否かと共に示せるものであると、認識できるようなものであれば内容、形式は問わない。そして、コンテンツ編集装置では、このeditableフラグを読み取って、このフラグが示す情報に基づき、編集を許可するか否かを判定し、許可できない分割点の編集を認めないようにする。また、同様な書式により、編集の属性詳細(編集不可で削除可能、編集可能で削除不可など)について設定することも考えられる。
図24は、チャプタ分割区間情報を用いたチャプタ分割方法の他の例を示す図で、図4のチャプタ分割区間情報のXMLでの編集フラグ付き記述例を示す図である。
図4のごときチャプタ分割区間情報をその情報が編集可能か否かを示す情報と共に、コンテンツ編集装置側に提供するためには、例えば図24のXML文書62で例示したようなXMLフォーマットが想定される。図5のXML文書15と図24のXML文書62との違いは、分割区間によるチャプタ制御の定義において、前者が<chapter type=“zone”>という表現であるのに対し、後者が<chapter type=“zone”editable=0>という表現となっている点にある。また、図23のXML文書61との違いは、<chapter type=“zone”>という表現により、分割点ではなく分割区間によってチャプタ制御を行うことが定義されている点にある。
このeditableフラグは、XML文書62内のチャプタ分割区間情報が編集可能か否かを判別させるためのフラグである。例えば、図24のごとくその値が0であれば編集不可能を、1であれば編集可能を示す。また、ここで定義されるものは、これに限らず、分割点をそれが編集可能か否かと共に示せるものであると、認識できるようなものであれば内容、形式は問わない。そして、コンテンツ編集装置では、このeditableフラグを読み取って、このフラグが示す情報に基づき、編集を許可するか否かを判定し、許可できない区間(許可できないチャプタ分割区間に含まれる区間)の編集、例えば区間の先頭を後ろにずらす等、を認めないようにする。また、同様な書式により、編集の属性詳細(編集不可で削除可能、編集可能で削除不可など)について設定することも考えられる。
図25及び図26は、チャプタ分割区間情報を用いたチャプタ分割方法の他の例を示す図である。図25及び図26で示す例は、それぞれ図23及び図24と、editableフラグの付与の方法が異なる例であり、図4のチャプタ分割区間情報のXMLでの編集フラグ付き記述例を示している。
図23及び図24の例では、editableフラグを付けており、そのタグ内の要素についての編集可能/不可能を示すこととなる。従って、図23及び図24の例では、データ全体に対して属性を決めることができる。それに対し、ある要素のみ属性を指定することもできる。このような例を図25及び図26を参照して説明する。
図4のタイムテーブル14では、2004年1月8日の20:00〜21:00に放送される或いは放送されたコンテンツで、その分割区間情報として、H(開始時20時00分00秒〜20時07分15秒)、I(20時12分15秒〜20時28分45秒)、J(20時28分45秒〜20時33分00秒、K(20時49分30秒〜終了時21時00分00秒)が取得可能となっている。
図4のごときチャプタ分割区間情報を、分割区間H、Jのみが編集許可で分割区間I、Kを編集不許可であることを示す情報と共に、コンテンツ編集装置側に提供するためには、例えば図25のXML文書63で例示したようなXMLフォーマットが想定される。図24のXML文書62と図25のXML文書63との違いは、分割区間によるチャプタ制御の定義において、前者が<chapter type=“zone”editable=0>という表現であるのに対し、後者が<chapter type=“zone”>という表現に加え、editable=1というフラグを編集許可する分割区間のデータ(data no=“1”及び“3”)に付加している点にある。従って、XML文書63では、例えば<data no=“1”editable=1>といったタグが含まれている。この例では、フラグeditable=1が付されていない分割区間I、Kのデータは、編集不許可であることを示している。
また、図4のごときチャプタ分割区間情報を、分割区間H、Jのみが編集許可で分割区間I、Kを編集不許可であることを示す情報と共に、コンテンツ編集装置側に提供するためには、例えば図26のXML文書64で例示したようなXMLフォーマットが想定される。図25のXML文書63と図26のXML文書64との違いは、分割区間によるチャプタ制御の定義において、前者が<chapter type=“zone”>という表現であるのに対し、後者が<chapter type=“zone”editable=0>という表現になっている点にある。XML文書64では、まず、編集の許可/不許可の情報を全体として付加し、さらにその全体と異なる指定(全体が許可であれば不許可の指定、全体が不許可であれば許可の指定)を行う場合だけ情報を付加している。この例での全体と異なる指定を示す情報とは、<data no=“1”editable=1>及び<data no=“3”editable=1>が該当する。
なお、図25及び図26で例示していないが、チャプタ分割点情報についても、チャプタ分割区間情報と同様に、分割点個別に編集可能か否かを判別するフラグを付加することにより、各分割点に対し個別に編集可能か否かをコンテンツ編集装置に判別させることができる。
以上、図23及び図24で例示したようにデータ全体に対して属性を決めることができるし、また、図25で例示したようにある要素のみ属性を指定することもできる。ある要素のみに指定された場合は、デフォルト値を編集可能/不可能のいずれかにしておけばよい。また、データ全体に対してタグ内指定されている場合でも、図26で例示したように、その子要素によってさらに属性値を指定することによって、データ全体に対するタグ内の指定の値を有効にするか無効にするかを指定することができる。
次に、複数種類のデータの扱いを可能とするためのフォーマット及びコンテンツ編集装置について、図27乃至図34を参照して具体的に例示する。
図27乃至図29は、チャプタ分割点情報を用いたチャプタ分割方法の他の例を説明するための図である。図27は、コンテンツの時刻情報、チャプタ分割点Iの情報、チャプタ分割コンテンツI、チャプタ分割点IIの情報、チャプタ分割コンテンツII、及び編集結果としての分割コンテンツを模式的に例示した図、図28は、図27のチャプタ分割点IIの情報のXMLでの記述例を示す図、図29は、図27のチャプタ分割点IとIIを合わせた編集結果の情報をXMLで記述した例を示す図である。なお、チャプタ分割点Iの情報のXMLでの記述例は、図23の記述例が適用できる。
図27乃至図29を参照して、チャプタ分割情報として、分割点情報(チャプタ分割点情報)を複数を採用する場合について説明する。チャプタ分割点情報やその記述例の詳細については、図2及び図3を参照して説明した通りであり、その説明を省略する。
チャプタ分割点のセットIは、図27のタイムテーブル65で示すように、2004年1月8日の20:00〜21:00に放送される或いは放送されたコンテンツで、その分割点情報として、A(開始時、20時00分00秒)、G(終了時、21時00分00秒)の他に、B(20時07分15秒)、C(20時12分15秒)、D(20時28分45秒)、E(20時33分00秒)、F(20時49分30秒)が取得可能となっている。なお、図2の説明においても同様であるが、分割点A及びGについては指定しなくてもしておいてもよい。
このように、タイムテーブル65では、チャプタ分割点Iの情報として、図2のタイムテーブル12と同じ情報で例示しており、従って、図23のXML文書61で例示したようなXMLフォーマットが想定され、このチャプタ分割点Iの情報のみからチャプタ分割を実行すると、コンテンツの候補Iのごとく分割されることとなる。
チャプタ分割点のセットIIは、図27のタイムテーブル65で示すように、セットIと同じコンテンツに対し、その分割点情報として、α(開始時、20時00分00秒)、δ(終了時、21時00分00秒)の他に、β(20時06分15秒)、γ(20時24分00秒)が取得可能となっている。なお、分割点α及びδについては指定しなくてもしておいてもよい。
図27のチャプタ分割点IIの情報をコンテンツ編集装置側に提供するためには、例えば図28のXML文書66で例示したような、分割点β、γに対して編集許可を示すフラグeditable=1を含んだXMLフォーマットが想定される。そして、このチャプタ分割点IIの情報のみからチャプタ分割を実行すると、コンテンツの候補IIのごとく分割されることとなる。
タイムテーブル65で示すようにチャプタ分割情報が複数あるときの処理としては、採用するチャプタ分割情報が編集不可能であったとき、編集せずにチャプタ付けを行う。逆に、採用するチャプタ分割情報が編集可能であったときには、ユーザによる編集を受け付け、それに基づきチャプタ付けを行う。また、採用するチャプタ分割情報が編集可能であり、且つ複数編集可能データがあった場合、マージ、選択などの編集をしてチャプタ付けを行う。チャプタ分割情報が複数あるとは、例えば本編データとコマーシャル向けデータが分かれているなど、様々なケースが想定できる。
ユーザ選択手段によりチャプタ分割点IとIIとをマージする選択を行った場合には、図29で例示したように、分割点A(α)、β、B、C、γ、D、E、F、G(δ)といった時系列の順に従って、各分割点に対する情報が編集許可/不許可の情報と共に記述される。勿論、ここでもA(α)、G(δ)の情報は指定してもしなくてもよい。また、マージするに際し、編集不許可を示す分割点が他方で編集を許可するものであった場合、どちらを優先するかは予め決めておけばよい。
この例では、チャプタ分割点Iの情報がコンテンツの提供先から取得したものであり、且つチャプタ分割点IIの情報が他の事業者や個人が作成したものを取得したものとし、分割点β、γのみに対し、editable=1を有効にさせたものを記述している。このマージ結果の記述例(図29)によって、ユーザが新たに分割点の追加や分割点IIの情報の削除又は変更を行わなかった場合には、図27で編集結果として例示した8つの分割コンテンツが生成されることになる。
また、マージの他に、チャプタ分割点IとIIのうち、ユーザ選択手段によりIをユーザが選択した場合には、図23で示す記述例の分割点情報が選択され、それのみに基づいてチャプタ分割が実行されることとなる。逆に、ユーザ選択手段によりIIをユーザが選択した場合には、図28で示す記述例の分割点情報が選択され、それのみに基づいてチャプタ分割が実行されることとなる。
図30は、チャプタ分割点情報を用いたチャプタ分割方法の他の例を説明するための図で、コンテンツの時刻情報、チャプタ分割点Iの情報、チャプタ分割コンテンツI、ユーザが入力したチャプタ分割点の情報、及び編集結果としての分割コンテンツを模式的に例示した図である。なお、チャプタ分割点Iの情報のXMLでの記述例は、図23の記述例が適用できる。
図30を参照して、チャプタ分割情報として、チャプタ分割点情報(分割点情報)を複数を採用する場合で、且つそのうち1つはユーザ入力の分割点情報を採用する場合、すなわち、一つのチャプタ分割情報に対しユーザ入力して編集する場合について説明する。チャプタ分割点情報やその記述例の詳細については、図2及び図3を参照して説明した通りであり、その説明を省略する。
チャプタ分割点のセットIは、図30のタイムテーブル68で示すように、図27のタイムテーブル65のそれと同様であり、仮にこのチャプタ分割点Iの情報のみからチャプタ分割を実行すると、コンテンツの候補Iのごとく分割されることとなる。
チャプタ分割点のユーザ入力分(以下、ユーザ入力点という)は、図30のタイムテーブル68で示すように、セットIと同じコンテンツに対し、その分割点情報として、ε(開始時、20時00分00秒)、θ(終了時、21時00分00秒)の他に、ζ(20時06分15秒)、η(20時24分00秒)が、編集手段によりユーザ入力され、分割を実行する側に伝えられる。なお、分割点ε及びθについては指定しなくてもしておいてもよい。
図30のユーザ入力点の情報を、利用可能なデータとしてコンテンツ編集装置の分割実行側に提供するためには、例えば図28のXML文書66で例示したような、分割点ζ、ηに対して編集許可を示すフラグeditable=1を含んだXMLフォーマットを、ユーザ入力に応じて生成することが想定される。仮にこのユーザ入力点の情報のみからチャプタ分割を実行すると、分割コンテンツは3つになる。
タイムテーブル68で示した編集結果の例を得るためには、まず、ユーザ選択手段によりチャプタ分割点Iに加え、ユーザ編集によりチャプタ分割点を追加したユーザ入力点(ユーザ指定点)をマージする選択を行う。このマージする選択は、ユーザ編集を加えるといったことを示す選択肢を用意しておき、ユーザがそれを選択することで実行されるようにすればよい。次に、ユーザは編集手段により、チャプタ分割点ε、ζ、η、θを入力指定する。指定方法としては、コンテンツを再生中に所定の点を選択することによって行ってもよいし、時刻で指定するようにしてもよい。勿論、ここでもε、θの情報はユーザ指定してもしなくてもよい。
そして、このユーザ入力に基づき、編集手段が、チャプタ分割点Iとのマージを実行し、ε、θの情報は編集不可能なA、Gであるので(A、Gが編集可能であっても分割点が重なった場合には、サムネイル変更以外は実行しなくてもよい)、編集結果に例示したように、8つの分割コンテンツが生成できるチャプタ分割情報が生成されることになる。この結果、ユーザがそれ以上の編集を行わなかった場合には、図30において編集結果として例示したように8つの分割コンテンツが生成されることになる。
図31は、チャプタ分割点情報を用いたチャプタ分割方法の他の例を説明するための図で、コンテンツの時刻情報、チャプタ分割点Iの情報、チャプタ分割コンテンツI、ユーザが入力したチャプタ分割点の情報、及び削除用の分割点を考慮した編集結果としての分割コンテンツを模式的に例示した図である。図31の編集結果は、図30の編集結果にさらにユーザが一つの分割点を削除する作業を行った結果を示している。
チャプタ分割点のユーザ入力分(以下、ユーザ入力点という)は、図31のタイムテーブル69で示すように、セットIと同じコンテンツに対し、その分割点情報として、図30のタイムテーブル68と同じε(開始時)、θ(終了時)、ζ、ηが、編集手段によりユーザ入力され、分割を実行する側に伝えられる。さらに、タイムテーブル69の例では、ユーザ入力分としてチャプタ分割点Dに相当する削除用の分割点ιが入力され、分割を実行する側に伝えられる。
図31のユーザ入力点の情報を、利用可能なデータとしてコンテンツ編集装置の分割実行側に提供するためには、例えば図28のXML文書66で例示したような分割点ζ、ηに対して編集許可を示すフラグeditable=1を含んだXMLフォーマットに加え、分割点Dに相当する削除点ιに関する削除(キャンセル)の情報が付加されたフォーマットを、ユーザ入力に応じて生成することが想定される。削除点ιの情報はユーザによる分割点Dのキャンセル要求に対してこのように生成しなくてもよいが、その場合には、セットI側の分割点Dを消去する必要がある。ここで、削除点ιを除くユーザ入力点の情報のみからチャプタ分割を実行すると分割コンテンツは3つになり、削除点ιによって他のチャプタ分割情報(ここではセットI)の一つの分割点(ここではD)が減るので、分割コンテンツの数も一つ減ることとなる。但し、他のチャプタ分割情報における対応する分割点が削除可能でなければ、削除点の入力はコンテンツの編集(分割)の結果に影響を与えない。
タイムテーブル69で示した編集結果の例を得るためには、まず、ユーザ選択手段によりチャプタ分割点Iに加え、ユーザ編集によりチャプタ分割点を追加したユーザ入力点(ユーザ指定点)をマージする選択を行う。次に、ユーザは編集手段により、チャプタ分割点ε、ζ、η、θ、ιを入力指定する。このうち、分割点ιは、分割点Dを削除することを意味する削除点として入力指定するとよい。指定方法としては、コンテンツを再生中に所定の点を選択することによって行ってもよいし、時刻で指定するようにしてもよい。勿論、ここでもε、θの情報はユーザ指定してもしなくてもよい。そして、削除点ιの指定方法としては、分割点Dの情報を選択してキャンセル操作を行うなどによって指定すればよい。
そして、このユーザ入力に基づき、編集手段が、チャプタ分割点Iとのマージを実行し、ε、θの情報は編集不可能なA、Gであり、またιは削除点であるので、編集結果に例示したように、7つの分割コンテンツが生成できるチャプタ分割情報が生成されることになる。この結果、ユーザがそれ以上の編集を行わなかった場合には、図31において編集結果として例示した8つの分割コンテンツが生成されることになる。
図32は、チャプタ分割点情報を用いたチャプタ分割方法の他の例を説明するための図で、コンテンツの時刻情報、図31の編集結果としての分割コンテンツ、編集点の要素データを模式的に例示した図である。図33は、図32の編集結果に対し編集を復帰可能に保存するためのXMLでの記述例を示す図である。なお、図33のXML文書71において、要素データの番号を示す1〜9は説明のためのものであり、XML文書には含まれない。
図31のタイムテーブル69で示すような編集結果は、再度、ユーザによって編集される可能性がある。この再編集の際、編集する前の分割点(又は分割区間)の情報が必要となってくる。このような場合に対処するために、タイムテーブル70で例示するように、編集に用いたチャプタ分割点I及びユーザ入力点(削除点も含む)に関する要素データを、コンテンツ編集装置に記録しておくことが好ましい。
ここで記録しておく要素データとしては、チャプタ分割情報の取得先(URL等の情報提供元)、編集可能/不可能を示すフラグ、ユーザ自ら設定入力したチャプタ分割点や分割区間の情報(キャンセルの情報も含む)等であり、例えば図33で例示するようなXML文書71で保存しておくとよい。
XML文書71では、要素データ1〜4、6〜9に対し、タグ<data source=”http://www.hogehoge.com/chapterdata/2004010820.dat” editable=1>により、チャプタ分割情報をdata sourceで指定されたURL(”http://www.hogehoge.com/chapterdata/2004010820.dat”)から取得したこと、及び、ユーザがチャプタ分割情報を編集可能(editable=1)であることを記述している。また、要素データ5に対し、タグ<data source=”user” editable=1>により、ユーザが自らチャプタ分割点を設定入力したことを記述している。また、要素データ6に対しては、タグ内のフラグcancel=1により、ユーザがタグ中のチャプタ分割点(図31における点D)をキャンセル(削除)したことを記述している。なお、要素データ5、6は、ユーザ入力点に関するものであり、編集可能のフラグも付されている。
このように、編集時に、XML文書71のごときフォーマットを保存しておくことで、次回の編集において、前回の編集内容を元に戻すことも可能となる。勿論、XML文書71によって、チャプタ分割を実行すると、図32のタイムテーブル70における編集結果として示すように、7つの分割コンテンツが生成される。
また、チャプタ分割後は、XML文書71のように、一つ一つの情報をどこから取得したものか、エディットの可/不可を、認識しておいて、また編集のときにその情報を使用するようにしてもよいが、単に、その時間だけの情報を保持していてもよい。なお、前回の編集内容を元に戻すためには、チャプタ分割時、不要となった部分コンテンツが生じた場合でもその部分コンテンツを削除しないような分割方法を採用するか、或いはその部分コンテンツをいずれかから取得可能な状態にしておく必要がある。また、不要となった部分コンテンツが生じて且つ取得できなかった場合でも、その部分を含むコンテンツ以外では、再編集が可能であり、そのような編集方法も採用できる。
なお、図27乃至図33で例示していないが、チャプタ分割区間情報についても、チャプタ分割点情報と同様に、分割区間個別に編集可能か否かを判別するフラグを付加することにより、各分割区間に対し個別に編集可能か否かをコンテンツ編集装置に判別させることができ、また編集内容を復帰可能に保存しておくこともできる。
図34は、本発明に係るコンテンツ編集装置における、ユーザ編集を伴ったチャプタ分割処理の流れの一例を説明するためのフロー図である。
図23乃至図33を参照して説明したチャプタ分割情報の編集を実行するためには、まず、チャプタ分割の操作において、チャプタ分割情報の編集要求があった場合、そのチャプタ分割情報が編集可能であるか否かを判定する(ステップS41)。ここでは、編集許可/不許可のフラグ(上述の例ではeditable)をチャプタ分割情報が示す分割点及び/又は分割区間が全て編集不可能であれば、処理を終了する。
次に、編集を継続するか否かをユーザ指示があるか否かによって判定し(ステップS42)、継続するのであればステップS43へと進み、継続しないのであれば処理を終了する。ここで、ステップS41でYESの場合、ステップS42の判定結果はYESとなる。ステップS43では、ユーザの編集指示を受け付ける。そして、ステップS41〜S51において、受け付けた編集指示(編集要求)がどういった部類の編集であるのかを判定し、その判定結果に沿って指示された編集を実行する。
まず、ステップS44でチャプタの追加要求であるか否かを判定し、YESであればステップS45にて、指定されたチャプタは追加可能な区間にあるかを判定する。ここで、追加可能な区間であるかを判定したのは、チャプタ分割情報がチャプタ分割点情報並びにチャプタ分割区間情報のいずれであっても対応させるためである。チャプタ分割点情報に対するチャプタ追加要求は、編集不可能の(編集不許可な)分割点でなく且つ編集不許可な区間に含まれない限り認められる。ステップS45でYESの場合、チャプタ追加要求に従って、チャプタを追加、すなわち分割点の情報を追加して、チャプタ分割し(ステップS46)、ステップS42へ戻る。一方、ステップS45の判定の結果、NOであれば、編集が不可能な区間であることをユーザに示すなどしてそのままステップS42へ戻る。
ステップS44でNOであった場合、ユーザの編集指示がチャプタの削除指示であるか否かを判定する(ステップS47)。チャプタ削除要求であった場合、指定されたチャプタ分割点は編集可能かをフラグにより判定する(ステップS48)。この判定で、編集可能な分割点であった場合、指定されたチャプタを削除、すなわち指定されたチャプタ分割点の情報を削除するか或いは削除の情報を追加する(ステップS49)。ステップS48でNOの場合、編集が不可能である旨をユーザに提示するなどしてステップS42へ戻り、またステップS49の処理後もステップS42へ戻る。
ステップS47でNOであった場合、ユーザの編集指示は、指定されたチャプタの区間の開始点や終了点を編集する指示であることが想定できる。従って、この場合には、ユーザの編集指示により指定されたチャプタ分割情報が示す区間は編集可能であるか否かを判定し(ステップS50)、編集が不可能であった場合、その旨をユーザに提示するなどしてステップS42へ戻る。ステップS50で編集可能であると判定された場合、指定されたチャプタの区間を編集し、その区間に対する情報を変更又は変更の情報を追加して、チャプタ分割を実行し(ステップS51)、ステップS42へ戻る。
また、ステップS46、S49、S51によってチャプタ分割が実行された場合も、図32及び図33で説明したように、その元となる要素データを、コンテンツ編集装置に保存しておくことが好ましい。
次に、図23乃至図34で説明したチャプタ分割方法と同様の考え方でサムネイル情報からサムネイルを生成する方法について、簡単に説明する。サムネイル情報からのサムネイルの生成は、上述の様々なチャプタ分割方法と併用して、また、サムネイル生成単独で実行できる。
サムネイル生成手段は、一つのチャプタに対して、複数のサムネイル情報の中から、ユーザが利用したいサムネイル情報をユーザに選択させる手段を有するようにしてもよい。ここで、ユーザに所望のサムネイル情報を選択させる方法としては、サムネイル情報に対応したサムネイルを表示させて選択させるなどが挙げられる。この手段により、各チャプタに対し、複数のサムネイル情報を扱うことができる。
また、サムネイル生成手段は、サムネイル情報をユーザに編集させるサムネイル編集手段を有することが好ましい。そして、このサムネイル編集手段は、サムネイル情報取得手段で取得したサムネイル情報が示すサムネイルに対しても、編集(追加、削除、変更)を可能としておくとよい。また、このサムネイル編集手段は、取得したサムネイル情報が複数の場合だけでなく、1つの場合であっても適用可能である。
さらに、サムネイル情報は、ユーザ側で編集を許可するか否かを示す編集許可情報を含んでおくことが好ましい。そして、上述のサムネイル編集手段は、この編集許可情報が編集を許可しないことを示す情報であった場合(ユーザにより編集指示があった場合でも)、編集を許可しないようにしておく。このように、サムネイル情報として編集可能/不可能を判別できるフォーマットを採用することで、ユーザが編集するときにもデータの保護を図ることができる。また、このサムネイル編集手段は、取得したサムネイル情報が複数の場合だけでなく、1つの場合であっても適用可能である。
例えば、チャプタ分割情報と同様に、サムネイル情報についても、editableフラグなどの編集不許可/許可のフラグを付すようにしてもよい。例えば、図11のXML文書21中の<data_with_thumbnail_data no=”1”>タグにフラグeditable=1を付与し、<data_with_thumbnail_data no=”1” editable=1>のように記述すれば、ユーザがサムネイル指定点情報(図10における点L)を個別に編集できることをコンテンツ編集装置が判別することができる。
なお、編集不許可のフラグが、2つのサムネイル情報において重なった場合には、両方採用するか、取得時期が早い方を優先して採用するか、或いは、コンテンツの配信元の関連の業者が提供したものを優先して採用するか、などで決定すればよい。ここで、両方採用する場合には、例えば、αブレンディング処理を行ってもよい。但し、サムネイルとして使用する画像はαチャンネルを有するものを採用する必要がある。また、両方採用する場合の他の手法として、交互に画像(又は動画像)を表示するようなサムネイルを生成してもよい。
さらに、サムネイル生成手段は、サムネイルの生成に用いた情報を、次回のサムネイル生成時に再度利用可能ように記憶する手段を有することが好ましい。このように、サムネイル生成時に、作成に関わったデータ(情報提供元、編集可能を判別するフラグ、キャンセルフラグなど)をもたせることで、チャプタ再編集と同様に、サムネイルの再生成の場合も、元々のデータを損なうことなく編集作業が可能となる。また、この記憶する手段は、取得したサムネイル情報が複数の場合だけでなく、1つの場合であっても適用可能である。
このように、好ましくは、サムネイルに対しても、複数種類のデータの扱いが行えるようにし、また、それをユーザが編集も行え、さらに、そのデータに編集不可能フラグ/編集可能フラグのいずれかを事業者がつけて、編集させない/編集可能とする方法を採用するとよい。例えば、編集可能であるものとしては、主に個人が配信するものと想定し、編集不可能であるものとしては、主に放送局、大手配信会社が配信するものと想定するとよい。
1…コンテンツ記録装置(記録機器)、2…コンテンツ編集装置、2a…チャプタ情報取得手段、2b…チャプタ分割手段、2c…サムネイル情報取得手段、2d…サムネイル生成手段、3…コンテンツ取得手段、4…コンテンツ記録手段、5…ネットワーク網、6…サーバ、30…デジタル放送記録装置、31…デジタル放送受信アンテナ、32…チューナ部、33…MPEG−TSデコーダ部、34…記録部、34a…ハードディスクドライブ(HDD)、34b…可搬記録媒体、35…オーディオデコーダ、36…ビデオデコーダ、37…映像合成部、38…ネットワークインターフェイス、39…リモコンインターフェイス、40…チャプタ管理部、41…サムネイル管理部、42…ROM/RAM、43…CPU、44…リモコン。
Claims (21)
- ネットワークを介して、コンテンツのチャプタ分割情報を取得するチャプタ情報取得手段と、該チャプタ情報取得手段で取得したチャプタ分割情報に基づいて、前記コンテンツをチャプタ分割するチャプタ分割手段とを備えたことを特徴とするコンテンツ編集装置。
- 前記チャプタ分割情報は、前記コンテンツにおける分割点を示す分割点情報、或いは前記コンテンツにおける分割区間を示す分割区間情報のいずれかの情報であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ編集装置。
- 前記チャプタ分割手段は、一つのコンテンツに対して、複数のチャプタ分割情報に基づきチャプタ分割する手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ編集装置。
- 前記チャプタ分割手段は、前記複数のチャプタ分割情報の中から、ユーザに所望のチャプタ分割情報を選択させる手段を有することを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ編集装置。
- 前記チャプタ分割手段は、前記コンテンツにおける分割点或いは分割区間を、ユーザに編集させる編集手段を有し、該編集手段は、前記チャプタ情報取得手段で取得したチャプタ分割情報が示す分割点或いは分割区間に対しても、編集を可能とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置。
- 前記チャプタ分割情報は、ユーザ側での編集を許可するか否かを示す編集許可情報を含み、前記編集手段は、前記編集許可情報が編集を許可しないことを示す情報であった場合、ユーザによる編集を許可しないことを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ編集装置。
- 前記チャプタ分割手段は、前記コンテンツをチャプタ分割する際に、該チャプタ分割に用いた情報を、次回のチャプタ分割時に再度利用可能なように記憶する手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置。
- ネットワークを介して、前記コンテンツ内の各チャプタに対するサムネイル情報を取得するサムネイル情報取得手段と、該サムネイル情報取得手段で取得したサムネイル情報に基づいて、前記コンテンツ内の各チャプタに対して対応するサムネイルを生成し、前記コンテンツに付加するサムネイル生成手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置。
- 前記サムネイル情報は、各チャプタに対してサムネイルにする画像を前記コンテンツに関する情報から指定するサムネイル指定情報、或いは各チャプタに対するサムネイル画像の格納先を指定するサムネイル画像指定情報のいずれかの情報であることを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ編集装置。
- ネットワークを介して、コンテンツ内のチャプタに対するサムネイル情報を取得するサムネイル情報取得手段と、該サムネイル情報取得手段で取得したサムネイル情報に基づいて、前記コンテンツ内の各チャプタに対して対応するサムネイルを生成し、前記コンテンツに付加するサムネイル生成手段とを備えたことを特徴とするコンテンツ編集装置。
- 前記サムネイル情報は、各チャプタに対してサムネイルにする画像を前記コンテンツに関する情報から指定するサムネイル指定情報、或いは各チャプタに対するサムネイル画像の格納先を指定するサムネイル画像指定情報のいずれかの情報であることを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ編集装置。
- 前記サムネイル生成手段は、一つのチャプタに対して、複数のサムネイル情報の中から、ユーザに所望のサムネイル情報を選択させる手段を有することを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置。
- 前記サムネイル生成手段は、前記サムネイル情報をユーザに編集させるサムネイル編集手段を有し、該サムネイル編集手段は、前記サムネイル情報取得手段で取得したサムネイル情報が示すサムネイルに対しても、編集を可能とすることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置。
- 前記サムネイル情報は、ユーザ側での編集を許可するか否かを示す編集許可情報を含み、前記サムネイル編集手段は、前記編集許可情報が編集を許可しないことを示す情報であった場合、ユーザによる編集を許可しないことを特徴とする請求項13に記載のコンテンツ編集装置。
- 前記サムネイル生成手段は、前記サムネイルの生成に用いた情報を、次回のサムネイル生成時に再度利用可能なように記憶する手段を有することを特徴とする請求項8乃至14のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置。
- 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置と、前記コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、該コンテンツ取得手段で取得したコンテンツを記録するコンテンツ記録手段とを備えたコンテンツ記録装置であって、前記チャプタ情報取得手段は、前記チャプタ分割情報を前記コンテンツの記録開始前に取得し、前記コンテンツ記録手段は、前記コンテンツ取得手段で取得したコンテンツを前記チャプタ分割手段でチャプタ分割して記録することを特徴とするコンテンツ記録装置。
- 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置と、前記コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、該コンテンツ取得手段で取得したコンテンツを記録するコンテンツ記録手段とを備えたコンテンツ記録装置であって、前記チャプタ情報取得手段は、前記チャプタ分割情報を前記コンテンツの記録終了後に取得し、前記コンテンツ記録手段は、記録したコンテンツに対し前記チャプタ分割手段でチャプタ分割して再記録することを特徴とするコンテンツ記録装置。
- 前記コンテンツ取得手段は、前記コンテンツに対する前記チャプタ分割情報の取得先を示す取得先情報を取得する手段を有し、前記チャプタ情報取得手段は、前記取得先情報が示す取得先からチャプタ分割情報を取得することを特徴とする請求項16又は17に記載のコンテンツ記録装置。
- 請求項1乃至15のいずれか1項に記載のコンテンツ編集装置として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項16乃至18のいずれか1項に記載のコンテンツ記録装置として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項19又は20に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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