JP2006171498A - 音声合成システム、音声合成方法および音声合成サーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話を翻訳機として使う際に、その使い勝手を向上させる。
【解決手段】携帯電話5からテキストデータが送信され、このテキストデータが音声合成サーバ2に受信される。このテキストデータが音声データに変換され、この音声データが携帯電話5に送信される。この音声データが携帯電話5に受信される。これにより、翻訳文が音声で出力されるため、海外旅行時などでの使い勝手に優れる。また、翻訳や音声合成に必要なアプリケーションを携帯電話5に組み込む必要がないので、手軽に利用することができる。
【選択図】図1
【解決手段】携帯電話5からテキストデータが送信され、このテキストデータが音声合成サーバ2に受信される。このテキストデータが音声データに変換され、この音声データが携帯電話5に送信される。この音声データが携帯電話5に受信される。これにより、翻訳文が音声で出力されるため、海外旅行時などでの使い勝手に優れる。また、翻訳や音声合成に必要なアプリケーションを携帯電話5に組み込む必要がないので、手軽に利用することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、海外旅行時や国際会議などで役立つ音声合成システム、音声合成方法および音声合成サーバに関するものである。
従来、携帯電話を翻訳機として使う技術が提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−180251号公報
しかし、これでは次のような不都合があった。
第1に、翻訳文が音声で出力されないため、海外旅行時などでの使い勝手が悪い。
第2に、携帯電話に翻訳用のアプリケーションを組み込まなければならないので、手軽に利用することができない。
本発明は、こうした不都合を解消することが可能な、音声合成システム、音声合成方法および音声合成サーバを提供することを目的とする。
まず、請求項1に係る音声合成システムの発明は、送信端末からテキストデータが送信され、このテキストデータが音声合成サーバに受信され、このテキストデータが音声データに変換され、この音声データが受信端末に送信され、この音声データが前記受信端末に受信されることを特徴とする。
また、請求項2に係る音声合成システムの発明は、送信端末からテキストデータが送信され、このテキストデータが音声合成サーバに受信され、このテキストデータが翻訳されてから音声データに変換され、この音声データが受信端末に送信され、この音声データが前記受信端末に受信されることを特徴とする。
また、請求項3に係る音声合成システムの発明は、前記テキストデータの翻訳時に、前記送信端末から出力された翻訳言語指定信号に基づいて翻訳言語が決まることを特徴とする。
また、請求項4に係る音声合成システムの発明は、送信端末からテキストデータが送信され、このテキストデータが音声合成サーバに受信され、このテキストデータが複数種類の言語に翻訳されてから音声データにそれぞれ変換され、これらの音声データが受信端末に送信され、これらの音声データが前記受信端末に受信されることを特徴とする。
また、請求項5に係る音声合成システムの発明は、前記送信端末と前記受信端末のいずれか一方または双方は、携帯電話であることを特徴とする。
また、請求項6に係る音声合成方法の発明は、送信端末からテキストデータが送信されるテキストデータ送信工程と、このテキストデータが音声合成サーバに受信されるテキストデータ受信工程と、このテキストデータが音声データに変換されるデータ変換工程と、この音声データが受信端末に送信される音声データ送信工程と、この音声データが前記受信端末に受信される音声データ受信工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項7に係る音声合成方法の発明は、送信端末からテキストデータが送信されるテキストデータ送信工程と、このテキストデータが音声合成サーバに受信されるテキストデータ受信工程と、このテキストデータが翻訳されてから音声データに変換されるデータ変換工程と、この音声データが受信端末に送信される音声データ送信工程と、この音声データが前記受信端末に受信される音声データ受信工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項8に係る音声合成方法の発明は、前記データ変換工程において、前記送信端末から出力された翻訳言語指定信号に基づいて翻訳言語が決まることを特徴とする。
また、請求項9に係る音声合成方法の発明は、送信端末からテキストデータが送信されるテキストデータ送信工程と、このテキストデータが音声合成サーバに受信されるテキストデータ受信工程と、このテキストデータが複数種類の言語に翻訳されてから音声データにそれぞれ変換されるデータ変換工程と、これらの音声データが受信端末に送信される音声データ送信工程と、これらの音声データが前記受信端末に受信される音声データ受信工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項10に係る音声合成方法の発明は、前記送信端末と前記受信端末のいずれか一方または双方は、携帯電話であることを特徴とする。
また、請求項11に係る音声合成サーバの発明は、送信端末からテキストデータを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段が受信したテキストデータを音声データに変換するデータ変換手段と、前記データ変換手段が変換した音声データを受信端末に送信するデータ送信手段とが設けられていることを特徴とする。
また、請求項12に係る音声合成サーバの発明は、送信端末からテキストデータを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段が受信したテキストデータを翻訳するテキスト翻訳手段と、前記テキスト翻訳手段が翻訳したテキストデータを音声データに変換するデータ変換手段と、前記データ変換手段が変換した音声データを受信端末に送信するデータ送信手段とが設けられていることを特徴とする。
また、請求項13に係る音声合成サーバの発明は、前記テキスト翻訳手段は、前記送信端末から出力された翻訳言語指定信号に基づいて翻訳言語を決めることを特徴とする。
また、請求項14に係る音声合成サーバの発明は、送信端末からテキストデータを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段が受信したテキストデータを複数種類の言語に翻訳するテキスト翻訳手段と、前記テキスト翻訳手段が翻訳した各テキストデータを音声データに変換するデータ変換手段と、前記データ変換手段が変換した各音声データを受信端末に送信するデータ送信手段とが設けられていることを特徴とする。
また、請求項15に係る音声合成サーバの発明は、前記送信端末と前記受信端末のいずれか一方または双方は、携帯電話であることを特徴とする。
また、請求項2に係る音声合成システムの発明は、送信端末からテキストデータが送信され、このテキストデータが音声合成サーバに受信され、このテキストデータが翻訳されてから音声データに変換され、この音声データが受信端末に送信され、この音声データが前記受信端末に受信されることを特徴とする。
また、請求項3に係る音声合成システムの発明は、前記テキストデータの翻訳時に、前記送信端末から出力された翻訳言語指定信号に基づいて翻訳言語が決まることを特徴とする。
また、請求項4に係る音声合成システムの発明は、送信端末からテキストデータが送信され、このテキストデータが音声合成サーバに受信され、このテキストデータが複数種類の言語に翻訳されてから音声データにそれぞれ変換され、これらの音声データが受信端末に送信され、これらの音声データが前記受信端末に受信されることを特徴とする。
また、請求項5に係る音声合成システムの発明は、前記送信端末と前記受信端末のいずれか一方または双方は、携帯電話であることを特徴とする。
また、請求項6に係る音声合成方法の発明は、送信端末からテキストデータが送信されるテキストデータ送信工程と、このテキストデータが音声合成サーバに受信されるテキストデータ受信工程と、このテキストデータが音声データに変換されるデータ変換工程と、この音声データが受信端末に送信される音声データ送信工程と、この音声データが前記受信端末に受信される音声データ受信工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項7に係る音声合成方法の発明は、送信端末からテキストデータが送信されるテキストデータ送信工程と、このテキストデータが音声合成サーバに受信されるテキストデータ受信工程と、このテキストデータが翻訳されてから音声データに変換されるデータ変換工程と、この音声データが受信端末に送信される音声データ送信工程と、この音声データが前記受信端末に受信される音声データ受信工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項8に係る音声合成方法の発明は、前記データ変換工程において、前記送信端末から出力された翻訳言語指定信号に基づいて翻訳言語が決まることを特徴とする。
また、請求項9に係る音声合成方法の発明は、送信端末からテキストデータが送信されるテキストデータ送信工程と、このテキストデータが音声合成サーバに受信されるテキストデータ受信工程と、このテキストデータが複数種類の言語に翻訳されてから音声データにそれぞれ変換されるデータ変換工程と、これらの音声データが受信端末に送信される音声データ送信工程と、これらの音声データが前記受信端末に受信される音声データ受信工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項10に係る音声合成方法の発明は、前記送信端末と前記受信端末のいずれか一方または双方は、携帯電話であることを特徴とする。
また、請求項11に係る音声合成サーバの発明は、送信端末からテキストデータを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段が受信したテキストデータを音声データに変換するデータ変換手段と、前記データ変換手段が変換した音声データを受信端末に送信するデータ送信手段とが設けられていることを特徴とする。
また、請求項12に係る音声合成サーバの発明は、送信端末からテキストデータを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段が受信したテキストデータを翻訳するテキスト翻訳手段と、前記テキスト翻訳手段が翻訳したテキストデータを音声データに変換するデータ変換手段と、前記データ変換手段が変換した音声データを受信端末に送信するデータ送信手段とが設けられていることを特徴とする。
また、請求項13に係る音声合成サーバの発明は、前記テキスト翻訳手段は、前記送信端末から出力された翻訳言語指定信号に基づいて翻訳言語を決めることを特徴とする。
また、請求項14に係る音声合成サーバの発明は、送信端末からテキストデータを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段が受信したテキストデータを複数種類の言語に翻訳するテキスト翻訳手段と、前記テキスト翻訳手段が翻訳した各テキストデータを音声データに変換するデータ変換手段と、前記データ変換手段が変換した各音声データを受信端末に送信するデータ送信手段とが設けられていることを特徴とする。
また、請求項15に係る音声合成サーバの発明は、前記送信端末と前記受信端末のいずれか一方または双方は、携帯電話であることを特徴とする。
本発明によれば、翻訳文が音声で出力されるため、海外旅行時などでの使い勝手に優れる。また、翻訳や音声合成に必要なアプリケーションを携帯電話に組み込む必要がないので、手軽に利用することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
音声合成システム1は、図1に示すように、音声合成サーバ2を有しており、音声合成サーバ2には、インターネット、イントラネット、LAN(構内情報通信網)などの通信ネットワーク3を介して携帯電話5が送受信端末(つまり、送信端末かつ受信端末)として接続可能となっている。この携帯電話5は、電子メールの送受信機能と、テキストデータの表示機能と、音声データの再生機能とを備えている。
音声合成システム1は、図1に示すように、音声合成サーバ2を有しており、音声合成サーバ2には、インターネット、イントラネット、LAN(構内情報通信網)などの通信ネットワーク3を介して携帯電話5が送受信端末(つまり、送信端末かつ受信端末)として接続可能となっている。この携帯電話5は、電子メールの送受信機能と、テキストデータの表示機能と、音声データの再生機能とを備えている。
また、音声合成サーバ2は、図2に示すように、主制御部2aを有しており、主制御部2aにはバス線2bを介してデータ送受信部2c、翻訳エンジン2dおよびデータ変換部2eが接続されている。
音声合成システム1は以上のような構成を有するので、この音声合成システム1を利用してユーザが日本語の文章を外国語に翻訳する際には、次の手順による。
まず、ユーザは、携帯電話5により、日本語の文章をテキストデータ(例えば、「トイレはどこにありますか。」)として音声合成サーバ2に送信するとともに、翻訳言語指定信号を送信して翻訳言語を指定する。それには、携帯電話5で所定のWebサイトにアクセスした後、翻訳したいテキストデータを入力するとともに、Webサイト上に表示された複数の言語から翻訳言語を1つ選んで指定する。或いは、携帯電話5を用いて、翻訳したいテキストデータを打ち込むとともに、その末尾に言語対応符号を付加した後、所定のメールアドレスあて電子メールで送信する。ここで、言語対応符号とは、複数の言語ごとに対応させた符号を意味する。例えば、英語には「E」が対応し、フランス語には「F」が対応し、中国語には「C」が対応している。
こうして送信されたテキストデータおよび翻訳言語指定信号は、音声合成サーバ2のデータ送受信部2cが受信する。すると、データ送受信部2cは、テキストデータおよび翻訳言語指定信号を受信した旨の信号を主制御部2aに出力する。
これを受けて主制御部2aは、翻訳エンジン2dに対してテキストデータの翻訳を指令する。すると、翻訳エンジン2dは、翻訳言語指定信号に基づいて翻訳言語を決め、このテキストデータを解析してその翻訳言語に翻訳する。例えば、テキストデータが「トイレはどこにありますか。」であり、翻訳言語が英語である場合、「Where is the rest room ?」と翻訳される。
次に、主制御部2aは、こうして翻訳されたテキストデータ(以下、これを翻訳テキストデータという。)を音声データに変換するようデータ変換部2eに指令する。すると、データ変換部2eは、この翻訳テキストデータを音声データに変換する。
その後、主制御部2aは、この音声データおよび翻訳テキストデータの送信をデータ送受信部2cに指令する。すると、データ送受信部2cは、この音声データおよび翻訳テキストデータを電子メールに添付して携帯電話5に送信する。
こうして送信された電子メールは、ユーザが携帯電話5で受信する。そして、ユーザがこの電子メールの添付ファイルを開くと、翻訳テキストデータが表示されるとともに、音声データが再生されて外国語が発音される。
このように、この音声合成システム1を利用すれば、携帯電話5を発音機能つきの翻訳機として使うことが可能となる。このとき、翻訳文が音声で出力されるため、海外旅行時などでの使い勝手に優れる。また、翻訳や音声合成に必要なアプリケーションを携帯電話5に組み込む必要がないので、手軽に利用することができる。
<第2の実施形態>
なお、上述した第1の実施形態においては、ユーザが指定した1か国語に翻訳する場合について説明したが、ユーザが2個以上の言語を指定すれば、複数の言語(例えば、主要7か国語など)に翻訳されて音声データが次々と再生される。したがって、国際会議などで重宝する。
なお、上述した第1の実施形態においては、ユーザが指定した1か国語に翻訳する場合について説明したが、ユーザが2個以上の言語を指定すれば、複数の言語(例えば、主要7か国語など)に翻訳されて音声データが次々と再生される。したがって、国際会議などで重宝する。
<第3の実施形態>
なお、上述した第1、2の実施形態においては、携帯電話5を発音機能つきの翻訳機として使用する場合について説明したが、携帯電話5を文章読み上げ装置として使うこともできる。以下、携帯電話5を文章読み上げ装置として使う場合について説明する。
なお、上述した第1、2の実施形態においては、携帯電話5を発音機能つきの翻訳機として使用する場合について説明したが、携帯電話5を文章読み上げ装置として使うこともできる。以下、携帯電話5を文章読み上げ装置として使う場合について説明する。
まず、ユーザは、携帯電話5により、任意の言語(日本語であると外国語であるとを問わない。)の文章をテキストデータとして音声合成サーバ2に送信する。
こうして送信されたテキストデータは、音声合成サーバ2のデータ送受信部2cが受信する。すると、データ送受信部2cは、テキストデータを受信した旨の信号を主制御部2aに出力する。
これを受けて主制御部2aは、翻訳言語指定信号が付加されていないことから、ユーザは翻訳ではなく読み上げを望んでいると認識し、テキストデータを音声データに変換するようデータ変換部2eに指令する。すると、データ変換部2eは、この翻訳テキストデータを音声データに変換する。
その後、主制御部2aは、この音声データの送信をデータ送受信部2cに指令する。すると、データ送受信部2cは、この音声データを電子メールに添付して携帯電話5に送信する。
こうして送信された電子メールは、ユーザが携帯電話5で受信する。そして、ユーザがこの電子メールの添付ファイルを開くと、音声データが再生されて発音される。
このように、この音声合成システム1を利用すれば、携帯電話5を文章読み上げ装置として使うこともできる。このとき、ユーザが入力した文章が発音されるので、例えば、視覚障害者と意思の疎通を図る際に役立つ。
<第4の実施形態>
なお、上述した第1〜3の実施形態においては、携帯電話5を送受信端末(つまり、送信端末かつ受信端末)として用いる場合について説明したが、送信端末と受信端末とは互いに別個であってもよい。以下、送信端末と受信端末と別個である場合について説明する。
なお、上述した第1〜3の実施形態においては、携帯電話5を送受信端末(つまり、送信端末かつ受信端末)として用いる場合について説明したが、送信端末と受信端末とは互いに別個であってもよい。以下、送信端末と受信端末と別個である場合について説明する。
すなわち、音声合成システム1は、図3に示すように、音声合成サーバ2を有しており、音声合成サーバ2には、インターネット、イントラネット、LAN(構内情報通信網)などの通信ネットワーク3を介して、携帯電話6が送信端末として接続可能になっているとともに、携帯電話7が受信端末として接続可能になっている。この携帯電話6は、電子メールの送信機能を備えている。一方、携帯電話7は、電子メールの受信機能と、テキストデータの表示機能と、音声データの再生機能とを備えている。
したがって、この音声合成システム1により、ユーザAが日本語の文章を外国在住のユーザBにメール送信する際には、次の手順による。
まず、ユーザAは、携帯電話6により、日本語の文章をテキストデータとして音声合成サーバ2に送信するとともに、翻訳言語指定信号を送信して翻訳言語を指定し、さらに、ユーザBのメールアドレスを音声合成サーバ2に送信する。それには、携帯電話6で所定のWebサイトにアクセスした後、翻訳したいテキストデータおよびユーザBのメールアドレスを入力するとともに、Webサイト上に表示された複数の言語から翻訳言語を1つ選んで指定する。或いは、携帯電話6を用いて、翻訳したいテキストデータおよびユーザBのメールアドレスを打ち込むとともに、その末尾に言語対応符号を付加した後、所定のメールアドレスあて電子メールで送信する。ここで、言語対応符号とは、複数の言語ごとに対応させた符号を意味する。例えば、英語には「E」が対応し、フランス語には「F」が対応し、中国語には「C」が対応している。
こうして送信されたテキストデータおよび翻訳言語指定信号は、音声合成サーバ2のデータ送受信部2cが受信する。すると、データ送受信部2cは、テキストデータおよび翻訳言語指定信号を受信した旨の信号を主制御部2aに出力する。
これを受けて主制御部2aは、翻訳エンジン2dに対してテキストデータの翻訳を指令する。すると、翻訳エンジン2dは、翻訳言語指定信号に基づいて翻訳言語を決め、このテキストデータを解析してその翻訳言語に翻訳する。
次に、主制御部2aは、こうして翻訳されたテキストデータ(以下、これを翻訳テキストデータという。)を音声データに変換するようデータ変換部2eに指令する。すると、データ変換部2eは、この翻訳テキストデータを音声データに変換する。
その後、主制御部2aは、この音声データおよび翻訳テキストデータの送信をデータ送受信部2cに指令する。すると、データ送受信部2cは、この音声データおよび翻訳テキストデータを電子メールに添付してユーザBに送信する。
こうして送信された電子メールは、ユーザBが携帯電話7で受信する。そして、ユーザBがこの電子メールの添付ファイルを開くと、翻訳テキストデータが表示されるとともに、音声データが再生されて外国語が発音される。
このように、この音声合成システム1を利用すれば、ユーザAは、日本語の文章を入力するだけで、ユーザBが理解できる言語の文章と音声でメッセージを送ることができる。したがって、視覚障害のある外国人にメッセージを伝える場合に役立つ。
<第5の実施形態>
なお、上述した第4の実施形態においては、日本語の文章を翻訳してメール送信する場合について説明したが、翻訳しないでメール送信しても構わない。この場合、伝達内容を音声で届けることができるので、視力が劣った高齢者などにメール送信すると重宝がられる。
なお、上述した第4の実施形態においては、日本語の文章を翻訳してメール送信する場合について説明したが、翻訳しないでメール送信しても構わない。この場合、伝達内容を音声で届けることができるので、視力が劣った高齢者などにメール送信すると重宝がられる。
<その他の実施形態>
なお、上述した第1〜3の実施形態においては、送受信端末として携帯電話5を用いる場合について説明したが、携帯電話5以外の送受信端末、例えばPHS(簡易型携帯電話)、通信機能を備えた各種の機器(パーソナルコンピュータ、PDA、ゲーム機など)を代用することも可能である。
なお、上述した第1〜3の実施形態においては、送受信端末として携帯電話5を用いる場合について説明したが、携帯電話5以外の送受信端末、例えばPHS(簡易型携帯電話)、通信機能を備えた各種の機器(パーソナルコンピュータ、PDA、ゲーム機など)を代用することも可能である。
なお、上述した第4の実施形態においては、送信端末として携帯電話6を用いる場合について説明したが、携帯電話6以外の送信端末、例えばPHS(簡易型携帯電話)、通信機能を備えた各種の機器(パーソナルコンピュータ、PDA、ゲーム機など)を代用することも可能である。
なお、上述した第4の実施形態においては、受信端末として携帯電話7を用いる場合について説明したが、携帯電話7以外の受信端末、例えばPHS(簡易型携帯電話)、通信機能を備えた各種の機器(パーソナルコンピュータ、PDA、ゲーム機など)を代用することも可能である。
1……音声合成システム
2……音声合成サーバ
2a……主制御部
2c……データ送受信部(データ受信手段、データ送信手段)
2d……翻訳エンジン(テキスト翻訳手段)
2e……データ変換部(データ変換手段)
3……通信ネットワーク
5……携帯電話(送受信端末)
6……携帯電話(送信端末)
7……携帯電話(受信端末)
2……音声合成サーバ
2a……主制御部
2c……データ送受信部(データ受信手段、データ送信手段)
2d……翻訳エンジン(テキスト翻訳手段)
2e……データ変換部(データ変換手段)
3……通信ネットワーク
5……携帯電話(送受信端末)
6……携帯電話(送信端末)
7……携帯電話(受信端末)
Claims (15)
- 送信端末からテキストデータが送信され、このテキストデータが音声合成サーバに受信され、このテキストデータが音声データに変換され、この音声データが受信端末に送信され、この音声データが前記受信端末に受信されることを特徴とする音声合成システム。
- 送信端末からテキストデータが送信され、このテキストデータが音声合成サーバに受信され、このテキストデータが翻訳されてから音声データに変換され、この音声データが受信端末に送信され、この音声データが前記受信端末に受信されることを特徴とする音声合成システム。
- 前記テキストデータの翻訳時に、
前記送信端末から出力された翻訳言語指定信号に基づいて翻訳言語が決まることを特徴とする請求項2に記載の音声合成システム。 - 送信端末からテキストデータが送信され、このテキストデータが音声合成サーバに受信され、このテキストデータが複数種類の言語に翻訳されてから音声データにそれぞれ変換され、これらの音声データが受信端末に送信され、これらの音声データが前記受信端末に受信されることを特徴とする音声合成システム。
- 前記送信端末と前記受信端末のいずれか一方または双方は、携帯電話であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の音声合成システム。
- 送信端末からテキストデータが送信されるテキストデータ送信工程と、
このテキストデータが音声合成サーバに受信されるテキストデータ受信工程と、
このテキストデータが音声データに変換されるデータ変換工程と、
この音声データが受信端末に送信される音声データ送信工程と、
この音声データが前記受信端末に受信される音声データ受信工程と
を含むことを特徴とする音声合成方法。 - 送信端末からテキストデータが送信されるテキストデータ送信工程と、
このテキストデータが音声合成サーバに受信されるテキストデータ受信工程と、
このテキストデータが翻訳されてから音声データに変換されるデータ変換工程と、
この音声データが受信端末に送信される音声データ送信工程と、
この音声データが前記受信端末に受信される音声データ受信工程と
を含むことを特徴とする音声合成方法。 - 前記データ変換工程において、
前記送信端末から出力された翻訳言語指定信号に基づいて翻訳言語が決まることを特徴とする請求項7に記載の音声合成方法。 - 送信端末からテキストデータが送信されるテキストデータ送信工程と、
このテキストデータが音声合成サーバに受信されるテキストデータ受信工程と、
このテキストデータが複数種類の言語に翻訳されてから音声データにそれぞれ変換されるデータ変換工程と、
これらの音声データが受信端末に送信される音声データ送信工程と、
これらの音声データが前記受信端末に受信される音声データ受信工程と
を含むことを特徴とする音声合成方法。 - 前記送信端末と前記受信端末のいずれか一方または双方は、携帯電話であることを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載の音声合成方法。
- 送信端末からテキストデータを受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段が受信したテキストデータを音声データに変換するデータ変換手段と、
前記データ変換手段が変換した音声データを受信端末に送信するデータ送信手段と
が設けられていることを特徴とする音声合成サーバ。 - 送信端末からテキストデータを受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段が受信したテキストデータを翻訳するテキスト翻訳手段と、
前記テキスト翻訳手段が翻訳したテキストデータを音声データに変換するデータ変換手段と、
前記データ変換手段が変換した音声データを受信端末に送信するデータ送信手段と
が設けられていることを特徴とする音声合成サーバ。 - 前記テキスト翻訳手段は、
前記送信端末から出力された翻訳言語指定信号に基づいて翻訳言語を決めることを特徴とする請求項12に記載の音声合成サーバ。 - 送信端末からテキストデータを受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段が受信したテキストデータを複数種類の言語に翻訳するテキスト翻訳手段と、
前記テキスト翻訳手段が翻訳した各テキストデータを音声データに変換するデータ変換手段と、
前記データ変換手段が変換した各音声データを受信端末に送信するデータ送信手段と
が設けられていることを特徴とする音声合成サーバ。 - 前記送信端末と前記受信端末のいずれか一方または双方は、携帯電話であることを特徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載の音声合成サーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004365501A JP2006171498A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 音声合成システム、音声合成方法および音声合成サーバ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004365501A JP2006171498A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 音声合成システム、音声合成方法および音声合成サーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006171498A true JP2006171498A (ja) | 2006-06-29 |
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ID=36672327
Family Applications (1)
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JP2004365501A Pending JP2006171498A (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 音声合成システム、音声合成方法および音声合成サーバ |
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JP (1) | JP2006171498A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009113683A1 (ja) * | 2008-03-14 | 2009-09-17 | パナソニック電工株式会社 | プログラマブル表示器用の音声合成システム |
JP2019164576A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | クオリティソフト株式会社 | 音声伝達システム |
-
2004
- 2004-12-17 JP JP2004365501A patent/JP2006171498A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009113683A1 (ja) * | 2008-03-14 | 2009-09-17 | パナソニック電工株式会社 | プログラマブル表示器用の音声合成システム |
JP2009222827A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Panasonic Electric Works Co Ltd | プログラマブル表示器用の音声合成システム、及びそれに用いられる画像音声データ作成プログラム |
JP2019164576A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | クオリティソフト株式会社 | 音声伝達システム |
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