JP2006163695A - ストレージ装置、ストレージ装置用記憶部及びダミーユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】 効率よくキャニスタを冷却できるダミーキャニスタを提供する。
【解決手段】 ストレージ装置1の記憶部1Cには、キャニスタ2A及びダミーキャニスタ2Bが混在して取り付けられている。各ダミーキャニスタ2Bは、その取付方向(冷却風の流通方向でもある)に2段階で伸縮可能に構成されている。ダミーキャニスタ2Bのうち、キャニスタ2Aに隣接するダミーキャニスタ2B(1)は、第1形状に設定され、長さが短くなっている。他のダミーキャニスタ2B(2)〜2B(5)は、第2形状にそれぞれ設定され、その長さ寸法が長くされている。これにより、キャニスタ2A(3)に隣接するダミーキャニスタ2B(1)の周囲を流れる冷却風の量が比較的大きくなり、キャニスタ2A(3)により多くの冷却風を供給可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】 ストレージ装置1の記憶部1Cには、キャニスタ2A及びダミーキャニスタ2Bが混在して取り付けられている。各ダミーキャニスタ2Bは、その取付方向(冷却風の流通方向でもある)に2段階で伸縮可能に構成されている。ダミーキャニスタ2Bのうち、キャニスタ2Aに隣接するダミーキャニスタ2B(1)は、第1形状に設定され、長さが短くなっている。他のダミーキャニスタ2B(2)〜2B(5)は、第2形状にそれぞれ設定され、その長さ寸法が長くされている。これにより、キャニスタ2A(3)に隣接するダミーキャニスタ2B(1)の周囲を流れる冷却風の量が比較的大きくなり、キャニスタ2A(3)により多くの冷却風を供給可能となる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、ディスクアレイ装置等のようなストレージ装置、ストレージ装置用記憶部及びダミーユニットに関する。
ストレージ装置は、例えば、ハードディスクドライブ等の記憶デバイスをアレイ状に配設して大容量の記憶ボリュームを形成し、この記憶ボリュームをメインフレームやサーバ等の上位装置に提供する。
記憶デバイスは、回路基板や信号コネクタ等と共にモジュール化されて、記憶ボックス内に複数取り付けられる。記憶ボックス内では、各記憶デバイスがバックボードにそれぞれ接続されており、このバックボードを介して、各記憶デバイスは制御モジュールにそれぞれ接続されている。
各記憶デバイスは、それぞれ発熱体である。そこで、ストレージ装置内に設けた吸気ファンによって冷却風の流れを作りだし、この冷却風を各記憶デバイスに供給することにより、各記憶デバイスをそれぞれ冷却するようにしている。バックボードには、各記憶デバイスにそれぞれ接続されるコネクタと、記憶ボックス内に流入した冷却風を排出するための複数の排気口とがそれぞれ設けられている。
記憶デバイスの搭載数は固定的なものではなく、必要に応じて搭載されるため、記憶ボックス内に空きスロットを生じることがある。空きスロットをそのままにしておくと、バックボードに実装された空きコネクタに塵埃が付着し、また、見栄えも悪い。そこで、空きスロットには、ダミーモジュールが搭載される。
従来技術では、このダミーモジュールに吸気口とコネクタキャップとをそれぞれ設け、吸気口から外部の空気を記憶ボックス内に取り込むと共に、バックボードの空きコネクタ及び排気口をコネクタキャップで施蓋する(特許文献1)。
特開平11−145658号公報
前記文献に記載の技術では、バックボードの排気口の全部または一部をコネクタキャップで覆うことにより、ダミーモジュールの周囲を流れる冷却風の量を低下させる。これにより、従来技術では、記憶デバイスの周囲を流れる冷却風の増加を図っている。
しかし、この従来技術は、各ダミーモジュールの周囲を流れる冷却風の量を一律に低下させる構成であり、ダミーモジュールと記憶デバイスとが隣接する境界部分の冷却を考慮していない。ダミーモジュールの周囲を流れる冷却風の量が低下すると、ダミーモジュールに隣接する記憶デバイスの周囲を流れる冷却風の量も低下してしまい、この境界部分に位置する記憶デバイスに十分な冷却風を供給することができなくなる。従って、この境界部分に位置する記憶デバイスにも十分な冷却風を供給するためには、冷却ファンの性能を向上等させる必要があり、消費エネルギーが増大する。
これに対し、もしもダミーモジュールの周囲を流れる冷却風の量を、記憶デバイスの周囲を流れる冷却風の量と同程度に設定した場合、冷却不要なダミーモジュールに供給される冷却風の分だけ、冷却風の総風量が増大し、冷却効率が低下する。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、本発明の一つの目的は、効率的に冷却することができるストレージ装置、ストレージ装置用記憶部及びダミーユニットを提供することにある。本発明の一つの目的は、記憶ユニットとダミーユニットとが隣接する境界部分の冷却性能を確保し、効率的に冷却することのできるストレージ装置、ストレージ装置用記憶部及びダミーユニットを提供することにある。本発明の他の目的は、後述する実施形態の記載から明らかになるであろう。
上記課題を解決すべく、本発明に従うストレージ装置は、データを記憶するための記憶部と、記憶部及び上位装置との間のデータ授受をそれぞれ制御する制御部と、少なくとも記憶部に冷却風を供給させる冷却部と、を備え、記憶部は、筐体と、この筐体にそれぞれ着脱可能に取り付けられ、それぞれ記憶領域を提供する一つまたは複数の記憶ユニットと、筐体の空いている箇所に着脱可能に取り付けられる一つまたは複数のダミーユニットと、を備え、ダミーユニットは、少なくとも第1形状と第2形状との2段階で変形可能に構成されており、ダミーユニットが記憶ユニットに隣接して取り付けられる場合は第1形状に設定され、ダミーユニットが記憶ユニットに隣接せずに取り付けられる場合は第2形状に設定されるようになっている。
記憶ユニットは、例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記憶デバイスと回路基板やコネクタ等を一体化したものであり、キャニスタとも呼ばれる。ダミーユニットは、記憶ユニットを模したものであり、ダミーキャニスタと呼ぶこともできる。ダミーユニットは、記憶ユニットに代えて、空きスロットに装着されるものである。ダミーユニットは、記憶デバイスや回路基板等を備える必要はない。記憶ユニットの中味を取り外したものをダミーユニットして用いることもできるし、合成樹脂や金属あるいはセラミックス等からダミーユニットを製作することもできる。
ダミーユニットは、記憶ユニットが装着されていない空きスロットを埋めるために用いられる。記憶部の全取付スロットに記憶ユニットがそれぞれ取り付けられている場合等を除き、少なくとも一つ以上のダミースロットが記憶部に設けられる。従って、記憶部内のいずれかの位置で、ダミースロットと記憶ユニットとが隣接することがある。
ダミーユニットは、複数の形状(形態)をとることができる。即ち、ダミーユニットは、変形可能に構成されており、少なくとも第1形状及び第2形状の2種類の形状に設定可能となっている。そして、ダミーユニットが記憶ユニットに隣接して記憶部内に取り付けられる場合は、そのダミーユニットは第1形状に設定される。ダミーユニットが記憶ユニットに隣接せずに記憶部内に取り付けられる場合は、そのダミーユニットは、第2形状に設定される。ここで、ダミーユニットと記憶ユニットとが隣接するとは、例えば、各ユニットの配設方向で隣接することを意味する。
第1形状は、第2形状よりも体積が小さくなるように設定することができる。従って、記憶ユニットに隣接するダミーユニットは、第1形状に設定されるため、その体積が相対的に小さくなる。この結果、ダミーユニットと記憶ユニットとの間の空間の大きさが変化し、冷却風の流入抵抗が変化する。また、ダミーユニットを保管する場合は、第1形状に設定することにより、ダミーユニットを小型化して、保管に必要な空間を小さくすることができる。
第1形状は、ダミーユニットの周囲を流れる冷却風の量が相対的に増加するような形状に設定することができ、第2形状は、ダミーユニットの周囲を流れる冷却風の量が相対的に低下するように設定することができる。
記憶ユニットに隣接するダミーユニットを第1形状に設定することにより、ダミーユニットと記憶ユニットとの間を流れる冷却風の量を相対的に増加させることができる。これにより、ダミーユニットとの境界部分に位置する記憶ユニットに、より多くの冷却風を供給することができ、他の記憶ユニットと同程度の風量を確保可能となる。一方、記憶ユニットに隣接しない他のダミーユニット、即ち、その両隣もダミーユニットであるダミーユニットは、第2形状に設定される。これにより、このダミーユニットの周囲を流れる冷却風の量を相対的に低下させることができ、記憶ユニットに供給される冷却風の量を増加させることができる。
筐体は、筒状のシャーシと、このシャーシの一方の開口面を施蓋するようにして設けられ、各記憶ユニットにそれぞれ対応する排気口が形成された基板とを備えて構成することができる。そして、ダミーユニットと基板との間の距離が、記憶ユニットと基板との間の距離よりも長くなるように、第1形状及び第2形状をそれぞれ設定可能である。
ダミーユニットは、筐体への取付方向に伸縮可能に構成されており、第1形状は、第2形状よりも取付方向の長さ寸法が短くなるように設定することができる。即ち、記憶ユニットに隣接するダミーユニットの取付方向の長さ寸法は、記憶ユニットに隣接しない他のダミーユニットの長さ寸法よりも短くなる。
ダミーユニットは、筐体内の配設方向に伸縮可能に構成されており、第1形状は、第2形状よりも配設方向の幅寸法が短くなるように設定することもできる。即ち、記憶ユニットに隣接するダミーユニットの配設方法の幅寸法は、記憶ユニットに隣接しない他のダミーユニットのそれよりも短くなる。
ダミーユニットの各面のうち少なくとも2つの面は、筐体によって施蓋されるように構成することができる。即ち、例えば、筐体の上面及び下面によって、ダミーユニットの上側及び下側をそれぞれ施蓋できる場合、ダミーユニットの上面及び下面を開口面として形成し、筐体の一部を蓋として利用可能である。これにより、ダミーユニットの製造コストを低減することができる。
ダミーユニットが第1形状または第2形状のうちいずれの形状に設定されているかを、該ダミーユニットが筐体に取り付けられた状態で外部から確認するための形状表示部をさらに備えることもできる。形状表示部は、例えば、色彩の変化や形状の部分的な変化等によって、そのダミーユニットが第1形状と第2形状のいずれの形状に設定されているかを、ユーザに通知する。これにより、ユーザは、ダミーユニットを取付スロットから取り外すことなく、その形状を確認することができ、使い勝手が向上する。
記憶部に記憶ユニットが増設または減設されたか否かを監視する監視部と、この監視部の監視結果に応じて所定のメッセージを表示させる表示部とをさらに備え、表示部は、監視部によって記憶ユニットの増設が検出された場合は、この増設された記憶ユニットに隣接するダミーユニットに関して所定の増設用メッセージを表示させ、監視部によって記憶ユニットの減設が検出された場合は、この減設された記憶ユニットに代えて取り付けられるダミーユニットに関して所定の減設用メッセージを表示させるように構成することもできる。
増設とは、筐体の取付スロットに新たな記憶ユニットを取り付けることを意味する。これとは逆に、減設とは、既に取り付けられている記憶ユニットを筐体の取付スロットから取り外すことを意味する。監視部の監視結果に基づいて、増設用メッセージまたは減設用メッセージのいずれかを表示させることにより、システム管理者等のユーザによるダミーユニットの形状設定のし忘れを低減することができ、使い勝手が向上する。
記憶部に取り付けられているダミーユニットの数に応じて、冷却部の作動状態を制御する冷却制御部をさらに備えることもできる。例えば、冷却制御部は、ダミーユニットの搭載数が多くなるほど、冷却部の出力を低下させるように制御可能である。ダミーユニットの搭載数が多くなるほど、必要な風量は低下するためである。
筐体は、筒状のシャーシと、このシャーシの一方の開口面を施蓋するようにして設けられ、各取付スロットにそれぞれ対応する排気口及び信号コネクタが形成された基板とを備えて構成することができる。さらに、ダミーユニットは、冷却風を流通させるためのダクト部を有し、このダクト部の流出口は排気口に接続され、ダクト部の流入口は筐体の開口面で開口するように構成できる。そして、第1形状に設定する場合は流入口を施蓋し、第2形状に設定する場合は流入口を開口させる。
ダミーユニットを第1形状に設定すると、ダクト部の流入口が塞がれるため、冷却風はダクト部に流入することができず、記憶ユニットの周囲を流れる。これにより、ダミーユニットに隣接する記憶ユニットの周囲を流れる冷却風の量が増加する。これに対し、ダミーユニットを第2形状に設定すると、外部の冷却風は、流入口からダクト部に流入し、流出口から排気口を介して流出する。この場合、冷却風は、流出口から排気口に流入するため、基板に実装された信号コネクタとは殆ど接触しない。これにより、冷却風の接触によって、信号コネクタに付着する塵埃量を低減することができる。
本発明の他の観点に従えば、ストレージ装置用記憶部、または、ダミーユニットして把握することもできる。また、下記のように、例えば、ストレージ装置の記憶部管理方法として把握することもできる。
データを記憶するための記憶部と、前記記憶部及び上位装置との間のデータ授受をそれぞれ制御する制御部と、少なくとも前記記憶部に冷却風を供給させる冷却部と、を備えたストレージ装置の記憶部を管理するための方法であって、前記記憶部は、筐体と、この筐体に複数設けられた取付スロットと、これら各取付スロットにそれぞれ着脱可能に取り付けられ、それぞれ記憶領域を提供する一つまたは複数の記憶ユニットと、前記各取付スロットのうち空いている取付スロットに着脱可能に取り付けられる一つまたは複数のダミーユニットと、を備えており、かつ、前記ダミーユニットは、少なくとも第1形状と第2形状との2段階で変形可能に構成されており、前記ダミーユニットが前記記憶ユニットに隣接して前記取付スロットに取り付けられる場合であるか否かを判定するステップと、前記ダミーユニットが前記記憶ユニットに隣接して取り付けられると判定された場合は、このダミーユニットを前記第1形状に設定するように指示するステップと、この指示によって前記第1形状に設定されたダミーユニットを取り付けるステップと、前記記憶部に取り付けられている前記ダミーユニットの数が所定値以上の場合は、前記冷却部の出力を低下させるステップと、を含むストレージ装置の記憶部管理方法。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。本実施形態のストレージ装置は、以下に述べるように、変形可能なダミーキャニスタを用いている。図1は、本実施形態の全体概念を示す説明図である。ストレージ装置1の筐体1A内には、ファン1Bと、記憶部1Cと、制御部1Dと、電源部1Eとが設けられている。なお、図1中では省略するが、制御部1Dと記憶部1Cとの間に、別のファンを設けることができる。
記憶部1Cは、例えば、複数のキャニスタ2A及び複数のダミーキャニスタ2Bを収容することができる。キャニスタ2Aは、例えば、ハードディスクや半導体メモリあるいは光ディスク等のような記憶デバイスと、この記憶デバイスを制御するための回路基板と、この回路基板を記憶部1C内のバックボードと電気的に接続するためのコネクタ等を一体化したもので、「記憶ユニット」の一例である。キャニスタ2Aは、回路基板等を収容するためにその外形は大きく形成されるが、より多くの冷却風を取り入れるための構造を備えている。例えば、キャニスタ2Aは、その前面側に複数の空気取入穴が形成され、その内部には冷却風を流通させるための流路が確保される。
ダミーキャニスタ2Bは、キャニスタ2Aの代わりに記憶部1Cの空きスロットに装着されるもので、「ダミーユニット」の一例である。ダミーキャニスタ2Bは、本質的に冷却する必要がないため、ダミーキャニスタ2Bの前面側はその全体が閉塞されており、ダミーキャニスタ2Bの内部に冷却風の流路は形成されない。ダミーキャニスタ2Bは、記憶領域を提供する機能を備える必要はないため、実質的にケースのみから構成することができる。但し、ダミーキャニスタ2Bによる風量調節機能等を実現するために、例えば、流量センサ、温度センサ、リミットスイッチ、信号処理回路等の電気的構成または機械的構成がダミーキャニスタ2Bに設けられる可能性はある。このような電気的または機械的構成を備えたダミーキャニスタであっても、後述のように、多段階で変形可能なもの等は、本発明の範囲に含まれる。
制御部1Dは、複数の論理基板3を備えている。論理基板3としては、例えば、サーバ等の上位装置との間のデータ授受を制御する上位インターフェース制御基板、キャニスタ2A内のディスクドライブとのデータ授受を制御する下位インターフェース制御基板、メモリ基板等を挙げることができる。電源部1Eは、冷却ファン1Bと、記憶部1C及び制御部1Dの各電力消費部に所定の電力を供給するものであり、AC/DC電源ボックス4等を備えている。
図1中の下側は、記憶部1Cの冷却構造を模式的に示す部分断面図である。記憶部1Cのシャーシ1C1の背面側には、バックボード1C2が設けられている。このバックボード1C2は、各キャニスタ2Aを電気的に接続するためのプリント配線基板である。バックボード1C2には、各取付スロットにそれぞれ対応する少なくとも一つ以上の排気口AHと、コネクタ1C3(一部のみ図示)とがそれぞれ形成されている。コネクタ1C3は、キャニスタ2Aと電気的に接続するためのものである。キャニスタ2Aに代えてダミーキャニスタ2Bが取り付けられるスロットでは、そのスロットに対応するコネクタ1C3は、空きコネクタとなる。
冷却ファン1Bによって、筐体1Aの内部と筐体1Aの外部との間に圧力差が生じ、この圧力差によって、冷却風が記憶部1C内に流入する。記憶部1C内に流入した冷却風は、各キャニスタ2Aから熱を奪い、排気口AHを介して筐体1Aの内部に流入する。筐体1A内に流入した冷却風は、冷却ファン1Bによって、筐体1Aの上側から外部に排出される。
記憶部1Cのシャーシ1C1には、キャニスタ2Aとダミーキャニスタ2Bとが混在して取り付けられている。シャーシ1C1には、キャニスタ2Aのみを取り付けることもできるが、キャニスタ2Aの搭載数は、ユーザの利用状況等によって種々変動する。従って、シャーシ1C1内には、一つ以上のダミーキャニスタ2Bが搭載される。なお、例えば、記憶部1Cが上下2段、上下4段等のように複数の段を備えており、各段にそれぞれキャニスタ2Aを搭載可能な場合がある。このような場合、ある段では、キャニスタ2Aのみが搭載され、別の段ではダミーキャニスタ2Bのみが搭載されることもある。
図1の下側では、その右側から順番に4個のキャニスタ2A(1)〜2A(3)が取り付けられており、これらキャニスタ2Aの隣に、5個のダミーキャニスタ2B(1)〜2B(5)が取り付けられている。例えば、キャニスタ2Aとダミーキャニスタ2Bとを互い違いに取り付ける構成も可能ではあるが、本実施形態では、キャニスタ2Aはまとめて搭載し、キャニスタ2Aのグループに隣接するようにして、ダミーキャニスタ2Bのグループを取り付ける。
キャニスタグループの一方の端部に位置するキャニスタ2A(3)と、ダミーキャニスタグループの他方の端部に位置するダミーキャニスタ2B(1)とは、シャーシ1C1内で隣接する。このキャニスタ2A(3)とダミーキャニスタ2B(1)とが隣接する境界部分では、ダミーキャニスタ2B(1)の長さを短く設定する。ここでいう長さとは、キャニスタ2Aまたはダミーキャニスタ2Bをシャーシ1C1内に取り付ける方向(図1中の上下方向)における長さを意味し、冷却風の流れの方向とほぼ一致する。
キャニスタ2A(1)〜2A(3)の長さ寸法は、ダミーキャニスタ2B(2)〜2B(5)の長さ寸法よりも長く設定されているが、上述のように、各キャニスタ2A(1)〜(3)は、より多くの冷却風を取り入れるための構造を備える。各キャニスタ2A(1)〜(3)には、その内部に冷却風がそれぞれ流れ込むと共に、各キャニスタ2A間にも冷却風が流れる。従って、キャニスタ2Aに供給される冷却風の風量は、ダミーキャニスタ2B間を流れる風量よりも多くなる。
ダミーキャニスタ2B(2)〜2B(5)の周囲を流れる風量は、キャニスタ2A(1),2A(2)に供給される風量よりも相対的に少なくなる。従って、もしも仮に、境界部分に位置するダミーキャニスタ2B(1)の長さ寸法を、他のダミーキャニスタ2B(2)〜2B(5)の長さ寸法と等しくした場合、キャニスタ2A(3)とダミーキャニスタ2B(1)との間を流れる冷却風の量も低下する。従って、境界部分に位置するキャニスタ2A(3)の左側面(ダミーキャニスタ2B(1)と向き合う面)を通過する風量が低下し、このキャニスタ2A(3)に対する冷却性能が低下する。
そこで、本実施形態では、ダミーキャニスタ2B(1)〜2B(3)を、その取付方向に伸縮可能に形成する。さらに、本実施形態では、キャニスタ2A(3)に隣接する境界部分に取り付けられるダミーキャニスタ2B(1)の長さ寸法を、他のダミーキャニスタ2B(2)〜2B(5)のそれよりも短く設定する。
境界部分に位置するダミーキャニスタ2B(1)の長さ寸法を他のダミーキャニスタ2B(2)〜2B(5)よりも短く設定してシャーシ1C1に取り付けることにより、流入抵抗を減少させて、この境界部分の隙間(冷却風通路)を流れる冷却風の量を増加させることができる。
これにより、境界部分に位置するキャニスタ2A(3)を、他のキャニスタ2A(1),2A(2)と同程度に冷却することができ、キャニスタグループ内で冷却性能に大きなばらつきが生じるのを防止することができる。キャニスタグループ内での冷却性能を略均一化することにより、冷却ファン1Bの出力を増大等させることなく、キャニスタ2A(1)〜2A(3)を効率的に冷却することができる。
本実施形態では、ダミーキャニスタ2B(2)〜2B(5)を流れる風量を低下させて、キャニスタ2A(1)〜2A(3)に流れる風量を相対的に増加させることができ、冷却を必要とする箇所により多くの冷却風を集めて、冷却効率を高めることができる。
本実施形態では、境界部分以外のダミーキャニスタ2B(2)〜2B(5)を流れる風量を低下させることができるため、記憶部1Cの冷却に必要な総風量を低減することができる。従って、冷却ファン1Bの出力を低下させたり、より小型のファンを用いたりして、記憶部1Cを冷却することができる。これにより、冷却に必要なエネルギーやコストを低減することができ、また、ファンから生じる騒音を低下させることができる。
本実施形態では、ダミーキャニスタ2B(2)〜2B(5)を流れる風量を低下させることができるため、使用されないコネクタ1C3付近を通過する冷却風の量を少なくすることができる。従って、冷却風によって運ばれる塵埃が、空きコネクタ1C3に付着するのを抑制することができ、電気的な接触不良等が生じる可能性を低減して、防塵性能を向上させることができる。
本実施形態では、各ダミーキャニスタ2Bをそれぞれ変形可能に構成するため、保管時には、ダミーキャニスタ2Bを小さく折りたたんで保管することができる。従って、ダミーキャニスタ2Bの保管空間を小さくすることができ、メンテナンス性を改善することができる。また、各ダミーキャニスタ2Bをそれぞれ変形可能な同一構造として構成するため、ダミーキャニスタ2Bの製造コストを低減することができる。
なお、以下に詳述するように、本実施形態には種々の変形例が存在する。ダミーキャニスタ2Bは、図1中の上下方向に限らず、左右方向に変形させることもできる。また、記憶部1Cの構成変更に伴って、ダミーキャニスタ2B装着時に適切な注意をユーザに与えることもできる。さらに、ダミーキャニスタ2Bの搭載数に応じて、冷却ファン1Bの出力を制御することもできる。
図2は、ストレージ装置10の外観を示す概略図である。ストレージ装置10は、ディスクアレイ装置と呼ぶこともできる。ストレージ装置10の筐体11内には、例えば、中段ファン12及び上段ファン13と、記憶部20と、制御部30と、電源部40とを設けることができる。
中段ファン12は、制御部30と記憶部20との間に位置して、制御部30の上側に設けることができる。上段ファン13は、記憶部20の上側に設けることができる。筐体11の略中央部に位置する中段ファン12は、制御部30内の空気を吸気して筐体11内に排出させる。筐体11内に排出された空気は、ファン13によって筐体11の上部から外部に排出される。同様に、上段ファン13は、記憶部20の上側に設けることができ、記憶部20内の空気を吸気して、筐体11の上方から外部に排出させる。
記憶部20には、複数のキャニスタ21及びダミーキャニスタ22を設けることができるようになっている。制御部30には、複数の制御モジュール31を搭載可能である。各制御モジュール31は、後述のCHAやDKA、キャッシュメモリ等にそれぞれ相当する。
図3は、ストレージ装置10のハードウェア構成に着目したブロック図である。ストレージ装置10は、通信ネットワークCN1を介して、複数のホストコンピュータ(以下「ホスト」)H1と双方向通信可能に接続することができる。
ここで、通信ネットワークCN1としては、例えば、LAN(Local Area Network)、SAN(Storage Area Network)、インターネットまたは専用回線等を採用可能である。LANを用いる場合、ホストH1とストレージ装置10との間のデータ転送は、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に従って行われる。SANを用いる場合、ホストH1とストレージ装置10とは、FCP(Fibre Channel Protocol)に従ってデータ転送を行う。
ホストH1は、上位装置の一例である。ホストH1には、サーバのほかに、例えば、メインフレーム、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等を用いてもよい。メインフレームを用いる場合、例えば、FICON(Fibre Connection:登録商標)、ESCON(Enterprise System Connection:登録商標)、ACONARC(Advanced Connection Architecture:登録商標)、FIBARC(Fibre Connection Architecture:登録商標)等の通信プロトコルに従ってデータ転送が行われる。
各ホストH1は、図外に位置する複数のクライアント端末と別の通信ネットワーク(不図示)を介して接続されている。各ホストH1は、例えば、各クライアント端末からの要求に応じて、ストレージ装置10にデータの読み書きを行うことにより、各クライアント端末へのサービスを提供する。
ストレージ装置10には、例えば、LAN等の通信ネットワークCN2を介して、一つまたは複数の管理端末M1を接続可能である。管理端末M1は、ストレージ装置10の各種ステータス情報を取得して端末画面に表示させたり、ストレージ装置10の構成を設定等するために使用されるものである。後述のように、管理端末M1には、キャニスタの増設時及び減設時に、所定のメッセージを表示させることができる。
ストレージ装置10は、それぞれ後述するように、複数のチャネルアダプタ(以下、CHAと略記)110と、複数のディスクアダプタ(以下、DKAと略記)120と、キャッシュメモリ130と、共有メモリ140と、スイッチ部150と、多数のキャニスタ21と、SVP160等を備えている。
CHA110は、接続先のホストの種類(OSや通信プロトコルの種類等)に応じて、それぞれ用意することができる。例えば、一方のCHA110は、SANを利用してブロック単位のデータ授受を制御することができ、他方のCHA110は、IPネットワークを用いて、NAS(Network Attached Storage)サーバとの間でファイル単位のデータ授受を制御することができる。
各CHA110は、それぞれに接続されたホストH1から、データの読み書きを要求するコマンド及びデータを受信し、ホストH1から受信したコマンドに従って動作する。DKA120の動作も含めて先に説明すると、例えば、CHA110は、ホストH1からリードコマンドを受信すると、このコマンドを共有メモリ140に記憶させる。DKA120は、共有メモリ140を随時参照しており、未処理のリードコマンドを発見すると、キャニスタ21からデータを読み出し、キャッシュメモリ130に記憶させる。CHA110は、キャッシュメモリ130に移されたデータを読み出し、ホストH1に送信する。
また例えば、CHA110は、ホストH1からライトコマンドを受信すると、このコマンドを共有メモリ140に記憶させると共に、受信したデータをキャッシュメモリ130に記憶させる。CHA110は、キャッシュメモリ130にデータを記憶した後、ホストH1に対して書込み完了を報告する。そして、DKA120は、共有メモリ140に記憶されたライトコマンドに従って、キャッシュメモリ130に記憶されたデータを読出し、所定のキャニスタ21に記憶させる。
各DKA120は、各キャニスタ21(正確には、キャニスタに内蔵されたディスク)との間のデータ通信を制御するものである。各DKA120と各キャニスタ21とは、例えば、SAN等の通信ネットワークCN4を介して接続されており、FCPに従ってブロック単位のデータ転送を行う。
DKA120は、キャニスタ21の状態を随時監視しており、この監視結果は内部の通信ネットワークCN3を介してSVP160に送信される。なお、DKA120は、SVP160に直接的に接続されている必要はない。DKA120とSVP160との間の情報交換は、例えば、共有メモリ140やキャッシュメモリ130を介して行うこともできる。
各CHA110及び各DKA120は、例えば、プロセッサやメモリ等が実装されたプリント基板と、メモリに格納された制御プログラムとをそれぞれ備えており、これらのハードウェアとソフトウェアとの協働作業によって、所定の機能を実現する。これらCHA110及びDKA120の有する制御機能が「制御部」の一例である。図3中では、CHA110とDKA120とをそれぞれ別々の制御パッケージとして示しているが、これに限らず、一つまたは複数のコントローラ内に、CHA機能及びDKA機能を設けることもできる。
キャッシュメモリ130は、例えば、データ等を記憶するものである。キャッシュメモリ130は、例えば、揮発または不揮発のメモリから構成される。キャッシュメモリ130は、複数のメモリから構成することができ、データを多重で管理可能である。
共有メモリ(あるいは制御メモリ)140は、例えば、揮発または不揮発のメモリから構成される。共有メモリ140には、例えば、制御情報等が記憶される。なお、制御情報等の情報は、複数の共有メモリ140により多重管理することができる。
共有メモリ140とキャッシュメモリ130は、それぞれ別々のメモリパッケージとして構成することもできるし、一つのメモリパッケージ内に収容することもできる。また、メモリの一部をキャッシュ領域として使用し、他の一部を制御情報領域として使用することもできる。
スイッチ部150は、各CHA110と、各DKA120と、キャッシュメモリ130と、共有メモリ140とをそれぞれ相互に接続するものである。これにより、全てのCHA110,DKA120は、キャッシュメモリ130及び共有メモリ140にそれぞれアクセス可能となっている。
SVP(Service Processor)160は、通信ネットワークCN3を介して、各CHA110及び各DKA120から情報を収集するものである。SVP160が収集する情報としては、例えば、装置構成(キャニスタ(ディスクドライブ)の閉塞状態等)、電源アラーム、温度アラーム、入出力速度(IOPS)等が挙げられる。SVP160は、通信ネットワークCN2を介して管理端末M1に接続されている。
ストレージ装置10は、多数のキャニスタ21を備えている。各キャニスタ21は、例えば、ハードディスク装置、半導体メモリ装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等の記憶デバイスを含んで構成される。そして、例えば、4個等の所定数のキャニスタ21によって1つのRAIDグループ23を構成可能である。このRAIDグループ23の提供する物理的な記憶領域上に、論理的な記憶領域である論理ボリューム(Logical Unit)24を少なくとも一つ以上設定することができる。
図3中に示す電源部40は、各パッケージ110,120,130,140やファン12,13等にそれぞれ所定の電力を供給するものである。
図4は、記憶部20を拡大して示す斜視図である。記憶部20のシャーシ200は、例えば、ステンレス等の金属材料から角筒状に形成されている。図5の正面図にも示すように、シャーシ200内には、上下に2つの段が設けられており、各段にそれぞれキャニスタ21またはダミーキャニスタ22のいずれかを着脱可能に取り付けるためのスロットが設けられている。
図5に示す例では、上下の各段ともに、その右側に4個のキャニスタ21が取り付けられており、これらキャニスタグループの隣には、12個のダミーキャニスタ22が取り付けられている。いずれの段に何個のキャニスタ21を設けるかは、ユーザの希望等によって異なり、空いたスロットにダミーキャニスタ22が取り付けられる。
図6は、図5中の矢示VI-VI方向から見た部分断面図である。キャニスタ21の内部構造は、本発明の要旨ではないので図示を割愛している。ダミーキャニスタ22の構造は、さらに別図と共に後述する。
シャーシ200は、4つの面200B(図6中では2面のみ図示)を有する角筒状に形成されており、対向する2つの開口面が形成される。シャーシ200の一方の開口面(図6中の下側の面)は、キャニスタ21やダミーキャニスタ22の取付等を行うために、使用される。シャーシ200の他方の開口面(図6中の上側の面)は、バックボード200Aによって施蓋されている。バックボード200Aは、各キャニスタ21を電気的に接続するためのもので、バックボード200Aには、各スロット毎にそれぞれ排気口201及びコネクタ203(図10参照)が設けられている。そして、各コネクタ203の端子は、バックボード200Aに形成されたプリント配線によって接続されている。各キャニスタ21は、コネクタ203からプリント配線等を介して、DKA120に接続される。なお、後述のように、複数のコネクタ203A,203Bを設けることができるが、説明の便宜上、両者をあわせてコネクタ203とする場合がある。
キャニスタ21は、シャーシ200への取付方向に沿う長さ寸法が、各ダミーキャニスタ22のそれよりも長くなるように製作されている。従って、各キャニスタ21の背面側とバックボード200Aとの間の離間寸法は、比較的短い。
これに対し、各ダミーキャニスタ22は、その長さ寸法がキャニスタ21よりも短いため、ダミーキャニスタ22の背面側とバックボード200Aとの間の離間寸法は、比較的長くなっている。また、特に、キャニスタ21と隣接するダミーキャニスタ22は、その長さ寸法が最小となるように折りたたまれているため、バックボード200Aまでの離間寸法Lは最も大きくなっている。
各キャニスタ21間、各ダミーキャニスタ22間、隣接するキャニスタ21とダミーキャニスタ22との間には、それぞれ所定寸法の隙間202が形成されている。これらの隙間202は、冷却風通路として機能し、外部からの冷却風は、各隙間202を介してシャーシ200内にそれぞれ流入する。
そして、キャニスタ21の周囲を流れる各冷却風は、キャニスタ21からの熱を奪い、排気口201から筐体11内に流入する。また、後述のように、キャニスタ21の内部にも冷却風が流入する。この冷却風は、キャニスタ21の内部を冷却した後、排気口201から筐体11内に流入する。このようにし、キャニスタ21の内外を流れて、筐体11内に流入した冷却風は、ファン13によって筐体11の上方から外部に排出される。
図7〜図10に基づいて、ダミーキャニスタ22の詳細な構造を説明する。図7は、ダミーキャニスタ22を分解した状態の斜視図である。
ダミーキャニスタ22は、大きく分けて2つの部品から構成可能である。一つの部品は、フロントパーツ220であり、他の一つの部品はリアパーツ230である。ダミーキャニスタ22は、フロントパーツ220とリアパーツ230とから、取付方向に伸縮可能に構成されている。各パーツ220,230は、それぞれ例えば、合成樹脂材料等から一体的に形成されている。なお、各パーツ220,230は、金属材料やセラミックス材料等から構成してもよい。
フロントパーツ220は、シャーシ200の開口面から外部に露出する前壁221と、前壁221の両側に一体的に設けられた両側壁222とを備えている。即ち、フロントパーツ220の上面及び下面は、それぞれ開口している。フロントパーツ220の上面及び下面は、それぞれシャーシ200の側面200Bによって実質的に施蓋されるため、壁部を設ける必要はない。但し、これに限らず、フロントパーツ220の上面および下面にそれぞれ壁部を設ける構成でもよい。
各側壁222の内側面には、上下方向に離間する複数のガイド溝223,224が、それぞれ前後方向(ダミーキャニスタの取付方向)に延びて一体的に形成されている。ここで、上下方向の略中央部に位置する各ガイド溝223は、リアパーツ230のガイド突起233とそれぞれ摺動可能に係合するもので、側壁222の内面に前後方向の全体にわたって形成されている。
上下に形成された他のガイド溝224は、ガイド溝223よりも短い寸法で側壁222の内面に形成されている。各ガイド溝224には、リアパーツ230に形成された各ストッパ234がそれぞれ摺動可能に係合される。ガイド溝223とは異なり、各ガイド溝224の後端は、側壁222の後端に開口していない。各ガイド溝224の後端は、ストッパ234の移動を規制する。
リアパーツ230は、後壁231と、後壁231の両側に一体的に形成された両側壁232とを備えている。リアパーツ230は、フロントパーツ220と同様に、その上面及び下面がそれぞれ開口しており、シャーシ200の側面200Bによって実質的に施蓋されるようになっている。
両側壁232の表面には、その略中央部にガイド突起233が前後方向に延びてそれぞれ一体的に形成されている。これら各ガイド突起233は、フロントパーツ220の各ガイド溝223と摺動可能にそれぞれ係合するもので、側壁232の表面に前後方向の全体にわたってそれぞれ形成されている。
両壁部232の表面には、その上部及び下部に、ストッパ234がそれぞれ一体的に形成されている。これら各ストッパ234は、フロントパーツ220の各ガイド溝224にそれぞれ摺動可能に係合する。リアパーツ230をフロントパーツ220にはめ込んだ状態で、リアパーツ230を後方(図7中のF2方向とは逆の方向)に移動させると、各ストッパ234が、各ガイド溝224の後端部に接触して、リアパーツ230の移動は規制される。この状態で、ダミーキャニスタ22の長さ寸法は最大となる。この形状は、「第2形状」の一例である。
逆に、リアパーツ230を前方(図7中のF2方向)に移動させると、ストッパ234が、フロントパーツ220の前壁裏面225に接触して、リアパーツ230の前方への移動が規制される。この状態で、ダミーキャニスタ22の長さ寸法は最小となる。この形状は、「第1形状」の一例である。
ダミーキャニスタ22を組み立てる場合、フロントパーツ220の両側壁222をそれぞれ矢示F1方向に若干押し広げて、各側壁222間にリアパーツ230の前側部分を挿入する。フロントパーツ220にリアパーツ230を挿入する際に、各ガイド突起233と各ガイド溝223との位置をそれぞれ合わせると共に、各ストッパ234と各ガイド溝224との位置をそれぞれ合わせる。
ダミーキャニスタ22を第1形状に設定する場合は、リアパーツ230をフロントパーツ220の奥まで挿入する。ダミーキャニスタ22を第2形状に設定する場合は、各ストッパ234が各ガイド溝224の後端部に接触して止まる位置まで、リアパーツ230をフロントパーツ220に挿入する。
図8は、ダミーキャニスタ22が第2形状を取った状態の斜視図を、図9は、ダミーキャニスタ22が第1形状を取った状態の斜視図を、それぞれ示す。このように、ダミーキャニスタ22は、フロントパーツ220とリアパーツ230とにより前後方向(ダミーキャニスタの取付方向)に伸縮可能に構成されている。
なお、本実施例では、ダミーキャニスタ22を、長さ寸法の短い第1形状と、長さ寸法の長い第2形状との2段階で変形可能に構成したが、これに限らず、3段階以上で変形可能に構成してもよい。また、本実施例では、ストッパ234やガイド溝224等によって位置決めを行う構成としたが、これに限らず、例えば、磁力等の他の手段を用いて、フロントパーツ220とリアパーツ230とを取り付ける構成でもよい。
次に、図10は、ダミーキャニスタ22とバックボード200Aとの関係を示す斜視図である。図6と共に述べたように、バックボード200Aには、各キャニスタ21に接続されるコネクタ203と、このコネクタ203の下部及び上部にそれぞれ設けられた排気口201A,201Bとが設けられている。以下、排気口201A,201Bをまとめて「排気口201」と呼ぶ場合がある。これらのコネクタ203及び排気口201は、各スロット毎にそれぞれ設けられる。例えば、シャーシ200内に最大16個のキャニスタ21を取り付け可能な場合、バックボード200Aには、排気口201及びコネクタ203の組が16個設けられている。
そして、図10に示すように、ダミーキャニスタ22の背面側(壁部231)とバックボード200Aの前面側との間の離間寸法Lは、ダミーキャニスタ22の形状によって相違する。
次に、図11〜図15に基づいて、キャニスタ21の構成を説明する。キャニスタ21は、以下に述べるように、より多くの冷却風を取り入れるための構造を備えている。従って、キャニスタ21は、ダミーキャニスタ22よりも取付方向の長さ寸法が長いにも拘わらず、キャニスタ21を流れて排気される冷却風の量は、ダミーキャニスタ22間を通過する冷却風のそれよりも多い。
図11は、キャニスタ21の外観を示す斜視図である。キャニスタ21は、例えば、シャーシ210と、ディスクドライブ211と、フロントパネル212と、サイドパネル213と、コネクタ214とを備えて構成することができる。
シャーシ210には、ディスクドライブ211が取り付けられている。ディスクドライブ211は、例えば、ハードディスクドライブや半導体メモリドライブ、あるいは光ディスクドライブ等として構成される。
シャーシ210の前側には、フロントパネル212が設けられている。ユーザは、フロントパネル212を把持することにより、キャニスタ21をシャーシ200のスロットから取り出したり、キャニスタ21をスロットに取り付けたりすることができる。また、フロントパネル212には、複数の空気穴212Aが形成されている。フロントパネル212の前方に位置する冷却風は、これら各空気穴212Aからキャニスタ21内にそれぞれ流入する。
ディスクドライブ211の一方の側面(キャニスタ21の左側面)には、サイドパネル213が取り付けられている。サイドパネル213には、複数の空気穴213Aが設けられている。また、サイドパネル213とディスクドライブ211との間には、例えば、数ミリ程度の幅を有する隙間215が確保されている。フロントパネル212の各空気穴212Aから流入した冷却風の一部は、この隙間215を通って、キャニスタ21の後方に流出する。また、サイドパネル213の外側に位置する冷却風も、その一部が各空気穴213Aを通って隙間215に流入し、後方に流出する。
キャニスタ21の後側には、コネクタ214Aとコネクタ214Bとがそれぞれ設けられている。コネクタ214Aは、図19中に示すコネクタ203Aに接続される。コネクタ214Bは、図19中に示すコネクタ203Bに接続される。コネクタ214A,214Bをまとめて「コネクタ214」と呼ぶこともできる。
図12は、図11に示すキャニスタ21の右側面図である。フロントパネル212の後方には、別のパネル216が設けられ、このパネル216には、複数の空気穴216Aが設けられている。なお、パネル216をシャーシ210に一体化してもよい。
図13は、図11に示すキャニスタ21の左側面図である。図14は、キャニスタ21の後面図である。図15は、図13中の矢示XV方向から見た図である。フロントパネル212の後方には、ディスクドライブ211に電力を供給するための電源回路217が設けられている。この電源回路217には、回路部品等によって隙間が確保されており、この隙間にも冷却風が流入する。
次に、シャーシ200内を流れる冷却風の風量について考察する。図16に示すように、シャーシ200内では、キャニスタ21のみからなるキャニスタグループと、ダミーキャニスタ22のみからなるダミーキャニスタグループとが隣接して混在している。
本実施例では、両グループの境界部分に位置するダミーキャニスタ22(N5)の形状を第1形状に設定し、それ以外のダミーキャニスタ22(N6〜N16)の形状をそれぞれ第2形状に設定する。
ダミーキャニスタ22は、その最大長となる第2形状を取った場合でも、キャニスタ21よりも長さ寸法(取付方向の長さ寸法であり、図16中の上下方向の長さである)が短くなるように形成されている。従って、ダミーキャニスタ22(N6〜N16)とバックボード200Aとの間の離間寸法は、キャニスタ21のそれよりも大きい。境界部分に位置するダミーキャニスタ22(N5)は、最小長となる第1形状を取るため、バックボード200Aとの間の離間距離は最も長くなる。
図16に示すように、各キャニスタ21から排気口201に流れ込む冷却風の量Q1は、各ダミーキャニスタ22間を流れて排気口201に流入する冷却風の量Q2よりも大きくなる。上述のように、キャニスタ21は、より多くの冷却風を取り込むために、そのフロントパネル212複数の空気穴212Aが形成され、その側面にはより広い隙間(流路)215が確保等されている。
従って、キャニスタ21とダミーキャニスタの見かけ上の幅寸法(図11中の左右方向の幅寸法)は、ほぼ同一であるかのように見えるが、キャニスタ21内にはより多くの流路が形成されており、実質的な幅寸法は、キャニスタ21の方が短い。これに対し、ダミーキャニスタ22は、過大な冷却風の流入を防止する構成であり、前壁221や各側壁222,232に実質的な開口部を有さず、各ダミーキャニスタ22間の隙間も狭い。従って、ダミーキャニスタ22間を流れる風量Q2は相対的に少なくなる。仮に、Q1を1とした場合、Q2は0.44程度である。
境界部分に位置するダミーキャニスタ22(N5)の周囲を流れる冷却風の量Q4は、風量Q2よりも多く、風量Q1よりも少ない。上記の例では、Q4は、0.75程度となる。この境界部分のダミーキャニスタ22(N5)は、その長さ寸法が短く設定されており、バックボード200Aとの間の離間寸法Lが最も長くなっている。従って、このダミーキャニスタ22(N5)の背面側には、より広い空間が確保されており、他のダミーキャニスタ22間に比べて、流入抵抗が少ない。従って、風量Q2よりも多い風量Q4を得ることができる。
そして、ダミーキャニスタ22(N5)に隣接するキャニスタ22(N4)を流れる冷却風の量Q3は、風量Q4よりも多く、風量Q1よりも若干少ない。ダミーキャニスタ22(N5)により、より多くの風量Q4が確保されるため、境界部分に位置するキャニスタ21(N4)を流れる冷却風の量Q3を大きくすることができる。上記の例では、Q3は0.9程度となる。
図17は、境界部分のダミーキャニスタ22(N5)を第2形状に設定した場合の風量を示す説明図である。これは、図16との比較のために用いられる図であって、従来技術を示すものではない。
図17に示すように、もしも仮に、境界部分のダミーキャニスタ22(N5)を第2形状に設定した場合は、バックボード200Aとの間の離間寸法が縮まり、流入抵抗が増大するため、このダミーキャニスタ22(N5)の周囲を流れる冷却風の量Q6は、Q4よりも減少する。上記の例では、Q6は0.5程度となる。これに伴い、境界部分に位置するキャニスタ21(N4)に供給される風量Q5は、風量Q3よりも低下する。上記の例では、風量Q5は0.6程度となる。
なお、境界部分のダミーキャニスタ22(N5)を第2形状に設定することにより、ダミーキャニスタ22(N7,N8)の風量Q7,Q8も若干変化する。上記の例では、Q7は0.48程度、Q8は0.46程度となる。
図16と図17とを比較すると明らかなように、キャニスタグループとダミーキャニスタグループとの境界部分に位置するダミーキャニスタ22(N5)を、第1形状に設定し、バックボード200Aとの間の離間寸法Lを大きくする方が、境界部分に位置するキャニスタ21(N4)により多くの風量Q3を供給することができる。
図18は、ダミーキャニスタ22の搭載率とキャニスタ21の冷却に必要な風量との関係を示すテーブルT1の説明図である。このテーブルT1は、例えば、実験やシミュレーション等により求めることができる。このテーブルT1は、例えば、冷却ファン13の仕様等を設定する際に参考にされる。ここで、図13に示すテーブルT1は、ダミーキャニスタ22とバックボード200Aとの間の離間寸法Lが175mmの場合の値を示している(L=175mm)。もしもLが175mm未満に設定される場合(L<175mm)、冷却に必要な風量の値は、図18に示す値よりも小さくなる。
ここで、本実施例では、シャーシ200内の各段にそれぞれ16個のスロットを設けるため、ダミーキャニスタ22の搭載数を最大スロット数の16で除算した搭載率は、整数にならない場合がある。本実施例において、テーブルT1中の項番(No.0〜16)は、ダミーキャニスタ22の搭載数に等しい。
例えば、ダミーキャニスタ22を1つも搭載しない場合(No.0)、即ち、シャーシ200のある段が全てキャニスタ21で埋まっている場合に、これら16個のキャニスタ21をそれぞれ冷却するために必要な風量を100%とする。冷却に必要な風量とは、例えば、ある室温範囲において、各キャニスタ21の正常な動作を保証するために、各キャニスタ21に供給すべき冷却風の総量として定義される。なお、ダミーキャニスタ22を搭載する場合、図16に示したように、キャニスタ21に隣接するダミーキャニスタ22は、最小長となる第1形状に設定され、他のダミーキャニスタ22は第2形状に設定されるものとする。
テーブルT1に示すように、ダミーキャニスタ22を搭載する度に、冷却に必要な風量は、徐々に低下していく。例えば、ダミーキャニスタ22を1つ搭載すると(No.1)、冷却に必要な風量は97.8%となり、ダミーキャニスタ22を2つ搭載すると(No.2)、風量は94.3%となる。ある段における全てのスロットにダミーキャニスタ22を取り付けた場合(No.16)、冷却に必要な風量は45.3%となる。
テーブルT1に示すように、本実施例による可変構造のダミーキャニスタ22を、境界部分に位置するダミーキャニスタ22とそれ以外のダミーキャニスタ22とで形状を違えて取り付けることにより、冷却に必要な風量は低下する。従って、後述の実施例のように、ダミーキャニスタ22の搭載数に応じて冷却ファン13の作動を制御可能である。
図19〜図22に基づいて、風量の解析を行う。図19,図20は、ダミーキャニスタ22の冷却風モデルを示し、図21は、キャニスタ21の冷却風モデルを示す。
図19のモデルに示すように、各ダミーキャニスタ22とバックボード200Aとの間は、寸法Lだけ離れている。図20は、図19に示すモデルをバックボード200A側から見た状態を示す。ダミーキャニスタ22間の隙間にそれぞれ流入した冷却風は、各ダミーキャニスタ22とバックボード200Aとの間の空間に流入する。この空間の長さ寸法はLである。ダミーキャニスタ22の後方に形成された空間に流れ込んだ冷却風は、バックボード200Aに形成された各排気口201A,201Bを介して、筐体11内にそれぞれ流入する。
図21は、キャニスタ21の冷却風モデルを示す。キャニスタ21は、バックボード200Aに近接して取り付けられる。外部の冷却風は、各キャニスタ21間の隙間、各キャニスタ21の内部をそれぞれ通過し、バックボード200Aの各排気口201A,201Bを介して、筐体11内に流入する。
図22は、上述した各冷却風モデルに基づいて解析された、風量γと離間寸法Lとの関係を示す特性図である。ここで、風量比γは、ダミーキャニスタ22に供給される冷却風の量Qdをキャニスタ21に供給される冷却風の量Qcで除算したものである(γ=Qd/Qc)。
ダミーキャニスタ22とバックボード200Aとの間の離間寸法Lが大きくなればなるほど、風量比γが増大する。風量比γの増大は、ダミーキャニスタ22に供給される風量Qdとキャニスタ21に供給される風量Qcとが近づくことを意味する。図22(b)に示すように、例えば、Lが205mmの場合、γは0.83となる。Lが175mmの場合、γは0.42となる。Lが125mmの場合、γは0.23となる。なお、本実施例によるダミーキャニスタ22を採用しない場合のγを、1.17とする。
ここで、例えば、本実施例によるダミーキャニスタ22を採用しない場合は、約3年程度で、コネクタ203に塵埃が付着して蓄積される。空いているコネクタ203に付着する塵埃の量は、空きコネクタ203に接触する冷却風の量に比例する。即ち、この冷却風の量は、ストレージ装置10の稼働時間に比例する。ここで、ストレージ装置10の稼働年数を仮に8年に設定する。この稼働年数8年が経過しても、空きコネクタ203に塵埃が蓄積されない風量比γの上限値は、本実施例によるダミーキャニスタ22を採用しない場合のγを(3/8)倍することにより求めることができる(γ≒1.17×3/8≒0.44)。
風量比γが0.44以下であれば、ダミーキャニスタ22に供給される冷却風の量Qdが少なくなり、空いているコネクタ203に付着する塵埃の量も低下する。そこで、図22を参照すると、風量比γが0.44以下となる離間寸法Lの上限値は、約175mmであることがわかる。
一方、離間距離Lを短くすればするほど、ダミーキャニスタ22に供給される風量が低下し、キャニスタ21の冷却に必要な総風量が低下して、冷却効率が改善される。従って、冷却効率の観点からはLをできるだけ短くすれば良い。しかし、Lを短縮すると、ダミーキャニスタ22の取付方向の長さが増大し、ダミーキャニスタ22が大型化する。ダミーキャニスタ22の大型化は、製造コストの上昇や、ダミーキャニスタ22の保管場所の増大等を招く。そこで、Lは140mm以上であることが好ましい。
従って、本実施例では、冷却効率と防塵性能と小型化等を考慮し、キャニスタ21に隣接しないダミーキャニスタ22については、バックボード200Aとの離間寸法Lを140mm以上175mm以下に設定する(145mm≦L≦175mm)。
これに対し、キャニスタ21に隣接するダミーキャニスタ22の場合、風量比γの値を高めて、隣接するキャニスタ21への風量を増加させる必要がある。そこで、本実施例では、風量比γの目標値として0.75を選択し、離間寸法Lの下限値を200mmとする(L≧200mm)。
以上から、本実施例では、キャニスタ21に隣接するダミーキャニスタ22は、その背面側からバックボード200Aまでの離間寸法Lが200mm以上となるように、それ以外のダミーキャニスタ22は、離間寸法Lが145mm以上175以下となるように、それぞれの長さ方向を調整可能としている。
本実施例は、上述の通り構成されるので、以下の効果を奏する。本実施例では、キャニスタ21に隣接するダミーキャニスタ22を第1形状に設定し、バックボード200Aまでの離間寸法Lを長くする構成とした。従って、キャニスタ21に隣接するダミーキャニスタ22の周囲の流入抵抗を小さくして、より多くの冷却風を得ることができる。これにより、第1形状のダミーキャニスタ22に隣接するキャニスタ21に、より多くの冷却風を供給することができ、ダミーキャニスタ22に隣接しない他のキャニスタ21と同程度に冷却することができる。即ち、各キャニスタ21間で風量に大きなばらつきが生じるのを抑制することができ、冷却効率を向上させることができる。
本実施例では、キャニスタ21に隣接しないダミーキャニスタ22(非隣接ダミーキャニスタ群)を第2形状に設定することにより、バックボード200Aまでの離間寸法Lを相対的に短くして、これらダミーキャニスタ22に供給される冷却風の量を低下させる構成とした。これにより、キャニスタ21に供給される風量を相対的に増加させることができ、冷却効率を高めることができる。
本実施例では、境界部分以外のダミーキャニスタ22を流れる風量を低下させることができるため、記憶部20の冷却に必要な総風量を低減することができる。従って、冷却ファン13の出力を低下させたり、より小型のファンを用いたりして、記憶部20を冷却することができる。これにより、冷却に必要なエネルギーやコストを低減することができ、また、ファンから生じる騒音を低下させることができる。
本実施例では、ダミーキャニスタ22を流れる風量を低下させることができるため、使用されないコネクタ203に塵埃が付着するのを抑制することができ、防塵性能を向上させることができる。
本実施例では、各ダミーキャニスタ22をそれぞれ変形可能に構成するため、保管時には、ダミーキャニスタ22を小さく折りたたんで保管することができる。従って、ダミーキャニスタ22の保管空間を小さくすることができ、メンテナンス性を改善することができる。また、各ダミーキャニスタ22をそれぞれ変形可能な同一構造として構成するため、ダミーキャニスタ22の製造コストを低減することができる。つまり、第1形状専用のダミーキャニスタと第2形状専用のダミーキャニスタとの2種類のダミーキャニスタを用意する構成も考えられるが、この場合には、ダミーキャニスタの製造コストが増大し、また保管等の手間もかかる。これに対し、本実施例では、可変構造のダミーキャニスタ22を用い、その取付位置に応じて形状を変化させる構成のため、製造コストやメンテナンスコストを低減することができる。
図23〜図29に基づいて第2実施例を説明する。本実施例では、ダミーキャニスタ22Aを幅方向(ダミーキャニスタの配設方向)に伸縮可能に構成している。
図23は、ダミーキャニスタ22Aを分解した状態の斜視図である。ダミーキャニスタ22Aは、その正面に向かって右側(図23中の左側)のメインパーツ240と、このメインパーツ240にはめ込まれるサイドパーツ250とから構成可能である。
メインパーツ240は、例えば、側壁241と、側壁241の上部に一体的に設けられた天井部242と、側壁241の下部に一体的に設けられた底部243と、天井部242と底部243とを接続するようにして側壁241の端部に設けられた前壁244とを備えて構成することができる。前壁244の表側には、突出部245及び把持部247をそれぞれ設けることができる。
また、天井部242の下面側には、ガイド溝246が形成されており、底部243の上面側にもガイド溝246が形成されている。これらの各ガイド溝246,249には、サイドパーツ250のガイド突起256,258がそれぞれ摺動可能にはめ込まれる。
底部243の下面側には、他のガイド溝248が形成されている。また、天井部242の下面側にも、ガイド溝248が形成されている。これら各ガイド溝248には、サイドパーツ250のストッパ257がそれぞれ摺動可能にはめ込まれる。
サイドパーツ250は、例えば、有底角筒状に形成される。サイドパーツ250は、例えば、メインパーツ240の側壁241に対向する側壁251と、この側壁251の上部に一体的に設けられた天井部252と、側壁251の下部に一体的に設けられた底部253と、天井部252と底部253とを接続するようにして側壁251に設けられた後壁254及び前壁255とを備えて構成することができる。
そして、天井部252の上面側には、ガイド突起256及びストッパ257が一体的に設けられている。また、底部253の下面側にも、ガイド突起258及びストッパ257(不図示)が一体的に設けられている。
ダミーキャニスタ22Aを組み立てる場合、ユーザは、メインパーツ240の天井部242と底部243とをそれぞれ矢示F3方向に押し広げ、この押し広げられたメインパーツ240内にサイドパーツ250を矢示F4方向から挿入する。
図24に示すように、メインパーツ240にサイドパーツ250をはめ込む場合、各ガイド溝246,249に各ガイド突起256,258をそれぞれはめ込んで位置を合わせ、また各ガイド溝248に各ストッパ257をそれぞれはめ込んで位置を合わせる。サイドパーツ250をメインパーツ240の奥まで挿入すると、図25に示す状態となる。図25に示す状態は、ダミーキャニスタ22Aの第1形状の一例を示す。なお、図24に示す状態から、サイドパーツ250をもう少しメインパーツ240に押し込んで止めた状態が、第2形状の一例となる。つまり、第1形状は、その横幅が相対的に狭く、第2形状は、その横幅が相対的に広い。
図26は、ダミーキャニスタ22Aとバックボード200Aとの関係を示す模式図であり、ダミーキャニスタ22Aの後壁254とバックボード200Aとの間は、寸法Lだけ離間している。なお、本実施例のダミーキャニスタ22Aは、ダミーキャニスタ22Aの取付方向には伸縮せず、ダミーキャニスタ22Aの配設方向に伸縮する。従って、この離間寸法Lは固定の値となる。これに対し、ダミーキャニスタ22Aの幅寸法Wは、少なくとも2段階で変化する。第2形状の幅寸法W2は、第1形状の幅寸法W1よりも短い(W2>W1)。
図27は、風量比δと横幅比Wrとの関係を示す特性図である。図27(a)中の太い実線で示す特性線は、離間寸法Lを175mmに設定した場合を示し、太い点線で示す特性線は、離間寸法Lを140mmに設定した場合を示す。
横幅比Wrは、ダミーキャニスタ22Aの幅寸法Wをキャニスタ21の幅寸法Wcで除算した値である(Wr=W/Wc)。風量比δは、風量比γと同様に、ダミーキャニスタ22Aに供給される冷却風の量Qdをキャニスタ21に供給される冷却風の量Qcで除算した値である(δ=Qd/Qc)。
図27に示すように、ダミーキャニスタ22Aの幅寸法Wをキャニスタ21の幅寸法に近づけるほど(Wrが1に近づくほど)、風量比δが低下する。風量比δの低下は、ダミーキャニスタ22A間の隙間に流れ込む風量の低下を意味する。換言すれば、風量比δが小さいほど、より少ない風量でキャニスタ21を冷却できることを意味する。従って、風量比δは、ダミーキャニスタ22Aの冷却性能を示す値ともなる。前記実施例の風量比γについても同様の事が言える。
本実施例では、キャニスタ21に隣接するダミーキャニスタ22Aは、第1形状に設定することにより、その風量比δを大きくして、隣接するキャニスタ21への風量を増加させる。また、キャニスタ21に隣接しない他のダミーキャニスタ22Aは、第2形状に設定することにより、その風量比δを小さくし、ダミーキャニスタ間に流れ込む風量を少なくして冷却効率等を向上させる。
この目的を効果的に達成するために、一例として、キャニスタ21に隣接するダミーキャニスタ22Aは、その風量比δが1.0〜1.2の範囲となるように、その横幅比Wrを設定する。図27から、風量比δが1.0〜1.2となる横幅比Wrは、0.90の近傍であることがわかる。
これに対し、キャニスタ21に隣接しないダミーキャニスタ22Aは、横幅比Wrを1.0に設定し、これら各ダミーキャニスタ22Aに供給される風量を少なくして冷却効率を高める。横幅比Wrが1.0の場合、ダミーキャニスタ22Aの幅寸法Wとキャニスタ21の幅寸法Wcとが等しいことを意味する(W=Wc)。
図28は、シャーシ200内の風量を示す説明図である。キャニスタ21(N4)に隣接するダミーキャニスタ22A(N5)の周囲を通って排気口201に流れ込む冷却風の量Q9は、1.1程度である。
このように、キャニスタ21に隣接するダミーキャニスタ22A(N5)の幅寸法をキャニスタ21の幅寸法(キャニスタ21に隣接しないダミーキャニスタの幅寸法)よりも短くすることにより、N4とN5との間の隙間を増大させて、風量を増加させることができる。これにより、隣接するキャニスタ21(N4)に供給される風量を増加させ、他のキャニスタ21(N1)〜(N3)と同程度の風量を確保することができる。
図29は、図18で述べたと同様の風量テーブルT1Aを示す。このテーブルT1Aには、ダミーキャニスタ22Aの搭載率によって冷却に必要な風量がどのように変化するかが示されている。また、風量変化は、離間寸法Lが175mmの場合と、140mmの場合との両方について示されている。即ち、本実施例は、離間寸法Lが175mmの場合と140mmの場合との複数の場合に適用可能である。なお、これらの数値(L=175mm,L=140mm)は一例であって、本発明はこれ以外の値でも適用できる。
このように構成される本実施例でも、上述した第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
図30,図31に基づいて第3実施例を説明する。本実施例では、記憶部20にキャニスタ21が取り付けられた場合(増設)と、記憶部20からキャニスタ21が取り外された場合(減設)とで、所定の案内メッセージをユーザに通知する。
図30は、増減設監視処理の概略を示すフローチャートである。この処理は、例えば、SVP160によって実行される。まず、SVP160は、DKA120からの情報に基づいて、記憶部20の構成が変更されたか否かを判定する(S1)。ここで、記憶部20の構成変更とは、キャニスタ21の増設及び減設を含む。
記憶部20の構成が変化した場合(S1:YES)、SVP160は、キャニスタ21が増設されたか否かを判定する(S2)。キャニスタ21の増設である場合(S2:YES)、SVP160は、所定の増設メッセージを管理端末M1の端末画面に表示させる(S3)。
キャニスタ21の減設の場合(S4:YES)、SVP160は、所定の減設メッセージを管理端末M1の端末画面に表示させる(S5)。なお、キャニスタ21の増減設以外の変更の場合(S4:NO)、SVP160は処理を終了する。
図31に、増設メッセージ及び減設メッセージの一例を示す。増設メッセージでは、例えば、「1.キャニスタに隣接するダミーキャニスタを引き抜いて下さい」、「2.引き抜いたダミーキャニスタを収納状態(第1形状)にして下さい」、「3.収納状態にしたダミーキャニスタを元の位置に挿入して下さい」等のように、キャニスタ増設時のダミーキャニスタ22の形状設定手順が示される。また、この形状設定手順と共に、ダミーキャニスタ22の具体的な形状変化を図示させる。
減設メッセージでは、例えば、「1.キャニスタを取り外したスロットに収納状態のダミーキャニスタを挿入して下さい」等の手順が示される。また、この手順と共に、挿入すべきダミーキャニスタ22の形状を図示する。
本実施例では、キャニスタ21の増減設時にメッセージをユーザに与える。従って、キャニスタ21の増減設時に、ユーザがキャニスタ21に隣接するダミーキャニスタ22を第1形状に設定し忘れるのを抑制することができ、使い勝手が向上する。
図32〜図34に基づいて第4実施例を説明する。本実施例では、ダミーキャニスタ22の形状変化を外部に通知するための構造を開示する。
ダミーキャニスタ22のリアパーツ230には、例えば、その一方の側壁232の前端部から外部に突出させるようにして、通知用突部235を一体的に形成する。また、図34の左側に示すように、フロントパーツ220の前壁221には、通知用突部235に対応する開口部226を設ける。
図33は、ダミーキャニスタ22を組み立てて第1形状に設定した場合を示す。ダミーキャニスタ22を第1形状にすると、通知用突部235が開口部226から僅かに外部に突出する。
図34は、ダミーキャニスタ22を展開状態(第2形状)にした場合と、ダミーキャニスタ22を収納状態(第1形状)にした場合の正面図を示す。図34に示すように、ダミーキャニスタ22が第2形状の場合、通知用突部235は開口部226から突出せず、前壁221の裏側に潜んでいる。これに対し、ダミーキャニスタ22を第1形状に設定すると、通知用突部235が開口部226を介して露出する。
従って、ユーザは、通知用突部235の状態を目視するだけで、そのダミーキャニスタ22の形状を知ることができる。ダミーキャニスタ22をシャーシ200から取り外して確認する必要はなく作業性が向上する。なお、通知用突部235の前面に着色して視認性を高めてもよい。また、通知用突部235の状態を確認できればよいため、ダミーキャニスタ22を第1形状に設定した場合に、通知用突部235の先端を開口部226から突出させずに、開口部226と同一平面上、または開口部226よりも僅かに奥まった位置に位置させる構成としてもよい。
図35に基づいて第5実施例を説明する。本実施例では、コネクタ203に冷却風が直接接触しないように、ダミーキャニスタ22B内にダクト部270を設けている。
ダミーキャニスタ22Bは、例えば、前壁261と、天井部262と、底部263と、側壁264と、上部隔壁265と、下部隔壁266とを備えており、キャニスタ21を模した形状に形成される。
また、前壁261の下側には流入口267が形成され、ダミーキャニスタ22Bの後面には、上下に離間する2つの流出口268,269がそれぞれ形成されている。そして、ダクト部270は、流入口267と各流出口268,269とをそれぞれ連通させるようにして、ダミーキャニスタ22B内に設けられている。
ダクト部270は、下部隔壁266の屈曲部266Cで2つの流路270A,270Bにそれぞれ分岐している。下側の流路270Aは、流出口269と流入口267とを連通させる。上側の流路270Bは、流出口268と流入口267とを連通させる。
下側の流出口268は、下部隔壁266の壁部266Aと、側壁264と、底部263によって3方向を囲まれることにより形成される。他の一面(図35中の手前の面)は、開口している。上側の流出口269は、下部隔壁266の壁部266Bと、側壁264と、上部隔壁265の壁部265Bによって3方向を囲まれることにより形成される。他の一面は、開口している。また、流入口267は、底部263と、側壁264と、上部隔壁265の壁部265Aによって3方向を囲まれることにより形成される。他の一面は、開口している。
ダミーキャニスタ22Bをシャーシ200に装着した場合、下側の流出口269は、バックボード200Aに形成された下側の排気口201Aに接続される。同様に、上側の流出口268は、バックボード200Aに形成された上側の排気口201Bに接続されるようになっている。また、ダミーキャニスタ22Bをシャーシ200に装着した場合、下部隔壁266の壁部266A,266Bによって、コネクタ203は上下から挟み込まれるようになっている。これにより、ダミーキャニスタ22Bをシャーシ200に取り付けた場合、コネクタ203は、側壁264と下部隔壁266により形成される空間271内に収容される。但し、この空間271は、冷却風の流通方向に直交する一方の面が開口している。
このように、ダミーキャニスタ22Bは、図中手前側の面が開口しているが、この開口面には、隣接する他のダミーキャニスタ22Bまたはキャニスタ21が近接する。
図36は、ダミーキャニスタ22Bが第2形状に設定されている場合の正面、側面及び背面をそれぞれ示す。流入口267からダクト部270に流入した冷却風は、下側の流路270Aと上側の流路270Bとに分かれてそれぞれ流通し、各流出口268,269からそれぞれ流れ出る。第2形状では、流入口267が開口しており、ダクト部270へ冷却風が流れ込むのを許可する。しかし、コネクタ203は、流入抵抗が相対的に高い空間271内に収容されているため、冷却風は空間271にあまり流入しない。
図37は、ダミーキャニスタ22Bが第1形状の設定されている場合の正面、側面及び背面をそれぞれ示す。ダミーキャニスタ22Bが第1形状に設定される場合、流入口267は、遮蔽部280によって閉じられる。遮蔽部280は、例えば、着脱可能なシール部材として構成することができる。あるいは、遮蔽部280を上下に開閉するシャッター構造として構成してもよい。
図38は、シャーシ200にダミーキャニスタ22B及びキャニスタ21を取り付けた状態を拡大して示す正面図である。キャニスタ21に隣接するダミーキャニスタ22Bは、その流入口267が遮蔽部280によって施蓋され、第1形状に設定される。従って、冷却風は、ダミーキャニスタ22Bとキャニスタ21との間の隙間に導かれる。
一方、キャニスタ21に隣接しない各ダミーキャニスタ22Bは、その流入口267がそれぞれ開口している。従って、冷却風は、流入抵抗の低いダクト部270にそれぞれ流れ込む。しかし、コネクタ203は、一面が開口した空間271内に収容されているため、コネクタ203に接触する冷却風の量は少ない。従って、コネクタ203に塵埃が付着するのを抑制することができる。
図39に基づいて第6実施例を説明する。本実施例では、ダミーキャニスタ22の搭載数に応じて冷却ファン13(及び/又は冷却ファン12)の出力を制御する。図39は、冷却ファンの回転数を制御するための処理概要を示すフローチャートである。本処理は、例えば、SVP160及び電源部40内の制御回路等によって実行可能である。なお、本処理を電源部40以外の制御機能によって実行してもよい。
ここでは、SVP160が中心となって実行するものとする。SVP160は、ダミーキャニスタ22の搭載数を取得する(S11)。また、SVP160は、スロットの種別を取得する(S12)。スロット種別とは、そのダミーキャニスタ22が搭載されている場所が、基本筐体(DKC)であるか、増設筐体(DKU)であるかを示す情報である。
ダミーキャニスタ22の搭載数及びスロット種別(搭載場所)をそれぞれ取得すると、SVP160は、ファン制御テーブルT2を参照する(S13)。ファン制御テーブルT2は、例えば、共有メモリ140に記憶されている。ファン制御テーブルT2は、各スロット種別毎に、搭載数が少ない場合(0〜64個)と多い場合(65〜128個)とで、それぞれの目標回転数がセットされている。なお、図示した2段階に限らず、より細かく目標回転数を制御可能な構成でもよい。
SVP160は、ファン制御テーブルT2から目標回転数を取得すると(S13)、この目標回転数を実現させるように、冷却ファン13の電圧を調節させる(S14)。
このように、本実施例では、ダミーキャニスタ22の搭載数に応じて冷却ファン13の冷却能力を調整可能なため、ダミーキャニスタ22による冷却効率の改善効果と結合して、冷却ファン13の消費電力を低下させることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。
1 ストレージ装置、1A 筐体、1B 冷却ファン、1C 記憶部、1C1 シャーシ、1C2 バックボード、1C3 コネクタ、1D 制御部、1E 電源部、2A キャニスタ、2B ダミーキャニスタ、3 論理基板、4 電源ボックス、10 ストレージ装置、11 筐体、12 冷却ファン、13 冷却ファン、20 記憶部、21 キャニスタ、22 ダミーキャニスタ、22A ダミーキャニスタ、22B ダミーキャニスタ、30 制御部、31 制御モジュール、40 電源部、110 チャネルアダプタ(CHA)、120 ディスクアダプタ(DKA)、130 キャッシュメモリ、140 共有メモリ、150 スイッチ部、160 サービスプロセッサ(SVP)、200 シャーシ、200A バックボード、
201 排気口、201A,201B 排気口、202 隙間、203 コネクタ、203A,203B コネクタ、210 シャーシ、211 ディスクドライブ、212 フロントパネル、212A 空気穴、213 サイドパネル、213A 空気穴、214 コネクタ、214A,214B コネクタ、215 隙間、216 パネル、216A 空気穴、217 電源回路、220 フロントパーツ、221 前壁、222 側壁、223 ガイド溝、224 ガイド溝、225 前壁裏面、226 開口部、230 リアパーツ、231 壁部、231 後壁、232 側壁、233 ガイド突起、234 ストッパ、235 通知用突部、240 メインパーツ、241 側壁、242 天井部、243 底部、244 前壁、245 突出部、246 ガイド溝、247 把持部、248 ガイド溝、249 ガイド溝、250 サイドパーツ、251 側壁、252 天井部、253 底部、254 後壁、255 前壁、256 ガイド突起、257 ストッパ、258 ガイド突起、261 前壁、262 天井部、263 底部、264 側壁、265 上部隔壁、265A 壁部、265B 壁部、266 下部隔壁、266A 壁部、266B 壁部、266C 屈曲部、267 流入口、268 流出口、269 流出口、270 ダクト部、270A 流路、270B 流路、271 コネクタ収容空間、280 遮蔽部、H1 ホスト、M1 管理端末、L 離間寸法、Q 風量
201 排気口、201A,201B 排気口、202 隙間、203 コネクタ、203A,203B コネクタ、210 シャーシ、211 ディスクドライブ、212 フロントパネル、212A 空気穴、213 サイドパネル、213A 空気穴、214 コネクタ、214A,214B コネクタ、215 隙間、216 パネル、216A 空気穴、217 電源回路、220 フロントパーツ、221 前壁、222 側壁、223 ガイド溝、224 ガイド溝、225 前壁裏面、226 開口部、230 リアパーツ、231 壁部、231 後壁、232 側壁、233 ガイド突起、234 ストッパ、235 通知用突部、240 メインパーツ、241 側壁、242 天井部、243 底部、244 前壁、245 突出部、246 ガイド溝、247 把持部、248 ガイド溝、249 ガイド溝、250 サイドパーツ、251 側壁、252 天井部、253 底部、254 後壁、255 前壁、256 ガイド突起、257 ストッパ、258 ガイド突起、261 前壁、262 天井部、263 底部、264 側壁、265 上部隔壁、265A 壁部、265B 壁部、266 下部隔壁、266A 壁部、266B 壁部、266C 屈曲部、267 流入口、268 流出口、269 流出口、270 ダクト部、270A 流路、270B 流路、271 コネクタ収容空間、280 遮蔽部、H1 ホスト、M1 管理端末、L 離間寸法、Q 風量
Claims (20)
- データを記憶するための記憶部と、
前記記憶部及び上位装置との間のデータ授受をそれぞれ制御する制御部と、
少なくとも前記記憶部に冷却風を供給させる冷却部と、を備え、
前記記憶部は、
筐体と、
この筐体にそれぞれ着脱可能に取り付けられ、それぞれ記憶領域を提供する一つまたは複数の記憶ユニットと、
前記筐体の空いている箇所に着脱可能に取り付けられる一つまたは複数のダミーユニットと、を備え、
前記ダミーユニットは、少なくとも第1形状と第2形状との2段階で変形可能に構成されており、
前記ダミーユニットが前記記憶ユニットに隣接して取り付けられる場合は前記第1形状に設定され、前記ダミーユニットが前記記憶ユニットに隣接せずに取り付けられる場合は前記第2形状に設定されるようになっているストレージ装置。 - 前記第1形状は、前記第2形状よりも体積が小さくなるように設定されている請求項1に記載のストレージ装置。
- 前記第1形状は、前記ダミーユニットの周囲を流れる冷却風の量が相対的に増加するような形状に設定され、前記第2形状は、前記ダミーユニットの周囲を流れる冷却風の量が相対的に低下するように設定されている請求項1に記載のストレージ装置。
- 前記筐体は、筒状のシャーシと、このシャーシの一方の開口面を施蓋するようにして設けられ、前記各記憶ユニットにそれぞれ対応する排気口が形成された基板とを備えて構成され、
前記ダミーユニットと前記基板との間の距離が、前記記憶ユニットと前記基板との間の距離よりも長くなるように、前記第1形状及び前記第2形状がそれぞれ設定されている請求項1に記載のストレージ装置。 - 前記ダミーユニットは、前記筐体への取付方向に伸縮可能に構成されており、前記第1形状は、前記第2形状よりも前記取付方向の長さ寸法が短くなるように設定されている請求項1に記載のストレージ装置。
- 前記ダミーユニットは、前記筐体内の配設方向に伸縮可能に構成されており、前記第1形状は、前記第2形状よりも前記配設方向の幅寸法が短くなるように設定されている請求項1に記載のストレージ装置。
- 前記ダミーユニットの各面のうち少なくとも2つの面は、前記筐体によって施蓋されるようになっている請求項1に記載のストレージ装置。
- 前記ダミーユニットが前記第1形状または前記第2形状のうちいずれの形状に設定されているかを、該ダミーユニットが前記筐体に取り付けられた状態で外部から確認するための形状表示部をさらに備えた請求項1に記載のストレージ装置。
- 前記記憶部に前記記憶ユニットが増設または減設されたか否かを監視する監視部と、この監視部の監視結果に応じて所定のメッセージを表示させる表示部とをさらに備え、
前記表示部は、前記監視部によって前記記憶ユニットの増設が検出された場合は、この増設された記憶ユニットに隣接する前記ダミーユニットに関して所定の増設用メッセージを表示させ、前記監視部によって前記記憶ユニットの減設が検出された場合は、この減設された記憶ユニットに代えて取り付けられる前記ダミーユニットに関して所定の減設用メッセージを表示させる請求項1に記載のストレージ装置。 - 前記記憶部に取り付けられている前記ダミーユニットの数に応じて、前記冷却部の作動状態を制御する冷却制御部をさらに備えた請求項1に記載のストレージ装置。
- 前記筐体は、筒状のシャーシと、このシャーシの一方の開口面を施蓋するようにして設けられ、前記各記憶ユニットにそれぞれ対応する排気口及び信号コネクタが形成された基板とを備えて構成され、
前記ダミーユニットは、前記冷却風を流通させるためのダクト部を有し、このダクト部の流出口は前記排気口に接続され、前記ダクト部の流入口は前記筐体の開口面で開口しており、
前記第1形状に設定する場合は前記流入口を施蓋し、前記第2形状に設定する場合は前記流入口を開口させる請求項3に記載のストレージ装置。 - 記憶ユニットを取り付けるためのストレージ装置用記憶部であって、
筐体と、
前記筐体にそれぞれ着脱可能に取り付けられ、それぞれ記憶領域を提供する一つまたは複数の記憶ユニットと、
前記筐体の空いている箇所に着脱可能に取り付けられる一つまたは複数のダミーユニットと、を備え、
前記ダミーユニットは、少なくとも第1形状と第2形状との2段階で変形可能に構成されており、
前記ダミーユニットが前記記憶ユニットに隣接して取り付けられる場合は前記第1形状に設定され、前記ダミーユニットが前記記憶ユニットに隣接せずに取り付けられる場合は前記第2形状に設定されるようになっているストレージ装置用記憶部。 - 前記第1形状は、前記ダミーユニットの周囲を流れる冷却風の量が相対的に増加するような形状に設定され、前記第2形状は、前記ダミーユニットの周囲を流れる冷却風の量が相対的に低下するように設定されている請求項12に記載のストレージ装置用記憶部。
- 前記筐体は、筒状のシャーシと、このシャーシの一方の開口面を施蓋するようにして設けられ、前記各記憶ユニットにそれぞれ対応する排気口が形成された基板とを備えて構成され、
前記ダミーユニットと前記基板との間の距離が、前記記憶ユニットと前記基板との間の距離よりも長くなるように、前記第1形状及び前記第2形状がそれぞれ設定されている請求項12に記載のストレージ装置用記憶部。 - 前記ダミーユニットは、前記筐体への取付方向に伸縮可能に構成されており、前記第1形状は、前記第2形状よりも前記取付方向の長さ寸法が短くなるように設定されている請求項12に記載のストレージ装置用記憶部。
- 前記ダミーユニットは、前記筐体内の配設方向に伸縮可能に構成されており、前記第1形状は、前記第2形状よりも前記配設方向の幅寸法が短くなるように設定されている請求項12に記載のストレージ装置用記憶部。
- 前記筐体は、筒状のシャーシと、このシャーシの一方の開口面を施蓋するようにして設けられ、前記各記憶ユニットにそれぞれ対応する排気口及び信号コネクタが形成された基板とを備えて構成され、
前記ダミーユニットは、前記冷却風を流通させるためのダクト部を有し、このダクト部の流出口は前記排気口に接続され、前記ダクト部の流入口は前記筐体の開口面で開口しており、
前記第1形状に設定する場合は前記流入口を施蓋し、前記第2形状に設定する場合は前記流入口を開口させる請求項12に記載のストレージ装置用記憶部。 - 記憶領域を提供する記憶ユニットに隣接して配設されるダミーユニットであって、
少なくとも第1形状と第2形状との2段階で変形可能に構成されており、
前記記憶ユニットに隣接して配設される場合は前記第1形状に設定され、前記記憶ユニットに隣接せずに配設される場合は前記第2形状に設定されるようになっているダミーユニット。 - 前記ダミーユニットは、前記配設方向に直交する取付方向に分割可能な第1分割体及び第2分割体から、前記取付方向に伸縮可能に構成されており、前記第1形状は、前記第2形状よりも前記取付方向の長さ寸法が短くなるように設定されている請求項18に記載のダミーユニット。
- 前記ダミーユニットは、前記配設方向に分割可能な第3分割体及び第4分割体から、前記配設方向に伸縮可能に構成されており、前記第1形状は、前記第2形状よりも前記配設方向の幅寸法が短くなるように設定されている請求項18に記載のダミーユニット。
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