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JP2006157313A - 経路作成システム、経路作成装置及び経路作成プログラム - Google Patents

経路作成システム、経路作成装置及び経路作成プログラム Download PDF

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JP2006157313A JP2004343174A JP2004343174A JP2006157313A JP 2006157313 A JP2006157313 A JP 2006157313A JP 2004343174 A JP2004343174 A JP 2004343174A JP 2004343174 A JP2004343174 A JP 2004343174A JP 2006157313 A JP2006157313 A JP 2006157313A
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輝幸 馬場
Tetsuo Imai
哲郎 今井
Soichiro Araki
壮一郎 荒木
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Abstract

【課題】 サーバ上で動作しているアプリケーションサービス単位での障害の影響範囲を特定する。
【解決手段】 プロセス名・アドレス情報収集手段102がアドレス情報とそれを利用するプロセスの関係を端末及び中継装置から収集する。サービスアプリケーション経路計算手段107は端末及び中継装置から収集するプロセスが通信に利用する送信元及び宛先アドレスをもとにネットワーク内の端末及び中継装置から収集したルーティングテーブルを参照して経路を作成する。アプリケーションサービス経路データベース検索手段110は障害情報収集手段109により収集された障害発生装置をキーとしてアプリケーションサービス経路データベースを検索する。入出力手段111は検索の結果得られる経路情報及び検索の結果得られる経路を利用しているプロセス及びアプリケーションサービスを出力する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、経路作成方式、経路作成装置及び経路作成プログラムに関し、特にアプリケーションが利用する通信経路を作成できる経路作成方式、経路作成装置及び経路作成プログラムに関する。
従来のこの種の経路情報作成システムは、ネットワークに障害が発生した場合に速やかに検査すべき装置を特定するために用いられており、従来の経路情報作成方式の一例が、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載されている経路情報作成方式を利用したサービス経路情報作成装置の構成を図14に示す。
このサービス経路情報作成装置20は、ネットワーク機器の運用状況を管理するネットワーク機器管理システム21と、ユーザと対向ユーザ情報を管理するユーザ情報管理システム22と、対向ユーザに応じて論理パスを指定するポリシ管理システム23と、論理パスの物理的経路情報を管理する論理パス管理システム24とに接続され、それぞれから情報を収集できるようになっている。
サービス経路情報作成装置20は、情報収集部2001と、情報加工部2002と、記憶装置2003と、サービス経路情報作成部2004と、入出力部2005とから構成されている。
情報収集部2001は、サービス経路情報作成装置20に接続されているネットワーク機器管理システム21と、ユーザ情報管理システム22と、ポリシ管理システム23と、論理パス管理システム24とから、それぞれの管理システムが保持している情報を収集する。
情報加工部2002は、情報収集部2001が各管理システムから収集した情報を経路作成に利用できる形式に加工する。
記憶装置2003は、情報加工部2002で加工された経路作成用の情報を記憶する。
入出力部2004は、経路情報の作成要求として接続サービスの両端サーバの情報を入力し、また、経路作成部2005で作成された経路情報を出力する。
サービス経路情報作成部2005は、入出力部2004から入力されたサービス情報をもとに、記憶装置2003に記憶してある情報同士を関連付けてサーバ間の経路を作成する。
以下に、上記従来技術の経路作成方式の動作を図15で示すネットワークに適応した場合を例に説明する。
図15に示すネットワークは、ユーザであるサーバとコア網との接続点を持つカスタマエッジルータ(CEルータ)で構成されるアクセス網と、コアルータとプロバイダエッジルータ(PEルータ)で構成されるコア網とで構成されている。コアルータはアクセス網との接続点を持たずパケットの転送のみを行い、PEルータはユーザから受信したパケットのコア網への転送を行う。また、コア網では、PEルータと別のPEルータの間に論理パスが設定されている。パケットはPEルータで指定された論理パスに従いコア網を転送される。この論理パスの物理経路情報は論理パス管理システム25に予め登録する必要があるため、接続するタイミングにより経路が変わるようなアプリケーションの場合は対応することができない。
はじめに、情報収集部2001は、各管理システムから情報を収集する。収集する情報は、ネットワーク機器管理システム22からは、各ネットワーク機器の運用状況を、ユーザ管理システム23からはユーザサーバの接続しているアクセス網情報と、ユーザがネットワークを介して利用している対向サーバ情報を、ポリシ管理システム24からは、コア網での転送にどの論理パスを利用するかを決定するためのポリシ情報を、論理パス管理システム25からは、個々の論理パスがどのコアルータを通るかを示す情報を収集する。
このとき収集される情報の中には、サーバ上で動作しているアプリケーションが使用しているアドレスを特定できる情報は含まれていないため、この公報に記載されている方式では、アプリケーションが通信に利用している経路を作成することができない。
次に、情報収集部2001が収集した情報をもとに、情報加工部2002が経路作成に利用できる形式に情報を加工し、記憶装置2003に記憶する。記憶装置2003には、図16に示すような「サーバ−対向サーバ情報」、「CEルータ−サーバ情報」、「PEルータ−CEルータ情報」、「PEルータ−ポリシ情報」、「論理パス経路情報」、「ポリシ情報」という情報が記憶される。
このように記憶部2003に情報が記憶された状態において、入出力部2004で入力される情報に対して、サービス経路情報作成部2005が経路を作成する。以下で、サービス経路情報作成部2005が経路を作成する際の処理を、サーバ20aとサーバ20cが接続するサービスを例に説明する。
入出力部2004に、”サーバ20a”と”サーバ20c”を接続するサービス経路情報を作成する要求が入力されると、その内容がサービス経路情報作成部2005に通知される。この要求入力においては、対向サーバを発見する手段がないため、対向サーバも入力する必要がある。
サービス経路情報作成部2005は、この入力情報の”サーバ20a”をキーとして、記憶装置2003内の「CEルータ−サーバ情報」、「PEルータ−CEルータ情報」を検索することで、サーバ20a−CEルータ31a−PEルータ32aというPEルータまでの経路を作成する。
続いて、サービス経路情報作成部2005は、”PEルータ32a”をキーとして、「PEルータ−ポリシ情報」を検索すると、PEルータ32aが有するポリシ(ポリシ100、ポリシ110、・・・)を取得する。この取得したポリシについて「ポリシ情報」を入力された”サーバ20a”と”サーバ20c”をキーに検索すると、ポリシ100内に宛先がサーバ20cの場合には論理パス38を利用するという記述内容を取得する。
続いて、論理パス38をキーに「論理パス経路情報」を検索することで、PEルータ32a−コアルータ33a−コアルータ33c−コアルータ33d−PEルータ32dというコア網の経路が作成できる。
PEルータ32dとサーバ20c間の経路は、サーバ20aとPEルータ32a間の経路作成時と同様に、「CEルータ−サーバ情報」、「PEルータ−CEルータ情報」を検索することで、PEルータ32d−CEルータ31e−サーバ20cという経路が作成できる。
以上の経路作成結果を合わせることにより、サーバ20aとサーバ20c間のサービスに対して、サーバ20a−CEルータ31a−PEルータ32a−コアルータ33a−コアルータ33c−コアルータ33d−PEルータ32d−CEルータ31e−サーバ20cという経路情報を作成できる。
サーバ間での接続サービスに障害が発生した場合、管理者は作成されたサービス経路を参照することで、故障検査を行うべき装置の特定に要する時間を削減することができる。
特開2004−260245号公報
しかしながら、従来技術においては、次のような課題があった。
第1の課題は、ネットワーク障害が発生した場合に、サーバ上で動作しているアプリケーションサービス単位での障害の影響範囲を特定できないことである。その理由は、従来の経路作成方式では、収集される情報の中にサーバ上で動作しているアプリケーションサービスが使用しているアドレスを特定できる情報が含まれていないためである。
第2の課題は、対向サーバが未知の場合に、経路情報を作成できないことである。その理由は、従来の経路作成方式では、経路作成要求の際に自サーバのみの場合に、対向サーバを発見する手段が無いためである。
第3の課題は、接続するタイミングにより経路が変わることがある経路を、作成することができないことである。その理由は、従来の経路作成方式では、物理経路情報は予め論理パス管理システムに登録されている必要があるからである。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的はネットワーク障害が発生した場合に、サーバ上で動作しているアプリケーションサービス単位での障害の影響範囲を特定できる経路作成方式を提供することにある。
また、本発明の目的は、対向サーバが未知の場合でも、対向サーバを発見し、経路情報を作成できる経路作成方式を提供することにある。
また、本発明の目的は、接続するタイミングにより経路が変わることがある経路情報を作成できる経路作成方式を提供することにある。
本発明の第1の経路作成システムは、ネットワークに接続されたサーバが、サーバ上で動作するプロセスとこのプロセスが通信に利用する送信元及び宛先アドレスを取得するプロセスID・アドレス取得手段と、この情報を経路作成手段へ通知する通信手段とを備え、ネットワークに接続されたアプリケーションサービス経路作成装置が、サーバからプロセスとそのプロセスが通信に利用する送信元及び宛先アドレスを収集するプロセス名・アドレス情報収集手段と、ネットワーク内の端末及び中継装置からルーティングテーブルのようなルーティング情報を収集するルーティング情報収集手段と、送信元及び宛先アドレスをもとにネットワーク内の装置のルーティングテーブルを参照して経路を作成するアプリケーションサービス経路計算手段と、アプリケーションサービス経路計算手段により作成したプロセスの経路を記憶するアプリケーションサービス経路データベースと、障害情報を収集する障害情報収集手段と、障害情報収集手段により収集された障害発生装置をキーとしてアプリケーションサービス経路データベース検索するアプリケーションサービス経路データベース検索手段と、検索の結果得られる経路情報及び検索の結果得られる経路を利用しているプロセスまたはアプリケーションサービスを出力する入出力手段とを備える。
また、アプリケーションサービス経路データベース検索手段は、入出力手段より入力されたプロセス名またはアプリケーションサービス名をキーとしてアプリケーションサービス経路データベース検索することで、入力されたアプリケーションサービスが利用する経路を、入出力手段より出力することができる。
本発明の第2の経路作成システムは、本発明の第1の経路作成システムにおいて、ルーティング情報収集手段のかわりに、送信元アドレスの端末及び中継装置から宛先アドレスの端末及び中継装置へデータを送信し、経路上の装置からの応答をもとに経路を作成するトレースルート発行手段に変更した方式である。
本発明の第3の経路作成システムは、本発明の第1の経路作成システムにおいて、サーバに、アプリケーション間の通信情報やデータ共有情報を取得するプロセス間通信情報取得手段を追加した方式である。
本発明の第4の経路作成システムは、本発明の第1の経路作成システムにおいて、経路作成装置に、IPアドレスにより処理を選択するロードバランサや、NAT(Network Address Transfer)ルータから、IPアドレスごとにパケットの転送先アドレスを変換するための情報を取得するアドレス変換情報収集手段を追加した方式である。
本発明の第1の経路作成システムの作用は、次のとおりである。
はじめに、サーバ上のプロセスID・アドレス取得手段が、サーバ上で動作しているプロセスとそのプロセスが通信に利用している送信元及び宛先アドレスを取得する。次に、プロセス名・アドレス情報収集手段が、各サーバからプロセスとそのプロセスが通信に利用する送信元及び宛先アドレスを収集する。ルーティング情報収集手段は、ネットワーク内の端末及び中継装置からルーティングテーブルのようなルーティング情報を収集する。次に、アプリケーションサービス経路計算手段が、サーバから収集する送信元及び宛先アドレスをもとに、ルーティング情報収集手段が収集したルーティング情報を参照して経路を作成する。
障害情報収集手段が障害情報を収集すると、アプリケーションサービス経路データベース検索手段が、障害情報収集手段により収集された障害発生装置をキーとしてアプリケーション経路データベースを検索する。次に、入出力手段は、検索の結果得られる経路情報及び検索の結果得られる経路を利用しているプロセスまたはアプリケーションを出力する。
これにより、プロセスID・アドレス取得手段が、IPアドレスやTCPポート番号のようなアドレス情報とそれを利用するプロセスの関係を取得するので、プロセスまたはアプリケーション単位での経路の作成が可能となる。
また、作成されたアプリケーションごとの経路をデータベースに記憶することで、障害発生時に障害が発生した装置をキーとして関連する経路を検索することができるため、アプリケーション単位での障害の影響範囲を特定ができる。
また、プロセス・アドレス情報取得手段は、プロセスが通信に利用している送信元と宛先の両方のIPアドレスとTCPポート番号を取得できるため、アプリケーションサービスの対向サーバが未知の場合でも、経路情報を作成できる。
本発明の第2の経路作成システムの作用は、次のとおりである。
第1の経路作成システムの作用において、経路計算の際に、ネットワーク内の端末及び中継装置のルーティングテーブルを参照するかわりに、トレースルート発行手段により、アプリケーションサービスが利用するデータの送信元の端末または中継装置に対してトレースルートメッセージの発行を要求する。トレースルートメッセージは、送信元アドレスの端末または中継装置から宛先アドレスの端末または中継装置へデータを送信し、経路上の端末または中継装置からの応答をもとに経路を作成することができる。
これにより、第1の経路作成システムでは、経路を作成するために少なくとも経路上の全てのネットワーク装置とアプリケーションサービス経路作成装置が通信する必要があったが、第2の経路作成システムでは、トレース用パケットが経路情報を収集するので、少なくとも送信元の装置と通信できれば、アプリケーションの経路作成が可能となる。
本発明の第3の経路作成システムの作用は、次のとおりである。
第1の経路作成システムの作用に加えて、サーバ上のプロセス間通信情報取得手段が、プロセス間での通信情報やデータ共有情報を取得し、サービスアプリケーション経路計算手段が経路を作成する際に、プロセス間通信情報取得手段から収集したプロセス間での通信情報やデータ共有情報をもとに接続関係があるプロセス同士の経路を接続する。入出力手段の動作は、第1の経路作成方式と同様である。
これにより、プロセス関連情報取得手段が取得したプロセス同士の接続関係をもとに、アプリケーションサービス経路計算手段がこれらプロセス同士の経路を接続して経路を作成でき、他のアプリケーションを介して間接的に接続されているアプリケーションも障害の影響を受けることを管理者に通知することができる。
本発明の第4の経路作成システムの作用は、次のとおりである。
第1の経路作成システムの作用において、経路計算手段が経路計算をする際に、経路中にロードバランサのようなアドレス別に処理が異なる装置が含まれる場合には、アドレス変換情報収集手段が収集したアドレス変換情報をもとに、IPアドレスの変換の処理を加えて経路計算を行う。
これにより、アドレス別処理情報収集手段で収集した情報をもとにIPアドレスの変換を行うことで、本来ロードバランサのIPアドレスで隠蔽されているサーバまでの経路情報を取得することができる。
第1の効果は、ネットワーク障害が発生した場合に、サーバ上で動作しているアプリケーションサービス単位での障害の影響範囲を特定ができることである。その理由は、サーバ上に新たに設置したプロセスID・アドレス情報取得手段によりプロセスIDとIPアドレスの対応関係を取得し、その後経路計算計算手段によりこのIPアドレスをもとに経路を計算するためである。
第2の効果は、アプリケーションサービスの対向サーバが未知の場合でも、経路情報を作成できることである。その理由は、サーバ上に新たに設置したプロセスID・アドレス情報取得手段によりプロセス名とそのプロセスが利用する送信元IPアドレスとともに宛先IPアドレスも取得できるためである。
第3の効果は、接続するタイミングにより経路が変わることがあるアプリケーションの経路でも作成できることである。その理由は、経路計算に用いるルーティング情報をルーティング情報収集手段またはトレースルート発行手段により随時取得できるためである。
本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。以下、本説明において、データベースは「DB」と略称する。
図1は、本発明の第1の実施の形態による経路作成方式の対象となるネットワークの一例を示したネットワーク図である。図1に示すネットワークは、端末装置5やアプリケーションを実行しているサーバ2やデータを記憶しておくストレージ7のような端末と、ルータ3のような中継装置で構成されている。ネットワークを構成する中継装置には、ルータ3の他にもスイッチや、アドレスを変換する機能を有するNAT(Network Address Translator)ルータや、フィルタ機能を有するファイアウォールや、負荷分散機能を有するロードバランサを含めてもよい。
図1のネットワークにおいては、アドレスを変換する機能を有するNATルータや、フィルタ機能を有するファイアウォールや、負荷分散機能を有するロードバランサが含まれていないため、データセンター内、LAN内にかかわらず同様に扱うことができる。
図1で示すサーバ2は、サーバ上で動作するプロセスやそのプロセスが通信に利用する送信元及び宛先のIPアドレス及びTCPポート番号を取得する機能を備えている。図2は、この機能を有するサーバ2の構成を示すブロック図である。この機能は、端末装置5やルータ3やストレージ7や図示していないがスイッチのようなその他の中継装置及び端末に備えることも可能である。
図2によると、サーバ2は、プロセスID・アドレス取得手段201と、プロセス名特定手段202と、通信手段203と、障害検出手段204を備える。そして、このサーバ2にはOS205が動作しており、このOS205上でアプリケーション206が動作している。このアプリケーションの数は複数であってもよい。
プロセスID・アドレス取得手段201は、OS205からプロセスのIDとそのプロセスが利用しているアドレス情報として送信元及び宛先IPアドレス、TCPポート番号を取得する。アドレス情報としては、時分割多重通信におけるタイムスロット、波長により経路切替を行う光ネットワークにおける波長、物理的なポートを識別するための物理ポートID、レイヤ2ネットワークにおけるMACアドレス、MPLS(Multiprotocol Label Switching)ネットワークにおけるラベルを含めてもよい。
以下では、IPアドレスとTCPポート番号を例に説明するが、本発明において、TCPとUDPの差異を利用する機能は無いため、TCPをUDPとしても同様の効果を得ることができる。
プロセス名特定手段202は、プロセスID・アドレス取得手段201が取得したプロセスIDに対応するプロセス名を、OSから情報収集して検索する。
通信手段203は、プロセス名特定手段202から通知されたプロセス名と対応するIPアドレス及びTCPポート番号をアプリケーションサービス経路作成装置1へ通知する。
障害検出手段204は、監視対象210を監視し、発生した障害を検出する。障害検出手段204で検出された障害情報は、通信手段203を通じて、アプリケーションサービス経路作成装置1へ通知される。
次に、アプリケーションサービス経路作成装置1の構成を説明する。
図1において、アプリケーションサービスが利用する通信経路を作成するためのアプリケーションサービス経路作成装置1は、ルータ3で構成されるネットワークに接続しており、管理対象となるサーバや端末装置のような端末、ルータやスイッチのような中継装置と論理的に接続され、それぞれから情報を収集できる。図1では、アプリケーションサービス経路作成装置1は、ユーザデータ転送用のネットワークを通じて、端末や中継装置と接続しているが、ユーザデータ転送用のネットワークとは別に管理用ネットワークを構成し、この管理用ネットワークにより端末や中継装置と接続してもよい。
このアプリケーションサービス経路作成装置1の構成を表すブロック図を図3に示す。図3によると、本発明の第1の実施の形態のアプリケーションサービス経路作成装置1は、通信手段101と、プロセス名・アドレス情報収集手段102と、プロセス名・アプリケーションサービス対応付け手段103と、プロセス名・アプリケーションサービス対応DB104と、ルーティング情報収集手段105と、ルーティングテーブルDB106と、アプリケーションサービス経路計算手段107と、アプリケーションサービス経路DB108と、障害情報収集手段109と、アプリケーションサービス経路DB検索手段110と、入出力手段111で構成される。
通信手段101は、管理対象となるサーバやルータのような端末や中継装置と通信を行い、経路作成に必要なアドレス情報やルーティング情報を収集する。
プロセス名・アドレス情報収集手段102は、通信手段101を介して、ネットワーク内のサーバから、サーバ上で動作しているプロセスのプロセスIDや、プロセスが利用する送信元及び宛先のIPアドレスやTCPポート番号を収集する。
プロセス名・アプリケーションサービス対応付け手段103は、プロセス名・アドレス情報収集手段102が収集したプロセス名をユーザがわかりやすいアプリケーションサービスの名前へ変換し、アプリケーションサービス名とIPアドレス、TCPポート番号の対応関係を作成する。プロセス名とアプリケーションサービス名の変換は、プロセス名・アプリケーションサービス対応DB104に登録されたプロセス名とアプリケーションサービス名の対応関係から、プロセス名からアプリケーションサービス名への変換を行う。管理者が入出力する情報がプロセス名のままでよい場合は、このプロセス名・アプリケーションサービス対応付け手段103と、プロセス名・アプリケーションサービス対応DB104を省略することもできる。
プロセス名・アプリケーションサービス対応DB104は、プロセス名とアプリケーション名の対応関係を記憶するデータベースである。このプロセス名・アプリケーションサービス対応DB104は、プロセス名・アプリケーションサービス対応付け手段103がプロセス名からアプリケーション名に変換する際に検索するデータベースとして使用される。このプロセス名・アプリケーションサービス対応DB104は、ユーザがアプリケーションサービスを導入する際に、プロセス名とアプリケーションサービス名を登録する。また、予めIETF(Internet Engineering Task Force)のRFCで定められているTCPポート番号とアプリケーションサービス名を予め登録しておくことも可能である。このRFCに記載されたTCPポート番号であれば、アプリケーションサービス名を特定することができる。
ルーティング情報収集手段105は、アプリケーションサービス経路作成装置1が管理対象とするルータやスイッチのような中継装置及び端末から通信手段101を介して、パケットやセルといったデータを転送するためのルーティングテーブルやフォワーディングテーブル情報を収集する。
ルーティングテーブルDB106は、ルーティング情報収集手段105が収集したアプリケーションサービス経路作成装置1が管理対象とするルータやスイッチのような中継装置及び端末がデータを転送するためのルーティングテーブルやフォワーディングテーブルの情報を記憶する。ここで記憶される情報は、アプリケーションサービス経路計算手段107で経路を計算する際に利用される。
アプリケーションサービス経路計算手段107が経路計算の際に、必要に応じて、中継装置及び端末からルーティング情報を収集すれば、このルーティングテーブルDB106を省略することも可能である。しかし、このルーティングテーブルDB106を備えることによって、経路計算ごとに中継装置及び端末からルーティング情報を収集する必要がなくなり、処理の簡易化と負荷の削減が可能となる。
アプリケーションサービス経路計算手段107は、プロセス名・アプリケーションサービス対応付け手段103で作成されるアプリケーションとそのアプリケーションサービスが利用する送信元及び宛先のIPアドレスをもとに、ルーティングテーブルDB106の情報を利用して、プロセス及びアプリケーションサービスが利用する通信経路を作成する。作成されたアプリケーションサービス経路情報はアプリケーションサービス経路DB108へ登録する。
アプリケーションサービス経路DB108は、アプリケーションサービス経路計算手段107が作成するプロセス及びアプリケーションサービスとそのデータが転送される物理経路情報を記憶する。
障害情報収集手段109は、通信手段101を介して、サーバやネットワーク装置から障害情報を収集する。障害情報の収集方法としては、SNMP(Simple Network Management Protocol)のTrapメッセージを利用して、障害が発生した装置がアプリケーションサービス経路作成装置1に障害発生を通知する方法や、障害情報収集手段109が、管理対象とする各装置に対して応答要求メッセージを送信し、応答がある場合には装置は動作中と判断し、応答が無い場合は装置に障害が発生したと判断するポーリング方式がある。
アプリケーションサービス経路DB検索手段110は、障害情報収集手段109から障害情報の通知を受けると、障害が発生した装置を経路に含むアプリケーションサービスをアプリケーションサービス経路DB108から検索する。この検索により得られたアプリケーションサービスは、障害発生の装置をデータ転送の経路として利用しているため、障害の影響を受けていると判断することができる。
また、このアプリケーションサービス経路DB検索手段110では、入出力手段111からプロセス名及びアプリケーションサービス名が入力されると、そのプロセス名及びアプリケーション名をキーとしてアプリケーションサービス経路DB108を検索することで、そのプロセス及びアプリケーションサービスが利用する通信経路を検索することができる。
入出力手段111は、アプリケーションサービス経路作成装置1の利用者が、データを入出力するための手段であり、入力としては、データ経路の特定をしたいプロセスやアプリケーションサービスを指定する。また、出力としては、入力したプロセス及びアプリケーションサービスに対するデータ経路情報や、障害発生時にその影響を受けるアプリケーションサービスがある。
次に、図3に示す本発明の第1の実施の形態を、図1に示すネットワークに適応した場合の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の経路作成システムの管理対象となるネットワークの一例である。図1において、サーバ2a及びサーバ2bでWebアプリケーションが動作しており、サーバ2gで映画等を配信するストリーミングアプリケーションが動作している。このときの経路作成システムにおけるサーバ2とアプリケーションサービス経路作成装置1の動作のフローチャートをそれぞれ図4、5に示す。
はじめに、各サーバ上で動作しているプロセスの名前とそのプロセスが利用しているIPアドレス及びTCPポート番号を取得する際の動作を図4のフローチャートを参照して説明する。
ステップS101において、サーバ2に備えられたプロセスID・アドレス取得手段201が、サーバ内で動作しているプロセスのIDやIPアドレス、TCPポート番号情報を取得する。このような通信を利用しているプロセスの情報は、サーバがOSとしてWindows(登録商標)系を採用している場合には、netstat −oコマンドを利用することによって取得することができる。このようなコマンドを利用することによって、サーバ内で閉じているプロセスを含むサーバ上の全てのプロセスを取得するのではなく、通信を利用しているプロセスのみを取得することができる。
例えば、サーバ2a、2b、2gにおいては図6に示すような情報が取得できる。図6は、サーバ2a、2b、2gにおいて、プロセスID・アドレス取得手段201が取得する情報の例を示したものである。取得する情報は、サーバ上で動作しているプロセスのID、プロセスが利用するプロトコル、プロセスが通信で利用するローカルとリモートのIPアドレスとプロトコルが利用するポート番号である。ポート番号は、プロトコルがTCPの場合は、TCPポート番号となる。サーバ2aから取得する情報の例では、サーバ2a上では、プロセスIDが700番のプロセスが動作しており、TCPプロトコルにより、ローカルIPアドレス192.168.6.1のTCPポート番号80を用いて、リモートIPアドレス192.168.2.1のTCPポート番号80と接続していることがわかる。
図6の情報では取得したプロセスが具体的にどのようなプロセスであるかわからないため、次に、具体的なプロセス名を検索する。プロセス名を検索する方法には、プロセスIDを利用する方法と、TCPポート番号を利用する方法がある。
プロセスIDを利用する方法は、プロセスIDとプロセス名の対応関係が登録されているプロセスID・プロセス名対応DB209の内容を検索することによってプロセス名を取得する。
ステップS102において、プロセス名特定手段202が、プロセスID・アドレス取得手段201が取得したプロセスIDを利用して、プロセス名を検索する。
プロセスIDとプロセス名の対応表であるプロセスID・プロセス名対応DB209は、プロセス名特定手段202が、OS205より取得する。例えば、Windows(登録商標)系OSの場合は、tasklistコマンドを利用することにより、プロセス名とプロセスIDの一覧を取得することができる。
例えば、サーバ2g上で、tasklistコマンドを実行すると、プロセス名:streaming.exe、プロセスID:900という結果を得ることができ、プロセスIDからサーバ2gのプロセスID・アドレス取得手段201が取得したプロセスがstreaming.exeであることがわかる
また、プロセスIDを利用する方法の他に、TCPポート番号を利用する方法がある。TCPポート番号を利用する方法は、サービスごとにTCPポート番号が決められているものがあり、このようなサービスに対しては、TCPポート番号からプロセス名を特定することもできる。
このポート番号とサービスの対応は、IETF(Internet Engineering Task Force)のRFC(Request For Comments)1700で決められているのでこのRFCを予め登録したデータベースをサーバ内に持つことでプロセス名を特定することができる。また、Windows(登録商標)系OSでは、Windows(登録商標)¥system32¥drivers¥etc¥servicesに格納されているファイルにその対応関係が記述してあるので、このservicesファイルを利用することもできる。
例えば、servicesファイルを見ると、TCPプロトコルでポート番号80番は、httpサービスとなっているため、図6に示したサーバ2aとサーバ2bで動作しているプロセスは、httpということがわかる。
このように、プロセスIDまたはTCPポート番号を利用することでサーバ上でのプロセス名とプロセスが利用しているIPアドレスとTCPポート番号をOSから取得することができる。この取得した情報は、ステップS103において、通信手段203を通じて、アプリケーションサービス経路作成装置1へ通知される。
次に、各サーバ上で取得したプロセス名とIPアドレス及びTCPポート番号をアプリケーションサービス経路情報作成装置1が収集して、アプリケーションサービス経路を作成する。以下で、このときのアプリケーションサービス経路情報作成装置1の動作手順を図5のフローチャートを参照して説明する。
はじめに、ステップS201において、プロセス名・アドレス情報収集手段102が、サーバから通信手段101を通じて、サーバ上で動作しているプロセス名とそのプロセスが利用しているIPアドレス及びTCPポート番号を収集する。収集する情報は、図6に示すような情報であり、情報収集の方法としては、SNMPを利用する方法がある。サーバ上で、プロセス名やIPアドレス及びTCPポート番号をMIB(Management Information Base)として保持しておき、通信手段101がSNMPのGetメッセージにより、MIBとして保持している情報を収集することができる。
次に、ステップS202において、プロセス名・アプリケーションサービス対応付け手段103が、プロセス名・アドレス情報収集手段102が収集したプロセス名をユーザが利用するアプリケーションサービス名に変換する。名前の変換方法は、TCPポート番号からアプリケーションサービスを特定する方法がある。これは、アプリケーションサービスにより利用されるTCPポート番号がIETFのRFCにより決まっているものがあることを利用した方法である。
例えば、図6に示す情報が収集された場合には、サーバ2aのTCPポート番号が80であることから、このプロセスのアプリケーションサービスはhttpプロトコルを利用するWebアプリケーションサービスであることがわかる。
しかし、すべてのアプリケーションサービスで利用するTCPポート番号が決まっているわけではないので、TCPポート番号が決まっていないアプリケーションサービスについては、アプリケーションサービスとそのプロセス名をプロセス名・アプリケーションサービス対応DB104に予め登録しておき、このDBを検索することでプロセス名をアプリケーションサービス名に変換することが可能である。
図7はプロセス名・アプリケーションサービス対応DB104が保持するプロセス名とアプリケーションサービス名の対応関係の例である。図7によると、プロセス「streaming.exe」が対応するアプリケーションサービス名が「ストリーミングアプリケーション」であることがわかる。この情報は、アプリケーションサービスに対して、tasklistコマンド等を利用して作成する。
このように、図6に示すようなプロセスとアドレス情報を取得し、プロセス名・アプリケーションサービス対応付け手段103が、プロセス名をアプリケーション名に変換することで、アプリケーション名とそのアプリケーションサービスが利用する送信元及び宛先IPアドレスとTCPポート番号がわかる。例えば、サーバ2gに関しては、図6、7の情報から、サーバ2gではストリーミングアプリケーションがローカルIPアドレス192.168.8.1、TCPポート番号2400と2402を利用して、IPアドレス192.168.2.1のTCPポート番号1820と192.168.3.1のTCPポート番号1900のアプリケーションと通信していることがわかる。
アプリケーションサービスの中には、複数のプロセスを利用しているものもあり、この場合にはすべてのプロセスに対して経路情報を作成すると、情報が冗長になることがある。この場合には、プロセス名・アプリケーションサービス対応DB104に登録されているプロセスのみをアプリケーションサービス経路計算手段107へ通知することにより、経路計算の処理量を削減することができる。
また、管理者とアプリケーションサービス経路作成装置1との間で入出力される内容がアプリケーション名でなく、プロセス名の場合は、プロセス名・アプリケーションサービス対応付け手段103と、プロセス名・アプリケーションサービス対応DB104を省略することができる。
次に、ステップS203において、アプリケーションサービス経路計算手段107が、プロセス名・アプリケーション対応付け手段から通知されたローカルとリモートのIPアドレスを利用して、アプリケーションごとの経路計算を行う。
アプリケーションサービス経路計算手段107による経路計算では、ルーティング情報収集手段105が端末や中継装置から収集するルーティング情報を保持するルーティングテーブルDB106を利用する。
図1に示したネットワークにおいて、ルーティングテーブルDBに保持する情報の例を図8に示す。図8では、ルータ3aにおいて、宛先IPアドレス192.168.1.1のパケットは、次は192.168.1.2インタフェースへ転送すればよいことがわかる。
ネットワーク内にL2対応のスイッチが存在する場合には、ルーティングテーブルの代わりにフォワーディングテーブルを取得する。フォワーディングテーブルは、宛先MACアドレスに対してどのポートへ転送するかという情報が示されており、アプリケーションサービス経路計算手段107では、送信元のMACアドレスと宛先MACアドレスを指定することで経路を作成することができる。
このルーティングテーブル情報やフォワーディングテーブル情報の収集方法の例として、MIBを作成し、SNMPで収集する方法がある。情報収集する範囲をサブネットなどで限定することにより、収集する情報量を削減することも可能である。また、このルーティングテーブル情報は定期的に収集してもよいし、装置上のルーティングテーブル情報及びフォワーディングテーブルが新規作成及び更新された際に収集してもよい。
アプリケーションサービス経路計算手段107は、ネットワーク装置のルーティングテーブルを参照することで、アプリケーションサービスが動作しているサーバから宛先IPアドレスまでの経路を作成する。
経路計算では、はじめに、サーバが接続している端末及び中継装置を特定する必要があるが、従来例に示したように端末及び中継装置のルーティング情報から、最初の端末及び中継装置を決定することができる。また、サーバがハブなどを介して複数のルータと接続している場合は、アプリケーションの宛先IPアドレスごとにデータが最初に転送されるルータが異なることがある。このときは、Windows(登録商標)系ではtracertコマンド、UNIX(登録商標)系ではtracerouteコマンドで宛先アドレスを指定し、最大ホップ数を1とすることで最初のルータを特定できる。例えば、図4の例では、サーバ2a上のWebアプリケーションは、はじめにルータ3eの192.168.6.5のインタフェースに接続することがわかる。
サーバ2a上のWebアプリケーションは宛先IPアドレスが192.168.2.1であるので、図8のルーティングテーブルを参照して経路計算を行うと、サーバ2a−ルータ3e−ルータ3b−ルータ3a−端末装置5bという経路が得られる。
ここで得られた経路情報は、アプリケーションサービス経路DB108へ登録される。アプリケーションサービス経路DB108に記憶されるアプリケーション経路情報の例を図9に示す。
図1に示したネットワークの全てのルーティングテーブルを図示してないが、図6に示した各アプリケーションについても同様に経路計算ができる。その結果得られた経路情報は、図9に示すようにアプリケーションサービス経路DBに、アプリケーションサービスごとの経路情報として経路上のネットワーク装置の一覧が登録される。
次に、ステップS204において、入出力手段111から、経路作成要求が入力される。例として、「端末装置5b上で動作しているストリーミングアプリケーションの経路作成」が入力された場合を以下で説明する。
入出力手段111から、経路作成するアプリケーションサービスが要求として入力されるので、ステップS205において、アプリケーションサービス経路DB検索手段110が、アプリケーションサービス経路DB108の内容を検索する。
例えば、端末装置5bを利用しているユーザのストリーミングアプリケーションの経路を作成するという要求があると、アプリケーションサービス経路DB検索手段110は、アプリケーションサービス経路DB108から経路の始点または終点が端末装置5b、かつアプリケーション名がストリーミングアプリケーションであるものを検索する。検索の結果、「サーバ2a−ルータ3e−ルータ3b−ルータ3a−端末装置5b」という経路が得られる。ステップS207において、この経路情報を入出力手段111から出力することで、要求した管理者へ通知することができる。
このようにアプリケーションサービスが入力として指定された場合の入出力用画面の例を図17に示す。画面の左側のツリー部分からアプリケーションを選択すると、右側のネットワーク構成図に関連する経路が表示される。図17の例では、ツリー部分でアプリケーションとしてWebアプリケーションが選択された結果、右側のネットワーク構成図で、L2対応のスイッチL2SW−5−1、ロードバランサLB−5−1、サーバsrv−5−1間の経路が経路作成の結果として強調されて表示されている。
また、ステップS204において、障害情報を収集した場合の動作を以下で説明する。サーバやルータなど管理対象とする装置で障害が発生した場合は、SNMPのTrapメッセージや、通信手段101が各装置との間でメッセージ交換しているポーリングメッセージの応答断により、通信手段101を通じて、障害情報取得手段109に収集される。
次に、障害情報収集手段109は、アプリケーションサービス経路DB検索手段110に障害の発生箇所を通知する。例として、ルータ3eに障害が発生した場合について以下で説明する。
ステップS206において、アプリケーションサービス経路DB検索手段110は、障害情報通知手段109から通知された障害箇所がルータ3eであるという情報を受けて、アプリケーションサービス経路DB108から経路情報内にルータ3eを含むアプリケーションを検索する。検索の結果、「端末装置5bのWebアプリケーション」と「端末装置5cのWebアプリケーション」に影響があり、「ストリーミングアプリケーション」には影響が無いことがわかる。ステップS207において、この結果を入出力手段111に出力する。これにより、管理者はアプリケーションサービスレベルで障害の影響範囲を特定できるようになる。
このように障害情報が入力として指定された場合の入出力画面の例を図18に示す。画面右側で、L2対応のスイッチL2SW−5−1に障害が発生し、その障害の影響を受ける装置が表示されている。また、画面の下には、障害発生箇所としてL2対応のスイッチL2SW−5−1と、その影響を受けるアプリケーションサービスとして、Webアプリケーションというアプリケーションサービス名が表示されている。
また、アプリケーションサービス経路を作成するタイミングとしては、上記、入出力手段111からの入力を契機に作成する方法と、障害発生を契機に作成する方法の他に、定期的に経路を作成することもできる。
また、障害回復により、経路情報が変更される場合があるが、過去の経路情報もアプリケーションサービス経路DB108に記憶しておくことで、管理者は過去の障害時の経路情報を参照しつつも、現在の経路情報を管理することができる。
本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図10を参照すると、本発明の第2の実施の形態は、アプリケーションサービス経路作成装置10において、図3に示された第1の実施の形態でのルーティング情報収集手段105とルーティングテーブルDB106のかわりに、トレースルート発行手段112を有する点で異なる。
トレースルート発行手段112は、アプリケーションサービス経路計算手段107で指定された送信元IPアドレスから宛先IPアドレスへ向け通信経路を検索するためのトレースルート用パケットの送信を指示する。
トレースルート用パケットは、宛先アドレスを指定してデータを送信すると、データが転送される経路上の各端末及び中継装置から応答メッセージを受けることができるため、この応答をもとに経路を特定することができる
第2の実施の形態による動作は、図5に示した第1の実施の形態によるフローチャートとステップS203の処理が異なる。本実施の形態による動作では、ステップS202の後に、トレースルート発行手段112が、アプリケーションサービスの利用する経路の送信元となる装置に対してトレースルート用パケットの送信を指示する。トレース用パケットの送信方法としては、送信元装置がWindows(登録商標)系OSであればtracertコマンドを、UNIX(登録商標)系OSであればTracerouteコマンドを利用する方法がある。それぞれアプリケーションサービス経路計算手段107から通知される宛先IPアドレスを指定することによって、送信元から宛先までの経路を取得することができる。取得した経路情報は、アプリケーションサービス経路DB108に記憶される。アプリケーションサービス経路DB108に記憶した後の動作は、図5に示すステップS204以降の動作と同じである。
第1の実施の形態では、経路を作成するためにアプリケーションサービス経路上の全ての端末及び中継装置とアプリケーションサービス経路作成装置1が通信する必要があったが、第2の実施の形態では、トレース用パケットが経路情報を収集するので、少なくとも送信元の装置と通信できれば、アプリケーションの経路作成が可能となる。
本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
第3の実施の形態は、第1の実施の形態における次のような問題点を解決するための経路作成方式である。
第1の実施の形態では、図1に示すネットワークにおいて、サーバ2d上でチケット予約アプリケーションが動作し、このチケット予約アプリケーションがサーバ2a上のWebアプリケーションを通じて端末装置5b上のユーザがこのアプリケーションを使用している場合に、ルータ3eに障害が発生しても、Webアプリケーションに影響があると通知できるが、そのWebアプリケーションを利用してサービスを提供している予約アプリケーションへの影響を通知することができないという問題点がある。これは、第1の実施の形態では、チケット予約アプリケーションの経路として、直接接続されているサーバ2aとの間の「サーバ2d−ルータ3f−ルータ3b−ルータ3e−サーバ2a」という経路情報しか作成できないためである。
この問題点を解決するために、第3の実施の形態で用いられるサーバの構成を表すブロック図を図11に示す。
図11を参照すると、本発明の第3の実施の形態は、サーバ30が、図2に示された第1の実施の形態におけるサーバの構成に加え、プロセス間通信情報取得手段207を有する点で異なる。
プロセス間通信情報取得手段207は、プロセス間の通信情報やデータ共有情報を取得する。
プロセス間の通信情報やデータ共有情報を取得する方法としては、プロセス間での通信データを取得して通信やデータ共有を行っているプロセス同士を取得する方法、アプリケーションサービス動作時に同時に動作しているプロセスを取得する方法、メモリを共有しているプロセス同士を関連付ける方法や、サーバ間で転送されるパケットが転送しているデータを見て送信元と異なるIPアドレスやTCPポート番号が含まれている場合にパケットの送信元プロセスとデータに含まれているIPアドレスとTCPポート番号に対応するプロセスを関連付ける方法、アプリケーションの設定ファイル等から関連を取得する方法、アプリケーションが利用するデータ形式のパケットを送信し通過するプロセスが送信元または経路作成装置へ応答を送ることによりプロセスの関連を取得する方法、アプリケーションをインストールした場合に管理者がプロセスの関連を登録する方法がある。
第1の実施の形態の問題点を説明する際に利用した例では、プロセス間通信情報取得手段207が、サーバ2a上ではWebページを端末装置5bへ送信するためのプロセスと、チケット予約アプリケーションに接続するためのプロセスが関連していることがわかることになる。
このようにプロセス間通信情報取得手段207が取得したプロセス間通信情報は通信手段203を通じて、アプリケーションサービス経路作成装置1へ通知される。
第3の実施の形態における、アプリケーションサービス経路作成装置1の動作手順は図5に示す第1の実施の形態の動作と基本的には同じであるが、ステップS203における動作が異なる。第2の実施の形態におけるステップS203では、第1の実施の形態と同様にサーバ上のプロセスごとに経路作成を行う。さらに、サーバから取得したプロセス間通信情報をもとに関連するプロセスの経路を接続し、アプリケーション経路としてアプリケーションサービス経路DB108に登録する。
第1の実施の形態の問題点を説明する際に利用した例では、アプリケーションサービスアプリケーションサービス経路計算手段107により、サーバ3a上のWebページを端末装置5bへ送信するまでのアプリケーション経路として「サーバ2a−ルータ3e−ルータ3b−ルータ3a−端末装置5b」が作成される。また、チケット予約アプリケーションに接続するためのプロセスに対しても同様に「サーバ2a−ルータ3e−ルータ3b−ルータ3f−サーバ2d」という経路が作成される。プロセス間通信情報取得手段207により、この2つのプロセスがサーバ2a上で関連している情報が取得されるので、チケット予約アプリケーションに関する経路情報としてはサーバ2a上で2つの経路を接続した「サーバ2d−ルータ3f−ルータ3b−ルータ3e−サーバ2a−ルータ3e−ルータ3b−ルータ3a−端末装置5b」という経路が作成され、この経路情報がアプリケーションサービス経路DB108に登録される。
上記経路情報を利用することによりルータ3eに障害が発生した場合でも、チケット予約アプリケーションの経路情報に「ルータ3e」が含まれるため、間接的に接続されているチケット予約アプリケーションも障害の影響を受けることを管理者に通知することができる。
本発明の第4の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図12を参照すると、本発明の第4の実施の形態は、アプリケーションサービス経路作成装置11が、図3に示された第1の実施の形態におけるアプリケーションサービス経路作成装置1の構成に加え、アドレス変換情報収集手段113を有する点で異なる。
アドレス変換情報収集手段113は、負荷分散を行うロードバランサや、LANの内部と外部でアドレス変換を行うNAT(Network Address Transfer)ルータから、送信元及び宛先IPアドレス毎にどのIPアドレスに変換されるかの情報を取得する。
図13に示すネットワーク内に配置されたロードバランサの場合は、端末装置5bからロードバランサ宛にWebアプリケーションの通信を接続した場合に、サーバ2a−2cのIPアドレスに直接接続せず、ロードバランサ8a宛に接続し、ロードバランサ8aがサーバ2a−2cに割り振ることでロードバランサでの負荷分散が実現できる。このとき、送信元IPアドレスごとにロードバランサで割り当てられる転送先IPアドレスが異なる。
また、NATルータの場合は、ロードバランサと同じように、NATルータでLAN内部のIPアドレスと外部へのIPアドレスを変換することによって、外部からLANの内部構成を隠蔽することがある。このとき、NATルータを通じて外部からLAN内部へ通信する際には、宛先IPアドレスがNATルータで変更され、LAN内部から外部へ通信する際には、送信元IPアドレスがNATルータで変更される。
これらロードバランサやNATルータは、送信元及び宛先IPアドレス及びTCPポート番号を識別することで、IPアドレスの変換を行う。
このような送信元及び宛先IPアドレスとTCPポート番号毎に定められたIPアドレスに変換する機能を有する装置をネットワーク構成に含む場合における第4の実施の形態の動作を図13のようなロードバランサを例に以下で説明する。
図13において、例えば、端末装置5bからロードバランサ8a宛にWebアプリケーションの通信を接続し、端末装置5cからもロードバランサ8a宛にWebアプリケーションの通信を接続するとする。このとき負荷分散のために、端末装置5b、5cのいずれからもサーバ2a−2cのIPアドレスに直接接続せず、ロードバランサ8a宛に接続し、ロードバランサ8aがサーバ2a−2cに割り振ることでロードバランサでの負荷分散が実現できる。
アドレス変換情報収集手段113により、アドレス変換情報情報として、「送信元IPアドレスが192.168.2.1、TCPポート番号が80の場合は、サーバ2aへ転送」、「送信元IPアドレスが192.168.3.1、TCPポート番号が80の場合は、サーバ2bへ転送」という情報が得られる。
第4の実施の形態の動作は、基本的には、図5に示した第1の実施の形態の動作と同じであるが、ステップS203の動作が異なる。第4の実施の形態では、ステップS203において、アプリケーションサービス経路計算手段107が送信元及び宛先IPアドレスを元に経路計算を行うが、経路中にロードバランサが含まれる場合には、アドレス変換情報収集手段113より収集したアドレス変換情報をもとにIPアドレスの変換を行うことで、本来ロードバランサのIPアドレスで隠蔽されているサーバまでの経路情報を取得することができる。
以上、第4の実施の形態の動作はロードバランサを例に説明したが、NATルータであっても同様な動作により経路を作成することができる。
また、送信元及び宛先IPアドレス及びTCPポート番号が、定められたフィルタ条件を満足するパケットのみを転送する機能を有するファイアウォールのようなフィルタ装置がネットワーク内に含まれる場合には、図12に示されたアドレス変換情報収集手段113を、フィルタ装置からフィルタ条件を収集するフィルタ条件収集手段に置き換えることでロードバランサと同様に経路を作成することができる。
このときの動作は、図5に示した第1の実施の形態の動作のステップS203において、アプリケーションサービス経路計算手段107が、フィルタ条件収集手段が収集したフィルタ条件を満足する送信元及び宛先アドレスに対して経路を作成することでファイアウォールのようなフィルタ装置の存在を考慮した経路作成が可能となる。
第5の実施の形態について説明する。
図19は、本発明によるアプリケーションサービス経路作成装置1をインプリメントした情報処理システムの一般的ブロック構成図である。
図19に示す情報処理システムは、プロセッサ300、プログラムメモリ301,記憶媒体302からなる。記憶媒体302は、別個の記憶媒体であってもよいし、同一の記憶媒体からなる記憶領域であってもよい。記憶媒体としては、RAMや、ハードディスク等の磁気記憶媒体を用いることができる。
プログラムメモリ302には、上述した各手段の処理を、プロセッサ300に行わせるプログラムが格納されており、このプログラムによってプロセッサ300は動作する。記憶媒体302には、上述した各データベースが格納されている。
同様に、サーバ2についても、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。この場合、プログラムメモリ301は、上述したサーバ2の各手段の処理を、プロセッサ300に行わせるプログラムが格納されており、このプログラムによってプロセッサ300は動作する。また、記憶媒体302には、上述したサーバ2のデータベースが格納される。
このような構成により、上述した実施の形態と同様な動作を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態を説明するためのネットワーク図である。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるアプリケーションサービス経路作成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるアプリケーションサービス経路作成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるプロセスID・アドレス情報取得手段で取得する情報の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプロセス名・アプリケーションサービス対応DBの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるルーティングテーブルDBの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるアプリケーションサービス経路DBの例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるアプリケーションサービス経路作成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態におけるサーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態におけるアプリケーションサービス経路作成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態を説明するためのネットワーク図である。 本発明に係る従来の経路作成方式の構成を示すブロック図である。 本発明に係る従来の経路作成方式を説明するためのネットワーク図である。 本発明に係る従来の経路作成方式においてサービス経路特定に用いられる情報を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における入出力手段の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における障害発生時の入出力手段の例を示す図である。 本発明によるアプリケーションサービス経路作成装置1をインプリメントした情報処理システムの一般的ブロック構成図である。
符号の説明
1、10、11 アプリケーションサービス経路作成装置
2、30 サーバ
3 ルータ
5 端末装置
102 プロセス名・アドレス情報収集手段
103 プロセス名・アプリケーションサービス対応付け手段
104 プロセス名・アプリケーションサービス対応DB
105 ルーティング情報収集手段
106 ルーティングテーブルDB
107 アプリケーションサービス経路計算手段
108 アプリケーション経路DB
109 障害情報収集手段
110 アプリケーションサービス経路DB検索手段
112 トレースルート発行手段
113 アドレス別処理情報収集手段
201 プロセスID・アドレス取得手段
202 プロセス名特定手段
207 プロセス間通信情報取得手段

Claims (45)

  1. 経路作成システムであって、
    端末、又は中継装置と、経路作成装置とを有し、
    前記端末又は前記中継装置は、
    ネットワーク内の端末及び中継装置で動作するプロセスと、前記プロセスが通信に利用する送信元及び宛先アドレスとを取得するプロセスID・アドレス取得手段を有し、
    前記経路作成装置は、
    前記プロセスID・アドレス取得手段が取得した送信元及び宛先アドレスを収集するプロセス名・アドレス情報収集手段と、
    前記プロセス名・アドレス情報収集手段が収集した送信元及び宛先アドレスをもとにプロセス及びサービスアプリケーションが利用する通信経路の経路計算を行う経路計算手段とを有する
    ことを特徴とする経路作成システム。
  2. 前記経路作成装置は、前記端末及び中継装置からルーティング情報を収集するルーティング情報収集手段を有し、
    前記経路計算手段は、前記ルーティング情報収集手段が収集したルーティング情報を参照して、前記プロセス名・アドレス情報収集手段が収集した送信元及び宛先アドレスをもとに、経路を作成するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の経路作成システム。
  3. 前記経路作成装置は、宛先アドレスを指定してデータを送信し、前記データが転送される経路上の端末及び中継装置からの応答をもとに経路を特定するメッセージの送信要求を、前記端末及び中継装置へ発行するトレースルート発行手段を有し、
    前記経路計算手段は、前記トレースルート発行手段に、前記プロセス名・アドレス情報収集手段が収集した送信元及び宛先アドレスを通知することで経路を作成するように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の経路作成システム。
  4. 前記経路作成装置は、
    前記経路計算手段が作成した経路を記憶するアプリケーションサービス経路データベースと、
    プロセス及びサービスアプリケーションをキーとして前記アプリケーションサービス経路データベースを検索するアプリケーションサービス経路データベース検索手段と、
    プロセス及びアプリケーションを前記アプリケーションサービス経路データベース検索手段に指定し、前記アプリケーションサービス経路データベース検索手段による検索の結果得られる経路情報を出力する入出力手段と
    を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の経路作成システム。
  5. 前記経路作成装置は、
    前記経路計算手段が作成した経路を記憶するアプリケーションサービス経路データベースと、
    障害情報を収集する障害情報取得手段と、
    前記障害情報収集手段により収集された障害発生装置をキーとして前記アプリケーションサービス経路データベースを検索するアプリケーションサービス経路データベース検索手段と、
    アプリケーションサービス経路データベース検索手段による検索の結果得られる経路情報及び前記検索の結果得られる経路を利用しているプロセスまたはアプリケーションサービスを出力する入出力手段と
    を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の経路作成システム。
  6. 前記端末又は前記中継装置は、端末及び中継装置で動作するプロセスのプロセス名及びサービス名を特定するプロセス名特定手段を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の経路作成システム。
  7. 前記プロセス名特定手段は、前記プロセスID・アドレス取得手段が取得したアドレスの一部でありプロセス間に設定された通信を識別するための通信識別情報をもとに、プロセス名及びサービス名を特定するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の経路作成システム。
  8. 前記プロセス名特定手段は、前記プロセスID・アドレス取得手段が取得したプロセスIDをもとに、プロセスIDとプロセス名及びサービス名の対応関係を検索し、プロセス名及びサービス名を特定するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の経路作成システム。
  9. 前記経路作成装置は、前記プロセス名・アドレス情報収集手段が収集したプロセスをアプリケーションサービスに対応付け集約するプロセス名・アプリケーションサービス対応付け手段を有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の経路作成システム。
  10. 前記端末又は前記中継装置は、プロセス間の通信情報やデータ共有情報を取得するプロセス間通信情報取得手段を有し、
    前記経路計算手段は、前記プロセス間通信情報取得手段が取得したプロセス間の通信情報やデータ共有情報にもとづき通信及びデータ共有を行っているプロセス同士の経路を接続して新たなひとつの経路を作成するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の経路作成システム。
  11. 前記経路作成装置は、定められたアドレス変換情報に従い受信したデータの送信元及び宛先アドレスを変換して転送する機能を備える端末及び中継装置からアドレス変換情報を収集するアドレス変換情報収集手段を有し、
    前記経路計算手段は、前記アドレス変換情報収集手段が収集したアドレス変換情報を参照してアドレス変換を行い、経路を作成するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の経路作成システム。
  12. 前記経路作成装置は、定められたフィルタ条件を満足する送信元及び宛先アドレスのデータのみを転送する機能を備える端末及び中継装置から前記フィルタ条件を収集するフィルタ条件収集手段を有し、
    前記経路計算手段は、前記フィルタ条件収集手段が収集したフィルタ条件を満足する送信元及び宛先アドレスに対して経路を作成するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の経路作成システム。
  13. 端末又は中継装置であって、
    プロセスと、前記プロセスが通信に利用する送信元及び宛先アドレスとを取得するプロセスID・アドレス取得手段を有することを特徴とする端末又は中継装置。
  14. プロセスのプロセス名及びサービス名を特定するプロセス名特定手段を有することを特徴とする請求項13に記載の端末又は中継装置。
  15. 前記プロセス名特定手段は、前記プロセスID・アドレス取得手段が取得したアドレスの一部でありプロセス間に設定された通信を識別するための通信識別情報をもとに、プロセス名及びサービス名を特定するように構成されていることを特徴とする請求項14に記載の端末又は中継装置。
  16. 前記プロセス名特定手段は、前記プロセスID・アドレス取得手段が取得したプロセスIDをもとに、プロセスIDとプロセス名及びサービス名の対応関係を検索し、プロセス名及びサービス名を特定するように構成されていることを特徴とする請求項14に記載の端末又は中継装置。
  17. プロセス間の通信情報やデータ共有情報を取得するプロセス間通信情報取得手段を有することを特徴とする請求項13から請求項16のいずれかに記載の端末又は中継装置。
  18. 定められたアドレス変換情報に従い受信したデータの送信元及び宛先アドレスを変換して転送する手段を有することを特徴とする請求項13から請求項17のいずれかに記載の端末又は中継装置。
  19. 定められたフィルタ条件を満足する送信元及び宛先アドレスのデータのみを転送する手段を有することを特徴とする請求項13から請求項18のいずれかに記載の端末又は中継装置。
  20. 経路作成装置であって、
    ネットワーク内の端末又は中継装置で動作するプロセスと前記プロセスが通信に利用する送信元及び宛先アドレスとを収集するプロセス名・アドレス情報収集手段と、
    前記プロセス名・アドレス情報収集手段が収集した送信元及び宛先アドレスをもとにプロセス及びサービスアプリケーションが利用する通信経路の経路計算を行う経路計算手段と
    を有することを特徴とする経路作成装置。
  21. ネットワーク内の端末又は中継装置からルーティング情報を収集するルーティング情報収集手段を有し、
    前記経路計算手段は、前記ルーティング情報収集手段が収集したルーティング情報を参照して、前記プロセス名・アドレス情報収集手段が収集した送信元及び宛先アドレスをもとに、経路を作成するように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の経路作成装置。
  22. 宛先アドレスを指定してデータを送信し、前記データが転送される経路上の端末及び中継装置からの応答をもとに経路を特定するトレースメッセージの送信要求を、前記端末及び中継装置へ発行するトレースルート発行手段を有し、
    前記経路計算手段は、前記プロセス名・アドレス情報収集手段が収集した送信元及び宛先アドレスを、前記トレースルート発行手段に通知することで経路を作成することを特徴とする請求項20又は請求項21に記載の経路作成装置。
  23. 前記経路計算手段が作成した経路を記憶するアプリケーションサービス経路データベースと、
    プロセス及びサービスアプリケーションをキーとして前記アプリケーションサービス経路データベースを検索するアプリケーションサービス経路データベース検索手段と、
    プロセス及びアプリケーションを前記アプリケーションサービス経路データベース検索手段に指定し、前記アプリケーションサービス経路データベース検索手段による検索の結果得られる経路情報を出力する入出力手段と
    を有することを特徴とする請求項20から請求項22のいずれかに記載の経路作成装置。
  24. 前記経路計算手段が作成した経路を記憶するアプリケーションサービス経路データベースと、
    障害情報を収集する障害情報取得手段と、
    前記障害情報収集手段により収集された障害発生装置をキーとして前記アプリケーションサービス経路データベースを検索するアプリケーションサービス経路データベース検索手段と、
    アプリケーションサービス経路データベース検索手段による検索の結果得られる経路情報及び前記検索の結果得られる経路を利用しているプロセスまたはアプリケーションサービスを出力する入出力手段と
    を有することを特徴とする請求項20から請求項23のいずれかに記載の経路作成装置。
  25. 前記プロセス名・アドレス情報収集手段が収集したプロセスをアプリケーションサービスに対応付け集約するプロセス名・アプリケーションサービス対応付け手段を有することを特徴とする請求項20から請求項24のいずれかに記載の経路作成装置。
  26. 前記経路計算手段は、前記プロセス間通信情報取得手段が取得したプロセス間の通信情報やデータ共有情報にもとづき通信及びデータ共有を行っているプロセス同士の経路を接続して新たなひとつの経路を作成するように構成されていることを特徴とする請求項20から請求項25のいずれかに記載の経路作成装置。
  27. 前記経路計算手段は、前記アドレス変換情報収集手段が収集したアドレス変換情報を参照してアドレス変換を行い、経路を作成するように構成されていることを特徴とする請求項20から請求項26のいずれかに記載の経路作成装置。
  28. 前記経路計算手段は、前記フィルタ条件収集手段が収集したフィルタ条件を満足する送信元及び宛先アドレスに対して経路を作成するように構成されていることを特徴とする請求項20から請求項27のいずれかに記載の経路作成装置。
  29. 端末又は中継装置のプログラムであって、
    前記プログラムは前記端末又は中継装置を、プロセスと、前記プロセスが通信に利用する送信元及び宛先アドレスとを取得するプロセスID・アドレス取得手段として機能させることを特徴とする端末又は中継装置のプログラム。
  30. 前記プログラムは前記端末又は中継装置を、プロセスのプロセス名及びサービス名を特定するプロセス名特定手段として機能させることを特徴とする請求項29に記載の端末又は中継装置のプログラム。
  31. 前記プロセス名特定手段は、前記プロセスID・アドレス取得手段が取得したアドレスの一部でありプロセス間に設定された通信を識別するための通信識別情報をもとに、プロセス名及びサービス名を特定するように機能することを特徴とする請求項30に記載の端末又は中継装置のプログラム。
  32. 前記プロセス名特定手段は、前記プロセスID・アドレス取得手段が取得したプロセスIDをもとに、プロセスIDとプロセス名及びサービス名の対応関係を検索し、プロセス名及びサービス名を特定するように機能することを特徴とする請求項30に記載の端末又は中継装置のプログラム。
  33. 前記プログラムは前記端末又は中継装置を、プロセス間の通信情報やデータ共有情報を取得するプロセス間通信情報取得手段として機能させることを特徴とする請求項29から請求項32のいずれかに記載の端末又は中継装置のプログラム。
  34. 前記プログラムは前記端末又は中継装置を、定められたアドレス変換情報に従い受信したデータの送信元及び宛先アドレスを変換して転送する手段として機能させることを特徴とする請求項29から請求項33のいずれかに記載の端末又は中継装置のプログラム。
  35. 前記プログラムは前記端末又は中継装置を、定められたフィルタ条件を満足する送信元及び宛先アドレスのデータのみを転送する手段として機能させることを特徴とする請求項29から請求項34のいずれかに記載の端末又は中継装置のプログラム。
  36. 経路作成装置のプログラムであって、
    前記プログラムは前記経路作成装置を、
    ネットワーク内の端末又は中継装置で動作するプロセスと前記プロセスが通信に利用する送信元及び宛先アドレスとを収集するプロセス名・アドレス情報収集手段と、
    前記プロセス名・アドレス情報収集手段が収集した送信元及び宛先アドレスをもとにプロセス及びサービスアプリケーションが利用する通信経路の経路計算を行う経路計算手段と
    して機能させることを特徴とする経路作成装置のプログラム。
  37. 前記プログラムは前記経路作成装置を、ネットワーク内の端末又は中継装置からルーティング情報を収集するルーティング情報収集手段として機能させ、
    前記経路計算手段は、前記ルーティング情報収集手段が収集したルーティング情報を参照して、前記プロセス名・アドレス情報収集手段が収集した送信元及び宛先アドレスをもとに、経路を作成するように機能することを特徴とする請求項36に記載の経路作成装置のプログラム。
  38. 前記プログラムは前記経路作成装置を、宛先アドレスを指定してデータを送信し、前記データが転送される経路上の端末及び中継装置からの応答をもとに経路を特定するルートメッセージの送信要求を、前記端末及び中継装置へ発行するトレースルート発行手段として機能させ、
    前記経路計算手段は、前記プロセス名・アドレス情報収集手段が収集した送信元及び宛先アドレスを、前記トレースルート発行手段に通知することで経路を作成するように機能することを特徴とする請求項36又は請求項37に記載の経路作成装置のプログラム。
  39. 前記プログラムは前記経路作成装置を、
    プロセス及びサービスアプリケーションをキーとして、前記経路計算手段が作成した経路を記憶するアプリケーションサービス経路データベースを検索するアプリケーションサービス経路データベース検索手段と、
    プロセス及びアプリケーションを前記アプリケーションサービス経路データベース検索手段に指定し、前記アプリケーションサービス経路データベース検索手段による検索の結果得られる経路情報を出力する入出力手段と
    して機能させることを特徴とする請求項36から請求項38のいずれかに記載の経路作成装置のプログラム。
  40. 前記プログラムは前記経路作成装置を、
    障害情報を収集する障害情報取得手段と、
    前記障害情報収集手段により収集された障害発生装置をキーとして、前記経路計算手段が作成した経路を記憶するアプリケーションサービス経路データベースを検索するアプリケーションサービス経路データベース検索手段と、
    アプリケーションサービス経路データベース検索手段による検索の結果得られる経路情報及び前記検索の結果得られる経路を利用しているプロセスまたはアプリケーションサービスを出力する入出力手段と
    して機能させることを特徴とする請求項36から請求項39のいずれかに記載の経路作成装置のプログラム。
  41. 前記プログラムは前記経路作成装置を、前記プロセス名・アドレス情報収集手段が収集したプロセスをアプリケーションサービスに対応付け集約するプロセス名・アプリケーションサービス対応付け手段として機能させることを特徴とする請求項36から請求項40のいずれかに記載の経路作成装置のプログラム。
  42. 前記経路計算手段は、前記プロセス間通信情報取得手段が取得したプロセス間の通信情報やデータ共有情報にもとづき通信及びデータ共有を行っているプロセス同士の経路を接続して新たなひとつの経路を作成するよう機能することを特徴とする請求項36から請求項41のいずれかに記載の経路作成装置のプログラム。
  43. 前記経路計算手段は、前記アドレス変換情報収集手段が収集したアドレス変換情報を参照してアドレス変換を行い、経路を作成するように機能することを特徴とする請求項36から請求項42のいずれかに記載の経路作成装置のプログラム。
  44. 前記経路計算手段は、前記フィルタ条件収集手段が収集したフィルタ条件を満足する送信元及び宛先アドレスに対して経路を作成するように機能することを特徴とする請求項36から請求項43のいずれかに記載の経路作成装置のプログラム。
  45. 経路作成方法であって、
    ネットワーク内の端末及び中継装置で動作するプロセスと前記プロセスが通信に利用する送信元及び宛先アドレスを取得する処理と、
    前記取得した送信元及び宛先アドレスを収集する処理と、
    前記収集した送信元及び宛先アドレスをもとにプロセス及びサービスアプリケーションが利用する通信経路の経路計算を行う処理と
    を有することを特徴とする経路作成方法。
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