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JP2006156898A - 固体撮像素子及び固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像素子及び固体撮像装置 Download PDF

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JP2006156898A JP2004348855A JP2004348855A JP2006156898A JP 2006156898 A JP2006156898 A JP 2006156898A JP 2004348855 A JP2004348855 A JP 2004348855A JP 2004348855 A JP2004348855 A JP 2004348855A JP 2006156898 A JP2006156898 A JP 2006156898A
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Makoto Shizukuishi
誠 雫石
Michio Cho
倫生 長
Takashi Miyano
俊 宮野
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Fujifilm Microdevices Co Ltd
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Fujinon Corp
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】 「青にじみ」を軽減又は解消した高画質の撮像が可能な固体撮像素子を提供する。
【解決手段】 固体撮像素子100は、n型シリコン基板7に形成されたPウェル層8の表面に形成されたn層9及びp層10から構成される光電変換素子と、光電変換素子の上に形成された平坦化層15と、平坦化層15の上に形成された原色系のカラーフィルタ16,17と、カラーフィルタ16,17の上に形成された平坦化層19と、平坦化層19の上に形成されたマイクロレンズ20とを有する。平坦化層19は、420nm以下の短波長域において分光透過率が急峻に減衰する特性を持つ材料で構成され、マイクロレンズ20の下地層として機能するだけでなく、青にじみを防止する青にじみ防止層としても機能する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体基板表面に配設された複数の光電変換素子を有する固体撮像素子に関する。
一般に、光学系を構成する媒質は波長によってその屈折率を異にするため、同一物点から発してレンズの同一点に入射した光線は屈折後、図13に示すように、波長(λ1、λ2)によってその進路を多少異にし、結像面の位置が変動量Δだけ変動する。また、焦点距離も波長によってわずかながら異なるのが普通である。
この結果、例えば白色の星をレンズで結像させた場合、その像が多少色付いて見える色収差という現象が発生する。収差には、屈折率が波長に応じて変化することにより起こる上述の色収差の他に、屈折面として球面を使用しているために生ずる(広義の)球面収差がある。このような収差があると、図13に示すように、点像(被写体)が水平方向に広がった強度分布を与えることになり、いわゆる「色にじみ」の原因となる。
図14は、集光光学系の色収差の波長依存性の一例を示す図である。
図14に示すように、一般に、色収差による結像面の変動量Δ及び点像の水平方向へのズレや広がりは、波長が短くなるほど大きくなる。特に、420nm以下の波長域では変動量Δが急激に増加する。このため、色収差は、特に短波長側、即ち、青色から紫外の領域で顕著に現れることが分かる。従って、色収差による結像面の変動量Δ及び点像の水平方向へのズレや広がりは、青色から紫外の光が入射した場合に最も大きく現れると考えられる。
上記収差について、固体撮像素子を例にして具体的に説明する。
固体撮像素子は、図15に示すように、異なる色(赤色(R),緑色(G),青色(B))を検出する画素が二次元平面上に配置された構成である。尚、R画素の上にはRのカラーフィルタが設けられ、G画素の上にはGのカラーフィルタが設けられ、B画素の上にはBのカラーフィルタが設けられている。
ここで、図15に示す固体撮像素子に青色から紫外の領域の波長を含む白色光が照射された場合を考える。収差がなく、被写体が点像であれば、その点像は固体撮像素子上のある画素にも点像50として結像するはずである。しかし、上述の収差が発生すると、入射光がある強度分布を持つ広がった像51や52として固体撮像素子上に入射される。この広がりが最も大きいのは短波長光(青色から紫外)であるため、この短波長光は、点像50が結像されるべき画素を中心とする広範囲の画素にも分布することとなる。
Bのカラーフィルタは、一般的に、400nm以下の光に対しても透過率を有する。このため、Bを検出する画素は、上記短波長光(青色から紫外の光)が入射した場合、これを受光し、青色の光として検出することになる。他方、RとGのカラーフィルタは、短波長(青色から紫外)領域において殆ど光を透過しない。このため、RやGを検出する画素は、上記短波長光(青色から紫外の光)が入射しても、これを信号として検出するレベルは極めて低い。従って、この場合の収差は、明るい点の周りに青色が生ずるいわゆる「青にじみ」現象となって顕著に現れることとなる。
近年、上記のような固体撮像素子を搭載した撮像装置においては、装置の小型化、薄型化、軽量化が求められるようになっている。さらに、装置によっては、より明るいレンズ(F2.8以下の低Fナンバ)やより高倍率のズームレンズが求められている。しかし、このようなニーズを満足する撮像装置の設計は極めて困難である。これは、レンズ系の小型化、高倍率化、低F値対応、及びレンズのMTF改善等と、レンズの収差の軽減等とが必ずしも両立しないからである。
つまり、現状では、レンズ系の収差を完全に無くすことは実際上極めて困難になっており、そのような収差を持った入射光が固体撮像素子に入射する危険性がより高まってきているのである。このような理由から、近年では、「青にじみ」を軽減又は解消するための有効な解決手段を、レンズ系だけでなく、固体撮像素子側にも求められるようになってきている。
固体撮像素子を搭載する近年の小型デジタルカメラやカメラ付携帯電話等では、レンズ系の小型化、高倍率化、及び低F値対応のために、上述した「青にじみ」現象が顕著となって現れている。例えば、木々の間から漏れる太陽光を撮影した際に、太陽光の周辺が青色に着色して不自然な画像となってしまうのがそれである。このため、このような小型デジタルカメラやカメラ付携帯電話等においては、固体撮像素子側で「青にじみ」を軽減又は解消することが特に必要となっている。
一般に、デジタルカメラ等には、固体撮像素子とレンズ系の間に赤外(IR)カットフィルタが挿入されている(例えば特許文献1参照)。この赤外カットフィルタは、370〜650nmの波長の光を透過するバンドパスフィルタである。このため、370nm以下の波長域の光は、IRカットフィルタによって遮断されて固体撮像素子には入射しないが、青にじみを引き起こす370〜420nm程度の短波長光は固体撮像素子に入射している。
又、Si基板のpnフォトダイオードを利用した固体撮像素子の分光感度は、非特許文献1にも示されているように、短波長側は370nm前後から長波長側は700nm以上の範囲をカバーしている。又、固体撮像素子の感度を少しでも向上させるため、短波長側の感度を積極的に利用した例も特許文献2に示されている。
このように、従来の固体撮像素子は、370nm〜青色の範囲の短波長に感度を持っているために、上述した収差に起因する「青にじみ」が顕著に現れていたと考えられる。したがって、この「青にじみ」を固体撮像素子側で軽減又は解消するためには、固体撮像素子の短波長側の感度を調整することが有効と考えられる。
従来、短波長側の感度を調整した固体撮像素子として、400nmよりも紫外(短波)側に吸収波長を持つ染料で染色したフィルタをカラーフィルタ上に形成した固体撮像素子が提案されている(特許文献3参照)。
特開2002−5071号公報 特開平11−121728号公報 特開平5−134113号公報 井沢龍一、他4名,「テレビジョン学会技術報告(MOS型撮像素子の光電特性)」,昭和56年12月16日,ED608 p.13−18
特許文献3記載の固体撮像素子は、カラーフィルタに短波長の光が入射することによるカラーフィルタの退色防止を目的としており、「青にじみ」を軽減又は解消することを目的としているものではない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、「青にじみ」を軽減又は解消した高画質の撮像が可能な固体撮像素子を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像素子は、半導体基板表面に配設された複数の光電変換素子を有する固体撮像素子であって、前記複数の光電変換素子の上方に、短波長域において分光透過率が減衰する特性を持つ青にじみ防止層を備える。
この構成により、青にじみを引き起こす短波長域の光を青にじみ防止層によって減衰させて、青にじみを軽減又は解消することができる。
本発明の固体撮像素子は、前記複数の光電変換素子の上方にカラーフィルタを備え、前記青にじみ防止層は、前記カラーフィルタの上方に設けられる。
この構成により、カラーフィルタの上方に青にじみ防止層が設けられているため、青にじみを引き起こす短波長域の光のカラーフィルタへの侵入を防止することができ、カラーフィルタの退色を防止することが可能となる。
本発明の固体撮像素子は、前記複数の光電変換素子の上方にカラーフィルタを備え、前記青にじみ防止層は、前記カラーフィルタの下方に設けられる。
この構成により、カラーフィルタの下方に青にじみ防止層が設けられているため、青にじみ防止層の上方にカラーフィルタやマイクロレンズを形成する際のフォトリソグラフィーにおいて、レジスト露光時の光源からの短波長域の光が半導体基板に到達してそこで反射してしまうのを防ぐことができる。したがって、カラーフィルタやマイクロレンズのパターンを正確に形成することが可能となる。
本発明の固体撮像素子は、前記複数の光電変換素子の上方にカラーフィルタを備え、前記カラーフィルタが、前記青にじみ防止層として機能する。
この構成により、カラーフィルタの短波長側の減衰特性を制御するだけで青にじみを防止することが可能となるため、固体撮像素子の製造が容易になる。
本発明の固体撮像素子は、前記カラーフィルタが少なくとも青色の光を透過する青色カラーフィルタを含み、前記青色カラーフィルタが、前記青にじみ防止層として機能する。
この構成により、青色の光を透過するカラーフィルタ以外のカラーフィルタは、従来と同様の材料を用いることができるため、製造が容易となる。
本発明の固体撮像素子は、前記カラーフィルタの上方に、前記複数の光電変換素子の各々に光を集光するマイクロレンズを備え、前記マイクロレンズが前記青にじみ防止層として機能する。好ましくは前記マイクロレンズがギャップレスマイクロレンズである。
このように、固体撮像素子の最上層にあるマイクロレンズを青にじみ防止層として機能させることで、青にじみを引き起こす短波長域の光が固体撮像素子内部において迷光となったり、多重反射したりすることを防ぐことができ、高画質の撮像が可能となる。特に、マイクロレンズがギャップレスマイクロレンズの場合には、上記迷光や多重反射をほぼ確実になくすことができるため、より効果的である。
本発明の固体撮像素子は、前記カラーフィルタが原色系又は補色系のカラーフィルタである。
本発明の固体撮像素子は、前記青にじみ防止層が400nm以下の波長の光を実質的に透過しない特性を持つものである。
本発明の固体撮像素子は、前記青にじみ防止層が420nm付近の波長においてその分光透過率が減衰し始める特性を持つものである。
本発明の固体撮像素子は、前記複数の光電変換素子に蓄積される信号電荷に応じた信号をCCD又はMOSによって外部に読み出す信号読み出し回路を備える。
本発明の固体撮像装置は、前記固体撮像素子と、前記固体撮像素子に入射する光の赤外波長域をカットする赤外カットフィルタとを備え、前記赤外カットフィルタの長波長側のカットオフ波長が650nm以上690nm以下である。
上記固体撮像素子は、青にじみ防止層を設けたことによって感度の幅が狭くなってしまうが、上記のように赤外カットフィルタの長波長側のカットオフ波長を650nm以上690nm以下にすることで、その幅が広がり、高品質の画像を生成することが可能となる。
本発明の固体撮像装置は、前記赤外カットフィルタの長波長側のカットオフ波長が670nm以上680nm以下である。
この構成により、より高品質な画像を生成することが可能となる。
本発明によれば、「青にじみ」を軽減又は解消した高画質の撮像が可能な固体撮像素子を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態を説明するための固体撮像素子の表面模式図である。図2は、図1に示す固体撮像素子のA−A線断面模式図である。
n型シリコン基板7の表面には、緑色(G)の光を検出すると共に、それに応じた信号電荷を発生して蓄積するG光電変換素子1(図1では“G”で記載)と、赤色(R)の光を検出すると共に、それに応じた信号電荷を発生して蓄積するR光電変換素子2(図1では“R”で記載)と、青色(B)の光を検出すると共に、それに応じた信号電荷を発生して蓄積するB光電変換素子3(図1では“B”で記載)とを含む複数の光電変換素子が、行方向(図1のX方向)及び列方向(図1のY方向)に正方格子状に配設されている。尚、各光電変換素子の配列は正方格子状に限らず、公知の配列を採用することができる。
G光電変換素子1の上方には緑色の光を透過するGカラーフィルタ17が積層され、R光電変換素子2の上方には赤色の光を透過するRカラーフィルタ(不図示)が積層され、B光電変換素子3の上方には青色の光を透過するBカラーフィルタ16が積層されている(図2参照)。これらカラーフィルタの材料は、染料や顔料を用いることができる。
n型シリコン基板7の表面には、光電変換素子1,2,3に蓄積された信号電荷をY方向に転送する垂直転送路4(VCCD)が各光電変換素子列の右脇に設けられており、下辺部には垂直転送路4から転送されてきた信号電荷をX方向に転送する水平転送路5(HCCD)と、水平転送路5から転送されてきた信号電荷に応じた信号を外部に出力する出力部6とが設けられている。垂直転送路4は3相(Φ1〜Φ3)で駆動され、水平転送路5は2相(H1,H2)で駆動されるが、駆動方式はこれに限らず、公知の駆動方式を採用することができる。
固体撮像素子100は、垂直転送路4、水平転送路5、及び出力部6を含む信号読み出し回路によって信号を外部に読み出すものであり、その構成は、一般のCCD型イメージセンサと同様である。CCD型イメージセンサには、フレーム転送(frame transfer)型やインターライン転送(interline transfer)型、フレームインターライン転送(frame interline transfer)型などが挙げられ、本実施形態では、これらのいずれも採用することができる。
図2に示すように、n型シリコン基板7の表面側にはPウェル層8が形成され、Pウェル層8の表面部にはn層9が形成され、n層9の表面にはp層10が形成されており、n層9とp層10がpnフォトダイオードを構成し、これがB光電変換素子3に相当する。B光電変換素子3で発生した信号電荷は、n層9に蓄積される。
図2において、n層9の左側には、少し離間してn層4が設けられ、このn層4が、図1に示す垂直転送路4を構成する。n層4の表面部にはn層9まで達する読み出し電極13を兼用する転送電極が形成され、各転送電極の上には、遮光膜12が設けられている。読み出し電極13に読み出しパルスが加わることで、n層9に蓄積された信号電荷は垂直転送路4へと読み出される。n型シリコン基板7の最表面には、酸化シリコン膜11が形成され、その上に転送電極13が形成される。図2において、n層9と、n層9の右側にある垂直転送路4とは、素子分離帯14によって分離される。
酸化シリコン膜11の上には、平坦化層15が形成され、平坦化層15の上に上述したBカラーフィルタ16,Gカラーフィルタ17,Rカラーフィルタが形成される。各カラーフィルタの上には、平坦化層19が形成され、平坦化層19の上に、光電変換素子1〜3のそれぞれに対応した複数のマイクロレンズ20が形成される。マイクロレンズ20は、対応する光電変換素子の開口内側に光を集光する機能を果たす。
尚、G光電変換素子1とR光電変換素子2の断面は、図2において、n層9とp層10からなる光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタの種類が異なる以外は、図2と同じ構成であるため、その説明を省略する。
本実施形態の固体撮像素子100は、平坦化層19が、マイクロレンズ20の下地層として機能するだけでなく、上述した青にじみを防止するための青にじみ防止層としても機能する。
図3は、本発明の第一実施形態を説明するための固体撮像素子のカラーフィルタ上に形成される平坦化層の分光透過率を示す図である。図3に示すように、平坦化層19は、420nm付近の波長においてその分光透過率が急峻に減衰し始め、400nm以下の波長の光については実質的に透過しない特性を有している。
平坦化層19の材料には、アクリル、エポキシ、フェノール樹脂等の透明樹脂が使用可能であり、これらに紫外線吸収性化合物や紫外線吸収剤を添加したり、樹脂分子鎖に組み込んだりすることにより、所望の分光透過率を得ることができる。紫外線吸収剤には、ペンゾフェノン系、ナフタレン系、フェニル系、クマリン系有機化合物等がある。
図4は、本発明の第一実施形態を説明するための固体撮像素子の分光感度を示す図である。図4において、青色の分光感度を示す曲線には符号Bを付し、緑色の分光感度を示す曲線には符号Gを付し、赤色の分光感度を示す曲線には符号Rを付した。又、青色の分光感度を示す曲線のうち、破線で示した曲線は、平坦化層19が青にじみ防止機能を持たない場合の、青色の分光感度を示す曲線である。尚、図4に示す分光感度は、380nm以下の波長域の光及び650nm以上の波長域の光をカットするIRカットフィルタを固体撮像素子100のマイクロレンズ20の上方に設けたときの特性である。
図4に示したように、固体撮像素子100の青色の分光感度は、420nm付近の短波長域において、平坦化層19に青にじみ防止機能を持たせなかったときよりも急峻に減衰していることが分かる。図14に示したように、色収差によって生じる結像面の変動量Δは、波長420nm以下になると急激に大きくなり、これが青にじみの大きな要因となっていたが、固体撮像素子100によれば、420nm以下の短波長域の光については感度をほとんど持たないため、上記変動量Δの増大を抑えることができ、青にじみを軽減又は解消した高画質の撮像を可能にすることができる。
このように本実施形態によれば、固体撮像素子100側で青にじみの軽減又は解消を行うことができるため、固体撮像素子100を搭載する撮像装置において、レンズ系の小型化、高倍率化、低F値対応、及びMTF改善等が容易になるという利点がある。
又、本実施形態では、各カラーフィルタの上の平坦化層19を青にじみ防止層として機能させているため、各カラーフィルタに短波長域の光(420nm以下の波長域の光)が入射するのを防ぐことができ、カラーフィルタの材料が染料である場合には、その退色を防ぐことができるという効果もある。
尚、カラーフィルタの退色を防ぐためだけであれば、平坦化層19の分光透過率は、420nm付近の短波長域において急峻に減衰させる必要はなく、420nm付近の短波長域においてなだらかに減衰させるだけでも十分である。しかし、青にじみを軽減又は解消するためには、色収差によって生じる結像面の変動量Δが波長420nm以下になると急激に大きくなることから、平坦化層19の分光透過率を420nm付近の短波長域において急峻に減衰させることは重要である。
(第二実施形態)
本発明の第二実施形態を説明するための固体撮像素子の表面模式図は、図1と同様であるが、図1のA−A線の断面模式図が若干異なるため、以下、その異なる点について説明する。
図5は、本発明の第二実施形態を説明するための固体撮像素子の断面模式図である。図5において図2と同様の構成には同一符号を付してある。図5に示す固体撮像素子200は、図2において、平坦化層19を平坦化層19’に変更し、Bカラーフィルタ16をBカラーフィルタ16’に変更した以外は、図2と同様の構成である。
本実施形態の固体撮像素子200では、平坦化層19’がマイクロレンズ20の下地層として機能し、Bカラーフィルタ16’が青色の光を透過させるフィルタとして機能するだけでなく、上述した青にじみ防止層としても機能する。
図6は、本発明の第二実施形態を説明するための固体撮像素子のBカラーフィルタの分光透過率を示す図である。
図6に示すように、Bカラーフィルタ16’は、420nm付近の波長においてその分光透過率が急峻に減衰し始め、400nm以下の波長の光については実質的に透過しない特性を有すると共に、530nm以上の波長域の光についてはほとんど透過しない特性を有している。
Bカラーフィルタ16’は、固体撮像素子に一般に用いられる青色のカラーフィルタの分光透過率を、420nm付近の短波長域において急峻に減衰させることで製造が可能である。
カラーフィルタには、大別して顔料系と染料系がある。一般に、青色を透過させる顔料系のカラーフィルタとしては、銅又はアルミニウムを含有するフタロシアニン系顔料(例えば富士色素(株)社製富士カーミン6B等)が多く用いられている。しかし、このような顔料系のカラーフィルタでは、所望の分光感度のピーク値や半値幅を自由に変えることが難しいという問題がある。他方、染料系のカラーフィルタは、染料の種類が豊富であり、複数の染料を組み合わせることにより、種々の分光特性を得ることができるというメリットがある。
Bカラーフィルタ16’は、顔料及び染料のいずれを用いても製造することは可能であるが、上記事情により、染料を用いた方が容易に製造することができる。例えば、青色の染色材料には日本化薬(株)社製カヤノールシアニン6B等が市販されているが、このような染色材料に、本願発明において特徴的な分光特性であるところの、420nm付近の波長域において急峻な減衰特性を有する染料を合成或いは調製することで、Bカラーフィルタ16’を製造することが可能である。尚、染色系カラーフィルタの製造方法には、いわゆる染色法(ゼラチンなどのベース層を染色する方法)や、染料を含むカラーレジストを塗布,パターニングする方法等がある。
このような構成の固体撮像素子200は、その分光感度が図4に示したものとほぼ同じになるため、第一実施形態と同様に変動量Δの増大を抑えることができ、青にじみを軽減又は解消した高画質の撮像を行うことが可能となる。
又、固体撮像素子200は、従来からある青色のカラーフィルタの短波長側の減衰特性を制御するだけで製造可能なため、第一実施形態のように、青にじみ防止層として機能する平坦化層を新たに開発する必要がなくなり、その製造が容易になるという利点がある。
(第三実施形態)
本発明の第三実施形態を説明するための固体撮像素子の表面模式図は、図1と同様であるが、図1のA−A線の断面模式図が若干異なるため、以下、その異なる点について説明する。
図7は、本発明の第三実施形態を説明するための固体撮像素子の断面模式図である。図7において図2と同様の構成には同一符号を付してある。図7に示す固体撮像素子300は、図2において、平坦化層19を平坦化層19’に変更し、平坦化層15を平坦化層15’に変更した以外は、図2と同様の構成である。
本実施形態の固体撮像素子300では、平坦化層19’がマイクロレンズ20の下地層として機能し、平坦化層15’が上述した青にじみ防止層として機能する。平坦化層15’の分光透過率は、図3に示したものと同じであり、420nm付近の波長においてその分光透過率が急峻に減衰し始め、400nm以下の波長の光については実質的に透過しない特性を有している。平坦化層15’の材料は図2の平坦化層19と同じである。
このような構成の固体撮像素子300は、その分光感度が図4に示したものとほぼ同じになるため、第一実施形態と同様に変動量Δの増大を抑えることができ、青にじみを軽減又は解消した高画質の撮像を行うことが可能となる。
又、固体撮像素子300は、各カラーフィルタの下方にある平坦化層15’を青にじみ防止層として機能させているため、平坦化層15’の上方にカラーフィルタやマイクロレンズ20を形成する際のフォトリソグラフィーにおいて、レジスト露光時の光源からの短波長域(360nm以下)の光を平坦化層15’によって吸収することができ、この光がn型シリコン基板7に到達してそこで反射してしまうのを防ぐことができる。したがって、カラーフィルタやマイクロレンズ20のパターンを正確に形成することが可能となる。
(第四実施形態)
本発明の第四実施形態を説明するための固体撮像素子の表面模式図は、図1と同様であるが、図1のA−A線の断面模式図が若干異なるため、以下、その異なる点について説明する。
図8は、本発明の第四実施形態を説明するための固体撮像素子の断面模式図である。図8において図2と同様の構成には同一符号を付してある。図8に示す固体撮像素子400は、図2において、平坦化層19を平坦化層19’に変更し、マイクロレンズ20をマイクロレンズ20’に変更した以外は、図2と同様の構成である。
平坦化層19’の上に形成されるマイクロレンズ20’は、光電変換素子1〜3のそれぞれに対応して設けられ、対応する光電変換素子の開口内側に光を集光する機能を果たすのものである。尚、マイクロレンズ20’は、図8に示したように、入射光をほぼ100%集光可能なギャップレスマイクロレンズであることが好ましい。
本実施形態の固体撮像素子400では、平坦化層19’がマイクロレンズ20’の下地層として機能し、マイクロレンズ20’が光電変換素子に光を集光するレンズとして機能するだけでなく、上述した青にじみ防止層としても機能する。マイクロレンズ20’の分光透過率は、図3に示したものと同じであり、420nm付近の波長においてその分光透過率が急峻に減衰し始め、400nm以下の波長の光については実質的に透過しない特性を有している。マイクロレンズ20’の材料は図2の平坦化層19と同じである。
このような構成の固体撮像素子400は、その分光感度が図4に示したものとほぼ同じになるため、第一実施形態と同様に変動量Δの増大を抑えることができ、青にじみを軽減又は解消した高画質の撮像を行うことが可能となる。
又、固体撮像素子400は、固体撮像素子400の最上層にあるマイクロレンズ20’を青にじみ防止層として機能させているため、青にじみを引き起こす短波長域(420nm以下)の光が固体撮像素子400内部において迷光となったり、多重反射したりすることを防ぐことができ、より高画質の撮像を行うことが可能となる。特に、マイクロレンズがギャップレスマイクロレンズの場合には、上記迷光や多重反射をほぼ確実になくすことができるため、より効果的である。
尚、第一〜第四実施形態で説明した固体撮像素子は、シリコン基板表面に配設された光電変換素子に蓄積される信号電荷に応じた信号を、CCDを用いて外部に読み出すCCD型のものとしているが、CCDの代わりにMOSを用いて該信号を外部に読み出すMOS型のものであっても上述した効果を得ることはできる。
この場合は、例えば図9に示すように、シリコン基板表面に、正方格子状に複数の光電変換素子41〜44を配設し、各光電変換素子の脇に信号読み出し用のMOS回路を形成し、シリコン基板の右側部に垂直走査回路47を形成し、シリコン基板の上側部に水平走査回路,信号読出し回路45と出力部46を形成する。そして、垂直走査回路47により走査を行い、同じ行に設けられた光電変換素子からMOS回路により読み出された信号を列方向の出力線に読み出し、この信号を水平走査回路,信号読出し回路45,出力部46によって順番に読み出せば良い。
又、第一〜第四実施形態では、カラーフィルタとして原色系のカラーフィルタを用いているが、原色系のカラーフィルタの代わりに補色系のカラーフィルタを用いても良い。
この場合は、例えば、複数の光電変換素子の上方に、緑(G)、マゼンタ(Mg)、イエロー(Ye)、シアン(Cy)の4つの補色系カラーフィルタのいずれかを積層し、図9に示すように、Gを検出する光電変換素子41と、Mgを検出する光電変換素子42と、Yeを検出する光電変換素子43と、Cyを検出する光電変換素子44との4種類の光電変換素子をシリコン基板上に正方格子状に配設した構成とすれば良い。
第二実施形態の固体撮像素子200において補色系のカラーフィルタを用いる場合には、青色を透過するカラーフィルタ(マゼンタのカラーフィルタやシアンのカラーフィルタ)に、420nm付近の波長においてその分光透過率が急峻に減衰し始め、400nm以下の波長の光については実質的に透過しない特性を持たせておけば良い。
(第五実施形態)
図10は、本発明の第五実施形態を説明するための固体撮像装置の概略構成を示す図である。
図10に示す固体撮像装置30は、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話機等に搭載されるカメラモジュールであり、撮影レンズ等のレンズ系31と、絞り32と、赤外波長域の光をカットするIRカットフィルタ33と、第一〜第四実施形態で説明した固体撮像素子(ここでは固体撮像素子100とする)とを含み、レンズ系31、絞り32、IRカットフィルタ33、固体撮像素子100が、光の入射側からこの順番に並んで配置されている。
IRカットフィルタ33は、短波長側のカットオフ波長が380nmにあり、長波長側のカットオフ波長が650nm以上、好ましくは660nm〜690nm、より好ましくは670nm〜680nmにある。本実施形態の固体撮像装置30は、固体撮像素子100を搭載しているため、青色の感度を持つ幅が従来よりも狭くなっている。そこで、本実施形態では、IRカットフィルタ33の長波長側のカットオフ波長を従来よりも長波長側(650nm以上)にすることで、赤色の感度を持つ幅を広げ、固体撮像素子100の全体的な感度の幅を狭くしないようにしている。
図11は、本発明の第五実施形態を説明するための固体撮像装置に搭載される固体撮像素子の分光感度を示す図である。図11に示す分光感度は、IRカットフィルタ33として、短波長側のカットオフ波長が380nmにあり、長波長側のカットオフ波長が680nmにあるものを用いたときのものである。図11において、青色の分光感度を示す曲線には符号Bを付し、緑色の分光感度を示す曲線には符号Gを付し、赤色の分光感度を示す曲線には符号Rを付した。
図11に示すように、固体撮像装置30に搭載される固体撮像素子100は、長波長側において680nmまで感度を有していることが分かる。一般の固体撮像装置に搭載されるIRカットフィルタは、図4に示したように、長波長側のカットオフ波長が650nm程度である。このため、図4と比べると、本実施形態の固体撮像素子100は、赤色の感度を持つ幅が長波長側に30nmも広がっていることになる。
このように、本実施形態の固体撮像装置30は、固体撮像素子100を用いたことによる短波長側の感度幅の減少を、IRカットフィルタ33のカットオフ波長を長波長側に広げることによって補っているため、固体撮像素子100の全体的な感度の低下を防ぐことができ、高画質の撮像が可能となる。
図12は、理想的な色再現特性を示す銀塩写真フィルム(フジクロームVelvia 100 プロフェッショナル(登録商標))の分光感度を示す図である。図12において、青色の分光感度を示す曲線には符号Bを付し、緑色の分光感度を示す曲線には符号Gを付し、赤色の分光感度を示す曲線には符号Rを付した。
図12に示すように、理想的な色再現特性を持つ銀塩写真フィルムの分光感度は、図11で示した分光感度と同様に、420nm付近以下の波長域において感度が急峻に減衰しており、長波長側は680nm付近まで感度を有していることが分かる。このことから、固体撮像装置30によれば、青にじみの軽減又は解消という効果に加え、固体撮像素子100の青色の感度を上記銀塩写真フィルムとほぼ同じにできるという効果を得ることができる。又、固体撮像素子100の全体的な感度の低下防止という効果に加え、固体撮像素子100の赤色の感度を上記銀塩写真フィルムとほぼ同じにできるという効果も得ることができる。
したがって、固体撮像装置30を搭載するデジタルカメラの使用者は、銀塩写真フィルムを用いるときの従来の経験と勘に基づいて撮影を行うことができ、青にじみによる画質劣化がなく、且つ、忠実な色再現がなされた高画質の写真を撮影することが可能になる。
本発明の第一実施形態を説明するための固体撮像素子の表面模式図 図1に示す固体撮像素子のA−A線断面模式図 本発明の第一実施形態を説明するための固体撮像素子のカラーフィルタの上に形成される平坦化層の分光透過率を示す図 本発明の第一実施形態を説明するための固体撮像素子の分光感度を示す図 本発明の第二実施形態を説明するための固体撮像素子の断面模式図 本発明の第二実施形態を説明するための固体撮像素子のBカラーフィルタの分光透過率を示す図 本発明の第三実施形態を説明するための固体撮像素子の断面模式図 本発明の第四実施形態を説明するための固体撮像素子の断面模式図 本発明の第一〜第四実施形態で説明した固体撮像素子の変形例を示す固体撮像素子の表面模式図 本発明の第五実施形態を説明するための固体撮像装置の概略構成を示す図 本発明の第五実施形態を説明するための固体撮像装置に搭載される固体撮像素子の分光感度を示す図 理想的な色再現特性を示す銀塩写真フィルムの分光感度を示す図 色収差を説明するための図 集光光学系の色収差の波長依存性の一例を示す図 一般的な固体撮像素子の概略表面模式図
符号の説明
100 固体撮像素子
1,2,3 光電変換素子
4 垂直転送路
5 水平転送路
6 出力部
7 n型シリコン基板
8 Pウェル層
9 n
10 p
11 酸化シリコン膜
12 遮光膜
13 転送電極
15,19 平坦化層
16 Bカラーフィルタ
17 Gカラーフィルタ
20 マイクロレンズ

Claims (13)

  1. 半導体基板表面に配設された複数の光電変換素子を有する固体撮像素子であって、
    前記複数の光電変換素子の上方に、短波長域において分光透過率が減衰する特性を持つ青にじみ防止層を備える固体撮像素子。
  2. 請求項1記載の固体撮像素子であって、
    前記複数の光電変換素子の上方にカラーフィルタを備え、
    前記青にじみ防止層は、前記カラーフィルタの上方に設けられる固体撮像素子。
  3. 請求項1記載の固体撮像素子であって、
    前記複数の光電変換素子の上方にカラーフィルタを備え、
    前記青にじみ防止層は、前記カラーフィルタの下方に設けられる固体撮像素子。
  4. 請求項1記載の固体撮像素子であって、
    前記複数の光電変換素子の上方にカラーフィルタを備え、
    前記カラーフィルタが、前記青にじみ防止層として機能する固体撮像素子。
  5. 請求項4記載の固体撮像素子であって、
    前記カラーフィルタは、少なくとも青色の光を透過する青色カラーフィルタを含み、
    前記青色カラーフィルタが、前記青にじみ防止層として機能する固体撮像素子。
  6. 請求項2記載の固体撮像素子であって、
    前記カラーフィルタの上方に、前記複数の光電変換素子の各々に光を集光するマイクロレンズを備え、
    前記マイクロレンズが前記青にじみ防止層として機能する固体撮像素子。
  7. 請求項6記載の固体撮像素子であって、
    前記マイクロレンズは、ギャップレスマイクロレンズである固体撮像素子。
  8. 請求項2〜7のいずれか記載の固体撮像素子であって、
    前記カラーフィルタは、原色系又は補色系のカラーフィルタである固体撮像素子。
  9. 請求項1〜8のいずれか記載の固体撮像素子であって、
    前記青にじみ防止層は、400nm以下の波長の光を実質的に透過しない特性を持つ固体撮像素子。
  10. 前記青にじみ防止層は、420nm付近の波長においてその分光透過率が減衰し始める特性を持つ固体撮像素子。
  11. 請求項1〜10のいずれか記載の固体撮像素子であって、
    前記複数の光電変換素子に蓄積される信号電荷に応じた信号をCCD又はMOSによって外部に読み出す信号読み出し回路を備える固体撮像素子。
  12. 請求項1〜11のいずれか記載の固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子に入射する光の赤外波長域をカットする赤外カットフィルタとを備え、
    前記赤外カットフィルタの長波長側のカットオフ波長が650nm以上690nm以下である固体撮像装置。
  13. 請求項12記載の固体撮像装置であって、
    前記赤外カットフィルタの長波長側のカットオフ波長が670nm以上680nm以下である固体撮像装置。
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