JP2006156703A - 回路基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】 回路基板の製造工程において、リフローによる半田付けで各部品を基板の両面共に実装できるようにする。また、そのようにして製造された回路基板を提供できるようにする。
【解決手段】 基板12には、スルーホール化された穴12−3,12−4が形成されており、コネクタ11は、基板厚dよりも短い接続端子11−1,11−2を有している。このため、接続端子11−1,11−2のそれぞれが穴12−3,12−4のそれぞれに挿入された後、基板12の裏面12−2側でリフローによる半田付けが行われると、裏面12−2側の図示せぬ部品と共にコネクタ11も基板12に実装される。即ち、基板12の表面12−1と裏面12−2との両面共に1以上の部品(コネクタ11以外図示せず)がリフローによる半田付けで実装される。本発明は、回路基板に適用可能である。
【選択図】 図2
【解決手段】 基板12には、スルーホール化された穴12−3,12−4が形成されており、コネクタ11は、基板厚dよりも短い接続端子11−1,11−2を有している。このため、接続端子11−1,11−2のそれぞれが穴12−3,12−4のそれぞれに挿入された後、基板12の裏面12−2側でリフローによる半田付けが行われると、裏面12−2側の図示せぬ部品と共にコネクタ11も基板12に実装される。即ち、基板12の表面12−1と裏面12−2との両面共に1以上の部品(コネクタ11以外図示せず)がリフローによる半田付けで実装される。本発明は、回路基板に適用可能である。
【選択図】 図2
Description
本発明は、回路基板に関し、特に、その製造工程において、リフローによる半田付けで各部品を基板の両面共に実装することが可能になった回路基板に関する。
従来、基板に部品を実装するための半田付けの手法として、リフローと称される手法が広く利用されている。リフローは、主に次の第1の工程と第2の工程とからなる。
即ち、第1の工程とは、基板の面上の各部品の配置予定位置(例えばランド等)と対応する場所に穴が空けられた薄い金属のシート(以下、メタルスクリーンと称する)を、基板の面上に乗せた状態で、メタルスクリーンの上からクリーム半田を各穴のそれぞれに充填させることで、基板の面上の各部品の配置予定位置にクリーム半田を転写させる、といった工程である。
第2の工程とは、各部品を上述した配置予定位置に仮配置させた状態で、リフロー炉と称される加熱装置を用いてプリント基板を加熱してクリーム半田を溶融させて各部品をその配置予定位置に接合させる、といった工程である。
しかしながら、従来、回路製造装置または製造者等は、コネクタを含む各部品を基板の両面に実装させる場合、リフローによる半田付けを両面共に行うことは非常に困難であるという課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、回路基板の製造工程において、リフローによる半田付けで各部品を基板の両面共に実装できるようにするものである。また、そのようにして製造された回路基板を提供できるようにするものである。
本発明の回路基板は、第1の面とそれに対向する第2の面との両面上に1以上の部品がリフローによる半田付けで実装された回路基板であって、回路基板には、第1の面と第2の面とを貫通する穴が1以上形成され、回路基板に実装された1以上の部品の中には、第1の面から第2の面までの距離である基板厚よりも短い接続端子を1以上有する部品が少なくとも存在し、1以上の接続端子のそれぞれが1以上の穴のうちの所定の1つに第1の面から第2の面に向かう方向で挿入された後、第2の面側でリフローによる半田付けが行われた結果として、1以上の接続端子を有する部品が回路基板に実装されていることを特徴とする。
回路基板に形成された1以上の穴のうちの少なくとも接続端子が挿入される穴は、スルーホール化されているようにすることができる。
本発明の回路基板においては、第1の面とそれに対向する第2の面との両面上に1以上の部品がリフローによる半田付けで実装されている。回路基板に実装された1以上の部品の中には、第1の面から第2の面までの距離である基板厚よりも短い接続端子を1以上有する部品が少なくとも存在する。1以上の接続端子のそれぞれが回路基板に形成された1以上の穴のうちの所定の1つに第1の面から第2の面に向かう方向で挿入された後、第2の面側でリフローによる半田付けが行われた結果として、1以上の接続端子を有する部品は回路基板に実装されている。
以上のごとく、本発明によれば、半田付けで各部品が両面に実装された回路基板を提供することができる。特に、両面共にリフローによる半田付けで各部品が実装された回路基板を提供することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
本発明によれば、回路基板を提供することができる。この回路基板(例えば図2の回路基板)は、第1の面(例えば、図2の基板12の面12−1)とそれに対向する第2の面(例えば、図2の基板12の面12−2)との両面上に1以上の部品がリフローによる半田付けで実装された回路基板であって、前記回路基板には、前記第1の面と前記第2の面とを貫通する穴(例えば、図2の穴12−3,12−4)が1以上形成され、前記回路基板に実装された1以上の前記部品の中には、前記第1の面から前記第2の面までの距離である基板厚(例えば、図2の基板厚d)よりも短い接続端子(例えば、図2の接続端子11−1,11−2)を1以上有する部品(例えば、図2のコネクタ11)が少なくとも存在し、1以上の前記接続端子のそれぞれが1以上の前記穴のうちの所定の1つに前記第1の面から前記第2の面に向かう方向で挿入された後、前記第2の面側で前記リフローによる半田付けが行われた結果として、1以上の前記接続端子を有する前記部品が前記回路基板に実装されていることを特徴とする。
なお、本発明によれば、図示はしないが、上述した本発明の回路基板を製造するための製造方法、その製造方法に従って本発明の回路基板を製造する製造装置、その製造装置を制御するコンピュータに実行させるプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体等も当然ながら提供される。
ここで言う製造方法とは例えば、次のような方法である。即ち、基板の面のうちの第1の面とそれに対向する第2の面との両面上に1以上の部品をリフローによる半田付けで実装させることで、回路基板を製造する製造方法であって、その回路基板に、第1の面と第2の面とを貫通する穴を1以上形成し、その回路基板に実装させる1以上の部品のうちの少なくともひとつとして、第1の面から第2の面までの距離である基板厚よりも短い接続端子を1以上有する部品を製造または用意して、1以上の接続端子のそれぞれを1以上の穴のうちの所定の1つに第1の面から第2の面に向かう方向で挿入させた後、第2の面側でリフローによる半田付けを行うことで、1以上の接続端子を有する部品を回路基板に実装することを特徴とする製造方法が、本発明で提供可能な製造方法である。
次に、本発明の実施の形態を説明する前に、本発明がなされるまでの経緯について説明する。
はじめに、本発明人は、上述した従来の課題が生じる要因について解析した。そこで以下、図1を参照して、本発明人による解析結果、即ち、上述した従来の課題が生じる要因について説明する。
図1は、従来の回路基板の断面図を示している。
なお、本明細書においては、回路基板とは、各部品が実装済みの基板、即ち、実装済みの各部品も含む基板全体のことを言う。ここで言う実装済みとは、各部品が、基板上の配置予定位置に配置されて、半田付けにより基板と接合された状態のことを言う。即ち、本明細書においては、回路基板と、各部品が実装される前の基板若しくは回路基板のうちの各部品を除いた部分とを明確に区別する。
図1の例では、従来の回路基板は、プリント基板等からなる従来の基板2、その基板2の第1の面2−1上に実装される従来のコネクタ1、および、その基板2の面のうちの第1の面2−1とそれに対向する第2の面2−2とのそれぞれの上に実装される図示せぬ1以上の部品から構成されている。
なお、以下、便宜上、図中上側に位置している面を表面と称し、その表面と対向する面、即ち、図中下側に位置している面を裏面と称する。例えば図1の例では、面2−1が表面となり、面2−2が裏面となる。
例えばいま、図1の従来の回路基板が製造されている段階であるとする。具体的には、従来の基板2のうちの、表面2−1上には図示せぬ部品が1以上実装済みであり、裏面2−2には部品がまだ実装されていない状態であるとする。
ここで注目すべき点は、従来のコネクタ1は表面2−1上に実装される部品であるが、その実装のためには、従来のコネクタ1の補強足1−1,1−2(以下、接続端子1−1,1−2と称する)のそれぞれを、従来の基板2に形成された穴2−3,2−4のそれぞれの中に挿入させる必要があるという点である。
従って、従来のコネクタ1の接続端子1−1,1−2のそれぞれは、図1に示されるように、半田3−1,3−2のそれぞれにより、従来の基板2の裏面2−2に形成された図示せぬ銅箔ランド等と接合される。即ち、従来のコネクタ1の半田付けは、従来の基板2の裏面2−2側で行われることになる。
しかしながら、図1に示されるように、従来のコネクタ1の接続端子1−1,1−2のそれぞれは、従来の基板2の基板厚dよりも長い。このため、回路製造装置または回路製造者等は、従来のコネクタ1を従来の基板2の表面2−1上に仮配置させた状態で、従来の基板2の裏面2−2側で図示せぬ各部品をリフローによる半田付けで実装させようとしても、リフローの上述した第1の工程の段階で、接続端子1−1,1−2のうちの裏面2−2よりも突出している部分が邪魔をして、メタルスクリーンの上からクリーム半田を各穴のそれぞれに充填させることが非常に困難になる。即ち、従来のコネクタ1を含む各部品を従来の基板2の両面共に実装する場合、従来のコネクタ1の実装面となる表面2−1の反対側の裏面2−2側では、リフローによる半田付けを行うことが非常に困難になる、といった上述した従来の課題が生じてしまう。
このため、従来、回路製造装置または回路製造者等は例えば、従来のコネクタ1を取り除いた状態で、従来の基板2の表面2−1と裏面2−2との両面共にリフローによる半田付けを行って各部品(コネクタ1を除く)を装着させた後、裏面2−2のうちの半田付け済みの部分に対してマスク処理を施した上で、従来のコネクタ1の接続端子1−1,1−2のそれぞれを裏面2−2側の銅箔ランドに接合するための半田付けをディップ等により行う、といった煩雑で時間のかかる工程をさらに行わなければならなかった。ディップとは、溶融半田が入った槽の中に基板を浸すことで半田付けを行う、といった半田付けの手法のことをいう。
以上説明したように、従来のコネクタ1の接続端子1−1,1−2が従来の基板2の基板厚dよりも長いことが上述した従来の課題が生じる要因であると、本発明人は解析した。
そこで、本発明人は、この要因を取り除いた回路基板、即ち、従来の課題を解決可能な回路基板を発明した。本発明が適用されるこの回路基板は、例えば図2に示される形態を取ることが可能である。即ち、図2は、本発明が適用される回路基板の一実施の形態を示す断面図である。
図2の例では、本発明の回路基板は、プリント基板等からなる本発明の基板12、その基板12の表面12−1上に実装される本発明のコネクタ11、および、その基板12の面のうちの表面12−1と裏面12−2とのそれぞれの上に実装される図示せぬ1以上の部品から構成されている。
ここで、本発明のコネクタ11について説明する。
本発明のコネクタ11は、本発明の基板12の基板厚dよりも短い補強足11−1,11−2(以下、接続端子11−1,11−2と称する)を有している。このため、図2に示されるように、本発明のコネクタ11が本発明の基板12の表面12−1上に配置されても、その接続端子11−1,11−2は、本発明の基板12の裏面12−2よりも突出しないことがわかる。
このように、基板厚dよりも長い接続端子1−1,1−2を有する従来のコネクタ1の代わりに、基板厚dよりも短い接続端子11−1,11−2を有するコネクタ12を採用することで、上述した従来の課題を解決することができる。即ち、本発明のコネクタ11の接続端子11−1,11−2のそれぞれを、本発明の基板12の表面12−1から裏面12−2に向かう方向で、穴12−1,12−2のそれぞれに挿入させた状態で、即ち、本発明のコネクタ11を本発明の基板12の表面12−1上に仮配置させた状態で、本発明の基板12の裏面12−2側の図示せぬ各部品と、接続端子11−1,11−2とを共に、リフローによる半田付けで本発明の基板12に実装させることが容易に可能になる。接続端子11−1,11−2は裏面12−2よりも突出せず、このため、リフローの上述した第1の工程においてメタルスクリーンの上からクリーム半田を各穴のそれぞれに充填させることが容易に可能になるからである。
なお、当然ながら、従来のコネクタ1の代わりに本発明のコネクタ11を単に採用するだけで、本発明の基板12のみならず、図1の従来の基板2等他の基板(ただし、接続端子11−1,11−2の長さ以上の基板厚を有する基板)に対しても、その両面共にリフローによる半田付けを容易に行うこと、即ち、上述した従来の課題を解決することが可能になる。
しかしながら、従来のコネクタ1の代わりに本発明のコネクタ11が採用された場合であっても、図1の従来の基板2等他の基板が採用された場合には、次のような新たな課題が生じてしまう。即ち、本発明のコネクタ11の接続端子11−1,11−2のそれぞれが例えば図1の従来の穴2−3,2−4のような単純な穴に挿入された状態で、リフローによる半田付けが行われた場合、接続端子11−1,11−2と従来の基板2との接続強度(以下、実装強度と称する)が弱くなるという新たな課題が生じてしまう。
この新たな課題が生じる要因は次の通りである。
即ち、上述したように、従来のコネクタ1の接続端子1−1,1−2は、従来の基板2の裏面2−2に形成された銅箔ランドにて半田付けされることで、基板2と接合される。この場合、従来のコネクタ1の接続端子1−1,1−2は、従来の基板2の裏面2−2よりも突出するために、銅箔ランドとの距離は短くなり、その結果として、実装強度が保たれていた。しかしながら、本発明のコネクタ11の接続端子11−1,11−2では、従来の基板2の基板厚dよりも短いために、従来の基板2の裏面2−2よりも突出せずに、その穴2−3,穴2−4の内部に位置することになる。このため、接続端子11−1,11−2と銅箔ランドとの間の距離は従来よりも必然的に遠くなる。
また、従来の基板2の穴2−3,2−4の内壁部分は樹脂等で形成されているため、半田付けでは、実用に耐え得る接合は実質上不可能である。即ち、接続端子11−1,11−2のそれぞれと穴2−3,2−4のそれぞれの内壁部分との接合自体は半田付けで可能になることはあっても、本発明のコネクタ11等に対してほんの僅かな力が加わっただけでも、接続端子11−1,11−2のそれぞれと穴2−3,2−4のそれぞれの内壁部分とを接合している半田は、穴2−3,2−4のそれぞれの内壁部分から外れてしまう。換言すると、穴2−3,2−4のそれぞれの内壁部分は、接続端子11−1,11−2のそれぞれが半田付けで接合される部分であるとは言えない。
従って、結局のところ、従来の基板2においては、接続端子11−1,11−2が半田付けで接合される部分としては、遠い場所に位置する銅箔ランドのみしか存在しないことが要因となって、実装強度が弱くなってしまうという新たな課題が生じてしまう。
そこで、本発明人は、この要因を取り除いて新たな課題を解決すべく、本発明のコネクタ11の接続端子11−1,11−2のそれぞれが挿入される穴、即ち、図2の例では穴12−3,12−4のそれぞれをスルーホール化する手法をさらに発明した。換言すると、基板厚dよりも短い接続端子11−1,11−2を有するコネクタ11に加えてさらに、その接続端子11−1,11−2を挿入させるためのスルーホール化された穴12−3,12−4が形成された基板12が、本発明人により発明された。さらに言えば、スルーホール化された穴12−3,12−4のそれぞれの中に、基板厚dよりも短い接続端子11−1,11−2のそれぞれが挿入された状態で、基板12の両面共リフローにより半田付けが行われることで、コネクタ11を含む各部品が両面に実装された図2の回路基板が、本発明人により発明されたとも言える。
スルーホール化とは、本来、多層プリント基板において異なる層間を接続するための技術であって、プリント基板に穴(ホール)をあけて、その穴の内壁にメッキを施し、目的の層間を接続する技術を言う。
従って、本発明の基板12の穴12−3,12−4をスルーホール化するとは、穴12−3,12−4の内壁にメッキを施し、さらに必要に応じて、本発明の基板12の表面12−1や裏面12−2の穴12−3,12−4の近傍にもメッキを施すことをいう。また、この場合、メッキの材質は、特に銅箔に限定されず、半田と接合可能であれば任意の材質で構わない。
これにより、本発明のコネクタ11の接続端子11−1,11−2は、本発明の基板12のスルーホール化された穴12−3,12−4の内壁部分(メッキ部分)で半田付けされるので、実装強度が上がるという効果、即ち、上述した新たな課題を解決できるという効果を奏することが可能になる。係る効果を奏することは、図2において半田13−1,13−2のそれぞれがスルーホール化された穴12−3,12−4のそれぞれに充填されている様子からも容易にわかることである。
以上、本発明が適用される回路基板として、図2の例を用いて説明したが、本発明は、図2の例に限定されず、様々な形態を取ることが可能である。換言すると、本発明は、次のような特徴を備える回路基板であれば足り、その形態は図2の例に限定されず様々な形態を取ることが可能である。
即ち、本発明の回路基板は、第1の面とそれに対向する第2の面との両面上に1以上の部品がリフローによる半田付けで実装された回路基板であって、回路基板には、第1の面と第2の面とを貫通する穴が1以上形成され、回路基板に実装された1以上の部品の中には、第1の面から第2の面までの距離である基板厚よりも短い接続端子を1以上有する部品が少なくとも存在し、1以上の接続端子のそれぞれが1以上の穴のうちの所定の1つに第1の面から第2の面に向かう方向で挿入された後、第2の面側でリフローによる半田付けが行われた結果として、1以上の接続端子を有する部品が回路基板に実装されていることを特徴とすればよい。
なお、「第1の面から第2の面までの距離である回路基板の基板厚よりも短い接続端子を1以上有する部品」とは、上述した図2の例ではコネクタ11が該当するが、当然ながらコネクタ11に限定されないことは言うまでも無い。
また、ここで言う接続端子とは、その接続端子を有する部品を基板と固定する(実装させる)ための端子を言い、その接続端子を有する部品が、基板上に形成された銅箔ランドや基板上に実装された部品等他の導電体と電気的に接続されるか否かは問わない。
係る特徴的構成を有する回路基板であれば、何れの形態の回路基板であっても、回路基板の製造工程において、リフローによる半田付けで各部品を基板の両面共に実装すること、即ち、[発明が解決しようとする課題]で上述した従来の課題を解決することが容易に可能になる。
さらに、上述した新たな課題を解決する必要がある場合、即ち、接続端子を有するコネクタ等の部品を基板に実装する際にその実装強度を上げる必要がある場合、本発明の回路基板は、上述した特徴に加えてさらに、その接続端子が挿入される上述した穴がスルーホール化されているという特徴を単に備えていればよい。
11 コネクタ,− 111,11−2 接続端子, 12 基板, 12−1 表面, 12−2 裏面, 12−3,12−4 スルーホール化された穴, 13−1,13−2 半田
Claims (2)
- 第1の面とそれに対向する第2の面との両面上に1以上の部品がリフローによる半田付けで実装された回路基板であって、
前記回路基板には、前記第1の面と前記第2の面とを貫通する穴が1以上形成され、
前記回路基板に実装された1以上の前記部品の中には、前記第1の面から前記第2の面までの距離である基板厚よりも短い接続端子を1以上有する部品が少なくとも存在し、
1以上の前記接続端子のそれぞれが1以上の前記穴のうちの所定の1つに前記第1の面から前記第2の面に向かう方向で挿入された後、前記第2の面側で前記リフローによる半田付けが行われた結果として、1以上の前記接続端子を有する前記部品が前記回路基板に実装されている
ことを特徴とする回路基板。 - 前記回路基板に形成された1以上の前記穴のうちの少なくとも前記接続端子が挿入される穴は、スルーホール化されている
ことを特徴とする請求項1に記載の回路基板。
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