JP2006154390A - レンズ駆動装置及び、撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】絶縁性の優れたレンズ駆動装置及び、これを用いた撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
鏡筒16と、鏡筒16内に光軸に形成されたガイド15と、レンズ14を保持し鏡筒16内をガイド14に沿って光軸方向に移動するレンズブロック13と、鏡筒16の内壁に一端をレンズブロック13に他端を固定された上部アクチュエータ11とを備えるレンズ駆動装置で、上部アクチュエータ11は径方向に鏡筒16及びレンズブロック13に固定されており、電圧に応じて光軸方向の成分を有するよう伸縮し、上部アクチュエータ11は下部アクチュエータ12によってテンションを付与されている。
【選択図】図1
【解決手段】
鏡筒16と、鏡筒16内に光軸に形成されたガイド15と、レンズ14を保持し鏡筒16内をガイド14に沿って光軸方向に移動するレンズブロック13と、鏡筒16の内壁に一端をレンズブロック13に他端を固定された上部アクチュエータ11とを備えるレンズ駆動装置で、上部アクチュエータ11は径方向に鏡筒16及びレンズブロック13に固定されており、電圧に応じて光軸方向の成分を有するよう伸縮し、上部アクチュエータ11は下部アクチュエータ12によってテンションを付与されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、レンズを駆動するためのレンズ駆動装置、及び撮像装置に関する。また、本発明は、特に電気エネルギーを機械エネルギーに変換する材料を利用したレンズ駆動装置、及び撮像装置に関する。
近年、デジタルカメラ等の光学装置の小型化が進行し、光学装置のレンズ駆動装置等に利用されるアクチュエータも小型化が進んでいる。光学装置が小型化すると、部品点数の増加、駆動力伝達機構の複雑化の点から、従来用いられるような小型モータ等を利用することが困難となる。そこで、アクチュエータとして電気エネルギーを機械エネルギーに変換する材料、例えば電歪ポリマを利用したレンズ駆動装置が開発されている(例えば、特許文献1)。
ここで、電歪ポリマとは、ポリマ膜の両面に例えばカーボンブラック等で電極が形成されたものである。電歪ポリマの電極に電圧が印加されると、電極同士がクーロン力によって引き合うことで、電歪ポリマは平面的に伸びる。電圧の印加を止めれば、電歪ポリマは元の形状に戻る。
特開2003−215429号公報
電歪ポリマに印加される電圧は、数百V〜数千Vに及ぶため、特許文献1に記載されたアクチュエータは、光学装置が小型化した場合、アクチュエータ間の空隙を確保できないことから絶縁性が劣るという問題があった。
また、アクチュエータ間に付勢部材が配置されているため、レンズユニットの位置は、アクチュエータの伸びと、付勢部材との釣り合いによって定まり、位置の正確な制御が困難であるという問題があった。
また、アクチュエータ間に付勢部材が配置されているため、レンズユニットの位置は、アクチュエータの伸びと、付勢部材との釣り合いによって定まり、位置の正確な制御が困難であるという問題があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、絶縁性の優れたレンズ駆動装置及び、これを用いた撮像装置を提供することを目的とする。
また、本発明はレンズブロックの位置の制御が容易なレンズ駆動装置及び、これを用いた撮像装置を提供することを目的とする。
また、本発明はレンズブロックの位置の制御が容易なレンズ駆動装置及び、これを用いた撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るレンズ駆動装置は、
鏡筒と、
レンズを保持し、前記鏡筒内をガイドに沿って当該レンズの光軸方向に移動するレンズブロックと、
前記鏡筒の内壁に一端を、前記レンズブロックに他端を固定されたアクチュエータと、を備えるレンズ駆動装置であって、
前記アクチュエータの少なくとも一つは、印加された電圧に応じて伸縮し、当該伸縮動作により前記レンズブロックに前記レンズの光軸方向への移動を付与するように固定されており、前記レンズブロックを介して前記アクチュエータに、その伸縮方向へテンションを付与する部材を更に備えることを特徴とする。
鏡筒と、
レンズを保持し、前記鏡筒内をガイドに沿って当該レンズの光軸方向に移動するレンズブロックと、
前記鏡筒の内壁に一端を、前記レンズブロックに他端を固定されたアクチュエータと、を備えるレンズ駆動装置であって、
前記アクチュエータの少なくとも一つは、印加された電圧に応じて伸縮し、当該伸縮動作により前記レンズブロックに前記レンズの光軸方向への移動を付与するように固定されており、前記レンズブロックを介して前記アクチュエータに、その伸縮方向へテンションを付与する部材を更に備えることを特徴とする。
前記アクチュエータは、前記レンズの光軸方向に対して斜めに延在するようにしてもよい。
前記アクチュエータは、電気エネルギーを機械エネルギーに変換するポリマ材料であってもよい。
前記アクチュエータは、ポリマ膜の両面に電極が形成された電歪ポリマであってもよい。
前記アクチュエータは、形状記憶合金であってもよい。
前記アクチュエータは、コイル状であってもよい。
前記ガイドは、柱状であってもよい。
前記ガイドは、前記鏡筒の内壁に溝状に形成されていてもよい。
前記レンズブロックの位置は、少なくとも一つの前記アクチュエータに印加される電圧と、前記アクチュエータに付与されるテンションと、を調節することにより制御されてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係るレンズ駆動装置は、
鏡筒と、
レンズを保持し、前記鏡筒内をガイドに沿って当該レンズの光軸方向に移動するレンズブロックと、
前記鏡筒の内壁に一端を、前記レンズブロックに他端を固定された複数のアクチュエータと、を備えるレンズ駆動装置であって、
前記アクチュエータは、印加された電圧に応じて伸縮し、当該伸縮動作により前記レンズブロックに前記レンズの光軸方向への駆動力を付与し、かつその伸縮方向へ相互にテンションを付与するように固定されており、
前記アクチュエータに印加される電圧と、前記アクチュエータに付与されるテンションと、を調節することにより前記レンズブロックの位置を制御することを特徴とする。
鏡筒と、
レンズを保持し、前記鏡筒内をガイドに沿って当該レンズの光軸方向に移動するレンズブロックと、
前記鏡筒の内壁に一端を、前記レンズブロックに他端を固定された複数のアクチュエータと、を備えるレンズ駆動装置であって、
前記アクチュエータは、印加された電圧に応じて伸縮し、当該伸縮動作により前記レンズブロックに前記レンズの光軸方向への駆動力を付与し、かつその伸縮方向へ相互にテンションを付与するように固定されており、
前記アクチュエータに印加される電圧と、前記アクチュエータに付与されるテンションと、を調節することにより前記レンズブロックの位置を制御することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る撮像装置は、
第1の観点又は第2の観点に係るレンズ駆動装置と、
前記レンズ駆動装置が設置される基板と、
前記基板上に配置された撮像素子と、を備えることを特徴とする。
第1の観点又は第2の観点に係るレンズ駆動装置と、
前記レンズ駆動装置が設置される基板と、
前記基板上に配置された撮像素子と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、絶縁性の優れたレンズ駆動装置及び、これを用いた撮像装置を提供することができる。
また、本発明によれば、レンズブロックの位置の制御が容易なレンズ駆動装置及び、これを用いた撮像装置を提供することができる。
また、本発明によれば、レンズブロックの位置の制御が容易なレンズ駆動装置及び、これを用いた撮像装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るレンズ駆動装置と、レンズ駆動装置を備える撮像装置を図を用いて説明する。
本発明の実施の形態に係る撮像装置20を図1及び図2に示す。図2は撮像装置20の平面図である。図1は、図2の一点鎖線A−A’における断面図である。図1及び図2に示すように、撮像装置20は、レンズ駆動装置10と、撮像素子23と、基板24と、を備える。
レンズ駆動装置10は、図1に示すように、上部アクチュエータ11と、下部アクチュエータ12、レンズブロック13と、レンズ14と、ガイド15と、鏡筒16と、制御部17と、を備える。
上部アクチュエータ11は、電圧の印加により伸縮する電歪ポリマから構成される。上部アクチュエータ11は、一端を鏡筒16の内壁に、他端をレンズブロック13の上側の端部に、伸縮動作によりレンズブロック13にレンズ14の光軸方向への移動力を付与するようにレンズ14の光軸方向に対して斜めに延在して固定されている。上部アクチュエータ11は、図示するように、伸縮した際、レンズ14の光軸方向の成分を有するように、鏡筒16の径方向、すなわちレンズ14の光軸方向に対して斜めに延在して固定されていることから、その周囲に十分な空隙を備える。上部アクチュエータ11の電極には、図示しない電源が接続されている。また、上部アクチュエータ11は、図1に示す矢印Ya方向のテンションが付与された状態で固定されている。上部アクチュエータ11に印加される電圧は、制御部17によって制御されている。
ここで、上部アクチュエータ11に用いられる電歪ポリマとは、図4(a)に示すように、例えばシリコン樹脂、アクリルフォーム等から形成されたポリマ膜51の対向する面に、それぞれカーボンブラック、金等の電極52が形成されたものである。この電歪ポリマ50の対向する面に形成された電極52に、電圧が印加されると、図4(b)に示すように、電極52間がクーロン力で引き合う。このように電極52間に押されるように圧縮されることによって、ポリマ膜51の厚みが薄くなり、電歪ポリマ50は、平面的に伸びる。換言すれば、電歪ポリマは電気エネルギーを機械エネルギーに変換する。
上述したような上部アクチュエータ11に印加する電圧を、初期状態の電圧V0からV1に変化させると、非線形ではあるが電圧に応じて、例えば図2に示すように、上部アクチュエータ11は伸長する。この上部アクチュエータ11の伸長に伴って、下部アクチュエータ12が収縮することから、レンズブロック13は下に移動し、レンズ14と撮像素子23との距離を短くすることができる。
下部アクチュエータ12は、弾性部材から構成される。下部アクチュエータ12は、本実施の形態では、上部アクチュエータ11と同様に電歪ポリマから構成されているが、上部アクチュエータ11と異なり電源は接続されていない。下部アクチュエータ12は、上部アクチュエータ11と同様に伸縮した際、光軸方向の成分を有するよう、一端を鏡筒16の内壁に、他の一端をレンズブロック13下側の端部に固定されている。つまり、下部アクチュエータ12は、レンズ14の光軸方向に対して斜めに延在して固定されている。また、下部アクチュエータ12は、上部アクチュエータ11にテンションを付与するように、図1に示す矢印Yb方向にテンションを付与された状態で固定されている。
このように、上部アクチュエータ11と下部アクチュエータ12とは、所定の位置で釣り合っており、この状態から上部アクチュエータ11に電圧が印加され、上部アクチュエータ11が電圧に応じて伸縮すると、両者が釣り合う位置も変わり、レンズブロック13は上下(レンズ14の光軸方向)に移動する。
レンズブロック13は、円筒状の形状であり、その内側にレンズ14を保持する。レンズブロック13は、上面及び下面に開口部を備え、この開口部を介してレンズ14が露出する。また、レンズブロック13の外側の上下の端には、それぞれ上部アクチュエータ11及び下部アクチュエータ12の一端が固定されている。また、レンズブロック13には、ガイド15がレンズ14の光軸方向に貫くように配置されている。上部アクチュエータ11及び下部アクチュエータ12の伸縮と、このガイド15によってレンズブロック13は光軸方向に上下に移動する。
ガイド15は、柱状であり、レンズ14の光軸方向にレンズブロック13を貫いて配置されている。ガイド15の一端は、鏡筒16の内壁に、他の一端は基板24に固定されている。図2に示すように上部アクチュエータ11は、電圧の印加によってレンズ14の光軸方向に対してやや斜めに伸長する。ガイド15は、この上部アクチュエータ11の伸長を、レンズ14の光軸方向に導き、レンズブロック13を下に移動させるよう補助する。なお、ガイド15は、図示するように柱状に限られず、鏡筒16内に溝状に形成することもできる。この場合、レンズブロック13に、溝状のガイドに対応した部分を形成し、溝をスライドするようにして移動させる。
鏡筒16は、円筒状の形状であり、レンズ14が露出する開口部を備え、基板24上に配置される。鏡筒16の内側には、上部アクチュエータ11と下部アクチュエータ12の一端とが固定される。また、鏡筒16の内壁にはガイド15がレンズ14の光軸方向に形成される。
制御部17は、マイコン(Micro Computer)から構成され、上部アクチュエータ11に印加する電圧の制御を行う。
基板24上には、レンズ駆動装置10及び撮像素子23が配置される。撮像素子23は、一般的なCCD(Charge Coupled Device)から構成される。
上述した構成をとることで、上部アクチュエータ11は、図1に示すようにレンズブロック13と鏡筒16とに、伸縮した際、光軸方向の成分を有するように、筒16の径方向に固定されていることから、上部アクチュエータ11の周囲に十分な空隙を確保することができる。従って、上部アクチュエータ11は、レンズ駆動装置10及び撮像装置20を構成する他の部材から、十分離間させることができ、上部アクチュエータ11に数百〜数千Vの電圧が印加された場合であっても、優れた絶縁性を得ることができる。
また、上部アクチュエータ11に印加する電圧を電圧V1に変化させると、上部アクチュエータ11は、予め、下部アクチュエータ12によって図1に示す矢印Ya方向にテンションが付与されているため、このテンション方向に伸長し、図2に示す状態となる。この際、下部アクチュエータ12は、予め図1に示す矢印Yb方向にテンションが付与されているため、上部アクチュエータ11の伸長に従って、矢印Ybとは反対の方向に収縮する。
一方、上部アクチュエータ11への電圧の印加をV0に戻せば、電極間がクーロン力によって引き合うことが止まるため、上部アクチュエータ11は、元の形状に戻り、これに伴って下部アクチュエータ12は伸長する。従って、レンズブロック13は上に移動し、図1に示す初期の位置に戻る。
このように、上部アクチュエータ11と、下部アクチュエータ12の伸縮によってレンズブロック13を移動させることができる。従って、予め下部アクチュエータ12によって上部アクチュエータ11に付与されるテンションと、上部アクチュエータ11に印加する電圧を調節することによって、レンズブロック13の位置を容易に制御することができる。
本発明は上述した実施の形態に限られず、様々な修正及び応用が可能である。
例えば、上述した実施の形態では、上部アクチュエータ11のみにV0とV1の2段階で電圧を印加する場合を例に挙げて説明したが、これに限られず、上部アクチュエータ11に多段階に電圧を印加することも可能である。
例えば、上述した実施の形態では、上部アクチュエータ11のみにV0とV1の2段階で電圧を印加する場合を例に挙げて説明したが、これに限られず、上部アクチュエータ11に多段階に電圧を印加することも可能である。
また、上部アクチュエータ11にのみでなく、下部アクチュエータ12にも電源を接続し、電圧に応じて伸縮させることで、さらに多段階にレンズブロック13を移動させることが可能である。この場合、例えば図5に示すように、レンズブロックの位置P0に応じ、上部アクチュエータ11に印加する電圧V10と、下部アクチュエータ12に印加する電圧V20を、予め実験的に得ておく。同様にレンズブロック13の位置P1、P2等に対応した電圧も、予め実験的に得ておく。制御部17は、この情報を元に、上部アクチュエータ11及び下部アクチュエータ12に印加する電圧の制御を行う。この構成を採ると、レンズブロック13の位置を詳細に制御することができる。
また、上述した実施の形態では、上部アクチュエータ11として電歪ポリマを利用した場合を例に挙げて説明したが、これに限られず形状記憶合金を利用することも可能である。この場合、形状記憶合金は、電圧の印加に応じて伸縮し、例えばコイル状に形成されている。
また、上述した実施の形態では、上部アクチュエータ11と下部アクチュエータ12とが、同じ電歪ポリマから構成される場合を例に挙げて説明したが、上部アクチュエータ11と下部アクチュエータ12とは別の材質から構成されてもよい。
10 レンズ駆動装置
11 上部アクチュエータ
12 下部アクチュエータ
13 レンズブロック
14 レンズ
15 ガイド
16 鏡筒
17 制御部
20 撮像装置
23 撮像素子
24 基板
11 上部アクチュエータ
12 下部アクチュエータ
13 レンズブロック
14 レンズ
15 ガイド
16 鏡筒
17 制御部
20 撮像装置
23 撮像素子
24 基板
Claims (11)
- 鏡筒と、
レンズを保持し、前記鏡筒内をガイドに沿って当該レンズの光軸方向に移動するレンズブロックと、前記鏡筒の内壁に一端を、前記レンズブロックに他端を固定されたアクチュエータと、を備えるレンズ駆動装置であって、
前記アクチュエータは、印加された電圧に応じて伸縮し、当該伸縮動作により前記レンズブロックに前記レンズの光軸方向への移動力を付与するように固定されており、前記レンズブロックを介して前記レンズ駆動装置は、前記アクチュエータに、その伸縮方向へテンションを付与する部材を更に備えることを特徴とするレンズ駆動装置。 - 前記アクチュエータは、前記レンズの光軸方向に対して斜めに延在することを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
- 前記アクチュエータは、電気エネルギーを機械エネルギーに変換するポリマ材料であることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
- 前記アクチュエータは、ポリマ膜の両面に電極が形成された電歪ポリマであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
- 前記アクチュエータは、形状記憶合金であることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
- 前記アクチュエータは、コイル状であることを特徴とする請求項5に記載のレンズ駆動装置。
- 前記ガイドは、柱状であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
- 前記ガイドは、前記鏡筒の内壁に溝状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
- 前記レンズブロックの位置は、前記アクチュエータに印加される電圧と、前記アクチュエータに、前記部材によって付与されるテンションと、を調節することにより制御されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
- 鏡筒と、
レンズを保持し、前記鏡筒内をガイドに沿って当該レンズの光軸方向に移動するレンズブロックと、
前記鏡筒の内壁に一端を、前記レンズブロックに他端を固定された複数のアクチュエータと、を備えるレンズ駆動装置であって、
前記アクチュエータは、それぞれ印加された電圧に応じて伸縮し、当該伸縮動作により前記レンズブロックに前記レンズの光軸方向の移動力を付与し、かつその伸縮方向へ相互にテンションを付与するように固定されており、
前記アクチュエータに印加される電圧と、前記アクチュエータに付与されるテンションと、を調節することにより前記レンズブロックの位置を制御することを特徴とするレンズ駆動装置。 - 請求項1乃至10に記載のレンズ駆動装置と、
前記レンズ駆動装置が設置される基板と、
前記基板上に配置された撮像素子と、を備えることを特徴とする撮像装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004345800A JP2006154390A (ja) | 2004-11-30 | 2004-11-30 | レンズ駆動装置及び、撮像装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004345800A Pending JP2006154390A (ja) | 2004-11-30 | 2004-11-30 | レンズ駆動装置及び、撮像装置 |
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