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JP2006152763A - 車載用通信制御システム - Google Patents

車載用通信制御システム Download PDF

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JP2006152763A
JP2006152763A JP2004349024A JP2004349024A JP2006152763A JP 2006152763 A JP2006152763 A JP 2006152763A JP 2004349024 A JP2004349024 A JP 2004349024A JP 2004349024 A JP2004349024 A JP 2004349024A JP 2006152763 A JP2006152763 A JP 2006152763A
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JP2004349024A
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Toru Sasamoto
融 笹本
Mitsuo Takemura
満夫 竹村
Yoshiaki Hayashi
良明 林
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】車載された無線通信機能の受信制御を改良して耐ノイズ性能を向上させる。
【解決手段】電子キー11から送信される無線信号を車両に搭載された受信部27で受信する通信制御システム10において、ノイズ発生源となるワイパー駆動装置17等の動作制御を行うと共にワイパー駆動装置17等でのノイズ発生時期を特定するECU15と、ECU15から受信するノイズ発生時期に関する情報に基づいてノイズ発生時期を受信禁止期間として設定し、前記受信禁止期間の間に受信部27で受信する無線信号を無効と判断する受信制御手段とを備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、車載用通信制御システムに関し、特に、車両と無線通信してドアロックの解錠等を行う電子キーシステムのノイズ対策に関するものである。
従来、キーを鍵穴に挿入して操作することなく車両ドアのロック操作及びアンロック操作等が可能なキーレスエントリーシステムが種々提供されている。
例えば、キーレスエントリーシステムが実用化された初期から利用されているものとして、キーに付設された発信器のボタン操作により車両と無線で通信してドアロック解除/施錠を行うものがある。このタイプのシステムは、ドアロックの解錠のためにキーを鍵穴に挿入せずに済むものの、発信器をボタン操作する必要がある。
そこで、近年では特開2000−352243号公報や特開2001−97186号公報等で開示されているスマートキーシステムと呼ばれるものが実用化され始めている。
スマートキーシステムは、スマートキーを携帯するだけでドアの解錠/施錠を可能としており、スマートキーを所持したユーザが車両に近づくと自動的にアンロックがなされ、スマートキーを所持するユーザが車両から遠ざかると自動的にロックされる。
図6にスマートキーシステムの一般的な構成を示す。
車載LANには、スマート受信機1およびスマートECU2を車載LANに接続していると共に、ドアロック駆動装置5の制御を行うドアECU4やワイパー駆動装置7の制御を行うワイパーECU6等の各種電子制御ユニットを接続している。一方、ユーザはカード型のスマートキー3を携帯している。
ユーザがスマートキーシステムで車両に乗る場合には、スマート受信機1が要求信号を間欠的に送信しており、ユーザが携帯するスマートキー3がその要求信号の受信可能エリア内に入った際もしくはドアに付設されたタッチセンサ等を触れることで、スマートキー3からIDコード等の応答信号が無線送信される。スマート受信機1がその応答信号を受信すると、応答信号をスマートECU2に送信してIDコードの一致を確認する。認証が一致すればドアロック解除信号をドアECU4に送信しドアを解錠する。
さらに、ドアを開けてユーザが運転席に乗り込んでエンジンを始動した後においても、スマートキー3が車内に存在するか否かの確認を行うべく、スマートキー3とスマートECU2との間で所定の通信を間欠的に行っている。
具体的には、シフトレバーを「D(ドライブ)」、「P(パーキング)」に切り替える際やドア開閉時などにおいて、スマートキー3が車内に存在するか否かをサーチすることで、スマートキー3が車内に残されたまま別のキーでドアを施錠することを防止する等している。
しかしながら、エンジン始動後においては各種電子機器が既に動作しており、これら電子機器がスマート受信機1の近傍に配置されてノイズが多くなる場合には、電子機器から発生するノイズがスマート受信機1の無線信号の受信精度に悪影響を与える恐れがあるという問題がある。特に、センターパネル近傍には電子機器が集約されており、受信感度に悪影響を与えるノイズが多く存在するため、受信機能をセンターパネルに設置することは困難である。
また、受信手段へのノイズ混入防止のために、ノイズ発生源と受信手段との間にシールド処理を施すことも考えられるが、コストアップとなるため好ましくないと共に、無線では有線に比べて通信経路にシールドを設けるのが難しいという問題がある。
特開2000−352243号公報 特開2001−97186号公報
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、車両に搭載された無線通信機能の通信制御を改良し、耐ノイズ性能を向上させることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、無線発信器から送信される無線信号を車両に搭載された受信手段で受信する通信制御システムにおいて、
ノイズ発生源となる機器の動作制御を行うと共に前記機器でのノイズ発生時期を特定する車載ECUと、
前記車載ECUから受信するノイズ発生時期に関する情報に基づいてノイズ発生時期を受信禁止期間として設定し、前記受信禁止期間の間に前記受信手段で受信する無線信号を無効と判断する受信制御手段とを備えていることを特徴とする車載用通信制御システムを提供している。
車載ECUはノイズ発生源となる機器の動作を制御するものであるため、ノイズ発生源におけるノイズの発生タイミングを知ることができる。そこで、前記構成のように、車載ECUがノイズ発生時期を特定して受信制御手段に知らせることで、受信手段が無線発信器から信号を受信してはいけない受信禁止期間と、有効に受信することができる受信許可期間とを決定することが可能となる。したがって、突発的なノイズによる通信エラーを有効に防止することができ、受信手段をノイズ発生源の近傍に設置することも可能となり、受信手段の取付位置の自由度が向上する。
前記車両は、ユーザが携帯する電子キーと車載された電子キー用ECUとの間で自動的に無線通信して認証を行う電子キーシステムを搭載し、
前記電子キーを前記無線発信器とすると共に、前記受信手段はセンターパネルに搭載し、
前記電子キー用ECUは前記電子キーからの無線信号を前記受信手段を介して受信する構成としていると好ましい。
一般的には、電子キーからの信号を電子キー用ECUが受信する範囲は運転席、助手席から車体後方に向けた範囲に設定しているが、本発明者らの研究の結果、センターパネル周辺に電波の受信手段を配置すると、車体の金属パネルが車室内外の電波の透過を遮断し、かつ、車室内の電波は金属パネルにより散乱を起こすことより、十分な受信感度が得られることが分かった。
しかし、センターパネルの近傍には、例えば、ワイパー駆動装置やドアロック駆動装置やカーナビゲーション装置やエアコン用コンプレッサー等のようなノイズ発生源となる機器が集中して配置されているため、各機器の大電流通電時やモータ稼働時などにおいてノイズ電磁波が発生し易いという問題ある。
そこで、本発明のようなノイズ対策を行うことで、受信手段をセンターパネルに配置することが可能となり、受信感度を安定的に確保することができる。また、従来の受信手段は足元等に配置されることが多かったため高受信感度のものが要求されたが、センターパネルに配置することで低受信感度のもので足りるようになるため、受信手段の機器コストを低減するができる。
さらに、受信手段をセンターパネルに設けることで、受信手段へ接続する電線を配索する空間がインストルメントパネル内に大きく確保することができ、ハーネス配索設計を容易化することができる。また、受信手段で受信した電子キーからの信号の認証処理を行う電子キー用ECUを、車両のインストルメントパネル内に配置して受信手段と電線で接続すれば、受信手段とスマートECUとを接続する電線長を短尺化することでき、電線コストの低減を図ることが可能となる。
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、車載ECUはノイズ発生源の動作を制御するものであるため、ノイズ発生源におけるノイズの発生タイミングを把握可能である点に着目し、車載ECUがノイズ発生時期を特定して受信制御手段に知らせることで、突発的なノイズによる通信エラーを防止できる。したがって、受信手段をノイズ発生源の近傍に設置することが可能となり、受信手段の取付位置の自由度が向上する。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は、電子キー(スマートキー)11との間で自動的に無線交信してドアロック認証を行う電子キーシステム(スマートキーシステム)を搭載した車載用通信制御システム10を示している。
車両Cは、ワイヤハーネスW/Hを伝送媒体として車載LANを構築しており、車載LANには、センターパネル12と、電子キー用ECU13と、ドア制御ECU14(車載ECU)と、ワイパー制御ECU15(車載ECU)とを接続している。
センターパネル12は、インストルメントパネルIの運転席と助手席との間の中央開口に取り付けられるモジュールであり、各種演算機能を有するCPU25と、エアコンの温度やマーク類等を表示するディスプレイである表示部26と、電子キー11からの無線信号を受信する受信部(受信手段)27と、電子キー11へ無線信号を送信する送信部28と、車載LANへの信号の入出力を行うバスI/O部29と、電子キー用ECU13への信号の送受信を行う入出力部30とを備えている。なお、車両Cには、電子キー11からの無線信号を受信する受信手段(および送信手段)として、センターパネル12に設けた受信部27(および送信部28)の1台のみを搭載している。
CPU25は、表示部26の制御を行うと共に、受信部27および送信部28等の制御も行う構成としている。
受信部27および送信部28は、所定のエリア内で電子キー11と無線通信可能となっており、送信部28は電子キー用ECU13から出力される要求信号を所定の周波数の電波に変換して送信する。受信部27は、電子キー11からの信号を受信し、該信号に含まれるIDコードをパルス信号に変調して電子キー用ECU13に出力する。
電子キー用ECU13は、インストルメントパネルI内の奥まった位置(盗難者の手が容易に届かない位置)に設置されており、各種演算機能を有するCPU32と、各種制御用のプログラムが記憶された制御プログラム保存部33と、電子キー11との間でセンターパネル12を介して信号の送受信を行う入出力部35と、車載LANへの信号の入出力を行うバスI/O部36とを備えている。
制御プログラム保存部33には、センターパネル12の受信部27で受信した電波にノイズが存在するか否かの判定を所定の周期毎に行うノイズ検知プログラム(ノイズ検知手段)と、ノイズ検知プログラムで判定されたノイズ情報に基づいて電子キー11からの無線信号の受信制御を行う受信制御プログラム(受信制御手段)と、電子キー11との間での認証作業を処理するための認証プログラムとを保存している。
前記ノイズ検知プログラムは、受信部27で受信した無線信号の振幅が所定の閾値を超えた場合をノイズと判定する。ノイズ判定周期、即ち、ノイズ判定の時間間隔は例えば140ms〜180msの範囲内の値としている。
前記受信制御プログラムは、ノイズ検知プログラムでノイズ判定中の時間と、ノイズ検知プログラムでノイズ有りと判定された時点から次にノイズ無しと判定される時点までの時間とを受信禁止期間とする。一方、ノイズ無しと判定された時点から次にノイズ判定を行うタイミングまでを受信許可期間とする。
ただし、電子キー11からの無線信号の処理時間が一般的に80〜120msと短時間であることを考慮すれば、ノイズ無しと判定された時から所定の時間内(例えば、200〜220ms)に制限して受信許可時間を設定してもよい。
また、受信制御プログラムは、後述するドア制御ECU14やワイパー制御ECU15から知らされるノイズ発生時期を受信禁止期間に設定する一方、ノイズ発生時期を除いた時間に受信許可時間に設定する。
前記認証プログラムは、センターパネル12を介した電子キー11からのIDコード信号の入力に応答して、IDコード保存部34に保存された自己のIDコードとの照合を実行する。
ドア制御ECU14は、インストルメントパネルI内に設置され、各種演算機能を有するCPU38と、各種制御用のプログラムが記憶された制御プログラム保存部39と、車載LANへの信号の入出力を行うバスI/O部40と、ドアロック駆動装置16への制御信号の送受を行う入出力部41とを備えている。
制御プログラム保存部39には、ドアロック駆動装置16によるドアロックの解除/施錠を制御するドア制御プログラムと、ドアロック駆動装置16の作動により発生する電磁波ノイズの発生時期を特定するノイズ発生時期特定プログラムとを保存している。
ワイパー制御ECU15は、インストルメントパネルI内に設置され、各種演算機能を有するCPU43と、各種制御用のプログラムが記憶された制御プログラム保存部44と、車載LANへの信号の入出力を行うバスI/O部45と、ワイパー駆動装置17への制御信号の送受を行う入出力部46とを備えている。
制御プログラム保存部44には、ワイパー駆動装置17によるワイパーの往復動作を制御するワイパー制御プログラムと、ワイパー駆動装置17の作動により発生する電磁波ノイズの発生時期を特定するノイズ発生時期特定プログラムとを保存している。
なお、ドアロック駆動装置16およびワイパー駆動装置17には駆動用のモータが設けられており、モータ動作時に電磁波ノイズが発生する。
ユーザが携帯する電子キー11は、カードタイプであって、電子キー用ECU13との認証作業を行うためのIDコードを保存したIDコード保存部21と、IDコードを含む信号を電波で送信する送信部23と、センターパネル12の送信部28からの電波を受信する受信部22と、信号の送受信を制御するCPU20とを備えている。
なお、電子キー11には電池(図示せず)を内蔵している。また、前述したセンターパネル12、電子キー用ECU13、ドア制御ECU14、ワイパー制御ECU15にはワイヤハーネスW/Hから給電される電力を各部に供給する電源回路(図示せず)を設けている。
次に、車載用通信制御システム10のノイズ対策処理手順について説明する。
電子キー用ECU13は、センターパネル12の送信部28を介してドアロック認証用の要求信号を間欠的に発信する。電子キー11を携帯したユーザが車両C近傍の受信可能エリア内に入ると、電子キー11は受信部27により要求信号を受信し、CPU20を作動させて送信部23からIDコードを含む応答信号を発信する。このように、電子キー11は、スタンバイ状態で要求信号を受信したときのみIDコードを含む応答信号を自動で送信する。
この際、電子キー11からの応答信号をセンターパネル12の受信部27で受信するタイミングが、センターパネル12周辺にノイズが存在しない時期となるように通信制御している。
具体的には、第1のノイズ対策として、図4に示すように、電子キー用ECU13の制御プログラム保存部33に保存されたノイズ検出プログラムは、センターパネル12の受信部27から受信した無線信号の振幅が閾値を超えたノイズであるか否かを所定のタイミングで判定し、ノイズ無しと判定された時から次のノイズ判定を行うタイミングまでを受信許可期間に設定すると共に、受信許可期間以外の時間を受信禁止期間に設定する。そして、電子キー用ECU13は、受信許可期間内に電子キー11からの応答信号を受信できるように送信部28から電子キー11に向けて要求信号を送信する。
なお、万が一、受信許可期間に受信部27で受信した信号にノイズが混入した場合には、電子キー用ECU13において、受信した信号パターンが電子キー11から送信されるパケットのフォーマットに合致しているかを判断して、フォーマットが合わない場合にノイズであると判断して破棄するとよい。
また、以上では電子キー11が送信する応答信号は1パケットであることを前提とするが、データ量が多い場合には複数パケットに分割して送信してもよい。
例えば、電子キー11から送信された第1パケットが受信許可期間に受信された後、次のノイズ判定でノイズ有りと判定された場合には、受信禁止期間となり第2パケットを受信することができず、次に受信許可期間が現れるまで待機することになる。なお、全パケットを受信する途中でノイズ有りと判定された場合には、それまで受信したパケットを破棄して再び通信をやり直す設定としてもよい。
次に、第2のノイズ対策として、ドア制御ECU14やワイパー制御ECU15は、自己が制御するアクチュエータ(ドアロック駆動装置16やワイパー駆動装置17)から発生するノイズの発生時期を電子キー用ECU12に知らせるようにしている。
以下、それをワイパー制御ECU15で代表して説明する。図5に示すように、ユーザが運転席に付設されたワイパースイッチを操作してワイパーONにすれば、ワイパーの往復タイミングに応じてワイパー制御ECU15からワイパー制御信号が間欠的にワイパー駆動装置17に送信される。すると、ワイパーが実際に動いてワイパー駆動装置17のモータが作動している時間にモータからの磁場漏れ等に起因するノイズが発生すると共に、ワイパー往復運動の折り返し時点のモータ停止時にノイズが停止する。即ち、ノイズはワイパー稼働に同期して発生することになる。
ワイパー制御ECU15は、このノイズ発生時期の規則性に着目して、ワイパー制御信号の送信時からワイパーが停止してノイズが発生しなくなる時点までの所定時間をノイズ発生時期であると判断し、そのノイズ発生時期(あるいはノイズが発生しない時期)に関する情報を電子キー用ECU13に送信する。
なお、ワイパー往復運動における折り返し時点のモータ停止時間は、ワイパーの速度調節状況にもよるが0.5〜20sの範囲のオーダーであり、80〜120msのオーダーで瞬時に行われる受信処理の時間は十分に確保できる。
電子キー用ECU13の受信制御プログラムでは、ワイパー制御ECU15から受信したノイズ発生時期の情報に基づいて、ノイズ発生時期を受信禁止期間と設定する一方、ノイズ発生時期以外の時間を受信許可期間とする。
次いで、受信制御プログラムでは、図5で判定された受信許可期間が、図4で判定された受信許可期間に該当するか否かを判断し、該当する時間はそのまま受信許可期間として電子キー11からの無線信号を受信する。一方、ワイパー制御ECU15から受信した受信許可期間が、図4で判定された受信禁止期間に該当する時間は受信禁止時間として電子キー11からの無線信号を受信しない。
以上で説明したように、本発明の車載用通信制御システム10によれば、ノイズ発生源で突発的に生じたノイズを受信手段で不意に受信してしまったとしても、受信禁止期間に受信部27で受信した無線信号は無効と判断しているので、突発的なノイズ受信を回避して通信エラーを防止できる。したがって、ワイパー駆動装置17やドアロック制御装置16などノイズ発生源の近傍にも受信部27を設置することも可能となり、取付自由度が向上する。
しかも、ワイパー制御ECU15やドアロック制御ECU14等のようにノイズ発生源を制御するECUでは、ノイズ発生時期を特定して電子キー用ECU13に知らせているので、電子キー用ECU13側でノイズの無い受信タイミングを予め把握することができ、通信エラーを事前に予防することが可能となる。
また、ノイズを検知するための受信部は電子キー11からの無線信号を受信する受信部37に兼用しているので、機器の共用化およびコスト低減を図ることができる。
なお、本実施形態では、ノイズ発生源としてドアロック制御装置16とワイパー制御装置17を例示しているが、フロントガラス洗浄用のウォッシャーポンプのモータやエアコンのコンプレッサーやカーナビゲーション装置等のように、大電流通電やモータ稼働等による電磁波ノイズの発生が伴う機器であればよい。
本発明の実施形態を示すブロック図である。 センターパネル周辺を示す一部透視斜視図である。 車両を示す概略図である。 電子キー用ECU側におけるノイズ検知に関するタイミングチャートを示す図面である。 車載ECU側におけるノイズ発生特定に関するタイミングチャートを示す図面である。 従来例を示すブロック図である。
符号の説明
10 車載用通信制御システム
11 電子キー
12 センターパネル
13 電子キー用ECU
14 ドア制御ECU
15 ワイパー制御ECU
16 ドアロック駆動装置
17 ワイパー駆動装置
27 受信部(受信手段)
28 送信部
C 車両
I インストルメントパネル
W/H ワイヤハーネス

Claims (2)

  1. 無線発信器から送信される無線信号を車両に搭載された受信手段で受信する通信制御システムにおいて、
    ノイズ発生源となる機器の動作制御を行うと共に前記機器でのノイズ発生時期を特定する車載ECUと、
    前記車載ECUから受信するノイズ発生時期に関する情報に基づいてノイズ発生時期を受信禁止期間として設定し、前記受信禁止期間の間に前記受信手段で受信する無線信号を無効と判断する受信制御手段とを備えていることを特徴とする車載用通信制御システム。
  2. 前記車両は、ユーザが携帯する電子キーと車載された電子キー用ECUとの間で自動的に無線通信して認証を行う電子キーシステムを搭載し、
    前記電子キーを前記無線発信器とすると共に、前記受信手段はセンターパネルに搭載し、
    前記電子キー用ECUは前記電子キーからの無線信号を前記受信手段を介して受信する構成としている請求項1に記載の車載用通信制御システム。
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