JP2006151632A - 紙葉類集積装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】連続して送り込まれる複数の長尺帳票を速やかに集積部に集積することができる紙葉類集積装置を提供すること。
【解決手段】送り込まれてくる長尺帳票を集積させる集積部と、前記集積部に送り込まれる長尺帳票の上面側に接触してその送込方向奥側に向かって搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトによって搬送される長尺帳票に負圧を付与して前記搬送ベルトに吸着させるファン65と、前記搬送ベルトに吸着された長尺帳票と前記ファン65との間を遮断して前記長尺帳票に対する負圧を解除するシャッター機構88とを具備する。
【選択図】 図9
【解決手段】送り込まれてくる長尺帳票を集積させる集積部と、前記集積部に送り込まれる長尺帳票の上面側に接触してその送込方向奥側に向かって搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトによって搬送される長尺帳票に負圧を付与して前記搬送ベルトに吸着させるファン65と、前記搬送ベルトに吸着された長尺帳票と前記ファン65との間を遮断して前記長尺帳票に対する負圧を解除するシャッター機構88とを具備する。
【選択図】 図9
Description
本発明は、例えば光学的文字読取装置や光学的イメージ読取装置に用いられる紙葉類集積装置に関する。
光学的文字読取装置は、紙葉類を積載するホッパを備えており、このホッパから紙葉類を一枚ずつ取り出して装置本体内の読取部に搬送する。そして、この読取部で紙葉類の読取情報を読み取ったのち、この紙葉類を集積部へと搬送して集積する。
ところで、この光学的文字読取装置では、クレジット用の帳票等(紙葉類)の情報を読み取ることがある。クレジット用の帳票は、ベースとなる申込書に身分証明書コピー等の添付資料を貼り付けたものである。そのため、一定以上の長さとなったクレジット用の帳票については、折り畳んで保管されることがある。
身分証明書コピー等の添付資料が何枚も貼り付けられた、いわゆる長尺帳票の読取時には、帳票全体を引き伸ばした状態にしてホッパから給紙された記載事項が読み取られる。そして、記載事項が読み取られた長尺帳票は、通常サイズの帳票とは異なる長尺専用の集積部に集積される。
長尺専用の集積部では、ファンで負圧を作り出すことで、送り込まれてくる長尺帳票をベルトに吸着する。そして、ファンを停止もしくは逆回転させて負圧付与を解除し、ベルトに吸着した長尺帳票を集積部に落下させている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−269115号公報
しかしながら、従来の紙葉類集積装置では、ファンに停止または逆回転の命令を与えても、実際にファンが停止もしくは逆回転するまでにタイムラグがあり、送り込まれた長尺帳票が落下を開始するのにかなりの時間がかかっていた。そのため、複数の長尺帳票が連続して搬入されたときに、帳票の集積処理が滞るという問題があった。
そこで本発明は、前記事情を鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、連続して送り込まれる複数の長尺帳票を速やかに集積部に集積することができる紙葉類集積装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の紙葉類集積装置は次のように構成されている。
(1)送り込まれてくる紙葉類を集積させる集積部と、前記集積部に送り込まれる紙葉類の上面側に接触してその送込方向奥側に向かって搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される紙葉類に負圧を付与して前記搬送手段に吸着させる負圧付与手段と、前記搬送手段に吸着された紙葉類と前記負圧付与手段との間を遮断して前記紙葉類に対する負圧を解除するシャッター手段とを具備する。
(2)(1)に記載された紙葉類集積装置において、前記シャッター手段によって前記紙葉類に対する負圧が解除されたのち、前記紙葉類を前記搬送手段からはがして前記集積部に強制的に落下させる紙葉類はがし手段をさらに具備する。
(3)(2)に記載された紙葉類集積装置において、前記紙葉類はがし手段によって前記紙葉類が前記集積部に落下させられたのち、前記紙葉類の送込方向奥側の端部を保持する保持手段をさらに具備する。
本発明によれば、連続して送り込まれる複数の長尺帳票を速やかに集積部に集積することができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。
最初に図1と図2を用いて紙葉類処理装置の構成について説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る紙葉類処理装置の内部構成を示す概略図、図2は同実施の形態に係る読取装置1の外観を示す斜視図である。
図1と図2に示すように、この紙葉類処理装置は、光学式の読取装置1とソータ装置2とによって構成され、読取装置1は装置本体3を有し、装置本体3の一側上部側にはホッパテーブル4が設けられている。ホッパテーブル4上には、各種サイズのクレジット用の帳票6が立位状態で載置されている。この帳票6はその上端側が後方へ傾くように傾斜された状態で載置されている。
ホッパテーブル4上には、帳票6を支持するガイド体5が帳票6の送出方向に沿ってスライド自在に設けられている。ホッパテーブル4の帳票6の送出側には、帳票6を装置本体3内に送り込むための第1のフィーダ部7が設けられている。
第1のフィーダ部7は、ピックアップローラ8、送出ローラ9、及び分離ローラ10によって構成され、前記ホッパテーブル4と共に第1の給紙部11を構成している。また、ホッパテーブル4には帳票6の有無を判別する検知スイッチ60が設けられている。
装置本体3内の上部側には、第1のフィーダ部7から送り出される帳票6を搬送するメイン搬送路12が設けられている。メイン搬送路12には帳票6の搬送方向に亘って多数の搬送ローラ対13、及び検知センサ14等が配置されている。
また、装置本体3の上面部には、連続給紙不可能な帳票を手差しで給紙するための手差し給紙部17が設けられている。この手差し給紙部17は、手差しされる帳票6を載置する傾斜ホッパ21と、載置された帳票6をメイン搬送路12に向かって案内する案内路18とを有している。傾斜ホッパ21には手差しされる帳票6の有無を判別する検知スイッチ20が設けられている。案内路18中には給紙ローラ対19が設けられている。
案内路18とメイン搬送路12の合流部の帳票搬送方向下流側には、帳票6に記録されている情報を光学的に読み取る読取部22が設けられている。読取部22は、帳票6に光を照射する一対の照明ランプ23、24と、帳票6から反射される光を所定方向に導く第1、第2の反射ミラー26、27と、反射されてくる光を受光して情報を読み取る受光センサ28とによって構成されている。読取部22の帳票搬送方向下流側には、帳票6にナンバーを記録するナンバリング29が設けられている。
メイン搬送路12の帳票搬送方向の終端側は装置本体3の内側面に沿って下方に略90度折曲されてソータ装置2の搬送路31に接続されている。
メイン搬送路12の略90度下方に折曲された部分には、第1、第2の分岐搬送路33、34が接続され、その接続部近傍には帳票6を第1、第2の分岐搬送路33、34に選択的に案内する第1、第2の分岐ゲート36、37が設けられている。
第1の分岐搬送路33はメイン搬送路12に沿って水平に設けられ、この第1の分岐搬送路33中には帳票6の搬送方向に亘って複数の搬送ローラ対40及び検知センサ41が配設されている。第1の分岐搬送路33の下方部には、例えばA3サイズの帳票を集積するための集積装置43が設けられている。この集積装置43は、第1の分岐搬送路33に沿って所定間隔で配設される複数個の集積部43a〜43cによって構成されている。
第1の分岐搬送路33と複数個の集積部43a〜43cとは、それぞれ案内路44a〜44cを介して接続されている。第1の分岐搬送路33と案内路44a、44bとの接続部近傍には分岐ゲート45a、45bが設けられ、この分岐ゲート45a、45bの回動により帳票6が選択的に集積部43a〜43cに案内されて集積されるようになっている。
第2の分岐搬送路34は斜め下方に向かって延びたのち、長尺用の集積装置51に接続されている。第2の分岐搬送路34中には帳票6の搬送方向に亘って複数の搬送ローラ対47及び検知センサ48が配設されている。長尺用の集積装置51は、集積部43a〜43cの下部側に水平に設けられている。この集積装置51については、本発明の重要なポイントであるため、後で詳しく説明する。
一方、ソータ装置2は読取装置1の他側面側に隣接して設けられている。ソータ装置2は上下方向に亘って配設される複数段のトレイ53…を備え、これらトレイ53…には例えばA4サイズの帳票6が区分収納される。ソータ装置2は前述のように読取装置1のメイン搬送路12の終端部に接続される搬送路31を有し、この搬送路31は水平搬送路31aと垂直搬送路31bとによって構成されている。水平搬送路31aと垂直搬送路31bには、帳票6の搬送方向に対して所定間隔で複数個の搬送ローラ対55が配設されている。垂直搬送路31bと複数段のトレイ53…とは、複数の分岐案内路57…を介して接続されている。
次に、前記構成の紙葉類処理装置による帳票6の処理動作について説明する。
まず、ホッパテーブル4上に多数枚の帳票6を立位状態で載置し、第1のフィーダ部7を動作させる。これにより、ピックアップローラ8、送出ローラ9、及び分離ローラ10が回転され、帳票6が一枚ずつ分離されてメイン搬送路12へ送り出される。この帳票6は、搬送ローラ対13…の回転によりメイン搬送路12に沿って挟持搬送される。そして、この搬送途中において帳票6のサイズが検知センサ14により検出され、この検知後、読取部22で情報が光学的に読み取られる。この読取後、帳票6はさらに搬送されてナンバリング29に送られ、ここで、ナンバーが記録される。
ナンバーが記録された帳票6のサイズが例えばA4サイズのものである場合には、メイン搬送路12に沿って搬送されたのち、ソータ装置2の搬送路31へと送り込まれる。この搬送路31に送り込まれた帳票6は水平搬送路31aに沿って搬送されたのち、垂直搬送路31bに沿って上方へ搬送され、複数の分岐案内路57…を介して複数段のトレイ53…上に区分集積される。
また、帳票6のサイズが例えばA3サイズである場合には、ソータ装置2に送り込まれることなく、第1の分岐ゲート36の動作により第1の分岐搬送路33に送り込まれ、集積装置43の各集積部43a〜43cに集積される。
さらに、帳票6のサイズが長尺である場合には、第2の分岐ゲート37の動作により第2の分岐搬送路34に送られ、長尺用の集積装置51に集積される。なお、本実施の形態において、長尺の帳票6とは、図14に示すように、例えばクレジット用の申込書等の本紙100に身分証明書コピー等の添付資料101を貼り付けた結果、搬送方向への長さがA3サイズの用紙の長さを超えたもののことである。以下、この長尺の帳票6を長尺帳票6aと呼ぶこととする。
次に図3〜図12を用いて長尺用の集積装置51の構成について説明する。
図3は同実施の形態に係る長尺用の集積装置51の構成を示す概略図である。
図3に示すように、長尺用の集積装置51は集積部61を有し、この集積部61の上面開口部には搬送機構62a、62bが配設されている。搬送機構62a、62bは、複数のローラ63…間に搬送ベルト64(搬送手段)を掛け渡して構成されている。この搬送ベルト64は、その幅方向に対して所定間隔で2本平行に配設されている。
図4は同実施の形態に係る搬送機構62a、62bの構成を示す拡大図、図5は同実施の形態に係る搬送機構62a、62bの構成を示す下面図、図6は同実施の形態に係る搬送機構62a、62bの構成を示す側面図、図7は同実施の形態に係るファン65の構成を示す斜視図である。
図4〜図7に示すように、各搬送機構62a、62bは、長尺帳票6aに負圧を付与するための6つのファン65(負圧付与手段)、ファン65の風を遮るためのシャッター機構88(シャッター手段)、及び搬送ベルト64に吸着保持された長尺帳票6aを強制的に落下させるための叩き落し機構87(紙葉類はがし手段)を具備している。
6つのファン65は、搬送ベルト64ごとに3つずつ、搬送方向に対して所定間隔で並設されている。このファン65を回転させると、その下側部に負圧が発生し、長尺帳票6aを搬送ベルト64の下面部に吸着保持できるようになっている。これらファン65は必要とする負圧レベルに応じて選択的に使用される。
なお、本実施の形態では、搬送ベルト64がファン65の中心部を覆うような配置となっているが、ファン65のプロペラが搬送ベルト64の幅よりも十分大きいため、搬送ベルト64の下側部分に所望の負圧を発生できるようになっている。
シャッター機構88は、ファン65の下面と搬送ベルト64との間に配設されており、ファン65の下面及び搬送ベルト64との間には隙間が形成されている。なお、シャッター機構88の平面サイズは、全てのファン65を完全に覆えるように決定されている。
叩き落し機構87は、2本の搬送ベルト64の間に搬送方向に沿って配設されており、その下面部はシャッター機構88の各板88a、88bに形成された矩形開口部86から露出している。
以下シャッター機構88と叩き落し機構87の構成について詳細に説明する。
図8は同実施の形態に係るシャッター機構88の構成を示す平面図、図9は同実施の形態に係るシャッター機構88の構成を示す側面図である。
図8と図9に示すように、このシャッター機構88は、ファン65の風を通すための風穴89a、89bを有する2枚の板88a、88bで構成されている。これらの板88a、88bのうち、片方の板88bにはソレノイドアクチュエータ90に連結されており、このソレノイドアクチュエータ90により片方の板88bを矢印方向にスライドさせることで、風の通り道を遮断できるようになっている。これにより、シャッター機構88を動作させると、長尺帳票6aのファン65による吸着保持が解除されることになる。
図10は同実施の形態に係る叩き落し機構87の構成を示す正面図、図11は同実施の形態に係る叩き落し機構87の構成を示す側面図である。
図10と図11に示すように、叩き落し機構87は、帯板状に形成された4本の連結部材92…(2本のみ図示)と、断面コ字状に形成された1本の剥離部材93とから構成されている。各連結部材92…の一端部は読取装置1内の取付け部材91に回転可能に連結され、剥離部材93の四隅部は各連結部材92…の他端部に回転可能に支持されている。
取付け部材91にはモータ95がブラケット94を介して設けられている。モータ95の駆動軸95aは1本の連結部材92に固定されており、このモータ95を駆動することにより、叩き落し機構87を矢印で示すように動かせるようになっている。
これにより、通常時は叩き落し機構87の剥離部材93を集積部61の上部側に格納しておき、必要に応じて叩き落し機構87の剥離部材93を搬送ベルト64より下方に突出させて長尺帳票6aを集積部61に強制的に落下させることを可能としている。
なお、図10中の点線Aは、叩き落し機構87が集積部61の上部側に格納された状態を示し、点線Bは、叩き落し機構87が搬送ベルト64より下方に突出した状態を示している。
搬送機構62bの搬出側には、長尺帳票6aの先端側を斜め下方に向かって案内する案内ガイド67及びこの案内ガイド67に沿って案内される長尺帳票6aの先端部を押圧保持する保持部材69(保持手段)が設けられている。
また、集積部61の入口側には、送り込まれてくる長尺帳票6aを検知する入口センサ70が設けられ、集積部61の奥側には、長尺帳票6aの先端を検知する奥側センサ71が設けられている。
図12は保持部材69の駆動機構を示す斜視図である。
図12に示すように、保持部材69は長尺帳票6aの幅方向に亘って複数配設される保持アーム72を有している。これら保持アーム72は高摩擦材料によって成形され、シャフト73に取付けられている。シャフト73の一端部にはアーム駆動モータ75が接続されている。また、シャフト73には検出板77が取付けられ、検出板77はシャフト73の近傍に設けられたアーム位置検知センサ78によって検知される。
保持アーム72はアーム駆動モータ75の駆動により正逆方向に90度回動されて水平状態或いは起立状態になり、水平状態になることにより長尺帳票6aの先端を押圧保持し、起立状態になることにより長尺帳票6aの先端の押圧保持を解除する。
図13は同実施の形態に係る搬送ベルト64、ファン65、シャッター機構88、叩き落し機構87、及び保持アーム72の駆動制御系を示すブロック図である。
図13に示すように、集積部61の入口センサ70、奥側センサ71、及びアーム位置検知センサ78は信号送信回路を介して制御装置81に接続されている。制御装置81には制御回路を介してベルト駆動モータ82、アーム駆動モータ75、シャッター駆動モータ84、叩き落し駆動モータ85、及びファン駆動モータ83が接続されている。
入口センサ70からの帳票検知信号が制御装置81に送信されると、ベルト駆動モータ82が駆動されて、搬送ベルト64が長尺帳票6aを集積部61の奥側に向かって搬送するように走行されるとともに、ファン駆動モータ83が駆動されて、ファン65が回転される。
また、奥側センサ71から帳票検知信号が制御装置81に送信されると、シャッター駆動モータ84が駆動されて、長尺帳票6aに対する負圧付与が解除されるとともに、叩き落し駆動モータ85が駆動されて、叩き落し機構87の動作により帳票を落下させる。そして、この直後にアーム駆動モータ75が駆動されて、保持部材69の回動により長尺帳票6aの奥側端部を集積部61底面に押圧保持する。
次に、前記構成の集積装置51による長尺帳票6aの集積動作について説明する。
長尺帳票6aはメイン搬送路12に沿って搬送されたのち、第2の分岐搬送路34に沿って搬送されて長尺用の集積部61に送り込まれる。この長尺帳票6aは入口センサ70によって検知され、この検知に基づいて搬送ベルト64が走行されるとともに、ファン65が回転される。これにより、集積部61内には矢印で示すように上方に風が吹き出され、ファン65の下部側に発生する負圧により長尺帳票6aは上方向に吸い付けられて搬送ベルト64の下面部に吸着される。この長尺帳票6aは搬送ベルト64の走行により、集積部61の奥側に向かって搬送される。長尺帳票6aの先端が集積部61の奥側に達すると、シャッター機構88により各板88a、88bの風穴89a、89bが閉ざされ、ファン65による吸着保持がストップする。そして、叩き落し機構87により長尺帳票6aが搬送ベルト64から剥離され、集積部61内に強制的に落下・集積される。そして、長尺帳票6aが落下を開始すると、即座に保持アーム72及び叩き落し機構87は上方へ退避し、シャッター機構88が開いて次の長尺帳票6aの集積を開始する。
すなわち、本実施の形態に係る紙葉類集積装置によれば、長尺帳票6aの集積にあたり、シャッター機構88を動作させて長尺帳票6aに対する負圧付与を解除している。そのため、長尺帳票6aが送り込まれてくるたびにファン65を停止もしくは逆回転させる必要がなくなるから、長尺帳票6aの集積動作にかかる時間を短縮することが可能となる。これにより、複数の長尺帳票6aを連続搬入した場合でも、円滑に集積動作を行うことが可能となる。
しかも、シャッター機構88を動作させると、瞬時に負圧が解除されて長尺帳票6aが落下しはじめる。そのため、集積装置51が長尺帳票6aを受け入れてから、次の長尺帳票6aを受け入れられるようになるまでの時間を短縮することが可能となる。これにより、複数の長尺帳票6aを連続搬入した場合でも、円滑に集積動作を行うことが可能となる。
また、集積装置51に送り込まれた長尺帳票6aを叩き落し機構87によって強制的に集積部61に落下・集積するようにしている。そのため、連続搬入される長尺帳票6aを1枚ずつ確実に集積できるから、長尺帳票6aの集積順がずれたり、ジャムが発生したりするようなことのない、良好かつ安定した集積が可能となる。
しかも、長尺帳票6aが静電気で搬送ベルト64に引付いている場合でも、叩き落し機構87を動作させることで確実に搬送ベルト64から剥離できるから、このことによっても良好かつ安定した集積が可能となり、さらに集積時間を短縮化することが可能となる。
また、集積部61に落下した長尺帳票6aの奥側端部を保持部材69で保持するようにしている。これにより、長尺帳票6aの奥側端部が整位されるから、複数の長尺帳票6aを綺麗に積層して集積することができる。
なお、本実施の形態では、集積対象としてクレジット用の帳票6を用いているが、これに限定されることはなく、搬送方向に対して比較的長いものであれば、例えば医療用のレセプト等であってもよい。
本発明は、前記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
6a…長尺帳票(紙葉類)、61…集積部、64…搬送ベルト(搬送手段)、65…ファン(負圧付与手段)、69…保持部材(保持手段)、87…叩き落し機構(紙葉類はがし手段)、88…シャッター機構(シャッター手段)。
Claims (3)
- 送り込まれてくる紙葉類を集積させる集積部と、
前記集積部に送り込まれる紙葉類の上面側に接触してその送込方向奥側に向かって搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送される紙葉類に負圧を付与して前記搬送手段に吸着させる負圧付与手段と、
前記搬送手段に吸着された紙葉類と前記負圧付与手段との間を遮断して前記紙葉類に対する負圧を解除するシャッター手段と、
を具備することを特徴とする紙葉類集積装置。 - 前記シャッター手段によって前記紙葉類に対する負圧が解除されたのち、前記紙葉類を前記搬送手段からはがして前記集積部に強制的に落下させる紙葉類はがし手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の紙葉類集積装置。
- 前記紙葉類はがし手段によって前記紙葉類が前記集積部に落下させられたのち、前記紙葉類の送込方向奥側の端部を保持する保持手段をさらに具備することを特徴とする請求項2記載の紙葉類集積装置。
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- 2004-11-30 JP JP2004346420A patent/JP2006151632A/ja active Pending
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