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JP2006144408A - 制振材固定具および固定方法 - Google Patents

制振材固定具および固定方法 Download PDF

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JP2006144408A
JP2006144408A JP2004336760A JP2004336760A JP2006144408A JP 2006144408 A JP2006144408 A JP 2006144408A JP 2004336760 A JP2004336760 A JP 2004336760A JP 2004336760 A JP2004336760 A JP 2004336760A JP 2006144408 A JP2006144408 A JP 2006144408A
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JP
Japan
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damping material
rail
fixing
fixture
attached
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Pending
Application number
JP2004336760A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Matsuda
芳文 松田
Takashi Oguchi
貴士 小口
Masahiro Nishii
雅宏 西井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2004336760A priority Critical patent/JP2006144408A/ja
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Abstract

【課題】 施行が簡単に行え、メンテナンスが不要である制振材固定具を提供する。
【解決手段】 制振材固定具は、複数の固定部材11、12が、レール底部Rbの一方の縁部からレール底部Rbの下面を経てレール底部Rbの他方の縁部に通じるように可動部13で連結されかつレールRに貼着された制振材Sを嵌着可能となされていることを特徴とするものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、鉄道のレールに貼着されて制振材を固定するための固定具および固定方法に関する。
実現場のレールに制振材を貼り付ける防音方法の場合、表面状態が劣悪(錆、ほこり)であるため、接着力の低下や施行不良による制振材の脱落の危険があった。これを防止するために固定具が用いられている。固定具は、レールの両側から板状部材を別々にあてがい、これら両板状部材をボルトおよびナットによって締付けるようにしていた(例えば、特許文献1参照。)。
このようなやり方では、施工が煩雑であること、ボルトおよびナットが緩むためにメンテナンスが必要であること等の問題点があった。
特開平11−132273号公報
この発明の目的は、施工が簡単に行え、メンテナンスが不要である制振材固定具および固定方法を提供することにある。
第1発明による請求項1に記載の制振材固定具は、複数の固定部材が、レール底部の一方の縁部からレール底部の下面を経てレール底部の他方の縁部に通じるように可動部で連結されかつレールに貼着された制振材を嵌着可能となされていることを特徴とするものである。
第1発明による請求項1に記載の制振材固定具では、複数の固定部材がレール底部の一方の縁部からレール底部の下面を経てレール底部の他方の縁部に通じるように構成されているから、レールの両側の部分に固定具をあてがうことができる。制振材固定具を構成する複数の固定部材が可動部によって連結されかつレールに貼着された制振材を嵌着可能であるから、制振材固定具をボルトおよびナットのようにもので固定する必要が無い。したがって、施工が簡単に行え、メンテナンスが不要である制振材固定具を提供することができる。
請求項1に記載の制振材固定具において、可動部を固定する機能を有することが好ましい。
請求項1および2に記載の発明において、制振材の貼合位置は、レールの側面、裏面で特に限定されず、制振材を押さえる位置は制振材の一部に掛かっていれば特に限定しない。固定部材の形状は、棒状、板状等特に限定しないが、接触部は滑らないような形状(歯形)や弾性体が取り付けてあることが望ましい。固定部材の材料は金属、プラスチック等特に限定しない。可動部は1か所に限らず2か所以上になってもよい。1つの固定具でレール両側面の制振材の固定が可能。
第2発明による請求項3記載の制振材固定具は、レール締結装置に制振材固定部が設けられていることを特徴とするものである。
第2発明による請求項3に記載の制振材固定具によれば、レール締結装置のセットと同時に制振材固定具をセットすることができる。したがって、請求項3に記載の制振材固定具によっても、施工が簡単に行え、メンテナンスが不要である制振材固定具を提供することができる。
請求項3に記載の発明において、制振材の貼合位置は、レールの側面、裏面で特に限定されず、制振材を押さえる位置は制振材の一部に掛かっていれば特に限定しない。固定部の材料は金属、プラスチック等特に限定しないが、バネ材であるとバネの弾性で強く押さえることができる。固定具の形状は、棒状、板状等特に限定しないが、接触部は滑らないような形状(歯形)や弾性体が取り付けてあることが望ましい。
第3発明による請求項4に記載の制振材固定具は、レールに貼着された制振材を嵌着可能な固定板よりなり、固定板が、形状記憶合金材であることを特徴とするものである。
第3発明による請求項4に記載の制振材固定具では、制振材に固定板をあてがうだけで、固定板が自動的に変形して固定板によって制振材が嵌着される。したがって、請求項4に記載の制振材固定具によっても、施工が簡単に行え、メンテナンスが不要である制振材固定具を提供することができる。
請求項4に記載の発明において、制振材の貼合位置は、レールの側面、裏面で特に限定されず、制振材を押さえる位置は制振材の一部に掛かっていれば特に限定しない。固定板の形状は、棒状、板状等特に限定しないが、接触部は滑らないような形状(歯形)や弾性体が取り付けてあることが望ましい。
固定板の形状記憶合金には、ニッケル−チタン(Ni-Ti)系合金、銅−アルミニウム−ニ
ッケル(Cu-Al-Ni)系合金、銅−亜鉛(Cu-Zn)系合金、銅−亜鉛−ベリリウム(Cu-Zn-Be)系
合金、金−カドミウム(Au-Cd)系合金、インジウム−タリウム(In-Tl)系合金、鉄−白金(Fe-Pt)系合金、鉄−マンガン−シリコン(Fe-Mn-Si)系合金、鉄−ニッケル−コバルト−チ
タン(Fe-Ni-Co-Ti)系合金、鉄−ニッケル−カーボン(Fe-Ni-C)系合金、鉄−クロム−ニッケル−マンガン−シリコン(Fe-Cr-Ni-Mn-Si)系合金、鉄−パラジウム(Fe-Pd)系合金等があるが、特に限定されない。1つの固定具でレール両側面の制振材の固定が可能。
第4発明による請求項5に記載の制振材固定具は、レールに貼着された制振材を嵌着可能な固定板よりなり、固定板が、固定具が磁性を有する材料で構成されることを特徴とするものである。
第4発明による請求項5に記載の制振材固定具によれば、制振材に固定板をあてがうと、磁力によって固定板がレールに吸引される。したがって、請求項5に記載の制振材固定具によっても、施工が簡単に行え、メンテナンスが不要である制振材固定具を提供することができる。
第5発明による請求項6に記載の制振材固定具は、レールに貼着された制振材を嵌着可能な固定板よりなり、固定板が、磁石に取付られていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の制振材固定具によっても、施工が簡単に行え、メンテナンスが不要である制振材固定具を提供することができる。
請求項5および6に記載の発明において、固定板の形状は、棒状、板状等特に限定しない。磁性材の最良は、アルニコ系磁石、フェライト系磁石、希土類コバルト系磁石、ネオジウム・鉄系磁石等があるが、特に限定されない。磁石に取付られる固定板の材料は金属
、プラスチック等特に限定しない。制振材の貼合位置は、レールの側面、裏面で特に限定されず、制振材を押さえる位置は制振材の一部に掛かっていれば特に限定しない。
第6発明による請求項7に記載の制振材固定方法は、請求項1〜6のいずれか1つに記載の制振材固定具を使用することを特徴とするものである。
第6発明による請求項7に記載の制振材固定方法によれば、施工が簡単に行え、メンテナンスが不要である制振材固定方法を提供することができる。
第7発明による請求項8に記載の制振材固定方法は、レールとレール締結装置の間に制振材を挟むことを特徴とするものである。
第7発明による請求項8に記載の制振材固定方法によれば、特に、固定具のようなものを用いることなく、制振材を固定することができる。
この発明によれば、施工が簡単に行え、メンテナンスが不要である制振材固定具および固定方法が提供される。
この発明の実施の形態を図面を参照しながらつぎに説明する。
<実施の形態1>
実施の形態1は、図1〜図3に示されている。
レールRは、上から下にかけて順次連なる頭部Rt、腹部Rwおよび底部Rbよりなる。腹部Rwの左右両側面から底部Rbの上面にかけて左右一対の制振材Sがそれぞれ貼着されている。
固定具は、レール底部Rbの一方の縁部からレール底部Rbの下面を経てレール底部Rbの他方の縁部に通じるものであって、第1固定部材11および第2固定部材12よりなる。第1固定部材11および第2固定部材12は、可動部13によって互いに連結されている。
第1固定部材11は、レール底部Rbの左縁部に制振材Sを介して被覆させられている逆立ち逆L字状嵌着片21よりなる。第2固定部材12は、嵌着片21の下端部に可動部13を介して連なりかつレール底部Rbの下面全体に被覆されている水平板状本体22と、本体22の右縁部より立上がりかつレール底部Rbの右縁部に制振材Sを介して被覆させられている逆立ちL字板状嵌着部23とよりなる。
固定具の使用に際しては、図1に実線で示すように、第1固定部材11を拡げた状態で、本体22をレール底部Rbの下面にあてがうとともに、嵌着部23をレール底部Rbの右縁部に嵌着させる。ついで、嵌着片21を上向きに揺動させてレール底部Rbの右縁部に嵌着させる。この状態で、可動部13を固定する。可動部13の固定は、図2(a)に示すように、リ
ベット止めLによるか、図2(b)に示すように、溶接および接着Aのいずれか、または、
これらの組合せによる。
上記の固定具において、固定具を構成する部材の数を3以上とし、これに対応する数の可動部によって複数の部材を連結するようにしてもよい。
<実施の形態2>
実施の形態は、図3および図4に示されている。
枕木Pの上にレールRが載せられている。レールRが締結装置Tによって枕木Pに固定されている。締結装置Tは、レール底部Rbを押圧している押圧部材Gと、押圧部材Gを貫通して枕木Pにねじ込まれているボルトBとよりなる。制振材Sは、隣り合う枕木P間に位置するようにレールRの腹部Rw側面から底部Rb上面にかけて貼着されている。
固定具は、押圧部材Gにこれと一体的に固定部31が設けられているものである。押圧部材Gおよび固定部31の一体化は、溶接によってもよい。固定部31は、レールR長さ方向に二股状に拡がる一対の板状固定片32よりなる。両固定片32が隣り合う制振材Sの、レール腹部Rwに貼着された部分に掛かっている。
図4に示す固定具は、バネ材によって構成されたものであって、基板33と、レールR長さ方向に二股状に拡がりながら立ち上がっている一対の板状固定片34よりなる。基板33にはボルト孔35があけられている。ボルト孔35に締結装置TのボルトBが通されて締付けられることにより、固定具が固定されている。
<実施の形態3>
実施の形態4は、図5に示されている。
固定具は、一枚の形状記憶合金製固定板41よりなる。固定板41は、図5に鎖線で示すように、平坦な状態でレール底部Rbの下方を潜らされ、その後に、図5に実線で示すように、温度変化によって左右両縁部に、レール底部Rbの左右先端部分をそれぞれ嵌着した逆L字状嵌着部42およびL字状嵌着部43を形成したものである。
<実施の形態4>
実施の形態4は、図6および図7に示されている。
図6を参照すると、固定具は、開口同士を向い合わせるように配置されかつレール底部Rbの左右先端部分をそれぞれ嵌着した逆L字状第1固定板51およびL字状第2固定板52と、レール底部Rb下面左右両縁および両固定板51、52の下水平部材上面間にそれぞれ介在させられている左右一対の磁石53とよりなる。磁石53は、例えば、厚みを5mmとし、一辺を30mmとする正方形板状のものである。
上記の固定具のように磁石53を用いることに代わって、図7に示すように、固定板54、55そのものを磁性材料によって構成するようにしてもよい。
この発明の実施の形態1による固定具の断面図である。 同固定具の可動部の固定の仕方を説明する断面図である。 この発明の実施の形態2による固定具の斜視図である。 同実施の形態2の変形例を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3による固定具の断面図である。 この発明の実施の形態4による固定具の断面図である。 同実施の形態4の変形例を示す断面図である。
符号の説明
11 固定部材
12 固定部材
13 可動部
R レール
S 制振材

Claims (8)

  1. 複数の固定部材が、レール底部の一方の縁部からレール底部の下面を経てレール底部の他方の縁部に通じるように可動部で連結されかつレールに貼着された制振材を嵌着可能となされていることを特徴とする制振材固定具。
  2. 可動部を固定する機能を有することを特徴とする請求項1に記載の制振材固定具。
  3. レール締結装置に制振材固定部が設けられていることを特徴とする制振材固定具。
  4. レールに貼着された制振材を嵌着可能な固定板よりなり、固定板が、形状記憶合金材であることを特徴とする制振材固定具。
  5. レールに貼着された制振材を嵌着可能な固定板よりなり、固定板が、磁性を有する材料で構成されていることを特徴とする制振材固定具。
  6. レールに貼着された制振材を嵌着可能な固定板よりなり、固定板が、磁石に取付られていること特徴とする制振材固定具。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の制振材固定具を使用することを特徴とする制振材固定方法。
  8. レールとレール締結装置の間に制振材を挟むことを特徴とする制振材固定方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101020684B1 (ko) * 2008-11-25 2011-03-11 이강솔루션 (주) 레일의 방음 장치
JP2011152919A (ja) * 2011-05-02 2011-08-11 Wel Research Co Ltd 着陸装置
JP2015101932A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 公益財団法人鉄道総合技術研究所 レールの防音構造
JP2015101931A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 公益財団法人鉄道総合技術研究所 レールの防音構造

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