[go: up one dir, main page]

JP2006140918A - 電子機器および画像読取方法 - Google Patents

電子機器および画像読取方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006140918A
JP2006140918A JP2004330619A JP2004330619A JP2006140918A JP 2006140918 A JP2006140918 A JP 2006140918A JP 2004330619 A JP2004330619 A JP 2004330619A JP 2004330619 A JP2004330619 A JP 2004330619A JP 2006140918 A JP2006140918 A JP 2006140918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
area
reading
image
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004330619A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshifumi Yamamoto
敏文 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004330619A priority Critical patent/JP2006140918A/ja
Publication of JP2006140918A publication Critical patent/JP2006140918A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、画像読取機能を有する画像表示装置を備え、原稿押さえを用いることなく画像を読取る際の照射光漏れを防止することが可能な電子機器および画像読取方法を提供する。
【解決手段】 図1に示すスキャナ装置1Aは、原稿載置台としての画像読取機能付き画像表示部2を有する。画像読取機能付き画像表示部2は、内蔵するフラットパネル112を、原稿が載置された読取エリアのみ光を透過させ、読取原稿が載置されていない読取対象外エリアは光を遮光する、あるいは透過率を低下させるように表示制御することにより、原稿押さえがなくとも照射光の漏れを防ぎつつ、原稿押さえ等による原稿ずれの発生を防ぐことが可能となる。
【選択図】 図11

Description

本発明は、画像読取機能を有する画像表示装置を備え、画像を読取る際に画像表示装置の表示機能を用いて照射光漏れを防止する電子機器および画像読取方法に関する。
多くの画像読取装置においては、読取画像における原稿の周囲が黒くなることを回避するため、白色の原稿押さえが設けられている。しかしながら、原稿押さえを閉じることにより、原稿が押されて、原稿にずれが生じる場合がある。また、原稿押さえによって原稿にずれが生じたかは、読取画像を出力して初めて判明する。このような原稿ずれを画像読取前に発見するために、原稿押さえとして液晶パネルを用いた複写機が考えられている。即ち、この複写機は、原稿をセットした時には液晶パネルを透明状態とし、複写動作中には液晶パネルを非透明状態とする。すると、原稿押さえにより押された原稿の状態を目視にて確認することができ、かつ複写動作中には光が抜けない(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−325433号公報
しかしながら、従来の装置では、原稿押さえを使用しない場合には、目視で原稿の状態を確認できるものの、光の漏れを防ぐことができないという問題点があった。
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、画像読取機能を有する画像表示装置を備え、原稿押さえを用いることなく画像を読取る際の照射光漏れを防止することが可能な電子機器および画像読取方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、複数の表示素子からなる表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部に画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段と、この表示読取手段に載置された原稿を読み取る際に、上記載置された原稿に対向する上記表示部の第1のエリアに明度の高い第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも明度の低い第2の色を表示するよう表示制御する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、複数の表示素子からなる液晶表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部に画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段と、この表示読取手段に載置された原稿を読み取る際に、上記載置された原稿に対向する上記表示部の第1のエリアに光を透過させる第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも透過率の低い第2の色を表示するよう表示制御する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、複数の表示素子からなる表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部にユーザにより入力された読取原稿サイズに対応した領域を示す画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段と、この表示読取手段に載置された原稿を読み取る際に、上記表示部に表示された領域を示す画像に相当する上記表示部の第1のエリアに明度の高い第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも明度の低い第2の色を表示するよう表示制御する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、複数の表示素子からなる液晶表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部にユーザにより入力された読取原稿サイズに対応した領域を示す画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段と、この表示読取手段に載置された原稿を読み取る際に、上記表示部に表示された領域を示す画像に相当する上記表示部の第1のエリアに光を透過させる第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも透過率の低い第2の色を表示するよう表示制御する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像読取方法は、複数の表示素子からなる表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部に画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段を有する電子機器における画像読取方法において、上記載置された原稿に対向する上記表示部の第1のエリアに明度の高い第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも明度の低い第2の色を表示するステップと、上記画像読取部にて反射光を受光することにより上記載置された原稿の画像を読み取るステップと、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像読取方法は、複数の表示素子からなる液晶表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部に画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段を有する電子機器における画像読取方法において、上記載置された原稿に対向する上記表示部の第1のエリアに光を透過させる第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも透過率の低い第2の色を表示するステップと、上記画像読取部にて反射光を受光することにより上記載置された原稿の画像を読み取るステップと、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像読取方法は、複数の表示素子からなる表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部に画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段を有する電子機器における画像読取方法において、上記表示部にユーザにより入力された読取原稿サイズに対応した領域を示す画像を表示するステップと、上記領域表示ステップで上記表示部に表示された領域を示す画像に相当する上記表示部の第1のエリアに明度の高い第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも明度の低い第2の色を表示するステップと、上記画像読取部にて反射光を受光することにより上記載置された原稿の画像を読み取るステップと、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像読取方法は、複数の表示素子からなる液晶表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部に画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段を有する電子機器における画像読取方法において、上記表示部にユーザにより入力された読取原稿サイズに対応した領域を示す画像を表示するステップと、上記領域表示ステップで上記表示部に表示された領域を示す画像に相当する上記表示部の第1のエリアに光を透過させる第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも透過率の低い第2の色を表示するステップと、上記画像読取部にて反射光を受光することにより上記載置された原稿の画像を読み取るステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像読取機能を有する画像表示装置を備え、原稿押さえを用いることなく画像を読取る際の照射光漏れを防止することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1および図2は、本実施の形態に係る電子機器としてのスキャナ装置1の斜視図である。
図1に示すスキャナ装置1Aは、原稿載置台としての画像読取機能付き画像表示部2(以下、表示読取部という)と、電源ボタン3と、有線(あるいは無線でも良い)で接続された入力部としてのマウス4とを有する。図2に示すスキャナ装置1Bは、図1に示すスキャナ装置1Aに対して、更に原稿押さえとして透明フィルム6が設けられた構成である。
図3は、図1及び図2に示すスキャナ装置1(1A、1B)のシステム構成を示すブロック図である。スキャナ装置1は、図示するように、CPU101、メモリ102、スキャナコントローラ111、入力部(マウス)4および表示読取部2等が設けられている。
CPU101は、スキャナ装置1全体の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、後述する画像読取方法に関するプログラムをはじめ、各種プログラムを実行する。メモリ102は、上記プログラムが格納されている不揮発性メモリと、ワークメモリとして使用されるRAMとから構成されている。入力部(マウス)4は、ユーザにより、表示読取部2に表示された後述するメニュー画面に対応して、各種指示や情報の入力に用いられる。
表示読取部2は、フラットパネル112と、バックライト113および受光部114とから構成されており、スキャナコントローラ111によって制御される。フラットパネル112は複数の表示素子から構成されており、受光部114は複数の受光素子から構成されており、スキャナコントローラ111はこれらの表示素子及び受光素子を個別制御することができる。バックライト113は、フラットパネル112と、受光部114の背面に重ねあわさるように構成されている。
スキャナコントローラ111は、例えば後述するメニュー画面等の画像を表示読取部2に表示する際には、フラットパネル112とバックライト113とを駆動制御して画像を表示する。この際、受光部114は駆動させない。尚、本実施例は、表示読取部2としてフラットパネル112とバックライト113を有する液晶表示装置を用いて説明するが、これに限らず、例えばプラズマ表示装置(PDP)のような自発光タイプのフラットパネルを用いても良い。
スキャナコントローラ111は、表示読取部2上に載置された原稿を読み取る際は、フラットパネル112の表示色を制御する。即ち、スキャナコントローラ111は、液晶表示装置を用いた表示読取部2の場合には、フラットパネル112を、光を透過させる透過率の高い第1の色と、光を遮光する(あるいは透過率がより低い)第2の色のいずれかの色に表示させる。一方、スキャナコントローラ111は、自発光タイプの表示装置を用いた表示読取部2の場合には、フラットパネル112を、明度の高い第1の色と、明度の低い第2の色のいずれかの色に表示させることとなる。以下、液晶表示装置を用いた表示読取部2について、代表して説明する。
スキャナコントローラ111は、原稿を読み取る際は、フラットパネル112の表示色を制御することにより、液晶表示装置を用いた表示読取部2の場合には、バックライト113の照射光を(構造によっては原稿からの反射光をも)透過/遮光(あるいは透過率を低下)させる。また、スキャナコントローラ111は、バックライト113を駆動制御して原稿を照射させ、受光部114を駆動制御して反射光を受光する。
即ち、スキャナコントローラ111は、表示読取部2上に載置された原稿を読み取る際、載置された原稿に対向するフラットパネル112の読取エリアに光(照射光や反射光)を透過させる第1の色を表示するよう制御する。又、スキャナコントローラ111は、表示読取部2上に載置された原稿を読み取る際、原稿が載置されていないフラットパネル112の非読取エリアに光(照射光や反射光)を遮光する、あるいは第1の色より透過率がより低い第2の色を表示するよう制御する。
モノクロ(白黒)で原稿を読み取る場合に、スキャナコントローラ111は、フラットパネル112の原稿が載置された読取エリアを白色表示させ、フラットパネル112の読取エリア以外のエリア(即ち原稿が載置されていないエリア)を黒色あるいは暗色表示させるよう表示制御する。即ち、スキャナコントローラ111は、読取エリアは光を透過させる(即ち明度の高い)白色に表示させ、非読取エリアは光を遮光する黒色あるいは透過率を低下させる(即ち明度の低い)暗色に表示させる。
カラーで原稿を読み取る場合には、スキャナコントローラ111は、例えばR,G,Bの三原色を読み取るために、フラットパネル112の非読取エリアを黒色(あるいは暗色)表示させた状態で、フラットパネル112の原稿が載置された読取エリアを赤(R画素を透過し、G,B画素は遮光状態とする)色表示、緑(G画素を透過し、R,B画素は遮光状態とする)色表示、青(B画素を透過し、R,G画素は遮光状態とする)色表示とを順次切り替えて、3回読み取る動作を行うようバックライト113と受光部114を制御する。
このように、原稿が載置された読取エリアのみ光を透過させ、読取原稿が載置されていない非読取エリア(読取対象外エリア)は光を遮光する(あるいは透過率を低下させる)ように表示制御することにより、原稿押さえがなくとも照射光の漏れを防ぎつつ、原稿押さえ等による原稿ずれの発生を防ぐことが可能となる。
また、図2に示すスキャナ装置1Bにおいては、原稿押さえとして透明フィルム6を有している。このため、上記読取時に透明フィルム6にて原稿を押さえることにより、目視にて原稿ずれ等を確認でき、かつ原稿をしっかりと表示読取部2の上面に保持することができる。この際、表示読取部2のフラットパネル112の原稿が載置されていないエリアは黒色表示されているため、照射光漏れも生じない。
次に、図4及び図5は、スキャナ装置1(1A、1B)をノート型パーソナルコンピュータ11(以下ノート型パソコンと称す)に有線(または無線)で接続したシステムの斜視図である。このシステムでは、各種指示や情報の入力はノート型パソコン11から行われる。図6は、図4及び図5に示すスキャナ装置1とノート型パソコン11とからなるシステムのブロック図である。
図4及び図5に示すシステムは、図1および図2に示すスキャナ装置1単体からなるシステムと比較すると、ユーザによる指示または情報の入力形態が異なる実施例である。図4及び図5において、スキャナ装置1(1A,1B)の構成は、入力部(マウス)4がノート型パソコン11に接続されている以外は図1乃至図3と同様のため説明を省略する。
図4および図5に示すシステムは、マウス等の入力部4を保持していないスキャナ装置1(1A、1B)がノート型パソコンと接続されている。ノート型パソコン11は、画像読取機能を保持していない画像表示部12(以下、例えばLCDと称す)と、電源ボタン13と、有線(あるいは無線でも良い)で接続された入力装置としてのマウス4とキーボード15とを有する。
ノート型パソコン11は、図示するように、CPU201、メモリ202、グラフィックスコントローラ211およびUSBコントローラ212等が設けられている。CPU201は、ノート型PC11の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラム/ユーティリティプログラム等を実行する。メモリ202は、上記プログラムが格納された内蔵ハードディスク(HDD)と、ワークメモリとして使用されるRAMとを備えている。
グラフィックスコントローラ211は、図示せぬVRAMに描画された画面イメージデータをディスプレイドライバを介して順次読み出し、LCD12に表示する。スキャナ装置1や入力部4、15は、USBコントローラ212を介して接続されている。入力部(マウス)4は、ユーザにより、LCD12に表示された後述するメニュー画面に対応して、各種指示や情報の入力に用いられる。
図4乃至図6に示すシステムにおいては、後述する読取原稿の設定メニュー画面の表示はノート型パソコン11のLCD12に表示され、ユーザによる各種指示・情報の入力は入力部(マウス、キーボード)4、15を用いてノート型パソコン11に入力されるようになっている。メニュー画面にて各種指示・情報が入力された後、スキャナ装置1にて画像読取処理が実行される。このスキャナ装置1における画像読取に関する処理は、図1乃至図3に示すスキャナ装置1単体のシステムと同様である。
図7は、スキャナ装置1の画像読取機能付き画像表示部(即ち表示読取部)2を内蔵した電子機器としてのノート型パソコン21の斜視図である。図8は、ノート型パソコン21のブロック図である。図7に示すノート型パソコン21は、図4乃至図6に示すノート型パソコン11のグラフィックスコントローラ203とLCD12に読取機能を追加した構成である。即ち、ノート型パソコン21は、図1乃至図3に示すスキャナ装置1のスキャナコントローラ111と表示読取部を内蔵した構成である。
又、図7に示すノート型パソコン21には、図2に示すスキャナ装置1Bの構成と同様に、更に原稿押さえとして透明フィルム26が設けられている。尚、透明フィルム26を有しないノート型パソコンであっても、画像読取機能付き画像表示部(表示読取部)22の画像読取に関する処理には変更はない。
但し、原稿押さえとして透明フィルム26を有しているノート型パソコン21は、上記読取時に透明フィルム26にて原稿を押さえることにより、目視にて原稿ずれ等を確認でき、かつ原稿をしっかりと表示読取部22の上面に保持することができる。この際、表示読取部22のフラットパネル112の原稿が載置されていないエリアは黒色表示されているため、照射光漏れも生じない。
次に、図9乃至図15を用いて、図1乃至図3に示すスキャン装置1、図4乃至図6に示すスキャナ装置1とノート型パソコン11からなるシステム、及び図7及び図8に示すノート型パソコン22における画像読取処理について説明する。図9は画像読取領域の設定に関するフローチャートである。図11は画像読取処理に関するフローチャートである。
尚、図9および図11に示すフローチャートに関する説明において、番号を付与せずに「CPU」および「画像表示部」と表記した場合には、図1乃至図3に示すスキャン装置1のCPU101と表示読取部2、図4乃至図6に示すノート型パソコン11のCPU201とLCD12、図7及び図8に示すノート型パソコン22にCPU201と表示読取部22を示すこととして以下説明する。
図9に示すように、CPUは、例えばユーザによる入力部4(15)からの各種指示や情報入力等所定のイベントの発生を検知すると(ステップST11)、画像表示部に原稿指定に関するメニュー画面41を表示する(ステップST12)。
原稿指定に関するメニュー画面41は、図10に示すように、原稿サイズを選択するための既定サイズ毎のサイズ選択ボタン41aと、モノクロ(白黒)読取あるいはカラー読取かを選択する読取方式選択ボタン41bと、原稿の縦横の向きを選択する向き選択ボタン41cと、設定完了を指示するための「設定完了」ボタン41dと、終了を指示するための「終了」ボタン41eとから構成されている。尚、メニュー画面41の各ボタンは、本実施例に限らず、任意の原稿サイズを入力するための入力ブロック等を有しても良い。
そして、入力部4に連動したカーソル50を移動させることにより、ユーザは希望のボタンを選択できる(ステップST13のNo、ST14のNo)。ユーザにより「終了」ボタンが選択されると、CPUは一連の設定処理を終了する(ST13のNo、ST14のYes)。そして、原稿サイズ、読取方式、原稿の向きが選択され、「読取開始」ボタンが選択されると(ST13のYes)、CPUは図11に示す画像読取処理へと進む。ここでは、ユーザにより原稿サイズとして「名刺」サイズ、「白黒」読取方式、「横」向きが選択され、「読取開始」ボタンが選択されたと仮定して、図11に示すフローチャートの説明へと進むこととする。
画像読取領域の設定が完了すると、CPUは、画像表示部に、指定された原稿サイズに基づいて、図12に示すように、原稿をセットする位置を指示する原稿位置画面を表示する(ステップST15)。図12に示す原稿位置画面は、選択された原稿サイズに対応した領域を示す画像をフラットパネル112上に表示するための画面である。
即ち、図12に示す原稿位置画面は、予め設定されたデフォルト位置に、選択された原稿サイズの読取エリアを表示する読取対象領域43と、読取エリア以外のエリアからなる読取対象外領域44と、画像読取の実行を指示するための「読取開始」ボタン45と、メニュー画面41への戻りを指示するための「戻る」ボタン46と、一連の処理の終了を指示するための「終了」ボタン47とから構成されている。本実施例では、横向きの名刺サイズが選択されているので、原稿位置画面には、横向き名刺サイズの読取対象領域43が表示されている。
画像表示部に表示される領域は、少なくとも境界線等により読取対象領域43と読取対象外領域44の両領域の境目がユーザによって判別できるよう表示されていれば良い。本実施例では、読取対象領域43と読取対象外領域44とは、境界線及び異なる表示色で表示している。また、読取対象領域43の内側には、「ここに原稿をセットして下さい」とのコメントを表示している。
ここで、図4乃至図6に示すノート型パソコン11のCPU201とLCD12からなるシステムにおいては、LCD12に図12に示す原稿位置画面を表示すると共に、スキャナ装置1の表示読取部2には、LCD12と同じ図12に示す画面、あるいは図13に示すような原稿位置画面を表示する必要がある。図13に示す原稿指示画面は、読取対象領域43と読取対象外領域44のみを、境界線及び/又は異なる表示色で表示した画面である。
ST15の原稿位置画面において、入力部4に連動したカーソル50により「終了」ボタン47が選択されると、CPUは一連の読取処理を終了する(ステップST16の「終了」)。「戻る」ボタン46が選択されると(ST16の「戻る」)、CPUは図9に示す画像読取領域の設定処理におけるST12の処理へと戻る。
ST15の原稿位置画面において、カーソル50により「読取開始」ボタン45が選択されると(ST16の「読取指示」)、スキャナコントローラ111は表示読取部2、22による画像読取動作を開始する。即ち、スキャナコントローラ111は、表示読取部2、22のフラットパネル112において、読取対象領域43内のエリアに光を透過させる色(白色)を表示し、読取対象外領域44のエリアに光を遮光する色(黒色)、あるいは透過率を低下させる色(暗色)を表示するよう表示色を変更する(ステップST17)。
次に、スキャナコントローラ111は、原稿からの反射光を受光部114で受光することにより、原稿の画像読取を実行する(ステップST18)。この際、本実施例では、CPUは画像表示部に画像読取中であることを示す通知を表示している。図14に示す読取中画面では、読取対象領域43に原稿60が載置されており、読取対象外領域44に「読み取り中」である旨の表示と、「中止」ボタン48を表示している。
ここで、ユーザによりカーソル50にて「中止」ボタン48が選択されると(ステップST19のYes)、スキャナコントローラ111は画像読取動作を中止する(ステップST20)。そして、CPUは、ST15へと戻り、画像表示部に図12に示す原稿位置画面を表示する。
ST18の画像読取動作が中止されることなく完了すると、スキャナコントローラ111において、受光部114で受光された画像信号を処理する際に、読取対象外領域44に対応する画像信号をマスク処理する(ステップST21)。そして、CPUは、ST15へと戻り、画像表示部に図12に示す原稿位置画面を表示する。
これにより、画像読取動作時には、画像読取機能を有する画像表示部において、原稿が載置された読取対象領域のエリアのみ光を透過させ、読取原稿が載置されていない読取対象外領域のエリアは光を遮光する、あるいは透過率を低下させるように表示制御することにより、原稿押さえがなくとも照射光の漏れを防ぎつつ、原稿押さえ等による原稿ずれの発生を防ぐことが可能となる。
また、読取対象外領域44に対応する画像信号をマスク処理することにより、通知文言の表示や暗色表示による外光等の影響を取り除くことができる。又、画像読取動作中に、ユーザが読取対象外領域44上に原稿以外の物を置いたとしても、これらからの反射光の影響を排除することができる。
次に、図15乃至図21を用いて、図1乃至図3に示すスキャン装置1、図4乃至図6に示すスキャナ装置1とノート型パソコン11からなるシステム、および図7及び図8に示すノート型パソコン22における画像読取処理の変形例について説明する。図15は画像読取処理に関する変形例のフローチャートであり、図11と同様のステップについては説明を簡略化する。
図12に示す原稿位置画面では、指定された原稿サイズの読取対象領域43を、予め設定されたデフォルト位置43aに表示するようになっている。本変形例では、図16に示すように、デフォルト位置に表示された読取対象領域43aを、図17に示すように、読取対象領域43を表示読取部内のユーザの希望する任意の位置(例えば43b)に変更することが可能となる。これにより、原稿の形状によって、デフォルト位置43aでは載置しにくい場合に載置位置を変更して、原稿ずれが生じる可能性を低く抑えることが可能となる。
また、画像を読み取る場合に、表示読取部2、22において、図20に示すように、読取対象領域43の周囲から特定の幅だけ内側のエリア43xにおいてのみ光を透過する色を表示し、読取対象領域43の周囲から特定の幅にあるエリア43yにおいては光を遮光する色、あるいは透過率を低下させる色を表示するよう表示色を変更する。これにより、ユーザが原稿を載置した時の読取対象領域43と原稿とのずれによる光漏れを防止することができる。
更に、スキャナコントローラ111において、受光部114で受光された画像信号を処理する際に、読取対象領域43の周囲から特定の幅にあるエリア43yに対応する画像信号をマスク処理して、使用しないことにより、シェーディングの発生を防止することができる。
尚、図15に示すフローチャートに関する説明において、番号を付与せずに「CPU」および「画像表示部」と表記した場合には、図1乃至図3に示すスキャン装置1のCPU101と表示読取部2、図4乃至図6に示すノート型パソコン11のCPU201とLCD12、図7及び図8に示すノート型パソコン22にCPU201と表示読取部22を示すこととして以下説明する。
画像読取領域の設定が完了すると、CPUは、画像表示部に、図12に示す原稿位置画面を表示する(ステップST15)。この図12に示す原稿位置画面では、指定された原稿サイズの読取対象領域43は予め設定されたデフォルト位置43aに表示される。
ここで、CPUは、デフォルト位置に表示された読取対象領域43aの所定の箇所(本実施例では角部)がカーソル50でクリックされたことを検知すると、位置の変更が指示されたと判断する(ステップST31のYes)。そして、CPUは、図16に示すように、画像表示部のクリックされた箇所に移動マーク51を表示し、カーソル50による読取対象領域43の位置を変更するための指示待ちの状態となる。この状態で、ユーザがカーソル50で移動マーク51をクリックしたまま、希望の位置(例えば43b)にカーソル50を移動させることにより、CPUは、図17に示すように、デフォルト位置43aから任意の位置43bへと読取対象領域43の位置を変更する(ステップST32)。
この際、図4乃至図6に示すノート型パソコン11のCPU201とLCD12からなるシステムにおいては、LCD12に図17に示す原稿位置の変更画面を表示すると共に、スキャナ装置1の表示読取部2には図18に示す原稿位置の変更画面を表示すると、ユーザが実際の原稿を載置する表示読取部2上にて目視で確認できるとの効果がある。
ST32の原稿位置の変更画面において、CPUは、読取対象領域43bの所定の箇所(本実施例では角部)がカーソル50でクリックされたことを検知すると、位置変更の確定と判断し、図19に示す画面を画像表示部に表示する。ここで、ユーザにより「終了」ボタン47が選択されると、CPUは一連の読取処理を終了する(ステップST16の「終了」)。「戻る」ボタン46が選択されると(ST16の「戻る」)、CPUは図9に示す画像読取領域の設定処理におけるST12の処理へと戻る。
又、カーソル50にて「読取開始」ボタン45が選択されると(ST16の「読取指示」)、スキャナコントローラ111は表示読取部2、22による画像読取動作を開始する。即ち、スキャナコントローラ111は、表示読取部2、22のフラットパネル112において、読取対象領域43の周囲から特定の幅だけ内側に囲まれたエリア43xのみ光を透過する色(白色)を表示し、読取対象外領域44及び読取対象領域43の周囲から特定の幅にあるエリア43yにおいては光を遮光する色(黒色)、あるいは透過率を低下させる色(暗色)を表示するよう表示色を変更する(ステップST33)。
次に、スキャナコントローラ111は、原稿からの反射光を受光部114で受光することにより、原稿の画像読取を実行する(ステップST34)。この際、CPUは画像表示部に、図14に示す読取中画面を表示している。ユーザにより「中止」ボタン48が選択されると(ステップST19のYes)、スキャナコントローラ111は画像読取動作を中止する(ステップST20)。そして、CPUは、ST15へと戻り、画像表示部に図12に示す原稿位置画面を表示する。
また、画像読取動作が中止されることなく完了すると、スキャナコントローラ111において、受光部114で受光された画像信号を処理する際に、読取対象外領域に対応する画像信号、及び読取対象領域43の周囲から特定の幅にあるエリア43yに対応する画像信号をマスク処理する(ステップST35)。そして、CPUは、ST15へと戻り、画像表示部に図12に示す原稿位置画面を表示する。
尚、表示読取部の大きさよりも小さい名刺サイズの原稿を例に挙げて説明したが、全面を使用して画像読取を行う場合には、入力部4、15からの特定の入力でもって読取開始を受け付けるようにすればよい。
本実施の形態に係る電子機器としてのスキャナ装置1Aの斜視図。 スキャナ装置1Bの斜視図。 スキャナ装置1(1A、1B)のシステム構成を示すブロック図。 スキャナ装置1Aをノート型パソコン11に接続し、ノート型パソコン11から各種入力を行うシステムの斜視図。 スキャナ装置1Bをノート型パソコン11に接続し、ノート型パソコン11から各種入力を行うシステムの斜視図。 スキャナ装置1とノート型パソコン11とからなるシステムのブロック図。 スキャナ装置1の画像読取機能付き画像表示部2を内蔵した電子機器としてのノート型パソコン21の斜視図。 ノート型パソコン21のブロック図。 画像読取領域の設定に関するフローチャート図。 画像表示部2、12、22に表示される原稿指定に関するメニュー画面41を示す図。 画像読取処理に関するフローチャート図。 画像表示部2、12、22に表示される原稿位置画面を示す図。 図4乃至図6に示すノート型パソコン11のCPU201とLCD12からなるシステムにおいて、表示読取部2に表示される原稿位置画面を示す図。 画像表示部2、12、22に表示される読取中画面を示す図。 画像読取処理に関する変形例のフローチャート図。 画像表示部2、12、22に表示される原稿位置画面で、移動マーク51が表示された状態を示す図。 画像表示部2、12、22に表示される原稿位置画面で、読取対象領域が変更された状態を示す図。 図4乃至図6に示すノート型パソコン11のCPU201とLCD12からなるシステムにおいて、表示読取部2に表示される原稿位置画面で、読取対象領域が変更された状態を示す図。 読取対象領域が変更された後の原稿位置画面を示す図。 読取対象領域43において透過色と遮光色(暗色)を表示するエリアを示す図。 読み取り動作を説明するための図。
符号の説明
1、1A、1B スキャナ装置
2、22 画像読取機能付き画像表示部、表示読取部
4 マウス、入力部
6、26 透明フィルム
11、21 ノート型パソコン
12 画像読取機能を保持していない画像表示部(LCD)
15 キーボード
41 メニュー画面
43、43b 読取対象領域
43a 読取対象領域のデフォルト位置
44 読取対象外領域
60 原稿
101、201 CPU
111 スキャナコントローラ
112 フラットパネル
113 バックライト
114 受光部

Claims (15)

  1. 複数の表示素子からなる表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部に画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段と、
    この表示読取手段に載置された原稿を読み取る際に、上記載置された原稿に対向する上記表示部の第1のエリアに明度の高い第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも明度の低い第2の色を表示するよう表示制御する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 複数の表示素子からなる液晶表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部に画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段と、
    この表示読取手段に載置された原稿を読み取る際に、上記載置された原稿に対向する上記表示部の第1のエリアに光を透過させる第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも透過率の低い第2の色を表示するよう表示制御する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  3. 上記表示制御手段は、上記表示読取手段に載置された原稿を読み取る際に、上記載置された原稿の周囲から特定の幅だけ内側に相当する上記表示部の第3のエリアに上記第2の色を表示するよう表示制御することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか記載の電子機器。
  4. 複数の表示素子からなる表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部にユーザにより入力された読取原稿サイズに対応した領域を示す画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段と、
    この表示読取手段に載置された原稿を読み取る際に、上記表示部に表示された領域を示す画像に相当する上記表示部の第1のエリアに明度の高い第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも明度の低い第2の色を表示するよう表示制御する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  5. 複数の表示素子からなる液晶表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部にユーザにより入力された読取原稿サイズに対応した領域を示す画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段と、
    この表示読取手段に載置された原稿を読み取る際に、上記表示部に表示された領域を示す画像に相当する上記表示部の第1のエリアに光を透過させる第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも透過率の低い第2の色を表示するよう表示制御する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  6. 上記表示された領域を示す画像の表示を、上記表示部における上記表示読取手段による読取可能領域内の任意の位置に変更する変更手段を有することを特徴とする請求項4または請求項5のいずれか記載の電子機器。
  7. 上記表示制御手段は、上記表示読取手段に載置された原稿を読み取る際に、上記表示された領域を示す画像の周囲から特定の幅だけ内側に相当する上記表示部の第3のエリアに上記第2の色を表示するよう表示制御することを特徴とする請求項4または請求項5のいずれか記載の電子機器。
  8. 上記載置された原稿を上記表示読取手段に対して押さえつける透明部材を有することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項4または請求項5のいずれか記載の電子機器。
  9. 複数の表示素子からなる表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部に画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段を有する電子機器における画像読取方法において、
    上記載置された原稿に対向する上記表示部の第1のエリアに明度の高い第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも明度の低い第2の色を表示するステップと、
    上記画像読取部にて反射光を受光することにより上記載置された原稿の画像を読み取るステップと、
    を有することを特徴とする画像読取方法。
  10. 複数の表示素子からなる液晶表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部に画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段を有する電子機器における画像読取方法において、
    上記載置された原稿に対向する上記表示部の第1のエリアに光を透過させる第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも透過率の低い第2の色を表示するステップと、
    上記画像読取部にて反射光を受光することにより上記載置された原稿の画像を読み取るステップと、
    を有することを特徴とする画像読取方法。
  11. 上記表示ステップは、上記載置された原稿の周囲から特定の幅だけ内側に相当する上記表示部の第3のエリアに上記第2の色を表示することを特徴とする請求項9または請求項10のいずれか記載の画像読取方法。
  12. 複数の表示素子からなる表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部に画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段を有する電子機器における画像読取方法において、
    上記表示部にユーザにより入力された読取原稿サイズに対応した領域を示す画像を表示するステップと、
    上記領域表示ステップで上記表示部に表示された領域を示す画像に相当する上記表示部の第1のエリアに明度の高い第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも明度の低い第2の色を表示するステップと、
    上記画像読取部にて反射光を受光することにより上記載置された原稿の画像を読み取るステップと、
    を有することを特徴とする画像読取方法。
  13. 複数の表示素子からなる液晶表示部と、複数の受光素子からなる画像読取部とを有し、上記表示部に画像を表示するとともに、一方の面に載置された原稿を上記画像読取部で読み取る表示読取手段を有する電子機器における画像読取方法において、
    上記表示部にユーザにより入力された読取原稿サイズに対応した領域を示す画像を表示するステップと、
    上記領域表示ステップで上記表示部に表示された領域を示す画像に相当する上記表示部の第1のエリアに光を透過させる第1の色を表示し、上記第1のエリアとは異なる上記表示部の第2のエリアに上記第1の色よりも透過率の低い第2の色を表示するステップと、
    上記画像読取部にて反射光を受光することにより上記載置された原稿の画像を読み取るステップと、
    を有することを特徴とする画像読取方法。
  14. 上記領域表示ステップで表示された上記領域を示す画像の表示を、上記表示部における上記表示読取手段による読取可能領域内の任意の位置に変更するステップを有することを特徴とする請求項12または請求項13のいずれか記載の画像読取方法。
  15. 上記表示ステップは、上記表示された領域を示す画像の周囲から特定の幅だけ内側に相当する上記表示部の第3のエリアに上記第2の色を表示することを特徴とする請求項12または請求項13のいずれか記載の画像読取方法。
JP2004330619A 2004-11-15 2004-11-15 電子機器および画像読取方法 Pending JP2006140918A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004330619A JP2006140918A (ja) 2004-11-15 2004-11-15 電子機器および画像読取方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004330619A JP2006140918A (ja) 2004-11-15 2004-11-15 電子機器および画像読取方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006140918A true JP2006140918A (ja) 2006-06-01

Family

ID=36621383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004330619A Pending JP2006140918A (ja) 2004-11-15 2004-11-15 電子機器および画像読取方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006140918A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008245196A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
WO2010103791A1 (ja) * 2009-03-09 2010-09-16 シャープ株式会社 画像表示/像検知装置、制御方法、制御プログラム、および該制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2013126256A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Toshiba Corp 情報処理装置、画像取得プログラム
JP2017022580A (ja) * 2015-07-10 2017-01-26 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 フラットベッドスキャナ
JP2017135631A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社沖データ 画像処理装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008245196A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
WO2010103791A1 (ja) * 2009-03-09 2010-09-16 シャープ株式会社 画像表示/像検知装置、制御方法、制御プログラム、および該制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2010211414A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Sharp Corp 画像表示/像検知装置、制御方法、制御プログラム、および該制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN102017595A (zh) * 2009-03-09 2011-04-13 夏普株式会社 图像显示/像检测设备及其控制方法、控制程序,以及记录该控制程序的计算机可读记录媒体
EP2408187A1 (en) * 2009-03-09 2012-01-18 Sharp Kabushiki Kaisha Image displaying/image detecting apparatus, control method, control program, and computer readable recording medium having the control program recorded thereon
EP2408187A4 (en) * 2009-03-09 2013-05-15 Sharp Kk IMAGE DISPLAY / IMAGE DETECTION APPARATUS, CONTROL METHOD, CONTROL PROGRAM, AND COMPUTER-READABLE RECORDING MEDIUM ON WHICH THE CONTROL PROGRAM IS RECORDED
US8698742B2 (en) 2009-03-09 2014-04-15 Sharp Kabushiki Kaisha Apparatus for displaying an image and sensing an object image, method for controlling the same, and computer-readable storage medium storing the program for controlling the same
JP2013126256A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Toshiba Corp 情報処理装置、画像取得プログラム
JP2017022580A (ja) * 2015-07-10 2017-01-26 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 フラットベッドスキャナ
JP2017135631A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社沖データ 画像処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10630849B2 (en) Image processing device and medium storing image processing program
US8635549B2 (en) Directly assigning desktop backgrounds
JP4911365B2 (ja) ロボットに用いるティーチングボックスおよびカスタマイズ方法とこれらを用いたロボットシステム
US10063722B2 (en) Image forming apparatus configured to display function setting buttons and switch display mode between first display mode and second display mode and image recording medium
JP2010041663A (ja) 画像読取装置および画像読取システムのガイダンス表示
US8345040B2 (en) Information processing system and information processing apparatus
US20050068419A1 (en) Camera, computer and projector for use in sensed image projection system for projecting the image of a projection target onto a screen, and image processing method
JP2006140918A (ja) 電子機器および画像読取方法
JP3161817B2 (ja) タッチパネルによる表示画像選択指定方法および装置
JP2010226213A (ja) 画像処理方法およびコンピュータプログラム
JP2006010950A (ja) 画像表示システム
JPS644189B2 (ja)
EP1626333A1 (en) Print result displaying method, layout editing method, and print control device
US10681228B2 (en) Display device, control method of display device, and program
JP2006314014A (ja) 表示システム
JP4358761B2 (ja) 画像処理プログラム、画像処理装置及び記録媒体
JP4731916B2 (ja) 画像表示装置及び表示制御プログラム
JP2007025866A (ja) ユーザインターフェイス装置、及び画像読取装置
JP2019106007A (ja) 表示装置、表示制御方法およびプログラム
CN100440128C (zh) 打印结果显示方法、版面编辑方法以及打印控制装置
JP5131375B2 (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
JP4279261B2 (ja) 画像表示装置及び表示制御プログラム
JP2009229478A (ja) 表示装置
JP5131374B2 (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
KR101236385B1 (ko) 스캐닝장치 및 그 제어방법