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JP2006135417A - Ofdm信号伝送装置 - Google Patents

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JP2006135417A
JP2006135417A JP2004319464A JP2004319464A JP2006135417A JP 2006135417 A JP2006135417 A JP 2006135417A JP 2004319464 A JP2004319464 A JP 2004319464A JP 2004319464 A JP2004319464 A JP 2004319464A JP 2006135417 A JP2006135417 A JP 2006135417A
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仁麿 東郷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】 非常に高い特性の送信電力増幅器の線形性を必要とせず、かつ、送信電力増幅器の価格を低減すること。
【解決手段】 電力比較部117は、OFDMシンボル電力検出値が基準値より小さいか否かを比較して電力比較結果を生成する。マッピング制御部118は、前記OFDMシンボル電力検出値が前記基準値より小さいことを前記電力比較結果が示している時にサブキャリアマッピング部111に今回のデジタルデータの前記サブキャリアへのマッピングを継続させ、かつ、前記OFDMシンボル電力検出値が前記基準値より小さくないことを前記電力比較結果が示している時に前記サブキャリアマッピング部111に今回の前記デジタルデータの前記サブキャリアへのマッピングを中止させて今回の前記デジタルデータの割当分と当該割当分以降の前記デジタルデータを次回のOFDMシンボルのサブキャリアへ割当させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、移動体通信又は無線LANなどの無線信号伝送システムに利用されるOFDM信号伝送装置に関するものである。
無線信号伝送システムでは、マルチパス干渉などによる特性劣化が大きな問題となる。この課題を解決できる周波数利用効率が高い方法として、直交周波数分割多重{OFDM(Orthogonal-Frequency-Division-Multiplexing)}方式が知られている。OFDM方式は、OFDMシンボル(シンボル長=Ts)に、複数のデジタルデータを多重する方式であり、マルチパス干渉の劣化に強い方式として知られている。
OFDM方式は、送信するデジタルデータを、周波数間隔がf=1/Tsの複数のサブキャリアに割当てた後に、サブキャリア変調を行う。この方式は、無線LANシステム又は地上波デジタル放送などに利用されている。
一方、従来の移動体通信においては、信号多重方法としてコード多重{CDM(Code Division Multiplexing)}方式などが用いられている。次世代の高速大容量の移動体通信においては、マルチパス干渉の影響を抑制するとともに、限られた帯域を利用した効率的な高速データ伝送が求められる。
近年、次世代移動通信方式としてOFDMとCDMを組み合わせたOFCDM方式が注目されている。このOFCDM方式は、送信するデジタルデータ信号を拡散符号によりコード多重したのち、OFDM変調するものである。
このOFCDM方式においては、コード多重により、1つのOFDMシンボルの中に複数のユーザデータを有するデジタルデータの多重が可能となる。このOFCDM方式においては、1つのデータシンボルを、複数のサブキャリア又は複数のOFCDMシンボルに分散して割当てる(マッピングと呼ぶ)ことにより、フェージングに対して強い伝送が可能となる。
さらに、このOFCDM方式においては、無線伝播環境に応じて、周波数軸と時間軸拡散率を可変できるようにし、かつ、最適なサブキャリア変調方法(QPSK又は16QAMなど)を選択できる。また、このOFCDM方式においては、各ユーザデータごとに、最適な送信電力を選択し、サブキャリア変調のデータ振幅を決定する。
OFDMシンボル信号は複数のサブキャリアで構成されているため、OFDMシンボルの信号振幅の瞬間的ピーク値が大きくなり、変調後の送信電力増幅器などの非線形歪の影響を受けやすいことが知られている。そのため、バックオフ量を大きくする必要があり、増幅器の消費電力が大きく高価なものとなっていた。これを「ピーク強度の問題」と呼ぶことにする。
前記のピーク強度の問題を解決する方法として、増幅器の非線形性をOFDM変調器でプリディストーションにより補償する方法(特許文献1参照)、又は、OFDM信号のピーク強度抑制方法が提案されている。
また、前記のピーク強度の問題を解決する方法として、各サブキャリア信号の信号空間配置に応じて位相を変えるというものがある(特許文献2参照)。
また、前記のピーク強度の問題を解決する方法として、OFDM変調後の信号のピーク振幅のクリッピングによる抑制と、信号全体の均等な信号強度抑制とを組合せることによって、ピーク強度の影響を抑制するものがある(特許文献3参照)。
次に、従来のOFDM信号伝送装置について、図面を参照して説明する。
図9は、従来のOFDM信号伝送装置の1例の構成を示すブロック図である。図10は、図9に示す従来のOFDM信号伝送装置における主要部の動作を説明するためのフローチャートである。
図9に示すように、従来のOFDM信号送信装置10は、サブキャリアマッピング部11、高速逆フーリエ変換(IFFT)部12、パラレルシリアル(P/S)変換部13、送信電力増幅器14及び送信アンテナ15を具備している。
サブキャリアマッピング部11は、送信する複数のユーザデータを有するデジタルデータD11を受けて各サブキャリアに割当てて(マッピングして)サブキャリア変調を行ってサブキャリア変調信号を生成する。IFFT部12は、サブキャリアマッピング部11からのサブキャリア変調信号を高速逆フーリエ変換してパラレルの逆フーリエ変換信号を生成する。
パラレルシリアル(P/S)変換部13は、IFFT部12からのパラレルの逆フーリエ変換信号をシリアルの逆フーリエ変換信号に変換する。送信電力増幅器14は、パラレルシリアル(P/S)変換部13からの逆フーリエ変換信号を電力増幅して送信アンテナ15を介して無線信号として送信する。
次に、従来のOFDM変調装置10の主要部の動作について、図9と共に図10を参照して説明する。
図10に示すように、ステップST21において、サブキャリアマッピング部11は、デジタルデータD11の1つが入力されたかを判断する。ステップST21においてデジタルデータD11が入力された時に、サブキャリアマッピング部11は、入力されたデジタルデータD11をサブキャリアへ割当てる(ステップST22)。
次に、サブキャリアマッピング部11は、OFDMシンボルにまだ割当てられていないサブキャリアが残っているかどうかを判断する(ステップST23)。ステップST23においてサブキャリアが残っている時には、サブキャリアマッピング部11は、ステップST21及びステップST22を繰り返してOFDMシンボルのサブキャリアの全てにデジタルデータD11を割当てる。
ステップST23においてサブキャリアが残っていない時には、サブキャリアマッピング部11は、サブキャリアマッピングを終了する(ステップST24)。次に、IFFT部12は、サブキャリアマッピング部11からのサブキャリア変調信号を高速逆フーリエ変換して逆フーリエ変換信号を生成する(ステップST25)。次に、パラレルシリアル(P/S)変換部13は、IFFT部12からのパラレルの逆フーリエ変換信号をシリアルの逆フーリエ変換信号に変換する(ステップST26)。
上記ステップST21〜ST26の手順を経て、1つのOFDMシンボルの変調信号が生成される。次のOFDMシンボルの変調信号を生成するために、上記ステップST21〜ST26が繰り返される。伝送信号であるOFDMシンボルは、後段の送信電力増幅器14を通過する時に、送信電力増幅器の非線形歪の影響を受ける。
特許第3451947号公報 特開2000−22656号公報 特許第3483838号公報
しかしながら、前記従来の送信電力増幅器の非線形歪を補償する従来のOFDM信号伝送装置においては、装置構成が複雑なものとなってしまうことに加えて、複数の増幅器又は光伝送装置を含むシステムにおいては、複数の歪の発生要因が存在するために完全な歪補償を行うことが困難となるという問題がある。
また、前記従来のピーク抑圧方式の従来のOFDM信号伝送装置においては、OFDM信号のピーク強度の検出回路などの複雑な制御回路が必要となるという問題がある。
また、従来のピーク強度の問題は、OFCDM方式においてより深刻なものとなる。これは、同一OFCDMシンボル内に複数ユーザデータ及び多種類の振幅からなるデータがコード多重されるため、OFCDMシンボルの信号振幅のシンボル内のばらつきとともに、ピーク振幅のシンボル間のばらつきも大きくなるからである。したがって、OFCDM方式においては、このばらつきを考慮する必要があり、送信電力増幅器の線形性は非常に高い特性が求められるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、非常に高い特性の送信電力増幅器の線形性を必要とせず、かつ、送信電力増幅器の価格を低減することができるOFDM信号伝送装置を提供することを目的とする。
本発明の第1のものに係るOFDM信号伝送装置は、デジタルデータをOFDMシンボルのサブキャリアにマッピングしてサブキャリア変調信号を生成するサブキャリアマッピング手段と、前記サブキャリアマッピング手段の前記OFDMシンボルの電力を検出してOFDMシンボル電力検出値を生成するOFDMシンボル電力検出手段と、前記OFDMシンボル電力検出値が基準値より小さいか否かを比較して電力比較結果を生成する電力比較手段と、前記OFDMシンボル電力検出値が前記基準値より小さいことを前記電力比較結果が示している時に前記サブキャリアマッピング手段に今回の前記デジタルデータの前記OFDMシンボルのサブキャリアへのマッピングを継続させ、かつ、前記OFDMシンボル電力検出値が前記基準値より小さくないことを前記電力比較結果が示している時に前記サブキャリアマッピング手段に今回の前記デジタルデータの前記OFDMシンボルのサブキャリアへのマッピングを中止させて今回の前記デジタルデータの割当分と当該割当分以降の前記デジタルデータを次回のOFDMシンボルのサブキャリアへ割当させるマッピング制御手段と、を具備する構成を採る。
本発明の第2のものに係るOFDM信号伝送装置は、デジタルデータをOFDMシンボルのサブキャリアにマッピングしてサブキャリア変調信号を生成するサブキャリアマッピング手段と、前記サブキャリアマッピング手段からの前記サブキャリア変調信号を処理して電圧調整サブキャリア変調信号を生成する電圧調整手段と、前記電圧調整手段からの前記電圧調整サブキャリア変調信号を高速逆フーリエ変換してパラレルの逆フーリエ変換信号を生成する高速逆フーリエ変換手段と、前記サブキャリアマッピング手段の前記OFDMシンボルの電力を検出してOFDMシンボル電力検出値を生成するOFDMシンボル電力検出手段と、前記OFDMシンボル電力検出値が基準値より小さいか否かを比較して電力比較結果を生成する電力比較手段と、前記OFDMシンボル電力検出値が前記基準値より小さいことを前記電力比較結果が示している時に前記サブキャリアマッピング手段に今回の前記デジタルデータの前記OFDMシンボルのブキャリアへのマッピングを継続させ、かつ、前記OFDMシンボル電力検出値が前記基準値より小さくないことを前記電力比較結果が示している時に前記サブキャリアマッピング手段に今回の前記デジタルデータの前記OFDMシンボルのサブキャリアへのマッピングを中止させて今回の前記デジタルデータの割当分と当該割当分以降の前記デジタルデータを次回のOFDMシンボルのサブキャリアへ割当させるマッピング制御手段と、を具備し、前記電圧調整手段は、前記サブキャリアマッピング手段の前記サブキャリア変調信号の振幅に、前記OFDMシンボル電力検出手段からの前記OFDMシンボル電力検出値に対する基準値の比の平方根を乗算して前記電圧調整サブキャリア変調信号を生成する構成を採る。
本発明の第3のものに係るOFDM信号伝送装置は、デジタルデータをOFDMシンボルのサブキャリアにマッピングしてサブキャリア変調信号を生成するサブキャリアマッピング手段と、前記サブキャリアマッピング手段からの前記サブキャリア変調信号を高速逆フーリエ変換してパラレルの逆フーリエ変換信号を生成する高速逆フーリエ変換手段と、前記高速逆フーリエ変換手段からの前記パラレルの逆フーリエ変換信号を処理してパラレルの電圧調整逆フーリエ変換信号を生成する電圧調整手段と、前記サブキャリアマッピング手段の前記OFDMシンボルの電力を検出してOFDMシンボル電力検出値を生成するOFDMシンボル電力検出手段と、前記OFDMシンボル電力検出値が基準値より小さいか否かを比較して電力比較結果を生成する電力比較手段と、前記OFDMシンボル電力検出値が前記基準値より小さいことを前記電力比較結果が示している時に前記サブキャリアマッピング手段に今回の前記デジタルデータの前記OFDMシンボルのサブキャリアへのマッピングを継続させ、かつ、前記OFDMシンボル電力検出値が前記基準値より小さくないことを前記電力比較結果が示している時に前記サブキャリアマッピング手段に今回の前記デジタルデータの前記OFDMシンボルのサブキャリアへのマッピングを中止させて今回の前記デジタルデータの割当分と当該割当分以降の前記デジタルデータを次回のOFDMシンボルのサブキャリアへ割当させるマッピング制御手段と、を具備し、前記電圧調整手段は、前記高速逆フーリエ変換手段からの前記パラレルの逆フーリエ変換信号の振幅に、前記OFDMシンボル電力検出手段からの前記OFDMシンボル電力検出値に対する基準値の比の平方根を乗算して前記パラレルの電圧調整逆フーリエ変換信号を生成する構成を採る。
本発明によれば、各データにおける送信電力増幅器の非線形歪による劣化が常にある値以下になるように制御するため、非常に高い特性の送信電力増幅器の線形性を必要とせず、かつ、送信電力増幅器の価格を低減することができる。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るOFDM信号伝送装置の構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施の形態1に係るOFDM信号伝送装置の主要部の動作を説明するためのフローチャートである。
図1に示すように、本発明の実施の形態1に係るOFDM信号伝送装置100は、サブキャリアマッピング部111、高速逆フーリエ変換(IFFT)部112、パラレルシリアル(P/S)変換部113、送信電力増幅器114、送信アンテナ115、OFDMシンボル電力検出部116、電力比較部117及びマッピング制御部118を具備している。
サブキャリアマッピング部111は、送信する複数のユーザデータを有するデジタルデータD101を受けて各サブキャリアに割当てて(マッピングして)サブキャリア変調を行ってサブキャリア変調信号を生成する。IFFT部112は、サブキャリアマッピング部111からのサブキャリア変調信号を高速逆フーリエ変換してパラレルの逆フーリエ変換信号を生成する。
パラレルシリアル(P/S)変換部113は、IFFT部112からのパラレルの逆フーリエ変換信号をシリアルの逆フーリエ変換信号に変換する。送信電力増幅器114は、パラレルシリアル(P/S)変換部113からの逆フーリエ変換信号を電力増幅して送信アンテナ115を介して無線信号として送信する。
OFDMシンボル電力検出部116は、デジタルデータの各々のマッピングごとにOFDMシンボルの総電力を検出(計算)してOFDMシンボル電力検出値Pを求める。この場合に、OFDMシンボル電力検出部116は、割り当てられた各デジタルデータの振幅の総和をデジタル処理により計算することによりOFDMシンボル電力検出値Pを求める。
電力比較部117は、OFDMシンボル電力検出部116により検出したOFDMシンボル電力検出値Pが基準値Pmより小さいか否かの比較を行って電力比較結果を生成する。
マッピング制御部118は、電力比較部117の電力比較結果がP<Pmでないことを示している場合には、サブキャリアマッピング部111に今回のOFDMシンボルのサブキャリアへの割当てを中止させ、かつ、今回の割当分と当該割当分以降のデジタルデータを次回のOFDMシンボルのサブキャリアへ割当てさせる。
また、マッピング制御部118は、電力比較部117の電力比較結果がP<Pmであることを示している場合には、サブキャリアマッピング部111に今回のOFDMシンボルのサブキャリアへのマッピングを継続させる。そして、マッピング制御部118は、割り当てるサブキャリアがなくなった時に、サブキャリアマッピング部111にマッピングを終了させる。次に、マッピング制御部118は、サブキャリアマッピング部111にサブキャリア変調信号をIFFT部112に与えさせる。
本発明の実施の形態1に係るOFDM信号伝送装置100のサブキャリアマッピング部111、高速逆フーリエ変換(IFFT)部112、パラレルシリアル(P/S)変換部113、OFDMシンボル電力検出部116、電力比較部117及びマッピング制御部118は、デジタル処理回路で構成することができ、データを高速に処理することができ、かつ、安価である。
次に、本発明の実施の形態1に係るOFDM変調装置100の主要部の動作について、図1と共に図2を参照して説明する。
図2に示すように、ステップST201において、サブキャリアマッピング部111は、デジタルデータD101の1つが入力されたかを判断する。ステップST201においてデジタルデータD101が入力された時に、サブキャリアマッピング部111は、入力されたデジタルデータD101をOFDMシンボルのサブキャリアへ割当てる(ステップST202)。
次に、OFDMシンボル電力検出部116は、デジタルデータD101の各々のマッピングごとにOFDMシンボルの総電力を検出(計算)してOFDMシンボル電力検出値Pを求める(ステップST203)。
次に、電力比較部117は、OFDMシンボル電力検出部116により検出したOFDOMシンボル電力検出値Pが基準値Pmより小さい(P<Pm)か否かの比較を行って電力比較結果を生成する(ステップST204)。
ステップST204において電力比較結果がP<Pmでないことを示している時には、ステップST205において、マッピング制御部118は、サブキャリアマッピング部111に今回のOFDMシンボルのサブキャリアへの割当てを中止させ、かつ、今回の割当分と当該割当分以降のデジタルデータを次回のOFDMシンボルのサブキャリアへ割当てさせる。すなわち、ステップST205において、マッピング制御部118は、今回割り当てたデジタルデータD101をデータ入力部に戻し、ステップST207へ行ってサブキャリアマッピング部111にサブキャリアマッピングを終了させる。
ステップST204において電力比較結果がP<Pmであることを示している時には、ステップST206において、マッピング制御部118は、OFDMシンボルにまだ割当てられていないサブキャリアが残っているかどうかを判断する(ステップST206)。
ステップST206においてサブキャリアが残っている時には、マッピング制御部118は、ステップST201〜ステップST204を繰り返してサブキャリアマッピング部111にOFDMシンボルのサブキャリアの全てにデジタルデータD101を割当てさせる。すなわち、マッピング制御部118は、電力比較部117の電力比較結果がP<Pmであることを示している場合には、サブキャリアマッピング部111に今回のOFDMシンボルのサブキャリアへのマッピングを継続させる。
次に、ステップST206においてサブキャリアが残っていない時には、マッピング制御部118は、サブキャリアマッピング部111にサブキャリアマッピングを終了させる(ステップST207)。
次に、IFFT部112は、サブキャリアマッピング部111からのサブキャリア変調信号を高速逆フーリエ変換してパラレルの逆フーリエ変換信号を生成する(ステップST208)。次に、パラレルシリアル(P/S)変換部113は、IFFT部112からのパラレルの逆フーリエ変換信号をシリアルの逆フーリエ変換信号に変換する(ステップST209)。
上記ステップST201〜ST209の手順を経て、1つのOFDMシンボルの変調信号が生成される。次のOFDMシンボルの変調信号を生成するために、ステップST201〜ステップST209が繰り返される。
このような構成によって、各OFDMシンボルの総電力は、常に基準値Pm以下となるように制御することができる。これにより、送信電力増幅器114の非線形歪がOFDMシンボル内に割当てた各デジタルデータに及ぼす影響をある値以下に抑制でき、かつ、各デジタルデータの非線形歪によるエラーベクトルのばらつきを抑制できる。
したがって、送信電力増幅器114の非線形歪のばらつきを考慮せずに決定できるため、従来のように送信電力増幅器の非線形歪を必要以上に厳しくする抑制する必要がない。
以上に述べたOFDMシンボルの電力制御は、特にOFCDM方式において有効である。これは、OFCDM方式において、同一のOFCDMシンボル内に複数のユーザデータ及び多種類の振幅からなるデータがコード多重され、OFCDMシンボルの信号振幅のシンボル内ばらつきとともに、ピーク振幅のシンボル間のばらつきも大きくなるからである。
次に、本発明の実施の形態1に係るOFDM変調装置100において、送信電力増幅器の非線形歪がOFDMシンボル内に割当てた各デシタルデータに及ぼす影響をある値以下に抑制でき、かつ、各デジタルデータの非線形歪によるエラーベクトルのばらつきを抑制できる理由について、より詳細に説明する。
図3は、ピーク対平均強度比PAPR(Peak-to-Average-Power-Ratio)のOFDMシンボルのサブキャリア数N(=多重数)に対する依存性を示す図である。
この依存性を調べる時に、送信データとしてランダム信号が用いられた。ここで、多重する各OFDMシンボルの振幅は一定と仮定しているので、サブキャリア数Nは、OFDMシンボル電力に比例している。データシンボルの振幅は、簡単のため1とした。
図3から分かるように、PAPRは、送信データ信号系列の違いによってばらつきはあるが、サブキャリア数が増えるに従ってPAPRが大きくなり、かつ、PAPRの最大値はサブキャリア数Nからほぼ推定できる。例えば、N=128のときは、PAPRは約12dBである。ピーク強度が大きくなると、送信電力増幅器の非線形歪はエラーベクトルの劣化を引き起こす。
図4は、サブキャリア変調方式をQPSK変調方式とし、OFDM方式を用いた場合の送信電力増幅器の3次非線形歪によるエラーベクトルの計算例を示す図である。この図4から分かるように、OFDMピーク振幅が大きくなるにつれエラーベクトルが大きくなる。
このように、各デジタルデータの振幅が一定であるときは、サブキャリア数NからOFDMピーク振幅を推定し送信電力増幅器の非線形歪の影響の最悪値をおよそ見積ることができる。
次に、各デジタルデータの振幅が一定でないOFCDM方式の場合の送信電力増幅器の非線形歪の影響について述べる。
図5は、送信デジタルデータの系列のうち一つのデータ振幅のみを1倍から4倍まで変化させたときのエラーベクトルを計算したものである。この図5から分かるように、1つのデータの振幅(データ振幅比)を変えても、そのデータの復調後のエラーベクトルはあまり変化しない。ここでは、OFDMシンボルの総電力はほとんど変わらない条件である。
このように、送信電力増幅器などの非線形歪の影響は、各データの振幅にはほとんど依存せず、かつ、OFDMシンボルの総電力でほぼ決まることが分かった。すなわち、OFDMシンボルの電力を制御することにより非線形歪の影響は制御される。
そこで、本発明の実施の形態1に係るOFDM信号伝送装置100は、各OFDMシンボル電力検出値Pが常にある基準値Pm以下となるように制御することにしている。これにより、本発明の実施の形態1に係るOFDM信号伝送装置100は、送信電力増幅器114の非線形歪がOFDMシンボル内に割当てた各デジタルデータに及ぼす影響をある値以下に抑制でき、かつ、各デジタルデータの非線形歪によるエラーベクトルのばらつきを抑制できる。
なお、OFDMシンボルの総電力を調整する方式として、例えば、パラレルシリアル変換後のOFDMシンボル生成後に、OFDMシンボル電力を検出して、後段の送信電力増幅器を制御することによって、電力を一定にする方式がある。
しかし、この方式においては、OFDMシンボルのアナログ信号をシンボル長Tsという短い時間内で高速に電力検出する回路が必要である。また、この方式においては、可変増幅器もOFDMシンボル長Tsごとに行うため、高速動作が必要になる。
一方、本発明の実施の形態1に係るOFDM信号伝送装置100は、OFDMシンボル電力の制御は、高速デジタル処理回路で容易に実現することができる。
以上のように、本発明の実施の形態1に係るOFDM信号伝送装置100は、OFCDMシンボル電力をある値以下に制御することが容易であり、後段の送信電力増幅器114の非線形歪に起因する特性ばらつきを抑制できる。
したがって、本発明の実施の形態1においては、送信電力増幅器114の非線形歪の抑制を緩和することによって、非常に高い特性の送信電力増幅器の線形性を必要とせず、かつ、送信電力増幅器114の価格を低減することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について、図面を参照して詳細に説明する。図6は、本発明の実施の形態2に係るOFDM信号伝送装置の構成を示すブロック図である。図7は、本発明の実施の形態2に係るOFDM信号伝送装置の主要部の動作を説明するためのフローチャートである。
図6に示すように、本発明の実施の形態2に係るOFDM信号伝送装置600は、本発明の実施の形態1に係るOFDM信号伝送装置100において電力調整部601を追加してなる。
すなわち、本発明の実施の形態2に係るOFDM信号伝送装置600は、サブキャリアマッピング部111、高速逆フーリエ変換(IFFT)部112、パラレルシリアル(P/S)変換部113、送信電力増幅器114、送信アンテナ115、OFDMシンボル電力検出部116、電力比較部117、マッピング制御部118及び電力調整部601を具備している。
電力調整部601は、サブキャリアマッピング部111とIFFT部112との間に接続され、かつ、OFDMシンボル電力検出部116の出力端子に接続されている。電力調整部601は、サブキャリアマッピング部111のOFDMシンボルのサブキャリア変調信号の振幅に、OFDMシンボル電力検出部116からのOFDMシンボル電力検出値Pに対する基準値Pmの比(Pm/P)の平方根√(Pm/P)を乗算して電圧調整サブキャリア変調信号を生成しIFFT部112に与える。
すなわち、電力調整部601は、サブキャリアマッピング部111のOFDMシンボルのサブキャリア変調信号の振幅をPm/Pの平方根(√(Pm/P))倍することにより、OFDMシンボル総電力をPm/P倍する。これにより、電力調整部601は、全てのOFDMシンボルの総電力を一定値(Pm)にすることが可能となる。
本発明の実施の形態2に係るOFDM信号伝送装置600のサブキャリアマッピング部111、高速逆フーリエ変換(IFFT)部112、パラレルシリアル(P/S)変換部113、OFDMシンボル電力検出部116、電力比較部117、マッピング制御部118及び電力調整部601は、デジタル処理回路で構成することができ、データを高速に処理することができ、かつ、安価である。
次に、本発明の実施の形態2に係るOFDM変調装置400の主要部の動作について、図6と共に図7を参照して説明する。
図7に示すフローは、図2に示すフローにおいて、ステップST701を追加してなる。ステップST701は、ステップST207とステップST208との間に挿入されている。
次に、図2のフローと異なる図7のフローのステップについて説明する。
ステップST207において、マッピング制御部118は、サブキャリアマッピング部111にサブキャリアマッピングを終了させた後に、ステップST701において、電力調整部601は、サブキャリアマッピング部111からの各サブキャリア変調信号の振幅を(√(Pm/P))倍し電圧調整サブキャリア変調信号を生成して、ステップST208へ行く。ステップST208において、IFFT部112は、電力調整部601からの電圧調整サブキャリア変調信号を高速逆フーリエ変換してパラレルの逆フーリエ変換信号を生成する。
このように本発明の実施の形態2においては、送信電力増幅器114の非線形歪による劣化がほぼ一定になるように制御されるため、非線形歪のばらつきを本発明の実施の形態1よりさらに抑制することができるから、送信電力増幅器の非線形歪の抑制を緩和することによって、非常に高い特性の送信電力増幅器の線形性を必要とせず、かつ、送信電力増幅器の価格を低減することができる。
また、本発明の実施の形態2においては、電圧調整サブキャリア変調信号の電力をほぼ一定にできるため、後段回路で送信電力の制御を各電圧調整サブキャリア変調信号ごとに高速に行う必要がないから、送信電力の制御が簡単になる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について、図面を参照して詳細に説明する。図8は、本発明の実施の形態3に係るOFDM信号伝送装置の構成を示すブロック図である。
図8に示すように、本発明の実施の形態3に係るOFDM信号伝送装置800は、本発明の実施の形態1に係るOFDM信号伝送装置100において電力調整部801を追加してなる。
すなわち、本発明の実施の形態3に係るOFDM信号伝送装置800は、サブキャリアマッピング部111、高速逆フーリエ変換(IFFT)部112、パラレルシリアル(P/S)変換部113、送信電力増幅器114、送信アンテナ115、OFDMシンボル電力検出部116、電力比較部117、マッピング制御部118及び電力調整部801を具備している。
電力調整部801は、IFFT部112とパラレルシリアル変換部113との間に接続され、かつ、OFDMシンボル電力検出部116の出力端子に接続されている。
電力調整部801は、IFFT部112からの逆フーリエ変換信号の振幅に、OFDMシンボル電力検出部116からのOFDMシンボル電力検出値Pに対する基準値Pmの比(Pm/P)の平方根√(Pm/P)を乗算してパラレルの電圧調整逆フーリエ変換信号を生成しパラレルシリアル(P/S)変換部113に与える。
すなわち、電力調整部801は、IFFT部112からの逆フーリエ変換信号の振幅をPm/Pの平方根(√(Pm/P))倍することにより、逆フーリエ変換信号の総電力をPm/P倍する。これにより、電力調整部801は、全ての逆フーリエ変換信号の総電力を一定値(Pm)にすることが可能となる。
本発明の実施の形態3に係るOFDM信号伝送装置800のサブキャリアマッピング部111、高速逆フーリエ変換(IFFT)部112、パラレルシリアル(P/S)変換部113、OFDMシンボル電力検出部116、電力比較部117、マッピング制御部118及び電力調整部801は、デジタル処理回路で構成することができ、データを高速に処理することができ、かつ、安価である。
本発明の実施の形態3は、本発明の実施の形態2と同じ効果を有している。
なお、本発明は、OFDMシンボルを光伝送するシステムなどにも有効である。これは、光伝送用レーザの歪特性が大きいため、ピーク強度の影響を受けやすいからである。
また、本発明は、従来技術で述べた様々なピーク抑制方式と組合せることも可能である。
本発明は、非常に高い特性の送信電力増幅器の線形性を必要とせず、かつ、送信電力増幅器の価格を低減することができる効果を有し、OFDM信号伝送装置に有用である。
本発明の実施の形態1に係るOFDM信号伝送装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るOFDM信号伝送装置の主要部の動作を説明するためのフローチャート OFDM方式のピーク対平均強度比(PAPR)のサブキャリア数依存性を説明するための図 OFDM方式のOFDMピーク振幅に対するエラーベクトルを説明するための図 OFDM方式のエラーベクトルのデータ振幅依存性を説明するための図 本発明の実施の形態2に係るOFDM信号伝送装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係るOFDM信号伝送装置の主要部の動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態3に係るOFDM信号伝送装置の構成を示すブロック図 従来のOFDM信号伝送装置の1例の構成を示すブロック図 図9の従来のOFDM信号伝送装置の主要部の動作を説明するためのフローチャート
符号の説明
100、600、800 OFDM信号伝送装置
111 サブキャリアマッピング部
112 高速逆フーリエ変換(IFFT)部
113 パラレルシリアル(P/S)変換部
114 送信電力増幅器
115 送信アンテナ
116 OFDMシンボル電力検出部
117 電力比較部
118 マッピング制御部
601、801 電力調整部

Claims (3)

  1. デジタルデータをOFDMシンボルのサブキャリアにマッピングしてサブキャリア変調信号を生成するサブキャリアマッピング手段と、
    前記サブキャリアマッピング手段の前記OFDMシンボルの電力を検出してOFDMシンボル電力検出値を生成するOFDMシンボル電力検出手段と、
    前記OFDMシンボル電力検出値が基準値より小さいか否かを比較して電力比較結果を生成する電力比較手段と、
    前記OFDMシンボル電力検出値が前記基準値より小さいことを前記電力比較結果が示している時に前記サブキャリアマッピング手段に今回の前記デジタルデータの前記OFDMシンボルのサブキャリアへのマッピングを継続させ、かつ、前記OFDMシンボル電力検出値が前記基準値より小さくないことを前記電力比較結果が示している時に前記サブキャリアマッピング手段に今回の前記デジタルデータの前記OFDMシンボルのサブキャリアへのマッピングを中止させて今回の前記デジタルデータの割当分と当該割当分以降の前記デジタルデータを次回のOFDMシンボルのサブキャリアへ割当させるマッピング制御手段と、
    を具備することを特徴とするOFDM信号伝送装置。
  2. デジタルデータをOFDMシンボルのサブキャリアにマッピングしてサブキャリア変調信号を生成するサブキャリアマッピング手段と、
    前記サブキャリアマッピング手段からの前記サブキャリア変調信号を処理して電圧調整サブキャリア変調信号を生成する電圧調整手段と、
    前記電圧調整手段からの前記電圧調整サブキャリア変調信号を高速逆フーリエ変換してパラレルの逆フーリエ変換信号を生成する高速逆フーリエ変換手段と、
    前記サブキャリアマッピング手段の前記OFDMシンボルの電力を検出してOFDMシンボル電力検出値を生成するOFDMシンボル電力検出手段と、
    前記OFDMシンボル電力検出値が基準値より小さいか否かを比較して電力比較結果を生成する電力比較手段と、
    前記OFDMシンボル電力検出値が前記基準値より小さいことを前記電力比較結果が示している時に前記サブキャリアマッピング手段に今回の前記デジタルデータの前記OFDMシンボルのブキャリアへのマッピングを継続させ、かつ、前記OFDMシンボル電力検出値が前記基準値より小さくないことを前記電力比較結果が示している時に前記サブキャリアマッピング手段に今回の前記デジタルデータの前記OFDMシンボルのサブキャリアへのマッピングを中止させて今回の前記デジタルデータの割当分と当該割当分以降の前記デジタルデータを次回のOFDMシンボルのサブキャリアへ割当させるマッピング制御手段と、を具備し、
    前記電圧調整手段は、前記サブキャリアマッピング手段の前記サブキャリア変調信号の振幅に、前記OFDMシンボル電力検出手段からの前記OFDMシンボル電力検出値に対する基準値の比の平方根を乗算して前記電圧調整サブキャリア変調信号を生成することを特徴とするOFDM信号伝送装置。
  3. デジタルデータをOFDMシンボルのサブキャリアにマッピングしてサブキャリア変調信号を生成するサブキャリアマッピング手段と、
    前記サブキャリアマッピング手段からの前記サブキャリア変調信号を高速逆フーリエ変換してパラレルの逆フーリエ変換信号を生成する高速逆フーリエ変換手段と、
    前記高速逆フーリエ変換手段からの前記パラレルの逆フーリエ変換信号を処理してパラレルの電圧調整逆フーリエ変換信号を生成する電圧調整手段と、
    前記サブキャリアマッピング手段の前記OFDMシンボルの電力を検出してOFDMシンボル電力検出値を生成するOFDMシンボル電力検出手段と、
    前記OFDMシンボル電力検出値が基準値より小さいか否かを比較して電力比較結果を生成する電力比較手段と、
    前記OFDMシンボル電力検出値が前記基準値より小さいことを前記電力比較結果が示している時に前記サブキャリアマッピング手段に今回の前記デジタルデータの前記OFDMシンボルのサブキャリアへのマッピングを継続させ、かつ、前記OFDMシンボル電力検出値が前記基準値より小さくないことを前記電力比較結果が示している時に前記サブキャリアマッピング手段に今回の前記デジタルデータの前記OFDMシンボルのサブキャリアへのマッピングを中止させて今回の前記デジタルデータの割当分と当該割当分以降の前記デジタルデータを次回のOFDMシンボルのサブキャリアへ割当させるマッピング制御手段と、を具備し、
    前記電圧調整手段は、前記高速逆フーリエ変換手段からの前記パラレルの逆フーリエ変換信号の振幅に、前記OFDMシンボル電力検出手段からの前記OFDMシンボル電力検出値に対する基準値の比の平方根を乗算して前記パラレルの電圧調整逆フーリエ変換信号を生成することを特徴とするOFDM信号伝送装置。
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